ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら531
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー:デフォルトネームは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:気の強い男勝りツンデレ。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。デフォルトネームは決まっ(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネームは決(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォルトネームは(ry
山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子:クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。
※名前の由来などについてはまとめサイト参照
・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 20:33:21.95 ID:BWB6h+kO0
未だに昔のスレタイを使いつずけるのはなぜ?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 20:39:48.86 ID:vSn9YdgB0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 20:46:21.79 ID:1wuS1poOO
いちおつ
久々にお題作成機から
↓
深夜
お嬢
秘密
ゴクリ……
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 20:52:56.92 ID:HCwDkEnXO
ざわっ・・・・ざわっ・・・・
明日はポッキーの日だってことは・・・
つ・ツンデレとポッキーゲーム
つ・ツンデレを餌付け
つ・ツンデレにポッキーを入れてみた
いや別に口の中に入れるってだけで変な想像しすぎですよ婦警さターン
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 21:17:53.15 ID:3Pr0wtaWO
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 21:29:33.92 ID:VZ6XCGTsO
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 21:29:38.49 ID:nVXNNvcw0
落としてたまるか
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 21:46:05.26 ID:1wuS1poOO
仕事ラストスパートほ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 22:14:30.10 ID:3Pr0wtaWO
お題
つ・ツンデレから逃亡する男
・ついに男を追い詰めたツンデレ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 22:28:43.91 ID:1wuS1poOO
仕事終わり
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 22:37:35.14 ID:YYTVjUIfO
いちおつ
たまには失恋しちゃうパターンのツンデレも見たい
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 22:57:48.48 ID:CjmFlJAQO
2人の男の間で揺れ動くツンデレも良い
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 22:58:46.62 ID:3Pr0wtaWO
ツンデレを不幸にするなんて俺には無理
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 23:08:31.49 ID:z00qiEuiO
なんかまた大量規制が来そうだな
おまけにドコモまでやられたらいよいよ書き込めなくなっちまう
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 23:12:45.52 ID:weiTrm1e0
携帯まで規制なのか
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 23:27:57.20 ID:1wuS1poOO
ただいま
携帯は基本ピンポイントだから、一律規制はないっしょ
しかし、規制解除から一週間経たずにまた全鯖か
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/10(火) 23:44:15.18 ID:wNjrifuR0
再規制?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:00:01.10 ID:1wuS1poOO
個人的本日ラスト書き込み
布団に入って寝ようとしたら無言で同じ布団で寝ようとしてくるツンデレ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:10:36.50 ID:3lY3+sB80
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:20:49.37 ID:c8FLq1d1O
ID
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:26:24.69 ID:3lY3+sB80
再びの大型規制か。しかし今回の規制にはかからなかったぜ
折角なので5分ダウナー
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:27:22.46 ID:3OCN3/UlO
やらせるか
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:42:04.83 ID:HvNtGAKEO
ID
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:45:51.12 ID:z0os+D/MO
寝る前ID
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 00:56:33.55 ID:op8bfQxeO
おやすみお嬢
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 01:17:08.92 ID:Fo9w2EDVO
寝る。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 01:53:57.32 ID:HvNtGAKEO
お休みツンデレ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 02:29:35.11 ID:9ygj7UhCO
いずみさんおやすみなさい。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 02:30:09.59 ID:rcFvI4ht0
また規制か
寝る前ほ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 05:01:02.55 ID:DlgNCBp8O
あぶな
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 05:58:35.11 ID:pWWCxHOuO
おやすみちなちな
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 06:42:15.95 ID:E1p3QthxO
おはよ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 07:06:51.33 ID:iree9coJO
べっ別に今から寝る訳じゃないんだからね!!
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 07:49:01.55 ID:c8FLq1d1O
おはよう
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 08:08:20.01 ID:z0os+D/MO
おはよう
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 08:12:59.01 ID:PY4RpMWD0
てs
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 08:33:25.29 ID:HvNtGAKEO
おはようツンデレ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 08:49:07.82 ID:H4vzgMpY0
モーニング
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 08:51:28.98 ID:VDaLY+q0O
お題
・ポッキー派なツンデレ
・トッポ派な男
・プリッツ派な俺
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 09:00:47.93 ID:HvNtGAKEO
仕事開始ほ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 10:16:54.65 ID:HvNtGAKEO
雨ハンパねぇんだが…
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 10:23:34.27 ID:H4vzgMpY0
雨に濡れるツンデレ、そこへ傘を持って現れる男。
・・・典型的すぎるか。
てs
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 12:02:48.42 ID:gDJbUao1O
お題
・王道ツンデレ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 12:09:55.43 ID:9ygj7UhCO
お題
・明るく、楽しく、そして激しいツンデレ
え?王道だろ?
58 :
保守 1/2:2009/11/11(水) 12:45:35.77 ID:vdZEm7IiO
ザー・・・
『最悪・・・』
雨がこんなに酷くなるなんて予想外。これなら折りたたみの傘の一つでも持ってくればよかった。
『制服、びしょびしょ・・・このままじゃ帰れない・・・』
目の前の雨に途方にくれる。何とか雨宿りはできてはいるけど、これじゃあ帰りがいつになるか検討もつかない。
こんな時、普通の人なら友人に助けてもらうだろう。だが、私には頼るべき友達もいない。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ涙が出そうになる。・・・でもそうだ、私みたいな根暗な奴に話かけてくる人なんて・・・
「うぉ〜い、ちなみ〜こんな所で何やってんだ??」
・・・いた。そういえばいた。
『・・・うるさい。私は雨に濡れて・・・今とても気分が悪いの・・・』
別府タカシという、馬鹿な男が。
私はこの人が嫌いだ。誰にでも明るく接する、太陽みたいな人。私の対極にいる人物・・・
「なら早いとこ帰ったほうがいいぜ?こっから先雨、もっと強くなるらしいし」
ふん、私はあなたみたいに傘を持ってないから帰れないの。見て分からない?
『ご忠告どうも・・・分かったから・・・さっさと消えて・・・』
「う〜ん、相変わらずだねちなみは・・・ははは」
馬鹿にされてるというのに、私に微笑み返してくるタカシ。非常に腹立たしい・・・
何故かは知らないけど、コイツは私にしつこく話かけてくる。無視しても、けなしても。それがとても私をイライラさせる・・・
59 :
保守 2/2:2009/11/11(水) 12:50:09.89 ID:vdZEm7IiO
『・・・・・・何、さっきから・・・私をじろじろ見て・・・変態め・・・』
「ふむ、もしかしてちなみ・・・・・・傘持ってないのか?」
『!? ふ、ふん・・・別に・・・タカシには・・・関係ないこと・・・』
実に余計なお世話だ。いいからほって置いて欲しい。
「そうか・・・・・・・うん!なら、俺の傘使えよ!」
『・・・・えっ・・・・』
自分の持った傘を私に突き出してくるタカシ。予想外の行動に、思わず声が漏れる。
「確かちなみの家ってこっから30分はあるんだろ?どうせ俺の家は10分くらいだし、少し位濡れてもどおってことねえさ!」
『でも・・・』
確かに雨には濡れたくない。でもそしたらタカシが・・・今だって・・・
「もう・・・・つべこべ言わず、傘を持ちなさい!」
『あ・・・』
有無を言わせず、私の手に傘を押し付けるタカシ。
「これでよしと!カワイイ女の子を雨に濡らすのは、余りに忍びないからな!」
『ちょっ・・・タカシっ・・・』
「ああ、傘はいつか返してくれればいいから。それじゃあまた明日な! ・・・・うぉぉぉぉ、別府タカシは・・・・男の子ぉぉぉぉ!!!」
ダダダダダ・・・
行ってしまった・・・私の言葉を一切聞くこと無く・・・
『バカ・・・お礼くらい・・・言わせろ・・・』
まだ傘の取ってにはタカシの温もりが残っていた。その暖かさから、さっきとは違った涙がこぼれそうになる。
・・・・私は別府タカシが嫌いだ。あの人がいなければ、私がこんな気持ちを抱くことも無かったのに。
でも、あなたの優しさのおかげで、この気持ちも好きになれそうだよ・・・
『タカシ・・・・ありがとう・・・・』
もう見えない彼に向かってそう呟いた後、私は雨の中を歩きだしたのであった。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 12:51:15.11 ID:SCHzbBBD0
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 12:56:00.77 ID:simBsf/9O
続きは?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 14:04:32.94 ID:mhUKBORZO
ちなちな
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 14:40:20.59 ID:UiORmVmHO
雨ほ
>>59 GJ!!
続きはちなみが傘を返すシーンでお願いします
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 15:26:15.26 ID:9ygj7UhCO
その後コマに乗って空を飛ぶわけだな。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 15:26:54.22 ID:vdZEm7IiO
『ぴちゃぴちゃ・・・らんらん・・・たのしいな〜』
「ふふ、雨だってのに楽しんじゃってまあ・・・」
『む・・・にぃにがちなをみてにやけてる・・・わらうな〜』
「いや〜俺の買ってやった長靴履いて、喜んでるちなの姿が可愛らしくてついな〜」
『ふん・・・にぃにからもらったおくつなんて・・・・すぐによごしてやる・・・・ほら、みずたまりはっけ〜ん!!』ボチャン!
「ちょw・・・・まあ喜んでくれてるならいいか」
『ふっふふ〜ん・・・・♪』
(・・・・プップー)
「ん・・・・ちなみ、危ない!!」ガバッ!
『ひゃ・・・!?』バシャッア・・・
「危ない運転するもんだな、しかし。ふぅ、ちなに怪我が無くてよかったぜ・・・」
『あっ・・・ああ・・・』
「どうしたちな?・・・ああ、お靴が泥だらけになっちゃったな。さ、急いで帰・・・・・」
『にぃにが・・・・にぃにがかってくれたおくつがぁ・・・・・・・うわぁぁぁ〜〜〜ん!!』
「うおあ、どうしたちなみ!?」
『おくつがぁ・・・・おくつがぁ・・・・ぐすん・・・』
「あ〜・・・ほらほら、泣くなって!?家帰ってすぐ磨けば大丈夫だから!お兄ちゃんも手伝ってあげるから、な?」
『う・・・うう・・・ほんと・・・?』
「本当!!お兄ちゃん、嘘つかない!!」
『わかった・・・ちな、なきやむ・・・』
「いい子だな〜ちなは。ほら、手つないであげる」
『し、しかたない・・・きょうはにぃににてをつながせてあげる・・・』
「ふふ、かしこまりましたお姫様。さ、帰ろうか(ギュッ)」
『ふん・・・(おくつよごれたけど・・・にぃにとてをつなげた・・・エヘヘ・・・)』
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 16:08:49.91 ID:HvNtGAKEO
ちなみ祭りとな…
お昼ほ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 16:46:54.99 ID:qaC4h1+80
こたつの季節ですね
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 17:13:34.13 ID:DGFyAwWwO
こたつちなみんですねわかります
>>69 足を突っ込んだ瞬間こたつの中に引きずり込んで、搾り尽くした後、搾りカスをペってこたつから放り出されるんだな。
なんてモンスターだよ…
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 18:03:00.40 ID:HvNtGAKEO
寒いなぁ…
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 18:37:03.21 ID:KgctNC9N0
寒い
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 18:58:52.28 ID:Fo9w2EDVO
ただいま
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 19:09:23.89 ID:HvNtGAKEO
まさかの早い時間に仕事終わり
みこちんとデートしてこよう
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 19:10:41.27 ID:uDUxMe5VO
ツンデレとこたつに入りたい。
電気代が勿体無いからと冷たいこたつに入って、最初は二人で震えていたい。
そのうち、ツンデレが『仕方なくだから』って隣に座って来る。
恥ずかしくて、文句ばっかり言うけど、こたつの中では反対にどんどん近づいていくんよ。
最初は肩を寄せ合って、手が重なって、足を絡め合って。
肩を抱いてあげると、ビクッてなって『変態!!』とか言うけど抵抗しない。むしろ、より体を預けてくる。
しばらくして、ふいにこっちの顔を見てきて。潤んだ瞳がそっと閉じて、顔を少し上げる。
ちょっと意地悪して、ほっぺにちゅーしたら目を開けて睨みつけて『もう…分かってるクセに。ちゃんとしなさい』って言って、また目を閉じる。
ちょっと間を開けて焦らしてから、ツヤツヤの唇にちゅーしてあげる。
長々と重ねたまま…そしてそっと離れて…目を開けたツンデレが恥ずかしそうに『ばか』って呟くように言う。
こんな『ばか』が冬には最高だと思うんだがどうだろう?
そして、これを書いてたら電車を乗り過ごした俺は別の意味で『ばか』だと思う。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 19:27:06.47 ID:6QbuvUl4O
>>75 しかし俺はおまえみたいなバカが嫌いじゃないぜ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 19:29:55.52 ID:GVvU9uHEO
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 19:45:05.16 ID:c8FLq1d1O
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 20:19:32.13 ID:HvNtGAKEO
お腹いたい
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 20:28:59.53 ID:ZkRVrZgkO
つちなみんクリニックの地図
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 20:38:38.68 ID:cLStGtTYO
お題
つ・ツンデレと健康診断
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 20:52:54.62 ID:op8bfQxeO
纏さんが構ってもらえずに拗ねてるみたいなので頂きますね
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 21:23:27.25 ID:HvNtGAKEO
ちなみんクリニック最高だろ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 21:39:03.60 ID:UiORmVmHO
最近ツン百合成分が足りない
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 22:01:48.52 ID:3lY3+sB80
危ないと思ったがPC規制があるからまだ大丈夫なのか
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 22:15:33.18 ID:gvLizQHL0
季節的なお題くらさい
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 22:32:28.05 ID:H4vzgMpY0
季節・・・もう冬でいいよな。
クリスマスプレゼント買うためにバイトする男。そのせいで会える時間が減って
不満なツンデレ。勿論、プレゼント目的で頑張ってるのは秘密。
・・・まだちょっと時季が早いかな。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 22:33:01.79 ID:wOE88x710
てすつ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 22:44:41.91 ID:HvNtGAKEO
ただいま
勝気にマッサージしてもらいたい…とある部分で
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 23:02:53.00 ID:ZkRVrZgkO
ツンデレに足で踏んでもらいたい。
もちろん、マッサージですよ。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 23:17:56.27 ID:HvNtGAKEO
ツンデレにキスされたい
もちろん、マッサージですよ。
93 :
1:2009/11/11(水) 23:29:17.12 ID:wOE88x710
11月11日は全国的にポッキーの日である。
といってもそれはここ中国での話ではなく、日本での話であり、しかも祝日でもなんでもない日である。
だがこの機会を逃す俺ではない。早速いつものお団子娘に話を振ってみる。
「きょ〜はな〜んのっひ、ふっふ〜♪」
「とうとう頭おかしくなたか?」
おだんごむすめの すごい はんめ
「……もとからだたか」
おだんごむすめの ひどい ぼうげん
「俺もう折れてしまいそうだ……ポッキーだけに……ぐんにょり」
「ぐんにょり言いながらよりかかるなアル! 重いアル! 縮むアル!」
「ははは何を言うのか。――それ以上何が縮むと言うんだ」
「ひど――――!!」
「話を戻すけど、今日は何の日でしょうか。はい、お団子娘」
「独身の日アル」
「……は?」
「だから、独身の日」
「……何その凹む日」
どうも中国では「1111」だから「独身の日」ということになってるらしい。
もちろん、ポッキーの日のように俗な記念日に過ぎないようだが、実際全国的にお見合いイベントなどが行われるという。
「……何が言いたいアルか」
「べっ、べつに独り身であることを嘆いているんじゃないんだからねっ!!」
「独り身だたアルか……?」
そういって身を寄せるお団子娘。まあ、ぎゅーとかちゅーとかしてるしなあ。てゆーか可愛いやつめ。
「さりげなく俺の話を流しやがって……!!」
「アイヤ――――!! ぐりぐりするなアル!! ぐりぐり!!」
まあ、照れ隠しなんだけどさ。
94 :
2:2009/11/11(水) 23:30:25.54 ID:wOE88x710
「今日はポッキーの日なのですよ。日本では」
「……ぽぎー? 何アルかそれは」
「ポッキーな。いや知ってるだろ。そこのスーパーでも売ってるじゃないか。4元で」
「あたか?」
「百奇だ百奇」
「それなら知てるアル! 前に一度もらたことあるアル! 美味しかたアル!!」
「それなら話は早い。じゃあ、ポッキーゲームって知ってるか?」
「何をするゲームアルかそれは」
「あー……どう説明したもんかな。えっと、まず、こうしてポッキーを口にくわえる」
そう言って胸ポケットのボールペンを口にくわえる。
「ふむふむ」
「ほれから、ん」
と言ってボールペンのくわえてない側を突き出す。
「……これをどうするアルか」
「くわえんの」
「…………!! ば、ばかアルか////」
「いや、ほんとだってば」
「……////////」
真っ赤になるお団子。何を想像しているのか。
「やってみるか?」
「だっ、誰がやるアルか!!////」
「そうか? 楽しいのになぁ」
「楽しいアルか? ……やたことあるアルか?」
「ん? まあな」
なぜか知らんが食いついてくるお団子。まあ、やったことあるっていっても男友達とだけどな。
「いやあ、くわえた瞬間にすごい勢いで食っていったら相手が慌てて口を離してなあ」
相手の男のキス顔が接近してくる勢いもすごかったが。
「ふ、ふーん……? そうアルか……」
なんだかもじもじしているお団子。
95 :
3:2009/11/11(水) 23:31:10.34 ID:wOE88x710
「やってみるか?」
「別に興味あるわけじゃないアル! そういう日だからアル!」
そういってまた顔を赤くしてうつむくお団子。
どうやら興味ありそうなのでささっとポッキーを一箱買ってくる。
「ん」
で、くわえて突きつける。
「先に口離したほうが負けだからな」
「う、受けて立つアル////」
「言ったな? じゃあいくぞー。よーい、どん」
ポリポリポリポリポリポリポリポぶちゅー
「!!!!!!!!////////」
全く動きもせずにちゅーされるお団子。
「って、避けろよ!!」
「今のは練習アル! 次は負けないアル!////」
「いいけどさ。じゃあいくぞ? よーい、どん」
ポリポぶちゅー
「って早えよ!!」
「なかなかやるアルな////」
「いや、聞けよ」
「つ、次の勝負アル////」
「……。よーい、どん」
ぶちゅー
「ポッキーどこ行ったんだよ!」
「ふ、ふふ、なかなか楽しいアルね////」
「だからポッキーどこ行ったんだよ! あの長いのを! 口にしまえる長さじゃないから!」
96 :
4:2009/11/11(水) 23:31:53.77 ID:wOE88x710
「一つわかたことがあるアル」
「……言ってみ」
「こ、このゲーム、は、甘いアル、な……////」
こいつうまいこと言ったつもりか。
「てゆーかもうお前ちゅーしたいだけだろ」
「ななななに言うアルか////// ほ、ほら、まだ勝負はついてないアル!!//////」
「……」
その後、ポッキーがなくなるまでポッキーゲームならぬ羞恥プレイは続いた。
お前忘れてるかもしれないけど、ここ、天下の往来だからな。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 23:33:10.07 ID:9nNIh9utO
ホヒヒwww
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/11(水) 23:48:34.93 ID:3lY3+sB80
フヒヒw
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 00:19:35.65 ID:9KRARup/O
おやすみ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 01:13:32.77 ID:GGff9FrzO
おやすみお嬢
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 01:14:46.27 ID:hNmWOXp0O
おやすみ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 01:16:03.30 ID:9ZGzGtzPO
前スレに投下したお題を自分で回収してみた
A国政府「あんた、あたしの着替え覗いたでしょっ!?」
B国大使「いやいや、あれは不可抗力っていうか…」
A国政府「言い訳すんな!もう二度と家に入れてあげないからね!とっとと出てけぇー!!」
・
・
・
・
あれ?デレがない…
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 01:21:13.86 ID:V1qq+Ys/O
「昨日11月11日はポッキーの日!!ポッキー、ポッキー( ゚∀゚)o彡゜」
『お菓子会社の策略に乗せられて・・・全く、情けない奴だな・・・』
「はいはい。 というワケで、ここで取り出したるは一本のポッキー! これを・・・」
『これを?』
「尊にくわえさせたいと思います!!」(すっ・・・)
『はぁ・・・いきなり何を・・・!?(ぱくっ)ほ、ほれへひひほは?(こ、これでいいのか?)』
「さて、ここでいきなりですがポッキーゲーム開始!!先に口離したほうの負けね〜(ぱくっ)ほへ!」カリカリカリカリ・・・
『は・・・!?は、はは!!ひはま、ひひはりはひを・・・!?(な・・・!?ば、バカ!!貴様、いきなりなにを・・・!?!?)』
(カリッ・・・カリッ・・・)
『ふぅ・・・・(タカシの唇がこんな近くに・・・ まあ・・・・げ、ゲームならわ、私が負けるのも仕方がないか・・・///)』
『ん・・・・』
(ポリッ)
「(もぐもぐ)あぁ〜残念!?勢い余ってポッキーを折ってしまったぁ!!」
『ふぇ・・・!?ふぁ・・・??』
「ゲームに負けてしまったなぁ・・・これはマズいな〜尊とキスしたかったなぁ〜」
『(なっ・・・!?こ、コイツ・・・最初からこれを狙って・・・)』
「負けてしまったなら仕方ない!!さあ尊、俺を好きにしていいぞ!」
『く・・・な、なら今日一日はお前は私の奴隷だ!何でも私の言うことん聞け!!』
「別にそれでも構わんよ〜でもさ・・・・・キスしろって命令だけは別ね〜♪」
『ぐ・・・・・・ぐぅぅぅ・・・・』
「さ、何でも言うこと聞きますよ〜何かお願いは〜?」
『・・・スしろ・・・・』
「はい、なんて〜?」
『私にキスをしろと言ってるんだ、さ・・・さっさとしないかっ!!!』
「はい、よくできました♪」
『あ・・・・そんな、いきなり・・・・!? ふぅ〜!?むぅ〜!?・・・ん・・・・んんぅ・・・・・・////』
今思い付いた。ポッキーと勃起って似て・・・・・・・いや、婦警さん!?今のは違うん・・・・・・・ウボァァァ!!!!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 01:40:58.93 ID:3kO0vAtxO
ポッキーゲームをする相手がいない。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 02:13:49.68 ID:3kO0vAtxO
そしてこのスレにも誰もいない。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 02:36:36.57 ID:Z0EEgXQ7O
俺しかいないのは知ってたがお前らには幸せになって欲しい
規制
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 02:43:49.47 ID:QkxIVS5k0
解除キター
連レスごめん
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 03:22:45.88 ID:hXUZdpl/O
起きてしもうた…。
>>96 中華きてた!
しかも甘くてGJ!!
>>104 男の策にはまるツンデレかわいいw
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 04:48:08.01 ID:msi3r0A/O
起きろー
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 05:51:54.23 ID:JsbHotVQO
起きたー
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 06:36:16.01 ID:hNmWOXp0O
起きたー
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 07:00:23.75 ID:JsbHotVQO
7時ー
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 07:18:00.94 ID:DU2Ypj40O
お題:朝、布団、おっぱい
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 07:55:58.22 ID:/YiRXq+a0
つつん
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 08:48:09.87 ID:xxE8kLIeO
おはようツンデレ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 09:03:33.92 ID:xxE8kLIeO
そして仕事開始ほ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 09:53:54.51 ID:3kO0vAtxO
通学ほしゅ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 10:51:39.00 ID:fn19sK/LO
おす
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 11:24:17.84 ID:Dlkzf+3p0
ヴォー
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 12:02:56.58 ID:Dlkzf+3p0
昼
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 12:11:45.44 ID:hNmWOXp0O
飯
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 12:31:38.42 ID:HeG+6d36O
『お…来ましたか。遅刻ギリギリですよ?』
「いいんちょ、おはよう」
『おはよう、じゃないです。もっと余裕を持って来れないんですか?』
「遅刻か遅刻ギリギリじゃないと、いいんちょに構ってもらえないから」
『な……そんな理由で?呆れました、最低ですね』
「いや……俺が遅刻も何もしないと、いいんちょから怒られる機会がないだろ?」
『良い事じゃないですか。私だって別府君と話すだけでも嫌なんですよ?』
「ちゃんと来てた時、いいんちょ元気なかったから。また遅刻しだしたら元気出てたし」
『そ、そんな事ありません!でたらめ言わないで下さい(////』
「でさ、気がついたんだ」
『(まずいです。私が別府君の事、好きだって気づかれてしまいました////)』
「いいんちょってさ…」
『は、はぃ』
「俺を怒らないと元気出ない人なんだって」
『…………はい?』
「テンションの上げ方は人それぞれだしさ、俺もいいんちょになら怒られても気にしないから」
『………』
「ん?プルプル震えてどうした?」
『別府君のバカ!鈍感!男のクズ!』
「な、何で?」
『元気がなかったのは、別府君とお話し出来なかったからに決まってるじゃないですか!話せれば何でも良いんです!』
「…マジで?それって、俺の事すk」
『ち、違います!いまのは言葉のアヤで…す、好きとかじゃないですからね!(///』
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 12:51:08.55 ID:WAyKpbuTO
背がでかい女、背が小さい男
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 13:00:57.65 ID:hAhUYZFXO
熟睡してしまった……
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 13:39:04.65 ID:xxE8kLIeO
今日は冷えるな
お嬢
タ「今日は寒い……なので、ちなみんで暖まろうと思います(ぎゅ〜)」
ち「は…離せ……変態…(///)」
タ「ふむ、まだ温もりが足りんな……というわけで…(なでなで)」
ち「…な……なでなでとか……するな………頭が……腐る…(/////)」
タ「お、さすがホッカイロちなみん。こすると更に暖かくなってきたぞw(なでなでなで)」
ち「ぁぅ……や、やめろ…ばか……………ぁぅぅ…(////////)」
この後、家に帰って色んなところをこすったり揉んだりしたら
もっと暖かくなったような気がするんだが俺バカだからよく分からん
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 15:30:19.57 ID:Dlkzf+3p0
つん
133 :
保守2:2009/11/12(木) 15:44:58.06 ID:V1qq+Ys/O
>>59の続き。あのまま終わらせるつもりが何か湧いた。
『お弁当の準備は・・・これくらいでいいかな・・・』
うん、我ながら最高の出来。早起きして気合いを入れて作ったかいがあった。
一応お礼なんだし、これくらい力を入れるのは当然だよね・・・?
あの後家に帰った私は、タカシへのお礼をどうするかずっと考えていた。
どうせ言葉じゃ素直に感謝の気持ちは伝えられないだろう。かといって手紙というのも味気無い。
そこで思い付いたのがお弁当だ。確か彼は、毎日昼休みになると購買に駆け込んでいたハズ。きっとお弁当なら喜んでくれるだろう。
そう踏んだ私は、こうして早起きしてお弁当を作っていたのであった。
・・・・思えば、家族以外の人間についてこんなに深く悩んだのは生まれて初めてかもしれない。
『身だしなみは・・・・大丈夫。後は・・・・・』
お弁当を作り終えた私は、自然と鏡の前に立っていた。目の前には無愛想な顔が一つ浮かんでいる。
『笑顔って・・・・こ、こんな感じかな・・・?(にかぁぁ・・・)』
頬の筋肉を動かし、無理矢理笑顔を作る。
『・・・・はぁ』
最悪だ。これじゃあ妖怪人間もいいところ。こんな顔で人前に出たら、ドン引きだろう。
『はぁ・・・・これで・・・大丈夫かなぁ・・・タカシ、喜んでくれるかなぁ・・・』
溜め息と共に言葉が漏れる。あれ、今私なんて・・・
『ち、違う・・・!!これは・・・・あくまでお礼・・・・タカシの感情なんて・・・・関係ない・・・!!』
自分自身に言い聞かせるように声を荒げる。私の目の前にいる少女が、どうして頬を紅くしているのか、全然理解できない・・・
『あ、そろそろ時間・・・・学校に行かなきゃ・・・・』
少しの間鏡と格闘した後、私は学校へと歩み始めた。かばんに二つのお弁当を持ちながら。
134 :
保守2 2/3:2009/11/12(木) 15:47:01.00 ID:V1qq+Ys/O
『ふう・・・やっぱり・・・人のいない教室は落ち着く・・・』
私は、学校にはできるだけ早く着くようにしている。そうすれば、誰にも合わないですむから。一人でいられる時間が増えるから。
このクラスにとって、私は空気のような存在。いてもいなくても変わらない、無意味な存在。
だが私にとってもこれは好都合。むしろ一人になれて幸せなくらい。
・・・・・・悲しくなんて、ない。
「・・・おや、ちなみさんじゃありませんか。おはよう、今日も早いねぇ〜」
・・・・いた。そういえばいた。私の相手をしてくる変人が。別府タカシという男が。
『ふん・・・この程度・・・普通のこと・・・・むしろ回りがおかしい・・・・』
「いやいや、毎朝6時に起きてる学生なんてそうはいないってw」
そう言ってケラケラ笑うタカシ。朝っぱらから元気なことだ。
この男、成績も下から数えた方が早いレベルというのに、朝だけは私と同じくらい早い。
その後はずっと(授業中も)寝ているだけなんだから意味が分からない。何を考えているのだか・・・
『そういえば・・・昨日は・・・大丈夫だったの・・・・?』
「あれ、心配してくれてるのか?安心しろ、バカは風邪をひかないからな!」
『胸を張っていうことじゃない・・・本当にバカなのね・・・』
「ふふん、まあな〜」
・・・本当にうるさい男だ。私に持ってない物を見せ付けられているようで非常にイライラする。でも、今だけは我慢しなきゃ・・・
『・・・・傘』
「ん?」
『昨日は助かった・・・・感謝する・・・傘、渇いたら返すね・・・』
「ははっ、気にすんな!ちなみの役に立てたならよかったよ!」
『それだけじゃない・・・・一応・・・お礼を用意したの・・・受けとって・・・』
かばんからお弁当を取り出そうとする。
(ドクン・・・ドクン・・・)
あれ、私どうして緊張しているんだろう。たかだかこの程度の事で・・・
『お弁当作ってきた・・・・よかったら・・・食べて・・・』
タカシに弁当箱を渡す。なぜだか身体の震えが止まらない・・・
135 :
保守2 3/3:2009/11/12(木) 15:50:12.90 ID:V1qq+Ys/O
「こっ、これ・・・・ちなみが作ってくれたのか!?!?」
『勘違いしないで・・・これはただのお礼・・・他に他意は無い・・・』
「あ、ありがとう・・・・めちゃくちゃ嬉しいよ、ヒャッホゥゥゥ!!!」
天に向かって思いっきりガッツポーズを取るタカシ。そんなに嬉しいの?
震えは気付いたら止まっていた。さっきの緊張はなんだったんだろう?
『私からはそれだけ・・・・さよなら・・・・』
まあ、別にいいか。これでお弁当箱を返してもらって、傘を渡せば全て解決。これでいつもの静かな日常に元通りだ。
「ちょ、ちなみ、待ってくれ!」
『・・・・・何?』
・・・・一体何なの。タカシにもう用は無いんだけど。
「図々しいお願いかもしれないけどさ・・・・・・今日、一緒に昼飯食べてくれないか?」
『・・・・・・・・・へ?』
・・・予想外の一言に、思わず絶句してしまう。
「せっかくお弁当作ってくれたんだから、本人の前で食べたいんだ。頼む、この通り!!!」
私に向けて思いっきり頭を下げるタカシ。
『べ、別に・・・問題は・・・無いけど・・・』
「本当か!?くぅぅ〜嬉しいなぁ〜!!!それじゃあ、昼休み屋上な〜」
『ちょ・・・タカシっ・・・!!
そう言うと、教室の外に飛び出して行ってしまったタカシ。私といえば、教室に一人取り残された状態だ。
『また人の話を聞かないで・・・』
勢いに呑まれた・・・面倒な事になってしまった。最悪だ・・・
あのタカシとご飯を食べる!?私とは正反対の人と!?・・・・ありえない、本当にありえない。
『・・・・最悪・・・最悪のハズ・・・』
そうつぶやきながら胸に手をあてる。本当に最悪のハズなのに・・・
・・・・・・・・どうして私の胸はこんなにドキドキしているんだろうか・・・・
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 16:12:57.74 ID:QOn0JbptO
最近タカシが妬ましくなってきた
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 16:14:59.31 ID:Dlkzf+3p0
読む前ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 16:32:40.06 ID:1S4d3q4NO
読んだ後ほ
やっぱり時々線路は見ておかんといかんな
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 17:01:41.91 ID:xxE8kLIeO
お昼ほ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 17:10:56.12 ID:Ri7VQofJ0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 18:04:24.42 ID:Ri7VQofJ0
リアルに腹減ったな・・・
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 18:35:34.31 ID:xxE8kLIeO
ちょっくらツンデレといちゃいちゃ混浴してくる
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 19:01:31.12 ID:Jhaqn3F7O
風邪引いて動けないツンデレに苦いお薬を無理やり飲ませたら
>>145 あまり良質ではないらしいあの白濁したタンパク質のことしか思い浮かばなかった
そしてその流れで朝まで過ごしたら二人とも風邪でダウン、ってのは思い付いた
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 20:06:34.37 ID:xxE8kLIeO
ふぅ…
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 20:46:11.52 ID:1S4d3q4NO
危ないか
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 21:06:10.52 ID:qbJgAy1FO
ああ、ポッキーってそういう……
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 21:15:38.36 ID:xxE8kLIeO
仕事ラストスパートほ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 21:29:31.92 ID:AHX2KfdbO
寝る
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 21:56:23.84 ID:xxE8kLIeO
仕事終わり
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 22:16:39.84 ID:xxE8kLIeO
誰も('A`)いない
電車から38分かなみ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 22:17:07.52 ID:Ri7VQofJ0
寝るまえにっと
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 22:42:17.57 ID:xxE8kLIeO
ただいま
仕事中にっと
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 23:05:51.37 ID:xxE8kLIeO
お題作成機より
散歩道
幼馴染
スカートが短い
ゴクリ………
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 23:32:47.68 ID:JfYNoKHx0
ほしゅしゅしゅ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/12(木) 23:46:27.70 ID:xxE8kLIeO
ツンデレをつまみに酒でも飲むかな
id
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 00:10:25.28 ID:1Gnv5XVNO
チェック
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 00:27:47.46 ID:qhGIUdJ3O
チェック
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 00:34:10.11 ID:OAjHwSDK0
ちぇきちぇき
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 00:56:09.35 ID:1Gnv5XVNO
規制酷いっぽいな…
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 01:11:27.72 ID:4DrN2eUn0
寝付けなくって、と・・・
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 01:21:53.46 ID:rnxlFHOWO
IDちぇき
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 01:41:28.13 ID:1Gnv5XVNO
お休みツンデレ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 02:12:48.09 ID:2Zs5HiOVO
id
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 03:00:07.05 ID:zYUWUd1tO
>>170 イ、イベントシーンのCGはまだかね!?
そろそろ全裸で待つのも厳しい季s(ターン
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 03:24:01.81 ID:lviaGrHX0
素晴らしい
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 05:03:16.96 ID:aI8BYb0tO
おはようございます
おはようツンデレ
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 07:16:00.36 ID:aI8BYb0tO
鯖がツンツンしてる
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 07:35:53.69 ID:rnxlFHOWO
おはよう
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 08:04:38.76 ID:dtodOQpV0
てす
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 08:09:39.60 ID:/SiKLYT/O
てめーらおはようございます。
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 08:24:09.17 ID:6OC8HrIQO
おは
182 :
落っこちたツンデレ その5:2009/11/13(金) 08:25:09.26 ID:4w1qNWs8O
『ひにゃあっ!? ちょっ……何すん……の……あいったっ!!』
タカシの舌が傷口を舐め、刺すような痛みが脳にまで届く。それなのに、痛みとは別に、
タカシの舌が傷口を這う感触も、はっきりと知覚出来た。
――やっ……タカシが舐めてる……あたしの腕を……
思わず、ハアッ、と吐息が漏れた。ゾクッと腰の辺りに奇妙な感覚を覚える。しかし、
タカシは意外とあっさりと口を離すと、地面にペッと唾を吐いた。
「よし。こんなもん……かな?」
傷口を眺めて呟くと、タカシはあたしの腕を解放した。途端に、ドッと羞恥心の波が押し寄せた。
『なにっ……すんのよいきなり…… このバカッ!!』
左手でペシッとタカシを叩く。
「あイテッ!! だから先に謝っといたろが……」
『あんなもんで謝罪になる訳ないでしょっ!! ひ……人の傷口舐めるなんて、このド変
態っ!! 言っとくけど、しょ……消毒なんて理由は聞きたくないからねっ!!』
恥ずかしさと動揺で真っ赤になりながら、あたしはタカシに詰め寄った。タカシは、両
手を前に出してあたしの接近を防ぐようにしつつ、首を左右に振った。
「違うって。いや、違うとまでは言えないけどさ。その……傷口に、砂がついてたから。
ホントは水で洗うか濡れたハンカチとかタオルがあったら良かったんだけど、そんなもん
持ってねーし、乾いたティッシュとかじゃ痛いだろうって思って……」
必死の弁解に、とりあえずあたしは、タカシの意図を理解した。傷口を綺麗にしてくれ
たと言うこと。そして、痛みに配慮してくれたというのも。とはいえ、そう簡単にはいそ
うですかと納得出来るものでもなく、あたしは抗議を続けた。
『だ……だからってその……いきなり断りも無しにするってのはどういう事よっ!! ビッ
クリして心臓がはちきれそうになったじゃないのっ!!』
「だって、先に言ったら絶対に止めろって言われるに決まってるし」
『当たり前でしょ。腕舐めていいって言われて誰がいいなんて答えるのよっ!!』
「だろ? でもこれしか汚れを取る方法が思いつかなかったんだから仕方ないだろ。その
……俺がやろうって言った方法で失敗して、かなみが怪我したんだから、キチンと治療す
る責任、あるしさ……」
申し訳無さそうな顔になったタカシを見て、あたしは胸がキュンとなってしまった。タ
カシが、あたしの為にいろいろと心配して、自分なりに手を尽くしてくれているんだとい
う事が、嬉しくて仕方が無い。しかし、あたしはその気持ちを何とか押し隠して、強気な
口調で言った。
『辛気臭い顔しないでよね。そもそも、あたしが不注意でこんな穴に落っこちたのが原因
なんだから、あんたに責任感じられると、あたしが困るのよ』
「いや。でも……」
まだ、納得行かない感じのタカシに向かって、あたしは苛立たしげに、痛くない腕を振っ
て睨み付けた。
『いいって言ってんでしょ? それより、その……治療、続けてくれるんじゃないの?』
最後、ちょっとしおらしい口調になって言うと、タカシはハッと顔を上げた。
「あ、ああ。かなみ、消毒薬とか持ってないか?」
『……多分。鞄の中に入ってると思うけど……』
あたしは、自分のバッグを引き寄せると、中を漁った。
『あった。消毒薬と絆創膏』
「ちょっと貸してくれ」
タカシに言われるままに、消毒薬を渡す。
「傷口をこっちに向けて。ちょっと痛いかも知れないぞ」
そう言いながら、タカシがあたしの手首を取って固定する。それから、傷口全体に消毒
薬を吹き掛けた。
『っつ……!!』
「大丈夫か?」
反射的に呻き声を上げると、タカシが心配して聞いてくる。あたしは慌てて首を振った。
『平気。そんなに痛くないから』
「そっか。ならいいけど」
それからタカシは、自分のポケットからハンカチを取り出すと、あたしの傷口に強く巻
きつけた。それから、たくし上げていた袖を下ろす。
「せめて、袖まくって無ければ、ここまでは擦りむかずに済んだのにな」
『しょうがないでしょ。今日、暑いんだもん』
まるで責められているように思えて、あたしは不満そうに自分を擁護する。衣替えは済
んだとはいえ、まだ10月に入ったばかりで、今日は残暑も厳しい。
『それに、自分だって袖まくってるじゃん。人の事言えないじゃない』
タカシの格好を見て指摘すると、タカシは慌てて弁解してきた。
「いや。かなみを責めてる訳じゃなくてさ。それにまあ、そんな事言っても結果論だし」
『ま、ね』
これ以上別に言い争いを続ける気にもならなくて、あたしは袖に隠された傷口をもう片
方の手で抑えた。タカシのハンカチが、傷口を多少キツク、包んでいる。
「言っとくけど、手当てになってるかどうか分かんないからな。脱出出来たら、ちゃんと
手当てし直せよ」
『分かってるわよ。アンタの手当てなんて信用出来ないもん』
タカシの警告に憎まれ口で返したが、言葉とは裏腹に、心の奥であたしは密かに思った。
タカシのあたしへの心遣いとか優しい手付きとか、何よりもタカシに治療して貰う事自体
が、どんな名医にだって変えがたいものがあると。ついでに傷口を口で綺麗にして貰った
ことを、その感触まで生々しく思い出してしまい、あたしは体の芯からカァッと熱くなっ
てしまった。
「しかし、脱出か…… さすがにもう、自力じゃ無理だな……」
タカシが、上を向いて呟いた。あたしは、またつい、憎まれ口で返してしまう。
『悪かったわね。あたしが非力で』
「いや。それは仕方ないだろ。無理させて怪我までさせちゃったんだし」
また、申し訳無さそうな顔をするタカシに、あたしは罪悪感を覚えた。
――ハァ…… あたしってバカだな。なんだっていつも、同じような事を繰り返しちゃう
んだろ……
タカシの言う事をいちいち悪い風に取って、文句を言い返してしまう。しかし、せめて
今くらいは直さなくちゃと、あたしは決意した。何と言っても今は、傍に誰もいない、二
人きりな訳だし。
「携帯も無し。声を上げても、道路まで届くとも思えないし、外に知らせる方法はなしか……
こりゃ、助けが来るまでしばらく時間が掛かるかもな」
上を見上げ、タカシが呟く。穴の上から注ぐ日の光は、もうかなりオレンジ色が濃くなっ
ている。このまま夜になったら、ますます人に見つかる可能性は低くなるかも知れない。
――もしかしたら……このままタカシと穴の中で二人っきりで、一晩……過ごすことにな
るのかな……?
その考えにときめいてしまう自分を、あたしは慌てて戒めた。
――いけないいけない。いくら二人っきりとはいえ、今はそんなロマンティックモードに
入ってる場合じゃないんだし。
しかし、どうしてもタカシの横顔を見ていると、心臓がドキドキと高鳴ってしまうのだ。
「下手すりゃ、ちょっと大事になるかもな。親から学校、警察に連絡が行って、山狩りし
たりとかして。もしかしたら、ニュースになるかもよ。男女高校生のカップルが行方不明
にとかって」
『そんなん止めてよ!! 絶対にヤダ!!』
タカシの言葉に、あたしは思わず怒鳴った。そんな晒し者みたいな形で恋人認定されて
しまうなんて、絶対に避けたい。
「ヤダっつったって、このままじゃどうしようもないだろ」
何だか冷めた様子のタカシに、あたしは思わず食って掛かった。
『どうしようもないとか言ってないで何とかしてよ!! あたし、アンタとセットでニュー
スになるなんて絶対にヤダからね!!』
「いや。だから俺に言われてもしょうがないって。それより騒ぐな。体力消耗すんぞ」
タカシに諌められて、あたしは渋々、タカシの隣に体育座りをする。
『……あたし達……どうなっちゃうのかな?』
落ち着かない気分で、あたしは口を開く。
「さあな。ただ、別に山ん中って訳じゃねーし、最悪一晩我慢すりゃ、助けが来るだろ。
死ぬようなことは無いから安心しろ」
『でも、警察の人とか大勢来るんだよね? お父さんお母さんも心配するだろうし、大騒
ぎになっちゃうよね……?』
「そうなっても、大抵俺らは保護されて手厚く介護されるから大丈夫だって。それに、説
明も俺がしてやるから、かなみは何もしないでおばさんにでも抱きついていればそれでいいんだよ」
『ホントに? 嘘じゃないわよね? マスコミの人とかにマイクとかカメラ向けられて、
あたし達の事がテレビにおっきく出たりとかしないわよね?』
「どこの友子だよ。少なくとも、プロにはいろいろと制約があるから、プライバシーとか
最大限に保障されるはずだから、安心しろ。かなみは何も悪いことして無いんだから、悪
い風になるはずないって」
タカシに力強く言われると、何だかとても安心した気分になった。
『……うん。信じる……』
そう言うと、タカシがニッコリと笑ってくれた。
「よし。ならさ。暇つぶしに何か遊びでも――」
クゥ〜〜〜〜……
タカシの言葉を遮って、気の抜けたような音が、穴の中に響く。もちろん、あたしにはそれが何であるのか分かっていた。
続く
規制中だと投下めんどい
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 08:32:42.73 ID:1Gnv5XVNO
やれやれ…
おはようツンデレ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 09:01:27.99 ID:/xCR8ul+O
ちなみ医院長、早く俺に注射を……1時間も早く来てしまったぜ…
お題
予防接種ちなみん
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 09:23:21.19 ID:DefAkHeLO
>>187 もしもしだと面倒だよな
お腹が減るってことは催しも(ry
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 09:59:31.25 ID:1Gnv5XVNO
仕事中にお腹痛いと辛いよね…俺はお嬢クリニック希望
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 11:12:45.99 ID:GsjwMZ4lO
おいおい
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 12:04:06.31 ID:5sULdTOAO
あげっ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 12:11:41.05 ID:6OC8HrIQO
昼
貧乳ツンデレにむにゅうって言ったらどうなるの?(効果音的な意味で)
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 12:34:46.66 ID:5sULdTOAO
ちゅんでれに、「むにゅうはレディーとは言えない」って言ったら
『あるもん!ほら!』
って、上着捲ってむにゅうを見せられ、その後何をしたか気づいたちゅんでれにぽかぽかされるまで余裕でした。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 13:04:10.36 ID:ASwNtiYs0
むにゅうが うにゅうに みえたよ
by さくら
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 13:30:25.93 ID:4DrN2eUn0
程々の大きさが一番好きだな
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 14:28:44.31 ID:mbEOu8VeO
大丈夫か
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 14:30:40.31 ID:4w1qNWs8O
整理中休憩ほ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 14:56:20.50 ID:1Gnv5XVNO
お昼ほ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 14:57:02.99 ID:vAmIZk0Z0
散々規制されてもまだこのスレやってるお前らがステキ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 14:59:15.66 ID:0kyUV0YPO
愛があるからな
お題
つ・濡れたツンデレ
雨の中、淋しげに佇む女の子のビジュアルが好き
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 16:24:16.96 ID:1Gnv5XVNO
うん
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 16:51:09.25 ID:USM2AByz0
にゅう
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 17:21:16.68 ID:zpujcSD+O
人少ないな
「むにゅう……」
『誰が無乳か……見たこともないクセに、失礼。』
「は?いやただの効果音だし、今の。」
『な……っ!』
「自意識過剰乙。」
『ぅぅー、乙女の純潔を……』
「あーあ、むにゅうー。」
『くっ……』
「(ボソ)ちなみは……むにゅうー。」
『い、今言った……私のこと、無乳って言った!』
「あは、聞こえた?」
『むぅ……そんなに言うなら、ちょっと手貸して。』
「ん?」
『い、一回だけだからね……えいっ!』
―ふにゅっ
「!!?」
『んっ……』
「ち、ちなみ?!」
『ど、どう……私、無乳なんかじゃ……ないよ?』
「あぁ、十分分かったよ。」
『ふん、じゃあ早く離し……ひゃんっ!ち、ちょっと何して……』
「ゴメン、もう抑えられないわ。」
『はぅぅ……だ、誰か来ちゃうよぉ……?』
「そん時は諦めよう。ほら、ちなみおいで?」
『ん……タカシぃ……』
さて、あとはどうなったか分かるな?
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 17:43:13.95 ID:1Gnv5XVNO
眠いでござる
>>209 安易なんだよ。何でもかんでもエロに持ってきゃツンデレ語れるとか思ってんじゃねーよカス。お前はツンデレの何たるかをまるで理解してないとふぅ・・・
んで、詳細な描写はまだかね?
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 18:17:23.75 ID:1Gnv5XVNO
早めの仕事ラストスパートほ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 18:30:12.40 ID:mbEOu8VeO
ただいま
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 19:12:30.98 ID:1Gnv5XVNO
早めに仕事終わり
ツンデレと遊んでこよう
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 19:37:18.93 ID:6OC8HrIQO
ちなみん
やっと帰れたお
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 20:19:32.13 ID:ETCPRWVa0
fo
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 20:33:33.10 ID:4w1qNWs8O
お題
つ・ツンデレと男の感覚はちょっと違うようです
8時に家に着くのが早いと感じる俺……
すっかり残業が当たり前になったお
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 20:51:57.08 ID:1Gnv5XVNO
>>219 9時から仕事で平均帰宅時間が22時過ぎの俺に喧嘩売っている発言ととらえておけ?
41分勝気
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 21:06:49.22 ID:y+N+XUPTO
阻止だよバカやろう////
勝ち気さんが『あたしはそんなに安かねえんだよバカ野郎!!』と息巻いておりますが
私を差し置いて勝気を選ぶなんて許せませんわ!
30分お嬢
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 21:43:49.93 ID:1Gnv5XVNO
ツンデレ勝気は至高ですな
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 21:54:20.16 ID:4DrN2eUn0
尊大こそが究極
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 22:26:20.02 ID:1Gnv5XVNO
危ないがな
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 22:26:46.60 ID:y+N+XUPTO
お嬢かわいい
30分お嬢
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 22:46:02.14 ID:1Gnv5XVNO
ドンマイ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 22:46:43.42 ID:zYUWUd1tO
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:03:50.89 ID:zYUWUd1tO
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:08:18.11 ID:2Zs5HiOVO
な、なんという………
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:09:10.23 ID:6w8khPmzO
モエス
次はお嬢なんだろ?そうなんだろ!?
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:11:53.60 ID:mj3BUf5t0
うむ 下の子は良い貧乳!
ところで制服が多いけど私服はないのかッ!
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:18:25.02 ID:1Gnv5XVNO
ツンデレをくんかくんかしたい
ええへんたいです
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:23:24.55 ID:8TEh5qPr0
これはいいツンデレ
避難所のほうからGJって聞こえたぞ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:23:56.81 ID:GsjwMZ4lO
ハイパーツンデレタイム
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:25:13.98 ID:4w1qNWs8O
>>235 むしろ男にくんかくんかされたくて、朝シャンしたり香水を付けて学校に来るツンデレを妄想した
これはストックしておこう
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:27:50.16 ID:zYUWUd1tO
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:35:14.47 ID:8TEh5qPr0
大暴れww
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:49:21.78 ID:1Gnv5XVNO
>>238 よう俺
ツンデレは絶対いい匂いがすると思うんだ…
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:52:52.36 ID:zY+gCkFLO
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/13(金) 23:59:47.86 ID:1Gnv5XVNO
個人的本日ラスト書き込み
ツンデレと2人きりで倉庫に閉じ込められて「寒いだけなんだから…」っていいながらくっつかれたい
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 00:17:22.09 ID:qqhbV6iBO
あいでぃ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 00:28:27.73 ID:AHRwGvxzO
せっかくだから待ち受けにした!
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 00:35:23.95 ID:+B+XopoRO
チェック
危ない
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 01:51:22.37 ID:mitTtMsg0
スレに付きまとう儚さもまた愛おし・・・くはないな。
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 02:12:12.96 ID:HlcsSMWBO
ツンデレを屈服させたい
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 02:42:18.56 ID:9sq1wKYkO
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 02:47:26.51 ID:sAmJJeHNO
「ぎゅー」
『うきゅぅ』
「……小動物?」
『違う。っていうかいきなりなにすんのよ』
「いや、今日は寒いので愛しの君が寝冷えしないかと心配になりまして」
『ちゃんと布団かぶってるのに冷えるわけないでしょ。むしろ暑苦しいから離れろ』
「そうかそうか、それなら良かった。でも私が寒くて凍えてしまうので抱きしめます。ぎゅー」
『ふみゅぅー』
「……小動物?」
『違うってーの、ばーか』
こんなやり取りが今日も(脳内で)繰り広げられてますよと
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 03:22:36.95 ID:5Q/vsj1KO
おやすみ
お嬢に首筋の匂いを嗅がれながら
『こうしていると……なんか安心しますわ……///』
って言われたい
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 04:15:06.46 ID:JZ22jBpwO
IDちぇき
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 04:45:20.20 ID:W5alU8hJO
IDチェック
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 04:53:41.66 ID:bkhog134O
おはよう、ちなみ
zYUWUd1tOの連続うp見れなかった。
不覚。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 05:56:38.97 ID:Ojwy4Ki7O
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 06:23:14.54 ID:HY5Kz3SOO
俺も絵が見れないなんて体験久しぶりだ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 08:07:19.43 ID:9sq1wKYkO
おはよう
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 08:42:29.83 ID:+B+XopoRO
おはようツンデレ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 08:43:11.97 ID:HlcsSMWBO
おはようじょつん
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 09:03:35.32 ID:+B+XopoRO
仕事開始ほ
にゃー
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 10:13:43.26 ID:7ZF0QIo90
☆
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 10:36:47.51 ID:+B+XopoRO
お題
・嘘をついてしまったツンデレ(男)
・説明が足りなかったツンデレ(男)
・天然ツンデレ(男)
・天然友ちゃん(山田)
>>264 仕事……嫌いな友達と食事することを仕事と書き込みする俺って終わってるよな……(´・ω・`)
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 11:00:18.34 ID:A9H3yEVmO
眠い
>>244 >>250 >>254 リ『最低ですわ・・・』
タ「頼むから俺にあたるのは辞めてくれ」
薄暗い体育倉庫に閉じ込められた俺とお嬢。
リ『貴方のせいじゃありませんの!!こんな時間に倉庫の整理をしようと言いますから!!』
タ「仕方ないだろ、体育祭の委員なんだし、部活終わってからでないと備品の確認出来なかったんだから」
リ『この時間だともう誰も来ませんわよ』
タ「ほら用務員のおじさんとか宿直の先生とか誰か気付いてくれるさ」
リ『そんなに上手くいきますかしら・・・携帯は持って無いですわよね?』
タ「持ってたらとっくに誰かに連絡してるさ」
リ『わざわざ汚れるかもと体育着に着替えましたからね』
タ「ああ、お嬢のふとももが眩しいぜ」
リ『こ///こんな時に何をおっしゃいますか!!』
絶滅危惧種のブルマだぜ、見ない方がおかしい。
タ「少しは気が紛れると思ったんだが・・・」
リ『不謹慎極まりませんわ!!』
ぷいとそっぽ向くお嬢、
その後しばらく沈黙が続いた。
リ『・・・タカシ、こちらに来る事を許可しますわ』
しばらく黙り込んでたお嬢がぽつりと呟く。
タ「どうした?」
何かあったのかと隣に座るとお嬢が擦り寄ってきた。
リ『少し・・・寒いだけですわ・・・』
少しと言う割に見ていて身体が震えているのが解る。
タ「おい、大丈夫かよ?」
身体を支えるとギュっとお嬢が抱き着いてくる。
リ『このまま誰も来なかったらと思ったら・・・怖くなってしまいまして・・・』
タ「大丈夫だって、俺もいるから安心しろ」
『こうしていると……なんか安心しますわ……///』
向かいあって抱き合う形となりお嬢が俺の首筋の匂いを嗅いでいる。
タ「汗臭いだけじゃないのか?」
リ『貴方の匂いでしたら何でもよろしいですわ///』
体操着を着てもなお強調される柔らかな胸が押し付けられ
お嬢のドリルクロワッサンの髪から良い匂いも漂ってくる。
気付けばマットに押し倒しされ生足が絡み付いてる・・・そろそろ俺の理性も限界です(汗
友『タカシ〜リナ〜ここかな〜?』ガラッ
理性が吹き飛びそうな所で体育倉庫の扉が開き友子が顔を覗かせる。
硬直する俺とお嬢。
友『あ、ゴメン、本番中だった?邪魔しないから続きをどうぞ〜』
リ『え///、あ///、こ///、そ///、違いますのよ!!これは、そのタカシに強要されて!!』
タ「ちょっと待て!!とんでもない濡れ衣着せるな(汗」
友『へぇ〜、リナってタカシに強要されて屈服したんだ〜』ニヤニヤ
リ『な!!そんな訳ありませんわ!!誰がこんな愚民に!!』
タ「・・・今自分で強要されたって言ったじゃねぇか」
友『つまり自分の意思でタカシに抱き着いていたとw』
リ『あ〜〜〜〜〜///////違います!!違いますの!!』
夜の体育倉庫にお嬢の叫びが響き渡っていた。
・・・全く夜中に4枚投下とかGJ過ぎるんだぜ
とりあえず素敵な単語が並んでいたので適当につなげてみた保
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 11:34:38.17 ID:Gas68DhPO
友子GJwww
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 11:54:07.81 ID:+B+XopoRO
>>271 おい…
おっきがおさまらんどうしてくれる
つまりはGJ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 12:32:14.25 ID:jZ4bWjBDO
読む前
276 :
保守3 1/5:2009/11/14(土) 13:09:55.27 ID:vzC8ikhWO
>>58>>132の続き。
『昼休み・・・はぁ、面倒くさい・・・』
ぶつぶつ文句を言いつつも、屋上へと歩みを進める。右手にはしっかりとお弁当を持って。
やれやれ、どうしてこんな事になってしまったのやら・・・
朝タカシと約束を交わしてから、私はずっとおかしな状態。
お気に入りの本を読んでても全く集中できないし、授業中も先生が話している内容が全く入ってこない。
そしてなにより・・・・昼休みのチャイムが鳴ってからというもの動悸が収まらないのだ。
けど、その理由にも少しづつ察しがついてきた。
思えば、高校に入ってから誰かとご飯を共にした記憶なんて無い。
みんながワイワイガヤガヤしているのを尻目に、教室の隅の机に一人でいるのが私。
それが、みんなにとっての日常だし、私にとっての日常でもあった。
そんな私が誰かと、しかも二人きりでご飯を食べるというのだから、緊張するのも当たり前だ。
『・・・・全部・・・タカシのせい・・・あんな奴・・・・本当に大嫌い・・・』
(ガチャン)
屋上の扉を開ける。こちらに向かってふいてくる風が心地好い。
学食やラウンジなど、他に場所があるからか生徒にあまり人気はないが、私は穴場だと思ってる。
まあ、こんな場所に来るのは私みたいな奴だけだろう・・・
「あ・・・・お〜い、ちなみ、こっちこっち!!!よかった〜約束すっぽかされやしないか冷や冷やしてたぜ・・・w」
・・・・いた。そういえばいた。私と同じ考えの変人が。別府タカシという男が。
『ふん・・・約束を守るのは・・・人間として当然・・・当たり前の事・・・』
「ですよね〜 ま、固い話は抜きにして、さっさと弁当食べようぜ〜♪」
タカシの手には、私が作ったお弁当が一つ。・・・・何だか気恥ずかしい。
『さっさと食べて・・・私は忙しいの・・・』
何が忙しいかは自分でも分からないが、早く教室に戻りたい。
277 :
保守3 2/5:2009/11/14(土) 13:10:45.87 ID:vzC8ikhWO
「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・(ぱかっ)おお、めちゃめちゃ美味しそ〜!!!」
『・・・・・・・・・・(ぱかっ)』
「おお!!卵焼きめっちゃ綺麗だな〜俺大好きなんだよね〜」
『・・・・・・・・・(ぱくっ)』
「こっちは・・・・ははっ、たこさんウィンナーか!ちなみって器用なんだな〜」
『・・・・・・・・(もぐもぐ)』
「それにこれは・・・・」
・・・・タカシと私の会話なんて、いつもこんなもの。タカシが一方的に話しつづけるだけ。だって、別に私が反応する必要はないでしょ?
「もう我慢できねぇ!!いただきます!!(ぱくっ!!)」
『・・・・・・・・・(ちらっ)』
卵焼きを口に運んでいるようだ。今回1番の自信作。目が自然とタカシの方にいってしまう。
「こっ、これは・・・・!?」
『・・・・・・・・・(ドキドキ)』
タカシ、いきなり黙っちゃった・・・も、もしかして、口にあわなかったのかな・・・
「めちゃめちゃ美味しい!!ちなみ、お前もしかして天才か!?」
『へ・・・・!?あ・・・・わ、私が作ったんだから・・・・美味しいのは・・・・当然・・・・』
「間違いない!!こんな美味い卵焼きは初めてだ。他のはどうかな〜♪♪♪」
(ドクンッドクンッ・・・)
まただ。一度は止んでいた動悸がまた戻ってきた。だけど・・・何だか晴れ晴れとした気分。
そういえばお母さんが言ってたっけ。[料理は食べてもらう人ができて本当に完成する]って。
そのせいなのかな、なんだかちょっぴり・・・・・・・嬉しい・・・・
278 :
保守3 3/5:2009/11/14(土) 13:11:35.65 ID:vzC8ikhWO
「ごちそうさまでしたッ!!」
『・・・ごちそうさま』
結局、私とタカシの間には会話と呼べるようなものは何も無かった。一緒にいる時間がちょっと長かっただけで、いつもと何も変わらない日常。
でも、タカシが美味しそうに私のお弁当を食べてくれている姿を見ているだけで、何だか心が暖かくなった。
それは、普段孤独な私にとって、いつもと違う日常だったと言えるのかもしれない・・・・
『これで約束は果たした・・・もう行くね・・・』
「ちょっと待ってくれ、ちなみ」
お弁当を持って立ち上がろうとした私を、いきなり引き止めてくるタカシ。
『何・・・?もうこれで・・・満足でしょ・・・?』
「いや、あのさ・・・」
? こんなに歯切れの悪い顔をしたタカシは初めてかもしれない。
『用件があるなら・・・さっさとしてくれるかな・・・早く教室に戻って・・・一人になりたいの・・・』
「その・・・・一言謝りたくてさ」
『・・・・・・・・何・・・・で・・・・・?』
予想外の言葉。謝るのはむしろ傘を借りた私の方なのに・・・・
「お弁当まで作ってもらっちゃったし、お昼もこんな所に連れ出したりしたし。さっきから不機嫌な顔してるからさぁ・・・・・ちなみ、怒ってるんだろ?」
私が・・・・不機嫌?た、確かに最初は嫌だったけど、楽しくなかったって言ったら嘘になるし、別に退屈だったワケでもない。
でも一人の時間邪魔されてイライラしたのも事実であって、でも怒る程でも無いし・・・・ダメだ、全然考えがまとまらない。
『別に・・・不機嫌なんかじゃない・・・ただ・・・・そういう風に見える顔してるだけ・・・・悪い?』
「そ、それじゃあ、怒ってないの!?」
『これも・・・・お礼の延長に過ぎない・・・・だから・・・・私が怒る理由が無い・・・』
「そ、そうかぁ・・・・・よかったぁ・・・・・・」
タカシはそう安堵の声を漏らすと、心底安心したような苦笑いを見せたのだった。
・・・・思えば、この時私は浮かれてたのだろう。普段なら、絶対にあんなことはしなかった・・・
279 :
保守3 4/5:2009/11/14(土) 13:13:16.76 ID:vzC8ikhWO
『ふふ・・・』
タカシの感情の浮き沈みが妙におかしかったのか、思わず・・・・笑ってしまったのである。
「あ!?」
『ん・・・・!?いきなり・・・何・・・?』
「今笑ったよな、ちなみ!?」
『はっ・・・・!?・・・・・笑ってない・・・』
「うそ。笑ってた!!」
『わ、笑ってない・・・・!』
「ふ〜ん、ちなみがそういうならいいや。でもさ・・・」
「笑ったちなみ・・・・・すごい可愛かったぜ?」
『・・・・・・・・・・・(ぽか〜ん)』
今・・・・タカシ・・・・なんて・・・・・?私が・・・・・か、かわいい・・・・・!?(かぁぁぁぁ)
その瞬間、顔が燃え上がるかの如く熱くなる。胸の高鳴りも、今までとは比較にならないレベルだ。は、恥ずかしい・・・・・・
「元がいいのにもったいないなぁ・・・あんなに笑顔似合って・・・・」
『う・・・うるさい・・・・』
「へっ?」
『この・・・・バカ・・・・バカっ・・・・!!(ぽかぽか)』
「ちょ、い、痛いってちなみ!?殴るのはやめてっ!?」
なんなのこの男は・・・!?私の心をどれだけ掻き乱したら気が済むの・・・!?こんな奴、こんな奴、本当に大嫌いだ・・・!!
『ふん・・・・とても気分が悪い・・・・・・私、帰る・・・・』
「だから悪かったってちなみ〜謝るからさぁ・・・」
280 :
保守3 5/5:2009/11/14(土) 13:16:01.97 ID:vzC8ikhWO
『それじゃあ・・・さよなら・・・・!』
こんどこそ教室に戻ろうと、私はタカシに背を向けようとした。
「もう一ついいかちなみ?今度は、真剣にお願いしたいことがあるんだ」
・・・・でもそこまで言われたら流石に無視できない。仕方ない・・・・
『今度は何・・・・?あなたのせいで・・・・昼休み、ほとんど残ってないんだけど・・・・』
「それは分かってる。でも一つだけお願いしたいことがあるんだ。今度はお礼とか関係ないから、断ってくれてもいい」
『だから・・・・用件はなんなの・・・・?さっさと言って・・・・』
「・・・・・お前に余裕のある時でいいからさ、またお弁当、作って来てくれないか?」
『・・・・・・・・えっ!?』
私が・・・タカシの為にお弁当を!?それはちょっと・・・
「こればかしは俺の個人的なお願いだ。無理ならそう言ってくれればいい」
そう言うタカシの瞳は・・・・・あまりにも真剣で・・・・・心底私に期待しているみたいで・・・・だから、私はその勢いに呑まれてつい・・・・・・・
『・・・・・・気が向いたらね・・・・』
承諾とも受け取れる言葉と共に、その場を後にしたのであった。
281 :
保守3 6/6:2009/11/14(土) 13:18:14.38 ID:vzC8ikhWO
『何で・・・・・あんな事・・・・言っちゃったんだろう・・・・』
自分の机に座りしばらくしたら、ようやく頭が落ち着いてきた。だが、それでもさっきの自分の発言が理解できない。
『人と関わるのは・・・・めんどくさいだけなのに・・・・つまらないだけなのに・・・・』
だから私は一人でいる。それなのにどうして・・・・
めちゃめちゃ美味しい!!ちなみ、お前もしかして天才か!?
笑ったちなみ・・・・・すごい可愛かったぜ?
思わず頭を机に伏せる。顔が・・・・熱い・・・・
どうしてタカシの言葉がこんなにも心に残っているのだろう・・・・
もちろん、他人に褒められたことなんて一度もない。耳に入るのは「根暗」「冷血」「空気」等の誹謗・中傷ばかり。
私自身、もはやそれを受け入れてきた。それなのに・・・・まさか褒められる日が来るなんて・・・・
胸に手をあてる。そこはまだ少しドキドキしていた。
『これが・・・他人と関わるって・・・・ことなのかな・・・・?だとしたら・・・・ちょっとだけ・・・楽しかった・・・・かも』
今までの私じゃ、ありえない考え。たった少しの間で大きく変わってしまった考え。
それは、私とは正反対な、太陽みたいなあの人のせい。あの人が私を連れ出したせい。全部あの人の・・・・・おかげ。
私自身、今自分が抱いている感情がいまいち理解できない。でも、その中で一つだけ明らかなことがある。
机の端に目をやる。そこには、空っぽになったお弁当箱が二つ。
『明日から・・・・忙しくなるね・・・・』
282 :
NGシーン 1/2:2009/11/14(土) 13:21:42.91 ID:vzC8ikhWO
・保守1から、タカシがちなみに傘を渡すシーン
『・・・・・・何、さっきから・・・私をじろじろ見て・・・変態め・・・』
「・・・なあ、もしかしてちなみさ・・・傘持ってないのか?」
『!? ふん・・・別に・・・タカシには・・・関係ない・・・』
余計なお世話だ。いいからほって置いて欲しい。
「そうか・・・・・・・うん!なら、俺の傘使えよ!」
『・・・・えっ・・・・』
自分の持った傘を私に突き出してくるタカシ。予想外の行動に、思わず声が漏れる。
『傘・・・・・壊れてるよ・・・・』
「あ・・・・」
ざー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・保守2から、ちなみがタカシにお弁当を渡すシーン
『・・・・傘』
「ん?」
『昨日は助かった・・・・感謝する・・・』
「ははっ、気にすんな!ちなみの役に立てたならよかったよ!」
『それだけじゃない・・・・一応・・・お礼を用意したの・・・受けとって・・・』
かばんからお弁当を取り出そうとする。
『・・・・・・・・・!?』
「どうしたの、ちなみさん??」
『お弁当・・・・どこかに落としちゃった・・・・・テヘッ☆』
「・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・』
(; ̄ω ̄) ( ̄ω ̄;)
283 :
NGシーン 2/2:2009/11/14(土) 13:25:49.94 ID:vzC8ikhWO
・保守3より、タカシがお弁当を口にするシーン
「もう我慢できねぇ!!いただきます!!(ぱくっ!!)」
『・・・・・・・・・(ちらっ)』
卵焼きを口の中に運んでいるようだ。今回1番の自信作。目が自然とタカシの方にいってしまう。
「ごちそうさまでしたッ!!」
『早・・・!?もうお弁当・・・・空っぽ・・・・!?!?』
「悪いなちなみ・・・・俺の胃袋は宇宙だ・・・この量じゃ俺を満足させることなんかできないぜ?」
『どこのピンクの悪魔だ・・・・くっ・・・・タカシ、恐ろしい子っ・・・・』
・没ネタ
『はい・・・これ、昨日の傘・・・』
「別にこんなに早くなくてよかったのに〜わざわざありがとうな、ちなみ」
あなたをどう思っていようが、私が助かったのは紛れも無い事実だ。だから、最低限の礼は尽くすつもり。
『ふん・・・・それにお礼も用意した・・・』
「お礼って・・・・マジで!?」
「でもなぁ・・・・・悪い、今から日課のアレをしなきゃいけないんだ!!」
『アレ・・・・?ふん、別に・・・・やりたければやればいい・・・・お礼は後でする・・・』
「ありがとう!・・・・やべ、時間がない!?まあ、ちなみになら見られても大丈夫か。そりゃ!!」
(くるくるくる〜)
『???? コマなんて回して・・・何する気・・・・』
「よいしょっと」
(ふわっ)
『Σ( ̄□ ̄;) た、たたタカシが・・・・飛んでる・・・・!?!?!?』
「それじゃあ、昼休みまでには戻ってくるから〜」
(ぶうぅ〜〜〜ん!!)
『み、見えなくなっちゃった・・・・何・・・・これ・・・・』
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 13:32:33.47 ID:J7QdGtvE0
読む前5分ダウナー
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 13:44:05.06 ID:wJ4D2nvfO
やられた…
じゃあ10分お嬢
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 14:18:10.57 ID:4r2+KH/4O
させん
一時間お嬢
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 15:32:58.74 ID:7ZF0QIo90
だーめ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 16:04:54.82 ID:clA7v2zoO
お題
つ・すぐ脇に目が行く男と自分だけを見ていて欲しいツンデレ
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 16:12:47.69 ID:JZ22jBpwO
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 16:54:42.99 ID:clA7v2zoO
お題
つ・勘が冴えてるツンデレ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 17:02:03.28 ID:qqhbV6iBO
お題
つ・脇フェチなタカシ
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 17:44:50.93 ID:4r2+KH/4O
昼寝からおはようほ
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 18:32:16.15 ID:Nt2b5VgNO
つん
「何だ? 今の音」
『な、何でもないわよ。気のせいよ、気のせ――』
グウゥ〜〜〜〜〜……
必死でお腹に力を入れていたにも係わらず、またしてもあたしのお腹はいう事を聞いて
くれず、より盛大にファンファーレをかましてくれた。
『ちっ……違うのよ!! これはその……』
必死で誤魔化そうとするが、何とも言い訳の仕様が無く、あたしは真っ赤になって押し
黙ってしまった。お腹の調子が悪いとかだと、こんな穴の中じゃ却って状況が悪いことに
なってしまう。
「いや。そんな恥ずかしがることじゃないだろ」
ちょっと面白がるようにタカシに言われて、あたしはますます恥ずかしくて縮こまって
しまった。
『だ、だってその……こんな事態なのに、緊張感なくって……その……ゴメンなさい……』
ああもう、恥ずかしくって恥ずかしくって、穴があったら入ってしまいたい。って、こ
こが穴の中なんだっけ。じゃあ、もうどこに行けばいいんだろうとか、一人であたしはバ
カな事を考えていた。
「いいよ。てか、どうにもならないんだったらさ。希望持って明るい気分でいた方がいい
んだから。ちょっと待ってろ……」
そう言うと、タカシはポケットに手を突っ込んで、何やら取り出した。
「あった。これ、食ってろよ」
タカシが差し出したのは、バータイプの栄養食品だった。
『……何でアンタ、都合よくこんなのだけ持ち歩いてんのよ。役に立つか立たない奴か分
かんない奴』
訝しげな目で見つめると、タカシはごまかすような笑いを浮かべた。
「いやー。授業中にこっそり食おうと思って取り出した所で、先生にみっかりそうになっ
て、慌ててねじ込んだんだよな。それで、ずっとそのままになってて」
そういや、タカシは最近、パンとかの代わりによくこういうのを授業中に食べてたっけ
と、あらためて思い出す。正直、こんなものでお腹が持つのかなと思って前に聞いたら、
放課後までは十分とか言ってたっけな。
『全く……ちょっと呆れたわ……』
そう言って、あたしは肩を竦める。
「でも、今は良かったろ。ほれ」
差し出す栄養食品を見つめて、あたしは聞いた。
『……アンタはいいの? お腹減ってない?』
しかし、タカシは首を振った。
「俺はまだ平気だし、それにお腹鳴らしてんのにやせ我慢する事無いって」
『人を食いしんぼみたく言うなっ!!』
そう言いつつ、あたしはタカシからバーを奪い取ると、勢いのままに袋を破く。しかし、
いざ食べる段になると、やはりタカシの顔色が気になって、あたしは口を開けかけたとこ
ろで、上目遣いにタカシを見つめた。
「いいから、遠慮なく食べろって。お前のお腹の音を聞いてる方が却って腹減ってくんだろ」
『う…… わ、分かったわよ』
そう言われるとさすがに言い返す言葉も無く、あたしはバーに小さく齧り付く。
――ホントは……無理してんだろうな。タカシだって、お腹減ってるはずなのに……
タカシがあんな風に言うのは、あたしに断らせない為だって言うのは良く分かっていた。
今更ながらにタカシの優しさが身に沁みる。
「どうだ? あんまり美味くないだろ?」
タカシが笑顔で言うので、あたしは仏頂面で頷いた。
『ホントに。よくこんなの、毎日食べてられるわよね』
もっとも、そんなに美味しくないというだけで十分食べられる味ではあるし、それ以上
に、タカシがくれたものというあたししか味わえないスパイスが入っているのだが。
「ま、別に不味くもないし。それにあんまり美味いと、二本三本と欲しくなるから、この
程度でちょうどいいんだよな」
いつもと変わらぬ、明るい口調でタカシがしゃべる。きっと、あたしから罪の意識を逸
らそうとしてくれているんだろうな、と勝手に推測する。
『だけど、その後で放課後に買い食いしてちゃ、結局意味ないでしょ?』
お説教口調で言うと、タカシはちょっと顔を顰めた。
「いいんだって。別に俺はダイエットのために食ってるわけじゃないんだから」
あたしは小さくため息を吐く。
『ハァ……いいわよね。アンタは。太らなくてさ』
たまにタイミングが合った時に二人だけでマックやミスドに寄って帰るが、いつもはタ
カシの食べっぷりに羨ましく思ったりしたものだ。あたしがあんな食べ方をしていたら、
一ヶ月に三、四キロは軽く太ってしまうというのに。でも今は、タカシが我慢してくれて
いるのだが。
――やっぱり……全部は食べない方が、いいわよね……?
おしゃべりしながらゆっくり齧っていたが、いつの間にか半分以下になってしまったバー
を見つめてあたしは考えた。
――でも、これをこのままあげたら……か……間接キスって事に……なっちゃうのよね……
正直、間接キスごときで動揺してるなんて、友子あたりが聞いたら腹抱えて笑われるか
も知れない。どんな純情乙女よって。でも、友達同士と、好きな人とするのとは全然違うのだ。
――けれど、やっぱり……タカシが我慢してるのに、全部なんて食べられないよ。
ドキドキする心を、グッと抑えようと懸命に努力してると、食べるのを止めたあたしを
不審に思ってか、タカシが聞いて来た。
「どうした? 食べないのか?」
覚悟を決めて、あたしは小さく頷く。
『うん。その……あたしはもう、十分食べたから、後はアンタ食べていいよ』
出来る限り自然な感じで、あたしはバーをタカシに差し出した。
「何だよ。味とか文句言ってる場合じゃないだろ? 全部食っちまえよ」
『べ、別に味はその、非常食と考えれば十分に美味しかったわよ。ただ、タカシも少しは
食べておいた方がいいでしょ?』
そう言っても、なかなかタカシはそれを受け取ろうとはしなかった。
「いや。平気だって。お前の方が普段ダイエットダイエット言ってあんまし食べてないん
だから、食い物は必要だろ?」
『女の子は、あんまこういう事は言いたくないけど、男より脂肪が多いんだから、いざっ
て時は強いの。むしろアンタが空腹で動けなくなったら、あたしは誰に頼ればいいのよ!!
ほら。食え!!』
怒鳴りつけてあたしは、バーをタカシの口元に押し付けんばかりにする。タカシは食べ
かけのバーを見て、それからあたしの顔を見て、サラリと言った。
「いいのかよ? このまま食ったら間接キスになっちまうぜ?」
その一言に、あたしの顔がボン!!と破裂せんばかりの熱を帯びた。
『こっ……この非常時にそんな事いちいち気にすんなあっ!! このスカポンタンッ!!』
自分じゃ分からないけど、今のあたしの形相は、きっと凄い事になってると思う。ただ
でさえ意識してしょうがないのに、面と向かってそんな事言うもんだから、もうあたしは
恥ずかしくてタカシとまともに目も合わせられなくなってしまった。
『そ、それとも何よ。あたしの食べかけじゃあ……その……嫌だっての?』
一瞬、ちょっと不安に思って口にする。わざわざあんな事を言うのは、あたしの方から
引っ込めさせる為なんじゃないかって。しかし、タカシはあっさりとそれを否定した。
「いや。そんな事、全然ないけど」
『だったら食べなさいよ!! ほら、早く!!』
安心したあたしは、気を取り直してタカシを見つめ直すと催促した。正直、このまま焦
らされてると、いい加減、心臓が持たなくなりそうだ。
「かなみ。ちょっとそのまま手を動かすなよ」
『えっ?』
タカシの言葉が理解出来ずに聞き返すと、いきなりタカシは、あたしが手に持ったまま
のバーに齧りついて来た。
続く
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 18:43:46.68 ID:J7QdGtvE0
再び読む前5分ダウナー
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 18:56:28.46 ID:4r2+KH/4O
抜かったか
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 19:09:48.50 ID:T+znoCehO
大丈夫か
今度こそ10分お嬢
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 19:38:01.49 ID:4STNd9GbO
そんな…
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 19:38:20.57 ID:T+znoCehO
バイトの合間に
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 20:16:36.91 ID:T+znoCehO
大丈夫
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 20:34:54.65 ID:ohlO3JGTO
ダイジョブダイジョブ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 20:39:37.15 ID:wJ4D2nvfO
ツンデレと映画観たい
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 20:53:56.60 ID:T+znoCehO
この時間は暇だ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 21:16:16.93 ID:bkhog134O
さてと
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 21:51:48.90 ID:mitTtMsg0
風呂入るか
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:04:18.79 ID:4r2+KH/4O
ちなみといっしょに
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:20:37.75 ID:JZ22jBpwO
かなみも加えて
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:39:53.01 ID:mitTtMsg0
みこともどうだい?
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:45:38.65 ID:9sq1wKYkO
お嬢は欠かせない
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:54:34.83 ID:+B+XopoRO
ただいま
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 23:28:51.80 ID:z226JZ13O
どうかな?
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 23:43:32.52 ID:9sq1wKYkO
お嬢と一緒に寝よう
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 23:52:32.99 ID:T+znoCehO
ただいま
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 00:07:50.77 ID:nbMPzqVN0
ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも・・・
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 00:12:05.57 ID:qSznbgIhO
HG!!
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 00:36:27.91 ID:4nYiCChXO
あいでぃちぇく
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 00:47:15.39 ID:ut1HxYrzO
ID
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 01:09:01.94 ID:pw5FOAi60
十分かなみん
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 01:15:27.35 ID:ut1HxYrzO
うんだめだ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 01:33:30.96 ID:2uQbsmGJO
妹ツンデレに夜這いをかけられたい
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 01:40:51.06 ID:qGERipGGO
かなみん
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 02:04:26.45 ID:ut1HxYrzO
勝気可愛い
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 02:31:11.92 ID:OJBt2qutO
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 02:34:57.47 ID:ut1HxYrzO
お休みツンデレ
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 02:43:19.50 ID:1FoN/9ARO
>>330 これ、この嫁はどこに行けば会えるのかね
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 03:05:29.61 ID:jsMAoPI+0
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 03:25:07.45 ID:kte2djWLO
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 04:27:50.56 ID:h5kxZxz6O
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 06:52:58.82 ID:R90jJTlYO
5分ちなみん
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 06:54:18.97 ID:3NtnFabu0
阻止
お題
・喫茶店で朝食をとっているとツンデレがやってきました。
・男の喫茶店には毎朝ツンデレがくるようです。
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 07:48:14.07 ID:ut1HxYrzO
おはようツンデレ
お嬢の布団の中から保
この後のお嬢のリアクションが楽しみだw
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 08:32:29.32 ID:TWsruKmbO
おはよう、ちなみ
勝気の頬にスリスリしたい
勝気可愛い
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 09:39:25.50 ID:ut1HxYrzO
勝気は俺の嫁
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 10:23:55.17 ID:qGERipGGO
おはよう
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 11:22:43.95 ID:rnb3jGUcO
勝気に胸触らせてくれってお願いしたら、もしかしたら触らせてくれるかも……
やっぱ無理怖い
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 11:37:18.06 ID:PMp2ZPj/O
>>330,333
これはもう勝気可愛いと言わざるを得ないwwwww
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 12:33:10.37 ID:1MVNGOlpO
ツンデレとお昼ご飯
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 12:36:46.09 ID:OJBt2qutO
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 12:46:02.45 ID:PMp2ZPj/O
>>349 一番下の、俯せに寝転んでいるのが一番気に入ったwwwww
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 12:53:59.48 ID:rnb3jGUcO
352 :
落っこちたツンデレ その7:2009/11/15(日) 13:08:05.82 ID:PMp2ZPj/O
『ちょっ、こらっ!! 自分で手に持って食べなさいよね!!』
突然の事に驚きつつタカシに怒鳴ったが、タカシは構わずに食べ続け、あっという間に
食べ切ってしまった。
「ごちそうさま。悪かったな。気、使わせちゃって」
『違うでしょが。それ、元々はアンタのだったんだから。その……ホントはあたしが言う
べき事なのに、何でアンタが言うのよ』
「そうだっけか。まあ、細かい事なんてどうでもいいじゃん」
『どうでも良くない』
そうやって否定しつつも、今更改めてお礼を言うのも何か凄く照れ臭い気がする。いつ
もこうやってタカシになんかして貰っても、お礼を言うタイミングが掴めぬままに時間を
流してしまっている。どれだけあたしはタカシに甘えているんだろうと、今更ながらに気
付かされた。
『だから、その……あの……』
ここは勇気を持って言おう。そう思って口を開きかけた時、タカシが先に口を開いた。
「いいよ。それに、お礼は十分して貰ったし」
『は?』
タカシの言っている意味が分からず、あたしは目をぱちくりとさせた。
『お礼って…… アンタ、何言ってんのよ。あたし、別に何もしてないでしょ?』
「いやいや。してくれたじゃん」
あたしの反応を面白がるように、タカシはニヤニヤと笑顔を浮かべた。その顔つきが気
に入らなくて、あたしはタカシを睨み付けた。
『ちょっと。思わせぶりな言い方しないではっきり言いなさいよ。あたしがタカシに、何
をしたって言うのよ?』
「いや。だからさ。食べさせてくれたじゃん。あーんって」
『へ……?』
一瞬、タカシが何を言っているのか分からなかった。それから、さっきの出来事をもう
一度反芻してみる。食べかけのバーをタカシに突き出して、それをタカシがそのまま齧り
付いた、その光景を。
そして、その途端、タカシの言っている意図に気が付いて、あたしはまたしても羞恥心
で体をカアッと火照らせた。
『なっ……ななななな、何言ってんのよ…… あああ、あれはその、アンタが勝手にそう
したんでしょ!! あ、あたしからした訳じゃない訳だし……』
「でも、食べろって言って差し出したのはかなみじゃん」
『口を開けろとまでは言ってない!!』
思わず、興奮気味に叫んでしまう。とはいえ、ほぼ口元まで持って行ったからこそ、タ
カシがああして齧り付く事が出来たのは、否定出来ない事実であった。
「ま、そうだけどさ。けど、結局食べさせてくれたのには変わりないし。俺にしてみれば、
それだけで十分だったから」
『ひっ……一人で納得すんなっ!!』
このまま話が終わってしまうと、あたしがタカシにあーんってして食べさせたという既
成事実が残ってしまう。
「いやー。でも、俺としては、あんな風に差し出されたら、ああいう風に食べるしか考え
られなかったし。まあ、かなみは納得しないだろうから、それでもいいけどさ」
『あたしは良くないわよっ!! だってその……アンタの中では、あたしが食べさせてあ
げた事になってんでしょ? そんなの認められないってば!!』
「でも、俺の認識を変えることは不可能だぜ?」
『あううううう〜〜〜〜〜〜っ……』
ヤバイ。完全に行き詰ってしまった。というか、あたしの中ですら、だんだんそれが既
成事実みたくなってるし。もちろん不可抗力ではあるけど。
「ま、そんな頭抱えて悩むことでもないだろ? どうせ誰も見てないんだし」
『見られてなければいいってもんでもないわよ…… ううううう……』
時間が経つにつれて、どんどん恥ずかしさがこみ上げて来る。まともにタカシの顔を見
てられなくなって、あたしは真っ赤になって下を向いた。
「あれ? それともかなみさん。もしかして照れてる?」
タカシに見抜かれて、あたしはビクッと体を震わせた。
「返事が無いって事は図星か。いやいや。意外とかなみって初心だったんだな」
『誰が初心だあっ!!』
バカにされた事に腹が立って、あたしは恥ずかしさも忘れてタカシの顔を再び睨み付け
ると、喧嘩腰で叫んだ。
『バッ……バカなこと言ってんじゃないわよ。誰が照れてるって? べ、別にこんな事く
らいなら、いつだってしてあげるわよっ!!』
勢いで言ってから失言に気が付いたがもう遅かった。タカシは、またちょっとイヤらし
い笑みを浮かべて聞いてくる。
「へえ? いつだってって事は、ミスドとかでもオッケーって事?」
『それはダメ!! 絶対ヤダ!! 人前でなんて死んでもしないから!!』
あたしは慌てて全力で否定した。売り言葉に買い言葉だったとはいえ、何て軽率だった
んだろうと思う。おかげでタカシに弄られまくっている。
「あれ? さっき言ったことと違うじゃん。やっぱり恥ずかしいんじゃないの?」
『ひ、人前じゃなきゃって意味よ。アンタと恋人みたいなことするなんて、その……人目
につく場所でなんて出来る訳ないし……』
「さっきは人目なんて関係ないとかそんな話じゃなかったっけ?」
タカシの指摘に、あたしは恨めしげに睨み付けた。さっきまではあんなに頼もしく見え
ていたのに、今はとても憎らしく思える。
『だってその、嫌なものは嫌でしょ? 人前であろうがなかろうが。ただ、その……誰も
いない場所でなら、我慢して、してあげる事くらい出来るわよって、そういう意味よ』
何とか、冷静につじつまを合わせようと言葉を紡ぎ出す。しかし、タカシは面白がるよ
うな表情を止めなかった。
「へえ。それじゃあ今度お願いしてみようかな? いい?」
『言っとくけど、ただじゃないからね。アンタがその……あたしが感謝するような事をし
てくれたら、お礼にしてあげなくもないけど……』
そう言いながら、あたしは視線を落とし、指を弄んだ。この言葉が、また墓穴を掘った
ことになるんじゃないだろうかと、そんな不安がある。それとも、タカシとの仲を一向に
進展させないあたしに、神様が苛立って強引にきっかけまで持って行ったんだろうかとすら思った。
「よし。じゃあ、今度かなみに何かしてあげたら、頼んでみよう。約束な?」
あたしはコクンと小さく頷く。そして、今までタカシに世話になった事は何だったかな
と、いろいろと思い返してみる。せめて心の準備くらいしておかないと、また今日みたい
にみっともない姿を見せちゃう事になってしまうから。
「今頷いたの、確かに見たからな。後からそんなのうんって言った覚えないとか言うなよ?」
『いちいちうるさいっ!! わ、わ、わ……分かってるわよそのくらい、ちゃんとしてあ
げるから!!』
念を押すタカシを、苛立たしげに怒鳴りつけた。とはいえ、その時が来たら、あたしは
タカシにまともにあーんってしてあげられるのかどうかは自信がまるで無かった訳だけど。
「そっか。楽しみだな。じゃあ今度は何をしてあげようかな。飯とか奢ってあげてもして
くれんのかな?」
『楽しみにすなっ!! 大体、そう簡単にして貰えると思ったら大間違いだからね。あた
しが、その……本当に感謝するような事じゃないと、して、あげないんだから……』
タカシの言葉が本当なのか、それともお世辞なのかは分からないけど、楽しみだって言っ
てくれるだけでも嬉しい。なのにあたしの口から出る言葉は、思いとは裏腹の憎まれ口。
強気に偉そうに言っているけど、本当はただ恥ずかしくて逃げたいから、あえてハードル
を高くするような事を言っているだけなのだ。
それなのにタカシは、困ったような笑顔で頭を掻いた。
「ちぇっ。かなみが俺に感謝するなんて、難しい要求だよな。ま、頑張るしか無いけど」
それにあたしは、ベロを出してしかめっ面する。
『どうせ、アンタには無理でしょうけどね。ま、せいぜい努力しなさいよ』
そう言いつつも、内心では複雑な想いがあった。頑張って、あたしが感謝するようなこ
とをしてくれて、お返しにあーんしてあげたい気持ちと、この場限りの冗談で終わってし
まえという逃げの気持ちと。そもそも、たかがあたしにあーんして貰う為だけに、タカシ
が努力する必要なんて無いとさえ思ってしまう。
「分かったよ。でも、絶対だからな。約束だぞ? いいな?」
『分かってるわよ。しつこいわね、もうっ!!』
そう言いつつもあたしは、未だにタカシの本心を測りかねていたのだった。
続く
ちょっと展開が無理矢理な感がしないでもないが
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 13:44:54.34 ID:Gc3bj/IwO
文章進まねー
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 14:31:33.20 ID:Yafk6KAAO
おいおい
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 14:34:46.61 ID:n5UNKoTn0
ツンデレの視点で一人称小説って邪道かね
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 14:40:31.02 ID:nkW6ol1/O
べっべべべっべべっ…ゴファ!ゴホゴホ!
関西さんと家でゴロゴロ
10分お嬢
そし
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:11:00.24 ID:ut1HxYrzO
そろそろ幽霊と添い遂げるか…
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:07:28.57 ID:1MVNGOlpO
ツンデレとゴロゴロ
366 :
保守がわり:2009/11/15(日) 17:15:32.36 ID:8TpSvYzUO
毎晩、アイツから私のもとへ、「おやすみ」コールが届く。
アイツは、どんなに忙しくてもこれだけは絶対に欠かさない。
私自身、毎晩しつこいとか、気持ちが悪いとかいろいろ文句は言うけど、一日の中で1番幸せを感じる瞬間だ。
私は、アイツの声に安心して眠りにつく。
ある日、いつもの時間になっても、携帯電話は鳴らなかった。
きっと何かで忙しいんだ・・・私は自分を落ち着かせるようにつぶやいた。
まだ、来ない・・・。
最初は怒りだった感情が、次第に不安に変わっていく。私は耐え切れずアイツに発信してみる。
・・・着信音だけが耳に響く。ますます不安にかられた。
ようやくつながって、「もしもし」という聞きなれたアイツの声。ムカついたから、思い付く限りの悪態で答えてやろうと思った。
すると同時に、家のチャイムが鳴る。
ドアを開けると、そこにアイツが立っていた。私の大好きな花を持って。
「誕生日、おめでとう」
今日は私の誕生日だったのだ。
その時時計は、ちょうど深夜12時を指していた。
私は知らず知らず、涙をこぼしていた。
・・・・私を泣かせたんだ、一生許してなんかやるもんか。
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:29:28.48 ID:hk+oa85M0
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:51:24.22 ID:0A9hxBR+O
フフフ…
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:53:39.19 ID:7YLOezZo0
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:02:32.98 ID:o0j7nDKPO
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:47:32.92 ID:ONngnxJl0
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:27:54.81 ID:7YLOezZo0
ほお!
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:57:07.36 ID:ut1HxYrzO
盗撮されてるとは参ったな…
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 20:28:15.43 ID:ut1HxYrzO
誰も(´・ω・`)いない
80時間ちなみ
20分お嬢
だが断る
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 20:47:17.14 ID:Yafk6KAAO
ただいま委員長
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 21:11:23.99 ID:TWsruKmbO
おかえり委員長
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 21:14:33.73 ID:o0j7nDKPO
さあ寝るよ、かなみ
先に布団に行ってるから早くおいで
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 21:44:56.10 ID:ut1HxYrzO
ただいま
チラシの裏に書けって言われそうだが言わせてくれ
俺今日彼女と別れたんだそれで久しぶりにこのスレに来た
彼女といる時よりこのスレにいる方が楽しいし暖かいんだたとえ保守や5分カナミばかりだとしても
全くこのスレは地獄だぜフゥーハハー
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 22:23:30.96 ID:ut1HxYrzO
酒でも飲むか
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 22:59:43.86 ID:TWsruKmbO
危ないよ
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 23:24:21.22 ID:ut1HxYrzO
お題
・自分に自信がなくうじうじしてて引っ込み思案なツンデレ(男)
お願いします
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 23:30:01.97 ID:nRaqAqz1O
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 23:42:12.92 ID:clqU7pGQO
お題
・ご当地ツンデレ
・男の妹からお兄ちゃんをいじめる悪い奴だと思われてるツンデレ
・ツンデレのツンが廃止されたら
・メンバーが恐ろしい勢いで増え続けるちなザイル
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 23:59:52.92 ID:ut1HxYrzO
個人的本日ラスト書き込み
ツンデレと早朝散歩終わった後に一本の缶コーヒーを2人でのみたい
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 00:29:28.83 ID:VUpEkaR50
ツンデレのダイエットにつき合わされたい
二人で早朝や深夜にジョギングしたい
そこで偶然友ちゃんに会って逢引だと誤解されたい
その後クラス中から冷やかされたい
誤解を解くための一言でツンデレを落ち込ませたい
ツンデレに誠心誠意謝って許してもらいたい
でもこれから毎日一緒にジョギングをすることを条件付けられたい
もうダイエット関係なくね?と思いながら快諾したい
そして今日もジョギングしたい
390 :
1/2:2009/11/16(月) 00:42:26.69 ID:8O7I0+Dy0
【喫茶店で朝食をとっているとツンデレがやってきました】
休日の朝は喫茶店でモーニングを。……かっこいい、かっこよすぎる。もし俺が乙女であれば、今すぐ全裸で飛びついているところだろう。
「あっ、タカシだ。……なんで来たの?」
そんなことを夢想しながらコーヒーを傾けていると、エプロン姿のボクっ娘が店の奥からやってきた。
「貴様、俺の朝の素晴らしい妄想をボクっ娘特有の甘ったるい声で汚すなっ!」
「朝から酷い! 何もかもが!」
困ったことに何も反論できない。
「まあいいや。お座りなさいな」
「もー……なんで朝から怒鳴られなくちゃなんないんだよ。不愉快だから、ご飯おごりね」
文句を言いながらも対面のソファに腰を沈めるボクっ娘。
「すいません、味噌トーストを目の前のばかっぽい娘に一つ与えてください」
「そんなのないし、ばかっぽいってなんだよ!」
髭顔のマスターにめぬーを伝えると、梓が怒った。
「訂正。おばかな娘にひとつ作ってやってはくれませんか」
「うー!」
涙目で人の頬を全力で引っ張るボクっ娘な人。
「もー! いじわるばっか言って! おとーさん、ホットミルクちょーだい」
「おとーさん? 果て面妖な、お前は髭面の人物をお父さんと呼ぶ習慣があるのですか?」
「ここボクの家! で、あっこでせまそーにちょこまかしてるのボクのおとーさん! 何度も来てるんだから知ってるだろ!」
ちらりとマスターに視線を向けると、会釈された。……お父さん?
「ええと、マジで?」(ひそひそ)
「あれ、知らなかった? ボク、てっきり知ってるもんだと思ってたけど」
いったいどこの遺伝子が目の前のぽややんとした生き物に伝達されたのか検討もつかないが、カウンターの向こうでミルク入れてる熊みたいな生物はこやつの親らしい。
「ひ、髭サイコー。俺も将来は髭生やすんだー」
「別に怒ってないと思うよ。ていうか、おとーさんが怒ってるところ見たことないし」
「ほう。では、俺がお前を嫁に貰うと言っても怒らないのだな?」
「よっ、よよよよよ嫁っ!?」
ぐしゃり、と何かが潰れる音がした。見ると、マスターの持っていたケトルの柄が砕けていた。なんつー力だ。
「見ろ、梓。あれが俺の未来予想図だ」
「潰れるの!?」
391 :
2/2:2009/11/16(月) 00:43:10.03 ID:8O7I0+Dy0
「それも已む無し、かなあ」
上半身は平常を保ちつつ下半身ガクガク震わせていると、マスターがやってきた。潰れるの?
「お、おとーさん、ダメだよ、こんなのでもいちおー友達なんだよ! 全然、恋人とかじゃないから!」
「確かに。だが、友達以上恋人未満の状態にあると自負している」
「なななんでこんな時にそんな自殺わーどを口にするんだよっ!?」
親父さんの手がこちらに向かってくる。死んだに違いない、と思ってたら、目の前にアイスが置かれた。
「これ、サービス。今後もよろしく」
そう言って小さく地響きを立てながらカウンターの向こう(棲家)に戻っていく熊、もとい梓の親父さん。
「……ふー。いやはや、死んだと思った」
「じゃーあーゆーことわざわざ言うなっ、ばかっ!」
「いやあ、将来の親に嘘を言うのもなんだし」
「まったくもー。……へ?」
「もしゃもしゃ。む、このアイスうまい」
「え、あの、それ自家製なの。じゃなくて、今の……え?」
「お前も食うか? ほい、あーん」
「じゃなくてじゃなくて! さっき! なんか! すっごいワードが飛び出したよーな!」
「あーん」
「だから! そじゃなくて!」
「あーん」
「……も、もう。あ、あーん」
ためらいがちに開いた口に、アイスを入れる。
「もにゅもにゅ。……うー、おいしい。おいしーけど、おとーさんの前でこーゆーことするの、……ちょっと恥ずかしーよ」
「お前は恥ずかしいで済むが、俺は死の危険と隣り合わせと言うことをお忘れなく」
さっきから熊(梓の親父)が俺を超睨んでるし!
「じゃあなんですんだよ!」
「本当はするつもりなんてなかったんだけど、梓を目の前にすると我慢できなくなった」
「う!? ……う、うー!」
「鼻を摘まむな」
「そ、そっちこそ恥ずかしーこと真顔でゆーな、ばかっ!」
朝からやかましい俺たちだった。
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 00:43:26.39 ID:fT4/S2sD0
読む前5分ダウナー
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 00:50:21.82 ID:tbCp4V8SO
ID
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 00:50:33.43 ID:fT4/S2sD0
これで昨日含めて3回だぜヤハー
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:02:14.58 ID:QnuTk75CO
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:37:47.08 ID:tbCp4V8SO
お休みツンデレ
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:50:26.17 ID:asUM+4WmO
かなみ
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:54:13.40 ID:LHOPmZljO
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 02:04:54.06 ID:8PrEyTamO
id&gj
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 02:20:42.10 ID:VDJ/iSGm0
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 02:41:23.66 ID:pm5fue/m0
ツンデレと添い寝したい
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 03:36:05.84 ID:o4JgDxx5O
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 04:54:42.85 ID:yFEdbvaMO
おはようかなみ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 07:15:23.87 ID:pQ+JnB8GO
二時間放置……だと?
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 07:38:36.11 ID:DrVOBhGVO
急に寒くなったね
コタツは10月から既に出した、後悔はしていない
>>404-405 その時間帯はそれぐらい空いてても大丈夫なことが多い
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 08:27:19.39 ID:6cpXorcUO
おおはよう
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 08:37:12.68 ID:tbCp4V8SO
おはようツンデレ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 09:01:44.60 ID:tbCp4V8SO
そして仕事開始ほ
51分勝気
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 09:22:13.67 ID:DV14ZiFt0
バイト終わった ねみー
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 09:35:49.67 ID:pQ+JnB8GO
お題
つ・非難の嵐に晒されるツンデレ
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 10:40:05.84 ID:hD+fD4xJ0
今起きた
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 11:29:57.43 ID:pQ+JnB8GO
お腹空いたな
ツンデレな女の子と一緒にお昼ご飯食べたいな
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 12:05:50.31 ID:dpEKKEVJO
昼
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 12:59:05.11 ID:1yKQqvIbO
眠い
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 14:09:36.52 ID:9JoKKpit0
あぶないちな先生
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 14:39:51.42 ID:pQ+JnB8GO
お題
つ・暇を持て余すツンデレ
>>400 久々にアンタの絵を見れたぜ!!
GJだ!!
ウェイトレスのエロと聞いて
きょぬーツンデレの胸に
生クリームとフルーツをトッピングする所まで沸いtターン
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 15:12:41.98 ID:8PrEyTamO
勉強がおいつかん………
ツンデレが、しょうがないわね!とか言いながら教えてくれたらいいのに
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 15:39:49.41 ID:tbCp4V8SO
お昼ほ
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 16:17:44.66 ID:9JoKKpit0
あぶぶぶ
もうすぐ仕事終わり保
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 17:14:21.85 ID:DrVOBhGVO
外は寒いな
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 17:38:29.37 ID:tbCp4V8SO
寒すぎる…お嬢おっぱいカイロが恋しい
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 18:15:24.00 ID:RVKwXHqvO
お腹減った
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 18:59:15.93 ID:1yKQqvIbO
胸カイロは谷間が良い。
しかし、あえてブラと生乳の間を勧めたい
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 19:14:35.29 ID:tbCp4V8SO
仕事ラストスパートほ
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 19:53:51.65 ID:pQ+JnB8GO
仕事終わった
しかし今日はじっくり妄想出来そうにないな
お嬢への愛を全裸で叫んでいれば、例えそこが南極であろうと身体は熱い筈。
お題
・ツンデレに全裸で冷凍庫に閉じ込められたら
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 20:55:19.93 ID:QnuTk75CO
ただいま
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 21:23:09.32 ID:tbCp4V8SO
仕事終わり
解除きたか?
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 21:46:23.49 ID:tbCp4V8SO
今日は外食にしよう
34分かなみ
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 21:49:11.45 ID:nqvit4Pd0
阻止」されるるのは必然
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 21:58:45.24 ID:50wVWkDl0
三十秒かなみ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 22:04:12.72 ID:3vWaW6ZKO
10分にぃに
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 22:09:31.39 ID:0OdZxFFLO
そ、阻止よ!だめなんだから!
解除?
解除ktkr!
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 22:39:55.13 ID:tbCp4V8SO
ただいま
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 22:41:21.80 ID:jYVbsYTrO
お…おかえり…なさ…。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 22:54:23.02 ID:tbCp4V8SO
めちゃくちゃ寒いがな……
書き込めるのが嬉しすぎる
規制中にあった数々の妄想に対して GJ!
お題
・尊大にただいまっ!っていきなり抱きついてみた
・顔真っ赤にして怒ってるんだか喜んでんだか分からない尊大
・耳まで真っ赤にして顔を伏せて小さなとても小さな声でおかえりって言ってくれる尊大さん
尊大可愛いなあ・あらためてただいまと尊大さんに言ってみた
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:13:16.14 ID:tbCp4V8SO
規制解除=落ちやすくなったんだから気をつけろ
とかなみが俺に抱きつきながら申しています
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:14:20.77 ID:bwL5jTIs0
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:27:28.93 ID:Zf/XGdn70
解除?
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:51:23.64 ID:pQ+JnB8GO
おしん全規制は解かれたか
俺はあと、地域別が残ってた……
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:52:09.34 ID:2Q3GCFpAO
ツンデレにちんすこう食べる?って聞いたら殴られた
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 23:59:44.70 ID:tbCp4V8SO
個人的本日ラスト書き込み
ツンデレと晩酌してほろ酔いにさせたい
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 00:28:03.17 ID:FtG4nROXO
ID
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 00:35:25.81 ID:gcDk9izhO
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 00:38:10.75 ID:gcDk9izhO
ラフのレイヤ残ってたけど、
>>452がかわいいかったからどうでもいい。
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 00:44:52.72 ID:gm8PYAdoO
素晴らしいコンボだ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 00:51:48.98 ID:FtG4nROXO
>>452 自分の妄想が絵になっとるとか ヤバい嬉しい
だからってお誕生日おめでとうなんて言ってあげないんだからねっ!
祝ってあげたりなんかしないんだからねっ! ………おめでとう
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 01:05:37.81 ID:FtG4nROXO
おっと忘れてた
>>452 おめでとう…(////)
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 01:32:50.09 ID:FtG4nROXO
さて…お休みツンデレ
・勘違いされて本当の事を言うタイミングを逃したツンデレ
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 01:52:35.99 ID:JBDMXRI5O
>>452 GJ!勘違い?よくわからんが誕生日おめでとう!
>>453 ガバッて抱きつきたくなったGJ!
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 01:57:51.87 ID:G43IX9hJ0
>>452 うああああああああああああああああああああああああ可愛すぎてしぬうううううううううううううう
誕生日おめでとう!
>>453 抱きついて嫌いだ嫌いだという言葉に無言で相槌打ち続けたくなるな
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 02:45:10.48 ID:m2ob7M02O
最近は絵がヤバいな
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 03:49:12.14 ID:f2zqhqQMO
おやすみお嬢
おはようお嬢
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 04:54:17.76 ID:c9fTbRK/O
おはよう
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 05:31:15.97 ID:kc2XRlacO
チェック
おはようお嬢
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 07:22:47.39 ID:8sRYvaa0O
おはよう
描いてる内に絵の尊大の「年齢が上がってしまった」
ってことだったのではという予想
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 08:32:17.41 ID:f2zqhqQMO
行ってきます
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 08:32:24.67 ID:u1AyJYJoO
何故俺は夜中にSIRENのプレイ動画なんて見てしまったんだ…
お題
・昨日から一睡もしてないツンデレ(男)
・洒落怖のサイトを見たら一人で眠れなくなったツンデレ(ちゅんでれ)
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 10:12:32.03 ID:FtG4nROXO
寝坊してバタバタしてていつもの忘れてた…
…ってことでおはようツンデレ
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 11:22:49.81 ID:FtG4nROXO
寒いしお腹痛い
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 11:52:35.66 ID:BxlXlrYIO
昼休みだ
委員長と飯食ってくる
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 12:05:18.44 ID:V12ynN9FO
昼
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 12:16:44.90 ID:gm8PYAdoO
お題
つ・ツンデレがハァーッ、って手に息を吹き掛けていたら
・ツンデレの後ろ頭に寝癖がついていたら
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 13:23:00.55 ID:FtG4nROXO
50分お嬢
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 13:41:00.47 ID:8sRYvaa0O
させない
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 14:04:33.04 ID:K+MSf7B8O
・OPPなツンデレ
レンチンしたまま一晩忘れてた牛乳がアカンかったのかなー
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 14:49:22.83 ID:BxN/Y8qWO
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 14:59:22.88 ID:gCKUUVyB0
非難の嵐に晒される無表情ツンデレ
女子が5人も揃うと話す話題なんてたかが知れてるというか。
友子「隣のクラスのA君いいよねー。」
友A「いやいや、断然B君でしょ!!この前の球技大会見た?」
友B「無表情ちゃんは誰か気になる人いないの??」
無「別府タカシ」
友C「うわ直球ー。しかもなにそれありえないんですけどー。」
友D「てか、あいつの何処がいいのよ?ダサいし、あんまりパっとしないよねー。」
友子「あははwでも確かに無表情ちゃん、よくアイツと一緒にいるよね。」
友A「確かにー。超不釣合いっていうかー。もっといい人いるってー。」
無「別に。」
あ、タカシ。
友B「ちょっ、無表情ちゃん何処いくのよーー。」
友C「いっちゃった・・・」
----------------------------------------------------------------
タ「おー無表情、どうしたー?今帰りー?一緒に帰る?」
無「うん。別にいいよ。」
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 15:45:31.01 ID:YfGpSH72O
雨に打たれての帰宅、
指がかじかむ
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 16:28:44.21 ID:UyAPSiy1O
早く仕事終われ
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 17:05:42.72 ID:P/mNED8x0
規制解除?
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 17:30:33.98 ID:NInOIE1q0
tun
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 17:33:44.81 ID:FtG4nROXO
お昼ほ
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 18:21:06.36 ID:9iSh8vcX0
ほ
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 18:48:15.40 ID:K+MSf7B8O
今日はやたら寒かったお
ちゅんでれ抱きしめて暖まるお
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 19:14:26.29 ID:FtG4nROXO
お題
・濡れネズミツンデレ
・濡れネズミ山田
マックで資料整理してたら傘盗まれた…
>>492 こう考えるんだ。
これはツンデレとの相合い傘フラグなのだと!
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 19:40:47.84 ID:P/mNED8x0
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 19:54:32.78 ID:Kq2zcz/80
気のせいか474があっちのスレにいた気がしたんだ
うん。どうでもいい独り言です
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 20:11:19.69 ID:YfGpSH72O
後24時間くらいで落ちるのか、
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 20:11:28.73 ID:cVS30cHD0
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 20:49:51.86 ID:P5i2pGON0
規制解除ktkr?
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 20:50:43.83 ID:P5i2pGON0
うはおkキタ――(゚∀゚)――!!
年内に戻ってこれるとは・・・
つーわけでお嬢とちなみんなちゅんでれを膝の上に乗っけてくる。
過疎だな。7つ貰った!
電波が大宇宙から飛来したのでこっそり投下。
・ツンデレの前でタカシを馬鹿にしたら、ツンデレがマジギレしました。
土木湯「・・・なぁ神野、だから俺と付き合わね?俺とお前ならマジ似合いのカポーになれんだけど」
昼の混み合う食堂で先程からわたくし、神野リナの前で熱弁を振るう違うクラスの(自称?)有名人。確かに自信に満ちワイルドで、如何にも肉食系然とした、ある意味若いライオンを想起させる髪形と整った顔立ちをした殿方ではありますが・・・。
聞く所によると、我が神野グループには到底及ばぬ規模ではあるものの、それなりの業績を挙げているという、さる建築会社の一人息子で、尚且つ運動部のエースで友人も多く、彼の関心を得たいと望む女子が我が校の内外にも多数存在するとか。
この情報の出所である友人友子さんは、わたくしに彼が話し掛けて来てからというもの、向かいの席から我関せず、かつ動向を窺う視線をチラチラと送って来ており・・・つまりわたくしを助けてくれるつもりは無いようですわね。薄情者。
彼・・・確か土木湯さんでしたか、この方も中々に雄弁な方で、結局わたくしが昼食の天ぷらそばを頂くまでずっとお話されていました。
曰く、俺こう見えても彼女は大事にするよ。ま、泣かした娘も多いけど。でも今度はマジなんだ。神野なら俺の理想に限りなく近い。どちらもセレブ階層、きっと楽しい付き合いができるぜ?美男美女で絵にもなるしな。周りの奴らも羨むカップルになれる・・・。
要約するとこんな感じ。
彼は自分が如何に魅力的であるかをわたくしにアピールしておりました。
・・・下らない。今まで主に社交界でわたくしに言い寄って来た男達とまるで変わらない美辞麗句。まして昼のこの人目すら気にせずこの手の話題を持ち出すとは。デリカシーの欠片もない、自分が断られる可能性など考えもしないその傲慢さ。
リナ「お話は終わりまして?せっかくですが、わたくし、どなたともお付き合いするつもりはございませんの」
ただ一人を除いて。こっそりと胸の中で付け加えて、わたくしは尚も言葉を紡ごうとする土木湯さんを制して、席から立ち上がりました。
リナ「昼食も終わりましたし、失礼致します。ご機嫌よう」
後を振り返る事もなく、さっさと学食を出ようと食器提出コーナーに向かう中、(友子さんはこの際放置)わたくしは見覚えのある、どこか安心感を抱かせる後ろ姿を配膳コーナーにて見付けました。
土木湯さんの追及を躱したい考えもありましたが、思わず近寄った先に飛び込んで来る会話。
タカシ「やべ、今日の定食Aもう無いのおばちゃん?手頃な値段でボリュームタプーリなあれ!」
おばちゃん「寝癖付いてるよタカシちゃん。また授業中寝てたね?もう定食類は無くなっちゃったよ」
タカシ「ぬはは、最近バイト忙しくてさ。・・・参ったな、じゃ、この売れ残りのおにぎりパック」
おばちゃん「売れ残りは余計だよ!280円ね!」
タカシ「ほい。・・・あれ?ゆで玉子は頼んでないよ?」
おばちゃん「さ・あ・び・す(はぁと)若いからってあんまり貧しい食生活するんじゃないよ!」
タカシ「ありがとーおばちゃん!!愛してる!」
んなっ!?冗談でも『愛してる』だなんて!!なんて羨まし・・・もとい、冗談が過ぎますわよ!!
タカシがわたくしに気付いたようです。
タカシ「よう、リナ。・・・何か怒ってないか?」
リナ「別に!強いて言うなら貴方なんかと会ってしまったからでしょうか?」
タカシ「おいおい、穏やかじゃないな。すきっ腹に響くからそうがならんでくれ」
リナ「ふん。・・・相変わらず貧しい食生活送ってますのね。」
タカシ「毎月カツカツさ。贅沢は出来ねーよ」
心にも無い嫌みを口に出してしまい、軽く自己嫌悪に陥ってしまいます。
彼が貧しい食生活を送らざるを得ないのは、彼のせいではありませんのに。数年前にご両親を事故で亡くされ、たった一人自分の力で生活しているタカシ。
たまたま裕福な家庭に生まれ育ったわたくしに、彼を貶める発言をする資格など有りはしないのに。
それでも、意地っぱりなわたくしはタカシに謝るよりも、憎まれ口を本心とは裏腹に叩いてしまうのです。
リナ「ふん、さっさとお食事なさったら?昼休みとて無限にある訳では無くってよ?」
タカシ「はいよ。」
ひらひらと手を振る彼。もうわたくしに関心が無いかのように、視線を手元のおにぎりに向けています。
土木湯さんのデリカシーの無い告白、タカシに憎まれ口をまた叩いてしまった嫌悪感から、少しクールダウンしようと、教室に戻る道を変えて体育館裏のルートにしたのが間違いでした。
土木湯「リーナちゃーん?」
秋枯れの桜木立の影から、のっそりと現れる土木湯さん。
リナ「・・・馴れ馴れしいですわね。貴方とそれほど深い付き合いでしたかしら?」
土木湯「なんでぇ、あの貧乏野郎の別府とは随分仲良しさんだったクセによ」
リナ「貴方とは関係無いでしょう?」
なんですのこの無礼な男は?人気者の仮面の下は随分下品な感じがしますわ。
土木湯「これから関係有るようにするさ。」
リナ「交際の件でしたら、先程お断りした筈ですけど?物覚えが宜しくないのかしら?」
土木湯「良いねその気の強さ。流石は俺の見初めた女。益々気に入った」
徐々に距離を詰めて来る彼。気が付くと、周囲に複数の人影が。思いっきり校則違反のモヒカン頭、パンチパーマ、スキンヘッドの側面に『ZEED』と入れ墨した男。いきなり雰囲気が世紀末救世主伝説の世界に!
リナ「わたくしを、どうするお積もり?」
土木湯「俺は傷ついたのよリナちゃん。この神聖モテモテ皇子の俺が、まさか女に振られるなんてね」
リナ「あら。貴重な体験のお手伝いが出来て光栄ですわ。・・・おどきなさい。何をする積もりです?」
土木湯「うるせぇよ。言う事聞いて貰えるように、力ずくでも俺のモノにしてやるよ」
リナ「下品な真似はお止め」
なさいとは最後まで言い切る事はできませんでした。力だけはある土木湯の腕がわたくしの口を塞いだのです。
汚らわしい!
生理的な嫌悪感に身を震わせるわたくしに顔を近付け、生臭く感じる息を吹き掛けながら、土木湯は語ります。
土木湯「大体俺の何が気に食わないんだ?顔だって我ながらイケてると思うし、ウチだって金持ちだ。あんな別府みたいな貧乏でぱっとしない奴なんざ、お前にはふさわしく〜っ!!?」
今度はわたくしが最後まで彼のセリフを言わせる事はありませんでした。嫌悪感を押し殺して、指に思いっきり噛み付いてやりましたの。
リナ「離れなさい、この下衆!よくもこのわたくし、神野リナに狼藉を働いてくれましたわねっ!」
土木湯「っ痛ぇ〜!へへ、良いねその女王様モード!益々お前をモノにしたくなったぜ!!」
リナ「おだまりなさい!わたくしが貴方のような下郎に良いようにされる物ですか!男としても、貴方なんて、タカシの足元にも及びませんわ!」
そう、天涯孤独の境遇にもめげず、自分一人の力で生きているタカシ。そして太陽のように明るく、多くの仲間に囲まれ、困った人を見捨て無い優しさと強さを持った人。
生まれた家だけで他人を見下しがちだった、かつてのわたくしの偏見を正してくれた人。ありのままのわたくしを見てくれる人。
でも、そんなタカシの素晴らしさを、わざわざこんな男に教えて上げる事もありませんけども。
土木湯「ちっ!面倒かけさせんなよ。おい、ヤッチマイナー!」
どこぞのキル・ビルの悪役の女マフィアのような怪しいセリフを周囲を固めるモヒカンどもにかける土木湯。わたくしも、ある意味消毒されてしまうのでしょうか?
そうは成りませんでした。
タカシ「ったく、友子から言われて来て見れば、何の騒ぎだい」
タカシ!?
良く見ると、モヒカンどもはセリフも無いまま、地に倒れ付していました。
タカシと初めて出会った、繁華街の路地裏で無頼漢から助けて貰ったあの日がフラッシュバックで脳裏に浮かびます。
土木湯はタカシの腕っぷしに恐れをなしたのかいつの間にか姿を消してしまいました。捨てゼリフも無しに。
リナ「た、タカシぃ〜」
情けない話ですが、タカシの顔を見たとたんに、腰が抜けてしまいました。
タカシ「なんだ。初めて会った頃のお前みたいだな」リナ「う、うるさいですわ!」
タカシ「ふむ。胸は立派に育って良い感触なんだがモルスァ!!」
思わず寄りかかったタカシを殴りつけ、何とか態勢を直します。・・・もう。言って下さればいつでも・・・って、閑話休題。
タカシ「あの糞野郎は逃げたか。まぁ、セバスチャンさんに追撃されて哀れな事になるとは思うが。」
執事のセバスチャンは、かつて特殊部隊におりましたので、我が神野家ロイヤルガードに指示して、しかるべき教訓をくれてやるでしょう。
リナ「そ、その、一応お礼は言っておきますわ。危ない所でした・・・」
さりげなくタカシに寄り添い、その温もりを堪能しながら口を開きます。ああ、何故こんなにもこの人の側は安らげるのでしょう。
タカシ「全くだ。少しは自分の安全に気を遣え。別嬪さんなんだから、お前狙ってる奴なんざ山ほど居るのを自覚しろ」
ベッピンサン?綺麗な人の俗語?タカシがわたくしをきれいと言ってくれたのですか!?
ぷしゅ〜
タカシ「わっ!?どうしたリナ!いきなり顔真っ赤にしてぶっ倒れんな!衛生兵!メディーック!!」
慌てたタカシの声を聴きながら、わたくしは幸せな気分で意識を失っていきました。
視界の端で、友子さんがカメラを構えているのを僅かに認識していましたが・・・。
後で覚えておきなさい、友子さん。校内新聞のネタを提供した事にもちょっぴり後悔しながら、わたくしの視界は暗くなって行くのでした・・・。
おわり。後、お嬢は俺の嫁な。
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:19:21.99 ID:YfGpSH72O
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:31:36.02 ID:bwEKEsyCO
>>507 乙
お嬢は譲る
だが関西は俺のものだ
俺だけのものだ
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:40:44.01 ID:BxlXlrYIO
よし、委員長は俺の嫁
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:43:32.35 ID:UNyXcwiE0
お腹痛いからトイレで目一杯踏ん張ったら頭がアホほど痛くなった…なにこれまじで…
・頭に血が上りすぎて頭の血管が切れたツンデレ
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:56:16.20 ID:rNB+PFioO
真っ赤になりすぎて鼻血噴いたツンデレ
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 21:57:04.29 ID:FtG4nROXO
濡れネズミが仕事ラストスパートほ
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 22:15:17.29 ID:Kq2zcz/80
トイレで気張りすぎて血管が破れたって話を聞いたことがあるぜ
注意な
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 22:22:51.57 ID:gm8PYAdoO
寒かった〜
お題
つ・寒い中帰って来たツンデレにあったかいコーヒーをいれてあげたら
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 22:32:40.71 ID:gzkXF3MW0
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 22:36:05.97 ID:P5i2pGON0
>>507 遅ればせながらいい脳汁だ。
だが残念だがお嬢は俺に抱っこ要求してきて離れる気配すらないな。
お題:『にぃに大好き』なのがバレてないと思ってるちゅんでれ妹
『弟くん大好き』なのがバレてないと思ってるツンデレ姉さん
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 22:39:27.22 ID:FtG4nROXO
仕事終わり
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:06:19.10 ID:FtG4nROXO
ただいま
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:29:39.30 ID:FtG4nROXO
誰も(´・ω・`)いない
29分かなみ
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:30:29.36 ID:3C3JjdNj0
すまないアッパーの旦那さんは俺の指定席なんだ
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:33:24.75 ID:Kq2zcz/80
>>522 ん?その指定席券にHGって書いてないか?
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:50:46.28 ID:FtG4nROXO
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:52:18.28 ID:f2zqhqQMO
Mなツンデレの破壊力は異常だと最近知った
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 23:59:51.13 ID:FtG4nROXO
個人的本日ラスト書き込み
ツンデレに「寒いから…貸してっ!(////)」と言われてしていた無理矢理マフラーを奪いとられたい
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:06:31.56 ID:+s4D22/BO
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:16:53.29 ID:QinKlUhV0
>>525 ツンデレは基本受けだと思っているオレガイル
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:17:01.88 ID:4zREAnm50
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:19:45.51 ID:TOInFtX3O
ツンデレさんは誘い受けだろJK
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:29:26.76 ID:nqa/YNc8O
ID
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 00:52:11.92 ID:rWvczBF+0
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 01:01:11.49 ID:pJPX/SAKO
>>532 ちきしょう、やっぱり尊大さんは萌えるなぁー!
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 01:28:32.47 ID:nqa/YNc8O
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 01:56:39.33 ID:nqa/YNc8O
そしてお休みツンデレ
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 02:17:24.80 ID:+s4D22/BO
雨が降り出してキミのクセ毛が右左
一人にはちょっと大き過ぎる傘が役だった
変なポストカード
目の前のキミから届く
何笑ってんだ
バンビの目をして
凄く僕っ娘をイメージしちゃう。
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 03:54:58.34 ID:K8zRDBnO0
卒業する気ないだろうw する必要もないがな
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 03:55:29.39 ID:d5nwF1ZY0
>>532 なんかもう色々あふれ出してきて止まらないがとりあえずこれだけ
愛してるぞおおおおおおおおおおおおおおおお
>>507 やはりお嬢は素晴らしい
DQNはホモだったセバスチャンに連れ去られ、後ろから一日中犯され死ぬ以上の苦しみを感じ、あまりの恐怖からその後お嬢には近づくこともなくお嬢はタカシと後に幸せになるありがちな展開は妄想で余裕でした
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 06:09:40.81 ID:iOctZTXyO
おは
一時間お嬢
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 07:32:53.31 ID:SxlnpqQjO
おはよう委員長
今日も寒い
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 07:57:04.40 ID:HXtWFrIHO
ちなみんだと思って抱きついたら枕だった
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 07:59:31.24 ID:+s4D22/BO
おはよう
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 08:20:42.87 ID:Vlj2/flk0
スレ汚しスマンね
・濡れネズミ山田
うはwwwww雨www困ったwwwww
どうしようwwwうはwww
うほっ、ちなみさん発見www俺の女神キターwww
山「ちなみさんwwww途中までww一緒にwwオゥフww」
ち「あ、タカシ!?・・えっ・・・・誰?話しかけないでくれる?」
山「・・・・・・デュクシ」
気持ち切り変えてwwwwつwwwぎwwww
うはwwww尊大さんとかwwwwよwwしwww逝くwww
山「あのーwwww」
尊「なんだタカシこの雨の中、傘も持ってないのか?しょう・・が・・・ぇ?誰だ?気安く話しかけないでくれ。」
山「あwwwええとwwそのwヒャウwww」
尊「なんだお前、変なヤツだな。」
山「サーセン・・・」
もうwwww俺wwのwwLPwww0wwwwオワタwww
友子「何してんのよー山田?さっきからキモいんですけどー。」
山「えwww傘wwなくてwwwそのwwwオウフww」
友子「皆まで言うな。家も近いんだし、一緒に帰ってやるよー。」
山「え、いいの??」
友子「早くしないと置いてくよー。」
山「ちょwwwwまwwww」
草多すぎすまん。
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 08:32:20.20 ID:nqa/YNc8O
おはようツンデレ
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 09:15:34.05 ID:0mjYRbLHO
俺も山田くらいフレンドリーに女子にお話できれば…
その後、あたしとタカシは大暇つぶし大会と称して、いろんなくだらないゲームをやっ
た。しり取りに山手線ゲーム。あっち向いてホイを初めとするいろんなジャンケンゲーム
なんかを、思いつく限り。
「はい。これでかなみの5敗目な。おでこ出して」
『ちょっと待って。おかしいわよこれ。絶対アンタいかさましてるでしょ?』
「そんな事ないって。大体、仮にいかさましてても、バレなきゃオッケーなんだよ」
『何よそれ。ズルイ』
「だって、証拠が無きゃ残るのは結果だけだろ。ほれ、負けたんだから潔くしろよ」
『う〜…… い、痛くしないでよ……』
あたしは、おずおずと髪の毛をかき上げておでこを出す。
「よし。それじゃあ行くぞ」
タカシの声に、痛みに備えてあたしは身を硬くして緊張する。しかし、なかなか衝撃が
来ない。緊張に耐え切れず、あたしはタカシに文句を言った。
『ちょ、ちょっと!! 早くしなさいよね。何グズグズしてんのよ!!』
片手で髪を押さえたままタカシを睨み付けると、タカシは悪戯っぽくニヤリと笑う。
「いや。なかなかポイントが見つからなくてさ」
『嘘よ。絶対焦らして楽しんでるでしょ? このサディスト』
あたしの非難を、タカシは笑って否定する。
「いやいや。別に楽しんでなんていないって」
『ニヤニヤしたまま言っても説得力ないわよ。こっちはドキドキしてるんだからね。全く、
次焦らしたら無効にするわよ』
「いや。そりゃねーだろ。分かったよ。すぐ済ますから」
『絶対よ? 嘘ついたら承知しな――あたっ!!』
バチン、とおでこに衝撃が走り、あたしはおでこを押さえてうずくまった。
『いったあああ……』
思わず涙目になった目を手で拭ってから、顔を上げてタカシを睨み付ける。
『酷いじゃないのよっ!! まだしゃべってる最中なのにいきなりするなんて信じらんない!!』
「いや。だってかなみが早くしろって言うから」
『いきなりしろだなんて言ってないわよ!! 心の準備全然出来てなかったのに!!』
まだおでこがジンジンとしているが、多分これでもタカシは、結構手加減はしてくれて
るとは思う。ただ、出し抜けにやられたもんだから、痛み以上に衝撃の方が大きかったのだ。
「全くかなみは注文の多い奴だな。遅いって文句言う割には、早くすればしたで文句言うし」
『空気読めないアンタが悪いのよっ!!』
そう怒鳴りつつおでこから手を離すと、タカシがあたしのおでこを見て言った。
「ほお。見事に赤くなってるな」
『うるさい。あんただって赤くなってるじゃない。それも二ヶ所も』
「ハハ。確かに」
言葉すくなに同意して、タカシは笑う。ちなみにあたしは結構思いっきりやったつもり
なのだが、それでもあんまりタカシが痛がらなかったのが悔しかったりする。
「そんじゃ、もう一勝負するか。かなみに負け越したままだしな」
タカシがグッと腕に力を入れて構えるが、あたしは小さく首を振った。
『ゴメン。あたし、ちょっと休憩』
「何だよ? 戦い半ばで逃げるとかズルイぞ」
タカシが煽るように言ったが、あたしはそれに乗る気分じゃなかった。
『休憩だって言ってるでしょ? ちょっとくだらない遊びに力入れるのも疲れちゃった』
くだらない、とは言うが子供の頃に遊んだジャンケンゲームの類は、時間潰しには実に
役に立つ。意外と楽しいし、罰ゲームもあると、真剣にならざるを得ない。変に不安な気
持ちにならないようにと提案してくれたタカシに感謝ではある。しかしそれでも、不安は
消えた訳ではなくて、思い出したように鎌首をもたげて来るのだ。
『あのさ。タカシ』
「何だよ?」
『ちゃんと……助けって、来て……くれるかな?』
「当たり前だろ? 別に山ん中って訳でもないのに。捜索活動始めればすぐだろ」
『でも…… うちの親が通報するのが遅れたら……』
常識的に考えれば、救助なんてすぐに来ると思うけど、それでもいろんなネガティブな
可能性が頭に浮かんで来ては、あたしの心を蝕むのだ。
「そりゃうちの親ならな。俺、信用ねーから、どっか泊まってると思うだろうし。でも、
かなみのご両親なら大丈夫だろ。大事な一人娘なんだしさ」
『……うん』
小さく頷く。確証まである訳じゃないが、それでもタカシの言葉には十分説得力がある
ように思える。しかし、そうなるとそうなるで、今度は違う不安が襲ってくる。
『……でも、助けてもらえても……やっぱり、騒ぎになっちゃうわよね? 賠償金とか、
お父さん達に掛かって来ちゃうのかな? うち、お金持ちじゃないし、どうしよう……』
しかし、タカシは怒ったように答えた。
「そんなの、助かった後のことだろ? どのみち俺らじゃもうどうしようもねーんだし、
考えんなよ。な?」
そう強く言われると、これ以上反論することも出来なかった。実際、タカシの言う事は
間違ってないし。
『うん。分かった』
タカシに宥められて少し気持ちが落ち着いたあたしは、小さく頷く。すると急に鼻の奥
がムズッとしたかと思うと、体が勝手に空気を求めてあたしは大きく息を吸い込む。
『へくちっ!!』
慌てて両手を押さえて、小さくくしゃみをする。タカシの前でみっともないな、と内心
苦い思いをしつつ、ティッシュを探しにあたしは自分のバッグの所へ行く。
「寒いのか? かなみ」
タカシが聞いてきた。
『え……? ううん。平気』
あたしは首を振って、バッグからティッシュを取り出す。音が出ないように静かに鼻を
かむと、小さなビニール袋に入れてバッグに戻す。いくら穴の中とはいえ、そこら辺に無
造作に捨てるのには抵抗あるし。
「無理すんなよ。やせ我慢して風邪引いても、元も子もないぞ」
『だからってどうしようもないでしょ? あたしもアンタも、羽織るものなんて持ってないし』
「う…… まあその、確かに……」
バツの悪そうなタカシの顔を見て、ちょっと後悔する。事実とはいえちょっとはっきり
言い過ぎたかなと。タカシはあたしを心配して声を掛けてくれた訳なんだし。とはいえ、
どうしようもないのも、また事実なのだ。
『でも、確かにちょっと冷え込んできたかもね。衣替えしたばっかりだし、昼間は結構暑
かったからって、軽く見過ぎてたかも』
すでに捲っていた袖は両方とも下ろしているが、それでもちょっと肌寒く感じて、あた
しは両腕で自分の体を抱く。タカシは、小さく頷いて答えた。
「でもまあ、まさかこんな場所で一晩過ごすなんて思わなかったしな」
タカシは上を見上げた。つられてあたしも上を見る。既に空は真っ暗だった。穴の中で
風が通らず、空気が篭っているからまだ暖かいのかも知れない。
『……そうね。あたしも思わなかった』
力なく言って、あたしはスカートの裾を両足で挟み込み、両膝を抱え込む格好で座る。
全く、人助けをしたはずなのに、何でこんな目に遭わなくちゃならないのか理解出来ない。
それとも、ひょっとしてこれは罰じゃなくて恩恵なのだろうかと、あたしはフッと逆の考
えが浮かぶ。そしてタカシをチラリと見つめた。そうしたら、タカシと目が合ってしまい、
あたしは慌てて目を逸らす。
――う…… ま、まさかね…… そんな。これが、タカシと仲を進める為に神様が与えて
くれた機会とか……そんな事、無いよね……?
もう一度、今度は顔を上げずにタカシを見た。すると、まだタカシがあたしの方を見て
いる。気になって、あたしは声を掛けた。
『ちょっ…… さ、さっきからその、何見てんのよ……?』
「あ、いや、その……さ……」
タカシは目を逸らし、言いにくそうに口ごもった。タカシらしくないハッキリしない態
度に、あたしは首を傾げつつ睨み付ける。
『何よ。言いたいことがあるんだったら、はっきり言いなさいよね』
するとタカシは、ちょっと戸惑った後、こっちを向いた。
「あ、ああ。えっと、さ。その……もうちょっと、こっち……来ないか?」
『え?』
思わず聞き返すと、タカシは照れ臭そうに視線を逸らした。
「いや。だからさ。その…… もう少し、傍に寄った方が、少しは暖かく感じるんじゃな
いかって」
続く
さて、仕事に戻るか……
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 10:27:25.44 ID:uBdDpJKCO
>>556 だからVIP中に仕事するなと何度(ry
早く続きを書く作業に戻るんだ
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 11:14:58.00 ID:DtQ5bXczO
読む前ほ
・ツンデレが男の妹にブチ切れされました
・ちょっと男にデレたら「何を企んでいるのよ」と妹に言われてしまいました
・男の妹に男に会うのを規制されたツンデレ
・男のたった一人の家族である妹に何とか仲良くしたいツンデレ
・男に告白するより早く、妹に「男が好き」だと伝えてしまったツンデレ
・妹はツンデレを認めたようです
・男の妹はツンデレを応援してくれるようです
・いろいろと作戦を考えてくれる男の妹
・後はツンデレ次第
ほ
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 12:02:18.56 ID:iOctZTXyO
昼
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 12:45:01.96 ID:K8zRDBnO0
飯
冬眠したい
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 12:48:41.01 ID:+s4D22/BO
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 13:18:39.25 ID:qGcIUbNjO
今だ
10分勝気
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 13:41:21.27 ID:FbD3h5uq0
どうでもいいがうちの台所に卵が97個もあったw
買いすぎだろjk
・買いすぎたツンデレ
・男に指摘されて逆切れでタマゴ投げつけるツンデレ
・そして何故か卵まみれのツンd
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 13:47:56.71 ID:K8zRDBnO0
タンパク質まみれのツンデレとな!?
せいs(ターン
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 14:58:34.20 ID:RkI5kcztO
ツンデレが待ってるなら頑張れるのに…
>>568を
ツンデレを持っていけるなら頑張れるのに…
と空目した……
お題
・男は勘違いしてしまいました
・早とちりしたツンデレ
・二人の誤解がとけたようです
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 15:44:42.20 ID:u/XE9ZnrO
お題
つ・ツンデレにあたし達って10年前と何も変わってなくない?って言われたら
・ツンデレと工事現場の側を通り掛かったら
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 16:38:14.33 ID:1ff70wSCO
よっほい
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 16:47:48.93 ID:znTUKKOgO
ただいま
ただいまお嬢
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 18:08:42.71 ID:1ff70wSCO
大丈夫?
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 18:42:11.60 ID:nqa/YNc8O
お昼ほ…orz
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 18:57:51.40 ID:SxlnpqQjO
ただいま委員長
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 19:32:12.49 ID:UpIcBow30
10分かなみ
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 19:33:28.05 ID:hZY+dRvMO
今日もツンデレと巡り会うこともなく一日が終わってしまった
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 19:58:59.23 ID:k23+t4eZO
お腹いっぱい………
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:01:21.30 ID:iOctZTXyO
眠い
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:16:43.51 ID:nqa/YNc8O
そろそろか…
最後なら勝気デレデレ祭り
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:24:27.43 ID:0mjYRbLHO
最後なら無口祭
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:30:15.63 ID:+s4D22/BO
今日落ちちゃうのか
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:31:02.43 ID:1ff70wSCO
最後ならちなみん祭り
お題
・インフルエンザにかかったツンデレ
・インフルエンザにかかった男を介抱するツンデレ
熱が39度超えると勝気が横に居るのが見えるよ…
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:32:39.59 ID:kN6EKaRl0
最後ならみんなつるぺた祭り
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:33:49.01 ID:2Ig6PgwAO
最後ならまつりん祭り
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:45:33.37 ID:nqa/YNc8O
最後ならツンデレと密着祭り
最後なら山田祭り
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 20:50:21.30 ID:kN6EKaRl0
最後ならみんなつるぺた祭り
最後ならみんなつるぺた祭り
最後ならみんなつるぺた祭り
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:00:13.53 ID:nqa/YNc8O
最後なら残業祭り
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:07:08.52 ID:1ff70wSCO
残業なんてなくなっちゃえ
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:15:07.97 ID:u/XE9ZnrO
最後なら敬語ツンデレ祭
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:28:53.61 ID:znTUKKOgO
最後ならお嬢祭ですわっ
何が言いたいかって
「うむ」とか「あぁ」が返事だった尊大とか勝気の返事が
「はい」に変わる瞬間こそ至高
よくわかっていらっしゃる
大事なのは過程と家庭だな
最後ならお嬢祭
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:38:24.92 ID:2Ig6PgwAO
最後なら超ちっぱい祭り(ボインもあるよ!)
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:48:28.40 ID:nqa/YNc8O
仕事終わり
最後なら先輩or上司ツンデレ祭り
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:53:37.38 ID:SxlnpqQjO
委員長祭で
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:56:53.41 ID:aEDH6IAr0
貧乳なのを気にしてるツンデレ祭り
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 21:58:39.12 ID:2Ig6PgwAO
相棒祭り
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:12:21.57 ID:nqa/YNc8O
電車から
最後ならツンデレin乗り物祭り
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:17:49.85 ID:TOInFtX3O
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:18:02.70 ID:W0+7MLNuO
最後なら委員長祭
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:22:24.54 ID:kdGKPDGU0
最後ならお嬢まつりだひゃっほい
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:23:40.40 ID:nqa/YNc8O
ただいま
最後ならエプロンツンデレ祭り
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:25:12.79 ID:kdGKPDGU0
おおおお規制解除やっときた!
…40秒規制\(^o^)/
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:25:59.60 ID:6Bn0Hf7hO
最後なら尊大祭で
最後なら尊大祭り&尊大は俺の嫁さん
>>605 じゃあツンデレさんと遊んでる
>>605をツンデレさんから奪って
嫉妬するツンデレさんを見て楽しむわ
てか絵上手くなりすぎワロタ
本気で色まで塗った絵を見てみたいw
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:32:40.55 ID:kN6EKaRl0
最後なら義理の妹祭り
614 :
しまった:2009/11/18(水) 22:33:28.93 ID:kN6EKaRl0
最後なら義妹ツンデレ祭
最後ならかなみん祭り
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:42:42.77 ID:nqa/YNc8O
意外と落ちないのな
最後なら友ちゃん祭り
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 22:50:04.11 ID:QinKlUhV0
>>605 これは個人的に好きな絵柄じゃーー!!
もっと書いてよ!
最後じゃない
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 23:06:00.87 ID:nqa/YNc8O
最後ならおねむ祭り
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 23:14:08.93 ID:znTUKKOgO
最後なら新婚ツンデレ祭
最後なら尊大祭りだ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 23:39:20.57 ID:idJBviQH0
落ちるのは2時ぐらいだと予想
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 23:57:22.50 ID:iOctZTXyO
最後なら無口祭り
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 23:58:06.50 ID:4zREAnm50
最後ならお嬢とちなみんのちゅんでれ姉妹と兄を誰かが投下してくれる
最後ならお嬢祭り
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:18:11.57 ID:aecBG/7O0
最後なら梓祭り
最後なら山田祭り
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:32:44.54 ID:c0TZCs+j0
最後ならダウナー祭り
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:37:08.11 ID:HV1SsQn+O
最後ならお嬢祭
最後なら弱気祭り
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:51:38.68 ID:tXSGJKmc0
最後なら義妹ツンデレ祭
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:55:58.34 ID:tXSGJKmc0
最後なら義妹ツンデレ祭
633 :
1/2:2009/11/19(木) 00:56:36.68 ID:i6cpoN4rO
最近寒くなってきましたね。コタツが嬉しい時期になってきました。
はぁ、コタツだけなら嬉しいんだけどなぁ・・・
「なあ尊・・・なんでこの世には宿題なんてものが存在するんだろうなぁ・・・」
『こんなに追い詰められるまで貯めていた貴様が悪い。だいたい、最初から予定を立ててしっかりと対処していればだな・・・』
「あーお説教はパスの方向で。なあなあ手伝っておくれよ、尊〜」
『断る。自分の力だけでやれ。どんなバカでもな、必死になれば何とかなるものだ(もぐもぐ)』
「みかん喰いながら人を馬鹿にするたぁひでえwだいたいさ、なんでお前ここにいるんだよ?正直気が散るんだけど」
『ふん、貴様を監視しているだけだ。どうせ一人ならすぐに投げ出すのだろう?
それに、まだまだ外は寒い。もう少しコタツで温まっていたいからな』
「・・・なあ、お前にとって俺ってどんな感じに見えてるワケ?」
『愚か者・ダメ人間・馬鹿、その他もろもろ1番嫌な方を選べ。』
「嫌な方かよ!!・・・さて、冗談はこれくらいにしてさっさと終わらせちまうか」
カリカリカリッ・・・
「う〜ん・・・ここはこうで・・・」
『・・・・・・・・・・(じ〜・・・)』
「うわっ、これじゃ計算あわねえし!!」
『・・・・・・・・・・(じ〜・・・)』
「・・・・あ、あの〜ガン見されると非常にやりにくいんですが・・・?」
『(ハッ!?)な、何を勘違いしている!ただ、少し暇だったから、お前が苦しんでいる様を楽しんでいただけだ!!』
「・・・さいですか。まぁ、後少しだけ待ってくれよ。そうしたらいくらでも相手してやるからさ」
『ふん、あまり女を退屈させるものじゃないぞ。さっさと終わらせろ』
「退屈て・・・好き勝手言ってくれるぜ・・・(ぼそっ)」
『・・・何か言ったか、タカシ?(ギロリッ)』
「何でもないっす。さ、宿題宿題〜」
『むぅ・・・・・・』
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 00:57:02.94 ID:tXSGJKmc0
最後なら警護ツンデレ祭 (敬語ももちろん可)
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 01:00:26.83 ID:Dy6Ig4GTO
636 :
2/2:2009/11/19(木) 01:00:34.63 ID:i6cpoN4rO
カリカリカリッ・・・
「・・・・・・・・・・・」
『(まったく・・・せっかく私が遊びに来てやったんだから、宿題くらいさっさと終わらせないか・・・!!)』
『(はぁ・・・それにしても、真剣な顔してればコイツはこんなにカッコイイのだがなぁ・・・って私は何を///)』
『(それにしても、ただ待ってるのも暇だなぁ・・・)』
『ふぁぁぁ・・・(何だか・・・眠くなってきた・・・これが・・・・・コタツの恐ろしさ・・・・)』
『・・・・・・・・・(こくっ・・・こくっ・・・)』
『(こてん・・・)』
皆さん、宿題を始めてから一時間近くたちました。でも、全く進んでません。というか、全然集中できません。
『く〜・・・・・・す〜・・・・・・』
だって、こんな近くに天使の寝顔があるんだもん。
「お〜い、コタツで寝てたら風邪ひくよ尊〜(ゆさゆさ・・・)」
『ん・・・んん・・・・ふむゅう・・・・・・・』
「全然起きねえし。てかさ・・・」
『むにゃむにゃ・・・・・うにゅぅ・・・』
「可愛すぎるよ尊〜wwwこのこの〜(ぷにぷに)あ〜頬っぺた柔らけぇ〜♪♪」
『むにゅむにゅ・・・・タ・・・カシぃ・・・』
「やべっ、起こしちまったか・・・!?」
『さっさと・・・宿題終わらせろぉ・・・バカ者ぉ・・・』
「よかった、まだ寝てるか。つか、夢の中ですら俺は尊に怒られてんのなw」
『終わらせて・・・・早く・・・・遊びに・・・行く・・・ぞ・・・荷物持ち・・・』
「・・・・なる程、今までずっとそれを待っていたワケか。やれやれ、尊も素直じゃねえなあ・・・」
『ぐー・・・・・・ぐー・・・・・・』
「ふふ、仕方ない・・・さっさと宿題終わらせるとしようかね・・・!!!(なでなで)」
『んっ・・・・・ふふふ・・・・タカシぃ・・・////』
コタツとツンデレの相性って、抜群だと思う。
637 :
つまりコタツンデレですね:2009/11/19(木) 01:15:09.42 ID:tXSGJKmc0
最後なら警護ツンデレ祭 (敬語ももちろん可)
最後ならお嬢はオレのもの
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 02:00:25.30 ID:HV1SsQn+O
>>636 GJ!
そして最後なら新婚ツンデレ祭
おやすみ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 02:01:43.42 ID:o5IvY5Fp0
最後ならあまえんぼ病に感染祭
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 02:29:37.30 ID:LfEHqyRvO
IDちぇき
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 03:34:17.23 ID:j0HRrs0yO
さて。お休み
朝までスレが残っていたら、敬語ツンデレは俺の物
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
それなら敬語妹ツンデレは俺が貰っていっても良いな