1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理店
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:08:07.63 ID:b6G4jzeEO
代理ありがとうございます!
過去作は7xさん
今回も短編ですよー
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:08:17.49 ID:v7N5qHl7O
ウヒョー
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:09:08.20 ID:b6G4jzeEO
―ああ、この雨は、いつ降り止むのだろうか―
( ^ω^)雨はまだ止まないようです
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:09:41.78 ID:3mjyrLzfO
悪魔の虹ヘビーウェザーだッ!!
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:10:10.51 ID:b6G4jzeEO
―AM9:00
♪〜
どこかで聞いたことのあるようなメロディが、小綺麗な1Kの部屋に響く
( -ω-)「ん……お」
カチ、とメロディを鳴らす携帯電話のボタンを押し、鳴り響いていた音を止めた
( ´ω`)「朝、かお……」
また、彼に、世界に、いつもと変わらぬ朝がやってきた
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:11:26.25 ID:b6G4jzeEO
セミダブルのベッドから体を起こし、寝ぼけ眼を擦る
カーテンは閉まっており、隙間から僅かに光が差し込み、薄暗い部屋を淡く照らしている
( ´ω`)「ん……」
まだ開ききっていない目を薄く開け、手探りでテーブルの上の煙草ケースから1本煙草を取り出し、火を点ける
( -ω-)「ふぅーっ」
肺に淀んだ空気と一緒に煙を吸い込み、一筋の紫煙を吐き出す
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:11:30.34 ID:3mjyrLzfO
風は…止んだんだ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:12:18.68 ID:3mjyrLzfO
ウェザーは既に救われていたんだ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:12:40.58 ID:b6G4jzeEO
煙草を銜えたまま、のろのろと狭い台所に向かい、ケトルのコンセントを差し込み、白いマグカップを棚から取り出す
( ^ω^)「んー、今日は火曜日だったおね」
そしてシンクの下の棚から取り出したインスタントコーヒーの粉を2掬いマグカップに入れる
( ´ω`)「ふぁあ……」
短い欠伸をし、煙草の火を消し、ケトルのお湯が沸いたことを確認し、マグカップに7分目まで注いだ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:12:54.61 ID:3Ece5s+QO
雨はいつあがる?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:13:34.57 ID:b6G4jzeEO
狭い6畳間に戻り、濃いめに淹れたコーヒーを啜ると、意識は覚醒する
( ^ω^)「ふぅ」
一息つき、小さな卓上時計を確認する
―AM9:13
( ^ω^)「んー、今日は特に予定は無いおね」
煤けた焦げ茶色の手帳を一瞥し、今日の予定を確認した彼は、シャッ、とカーテンを開け、視線を部屋の外に移す
( ^ω^)「……今日も、雨、かお」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:14:35.72 ID:b6G4jzeEO
ここ数日、停滞している秋雨前線の影響で、外には冷たい雨がシトシト、と降り続けていた
( ^ω^)「………」
彼は雨が嫌いだった
それに、こう何日も降られると、洗濯物も乾かないし、外に出るのも億劫になってしまう
( ^ω^)「この雨にも困ったもんだお」
そう一言呟くと、彼はベッドに腰掛け、またズッ、とコーヒーを啜った
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:16:14.63 ID:3mjyrLzfO
ウェザー…いつかまた…話がしたい あなたと そよ風の中で話がしたい…
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:18:22.08 ID:b6G4jzeEO
―AM9:42
コーヒーを飲み終え、今日2本目の煙草に火を点けようとしていたその間際
♪〜
携帯電話からメロディが鳴った
着信画面を確認すると、それは彼の小学校からの旧友である素直クールその人からの電話であった
( ^ω^)「?電話嫌いのクーが電話かお、珍しいこともあるもんだお」
カチ、と通話ボタンを押し、その電話を取る
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:19:23.13 ID:b6G4jzeEO
川 ゚ -゚)「もしもし、内藤か、おはよう」
彼女―素直クール―の声はいつも通りに落ち着き払っていた
( ^ω^)「もしもしおはー。クーが電話かけてくるなんて珍しいおね?」
川 ゚ -゚)「ふふっ、なあに、私だってたまには電話だってするさ」
などと、いつもどこかしらで会うときと同じような軽口を叩き合う2人
( ^ω^)「それで用事かなんかあったかお?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:20:11.22 ID:b6G4jzeEO
彼が至極当然な内容の疑問を問いかけると、彼女は少し笑い、こう答えた
川 ゚ー゚)「なんだ、用事でも無いと電話もかけてはいけないのか?」
珍しいこともあるもんだ、と、今日二度三度思っていることをまた思い、彼は慌ててフォローを入れた
( ^ω^)「いやいや、そんなことはないお。ただ、珍しいなあと思っただけだお」
川 ゚ -゚)「最近雨続きで暇だったからな、内藤はなにしてるのかと思ってな」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:21:06.52 ID:b6G4jzeEO
( ^ω^)「おー、そうだおねー、雨でどこにも出る気が起きなかったお……」
川 ゚ -゚)「そうだろうと思ってな。どこかで暇つぶしに話でもしないか?」
彼女の提案に彼は二つ返事を返した
( ^ω^)「うん、いいお。それじゃあショボンのとこでも行くかお?」
川 ゚ -゚)「うむ……。あ、そういえばご飯は食べたか?」
( ^ω^)「おー、まだだお。トーストでも食べようかと思ってたところだお。クーは?」
川 ゚ -゚)「実は私もまだでな。どれ、たまにはジョルジュの店にでも行くか?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:22:15.16 ID:b6G4jzeEO
彼の友達には、若くして独立し、自分の店を持っているのが多かった
( ^ω^)「お!そうだおね、たまにはジョルジュのとこで飯でも食うかお」
彼はまた小さな卓上時計を見る
―AM10:05
( ^ω^)「じゃあ雨だから10時30に迎えに行くお」
川 ゚ -゚)「おお、すまないな。それじゃあよろしく頼む。じゃあ待ってるな」
そう言うと彼女は電話を切った
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:23:14.48 ID:b6G4jzeEO
( ^ω^)「ふう……」
と、小さく息を吐き出し、彼は支度にかかる
( ^ω^)「♪〜」
鼻歌を歌いつつ台所に向かい、顔を洗い、髭を剃り、髪に軽く寝癖直しのミストを振りかけ、手ぐしであちらこちらに向いている髪を整えていく
( ^ω^)「まあ、こんなものでいいかお」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:24:09.29 ID:b6G4jzeEO
一通り身だしなみを整え、財布と携帯、そして車の鍵を持ち、ガチャ、と玄関のドアを開ける
( ^ω^)「んー、雨続きだからしばらく車も洗えないおね」
彼の愛車―ホンダDC5後期型―に乗り込み、エンジンをかける
ブロオッ、という低音が鳴り、アクセルを2、3回空吹かす
この車は、彼が前に乗っていた車―日産S15―を事故で廃車したときに、中古で彼の友達から譲ってもらったものだ
彼は歩くのも嫌いでは無いが、自他認める車好きで、今のこの車も大切に乗っている
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:24:58.58 ID:3mjyrLzfO
誰もいないからオナニーしますお
おっおっ 気持ちいいお))シコシコ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:25:07.38 ID:b6G4jzeEO
―AM10:32
10分程車を走らせ、国道沿いにある彼女のアパートに着いた
ピンポーン、と、インターホンの間延びした音を鳴らすと
川 ゚ -゚)「少し待って」
と、彼女の声が聞こえた
中からガチャガチャ、と音が聞こえ、30秒ほど待って、彼女が出てきた
川 ゚ -゚)「お待たせ」
( ^ω^)「お。じゃあ行くかお」
24 :
>>22さる対策ありがとうございます:2009/10/30(金) 05:26:12.82 ID:b6G4jzeEO
彼女を助手席に乗せ、ゆっくりとクラッチを繋ぐ
川 ゚ -゚)「相変わらずいい車だ」
( ^ω^)「おっおっ、僕もそう思うお」
2人でいつもと変わらない会話を交わしながら道を走らせる
( ^ω^)「んー、久し振りの外なのに雨で残念だお……。晴れてたらバイクでも良かったんだけどね」
川 ゚ー゚)「まあ、たまには雨の日の外出も良いじゃないか」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:27:15.63 ID:b6G4jzeEO
―AM11:02
などと話しているうちに、彼らの親友の1人でもあるジョルジュの店に着いた
_
( ゚∀゚)「いらっしゃい!っと、ブーンとクーか!」
車を店の前に停め、カラカラ、と鳴る両開きのドアを開け店の中に入ると、ジョルジュの威勢の良い声が響いた
( ^ω^)「おー!久し振りだおジョルジュ!」
川 ゚ー゚)「たまにはジョルジュの店でご飯でもと思ってな」
_
( ゚∀゚)「嬉しいこと言ってくれるじゃないの!」
軽口を叩いて2人はジョルジュの前のカウンター席に座る
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:28:06.43 ID:b6G4jzeEO
ジョルジュの店は、主にイタリアンを扱う喫茶店兼レストランのような店構えだ
川 ゚ -゚)「今日はなにかオススメのものはあるか?」
クーが聞くと、ジョルジュが少し考える素振りをして、冷蔵庫から何かを取り出した
_
( ゚∀゚)「こんなのはどうだ?」
取り出したのは、甲殻が黒光りするワタリガニだった
川 ゚ -゚)「ほう、美味しそうだな。それで何か作ってくれ」
_
( ゚∀゚)「あいよ。パスタでいいな?」
川 ゚ー゚)「ああ、構わんよ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:29:16.19 ID:b6G4jzeEO
_
( ゚∀゚)「ブーンは何にする?」
( ^ω^)「いつものでお願いするお!」
ブーンが矢継ぎ早にそう返すと、ジョルジュは笑いながら
_
( ゚∀゚)「ははっ、たまには別なのも食べろよな」
と良いながら料理の準備に取りかかった
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:30:15.78 ID:b6G4jzeEO
( ^ω^)「最近は雨でなかなか来れなくてすまなかったおね」
_
( ゚∀゚)「いんや、構わんよ。最近はそこそこ人も入ってたから忙しくてな」
料理が出来るまでのお喋りもここに来る楽しみの1つだ
―AM11:27
そんなことを話していると、カラカラ、とドアが開く音がして、誰かが入ってきた
<ヽ`∀´>「おはようニダー!お、ブーン達も居たニダか?」
川 ゚ー゚)「やあ、おはよう、ニダー」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:31:39.55 ID:b6G4jzeEO
入ってきた彼―ニダー―もまた、彼らの親友であった
_
( ゚∀゚)「ようニダー!いらっしゃい!」
<ヽ`∀´>「ホルホルホル、今日も来てやったニダよジョルジュ!豚キムチの和風パスタお願いするにだ!」
_
( ゚∀゚)「おう、まいど!」
ニダーはブーンの隣の席に腰掛けると注文をした
( ^ω^)「ニダーも雨なのによく来たおねー」
<ヽ`∀´>「ホルホル、ここの料理は美味しいニダからね」
川 ゚ー゚)「なんだ、ニダーにも味がわかるのか」
<ヽ`∀´>「ニダッ!失礼ニダ!ウリにも美味しいものくらいわかるニダ!」
4人に笑いが起こる
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:32:43.93 ID:b6G4jzeEO
―AM11:46
間もなく、料理が出来たようだ
_
( ゚∀゚)「お待たせ、クーはワタリガニのクリームパスタだ」
川 ゚ー゚)「ありがとう、美味しそうだ」
_
( ゚∀゚)「ブーンはいつもの大盛ペペロンチーノとチーズチキンドリア」
( ^ω^)「お!相変わらず美味そうな匂いが食欲をそそるお!」
一息おいて
_
( ゚∀゚)「ほい、ニダーは水な。1200円」
<ヽ`∀´>「謝罪と賠償を要求するニダ!」
_
( ゚∀゚)「嘘だって!ほら、豚キムチの和風パスタだ」
<ヽ`∀´>「ホルホル、わかれば良いニダ」
また笑いが起こり、店の中は和やかな雰囲気になる
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:33:54.68 ID:b6G4jzeEO
川 ゚ー゚)「それじゃいただくとするか。いただきます」
<ヽ`∀´>「いただきますニダ!」
( ^ω^)「いただきますおー!」
_
( ゚∀゚)「おう!たんと食えよ!」
全員で話しながらの楽しい食事が始まる
いつもと変わらない会話、いつもと変わらない風景
この和やかな雰囲気が、本当に楽しい
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:36:19.43 ID:b6G4jzeEO
( ^ω^)「おー、お腹いっぱいだおー。ジョルジュ!ご馳走様だお!」
_
( ゚∀゚)「あいよ!また来てくれよな」
川 ゚ー゚)「ああ、また来るよ。それじゃあな」
ニダーはもう少しここに残り、ジョルジュと話をしていくらしい
―AM12:19
( ^ω^)「ふう、相変わらずの美味しさだったおねー」
川 ゚ -゚)「まったくだ、流石にジョルジュの料理は美味しい」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:37:10.42 ID:b6G4jzeEO
そんな話をしながら、2人は車に乗り込む
( ^ω^)「この後はどうするお?」
川 ゚ -゚)「うむ、特に予定は無いが……」
( ^ω^)「んじゃあ少し走るかお」
川 ゚ -゚)「ああ、そうしよう」
2人は雨の中、道なりに走り出した
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:38:14.83 ID:b6G4jzeEO
―AM13:38
川 ゚ -゚)「ブーン」
会話もなくなりかけ、既に惰性で走っていた時に、不意に彼女が彼に話しかける
川 ゚ -゚)「……そろそろ、答えをだしてはくれないだろうか」
( ^ω^)「クー……」
急に話しかけられ、何の話かと彼は思ったが、直ぐに彼は理解した
彼女は彼を好いていた
そして、これまでに1度、告白をしていた
川 ゚ -゚)「やはり、私では駄目なのか?」
涙を目に浮かべ、顔を俯きながら、小さな声で呟く
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:39:45.57 ID:b6G4jzeEO
そんな彼女の顔を見て、彼の心はひどく締め付けられた
川 ゚ -゚)「やはり、まだ君は……」
( ^ω^)「クー、ごめんだお。僕は、まだ、ツンのことが好きなんだお……。女々しいかもしれんお、でも、忘れられないんだお……」
川 ゚ -゚)「そうか……。やはり、ツンのことは忘れられないか」
( ^ω^)「本当にごめんだお」
そう一言いうと、彼は車をUターンさせる
( ^ω^)「そろそろ、帰るかお」
川 ゚ -゚)「……ああ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:40:41.11 ID:b6G4jzeEO
彼女を家まで送り、挨拶もそこそこに、彼は車を走らせる
彼には9年間付き合った彼女―津田レイ―が居た
しかし、その彼女を2年前に交通事故で無くした
当時の彼は周囲も心配するくらい、ひどく泣いた
2人は婚約を交わし、もう少ししたら籍を入れようと約束していた
彼は未だに、彼女を忘れられずに居た
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:41:31.92 ID:b6G4jzeEO
―AM14:52
家に着いた彼は、外ではあまり吸わない煙草を銜え、火を点けた
( ^ω^)「ふう……」
一息つき、気持ちを落ち着かせる
( ^ω^)(クーに悪いことしたおね……)
彼は彼女―素直クール―のことを嫌いでは無かった
それ故に、彼女の気持ちに応えられずにいる自分を、嫌っていた
煙草を吸いながら、少し開いた窓の外を見る
雨はまだ降っている
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:42:38.71 ID:b6G4jzeEO
彼が雨を嫌いな理由は、案外もう彼自身がわかっているのかもしれない
( ^ω^)「ツン……」
もうここには居ない愛する人の名を呼ぶ
返事など返ってくるはずもなく、声は紫煙が漂う部屋に消えていった
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:43:31.20 ID:b6G4jzeEO
雨は、まだ止まない
彼の心の中に降っている雨も、まだ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:44:28.51 ID:b6G4jzeEO
―ああ、この雨は、いつ降り止むのだろうか―
( ^ω^)雨はまだ止まないようです
了
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:46:13.62 ID:b6G4jzeEO
以上で投下終了です
久し振りの投稿で緊張しましたー
規制中にすいません
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:47:03.73 ID:+Qf6+9ZLO
まだ読んでないけど乙
次回作に期待
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:48:32.23 ID:dlt6rWOqO
乙。支援できなかったけど読んでたよ。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/30(金) 05:53:07.14 ID:b6G4jzeEO
乙レスありがとうございました
それではおやすみなさい
おつ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
通勤途中にいい作品に会えた
乙でした
おやすみー