1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
( ゚ω゚) うわああああああああああ!!小宇宙があああっっ!!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:47:17.69 ID:3sqL+9BxO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:48:17.41 ID:3sqL+9BxO
悲しみにくれる人の涙を止めるにはどうしたらいいのだろう?
怒りに我を忘れている人をなだめるにはどうしたらいいのだろう?
寂しさに震えてる人に温もりを与えるには、
喜びに身悶える人を祝福するには、
いったいどうしたらいいのだろうか。
それらを一人で全て解決できるような人。
ヒーローに、僕はなりたかったんだ。
4 :
◆ik7LsEifjHuF :2009/11/08(日) 15:49:33.00 ID:3sqL+9BxO
( ^ω^)は板さんになりたいようです
中後編
(*^ω^) 板についてきたお!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:50:09.76 ID:r+G6I3cFO
たったぁーひぃとぉりぃ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:50:34.37 ID:3sqL+9BxO
美歩町にある定食屋『羽生庵』。
意外にもその歴史は古く、戦争直後まで遡る。
遠くから闇市へ買い付けに来た人達が、せめてここでは路銀を気にせず食べられるようにと、
先々代が安い定食を提供したのが始まりだという。
その後、町の活性化のため様々な開発計画が立ち、多くの労働者がやってきた。
大半が単身赴任の彼らのため、羽生庵は優しい家庭の味で活力を与え、町の潤滑剤として機能した。
その後、開発により町の中心部や商店が移動したが、
羽生庵は旧市街に残り、変わりゆく町と人々を見守り続けている……。
そんな歴史がほんとにあるかは分からないが、
ここ羽生庵では今日も笑顔が耐えない。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:51:16.39 ID:pBAdTpJ4O
俺もいるぜ!!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:53:56.17 ID:GucvhiaH0
とりあえず前編読んで来る支援
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 15:58:12.63 ID:3sqL+9BxO
(*^ω^) スゴいお!そんな昔から人を喜ばすためにお店やってたなんて……
(* ω ) ブーンは……
(*;ω;) ブーンは感動しましたお!
(,,*゚Д゚) ギコハハハハハハハ!そうかいそうかい、まあ飲め飲めってんだい!
(*^ω^) ありがとうございますお!ブーンはこの店で働けて幸せ者ですお!
(,,*゚Д゚) よせやい照れるぜゴルァ!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:03:03.17 ID:3sqL+9BxO
(*゚ー゚) はいはい片付けるからどいてねー
(,,*゚Д゚) んだしぃ!邪魔すんない!
(#*゚ー゚)ムカッ
(*゚ー゚) だめだよ、ブーン君。こんな酔っぱらいの言うことなんか真に受けちゃ
(,,゚Д゚) るっせいぞしぃ!水指すない!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:09:26.18 ID:3sqL+9BxO
(*゚ー゚) ふーんだ!言わせてもらいますよーだ!
(*゚ー゚) その話、酔っぱらうとしょっちゅうするけどさ!
(*゚ー゚) 私、そんなのお祖父ちゃんから聞いたことないもんっ!!
(;^ω^) そ、そうなんですかお?
(,,*゚Д゚) ちっ、違ぇよバカふぐり!え、えーと……あれだ
(,,;゚Д゚) だっ、代々、羽生庵店主にのみ伝えられる一子相伝の驚天動地な歴史なんだぜゴルァ!
(*゚ー゚) ……人は証拠なき歴史を捏造と言うけどね
(;^ω^)))) ……
(,,;Д;) 待てよ!引くなっ!引かないでええっ!!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:18:31.18 ID:GucvhiaH0
追いついた、支援
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:32:04.19 ID:3sqL+9BxO
『ほんとなのに……』
と言い残してギコさんは風呂場へ消えた。
その背中は切なくて、悲しくて……、でもどこか滑稽で。
僕はギコさんに強い親しみを覚えた。
まあそれはいいとして。
(*゚ー゚)
今、この場には僕としぃさんの二人きり。
……いや、これでは伝わりにくいので言い直そう。
夜、年頃の男女が、薄暗い所で、二人きり。
健全な男子なら言わずもがなリビドー高まるシチュエーションである。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:35:15.41 ID:7Og9xx2IO
これって続き物だったのか
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:44:36.19 ID:qqCmj5urO
好きです///
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 16:51:03.98 ID:3sqL+9BxO
>>14 もうちょっとだけ続くんじゃ
さらに言えば、僕はお酒を飲んでいる。
前後不覚や意識朦朧ではないにしろ、多少気が大きくなっているのだ。
(*^ω^)……
さりげなく、向かいに座るしぃさんに目をやる。
(*゚ー゚) ん?
(*゚ー゚)タユポヨーン
あああああああ!!けしからん!!実にけしからん!!
つい胸元に視線が行ってしまう。情けない。
(*^ω^) (ドゥフフwwww)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:04:18.21 ID:3sqL+9BxO
(*゚ー゚) ねぇブーン君……、楽しい?
(*^ω^) ええ、堪能してま……
(;゚ω゚) ってぇっええ!?べ、べべつにそんな、たっ楽しんでなんてなひむれろ!!
(*゚ー゚) ふふふっ
(*゚ー゚) あのね、お父さんがあんなに機嫌よく酔っ払うのって久しぶりなんだ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:06:16.28 ID:y9BRqV6bO
来てたか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:18:25.06 ID:3sqL+9BxO
(;^ω^) おん?そうなんですかお?あの人いっつもゴルァゴルァってテンション高いですお?
(*゚ー゚) あれはね、片意地張ってるだけなんだ
( ^ω^) へぇ……
なぜ、片意地をはる必要があるのだろう?
ギコさんは立派な人だと思う。
しぃさんの助けがあるにしろ、店を切り盛りしているのは実質ギコさんだ。
ああ見えて経理にも明るく、店の帳簿もギコさんがつけている。
お客さんの大半はギコさんの人柄に惹かれて来ているようで、
それでも常連さんだけに捕らわれず、新しいメニューの試作もしている。
そんなギコさんが、どうして?
疑問を口にするとしぃさんは困ったようにはにかんでこう言った。
(*゚ー゚) 私も少し飲もうかな……
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:19:49.75 ID:/UjBMtDHO
し
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:25:15.09 ID:3sqL+9BxO
そう呟くしぃさんを見て、僕はドキリとした。
妙に色っぽく……、いや、どちらかというば、母性を示す表情だったかもしれない。
先程までギコさんと飲んでいた冷や酒をコップに注いでしぃさんに渡す。
(*^ー^) ありがと
今度はいつもどおりの爽やかな笑顔。
そしてしぃさんは話し出す。
ギコさんが片意地を張る訳を。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:29:28.53 ID:pBAdTpJ4O
支援ドゥフフ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:31:18.14 ID:3sqL+9BxO
*――――――――――*
私が生まれたとき、この家にはお父さんとお母さん、それにお祖父ちゃんがいた。
ファミレスなんかこの町にはまだ無くて、
店は今より更に活気に溢れてて、
大人四人で切り盛りするのもしんどいくらいだったって聞いてる。
単純に考えれば、それはいいことなんだろうけど……。
子供の私は、みんな働いてばっかでつまんないって思ってた。
遊んでくれないから拗ねてたんだね。
恥ずかしい限りだよ。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:36:13.29 ID:/UjBMtDHO
しえ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:37:32.94 ID:3sqL+9BxO
お母さんが倒れたのは私が幼稚園から帰ってきたときだった。
元々が体が弱いお母さんは、私を産んで、育てながら働き続けて……、
きっと相当な無理をしていたんだと思う。
もちろん、お父さんもお祖父ちゃんもお母さんを気にかけて手伝ってたよ。
でも私はお母さんっ子だったんだ。まあ、子供はみんなそうだと思うけどね。
それでさ……、
お母さんが倒れて、うちの雰囲気が変わったんだ……。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:48:06.38 ID:3sqL+9BxO
お父さんとお祖父ちゃんが毎日のように喧嘩するようになったの。
お祖父ちゃんはお父さんに輪をかけたような職人気質の人でね。
そんな二人が同じ板場に着いてもうまくやっていけてたのは、お母さんか仲介役で二人を取り持ってたからなんだ。
ふふっ、いなくなって初めてわかる大切さってやつかな?
私はもちろん、喧嘩してる2人も、お母さんが元気になるのを心待ちにしてるように見えた。
でもね、
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:49:38.57 ID:pBAdTpJ4O
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:54:59.47 ID:3sqL+9BxO
世の中、そううまくはいかないんだ。
お母さんに積もった疲労は相当なもので、病院で寝ててもちっともよくならなかった。
頭に来て、お医者さんや看護婦さんに靴を投げつけたりしたな。
今思うと、完全な八つ当たりだよね。
でもね、そうやってるとお母さんが注意してくれるの。
元気になってくれたような気がして嬉しかったなあ。
でもやっぱり、お母さんは元気にならなくて、遠くの病院に移ることになったんだ。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 17:55:41.60 ID:/UjBMtDHO
しえん
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:05:31.56 ID:7Og9xx2IO
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:08:29.77 ID:3sqL+9BxO
*――――――――――――*
(;^ω^) ……
うぅむ。重い。
重すぎる。
てっきり『しぃさんが酔っ払った!ラッキースケベでドゥフフフフwwwwの巻』な展開になるると思ってたのに……。
(*゚O゚)
まだ語るんですかしぃさん!
なんて突っ込みを入れるふいんき(なぜかry)ではないことを
空気の詠み手である僕はわかっている。
僕にできること、それは『はあ』とか『ふん』とか
しぃさんが話しやすいように間抜けな相槌を打つことくらいだろう。
それに僕も知りたいのだ。
僕が好きなこの店で、僕が好きなこの人達に何があったのかを。
お酒が入っているにしろ、それをこうして教えてくれるということは、
僕のことを認めてくれたように思えて少し嬉しかった。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:16:02.10 ID:3sqL+9BxO
すまない、誰か来たので少し外します
長さ的には今は起承転結の承の真ん中くらい
ちんこで言えば血管の辺
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:20:54.53 ID:GucvhiaH0
例えがあれだが了解した
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:51:15.46 ID:pBAdTpJ4O
血管てwww
把握
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 18:55:51.13 ID:/UjBMtDHO
保守しよう
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 19:12:36.28 ID:GucvhiaH0
保守
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 19:26:38.40 ID:pBAdTpJ4O
干す
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 19:45:48.90 ID:GucvhiaH0
あげ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 20:21:00.10 ID:3sqL+9BxO
ほすとん
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 20:24:16.04 ID:pBAdTpJ4O
よっしゃ!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 20:32:33.36 ID:3sqL+9BxO
*―――――――――――*
お母さんが遠くに行ったのが決定的だった。
二人は心の支えを無くしたように、お母さんが倒れたのはお前のせいだって、
互いにののしりあって……。
…………。
……………………。
この辺はあんまり詳しく言いにくいけど、色々あってね、
お祖父ちゃんがうちを出て行くことになったの。
二人の喧嘩が昔からの常連さんを遠ざけることになっちゃって。
みんなお祖父ちゃんの友達だったから……、
それでお祖父ちゃん、お店やる気なくなっちゃったみたいでね。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 20:44:05.93 ID:3sqL+9BxO
お祖父ちゃん、出て行くときにお父さんに言ったの。
『お前一人でどうにかなるとは思わねえが、もし10年続けられたら……。そんときゃ頭下げに来てやるよ』
って。
それまで、口を開けば手も足も出るような感じだったのにね。
私は、そのときようやく気づいたの。
二人はただ、仲直りのきっかけが欲しかっただけだって。
でも、それができなかった。
いつもお母さんにきっかけをもらってたから、それにあの時はみんな余裕が無かったから……。
二人だけじゃどうしてもきっかけを見つけられなかった。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 20:54:29.27 ID:4sIkOPBzO
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:04:18.74 ID:pBAdTpJ4O
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:05:32.15 ID:QytPiYLi0
しえん
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:07:26.24 ID:/UjBMtDHO
しえ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:30:30.30 ID:3sqL+9BxO
ときどき思うんだ。
今の私があのときにいたらって……。
そしたらきっとお母さんみたいにきっかけを与えてあげられるのに……!
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:31:51.96 ID:/UjBMtDHO
しえん
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 21:54:24.28 ID:3sqL+9BxO
でもあのときの私はどうしようもなく子供で、
二人の仲を取り持つことなんて、とてもできなかった。
出て行くお祖父ちゃんも、それを引き留めたい私も、
そして黙っていたお父さんも、
みんな悲しそうな顔をしてるのに誰もそれを止める事ができなくて。
私たちはみんな不器用で、謝ることも諫めることもできず、ただ黙って悲しんでいるだけだった。
ほんとは、一緒にいたいはずなのに。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:01:37.83 ID:pBAdTpJ4O
しぃ…
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:06:28.48 ID:EyLff5Xj0
支援
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:10:04.64 ID:3sqL+9BxO
その後、お父さんは一人で必死に店を切り盛りした。
離れていった常連さんたちに声をかけて、お母さんに任せっきりだった帳簿も自分でやるようになった。
それこそ、意地になったみたいに。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:31:54.27 ID:H7f8VSCXO
しえん。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:39:35.62 ID:3sqL+9BxO
*―――――――――――*
(*゚ー゚) 直接聞いたことはないんだけど……
(*゚ー゚) お父さんは、今もお祖父ちゃんとの約束を守ろうとしてるんだと思うんだ
(*゚ー゚) だから絶対にお店を休むことはないし、店に活気を取り戻そうとしてる
( ^ω^) でも今だって十分お店は賑やかですお?
(*゚ー゚) 思い出を美化するわけじゃないけどね、お母さんとお祖父ちゃんがいたときは、もっともっとすごかったの
(*゚ー゚) まるで毎日がお祭りみたいな活気があった
(;^ω^) そ、それはすごいですおね
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:47:13.67 ID:GXm5fUZAO
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 22:55:31.26 ID:3sqL+9BxO
(*゚ー゚) うん。すごかった……
(*゚ー゚) 私も、お父さんも、羽生庵をあのときのすごい羽生庵にしたいんだ
(*゚ー゚) そしてうちを出て行ったお祖父ちゃんも、きっとそう思ってる
(* ー ) お母さんだって、きっと……
( ^ω^) しぃさん……
(*;ー;) だからさっ、お父さんはお祖父ちゃんがいつ帰って来てもいいように、意地になってお店を守ってるんだ!
(*;ー;) お祖父ちゃんとの仲直りのきっかけになるよう、ずっと待ってるんだよ!
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:04:40.51 ID:3sqL+9BxO
(*;ω;) おーん!おおーん!
Σ(*;ー;) ブ、ブーン君!羽生庵のために泣いてくれるのかい!?
(*;ω;) 泣きますお!ブーンも羽生庵が大好きですお!!
(*;ω;) だからっ、羽生庵に関わるっ、み゙ん゙な゙に゙っ!幸せになってほしいんですおおっ!!
(*;ー;) ブーン君っ!!
(*;ω;) しっ、しぃさんっ!!
. 一緒に羽生庵を盛り上げていこうっ!!
(*;ー;) 人(;ω;*)
. ガシィッ!!
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:08:05.52 ID:wO5qoPx+O
おーん支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:16:50.63 ID:wO5qoPx+O
猿かお?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:18:41.39 ID:EyLff5Xj0
イイナハシダナー
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:22:15.82 ID:3sqL+9BxO
((((,,-Д-) ふぃ〜。いい風呂だったぜゴルァ
Σ(,,;゚Д゚) って、え゚え゚っ!!
. え!?
Σ(*;ー;) 人(;ω;*)そ
(,,;゚Д゚) うわああああああああああああっ!!
(*;゚ー゚) うわああああああああああああっ!! (^ω^;)
::(,,;゚Д゚)::しっ、しぃとブーンが店で助平なことしてるううううわわわあああああああああああっっ!!!
::(((,,;゚Д゚))):: うわあああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼あああアアアアあっっ!!!!
-=三三三(,,;Д;) うっわああああああああああああぁぁァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアんっっ!!!!!
(*;゚ー゚) おっ、お父さーん!違うからあっ!勘違いだから帰ってきてー!!
(;^ω^)そうですおー!風呂上がりとはいえ、さすがに全裸で夜の町走るのはアウトですおー!!
こうして羽生庵の賑やかな夜は更けていく……
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:27:03.41 ID:wO5qoPx+O
乙である
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:43:54.45 ID:3sqL+9BxO
中後編 おしまい
〜その後〜
ミンナソウイウンダヨ
__[警]
( ) (゚Д゚,,) イヤ、ハダカナノハワザトシャナクテ
( )Vノ )
| | |ω |
(;^ω^(*;゚ー゚) まっ、待ってええええ!!!!
保護者同伴、厳重注意でなんとか帰してもらえました。
それ以来、『裸包丁のギコ』という通り名がついて、
隣町からもお客さんが来るようになりました。
(,,*゚Д゚) 結果オーライギコハハハハハハハハハハ!!!
. _, パーン
(*#゚ー゚)
⊂彡☆))Д゚,,)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:45:52.28 ID:y9BRqV6bO
乙www
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:47:24.23 ID:GucvhiaH0
乙w
おもしろかったw
66 :
◆ik7LsEifjHuF :2009/11/08(日) 23:52:38.23 ID:3sqL+9BxO
支援とか保守とか罵倒とかありがとうございました
今回と次回は後編の前振りです
次は中後後編になります
ほんとは今回そこまで行くつもりでしたが
時間かかりそうだったので二回に分けます
チキン野郎です
クックドゥードゥルドゥー
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 23:53:44.29 ID:EyLff5Xj0
乙!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/09(月) 00:07:42.50 ID:otwtr2Et0
乙
次も待っとるがな
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙!次も期待汁!