( ∵)僕とビコーズのようです

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1代理
wktk
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 18:22:13.00 ID:FcKJj5ZXO

>>1
代理ありがとうございます。


まとめ?そんなの無ぇよ。


まったり投下します。


3 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 18:23:33.04 ID:FcKJj5ZXO





( ∵)僕とビコーズのようです



3話 お前小学生じゃねえだろ、常識的に考えて





4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 18:23:41.15 ID:2vpZTDm70
wktk
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 18:25:37.08 ID:5GETVsPT0
IDと共に5GET!
6 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 18:30:25.81 ID:FcKJj5ZXO


雀の鳴き声が、秋晴れの空に木霊する。
朝である。

( -ω-)「……む……」

( ^ω^)パチッ「おっ?」

内藤は目覚めた時、見知らぬ天井に一瞬戸惑ったが、枕元に置いてあった、昨日の出来事を綴ったメモを見通して一人納得する。

時刻はまだ早朝6時。
横を見ると、部下の棺桶死と、宿無し少年のビコーズが仲良く引っ付いて眠っている。
通報しようかと迷ったが、会社の信用を考えて止めた。


<ピンポーン♪


( ^ω^)「お?」

玄関からチャイムの音が鳴り響く。
棺桶死はまだ眠っている。

( ^ω^)「代わりに出てやるかお」

よっこいせ、と爺臭い掛け声と共に起き上がり、玄関へと向かった。

7 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 18:37:47.93 ID:FcKJj5ZXO

ピンポン、ピンポンと連続的にベルが鳴っている。
中々出ないので、苛ついているのだろう。

( ^ω^)「はいはーい」

内藤はセレブマダムよろしく、軽快な甲高い声を上げながらドアを開けた。

( ^ω^)「お?どちら様ですかお?」

( <●><●>)゙「どうも」


ペコリ、と頭を下げたのは、キッチリとスーツを着こなした男だった。
内藤と同じ位の身長、ギョロ目が印象的な紳士だ。


8 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 18:40:21.83 ID:FcKJj5ZXO

( ^ω^)「棺桶死ならまだ寝ていますが…用なら起こしましょうか?」

( <●><●>)「いえ、お構い無く」

内藤が問いかけると、紳士は両手を軽く振ってやんわりと断る。
物腰の柔らかい所は、何となく棺桶死と似ている気もした。


( ^ω^)「それより、どちら様ですかお?
棺桶死の知り合いですかお?」


( <●><●>)「あ、いや私、」




( <●><●>)「警察の者ですが」


( ^ω^)


( ^ω^ )

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 18:55:25.07 ID:en2iba6X0
こっちみんな
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:01:19.69 ID:FcKJj5ZXO
おぅふさるった

すいません、も一回最初から投下し直します。
少々お待ち下さい

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:04:24.62 ID:pAeNyaE9O
最初から? なんでだよう
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:05:17.84 ID:hBvNZ5aP0
最初からじゃなくていいだろwww
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:06:14.25 ID:PzJWLgImO
いみわからん
14 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:06:57.30 ID:FcKJj5ZXO
>>11
ビコーズ視点と決めていた筈なのに内藤視点になってしまったからです


それでは再投下します。

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:07:40.17 ID:XUrIlf7GO
( ∵)

(∵ )

(∵)

16 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:07:50.48 ID:FcKJj5ZXO



( ∵)僕とビコーズのようです


3話 お前小学生じゃねえだろ、常識的に考えて


http://imepita.jp/20091025/687151


17 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:15:03.55 ID:FcKJj5ZXO
『お前なんか、生まれなきゃ良かったのよ』

ごめんなさい、おかあさん

『何よ、その目。ムカつくのよ』

いたい、いたいよおかあさん。
ぶたないでよおかあさん。

『良い?お前を生んだのは私なんだから、お前が死ぬのも私の勝手なのよ』

おかあさん、おなかがすいたよ

おかあさん、こっちをみてよ

おかあさん、なんでぼくをなぐるの?

おかあさん、おうちにいれてよ

おかあさん、おかあさん


『……何よ、ちょっと!
何するつもりよ!止めなさい、止めっ………!』


ねえ、おかあさん。


18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:18:29.82 ID:pAeNyaE9O
うひィー!
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:19:02.20 ID:en2iba6X0
うわああああ
20 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:20:41.70 ID:FcKJj5ZXO


(;∵)「ッ!!」


いやなゆめを見た。
おかあさんのゆめだ。

まいにちぼくをなぐっていたおかあさん。

いつもぼくをいえからおいだしていたおかあさん。

ごはんをくれなかったおかあさん。

ぼくよりもしらないおじさんとなかよくしていたおかあさん。

( ∵)「……………」

キョロキョロとあたりをみまわすと、ぼくは二人のしらないおじさんと一しょにねむっていたらしい。

のっぽでやせたほうがオサムおじさん、少しふとったやさしそうなおじさんはないとーさんとよばれていた気がする。


21 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:25:53.88 ID:FcKJj5ZXO


( -゙_ゞ-) スピースピー
( _ω_) グォォォオオスピー

オサムおじさんもないとーさんも、グッスリねむっている。

ないとーさんはねぞうがわるい。
すっごいへんなかっこうでねている。くびはいたくないのかな。

オサムおじさんはパジャマのボタンがぜんぶ外れていた。
どんなねかたをしたらこうなるんだろう。

(*∵) モフモフ

ふとんのかんしょくを、もう一どあじわう。

ふとんでねるなんてひさしぶりだ(たぶん)。
いつもはガレージのすみっことかでねていたので、ふとんのやわらかさに思わずうっとりする。


22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 19:33:48.26 ID:A93pIXzDO
23 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:34:47.31 ID:FcKJj5ZXO

<ピンポーン

( ∵)「!」

ぼくがふとんのやわらかさにみりょうされていたとき、げんかんからチャイムの音がきこえた。

おきゃくさん、かな。

(∵ ) チラッ

( -゙_ゞ-) …zzZ

おじさんはまだねている。
起こすのはなんだかしのびなかった。

ぼくが代わりにでよう。
チャイムがれんぞくてきに鳴りだしたので、あわててげんかんへと向かった。


( ∵) ガチャッ

( <●><●>)ヌッ「どうも」

(;∵)そ

いちおうようじんして、チェーンをかけたままドアを開けた。
そしたら、いきなりギョロ目のおっかない人がかおをのぞかせてきた。

24 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 19:46:18.00 ID:FcKJj5ZXO

ふしんしゃだ、へんたいだ。

ぼくはコンマ0.2びょうでそうはんだんし、いきおいよくドアを閉めた。


( <●><●>)「そぉいッ!」


とおもったらしまらなかった。
ギョロ目が足をドアにはさんだせいだ。

(#∵) ギギギギギ

( <●><●>)「フッ…私を見て瞬時にドアを閉めるとは、中々の度胸ですねっ…!」

(#<●><●>)「だが甘いッ!」

ギョロ目がさけんだかと思うと、ドアが一気にグアッとあいた。
ブチブチッといういやな音がひびき、くさりがぼくのほほをかすめてふっとんでいった。

なんてヤツだ。
ぼくのからだにせんりつがはしった。


25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 20:12:40.94 ID:9uEfZKu3O
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 20:13:58.53 ID:nY45d6Kq0
支援
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 20:29:54.12 ID:9uEfZKu3O
(∵`)
28 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 20:36:31.25 ID:FcKJj5ZXO
すみません、少し出かけてきます。

度々すみません。

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 20:45:36.31 ID:cgOprg6AO
なん…だと…?

保守しとけばいいのか?
30 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 21:03:49.72 ID:FcKJj5ZXO
戻ってきました。


再投下します。
31 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 21:09:30.98 ID:FcKJj5ZXO

(<●><●> ) ズイッ

(;∵))) ジリッ


ギョロ目がいっぽふみだし、ぼくはこはばでこうたいする。

(;∵)「……………だ……れ…」

( <●><●>)「驚かすつもりは無かったのですが……」

ギョロ目はピシッと着こなしたスーツのうちポケットをさぐり、何かをとりだした。

(;∵) ゴクッ


( <●><●>)つ■「私、警察の者なのですが」


( ∵)

(∵ )


('A`)


32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/25(日) 21:14:15.55 ID:en2iba6X0
ちょwww
33 ◆jPpg5.obl6 :2009/10/25(日) 21:15:51.38 ID:FcKJj5ZXO

( ゚゙_ゞ゚)「コラ」

ゴンッ!
  
( <〇><〇>)「あ痛っ!!」

とつぜんぼくの後ろからうでがとびだし、ギョロ目のアタマを思いっきりなぐった。
ギョロ目は黒いてちょうのようなものをとりおとし、それはぼくのあしもとにおちた。
いつからいたのか、オサムおじさんはそれを拾うと、あきれたような声をだした。

( ゚゙_ゞ゚)「今どき、こんなオモチャの警察手帳なんぞにひっかかる奴がいると思うか」

(。<●><●>)「くそーっ!」

( ><)「ちぇー、バレちゃったですか」

(*‘ω‘ *)「つまんねーっぽ、オサムのKY」

(;∵)そ「!?」

34 ◆jPpg5.obl6

ややなみだ目になったギョロ目のうしろから、ぼくと同い年くらいの男の子と女の子が、ニュッとかおをつきだしてきた。

(;^ω^)「何の騒ぎだおー…って」

(;^ω^)そ「何ぞこれぇえ!?」

さわぎを聞きつけたないとーさんは、バラバラになったチェーンとぼくらをこうごに見ながらシャウトした。

( ゚゙_ゞ゚)「すみません、気にしないで下さい」

(;^ω^)「いやいやいやいや!気にするお!
つかその子達誰だお!?」

( <●><●>)「あ、私達警察n」

( ゚゙_ゞ゚)「そのネタはもう良い」

( <〇><〇>)そ「いでっ!!」