妹「お兄ちゃんどぉしよぉ…」

夜遅くに妹が帰ってきた
中学校ではまじめだと聞いていたけど今日に限って遅かった
そして血まみれで困った顔をしてる


つづきよろ

>>1
妹「わたし…死んじゃったかもしれない」

兄「な、何があったんだ…？」

　妹は今にも泣きそうな顔つきになっている
　こんな妹の顔ははじめて見るかもしれない

妹「い、いや…やっぱりなんでもないよ」ﾆｺｯ

　妹はいつもの笑顔をしようとした
　だが、無理に笑顔を作ろうとしているのがわかる
　笑顔が引きつっている

兄「…なんでもなくないだろ…… 何があったんだ、話してくれ」

妹「…なんでもないって、心配しないでお兄ちゃん」

兄「何があった、言ってくれ」

妹「…私は大丈夫だから……」

　哀しそうな目をする
　やはりこんなのはいつもの妹じゃない

兄「大丈夫じゃねぇだろう、どう見たって！」

妹「心配しないでって…」

兄「心配しないで？ …む、無理に決まってるだろ！」
兄「妹が血まみれで帰ってきてんだぞ！？ 心配するなってのが無理だろ！」ﾊﾞﾝｯ!!

妹「ｯ!!」ﾋﾞｸｯ!

wktk

兄「あ… …すまん……」

　怒鳴ってしまった…
　妹がこんな状態だってのに…

妹「…ぁ…ぅ……」ｶﾀｶﾀ

兄「…？」

　なんだ？ なんで震えているんだ
　怒鳴って怯えてしまったのか？ いや、妹はそんな奴じゃない

妹「ｯ…ぅ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「だ、大丈夫か…？ 妹」ｽｯ

妹「イヤッ!!!」ﾊﾟｼﾝ!

兄「え…？」

妹「…イヤ……」ｶﾀｶﾀ

　…手を、叩かれた
　なんでだ？ なんで、なんでだ

兄「…お、おい　ホントにどうしたんだ？」

妹「…ヤダ…ゴ、ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ……！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

兄「お、怒ってないって！ 大丈夫だから！」

　震えが酷くなってきてる
　それに妹の目がおかしい
　悪い言い方をすれば目が逝っているというのだろうか、そういう感じだ

兄「だ、大丈夫だ、俺だって！妹！」

妹「…ァ…ぅ……」ｶﾀｶﾀ

お？おおおおおおおおお！

続きはまだかね

兄「…よし、落ち着け…落ち着こう、な？」

妹「…」ﾌｩｩﾌｩｩ

　どうしたっていうんだ、本当に
　やっと落ち着いたと思ったら、今度は肩で息をし始めた
　息遣いが荒い、相変わらず目は逝ったままだ

兄「…お、落ち着いたか…

兄「…よし、落ち着け…落ち着こう、な？」

妹「…」ﾌｩｩﾌｩｩ

　どうしたっていうんだ、本当に
　やっと落ち着いたと思ったら、今度は肩で息をし始めた
　息遣いが荒い、相変わらず目は逝ったままだ

兄「…お、落ち着いたか…？」

妹「…」ﾌｩｩ...ﾌｩｩ...

　荒い息も段々と静かになってきた
　落ち着いてきた、か？

兄「……妹？」

妹「……」

　……。
　目が、戻ってきた

誤爆ｗ

兄「…おーい」

妹「…ぁ……」ﾌﾗｯ

兄「わぁっと！」ｶﾞｼｯ

　危ない、いきなり力なく倒れるなんて…
　それほどの事があったのか…？

妹「……」

兄「…お、おい！ 大丈夫か！」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

妹「…」ｽｩ...ｽｩ...

兄「……」

　…寝てる……
　何なんだいったい…

wktk

うん････これおいしい

寝たｗｗ

兄「…とりあえず…部屋まで運ぶか…」

妹「…」ｽﾔｽﾔ

　妹のかわいい寝顔…
　…血で台無しだ……

兄「運んだ後は親が帰ってくる前に掃除だな」

　一応見られないほうがいいのかもしれない
　妹だって俺になにか隠していたようだし

兄「……運ぶか　…よっ、っと！」ﾋｮｲ

妹「…ん…」ｽﾔｽﾔ

兄「かるっ…」

　軽い、驚くほどに軽かった
　力を要れずにひょいと持ち上げられた
　もう中学生だというのに少し軽すぎではないか

まさか････内臓が････

ないぞう･･･！

>>18ゴクリ……!

　―妹部屋

兄「……えぇと、ベッドベッド…」

　妹がいつも寝てる、可愛らしいベッドが一つ

兄「この上に…よっ…」

　ｷｼ...

妹「……」ｽﾔｽﾔ

兄「…よく寝てるな」

　ベッドは妹が乗ったところであまりへこまなかった
　それはなにもベッドに弾力がありすぎるわけではない、妹が軽いからなのだろう
　…も少し太れ、バカ

兄「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

　妹の、部屋… 久しぶりに入るな
　別段入るなといわれていたわけじゃないが、妹も年頃だ
　兄である俺は目の上のこぶといったところだろう

兄「…あ……」ﾋｮｲｯ

　この写真、俺と妹が小さいころ川辺だ
　ここにいたらよく親や周りの大人に注意されたなぁ…
　人があまりいなくてよく遊んだっけか、川に石投げて遊んだりしたな

兄「…ちゃんと飾ってるのか…」

　妹はこういう思い出を大切にするタイプだ
　記念品や思い出のあるものは大切にしておく、そんな奴

支援

　
兄「ん…？ …妹の奴、こんなのも…」
　
　もう今じゃ古いタイプのMP3プレイヤー
　これは妹の誕生日プレゼント兼、中学校入学の祝いとして俺があげたものだ
　妹は“なんで誕生日プレゼントと入学祝いの品が一緒なの”って言ってたけど、嬉しそうだったな

兄「…ちゃんと今でも使ってくれてるのか……」

兄「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

兄「…質素な部屋だなぁ」

　質素な部屋、それが一番最初に感じた印象だ
　俺のごちゃごちゃした汚い部屋に比べれば、妹らしいすごくきれいでシンプルな部屋だ
　整理整頓がキッチリなされている

兄「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

兄「…はっ！ お、俺は何やっているんだ」

兄「妹とはいえ、女の子の部屋を勝手に物色するなんて」

　母さんに見られたら“デリカシーが無い！”とか言われそうだな
　妹はそんなことは言わないと思うが
　妹は、なんというか、こう… 鈍い、というのかな

兄「…そんなこと考えてないで、掃除するか」ｶﾞﾁｬｯ

　〜

兄「玄関が一番血まみれだな…」

兄「こんなん見られたらぶっ飛びそうだな」

兄「…やりますか」ｺﾞｼｺﾞｼ

　〜

兄「…ふぅー… 玄関終了…っと」

　なんとか玄関の血は拭き取った
　次は部屋まで連れて行くときに垂れた血だな

兄「…血をたどっていったら妹に行くわけだな」ｺﾞｼｺﾞｼ

　…家族だからだろうか
　妹の血を拭く作業は不思議とイヤじゃなかった

兄「〜♪」ｺﾞｼｺﾞｼ

　……。

兄「〜♪

　〜

兄「…ふぅー… 玄関終了…っと」

　なんとか玄関の血は拭き取った
　次は部屋まで連れて行くときに垂れた血だな

兄「…血をたどっていったら妹に行くわけだな」ｺﾞｼｺﾞｼ

　…家族だからだろうか
　妹の血を拭く作業は不思議とイヤじゃなかった

兄「〜♪」ｺﾞｼｺﾞｼ

　……。

兄「〜♪ 〜♪」ｺﾞｼｺﾞｼ

　……むしろ………。

　ｺﾂｯ

兄「いてっ　ん？」ﾋｮｲ

妹「…」

兄「…あ……」

支援

4

　何かにぶつかったと思ったら、妹の足だった
　小さくて可愛い…

兄「…お、起きたか　妹」

妹「……お兄、ちゃん…？」

兄「…？ 妹？」

　寝起きのせいだろうか
　見上げると虚ろな目をした妹がいた

妹「……なに…」ﾎﾞｿｯ

兄「え？」

妹「………なに、してるの…？」

兄「な、なにって……」

　…覚えていないのか…？
　だとしたらどう説明すればいいのだろう、この状況

妹「……」

兄「ぁ…うーん……」

5

四円

妹「……」

兄「…あー… 妹は、覚えてないのか？」

妹「…え？」

　キョトンとした顔
　妹がよく分からないときになる表情だ

兄「…覚えてない、か」

妹「……」ｼﾞｰ

兄「？」

妹「……この赤いの…」

兄「ぁ…」

妹「…これ…血……？」

兄「……」

IDがZIPだった
うふふふ

>>33
お前には麻呂がお似合いだ

　どうする
　てきとうに嘘をついて嘘をついて誤魔化すか
　…いや、後で記憶が戻って混乱するのは避けたほうがいい
　どうすれば…

兄「…血、だね……」

妹「……だれの…？」

兄「………」

　黙るなよ…俺…　クソッ
　何か、何か喋んなきゃ…

兄「……あ、そうそう」ｻｯ

妹「ｯ…」ﾋﾟｸｯ

　……今、少しだけど反応したな…
　さっきほどではないにしても、体が反応してる…

兄「…ど、どうしたんだ？」

妹「……ぁ…」

>>34
オナ禁するから麻呂にはなれないな

>>36
ten
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima005685.jpg

早い

妹「…ぁ…ぁあ……！」

兄「おい、妹…？」

妹「……」
妹「…これ…私の……血、だよね……」

兄「―！」

　…今ので、思い出したか……
　……くそ、最初から否定しておけばよかった…！

妹「…ねぇ、そうだよね……」

兄「…」

妹「……ご、めんね…」
妹「…お兄ちゃんに私の血なんて拭かせたりして……」

　涙ぐんでいる　そんな哀しそうな顔しないでくれ、するな
　何が哀しくて妹をこんな目に合わせなきゃならないんだ
　一体何があったんだよ…！

兄「…だ、大丈夫だって！ 俺が好きでやってるだけだから！」

妹「…うん、ありがとう　…けど、もういいよ 後は私がやるから」

ごめん、寝る　御支援アリガトウ！
残ってたら続き書きたいです　ではおやすみなさい。

>>37
悪くなかったが即消した
結界があるから大丈夫

保守

生殺しですか

初潮すか

寝る前に保守

全力で保守

なぜ誰も生理という可能性に触れない

>>47

>>47
誤爆したｗ
どんなに多い日でも血まみれにはならんだろ

☆

ほ

妹「帰り道に、大怪我した人がフラフラと立ってたの…。」

兄「えっ」

妹「大丈夫ですかって近付いたら噛みついてきて…。」

兄「なにそれこわい」

妹「うっ…寒い…お兄……助…て…」

兄「ｲﾔｯ！触らないで！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

保守

いい意味で期待を裏切られたw

兄「誰か帰って来た！見てくる」

妹「うん、お願い」

兄「ただいま」

妹「おかえり、どうだった？」
兄「父さんも血まみれだった…」

妹「ああ、そうなの…」

保守

ほす

まさかのかゆうま展開？

かゆ



うま

ふふ

☆

(・∀・*)っ/凵⌒マダァ

ひょこ

>>39 から続き


兄「いいっていいって、俺がやっておくから！」ｺﾞｼｺﾞｼ

妹「…いいよお兄ちゃん… 私の血なんだよ…？」

　妹の血だからなんだっていうんだ
　妹の血だから何の気なしに拭けるんじゃないか

兄「だいじょーぶだって、妹は部屋で休んでてくれ」ｺﾞｼｺﾞｼ

妹「…ダメだって… ちゃんと私が拭くから…」

兄「はは、妹は優しいな　けどいいよ、俺がやって」

妹「いいって言ってるでしょ！！」

兄「！！」

妹「……」

兄「…ぁ……」

妹「……ごめん… 怒鳴っちゃって… 私、疲れてるのかな…」

兄「あ、あぁ… その、悪かった…」

　…驚いた
　あの温厚で鈍い妹が、俺にここまで怒鳴るなんて

妹「…けど…いいから…… ね…？」

兄「…わかった……」

　何もできない、何もできない、何もできない…。

兄「……じゃ、じゃぁ他に何か手伝うよ」

妹「ぇ… ……じゃ、あの、部屋にある着替えのジャージ… 汚れてるから洗濯機に入れておいてくれるかな…」

兄「！ あ、あぁ　わかったよ」

ちょっとお出掛けします　誰もいないようだけど…。　落ちてそうだな

まかせろ

華麗に保守

保守

山から降りてきたイノシシとドンパチやったんじゃ

ほしゅ

何で血まみれなのかを詳しく

父「もう我慢ならん。おい妹、お前を噛んだ男の所に案内しなさい」

妹「いや、お父さんが行っても二の舞になるだけだよ」

父「そうかもな。しかし大事な娘を傷つけられて、黙っていられるか」

妹「お父さん…」

父「男はな、我が身を犠牲にしてでも戦わねばならない時がある」

妹「お父さん…ありがとう」

父「おーい！兄いるかー！ちょっと一緒に出掛けようかー！」

妹「二対一かよ」

わっふっる

ho

このスレで祭り開催中!
みんなも是非、記念カキコしましょうｗ

http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/mesaloon/1256710766/

ほ

しゅ

戻ってこない保守

ほ

しゅ

ほ

>>82
おかえり
続き頼んます

保守

ほ

ほ

ご飯食べて気まあああああああすううううううう!!!!!!!!!!!!!
ッひょおおおおおおおおおおおおおおおうい！！！！！！！！！！
んうふひひひひひぃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗげれっちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗげれれっちょｗｗｗｗｗｗｗ
不二子F富士夫ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗげれげれっちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
んぎぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


食い終わったら続き書きます　あと皆保守アリガトウ！

>>87飯食う時ぐらい落ち着け・・・

な

なんかさっきテンションあがってた

続き書きます

い

>>65 から続き



妹「…ん……」

兄「ん？」

妹「……雑巾、かして…」

兄「あ、あぁ　はい、気をつけろよ」

妹「…うん、ありがと……」ｺﾞｼｺﾞｼ

　俺の目を見ない
　俺の目を見ずにそのまま床の血を拭き取り始めた

兄「……じゃぁ、俺は妹のジャージとってくるな」ﾀｯ

妹「……」ｺﾞｼｺﾞｼ

　―妹部屋

兄「……」

兄「…はぁ…… ジャージは…」ｷｮﾛｷｮﾛ

兄「……あった」ﾋｮｲ

　妹の血のついたジャージ、妹の血のついたジャージ

兄「……」

兄「血ぃついてんなぁ…」

　俺はここでもやはり、汚いとか、汚れている、などの感想は持たなかった
　ただ、

　―妹部屋

兄「……」

兄「…はぁ…… ジャージは…」ｷｮﾛｷｮﾛ

兄「……あった」ﾋｮｲ

　妹の血のついたジャージ、妹の血を吸い込んだジャージ

兄「……」

兄「血ぃついてんなぁ…」

　俺はここでもやはり、汚いとか、汚れている、などの感想は持たなかった
　ただ、“妹の血を吸い込んだジャージ”と思っていた

兄「…妹……」

岡田外務相が降臨中ｗｗｗ
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku2ch/1256630318/

　妹がさっきまで着ていたジャージ
　ついさっきまで着ていたジャージ

兄「……妹が…さっきまで着てたんだよな、これ…」

　いつも着ているジャージ
　妹の真新しい血がたっぷりと染み込んだジャージ

兄「はぁ……はぁ……」

　妹の汗がついたジャージ
　妹の匂いがついたジャージ

兄「…ハァ……ハァ…」ｸﾝｸﾝ

　妹の匂い妹の臭い妹の匂いニオイにおいニオイニオイ

兄「ハァ…… っん…」ﾊﾑｯ

　妹の匂いのついたジャージの味
　妹の匂いの味

兄「んっ…んぅ……」ﾊﾑｯ...ﾍﾞﾛｯ...

　妹の汗のついたジャージの味
　妹の汗の味

兄「っぷはぁ… っん…」ﾋﾟﾁｬ...ｼﾞｭﾙ...

　妹の血のついたジャージの味
　妹の血の味

兄「んっ…ん……」ﾍﾞﾛ...ﾍﾞﾛ...

　妹のジャージの味

　妹の 味

　……。

兄「ぅ…んっ……」ｼﾞｭﾙﾙ

　…ダメだ……
　何やってるんだ俺は、早くやめろ

兄「…っはぁ …んぅ……」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

　やめろ、やめろやめろやめろやめろ
　これは妹のだぞ、こんなことしていいと思ってるのか

兄「んぁ…」ﾚﾛﾚﾛ

　妹の綺麗なジャージが汚れるだろ
　俺の汚い涎で汚れる、汚れる、汚れる

兄「…んぇ……」ﾋﾞﾁｭ...

　汚れる、汚れる、汚れる、から洗濯する
　洗濯するのは、汚れたものだけ
　だから、洗濯する

　理に適っている

これは…妹を血まみれにしたのも実は兄で、最後は妹が兄に…ってオチか？

ひぐら

　…実際、現実のジャージの味はただの無機質な舌に触る合成された布の味だ
　妹の味なんてしない、しない、しないしないしないなんだよこれ
　そんな無機質な味を味わっていたら、現実に引き戻された

兄「…ん……」ﾍﾞﾛ...

兄「……っぷは……」

兄「………」

兄「……なに、やってんだ俺…」

　……。
　…虚しさと、俺の涎で汚れたジャージだけが残った　
　なにが理に適っている、だ
　そんなの、自分を必死に正当化しようとしただけだった

兄「……くそっ… ホントに汚れちまった…」　

需要あるぞ、かまわず続けてくれ

ほし

兄「……洗濯機に入れとくか…」

　ホントに…なにやってんだろ、俺…
　妹が変になったせいでそれに便乗してしまったのだろうか

兄「…ごめんな、妹……」

　ｶﾞﾁｬ

兄「！」ｻｯ

妹「…あ、そこの廊下まで拭き終わったよ」

兄「あ、あぁ　そうか、あとはここだけだな…」

妹「……お兄ちゃん？」

　あんな汚れたジャージを妹に見せるわけにはいかない
　俺が何をしていたらばれてしまう

兄「ん？」

妹「…私のジャージ後ろに持ってるけど、洗濯機に入れといてね？」

兄「あ、分かってるよ　じゃ、入れてくる」ｶﾞﾁｬ

tori

そして妹は爆発した

続きは？

　〜

　―居間

兄「…はぁ……」ｷﾞｯ

妹「……」

ＴＶ『〜で、あそこでこけよったんですよー！』ﾜﾊﾊﾊﾊ

　妹はテレビを見ている
　いつもの事だが、今は表情が無い
　テレビに顔は向けていても眼は別のところを見ている

兄「……妹」

妹「…なに？」

兄「はら、へらないか？」

妹「…んーん、私は大丈夫」ﾆｺｯ

　私は大丈夫、そういって笑顔を見せる
　…こんなの妹の笑顔じゃない、作っている笑顔

兄「そう、か…」

そう、か
そうか
創価？

妹「……」

ＴＶ『こいつがうるさくてですね〜！』ﾄｩｰｽ!

　ソファーに座り、黙って、テレビを見つめる妹
　後ろにあるイスに座ってる俺からじゃ、見つめてるかどうかはわからないが。

兄「……」

妹「……ねぇ」

　ここから見える妹の後姿
　目尻が少し見えるくらいだ
　よく手入れされたキレイな長い後ろ髪、それをこちらに向けたまま話す
　

兄「なんだ？」

妹「……お兄ちゃん」

兄「ん」

妹「………」

兄「……？」

妹「……ごめん、なんでもない…」

兄「…そうか」

　「「ただいまー！」」

妹「！！」

兄「あ、母さんと父さんだ」

母「ごめんなさいね、お父さんと買い物してたら長引いちゃってー」

父「ただいま、兄、妹」

妹「…お、おかえりなさい！」ﾆｺｯ

兄「おかえり」

母「ただいま　今日は妹も兄も大好きな焼肉よー！」

妹「ホント！ やったー！」

父「ははは、そんなにはしゃぐなよ」

兄「妹もまだまだこどもだなぁ」

　……。
　やっぱりだ　やっぱり、妹は親に心配をかけまいと無理に元気に振舞っている
　本当なら笑顔を作るのさえ臆病になっているのに…

ごめん、寝る　支援保守アリガトウ
残ってたら続きます　多分残ってないに100円
　

保守

革新

血は謎のままか