1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
2009/11/17(火) 10:09:25.56 ID:s2Eq91M00 立つかな?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:10:07.80 ID:BYpa5ymhO
立たないよ
もう…立たないんだよ……
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:11:58.25 ID:8roPycgRO
あいつはもう…立たないんだよ…くそっ…
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:12:31.70 ID:/vWjZxp20
わしはマンモス西っていいます
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:13:32.26 ID:s2Eq91M00
立ったので書きます。 レールガンのネタバレが多分に含まれますので、原作未読の方はご注意を。 禁書7巻あたりまでの知識しかないので矛盾点などあると思いますが、ご容赦を。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:14:37.94 ID:s2Eq91M00
キョン「無能力、ねぇ……」 親の仕事の都合でこの学園都市に移り住んでから早三日目。 年齢的には高校生であるはずの俺は、平日の真昼間から学校にも行かずに越してきたばかりの街をそぞろ歩いていた。 キョン「なんというか己の無能さを科学的に立証されるというのは存外に堪えるものだな」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:15:33.34 ID:/vWjZxp20
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:15:53.30 ID:CNaDyjTyO
乙!!!感動した!!! やっぱりインデックスたんは天使だな!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:17:22.23 ID:3nvr85yr0
EDスレと聞いてやってきました
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:18:12.75 ID:wJDEfk7hO
せめて19巻までの知識で書いてくれよ…
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:18:16.72 ID:s2Eq91M00
新たな学校への編入手続きの一環として、一日掛かりの能力開発とシステムスキャンの結果、 俺は見事なまでに『無能力者<レベル0>』の烙印を押される羽目になったのだった。 キョン「そもそも一介の高校生でしかない俺がこんな奇妙奇天烈な街に越してきたこと自体が間違いというか」 ハルヒなら両手を挙げて喜びそうなものだがな。 キョン「はぁ……やれやれ」 嘆息を吐きながら、通りに並ぶ店を見回しながら歩く。 生憎と今は己の無能さを嘆くよりも早急に解決しなければならない問題が俺にはあった。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:19:27.74 ID:nzQ/1uGXO
妹達との10001Pのあたりとか最高だったよ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:22:27.72 ID:b7UDetA+O
まさかキョンが直死の魔眼に覚醒するだなんて思ってもみなかった 乙!
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:23:10.56 ID:5Y/NWWQd0
キャラすげ替えだけってのは勘弁な
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:24:33.63 ID:s2Eq91M00
キョン「しかし親の都合で引っ越す羽目になったっていうのに、 引っ越した先で一人暮らしを強いられるというのはどうなんだ?」 研究職に就いている親父は社宅へと引越し、母親と妹はそれに引っ付いていった。 かくいう俺は転入先の学校と家の距離が少し離れすぎているため、止む無く寮にぶち込まれる運びとなった。 そういうわけで学校が始まるまでに一人暮らしに必要な道具を揃えたり、質面倒くさい各種手続きを自らこなさねばならないというわけだ。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:28:22.98 ID:V0FUBby8O
この後ハルビンが助けにきます
ていうか書かなくていいよ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:29:47.58 ID:s2Eq91M00
キョン「荷解きは追々やるとして、まずはフライパンなどの調理器具を揃えにゃなぁ」 日用雑貨の店を探しながら近未来的な街並みを見渡す。 ハルヒじゃないが今までの日常とはかけ離れた新しい世界に年甲斐も無く胸を躍らせる。 キョン「……ん?」 お上りさんみたくきょろきょろと街を見物していたら、視界の端になにやら穏やかならぬ光景が引っ掛かった。
乙!!!感動した!!! やっぱり左天さんはかわいいな!!!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:34:39.71 ID:HhhT2NG5O
なんだこの凄まじい逆境は… この中でやりきったらすごい
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:34:51.07 ID:s2Eq91M00
キョン「あー……どこにでもいるんだな、ああいう手合いというのは」 一人の少女(中学生ぐらいだろうか?)が、複数の男共に囲まれてナンパだか恐喝だかを受けていた。 キョン「見て見ぬふりをするのは簡単だが、はてさて……」 これが野郎だったらご愁傷様と心の中で呟いて立ち去りたいところだが、相手は年端もいかない少女だ。 さすがに見捨てるのは寝覚めが悪い。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:36:17.69 ID:nASuYjkMO
乙 正直微妙だったわ、もうスレ立てんなよ?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:39:28.36 ID:/vWjZxp20
ういはるの頭に咲いてる花はありゃなんなんだ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:39:58.87 ID:s2Eq91M00
キョン「やれやれ……あのー、もしもーし」 不良「あぁん!?」 睨みを利かす強面の男の手には紛うことなきナイフが───って切れた若者ですかー!? キョン「ちょ、あんたら、そんな物騒なもん持って、なに女の子囲んでんの!?」 急展開すぎる事態に思考が追いつかず、思わずなんの考えもなしに女の子を庇うように連中の前に躍り出てしまった。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:42:59.66 ID:V0FUBby8O
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:43:51.31 ID:nASuYjkMO
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:44:38.30 ID:/vWjZxp20
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:46:41.30 ID:s2Eq91M00
キョン「それ本物? さすがにそんなもの振り回すのは洒落にならないでしょ。 しかもこんな大勢で寄って集って一人の女の子を取り囲んでさぁ。 取り敢えずその物騒な物、収めません?」 まずは言葉による意思疎通で事態の沈静化を試みる。 そう人間とは言葉を操る動物なのだ。 根気良く説得すればきっと彼らだって───。 不良「関係ねぇ奴はすっこんでろ! 物騒だぁ? そいつ相手じゃまだ物足りないぐらいだよ!」 どうやら説得に応じるつもりはない模様。 落ち着いて他の奴らを見てみれば、皆一様に手に手に鉄パイプやら釘バットやらの凶器を携えていた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:46:59.89 ID:b7UDetA+O
根が毛細血管に絡み付いてるから除去は不可能だよ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:47:08.92 ID:/vWjZxp20
これキョンにする必要があるのか?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:49:08.44 ID:nASuYjkMO
>>32 引っこ抜くと脳みそごと抜けちゃうからな
うぃはる「あぇえぇええ゛えぇ゛」
みたいになっちゃうからな
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:49:49.09 ID:V0FUBby8O
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:51:05.48 ID:s2Eq91M00
キョン「物足りないってこんな小さな女の子相手になに言ってんの」 ?「……おい」 不良「てめえ、知らねぇのか? そいつはなぁ……」 キョン「この子がどんな子かは知らないが、子供相手にこの扱いはどうかと思いますよ?」 ?「おい……!」 不良「そいつはなぁ、常盤台のエース、電撃使い<エレクトロマスター>、レベル5の超能力者……『超電磁砲<レールガン>』御坂美琴なんだよ!」 キョン「はぁ?」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:52:46.76 ID:0tJhE6AvO
支援
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:52:46.91 ID:/vWjZxp20
>>35 釣り糸引っかかって引っ張られてる熊のAAとかぶってふいたじゃねーかwwwwwwwww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:55:19.72 ID:nASuYjkMO
黒子「うぃはるさん、あなたこの花どうなってますの?」 うぃはる「生えてるんですよ?」 茶店「私が毎日水あげてるんだよね!」 黒子「ちょっと触ってみてもよろしくて?」 うぃはる「どうぞ〜」 黒子「あっらぁ〜…でもいい香りですわ」 うぃはる「えへへへへ」 美琴「……」 美琴「えいっ!」ブチヂュルヂュルヌボボボボ うぃはる「あぇええぇえ゛ぇえぇ゛ぇ」ガクガク
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:55:35.54 ID:sS8IFlI1O
ちょっと前にあったハルヒ×禁書のSSってどうなったんだ?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:56:00.04 ID:/vWjZxp20
ビリビリまじぱねぇ・・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:56:16.79 ID:HhhT2NG5O
よく知らんけど、ういはるって奴はDIOの肉の芽みたいなの喰らってるキャラなのか
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:56:54.08 ID:nASuYjkMO
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:58:16.07 ID:rXlcAaWIO
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:59:11.42 ID:s2Eq91M00
怯えるような不良の言葉に思わず首だけで振り返る。 肩越しに見た少女はどう見ても中学生ぐらいの女の子だ。 少女はこんな状況なのにも係わらず、怯えた様子一つ見せない。 それどころかなにやらお怒りのご様子。 この子がレベル5の超能力者、ねぇ……。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 10:59:54.42 ID:/vWjZxp20
突然ビリビリ出てきたぞおいwwwww
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:01:22.92 ID:Zx5XL/CKO
禁書の世界って治安悪いよね
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:05:58.86 ID:8J+pZFSIO
キョンを上条さんに置き換えるといい感じ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:06:01.76 ID:s2Eq91M00
キョン「人違いじゃねえの? どう見てもこのお嬢さんがそんな物騒な人物にゃ見えないんだが」 何に怯えているのか知らないが、こんな小さな子相手に大人数で追い込みをかける輩に敬語を使うのも馬鹿馬鹿しく思え、素の喋りに戻す。 キョン「仮にそうだとしても『出せる電撃なんてスタンガン程度』のものだろ? レールガンをぶっ放すのにはメガジュール単位の電力が必要なんだぜ? 『人間一人が生み出せるエネルギーじゃない』だろ」 美琴「なら試してみる?」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:06:43.86 ID:uAPHp4sXO
ID:nASuYjkMOの続きマダー? 期待age
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:07:37.55 ID:DdMx63/zO
ヘ(^o^)ヘ ok. |∧ / / (^o^)/ If you are confident in /( ) what you can do everything you wish, (^o^) 三 / / > \ (\\ 三 (/o^) < \ 三 ( / / く I would destroy your fuck'n fantasy.
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:11:15.46 ID:wNV5qUU5O
ジュールは熱量の単位じゃなかったっけ?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:12:01.02 ID:sS8IFlI1O
上条さんマダー?
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:12:54.23 ID:vvb0RON/O
そういえばアウレオルスの中の人って杉田だよな
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:13:12.84 ID:s2Eq91M00
ばちばちと電気を発生させ、髪を逆立てるお嬢さん。 その悪鬼羅刹の如き気迫に思わずたじろいでしまう。 不良「ひ、ひいぃッ! 逃げろぉ!」 あれほど息巻いていたのはいったいなんだったのか、我先にと逃げ出す不良の皆さん達。 大の大人が雁首揃えて、情けないにも程がある。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:13:49.02 ID:OVn2f/v40
俺のデジカメなんてメガピクセルだぜ?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:18:43.44 ID:s2Eq91M00
キョン「やれやれ……まあ何事もなくてよかったよ」 美琴「まあ今からあんたは黒こげになるわけだけどね」 キョン「え?」 美琴「よくも人を子供だのスタンガンだの馬鹿にしてくれたわね……」 キョン「いやいやいや、俺は平和的解決を必死に試みようとだな……」 美琴「本当にスタンガン程度なのかどうか、その身で味わうといいわ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:18:48.37 ID:RjMqERxYO
俺の昼飯なんてテラ豚丼だぞ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:20:20.59 ID:DvtKdg7zO
男「うぃはる、気持ちいい?」 パンパンパンパン うぃはる「き、気持ちいいです(短小がっ!気持ちよくねーよ!)」 スコスコスコスコ 男「あーイきそう・・・イっていい?」 スパンスパンスパンスパン うぃはる「・・・いいですよ(1人で気持ちよくなってんじゃねーよ!早漏が!)」 男「あーっ!イく!!花に出すよ?イイよね?」 うぃはる「!?」 花を思いっきり引っ張る男 ブチヂュルヂュルヌボボボボ うぃはる「あぇええぇえ゛ぇえぇ゛ぇ」ガクガク
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:23:51.67 ID:s2Eq91M00
美琴と呼ばれた少女の手が閃きながら、俺の腹部へと叩き込まれる。 キョン「あいでッ!?」 ビリッときた! すごいビリッときた! 美琴「……あれ?」 キョン「おぉ、いてぇ……。うわ〜、これ、痕残りそうだな」 服を捲り、自分の腹を確認する。 少女の掌から発生した電撃は軽い衝撃と小さな火傷痕を俺の腹部に与えていた。
ギュスターヴですね
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:29:43.39 ID:8J+pZFSIO
昔なかったかこんなSS
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:31:40.59 ID:s2Eq91M00
美琴「え、なんで? 手加減しすぎた……?」 キョン「こら」 美琴「きゃっ!?」 少女の頭にスコンと軽くチョップをくらわしてやる。 キョン「結果はどうであれ、自分を助けてくれようとした人に対してそれはないんじゃないか。 催促するつもりはないが、礼の一つを言っても罰は当たらんと思うぞ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:32:47.31 ID:lz6kDKLV0
兵庫県からどこにどう行けば学園都市があるのかね
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:33:58.32 ID:wNV5qUU5O
男で透視能力持ちは勝ち組だよな
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:39:31.80 ID:s2Eq91M00
美琴「……あんた、私に何かした?」 キョン「うん?」 何かもなにもチョップをくらわしたのだが。 もちろん暴力的なものではなく、あくまで教育的指導なものとして。 美琴「…………」 少女は黙りこくったまま、己の手を見詰めている。 調子を見るようにわきわきと指を二、三度開閉させると─── 美琴「ふんッ!」 近くにあったゴミ箱を電撃で盛大に吹き飛ばした。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:39:56.16 ID:4ac/WW6y0
>>69 常にテレパシーと記憶操作の監視が付きそう
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:46:15.52 ID:s2Eq91M00
キョン「…………」 美琴「うん、問題ない。じゃあさっきのは……」 キョン「いやいやいや、問題なくはないだろう。 なんですか、その『テーザーガンが子供の玩具に思えてしまうような電撃』は」 美琴「では改めて」 キョン「へ?」 美琴「ふんッ!」 キョン「ぬわ───ッ!?」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:51:54.70 ID:4ac/WW6y0
キョンと上条が握手したらどうなるの、っと
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 11:54:26.17 ID:s2Eq91M00
少女の気合の掛け声とともに襲い来る未体験の衝撃。 よく物の例えで電流が走るかのようだとかあるが、今まさにその例え通りの衝撃が全身を駆け抜ける。 やばい。まじで恋する5秒前ってやつか。ビビビってレベルじゃねーぞ。 美琴「あっれぇ? 今度は強すぎた……調子でも悪いのかしら。今日はもう帰ろう……」 薄れゆく意識の中、少女は独り言ちながら、すたすたと去っていってしまう。 黒こげになった俺を残したまま。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:01:23.83 ID:wNV5qUU5O
乙!感動した!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:04:20.21 ID:s2Eq91M00
キョン「やれやれ、酷いめにあった……」 助けたはずの少女に電撃を喰らわせられ、一日を不意にする羽目になった俺は結局、新生活の準備もし終わらぬまま、転入初日を迎えることとなった。 小萌「今日からここが君のクラスですよー」 キョン「あぁ、はい」 小萌「じゃあ私が呼ぶまでここで待っててくださいー」 そう言い残すと見た目小学生な女教師は、俺を取り残して教室へと入っていった。 というかあれはもう完全な小学生なのではなかろうか。俺の妹と見た目がそう大差無いのだが。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:07:49.92 ID:o6qlC3eDO
保守頼みの即興も書き溜めも三流 三流でも保守を頼む際には再開時間を告げるのが礼儀 即興でも書き溜めでも完結してこそ二流 批判があろうがROM専が多かろうが 淡々と一定の速度で投下し完結させるのが一流 放置は畜生 パート化は外道 完結もしてないのにレスするのは興醒めだ 批判や指摘も支援や保守と同じだ 学ぶことがあったなら完結してから礼を言うか、SSで返せ 何が言いたいかというと 期待してるから支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:09:58.88 ID:V0FUBby8O
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:13:52.04 ID:s2Eq91M00
小萌『皆さんおはようございますー。はい、席に着いてくださーい。 今日は皆さんに新しいお友達を紹介したいと思いますー』 新しいお友達ってここは小学校ですか。 『はーい、小萌センセ。その新しいお友達は猫耳の似合うロリフェイスなのにも係わらず、 悩ましく主張しすぎて止まない我が侭ボディという相反する属性を持ってるような女の子ですか〜?』 なんですか、その欲望に満ち溢れたピンポイントな推測は。 『いやいや、きっと大正風味なメイド服がよく似合う清楚な黒髪乙女に違いないぜよ。無論、妹属性の』 そんな過度な期待をされても俺は女性ですらないのだが。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:14:21.98 ID:JV1+AeNIO
>>77 この子ガチでこんな長文書いてんの?よっぽどSSスレに入れ込んでるんだねぇ
支援
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:19:08.16 ID:9co+di+fO
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:20:37.76 ID:s2Eq91M00
小萌『はいはい、朝っぱらから妄想を垂れ流すのは程ほどにしておいてくださいねー』 出来れば昼夜問わず遠慮してもらいたいものだ。 小萌『新しいお友達は萌えポイントなんか欠片も持ち合わせていない男の子ですけど、 いじめないであげてくださいー』 萌えポイントがないといじめられるクラスとか怖すぎるだろう、いろんな意味で。 それよりも今さらりと毒を吐かれなかったか、俺?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:31:13.94 ID:s2Eq91M00
小萌『では入ってきてくださいー』 キョン「……どうもー」 がらりと扉を開けて新しい学び舎へと入室する。 う〜む、転校生というだけでこの注目度。針の筵とはこのことか。 キョン「え〜、ただ今ご紹介に預かりました……」 面白みのない自己紹介を無難に終える。 キョンというあだ名はあえて伏せておいた。 まあわざわざ自分から名乗り出ることもないし、これで長年背負い続けたあだ名ともおさらばだ。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:39:26.96 ID:s2Eq91M00
キョン「……というわけで、よろしくお願いします」 小萌「あだ名はキョンちゃんっていいますー。皆さん、仲良くしてあげてくださいね」 キョン「いやいやいや、なんで貴方がそのあだ名を知っていますか」 小萌「うふふ、この学園都市の情報収集能力を甘く見ないでくださいね。 前の学校で呼ばれていたあだ名はおろか、夜のおかずの隠し場所まで分からないことなど何一つないのですよー」 男子生徒が一斉にさっと顔を伏せる。 まさかこの先生、生徒全員のお宝本の在り処を把握しているとでもいうのか……!? どうやらキョンというあだ名の呪縛からは新天地に来ても逃れられることはないようだ。 やれやれと溜め息を漏らし、指定された席に着く。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:46:04.87 ID:s2Eq91M00
?「よう、あんた外からやってきたんだろ? 最初のうちは戸惑うことも多いだろうけど、まあよろしくな」 キョン「あぁ、よろしく」 上条「俺は上条当麻ってんだ。そんでこっちは青髪ピアスに土御門」 青髪ピアス「よろしゅうな〜」 土御門「まあ一つよろしくぜよ」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:55:14.73 ID:s2Eq91M00
青髪ピアス「時にキョンくんとやら」 キョン「なんですかな、青髪ピアス君とやら」 青髪ピアス「君には萌えポイントを相克せんばかりに搭載したお姉さんか妹さんはイマセンか?」 キョン「いません」 妹はいるにはいるのだが、萌えポイントは程遠いただの子供だしな。 というよりも素直にいると告白してしまうのは不味いと第六感が告げている。 土御門「はっはっは、そんな節操なしの戯言は放っておいて。 しかしキョンくんとやら、それはおかしいぜよ。 報告ではたしか君には妹御が一人おられるはずデスが?」 家族構成まで丸裸ですか。 どうやらこの街では個人情報というのは有って無いが如しのようだ。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 12:59:46.92 ID:o6qlC3eDO
支援
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:07:15.56 ID:WkVpPhwBO
キョンって書いてあるだけで口調上条じゃん ちょってぐらい変えろよ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:07:23.73 ID:s2Eq91M00
青髪ピアス「義理の妹にメイド服を着せて悦に入っているすれすれアウトの犯罪者は黙っとれ」 土御門「だだだ誰が犯罪者だにゃー!?」 上条「おいおい、転校生が女の子じゃなくてがっかりしてるのは分かるがその辺にしておけよ、お前ら」 青髪ピアス・土御門「「歩くフラグメイカーは黙ってろ」にゃ!」 上条「誰がフラグメイカーじゃい! なんならお前らも一度味わってみるか味わってみますかこの犬も歩けば棒に当たる不幸っぷりを!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:16:12.84 ID:s2Eq91M00
青髪ピアス「行く先々で見境なしに女の子のハートをゲットすることを不幸とか言いやがりましたよ、土御門サン」 土御門「よろしい、ならば戦争ぜよ」 上条「はっ! いいぜ。お前らが俺の気苦労を幸運とか言いやがるのなら───」 上条「まずはその幻想をぶち殺す!」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:20:19.03 ID:NtegrXFv0
遅っせェなァ そんな速度じゃ100年遅せェっつってンだよォ!
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:23:22.80 ID:s2Eq91M00
跳ねるように席から飛び退り、睨みを利かす三人。 日常茶飯事なのか、周りのクラスメイトは誰も彼もが我関せずを決め込んでいた。 キョン「まあまあ落ち着け。転校生が期待はずれというのは俺にも心当たりがあるしな」 青髪ピアス「おっ、せやろ? やっぱ転校生っつーのは想像を掻き立たせるような謎に満ちた女の子と相場が決まっとるもんやしな」 キョン「あぁ。その転校生がスマイルマークのようなにやけ面のニヒル野郎だった時のがっかり加減ときたら……」 経験に基づく含蓄ある溜め息を吐きながら、古泉のにやけ面を思い出す。 想像の中でさえあいつは『仕方がありませんねぇ、貴方という人は』と言わんばかりに肩を竦めていた。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:30:21.31 ID:8FNUZIVl0
4円
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:31:42.83 ID:5voKby2ZO
キョンの口調がキョンじゃない
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:32:31.61 ID:s2Eq91M00
キョン「しかし萌えポイントというのなら、このクラスにはこれ以上ない存在がいるじゃないか」 土御門「どこにだにゃー?」 頭の上に疑問符を浮かべる三人の視線を人差し指で、教壇から上目遣いでこちらを睨んでいる小萌先生に誘導してやる。 小萌「そこの四人ー。そろそろ静かにしないと先生、怒っちゃいますよー?」 青髪ピアス「小萌センセが?」 土御門「ないない」 上条「あの先生、確かにあんな外見はあんなだけど、立派な成人女性だぜ? 部屋はだらしなく散らかってるし」 キョン「こうは考えられないか……それはギャップ萌えなのだと」 はっと息を呑む三人。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:42:30.97 ID:s2Eq91M00
キョン「外見ロリだけど実は大人? 学校ではしっかりした先生だけど、家ではだらしない一面も? はッ、上等じゃないか。要は物の見方一つなのだよ。 ほら、想像してみろよ。その萌えバイアスの掛かったお前達の頭で……!」 青髪ピアス「お、俺達はなんちゅー見落としを……!」 土御門「そうだ……俺達は忘れていた。 大覇星祭の時、俺達のことを思って涙を流してくれた小萌センセのあの姿を……!」 上条「あぁ、あの時、俺達は確かに一つになっていた。全ては小萌先生のために……!」
タバコはギャップ萌えじゃない
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:48:04.51 ID:s2Eq91M00
キョン「小萌先生萌えー。ロリ教師ばんざーい」 上条「萌ーえ! 萌ーえ!」 青髪ピアス「萌ーえ! 萌ーえ!」 土御門「萌ーえ! 萌ーえ!」 『萌ーえ! 萌ーえ!』 小萌「こんな時だけ嫌な団結力を見せないでくださーい!」 聞き耳を立てていた他のクラスメイトも共鳴し、教室に萌えの怒号が木霊する。 恐ろしいのは男子のみならず、女子もこの馬鹿騒ぎに加わっていることだ。 まあ裏を返せばそれだけ小萌先生が慕われているということなのだろうが。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:50:28.46 ID:8FNUZIVl0
`_`_
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:56:09.58 ID:s2Eq91M00
キョン「うーむ、面白いクラスだ……」 小萌先生「焚きつけた子がなに他人事みたいに言ってるんですかー!? 君達、廊下に立ってなさーい!」 キョン上条青髪ピアス土御門『はい』 こうして俺は転校初日からバケツを持って廊下に立たされるというレトロな罰を喰らったのだった。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:57:28.17 ID:s2Eq91M00
すいません、ご飯食べてきます。 需要が無いようなら落としちゃって下さい。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 13:58:24.32 ID:8FNUZIVl0
キョンの口調に違和感はあるものの悪くはない
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:00:00.33 ID:V0FUBby8O
需要など最初から無い
かまわん続kいや続けてください
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:14:55.23 ID:symFCfbA0
俺がいるぜ。支援
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:18:56.55 ID:yPvOvO5A0
俺もいるぞ!
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:23:28.48 ID:jeiGnWC0O
私だ
キョンがキョンに見えないんですが
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:48:17.47 ID:s2Eq91M00
只今戻りました。支援してくださっている方、ありがとうございます。 口調なのですが、随分前に原作を2,3回読んだだけなので少し曖昧になっています。 具体的に指摘していただけるとありがたいです。 では続き書きます。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:50:14.19 ID:NtegrXFv0
支援してやるよォ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 14:50:53.02 ID:s2Eq91M00
キョン「転校初日からひどい目にあった……」 帰宅途中、日も傾きかけた街中で嘆息を漏らす。 上条「おいおい、何言ってんだよ、キョン。俺達の目を覚まさせたのはお前だろ」 恐らくそれは人として一生、目覚めさせてはいけない部分だったと思うぞ。 土御門「あぁ、これ程の慧眼の持ち主に出会うのは久しぶりだにゃー」 青髪ピアス「今日からキョンのことは萌えの伝道師と崇めさせてもらうわ」 キョン「それは慎んで辞退させていただこう。じゃ、俺、ちょっと用事があるから」 そう言って、繁華街の方へと足を向ける。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:00:21.29 ID:s2Eq91M00
上条「あ、俺も晩飯の材料買わなきゃいかんから。じゃあな」 土御門「おう」 青髪ピアス「ほなさいなら〜」 青髪ピアス、土御門と別れてハイテクが氾濫する街を上条と二人、だらだらと歩く。 上条「何か買う物でもあんのか?」 キョン「あぁ、実はまだ日用雑貨が揃っていなくてな。これじゃ自炊もままならん」 上条「おいおい、それぐらい学校が始まる前に済ませておけよ」 キョン「出来ればそうしたかったんだが、昨日、思わぬアクシデントに見舞われてね」 上条「思わぬアクシデント?」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:09:34.93 ID:87AlGLzoO
支援あげ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:11:58.51 ID:s2Eq91M00
キョン「中学生ぐらいの女の子が暴漢共に囲まれてたんで助けようと思ったら、気付けばその女の子に吹き飛ばされていた」 上条「なんじゃそりゃ」 キョン「なんかスタンガンみたいなのを喰らわされてな。 一撃目は大したことなかったんだが、二撃目はどんなトリックを使ったんだか、物凄い電撃だった」 上条「暴漢に絡まれていた女の子……電撃……なんかどこかで聞いたことあるような……」 キョン「何をぶつぶつ言ってるんだ? そういやぁ、なんかレールガンとかなんとか呼ばれていたような……」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:18:33.02 ID:s2Eq91M00
上条「……その女の子というのはもしかしてあそこにいる子のことでせうか?」 妙にかたことな言葉で上条は自販機の前にいる人物を指差した。 「ちぇいさー!」 檄を飛ばしながらハイキック一閃。 その見事な蹴りは吸い込まれるように自販機に極まり、取り出し口から缶ジュースをガタゴトと吐き出させていた。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:26:21.42 ID:s2Eq91M00
キョン「げぇ! 昨日の『スタンガン娘』!」 美琴「あぁん? ……あんたは昨日の。つーかなんであんたがそいつと一緒にいるのよ」 上条「よ、ようビリビリ」 美琴「誰がビリビリよ。そして誰がスタンガン娘よ。 あんた、昨日あれだけ痛い目にあったのにまだ懲りてないみたいねぇ」 ?「あら、お姉さま。そちらの方、お知り合いですの?」 美琴「えぇ、昨日ちょっと、ね」 黒子「初めまして、そこの冴えないお方。私、白井黒子と申します。 お姉さまに近付く不逞な輩は全て私が排除させて頂きますのでそのつもりで」 慇懃無礼な態度でさらっと毒を吐くなぁ。 さすがは超能力者が集う街。一癖も二癖もある連中ばかりといったところか。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:26:26.63 ID:mWVYSlzR0
>>1 なかなかオツな誕生日プレゼントじゃねェかよ
ケーキとティーパック買ってくるから、話進めといてくれや
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:34:07.83 ID:s2Eq91M00
美琴「あんたが出てくると話がややこしくなるから、ちょっと引っ込んでなさい」 黒子「あん、お姉さまったらいけずぅ。でもそこがいい……」 美琴「いいわ。その認識を改めるまで何回でも喰らわせてあげる。あんたが言うそのスタンガンを」 キョン「だから『人間の身体から何万ボルトもの電気を発生させるなんて話、聞いたことない』っつーの。 昨日のゴミ箱を吹っ飛ばしたのも、なんかのトリックだろ?」 美琴「あんた、もしかして最近、学園都市の外からやってきた?」 キョン「四日前に越してきたばかりだが」 美琴「そう。なら覚えておきなさい。この街じゃ聞いたことない、見たことないとかありえないなんてことはね……」 そう言うとスタンガン娘は掌を身体の前にかざし─── 美琴「ありえないのよ!」 ばちばちと綺麗な火花を奔らせた。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:35:25.69 ID:0tJhE6AvO
支援
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:41:58.10 ID:s2Eq91M00
キョン「…………」 上条「…………」 黒子「…………」 美琴「……あ、あれ?」 キョン「やれやれ……」 どっと疲れが肩に圧し掛かり、思わずこれ見よがしな溜め息なんぞを吐いてしまう。 とかく人というのは過ぎた力を手にすると過大な全能感を己に抱いてしまうものだが、この少女もその類なのだろうか?
上条「
>>1 は書きたかったんだろ?なら書けばいいじゃねえか!どんなに馬鹿にされても、どんなに笑われても、
>>1 の話を待ってるヤツの為に、
>>1 自身の為に!
>>1 はそうしたかったんじゃねえのか!」
キョム「」チリーン
上条「それでも
>>1 が書けないってんなら―――まずはその幻想をぶっ壊す」
キョム「」チリーン
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:52:25.40 ID:s2Eq91M00
美琴「なによ、その人を小馬鹿にしたような態度は……」 ぶるぶると身体を震わし、その小さな肢体いっぱいに怒りを表現する少女。 キョン「いや、別にそういうつもりではなかったのだが、そう見えたのなら謝る。すまなかった」 美琴「それが小馬鹿にしてるっていうのよ! もーいい。もう手加減なんてしてやんない。 どうやらあんた、変な能力持ってるみたいだしね。特大なのいくから、防げるものなら防いでみなさい!」 スタンガン娘が天を指差す。 その怒りに呼応するように空が急激に雨雲に覆われていく。 まさかとは思うが雷を落としてみせるなどというのではあるまいな? 美琴「そのまさかよ」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 15:53:51.12 ID:sS8IFlI1O
_(_ \(_ \ _(_ \\ \ \ / (_ \\ \} 〕} 〕 / \ \} | |/ // } 」 」 / ∠_ | イマジン (__\ / | 幻想 〔/ / / | 殺し / / \ ブレイカー // \____/
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:01:27.59 ID:s2Eq91M00
上条「ちょ、ば、おま、こんな街中で!」 黒子「いくらなんでもやり過ぎですわよ、お姉さま!」 美琴「大丈夫よ。私の推測が確かなら───」 言い切る前にその指が俺の方へと振り下ろされる。 その刹那、中空を引き裂くような雷鳴が─── 上条「うおおぉおぉぉッ!」 上条が叫びながら俺の前へと躍り出る。 そのなんの変哲も無い右手を雷を迎え撃つように突き出しながら。 キョン「…………ッ!?」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:04:59.80 ID:4ac/WW6y0
頑張れ上条さん
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:06:25.29 ID:s2Eq91M00
そこから先は何が起こったのかは俺には分からなかった。 ただ上条の右手が触れる者全てを吹き飛ばしてしまいそうな雷に届いた途端、その光は掻き消えていた。 上条「……っふぅ〜」 美琴「……あ、あれぇ?」 おい、なんで放った張本人が疑問符を浮かべているのか。 美琴「おっかしいなぁ。予想だと雷は落ちないはずだったんだけど……」 その予想が外れたために、もう少しで俺が黒こげになるところだったわけなのだが。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:11:41.83 ID:s2Eq91M00
美琴「ふむ、最初と今の相違点は……言葉? でも、まさか……」 まさかも御坂も、しかしも案山子もない。 取り敢えずお前は自分の危険性を充分に把握する必要があると思うぞ。 美琴「ねえ、ちょっとあんた」 なんですかスタンガン娘改めビリビリ中学生さん。 美琴「もう一回、スタンガン娘って言ってみて」 キョン「さっき、それを口にしたばかりにあわや殺されかけたのだが」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:14:59.15 ID:4ac/WW6y0
ロマンサズーって面白かったよね あとドラえもん最強道具は(ry
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:17:00.34 ID:uTkCElkX0
面白そうじゃないか
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:17:20.67 ID:woI6Ra0Z0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:18:20.25 ID:s2Eq91M00
美琴「いいから」 キョン「えー……『スタンガン娘』」 美琴「っふん!」 キョン「おぅ!? ……?」 また雷でも落ちてくるのかと思わず身構えてしまったが、一向に電撃が襲ってくる気配はなかった。その代わりに目の前で手をかざしている少女の掌から火花が散っていた。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:20:08.67 ID:4ac/WW6y0
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:20:40.56 ID:f7QoFJ1W0
どこがキョンなんだこれ
>>1 の妄想キャラにキョンの名前付けただけじゃないのか
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:22:11.84 ID:Kc0HwvLX0
まあ、オリジナルの能力を持っている二次キャラ≒オリキャラだしな
キョンじゃなく男でやればまだ……いや、ないか
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:24:48.44 ID:s2Eq91M00
美琴「ふぅ〜む、じゃあ次」 上条「うおぉッ!?」 少女の前髪から当たったらただでは済まないであろう威力の電撃が、上条の右手目掛けて飛ぶ。 美琴「今度は普通に出た。やっぱり言葉が鍵か……。 でも高位の『真言使い<フォーチュンコンダクター>』なんて因果律干渉型の能力使いが この街にいるなんて聞いたことないし……」 黒子「いたとしたら確実に超能力者<レベル5>認定されているはずですしね。 なるほど、ようやくお姉さまの言いたいことが分かってきましたわ」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:26:23.93 ID:Amk5qC3O0
キョンと上条とか虫唾が走る男キャラTOP2か
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:27:40.93 ID:4ac/WW6y0
キョン「この『発情期真っ盛り淫乱チンポ狂い雌豚女』」 美琴「ひぐっ…んっ…あはぁん!…」 黒子「お、お姉さま!?」 キョン「『共』」 黒子「んひぃっ!?」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:29:59.79 ID:uTkCElkX0
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:30:55.70 ID:s2Eq91M00
美琴「あんた、システムスキャンはもう受けたんでしょ? そのクラスの能力ならもちろん超能力者<レベル5>よね?」 キョン「? いや、あんた達が何を言ってるのかは分からんが、俺は無能力者<レベル0>だぞ」 美琴「はあ!? 無能力者ぁ!? 嘘でしょ、ありえないわ! レベル5の力に干渉出来るほどの能力なのよ!?」 キョン「そんなこと言われてもなぁ。大体まだたった一日、能力開発を受けただけだぞ? そんなんでいきなりレベル5クラスの能力が使えたりするもんなのか?」 美琴「……そこにいるそいつといい、あんたといい、一体どうなってんのよ。 一回、樹形図の設計者<ツリーダイアグラム>でも使って解析してもらった方がいいんじゃない……って、そういう訳にもいかないか」
俺は素直に期待してるからな
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:36:43.15 ID:s2Eq91M00
黒子「お姉さま、そこの殿方達に興味を持つのも結構ですけど、今はこの場から離れた方がよろしいかと」 美琴「んー? あぁ、なるほど。仕方ない、今日のところはこの辺にしておきましょ」 そう言うや否や、白井と呼ばれた少女に手を掴まれたビリビリ中学生は、忽然と姿を消してしまった。 おぉ、もしかして今のが空間移動というやつか。さすが超能力者の街。 キョン「ありえないなんてことはありえない、か……。まさしくその通りだな」 上条「あのー、キョンさん? 感慨深げに呟いているところ恐縮なのですが、俺達も逃げた方が良さそうですよ?」 キョン「逃げるって……」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:41:31.25 ID:s2Eq91M00
なんでと言いかけて、周りの惨状を目の当たりにして納得する。 ばちばちと放電しながら缶ジュースを際限なく吐き出す自販機。 もくもくと煙を出しながら、狂ったようにレッドアラートを響かせる警備ロボット。 どうやら先程の落雷で辺り一帯の電子機器がやられてしまったらしい。 この場に留まっていては犯人扱いされかねないだろう。 上条「あぁー、もう不幸過ぎますーッ!」 キョン「やれやれ……」 結局買い物を済ますことが出来なかったな、などと呑気なことを考えながら、 絶叫する上条の後に続き、その場から逃げ出すのだった。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:42:42.65 ID:z/UdbgSIO
ジョジョとかうえきの法則ネタでも キョンがオリジナル能力に目覚めてたしそれ自体は別に
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:45:09.15 ID:s2Eq91M00
すいません、夜から仕事なので寝させて頂きます。申し訳ない……。 明日の朝、スレが残っていたら続きを書かせて頂きます。
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:46:09.16 ID:anr+beVF0
書かなくていい 邪魔だからさっさと落とせよ
148 :
紫 ◆KissmeC5gY :2009/11/17(火) 16:46:14.98 ID:Kg3JoPam0
戯言使いってか
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:48:30.29 ID:HNNc+IBMO
書ききれないんだったらスレ立てんな
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:53:46.22 ID:0iHOnq2cO
もう一個の花山禁書のスレは一週間でも保守してもらえるけどこれは無理だろうな 絶望的に面白くない ノートの隅にでも書いた程度のお前の脳内妄想見ても誰も楽しめないだろ 回線切っていつもみたく俺キャラ妄想でオナニーしてろカス
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 16:54:00.30 ID:0tJhE6AvO
不完全燃焼
面白い
わけがない
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 17:01:32.89 ID:rZmBrXJGO
中の人と能力をつなげた感じかな? しえ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 17:06:18.42 ID:s+vMGs0lO
保守乞食め
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 17:12:29.27 ID:o6qlC3eDO
変なもしもしなんか無視すればいいよ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 17:17:26.13 ID:YAbp2+lXO
俺は楽しんでる
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 17:18:17.02 ID:xrnjqNo+O
わけはない
159 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/17(火) 17:28:55.16 ID:1+Y7GXjiO
とりあえず杉田だせよ
少し読んだだけだがレズ女うぜえ
いいから俺は杉田が「その幻想を――」の流れにいくのが楽しみなんだよ杉田いつ活躍するんだよ。
162 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/17(火) 17:51:15.60 ID:1+Y7GXjiO
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 18:09:39.85 ID:iD4fugiUO
おもしろい
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 18:22:37.50 ID:+heEQVX6O
しえーん
ラファ?
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 18:41:35.50 ID:b7aI3S/h0
キョンだけとかつまらない。どうせならSOS団メンバー全員出して欲しいな。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 18:43:12.29 ID:asi28VaY0
キョンに高度な演算が出来るとは思えない
キョン「なんだこりゃ…蒼の魔導書?」 次の日 キョン「インフェルノディバイダー!ガントレット!ハーデス!闇に喰われろ!地獄は無えよ!あるのは無だけだ!」
キョン以外いらね
キョン「光射す世界に、汝ら闇黒、棲まう場所無し―― 渇かず、飢えず、無に還れっ!」 」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 19:30:45.04 ID:hW2gSOIJO
>>168 > キョン「インフェルノディバイダー!ガントレット!ハーデス!闇に喰われろ!地獄は無えよ!あるのは無だけだ!」
みくる古泉長門「じー……」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 19:55:03.64 ID:lr2dJlH8O
期待
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:17:55.13 ID:8jTbTUCi0
uuuuuuuuuuuuunnn
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:30:06.26 ID:/vfS8q0bO
かそく
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:31:59.97 ID:gnCRCwVN0
こういうSSは気持ち悪いわ・・・
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:37:21.25 ID:QkjKa2SSO
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:40:32.28 ID:4OA2AW7sO
これ系の流れを見る度にvipってやっぱり怖いところだな、と思う
うわつまんね
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 20:58:16.67 ID:UOzxXewp0
支援、いや保守か?
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 21:08:48.13 ID:Z9D7Qj/v0
ho
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 21:30:37.52 ID:8jTbTUCi0
もう書かないの?
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 21:32:32.08 ID:UOzxXewp0
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 21:36:14.52 ID:UOzxXewp0
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 22:00:32.98 ID:jmzTekos0
話云々は置いといて、ここまでに2回中断してる時点で埃並みに存在してる価値のないSS
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 22:08:51.68 ID:YzaHn8y70
どこの玄霧皐月だよ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 22:21:56.10 ID:o6qlC3eDO
で、続きは?
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 22:55:33.06 ID:cFs4MRhcO
あらあらまあまあ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/17(火) 23:38:51.24 ID:2Q99GdsT0
gほ
,ィn厶 / と..,o く-( )ーy nく/ {:\r ァ (斗 > - o ┴弍ぅ’ O ‐くと う Y⌒) 斗―ァ z<⌒(__ ノ __と.゚ う´ 人 _)(`’ O (ヽノ≦ ≦r‐'└,(__ノ ,、/...` 丁{_人_人と` う廴 厂し< 厶てィ、{V ..:.V..:.′..:..:.|.....ヽ.. てノ〜rv廴}ー〈 } ァ’ ′| .| ...} .. :..:.i:. ...i.⊂、j、)バ:| Y/ ...:.:.:.:.:.|..:.::i{...:.:.:...i{...:..:.|!.:. .:.:.l:..:.|l...:.:.:.:.爻__} {∨ `i .:.丁`:ト∨.:.:小..:.::ハ..:.:.斗-||..:}./:.:ト:\> r‐、 { | :.:.レ‐廴≧=_{ ミレヒ≦ハ_リ::/:.}/:.\:.≧.._ { i V {:∨ 厂`ヾ ´r==ミz/:..:.:/フ7┬ミ ̄ 、 ヽ.ハ V| { /i/ /i/i ノ.:.:.:/ 人:廴 おっお前の幻想をぶち殺す! \ \〉. ヽ V´i ′ フ:ィ:.:/≦-ト\ `i ` ’ { { i7 ー‐ ⌒ヽ 彡}ノ≦ ̄ヽヽ r―- 、_ノ′ ̄` 、 . ト廴___ ≦二  ̄ ̄ i∧ ` . __ `ヽ ∨`i i⌒i ヽ }:...'. `≧ . ___、 r‐ |. | } .| } , ノ:::.. i { ≧} |} . ノ .′ . 斗 /イ/:::....l \ ん. ! ノ'′ ノフ¨>ミ. } / /:::::::...}
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 00:03:41.27 ID:ovSPWfwsO
期待
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 00:36:07.97 ID:CKGy/yE+O
遅いな
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 00:44:21.66 ID:JAA3PrTh0
視宴
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 00:53:57.91 ID:O2Vwnd7CO
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 01:27:18.94 ID:sJn82gpLO
Test
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 01:28:09.89 ID:sQ48LkFuO
まあまあ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 01:49:10.15 ID:/+L46CwQ0
ありけり
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 02:05:29.42 ID:IhpNjfjVO
☆
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 02:52:34.47 ID:avoJt9OMO
はわ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 03:17:37.77 ID:kCsX6A7w0
おやすみ寝うるから保守ッ解けよ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 03:48:33.36 ID:lspvoN6sO
ららら僕が
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 04:33:39.91 ID:lWoj9Jw5O
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 05:10:59.44 ID:diytSBh6O
ほす
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 05:35:00.02 ID:/+L46CwQ0
k
また書き溜めしてないで保守させるSSスレか
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 06:24:14.81 ID:IhpNjfjVO
保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 06:45:50.03 ID:/+L46CwQ0
兎
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 06:49:21.55 ID:w2ItS4YJ0
ほっしゅ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 07:07:18.48 ID:Xn4Se4TxO
な?SSだろ?
さて、1は帰ってくるのか
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 07:41:55.68 ID:/+L46CwQ0
A
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 07:55:46.15 ID:/+L46CwQ0
そろそろかな
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 08:58:32.29 ID:d4URtGrQ0
只今バイトから戻りました。保守してくださった方々、ありがとうございます。 それでは続きを書きながら書き溜め分を投下したいと思います。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:01:08.49 ID:d4URtGrQ0
キョン「やれやれ、ひどい目にあった……って昨日からそればっかだな、俺」 上条「そりゃ俺の台詞。……あ〜、晩飯の材料、買い損ねちまった。どうすっかなぁ……」 キョン「コンビニ弁当かなんかで済ませばいいじゃないか」 上条「そういう訳にもいかないのデスよ。大飯食らいが一人と一匹、家で腹空かせて待ってるだろうし」 キョン「上条は自宅通いなのか?」 上条「いや、寮暮らしだよ。ほら、そこの」 上条の指差す先には奇遇と言おうか、同じ学校に通っているのだから当たり前と言おうか、 俺のこの街でのねぐらである学生寮があった。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:06:08.60 ID:d4URtGrQ0
上条「じゃ、そういうことだから」 キョン「おう」 片手を挙げて別れを告げた上条の後に続いて階段を上る。 上条「……あの、なんで俺の後を尾けているのでせうか?」 キョン「後を尾けるもなにも俺の住まいもここなんでな」 上条「マジですか?」 キョン「あぁ、マジだ。そういえばさっき一人と一匹とか言ってたけど、ルームシェアOKだったか、この寮?」
SS板とかないのかなあ 初めからパー速でやるとか 保守いらないしスレ一覧でも見たくない人の目にも触れないしその方がよくね
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:11:36.93 ID:d4URtGrQ0
上条「あーうー……そこはまあオフレコってことで」 キョン「……了解。詮索するのも野暮だしな。となるとそうだな、今日の晩飯は俺に奢らせてくれ」 上条「えぇッ!? キョンさん、それ正気ですか!?」 キョン「なんで飯を奢るだけで正気を疑われねばならんのだ。 さっき助けてもらったお礼と引越し蕎麦を兼ねてといったところか」 上条「まあキョンがいいっていうなら……いや、しかし家には大喰らいがいるからなぁ」 キョン「はは、まあそう心配することもないだろ。 引越し資金と当面の生活費で、いくらかの懐の余裕はあるしな。 今日ぐらい贅沢しても罰は当たるまいよ」 上条「そういうことならゴチになりやす! ……一応、警告はしたからな?」 キョン「そんな大袈裟な」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:16:34.41 ID:d4URtGrQ0
駄弁りながら上条の部屋のドアを開け、上へと上がらせて─── ?「とうま───ッ! お腹が空いたんだよ!?」 上条「だあぁッ!?」 もらおうとした矢先に少女が矢のように飛び出し、上条の頭に噛み付いていた。 上条「おま、インデックス、落ち着け! すぐ晩飯にするから!」 インデックス「こんな時間までどこをふらふらしてたのさ! またお節介焼いてどっか行っちゃったのかと心配したんだよ!?」 上条「いやもうほんとすいませんすいませんすいませんから取り敢えず噛み付くの止めてもらえませんかねぇ!?」
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:21:53.55 ID:d4URtGrQ0
じたばたと暴れる上条から不満げな様子で離れるインデックスと呼ばれた少女。 この子が上条の言っていた大喰らいか? 一体どんな関係なんだ? 見たところ日本人ではないから兄妹というわけでもないようだが。 先程、詮索は野暮と言ったが、うら若い男女が一つ屋根の下に同居(同棲?)していたら気になるのが人情というものだろう。 まあ敢えて口には出すまいが。 インデックス「ん? とうま、この人だーれ?」 上条「あぁ、こいつはキョンってんだ。この街に越してきたばかりでな。今日、友達になったんだ」 キョン「よろしくな、えーと……」 インデックス「よろしくなんだよ、キョン。 私はIndex-Librorum-Prohibitorum。 魔法名はdedicatus545、献身的な子羊は強者の知識を守るって意味なんだよ」
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:26:31.89 ID:d4URtGrQ0
今、魔法とかこの街にそぐわない単語を聞いたような気がしたが、深く突っ込んではいけないのだろうか。 改めて言葉で問い質すのも無粋に思え、上条に目で問うてみる。 上条「あっははー、それよりも飯にしようぜ、飯」 白々しい誤魔化し方で話を逸らす上条。これは所謂一つの空気の読みどころというやつか。 上条「インデックス、聞いて驚け。なんと今日の晩飯は出前ですデリバリーです店屋物です」 インデックス「えぇッ!? とうま、気は確か? その代わり明日からは塩と水だけの生活なんて私、嫌なんだよ?」 普段、どんな食生活を送っているんだ、この二人は。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:28:48.08 ID:83xu3DhqO
今北だけど禁書原作7巻までの知識と前に読んだハルヒでSS書くとかギャグにしか思えない
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:31:22.95 ID:d4URtGrQ0
上条「ちっちっちっ、ノープロブレムですよインデックスさん。 今日の晩飯はなんとキョン先生の奢りだそうです!」 インデックス「ええぇッ!? キョン、君は神様かも!?」 本当に普段、どんな食生活を送っているんだ、この二人は。 上条「そうと決まればピザかなんか取ろうぜ。え〜とチラシとかあったっけ」 ?「それは僕もご相伴に預かってもいいのかな?」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:34:38.95 ID:d4URtGrQ0
上条「げっ、ステイル。なんでお前、ここにいんの?」 ステイル「なんでとはご挨拶だね。ちょっとした休暇を利用して友人に会いに来た。それだけじゃ不満かい?」 上条「どうせお前の目的はインデックスだろうが」 ステイル「あっはは、なに当たり前のことを言っているのさ。 よもや君と僕の間に友情なんてものが成立しているなんて思っていたのではあるまいね?」 上条「そんなものはこっちから願い下げですよ。つーかまた何か厄介事に巻き込もうってんじゃねーだろうな」 インデックス「あ、それなら大丈夫かも。私もそう思ってさっき問い詰めておいたから」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:37:37.09 ID:d4URtGrQ0
部屋の奥から現れた赤髪、顔にバーコードのタトゥー、パンクファッションの大男と平然と会話をこなす上条。 隣のシスターの格好をしたインデックスと呼ばれた少女といい、こいつの人脈はいったいどうなっているのだろう。 インデックス「それよりもピザなんだよ。早くしないとお腹の虫が暴動を起こす寸前かも」 上条「へいへい。じゃあ適当に頼むぞー」 ピザ屋のチラシを片手に携帯で電話を掛ける上条。 上条「あ、もしも……」 インデックス「シーフードミックスにテリヤキチキン。 グラタンハンバーグ、ジャーマンスペシャル、マルゲリータを全部Lサイズで! あ、あとフライドチキンとオニオンリングも二つずつ欲しいかも。あとはねー……」 キョン「なん……だと……」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:39:53.78 ID:d4URtGrQ0
上条の携帯をひったくったインデックスが矢継ぎ早に注文を繰り出す。 というかその量、明らかに四人だけでは食いきれないだろう。 上条「いや、奴なら……いける!」 ステイル「ご愁傷様」 キョン「なんてこった……」 上条「だから警告はしたって言ったろ?」 明日から塩と水だけの生活を送るのはどうやら俺の方だったようだ。
支援
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:52:35.13 ID:ygaudD4J0
支援
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:52:49.68 ID:9ZlFtblW0
4円
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 09:53:59.07 ID:jls0OsR/0
支援
死ねよキモオタニート
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 10:22:27.39 ID:ZLem7vYyO
支援
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 10:29:01.06 ID:Xn4Se4TxO
なんでいきなり魔法名名乗ってるの?バカなの? なんでステイル親しげに話しかけてんの?アホなの?死ぬの?
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 10:36:00.96 ID:nkD20lc6O
死ぬよ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 10:45:55.75 ID:B8NMqvFe0
>>232 をガンダムで訳してくれ
何が気に食わないのか気になる
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 10:56:31.26 ID:53HXzrIzO
>>234 アムロ「よう、キャスバル」
シャア「おぅ、久しぶり〜」
キャスバル「シャアアズナブルという人を知っているか?」 カミーユ「尊敬してますけど馬鹿ですよあの人は」 キャスバル「私だ」 カミーユ「お前だったのか」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 12:09:11.25 ID:jls0OsR/0
ho
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 12:39:34.32 ID:9ZlFtblW0
昼休憩
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 13:23:35.97 ID:kCsX6A7w0
何で突然消えるの死ねよ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 13:24:27.35 ID:6rrrcWemO
だとー
>>1 マダー?
ちょっと変な事言われたからって逃げるなよ
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 13:41:42.41 ID:yUxpz0N10
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 13:58:10.80 ID:Hogx2sV50
>>166 ネタはあるが書こうとしたら別に禁書×ハルヒスレができてて困る
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 14:41:35.60 ID:FuBXYSaxO
あ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:24:44.67 ID:gCUxi4rRO
ほし
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:28:27.12 ID:d4URtGrQ0
申し訳ありません、さるさんくらってそのまま寝てました。 続き投下します。
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:33:08.36 ID:d4URtGrQ0
上条「真言使い?」 大量に注文したピザをつまみながら、御坂と呼ばれた少女とのやり取りを通じて浮かび上がった疑問点を、 俺よりも能力に詳しいであろうこの街の住人に訊いてみる。 ちなみにピザの代金はチラシに付いていた割引チケットを利用することによって、 懐へのダメージは予想よりも緩和出来た。 キョン「あぁ、あの御坂って子は確かにそう言っていた」 インデックス「真言。サンスクリット語でマントラ。真実の言葉の意で、転じて仏様の言葉ってことだね。 音や韻律に重きを置いた呪文で、発願を仏様に直接働きかけることによって効果を発揮する祈祷呪文の一種だよ。 まあでも話を聞く限りじゃ用途はかなり限定されているみたいだけどね」 キョン「限定?」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:33:51.82 ID:B8NMqvFe0
早く
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:35:52.93 ID:Y6dpVW1EO
キョンには普通の人でいて欲しいのだが… 言霊みたいな能力とか、ないわー
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:38:33.73 ID:d4URtGrQ0
インデックス「キョンは今までに何かを願いながら口にした言葉が現実に叶ったこととかはある?」 キョン「んー……特に思い当たる節はないな」 そんな力を持った奴になら一人、心当たりがあるが、今の自分にあれの十分の一程の力もあるとは思えない。 能力開発を受けた後でも、別段自分の中で何かが変わったという実感はない。 インデックス「でもみこととやりあった時には能力を弱体化させることが出来たんだよね? その時に何か能力について言わなかった?」 キョン「あー……そういえば『スタンガン』だの『そんなエネルギー、人間一人が生み出せるわけがない』とか言ったような……」 上条「お前……あのビリビリにそんな暴言吐いてよく生きてられたな……」 いや、その後きっちり電撃を喰らわされて気絶する羽目になったんだが。
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:43:34.13 ID:d4URtGrQ0
インデックス「その言葉が真実であれ偽りであれ、相手に刷り込ませることが出来れば干渉を可能とする。 言うなれば真言使いならぬ虚言使い……デトネイターっていったところだね」 キョン「起爆剤(デトネイター)?」 インデックス「その一言をきっかけに能力を+にも−にも加速させる能力…… うん、ぴったりなんじゃないかな」 『虚言使い<デトネイター>』 なんだろう。ハルヒの能力や長門の情報操作の簡易版のようなものだろうか。 それにしても他人を煽るだけ煽って、その尻馬に乗っかる能力なんて、 まるで俺の生き方そのものを体現したかのような能力だな。
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:44:45.88 ID:8q55a2vcO
みんな何だかんだ言って好きなんだな
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:46:39.38 ID:B8NMqvFe0
>>252 う、うるさいわねっ暇なだけよっ!
そうでもなきゃこんなみっともない文章読んでなんかないわよっ!
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:48:03.62 ID:d4URtGrQ0
インデックス「論より証拠なんだよ。実際に試してみたらいいんじゃないかな。 幸いにも今ここには優秀な炎の魔術師がいることなんだし」 上条「ちょ、おい……!」 キョン「魔術師?」 そういえばさっきも魔法とか言っていたな。 上条「インデックス! お前はどうしてそう軽々しく……!」 ステイル「取り立てて隠すようなことでもあるまい。特にこの街に於いては、ね」 上条「お前……インデックスに優秀って言われたのが嬉しいだけだろ」
>>253 わかったわかった。
わかったからこんな街中でビリビリさせるんじゃありません
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 15:53:44.28 ID:d4URtGrQ0
キョン「ふむ、というと何か? この街には超能力者以外にも魔法使いまで存在するということか?」 ハルヒが聞いたら裸足で素っ飛んでくるだろう。 上条「あー……そういうことになる、かな? 出来ればあまり他言しないでくれると助かるんだけど……」 キョン「ふむ、了解」 上条「……案外、あっさりと信じるんだな」 キョン「いやなに、ありえないことはありえないってあの御坂って子も言ってたしな。それに……」 非日常が氾濫する日常なんて、前の街では当たり前のことだったしな。どうやら新天地に越してきたことで少し忘れかけていたようだ。 上条「なんつーか結構、肝が据わっているのな、お前」 キョン「別にそういうわけではないよ。多少耐性があったっていうだけの話だ」
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:00:47.19 ID:d4URtGrQ0
キョン「ふう……なんかこっちに越してきてからいろいろあり過ぎて、さすがに疲れたな」 真新しいベッドに身体を預けると、間髪入れず心地好い睡魔が襲ってきた。 インデックスの講義を受けた後、ステイルさんとやらの炎の魔法を実験台にあれこれと自分の能力を試してみた。 理屈をこねくり回す(古泉ほどではないにせよ)癖のある俺にとっては、言葉を媒介に発動するこの能力は結構、肌に合っているようだ。 要は舌先三寸で相手を丸め込んでしまえばいいのだ。 ……改めて考えてみるとなんて能力だ。やっていることがまんま詐欺師ではないか。
258 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/18(水) 16:04:08.84 ID:G2PC02cDO
古泉のは何になるんだろ 赤い玉……
ほら、あのマリオが投げるやつ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:07:38.11 ID:d4URtGrQ0
キョン「そういえば……」 枕元に放り投げてあった携帯電話に手を伸ばす。メールが三件。 長門、朝比奈さん、ついでに古泉からのメールだ メールを開き、ざっと目を通す。 単語を繋げただけのような簡素な長門らしいメール。 日々の出来事を取りとめなく綴った朝比奈さんらしいメール。 回りくどい言い回しがいかにもな古泉らしいメール。 それぞれに返信のメールを打ち、送信する。 ハルヒからのメールはあの街を離れて以来、一度も受け取っていない。 新規メールフォームを開きながら、別れ際のハルヒの言葉を思い出す。
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:08:50.92 ID:Y6dpVW1EO
面白くなってまいりました
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:16:23.84 ID:d4URtGrQ0
ハルヒ『いい? キョン。少しでも不思議なこと、面白そうなことがあったらすぐに報告すんのよ。 あんたは我がSOS団の特使として学園都市に行くんだから、その名に恥じない成果を上げてくるのよ!』 俺からもハルヒにはまだ一通もメールを送っていない。 話したいことがないわけではないのだが、それをメールでやり取りすることに少しだけ抵抗を覚えたのだ。 わざわざメールでお互いのことを報告することで、逆に距離を意識してしまいそうで。 なんというかあいつとは何年間も音沙汰がなかったにも係わらず、ある日ひょっこりと顔をつき合わせても「よう」と軽く挨拶が交し合えるような、そんな仲でいたいのだ。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:20:03.44 ID:d4URtGrQ0
キョン「……なんて考えるのは、少々センチ過ぎるかね」 携帯をぱたんと折り畳み、枕元に放る。 こういうことの積み重ねで人の縁は薄れていくのかねぇと思いながら、 俺は深い眠りの底へと沈んでいった。
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:25:54.50 ID:d4URtGrQ0
キョン「げ、ビリビリ中学生」 美琴「ビリビリ言うな! ったく、出会うなり失礼な奴ねぇ」 明くる日の放課後、今日こそはと日用雑貨を売っている店を探して街をぶらついていると、御坂美琴と遭遇した。 これで三日連続だ。 キョン「いや、すまん。上条がそう呼んでいたものでつい」 美琴「あいつの真似なんかしなくていいから。私には御坂美琴っつー立派な名前があんのよ」 キョン「そうですか。では御坂さん、ご機嫌よう」 厄介な事にならないうちにこの場を離れた方が賢明と判断し、そそくさと踵を返す。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:31:15.31 ID:d4URtGrQ0
美琴「待ちなさい」 古泉ばりの似非爽やかな俺の挨拶など意にも介さず、御坂はこちらを呼び止めた。 何故だろう。今日も日用雑貨は買えないような気がしてきた。 いつになったら俺は自炊が出来るようになるのだろうか。 キョン「……なにか?」 美琴「そう露骨に嫌そうな顔しない。あんたにとっても悪い話じゃないだろうしね」 キョン「はぁ……」 美琴「あんたの能力についてよ。あれから私なりに考えてみたんだけどね……」 キョン「奇遇だな。俺もあれから自分の能力について上条達と話し合って、おおよその結論を得たところだ」 美琴「え?」 キョン「え?」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:37:42.72 ID:A/zYPAUz0
え?
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:39:07.55 ID:d4URtGrQ0
互いにきょとんとした顔しながら首を傾げる。 美琴「なによ、せっかくいろいろアドバイスしたげようと思ってたのに一足違いかぁ。 じゃあもう自分の能力については大体把握してんだ?」 キョン「大体だけどな。まあ気持ちは有難く受け取っておこう」 美琴「あぁ、お礼は言わなくていいわ。元々すぐに返してもらうつもりだったし」 キョン「うん?」 美琴「前置きが省けて丁度いいわ、本題はこっちだったから。ここじゃなんだし、場所変えましょ」
支援するっていってるんだよ?
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:40:41.07 ID:iiUsHJs70
支援 面白いけど欲を出せばもうちょっとキョンらしさ出してほしい
271 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/18(水) 16:41:45.96 ID:G2PC02cDO
長門が学園都市の生徒なら チートがどうのの問題じゃないな
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:42:02.57 ID:UlWWyL1zO
いーたんのがしっくりこないでもない
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:42:38.15 ID:ZVgNEFQt0
長門VS一方通行のSSが見たいのは俺だけか?
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:43:07.23 ID:d4URtGrQ0
ョン「……俺に拒否権は?」 美琴「あると思うのなら逃げてもいいわよ?」 頭が痛くなってきた。どうやら俺はこの手のタイプに絡まれやすいらしい。 ようやくハルヒの暴虐の魔の手から解放されたと思ったのだが、少しばかり考えが甘かったようだ。 キョン「やれやれ……」 逃げたところでろくなことにならんだろうし、溜め息を吐きながら大人しく付いていく。 まあ逃げなかったところでろくな目に合わないのは同じだろうが。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:44:52.91 ID:A/zYPAUz0
ョンwwwwwwwwwwwwwwww
ョン
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:45:22.33 ID:kCsX6A7w0
ョン様
278 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/18(水) 16:45:55.19 ID:G2PC02cDO
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:47:43.09 ID:QVSGdBAe0
ョンwwwww
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:49:22.42 ID:d4URtGrQ0
美琴「ま、ここでいいか」 御坂に連れられてやってきた先は、何の変哲も無い河原だった。 学園都市にもこんな場所があったのかと思いながら、転ばぬよう橋の脇から土手を下りる。 キョン「で、こんなところまで連れ出して何をしようってんだ? まさか決闘でもするつもりじゃあるまいな?」 美琴「そのまさかよ」 キョン「……はい?」 美琴「私、物事はきっちりはっきり白黒付けなきゃ気がすまない性質なの。 あんた、自分の能力の使い方はもう覚えたんでしょ? なら全力で戦っても大丈夫ってことよね」 キョン「待て待て待て、どうしてそうなる。大体、白黒付けるもなにも、俺はお前と会った初日に気絶させられているだろーが」 美琴「その時はあんた、自分に能力があるなんて知らなかった訳でしょ。言うなればあれは決闘じゃなかった」
281 :
>>274 コピペ ミスった…… :2009/11/18(水) 16:53:24.49 ID:d4URtGrQ0
砂利を踏みしめながら間合いを離す御坂が踵を返し、俺と対峙する。 美琴「でも今は違う。あんたは自分の力の使い方を知っている。レベル5の力を封じ込めるだけの能力の使い方を」 その眼差しは真剣そのものだ。いったい何が彼女をそこまで駆り立てるというのか。 キョン「だとしてもそれが俺とお前とで戦う理由にはならんだろう。こっちは無能力者だぞ? 超能力者であるお前がなんでそこまで俺なんぞに拘るんだ?」 美琴「私はね、私の前に立ちはだかる全てを薙ぎ倒して、一から今の力を手にしたの。 だから私は立ち止まらない。だから私は私の前に立ちはだかったあんたを倒して───」 美琴「私を証明する」 美琴「それが『超電磁砲<レールガン>』御坂美琴の在り方よ」
自ら回り込んで立ちはだからせた気がしなくもないが美琴ならしかたないな
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:55:40.49 ID:B8NMqvFe0
かっこいいこと言ってるけどただのDQNだよな…
ョンの都合を考えてない、身勝手な発言である
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 16:59:10.25 ID:d4URtGrQ0
宣戦布告───それは彼女の前に立ちはだかった俺にではなく、壁の前で足踏みをする己に向けての言葉だった。 美琴「……それが守りきれなかったあの子達に対する手向けでもあるしね」 しんみりとした口調で何事かを呟く少女。その横顔が儚げなものに映り、思わず見入ってしまう。 キョン「目の前に山があると登ってしまう登山家の習性ようなものか」 美琴「はいそこ茶化さない」 重くなりそうな空気をかき消すように軽口を叩く。 キョン「やれやれ……」 眉間を押さえ、今日一番の溜め息を吐く。 この手の人間を口先だけで煙に巻くのは難しいだろう。 逃げたり、わざと勝負に負けたりした日には地獄のそこまで付き纏われそうだ。
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:03:17.81 ID:d4URtGrQ0
キョン「分かった。その勝負、受けよう。だがこちとら、力の使い方を覚えたばっかりだからな。 全力でいくが望まぬ結果になっても文句は言ってくれるなよ」 美琴「へえ、大した自信じゃない。まあ勝つつもりできてくれなきゃ、戦う意味なんてないから別にいいんだけど」 いや、そういうつもりで言ったのではなく、簡単にやられても手抜きしたなんて勘違いはしてくれるなよと言いたかったのだが。 まあ訂正するのも面倒くさいので放っておくとしよう。 キョン「じゃあいくぜ、『スタンガン娘』!」
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:08:28.87 ID:d4URtGrQ0
昨夜、様々な試行の結果得られた己の能力の特徴を頭の中で反芻しながら、御坂に詰め寄る。 『虚言使い<デトネイター>』の能力の特徴は判明しているだけで五つほど。 特徴その一。能力の増幅、減衰の決定は選択する言葉のニュアンスに左右される。 +のイメージを持つ言葉なら増幅、−のイメージを持つ言葉なら減衰されるといった具合だ。 相手に向けて放つ言葉も一言より、二言三言、出来れば会話文が望ましい。 言葉を紡げば紡ぐだけその分、より深く能力に干渉出来る。 特徴その二。一度でも干渉したことのある相手なら、次からは干渉しやすくなる。 PCのデスクトップにショートカットアイコンを作り、そこからソフトを起動させるようなものと言えば想像しやすいだろうか。
ふぬうふぬう
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:13:57.20 ID:d4URtGrQ0
美琴「ふッ!」 御坂の掌で小さく火花が踊る。電撃の空撃ち。 特徴その三。どれだけ深く干渉しても、俺の能力が有効なのは一撃だけ。 一度相手がその能力を行使してしまえば干渉は解け、リセットされ、従来のレベルまで戻ってしまう。 御坂も昨日のやり取りでそれに気付いていたのだろう。 初撃は捨て、次弾を放とうと体勢を整えている。 キョン「はっ、そんな『ちゃちな電流じゃ蛍光灯も灯せない』ぜ!? 『せいぜい豆電球が関の山』なんじゃないか? 『乾電池に換算して単一一個分』ってかぁ!?」 空撃ち、空撃ち、空撃ち。 捲くし立てながら詰め寄る俺に対し、御坂は紡がれたキーワードの数を上回る電撃を放とうとするが、 その全てが空撃ちに終わる。
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:14:25.30 ID:0QvsfK/VO
まだあったのこのパクリスレ
やはりレズにお似合いのDQNぷり
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:15:44.05 ID:B8NMqvFe0
お前らには使いこなせなさそうな能力だなww
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:18:02.06 ID:d4URtGrQ0
だが悲しいかな、言葉を放つには酸素が必要なのだ。 呼気と吸気の僅かな間隙。 その致命的な一瞬を衝いて、御坂は今までとは比べ物にならない電撃をこちらに放つ。 キョン「どうした『スタンガン』……うおぉっ!?」 無様に横っ飛びになりながら、間一髪でその電撃をかわす。 センテンスとセンテンスのその合間。 言葉と電撃。音と光。 どちらが速いかなんて言うまでもない。 特徴その四。能力により発生した力そのものにまでは干渉出来ない。 放たれる前ならある程度の干渉は可能なのだが、一度発生してしまえばその威力、結果にまでは干渉出来ないのだ。
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:22:23.19 ID:d4URtGrQ0
俺が三つセンテンスを紡ぐ間に、御坂は空撃ちを含め五回、電撃を放つことが可能だろう。 そしてこちらに牙を剥きながら襲い来る電撃を防ぐ術を俺は持たない。 予めそれを想定していたからなんとか避けれたものの、迸る電流をかわすなんて人間に出来る芸当じゃない。 今のは運が良かったとしかいいようがない。 つまるところこの戦いは、御坂の放つ電撃を全て掻い潜り俺が奴の下に辿り着ければ俺の勝ち。 自身の下に近付かれる前に俺を撃ち落とせれば御坂の勝ち。 そのどちらかだった。 ごろごろと砂利の上を転がりながら少しずつ御坂との距離を詰めていく。 いい加減息が上がり始め、言葉を発するのが困難になってくる。 それでもまだ一発も電撃を貰っていないというのは、我ながら結構な幸運─── キョン(……待て。いくらなんでもそれは───)
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:28:12.00 ID:O2Vwnd7CO
見てる 支援
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:28:52.90 ID:d4URtGrQ0
立ち上がり様、間髪入れずに前進しようとした足が違和感を覚え、止まる。 ここにきてようやく己の失策に、御坂の思惑に気付く。 御坂も俺が勘付いたことに気付いたらしく、絶え間なくこちらを襲っていた電撃は止んでいた。 美琴「チェックメイト」 キョン「……だな」 気付けばさらさらと流れる川の流れに俺は片足を突っ込んでいた。 この状態で電撃を放たれられたらひとたまりも無いだろう。 キョン「なるほど。俺が電撃をかわしていたのではなく、あんたがここまで俺を誘導してたってわけか」 でなければ雨霰のようなあの電撃をかわし続けるなんて芸当、俺に出来るわけがない。 思い返せば最初から足元だけを狙われていたようにも思う。
中身読んでないけどなんでダッシュが二つではなく三つなのかが気になる。 感嘆符や疑問符のあとに空白入れたり三点リーダーできてるだけに逆に無理して頑張ってる感が。 ていうかだからいつ杉田は「その幻想を」と言うのか。抽出しても出てないのな。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:33:15.58 ID:d4URtGrQ0
キョン「まいった。俺の負けだ。 というよりも馬鹿正直にこの場所であんたの決闘を受けた時から、 勝敗は決していたというわけか」 美琴「地の利を確保するのは戦いの基本よ。 あんたが私と戦うつもりだったのなら、 決闘に誘われた時点で逃げて援軍を呼びに行くってのがこの場合、正解かしら」 格下相手にそこまでするとは本当に容赦ないな。 キョン「同じ土俵に上がった時点で既に負けていたってわけか」 美琴「ちなみに私には不意打ちは効かないわよ。常に電磁波を照射してるから、その反射で感知出来るし。 精神を集中すれば生体電気の有無で敵の位置を探ることも出来るしね」 キョン「常に警戒してるって、お前はなんに狙われてるんだよ……」 美琴「それぐらい出来なきゃ、この学園都市でレベル5は名乗れないわよ」 御坂はその称号に込められた重圧をさらりと受け止めて、誇らしげな笑みを浮かべた。 なるほどこれが超能力者、か。
しぇん
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:36:01.51 ID:a0qMxPlF0
ェン
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:37:57.48 ID:d4URtGrQ0
キョン「ま、でもこれで分かっただろう。俺の能力なんてこんなものだ。 よしんばお前との距離を詰められたとしても、俺には攻撃する手段がないしな」 美琴「別に素手でぶん殴ればいいじゃない」 キョン「喧嘩もろくにしたことないんだぞ、こっちは。やれたとしてもさすがに女子は殴れんよ」 美琴「あんたのお友達の上条当麻なら躊躇なく殴るわよ?」 キョン「マジか。容赦ないな、あいつ……」 美琴「まああいつの場合、自分なりの筋を通した上でだけどね」 そう言った御坂の顔は今までに見た勝気な笑みではなく、歳相応の少女の微笑だった。
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:42:56.47 ID:d4URtGrQ0
キョン「ほう……」 美琴「な、なによ」 キョン「いや、なんでもない。ま、とにかくこれで俺はお役御免だな」 美琴「え?」 キョン「え?」 なんですか、その「お前は何を言ってるんだ」みたいな顔は。 キョン「勝負はお前の勝ち。もう白黒ついただろ?」 美琴「能力を使った戦闘ではね。でもまだ私はあんたの能力そのものを破ったわけじゃないわ。それに───」 キョン「それに?」 美琴「あんた、まだ何か隠してるでしょう?」
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:44:12.11 ID:BnjEg1+U0
へぇ
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:44:32.58 ID:kCsX6A7w0
あんたも
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:46:54.34 ID:d4URtGrQ0
キョン「………………」 どうしてこう女子という生き物は無駄に鋭いのだろう。 確かに御坂の言うとおり、先程の戦闘では能力の全てを披露したわけではない。 だがそれは出し惜しみしたわけではなく、使いどころがなかっただけに過ぎない。 奥の手のようなものはあるにはあるが、それは思考実験の末に恐らく可能であろうという推論を得ただけの実行可能かどうかも怪しい代物だ。 キョン「買いかぶりだよ。今の俺にはあれが精一杯だ」 美琴「買いかぶりかどうかなんて自分で決めるもんじゃないわ。それにあんたの能力、 単体では使いどころが難しいけど、誰かと組めば使いようによっては強力な力になるわ」 キョン「ということは何か。俺はお前が満足するまで今日のような物騒なやり取りを続けなきゃならんわけか?」 美琴「分かってるじゃない♪」 満面の笑みで言われてもなぁ……。 美琴「というわけで。第二ラウンド、いっくわよー!」 キョン「勘弁してくれ……」
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:52:27.02 ID:ovSPWfwsO
よく考えると美琴って毎晩のように男遊びしてるってことになるのか びっちすぎでしょ
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:57:57.39 ID:IhpNjfjVO
携帯から失礼します。このスレの
>>1 です。
申し訳ありません、さるさん&アルバイトの時間となってしまいました。
一向に終りが見えてこないのでご不快に思われた方、このまま落としちゃってください。
身勝手な言い分とは存じますが、このままだらだらと続ける方が失礼に当たると思いますので。
お目汚し、失礼致しました。
両刀ビッチなのは定説
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 17:59:43.23 ID:7WS3o4L+0
おいふざくんあ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:03:48.92 ID:H3AlCJSLO
最後まで書けや
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:05:44.11 ID:a0qMxPlF0
バイトは休むべきだろ常考 場合によっちゃバイトの時給より上の報酬を振り込む準備はあるが?
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:06:15.38 ID:ygaudD4J0
キョンが「暴発して自滅」って言ったらどうなるの?
キョンがインデックスから蒼の魔導書もらってニャンニャンする話考えたが妄想でやめておく
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:19:27.82 ID:IhpNjfjVO
これから本編という遅筆ぶりで、パートスレと化す恐れがあります故。
>>311 職場の人間関係もありますので、休むというのはご勘弁を。
>>312 干渉出来るのはあくまで能力の増減だけという設定ですが、さて……。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:27:21.17 ID:HqzqHKCn0
>>307 キョン=
>>1 美琴=オレら
逃 げ ら れ る と 思 う な よ ?
>>314 すいません。実は深夜にも自分で保守してたりします。
なんだかんだ言っても、続き書きたかったんで……。
長居するのも不粋ですので、これにて。
そげふ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:50:28.28 ID:G2PC02cDO
同じ脳と能力ということで PSYRENと混ぜたSS書いてみたら 終わる気がしなかった… SS書くのって難しいんだな
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:51:48.19 ID:LmDK/HIOO
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:52:22.04 ID:OS4tOfyS0
>>319 悩むのはうpしてからでも遅くは無いだろう
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:53:45.56 ID:kCsX6A7w0
すっかり忘れてたけど、錬金術師の中の人も杉田だよな
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 18:55:05.21 ID:1dm63VmDO
メルゼズも消せるんだろうけどそもそも上条さんを追尾しないんだろうな
324 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/18(水) 18:56:22.96 ID:G2PC02cDO
>>320 >終わる気がしなかった
つまりそういう事だ
>>1 と同じ末路を歩ことになる
それにキャラ出しすぎて収集が付いてないんだよ
>>322 すっかり忘れていたわw
最近の俺の脳内は杉田=真剣恋のハゲ&BBのラグナしか思い浮かばない
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 19:10:03.10 ID:0hq7ILLoO
おい、ふざけんなよ。ここまで読ませた責任とれよ 場所かえてもいいから
パート化するほど長くなるのが序盤でわかるなら、次は書き溜めてから立ててくれ 人は激減するが最初からパー速に立てたりな
まだ読みたかったのに
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 19:52:20.28 ID:QHCbxZhUO
おいここでやめるなんて酷すぎるだろ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 20:15:13.36 ID:kCsX6A7w0
寸止め
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 20:22:06.13 ID:Xn4Se4TxO
逃げたか…
キョン「蒼の魔導書(ブレイブルー)…起動!」 ザホィール オブ フェイト イズ ターニン レベル1 アクション! ♪Falling from above! Death from above! We should never be! What a big, big mistake!
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 20:43:29.13 ID:yfrGVBmh0
で,再開はいつなんだ?
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 21:07:21.43 ID:/O8AHzR8O
保守ッ
335 :
◆Dr.K.s4zc2 :2009/11/18(水) 21:23:29.63 ID:G2PC02cDO
長門 対 一方
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 21:33:37.21 ID:fHxjwDgf0
キョン妹 VS 乙姫
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 21:56:39.37 ID:qOae+M8/O
ただいま
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 21:57:51.25 ID:9p01pPLd0
支援
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 22:24:27.90 ID:wyoSN4vDO
保守
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 22:50:11.21 ID:t75u8cOjO
ほ
ほ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 23:30:57.67 ID:kCsX6A7w0
ほ
妹「しえんしえんー!」 シャミ「少し落ち着くのだ主よ、支援は黙ってするものだ」 妹「ふぉぉぉ!?シャミが喋った!?」 シャミ「主には説明しておくべきか……どうやらこの街に来て吾輩は人語を解する能力を得たらしい」 妹「シャミすご〜い」
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 23:49:11.14 ID:7pwly2Wr0
バチバチバチ キョン「それが原発並みのエネルギーだったら・・・」 御琴「え?」 ドゴオオオオオオオン 学園都市消滅 生存者1名
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 23:53:20.71 ID:kCsX6A7w0
他人のフラグには敏感なのか
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/18(水) 23:59:28.02 ID:vS45/zSV0
妹「すごいよシャミ〜♪これからはシャミとおはなしできるんだね!?」 シャミ「そのようだな、これからも改めて宜しく頼むぞ我が主。」 妹「うん♪シャミと〜お喋り〜♪るんるんら〜♪」 シャミ「ふむ、年齢を重ねても邪気の無い無垢な人間性……吾輩は良い主に恵まれてたものだ」 妹「えへへ〜でもでも!あたしもつかえるんだよちょーのうりょく!!みせたげるねシャミ〜♪」 シャミ「ほう……実に興味深い、拝見しよう」 妹「コイツが私の能力だ、名付けて『ブラック・シスター』まぁ見ての通りのチャちいリボルバーの拳銃だ、弾丸装填は精神力で何とかなるんだが反動がな……あたしの腕力じゃとてもじゃねーけど連発できやしねぇ、使えねー能力だぜ我ながら……お前もそう思うだろクソ猫?」 シャミ「なん……だと……?」
キョン「おいビリビリ、お前帰れよ」
妹「あんだよ?猫が擲榴弾喰らったみてぇな面して?はは〜んさては私の銃にビビってんのか?まぁ落ち着けよクソ猫、間違っても自分の家の飼い猫撃つほどボケてねーよw」 シャミ「それを言うなら鳩が豆鉄砲だぞ主、しかしこれは……なんというか長兄が見たら泣くぞ」 妹「長兄?あぁヘタレキョンの事か?別にかまやしねーよあいつなんざ、まぁこの能力使うとちっとばかし私の性格にブースト加わるみてぇだな」 シャミ「ちょっとでは無かろう……物事には程度という物があるのだぞ我が主よ」 妹「えっへん!どうシャミ?あたしのちょーのうりょく!」 シャミ「うむ、しかし長兄には見せない方が良いと思うぞ主よ、精神衛生上。」
妹「ねぇねぇシャミーおさんぽいこ?」 シャミ「むぅ……吾輩はまだ少々睡眠不足なのだが……主の頼みとあれば致し方なかろう、散策に同行するとしよう」 妹「ん〜?えっとよくわかんなけどいいよ〜ってこと?」 シャミ「………置いてゆくぞ主。」 妹「あーっ!ちょっとまってよシャミ〜」 舞夏「お〜?何だ何だ?」 御坂妹「むむ?何やらライバルキャラが登場しそうな予感がします、とミサカは武者震いしながら予想してみます」 乙姫「何だかわからないけど負けらんない!見ててね当麻お兄ちゃん!!」
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 00:42:35.30 ID:S1GK/B6yO
あげようず
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 00:44:44.13 ID:ZE7N6m7p0
ぶつかりあう意地と意地、絡みあう運命の糸と糸 新たなる妹の登場が学園都市にもたらすのは秩序か混沌か 妹属性と妹属性が交差する時、物語は始まる。 とある妹の憂鬱(メランコリー) coming soon
キョン「その花成長したらラフレシアみたいになりそうだな」 初春「え?」 むくむくむく 初春「きゃああああああああああああああああ」
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 00:54:11.93 ID:GbNPzmRtO
>>354 ちょwww終わるなwwwすげぇ読みたい
妹の能力使った時の性格が良すぎるwww
妹達がメインとかやべぇ
どっちの本編より面白ろそうなんだが
黒子「行きますわよ初春!」 初春「ああ、もうテレポートはずるいですよぉ」 キョン「テレポートしたとき首だけ残るとかあったら怖いな」 黒子「え?」 ぼと ころころころ
上条「キョン、もうしゃべんないほうがいいと思うぞ」 キョン「何でだ?」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 01:00:46.56 ID:GetqyR+D0
>>357 天才バカボン思い出した
瞬間移動で遊んでて頭だけアメリカいっちゃうの
_(_ \(_ \ _(_ \\ \ \ / (_ \\ \} 〕} 〕 / \ \} | |/ // } 」 」 / ∠_ | イマジン (__\ / | 幻想 〔/ / / | 殺し / / \ ブレイカー // \____/
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 01:04:17.52 ID:q3cgz4ITO
一方通行も自滅させれそう
一方通行「俺に攻撃はきかねえよ」 キョン「へぇ〜じゃあお前地球も反射しちまうんだな?」 一方通行「あ?」 地球、宇宙の彼方へ
キョン「佐天さんは何か能力使えないの?」 佐天「いや、あのレベル0だから・・・」 キョン「御坂さんみたいな攻撃かっこいいよな? ちょっと佐天さん真似してみなよ? はい、コイン」 佐天「ええ?こ、こうですか?」 ピーン バチバチバチ ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 01:14:53.99 ID:HSeyxQ8JP
ほしゅぴたる
上条「・・・・・まったく」 キョン「すまん」 佐天「あわわわわわわわ」
早く来ないかなぁ 続ききになるよ
なんだかんだで面白いので期待
黒子「行きますわよ初春!」 初春「だからテレポートはずるいですよぉ」 黒子「!ちょっとキョンさん余計なことは言わないでくださいまし」 キョン「分かってるよ」 黒子「では行きますわよ初春」 初春「だからテレポートは・・・・」 キョン「テレポートで月までいけたらなぁ」 初春「あれ?どこいったんですか?あれ?あれ?」
上条「どうすんだよ、おい」 初春「どこいったんですかーーーー?」
爆弾魔「くそくそくそ、何がジャッジメントだ・・・・」 コト キョン「何でこんなとこに箱がおいてあるんだ?」 初春「!!!これは重力の・・・爆弾です!早く逃げてください!」 キョン「おわっ形が変わった、新しいびっくり箱か? 中からポップコーンでも出てきそうだなw」 ポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン パラパラパラ キョン「マジで出てきたし・・・・」 上条「・・・・・・・・・・・・・・・・やるじゃん」
御琴「うぐ・・うぐ・・・うううう」 上条「おい、ビリビリ泣いてたらわかんないぞ」 御琴「ビリビリって・・・言う・・なぁ・・・」 上条「ほら、元気出せって、よしよし」 キョン「そんな優しくされたら、彼女お前にメロメロになるかもな」 御琴「とーまー、とーまー、淋しいよぉ」がしっ 上条「お、おい離れろって・・・おい!キョン!」 キョン「・・・・くくくぷ」
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 02:10:14.55 ID:RxPciNFb0
ho
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 02:49:44.18 ID:OlNyLbZ10
shu
ほ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 02:58:52.72 ID:o1sG8Rsk0
爆弾魔「俺の右手の能力は一握りの火薬<リトルフラワー>」
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 02:59:43.39 ID:GSYfoXIiO
上条「まて!あばれるな!ほんとまてって!」 美琴「っさい!あたしから逃げられると思わないで!」 キョン「あー……なんだきみたち、ちょっと落ち着きたまえ」 上条「え?」 美琴「あ゛?」 キョン「恋はいつだって突然だ」 美琴「当麻……あたし……あたし!」 上条「俺は幻想殺ししたけどこれじゃああんまりさっきと変わりませんがキョンさん!」 キョン「下痢もいつだって唐突だ」 上条&美琴「おああああああああ!」 上条「ちょっとこれどうやって打ち消したらいいのぉお?!」 キョン「右手で肛門さわりゃいいんじゃね?」 上条「ようしそれじゃあズボン脱いでっておいぃ!そんなことしたら肛門ブレイカーになっちまうぞ!」 まとまらなかったから終わる
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 03:24:26.49 ID:GdbuMFECO
せめてタイトルコール聞きたかった
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 04:39:32.04 ID:T0I/s5KLO
キョンが「人間がテレーポートなんてできるわけないだろできたとしても服だけテレポートとかだろ」って言ったら服だけテレポートして全裸になるの?
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 04:47:55.80 ID:RUv1k+dvO
なるよ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 05:40:25.06 ID:YNVFlZ5mO
なら保守
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 06:41:23.14 ID:T0I/s5KLO
ほ
保守バスター
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 07:30:52.41 ID:RUv1k+dvO
うむ
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 08:00:14.55 ID:VEHis1Pa0
ほす
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 08:04:32.05 ID:g7jDhhp9O
なんというギガロマニアックス
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 09:09:31.77 ID:QiX4+tUsO
ほ
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 10:18:38.22 ID:SzTF4TwBO
ほ
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 10:37:27.23 ID:9RpwnSRl0
>>1 早く来いよ
保守代わりにつまらん駄文を書いてあげてんだから
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 10:45:31.48 ID:9RpwnSRl0
上条「
>>1 が来ないからいっこうに物語が進まないんだが・・・」
キョン「来るさきっと来る」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 10:51:34.99 ID:9RpwnSRl0
黒子「・・・・初春、ちょっとこっちに」ヒソヒソ 初春「あ、白井さんなんですか?」 黒子「事件ですの、行きますわよ」ヒソヒソ 初春「あれ?どうしたんですか?いつもなら 『行きますわよ、、初春!』って大声で言うのに」 黒子「いいから、行きますわよ」ヒソヒソ 初春「ああ、だからテレポートは・・・」 キョン「服だけテレポートしたら面白いなw」 黒子「なあ!?」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 10:53:58.82 ID:9RpwnSRl0
上条「お前、意図的にやってるだろ?」 キョン「何のことかさっぱり」 初春「白井さん!いくら変態だからって人前でそんな破廉恥な///」
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:10:48.78 ID:vetGGYWr0
俺は好きだからどんどん書いてくれ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:11:05.11 ID:ZE7N6m7p0
妙になごむ禁書スレだぜ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:12:44.43 ID:c1tLvHb50
>>391 キョンになんだかよくわからんけどほんの少しイラッとした
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:13:34.25 ID:9RpwnSRl0
上条「第四波動ってなんだ?」 キョン「知らん」 上条「左天ってニードレスに出てくるやつの技らしいが」 キョン「ニードレス1話しか見てないからわからん」 上条「何で1話?」 キョン「コメ欄にグレンラガン?って載ってて気になって グレンラガン見ちまったからだよ」 上条「で、ニードレスは?」 キョン「忘れてた、また今度時間があったら見るつもりだが なんせ話数が多いからなぁ」
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:17:08.26 ID:9RpwnSRl0
佐天「えいや」 キョン「おお、これが第四波動か」 佐天「え?いや、初春のスカートめくっただけなんですが・・・」 キョン「だってサテンだろ?」
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:23:26.77 ID:9RpwnSRl0
御琴「く、待ちなさい!」 ピーーン バチバチバチ 黒子「ああ、お姉様街なかでそんな・・・人も居るのに」 キョン「これが第四波動なのか?」 きゃあああああああああああああああああ 上条「おお、街なかの女子のスカートがめくれていく」
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:26:20.14 ID:9RpwnSRl0
御琴「・・・あんたニードレス見てきなさい」 キョン「何で?」 御琴「あんたの第四波動の技はどのサテンのイメージかしら?」
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:32:09.49 ID:9RpwnSRl0
一方通行「・・・・・・なんだ?」 キョン「お前って何でも反射するらしいな」 一方通行「で?」 キョン「試しにお前に石投げさせてくれ」 ヒュッ キョン「第四波動」ボソッ 上条「おお、街なかの女子のスカートがめくれていく」
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:38:16.61 ID:9RpwnSRl0
黒子「早く、
>>1 戻ってきてくださいまし
キョンさんが暴走し始めてしまいますわ」
402 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/11/19(木) 11:38:54.53 ID:qwZLN6qH0
第四波動=チンカラホイ でおk?
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 11:42:31.18 ID:9RpwnSRl0
キョン「そんな軟弱な技ではない」
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 12:12:13.00 ID:ZE7N6m7p0
405 :
◆2/hEAjamEk :2009/11/19(木) 12:36:58.58 ID:7qjLz37g0
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 13:17:34.94 ID:fCXTXaX+O
ほ
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 14:18:12.96 ID:FQukqzL+O
ほ
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 14:50:44.49 ID:VhURBox/O
保守
ほしゅう
ほ
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:09:09.52 ID:NdmHDtME0
ほ
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:28:18.41 ID:C5eLaDel0
キョン「おいおい、
>>1 が来ないぞ俺が暴走してもいいのか?
いいんだな?いいだろ?駄文が流れつづけるぞいいんだな?」
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:36:12.99 ID:C5eLaDel0
キョン「へえ〜初春さんって情報処理能力すごいね」 初春「いえいえ、それほどでも」 佐天「わ、私だって少しはあるよ」 キョン「ん?佐天さんはどういうのができるの?」 佐天「キョンさんが言ってくれたらなんでも・・・」 キョン「じゃあ・・・上条の部屋の中でも見れる?」 カタカタカタ ピッ キョン「おお!」 上条(佐天さんキョンを利用してる・・・)
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:37:30.62 ID:C5eLaDel0
キョン「じゃあ・・・上条が最近買ったもの」 カタカタカタ ピッ キョン「えーと、淫らな中学s・・・・」 上条「だあああああああああちょちょちょっと」 初春「佐天さんスゴイデスネーイツノマニソンナコトデキルヨウニナッタンデスカ?」チッ 上条(初春さんキレてる?)
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:38:38.36 ID:C5eLaDel0
「強盗だーーーーーーーー」 初春「電話でジャッチメントを呼びます」 佐天「キョンさん私に何ができたらあの強盗捕まえられると思いますか?」 キョン「んー御坂さんみたいな攻撃かな?」 ピーン、バチバチバチ ドオオオオオオオオオオオオオオオオン 佐天「ふっ」 初春「・・・・・チッ」 上条(佐天さん、初春さん・・・・)
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 17:39:35.90 ID:C5eLaDel0
打ち止め「あなたは誰ですかとミサカはミサかは普通にたずねてみたり」 キョン「ちっちゃい御坂さんだ・・・・ ああ、俺はキョンだよろしくな」 上条「何も無いな」
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:06:41.02 ID:+dJsLF+j0
ほのぼのしてて嫌いじゃない
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:10:48.36 ID:C5eLaDel0
まだかのぉ まだかのぉ
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:14:09.52 ID:ARaxk3qM0
上条・キョン「その幻想をブチ壊す!!」 ハルヒ「ぎゃああああああああああああああああああああ」
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:27:34.69 ID:xZ/+UCzE0
キョンは性格からして年下にさんはつけない気がするが
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:31:27.71 ID:C5eLaDel0
こまけぇこたいいんだよ
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 18:43:41.49 ID:o1sG8Rsk0
ミサカだけに見境なくさん付けなんだろうきっと
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 19:17:28.40 ID:T0I/s5KLO
え
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 19:55:47.93 ID:NwlGRX8fO
しえんしえん〜
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 20:33:25.96 ID:ZE7N6m7p0
じゃあ俺は待たないし信じない
絶対に
>>1 は書き込まない
このスレは保たない
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 20:59:17.42 ID:xZ/+UCzE0
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 21:01:01.54 ID:8umgVVNh0
ROMってばっかいないで小ネタでも書けよ
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 21:06:18.35 ID:Z4kvo1sa0
>>429 そしたら>>1以外は書くな厨も溢れて保守に困らないな
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 21:15:54.02 ID:XJnB+mpGO
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 21:37:54.70 ID:g7jDhhp9O
ほ し
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 21:38:19.57 ID:VhURBox/O
保守
キョン「ヘルズ!ファングッ!まだ終わりじゃねえぞ!デッドスパイク!カーネイジ!シザー!」
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/11/19(木) 22:01:29.51 ID:g7jDhhp9O
このまま帰ってこぬなら落とす
お前らあ