（　＾ω＾）ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです

現在バトルシティ編決勝戦・・・？なにやら暗躍している連中が
初代>>1以外もオリジナル作品とか投下歓迎
ただし『タイトル』・『サブタイ』は必ず付けるように
カード考察のような保守用話題には支援は不要
ＶＩＰにスレを立てるときは、パー速のスレで立てる宣言と立てた報告をお願いします
現在、スレ立ては投下可能な人が居るたびに行い、OPは省略という実験期間中です

前スレ
（　＾ω＾）ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256443021/

まとめ用サイト（保管庫）
ttp://wiki.livedoor.jp/boonyugioh

避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/computer/38727/

うし、時間も過ぎてるしとっとと投下するか。
遅くなると面倒だしな。

「（　＾ω＾）ブーンが死を見て生きるそうです」

暗い裏路地に、二つの影があった。
片方は丸顔の青年、もう片方はカボチャ頭に燕尾服。

（ ( ｀皿´）「トリック・オア・トリート」

（　´ω｀）「トリック」

（ ( ｀皿´）「……珍しいね、そっちを選ぶ奴は」

カボチャ頭は、青年を訝しんだ。
彼の顔を見て、結論を出す。

（ ( ｀皿´）「お前さん、物見遊山じゃないな。生きる気力がなさそうだ、自殺志願者か？」

支援という言葉が相応しい

（　´ω｀）「そうだお」

（ ( ｀皿´）「ますますもって珍しい。こんなところに死にに来る奴なんて初めてだ」

（　´ω｀）「そいつはどうも」

（ ( ｀皿´）「折角なんだ、理由でも教えてくれよ」

（　´ω｀）「……最後だしかまわないお」

青年は話し出した。
旅行中に事故にあったこと、自分は助かったが友人は皆命を落としたこと、喪失感が大きく生きる気力が沸かないこと。
命を絶とうと思ったが、どうにもうまくいかないこと。
「ハロウィンの日に、特定の条件を満たす場所に行くと霊が居て、霊の質問に対し『トリック』のほうを答えれば死者の国に連れて行かれる」という都市伝説を聞いたこと。
そして、どうせならとその都市伝説にのってみたこと。

（ ( ｀皿´）「内藤とか言ったか。つまりなんだ、死ぬ手伝いをして欲しいってことか」

（　´ω｀）「そうなるお。……それで、どうなのかお？連れて行ってくれるのかお？」

カボチャ頭は、首を振って言う。

（ ( ｀皿´）「駄目だね。お前さんみたいな生気のない人間をつれてったって面白くもない」

（　´ω｀）「……そうかお」

（ ( ｀皿´）「ただ、折角来てもらったんだ。条件をのんだら連れてってやるぜ」

（　´ω｀）「なんだお？」

30分休まずに踊ってる（　＾ω＾）ブーンで有名な女の子ｗｗｗｗｗ
やべぇ
リアルタイムでニコ動の中のニコ生で見れるらしい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8622433

（ ( ｀皿´）「一年後、同じことが言えたら連れてってやる」

言いながら、燕尾服が消えて頭だけになる。
消えようとしている霊に、必死で呼びかける。

（　´ω｀）「ちょっと待ってくれお！」

（ ( ｀皿´）「言い忘れてた、俺の名はウィル。一年後、楽しみにしてるぜ」

カボチャ頭は、ケタケタ笑って消えた。
後には、

（　´ω｀）「あと一年、生きろっていうのかお……」

崩れて両膝をついた内藤が残された。

それから内藤は、再び自殺を試みた。
だが、何故か全て失敗に終わった。
どうやっても、必ず助けられてしまうのだ。

失敗を続けて一ヶ月。
諦めて、生きてみようと決めた。
一年生きて、土産話でも作って死のうと考えた。

出来るだけ、陽気に振舞った。事故の前がそうだったように。
暫くは空回りが続いたが、やがて新たな友人もでき、生活は良くなっていった。
活力が沸いてきた。

そうして時は過ぎ、秋がはじまって少し経った頃。
友人の墓参りを終えて帰宅した内藤は、手紙が投函されていることに気がついた。
便箋には、こう書かれていた。

「一年前と同じ日、同じ場所で待つ。
生きたいならば、抗う術をもって来ること。ウィルより」
答えは決まっていた。

支援だ

（ ( ｀皿´）「おう、久しぶり」

（　＾ω＾）「おっお、一年ぶりだお」

ウィルは去年と変わらない格好だった。
内藤は、手に鞄を持って立っていた。

（ ( ｀皿´）「ずいぶん血色がいいじゃねえか。聞くだけ野暮だろうが、答えを聞こうか」

（　＾ω＾）「えーと、トリックかトリートで？」

（ ( ｀皿´）「決められた答え方じゃなく、お前さんの言葉でいいな」

（　＾ω＾）「……もう暫く生きたいと思うお」

ウィルは満足そうに笑う。

（ ( ｀皿´）「そうじゃないとな。さて、じゃああの世に招待するか」

（；＾ω＾）「ちょ、どういうことだお！『同じことが言えたら連れて行く』って言ったはずだお！」

（ ( ｀皿´）「だがしかし、それ以外でも連れて行かないとは言っていない。俺に会った時点で死んでたようなもんだ」

（　＾ω＾）「……ん？じゃあ手紙の二行目はなんだお？」

（ ( ｀皿´）「よく思い出した。俺と何かで勝負して、勝てたら見逃す。生きるなら自分でなんとかして生きないとな」

（　＾ω＾）「それなんだけど。……これじゃ駄目かお？」

鞄の中から、小さな箱を取り出す。
マジックテープ式の蓋を開けて、中からカードの束を取り出した。

（　＾ω＾）「カードゲームなんだけど」

やめて！

（ ( ｀皿´）「んん？それか。いいぜ、やろうじゃない」

（　＾ω＾）「え、いいの」

ウィルは左腕を何度か大きく振った。
振り終えると、腕にはデュエルディスクがついていた。

（ ( ｀皿´）「ほら、早くやろうぜ」

急かされて、内藤も鞄からデュエルディスクを取り出す。
腕につけて、シャッフルしたデッキを差し込む。

（　＾ω＾）「選んでおいてなんだけど、大丈夫なのかお？」

（ ( ｀皿´）「大丈夫だって。それじゃあ始めるか。先行はくれてやるよ」

（　＾ω＾）「ならお言葉に甘えるかお。【終末の騎士】を召喚、効果でデッキから【魔貨物車両　ボコイチ】を墓地へ。

デッキを引き抜き、1枚抜き出してディスクの収納スペースへと送り込む。
デッキをシャッフルして、元の位置へ。

（　＾ω＾）「1枚セットしてターンエンドだお」


□□□□□　　　　　手札：5枚　　　　ウィル
□□□□□　□　　　ライフ：4000

�T□□□□　□　　　ライフ：4000
■□□□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�T：終末の騎士(ATK 1400)

（ ( ｀皿´）「【ジェネクス・ウンディーネ】を召喚。効果でデッキから【フィッシュボーグ−ガンナー】を墓地へ送り、【ジェネクス・コントローラー】を手札に加える」

（　＾ω＾）「ランタンなのに水かお？」

（ ( ｀皿´）「俺が使う分には、濡れないから問題ない。【ジェネクス・コントローラー】を墓地に送り、【フィッシュボーグ−ガンナー】の効果で守備表示で特殊召喚する2枚セットしてターンエンドだ」

（　＾ω＾）「言っといてなんだけど、何故にか水ぶっかける発想はなかったわ」

───あのデッキを知っている。
軽口をたたきながら、内藤は思った。
事故で亡くした友人のデッキにギミックが似ている。

しえんだ

だが、まだ判断材料が足りない。
───今の時点では、似たデッキとしかいえない。
そう結論付けて、山札からカードを引いた。


□□□■■　　　　　手札：3枚　　　　ウィル
□□□�A�@　□　　　ライフ：4000

�T□□□□　□　　　ライフ：4000
■□□□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�T：終末の騎士(ATK 1400)

�@：ジェネクス・ウンディーネ(ATK 1200)
�A：フィッシュボーグ−ガンナー(DEF 200)

支援する

支援するしかなかろう

（　＾ω＾）「【終末の騎士】を召喚、効果でデッキから【ネクロ・ガードナー】を墓地へ送るお。【終末の騎士】で【フィッシュボーグ−ガンナー】に攻撃」

（ ( ｀皿´）「その前にメインフェイズ終了まで巻き戻して、【威嚇する咆哮】を発動する。バトルフェイズは無しだ」

攻撃を完全に防がれた。
場を見て、手札を確認し、次の手を考える。
───仮にあのデッキだったら、どうなる？

（　＾ω＾）「……仕方ない、ターンエンドするお」

まだ余裕はある。急ぐような状況ではない。
そう判断して、何もしないことにした。


□□□□■　　　　　手札：3枚　　　　ウィル
□□□�A�@　□　　　ライフ：4000

�T�U□□□　□　　　ライフ：4000
■□□□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�T、�U：終末の騎士(ATK 1400)

�@：ジェネクス・ウンディーネ(ATK 1200)
�A：フィッシュボーグ−ガンナー(DEF 200)

支援

支援

（ ( ｀皿´）「【デュアル・ランサー】を召喚する。【デュアル・ランサー】に【フィッシュボーグ−ガンナー】をチューニング、【Ｃ・ドラゴン】をシンクロ召喚だ。攻撃表示で出す」

レベル８のシンクロではなかった。
【フィッシュボーグ−ガンナー】を戻すための布石だと読む。

（ ( ｀皿´）「手札を1枚捨てて、【フィッシュボーグ−ガンナー】を墓地から守備表示で特殊召喚する。【ジェネクス・ウンディーネ】を守備表示にして、バトルフェイズに入るぞ」

予想は当たった。
カードの発動がないことを告げて、フェイズを進行させる。

（ ( ｀皿´）「【Ｃ・ドラゴン】で【終末の騎士】を攻撃だ」

（　＾ω＾）「通るお」

【終末の騎士】が破壊され、内藤のライフは4000から2900へと減少する。

（ ( ｀皿´）「ターンを終了する」

ＬＶあってない・・・
ジャック流調整術か

（　＾ω＾）「ちょっと待った、バトルフェイズ終了時にリバースカードを発動するお。【血の代償】を発動」

（ ( ｀皿´）「おいおい、0になったらあの世行きなのに、ライフを浪費するカードを使うのかよ」

（　＾ω＾）「仮にライフが1になっても、勝てばいいんだお。ライフを500払い、裏守備でモンスターをセットするお。進めていいお」

ライフを2900から2400へ。減らしたライフの代わりに、場にカードが1枚増えた。

（ ( ｀皿´）「どうなろうが、生きてて動ければ何とか成るってことか。いいじゃねえか、改めてターンエンドだ」

その推測は正しいと、内藤は思った。この一年間、似たようなことを考えていた。
他人から見れば無様かもしれないが、それでも生きているならいいと。

□□□□■　　　　　手札：2枚　　　　ウィル
□□�B�A�@　□　　　ライフ：4000

■�U□□□　□　　　ライフ：2400
�Y□□□□　　　　　手札：3枚　　　　内藤

�U：終末の騎士(ATK 1400)
�Y：血の代償

�@：ジェネクス・ウンディーネ(DEF 600)
�A：Ｃ・ドラゴン(ATK 2500)
�B：フィッシュボーグ−ガンナー(DEF 200)

>>25　確かにあってないや、こいつは申し訳ない
レベル５制限なしで一番でかいのはマジカルアンドロイドか…でも、修正は簡単そうだ

召喚したモンスターをカタストルにすれば調整はきくな
修正後の状況はこうなる


□□□□■　　　　　手札：2枚　　　　ウィル
□□�B�A�@　□　　　ライフ：4000

■�U□□□　□　　　ライフ：2700
�Y□□□□　　　　　手札：3枚　　　　内藤

�U：終末の騎士(ATK 1400)
�Y：血の代償

�@：ジェネクス・ウンディーネ(DEF 600)
�A：Ａ・Ｏ・Ｊ　カタストル(ATK 2200)
�B：フィッシュボーグ−ガンナー(DEF 200)

後に影響しないミスで助かった

もしくはサイバー・シャークさん使うとか
シンクロする意味が問題だけど

（　＾ω＾）「【ジャンク・シンクロン】を召喚。【ジャンク・シンクロン】の効果により、【魔貨物車両　ボコイチ】を守備表示で特殊召喚するお。さらに【魔装機関車　デコイチ】を反転召喚するお。
自身の効果で１ドロー、【魔貨物車両　ボコイチ】が１体居ることで追加１ドローするお」

（ ( ｀皿´）「へえ、なるほど」

ウィルが関心する。
内藤の手札は、3枚から5枚へ。
展開したというのに、手札が殆ど減っていない。むしろ増えている。

（　＾ω＾）「【魔貨物車両　ボコイチ】と【終末の騎士】に【ジャンク・シンクロン】をチューニング。【ミスト・ウォーム】をシンクロ召喚するお。
そっちの場にある、【Ａ・Ｏ・Ｊ　カタストル】と【フィッシュボーグ−ガンナー】、それとセットカードを手札に戻してもらうお」

（ ( ｀皿´）「おっと、それならセットカードを発動だ。【フィッシャーチャージ】を発動する。確かできるよな？」

（　＾ω＾）「【ミスト・ウォーム】の効果にチェーンする形で発動できるお」

>>28
すぐ退場するから問題なかった

（ ( ｀皿´）「なら、【フィッシュボーグ−ガンナー】を生贄にして【ミスト・ウォーム】を破壊する。1枚ドローだ」

ここまでのやり取りで、確信する。
───やっぱり、あいつのデッキだ。
【ミスト・ウォーム】を墓地に送りながら、ウィルに問いかける。

（　＾ω＾）「そのデッキ、僕の友達が使ってた奴に似てるお。……知り合いなのかお？そもそも、何処で手に入れたんだお？」

（ ( ｀皿´）「さあてね。負ければわかるかもな」

ウィルは笑ってはぐらかした。
問い詰めても、答えは出ないだろう。
内藤はゲームを進めることにした。

（　＾ω＾）「【魔装機関車　デコイチ】で【ジェネクス・ウンディーネ】を攻撃するお。１枚セットしてターンエンド」


□□□□□　　　　　手札：3枚　　　　ウィル
□□□□□　□　　　ライフ：4000

�T□□□□　□　　　ライフ：2700
�Y■□□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�T：魔装機関車　デコイチ(ATK 1400)
�Y：血の代償

（ ( ｀皿´）「【ジェネクス・ウンディーネ】を召喚。今度は【裏ガエル】を墓地へ送って、【ジェネクス・コントローラー】を手札に加えるぞ。手札を1枚捨てて、【フィッシュボーグ−ガンナー】を守備表示で特殊召喚する」

カードを展開しなおす。
頭数こそ戻しているものの、じりじりと手札を吐き出してきている。

（ ( ｀皿´）「【黙する死者】を発動し、【ジェネクス・コントローラー】を守備表示で特殊召喚。【ジェネクス・ウンディーネ】に【ジェネクス・コントローラー】をチューニング、【大地の騎士ガイアナイト】をシンクロ召喚」

水属性のシンクロ体ではない。
再び【フィッシャーチャージ】狙いか。それともミスか、温存か。

（ ( ｀皿´）「【大地の騎士ガイアナイト】で【魔装機関車　デコイチ】を攻撃する」

（　＾ω＾）「攻撃にチェーンして、【月の書】を発動するお。対象は【魔装機関車　デコイチ】」

（ ( ｀皿´）「【大地の騎士ガイアナイト】でなしに？」

（　＾ω＾）「うん、そう。【魔装機関車　デコイチ】は戦闘破壊されるけど、リバース効果で1枚ドローするお」

（ ( ｀皿´）「攻撃を防ぐよりドローを優先させるってか。余裕あるな。バトルフェイズ終わっていいか？」

（　＾ω＾）「【血の代償】を使って、裏守備を1体出しておくお」

（ ( ｀皿´）「まただよ。欲しがるね、お前」

（　＾ω＾）「いやあ、欲しがっちゃうよ。手札も命もね」

ライフを吐き出し2700から2200になったものの、死へ近づいているとは思っていない。
僅かなライフの減少より、大きなものを得ていると判断している。

（ ( ｀皿´）「そいつはいいこった。じゃないと張り合いがない。1枚セット、ターンエンドだ」


□□□□■　　　　　手札：1枚　　　　ウィル
□□□�A�@　□　　　ライフ：4000

■□□□□　□　　　ライフ：2200
�Y□□□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�Y：血の代償

�@：大地の騎士ガイアナイト(ATK 2600)
�A：フィッシュボーグ−ガンナー(DEF 200)

３つか！３つ欲しいのか！このいやしんぼめ！

（　＾ω＾）「【デブリ・ドラゴン】を召喚、効果により【魔貨物車両　ボコイチ】を守備表示で特殊召喚するお。【魔装機関車　デコイチ】を反転召喚して、効果と追加分合わせて2枚ドローするお」

手札は4枚から6枚へ。
ここから更に、シンクロ召喚へとつながっていく。

（　＾ω＾）「おっ、【血の代償】を使うお」

（ ( ｀皿´）「まだ展開するってか」

（　＾ω＾）「【魔貨物車両　ボコイチ】を攻撃表示で召喚するお」

ライフを2200から1700へと下げる代わりに出たのが、低ステータスのモンスターである。
通常なら、明らかに無駄な一手。しかし、【デブリ・ドラゴン】の制約で【Ｃ・ドラゴン】しか出せない今の状況では、違う。
この追加召喚で、レベル８のシンクロへと手が届く。

（　＾ω＾）「【魔貨物車両　ボコイチ】2体に【デブリ・ドラゴン】をチューニング。【ダークエンド・ドラゴン】をシンクロ召喚するお。
優先権を使って、【ダークエンド・ドラゴン】の効果を発動」

（ ( ｀皿´）「特殊召喚にチェーンして効果を使いたいが、どうやればいいんだ？」

（　＾ω＾）「優先権を使ってるから、【ダークエンド・ドラゴン】の効果にチェーンする形になるお」

（ ( ｀皿´）「なら手札の【ドラゴン・アイス】をチェーン発動。【ドラゴン・アイス】自身を捨て、守備表示で特殊召喚する」

（　＾ω＾）「あい把握。【ダークエンド・ドラゴン】の効果で【大地の騎士ガイアナイト】を墓地に送ってもらうお」

【ダークエンド・ドラゴン】の攻撃力と守備力を500下げ、【大地の騎士ガイアナイト】をフィールドからどける。
現時点で【ダークエンド・ドラゴン】の攻撃力は2100である。対して【ドラゴン・アイス】の守備力は2200だ。
崩せないが、急いで除去する状況でもない。

現時点でフィールドには【フィッシュボーグ−ガンナー】が居る。
セットカードが攻撃を防ぐカードならば、次のターンにレベル6のシンクロ体が来る。
だが、まだ自分の手札には余裕がある。

（　＾ω＾）「【魔装機関車　デコイチ】で【フィッシュボーグ−ガンナー】を攻撃するお」

除去はしなかった。
しかし、単体除去の可能性を考慮して、攻撃宣言には【魔装機関車　デコイチ】を使った。

（ ( ｀皿´）「【フィッシュボーグ−ガンナー】を生贄に【フィッシャーチャージ】を発動する。対象は【ダークエンド・ドラゴン】」

攻撃対象は消え、【ダークエンド・ドラゴン】が退場する。
温存しようと考えたのが裏目にでた。
【ダークエンド・ドラゴン】は消え、相手に1枚ドローさせてしまった。

（　＾ω＾）「【貪欲な壺】を発動。墓地の【デブリ・ドラゴン】２枚、【終末の騎士】、【ダークエンド・ドラゴン】、【ミスト・ウォーム】をデッキに戻して2枚ドローするお」

手札が足りないのではない。安全策だ。
出し切らずに抱えたまま倒れてはどうしようもない。
先ほどのように。

（　＾ω＾）「2枚セットして、ターンを終了するお」


□□□□□　　　　　手札：1枚　　　　ウィル
□□□□�@　□　　　ライフ：4000

�T□□□□　□　　　ライフ：1700
�Y■■□□　　　　　手札：4枚　　　　内藤

�T：魔装機関車　デコイチ(ATK 1400)
�Y：血の代償

�@：ドラゴン・アイス(DEF 2200)

支援だ

（ ( ｀皿´）「こっちも【デブリ・ドラゴン】を召喚だ。効果により【スノーマンイーター】を守備表示で特殊召喚する」

【スノーマンイーター】はフィールドに出ていない。
おそらくは、【フィッシュボーグ−ガンナー】の効果コストで墓地に送られたものだ。

（ ( ｀皿´）「やっと出番だ、【スノーマンイーター】に【デブリ・ドラゴン】をチューニング。【氷結界の龍　グングニール】をシンクロ召喚」

手札コストを払うことで、フィールドのカードを破壊できるシンクロモンスター。
しかし、ウィルの手札は残り1枚。内藤のセットカードは2枚。

（ ( ｀皿´）「【氷結界の龍　グングニール】の効果を発動。手札を1枚捨てて、真ん中のカードを破壊する」

指定されたのは、【血の代償】の隣。
セットされていた【くず鉄のかかし】が弾けとぶ。

（ ( ｀皿´）「お、当たりか。【ドラゴン・アイス】を攻撃表示に変更して、バトルフェイズに入るぜ」

ウィルの場には、攻撃力2500と1800が居る。
まともに通れば終わる。

（ ( ｀皿´）「【ドラゴン・アイス】で【魔装機関車　デコイチ】を攻撃だ」

（　＾ω＾）「受けるお。戦闘ダメージを受けたことにより、効果を発動」

ライフは1700から1300へ。ライフが減ると同時に、場にモンスターが躍り出た。

（　＾ω＾）「【トラゴエディア】を守備表示で特殊召喚するお」

手札に応じて、ステータスが変動するモンスターだ。
現在の手札は3枚。ステータスは、攻守共に1800となる。

（ ( ｀皿´）「なら【氷結界の龍　グングニール】で【トラゴエディア】を攻撃する」

（　＾ω＾）「墓地の【ネクロ・ガードナー】を除外して、攻撃を防ぐお」

（ ( ｀皿´）「しぶといな。ターンエンドだ」

□□□□□　　　　　手札：0枚　　　　ウィル
□□□�A�@　□　　　ライフ：4000

□�U□□□　□　　　ライフ：1300
�Y□■□□　　　　　手札：3枚　　　　内藤

�U：トラゴエディア(ATK1800)
�Y：血の代償

�@：ドラゴン・アイス(ATK 1800)
�A：氷結界の龍　グングニール(ATK 2500)

かろうじて生きつないだ。
次は、状況をひっくりかえさねばならない。

（　＾ω＾）「セットしてある【ダーク・バースト】を発動して、墓地から【ジャンク・シンクロン】を手札加えるお。次に【トラゴエディア】の効果を発動」

【トラゴエディア】には効果が二つある。
レベルを変更するか、条件を満たして相手のモンスターを奪うか。

（　＾ω＾）「墓地の【魔貨物車両　ボコイチ】を対象にしてレベルを２に変更するお。更に、【ジャンク・シンクロン】を召喚。
効果により【魔貨物車両　ボコイチ】を守備表示で特殊召喚するお」

フィールドのレベル総数は７となる。
しかし、内藤の狙いはそこではない。

（　＾ω＾）「【魔貨物車両　ボコイチ】に【ジャンク・シンクロン】をチューニング。【ジャンク・ウォリアー】をシンクロ召喚するお。
【ジャンク・ウォリアー】の効果により、レベル２以下のモンスターの攻撃力分、攻撃力が上昇するお」

現在の【トラゴエディア】のレベルは２となっている。
また、手札は4枚。そのため、攻撃力は2400だ。
つまり、【ジャンク・ウォリアー】は本来の攻撃力2300から、4700へと上昇する。

（　＾ω＾）「まだだお。【血の代償】の効果で、【デブリ・ドラゴン】を召喚。効果により【魔貨物車両　ボコイチ】を守備表示で特殊召喚し、この２体で【Ｃ・ドラゴン】をシンクロ召喚」

手札が1枚減り、3枚に。
【トラゴエディア】の攻撃力は1800へと下がるが、【ジャンク・ウォリアー】は変わらず。
更に、攻撃力2500の【Ｃ・ドラゴン】。

（　＾ω＾）「【Ｃ・ドラゴン】で【ドラゴン・アイス】を攻撃」

氷を砕く。

（　＾ω＾）「【ジャンク・ウォリアー】で【氷結界の龍　グングニール】を攻撃！」

砕く。

（　＾ω＾）「【トラコエディア】でダイレクトアタック！！」

砕いた。砕ききった。


□□□□□　　　　　手札：0枚　　　　ウィル
□□□□□　□　　　ライフ：0

�T�U�V□□　□　　　ライフ：800
�Y□□□□　　　　　手札：3枚　　　　内藤

�T：ジャンク・ウォリアー(ATK 4700＝2300＋2400)
�U：トラゴエディア(ATK 1800)
�V：Ｃ・ドラゴン(ATK 2500)
�Y：血の代償

（ ( ｀皿´）「あー、負けた負けた」

ウィルの体が崩れ、カボチャ頭だけになる。

（　＾ω＾）「何とか勝てたお。……でも、なんでデュエルなんてできたんだお？」

ウィルは口を三日月にすると、笑いながら言う。

（ ( ｀皿´）「そりゃお前さん、俺がどうしてこのデッキを持ってると思う？」

（　＾ω＾）「もしかして」

（ ( ｀皿´）「言えるのはここまでだ。日も変わるし俺はそろそろ帰る。……その前に一言」

（　＾ω＾）「なんだお？」

（ ( ｀皿´）「俺たちの世界は悪かないが、生きてる奴がうらやましい時もある。生きられるなら生きな、悔いがないようにな」

カボチャがケタケタと音を立てる。

（ ( ｀皿´）「お前の友達にはよろしく言っておくぜ。じゃな、あばよ」

別れの言葉を残して消えた。
内藤は、暫くカボチャのあった場所を見つめていた。
顔を上げ、目の前を見つめて呟く。

（　＾ω＾）「……生きよう」

彼はそこを去った。振り返らなかった。

これで投下終了。ありがとうございました。
ミスがあって申し訳ない。

支援

って投下終了してるや乙

ハロウィンの使い方が良かった
カボチャが友人のデッキを借りてきたのかな

ねぇ、今何処？
投下乙ん中

友人がカボチャの姿でやって来たってオチじゃないの？

>>45
乙
オレ、もしもし卒業したら投下するんだ…

乙乙
カボチャが友人ってわけではないっぽいな

>>49
俺はもしもしでも投下していた勇者を知っている……

ゴースト王パンプキングだぞぉ

保守

>>49
な、なんだってー！
よし、ちょっとこつこつ書き溜めるわ

保守

ギャー！>>49は>>50だった

携帯作者は本当によくやるよなぁ
携帯だと修正が面倒だし親指がつりそうになるぜ
ところで短編の方が31日までに書き終わらないっぽいんだが…期間過ぎてもいいのかね

もしもしに言っておくがﾒ欄は使わない方が良い
主に顔文字的な意味で

モバスペ借りんのが一番良いとおも

集いし想いが、ここに新たな保守を呼び起こす！

保守しないで落としてしまおう
流石にこの時間帯で投下する人はいないだろうし
３０分以内に投下するっていう人が居るなら別だが

落とすの？
確かに今回は3回もたったからね

じゃあ寝るわ。おやすみー