幼馴染「そんなんだからいつまで経っても彼女もできないのよ」

男「そんなこと言われてもな」

幼「大体、なんで幼馴染への誕生日プレゼントがノート3冊とペン2本なのよ！」

男「実用的でいいだろ」

幼「これじゃあ私、転校するお友達みたいじゃない！」

妹「兄さんはもっと女の子のことを考えるべきです！」

男「俺はちゃんと考えたぞ。いらないものをもらっても困るだろうという心配りをだな…」

幼「だからってノートとペンはないでしょ！？」

妹「これを本気で言うのが兄さんですからね…」

そうやって現実から逃げて理想的な夢だけ見てれば良いよ。

男「しょうがないだろ、今月財布がピンチだったんだ。これでも奮発したんだぞ」

幼「だったらキーホルダーでももらった方が遥かにマシだったわ！」

男「そんな安物で良かったのかよ！？」

幼「真面目にショック受けてる！？」

男「くそ、キーホルダーなんて思いつきもしなかった！」

妹「むしろどう考えたらノートとペンになるか教えて欲しいですね…」

男「お、俺の600円は何だったんだ…」

幼「妹ちゃんは何持ってきてくれたの？」

妹「あ、はい。私はこれです」ｶﾞｻｶﾞｻ

ファイトいっぱつ！

幼「わぁ！可愛いぬいぐるみ！」

妹「ふふ…気に入ってもらえたようで嬉しいです」

幼「これ、どこで買ったの？」

妹「UFOキャッチャーでちょちょいと…」

幼「ええ！？じゃあすごくお金使ったんじゃないの！？」

妹「いえ、２回でとれたので400円で済みました」

男「」

男「こ、高校生にもなってぬいぐるみで喜ぶとか、子供だな〜幼は！」

幼「ふん、高校生にもなって女の子一人喜ばせられない誰かさんよりはマシよ」

男「うっ」ｸﾞｻｯ

妹「それにノートとペンが全部ピンクなのもどうかと思います」

男「ぐふっ」ｸﾞｻｸﾞｻｯ

幼「しかも、妹ちゃんは400円でぬいぐるみ用意してくれてるのに600円でノートとペｎ」

男「うわぁぁぁ！！俺が悪かったぁぁぁぁ！！」

幼「分かればよし」

妹（なんなんでしょう、この情けない構図…）

妹めちゃくちゃ腹立つ

俺、幼馴染いるけどこんなのになららないぞ普通
相手の欲しいモンぐらいわかるだろ

妹「さ、プレゼントを渡し終えたところで…」

幼「そうだね！お待ちかねケーキタイム！」

妹「約束通り作ってきましたよ。ちょっと形が失敗しちゃいましたけど…」

男「これが…失敗…だと…？」

幼「すごい…お店開けるんじゃないのこれ…」

妹「そんなことありませんよ」

男「じゃあ蝋燭立てるぞ」

妹「明かり消しますね」

パチ

妹「じゃ、歌いましょう兄さん」

男「…歌うのか」

妹「当然でしょう」

男「…改めて思うと、なんか恥ずかしいな」

幼「歌いたくないなら別に良いけど…」

男「じゃあお言葉に甘えさせ」

妹「もちろん歌いますよね、兄さん？」ﾆｺｯ

男「は、はい！もちろんっス！（怖っ！笑顔怖っ！）」

さあ明日も仕事だし 風呂にでも入るか

そんなんだから>>1はまだレベルが28なのよ

28Lvくそわろたｗｗｗｗｗ

>>9
気が利かない男だからSSが成り立つんだよｗ

男･妹「ハッピ（ｒｙ」

幼「ふー」

妹「おめでとうございます！」

幼「ありがとー！」

男「しかし、お前ももう１７か」

幼「なんか父親みたいな言い方ね」

男「俺とお前の付き合いもなんだかんだで１５年になるんだな」

幼「１５年付き合ってて相手の欲しいもの分からないのもどうかと思うけど」

男「いろんなことがあったよな…」

幼「そうね…」

男「まぁ、そんなことよりケーキ食おうぜ！」

幼「話打ち切った！？ここから思い出話とか始まるんじゃないの！？」

男「そんな決まりはない」

幼「な、なんか猛烈にムカつく…」

妹「じゃあ、ケーキ切りますね」

男「これは期待だな」

妹「どうぞ」

男「どれどれ…」

妹「ど、どうですか…？」

男「む……むっちゃうまいやんけぇぇぇ！」

幼「ちょっ、男！キャラ崩壊してるって！」

男「『けぇき』ってこんなにうめがっだのがぁ！？」

幼「それ田舎ってレベルじゃないから！山で生まれ育った子だから！」

男「おいどんは幸せ者でごわす！」

幼「もうわざとやってるでしょ！？」

男「なんだこのケーキ！こんなの食ったことねぇぞ！？」

幼「確かに…そこらへんの店のより断然美味しいわね…」

妹「喜んでもらえたみたいでよかったです」

男「なんでお前去年まで作ってくれなかったんだよ？」

妹「練習を始めたのは３ヶ月前あたりでしたから」

男「そうだったのか…全然気付かなかった」

妹「だって、兄さんに知られたら絶対幼さんに言っちゃうじゃないですか」

男「そ、そんなことないもん！」

妹「なんですかその喋り方…」

しえｎ

幼「…妹ちゃん、ありがとね。プレゼントといい、ケーキといい…」ｸﾞｽｯ

妹「な、泣かないでくださいよ！今日の主役は幼さんなんだから、当然のことです」

幼「男、妹ちゃんうちにちょうだい！」

男「駄目だ。お前のようなどこの馬の骨とも知れん奴にやれるか！」

幼「だからなんで父親っぽいの！？」

男「妹がいなくなったら俺はどうやって生きていけばいいんだよ！」

幼「だからちょうだいって言ってんの！こんな健気で可愛い妹あんたにはもったいない！！」

男「ワシの娘はやらん！」

幼「さっきから何！？私結婚の挨拶に来た娘の交際相手！？」

男「さっきからツッコミが的確だな。７４点」

幼「何でそんなに微妙な点数なのー！？」

妹「…くすくす」

男「な、なんだよ」

妹「いえ、なんだかんだ言って一番仲がよろしいのはお二人だなぁ、と思いまして」

男･幼『な、何言ってんだよ(るのよ)妹(ちゃん)！』

妹「ほら、息もぴったり」

男･幼『うぐ…』

妹「それと、幼さん」

幼「な、なに？」

はいはい、支援支援

妹「私を妹にしたいなら、兄さんと結婚すればいいじゃないですか」

男「ぶっ！！」

幼「ちょっ、い、妹ちゃん、なっ、ちょ、えっ！？」

妹「あれ、図星でした？」

幼「そ、そんなわけないでしょっ！だ、誰がこんなやちゅと！！」

男「噛むなよ！ちょっと不安になるだろ！」

妹「ふふふ、可愛いですね幼さんは」

男（こいつ、Sっ気があるっぽいな…）

-数時間後-

幼「今日はありがとね、男、妹ちゃん」

妹「いえいえ」

男「悪いな、晩飯までご馳走になっちまって」

幼「いいのよ。ケーキおいしかったし」

男「じゃあ、また明日学校でな」

幼「うん。じゃあね」

妹「ええ、また明日」

-帰り道-

妹「ふふ、幼さん、すごく喜んでたみたいでしたね」

男「ああ。俺はろくなことしてないけどな」

妹「そんなことありませんよ？幼さんは兄さんが来てくれただけで大喜びだったでしょうから」

男「？ なんでだよ？」

妹「自分で考えてください」

男「？」

妹「それに私、知ってるんですよ？兄さんが幼さんのために一生懸命プレゼントを考えてたこと」

男「…なんのことだ」

いいぞもっとやれ

妹「兄さんの部屋を掃除してたら、幼さんが喜びそうなものを箇条書きにしたメモ帳が出てきたんですけど」

男「！」

妹（あのメモを見るとどうしてノートとペンになったのかがますます理解できませんけど…）

男「いや、だってさ、自分があげたプレゼントが『いらない』って言われたらあれだろ？」

妹「ふふ、なんだかんだ言ってやっぱり兄さんは幼さんが大事なんですね」

男「…悪いかよ」

妹「いえ、私は兄さんのそういうところ、大好きですよ」

男「お前なぁ…」

妹「あ、ちなみにベッドの下にあったいかがわしい本は焼却処分しときました」

男「」

さっきからある「」はなんなの？
ミス？

>>29
仕様です
目障りならやめます

-自宅･男の部屋-

男「…本当に無くなってやがる…」

男「俺のコレクションが…」ｸﾞｽｯ

コンコン

妹「兄さん、お風呂沸きましたけど…先に入りますか？」

男「ん、俺は後でいいよ」

妹「そうですか。じゃあ先に入ってきますね」

男「ああ」

>>29
俺「」

-４０分後-

妹「兄さん、お風呂空きましたよ」

男「わかった」

妹「あ、今日はロンドンハーツで狩野英孝のCD発売企画をやるんでした」

男「あぁ、あの勘違い芸人か」

妹「あの馬鹿さ加減が笑えるんですよね」

男「ちょっと気になるから録画しといてくれ」

妹「分かりました」

-２０分後-

男「上がったぞー」

妹「ｗｗｗあ、はい！わかりましたｗｗｗ」

男「ロンハーか」

妹「ｗｗはいｗｗｗ」

男「いいけど、こたつに入ったまま見てると腕疲れるぞ」

妹「ｗｗどっちかというとｗｗｗ腹筋の方が心配ですｗｗｗｗ」

男（…こいつのファンがこんな姿見たら卒倒するだろうな…）

-数十分後-

『鉄が好きー！！』

男「ｗｗｗｗ何言ってんだこいつｗｗｗｗ」

妹「すっかりハマってますね」

『ミステリアスアス明日へと繋がる…』

男「こｗｗれｗｗはｗｗｗｗヤラセでも許すｗｗｗｗｗｗ」

妹（兄さんのファンがこんな姿みたら卒倒しかねませんね…）

男「HOT WATERってｗｗｗｗｗｗお湯じゃねーかｗｗｗｗｗ」

妹（…しっかりして欲しいですね、全く）

-数時間後-

男「はー面白かった」

妹「最後のはちょっとヤラセ臭くて残念でしたけどね」

男「じゃ、明日も学校だし、寝るか」

妹「そうですね…んー」ﾊﾞｷﾎﾞｷﾍﾞｷﾍﾞｷ

男「…今お前が伸びをした瞬間、恐ろしい音がしたんだが」

妹「んー、なぜか最近肩凝るんですよ」

男（大して胸があるわけでもないのに）

妹「あれ？兄さん、随分死にたそうな顔してますね？」ﾆｺﾆｺ

男「シテマセンヨ。エエ、断ジテシテイマセン」

妹「そうですか」

男「それにしてもお前、さっきの音尋常じゃなかったぞ…俺が揉んでやろうか？」

妹「え、兄さんがですか？」

男「ふっ、俺を馬鹿にするなよ…俺のテクニックを持ってすれば、妹などイチコロよ！」

妹「なんか段々マイナスイメージが重なっていくんですが」

男「まぁまぁ、騙されたと思って肩貸してみろって」

妹「しょうがないですね…」

男「うお、随分凝ってんなー…」ﾓﾐﾓﾐ

妹「…っ…兄さん、ちょっと…痛いです…」

男「我慢しろ」ﾓﾐﾓﾐ

妹「…んっ……あっ、そこ…気持ち…いいです…」

男（…なんか、エロいぞ…）ﾓﾐﾓﾐ

妹「ん…あん…っ…そ、そこ…もっと…お願いします…」

男（ちょ、エロいって！近所の人に聞かれたらどーすんだよ！）ﾓﾐﾓﾐ

妹「…っ…ふ……に、兄さん…お上手…ですね……んっ！」

男（うああああああ！俺のリヴァイアサンが反応してきやがった！）

テレビ点けたらワイヤーで空飛んでて吹いたなー
支援

妹「…どうしたんですか？手が止まってますけど…」

男「あ、ちょ、ちょっと休憩いいか？手が疲れてきちまって…」

妹「？ いいですけど…変な兄さん」

男（そうだ、それでいい…鎮まれ、俺のリヴァイアサン…）

妹「…兄さん、ヨダレ」

男「うおっ！？す、すまん」

妹「…なるほど、そういうことですね」

男「何がなるほどだ」

妹「えっちな狼さんですね、兄さんは」

男「ぐ…っ！」

妹「あら、案外正直なんですね」

男「うるさい」

妹「ふふ、私はもう寝ますね。おやすみなさい、えっちな狼さん」

男「ほっとけ！あとおやすみ」

妹「…くすくす」


急な仕事入ったので中断します
需要なければ落としてください

ところがぎっちょん落とさせない

狼は

>>40
そんなことはさせない

まだまだ

すいません
なんか面倒なことになってきたので外出します
もしかしたら朝まで帰ってこれないかもしれません

見てくださってる方ありがとうございます
ぜ、全然嬉しくなんてないんだからねっ//

妹「兄さん、たまには童心に返って(ry」の人？

保守しないとでも？

ーー寝室ーー

男｢くそっまさか妹にリヴァイアサンが反応するとは｣

男｢ああ妹…いい匂いだったな｣ｼｺｼｺ

ヴーヴー

男｢…ん？誰だよｲｯﾂ･ｱお楽しみﾀｲﾑに｣

ロードローラーだ

妹と幼なじみの組み合わせとか最高すぐる
妹は敬語だし俺のためにあるスレのようだ

いいなこれ支援

ageage

幼｢よっすーいま何してた？｣

男｢あ、ああ明日の課題だよ｣(妹でｼｺってたなんて言えない…)

幼｢やっぱりノートとかじゃなくてちゃんとしたプレゼントが欲しかったなー｣

男｢そうか、すまない。自分なりに一生懸命選んだんだが｣

幼｢じゃあ週末買い物行こうよ！｣

男｢買い物に行く服がn｣
幼｢男の服も買おう！｣

ほっ

ごめん>>48から勝手に書いちゃったけどやめていいかな？

ああ。

>>56
ありがとう
明日試験なんだ

>>57
がんばれよ！

hpしゅ

>>59
なんかすごいなID

ほ

やっぱりレスが100に満たないと保守少ないな

保守寝る

ほ

>>

d

>>

何やってんだお前ら

ほ

可愛い幼馴染みがほしかったです

ほ

出かける前に・・・保守

遅くなってすいません
今日は仕事休んでいいそうなのでどんどん貼っていきます

保守してくれた方どうもありがとうございました

うほっ支援
夕方まで残しててね☆

-翌日-

ジリリリリリ

男「…うるっせぇな」ｶﾁｯ

男「７時か…そろそろ起きよう」

-リビング-

妹「おはようございます」

男「おはよう」

妹「…昨日はなんで来てくれなかったんですか？」

男「…へ？」

妹「あれ？私、てっきり兄さんが私に発情して寝込みを襲うものかと…」

男「俺はそんなに変態じゃねぇよ！？」

妹「兄さんは後ろからがお好きなのかと思ってちょっとイメージトレーニングも…」

男「お前それ他人が聞いたらただの妄想少女だぞ！？」

妹「…残念です。ベッドの上に座ってパジャマをはだけて万全の状態でスタンバイしていたのに…」

男「お前は俺をどんな人間だと思ってんだァァァァァ！！」

妹「ふふ、嫌ですねぇ。冗談に決まってるじゃないですか」

男「お前の場合は冗談だと分からん…」

妹「駄目ですよ、兄さん。某ネット掲示板の管理人だって『嘘を嘘と見抜けない（ｒｙ』と言ってます」

男「その話はもうしてやるな…」

妹「？ よく分かりませんけどそうします…」

男「今日の朝飯はジャーマンポテトか」

妹「ちょっと塩多くしすぎちゃいました」

男「大丈夫だ。お前の失敗は世間では失敗とは呼ばん」

妹「しょっぱくないですか？」

男「ああ、美味しいから安心しろ」

妹「そういってもらえると嬉しいです」

男「身内にまで言うかそれ」

妹「はい兄さん、お弁当です」

男「ああ、ありがとな」

-通学路-

幼「男、妹ちゃん、おはよう！」

男「おはよう」

妹「おはようございます」

幼「昨日はありがとね」

妹「いえいえ」

幼「今度はクリスマスのときにケーキよろしくね！」

男「クリスマスまで俺たちと過ごすのかよ…彼氏とか作らないのか？」

幼「かっ、彼氏！？つ、作るわけないじゃないそんなの！」

妹「兄さん、発言はもっと慎重に考えてからにしてください」

男「某裁判ゲームの裁判官かお前は」

-男と幼馴染のクラス-

友「よっ、お二人さん！」

男「よう、友」

幼「おはよー」

友「昨日は幼さんの誕生日だったわけだが…」

男「なんだよ唐突に」

友「なんだよとはなんだよ！誕生日って重要なイベントだろ！？何か進展しなかったの！？」

幼「別に」

友「うわ、冷てっ！ネタ古いけど沢尻氏くらい冷てっ！」

支援

男「そんなことより幼、俺昨日の授業寝てたから現国と世界史のノート貸してくれないか？」

幼「またぁ？もう、ちょっとは寝ないように努力してよね！」

友「むむ…だらしない男に世話を焼く幼馴染！これこそ幼馴染カップルの典型ではないか！」

男「努力でどうこうなる問題じゃないんだよこればっかりは！」

幼「開き直るな！」

友「なんつかーさ…こう何も無かったかのように続けられるとさ…胸にくるものがあるよね…」

-授業中-

幼「……」ｶﾘｶﾘ

男「…なんだかんだ言って使ってんじゃねーか、昨日あげたノートとペン」

幼「…ふん、捨てるのも勿体無いから使ってあげてるんじゃない。感謝しなさいよね」

男「へいへい…」

友（ツンデレや…ツンデレがここにおるでー！）

-昼休み-

幼「それにしても妹ちゃん、料理上手いわよね」

男「ん？ああ、小さい頃に両親亡くしてからずっと家事してきたからな」

幼「私も頑張ってみよっかな…料理」

男「今、この世が終わるような発言を聞いたような…」

幼「そんなこと言ってないわよ！」

男「お前、またあの惨劇を繰り返すつもりか！」

幼「うるさいわね！あれはちょっと失敗しちゃっただけよ！」

男「ちょっと！？あれがちょっとだったら1cmが1kmに見えるくらいの詐欺だぞ！？」

幼「いちいち突っ込み方が具体的なのがムカつく！」

男「とにかく！お前を台所に立たせたら台所が核実験場に変わっちまう！」

幼「そこまで！？私、どんだけ危険人物！？」

友「あ〜、男。バリバリ夫婦漫才やってるのもいいんだが…」

男「ああ、なんだ友か」

友「なんだとはなんだ！」

男「で、なんの用だ」

友「ああ。妹ちゃんが呼んでるぞ」

男「妹が？」

友「あと、もう一人1年の女の子がいた」

男「？ …わかった」

支援っ…支援っ!!すべからく支援っ!!ピシピシ支援っ!!!

しえん

妹「あ、兄さん。食事中にごめんなさい」

男「いや、いいんだ。…それより、そっちの子は？」

妹「あ、私のクラスメイトで女さんって言うんです」

女「こ、こんにちは！」

妹「女さんに兄さんに用があるから呼んでくれ、と頼まれたので」

男「…ああ、わかった」

妹「…ええと、お知り合いなんですか？」

男「…まあ、一応な」

女「えっと、先日はお世話になりました！」

男「いや、大したことはしてないよ。お礼とかいいから」

女「いえ、男さんは『お礼は次に会ったとき』と言いました！お礼をしなければ私の気が済みません！」

男「そ、そうだったな…」

支援しとく

妹「…あの、さっきから話が読めないんですが」

男「あー、ちょっとな」

妹「兄さんのちょっとはちょっとじゃありません」

男（さっきの俺の台詞じゃねーか）

妹「というか、気になるので言ってください」

男「結局それかよ。しょうがねーな…」

-3日前-

男（本当にいいんだろうか…ノートとペンで）

男（うん、でも、いらないと言われることはないよな、うん、ポジティブシンキング）

女「いや…ですから…」

男「ん？」

女「急いでるんです！友達と待ち合わせしてて…」

DQN「いいじゃんよぉ。友達と遊ぶより絶対楽しいって！」

女「い、いや…私は…」

DQN「奢るからさぁ！一緒にカラオケ行こうよ！」

男「ああ、ナンパね…。ま、どこにでもいるよなこういう輩は」

しえん

女「ですから…」ﾋﾟｸｯ

男（！…目が合っちまった）

女「……」

DQN「いいから来いよ！！」ｸﾞｲｯ

男（！ ちょっとまずくなってきたな…）

男（…これは助けないわけにはいかないよな）

男「おっと」ﾁｬﾘｰﾝ

男「すいませーん！その小銭、拾ってくれませんかー？」

DQN「…チッ、しょうがねぇな」

男「あ、ごめんなさー…いっ！」

ガッシャアアアアアアアン

DQN「ぐぉああああっ！！」

女「！！」

男「すいません足滑っちゃいました〜。お詫びにその10円あげます〜」

DQN「テ、テメェ…」

男「さ、逃げるぞ」

女「あ、は、はい！」

上条さん

-ちょっと離れたところ-

男「もう大丈夫だな…怪我ないか？」

女「はい。あの…ありがとうございます」

男「いやいや、当然のことをしたまでだよ」

女「で、ですけど…踵落としはさすがにやりすぎじゃないかと…」

男「…うん、そうかもしれない。咄嗟だったからあれしか思いつかなかったんだ」

女「あの男の人、大丈夫でしょうか…」

男「…君、優しいんだな」

女「えっ…？」

男「自分にナンパしてきたような奴を心配するなんて、普通はできない」

女「えっ…そ、そんなことないです！」

男「でも、お人好しもほどほどにしといたほうがいいと思うよ」

女「…そう、ですか」

男「ああ、悪いな。見ず知らずの人に説教なんてしちまって」

女「い、いえ…」

男「じゃ、これからは気をつけるんだぞ」

ホス

女「あの、すいません！何かお礼を…」

男「いいって。当然のことをしたまでだし」

女「で、でも…」

男「それに、このあと買い物があるんだ。お礼は次会ったときでいいよ」

女「！ はい！」

男（ま、『次』があるとは思えないけどな…）

…
……
………

男イケメン過ぎるだろ

男「…と、いうわけなんだ」

妹「なるほど、そういうことだったんですか」

女「なので、私はどうしてもお礼がしたいんです」

妹「いいじゃないですか、兄さん。兄さんは良い事をしたんですから」

男「ま、そうなんだけどな…」

女「では、何かして欲しいことはないですか？」

男「特にないんだよ、これが」

ナンパしただけで踵落としとかDQNと変わらんだろ

女「じゃ、じゃあ何か奢ります！」

男「いや、何もお金を使わなくてもいいんだぞ」

女「いえ、私男さんのためならなんでもする所存です！」

妹（今とんでもないことを口走りましたね、この子）

男「あー、わかった！じゃあ、そこらへんの喫茶店で何か奢ってくれ！それでチャラだ」

女「そ、それでいいんですか！？」

男「…ああ、あまりにでかいことされるとこっちが悪いことした気になる」

支援

女「では、今日の放課後に校門の前でどうでしょう」

男「あー、すまん。今日は放課後に用事があるんだ」

女「そうですか。では明日はどうでしょう？」

男「ああ、明日なら大丈夫だ」

女「わかりました！では、明日の放課後、校門の前で！」

男「ああ」

女「では、私はこれで！」

�C

男「…お前、あの子と仲いいのか？」

妹「いえ、それほど仲がいいわけではないと思います」

男「そうなのか」

妹「はい。でも、彼女は結構男子の隠れファンも多いって聞きます」

男「ふぅん」

妹「なんというか、鶴みたいな子ですよね。恩返し的な意味で」

男「俺、そんな大層なことはしてないぞ…」

妹（ま、恩返しだけが目的ではないと思いますけどね…）

書き溜めがなくなった&飯食ってくるので保守お願いします

これは支援

さすがLv28だ

ほ

ベタベタな少女マンガ展開だな
やっぱり女はダメだ

残っててくれた・・・


ありがたや〜

友「男の奴モテ過ぎだろ……」

>>112
それと幽霊女の三つのSSを同時進行で読んでる

>>113　奇遇だな俺もだ

>>113
>>114
ちなみに俺もだ

ちょ・・・お前ら・・・・

何で一緒なんだよｗｗｗ

妹がすごく七咲で再生される

みんな気が合うね
俺は＋男「なんだお前。ホームレスか？」と
唯「目指せポケモンマスター」

再開します
ちなみに>>1は男「なんだお前（ｒｙ」と女「私、幽霊に（ｒｙ」を読んでます

-放課後･男のクラス-

男「…みんな帰ったみたいだな」

ガラガラ

男「…約束通り来てやったぞ」

男「……」

男「…掃除ロッカーの中」

？「…当たり」

男「バレバレだ」

？「はろ〜」

男「お前なぁ…」

？「『なんでわざわざこんなとこに隠れてるんだ』…かな？」

男「惜しいな。ちょっと抜けてるぜ」

？･男「『幽霊なのに』が」

幽霊「…だよね？」

男「…正解だ」

幽霊「ふふふ…やっぱり面白いねキミは」

男「やかましい」

幽霊「…それにしてもキミ、相変わらずモテモテなんだね」

男「何のことだ」

幽霊「キミの幼馴染の娘でしょ、キミの妹ちゃんでしょ、それに今日来た1年の女の子」

幽霊「…それに、ボク」

男「笑えない冗談はやめろ」

幽霊「…ちぇ、つまんないのー」

男「…で、何の用だよ？」

幽霊「ひどいなー、ボクの命日を忘れるなんて」

男「…いや、聞いてなかったし」

幽霊「そだっけ？じゃあ今言うね。今日はボクの命日なのでーす！」

男「…いやいや、何もめでたくねーよ」

幽霊「むー。ノリが悪いなぁ」

あれ？
なんか見た事あるSSが混ざってきた
恋愛すると成仏する幽霊か？

>>123
そのSSも読みました

男「昨日が幼馴染の誕生日だったから、命日ってテンションじゃねーんだよ…」

幽霊「へぇ、そうだったんだ？」

男「それがどうした」

幽霊「いや、なんか奇遇だなーって」

男「で、命日だからって特別するようなことあるのか？」

幽霊「特にないよ」

男「ねーのかよ！」

幽霊「じゃあ、いつものように雑談しよっか！」

男「結局それに落ち着くんだな…」

-数十分後-

男「さて…もうそろそろ帰ろうかね」

幽霊「えー、もう帰っちゃうの？」

男「そろそろ日直の先生が回ってくる頃だしな」

幽霊「うう…キミがいないとボク結構寂しいんだよ？」

男「俺以外にお前が見える奴はいないのか？」

幽霊「えーっと、キミの妹ちゃんには見えたよね」

男「それは知ってる」

幽霊「じゃあ、いないや」

男「…お前ってやっぱり幽霊だよな…」

幽霊「うぅ…今言われるとなんか心にくるものがあるよ…」

男「じゃ、帰るわ」

幽霊「むー！化けて出てやるー！」

男（もう出てんじゃねーか…）

-自宅-

男「ただいまー」

妹「あ、兄さんおかえりなさい。今日は随分遅かったんですね」

男「ちょっと幽霊と話してきた」

妹「幽霊って…あの、前に兄さんの教室で会った？」

男「ああ、そいつ。今日が命日だったらしくてな。色々話して来た」

妹「命日だから話して来たって…ちょっと変な話ですよね」

男「まぁ、仮にも幽霊だしな」

-数時間後･男の部屋-

男「ベッドの下に何もないっていうのは男子高校生の部屋としてどうなんだろうか」

男「新しいの買おうかな…いや、買ってもまた妹に燃やされるだけだし…」

男「隠し場所も13回変えたけど全部駄目だったしな…」

男「あ、幼から借りてたノート写しとかないと」

男「はぁ、めんどくせ…」

男「…？」

男（…まさかな）

13回変えてベッドの下かよｗｗ

変に捻ったりするより…と思って変えてみたがやっぱり即バレした様が容易に思い浮かぶ

-数十分後-

男「あああああ集中できねえええええ！」

男「お前そこにいるだろ！？お願いだから出て来てくれ！集中できん！」

幽霊「あ〜…やっぱバレた？」

男「やっぱりお前か！つーかお前ここまで来れんのかよ！学校から800mくらい離れてんぞ、ここ！」

幽霊「あー、うん。たまに練習してたんだ。そしたら学校から半径1kmくらいなら動けるようになっちゃった」

男「練習！？練習で移動距離伸ばせんの！？」

幽霊「いやー、陰ながら応援させてもらおうと思ってたんだけど…やっぱりキミの目はごまかせないね」

追い付いた保守

再開されとる


と思ったらこれなんかおかしな事になってないか、そのままで良かったのに

>>133
同意

男「…なんで来たんだよ」

幽霊「？ ボク、『化けて出てやる』って言わなかったっけ？」

男「そういう意味だったの！？」

ガチャ

妹「兄さん、どうしたんですか？さっきから大声出し…て…？」

男「い、妹…」

幽霊「お、お邪魔してま〜す…」

妹「…に、兄さん…」

>>133>>134
同意。どうしてこうなった

男「いや、違うぞ妹よ！よく見ろ！特に足の方！こいつは…」

妹「妹もいるのに自分の部屋に女性を連れ込むなんてどういう神経してるんですか！！」

男「いや違ぇよ！？こいつが勝手に上がり込んできただけだって！！」

幽霊「むー、失礼な。上がり込んでなんかないよ！飛んできただけもん」

男「同じだろーが！？とにかく、こいつは俺が連れてきたんじゃねえ！」

幽霊「ひ、ひどいよ男くん！キミが『お願い』って言ったからボクはここに来たのに！」

男「都合の良いとこだけ抜き出してんじゃねえ！！誤解を招くだろうが！」

妹「…兄さん？」ﾆｺｯ

男「は…はい、なんでしょう…」

妹「ちょっとそこに正座しなさい！！」

幼馴染みスレかと思ったのにどうしてこうなったよ

-1時間後-

妹「さ…先ほどは大変失礼しました…」

幽霊「い、いいよ！妹ちゃんは何にも悪くないんだから…」

妹「いえ、でも…」

男「大体、話をややこしくしたのはコイツだからな」

幽霊「むー！ボクに責任押し付ける気！？」

男「…で、なんで来たんだよ」

幽霊「…だって…夜の学校怖いんだもん…」

男「幽霊が何を怖がるんだよ…」

幽霊「怖いものは怖いの！」

妹「でも、それなら学校の外にいれば…」

幽霊「まー、そうなんだけどさ。ほら、夜が明けるまでずっと学校の外っていうのも暇でしょ？」

男「…だから、最近来れるようになった800m先のここに来たと」

幽霊「うん。ここなら退屈も紛れるかなって思ってね」

妹「まぁ、気持ちはわかりますよ。女の子ですしね」

男「で、いつまでここにいるんだ？」

加速的につまらなくなってきた

幽霊「ん、今日は帰るよ。長居しても迷惑だろうしね」

妹「大丈夫なんですか？」

幽霊「大丈夫だよ！暇は潰せたし」

男「暇潰しだったのかよ」

幽霊「帰って警備員のおじさんでも驚かそうかな」

男「お前学校怖いっていうの嘘だろ」

幽霊「それじゃーね！また明日〜！」ﾌﾜﾌﾜ



妹「結局なんだったんでしょう…」

男「さぁ…」

すまんな、なんかもう俺には合わないみたいだ

-数時間後-

〜♪

男「ん、電話だ」

男「幼からか」ﾋﾟｯ

男「もしもし」

幼『あ、男？』

男「どうした？なんか用か？」

幼『私風邪引いたっぽくてさ…明日学校に行けそうにないんだよね』

男「おいおい、大丈夫かよ…声かすれてんぞ」

>>142
そういう報告いりません

幼『うん…最近新型インフルエンザとかも流行ってきてるし、明日病院で診てもらうんだ』

男「わかった。妹には言っとくよ」

男「あと、無理すんなよ」

幼『ん…ありがと…』

-翌日･男のクラス-

幽霊「おはよー、男くん、妹ちゃん」

男「ああ、おはよう」

妹「おはようございます」

幽霊「およ？今日は幼馴染の娘はいないんだね」

>>145
ミス 通学路です

男「ああ。風邪引いたらしくてな。今日は休みだ」

幽霊「ふうん…」

妹「ちょっと、兄さん…周りの人が変な目で見てますよ」

男「うわ、マジか」

幽霊「じゃ、ボクは退散するよ」

男「つーか誰かいるところで話しかけないでくれ」

幽霊「はいはい」

俺もインフルだ
幼ちゃんお揃いだね///

-男のクラス-

友「よ、男！今日は幼さんはどうしたんだ？」

男「風邪引いて休みだとよ」

友「ほう、じゃあお前が見舞いに行ってやらなきゃな」

男「なんでそうなる」

友「弱っているときに優しくしてやれば高感度急上昇だぜ！」

男「お前のその頭をどうにかしろ」

友「うわ冷てっ！いつにも増して冷てっ！」

男（俺だって、見舞いに行けるなら行きてーけどさ…）

>>1おつ

-HR-

担任「今日は幼が欠席しているが…」

担任「幼は新型インフルエンザと判明した」

ざわ…ざわ…

担任「この学校で感染が広がったりしたら学年閉鎖とかになってお前たちの冬休みカットだからなー」

男（あいつ、インフルエンザだったのか…）

-授業中-

男（隣の席がいねーとなんか調子狂うな…）

-昼休み-

友「おい、男！幼さんがいないときくらい俺らと…」

男「悪い。ちょっと用事があるんだ」

友「おいおい、お見舞いなら放課後にしとけよ？」

男「違ぇよ」

-妹のクラス-

女子「女さん、男先輩が呼んでるよ」

女「男さんが…？」

妹（兄さんが…？）

女「お、お待たせしました！」

男「ああ、食事中にごめんな」

女「あ、あの…何か…？」

｀ω´)つBLEACH

男「喫茶店、また今度にしてもらってもいいか？」

女「え…？」

男「本当に悪い！どうしても外せない用が入っちまって…」

女「幼さんの…お見舞い、ですか」

男「…なぜ、それを？」

女「妹さんが言ってたんです。今日は幼さんが休んでて、男さんが心配していた、って…」

男「…そうか」

女「…さすがに、勝てませんよね…」ﾎﾞｿｯ

男「？ 何か言ったか？」

女「…いえ。あの、喫茶店の件、キャンセルさせてもらっていいですか？」

男「え？」

女「お礼、ちょっと押し付けた形になっちゃったみたいなので」

男「いや、そんなことは…」

女「幼さんに『お大事に』と伝えておいてください」

男「あ、ああ…」

女「では…」

男「……」

妹「あーあ、泣かせちゃいましたね」

男「！ 妹…」

妹「女の子との約束破るなんて、本当に兄さんは女の子のことを考えませんね」

男「…反省はしてる」

妹「…まぁ、幼さんのためということなら、今回は許してあげましょう」

男「……」

妹「ふふ、私は知ってるんですよ兄さんがこの前買ってたもの…」

男「…お前は俺を監視でもしてるのか」

いいよいいよ〜

妹「兄さんのことは全てお見通しですよ」

妹「やっぱり、兄さんは幼さんが一番大切なんですね」

男「…悪いか」

妹「いえいえ。私はそんな兄さんが大好きですから」

男「…そうかい」

妹「ほら、早く戻らないとお弁当食べる時間無くなっちゃいますよ」

男「…ありがとな」ﾀﾀﾀ…


妹「…ほんと、妬けちゃうくらい…」

-放課後-

担任「本日は以上だ」

委員長「起立。礼」

男「よし」

友「おぉ？お見舞い行くの？行っちゃうの？」

男「うるせえ」

友「今度こそちゃんと進展させろよー」

男「黙ってろ」

友「…なんか、俺の扱いがどんどんひどくなっていってるような…」

支援

>>160
お前のID好き

新型なのにお見舞いはねぇよ

それくらい心配なんだよ

350ｍｌ

-幼の家-

ピンポーン

男「…留守、じゃないよな？」

男「……」

ガチャ

幼「…男？」

男「ああ」

幼「…お見舞いに来てくれたの？」

男「ああ」

追いついた…だと…？

友のポジションはクラナドの春原で再生されてます

幼「…そう。ありがｔ…ケホッ！ケホッ！」

男「おい、無理すんなって！」

幼「う、うん…」

男「医者行ったんだよな？」

幼「…うん」

男「飯、ちゃんと食ったか？」

幼「…食べてない」

男「…ったく、ちょっと粥作ってやるから部屋で横になってろ」

幼「…うん…」

-幼の部屋-

男「ほら、できたぞ」

幼「…あ、ありがと…」

男「…どうだ？」

幼「…味薄い」

男「病人用に作ったからな」

幼「…でも、暖かい」

>>160
お前このスレ好きだな

男「頭の上に濡れタオル乗っけるとか古典的だなおい」

幼「…だって、これしかなかったし…」

男「冷却シートくらい用意しとけよな…」ﾋﾟﾄ

幼「…っ！冷たっ…！」

男「友もよくお前にそう言ってたっけな…」

幼「…随分用意がいいじゃない」

男「お前のことなんざお見通しだ」

幼「…いいの？新型なんだから男にも簡単に感染しちゃうよ…？」

男「お前のが悪化するよりはマシだ」

男新型インフル感染→死亡→まさかの幽霊ENDか

幼「…ふふっ…」

男「…なんだよ」

幼「…今日の男、なんだか格好良いよ…」

男「…熱で頭おかしくなったか？」

幼「ふふ、そうかも…」

男「…ったく」

>>1とは関係ないけど、リアルで同じような事を言われたとき
「うっせぇヤリマン」
って返したら泣かれたことあるな。
図星で泣く女って最悪だよね。

幼「…その紙袋、何？」

男「ああ、これか？お前に借りてた現国と世界史のノート。助かったぜ」

幼「…あ、うん…」

男「…あと、これ」ｶﾞｻｶﾞｻ

幼「…こ、これ…」

男「ああ。誕生日にしょーもないもんプレゼントしちまったからさ…そのお詫びだ」

幼「…マフラー…すごく、暖かそう…」

男「…その、悪かったな」

幼「ふふ…バカだな、男は…」

男「バカとはなんだ」

幼「…私は、男が選んでくれたってだけで…すごく嬉しかったんだから…」

男「…お前、本当に頭おかしくなったんじゃないのか」

幼「ふふ…こんな壊れ方なら…ずっと壊れててもいいや…」

男「…これは重症だな」

幼「…私ね…男のこと…」

男「？…なんだ？」

高熱でてるとき時にセクロスするとまんまんの中があっつくてとてもいい

幼「…すー…すー…」

男「…寝ちまいやがった」

男「さて、俺も帰ろうかね…」ｷﾞｭｯ

男「…へ？」

幼「…すー…すー…」ｷﾞｭｰ

男「あの…幼…さん…？手…離してもらえない…かなぁ…？」

幼「…すー…すー…」

男「おい…ちょっと待ってくれよ…起きてんだろ？なぁ…幼…」

幼「…すー…すー…んん…」

男「おいおい…冗談だろ…もしかして…」

男「幼が起きるまでずっとこのまんまかよ…！？」

男（うわ…心臓がバクバクしてきやがった…）

男（おい！俺のリヴァイアサン！目覚めるな！空気嫁！）

男（やっべ、携帯家に忘れてきた！）

男（どうする！？どうするよ俺！？）

BGM：THE BEAST||

-７時間後-

男（やべえ…もう限界だ…）

男（超眠いし、腰は痛ぇし、腹は減ったし、暗くて時計は見えねぇし…）

男「幼の熱は下がったかね…？」

男「…大丈夫そうだな」

幼「…ん…う…？」

男「…よ、やっとお目覚めか？」

幼「…お、男…？」

男「具合はどうだ？」

幼「…ん、大分良くなった」

男「そうか」

幼「…もしかして、ずっとそばにいてくれたの？」

男「んー、まぁ正直な話、帰ろうとしたんだけどさ」

幼「？ じゃあなんでいるの？」

男「…お前が手を離してくれなかったんで、仕方なく」

幼「え？……あっ！」

男「やっと気付いたか…」

　　　　　　　　　　 /,　　　　ヽ ＼
　　 　 　 　 　 　 ,'.,　　　　 　 `、ヽ,
　　　　　　　　　//-─'''''''─-､,!.　 ', _,,,..-‐''''",二ﾆ‐-､
　　　　 ＿,,,.-''"　　 .＿　　　　　　`ヽ!,,.-‐'''"　 　 　 ,','
　　　　|,.　　＿　　i'"::::::L,,,!::`i__,,i''''ヽ, ヽ、　　　　　 ,ｒ'
　　　く　　 (::::::L,,/::;'::::;':::;:::::::;':::::::::::;':L,,,,_＼ 　 　 ,r'
　　 　 `y'`'"/::::/::;':::::;'::/::::::;':::::::::::;'::::::::::::;} .`、 ／
　　　　/:::::;:'::::::;!-;'─-/|::;':;':::::::::;:'::::::::::::く,,,_　Y
　　 .,r':::::;:'::r-!::'ｰr､;;;;/ .|::;':::;'::::::::::::::::／::::::r`　｀`ゝ
　 ,r'::::::;:':::::i .,!::::::|_,,,,_　　｀`'''-､;::::::メ/::::;'::::'ｰi　 ｢
,..--─--､;::`i:::::;::!　　`ヽ　　　 ,.-==,く`ｿ:::::;':::i`''"
　　　　　　 `|:::::;::|　　　　　　　!;;oｿﾉ ./＼:::/ﾘ
　　　　　 　 |::::::;::|　　 !ｰ､_,'　 `''" ／:';:::::`!　　　　　非常に興味深いスレですね
　　 　 　 　 |:::::::;::|.　　'ｰ　　 　 .／:;;:-''"｀＼
　　　　　　 .|::::::;;:::|ヽ､,,,,...... -‐''i:::;r'"　`'''`ヽ,ヽ
　　　　　,.-┴''"ヽ｀`,`'､　 !.,'　 '/　　　/`ﾆ=_,ﾉ!
　　　 .,ｒ'　　　ヽ、`i　!ノ　 ',' 　 i'　　　　_,フ'-:'":、
　　　/　　'" `i　i .ﾉノ-' ',　!　　i　　　 ｢　 ';::::::::::::`､

幼「…や、やだ…なんか色々思い出してきた…」ｶｧｧｧ

男（…顔がトマトのように真っ赤になっていく）

幼「ちょ、ちょっと！私、寝る前になんか変な事言ってなかった！？」

男「…なんか恥ずかしくなるようなことを言いまくってた」

幼「…う、うそ…」

男「まぁ、最終的に何か言おうとして睡魔に負けたみたいだけどな」

幼「お、男！その時私が言ったこと、全部忘れて！」

男「すまんが忘れろと言われたことを素直に忘れられるほど俺は器用じゃない」

幼「―――っ！」

男「だ、大丈夫か？顔がこの世のものとは思えないほど真っ赤に…」

幼「う、うるさい！バカ！」

男「ちょ、おい！殴るなって！」

幼「うるさいうるさい！反省しろ！」

男「俺が悪いのかよ！？」

追いついたですと…？

-数分後-

幼「…私としたことが、取り乱してしまったわ」

男「…つーか、今何時だ」

幼「…０時１５分」

男「もう日付変わってんじゃねーか！俺７時間もお前のそばにいたのかよ！」

幼「…し、７時間！？」

男「悪い！俺帰るわ！」

幼「ちょ、ちょっと…！」

ギュ

幼「い、行かないで…」

男「…へ？」

幼「こ…ここまで看病したんだから…責任とって…そばにいなさいって…言ってんの…」

イイヨ、イイヨー！

男「…い、いや、でもさ…」

幼「だ、だめ…？」

男（…な、なんだこの可愛い生物は…）

男「…しょーがねーな」

幼「…ほ、ほんと？」

男「…今回だけな」

幼「う、うん…」

いいぞ最高だ

幼「じゃあ私、お風呂に入ってくるね」

男「駄目だ。今日はタオルで身体拭くだけにしろ」

幼「はぁい…」

男「その間俺は風呂を借りる」

幼「普通逆でしょー！？」

男「駄目だ。お前は病人なんだから、ちゃんと俺の言うこと聞け」

幼「うぅ…」

-２０分後-

コンコン

男「幼、入っていいか」

幼「う、うん」

男「…さて、風呂に入ったらすっかり目が冴えてしまったわけだが」

幼「私もさっき寝たから全然眠くない…」

男「…朝までどうやって過ごすんだよ」

幼「…思い出話、しない？」

男「…思い出話？」

いろいろあちこちからパクっていいとこ取りですな
最後はクリスマスですか

おもひで

ぼろぼろ

幼「そ、１５年間の思い出を語り明かそうってこと」

男「それ、一晩で語り終わるのか？」

幼「…無理。だって、すごく濃い１５年間だったもん…」

男「最初に会ったのは、いつだったっけ？」

幼「ちょっと待ってて。アルバム取ってくる」

幼「あ、あった。２歳のとき、あんたが引っ越してきたんだ」

男「で、親同士が意気投合して…よくお前が俺の家に来るようになったんだっけ」

幼「あの頃のことはあんまり覚えてないけど…」

男「この頃はまだ妹も１歳だったんだよな」

幼「４歳の時…同じ幼稚園に入園したのね」

男「ああ、このあたりから毎日遊ぶようになったっけな…」

幼「…うん」

男「５歳…ははっ、結婚の約束なんてしてたっけな」

幼「１２年経っても付き合ってすらないけどね」

男「懐かしいな…ほんと」

幼「あの時の約束って…まだ、生きてるの？」

男「…多分なくなってる」

私怨

幼「…そう、だよね…」

男「でも」

幼「…？」

男「その気になったら、また新しく約束すればいい」

男「お互いの気持ちが同じなら…な」

幼「…ぷっ」

男「…何笑ってんだよ」

幼「だってさー！クサいんだもん！台詞が！」

男「ほっとけ…」

幼「これは…幼稚園の文集…だね」

男「この頃の俺の将来の夢は『おいしゃさん』だったらしいな」

幼「私はなんだったっけ…」

男「…『男くんのおよめさん』だそうだ」

幼「！」

男「で、今はどうなのかな？」

幼「ち、違うに決まってるでしょー！？」

男「くくく…そうかい」

幼「さ、さて次は７歳、かな？」

男「小学校に入学した時だな」

幼「この時はモテモテだったよねー、男」

男「『この時は』ってなんだよ」

幼「８歳、２年生」

男「…この時、父さんと母さんが事故で亡くなって、ばーちゃんに引き取られたんだよな…」

幼「…ごめんね、辛いこと思い出させちゃって…」

男「別にいいさ。今俺は幸せだから」

幼「…そう」

幼「…１０歳、４年生」

男「確かこの時まで一緒に風呂入ってたよな…」

幼「う、うっさい！変な事思い出すな！」

男「だから殴るなって！」

幼「１１歳、５年生」

男「この頃って一緒にいるといつも冷やかされまくってたよなー」

幼「…でも、そんな時はいつも男が『一緒にいたらなんか悪いか！なんも悪くねぇだろ！』って言ってくれたよね」

男「…よく覚えてるな」

幼「うん…だって、すごく嬉しかったから」

男「…そうか」


用事が入ったので中断します

ＣＶ 佐藤莉奈

>>203
そういうの結構ですから

追いついた

おーい、再生厨が出たぞー

ほ

普通なら
「はぁー!?こんな奴嫌いだし!!」
とか言いそうなもんなのに偉いな男くんは

ほ

す

普通だね

つまんね

>>203
な、携帯だろ

age

hosyu

ほ

ほ

し

の

あ

き

ほ

ん

>>1何処行った

すいません只今帰宅しました
が、猛烈に疲れたのでもう寝ます
続けられなくてごめんなさい

>>225
おやすみ

ほ

と

は

ら

しゅ

き

>>227-232
ﾜﾛﾀ

ほ

今日幼なじみが誕生日なんだがメールするか迷ってるんだ……

>>235
迷わず送れ、誰だってうれしいもんだ

ほ

>>235はうまく行っただろうか

あ

い

ほ

ほしゅううううううう

ほ

>>206
再生厨ってなんかピッコロさんみたいな響きだな

ほ

ん

ほ

しゅ

面白くないしやる気無さそうなのに何で保守するんだ？

保守

ほ

おはようの保守

おはようございます
今日も遅くなってごめんなさい
再開します

保守してくれた方ありがとうございます

お楽しみはこれからだ!!ハリー!ハリーハリー!ハリーハリーハリー!

幼「６年生の…卒業式だね」

男「この時お前すごく泣いてたよな」

幼「う…だってそういう雰囲気じゃない、卒業式って」

男「…わからなくもないけどな」

幼「次は、中学校に入学したときね」

男「…幼が中学校時代に振った男って何人いたっけ」

幼「…８人」

男「…なかなかの数だな」

幼「…妹ちゃんは１３人だったと思うけど」

男（…俺って案外恵まれた環境にいるんだな…）

幼「…アルバム、ここで切れてるね」

男「…さすがに羞恥が邪魔して写真を撮られたくなくなってきたんだろーな…」

幼「男って中２あたりから不真面目になってきたよね」

男「一種の病だったからな…」

＞男「一種の病だったからな…」

まだ直ってないな

幼「中学３年生は何があったっけ？」

男「…ばーちゃんが病死して、妹と二人暮らしになった」

幼「…そう、だったね。それはよく覚えてる…」

男「この辺から妹の家事の実力がメキメキ上がってったな…」

幼「う……わ、私だって今から伸びるんだから！」

男「…家事は妹に習ってくれお願いだから」

幼「…そして中学を卒業して、高校で１年を過ごして…今に至るわけなんだけど」

男「なんか、自分たちの歴史を辿っていくのって変な気分だな」

幼「うん…なんか、糸を手繰り寄せてるみたいな感じ…」

男「よくわからん例えだな」

幼「ふぁ…なんかいろんなこと思い出したら眠くなってきちゃった…」

男「ん、じゃあそろそろ寝るか」

幼「うん、明日も学校だしね」

男「お前は出席停止だから明日明後日は学校来れないだろうが」

幼「あ、そうだ。私インフルエンザなんだった」

男「忘れるなよ…」

幼「…その服のまま、寝るの？」

男「…そういえば私服のままだったな」

幼「多分お父さんのパジャマあると思うから、それ持ってくるね」

男「…お前の両親って、海外出張だよな？」

幼「？ うん、そうだけど？」

男「…いや、なんでもない」

エロゲか

男「じゃ、俺はリビングのソファで寝るから」

幼「えっ、ちょ、ちょっと待ってよ！」

男「…な、なんだよ」

幼「そ、そばにいてよ…」

男「…へ？」

幼「…責任もってそばにいなさい、ってさっき言ったでしょ！」

男「…いや、待て。お前自分が何言ってるのかわかってるのか？」

幼「わ、わかってる…」

注：幼馴染は男です

>>264

なんて事を･･･

そんな事は認めんぞ！

男「お前はまた俺を徹夜させる気か！」

幼「ちっがーう！！単純に一緒に寝ようって意味！！」

男「……」

幼「…あ…」

男「…いや、まぁ、ちょっと落ち着こうや。な？」

幼「そ、そういう意味じゃなくって！たまには昔みたいに一緒にどうかなって…思って…」

男（…ここで涙目は反則すぎやしないか）

幼「…べっ、別にいいわよ、もう！好きなところで寝なさい！」

男（…こいつはとことん素直じゃないな）

幼「…早く、どっか行きなさいよ…」

男「…しょーがねーな」

幼「え…？」

男「…いいよ、一緒に寝てやるから」

追いついた
支援

幼「…ほ、本当にいいの？嫌じゃない？」

男「嫌なわけねーだろ」

幼「で、でも…」

男「そばにいるって約束したからな」

幼「…あ、ありがと」

男「…いえいえ」

幼「は、はい…ここ、入って…」

男「…あ、ああ…」

男（…やべぇ、超恥ずかしい）

幼「ふふっ…一緒に寝るなんて何年ぶりだろうね」

男「…たぶん７年ぶりくらい」

幼「…男の背中…随分大きくなったね…」

男「男だからな」

幼「…こっち向いてよ」

男「…男は黙って背中で語る」

幼「話してるじゃない」

男「……」

幼「…全然伝わって来ないんだけど」

男「うるさいな…」

幼「ねーこっち向いてよー」

男「やだ」

幼「えーなんでー？」

男（お前の寝顔間近で見たら絶対に俺のリヴァイアサンが黙ってねーんだよ！）

追いついただと…

100%男インフルエンザかかるな

幼「ねぇねぇーこっち向いてよー」

男「やだ」

幼「むー！こっち向けー！」

男「ちょ、おい！痛ぇよ！分かったから！そっち向くから！」

幼「ふふふ…男、顔真っ赤…」

男「…お前だって似たようなもんじゃねーか」

幼「…うん。すごく、ドキドキする…」

男「…奇遇だな、俺もだ」

幼「…今日は、ありがと。そばにいてくれて」

男「…なんだよ、急に」

妹ひとりでお留守番ｶﾜｲｿｽ(´;ω;｀)

wafflewaffle

俺のリウﾞァイアサンも限界

幼「…気にしないで。深い意味はないから…」

男「…そうか」

幼「…ねぇ、男」

男「…なんだ」

幼「ちゅっ」

男「！」

幼「…ずっとそばにいてくれた、ご褒美」

これは…私怨

インフルエンザかかってる奴とチッスだと

男「ちょ、お、お前…」

幼「…も、もうちょっとまともな反応返してよね…恥ずかしいんだから」

男「…そ、そんなこといわれてもな…」

幼「ふふ…インフルエンザ、うつっちゃうかもね」

男「笑い事じゃねーよ…」

幼「……」

男「……」

幼「…お、おやすみ…」

男「…あ、ああ…」


飯食ってきます

裸は寒いなぁ……

幼が幼女にみえた

またキョンですか
また鈍感(笑)インポ野郎ですか

もしもしで追い付いただと…
支援

>>264
ちくしょー！！！


どちくしょー！！！！！！

幽霊出てきて読むのやめたけどもう出てこない？

再開します


-翌日-

男「…ん」

男「朝か…ちょっと早く起きすぎたな」

男（…というか、正直全然眠れなかったわけだが）

幼「…すー…すー…」

男「…こいつはまだ寝てるのか」

男「さ、早く帰って制服に着替えて…」ｷﾞｭ

男「……おいおい、嘘だろ…」

幼「…すー…すー…」ｷﾞｭｰ

男「…またかよ！？」

男「…くそ、今回は起きるまでなんて言ってられんぞ」

男「おい、幼…起きろ」

幼「…んん…」

男「幼、起きろって」

幼「ん…男…？」

男「手、離してくれ」

幼「んー…やだ」

男「こら」ﾎﾟｶ

幼「うー…痛いよ」

男「じゃあ離しなさい」

幼「むー…そばにいてよー…」

男「駄目だ。俺は学校に行かなきゃいけないし、お前は医者に行かなきゃいけないだろ」

幼「はぁい…」

男「学校が終わったら来てやるから」

幼「…絶対だよ？」

男「わかったわかった」

-帰宅途中-

男（…幼には、『ツン』と『デレ』のスイッチがある。これは、１４歳のときに気付いたことだ）

男（『ツン』のときは罵声が目立ち、結構がさつに見える）

男（しかし、『デレ』のときは甘えた声を出し、それはもうべらぼーに可愛い）

男（そして、今回分かったこと…）

男（落ち込んでいるときや病気のとき、『デレ』のスイッチが作動しやすくなる）

男（また、『ツン』のときに『デレ』の状態を思い出すと感情が高ぶる）

男（…まとめると、大体こんなものだな…）

子供「ママー。あのお兄ちゃん、つんとかでれとか言いながら歩いてるよー」

親「シッ！見ちゃいけません！」

-自宅-

男「…ただいま」

妹「あ、兄さん！昨夜はお楽しみでしたね」

男「半日ぶりに会って第一声がそれかよ！つーかそんなことはしてない！」

妹「だって、幼さんの家に泊まって来たんでしょう？」

男「…まぁ、そうだが」

妹「あ、じゃあ今日学校には来ないでくださいね。学校で感染拡がったらまずいので」

男「…へ？」

くだらん説明いらね

妹「感染者と半日以上一緒にいたのなら間違いなくウィルスを持ってますし、ましてや性的接触なんてしていたら…」

男「いやいやしてねぇよ！？お前本当に妄想少女になってねぇか！？」

妹「えっ？年頃の男女が一つ屋根の下で夜を明かしたということなので私はてっきり…」

男「だからお前は俺をどんな人間だと思ってんだァァァァァ！！」

妹「とにかく、兄さんは今日は学校へ行っちゃ駄目です」

男「…マスクつけて行きゃいいだろ」

妹「兄さんにマスクをつけて登校させて、つけて帰って来たことがありません」

男「…分かったよ」

妹「ふふ、物分かりが良くて結構です」

男「へいへい…」

これはどこへ向かうのだろうか…

-数十分後-

男「…ということで、俺は今日学校へ行ってはいけないらしい」

幼『ま、そりゃそうよね…。ところで、連絡入れなくて妹ちゃん怒ってなかったの？』

男「ああ、なぜか怒ってなかったな」

幼『…気を遣ってくれたのかしら』

男「何の気だよ」

幼『…なんでもないわよ』

男「で、お前もう医者には行ったのか」

幼『ん、今から行くとこ』

ヤマ無し
オチ無し
意味無し
エロも無し

男「そうか。具合はどうだ？」

幼『大分良くなったわ』

男「そうか。よかった」

幼『病院から帰ってきたら…家、来る？』

男「行かない」

幼『…なんでよ』

男「医者行って良くなっても俺がまたうつしたら元の木阿弥だろ？」

幼『…絶対来るって言ったでしょ』

男「『学校が終わったら』だろ？あいにく今日は学校へ行ってない」

幼『…屁理屈』

男「俺はお前を心配して言ってるんだよ」

幼『分かったわよ…』

男「じゃあな。医者行って飯ちゃんと食って寝てろよ」

幼『うん。じゃあね』

ピッ

幽霊「ひゅーっ、ラブラブですなぁ」

男「…いつからいた」

幽霊「今だよ。キミがいないからボク退屈で退屈で…」

男「で、俺が休んでいることを妹に聞いてここに来た、と」

幽霊「そうそう。それより、キミも退屈なんでしょ？ちょっとお話しようよ」

男「ま、暇だからいいけどな…」

幽霊「それでさー…いつ幼馴染の娘に告白するの？」

男「ぶっ！！」

幽霊「あー…いきなり核心はまずかった？」

一度感染すれば抗体ができるのに

>>300
しーっ！

男「そういうことじゃねぇよ！？なんで俺があいつのことを好きな前提で話進めてんだってことだ！！」

幽霊「あれ？好きじゃないの？」

男「そりゃあ、まぁ…嫌いっつったら嘘になるけどな…」

幽霊「じゃあ、好きなんだ」

男「なんつーか…俺の『好き』はそういう『好き』じゃねーんだよ」

幽霊「…本当にそう思ってる？」

男「…どういう意味だよ」

幽霊「自分に嘘ついてない？」

男「……」

幽霊「ボク、いつも教室でキミたちのやりとりを見てるけど…二人で話してるときのキミたち、本当に幸せそうな顔してるよ」

男「……」

幽霊「そしてこの前、幼馴染の娘が珍しく休んだとき…キミ、本当に調子悪そうにしてた」

男「……」

幽霊「あの娘だって、病気のときにキミに優しくしてもらって、キミのこと『頼りがいのある男だ』って思ってるはずだよ」

幽霊「キミは、そんな彼女を裏切るの？」

男「…何が、言いたいんだ」

幽霊「キミが素直にならないと、ずっとあの娘は傷つきっぱなしなんだよ？」

幽霊「どちらかが素直にならなきゃ、前に進めないんだよ？」

幽霊「その役を…キミが背負ってあげるべきなんじゃないの？」

男「……」

幽霊「喧嘩したあとの仲直りだってそうだよ。相手が素直に謝ればこっちだって『ああ、こっちも悪かったな』って気持ちになるもん」

幽霊「今が、その時なんじゃないの？」

男「…自分に、素直に…」

幽霊「…あとは、キミ次第だけど…」

幽霊「ボクは…キミに幸せになって欲しい」

男「……」

幽霊「じゃあ、ボクは帰るね」

男「…待てよ」

幽霊「…なに？」

男「…教えて…やるよ。俺の素直な気持ちを…」

幽霊「……」

男「俺は…」

男「俺は、幼のことが、好きだ」

さるよけシエスタ

両方とも幼ルート入りましたー！！！

幽霊「…その答えが聞けて、良かったよ」

男「…今まで逃げてた俺に喝を入れてくれた、お前のおかげだ」

幽霊「気持ちがはっきりしたら、あとはやることは一つだね」

男「…ああ」

幽霊「さ、あともう一踏ん張りだよ。頑張って！」

男「おう！」

幽霊「じゃ、今度こそ帰るよ」

男「…ありがとな」

幽霊「ふふ、どういたしまして」

幽霊出す意味なかったろこれ、しねばよかったのにでも感化されたのだろうか

-数時間後･幼の部屋-

〜♪

幼「ん、電話」

幼「…男からだ」

ピッ

幼「…もしもし、男？」

男『よ、よぉ、幼』

幼「…なんか挙動不審なんだけど」

男『え、そ、そうか？』

幼「うん。声も上ずってるし」

男『き、気にするな』

男『そ、そんなことより医者はもう行ったのかよ？』

幼「あ、うん。熱も下がったし、もう大丈夫だろうって」

男『そ、そうか。よかった』

幼「で、何か用？」

男『あぁ、ち、ちょっとな』

幼「…何よ、気になるじゃない」

男『え、えーとだな…お前に、大切な話があるんだ』

幼「…え？」

男『だから、今からそっちに行っていいか？』

幼「え…今はちょっと…」

男『でも今おまえの家の前なんだぁ』

ｶﾞﾁｬｯ

裸幼「」合体間男「」

男「ｵﾝﾄﾞｩﾙﾙﾗｷﾞｯﾀﾝﾃﾞｨｽｶｰ!!!」

支援

幼「ちょ、ちょっと待ってよ！感染がどーのこーので行けないって昼間男が…」

男『マスクつけていくから』

幼「最初からそれで良かったじゃない！！」

男『で、今から、行っていいか？』

幼「べ、別にいいけど…」

男『わかった。ちょっと待っててくれ』ﾋﾟｯ

幼「あ、ちょっと…！」ﾂｰ ﾂｰ

幼（…緊張した態度に、大切な話って…）

幼（ちょ、ちょっと待ってよ…私、心の準備が…）

幼（し、深呼吸…）ｽｰﾊｰ

-数分後-

幼（11,13,17,19…）

ピンポーン

幼「は、はい！！」

男「俺だ。開けてくれ」

幼「あ、うん！」

ガチャ

男「お、おじゃましまーす…」

幼「何よ、改まって…」

男「す、すまん」

幼「なんで謝るのよ…」

幼「…で、大切な話って…何？」

男「あ、ああ…」

幼「……」

男（こ、言葉が出てこない…）

幼「…は、早くしなさいよ…」

なんでこういうのっていつも美男美女設定なんですか

>>315
ブサイク同士の恋愛を見ても面白くないからです

男「…い、いや…ちょっと、トイレ、借りてもいいか？」

幼「…い、いいけど…」

男「わ、悪いな…」

バタン

男（うわああああああああああ！！俺のヘタレェェェェェェェェェ！！）

男（何やってんの！？自分の気持ちに素直になったんじゃねぇのかよ！）

男（俺って所詮こんなもんなのかよ！こんなことでくじけるほどのヘタレだったのかよ！）

男（待て…慌てるな…ただ一言『好きだ』と言えばいいんだ）

男（なんだ、簡単じゃねーか…うんうん）

ジャー…
ガチャ

幼「お、おかえり…」

男「た、ただいま…」

幼「……」

男「……」

男（ほら言え！『好きだ』って言え！）

幼「…………」

男「…………」

男（さっさと言えよォォォォォ！！余計に気まずくなってんだろうがァァァ！！）

男（よし、３，２，１で言おう…。行くぞ…３…２…１…）

男･幼『あ、あの…』

男（なぜシンクロしたァァァァァ！？なんでここだけ息ピッタリなんだよォォォォ！？）

幼「な、なんか言おうとした？」

男「い、いや、そっちから言えよ」

幼「い、いいわよ、大したことじゃないし…」

男「お、俺も大したことじゃねーんだけどな…」

幼「……………………」

男「……………………」

男（気まずい…これは気まずい…）

間男がいた

-30分後-

幼「……」

男（おい…どーすんだよ…さっきから一言も喋ってねーぞ…）

男（早く言えよ…ここまできて何躊躇ってんだよ…）

男（よし…今度こそ３，２，１だ…！３…２…）

幼「もー！！はっきりしないわね！言いたいことがあるならさっさと言いなさいよ！！」

男「う…うっせーな！今言おうとしてたんだよ！」

幼「じゃあ今言いなさいよ！大した話じゃなかったら追い出すからね！！」

男「…お、俺は…だな…俺は…」

いちいち心の動きを細かく書かなきゃ伝えられないならＳＳなんて書くなよ
へたくそ

幼「…もう、出てって…」

男「いや、待てって…」

幼「うるさい！出てけ！」

男「おい！待てよ！」

幼「うるさい！あんだけ期待させといて！こんなに待たせて！それでも何も言わないし！」

男「ちょっと待てよ！俺は…」

幼「うるさいうるさい！もう待てない！」

男「幼！！聞いてくれ！！」

幼「やだ！もう、何も聞きたくな…」

男「俺はお前が好きだ！！！」

幼「！」

きっも

男「俺は、幼のことが好きだ！大好きだ！超好きだ！愛してる！俺と付き合ってくれ！つーか結婚してくれ！」

幼「え……？」

男「…俺が言いたいのは、これだけだ」

幼「え…？え…？」

男「マスクつけたまま言っても、全然締まらねぇけどさ」

幼「え…ちょ、ちょっと待って…。男が…私のこと…好き…？」

男「ああ。何度でも言うぜ。好きだ。大好きだ。超好きだ。愛してｒ…」

幼「す、ストップ！」

男「…なんだよ」

幼「…ず、ずるいよ…男ばっかり言いたいこと言って」

男「……」

幼「私の気持ちも…ちゃんと、聞いてよね…」

男「…ああ」

幼「私…」

男「……」

幼「私、男のことが好き。大好き。超好き。愛してる」

男「…幼…」

幼「…私と付き合ってください。っていうか、結婚してください。っていうか私と結婚しなさい！」

男「命令形かよ…」

幼「当然でしょ！私を、こんなに好きにさせたんだから…責任とって、ずっと、ずーっと私のそばにいなさい！」

男「…ああ、もちろんだ」

幼「ほ、ほんと…？」

男「本当だ」

幼「ほんとにほんと？」

男「本当に本当だ」

赤面した

幼「…これって、結婚の約束…プロポーズ、よね？」

男「そうなるな」

幼「付き合ってすらいないのにプロポーズなんて、随分段階飛ばしてるのね、私達」

男「はは、そうだな」

幼「……ずっと…」

男「…ん？」

幼「…ずっと、ずっとそばにいてよね…」

男「…当たり前だろ」

濡れ場は必要。　

なければみんな離れる

なにこれ




















もう終わりでいいよ

-７年後-

幼「ちょっと！なんで２４歳にもなって誕生日プレゼントが『手ぬぐい』なのよ！」

男「実用的でいいだろ」

幼「これじゃあなんか温泉旅行のお土産みたいじゃない！」

男「お前、前に俺が選んだだけで嬉しいって言ってなかったか？」

幼「それとこれとは話が別でしょ！？」

男「まぁ、冗談なんだけどな」

幼「冗談ってなによ…」

男「そっちは冗談で、こっちが本物の誕生日プレゼントだ」

幼「ちょ、ちょっと…このケースって…」

男「そ、指輪だ」

幼「ちょ、ちょっと…これ、いくらしたの！？」

男「６０万くらい」

幼「そ、そんなもの買って大丈夫なの！？」

男「ああ、最近出世したんだ」

男「だから、これからはお前の生活も支えていける」

男「幼…」

男「俺と、結婚してくれ」

男「俺と、これからもずっと一緒にいてくれ」

幼「……当たり前、じゃない……」

幼「最後まで、責任とってもらうんだから…」



幼「ずっと、ずーっと一緒だからねっ！」



幼ルート-fin-

妹に期待

乙！

うわ

つまらんのにまだ続ける気だ

と、いうことで幼ルートはこれで完結です
無駄にダラダラと長いSSになってしまってごめんなさい
SSは初めて書いたんですが、非常に難しいものでした
そして、最後まで読んでくれた方、保守してくれた方、ありがとうございました

ちなみに、女は噛ませ犬と時間稼ｇおっと誰か来たようだ

ルート？
もう終わりでいーよ
一応最後まで読んだけど面白くなかったよ

マジで

女？だれだっけ

いろいろと狙いすぎて恥ずかしい文章になってる
あと個人的には幼なじみのなじみはひらがなじゃないと駄目

レスしたくなるぐらいつまらん

幽霊のくだりがいらなかった

幼なじみは月並みだった

でも乙

俺だけは面白かったと言ってあげる

オリジナリティのカケラもねーな

>>342
多分、お前だけだよ

投げた

普通に面白かったよ1乙！！
批判してるやつはわざわざ書きこむことじゃないってこと考えろよ

幽霊出さなければそんなに悪くはなかったと思う
幽霊は全く必要なかった

普通駄作でもエロなしほのぼのだと終わったら
それなりに乙が続くもんだが

乙！！

何の余韻も感動も無く終わったな

乙
後半に向かってつまらなくなるのは素晴らしかった
最後までやり遂げる根性はたいしたもんだ

>>351
激しく同意するがとりあえず乙

乙

面白かった

>>1乙

乙
これ幼なじみルート終わったら妹ルート来るの?
敬語妹が朝倉音夢で懐かしの鳥居花音でしか再生されない訳だが

糞つまんなくても絶賛されるVIPのSSスレでここまで叩かれてるなんて……
まだ読んでないけどワクワクしてきたぞ

つまらないとかいっちゃてる奴は大層な作品を書けるわけですね楽しみです

俺はもっとつまらないSSを書く自信があるぞ

ちなみに俺のSS(人生)はもっと醜いよ

つまらないゴミだったけど他のSSスレと大差ないような
なんで叩かれてたんだ
いや確かにまったく面白くなかったけど

え、つまり何か。妹は俺がもらっていいってこと？

俺はおもしろかったから書けよ
てか批判するぐらいなら見なければいいだろ

vipでＳＳ書くって事は批判も覚悟しなきゃ

おまえら何でもマンセーばっかりと思ってたら意外とちゃんと評価するんだな
見直したわ

面白かったよ、乙！

なんでセックスシーンかかないの？
７年付き合ってたら普通してるよね？
してないなら許す

批判レス無しで乙がずらっと並んでたら、作者様が痛い勘違いをしちゃう
それはとてもかわいそうな事なの

どうせいルートみてえ

>>1がやりたいようにすればいい

俺はやって欲しいけど

>>1乙
批判してる奴書いてみろよ
書けねーくせにハゲ散らかしてんじゃねえよカス

でかい釣り針だな

これよりおもしろいＳＳを書けるかはわからんが
このＳＳから幽霊のくだりを抜く、それだけでこれよりかは面白くなるとは断言できる。

まあ乙

もうSS書かなくていいよ

幽霊はマジでいらんかった

乙！

>>1乙
敬語妹はろまさかの湊で再生されたｗ

それでも見てる
ツンデレちゃん達めっ
もうっかわいいんだから

アドレス変えてるとかｗｗｗｗｗｗｗ
ねーよｗｗｗｗｗｗ
健気に誕生日覚えてた俺きめぇｗｗｗｗｗｗｗ





吊ってくる……

>>377
お疲れ…
お前は泣いていいよ