都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:31:28.04 ID:u69+koEN0
落ちててビビったんだぜ乙!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:31:44.48 ID:MnblXnIW0
風呂に入ってるうちに落ちた…だと…?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:32:48.56 ID:9azVhP6r0
俺も新着チェックしたら落ちててびっくりしたんだぜ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:35:08.67 ID:hvWoM2RE0
今着た産業
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:37:41.22 ID:u69+koEN0
さて、誰の視点で書くかな
>>7 まとめ乙なんだぜ!!!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:41:19.92 ID:vMCDwP5RO
何…落ちたのか?
11 :
小ネタ:2009/10/14(水) 19:42:28.76 ID:u69+koEN0
「…うー?」
ぴくりっ
先ほどからお菓子に夢中だった少年が、ぴたり、その動きを止めた
傍に居た女性が、不思議そうに首をかしげる
「どうかしたんですか?」
「………うー?うーうー」
かくん、と
少年は、それに対して不思議そうに首を傾げてきた
一体、どう言う事なのか
女性は、不思議に思ったが
「…あ、そうだ、飲み物、とってきますね」
「うー!おねーちゃんありがとー!」
少年の持っていたコップが、空になっている事に気づき、飲み物を取りに行った
そんな女性を見送って………少年は、きひひっ、と笑った
「……そっか、連れて来ちゃったんだ……きひひひひっ」
「……む」
「?将門様?」
しえーん
13 :
小ネタ:2009/10/14(水) 19:46:28.27 ID:u69+koEN0
「どうかなさいましたぁ?」
…何かを感じ取ったのか、将門は眉を顰めた
金髪の青年とキャリアウーマン風の女性が、不思議そうに主を見つめる
「…あぁ、いや、何でもない」
「そうですかぁ?」
キャリアウーマン風の女性が心配そうに見つめるが、将門は気にするな、と答える
彼女にちゃぷり、杯に酒を注がせる
「…お前たち、「怪奇同盟」の盟主が、どのような姿をしているか、把握しているか?」
「え?……いいえぇ。あなたはぁ?」
「いえ、俺も「怪奇同盟」とは接触したことなんで…」
「………ふむ」
では、どうしようか?
しばし、杯の中の酒を見つめて思案し…将門は、顔をあげる
「…あの少年に、「怪奇同盟」の盟主を見かけたら、我が話があると言っていたと伝えよ」
「あ、はい」
わかりました、とそう答えて、青年は将門から離れていく
キャリアウーマン風の女性は将門に寄りかかりながら、小さく首をかしげていた
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 19:47:07.12 ID:Nfn7DorT0
< ̄ ̄ ̄>
.  ̄>/
/ /
//
// _/| __
==fニニニニP=_/_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__l~|
{]ニ{ヽi!~i!~i!~l~〕~(_))~( ̄l~ ̄l ̄ ̄=l|
~`' ̄ ̄~~ ∩(_))~ ふ∩-‐ソフー--=ll
// | |〈i!i!/
//Λ_Λ | | ~
| |( ´Д`)// <こ、これは
>>1乙じゃなくてポロリ温泉伝統製品初の支援型モルスァ試合専用ガンなんだから
\ | 変な勘違いしないでよね!
| /
/ /
__ | | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
15 :
小ネタ:2009/10/14(水) 19:48:27.70 ID:u69+koEN0
「「怪奇同盟」の盟主に、用事がありますのぉ?」
「あぁ、用ができた」
…関わりあいになりたくない気配を感じたからこそ、結界を張っていたのだが…
やはり、「首塚」本体から離れている以上、自分の結界能力は「怪奇同盟」の盟主には敵わないか
いや、そうでなくとも、自分は結界系の能力はさほど高くはないのだが…
…まぁ、仕方ない
入り込んだそれが騒ぎを起こすようだったら、そいつを祟るだけだ
あっさりとそう言う物騒な結論に達し、将門は改めて酒を楽しむ事にしたのだった
続く予定はない
ゲデが会場内に入ったようなので、察知させて見た
都市伝説4コマ風劇場
「あ、ちょうどよいところに」
「盟主さん。なにか?」
「この方を会場の外で捕まえたのですが、どうしましょう」
「俺に聞かれても・・・」
「兄さん、ここは私にお任せを」
「どっからロープを出した」
「とりあえず縛りました」
「なぜ亀甲縛り」
「一番安全かと」
変態、縛られるの巻
ここまで書いておいてなんだけど目を覚ました彼の反応は丸投げしとく。
落ちててびびったー
17 :
首なしライダー 小ネタ:2009/10/14(水) 20:01:25.85 ID:vMCDwP5RO
賑わう宴の最中、俺は色々なテーブルを渡り歩きジュースの栓を空けたり、空になったジュースの瓶やペットボトルなどを回収していく
あの金髪の青年には悪いかもしれないが、これくらいはしてもいいだろう
宴は賑わい、筋肉同士の争いやらカラオケで暴走している少女やら様々な都市伝説やその契約者が宴を楽しんでいる
…ちくしょう、テーブルに並んだ甘そうなお菓子がすごく食べたい
しかし目の前には美味しそうな大量のお菓子が並んでいるが…一部、人間の食べ物ではない物も交じっている
これって…食べられるのか?
…いや、でもこうしてテーブルに並べてあるという事は当然食べれるという事だろう
俺は虫が入ったパンを間近で観察してみる
…思った以上にグロテスクです
いや、誰が食べるんだよこれ…
…俺はそのテーブルにあったジュースの栓を空け、次のテーブルへと移った。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:02:38.90 ID:u69+koEN0
ゲデ縛られたwwwwwwwwwそれはいいけど何故その縛り方wwwwwwwwwwwwwwwwww
そして首なしライダーしえーん
19 :
首なしライダーの人:2009/10/14(水) 20:07:10.58 ID:vMCDwP5RO
変態が廃ビルに入ってもとりあえず彼は普通に雑用をしてるはず…
20 :
首なしライダーの人:2009/10/14(水) 20:09:41.95 ID:vMCDwP5RO
…って、『以上』を入れ忘れた
orz
21 :
小ネタ:2009/10/14(水) 20:11:44.36 ID:u69+koEN0
「−−−−−−っは!!」
ぱちっ!
亀甲縛りで縛られた男性が、目を覚ました
その様子に、縛った当人とその兄が、様子を見ようと舌が
「…おやおやおやぁ?ビュ〜〜〜ッティフルな美女に電撃プレイを喰らったと思ったら、今度は縛られてるであるかぁ?
何とも今日は寂しい思いをしたり美味しい思いをしたりと忙しい日であるよ
か〜〜〜〜っらからからからからからからからから!!!」
…………
「兄さん、この人、変態です」
「いや、目が覚めたばかりで錯乱しているのかもしれないから、いきなり変態認定はしつれ……いや、変態か?」
「オーマイガっ!?何やら心抉られる会話をされているよっかーーん!?でも我輩負けないであるよ!」
縛られた状態のまま、からからとその男性は笑う
黒い、くたびれて古ぼけた黒の燕尾服にシルクハット…それだけならば、落ちぶれ紳士と言ったところだが、その表情はどこか品がない
葉巻をくわえている様子でも似合いそうなその雰囲気は、まさしく「ヤクザ紳士」と言った所か
「からからからからからからからから!!そこなクールガール?我輩の置かれた状況を説明してくれるとありがたいであるよ」
ごろん
縛られた状態のまま、そのヤクザ紳士は己を縛った当人を見上げた
22 :
小ネタ:2009/10/14(水) 20:15:07.07 ID:u69+koEN0
別に、自分を縛った当人だとわかって、声をかけたのではない
少女だから、声をかけたのである
ただ、それだけだ
男と女がいたら、とりあえず女に声をかける
これが彼の心情である
「えぇと、このビルの前で気絶して、運びこまれたので。とりあえず、縛っておきましたけど」
「ほほ〜〜〜〜う?我輩、電撃プレイを喰らった後に、中に運び込まれたであるか
…我輩、招待されてないから入れなかったはずであるがぁ………?
結界を破れるほどの強者が、我輩を運んでくれたであるか、いや、愉快愉快!
か〜〜〜〜っらからからからからからからかからから!!!」
何が楽しいのか、ヤクザ紳士は笑う
そして、楽しげに、少女と少年を見上げた
「我輩、サムディ男爵であるよ。これでも一応都市伝説である。
そして、もう一つ尋ねたいであるよ」
「…何だ?」
やや、警戒したようにそう問い掛けてきた少年に
サムディ男爵…ゲデは、ニヤリと笑った
「我輩を縛り上げたのは、ガール、オアボーイ??」
少女と少年を、順々に見つめ、ゲデは訪ねる
23 :
小ネタ:2009/10/14(水) 20:17:21.59 ID:u69+koEN0
……やや嫌そうに、少女が手をあげると
「おぉ〜〜〜〜っと!?我輩、ビューティフルガールに縛られたであるか!?
我輩、縛る方が好きであるが、逆に縛られると言うのもこれはこれでまた!?
これは、友人に自慢すべき体験であるよ!か〜〜〜っらからからからからからからからから!!」
「兄さん、やっぱりこの人変態です」
「うん、変態だな」
…まぁ、変態だとわかったところで
一体、どうしろと言うのか、と言うのはまた謎であるし、どうしたらいいのかわからない
…そもそも、気のせいだろうか?
方向性はさておき、この会場には、既に多種多様の変態がいるような気がするのは
馬鹿笑いを続けるゲデを前に、合わせ鏡のアクマとブラックドックの契約者である少年と、その妹は
どこか困ったように、ゲデを見つめているのだった
終われ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:18:46.39 ID:9azVhP6r0
今日はここで落ちるぜ…
明日も残ってると幸せなんだぜ…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:20:17.71 ID:u69+koEN0
丸投げされたので書いてみたんだぜ!
この後ゲデがどうなるかはわからない
そして首なしライダーの人乙っした!
さすが、早い早い
やはり縛られていてもサムディ男爵は変わらんなw
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:29:18.93 ID:u69+koEN0
>>26 アクマの契約者と妹の話し方間違えていたら御免なんだぜorz
縛られたら、むしろサムディ男爵は喜ぶと思うよ!!
28 :
Y:2009/10/14(水) 20:30:07.85 ID:nLL8fXA0O
黒服Y「あれ?」
同僚「どうしました?」
黒服Y「いつの間にか果実酒の瓶とジュースの瓶が混ざっちゃってる。おまけに栓も開いてるや」
同僚「別にいいでしょう、飲むとき気をつければ」
黒服Y「そうだね」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:36:03.65 ID:u69+koEN0
っちょwwwwwww
これはジュースと間違えて酒を飲んでしまう人増加のヨカーーンwwwwwwwww
都市伝説4コマ風劇場
「兄さん、どうしましょうか」
「とりあえず縄は絶対ほどくなよ」
「か〜〜〜〜っらからからから!!我輩、なにか食べたいのであるが」
「だ、そうですが」
「そして食べさせる時はビューティフルガールに「あ〜ん」とかされたいのである!!
か〜〜〜〜〜っらからからから!!!」
「兄さん、こいつが逃げないように見張っていてください」
「なにを?」
「虫パン取ってきます」
サムディ男爵の変態の方向性がわからんなぁ・・・
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:40:10.69 ID:u69+koEN0
サムディ男爵の変態の方向性=(黒服H+「第三帝国」のドクター)×2というイメージなんだぜ
……あれ?最低じゃね?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:44:26.60 ID:lT/qbTyr0
34 :
「はないちもんめ」:2009/10/14(水) 20:46:18.91 ID:lT/qbTyr0
居た、見つけた
少女「黒服〜!!!!」
彼目掛け
走る
飛ぶ
飛び込む
黒服D「グッフゥッ!?」
黒服は座り込むように後ろに倒れる
そのまま、胸の辺りにしがみ付いて頬ずり
少女「はふぅ」
暖かい・・・黒服の臭いがする
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:46:54.15 ID:u69+koEN0
はないちもんめきたwwwwwwwwwwwww支援!
36 :
「はないちもんめ」:2009/10/14(水) 20:48:03.29 ID:lT/qbTyr0
黒服D「ゲホッ、一体何が・・・・・・アルコール臭い・・・もしかして、お酒飲みました?」
少女「わかんなぁい」
そんなの覚えてない
今は黒服にこうしてたい
それ以外はどうでも良い
黒服D「酔ってますね・・・・・・一応注意した積りだったんですが」
そんなん知らん
黒服が少し睨むように私を見てる
私を、見てくれてる
少女「くろふく〜」
黒服の後頭部に腕を伸ばす
黒服D「はい?」
捕まえた
少女「好き」
黒服D「は?「んっ」むぐッ!?」
黒服の顔に顔を押し付ける
否、口に口を押し付ける
はないちもんめの捨て身タックルwwwwww
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:48:54.71 ID:u69+koEN0
やった!!!
39 :
「はないちもんめ」:2009/10/14(水) 20:50:07.29 ID:lT/qbTyr0
黒服は口開けてたから入れるのは簡単だった
舐めて
絡めて
思いっきり吸う
黒服が目を白黒させてるのが判る
面白い・・・
黒服D「むぅッ!?・・・んッ・・・んんんっ?!」
黒服の味がする・・・父親のを舐めさせられた時みたいな不快なんじゃなく、もっと味わいた―――「何してやがんだテメェはァッ!!!」スパーン ふげッ!?
突如後ろから飛んできた何かに後頭部を殴打され、私は意識を失った・・・・・・
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:50:50.65 ID:u69+koEN0
さりげなく過去が垣間見えた支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:51:38.35 ID:vMCDwP5RO
支援WWW
42 :
「はないちもんめ」:2009/10/14(水) 20:52:17.20 ID:lT/qbTyr0
チャラ男「大丈夫か?!」
黒服D「え、えぇ・・・まぁ」
目の前にはゼェゼェ言いながらスリッパを片手に持っている
チャラ男「しかし、コイツ一体どうしたんだ?」
黒服D「お酒を間違えて飲んで酔ったようですね・・・」
チャラ男「マジか・・・他の奴にも注意した方が良いかもしんねぇな」
黒服D「取り合えず酔いが残らないようにユニコーンの角の粉末を飲ませておきます」
尚、これが原因で、数十分後目を覚ました少女が全快し、酔った間の記憶を綺麗に忘れていたが、今はどうでもいい話である
終わっちまえ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:54:01.92 ID:u69+koEN0
はないちもんめ乙!!!
まぁ、記憶が残っていたとしてもチャラ男に邪魔されたと知ったらそれはそれで修羅場になりそうだなwwwwwww
瞬時に脳裏に各キャラのファーストキス一覧表なるものが浮かんだが使いどころがないんだぜ
乙www
はないちもんめがデレたww
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:57:33.77 ID:lT/qbTyr0
まず最初に黒服Dさんに土下座・・・じゃすまないから禿に掘られながら切腹でするよ
取り合えず『はないちもんめ』暴走
ユニコーンの角の粉末がアルコールにも効果あるのかが果てしなく疑問
>まぁ、記憶が残っていたとしてもチャラ男に邪魔されたと知ったらそれはそれで修羅場になりそうだなwwwwwww
記憶が残っ無くても何となく「気がする」レベルで修羅場になりそうな気がしたのは俺だけでしょうか?
>はないちもんめがデレたww
酔ってデレてディープまでやって置きながら何の進展も無さそうなのが
黒服Dとはないちもんめな気がする今日この頃
片方鈍感で片方デレた間の記憶無いとかもうね
>瞬時に脳裏に各キャラのファーストキス一覧表なるものが浮かんだが使いどころがないんだぜ
気にはなるが使いどころはなさそうだなwwww
さり気なく使われてる虫パンが何気に嬉しいんだぜ
では、お目汚し失礼しました
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 20:59:26.48 ID:u69+koEN0
>>45 大丈夫だ、ユニコーンの角の粉末は、ありとあらゆる害ある物質を取り除いてくれるはずだからwwww
「気がする」レベルでも修羅場になりそうなのは納得wwww
そして、うん、進展なさそうなヨカーン
たまに、使いどころのない表ばっかり頭に浮かぶんだぜ
チャラ男の警戒しない対象一覧表とか
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:01:30.14 ID:dyDy/43UO
主人公はクロダでいいと思う
これはいいデレを見たw
49 :
小ネタ:2009/10/14(水) 21:09:52.12 ID:u69+koEN0
「まったく……」
黒服が、気絶したはないちもんめの契約者を介抱すべく、抱き上げて連れて行っている姿を見送りながら…青年は小さくため息をついた
…あいつ、あぁいう酒癖だったのか
あれか、キス魔って奴か?
あれは、あまり酒は飲ませない方がいいと思う
いや、そもそも未成年である時点で、飲ませるべきではないのだが
……それにしても
自分は、何故、彼女のあの行為を妨害したのか?
まぁ、一つは黒服が困っていたというか困惑していた様子だったし、無理矢理だったみたいだからと言うのもあるが…?
調理場に向かいつつ、首をかしげ…
一つ、理由が思い当たった
「あ、そうか」
自分はまだ他人との口付けなどしたことがないのに、10も年下であろう彼女がそれをしていたのを見て、何か腹が立ったのか
なるほど
……………
理由が思い当たったところで、自分の女性関係の縁のなさに気づいて
ついでに、初体験は済ませているのにキスはまだとか何だよ、いや、そもそも初体験つっても無理矢理食われただけじゃねぇか畜生め、と
何か、色々と憂鬱な状態になるのだった
終わっておけよ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:11:21.17 ID:lT/qbTyr0
>「気がする」レベルでも修羅場になりそうなのは納得wwww
あぁ、本当に同居始まったら毎日が修羅場なんじゃなかろうか
>そして、うん、進展なさそうなヨカーン
酔ってたからで片付けられるんですね、わかります
>チャラ男の警戒しない対象一覧表とか
Dと将門様が上位にいるのは見えた
>これはいいデレを見たw
そういってもらえると嬉しいんだぜ
個人的にはこれで良いのかと不安だった
そして支援!!
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:13:58.41 ID:lT/qbTyr0
支援と思ったら終わっていたorz
乙!!
> 自分はまだ他人との口付けなどしたことがないのに、10も年下であろう彼女がそれをしていたのを見て、何か腹が立ったのか
お前は子供かwwww
いや、それ以上に理由はそっちかwwwww
それに食われたけどキスはまだだったのかwwww
と、突っ込みどころが多すぎるwwww
改めて乙!
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:16:33.84 ID:u69+koEN0
カっとなってチャラ男視点で続けさせて見た。後悔はしていない
>>50 >あぁ、本当に同居始まったら毎日が修羅場なんじゃなかろうか
大丈夫だ…チャラ男のバイトの時間とか黒服の勤務時間とかの関係で、同居っつっても意外と一緒に居る時間はさほど長くなさそうだ…っ
>Dと将門様が上位にいるのは見えた
ちなみにこんな感じ
↑無警戒
黒服D
将門
はないちもんめ 、コアラショタ、一年生になったら、滝夜叉、ハンガーの生首
フィラデルフィア計画、コアラショタのパパ、「死人部隊」の中年、カレーおじさん
キャリアウーマン
技の厨2病、ヤンデレ弟、メル
カレーおじさんの契約者、上田
↓ 警戒
関わりってか面識人物で書いたらこうなった
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:20:55.07 ID:lT/qbTyr0
>ちなみにこんな感じ
>一年生になったら
危ないwこれは危ないw
>キャリアウーマン
この人ももっと上位に居ても良さそうな・・・あぁ、本能的にヤバさを感じ取ったのか・・・
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:24:13.34 ID:u69+koEN0
>>51 >それに食われたけどキスはまだだったのかwwww
愛のないプレイだったからキスはなかったんだよ
なお、いつぞやのどうなったのかぼかしたアレがif展開でのあれと同じだった場合は、あれが初キスとなる罠
>>53 多分、「一年生になったら」の危険性をチャラ男はわかってないよ!キャリアウーマンのヤバさは気づいてるくせにね!
>>52の表に面識ある人物でTさんたちを付け加え忘れてた
リカちゃんがコアラショタとかと同じくらい、夢子ちゃんがフィラちゃんたちと同じくらい
Tさんが技の厨2病たちと同じくらいで、Tさんの契約者がカレーおじさんの契約者とかと同じくらいかと
Tさん「まあ、彼には嫌われているしな」
契約者「何故だ!? あんなに仲良く遊んだ仲じゃないか!?」
リカちゃん「うー?」
夢子「あはは……」
56 :
禿:2009/10/14(水) 21:33:43.48 ID:lT/qbTyr0
今回の宴会・・・予想以上に面白いのが多い
先ほどの最強の傭兵を名乗る男に、突如巨大化したノミの様な男
更に、果敢にも私に挑もうとした少女・・・
なんと素晴らしい事か
彼女も何れは我々に並ぶ漢女になるに違いない
禿「楽しくなりそうだ・・・・・・「黒服〜!!!!」ん?」
観ると過労死候補の黒服が、少女に押し倒されている
あの少女は確か・・・今の『はないちもんめ』の契約者・・・
成る程、話に聞いていた通り確かに似ている
30年前・・・私が殺し、私を殺した彼女に瓜二つだ
禿「血ですか・・・」
少し過去の思い出に浸っていると、目の前を首の無い女性が歩いていく
確か、兄貴の一人が御世話になった『首なしライダー』?
わが内に居る兄貴から「あの夜はとてもエキサイティングでした、また何れ会いましょうと伝えてくだサーイ」と言われていたが・・・まぁ、いいか
宴会会場の片隅で、一人酒を飲む禿でした
都市伝説4コマ風劇場
「将門公が私に、話があると?」
「うー!言ってた!」
「はて、なんの話でしょうか・・・さっきの男の件?その時の結界破壊?」
「それとも・・・ジュースと果実酒の瓶や缶をごちゃ混ぜにしたことか、
あるいはテーブルに落書きを彫ったことなのか・・・」ブツブツ
「うー?とりあえずいくー!」
「あ、はい・・・・・・まさか!普通の料理の横に
さりげなくゲテモノを置き直したことがバレました!?」
よい子は置かれた料理が食べれなくても、イタズラなんかしちゃ駄目だぞ☆
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:35:27.89 ID:u69+koEN0
禿乙!!
因縁のヨカーンだが内なる兄貴何言ってやがるwwwwwwwwwwwwww
>>55 >「何故だ!? あんなに仲良く遊んだ仲じゃないか!?」
チャラ男「俺は遊ばれただけだっ!!!」
どうでもいいが、これはこれで誤解ワードだと思った
なお、表ではないちもんめたちから上の相手の前だと、平気で寝てしまうくらいの無警戒といったところ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:35:52.33 ID:lT/qbTyr0
なんとなく禿
そして回収は未定な伏線
>多分、「一年生になったら」の危険性をチャラ男はわかってないよ!
逃げろチャラ男、ソイツ食う気だ(食事的な意味で)
>Tさんの契約者がカレーおじさんの契約者とかと同じくらいかと
Tさんより低いのかwww
>契約者「何故だ!? あんなに仲良く遊んだ仲じゃないか!?」
×チャラ男と遊んだ
○チャラ男で遊んだ
ってことですね、わかります
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:36:18.42 ID:u69+koEN0
っと、盟主様も乙……って、何やってますか盟主様wwwwwwwwwwww
食べれない腹いせなのかwwwwwwwwwwwwwwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:40:08.20 ID:VeyWcdXLO
盟主さんイタズラ好きwww
Tさんの契約者嫌われ過ぎワロタwww
今更だが、伝えに行かせたのってコアラ少年だったのか?
姫「漢女・・・・・・・・・いや、ならないわよ?」
主「その間はなんだ」
夕飯片付け急いで終わらせてきたらwwwwなんだこのカオスwwww
とりあえず皆おつwww
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:42:13.18 ID:u69+koEN0
>>59 遊ばれたから低いよwwwwwww
…因みに、カレーおじさんの契約者は元々はフィラちゃんたちと同じくらいだったんだが、最近ここまで落ちた
>>62 コアラショタ「うー!僕が伝えに行ったー!うーうー!」
はい、コアラショタで間違いないです
貴腐人のペンネームやらサークルネームって有ったっけ?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 21:50:18.74 ID:u69+koEN0
>>65 特に決まってないんで、出したもん勝ちの法則です
盟主「食べられないので暇でやった、後悔していたらキリがない」
主「子供かっ!」
合ってたーよかったー
というわけで盟主は将門公の元へ行きました。
そろそろ寝よう。
明日、スレが残っていれば幸いだ。
>>66 有ればメイドvs貴腐人するのに使おうと思ったんだが、あいにくいい感じのが思いつかん。
メイドがまだ学生で腐女子になった頃。そしてまだメイドじゃなかった頃。
初めて貴腐人の作品を目にした時の感想。
メ「綺麗…人間(普通の女子)ならば五分で脳が腐る死の本なのに…」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:05:12.80 ID:u69+koEN0
>>69 んじゃ、今ぱぱっと考えて見る
ペンネーム 壁際セーラー服
サークルネーム 危険指定
こんな感じ?
なお、ペンネーム・サークルネーム共に高校生の頃からずっと使ってる感じ
メイドvs貴腐人wktkほ
72 :
三面鏡の少女:2009/10/14(水) 22:21:25.89 ID:JSJXcUyi0
「うーん、流石宴会だけあってお酒ばっかりだなー……ジュースとかお茶とかはどこかなー」
飲み物を取ってくると言って呪われた歌の契約者から離れた三面鏡の少女
テーブルに並ぶ料理はどれも美味しく、計画的に食べないとすぐに満腹になってしまいそうだった
もっとも、一部少々アレなものも混じっていたが、それは見なかった事にしていたのだが
「それにしても、なんていうかホント開放的というか何と言うか」
途中、担当であるはずの黒服Hよりなにかと世話になる事の多い黒服Dの姿を見て挨拶をしようかと思ったのだが
何というか取り込み中というかまあ色々ありそうだったので思わずすぐに目を逸らしてスルーしてきてしまった
「都市伝説は年齢とか外見じゃわからないし。契約者の方だったら……Dさんってそっちの趣味?」
変な方向に思考が飛びそうになったりしたのを、頭をぶんぶんと振って切り替える
「あ、そうだそうだ、飲み物飲み物……あ、ジュース発見」
誤魔化すようにコップを手に取り、瓶の中身を確認せずに注ぐとすぐに口をつける
くぅ―――――――――――――っと一気に流し込まれたそれは、果実酒とジュースどちらだったのか
「けふー」
少女の喉から漏れた、熱を帯びたような吐息
「おねーさーん、おいしーじゅーすげっとぉ〜♪」
大ぶりな瓶を一つ手に取ると、少女は明後日の方向に向かって歩き出した
教訓:お酒は二十歳になってから
早速酔ってるなww
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:25:45.29 ID:u69+koEN0
三面鏡の少女乙ー、って、酔ったーーっ!?wwwwwwwww
黒服H「……む!?あの少女がどこかでいい具合に酔っている予感!?」
黒服C「どんなセンサーですか!?そしてどんな妄想をしているんですかひぎゃあ絡み付いちゃらめぇ!?」
乙
三面鏡の少女の周りの人間の立ち位置からしてこれはエロい予感!!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:29:20.45 ID:lT/qbTyr0
>姫「漢女・・・・・・・・・いや、ならないわよ?」
もったいない
三面鏡の人乙〜
>何というか取り込み中というかまあ色々ありそうだったので思わずすぐに目を逸らしてスルーしてきてしまった
端から見れば犯罪だしなwwww
って酔ったwwwww
黒服Hが着てないのが残念で仕方ねぇwwwww
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:41:51.31 ID:u69+koEN0
>>76 黒服Hがきてたら多分大変な事にwwwwwwwww
髪が伸びまくる意味でwwwwwwwwwwww
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:43:13.65 ID:lT/qbTyr0
>髪が伸びまくる意味でwwwwwwwwwwww
しかし、既に会場は人外魔境なので今更毛玉妖怪一人増えても然程違和感が無い罠
変態では有るけどね
>>77 最終的に亀甲縛り二号になってそうな予感がwww
80 :
小ネタ:2009/10/14(水) 22:50:12.37 ID:u69+koEN0
「−−−−ううん」
「お目覚めになられましたか?」
かけられた声に、少女ははっ!?と一気に目を覚ました
視界に飛び込んできたのは、黒服の顔
そして、後頭部に感じる感覚は……膝?
この状況は、即ち
黒服に、膝枕されている?
「え、あ………え!?」
「ユニコーンの角の粉末を飲ませましたので…アルコール成分は、体内に残っていないはずですが」
大丈夫ですか?と
改めて、尋ねられて
現在の状況がはっきりとつかめないまま、少女は頷いた
「…私…えぇと…?」
「覚えていませんか?」
…何だろう?
何やら、とても幸せな事があったはずなのに…覚えていない
そして、何故だろう
とても幸せな事のはずだったのだけれども、同時に、恥ずかしいような気がするのは
81 :
小ネタ:2009/10/14(水) 22:52:30.59 ID:u69+koEN0
思い出したいはずなのに、思い出したくないような
そんな、奇妙な感覚を少女は覚える
「…アルコール成分、って言ったわね?」
…とりあえず
膝枕状態がどこか恥ずかしくなって、少女は体を起こした
はい、と黒服は頷いてくる
「ジュースと間違えて、お酒を飲んでしまわれたようですね…甘い果実酒などもありましたから、そのせいでしょう」
「…そう、なのかしら?」
首をかしげる少女の姿に、黒服は小さく苦笑してきた
…酒を飲んだ、という記憶すら、ないのだが
知らないうちに酔ってしまって、黒服に迷惑をかけてしまったのか?
そう考え
「…覚えていなくて、申し訳ないんだけど。私、あなたに何かした?」
と、そう、少女は黒服に尋ねた
………
…………
……………
沈黙が、場を支配する
82 :
小ネタ:2009/10/14(水) 22:54:57.16 ID:u69+koEN0
「……いえ、何も」
「何故視線をそらすのっ!?」
一体、何が!?
何があったと言うのか!?
聞きたいような、聞くのが怖いような…っ!?
少女が、ややパニック状態になっていた、その時
「お?目、覚ましたのか?」
ひょこりっ
2人がいた部屋に、金髪の青年が顔を覗かせて来た
…この部屋、調理場のすぐ隣の部屋だったのである
青年としても、少女の事が心配だったので、すぐに様子を見られるよう、介抱場所として、黒服にこの部屋を教えていたのだ
「はい、酔いも醒めているようですし、大丈夫かと」
「そうか。良かったな」
ほっとしたように笑う青年
…その青年の、姿に
何か、とてもいい事を、この青年に邪魔されたような予感がして
少女は、やや剣呑に、青年を睨むのだった
終われ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:55:58.68 ID:u69+koEN0
はないちもんめの人に焼き土下座っ!!
とりあえず、目を覚ました後を書いてみた。全ては勢い
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 22:57:51.67 ID:lT/qbTyr0
>>83 乙〜
勢い結構!
俺も殆どその場のノリで書いてる!
やっと酒を飲んだ事を知った・・・けど、何したか覚えておらず
その割りにチャラ男に邪魔された自覚だけはある・・・自分で言っておいてなんだが
なんて質の悪い酔い方wwwwww
乙っすwww
はないちもんめの容姿だとキスじゃなくてチューと表現したくなる俺に何か言ってくれ!!
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:01:05.93 ID:u69+koEN0
>>84 はないちもんめにとって幸いなのは、寝ている間ずっと黒服Dが膝枕してくれていた事でしょうか
…何?気絶中だからあんまり関係ない?
まぁ気にするな
確かに、酔っている間の記憶が完璧になくなる黒服Dや、全部覚えていて恥ずかしくなって盛大にぶん殴ってくる赤(青)いはんてんより質の悪い酔い方だwwww
>>85 すごく…初々しいです
おつwww
ちなみに今回はどうやってのまs
>>85 チューだと確かに年相応wwww
88 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:02:09.53 ID:de8abyBz0
「あ"〜〜」
くそう、黒服さんめ、なかなかインパクトのある代物を食わせてくれるじゃねえか。
「自分で食ったんだけどさ……」
うん、過ぎ去った過去のことは忘れよう。さてさて、お口直しにいろいろと物色しましょうかね〜。
「契約者?」
「げ」
ホールの本会場でよさげなものを見つけ、それを片手に戻ろうとしたところでTさんに見つかった。
「どうしたんだ?」
「い、いやぁ、食料確保?」
嘘だ。いや、あながち嘘じゃないけど。
黒服さんが持ってきたクソ甘いクッキーの形をした劇薬(そうとしか思えん)。それの中和のために、
「酒はいかんな、契約者」
黒服さん、なんで酒を持ってきてくれなかった!?
そう恨みごとが頭の中に浮かぶけど、あの人は真面目そうだししょうがないかな〜。
「後生だ! なんかクッソ甘い代物食わされちまって辛い酒でもこうグイっとやりたい所なんだよ!」
頼みこんでみるが、
「却下」
「鬼いいいっ!」
取りつく島もないTさんに手をぶんぶん振って麦酒でもいいんだ! アルコール少ねえから酔わないだろ!? と訴える。
「酒が飲みたいだけだろう、契約者。酩酊した状態で夢子ちゃんと別れるつもりか?」
「う、」
ま、まあ、実際さっきの烏龍茶でけっこう状態異常は回復したけどさ。いつもは気づいても気づかない振りしてくれるくせに今日だけ厳しいのはそのためか。
しょうがない。
これ以上言っても最終的にTさんに酒瓶を奪われるだけだし俺も素面で夢子ちゃんとは別れたい。恨みがましく舌うちを一つして話を変えることにした。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:03:51.03 ID:u69+koEN0
>>87 黒服D「口移しですが?」
なお、黒服Dは口移しを人工呼吸と同じくらいにしか考えてないから困る
そしてTさん支援!
90 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:04:22.78 ID:de8abyBz0
「まあそれはおいといて」
ジェスチャーも付ける。手に持った酒もそのジェスチャーの動きで机の上に置くと、Tさんもこっちにのってきた。
「うん?」
「黒服さんがさ、なんか毛玉のお守りを夢子ちゃんにあげてたんだ」
「毛玉?」
頷き、簡単に大きさとあの毛玉のふわふわ感の説明をする。
「知り合いが拵えてたとか言ってたぜ?」
Tさんは数秒考え込み、
「では十中八九実際に力があるお守りだな」
ああ、やっぱり?
「すげえな」
「ああ、おそらくとても佳いものだろう」
Tさんも嬉しそうにしている。あの人は夢子ちゃんを応援してくれるんだと思うと俺も嬉しい。
だけど、
「どうした?」
Tさんに訊かれる。そんなに分かりやすいですかね〜俺は。
「いや、俺もなんか渡したいなと思ってさ」
なんか負けた気がするから。
「ただ、実際に力があるものにゃ敵わねえよな〜。いや、勝ち負けじゃないんだけどさ」
そうぼやくと、
「契約者、ほれ」
Tさんに何かを放り渡された。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:04:30.27 ID:lT/qbTyr0
>>85 ・・・アリじゃね?
>…何?気絶中だからあんまり関係ない?
幸せな事は殆ど記憶に残らず・・・不憫よのう
Tさん支援!
93 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:06:12.91 ID:de8abyBz0
「なんじゃこりゃ?」
青……いや、緑が薄くかかった青色な、石? を見て呟く。
すると、
「パワースト―ン、力のある石だ」
Tさんが解答を出してくれた。
「それで夢子ちゃんにネックレスでも作ってやれ」
ほれ、道具。と言って懐からなんか道具を取り出すTさん。
「おお、流石Tさん!」
欲しい時に欲しいものをタイミングよく届けてくれるぜ!
「こういうのは手ずからやるのがいいんだよな?」
「ん、その通りだ」
満足げなTさんを見て俺も一つうなずく。そしてもらった道具を確認していく。
よし、穴をあけて鎖を通すだけだ。俺でも問題なくいける!
「ちょっとやってくるぜ!」
そう言って他の人間の邪魔にならないようにホールの隅へと行くことにした。
「では契約者は少し遅くなると夢子ちゃんたちには伝えておこう」
「任せた!」
Tさんにそう答えて俺は夢子ちゃんへのプレゼントの制作に勤しみだした。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:06:17.36 ID:lT/qbTyr0
>黒服D「口移しですが?」
マジでか
それをサラリと言う辺りがDだなwwww
> Tさんに何かを放り渡された
一瞬、何か碌でもない物かと思った俺を誰か罵ってくれ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:06:30.79 ID:u69+koEN0
しえーん!
>>92 だからこそ某IFで平気で口移ししたじゃないかwwwwww
96 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:08:14.32 ID:de8abyBz0
●
青年がそのフロアの扉を開けると中にいた二人が声をかけてきた。
「あ、Tさん」
「お兄ちゃん」
「ああ」
青年は答えつつ、二人のうちの片方、夢子の手にある動物の毛でできたお守りを観察する。
これは、やはり相当佳いものではないか?
礼をいつかしなくては。そう青年が思っていると、
「あの、契約者さんは?」
夢子が訊いた。
そうだ。それを伝えに来たんだったか。
思い、青年は答える。
「急用だ。30分ほどで戻るだろう」
「そうなの?」
「あぁ」
本当のことを言う必要はない。どうせあの契約者のことだ、夢子ちゃんが出発するぎりぎりで渡すだろう。
そう考えて溜息を一つ、
「騒がしいだろう、アレは」
悪いな。と、愚痴のように言う青年に夢子は、
「そんなことありません。楽しいですよ」
と答える。机の上に置いてある人形も首をかくかく頷かせながら、
「お姉ちゃん、えんたーてぃなーなの」
楽しそうに言う。
「それはトラブルメーカーの間違いだ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:09:38.49 ID:u69+koEN0
支援!!
>>94 多分、事実を知ってはないちもんめが恥ずかしがったとしても、何を恥ずかしがっているのか黒服Dは理解できない
98 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:10:06.54 ID:de8abyBz0
思わずため息交じりに言う青年。すると、
「でもお嫌いではないんですよね」
夢子が言った。
「まぁ、な。そうでなければずっと一緒に居はしない」
そう言う青年に夢子はそうですよね。と笑み、周りにいた≪夢の国≫の住人たちに微笑んで、
「御婚礼の際には私たち≪夢の国≫がその総力を挙げてお祝いしますね?」
言った。いい笑顔で。
「……要領を得んぞ?」
少し頭痛のような感覚を得つつ青年は言う。
「今はそうかもしれませんね」
変わらず笑んでいる夢子の顔を見て、青年は、
これでも相手の心理を読む力は鋭い方だと思っていたんだが……
机上のリカちゃんと目があった。
「さっぱりわからん」
「なの」
共に首をかしげる。
夢子はただ笑うだけであった。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:12:41.39 ID:lT/qbTyr0
>>多分、事実を知ってはないちもんめが恥ずかしがったとしても、何を恥ずかしがっているのか黒服Dは理解できない
そして、はないちもんめの鉄拳が飛ぶと
Tさん、しえーん
100 :
Tさん・夢の国:2009/10/14(水) 23:12:45.72 ID:de8abyBz0
Dさんとはりあってプレゼント製作な契約者でした。
≪夢の国≫の旅立つ準備は着々と整いつつあります。
っにしても、くそう、流石に速筆だな〜。チャラ男がDさんが襲われているところに駆けつける直前の話を書こうと思ったのに……
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:14:08.42 ID:u69+koEN0
Tさん乙ー!
いやほんと、Tさんの契約者には劇薬口にさせてしまって申し訳ないんだぜ
>チャラ男がDさんが襲われているところに駆けつける直前の話
気になるwwwwwwwwwwwwww
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:14:10.94 ID:lT/qbTyr0
>>100 乙〜
夢の国もそろそろ旅立ちか・・・
>チャラ男がDさんが襲われているところに駆けつける直前の話
気になるじゃないかwww
無理やり感はあるけど、貴腐人vsメイド投下する。
と、言うわけで書きます!ええ書きますとも!そのために契約者をホールに下ろしたのだから!!
彼女に話しかける機会をうかがう。
なにせ彼女は私にとって憧れの作家であり、またライバルだ。
まあ、一方的に私がそう思っているだけではあるが、声をかけてみたい。
そう思っていると、トイレにでも行くのか、彼女はホールから出る。
メ「今です。」
すかさず後をつける。そして後は適当なタイミングで声をかければ良い。
絶妙な距離を保って尾行をしていると、やはり彼女はトイレに向かった。
だが、トイレの入り口で立ち止まってしまった。
貴「いつまでコソコソしてるのよぉ?用があるなら出てらっしゃい。」
メ「バレていましたか。気配と足音は完全に消していたハズなのですが。」
貴「たしかに完璧な尾行だったわぁ。でも分かっちゃうのよぉ?
貴女から漂う『腐臭』でねぇ。」
おつ! 最後にさらっと凄い事言ったな夢子ちゃんwww
そして質問なんだが、夢子ちゃんがいるVIPルームって何か結界的なものが張ってあったりするかな?
vsキターしえん!
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:17:18.54 ID:u69+koEN0
メ「流石は『危険指定』の名プロ同人作家『壁掛けセーラー服』ですね。」
『腐臭』。これは別に私が臭いとかそういう侮辱の言葉では無いと直感できた。
貴「よく分かったわねぇ。まさかこんな処で私の真の姿を知る者に出会うなんて…。
私も将門様の居る所だから、完璧に隠しているつもりなんだけど、なんで分かったのぉ?」
メ「手の動きです。先ほど、貴女がお酒を注ぐ動きを見させて頂いていました。
その感じから貴女の絵柄が…、貴女が『壁掛けセーラー服』だと分かりました。」
貴「ふ〜ん、貴女、やっぱりタダの腐女子じゃないわねぇ。何者?」
メ「『腐ぅー腐ぁいたー』と言えば、通じるでしょうか?」
貴「まさか…あの多彩な絵柄とネタ、絶対に破綻しない作画に物理法則無視の筆速と言われるあの?」
メ「ご存知でしたか。貴女に知って頂いてるとは光栄です。
私は貴女の作品は腐に落ちた時から愛読させていただいております。」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:19:04.63 ID:lT/qbTyr0
>>104 そろそろ寝るけどwktkしてる
対決支援!!
貴「で、そんな『腐ぅー腐ぁいたー』サマが何の用なのぉ?」
メ「貴女と勝負をしたいと思いまして。」
貴「なにで勝負するのよぉ?都市伝説絡みの争いは今日はナシよぉ?」
メ「そんな無粋なことはいたしません。かといって作画対決も決着が着かないでしょう。
そこで、『カップリング対決』をしたいのです。」
貴「カップリング対決ぅ?」
メ「はい。普通は思いつかないようなカップリングを言い合い、相手を参ったと言わせれば勝ちです。
たとえば『天井×床』。いつも向かい合い、見詰め合っていても決して互いに触れ合うことができない…。」
貴「切ないわねぇ…でも『壁』を『天井』と『床』が虐めるという考えもできないかしらぁ?」
かくして、壮絶なバトルは始まった。
なんという対決wwww
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:21:02.24 ID:u69+koEN0
っちょ、カップリング対決wwwwwwwwwwwwwwwwww
どうでもいいが、最近の貴腐人のメイン活動は周りの男性陣で全て補われています
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:22:03.11 ID:lT/qbTyr0
なんて対決wwwwwwwwwwwwwwwww
>最近の貴腐人のメイン活動は周りの男性陣
そのほぼすべてにチャラ男が絡んでるわけですねわかります
超対決wwwwwww
>>106 現状何も張ってません。
ただ二階の会議室っぽいところを回想しているだけです
>>114 なるほど、書くかわからないけどあとでちょろっと顔出すぐらいで使わせてもらうかもしれんです
貴「ガムテープの表×裏!表はそっけないけど、裏がすっごく粘着質なのよぉ?
いわばヤンホモな弟とノンケな兄。たまらないでしょう?」
メ「く…まいって…ない!まいっていませんよ!!!」
不良教師「へっくし」
骨「あれ?かぜですか?」
不良教師「そうかもな、悪寒がする。」
ヤン弟「へっくし」
ヤン弟「う〜ん、風邪かな?」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:26:39.47 ID:u69+koEN0
なお、よく訓練された腐女子は、信号機とか紙とペンとかでも妄想できると言う…
>>113 >そのほぼすべてにチャラ男が絡んでるわけですねわかります
貴腐人「その通りよぉ。あの子はネタ的に美味しい子だわぁ」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:28:17.64 ID:u69+koEN0
>ヤンホモな弟とノンケな兄
っちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「腐ぅー腐ぁいたー」は、欧米の軍隊などで所属不明、正体不明の飛行物体の呼び方のフーファイターから。
謎の超同人作家であることにより、知らないうちにそう呼ばれるようになった。
みたいな。
バトルはカップリングが思いついた人にサラサラ書いてもらえると嬉しい。
ただし、このバトルはその他とは時間の流れが違うとし、
2人は今「精神と時の部屋」にいるも同然である。
これで、どんだけバトルしても普通にトイレにいって帰った扱いにできるから、
宴会会場に戻った後の貴婦人を書く妨げにはならないはず
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/14(水) 23:37:12.24 ID:u69+koEN0
乙っしたー!
カップリング対決か…あとで書いてみようwwwwwwwwww
そして力尽きるお休み!!!!!!!
明日もスレが残っていてくれれば幸せだ!!!!!!!
おつ! 参加型対決とは新しいwww
なんというwww乙ww
123 :
三面鏡の少女:2009/10/15(木) 00:08:54.81 ID:b5+OQdvy0
「大晦日とお正月ー。真面目な働き者の大晦日とぐうたらで遊び好きなお正月は
背中合わせで触れ合うほど近いのにずっと離れてるように感じてしまうお仕事仲間ー」
「「っ!?」」
二人は同時に息を飲み、既に過ぎ去った存在に気付き
ここが即売会の会場か、はたまた修羅場の真っ只中であれば――そう思わせるほど
それほどに容易く悠然とその少女は二人の死線を横切り
酒瓶とコップを手にくるくる回りながら何処かへと去って行った
「……あれは」
「……何者」
だが過ぎ去った者に構っている暇は無い
目の前の相手に全身全霊を注ぐべき
二人は一瞬で気を取り直し、その神経となんかもう色々とアレなものを研ぎ澄ませるのであった
※
なんか色々ごめんなさい
色々って何かって、色々です
乙www
酔っ払い最強説www
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 00:39:47.89 ID:WrTI4sOTO
ほ
し
か
み
ほしゅ
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 02:15:30.77 ID:WrTI4sOTO
ー
み
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 03:00:17.37 ID:rk0gMQcB0
ん
世間は彼を殺人犯と呼んでいた。
しかし今の彼はパートナーの少女と笑いあい、共にパーティを楽しむ一人の青年でしかない。
彼こそが世を騒がす「ハーメルンの笛吹き」と知った時は心底驚いた。
確かに以前の彼には何か満ち足りない思いを抱えた印象を覚えていたものの、とてもそういった衝動に駆られるような人物には到底思えなかったのだ。
だから彼が声をかけて来た時、つい聞いてしまった。
おそらく彼にしてみれば何度も経験したであろう質問だったのに、それでも尋ねずにはいられなかった。
でもいざ返ってきた答えに、不謹慎ながら私はほっとしてしまったのだ。
確かに彼がやった事は、どんな理由があったとしても簡単に許されるような事ではない。
しかしそれでも、あの少女――ハーメルンの笛吹きを助けたかった故にやった事だという、その答えに偽りがあるようにはとても思えなかったのだ。
何せ今の彼は、自分を偽る事を何より嫌っているようだったのだから。
今も七輪の前で何やら少女と言い合っている彼らの様子は、とても子供たちを何人も消し去ってきた殺人鬼とは思えない。
むしろ仲のよい兄妹のようにじゃれあう本来の姿の彼が、そこにはあった。
その表情は、あの時の印象からは想像もつかないもので、それを許しているのは、おそらくかたわらの少女の存在が大きいのだろう。
飾らぬ自分、ありのままの自分を受け止めてくれる存在との出会い、それが彼を大きく変えたに違いない。
そしてだからこそ、彼は名乗らずに去って行ったのだろう。
なぜなら「ハーメルンの笛吹き」としての彼こそが本物の自分なのだと、そう言いたかったに違いないと私は感じていた。
「うー、おねーちゃん?」
ふと私の裾を引く感触に我に返ると、そこにはお気に入りのお菓子を抱えた少年がいた。
「うー、どうしたのー?」
「ああ、ちょっと考え事を……すいません、何かありました?」
そうして彼の目線に合わせるようにかがみこめば、にぱ、と眩いばかりの笑顔が広がる。
「ぼく、将門さまのところ行くー!」
「そ、そうですか……じゃあさっきみたいに走っちゃダメですよ、あと転ばないように気をつけてくださいね」
「うー、だいじょうぶー!」
そう頷いてみせると、少年は瞬く間に人波の中に消えていってしまった。
本来ならついて行くべきなのだろうけど……でも、今はあそこにはなるべく近づきたくない。
と、不意についさっきの出来事を思い出して思わずかあっと顔が熱くなる。
ああああ、なるべく思い出さないようにしていたのに!
「…………?」
そんな様子を察してか、「大丈夫か」とでも言いたげに騎士がやって来ようとするのをとどめ、何度か深呼吸を試みる。
ともかく、そんなに遠い場所ではないから大丈夫だろう。
いざとなればすぐそばに少年が「おにーちゃん」と慕う青年もいるはずだ。
「と、とにかく! せっかくですから楽しまないと!」
そう気合も新たに、彼女は次なる飲み物を求めて人波の中へと足を踏み出したのだった。
眠れなかったついでに書いてみた。
うーん、人様のキャラを表現しようとするのはやっぱりむずい・・・。
何が言いたいかってーと、おそらく上田はメルちゃんが大事で可愛くて仕方ないんだろうなっていうこと。
普段の言動を見ててもそれをひしひしと感じるので、それを今回彼女に表現してもらいたかった・・けどうまくいかなかったぽorz
よし、今度こそねる!
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 04:07:03.23 ID:VkQZV5TI0
ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 04:40:21.40 ID:VkQZV5TI0
ん
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 05:10:40.31 ID:VkQZV5TI0
と
だ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 05:51:26.02 ID:VkQZV5TI0
よ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 06:22:22.94 ID:kxNb3LWX0
お
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 07:04:53.75 ID:bohmuzIRO
!
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 07:41:58.64 ID:bohmuzIRO
ほ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 08:02:16.33 ID:WrTI4sOTO
い
ほ
い
つ
い
て
き
153 :
小ネタ:2009/10/15(木) 10:25:57.04 ID:92cWEhYf0
洗濯前にさらっとカップリング対決
「そうねぇ……某お店で出ている、あのシンプルだけど美味しいハンバーガーは知ってるかしらぁ?」
「えぇ……あの、パンに肉とチーズだけを挟んだ…」
くすり
メイドの言葉に、貴腐人は笑う
「そう、即ち…ハンバーグの、パン×肉!」
「−−−−−っな!?」
「双子のパンにサンドイッチにされてぇ…どろりとした熱い物までかけられてるのよぉ。素敵じゃなぁい?」
くすくすくすくすくす
貴腐人は、とてもとても楽しげに笑う
−−−相手にとって、不足なし
無機物萌えオンリーイベントで壁になった事がある身である
そう簡単に、負けてなるものか
次なるカップリングを想像し始めたメイドを前に、貴腐人は素晴らしい好敵手を見つけた眼差しで、じっと彼女を見守るのだった
うん、何か御免
バーガーが食えなくなるじゃないかwww
妄想力が溢れすぎる戦いだぜ・・・
そのバーガーはもしかしてぜっp
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 12:03:30.87 ID:WrTI4sOTO
ほ
ろ
チーズって熱々トロりな上に、色もけっこう・・・
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 12:52:58.12 ID:cpNpW9ni0
ごちそうさまでしたー
>>154>>155 うん、御免、でも、俺あのバーガー大好きなんだwwwwwwwww
ケチャップとかマスタード苦手だからあぁいうバーガーしか食えんのよ
160 :
首塚組織の憂鬱:2009/10/15(木) 13:19:18.50 ID:cpNpW9ni0
「うー!将門様、めーしゅさま連れて来たよー!」
「あぁ、よくやった」
少年は将門に頭を撫でられて、うー、と嬉しそうに笑う
少年の頭を撫でる将門の表情は、まるで子供を褒める父親の、それ
ひとしきり頭を撫でられた後、少年は満足したのか、てちてちとこの場を離れていく
「私に、何かご用でしょうか?」
「用がなければ呼ばぬ」
…まぁ、その通りなのだが
さて、と盟主は考え込む
「どうなさったのですか?…ジュースと果実酒の瓶をごちゃ混ぜにしたり、
普通の料理の横にさり気なくゲテモノ料理を置いたのはまずかったですか?」
「いや、それは面白いから問題ない」
きっぱり、言い切る将門
それはそれで大問題である気がするのだが、この祟り神、そんな事はカケラも気にしていない
むしろ、面白がっている
「それでは……何か?」
「…言わんでも、察しているだろう?」
……まぁ、その通りなのだが
「怪奇同盟」の盟主は、小さく苦笑した
161 :
首塚組織の憂鬱:2009/10/15(木) 13:22:52.36 ID:cpNpW9ni0
「あの男性は、招かれざる客でしたか」
「…あまり、あれとは関わり合いになりたくない」
ややむすっとした表情で、将門はそう言う
…あれからは、嫌な気配を感じるのだ
死に近しい気配は、むしろ心地よい気配だからよいのだが…
それ以外の、何か不快な気配
そもそも、「夢の国」及び「鮫島事件」に関わった者だけを呼んだのに、それ以外の者まで入り込んでくるのが深いだ、と言うのもあるが
「あれを、滝夜叉に近づけたくない」
「………は?」
将門の、呟いた言葉に
盟主は、きょとんとした表情を浮かべる
「…まさか、ですが。それが一番の理由ですか?」
「そうだが?」
それがどうした?と
将門は、当たり前のように言い切った
どうも、この盟主が会場に連れ込んでしまったあの異国の男からは、その手の気配がするのだ
あぁいう輩に、娘に近づいて欲しくない
だからこそ、余計に締め出していたと言うのに…
162 :
首塚組織の憂鬱:2009/10/15(木) 13:29:13.13 ID:cpNpW9ni0
「まぁ、彼はしっかりと縛り上げられているので、娘さんの方から近づかない限りは大丈夫だと思いますよ」
「…それなら良いのだがな」
……あの祟り神とあろうものが、随分と子煩悩なものだ、と盟主は思う
いや、祟り神「だからこそ」そうなのか?
本来、家族と言う存在など存在し得ないはずの都市伝説、祟り神
一家という、家族そのものの形で都市伝説として存在しない限り、本来都市伝説に家族など「ありえない」
…将門の場合、数人いたとされる子供のうち、滝夜叉のみが能などで語られた為か、その存在を得た
その、手に入れた家族に、娘に対して…この祟り神は、ここまで甘い
「そこまで大切な娘さんでしたら、目の届く場所にずっと置いておけばいいでしょうに」
「縛り付けるつもりはない…親の勝手で、子供を縛り付けるなど、愚の骨頂だろう?」
…まったく、と
もう一度、苦笑する
「…とりあえず、お話は終わりですね?」
「あぁ……まぁ、そうだな。だが、折角だ、お前も飲むか?」
ちゃぷりっ
酒の注がれた杯を、将門は盟主に差し出す
…盟主は、それに対して、やや面白くなさそうに
「…呑めると思います?」
「……くかかかかかかかか!まぁ、無理だろうな、その姿では」
163 :
首塚組織の憂鬱:2009/10/15(木) 13:31:24.87 ID:cpNpW9ni0
……わかっていて言ったのか
なんとも意地の悪い祟り神だ
……こいつの元に運ばれる料理に、こっそりとゲテモノを混ぜてやろうか
そう考えながら盟主は将門から離れていったのだった
終わる
怪奇同盟の人に焼き土下座っ!!orz
乙っした!
165 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:38:47.71 ID:8YiyHza00
俺は今、Tさんにもらった材料で夢子ちゃんへのお守り効果付きアクセサリーを作成している。とは言っても石に小型ドリルで穴開けて鎖通すだけなんだけどな!
最後に削りかすを吹き飛ばして、……うん。
「できた!」
多少見目が良くないのはアレだ。ぶきっちょだからしょうがない。
「要はハートだ。ハート」
それに多少荒い方が手作り感が……と、あれは、
「チャラい兄ちゃん?」
≪日焼けマシンで人間ステーキ≫だっけ? の契約者やってる女装の似合うちょっと男色気味な≪首塚≫の人であるところの金髪のチャラチャラした兄ちゃんが近づいてくる。
「なんかひどくムカつく紹介をされたような気がする……」
何を言ってるんだろうこの子は、被害妄想だろうか。
なにやら呟いている兄ちゃんに心の中で意見しているとチャラい兄ちゃんが俺の手の中の物を見て言った。
「ドリルなんか持って何をやってる?」
チャラい兄ちゃんが注目しているのは穴開け用の小型ドリルだ。
あー、周りに正装が多い中ノーマルな服装で(お姫様たちにとっ捕まりそうになったのでTさん共々逃げた)武器にも使える代物を持って隅でこそこそ怪しいことやってる人間には確かに声も掛けたくなるか。
「旅立つ夢子ちゃんへのお守り作りをやってんだよ」
言ってやると、
「あぁ、そういえば旅立つとか、そんなこと言ってたな」
と返ってきた。
ありゃ?
「知ってんの?」
一応ほとんどの奴は知らないはずなんだが。
「Tさんに聞いた」
あ、なるほど。
納得しているとチャラい兄ちゃんは俺の制作物を見て言った。
「不器用だな。お前」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:40:14.81 ID:cpNpW9ni0
Tさん支援!
…まぁ、チャラ男は自分でシルバーアクセサリー作れるくらいには器用だからなぁwwww
167 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:43:17.56 ID:8YiyHza00
「でっかいお世話だ」
人には向き不向き、得意不得意があんだよこんちくしょうめ。
そう思ってチャラい兄ちゃんをジトっと睨むと兄ちゃんは手を差し出し、
「貸せ」
言った。
「へ?」
なんのこっちゃかわからない俺にいいから貸せと言って兄ちゃんは不格好なペンダントと道具を取り、いじる。
そして数分後――
「すげぇ、立派だ」
ペンダントはかなり見目が良くなっていた。
「器用なんだな」
感心して言うとチャラい兄ちゃんは、
「アクセサリー作りで慣れてるからな」
と答えた。
「手作りなのか? それ」
チャラチャラ鳴っているシルバーアクセサリーを指差し訊く、
「だいたいはそうだな」
チャラい兄ちゃんは答えながらほら、とペンダントを渡してくれた。
「ありがと」
良いやつだなぁと思いつつありがたく受け取る。
そしてつい愚痴を漏らす。
「夢子ちゃんが旅立っちまうのはほんっとに残念だよなぁ、」
チャラい兄ちゃんを見つつ、
「これからはいつでも女装させられると思ったのに……」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:44:11.72 ID:cpNpW9ni0
また女装させるつもりだったのかwwwwwwwww支援
169 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:46:09.40 ID:8YiyHza00
しんみり言うと心無い言葉が返ってきた。
「あ? 何言ってんだよこの阿婆擦れ!」
んだと、
「何か文句あんのかこの童貞!」
チャラい兄ちゃんはハッと笑い、
「経験済みだっ!」
な……に?
「え、と……やっぱりはじめては、将門……か?」
ちょっと目をそらしつつ言うと、
「なんで将門様なんだよ! 普通に女だ! あと将門様を呼び捨てにするな!」
「……男じゃ、ないの?」
俺が至極当然の疑問を訊ねるとチャラい兄ちゃんは言う。
「どこをどう見たら俺が男好きになるんだよ!」
えー。
……うん、まあここまではいい。一応納得ができなくもない言葉だ。怪しいが。でも、次の言葉がいけなかった。――曰く、
「――この貧乳がっ!」
…………ほぅ
いや、別に気にしてはいないんだが、こう、改めて言われると。なぁ?
「ああ、手がすべってえ」
言ってポケットからわざと一枚の画像を落としてやる。
「あん?」
チラリと落ちたそれを見たチャラい兄ちゃんの顔が固まった。
落としたのは金髪のミニスカートがかわいらしいお嬢さん、に見えるチャラい兄ちゃんが机を楯にして徹底抗戦している姿を斜め上のアングルから撮ったものだった。
「な!? おい……これ、うそだろ? 写撃からは完全に逃げきったはず……」
俺はTさんの挙動を意識した余裕の態度でおもむろに画像を拾いあげ、
「ん? あぁ、ほら、俺ってこういうことに関してはTさんより頭が回るから」
なんでもないことのように言ってやった。
「―――――!」
チャラい兄ちゃんが何か言っている。が、その時俺はそんなことを気にしている暇などなかった。
チャラい兄ちゃんの肩越しにとても面白い光景が展開されていたからだ。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:48:09.06 ID:cpNpW9ni0
…ま、本人気づいていないファーストキスは男相手である事が昨夜決定したがな支援
171 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:48:29.66 ID:8YiyHza00
その光景と言うのは、
いつかの≪はないちもんめ≫の嬢ちゃんが黒服さんに飛びついている光景だった。
黒服さんはそのまま勢いで押し倒され、
「はふぅ」
≪はないちもんめ≫の嬢ちゃんはなにやら安心したような吐息をもらしながら黒服さんに頬ずりしだした。
まるでよく懐いた動物みたいだ。とてもあの時のツンツンしてた嬢ちゃんからは想像できない。
「……アルコールの臭い……もしかして、お酒飲みました?」
黒服さんの声が聞こえる。
あ、酔ってんのか。そういえば若干顔が赤いや。
「おい、聞いてんのか!」
「ああうん聞いてる聞いてる」
何かほざいてきたチャラい兄ちゃんの言葉にてきとーに答える。どうも自分の話に忙しくて後ろで繰り広げられている光景に意識が向かないらしい。
その間にも現場では動きがっ! っておおっ!
嬢ちゃんが黒服さんの後頭部に手を伸ばし、そのまま口を押し付け、
チューした! チューしたぞっ!
「なぁ」
「あ?」
「なんか小さい子がキスしてもなぜかチューって言いたくなるよな?」
「何言ってんだ?」
「いや、なんだ。なんとなく、な」
言っているうちに気付く。普通のチューじゃ、ない?
息継ぎのように嬢ちゃんが顔を離した瞬間、二人の口の間糸が引いて、
「お、大人だ……」
「はぁ?」
なにか負けた気がした。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:49:31.99 ID:cpNpW9ni0
支援!!
173 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:50:40.87 ID:8YiyHza00
「なぁ」
「――、なんだよ!」
チャラい兄ちゃんに声をかけると兄ちゃんはなぜか息が切れている。
「黒服さんは兄ちゃんにとって大事な人か?」
「あ? ああそうだよ!」
うむうむ、なるほど。
「じゃあ黒服さんが襲われてたら助けに行く?」
「当たり前だろ!」
即答だ。
まあ襲われると言うより激しくじゃれつかれてるって感じだけど。
「じゃあこれ、はい」
「……は?」
頭の上でひらひらやってた画像をチャラい兄ちゃんに渡してあげる。
「さあこれがあれば俺から離れられるよな?」
訊くと、
「あ、ああ」
戸惑い気味に返事が返ってきた。
「はい、じゃあ回れー、右」
パン、と手を叩いて言うとチャラい兄ちゃんは律儀に回れ右をした。そして――
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:53:04.63 ID:cpNpW9ni0
襲われている事に変わりはないな支援
画像は…予備があるんだろうなwwww
175 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:53:23.57 ID:8YiyHza00
「んな!?」
衝撃の光景を見る。
「酔ってるっぽいぞ?」
「あんのやろっ!」
兄ちゃんは画像を懐に突っ込むと現場へと駆けだして行った。
「がんばれー」
俺はいつの間にか手に構えていたカメラのシャッターを連続で切りつつ見送りながら、ポケットに手を入れ、他の画像を取り出す。
「マスターテープもこっちが保有してるんだけど、あの兄ちゃんきっと気がつかないだろうなぁ」
はないちもんめの嬢ちゃんをスリッパでぶっ叩いたチャラい兄ちゃんが視界の奥に見える。
「黒服さんもてるなー」
小学生から男までかー。
あれ?
「広い範囲で言ったつもりが何故か狭く感じる……」
おかしい。
「ま、いいや。とりあえず夢子ちゃんが行く時までこれは隠しておいて」
ポケットに今しがた完成した石を突っ込むと、
「お部屋に戻るとしましょうか」
意気揚々と戻ることにした。
【彼女がTさんに黒服が艶やかな女性にも慕われていると聞くまであと五分。】
176 :
Tさん・夢の国:2009/10/15(木) 13:54:25.20 ID:8YiyHza00
チャラ男とはないちもんめと黒服さんに土下座!
酔った辺りでチャラ男が行くチョイ前の出来事です。
契「これでチャラい兄ちゃんの警戒レベルも下がったな!」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 13:56:36.20 ID:cpNpW9ni0
Tさんの人乙っしたー!
小学生から男…広いようで狭いな、確かにwwwwww
>契「これでチャラい兄ちゃんの警戒レベルも下がったな!」
チャラ男の警戒レベル一覧表が更新されました
↑無警戒
黒服D
将門
はないちもんめ 、コアラショタ、一年生になったら、滝夜叉、ハンガーの生首、リカちゃん
フィラデルフィア計画、コアラショタのパパ、「死人部隊」の中年、カレーおじさん、夢子
キャリアウーマン
技の厨2病、ヤンデレ弟、メル、Tさん
カレーおじさんの契約者、上田
Tさんの契約者
↓ 警戒
……あれ?
契「何故だ!? 前半のあのほのぼの会話と最後に黒服さんの危機を教えてやったのに!」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:00:08.35 ID:cpNpW9ni0
>>178 チャラ男「どこがほのぼのだどこがっ!?」
A 女装写真を所持されていたので警戒レベルうp
ただし、マスターテープの存在には気づいていない、馬鹿だから
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:07:52.52 ID:cpNpW9ni0
っと、そうだ、Tさんの人…と言うか、むしろTさんの契約者に質問
チャラ男が女体化したら、その姿を見たいですか?
「とても観たいです!」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:16:58.29 ID:cpNpW9ni0
>>181 了解なんだぜ!
宴会ネタ終わった後書く予定のネタに、Tさんと契約者が巻き込まれる事が決定いたしました
今のうちに焼き土下座させていただきますorz
>>182 了解です
T「っ!!」
夢「どうかなされたんですか?」
T「いや、何故か悪寒が」
リ「かぜひいたの?」
T「そんなはずはないんだが……」
都市伝説4コマ風劇場
「まったく、あの子煩悩祟り神めぇ・・・」
「街に入った輩を逐一確認しなければいけない私達の身にも・・・んん?」
「ほーらパンですよ、あーん」
「さすがに虫入りは嫌なのである!!」
「・・・・・・」
「えいっ」バチッ
「んノォオオオオオ!!!」ビリビリビリビリ
「「盟主!?」」
二度目のプラズマ
さすがに今度は意識があるようだ。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:28:53.43 ID:cpNpW9ni0
>>183 Tさんが風邪引くとか想像できないなwww
>>184 プラズマリターンwwwwwwwwwwww
サムディ「か〜〜っらからからからから!!いい痺れ具合であ〜る
美女からの電撃プレイとはこれもまたよし!からからからからからから!」
自分で書いておいてなんだがこいつ駄目だ
盟主って割と子供っぽかったりするwwwww
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:40:27.34 ID:cpNpW9ni0
ところで、今読み直してふっと気づいたこと
チャラ男の初めての相手が将門だった場合、童貞なのはそのままでむしろ非処女になったと言うべ(このレスはウェルダンにされました)
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 14:58:32.27 ID:cpNpW9ni0
む
>>186 最近、そういうキャラになってきましたww
都市伝説4コマ風劇場
「それで、あなたに話があるのですが」
「なんの話であるか?おお!まさか愛の告白であるか!?」
「・・・・・・」バチッ
「ノォオオオオオ!!?」ビリビリビリビリビリビリビリビリ
「私、今気が立っているので冗談はほどほどに」
「わかったのであ〜る・・・」プスプス
「楽しそうですね盟主様」
「いきいきとしているな」
続きは投げたい
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 15:18:16.98 ID:cpNpW9ni0
楽しそうな盟主様可愛いwwwwwww
>続きは投げたい
了解してみるんだぜ!!
「…それで?我輩に話とは何であるか?電話番号なら、いつでも気軽に教えるであるよ」
「いえ、そんな情報はいりません」
きっぱり、盟主に言い切られ、ゲデはやや残念そうに肩をすくめた
電話番号に関しては、割と本気である
美女に教えるのなら、なんら問題はない
教えてもいい番号と、教えてはいけない番号と、両方持っているのだし
「それでは、何であるか?」
「…あなたが、何者なのか、という事です」
ストレートに、盟主はそう聞いてきた
隠す必要が、自分にはあるか?
……否、ないのである
からからと、ゲデは笑う
「我輩、サムディ男爵であるよ?ハイチ生まれの都市伝説……死神であるよ」
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 15:23:34.85 ID:cpNpW9ni0
「…死神?」
その単語に、ゲデを縛り上げた少女の兄が、やや警戒したような表情を浮かべた
からからからと、ゲデは笑う
「警戒しちゃいや〜ん!であるよ。死神といっても、我輩、死を振りまくタイプの死神ではないである
あくまでも、死を管理するタイプの死神なのであるよ。殺すとかそう言うのは嫌いである!」
「…それで、ハイチ生まれの死神さんが、何故、こんな島国の…それも、この街にいらしたのですか?」
「からからからからからから!!この街はとぉ〜〜っても特殊な状態になっているである。だから、であるよ」
包み隠さず、ゲデはそう口にする
隠す必要性など、彼は全く感じていない
悪事を働きにきたのではないのだ
ならば、堂々としていればいい
「この街はひっじょぉ〜〜〜に!都市伝説が生まれやすい状態になっているである!
世界的に見ても、非常に、非常に珍しい状態なのであるよ。当然、あちこちの組織がこの街に興味を持っているである」
「…あまり、面白くない状況ですね」
「そんな顔しちゃいやんである。ビューティフルレディには笑顔が一番であるよ」
「…………
…バチバチバチっ
「オーマイガっ!?これ以上の電撃プレイは流石に勘弁である」
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 15:29:58.03 ID:cpNpW9ni0
「それでは、冗談などおっしゃらずに」
「…鬼だ、鬼がいる」
背後から聞こえてきた呟きは、さらりと無視する盟主
ゲデは、からからと懲りない様子で笑い、続ける
「まぁ、気持ちはわかるであるよ。組織が集まる、という事は、当然トゥラブルも発生しやすくなるである。
事実我輩が所属している「薔薇十字団」と敵対している組織も、この街に来ているのは事実である。
確認できているだけで、二つほど、我輩たちと敵対している組織がこの街には存在しているである」
「…二つもですか」
「しっかぁし!我輩たち「薔薇十字団」は平和主義である!向こうから手を出されない限りバトルはしないである。
死神ゲデの名前に誓って、それは事実であるよ?」
むぅ…と、考え込んでいる様子の盟主
ゲデの言葉を信じるか否か、悩んでいるようだ
「信じてくれないであるか?ならば、我輩たち「薔薇十字団」は、ユーたちに…
ビューティフルレディたちに対して、協力体制を表明しようであるか?
「薔薇十字団」で把握している都市伝説がこの街に入り込んだら、情報を提供するであるよ
それが危険な都市伝説であれば、なおの事である!」
「…だから、そちらにも協力しろ、と?」
「そうなるかどうかはわからないである。「薔薇十字団」は割りと意地っ張りの集まりであるからなぁ
割と自分たちだけで何もやろうとするであるから、協力をプリーズするかどうかはわからないである」
ふむ……と、盟主は考え込んでいる
194 :
小ネタ:2009/10/15(木) 15:32:46.48 ID:cpNpW9ni0
…さて、どう出るか?
からからと笑いながら、ゲデは盟主を見つめる
先ほど申し出た事は、本心からの言葉である
「薔薇十字団」が把握している都市伝説となると、自然と欧米諸国や南米の都市伝説に集中する
自分達としても、自分たちの出身地の都市伝説がこんな島国まで来て騒ぎを起こすようでは、恥ずかしくて仕方ない
…だからこそ、その情報は逐一、伝えても構わない
問題を起こすようだったら、お仕置きしてくれてもなんら問題はないのである
…そして
自分たちと敵対している組織が、「怪奇同盟」と手を組まれるよりは…こちらで先に協力体制を申し出た方が、ずっとマシなのだ
考え込む様子も美しい、と思いながら、ゲデはからから笑い、盟主を見つめ続けているのだった
続くかどうかわからない
アクマの人に焼き土下座っ!!orz
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 15:53:10.36 ID:cpNpW9ni0
み
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 16:20:08.44 ID:cpNpW9ni0
み
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 16:31:33.73 ID:cpNpW9ni0
ず 帰ってくるまでにスレが残っていたら幸せだ
バ 盟主様が本気になると髪が紅くなりそうな気がしてきた
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 17:06:10.64 ID:WrTI4sOTO
みゃあ
パッと今思いついたやつ書いてみてもいいかな?
携帯からでゴメン
男『まぁ、そーいうことだからよろしく。』
そう言って男は電話を切った。
傍から見ればどうということはない、よくある光景だ。
男『全く…人使い荒いんだよなぁ〜』
そう言うと男は煙草に火を点けた。
男『ふぅ…どうせならもっと戦闘向きの都市伝説が良かったな。』
【思考盗聴システム】
これがこの男の契約した都市伝説である。
能力は指定した相手の思考を読む、意識への侵入、尚意識への侵入にはある程度の制約が発生する。
みたいな感じで書いてみようかと…。
都市伝説4コマ風劇場
「死神ゲデの名前に誓って、それは事実であーるよ?」
「むぅ・・・」
(そういえば将門公のお子さんにまだ会っていませんね・・・)
「〜から、協力をプリーズするかどうかはわからないである」
「ふむ・・・・・・」
(やはり一度は会ってからかっておきたいもの・・・
でも後が怖いような気もしますし・・・)
なんか盟主だったら会話の間はこんな感じの気がする。
全力で目の前の会話を聞き流し・・・いや内容は一応把握しているんだろうが
>>202 うお、心を読むタイプか・・ちょっと怖いタイプだな
どんなのがくるかwktk
>>203 半分ぐらい聞き流しw
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 18:15:42.37 ID:hkr4aJEjO
>>202 心を読むのか……
ここに居るの変態ばかりだけどなwww
男『さて…今日は授業もないし帰って寝るかー?』
『………、俺も花子さんみたいに会話できる都市伝説が良かったぜ、そしたら「ワタシも一緒にねるのー」みたいな展開が……グフ』
しかし、思考盗聴システムからの返事はない。
男は煙草を吹かし一人寂しく帰路に着いた。
安心してくれ、コイツも変態だ。
いくら変態でも貴腐人とハゲの思考は読まないほうがいいだろうな
禿の思考を読んでも、人類には解読できない気が
>>207 黒服H「つまり俺達なら問題なしという事だ」
ゲデ「我輩、紳士であるしな」
ドクター「そもそも我々は読まれて困るような思考はしていないしな」
三面鏡の少女「 嘘 だ っ ! ! ! 」
黒服C「読まれても困らないというか思ったまま垂れ流してるだけですけどね……」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 18:56:14.37 ID:hkr4aJEjO
>>209 垂れ流してるから読む必要はないなwwww
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:05:43.39 ID:kxNb3LWX0
皆乙〜
ゲデwwwwwwwwww
>「お、大人だ……」
三面鏡の少女にも見られてる辺り、黒服Dの評判に傷が付きそうな気がしてきた
>>208 作者ですら把握し切れてないからな・・・アレは
多分、筋肉の饗宴が脳内で繰り広げられてるんだろう・・・か?
取り合えず内にいる兄貴達もそれぞれ独立した思考を持っているので禿の心読むと一度に数十人分の心を読むことに・・・
212 :
鏡合わせのアクマ:2009/10/15(木) 19:09:45.92 ID:zIYRCw7GO
・・・・・・ひょっとして、俺ら結構大事な場面を目撃してる?
『薔薇十字団』なる組織の一員だという男の言葉に考え込む盟主を黙って見ながら、
ようやくその事実に気付く。・・・いや遅すぎだろ。
「・・・そうですねぇ」
考え込んでいた盟主がようやく口を開いた。
「将門公のように相互不可侵が基本ならよいのですがね・・・」
「それはどういう意味であるか?協力はできないと、そういうことであるか?」
男が少し首を傾げる。
「我々の活動、その目的はこの街を守ることにあります
・・・確かに、そこだけ考えれば協力関係を築くのはやぶさかではありません」
「ということは、なにか他に問題があるのであるな?」
「ただ都市伝説を倒すならばフリーの契約者で十分、事実隠蔽は黒服達の得手・・・」
すらすらと、淀みなく盟主は話す。
「ただ我々が気をつけるべきは今回のような有事の際。複数の組織がいれば
思惑が重なり足並みは揃わず、全ての組織にとって取り返しのつかないことが起こりかねません」
「・・・・・・・・・」
「あなた敵対関係の組織が2つもあると仰いましたね。もしあなた方と協力関係を結んだとして、
有事に我々まであなた方の敵対組織と素早い連携が取れなければ、この街の存亡に関わりますので」
「そんなに危ないことが何度も起こるとは思えないのであるが?」
「悪いことというものは重なるものですよ。
それに、この街が普通でないと言ったのはあなたでは?」
「・・・か〜〜〜〜〜っらからからから!!!まったく、その通りである!」
「悪い関係になるつもりはありませんが、深入りもしません。それが答えです」
「ふぅ〜む残念であるが・・・・・・まあいいのである」
からからと笑いつつ男が立ち上がる。
「その条件は、他の組織とも同じということであるからなぁ!!」
「そう取りたければ、ご自由に」
「か〜〜っらからから!!では我輩、もう少し宴を楽しんでくるのである!」
「・・・・・・いつの間に縄を!?」
驚愕する妹の横で、彼はただ去り行く男と盟主を黙って見続けていた・・・・・・・・・
乙!
変態なくせしてゲデ、なかなかやるじゃないか……っ!
>>207 こう「何かがッ!?何かが頭に流れ込んで…うあ……うわああああああ!!!」
常人の思考回路はショートし、耳・鼻・口・眼から溶けた脳味噌が流出する。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:22:47.04 ID:kxNb3LWX0
乙!
ゲデは本当に底が知れないなwwww
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:26:44.14 ID:zIYRCw7GO
携帯から長文は難しい・・・上手く書けただろうか?
怪奇同盟は今回の戦いから学び、複数の組織の中で中立的立場を目指すようです。
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:28:28.62 ID:/5FAtha/0
ごっそうさまー!
アクマの人と思考盗聴システムの人乙!!
おぉっと、変態の封印が解けたかwww
さて、どうすっかなwwww
思考盗聴システム…間違っても貴腐人の思考だけは読むなよ!?絶対読むなよ!!??wwwwwwww
218 :
小ネタ:2009/10/15(木) 19:37:22.22 ID:/5FAtha/0
か〜〜〜〜〜っらからからからからからからからからからから!!!
ざぁ〜〜〜んねんっ!!我輩、フラれてしまったのであるよ
まぁ、過ぎたものは仕方ないのである
こうなったら、宴の会場には入れたのをラッキーと思ってじっくり楽しませてもらうのであるよ、からからからからからから!!
…にしても
本当、この国の都市伝説はビュ〜ティフォ〜なレディが多いである!
これは素晴らしい眼福であるよ!!我輩嬉しい!!!
ふふん、そこな着物のレディなど、なかなか素敵であるが…
なんだか、あのレディに近づいた瞬間に、我輩、首が飛びそうで怖いである
まぁ、死神だからその程度では死なないであるけどな!!からからからからからから!!
死神だから何をしても死なないし、むしろどうやったら死ねるかすらわからないのである!!
手を出せそうにないのは仕方ないである、ここで問題を起こして「首塚」と敵対するのはいやんであるよ
ローちゃんやエルちゃんにしこたま怒られるのは確実であるからな
だからこそ!!我輩は!!!
この会場に居る全てのビューティフルガールたちの!!レディたちの!!!!
その美しさの全てを観察させていただくのである!
それらの記憶は、全て我輩の心のメモリーに完全保存なのであるよ
か〜〜〜〜〜〜〜っらからからからからからからからからからからぁ!!!
終われ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:38:07.23 ID:/5FAtha/0
亀甲縛り状態から脱出したらしいゲデ、酒など呑みつつ会場の女性たちをじっくり眺めているようです
女性の皆様、変態の視線にご注意を
>>207 こう「何かがッ!?何かが頭に流れ込んで…うあ……うわああああああ!!!」
常人の思考回路はショートし、耳・鼻・口・眼から溶けた脳味噌が流出する。
なんで時間差で同じことレスっちゃってるんだ俺はorz
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:47:30.21 ID:/5FAtha/0
>>221 よくある事だから気にしないだぜ!
そう言えば
>>211 >黒服Dの評判に傷が付きそうな気がしてきた
既にチャラ男に言い寄られていた事が「組織」内でも(黒服Hのせいで)わりと広がってるから問題ないと思うんだぜ!!
>>222 つまり組織側の奴らにもチャラ男は誤解されているんですね
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 19:58:36.65 ID:/5FAtha/0
と、言うか、いつのまにかゲデ関連の話がwikiにまとめられてるwwwwwww
まとめてくれた人感謝なんだぜ!
そして、遅れましたが、黒服H関連のネタ保管してくださっている方にも感謝!!
>>223 その通りでございます
黒服Hは誤解してないのにな!
225 :
東京の人:2009/10/15(木) 20:01:26.36 ID:xUW4fdlG0
ただいまー
最近レポートやら追試やら忙しくて書くべき物語も書ききれてないんだぜ…
という訳で超高速で書いてくるっ!
>>224 |・ω・`)< タイトル等は勝手にいじっちゃってね!
227 :
花子さんと契約した男の話:2009/10/15(木) 20:10:06.69 ID:/5FAtha/0
賑やかになってきたな、と思う
多分、酒を飲んでいる人達が、いい具合に酔いが回ってきた頃なんだろう
…気のせいだろうか
若干、未成年に見える中にも酔っ払っているのが見えるような見えないような
まぁ、もしかしたら年齢の割りに若く見えるだけなのかもしれないし、放っておこう
酔っ払いに関わったらロクな事がない事は、組の飲み会見ていてよくわかっている
そんな事を考えながら、俺は近くのテーブルにあったジュースの瓶をとって、コップに注いだ
…にしても、炭酸系のジュースが多いんだな
今まで飲んだの、全部炭酸のジュースだ。それも、わりと変わった味わいの
……お、これは甘い、飲みやすい
「み、けーやくしゃ、これも美味しいよー!」
「ん、ありがとうな、花子さん」
花子さんが持ってきてくれたカボチャのパイを受け取る
もぐ、とそれに食いついていると…料理と酒を求めて彷徨っていた赤マントと青いはんてんが戻ってきた
青いはんてんが、いい具合に酔ってきているらしいのが、よくわかる
「あはは〜、飲んでる〜?」
「ジュースは飲んでる」
上機嫌な青いはんてんの言葉に、俺はそう答えた
未成年なんだから、酒を飲めるはずがないだろう
「楽しんでいるかね?」
「それなりに。花子さんが楽しそうだし、それでいいよ」
228 :
花子さんと契約した男の話:2009/10/15(木) 20:11:59.64 ID:/5FAtha/0
赤マントの言葉に、俺はそう答えた
青いはんてんにもパイを勧めている花子さん
その無邪気な様子に、癒される
…うん、何故だろう
この会場において、こう言う花子さんのように無邪気な存在が、とても、とても、とても、貴重な存在に思えるのだ
もしかしたら多分きっと恐らく、気のせいだとは思うのだが
「ん〜…熱くなってきたわね」
「…?そうか?」
ぱたぱた
熱そうにしている青いはんてん
…っつか、はんてんの下は晒しとスパッツだけなのに熱いとか…
「…む、いかんな」
「え?」
「みー??」
赤マントの呟きに、俺と花子さんは、ほぼ同時に首をかしげた
…不味い?
何が?
「…彼女の酔いが、そろそろ危ないラインにきた」
「はぁ」
…確かに
229 :
花子さんと契約した男の話:2009/10/15(木) 20:14:37.83 ID:/5FAtha/0
酔っ払いというやつは、ある線以上に酔っ払うと、さらに厄介になる場合が多い
親父の部下でも、一定ライン以上に酔いが進むと凄い勢いで絡み上戸になる奴がいて大変そうだった
青いはんてんも、そのタイプなのか?
俺がそう考えていると…青いはんてんが、己の晒しに手をかけた
……晒しに?
待てっ、まさか!?
「ふふふ………っ、キャスト・オフ!!」
っば!!!
やったっ!?
やりやがった!?
青いはんてんは、ぽ〜ん、とそりゃもうあっさりと、清々しいほどに、あっさりと
己の胸元に撒いていた晒しを、取り去った
っちょ!?
やばいだろう、どう考えてもやばいだろう!?
そう考えて、俺は慌ててはんてんから背を向けた
…あれ?
俺の真向かいにいたはずの赤マントの気配が、離れたような…
「む〜、何するの、赤マント」
230 :
花子さんと契約した男の話:2009/10/15(木) 20:17:13.24 ID:/5FAtha/0
「…全く、君の露出癖にも困ったものだ」
……お?
つ、つ、つ…と、恐る恐る、振り返ると
そこには、己のマントの中に、すっぽりと青いはんてんを包みこんだ赤マントの姿が
……ほっと、俺は息を吐く
「けーやくしゃ、どうしたの?」
「…いや、何でもない」
…その
女の裸なんてもんに、耐性なんざもっているはずのない俺が
まともに露出した青いはんてんの胸元なんて、見ていられる訳もない
ありがとう、赤マント
素早い反応をありがとう!!
「暑いから脱いだのに。こうされたらもっと暑いじゃない」
むぅ、と青いはんてんが、赤マントに抗議している
いや、脱がないでください、お願いです
色んな意味でヤバイから
「いいから、大人しくしていてくれたまえ」
青いはんてんを背後から抱きしめるような状態で苦笑する赤マント
…赤マントに羨望の眼差しとか嫉妬の眼差しとか余計なことしやがって!的な眼差しが注がれているのは多分気のせいじゃないのだろうな、と
どこか、他人事のように俺は考えたのだった
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:18:43.53 ID:/5FAtha/0
青いはんてん、胸元をキャストオフしたよ!
ただし、赤マントがマントの下に青いはんてんを隠しました
多分見えない
>>226 了解しました&ありがとうございます!!
みんな乙〜 そろそろはっちゃけるメンバーが出そうな・・とか考えてたら案の定www
しかもキャストオフかよwwww
乙!
マントの中に夢の国があるんですね!
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:32:29.30 ID:/5FAtha/0
235 :
業物一閃:2009/10/15(木) 20:33:57.04 ID:xUW4fdlG0
さてと、やっと帰還させてあげられたぜー
「さあ小次郎、お前は鮭と野菜と果物を持て。俺は米を持っていくからな?」
「ぬう…あまり肉体労働は好きではないがなぁ…」
「働かざる者食うべからず、だ。このぐらい運んで当然だ。」
そう言ってかの有名な剣豪をこき使う俺。なんか俺いい気分w
部屋に入ると、あの女性にまた声をかけられた。
「お帰りなさい。また沢山持って来たわね。」
「ああ、出来れば軽トラの荷台にまだ米袋が残ってるから手伝ってほしいんだが…」
「分かったわ。」
手伝ってほしいとは言ったが、その後は男としてのプライドが完膚なきまでに叩き折られた俺だった…
パパン借りましたぜ盛大に焼き土下座っ……!!!
食材第2陣到着です。今回の食材はこちらです。
野菜・果物の残り・牛・豚・鶏の各種肉詰め合わせ・秋鮭一本丸々・30kgの米袋×5袋
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:37:32.07 ID:/5FAtha/0
食材追加乙なんだぜー!
秋鮭一本丸々か…さて、どんな料理にすべきか
>男としてのプライドが完膚なきまでに叩き折られた
その気になれば息子を抱きかかえたまま銃を振り回し無双できる程度の力があるパパン相手だから仕方ない
ってか、まだ女だと誤解したままかwwwwwwwwwww
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:40:55.05 ID:aNqSk4Ub0
>マントの下でDカップが揺れてるよ
脳内でイメージしてみたら赤マントに殺意が湧いた。
時間無くて書きたいのに書けないのがここまで苦痛だとは思わなかった…
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:50:18.93 ID:/5FAtha/0
>>237 >男としてのプライドが完膚なきまでに叩き折られた
安心してくれ、俺も脳内で漫画のコマ割的にイメージしながら書いてたんだが、赤マント氏ねな気分になった
>>237 なん・・・だと・・・・
赤マントもげろ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:51:31.32 ID:/5FAtha/0
またコピペミスorz
>脳内でイメージしてみたら赤マントに殺意が湧いた。
の間違いだよ、うん
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:54:09.67 ID:aNqSk4Ub0
>>240 どんまい。よくあることなんだぜ。
宴会終わったら次のイベントってハロウィンだよな?
そのほかなんかあったっけ…
次のクロス企画は赤マント集団リンチ&滅殺で良いんじゃない?
>>241 ハロウィン ⇒ クリスマス ⇒大晦日&お正月・・辺りだろうか
しかし自分で書き出してみてちょっと憂鬱になった
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:56:17.48 ID:/5FAtha/0
>>241 俺がマッドガッサー&スパニッシュフライ大暴れネタを書こうと計画している
面白そうだから、ハロウィンの時期にぶつけて見るかな、話の時期的に
…が、プロット立てていたらその前に不良教師の死亡フラグをなんとかしなきゃいけない内容に(ry
>>242 赤マント「何故だね!?こんなにも頑張って青いはんてんの暴走を止めているではないか!」
青いはんてん「む〜、暑い〜」
赤マント「えぇい!スパッツまで脱ごうとするのは流石にやめたまえ!!」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 20:57:50.52 ID:aNqSk4Ub0
>赤マント「何故だね!?こんなにも頑張って青いはんてんの暴走を止めているではないか!」
死ね。氏ねじゃなくて死ね。そしてもげちまえ畜生が!
そういえばサーカスが来るとかっていうのもあった気が
>>224 全力でもげちまえwwww
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:01:26.58 ID:/5FAtha/0
>>245>>246 予想してたことではあるが赤マント氏ねだよなぁwwwwwwwwwwww
…おかしい、最初はロリコン&熟女好きの変態だったはずなのに、いつの間にリア充に
>そういえばサーカスが来るとかっていうのもあった気が
サーカスネタ最初にちらつかせたの俺なのにコロっと忘れてたwwwwwwwwwww
248 :
エンジェルさん:2009/10/15(木) 21:03:12.94 ID:hkr4aJEjO
「なんだよー世の中所詮顔かよチクショー」
アンサーにおそらく想いを寄せている少女が現れたことに嫉妬する男
「俺も彼女欲しいよ……」
男が辺りを見回すと女性を優しく抱き締める赤いマントの男がいるではないか
おそらく、『赤マント』という都市伝説だろう
「都市伝説にすら負けるって俺……」
友達になれそうな女性を探しているはずだったが、深く落ち込むことになった男であった
なんか情報屋が落ち込んだ
俺もちょっとだけ落ち込んだ
赤マント氏ね!
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:10:52.73 ID:/5FAtha/0
>>248 エンジェルさんの契約者wwwwwwwwww
はたして、アンサーに思いを寄せている少女といってもそれが生首だと知ったらどんな反応示すやらwwwwwwwwwwww
250 :
小ネタ:2009/10/15(木) 21:19:51.55 ID:/5FAtha/0
「……あら?」
Tさんと、別れた後
彼女は、見覚えのある人物を、会場で見かけた
…以前、占ってくれた同業者
二つの都市伝説と契約しているらしい男性だ
…何やら、落ち込んでいるようだが、どうしたのだろう?
首をかしげながらも、これも何かの縁、と考えて、彼女は男性に近づく
「お久しぶりです」
「あ……は、はい」
彼女に声をかけられ、顔をあげる男性
落ち込んでいた様子の彼に、彼女は優しく微笑みかける
「…妹さん、ご無事だったようで。良かったですね」
「あ、はい、まぁ」
…以前、男性に見えた、心の悩み
それが、解消されているのが、彼女にはわかった
この男性の大切な存在は、無事だったのだろう
良かった、と思う
大切な存在を失ってしまう事は…とても、とても、苦しくて悲しいことだ
251 :
小ネタ:2009/10/15(木) 21:22:09.80 ID:/5FAtha/0
この男性が、そんな体験をしていなくて…良かった
「…でも、なんだか、暗い顔をなさって…どうかなさったのですか?」
「……いや、世の中の理不尽を感じたと言うか何と言うか世の中不公平と言うか」
「………?」
意味がわからず、彼女は不思議そうに首をかしげた
何故落ち込んでいるのか、理由がわからないと慰めようがないし、どんなパワーストーンが効果があるのかもわからない
男性の落ち込みの原因が、嫉妬とか嫉妬とか嫉妬とかだと、わからず
彼女は、それでも男性を慰めようと、何か言葉を探しているのだった
終わっておけ
エンジェルさんの人に土下座なんだぜっ!!orz
都市伝説4コマ風劇場
「兄さん、巨乳っていいですよね。夢がありますよね」
「・・・ああ、そうだな」
「服の上からでも、サラシを巻いても衰えぬ存在感・・・女の身でも憧れてしまいますよ」
「・・・そうか」
「そんな人類の宝を隠して独り占めしようなんて考え、万死に値します」「・・・それで?」
「ちょっとあの男張り倒してきていいですか」
「落ち着け、とりあえず双眼鏡を下ろせ」
妹ちゃんのキャラってなんなんだろうね
ズレてることは間違いないが
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:24:31.47 ID:1JCAIyNQ0
「全く…最近の若いもんは節操というものがなくて困るわい。
わしが現役のころの女子と言ったら純粋無垢というのが基本じゃったというのに…
いやしかしわしは純粋でありながらも乱れるときは乱れる女子が好きじゃったかのぅ。
とりあえずさっきから向こうで女子を隠している赤いマントは焼ければええのじゃ」
とりあえず爺さんが赤マントに殺意を覚えたようです
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:27:52.14 ID:/5FAtha/0
赤マントが各方面から殺意とか向けられてるwwwwwwwwwwwwwwwwww
都市伝説4コマ風劇場
「モヤシぃ・・・むにゃ」
「ようやく寝た・・・」
「あーもう、こんなにはだけさせてくれて・・・キスマークとかも付いてるだろうし・・・」
「とりあえず顔でも洗」グイッ「ん?」
「ん〜♪・・・むにゅむにゅ」ガシッ
「ちょ・・・袖放して・・・・・・!」
彼が解放されるのはいつのことやら・・・
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:40:18.49 ID:/5FAtha/0
>>255 羨ましい状況じゃねぇか畜生wwwwwwwwww
257 :
小ネタ:2009/10/15(木) 21:44:35.14 ID:/5FAtha/0
「…そう言えば」
「はい?」
「Dさんは、ほとんど飲んでないみたいだったね」
酒、とほどよく酔っている黒服が呟く
あの過労死寸前状態でいる事が多い黒服は、ほとんど酒を飲んでいないように見えた
それを聞いて、同僚の女性黒服が、あぁ、と呟く
「あの人、お酒弱いらしいですよ。本人、酔っ払っている間の記憶が完全に飛ぶらしいですし。
自重してるんじゃないでしょうか?」
「へぇ…あぁいう人って、酔っ払ってるところなんか想像できないけど」
一体、どんな酔い方をするのだろうか?
首をかしげる彼に、女性同僚はこそり、耳打ちしてくる
「…噂で聞きましたが、かなり凄いらしいです」
「凄いって?どんな方向で?」
「よくわかりませんが、あの人が酔っていた時、現場に居合わせていた全員が口を閉じて真相を語らないくらい凄いらしいです」
…………
「つまり、酔わせない方がいい、って事だね」
「そう言う事なんでしょうね」
よくわからないけれど、納得して、彼は新たにコップに酒を注ぐのだった
まさかの人さまのキャラオンリーネタでした黒服Yの人に焼き土下座っ!!orz
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:47:36.70 ID:kxNb3LWX0
取り合えず
くたばれ、赤マント
>「よくわかりませんが、あの人が酔っていた時、現場に居合わせていた全員が口を閉じて真相を語らないくらい凄いらしいです」
何があったんだwwwww
都市伝説4コマ風劇場
「やっぱり食べられないと暇ですね、先生」
「そうか?」
「せっかく美男美女も集まっているんだ、お前も好きな女の子でも探せば・・・」
「生前の性癖はもう忘れてください!」
「そんなこと言ってるが、今も女が好きなんだろ?」
「いいえ、私は死んで生まれ変わったんです・・・」
「二次も三次も薔薇も百合も当然ノーマルもイケる、最強の両刀使いに!!」
「悪化している気がするのは俺だけなのかねぇ・・・」
ギャグ・変態要員量産中
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 21:53:06.21 ID:/5FAtha/0
>>258 >何があったんだwwwww
黒服D「…お恥ずかしい話ですが、本当に覚えていないのです。酔っていた間の記憶がすっぽり抜け落ちていまして…
周囲に居た皆様に迷惑をかけた事だけは把握しましたので、以後、人前で飲まないようにしています。
……人間だった頃の記憶が当時しっかりしていれば、その時も飲まなかったのですが」
まぁ、人間だった頃から酒癖は変わってないので赤マント&赤いはんてんも酒癖知ってるけど、多分視線をそらして語ろうとしないwwww
知りたければ、誰かうまく騙して黒服Dに酒を飲ませてやってくれ
……ストッパーがいなくなるけどな!!
>>259 悪化してやがるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>256 だが、彼女が正気に戻ったらどうなることか・・・
都市伝説4コマ風劇場
「そういえば、新参組織の一員がまだいたような?」
「えーっと、こういうのは気配や雰囲気で分かるものなのですが・・・」
「この辺りなのに・・・別のなにかでわからない!」
「・・・」←妄想流し中のドクター
よし寝る
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:00:33.84 ID:/5FAtha/0
別のなにか……だと…!?
ドクターすげぇwwwwwwwwwwwwwwwww
おやすみー
俺…今日こそ11時前には寝るんだ…
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:11:54.83 ID:/5FAtha/0
も
265 :
花子様in宴会:2009/10/15(木) 22:12:13.23 ID:w+DMBQMm0
男「ん…あっ……くっ…!ふあっ…」
花「ここ?ここがイイの?ねぇ?なんとか言いなさいよ、気持ちイイって言いなさいよ。」
男「ソコを…ナマで花子様にされるのが…気持ち……イイですっ…。」
花「そうでしょぉ?やっぱりナマの方が良いわよね?ほら、もっとキツくしてあげるわよ。」
男「ああ!そ、それは!?それ以上はヤバイですっ!!!」
花「こんなところで大きな声出しちゃダメよ?皆いるんだから。まったくこれだから駄犬は…」
男「でも…やっぱりナマは凄くて…ハァ…」
男「裸足をヒールで踏まれるのはちょっと痛すぎですよ、流石に。」
酔いが回り始めた花子様が、椅子にする代わりに足を踏み始めただけ。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:18:00.19 ID:/5FAtha/0
どんな酔い方してるんだよ花子様wwwwwwwwwwwwwwwwww
花子さん「みー?けーやくしゃ、どうして耳をふさいでくるの?」
花子さんの契約者「花子さんは聞いちゃいけません!!」
青いはんてん「むー、暑いー!脱ぐー!」
赤マント「えぇい、暑いのは酒を飲んだせいだ。頼むからその状態で私のマントから出ようとしないでくれ」
花子さんの契約者「頑張ってくれ、赤マント…耳を塞いで同時に目も塞ぐのは俺には無理だ…!」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:21:12.22 ID:kxNb3LWX0
>>265 さすがは花子様wwwwwwwwwwwwww
>>266 赤マントと花子さんの契約者孤軍奮闘wwwwwwww
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:27:22.91 ID:/5FAtha/0
>>267 >赤マントと花子さんの契約者孤軍奮闘wwwwwwww
会場が着々とカオスな事になっていっているが、何とかしてくれそうな人材は少ないからなwwwwwwwwwwwww
黒服D「……」
はないちもんめ「どうしたの?」
黒服D「…今、会場に戻るのは、あなたの精神的教育面であまり良くない気がします」
チャラ男「何を感じ取ったんだよ」
お子様に見せちゃいけない光景が会場のあちこちで行われていそうなヨカーン
>>257 まさかの単独ありがとうw
正直もう続きがあんまり思いつかん
>>266 花子さんの頭を包み込むように抱けば目も耳も塞げると思う
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:31:50.52 ID:1JCAIyNQ0
ラ○ン「おーおー、酔った勢いで脱いでやがるぜ。いーぞ、もっと脱げー!」
ノミ「あの赤マント野郎!邪魔だっつーの!こーなったら俺の魔法で…」
金「やめなさい!子供だってたくさんいるんですから教育上よくないです!」
皆乙・・って会場内がやばいwwww
272 :
禿 黒服Dさんが会場に戻ってきた後の話しということで:2009/10/15(木) 22:39:14.13 ID:kxNb3LWX0
そう言えば・・・今回の宴会は彼にも話があったのを忘れていたな
禿「すみませんが、少しお時間をいただけますか?」
黒服D「貴方は・・・・・・何故裸なのですか?」
禿「そこに漢がいたからです」
黒服D「・・・もう少し自重できませんか?貴方の所為で大変な騒ぎになっていたのですよ?」
その、大変な騒ぎと言うのがイマイチ理解できないのだが・・・
禿「善処します・・・それで、本題ですが」
黒服D「はい」
禿「何か、困った事があれば言ってください・・・私も『組織』の現状に不満を持っています
『組織』を正す為になら、力を貸しましょう」
彼は一瞬驚いたようだが、すぐに理解したようで
黒服D「それは、心強いです・・・」
・・・何故、少し不安そうなのだろうか?
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:39:35.94 ID:/5FAtha/0
>>269 そう言っていただけるとほっとする
>花子さんの頭を包み込むように抱けば目も耳も塞げると思う
花子さんの契約者「…その方法があったか!?」
花子さん「みー??」
>>270 あぁ…ノミ沢さんが酔っ払っている今、金さんがとても常識人だ…wwwww
274 :
三面鏡の少女:2009/10/15(木) 22:40:11.05 ID:b5+OQdvy0
「あー、Dさんおひさしぶりー。さっきはおたのしみでしたにゃー」
けたけたと笑いくるくる回りながら現れた三面鏡の少女に、黒服Dは頭と胃がいっぺんに痛くなった
どうしてこう本来飲むべきでない人間が次々と酒を口にして、なおかつタチの悪い酔い方をしているのか
「ダメじゃないですか、未成年だというのに」
とりあえず出会い頭の台詞は無かった事にするようさらりと流して、常識的な対処を試みる
「にゃー? これはじゅーすれすにょー。ちゃーんとかくにんしてのんれまーす」
抱いているのは何処からどう見ても酒瓶であり、甘い果実酒の香りはするもののアルコール度数は結構なもののようだ
「Dさんものむといいのれすにゃー、おいしーですにょー」
「……わかりましたから、とにかくその瓶をまず」
聞き流すつもりで言った何気ない返答を、少女は了承と受け取り
「えいしゃおらえいしゃー♪」
酒瓶を取り上げようとした黒服Dの手を掻い潜り、瓶の口を黒服Dの口に捻り込む
「ぶっ!? げほっ、ごほっ!?」
いきなり流し込まれた果実酒を、思い切り噴き出してしまう
周囲からのツッコミも間に合わない早業の後、チャラ男やはないちもんめの少女がむせる黒服Dに気を取られてる間に少女はくるくるふらふらとその場を離れて行ってしまった
「にゃー、じゅーすはどこかにゃー……んー?」
酒の補充を求めて彷徨う少女が目にしたのは、なにやら赤いマントの下で蠢く謎の物体
そして猫じゃらしを見つけた猫のように目を輝かせる少女
「おにーさーん、なにをいれてるんですかにゃー?」
次なるカオスの行き先はどっちだ
終われ
※
Dさんに飲ませようとしたけど無理矢理もどうかなーと思ってしまい飲んだかどうかわからない状況に
ついに黒服Dも餌食にwwww
276 :
禿:2009/10/15(木) 22:44:29.17 ID:kxNb3LWX0
禿「あぁ、それと・・・」
黒服D「まだ何か?」
禿「『はないちもんめ』の少女の事、頼みます」
黒服D「・・・どう言う事です?」
禿「・・・いえ、お気になさらず、では失礼します」
呼び止めようとする彼を無視し、全力で走り去る
後には呆然とした黒服Dが残された
『はないちもんめ』
30年前、たった一人で『組織』を裏切り、反旗を翻した女性が契約していた都市伝説・・・
30年前、人だった私が最期に戦った相手
あのときの私は、彼女の言葉が理解できなかった
しかし、今なら判る
彼女の言っていた通り『組織』は歪んでしまった
私はその歪みを正さなければならない
それが、彼女を殺し、『組織』を野放しにし
結果的にあの少女の、その母親の人生を狂わせた私の責任だから
続く?
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:45:19.52 ID:/5FAtha/0
そう言えば禿全裸だったwwwwwwwwwwwwwww
因みに、黒服Dは
Tさんと会話→赤マントと会話→黒服Hからの電話を受け取りドクターと会話→将門と会話→Tさんの契約者と夢子の下へ→会場に戻って
>>272の禿との会話
→はないちもんめにキスされる→チャラ男に連れられて調理場スペース隣の休憩スペースへ→三面鏡の少女に酒飲まされる ←今ココ!!
と言う感じだと思います…忙しい奴めwwwwwwwwwwwwwwwww
ってか、酒飲んじゃったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
よし、酒癖ネタ書くかwwwwwwwwwwwwwwwww
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:46:49.11 ID:kxNb3LWX0
何となく禿
黒服Dさんに土下座!
>>374 やりおったかwwwwwwww
>>277 全然休まってないwwww
そしてついに酒癖解除wktk
禿・・言ってる事はとってもシリアスなのに全裸・・っ!
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:48:24.13 ID:1JCAIyNQ0
>>277 大丈夫だ、禿はまだ上半身しか脱いでない…はず…きっと…
そして酒癖…wktk
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:48:24.33 ID:kxNb3LWX0
>と言う感じだと思います…忙しい奴めwwwwwwwwwwwwwwwww
そこら辺が過労死候補bPたる所以か・・・
>よし、酒癖ネタ書くかwwwwwwwwwwwwwwwww
来るか、遂に酔っ払いD来るのかwwwwwwwww
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:48:25.38 ID:/5FAtha/0
はげ乙!!
シリアス過去の予感だぜぃ
黒服D酒癖ネタを書く前に、先に貴殿に土下座だっ!!orz
284 :
小ネタ:2009/10/15(木) 22:50:37.15 ID:/5FAtha/0
「ち、ちょっと、大丈夫?」
けほけほと、黒服がむせている
…っく、誰だっ!?さっきの貧乳は!?
青年は少女が立ち去った後を追いかけようとしたが、既に姿が見えない
それよりも、黒服の事が心配だ
「大丈夫か?」
「……はい」
顔をあげる、黒服
ほんのりと、頬が赤く染まっているように見える
…そう言えば、こいつ、酒強くない、って聞いていたような
青年が、それを思い出してやや不安になると
にこり、と
黒服が、笑った
「「…………え??」」
きょとん、と
青年と少女は、ほぼ同時に間の抜けた声をあげてしまった
黒服が、笑っている…それも、満面の笑みで
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:51:21.22 ID:kxNb3LWX0
>禿・・言ってる事はとってもシリアスなのに全裸・・っ!
うん、脱いでるね
多分下半身はまだ大丈夫だと思いたい
出ないと年頃の娘さん(滝夜叉様)居るから将門様に怒られる
>シリアス過去の予感だぜぃ
しかし書くかは未定
一応要らんだろうけど補足するなら
あの少女=現はないちもんめ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:52:17.03 ID:kxNb3LWX0
> 黒服が、笑った
底知れぬ恐怖を感じたのは何故だろうwwww
支援
287 :
小ネタ:2009/10/15(木) 22:53:37.59 ID:/5FAtha/0
感情の起伏が薄い黒服は、普段あまり笑わない
笑っても、どこか遠慮がちだったり、微笑、と言う程度の笑いなのに
今、満面の笑みを浮かべている
どう言う事か?
まさか、さっきのアレだけで酔ったのか?
青年が、疑問に思っていると
「…あなたも、飲みませんか?」
「は?」
「お酒を」
す、と傍にあった酒瓶を手に取る黒服
にこり、微笑みは青年に向けたままだ
「あ、いや、俺はまだ調理とかあるし…」
酒に弱い訳ではないが、まだ調理すべき食材が結構残っているから、舌を鈍らせたくない
そう考えて、青年は断るのだが
「…飲みませんか?」
にこにこと、微笑んだまま、黒服は繰り返してきた
……これは、もしや
「…絡み上戸?だとしても、随分大人しい絡み上戸だけど…」
うわあああ周りも巻き込むのかwww
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:55:32.59 ID:kxNb3LWX0
まさかの絡み酒wwwwwwwwwwwww
逃げてwww周り逃げてwww
290 :
花子様in宴会:2009/10/15(木) 22:55:47.87 ID:w+DMBQMm0
さきほど美少女から(花子様は「あれは男の娘よ。」と言ってたが)シュークリームを貰ってきた。
そしてシュークリームを食いながらチューハイを飲んでいるわけだ。
未成年?いまどき二十歳まで飲まない奴の方がレアだ。それにもう17歳、もうすぐ18だ。
さほど問題ないさ。花子様も同じくらいではあるが、キャラ的に平気だろう。
男「おっ、カスタードではなく生クリームだ。生クリーム派の俺勝ち組♪」
花「ホントに『ナマ』が好きなのね。まぁ、私も生クリーム派だけど。」
男「『ナマ』って変な強調はやめてくださいよ…。お、シューがサクサクして…」
花「クリームもたっぷりで、程よい甘さ…あら?駄犬、ちょっと」
男「はい?…っ!!」
ちゅ…
花「頬にクリームついてたわよ…しかたない駄犬ねぇ。」
花「あら?口の中にもクリームがついてるわよ?」
男「え!?それはついてるじゃなくて、たべてrむぐぅ」
ねっとりと口の中を花子様に舐めとられ、クリームを奪われる。
やたらと甘い接吻。
花「さっきは、調度良いって言ったけど、やっぱり少し甘すぎかもね。」
艶めかしくペロリと唇をなめ、満足そうに、花子様は笑った。
291 :
小ネタ:2009/10/15(木) 22:56:03.11 ID:/5FAtha/0
少女の呟きに、思わず同調する
確かに、これは酔い癖で言う絡み上戸と言うやつだろう
しかし、黒服のこれは、絡み上戸といってもかなり大人しい絡み方に見えた
まぁ、ある意味で黒服らしいといえばらしいのだが…
「…飲みませんか?」
「あぁ、悪いけど」
この程度の絡み上戸なら、逃げられる
青年は、そう考えたのだが
「飲んだ方が、良いですよ?」
「へ?……っちょ!?」
ぐい、と
黒服は酒瓶をあけると、中身の酒を口に含んだ
そして…つい、と
青年の両頬を、手で包み込んだ
「え?……っちょ、何を」
「黒服?何を…」
少女も、青年も、黒服のその行為に戸惑い、疑問の声を投げかけようとして
…言葉を、飲み込んでしまった
「−−−−−−っん!?」
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:57:27.59 ID:1JCAIyNQ0
wwwwwでたwwww口移しwwwwww
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 22:58:12.41 ID:kxNb3LWX0
ちょwwwwwwwwwwwwwwwww
こ、これはwwwwwwwwwwwwwwwwww
貴腐人が駆けつけそうな予感
295 :
小ネタ:2009/10/15(木) 22:58:53.16 ID:/5FAtha/0
…青年と、黒服の唇が、重なった
ぴきっ!!と、誰かが怒りを感じた音が聞こえた気がしたが、青年にはそれに構う余裕はない
突然の事に、思考は混乱し
「〜〜〜〜〜っんん!?」
ぴちゃり
舌が、青年の唇をこじ開けてきて…口内に、酒を流し込まれる
青年の両頬を逃がさないようしっかりと掴んで、口に含んだ酒を全て飲ませて…
黒服は、ようやく満足したように口を放す
……ぷしぅっ
突然の出来事に、思考回路がショートしたように…青年は、硬直していた
…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
少女が、色々と怒りのオーラを放ち始めたが…
くるりっ
黒服が、少女に向き直った
「…流石に、未成年にお酒を飲ませるわけには行きませんね」
「……え?」
す、と
おおっとwww
チャラ男が固まったwwwwwww
ってまだ何をする気だwwww
298 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:00:42.29 ID:/5FAtha/0
黒服は、今度はジュースの瓶に手を伸ばした
封を開け、中を口に含み…
「……っちょ!?」
す、と
先ほど青年にしたように、少女の頬に手を伸ばした
優しく両頬を包み込まれて、パニックになる少女
笑顔を浮かべた黒服の顔が、ゆっくり、ゆっくりと近づいて
「−−−−っ!!」
重なる唇
その感触に、くらり、少女の思考は揺れる
ノックされるように唇を舐められて、思わずうっすらと唇を開いてしまった
とぷり
甘いジュースが、口内に流し込まれる
「〜〜〜〜〜〜〜っ」
甘い
甘い、甘い、甘い
甘い感覚に、少女の思考はぐらり、ぐらりとゆれ揺れて
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:01:21.72 ID:rmuWU0PS0
なんという酒癖
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:02:22.90 ID:WrTI4sOTO
あかんwwww
こwwwwれwwwはwwwwww
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:02:57.08 ID:kxNb3LWX0
なwwwwwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwwwwwwとwwwwwwwwwwwwwww
303 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:03:01.31 ID:/5FAtha/0
……ぷしゅぅうううううう……
少女も、青年と同じように、固まった
耳まで真っ赤になって、完全に硬直している
「…?2人とも、どうかなさいましたか?」
にこにこと、黒服は微笑んだままだ
2人から返事がないのに、不思議そうに首をかしげる
「…あぁ、そうか、まだ足りませんか」
「……え」
っは!と
青年が、先に正気に戻った
再び酒瓶に手を伸ばした黒服を、慌てて止める
「っちょ、待て待て待て!!色々と待て!!」
「何がですか?」
「う……」
笑顔のまま、首を傾げてくる黒服
…油断した
これは、酒癖としてはかなりタチの悪いタイプだ!!
黒服は、酔っている間の記憶は残っていない、と以前教えてくれた事がある
覚えて無くて正解だよ、畜生!!
覚えられてたら、色々と恥ずかしいよ、こっちも!!
304 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:05:29.45 ID:/5FAtha/0
とにかく
これ以上の行為は、阻止しなければ!!
酒を口に含もうとする黒服を、青年は必死に止めて
「………んん」
「あ」
…こてんっ
黒服の体から、力が抜ける
青年は、慌ててその体を抱きとめた
…すやすやと
黒服は、小さく寝息を立てていて
…どうやら、酔いが回って睡眠状態に入ってくれたようだ
「……はぁ」
ため息をつく青年
ぷしゅううう、と少女は硬直したままだ
…さて
この状況を、どうしたらいいものか
とりあえず、黒服には「ユニコーンの角の粉末」を飲ませるべきだよなぁ
そして、酔っている間に何をしたかは黙っていた方がいいよなぁ、と
青年は、静かに眠る黒服を前に考え込むのだった
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:06:02.62 ID:kxNb3LWX0
・・・酒って怖いなwww
当初、少女にやらせようと思ってた酒癖そのまんまで吹いた
こっちもやるか!? いや脱ぐか!? 更に高みを目指すか!?(やめれ)
なんかヘタしたら
『 ドキッ!都市伝説だらけの祝勝会〜ズブリもあるよ〜 』
になりかねない気がしてきた。
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:07:36.06 ID:/5FAtha/0
…と、言う訳で、黒服D酒癖ネタでした
あっはははははははははははははは、やっちまったぜ!orz
絡み上戸+キス上戸(むしろ口移し上戸?)が黒服Dの酒癖です
…幸いなのは、目の前の相手にしかやらず、新たな獲物を探す事はない事と、わりと早口から尽きて眠ってくれる事だろうか
ユニコーンの角の粉末を飲ませたので、多分跡で普通に復活しますwwwwwwww
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:07:48.73 ID:rmuWU0PS0
いかに変態であるかが都市伝説としての一つの条件なんだろうか
乙wwww
こりゃはんてんたちも口を閉ざすわけだwww
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:11:38.39 ID:/5FAtha/0
>更に高みを目指すか
これ以上の高みとかどんなんだwwwwwwwwwww
312 :
「はないちもんめ」:2009/10/15(木) 23:11:54.62 ID:kxNb3LWX0
黒服にキスされた
黒服にキスされた
黒服にキスされた
脳内を同じ単語がクルクル回り続ける
え、何コレ夢?
私も末期だなァ・・・こんな夢見るなんて
チャラ男「えっと・・・大丈夫か?」
少女「え、えぇ・・・・・・」
そうだ、現実逃避してる場合じゃない
けど、コレってよく考えてみたらファーストキス・・・・・・
酔った黒服が相手って
嬉しいような、残念なような
そもそも、キス以上の経験はあるのにキスは初めってって・・・orz
はないちもんめwwwww
さっきほぼ同じ事やっただろwwwwww
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:15:08.58 ID:/5FAtha/0
はないちもんめwwwwwwwwwwwwwwww
黒服Dにほぼ同じ事やっただろうwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>キス以上の経験はあるのにキスは初めってって・・・orz
こんなところまでチャラ男と同じ
315 :
「はないちもんめ」:2009/10/15(木) 23:15:20.89 ID:kxNb3LWX0
チャラ男「えっと・・・どうする?」
少女「どうするって・・・」
普通に考えるなら、黒服がやってくれた(らしい)みたいに
少女「『ユニコーンの角の粉末』だっけ?を飲ませれば良いんじゃないの?」
チャラ男「いや、そうなんだけどよぉ・・・」
見ると黒服は完全に寝ている・・・
チャラ男「どうやって飲ませる・・・?」
少女「あっ・・・」
その後暫く寝ている黒服にどうやって飲ませるか頭を悩ませる事になるが、結局どうやって飲ませたのかは不明である
終われ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:18:20.67 ID:kxNb3LWX0
>>304の続き、書いちゃったorz
Dさんに土下座!!
>こっちもやるか!? いや脱ぐか!? 更に高みを目指すか!?(やめれ)
何処へ行く気だwwwww
>>313 >>314 記憶に無いんだから仕方ないwww
パワーストーンの契約者が近くにいなかったのが悔やまれる
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:18:43.43 ID:/5FAtha/0
はないちもんめ乙!!!
>結局どうやって飲ませたのかは不明である
そりゃ、口移ししか(ry
問題は…どっちが飲ませたかだ…!!
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:22:10.98 ID:kxNb3LWX0
>>317 実は『はないちもんめ』が酔った時のも『黒服D』が酔ったのも遠めに見てたんじゃないか
と期待してる
>そりゃ、口移ししか(ry
>問題は…どっちが飲ませたかだ…!!
表面上譲り合ってて水面下で火花散らす姿が見えた俺はもう眠いのかもしれない
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:26:03.99 ID:/5FAtha/0
>>317>>319 パワーストーン契約者が見てたら…彼女だったら真っ赤になって、まともに見れてないなwwwwwwwwwwww
>表面上譲り合ってて水面下で火花散らす姿が見えた俺はもう眠いのかもしれない
問題ない、眠気MAXの俺が同じ光景を見た
>>316 キス魔、脱ぐを超えるとなると……脱がす?
……は、さすがにまずいので別の路線を考え中デス
323 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:30:43.03 ID:/5FAtha/0
まぁ、あれだ
青いはんてんが酔ってしまった時点で、もはや自分の役目は彼女を抑える事に決定していたのだが
「おにーさーん、なにをいれてるんですかにゃー?」
…何故に、それ以上の問題が飛び込んでくるか!?
こちらに声をかけてきたのは、酒瓶を抱えた少女
未成年の飲酒はどうかと思うのだが、この広い会場内、人目を盗んで飲むのは容易そうだから困る
それに、花子さんの契約者は酔っていないようだったからいいのだが…ジュースと酒が、混ざって置かれている状況はまずいだろう
間違えて飲んでしまいかねない
「いや、何でもないのだよ」
「むー、暑いー」
ぴょこり
マントから顔だけ出した青いはんてんが、不満そうに口を開く
だから、暑いのは酒のせいだと言うに
頼むから、スパッツまで脱ごうとしないでくれ
「にゃー?おねーさん、あついんですかにゃー??」
酔っ払い少女が、青いはんてんの言葉に首をかしげる
…そして、にこり笑った
「それじゃあ、そんなマントの下から出ちゃえばいいんですよー」
「うん、その通りよね」
「…待ちたまえ、君たち」
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:31:05.02 ID:kxNb3LWX0
>パワーストーン契約者が見てたら…彼女だったら真っ赤になって、まともに見れてないなwwwwwwwwwwww
そっちへの耐性ないのかwwwwwwwww
>むしろ冴えてる
>問題ない、眠気MAXの俺が同じ光景を見た
譲り合うのは良いとして
チャラ男が黒服Dの唇狙うのは何か間違ってる気がせんでもないwww
326 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:33:23.80 ID:/5FAtha/0
これだから酔っ払いは!?
不味いだろう、色々と不味いだろう
既に青いはんてんはさらしをとっているのだぞ!?
自分はさんざ見慣れているからいいとして、会場に居る他の者達にまで見せるのは不味いだろう!
だと言うのに、青いはんてんは少女の言葉に同調するように、赤マントのマントの下から逃れようとするし
「えーいっ☆」
「!?」
っば!!!と
少女が、マントをめくってきた!!
−−−−−まずいっ!?
慌てて赤マントはマントを翻した
直後、赤マントたちの姿は少女の目の前から、消える
「…にゃ?」
目の前の人物に、突然消えられて
少女は、不思議そうに首をかしげたのだった
「…ふぅ」
大変と、危なかった
さあ来いおっぱい!!!夜だから良いよもう!!!!!!
だからおっぱいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
328 :
小ネタ:2009/10/15(木) 23:35:04.84 ID:/5FAtha/0
会場の隅へと、転移した赤マント
マントの下で、青いはんてんが不満そうだ
「めくってもらえて、涼しかったのにー」
「だから、君の胸元露出状態を他人に見せる訳にはいかんだろう…覚えていて、後で恥ずかしがるのは君だぞ?」
むーむーむー
子供のように不満をもらす青いはんてんの様子に、赤マントは苦笑して
その体を抱き抑えながら、頭を優しく撫でてやったのだった
赤マント氏ねと言いつつ終わる
三面鏡の人に土下座だっ!!orz
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:35:47.08 ID:rmuWU0PS0
さて、うちの子を誰とからませよう
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:36:13.32 ID:/5FAtha/0
>>324 >そっちへの耐性ないのかwwwwwwwww
ないよwwwwwwwwwwwwwwwwww男性と付き合った経験ないしwwwwwwwwwwwwww
>チャラ男が黒服Dの唇狙うのは何か間違ってる気がせんでもないwww
チャラ男「…そう言えばどうして張り合ってんだよ俺ぇええええええ!!??」
と、チャラ男が正気に戻った瞬間がはないちもんめにとってのチャンスです
カオスだwwwwカオスすぎるwwwwwwww
>>329 もちろんちょっとアレな方向で…
赤マントのストライクゾーンが普通だったらと思うと…。きっと青はんと「間違い」を犯してしまって…
俺も疲れてるみたいだな
333 :
三面鏡の少女:2009/10/15(木) 23:42:28.57 ID:b5+OQdvy0
>>328 むしろ絡んだこちらが五体投地なわけで
※
「にゃ?」
マントをめくった途端に姿を消してしまった赤マントと青はんてん
少女の酔っ払い的思考はそれを妙な方向に解釈する
めくると何かが起こる、と
会場内をちょろちょろと動き回り、テーブルクロスやカーテンをめくって見るが当然ながら何も起こらない
ああそうか、と少女はぽんと手を叩く
身に付けてるものをめくらないとダメなんだ
酷い解釈をした結果、少女の視線は会場内の女性が身につけているスカートを物色し始めたのだった
うおいwwwwwwww こっちはこっちでwwwwwwww
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/15(木) 23:45:00.80 ID:/5FAtha/0
11時前に寝るとか言っておきながら結局この時間wwwwwwwwwwww
力尽きるんだぜ、おやすみー
明日もスレが残っていたら幸せだ
なお、会場のカオスな状況を、将門は大変楽しんで見てると思いますwwwwwwwwwwww
止めてなんてくれないよ!!!!!
>>332 >赤マントのストライクゾーンが普通だったらと思うと…。きっと青はんと「間違い」を犯してしまって…
貴殿に一つ、残念な事を教えよう
以前俺は自分が出した女性キャラの処女・非処女リストで赤いはんてんを「謎」カゴテリに淹れていた
あとは…わかるな?
>>333 いえいえ、絡んでくださって嬉しかったんだぜ!!
…って、少女ーーーっ!?wwwwwwwwwwwwwwwwww
彼女の契約者がロリコン〜グラマラスレディまで対応していたんですね。わかります
とりあえずスカート履いてるキャラが花子さんしか思い出せない
この際だ、女性は皆スカートにしようぜ。ほら、宴会なんだし。
パワーストーンの契約者がロングスカートだった
厳密に決めてなかったwwww あとは花子様もたぶんめくれそうな服装だった気が
342 :
花子様のひと:2009/10/16(金) 00:00:33.19 ID:GKDbYxZPO
>>341 うん。花子様は基本的にめくれる服装だよ。
会場には女装者がいるんだよな・・・ふふふ
このカオスフルな状況で将門様は何を思うんだ・・・。
まさか、将門様も酔っぱらって口移し・・・
>>342 そうなっちゃうともう本格的に収拾がつかなくなるwwwwww
将門様はうわばみなイメージなんだが・・酔うのか・・?
>>342 女装→めくる→女性じゃない→ふしぎ!→更に加速
こうですかわかりません!
いかんいかん、全年齢リミッターが外れそうに……
ほ
ん
と
う
に
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 01:38:59.76 ID:byBgbHy30
あ
っ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 02:21:10.60 ID:zk90Nadu0
た
か
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 02:55:48.17 ID:2kxXh7xLO
わ
い
い
は
な
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 06:24:51.11 ID:pViPYQ+a0
こ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 07:06:29.73 ID:IsaAZtNx0
さ
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 07:21:18.65 ID:LkaD6esbO
ま
!
初
公
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 09:00:38.01 ID:2kxXh7xLO
開
は
こ
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 09:57:51.83 ID:UyX/6aAQ0
おっはよう!
>>338 描写し忘れてたけど、呪われた歌の契約者は黒のナイトドレスを着てきたんでスカートだよ
ただし、ドレスの下は全裸
>>342>>343 黒服D酔っ払いネタボルルートでは将門様にも口移しをかましていましたが何か
何か色々とヤバイ様子になったのでボツにしたんだけどね!!
368 :
小ネタ:2009/10/16(金) 10:34:21.76 ID:UyX/6aAQ0
「にゃは〜、おねーさ〜ん」
「あら、どこに行って…あら」
酔っ払っている様子の三面鏡の契約者を見て、呪われた歌の契約者は小さく苦笑した
間違って飲んでしまったのか、それとも意図的なのか
どちらにせよ、この状況を彼が見たら…喜ぶだろうなぁ、と考える
問題は、二日酔いなど起こさないかどうか、という点が心配な事だ
彼女たちの担当である黒服Hは、ユニコーンの角の粉末等の霊薬系都市伝説を自由に持ち出せる立場にはいない
まさか、二日酔いの治療の為に、それを持ち出す事は不可能だろう
…後で、黒服Dに会えたら、少し分けてもらおうか、と考る
彼も今後は、「組織」からはそれを持ち出すことは出来ないが……「薔薇十字団」経由では手に入るだろうから、問題あるまい
「とりあえず、これ以上は飲んでは駄目ですよ?」
「みゃ〜、これはじゅーすなのですにゃ〜」
…ううん
この少女が抱きかかえているのは、どう見ても酒瓶なのだけれども…
彼女が、少々困ったように、彼女を見つめていると
「…ふふふ〜」
にぱ〜、と
少女が、とても、とても楽しそうに、笑った
「…?どうかしたのかしら?」
不思議そうに、彼女が首をかしげると
369 :
小ネタ:2009/10/16(金) 10:39:51.50 ID:UyX/6aAQ0
「え〜〜〜いっ☆」
っば!!!
少女は、勢いよく、彼女のナイトドレスのスカートをめくりあげた!!!!!!
…ここで、重要な…非常に、重要なことを、皆に説明しなければなるまい
このシリーズを読んで下さっている読者諸君は既に知っているだろうが、この「呪われた歌」の契約者、どMである
そして、なぜか黒服Hのようなど変態に惚れ込んでいるが為に、服の下はエロ下着だったり縄だったり全裸だったりするのだ、いつでも黒服Hがエンジン全開状態で戦えるように
…今、彼女が身に纏っているナイトドレスは、腰から下はふわりと広がっているが、上半身は空にピッタリとフィットした、体のラインがよくわかるデザイン
よって、ドレスの下が縄である事は「ありえない」、流石に縄だと目立ちすぎるから…まぁ、それはそれで彼女の場合悦びそうだがさておき
ならば、彼女はドレスの下に、何を纏っているのか?
「………にゃ??」
…答えは
何も「身につけていない」
即ち、ドレスの下は全裸である
その状態で、スカート部分をめくったら、どうなるか?
まぁ、スカートのめくれ具合にもよるだろう
この場合、少女は、それはもう勢い良くスカートをめくった為に、かなりめくれたわけで即ち
スカートの下は、周囲の人間にももろ見えだった訳で
370 :
小ネタ:2009/10/16(金) 10:41:54.63 ID:UyX/6aAQ0
「にゃー??おねーさん、その格好、風邪ひきませんー??」
「ふふっ、慣れているから大丈夫ですわ」
かっくん、首を傾げてきた少女に、彼女はくすくすと笑う
どMな彼女である、先ほどのような状況に陥っても悦ぶだけだ
うにゃーん?と酔いが程よく回っている少女の頭を撫でてやりながら、彼女は穏かに笑みを浮かべているのだった
…彼女のスカートがめくれた瞬間を、もろに見てしまった周囲の一部男性が、思い切り前屈みになっていたかもしれないが
それは、彼女にとって、特に問題と鳴る事ではないのだった
終わってしまえ
朝っぱらから馬鹿なネタで御免orz
本当にあったかわいい花子様!公開はこ
文はここで途切れている。
ノートには破られた後と錆色のシミがついている・・・・・・
お疲れ様
跡だったちくしょうorz
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 11:08:12.35 ID:UyX/6aAQ0
誤字とか変換間違いはよくある事だ、気にしない!
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 11:34:25.34 ID:UyX/6aAQ0
昼過ぎにもスレが残っている事を祈りつつ離脱
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 11:53:56.12 ID:3NEy8D+90
ちくしょーネタが思いつかない
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:08:30.02 ID:2kxXh7xLO
乙!
授業中に抜いた
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:15:49.52 ID:loQ7IrHC0
書いてみたけど絶賛宴会中でお披露目する空気じゃない気がしてきた
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:26:43.46 ID:BL0BOU2u0
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:27:37.51 ID:3NEy8D+90
宴会なんて気にせず書けばいいじゃない
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:40:20.29 ID:g5WNuh810
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:44:35.01 ID:yCyEbuUR0
もぐたんの人?
気にせず投下してくれ!
骨太な話も読みたいんだぜ!
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 12:57:43.58 ID:loQ7IrHC0
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:01:34.13 ID:g5WNuh810
>>382 名前欄にちゃんと名前を入れた方が、投下が被っても見分けやすくて親切
サルさん防止も兼ねて、人さまの投下中もあまり気にしない事が多い大らかさがこのスレにはある
都市伝説4コマ風劇場
「・・・ぐふ」ボタッ
「うわっ鼻血!?」
「幽霊が鼻血って、お前なにがあったんだ!!?」
「ざ、残念でしたね先生・・・私と同じ方向を見ていれば・・・・・・」
「天国が・・・見え・・・・・・た」
「の、に・・・」ガクン
「しっかりしろぉおおお!!!」
脅威のスカートめくりを目撃してしまったがためにこんなことに・・・
385 :
小ネタ:2009/10/16(金) 13:02:56.02 ID:g5WNuh810
「西区の廃ビルの件ですね?………それでしたら、放置しておいて構いません…………そうです
関わるな、と言っているのです。こちらから手を出さなければ、何ら問題はありません……以上です
すぐに戻ってきなさい。その件に我々が関わる必要はありませんし……関わる権利も、ありません」
部下からの報告に返事を返し…彼女は、小さくため息をついた
まったく、「首塚」とやらは…都市伝説の存在を隠す努力を、もう少しして欲しいものだ
こちらは警察の中で、都市伝説など「存在しないのだ」と主張するので忙しいのだ
これ以上、こちらの仕事を増やさないで欲しい
「都市伝説対策課」など、作らせるわけにはいかない
人間が、都市伝説相手に敵うものか
都市伝説を取り締まるなど…人間には、不可能なのだ
それを実現しえるのは、同じ都市伝説だけである、と彼女は考えていた
だからこそ、「組織)から派遣されてきたエージェントとも積極的に接触し、情報をやり取りしている
都市伝説のことは都市伝説に任せておけばいい
その代わり、自分たち人間は、人間を取り締まる事に集中すればいいのだから
「…無駄に関わって命を落としても、犬死ですからね…」
………そうだ
己の部下を、都市伝説に関わらせてたまるものか
己の部下を、都市伝説に関わらせて…死なせる訳には行かない
もう、そんな悲劇はいらない
都市伝説に、ただの人間が立ち向かい命を落とすなど、そんな三流小説のような現実などいらない
そんな現実なんて、もう起こってはならないのだ
386 :
小ネタ:2009/10/16(金) 13:04:44.61 ID:g5WNuh810
「…そんな現実を、二度と起こしてたまるものですか…」
窓から月を見上げ、彼女は小さく、小さく……拳を握り緊めて、呟いた
……そうだ
己の父親のような、犠牲者を
己の部下の中から、出すわけにはいかないのだ
終われ
宴会最中、黒服Hとつながりがあるっぽい警察幹部でした
>>384 見たのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:14:30.64 ID:loQ7IrHC0
>>383 把握。ちょっと書き直しが出たからそれしてから投下します
都市伝説4コマ風劇場
「・・・・・・」ピクッ
「お、お嬢さん?」
「この距離でも半裸なら・・・いける!」スッ
「なにが!?」
「心眼!ブラボーアイ!!」カッ
「身長○○体重△△スリーサイズは上から・・・」
「誰の個人情報ですかそれ!?」
姫さんは某少年漫画のキャラの特技が使えます、という話。
ツッコミは引き続き女装少年さんです。適役すぎるんで・・・
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:18:21.83 ID:g5WNuh810
>>387 wktk
>>388 まさかのブラボーアイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
390 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:34:33.00 ID:loQ7IrHC0
投下を開始します。俺、この投下が終わったら親孝行するよ……
********************************
椋野利明、39歳。
ごく普通の会社員であった俺は今、中学生と思しき少女の手を引いて暗闇を駆けていた。
場面は1時間ほど遡る。
「あぁ〜c…今日も何事もなく仕事が終わったなぁ〜c…」
会社を出て、肩を回しながら胸ポケットに入れていたタバコを取り出して火を付ける。
年々喫煙者には辛くなっているが、守っている人間などごく少数だ。
「……さて、帰るか」
どこかの店に入って酒の一杯でも飲もうと思ったものの、溢れる人の波を眺めている内にそんな気が失せてしまい、携帯灰皿にタバコを押し付けて駅に向かう。
この行動は、かれこれ3年ほど続いていた。
職場では特に目立つ事なく過ごし、重要な会議に関わる事も、仕事を任される事もない。
働き盛りの年齢ではあるものの、きっかけがなければそれを発揮する事もできない。
俺はいつしか会社での孤独を埋めるように、仕事が終われば学校町南区の繁華街に足を向けていた。
結果として、それま無益な試みだった。
391 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:35:15.68 ID:loQ7IrHC0
人波に潜れば潜るほど孤独を感じてしまい、さりとて、それを解消する為の勇気も生まれず、孤独を再確認するだけの儀式めいた習慣だけが残ってしまった。
駅に着いて切符を買い、改札を抜けて、ちょうどホームに着いた列車に乗り込む。
辺湖市のアパートに着くまでに20分もかからないだろう。
しかし、今日に限って俺は日付けが変わるまで部屋に戻る事ができなかった。
その“原因”は列車の扉が閉まる直前に車内に飛び込んできた。
赤いスカーフと黒いセーラー服。
長い黒髪を結い上げたポニーテールはその人物に活発そうな印象を与える。
(若いなぁ……)
その人物……中学生の少女に抱いた感想といえばそんなものだった。
学校町は町と呼ぶには大きい都市であり、辺湖市も同じ規模の街だ。
何もこの列車に飛び込まなくとも、10分もすれば別の便が来る。
よほど急ぎの用事でもあるのだろうか。
腕時計で時間を確認する。
デジタル時計の液晶画面は21:50を表示していた。
少女ほどの年齢の子が出歩くには遅すぎる時間だ。
塾か何かの帰り、友達と話し込んでしまい、門限の事を忘れていた……そんな所だろう。
長い独り身生活で、椋野はそういう想像をひたすら膨らませる事で暇を潰していた。
読書の趣味もなく、携帯電話を弄る用事もないので、帰宅の途に就く時には車内に人間に対してそういう想像、妄想をする事がいつの間にか習慣付いていた。
何の気なしに車内を見回すとふとした異常に気付いた。
中途半端な時間であるとはいえ、人の多い町と街を繋ぐ電車にしては人が少なすぎるのだ。
目に付く範囲では、少女と、隣の車両で携帯電話を弄っている若者しかいない。
何年もこの時間の列車に乗っているが、これほどの異様な空き具合は初めての経験だった。
呼吸を整えた少女が少し離れた反対側の座席に座った事で、俺からは彼女の顔が見えた。
活発そうな印象とは正反対の、大人しくて静かな顔だった。
鼻にちょこんと乗った縁無し眼鏡がその雰囲気を助長するが、表情には若干の焦りと怯えが見えた。
車内をせわしなく見回し、時折、俺に視線を向けては逸らす行動を繰り返す。
気にはなったが少女とは間違いなく初対面の筈なので、特に気にせず窓の外を眺める事にした。
392 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:35:55.28 ID:loQ7IrHC0
しばらく経って俺は別の異常に気付いた。
もうそろそろ辺湖市の駅に着いてもいい時間なのに、列車はいつまでも走り続けている。
そこでまた別の異常に思い至った。
南区の駅を出てから、どこかの駅に止まった覚えさえない。
窓の外の景色はいくつもの外灯と人の営みを証明する灯火が右から左へ、左から右へ、前から後ろへ流れている。
「どうなってるんだ?」
腕時計を見て更に驚愕する。
液晶は22:30を表示していた。
立ち上がり車内を見回す。
少女は突然立ち上がった俺から離れるように移動して、相変わらず何かに怯えていた。
隣の車両にいる若者は未だに携帯電話を弄っていた。
「あの……どうかしました?」
その挙動が不審だったからなのか、少女がおずおずとそんな事を訊いてきた。
「いや……別に何も……」
恥ずかしくなって再び腰を下ろす。
いつもより遅れているだけ……そう思って安心する事しか、できることはなさそうだった。
しかし、その安心も徐々に薄れていく。
窓の外の風景から1つ、また1つと光が消えていく。
段々人気のない場所に向かっているのは明らかだった。
少女もそれに気付いたのか、立ち上がっておろおろと歩き回り、座って視線を車内に巡らし、とにかく落ち着かない様子だった。
彼女ほどではないにしても、俺も同じような不安を感じていた。
窓の外の風景から光が消えた時、その不安は恐怖へと昇華した。
やがて甲高いブレーキの音が響いて列車が停まる。
辺りは闇。
車内が明るいせいで停まった場所が何処なのかさえ分からない。
「……ようやく着いた。いやいや、俺の『都市伝説』は時間がかかるのがいけねえ」
場違いな、面倒臭そうな声を発したのは、別の車両に座っていた若者のものだった。
彼は車両と車両を区切る扉に立っている。
視線は少女に向いており、その言葉が彼女に向けられたものである事が明らかだった。
393 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:36:57.20 ID:loQ7IrHC0
ザッ、ザッ、ザッ
不穏な足音が鳴り、あれだけ人気のなかった車内が満たされる。
俺と少女のいる車両を挟むようにして、何十人もの黒服が現れたのだ。
「それもこれもお前が話を聞かねえからだ。え?」
凄みをきかせる若者に萎縮する少女だが、怯えながらも気丈に言い返していた。
「わ、私は貴方達の仲間になんか、な、なりません!」
「そうかいそうかい。しかしまぁ、俺はお前を連れて来いって言われてんだ。無理にでも来てもらう」
若者の言葉と同時に、黒服がじりじりと少女に近付いていく。
「お、おい!」
何が起きているのかよく分からないが、状況だけみれば少女が拉致されようとしている場面だ。
「オッサン。あんたみたいなのがどうして紛れ込んでるのかは知らないが、《組織》と敵対するってのは危険な事だ。生きていたけりゃそのまま動かずにいる事だ」
若者の言葉は殆ど理解できなかったが、彼が俺に大した関心を払っていないのは分かった。
そうしている内に、少女は黒服に囲まれてしまう。
1人が少女の肩を掴んだ。
「いやっ!放して!」
もがく少女に容赦なく黒服達の手が迫る。
「うわあああああああ!」
叫び声を上げる俺に振り返った黒服の1人の顔を、通勤カバンで殴る。
そのまま何人かを殴り飛ばして少女を背に、守るような形で黒服達を牽制する。
「OK。あんたは敵だ」
若者の声に動かされるように、黒服達の攻撃の矛先が俺に変わった。
「と、扉を開けるんだ!」
黒服達に応戦しながら叫ぶと、弾かれたように少女は扉のそばにある箱から小さいハンマーを取り出して、それで非常用開閉コックのガラスを割り、中の取っ手を回す。
「あ、開きました!」
プシュー、という気の抜けた音と共に扉があき、夜風が車内に潜りこんでくる。
俺は少女の手を引いて、列車を飛び出した。
394 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:38:34.63 ID:loQ7IrHC0
「あぁ〜�……逃げられちまった」
深くため息を吐き、若者は暗闇の中を走っていく少女と男の背中を見つめている。
「何してんだ。さっさと追え」
若者の言葉に応じるように、黒服達が扉から降りて2人を追跡していった。
全員が追跡に向かったので、車内には若者1人が残される。
それを確認した若者は席に腰を下ろし、アドレス帳から呼び出した人物に電話をかけた。
「もしもし、俺だ。あぁ、そうだ。今、言われた通りに追い詰めて、逃がしたよ。黒服全員で追わせてるからすぐに捕まるだろうな……何?そうはならない?何でだよ?
……あのオッサンが?こう言っちゃ何だが普通の人だったぜ、あれは。 ……ま、俺にはどっちでもいい事なんだが」
報告を終えた若者は通話を切り、座席に深く腰を下ろした。
自分が動かなくても、事態は収拾される……そんな自信に満ちた落ち付きを体で表し、ふてぶてしいまでの面倒くささを顔に浮かべて若者は黒服が戻ってくるのを待ち始めた。
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:39:19.53 ID:g5WNuh810
支援!
396 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:39:35.91 ID:loQ7IrHC0
22:50。
俺は少女を連れて暗闇を走っていた。
次第に慣れてきた目は、今2人が何処にいるのかを教えてくれた。
「ここ……操車場か?」
何台もの電車が並び、何本もの線路が伸びているここは、普通の線路や路線というよりも、操車場や車両基地と呼ばれる場所であるように思えた。
しかし、稼動しているようには見えない。
いくら深夜とはいえ、学校町や辺湖市での最終便が出る時間ではない。
稼動しているなら、少なくとも明かりが点いているはずだった。
何台かの列車の間を抜ける時に車体に触ったが、ザラザラしていて酷い錆付きが暗い中でも簡単に認識できた。
ここが廃棄された土地である事に疑いの余地はないように思える。
「はぁ……はぁ……!」
繋がった手の先で少女に荒い息が聞こえた。
最初から少女は追われていたのだ。
あの若者と、黒服達に追われ、命からがら列車に飛び込んだのだ。
「はぁ……きゃっ!」
小石か線路に足を取られ、少女は派手に転んだ。
「あ、だ、大丈夫!?」
「大丈夫で、痛っ!」
立ち上がろうとした少女だったが、どうも足を怪我したらしい。
どこかで傷の具合の確認をしなければならない。
「……よし。あの小屋に行こう」
暗闇の中で見つけた小屋に、少女の肩をとって入った。
「……あまり酷い怪我じゃなさそうだ」
カバンの中を探ると、仕事中に汗を拭いたタオルが出てきた。
他に拭ける物が見付からなかったので、少し不安だったがそれで血を拭う。
「すいません……っ!」
少女の血を拭い、そのままタオルを包帯代わりに傷口を縛る。
ひと段落つくと、小屋の中を見回す余裕が出てきた。
397 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:41:02.99 ID:loQ7IrHC0
どうやら入ってきた電車の運転手に、収める車庫の場所やその他の指示を出す為の小屋らしい。
窓は埃を被ったカーテンが引かれていたが、少女に傷口を確認する時に使った携帯電話の光が漏れていなかったかどうかは分からない。
「……君、あの人達に覚えはあるのかい?」
余裕が出てくれば疑問が同じように湧いてくる。
「……はい。あの人達は、《組織》の人達で、私の……能力を手に入れようとしているんです」
《組織》。
それは列車の中で若者が漏らした言葉にも出てきた単語だった。
「その《組織》ってのは何なんだい?」
「私にもよく……でも、『都市伝説』の能力を使って悪い『都市伝説』を退治している、と聞いた事があります」
「『都市伝説』……」
言葉だけなら俺にも何の事か分かる。
噂話や迷信の類だ。
それの能力とは、一体どういう事なのか。
「《組織》の他にも、《首塚》という組織からも声をかけられたんですけど……私、怖くて……」
沈黙に耐えられなくなったのか、ぽつぽつと少女は語りだした。
「今日、学校から帰る時にあの男の人に声を掛けられたんです。組織に入らないか、って。私は、自分が都市伝説の能力を持ってる事には気付いてましたけど、そういうの所属するのが怖かったんです。
だから、能力を使わずに静かにしていようと思ったんですけど……」
《組織》という連中はそんな少女の態度に業を煮やし、今日はより強気にスカウトしようとしたのだろう。
あの男、というと列車の若者の事だろう。
ひょっとしたら、彼1人の無理な勧誘だったのかもしれない。
「それで、カバンを投げつけて逃げたんです。でも、こんな事になってしまって……ごめんなさい、すいません……」
完全に暗闇に慣れた椋野の目は沈鬱な表情を浮かべる少女の所作を余す所なく彼に伝えた。
「いや……大丈夫。気にしなくていい」
巻き込まれた事への怒りや文句もあったはずだが、不思議とそういう考えは浮かばなかった。
しかし、少女の方は俺が怒っているように感じたのか、小声で謝罪を繰り返していた。
「何か楽しい話をしようか」
398 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:42:29.72 ID:loQ7IrHC0
空気を変える為に、いつか見た映画の真似をして口火を切る。
「君、名前は?」
「……柊といいます」
「柊か。名前は?」
「いえ、名前が柊なんです」
バツが悪そうに苦笑する少女。
きっと、今迄、自己紹介をする度に同じ質問をされて、同じ返答をしてきたのだろう。
「俺も同じように名前に樹が入ってるんだ。ほら」
スーツの内ポケットに入れていた名刺入れを渡す。
渡してから、この暗闇では見えないという事に気付いた。
「あ、ごめん。何か癖で」
「名刺渡すのが癖って、社会人って感じですね」
暗闇の中で少女が笑った気がした。
「俺は椋野っていうんだ。椋って字、分かるかな? 木へんに京って書くんだけど」
「へぇ〜、名字は何て言うんですか?」
「え?」
質問の意図が分からずにしばらく呆けてしまい、ようやくそれに気付いた時には、少女……柊が笑っていた。
俺は苦笑しながら、こう答えるしかない。
「椋野は名字だよ」
ザッ、ザッ、ザザザザッ
何人もの足音が聞こえて、俺と柊の間に流れていたちょっとよさげな空気が引き締まる。
足音は小屋の周りから何十にも重なって聞こえてくる。
どうやら、しらみ潰しに探し始めたようだ。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:42:39.36 ID:g5WNuh810
強硬派が動いたか支援
400 :
中年と少女:2009/10/16(金) 13:43:34.99 ID:loQ7IrHC0
デジタル時計のライトを点けると、23:20の表示が見えた。
(……何で時間の確認とかしてるんだ、俺)
時間が経てば誰かが助けに来てくれるとでも思っているのだろうか。
そういう事は、あの黒服達や若者から逃げ切れた時に考えよう。
「立てる?」
「……あの」
俺の言葉に、彼女は何かしらの決意を感じる声で応じた。
「こんな事になったのは私のせいです。だから、椋野さんは逃げて下さい。あの人達は、私が行けば椋野さんには何もしないと思うんです」
「ダメだ」
柊の申し出を、即断する。
特に何か考えがあった訳でもなく、まるで脊髄反射のようだった。
「どうして……あの、本当に私はいいんです。誰かに会わせたいみたいでしたから、私が抵抗しなければ何もされないと思うんです」
「そんな事は分からない。それに、君みたいな子供を残していけない」
「でも……」
何か言おうとしている柊に背中を向ける。
「おぶって行けば大丈夫」
「でも」
「俺はね、明日が誕生日なんだ」
何年も前から、親や兄弟以外から祝いのメールしか貰わなくなったその記念日を、1つの区切りにしよう。
「明日になったら逃げられる。だから、それまでは頑張ろうと思うんだ」
デスクワーク中心の、中年の体で、少女を背負って何処まで逃げられるかは分からないけど、少女を無理矢理にでも納得させるには、こういう分かり易い区切りが必要だ。
「……分かりました」
申し訳ないような、でも安心したような、複雑な声で俺の指示に従った少女の重みと柔らかい感触を背中に感じてから、静かに小屋の扉に近付いてドアノブを掴み、聞き耳を立てる。
いくつもの足音がひっきりなしに聞こえ、しばらくしているとその内の1つが大きくなった。
黒服達の1人が近付いてきたのだ。
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:46:06.55 ID:g5WNuh810
支援!!
支援
あれ・・・学校町は通称のはずだが支援
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 13:51:01.16 ID:g5WNuh810
おさるかな支援
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:01:59.77 ID:g5WNuh810
サルさんんくらったんならそろそろ解けてるはずだよ支援
406 :
中年と少女:2009/10/16(金) 14:05:55.01 ID:loQ7IrHC0
間を置かずに足音は扉の前で止まった。
相手が扉を開けようとしている事をドアノブを通じて感じた時、思い切りこちら側から押し開けた。
暗闇に溶けそうな黒服が地面に倒れる音が響き、俺は走り出す。
何人もの視線が背中に突き刺さるが気にしている場合じゃない。
線路を飛び越え、錆びた電車の脇を抜け、敷き詰められた小石に足を取られそうになりながら走る。
走って走って……頽廃している操車場を1分1秒でも早く抜け出さなければならない。
しばらくすると大きな建物の輪郭が見えた。
電車を収納し、点検する為の巨大な車庫のようだ。
「あ、あの、あれ!」
中で黒服達をやり過ごそうかという思いが浮かんだが、柊の指が示すものを見てすぐにかき消された。
倉庫の、巨大な扉の向こうに明かりが見えたからだ。
その光に向かって、俺はもつれそうになる足をフル回転させて速度を上げた。
扉の隙間から中に潜り込むと、いくつもの列車がぼんやりと照らされているのが分かった。
もう1つの扉、出口の方からもっと強い光が漏れている。
黒服達の足音が扉の内側に入って来たので、俺は慌てて出口に向かう。
入口よりも狭い隙間だったので急いで開き、光の元で飛び込んだ。
そこは、最初に逃げ出したはずの列車の中だった。
ひっ、と柊の口から音がこぼれた。
「よう」
若者が待ちくたびれたとばかりに溜め息を吐いて座席から立ち上がる。
407 :
中年と少女:2009/10/16(金) 14:09:07.08 ID:loQ7IrHC0
「オッサンはこんな話を聞いたことないか? あるサラリーマンが会社の同僚達と酒を飲んだ帰りに電車に乗った。
サラリーマンの降りる駅まではすぐに着くはずだったが、酒と勤務の疲れから彼は眠ってしまった。
起きた時には電車の中が真っ暗になっていて、周りに目を凝らすと何台もの列車が見え、どうも操車場のようだった。熟睡したサラリーマンに運転手や車掌は気付かず、操車場まで来てしまっていた。
早朝、駅員が来るまで、サラリーマンは電車に閉じ込められてしまう……ってやつ。冬だとこれに凍死がプラスされるんだが、俺にそこまでの事はできない」
プシュー、という気の抜けた音が響き、列車の扉が閉じた。
ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン
徐々に列車の速度が上がっていく。
「俺が契約したのは、そのサラリーマンを閉じ込められた列車そのもの、ひいてはあの操車場そのものだ。何処に逃げても、あの操車場にいる限り、この列車に戻ってきてしまう。それが契約して手に入れた【操車場】の能力」
車窓の向こうに1つ2つと外灯が増えていく。
列車は、操車場から何処かに向かっている。
「しょうがねえからアンタらはこのまま《組織》に来てもらう。10分もあれば着く」
「電車を止めろ!」
「無理だね。この【列車】は“駅から駅、駅から操車場、操車場から駅への移動”の為のものだ。移動の途中で止まるようには出来ていない」
若者から視線を外すと、列車を出る時に壊した非常用開閉コックが見えた。
走ってその赤色の取っ手を握る。
さるさん食らった……
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:09:12.18 ID:g5WNuh810
支援!
409 :
中年と少女:2009/10/16(金) 14:11:06.73 ID:loQ7IrHC0
「外は時速何百キロの世界だ。逃げれはするかも知れないけど、確実にアンタもその子も死ぬだろうね。
こっちは何もしない事を誓うから大人しくしててくれ」
このまま《組織》とかいう得体の知れない連中の元へ拉致されるのか。
そう思った時、電車の音とは別の音が耳に入って来た。
いや、それは音というより声だった。
『飛べばいい』
何でも無い事のように声は言った。
若くはあるものの、落ち着いた、妙齢の女性を思わせる声。
『さっきまでいた操車場なら逃げる事は無理だったけど、今なら出来る。扉を開けて、飛べばいい』
「だが、しかし、飛ぶって……そんな事は……」
『出来る。貴方が契約するのは、そういう都市伝説だから』
「……契約?」
『そう、契約。私との契約が結ばれれば貴方は私の力を使う事ができる。素質はある。条件も満たしている。だから、私の声が聞こえている』
何か呟き始めた俺に訝し気な視線を向ける若者だったが、何かに気付いたよう表情を変えた。
「まさかアンタ……今、何かと契約しようってんだな?」
若者の顔には列車に飛び込んだ少女のような焦りが浮かんでいた。
今まで若者は俺がどんな都市伝説とも契約していない、ただの一般人だと思っていた。
だからこその余裕だったのだろう。
普通の人間になら逃げられる心配はないが、都市伝説と契約を交わし、何らかの能力を行使されるとなれば話が変わる。
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:11:32.12 ID:g5WNuh810
契約キターーーーー!!!支援!!
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:15:40.42 ID:g5WNuh810
サルになった時は
1 分の部分がリセットされるのを待つ
2 回線繋ぎなおして何事もなかったかのように投下
のどちらかしかないかな支援
412 :
中年と少女:2009/10/16(金) 14:16:04.34 ID:loQ7IrHC0
俺は取っ手を思い切り回した。
扉が開き、強風が車内で荒れ狂う。
何本かの外灯に照らされただけの、真夜中の闇が広がっている。
「おい!オッサン、てめぇ……!」
『飛べ』
声は何度も俺を急かす。
何となく、声に従った時に契約が締結されるのだと感じ、ほんの少し躊躇してしまう。
『飛べ』
「椋野さん……!」
柊が俺の肩を強く握った。
その、恐怖を堪える力で躊躇は霧散した。
男なら、困っている女の子は助けなければいけない。
腰を落とし、力を込めて列車から飛び降りた。
すさまじい暴風が俺と柊を包み、もみくちゃにしていく。
列車が彼方に走り去っていく様子が、かろうじて視界に入っていただけで、すぐにどちらが空でどちらが地面なのかさえ分からなくなった。
『何でもいいからイメージ!飛んでるイメージを!』
声が混乱した俺の頭を打つ。
それが女性のものであったからか、俺がイメージしたのは鳥などではなく、1本の箒に跨った魔女だった。
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:18:14.78 ID:g5WNuh810
魔女…だと……支援
414 :
中年と少女:2009/10/16(金) 14:18:46.56 ID:loQ7IrHC0
ふわり、と。
急に風が心地よくなり、浮遊感が俺の体を包んだ。
両手に硬いものを握っている感覚が生まれる。
閉じていた目を開くと眼下には遠くの学校町と辺湖市新町の夜景が広がっていた。
「飛んでる……?」
『あぁ、飛んでるね。初めてにしては上出来だ』
すぐ近くから声を感じて隣を見ると、丈の長い服……ローブというやつだっただろうか、それに身を包んだ綺麗な女の人が箒に乗ってニヤニヤ笑っている。
俺より少し若い、まさに妙齢の美女、魔女といった風貌だ。
「あ、あの、この人は……?」
風に煽られている最中でさえ叫び声も上げなかった柊が怯えながら俺に訊いてきた。
どうやら、この女性は柊にも見えているらしい。
「いや、俺にも何ていえばいいのか……」
『契約したんだよ。私は、この男とね。初めましてお2人さん。私の事は、まぁ、好きに呼んで頂戴』
空を飛んでる奇妙な感覚に包まれながら、女性の暢気ともとれる自己紹介が夜風に流れる。
現在時刻は0:07。
俺は魔法使いになっていた。
続く
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:19:34.45 ID:g5WNuh810
そうか!あれと契約したか!!!支援
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:24:04.55 ID:loQ7IrHC0
そんな訳で、『40歳まで童貞だったら魔法使いになれる』都市伝説を使ってみました。
お目汚しですいません。
修正のし損ないがいくつかあったし……
>>403 そういやそうだったwwwwくそwwwwごめwww
気付けよ俺……
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:25:10.05 ID:g5WNuh810
おっと、支援と思ったら終わってた
乙っしたー!!
大丈夫、修正はwikiに載せる際に修正すればいいさ
40歳まで童貞だったら、か…これは、30歳まで童貞だったらの魔法使いより強そうだぜぇ…!!
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:28:07.63 ID:g5WNuh810
ぎゃああああああああああああああああああ雷ぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!???????????????
一旦離脱!夜までスレが残っていたら幸せだ!!!!!!!!!!!!!!
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 14:51:10.85 ID:2kxXh7xLO
ほ
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 15:12:44.80 ID:jcfwhV2T0
も
さ
ぴ
どうも、思考盗聴システムの者です。
あれから少し書いてみたので投下しても良いでしょうか?
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 15:58:59.58 ID:jcfwhV2T0
雷からはようやく完全復活
あの雷は将門様の祟りだったんだろうか…
>>423 カモン
男『俺が直接出向く任務なんて珍しいな、あの組織そんなに人手が足りてないのか?』
黒服『…………。』
男『お前もかッ!!最近誰とも会話してねーぞ!』
黒服『今回の任務は都市伝説及び契約者の監視、可能ならば接触です。それには貴方の能力が適任かと』
男『はいはい、やっぱきこえてんじゃねーか。』
黒服『仕事中ですので…』
男『んで、相手の顔は?これがないと流石に辛いぞ。』
黒服『これです……』
黒服はスーツの胸ポケットから写真を手渡した。
男『お前…こ、これは……』
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:01:31.89 ID:jcfwhV2T0
しえーん
黒服『知り合い…ですか?』
男『め……』
黒服『め…?なんです?』
男『めぇちゃくちゃかわいいじゃないかぁぁあぁあ〜!!!!』
黒服(ビクッ)
男『え?何これめちゃくちゃかわいいんですけど、黒服氏!某はこの娘が欲しいですぞ!!スカウトしようぜッ!スカウト!!!』
写真に移っていたのは10歳やそこらに見える幼い色白の少女であった。例えるなら西洋人形、ヒラヒラの洋服がよく似合う可愛らしい少女だった。
黒服『あ、あの……』
男『ん?なんです?黒服氏』
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:03:14.58 ID:jcfwhV2T0
このロリコンめと言う褒め言葉支援
男『ん?なんです?黒服氏』
黒服『(く、黒服氏…?)今回のターゲットについての情報なのですが、年齢は15歳、契約している都市伝説は部屋の中のストーカーです。』
男『部屋の中のストーカー?何それ、都市伝説じゃなくて只の変態じゃん。』
黒服(お前もだぁぁあぁあ!!)
男『俺は変態じゃないぞー』
黒服(ビクッ)
男『で、どんな都市伝説なのよ?』
黒服『は、はい。この都市伝説には明確な呼び名はありません、内容はある女性がストーカーからの電話に悩まされていて逆探知した所、家の中から反応があったというものです。』
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:05:07.40 ID:jcfwhV2T0
っちょ、タイトルがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あれか、ベッド下の殺人鬼とか天井裏のストーカーとか知り合いか支援
男『あぁ〜なんとなく聞いたことあるな。で能力は?』
黒服『詳しくは分かりません、その為に今回貴方が召集されたのだと。』
男『ん〜まぁそうだろうけど、多少の予想は出来たほうがいいだろ。』
黒服『急に真面目になりましたね。』
男『当然だ、あんな可愛らしい少女がストーカーと契約だなんて、きっと弱みか何かを握られているに違いない!ならば俺は助けるだけさッ!!』
黒服『……………』
男『あわよくばあんな事やこんな(ry
黒服『そろそろ仕事して下さい。』
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:06:15.06 ID:jcfwhV2T0
「夢の国」戦で大幅に戦力が削られた結果、「組織」には大多数の変態が残った予感支援
男『はいはい、わかりましたよっと。』
男は携帯を取出し操作を始めた
男『この娘だぞ〜ちゃんと見つけろよ〜、………、きたな。』
男は携帯を耳にあて、電話をするようにしている。
男『……、変だな、何も聞こえないな。何も考えてないってことか?』
黒服『無くもないですがこの場合』
男『ストーカーか……』
その時携帯に『ザッ、ザーー』とノイズが入った。
『…ダ……ダレダ……』
男『ッ!?』
『モク……テ…キハナ…ンダ…』
(ばれちまったらしょうがねぇか……)
男『お前たちと直接会って話がしたい。』
???『何……を…?』
男・黒服『?!』
突然の背後からの声に驚くとそこには写真の少女が立っていた。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:08:53.91 ID:jcfwhV2T0
しえーん
少女『何…を話す…の?』
男『い、いつの間に……』
少女『私の…能力……相手が私……を感知するまで私を認識することは…出来ない……』
男『成る程な…』
(コイツは何を考えてるんだ…?)
黒服『私達は貴方の目的を知るために来ました』
少女『目的……?』
そう言うと少女は首をかしげた。
男(かわいい……)
黒服『はい、人類に害をなすのかどうか』
少女『別に……?』
男『じゃあ、君はなんで都市伝説と契約したんだい?』
少女『理由……なんてな……いよ。』
そう言った少女から感情と呼べるものは感じられなかった。
男『都市伝説を使って何かしようとか考えてないの?』
少女『う……ん』
男『おーい、黒服ー。こりゃどうすんだ?』
黒服『保護、若しくは組織の下で監視の継続…ですかね。』
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:10:47.80 ID:jcfwhV2T0
感情薄いロリは良いぞ良いぞ支援
男『君は普段何してるの?』
少女『………………。』
少女の心からも回答が聞こえてくる様子はない。
男は困った様子で黒服に目線を送る。
黒服『情報には住居などそれらしいものはない、というようになってますね。』
男『え?』
こんな少女が家も無しに夜道を歩いてるのだろうか…?
既にストーカーは憑いてるが……
男『君、お家は?』
少女『ない…。』
男『じゃあ、両親とか…』
少女『いな……い』
この少女はこのままでは組織に飼われるんじゃないのか?
こんなかわいいのに……
男『嗚呼、なんということだろう!!』
黒服(ビクッ)
男『このままじゃ、この子は俺やお前と一緒で組織の言いなり、道具になっちまう。』
黒服『そう、でしょうね。』
男『君、家に来ないか?』
黒服『なッッ!?』
少女『………?』
黒服『何を言ってるんですか?!そもそも貴方の様な人間に預ける事自体問題です!』
黒服は顔を赤くして怒鳴っている、彼なりに少女を心配しているようだ。
男『はは、心配するなよ俺は実家暮らしだぞ?ww』
黒服『そうですが……』
男『それにこの子はこんなだし、心が読める俺の方が何かと便利だろ?だから俺が監視するのに適任だと、そう上には伝えてくれれば良い。』
黒服はなんとも言えない顔をしたが、やがて観念したようだ。
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:13:10.66 ID:jcfwhV2T0
飼うって言い方ってエロいよね支援
男『あとは本人次第だけどな、どう?家に来ない?』
少女『…………?』
男『そうだ!家、銭湯やってるんだよ、でっけぇ風呂に入り放題だぞ』
何とかその気にしようと必死だった、組織に渡すわけにはいかない、唯一思いついた口説き文句はデカイ風呂に入れるという事だけだった。
少女『銭湯…?何……?』
男『銭湯知らないのか?デカイ風呂の事だよ。』
少女『大き…いお風呂……入りたい…な。』
男『じゃあ、決まりだな!今日から君は家に来る、オッケー?』
少女『う…ん。』
そういって男は少女の頭をクシャっと撫でた、心なしか少女の顔が楽しそうに見える
男『よし!決まったな、じゃあ、黒服、そういう事だから後はよろしくなww』
黒服『ぇ、な、ちょ……』
しかし、男はこの後訪れる衝撃など知る由もなかった。
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:14:19.29 ID:jcfwhV2T0
この黒服からは黒服Dと同じ苦労人オーラを感じる支援
こんな感じで一区切りです。
駄文で申し訳ないです。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:16:39.44 ID:jcfwhV2T0
乙っしたー!
いやいや、これからの展開にwktkだぜ
またスレにいいロリコンが降臨したwwwwww
新手の変態と聞いて
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:26:55.24 ID:2kxXh7xLO
み
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:27:56.98 ID:jcfwhV2T0
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 16:50:01.69 ID:jcfwhV2T0
も
能力の描写がイマイチでしたが…
次は銭湯に入るシーンでも書こうかと…
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 17:03:16.13 ID:jcfwhV2T0
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 17:14:59.06 ID:C48ZRjGf0
ただいまー
眠気のお陰でテンション30%オフだけど創作意欲120%オンなんだぜwwwww
こんな俺はどうすればいい?wwwwww
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 17:17:00.31 ID:jcfwhV2T0
>>450 君の気持ちの赴くままに
ちなみに、俺は眠気が高くなるとテンションがあがるタイプだ
結果、やばい物を書いてしまう事もあるが気にしない!
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 17:35:05.09 ID:C48ZRjGf0
>>451 ですよねーw
ろくに話も進められてないのに、別な奴の設定とかが浮かんでくるから困るwwwww
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 17:38:37.27 ID:jcfwhV2T0
>ろくに話も進められてないのに、別な奴の設定とかが浮かんでくるから困るwwwww
あるあるあるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺…宴会ネタ書き終えたら不良教師の死亡フラグなんとかした後にマッドガッサー&sパニッシュフライ大暴走なネタを書いて、その後余裕が出来ればチャラ男の(シリアスな意味での)受難を書くんだ…
そして夕食作ってくる
夜にスレが残ってますように!
・・・うっ、なんか寒気が
455 :
なんかわいた:2009/10/16(金) 18:08:52.46 ID:GKDbYxZPO
俺はごくごく平凡な大学生。平凡を極め過ぎて、逆に非凡だとすら思える。
ただ、今現在、非常に非凡な状態になっているわけで・・・
女「ねぇ、結婚して。」
男「はい?」
バイト先でいきなりプロポーズされた。それも相手は・・・
女「私が誰かわかってんの?」
男「え、ええ。富江良 知緒(ふえら ちお)さんですよね?」
今をときめくスーパーアイドル。
曲を出せば必ず1位に入り、歌唱力・ルックス・スタイルどれをとっても完璧と言われるアイドル。
知らない人はまずいないだろう。
女「そのトップアイドルが結婚してって言ってるのよ!?」
男「いやいきなり過ぎるし。だいたいアイドルだって普通の人間じゃないk
女「普通じゃないわよ。アイドルは排泄しないのよ?」
男「また前時代的なことを・・・」
女「嘘じゃないわよ。大きな声では言えないけど・・・」
女「私、都市伝説の『アイドルは排泄しない』と契約したから、本当に一切の排泄が無いわ。」
女「そんなまさに神聖な私と・・・」
男「断る!!俺はむしろアイドルの排泄にこそ魅力を感じてるのに・・・。アンタにはがっかりだ。」
こうして有無を言わさずアイドルを追い返した。
おわり。いや、おわれ。
書くべきものは作業が進まず、変なネタばっかり浮かぶとは本当らしい。
名前がひどすぎるww
ほ
今気づいたわ名前wwwww
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 18:58:15.07 ID:+SaVNMoDO
ちょwwwww名前wwwwwwwww
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 19:08:11.08 ID:C48ZRjGf0
今俺の頭の中で超火力なキャラが出来上がりつつあるんだぜ…
保守
あww名前今気付いたwww
夕飯前ほ
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 19:21:37.87 ID:pViPYQ+a0
皆乙〜
>>446 将門様wwwwwwww貴方って人はwwwwwwwwww
>>448 wktkwktk
そして名前wwwwwwwwwwwwwwwww
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 19:28:51.83 ID:GDq3jmXY0
っちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんて酷い名前なんだ乙
ってかむしろ変態wwwwwwwwwwwwwwwwww
467 :
小ネタ:2009/10/16(金) 19:45:32.43 ID:GDq3jmXY0
なんだか会場内が大変な様子になってきたようではあるが、彼はあまり気にしていなかった
女性の露出とかにはあまり興味がないし、ゲテモノ料理はちゃんと避けて食べている
…と言うより、彼は料理も酒も、ほぼ必要最低限にしかとっていなかった
自分の役目は兄の教え子が妙な連中に関わらないよう見守る事、と言わんばかりに、そちらを少し遠くや傍で見守るだけで
この宴会を楽しんでいる、という様子は…あるような、ないような
なんとも、微妙なラインである
彼自身は、宴会を楽しんでいるつもりではある
色々と愉快な事になっているし、後で兄に話そうかな、とかそんな事を考えて、一応は楽しんでいるのである
…とは言っても、警戒しているのか、手にはコーラのペットボトルを持ったままだが
「…兄さんも、来れば良かったのにな」
小さく、彼は呟く
こう口にしてはいるが、実際、兄もこの場に来ているとしたら、兄がトラブルに巻き込まれないか気が気でなくなっているのが現実だろう
彼はどこまでも、兄が生きていく目的であるが為に、兄のことに関しては非常に過保護であり、また、兄に関する行動はどこまでも極端だ
唯一の家族である兄を、彼は溺愛しているのだから
「…あんまし、飲んでないんですね」
「え?うん、まあね」
ふと、兄の教え子に声をかけられて、彼は笑った
そう言う教え子の方は、先ほどからどう見ても酒ばかり口にしているようだが…酔っている様子も見えないし、彼は放置していた
この兄の教え子はまだ16歳だが、既にうわばみの素質があるようだし……自分や兄だって、最初に酒を飲んだのは、た死か16歳の時だったはずだ
問題はあるまい
支援、将門さんはこの会場を見て止めに入る気はあるのだろうか?
469 :
小ネタ:2009/10/16(金) 19:49:41.25 ID:GDq3jmXY0
「兄さんにね、『お前は酔うほど飲むな』って言われてるから」
だから、酒は控えめに
一応、自分でも、酒を飲みすぎると解放的になりすぎて、若干問題を起こしてしまう可能性は否定できない
変にトラブルに巻き込まれるのも嫌だし、これでいいのだ
「でも、料理もあんまり食べてないみたいですし」
「うん、まぁ、自分が食べたい物だけ食べてるから」
甘い物は、あまり好きじゃないし
自分は、これで充分満足している
だから
「僕の事なんて、気にしなくていいんだよ?」
「…気にしてるって訳でもないんですけど」
兄の教え子はどこか、困ったように彼を見つめて
そして、ぽつり、呟く
「…あんまり警戒しすぎも、肩懲りますよ、多分」
「……そうかもね」
小さく、苦笑した
でも、こればっかりは仕方ないのだ
自分の、体質みたいなものだから
「大丈夫、僕はほどほどに楽しんでるから、さ。君は君で、ちゃんと楽しみなよ?」
470 :
小ネタ:2009/10/16(金) 19:51:11.38 ID:GDq3jmXY0
そう言って、彼はコーラを口にした
兄の教え子は、そんな彼を、やや心配するように見あげて
しかし、すぐに契約している都市伝説に呼ばれたのか、そちらに駆け寄っていった
…ちらり、会場の窓から、夜空を見上げて
彼は、ぽつり呟く
「……兄さんが来てないのに、僕だけが楽しむなんて、悪いしね」
小さく、小さく呟かれたその言葉は、誰にも届く事は無かった
終わる
>>468 ないよ!
面白そうだから放置してるよ!むしろ楽しんでるよ!!
472 :
ある組織の構成員の憂鬱:2009/10/16(金) 20:11:45.91 ID:GDq3jmXY0
ーーーっふ、と、意識が暗闇から引きずり上げられる
意識を取り戻した彼が、まずした事は
「…申し訳ありませんでした」
「え!?」
「何故いきなり土下座!?」
…目の前にいた青年と少女に対する謝罪と、土下座だった
「…「三面鏡のあわせ鏡」の契約者である少女に、果実酒を摂取させられた直後からの記憶がありません
恐らく、私は酔ってしまっていたかと」
「……まぁ、酔っていた、わね」
つつ、と気まずそうに視線をそらす少女
…あぁ、やはりそうか
彼は、軽く頭痛を覚えた
「…私は、酔っている間の記憶が一切残っておりませんが…十中八九、お2人に迷惑をかけてしまったと思われます」
「あ、いや、その」
…青年のほうも、気まずそうに視線を合わせてこない
一体、自分は2人にどんな迷惑をかけてしまったというのか
人間だった頃、友人たちと飲んだ時も、自分には酔っていた最中の記憶は一切残っておらず、しばらく友人たちは気まずそうに、ややギクシャクとしていたし
黒服となっていこう、一度だけ酔った事があるが…その時も、現場に居合わせた上司同僚、全てがその時何があったのか、語ろうとしなかった
473 :
ある組織の構成員の憂鬱:2009/10/16(金) 20:14:49.62 ID:GDq3jmXY0
一体、酔っている間に、自分は人さまにどんな迷惑をかけてしまっているのか
考えただけで、頭の痛い問題だ
「……その。私はお2人に、何かしてしまったでしょうか」
ぴくりっ
少女と青年の体が、小さく反応した
…やはり、この2人に何かしてしまった訳か
全く、この2人と契約した存在である自分が、二人に迷惑をかけてしまうだなんて
「…本当に、申し訳ありませんでした」
「い、いや、そんなに謝るなよ」
「そ、そうよ。な、何も問題はなかったわ」
頭を下げる黒服に対し、青年も少女も慌ててそう言ってくる
…頭を下げているが故に、黒服には、二人の頬がほんのり赤く染まっている様子は見えない
「っと、とりあえず、酔いはもう醒めたんでしょ?」
「はい、おかげさまで…「ユニコーンの角の粉末」を、摂取させてくださったのですね?」
「う、うん、まぁ、そうだぞ」
気絶していた自分に、飲ませてくれたのか
大変だったろうに……まったく、自分はどこまで2人に迷惑をかけてしまっているのか
黒服は、申し訳ない気持ちで一杯になりなりながら、二人に謝罪し続けるのだった
終われ
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:15:30.99 ID:TyXCjnqG0
乙!
俺、このあと宴会の流れとかぶった切ってシリアスバトルを書くんだ……
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:15:54.25 ID:GDq3jmXY0
黒服Dを復活させてみた
…しかし、復活したからと言って会場のカオスな様子に頭痛と胃痛を覚えるだけのヨカーン
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:16:55.89 ID:GDq3jmXY0
ちなみに、俺は次の日曜日には宴会終了ネタ書こうと思ってる次第です
>>474 wktk
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:18:14.33 ID:C48ZRjGf0
やべぇ…宴会ネタあまり書いてない…
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:20:44.03 ID:TyXCjnqG0
【上田明也の綺想曲2〜殺人鬼大惨事〜】
ある日のニュースで妙な事件が報道された。
通り魔殺人が続いていた地域で犯人と思しき男が殺されていたというのだ。
誰が?何の為に?噂は尽きることがなかった。
そのうち殺人鬼に脅える誰かが語り始めた。
「あれは殺人鬼専門の殺人鬼だ」と。
その噂は人々の間にまことしやかに伝えられる内に肉を付け骨を得てこの学校町に現れた。
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:22:03.60 ID:TyXCjnqG0
夜の町。
月明かりだけが煌々と照る静かな町には不似合いな二人組が歩いていた。
一人は男、一人は少女。
この町では所謂不良少年や不良少女と呼ばれる人々が被害者の連続失踪事件が起きている。
犯人は通称、“ハーメルンの笛吹き男”
俺はあの二人組がそれだろうと判断し、声をかけた。
「あんた達が今話題の子供専門の殺人鬼かな?」
タァン、タァン、タァン!
後ろから声をかけたと同時に発砲される。
腕に一発、胸に二発、あまりに自然な動きだったので少々反応が遅れた。
遅れたが躱せないことはない、ジグザグに走って照準をずらす。
一見したところ普通の学生にしか見えなかったがどうやら違うらしい。
行動一つ一つに迷いがない、やり慣れていると言うべきだろうか。
何人もの人間を屠ってきて解ったことだが人間には基本的に二種類居る。
“食う”人間、“食われる”人間、この二種類だ。
明らかにこの男の方は他人を“食う”ことに躊躇いがない。
申し遅れたが俺の名前は「殺人鬼専門の殺人鬼」。
夜の町を駆ける正義の味方だ。毎晩正義の為に戦っているのだ。
容姿を説明すると外見年齢は高校生位。
髪はサイドを短く刈り込んで後ろだけダンサーみたいに長く伸ばしている。
髪が傷むのは嫌なので染めることはしていない。
耳にはピアス、タクティカルベストを着込んでいる。
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:22:04.02 ID:GDq3jmXY0
上田は将門様にロリの素晴らしさを語りきれたのだろうか支援
>>477 宴会終了ネタを書いたあとでも、宴会ネタを書いてくださったらwikiのクロス企画のとこで書いた話のリンク張ってくだされば幸い
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:24:08.94 ID:TyXCjnqG0
「お前は誰だよ?銃弾を躱すなんて普通の人間の出来ることじゃねえよ。」
拳銃を俺に向けて構えたまま尋ねる男。
全身に一分の隙も無い。
だが俺からも一つ言ってやる、普通の人間は自分に話しかけてきただけの他人に向けて発砲しない。
良かろう、マナーとして名乗っておいてやる。
「俺は殺人鬼専門の殺人鬼。世の為人の為俺の快楽の為に……。」
ナイフを抜いて構える。
曇りの無い刃には病的な月の影だけが映る。
「一遍死ねよ。」
氷のように透き通った声と共に
さぁ、始めよう。
しえん
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:24:55.83 ID:GDq3jmXY0
マジバトル支援
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:25:58.00 ID:TyXCjnqG0
「マスター、あの都市伝説……かなり強いですよ?」
「解った、問題無いよ。」
少女は動揺を隠せずに男の方に問いかける。
どうやら少女の方が都市伝説のようだ。
男は飄々とした風情で問題無いと宣う。
殺人鬼専門の殺人鬼である俺がこの勝負でどれだけ有利だか解っているのだろうか?
「俺はハーメルンの笛吹き男、他ならぬ俺の為に……。」
チチッ
動物の鳴き声
パチィン!
指の鳴る音
「――――――死ね。」
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:26:26.10 ID:GDq3jmXY0
しえーん
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:27:07.93 ID:TyXCjnqG0
違和感を感じたのと激痛が走るのがほぼ同時だった。
男が指を鳴らした瞬間にどこからとも無くやってきていた鼠が俺の脚に齧り付いていたのだ。
急いで振り払おうとするがその間にも大量の鼠がやってきて肉に骨に齧り付こうとする。
向こうから話を振ってきたのは恐らくこれの時間稼ぎだったのだろう。
逃げるか?
いや違う。
逆に攻める。
一気に走って距離を詰める。
狙うのは男の方ではない。
少女の方だ。
走ってきた勢いをナイフに乗せて少女の心臓に叩きつける。
少女の身体は簡単に吹っ飛んでいくが手応えがおかしい。
近くにあった壁に叩きつけられてグッタリはしているが出血量が明らかに少ないのだ。
しかしそんなこと考える余裕もなく、少女の隣に立っていた男から逃げるようにそのまま走り抜ける。
――――ブゥン
背後で何かの裂ける音がする。
パラパラと自分の髪が切れる音だった。
都市伝説4コマ風劇場
「・・・そういえばこの技は試してなかったわね」
「本当になんなのこの人、もう疲れたよ・・・・・・」
「悩殺☆ブラボキッス(はぁと」
「ッ!?」ドキン
「え、今なにをしたの・・・」ドキドキ
「ふー、かわいくても男ね。バッチリ効いたみたい」
「ぇ、バレ・・・えええええ!?」
「・・・気付いてないとでも?」
Q.なんでこの技使えるの?
姫「あの漫画が大好きだからよ!!」
主「いや、それだけじゃ使えないだろあんな技」
ちなみにバレバレでした、という話。
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:29:13.16 ID:GDq3jmXY0
防御力の高い服といえばアレですね支援
>>487 っちょ、姫さんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
女装少年、さり気なくあちこちで正体見破られてるよなwwwwwwwwwwwwww
そして、あのマンガは俺も好きだ
蝶☆サイコー!!
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:31:11.81 ID:TyXCjnqG0
【おまえら……、俺はルリオヘッドが大好きだ!】
切れ口を手で触って確認するとそれこそ異常なまでに綺麗に断ち切られているのが解る。
当たったら不味い、それだけははっきりしていた。
「LOLIQLO……だったけか?」
おそらく原因は少女の着ている服だろう。
「さぁ?俺は知らないね。」
男は俺の髪の毛をパラパラと地面に捨ててみせながら惚ける。
「仕方ないね、解体てからゆっくりと調べさせて貰うよ!」
先程の少女はダメージのせいか動きを止めている。
鼠の攻撃も止まっていることから見ると彼女が鼠を操っていたのだろう。
この男だけならば只の人間。
只の殺人鬼。
俺の敵ではない。
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:32:24.24 ID:GDq3jmXY0
パピヨンみたいなぶっ飛んだ変態を書けるようになりたいもんだ支援
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:33:10.49 ID:TyXCjnqG0
パァン!パァン!
俺が走り出したのを見てからの発砲。
走っている最中ならば急には止まれないと判断したのだろうか?
だがそれは大きなミステイク。
それを確認した瞬間に地面を強く蹴って空中に飛び上がった。
高く飛んで男の頭上を軽く越える。
しかしすれ違いざまに空中から見ると男は笑っていた。
ゴン
何かが落ちる音
ガチャリ
何かが装填される音
タタタタタタ!
空中に居た俺に向けて男はサブマシンガンを撃った。
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:34:46.72 ID:GDq3jmXY0
支援!!
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:35:57.43 ID:TyXCjnqG0
当然空中で躱す術など無い。
それでもナイフで何発かは弾いて致命傷を避ける。
「くそ………。」
俺は地面に倒れていた。
否、倒れている振りをしていた。
近づいてこい、近づいてその小刀で止めを刺しに来い。
それ以外ではあの鼠で食い尽くされない限り僕は死にはしない。
近づいてきたその瞬間こそが俺の勝利だ。
「手間かけさせやがって……。これで終わりだ。蜻蛉切!」
男がその小刀の名前らしき物を呼ぶと小刀は一層禍々しい気配を強くする。
5m……、4m……、2m……、今だ!
跳ね起きて男に向けてナイフを突き立てる。
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:36:42.64 ID:GDq3jmXY0
wktkwktk支援
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:37:16.01 ID:TyXCjnqG0
突き立てる
突き立て……る?
身体が動かない。
何故だ?
「お前がその姿で現れてくれて助かったよ。やはり都市伝説相手では利きが悪いらしい。」
「マスターの作戦通りですね!」
「俺が戦っている間にこいつの笛でお前の身体の支配権を奪い尽くす、それが目標。
お前の眼をこいつからそらす為にわざと鼠の能力で脅威を与えてこいつを狙わせた、これが下準備。
わざとやられた振りをして鼠の能力を解除させてこいつに時間を作った、はいお仕舞い。
「なん、だと?僕が現れてから細かく作戦なんてもの立てる暇はなかった筈だ!」
「暇が無いなら前もってやれば良いだろう。」
男はさも当然のように言う。
「俺が名乗った後の台詞と作戦を対応させて幾つかのパターンを作っておけばそれ位造作もない。」
「……くそ。」
「そう言うわけだよ、他ならぬ俺の為に死んでくれ。殺人鬼専門の殺人鬼さん。」
パチィン
男はもう一度指を鳴らす。
そして俺の視界は真っ暗に染まっていった……。
【上田明也の綺想曲2〜殺人鬼大惨事〜fin】
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:39:51.58 ID:GDq3jmXY0
乙っしたー!
頭脳戦うまくて羨ましいんだぜ…!
貴殿の才能に全俺が嫉妬
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:41:03.98 ID:TyXCjnqG0
敵視点で書いてみたかったんだ……
ていうか今回は敵視点で書かないとお話つまらなくなるしね!
そしてみんな紫煙まじありがとうごぜえます
乙っしたー!
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:46:58.15 ID:h+gwJJwr0
乙!
前から気になってたんだけど
ハーメルンの能力って、聴覚が破壊された人間に効果あるの?
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:49:41.40 ID:TyXCjnqG0
原作で無いことになってるから無い!
と、思いますともええ
ハーメルンお疲れ様
姫「シルバースキンがあれば都市伝説に肉弾戦で勝てるかも」
主「お前の実力は戦士長並みなのか・・・」
俺「個人的にはシークレットトレイルが好きだ」
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 20:54:58.08 ID:GDq3jmXY0
姫さんの戦闘力は戦士長並…だと…!?
肉弾戦でも都市伝説相手に勝てそうなのがゴロゴロいる街
それが学校町の不思議
>>500 ハーメルンに付いて行かなかった子供は
目の見えない子と口の聞けない子だけだったって聞いたような
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:02:01.16 ID:TyXCjnqG0
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:04:10.74 ID:GDq3jmXY0
>>503>>504 話によって微妙に違ってたりするからなぁ、童話とかそう言うのはww
まぁ、笛の音色で相手を操るんなら、耳の聞こえない相手には通用しないだろうし
笛で操った相手に指示を出すにも、「こいつの後ろをついていけ」とかそう言う命令を出そうにも、目の見えない相手はその命令を実行できない可能性はある
昔話だからいろいろと類話があるのかな
たぶん、生れつき耳が聞こえない→言葉が分からない→口がきけない みたいな感じだと思う
>>502 姫「それぐらいは鍛錬でなれるわよ」
主「普通はなれねえよ!」
姫「あーあ、シルバースキン欲しいなぁ」
妹「私の能力で結界を体表面に張るとシルバースキンみたいになりませんか?」
姫「・・・それだぁ!これであの筋肉達磨に勝てる!!」
俺「姫さんは腕力だけ見ると、アクマより下なんだぜ?・・・ただ技にキレがあるだけだ」
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:15:09.02 ID:GDq3jmXY0
>>507 コアラパパ「あら、鍛錬すれば意外となんとかなるものよ?」
滝夜叉「…ぬしのそれは鍛錬かの?息子を抱いて保育園に送ったり
息子を負ぶった状態で大量の買い物荷物を運んでおるだけじゃろ?
それと、店で仕入れた酒を独りで運んだり」
コアラパパ「それでも立派な鍛錬になるのよ?」
日常全てが鍛錬
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:25:43.98 ID:GDq3jmXY0
にょ
日々の生活の中にこそ、本当の鍛錬となりうるものがある・・・
無数の噂の中に、ホンモノの都市伝説が混じっている・・・
なんか自分でわけわかんなくなってきた・・・もう寝ようかな
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:29:54.14 ID:pViPYQ+a0
>姫「あーあ、シルバースキン欲しいなぁ」
かごめかごめ「バスターバロンは浪漫」
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:31:31.45 ID:GDq3jmXY0
バスターバロンか…どっかで「打ち切りの武装錬金」とネタにされていたのを思い出して困る
ニアデスハピネスとバルキリースカートが好きだ
ハラワタをぶちまけろ!!
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:38:14.99 ID:pViPYQ+a0
>バスターバロンか…どっかで「打ち切りの武装錬金」とネタにされていたのを思い出して困る
原作者にすら「コイツが出たら連載が終わる」って言われてたからなぁ・・・
514 :
小ネタ:2009/10/16(金) 21:44:26.65 ID:GDq3jmXY0
…その瞬間は、恐らくは、当人たち以外は知りえないはずだった
当事者の中でも、一人は記憶が飛んで居る為に知りえない情報
ある意味での被害者であった2人だけが、その事実を把握しているはずだった
………しかし
腐女子と貴腐人の視線からは逃れらない!!
「…っふ、いいもの見せてもらったわぁ」
「確かに、この目でしっかりと見て、記憶させていただきました」
ふぅ、と
満ち足りた表情を浮かべている貴腐人とメイド
壮絶なるバトルの最中だったが、しかし…2人同時に、激しい萌えの気配を感じ取り、その気配を観察しに言っていたのだ
うん、素晴らしかった
「酒、風呂、病気(主に風邪)」は、三大やおいシチュエーションとも、三大エロシチュエーションとも呼ばれる
その内の「酒」によってもたらされた光景
いや、なんとも素晴らしかった
「ふふふぅ、次の新刊はチャラ男×生真面目スーツにするか、生真面目スーツ×チャラ男にするか…悩むわぁ」
「前者はわんこ攻めもしくはへたれ攻めとクール受け、後者はクール攻めと見せかけて天然攻めや鬼畜攻めとへたれ受けでいけますね」
「ふふ、そうねぇ」
2人は、互いに同調しあい笑いあい…
…しかし、二人の対決は、まだ決着がついていない!!
515 :
小ネタ:2009/10/16(金) 21:47:23.58 ID:GDq3jmXY0
「…テレビのリモコン×リモコンホルダー……すっぽりと飲み込んでくれるリモコンホルダー
しかし…場合によっては入ってもらえず放置プレイ…!」
「リモコンホルダーがあっても、入れ忘れることって多いものねぇ……っふふ、それもいいわぁ
個人的には、人間×デジタル放送も捨てがたいと思うけど、どうかしらぁ?」
「……?それは…」
「デジタル放送に備えるには、どうしてもお金がかかるわぁ……デジタル放送を手に入れるには
それを見る為には、お金がかかる…貢ぐ必要があるのよぉ」
「……っ!!」
一進一退
勝負は、なかなかつきそうにない
そもそも、当人たち以外には、決して勝ち負けのラインがわからないであろう戦いは
まだまだ、終わりそうにないのだった
終わっておけ
多分、昨夜の黒服D酒癖ネタの直後
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:51:40.77 ID:pViPYQ+a0
乙wwww
>>腐女子と貴腐人の視線からは逃れらない!!
対決中でもピンポイントで察知できたのかwwwww
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 21:54:58.94 ID:GDq3jmXY0
>対決中でもピンポイントで察知できたのかwwwww
貴腐人「その程度察知できないようじゃ、貴腐人は名乗れないわぁ」
メイド「同感です。腐女子たるもの、萌えの気配は瞬時に察知できるようでなければ
決定的な瞬間を見逃すようでは、腐女子失格です」
遅ればせながら花子様の人に焼き土下座っ!!orz
ここらで寝とくか・・・
二人の対決はまだまだこれから・・・だと・・・・・・
519 :
三面鏡の少女:2009/10/16(金) 22:04:04.46 ID:DDc8bdE50
スレの流れからマッドガッサーのイメージが毒島になって困る
……まさか美少女マッドガッサー爆誕!?
ちなみに好きな武装錬金はジェノサイドサーカス
※
マントをめくると人が消えた
スカートをめくると下着が消えていた
少女の酔っ払い思考では既に、めくる=ふしぎが確定的に明らかになっていた
「にょー」
会場内をふらふらと彷徨う少女であったが
「にゃ? せんせー?」
酔っ払っているという事を頭は理解してなくても本能が『飲酒×教師=見られちゃらめぇ』という方程式を導き出す
最も彼は教師本人ではなく双子の弟なわけで、彼女にとっての実害はほぼ無いに等しいわけだが
「んにゅー、せんせーものませちゃえばだいじょーぶかにゃー? でもこわいなー」
酒瓶を抱いて遠巻きに様子を見る少女
「……アレも兄さんの学校の子だったっけ」
実を言えば彼の方からすれば、危機管理の都合から組織に所属している人員については多少なりとも知っている
何やらこそこそしてるのは飲酒を知られるのはまずいと自覚してるからなのだろうか
「兄さんに教えても、兄さんの面倒事が増えるだけだろうし。今晩だけなら問題ないか」
そもそも既に飲酒生徒は一人いるわけで、それが二人になったところで大差はないのだから
※
というわけで接近するもアタックは仕掛けられず
酔っている間はめくれるものは何でもめくる気概ですが相手によりけりという事で
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 22:06:21.42 ID:GDq3jmXY0
三面鏡の少女乙!!
マッドガッサーはガスマスク標準装備だしなぁ…wwww
でも、「男全員女体化させてハーレムひゃっほう!!!」とか言ってるから多分男だぜwwww
…ガスを出している最中にガスマスクを取っ払ってやれば美少女になるかもしれんがな!!
良かった、ヤンデレ弟には飲ませなかったかwwwwwww
こいつが酔ったら全年齢板で書ける内容じゃなくなりかねんwwwwwwwwwwwww
>>518 どうすれば2人の対決に決着がつくか全く予想ができないwwwwwww
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 22:17:51.05 ID:GDq3jmXY0
なんだかVIPが重たくなっていたような
>>520 ドクター「マッドガッサーを女性化させて百合の道に引きずり込めばボクにとってのパラダイスと!」
三面鏡の少女「させるかー♪」(酒瓶アタック)
>全年齢で書ける内容じゃなくなりかねん
つまり飲ませろと!(満面の笑顔)
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 22:54:10.34 ID:F65Ymaf60
お、復活したか?
>>522 っちょ、ドクターwwwwwww
>つまり飲ませろと!(満面の笑顔)
不良教師「…やめておけ、あいつの酒癖は○○○(ピー)で○○○(ピー)で○○○(ピー)だ」
白骨標本「〜〜〜〜っぜ、全部年齢板でその発言は駄目ですぅうううう!!!」
人体模型「HAHAHA、どう考えてもこの板では書けへんなぁ」
てす
525 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 22:58:33.27 ID:CoM4HXNa0
夢子ちゃんの所へ戻ろうとしていた俺は今、階段上からひたすらシャッターを切っていた。
「何をしているんだ?」
振り返るとTさんがやや呆れた顔で俺を見ていた。
「いや、なんか愉快なことになっててな」
そう言って俺は被写体を指差す。Tさんは目を向け、
「黒服さん……か?」
Tさんをもってしても目の前のモノが信じられないという声。
「あぁ、いい笑顔だろ?」
それもそのはずで、あの、普段は控えめに微笑んでいる印象の黒服さんが満面の笑みを浮かべているのだ。
そりゃもうこの人こんなに表情筋動いたんだ。ってくらいに。
「確かにいい笑顔だが、あれは」
異常だ。とTさんが言う。
酒か何かを摂取したんだろうか。とTさんが呟いている間にも黒服さんは都市伝説として契約したという二人に迫って行き、その片方、チャラい兄ちゃんの頬を両手で包み込み、
「口移しっ!?」
口を重ねた。なんかもう、こう、ぶちゅーっと。
呆然と見ていると、
「≪はないちもんめ≫の契約者もか……」
≪はないちもんめ≫の嬢ちゃんも黒服さんに襲われていた。口の端を流れていく液体が、エロい。
あ、さっきの攻守逆転だ。
半ば呆然と思いつつもシャッターを切る指の動きは止まらない。
「契約者よ」
「なに?」
「その写真は、あの人には見せてやるな」
「……おう、了解」
流石に、これは、な。
黒服さんの心労が一気に増えちまいそうだ。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 22:59:42.12 ID:F65Ymaf60
Tさん支援!!
この2人も見ていたかwwwwwwwwwwwwww
527 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 23:01:52.45 ID:CoM4HXNa0
しばらく見ていると黒服さんは寝入ったみたいだった。嬢ちゃんと兄ちゃんがぎくしゃくしながらも黒服さんの介抱に動きだしている。
「そ、そういえば何しに降りてきたんだ?」
努めて何事もなかったかのようにTさんに話を振る。
「契約者が遅いから何かあったのかと確認、あと将門公に一応礼を言いにな」
おかげでとんでもないものを見たわけだが。とTさんはこめかみをもみほぐしている。
「将門のとこに行くの?」
「数日世話になったんだ。何も言わないというわけにはいかん」
来るか? とTさんは訊いてくる。
正直将門はあまり得意なタイプの奴じゃないけど……。
「あー、んー、まあ、そうだな。世話になったしな」
お礼を言わないわけにもいかないよな〜。と言って歩こうとしたところで、
「え〜〜〜いっ」
元気な声が聞こえた。
その方向に目を向けると一人の酔ってテンションがハイになったらしい女の子がナイトドレス姿の姉ちゃんのスカートを景気よくめくりあげていた。
姉ちゃんのスカートの中は、
「うわぁ」
「うわぁ、とか言いつつシャッターを切るな。契約者」
「いや、まさか裸とか、なぁ?」
裸だった。完全無欠に、裸だった。いや、完全に欠っしているから裸なんだが。
周囲に居た野郎どもが前かがみになっている。なんというか、かわいそうに。
さてTさんをからかってやろうと視線を向けると、
「縄の跡があったな、そういう趣味なのだろうか」
どうでもいいところに目を奪われていたらしい。
「俺が言うのもなんだけど目の付けどころが違うな、流石寺生まれ、すげぇ!」
そんなことをやけ気味に言いつつ、将門がいる会場の奥、畳のところへと歩を進めた。
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:02:40.80 ID:F65Ymaf60
寺生まれすげぇ支援
529 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 23:04:16.66 ID:CoM4HXNa0
●
「くくく、わざわざ何をしに来たぁ?」
将門は畳の一番奥にドカリと座り込んで酒を飲んでいた、周りには大量の空の酒瓶、酌をしている綺麗な着物を纏った姉ちゃん、
お菓子をつまんでいる小学生くらいの男の子、フィラちゃん。ありゃ? いつも側にいるキャリアウーマンの姉ちゃんの姿が見当たらないや。
「お菓子の少年の加護の正体か」
Tさんは着物の姉ちゃんとお菓子をつまんでいる男の子を見てほう、と呟いていた。その少年――お菓子をつまんでいる男の子は、
「うー?」
と首をかしげるだけだったけど。
Tさんはそれを見て力を抜いた笑みを浮かべると、将門に向き直りこっちもドカリと座った。
俺もそれに倣う。
「将門公、此度の長い滞在の礼を言いに来た」
Tさんの言葉。それに将門は愉快そうに笑うと。
「くっかかかか良い、良い。その程度のこと、なんの問題もないわ」
めちゃくちゃ気分よさげに言った。
「なぁ将門、会場荒れてるけど止めなくていいのか?」
先程までのあの会場を見て思ったことを言うと、Tさんに窘められる。
「一応格の高い神格でもあるんだから建前だけでも気を使ってはどうだ?」
まあそれはそれとして、とTさん。
「酒に呑まれてる人間が多い、止めた方が得策かと思うが」
「そういやTさん酔わないな」
「呑みはするが呑まれはせん」
「酒豪め」
将門は着物の姉ちゃんに酌をさせながらこちらの会話を聞いて笑い、
「くっくくく、止めはせん。真に愉快であるからなぁ」
無責任にもそうのたまった。
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:05:35.64 ID:iXU9Lb2TO
鯖落ちビビッた支援
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:06:12.92 ID:F65Ymaf60
さすがTさん、酔わないか支援
ちなみに、多分将門も酔わない
酔ったらどうなるか想像できんし
532 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 23:07:50.11 ID:CoM4HXNa0
「会場、ジュースと酒が混ざってるわね」
傍でチビチビやっていたフィラちゃんが缶を振りつつ言う。
うわ、そりゃ酔っ払いも続出するわけだ。
「そうか」
Tさんは溜息一つと共に立ち上がり、言いたいことは言った。と言って将門に背を向け、
「将門公、俺たちは夢子ちゃんの所でのんびりさせてもらうよ。あそこならまだ酒とジュースが混ざっていない飲み物もあるしな」
「くく、そうか。彼の王によろしくな」
「ああ」
そう言って去ろうとすると、
「待て」
目の前にでっかい蝦蟇と髑髏が出てきた。
おお、なんか気持ち悪い!
「……公よ、どういうことだ?」
Tさんが振り返って困惑気に訊くと、将門も、
「ふむぅ、滝夜叉よ、一体どういうつもりか?」
そう言って着物の姉ちゃんに顔を向けた。
滝夜叉って名前らしい姉ちゃんは不満げな顔をして、
「この者たち、父上に対してあまりに不敬、どうしてこのまま見逃すことができましょうか?」
と言う。
あぁ、
「Tさん、しっかり謝れよ」
「謝るなら契約者だろう」
二人で言いあっていると、
「妾をも馬鹿にするか?」
蝦蟇と髑髏からやば気な気配が漂いだした。
やばいっ!
「すんませんでしたぁ!」
「すまん。つい宴の空気でな」
場の気配を読んで即謝る俺たち。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:09:30.04 ID:F65Ymaf60
鯖、落ちたり復活したりを繰り返してるっぽいな支援
534 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 23:11:19.09 ID:CoM4HXNa0
滝夜叉の姉ちゃんはどうにも怒りが収まらないようで、威嚇するように俺たちを睨みつけ、
「少し、妾に祟られて反省せい」
言葉と共に蝦蟇と髑髏が迫ってきて、
「将門公」
Tさんの光弾で吹き飛ばされた。
「今夜は荒事は無しの方向ではなかったか?」
火種を作っておいてなんだが。と言うTさん。
「くっくくかかかかかかっ! 興が乗れば構わんやも知れぬなぁ」
将門もおもむろに刀に手をかけ、抜いた。
「あー、娘をいじったことには謝るが、先に手を出したのは滝夜叉姫でこれは正当防衛だ。実際に攻撃を当てたわけでもないのだし」
まぁ許せ。とTさん。
将門は刀とTさんとを見比べ、
「ふむ、」
刀を鞘に収めた。
「かっかかか、まあよしとしようっ!」
将門も元々本気じゃあなかったらしい。刀から手を放すと滝夜叉の姉ちゃんを抱き寄せた。
「ち、父上!?」
「かかか、さて、この手に抱くのは幾年月ぶりか」
そう言って将門は滝夜叉の姉ちゃんを抱え込んでいる。娘ってTさんは言ってたけど二人の外見的にとてもそうは見えんなぁ。普通に妻でも通じるぞ?
ってか滝夜叉の姉ちゃんも顔赤らめてるし、あれか? やっぱり≪首塚≫は禁断な人間の巣窟なのか?
「では」
邪魔しちゃ悪い、と呟いてTさんは歩きだした。
「じゃあな」
俺も挨拶をしてついて行く。お菓子をつまんでいた男の子が「ばいば〜い」と言って送ってくれた。
畳から出る瞬間、疲れた声のフィラちゃんに声をかけられる。
「あなたたち見てるこっちがヒヤヒヤするわ」
いやあ、面目ない。
Tさんも俺も、苦笑するしかなかった。
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:14:29.74 ID:F65Ymaf60
>禁断な人間の巣窟
否定しきれないなんて…っく、くやしい!支援
536 :
Tさん・夢の国:2009/10/16(金) 23:14:41.50 ID:CoM4HXNa0
将門様にあいさつに行ったら何故か滝夜叉に怒られたよっ!!
Tさんは性欲的に淡泊です。イメージ的に。
これで回っておきたいところは大体回った〜!
日曜日に宴会終了らしいので間に合って良かった良かった。
後は夢子ちゃんの旅立ちとエピローグだ!
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:16:59.73 ID:F65Ymaf60
Tさん乙っしたー!!
確かに彼は性欲は淡白なイメージだ
しかし、この2人もあの場面を目撃していたのを見ると、将門様も混ざったルートはボツにして正解だったと心から思うwwwww
契「なにか非常に惜しいものを逃した気がする」
皆おつ!
ぬあああ全然書けてないうちにそろそろ宴会が終わってしまう・・!
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:22:55.87 ID:F65Ymaf60
>>538 そのルートでも契約者はシャッターを切ったというのかwwwwwwwwwwww
どうでもいいが、今回取った写真もチャラ男相手に切り札になりえるなぁwww
>>539 俺が宴会終了ネタを書いた後でも書くんだ!
むしろ書いてくださいお願いします
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:23:12.52 ID:iXU9Lb2TO
乙!
二人とも権威とか関係ないのなwwww
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:23:26.59 ID:l3fgdx3S0
Tさん乙!!
>この2人もあの場面を目撃していた
目撃所か写真まで取られてたwwwwwwwwwwwww
これで更にチャラ男が追い詰められる訳ですね、わかります
Tさんの人乙ー!
やっとかけたから、土下座準備しつつ投下するんだぜー
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:29:17.18 ID:F65Ymaf60
>>542 >これで更にチャラ男が追い詰められる訳ですね、わかります
確実に追い詰められるなwwwwwwwwwwww
>>543 支援するんだぜ!!
>>540 精神的ダメージとか受けてる場合じゃなかった! 復活してきたからがんばって書くよ!
そして支援!
547 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:31:16.14 ID:4V3m2xo20
もきゅもきゅとお菓子を頬張る男の子を、視線でもって愛でること数分。
そのあまりの可愛らしさになんかもうお腹いっぱいという感じである。
自分ももぐもぐと"G"とか"呂布"だとか言われてるものてんぷらをかじりつつ、これもお食べー、とビスケットを差し出して、男の子の餌付けに勤しんでいると、
「あ、こんなところにいたんですか!」
という声が。
顔をあげると、そこには二十歳くらいのお姉さんがいた。
背はこっちと同じくらいで、髪は茶色。
茶色は茶色でも染めてる感じのとは違って、なんというか……自然な感じがする。
そんな綺麗な茶髪や、その雪みたいに白い肌から、
(んー、外人さん…でもないか。ハーフとかクォーターとか、そんな感じの人かな?)
などと考えていると、そのお姉さんは男の子にお説教をし始めた。
勝手にどこかに行っちゃダメだとか言われてるところからすると、どうやらこの男の子、お姉さんが目を離したその隙を突いてこちらに来たようだ。
と同時に、このお姉さんと男の子の関係についても考える。
お母さんにしては若すぎるし、血が繋がっているようにも思えない。
きっと仲のいい近所のお姉さんとかそんな感じなんだろうなー、とあたりをつける。
餌付けをしてた手前、男の子が説教されてるのをただ見てるだけというのも心が痛むので、助け船を出すことにした。
「すいません、そんなに怒らないであげてください。こっちが引き止めちゃってたようなものなので……」
すいません、と頭を下げる。
548 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:32:13.31 ID:4V3m2xo20
するとお姉さんは慌てたように、
「あ、いえ! 怒っていたわけじゃないんですけど……心配で、つい」
と言ってくれた。
うん、いいお姉さんだなあこの人。
お説教の中止は達成できたようなので、次は男の子の方に向き直る。
「君も、お姉さんにあんまり心配かけちゃいけないよ? どっかに行くときはちゃんと言うこと。……わかった子は手を挙げてー!」
そう言うと、
「うー、わかったー!」
と、男の子は元気よく挙手をしてくれた。
うーん、この聞き分けのよさといい、ノリのよさといい……この子ホントいい子だなあ。
そんなことを思って男の子の頭を撫でていると、
「あの………あなたは?」
怪訝そうなお姉さんの声。
…そっか。自己紹介とかなにもしてなかったか。
こいつは不覚、と反省しつつ、
「あ、すいません……こっちはしがない高校生です。えっと、お近づきの印に、梅酒とシュークリームでもどうですか?」
自己紹介がてら、料理を勧めてみた。
549 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:32:58.07 ID:4V3m2xo20
……なんか大事なとこ抜けた気がするけど気にしない!
紙コップに梅酒を注ぎ、シュークリームといっしょに差し出す。
「あ、これはどうも、ご丁寧に……」
受け取ってもらい、「どうぞ遠慮なくいっちゃってください」と促すと、そのままシュークリームを一口。
もぐもぐゴクリ、と口が動いて、そしてその感想は―――。
「―――あ、美味しい」
………うん。この瞬間がたまらんよね、料理する人にとっては。
「そういってもらえるとなによりです。…えーと、あなたは?」
完全無欠にいい人にしか見えないので、お姉さんのことも訊いてみることにした。
…………こっちがこの街に来て、約一ヶ月。
ただでさえあまり月日が経ってないのに、元々あまりしゃべるのが得意でないのも相まって、知り合いが非常に少ないのだ。
さらに都市伝説関連の知り合いとなると、壊滅的といってもいい。
現在知り合い二名。秋祭りで出会った《エンジェルさん》のお兄さんと、昨夜会った黒服Hさんのみである。
しかも黒服Hさんの電話番号は訊くの忘れてたというアホっぷり。
とまあそういうことで、一人でも多く知り合いを作り、その連絡先を訊いておきたいのだ。情報も欲しいし。
「うー! このおねーちゃん、お姫さまー!」
「ん、そっかそっか、お姫様か。―――改めまして、初めまして。これからよろしくお願いします、お姫様のお姉さん」
なぜか答えてくれた男の子に、のっかるようにして挨拶する。
わっふい! 土下座しつつしえーん
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:33:52.09 ID:F65Ymaf60
支援!!
552 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:34:28.11 ID:4V3m2xo20
「え、あ、はい。こちらこそ、よろしくお願いします……」
そう返してくれたお姉さんだけれど、納得いかないような表情で「……何故に、お姫様? ていうか、なんでそれで通じるんですか…」と呟いている。
………なんか申し訳ないなあ、これ。
一応言い訳しておくと、こっちは基本人の名前を覚えるのが苦手なので、適当にその人のイメージで呼ぶことにしているのだ。
例えばこの男の子だと、抱えてるお菓子の箱からコアラくんとかそんな感じで、それがお姉さんの場合だとお姫様っぽいからまたそんな感じで。
《エンジェルさん》のお兄さんは……エンジェルさんのインパクトが強かったからで、Hさんだけそのままなのは………初対面があれだったからなあ。
いくらなんでも、面と向かって"毛玉さん"と呼ぶのは失礼だろう。
そんなことを考えながら、むー、と唸っているお姉さんに連絡先の交換を申し込んでみる。
男の子の「うー。この人、おねーちゃんとぼくには不吉じゃないー」というアシストもあって、快く了承してくれた。
のだが、その男の子の「不吉じゃない」という言葉が気になる。
「ねえ。さっきの"不吉じゃない"って、どういうこと?」
そう訊く。
すると男の子は突然別人のような口調に変わり、
「………そうだね。お姉さんみたいなお兄さんは、敵には容赦しないみたいだけど。僕達の敵にはならないみたいだからね―――」
―――きひひっ、と。
幼い口を歪め、そう、奇妙に笑った。
(…………なるほど。当然といえば当然だけど、ただの子供じゃあないわけだ)
553 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:35:23.41 ID:4V3m2xo20
自分の右手を、男の子の頭に乗せる。
撫でるわけでもなく、その小さな頭を、手で覆うように。
今能力を使えば、目の前の可愛らしい頭は一瞬で弾け飛ぶだろう。
非難どころか、即座に攻撃されてもしかたない、その行動。
けれど―――思わずそうしてしまうほど、この男の子には、興味を引かれたのだ。
こっちのそんな行動に、男の子は―――
「……うー?」
―――そう、首をかしげるだけだった。
「……いまいちよくわかんないね、君。…まあ、面白いけど」
いきなりごめんね、と謝って、男の子から手を離す。
お姉さんは、こっちの行動がどういうことだったのか、よくわかってないみたいだった。
………もしわかられてたら、知り合いになったばかりで速攻嫌われかねなかったから、けっこう安心してたりする。
ほっと胸を撫で下ろすと、遠くから、
『―――ちゃーん、どこー?』
という呼び声が聞こえてきた。
「うー、パパー?」
男の子が反応する。
どうやら、この子の父親が呼んでいるようだ。
554 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:36:17.24 ID:4V3m2xo20
「呼んでるみたいだね。またね、バイバーイ!」
「うー、ばいばーい!」
にこやかに手を振り、男の子が声に駆け寄っていった。
「あ、じゃあ私も行きますね。さようなら」
「あ、ちょっと待って!」
男の子についていこうとしたお姉さんを呼び止める。
「? なんですか?」
「いや、ちょっとした注意を。これからしばらくの間、夜はあんまり出歩かない方がいいです…危ないのがうろついてますから」
…………せっかく知り合えたのだ、絶対に死んで欲しくない。
今ここにいるということは《夢の国》と戦ったということで、"お姫様"ということで、それを護る"騎士"もいるんだろうけれど………一対一では、絶対にあの食人鬼には勝てない。
そんなこっちの心境を知ってか知らずか、
「……わかりました、気を付けます。それじゃあ、さようなら」
「はい、なにかあったら電話ください。さようなら!」
微笑みながらそう言って、お姉さんは男の子を追いかけていった。
その後ろ姿を見送りながら、
「…他の人たちにも注意しといた方がいいかなー」
と、独り言。
「―――まあ、まずは知り合うことからか、な?」
もっとたくさんの人と知り合うため、こっちは宴会のただ中へと身を投じるのだった。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:36:22.76 ID:F65Ymaf60
しえーん
しえん!
支援〜
コアラ少年にはバレてるのか
559 :
女装少年の人:2009/10/16(金) 23:44:20.69 ID:4V3m2xo20
投下終了…そしてお二方に土下座あああああああ!!
口調とか諸々すいません! そしてちょっと伏線的なのに巻き込んですいません!
あと、皆様方にも土下座しつつ予告。
宴会とハロウィン終わってしばらくしたらなんかイベント的なのやっちゃおうと思ってるので、
不都合だったら「おいやめろバカ」とかおっしゃるなり袋叩きにするなりなんとでもしてくださいませ。
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:45:33.03 ID:F65Ymaf60
乙っしたー!
イベントwktk
大丈夫だ…宴会ネタの後の二つのネタに、人様のキャラを色々と巻き込む気満々で、今から熱した剣山に向かっての紐なしバンジー焼き土下座の準備をしている俺もいる…!
>>558 コアラショタどころか姫さんとか滝夜叉とか花子様とか花子さんの契約者とか、かなり多数にバレてるぜ、女装wwwww
>>558 コアラくんだしきっとバレてるよなあと思った。けっこう他にもバレてるから無問題!
乙ー! むしろ使っていただいてありがとん!
きっとうちのお姫さまは少女と信じて疑ってないと思うww
きっとあった瞬間に見抜いて写真を撮るんだろうなぁ
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:48:31.68 ID:F65Ymaf60
力尽きるぜ…おやすみー!
なお、一応日曜日に宴会終了ネタを書く予定だが、多分俺もその後にも宴会ネタ書く可能性高いし
宴会終了ネタ投下後も、宴会ネタ想い疲れましたら投下していただけると嬉しいんだぜー!!!
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:50:11.93 ID:bktcs/G00
俺もおやすみだぜー
明日まで残ってたら幸せなんだぜ
なんだかみんなねるっぽいのでおやすー
寝る人おやすみほ
なんか不安定だなほ
569 :
閑話:2009/10/17(土) 00:19:53.50 ID:XS454rz90
私は母が好きだった
父は私が生まれる前に亡くなったと聞いた
だから母は女で一つで私を養い育ててくれていた
一体どんな仕事をしていたのか私は知らない
ただ、その仕事の時間が安定してなくて何時もいきなり呼び出されていたのは覚えている
今思えばたぶん碌な仕事じゃなかったんだろう
人様にいえるような仕事じゃなかったのは確かだ
それでも、その頃の私は母が好きだった
ほ
571 :
閑話:2009/10/17(土) 00:36:50.18 ID:XS454rz90
私が3歳になった頃だったか母は何かを思いつめているようだった
それが何かはわからない
ただ、それから暫くして仕事に出かけた母は
二度と帰ってくることは無く
私は一人になり
何時しか、私を置いて何処かへ消えた母を憎むようになった
572 :
閑話:2009/10/17(土) 00:38:27.41 ID:XS454rz90
時が経ち、成長した私は男の家に転がり込みバイトで食い繋ぐ自堕落な生活を続けていた
成人してからもソレは変わらなかった
23歳の時、私は娘を産んだ
旦那には面倒だから降ろすように言われたが、私はソレを聞き入れなかった
自分でも碌でもない人間なのはわかっていた
でも、私は母とは違う
ちゃんと最後まで面倒を見よう、と思っていた
最初は
支援!
574 :
閑話:2009/10/17(土) 00:40:24.31 ID:XS454rz90
皮肉な事に娘は母にそっくりだった
成長すれば成長するほど私が嫌いな母に似てくる
最初は私は私なりに面倒を見ようとしていた
けど、ダメだった
日に日に母に似てくる娘が気に食わなくて、私を置いて消えた母が許せなくて
何時しか私は娘に当たるようになり
その虐待はエスカレートして行った
575 :
閑話:2009/10/17(土) 00:42:54.27 ID:XS454rz90
旦那は元々「アレ」なので私が止めなければ平気で娘に暴行を加えた
私も食事を与えずベランダに放置したり色々酷い事をした
よくない事だとはわかっていた
けど、止める事はできなかった
あれだけ傷つけられ、痛めつけられているにも関わらず、娘はしぶとく生き残った
そんな娘が7歳になって暫くしたある日
何時ものように娘に、娘に重ねた母に暴行を加えていた時
何時もと何かが違った
旦那に殴られたあの子が突然謳いだし
私は気付くと、バットで旦那を殴り殺していた
576 :
閑話:2009/10/17(土) 00:45:45.83 ID:XS454rz90
訳がわからない
何故?
何が起こった!?
訳が判らず混乱する私に
娘が笑いかけてくる
私が大嫌いな母に瓜二つの顔で
私が大好きだった母にそっくりな顔で
「あそこから飛び降りて・・・死んで?」
久しぶりに見た娘の笑顔
「さ よ な ら」
その言葉が、私が聞いた最期の言葉となり
私は頭から地面に―――――――――――グシャァッ
今から、3年ほど前の出来事である
支援
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:49:36.75 ID:XS454rz90
何だかとっても不安定
投稿しにくい事この上ないorz
そんなこんなで宴会に全く関係無い『はないちもんめ』過去話
『はないちもんめ』二話の別視点的な
では、お目汚し失礼しました
乙! 想像以上にハードだ・・確かにこれは大人不振にならざるをえない
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:01:14.78 ID:XS454rz90
『はないちもんめ』の少女の母親
享年30歳(生きていれば33歳)
多分、根っこは普通の人
子供の頃に唯一の肉親だった母親が失踪した事が原因で歪み、母親そっくりな娘を虐待していたが
娘が『はないちもんめの契約書』を黒服から入手した事により殺害される
尚、彼女の母親(要は少女の祖母)が失踪したのは今から30年前
乙!
ほ
ん
だ
た
だ
か
つ
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 04:57:47.24 ID:M3y33+grO
は
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 05:27:51.20 ID:ahqRgm8X0
━━━狂った兄━━━
相談に乗って下さい。
最近私のお兄ちゃん、なんか変なんです。
わたしのお兄ちゃんはねアニメが大好きなんですけど
いつもの様にアニメをみているのですがなんか違和感を感じたんですよぉ
なにがおかしいかと言うと毎日毎日そのアニメは同じ話しばかりなんですよ
そして、わたしはお兄ちゃんに
「わたしその話し飽きた。たまには違う話しを見たい。」
って言ったんですけど兄は
マ イ カ
イ チ ガ
ウ ハ ナ シ ダ ぞ
って言うんです。
確にテーブルの上には8枚のDVDバッケージが置いてあるのですが
でも、わたしには同じ内容のアニメにしか見えません
しまいには兄は“お布施”がどうとか“マンセー”とか言うんです
兄は何か悪い新興宗教や悪徳商法に騙されているのでしょうか?
心配です。
参照リンク
http://yy55.60.kg/csbs/
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 05:54:59.25 ID:3jPDCZt5O
>>590 お前その話
都市伝説系のスレに貼りまくってるだろ
ぶっちゃけあんま面白くねえぞ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 06:26:25.85 ID:XS454rz90
ほ
ろ
ほ
【出かける前に投下してゆくよ!】
首なしの騎士は、喧騒から離れて一人静かに壁際にたたずんでいた。
何やら先程からあちこちで悲鳴やら叫び声が聞こえては来るものの、ひとまずこちらに被害が及ばない以上関わるべきではないだろう。
己の主は飲み物を取りに行くと言い残したまま未だそばには戻らず、それでも目の届く範囲で他の招かれた者達と語らっているようである。
今も彼女は先日世話になった大きな黒犬や、そのそばにいる青年(おそらく黒犬の契約者だろうか)と談笑しているようで、依然としてこちらに振り向く気配は見受けられなかった。
正直、己としては契約者である主をあのいけ好かない男から取り戻した後、すぐにでもここから立ち去るつもりでいた。
しかしそれを引き止めたのは全ての元凶たる若武者、将門だった。
『何、これよりの宴は我と『首塚』の名の下に行われるもの。であれば、貴様が恐れる事は到底起こりえぬよ』
つまるところ、せっかくなんだから参加していけと言うらしい。
いっそその首を跳ね飛ばしてやろうかとも考えたものの、結局は主の制止と頑固な願いに負けて、この宴に参加する事になってしまった。
今回の事件とこの宴で得た多くの出会いを、主はどうやら喜んでいるらしい。
しかし己からすれば、それこそが最も恐れてきた事――この宴への出席を反対した一番の理由でもあった。
こうして都市伝説たる己と契約してしまった以上、多少なりともそれらとの関わりは避けられないのは致し方ない。
しかしもしこれ以上の領域に踏み込めさせれば、更なる危険に彼女を引き入れかねないのもまた確かだった。
そういったものから主を守る為なら、例えどんなに憎まれようとも構わないと思っていた――――はずだったのに。
気づけば彼女は、いつの間にか己の手の内からすり抜けていた。
「………………」
失われた眼球で見つめる先では、彼の人がまた笑みを浮かべている。
己のした事は、果たして正しかったのだろうか。
この町に潜む様々な影、思惑、意志――それらに触れさせまいと、知らさずにいようとした己の選択は、結果として彼女を苦しめてしまったのだろうか。
それとも――己が居るがゆえに、彼女に選ばせてしまったのか?
――――ガチャン!
ふとガラスの割れる音に我に返れば、瓶の詰まった黄色の籠を抱えた女性(同じく首がない)の姿が視界に入る。
どうやら空いた瓶を運んでいる際に落としてしまったらしく、慌てて欠片を拾い集めようとかがみこんでいた。
「………………」
……こちらに被害が及ばない以上関わるべきではない、と再び腕を組みなおす。
そもそも己にはもっと大事な事が――
「!」
欠片を集めていた女性が突如として指を抑える。どうやらガラスの断面で指でも切ってしまったらしい。
なぜだかその姿が、一瞬とても彼女に似ていた様な気がして。
「…………………………」
気が付けば、女性のそばに己もまたかがみこんでいたのだった。
「……! ……!?」
相手は突如現れた騎士に驚いているらしく、わたわたと何やら慌てふためいている。
ひとまず怪我を見る為に彼女の手を引き寄せれば、びくりとわずかな震えが伝わってくる。
見たところどうやら浅く切ってしまっただけのようで、出血はあるが特に欠片が傷口に残っているわけでもない。
そばのテーブルにあったナプキンを取ると細くたたみ、ほっそりとした指に少し強めに巻きつけてやる。
かつて戦場に居た頃の記憶の名残がこんなところで役に立つとは、人生わからないものである。
最後にきゅっと結び目を作れば手当ては完了し、彼女はそれをしげしげと眺めている。
その間に散らばった欠片を拾い集め、これも別のナプキンで包んでおく。こうしておけばこれ以上被害が広がる事もないだろう。
そうして最後に彼女の持っていた籠を持ち上げれば、女性が慌てた様子でその手を抑えてくる。
もしかしたらこれは彼女の割り当ての仕事だったのかもしれなかったが、今さっき怪我をした者に重いものを持たせるわけにもいくまい。
しかし女性はなかなか引こうとせず、今もなおしっかりと己の手を掴んだまま離そうとしない。
……困った。
経験上こういった場合、大抵相手は自分が納得するまで決して引こうとはせず、結果として己が身を引かなければいけない事が多い。
しかし――と思いあぐねていた時、ふと手元にあったナプキン包みが視界に入る。そうだ、これならば。
そう思いついたままに彼女にそれを差し出せば、思ったとおり一瞬きょとんとした後、やがておずおずとそれを受け取った。
その際にガラスの擦れ合う音が漏れ、その中身があの欠片であるという事を明確に物語っている。
多少気をつけなければならないが、これであれば片手を怪我した彼女でも問題なく任せる事が出来るに違いない。
「…………」
相手もその意図を汲み取ったらしく、やがてもう一度包みを持ち直すと、こちらを導くように先を歩き出した。
「………………」
ちらりともう一度主を伺えば、今もまだ楽しげに話している真っ最中であった。
確かに己の目の届かないところに彼女を置くのはとてつもなく不安ではある。
しかしそばにはあの黒犬もいるし、彼女には何度も主を助けられた経験もある。
それならばほんの少しだけ、その守りを任せてもいいかもしれない。
そう思い直すと騎士は空瓶の詰まった籠を抱えて、同じく首のない女性の後を追って会場を一時後にしたのだった。
<To be...?>
当初は契約者側で書こうとしていたものの、なかなか進まなかった為先にホロウさんサイドでやってみた。
軽めを目指したのになんかシリアス風味・・あるぇー。
そして首なしライダーの方お借りしました土下座あああ!orz
とっさの事だったので筆談は出せなかった・・。
あの後調理場まで連れてってもらってまた戻って来る予定。
ちなみに黄色いかごはビール瓶とか入れるプラスチックケースなイメージ。
帰ったら今度こそ契約者サイド書くぞー!
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 08:42:36.01 ID:DEThDWHm0
おはよー、はないちもんめの人と姫君の人乙!!
はないちもんめの過去を見ていると、本当チャラ男の過去が生ぬるくなってきたぜぇ…っ
…が、最近あいつ周りの設定が固まってきたらいい勝負になってきそうなヨカーン
過保護騎士いいなぁ
お疲れ様
契約者サイドはのんびり待つね!
過去編既に出していたという罠
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 08:51:30.52 ID:wwrgI4poO
首なし騎士の方乙!
こっちも首なし同士のクロスをいつかやりたいと思っていたwww
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 09:19:52.83 ID:rMqpC/gk0
み
そういやマッドガッサーのガスって体格まで変わるんだっけ?
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 09:21:35.92 ID:rMqpC/gk0
>>603 体格も変わるかどうかは各人におまかせするんだぜ
605 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:38:34.70 ID:rMqpC/gk0
親に、優しい言葉をかけてもらった記憶はない
親に褒められた事はない、親に心配された事はない、
父親は、こちらを己の見栄の為の道具にしか使おうとしなかった
母親は、男漁りに夢中で、こちらを見てくれた事なんてない
家にいるのが、たまらなく苦痛だった
学校から家に帰っても、大抵誰もいない
母親がいたとしても、大抵一緒に母の愛人がいて
父親は仕事が忙しいだか何だかで帰りはいつも遅かったし、休日家にいたとしても、こちらに話し掛けてくれることなんてほとんどなかった
家になどいたくなかった
両親と一緒にいたくなかった
この両親から逃れられるのなら、やりたくもない習い事とて、熱心にやった
…はじめのうちは、これをきちんとやっていれば、親に褒めてもらえるかもしれない、とかすかな希望を抱いていたもかもしれない
しかし、その希望はあっさりと打ち砕かれて、ただもっともっと上を、とどこまでも求められ続けた
だから、あの日も、その場にいたくなくて
逃げ出したくて、たまらなかった
母親が浮気相手に会う為に訪れた店
何故、自分まで連れてこられなければならかったのか
母親が男と話している間、自分は店の隅で居心地悪く大人しくしていた
視界の隅には、人を日焼けさせる機械が置いてあるのが見えて
…そう言えば、あれで焼け死んだ人がいる、という話をクラスメイトがしていたのを、何気なく思い出した
>>604 了解、ありがとう!ついでに小ネタ投下ー
20XX年 1月 14日
俺の名はポチ、犬だ。嘘だ。人だ。
名前はない。まああるにはあるんだが、んなもんただの記号に過ぎんからな、後生大事にする必要もなかろう。
そんなことより、今日は俺のこのクソッタレな人生の中でも、最高で最悪にクソッタレな出来事があった。
それを記念して、今日から日記をつけていこうと思う。
まずその出来事なんだが―――都市伝説と契約した。
何言ってっかわかんねえって?
ヤクでもキメてんじゃねえかって?
本当のことさ!
目の前に広がってる光景が、紛れもない証拠ってやつだ!
これまで散々俺のことを生ゴミ扱いしてくれたクソどもが、マジに生ゴミになって転がってやがる!
クク、ハハハハハハハハ!
この世の中、クソ貯めみたいだと思ってたが……中々どうして、面白いじゃねえか。
今日からこの町の王は、この俺だ。
これまで好き勝手やられた分、散々好き勝手やってやるぜ!
―――よし、これで今回の日記は終わりだ。
次書く時は、今回並みに珍しいことが起こった時だな。
明日も俺にとって、いい日でありますように―――。
607 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:43:04.68 ID:rMqpC/gk0
−−−−−直後
体中に、熱を感じた
「っ!?」
しかし、その熱は一瞬で引いて
その時、自分に何が起きたのか…よく、わからなくて
気のせいだ、とその時は思ったのだ
幸い、その直後、ようやく母親が戻ってきてその居心地の悪い場所から脱出する事が出来たから、先程の体験など、すぐに忘れてしまっていた
…その時は、まだ
それから数日後、珍しく、何の習い事も入っていなかった、その日
自分は、わざと遠回りして、学校から家に帰ろうとしていた
…家に帰ったって、自分の居場所なんてない
どうせ、誰もいないか、母親が男を連れ込んでいるかのどちらかだ
そんな家になど帰る気などなくて、わざと遠回りしてゆっくりと歩いていく
赤く染まった空に自分の影が伸びて……周りに他に影がない事実が、無償に寂しかった
……ひたり
自分の影の隣に、長い影が…伸びた
思わず、くるりと振り返る
そこにいたのは…近頃、母親が熱心に相手をしている、男だった
608 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:46:26.59 ID:rMqpC/gk0
…何故、こんな奴と、こんな場所で顔を合わせなければいけないのか
憂鬱な気分がさらに憂鬱になり足早に立ち去ろうとした
しかし、がしり、男に腕を捕まれてしまい、それは敵わない
「っ、だよ」
ぎり…と、強く腕を捕まれ、顔をしかめる
一体、何だと言うのか
その男を睨みあげて…
ぞくり
全身に、悪寒を感じた
ニヤニヤと笑ってきている、その男
その笑いに、嫌悪感のようなものを感じた
逃げろ
本能が叫びだす
こいつから、逃げ出さなければならない
「っと!騒ぐなよ?」
「−−−−−っ!?」
引き寄せられて、口を塞がれた
暴れて抜け出そうとするが、大人の体格で押さえ込まれては子供では抜け出せない
支援
610 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:50:34.94 ID:rMqpC/gk0
ニヤニヤと笑い、その男はじっとりと、こちらを眺めてくる
「あの女が連れてきた時から思っていたが……なかなか、可愛らしい坊ちゃんじゃねぇか
これは、使えそうだ……需要ってのは、意外とあるもんだからな」
「−−−−っ、−−−−−っ!!」
男が何を言っているのか、理解などできず
ただ、逃げ出そうと必死だった
男はこちらの口を塞いで抱きかかえたまま、どこかへと移動しようとして
「さぁ、行こうじゃないか」
「−−−−−−っ」
…ずるり
目の前の、道が…………歪んだ
何が起こっているのか理解できず、パニック状態に陥る
歪んだ道が、裂けて…異空間とでも言うのだろうか?
そんなものが、目の前に広がって
「けけっ、『幼女誘拐をモデルにした交通標識』か……便利な能力だ!」
けたけたと笑い、そいつはこちらを捕まえたまま、その異空間に入り込もうとしていた
…嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!
逃れようと、闇雲に体を動かし続ける
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 09:52:32.71 ID:wwrgI4poO
支援
612 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:53:02.73 ID:rMqpC/gk0
こいつが何を考えているのか、わからない
ただ、確実に、自分は何かされるだろう、という事はわかった
何故、自分がこんな目にあわなければならないのか
母親の浮気相手などに、こんな目にあわされなければならないのか
−−−−−−−こんな奴、死んでしまえ
そう考えたのが、恐らく、合図だったのだ
「−−−−−−−っちぃ!?」
「っ!?」
突然、男が悲鳴をあげて、手を放した
転げ落ちるように、その腕から逃れる
振り返ると…男の手が、黒く染まっていた
違う
黒く、焼け焦げていた
「…っめぇ……ってめぇも、都市伝説契約者か……!?」
何を言われているのか、わからなかった
ただ…相手から向けられていた感情が、殺意に変わったのを自覚する
613 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:55:49.93 ID:rMqpC/gk0
生まれて初めて向けられた、剥き出しの殺意に体が震える
すらり、男はナイフを取り出すと、こちらに近づいてきた
あのナイフで、自分は刺されて……死んでしまう?
そんなのは嫌だ
あんなナイフなど、なくなってしまえばいい
恐怖とパニック状態の中、そう考えていると
「……っなぁ!?」
どろり
男が持っていたナイフが……溶けた
「熱ぃいいい!?」
からんっ!!
男がナイフを取り落とす
どうやら、ナイフが高温を発しているらしかった
何が起こっているのか?
まったく、わからなかった
ただ、恐怖だけが蓄積されていく
「ち、畜生が……餓鬼の癖に…・・・っ!!」
「−−−−−っ!!」
拳が振り上げられる
614 :
小ネタ:2009/10/17(土) 09:59:19.08 ID:rMqpC/gk0
怖い、恐ろしい、嫌だ
−−−−−−−死んでしまえ
こんな男、消えてなくなってしまえ!!
「っぎゃああああああああああああああああああああ!!??」
絶叫が、響き渡った
目の前の光景に、目を疑う
男の体が…黒く、焼け焦げ始めていた
体中の痛みに、男はのた打ち回る
自分は、苦しむ男から、目を離す事ができなかった
その間にも、男の体は焼け焦げ、苦しみ続けている
「あちぃいいい……っ!?あちぃ、いてぇえええ………っ!?も、やめ………俺が悪かったから……!!」
命乞いの声
男が…もはや黒く焼けただれ、元の顔がわからくなってきたその顔で、こちらを見て
炭になりかけた手を、こちらに伸ばす
「も……や、め………しんぢま…………あぁぁ………」
…どしゃり
615 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:03:06.27 ID:rMqpC/gk0
男の腕が、地面に落ちて………砕けた
真黒に焼き尽くされ、炭と化したその体は、恐らくちょっと風がふいただけで粉々に砕け散るだろう
「…………ぁ」
がたがたと、体が震える
…理解してしまった
理解などしたくなくとも、嫌でもわかってしまった
自分が、この男を殺した
どうやったのか、自分でもわからない
ただ、間違いなく…この男を殺したのは、自分だ…!
…かつん、と
響いた足音
びくり、体を震わせて振り返る
そこにいたのは、黒いスーツを纏った男性だった
まるで、テレビのドラマか何かに出てくるような、黒いスーツ、サングラス、オールバックの髪形に、重たそうな鞄
それはまるで、親の目を盗んで見たテレビに出ていた、不思議な物を見た人間の口封じをしてくる、黒服そのものではないか…!
「ぁ………や、来る、な……っ」
どうして
どうして、自分がこんな目に
616 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:05:53.47 ID:rMqpC/gk0
ただただ恐ろしく、目を閉じて縮こまる
そんな事をしているのではなく、逃げるべきだと言うのに…もはや、体は動かなかった
来るな
来るな、来るな、来るな
ただそう呟き、震え続ける
黒服の男は、こちらの言葉などお構いなしに、近づいてきているようだった
無機質が足音が、近づいてくる
…あぁ、今度こそ、自分は殺されるのか
恐怖が、臨界点に達しようとしていた、その時
ぽふり、と
頭に、手を乗せられて…そのまま、優しく撫でられた
「………え?」
その手は、酷く、酷く、優しくて
…そもそも、頭を撫でられるなんて、生まれて初めての経験で
恐る恐る、目を開くと…黒服の男が、心配そうにこちらを見つめてきていた
心配そうにこちらを見つめ、優しく、頭を撫でてくる
「大丈夫ですか?……お怪我は、ありませんか?」
617 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:08:59.01 ID:rMqpC/gk0
かけられたのは、優しい言葉
心から、こちらを心配してくれているかのように、そう声をかけてきて
「遅くなってしまって、申し訳ありません…あなたに、手を汚させてしまった」
「ぇ……あ…」
「もう、大丈夫ですよ」
そっと、抱き上げられる
背中を撫でてきた手が、酷く優しい
「もう、怖がらないで、大丈夫です…あなたを、保護しに来ました」
向けられた、優しい表情
こちらを安心させようと、何とか笑顔を浮かべようとしているようだった
この黒服はこちらを安心させようとしてくれている、心配してくれている
それを理解した瞬間、再び恐怖が襲う
自分は、たった今、訳のわからない力で人を殺してしまったばかりだ
目の前のこの黒服まで、殺してしまうかもしれない……!?
「…大丈夫」
ぽふり
胸元に、顔を押し付けられた
チャラ男の過去か…支援!
619 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:15:09.03 ID:rMqpC/gk0
再びパニック状態に陥りかけたこちらを落ち着かせるように…優しく、優しく、背中を撫でてくる
「落ち着いて…あなたは、契約した事すら理解できずに、能力の使い方がわからないだけです…」
「のう…りょく…?……っでも、俺……今、人を、殺し……っ」
「……あなたのせいではありません」
こちらを抱いてくれている手に、かすかに力が篭る
「…私が、遅れたばかりに…あなたに、こんな恐ろしい思いをさせてしまって……本当に、申し訳ありません」
何故、謝ってくるのだろう?
自分が、あの男を殺してしまったのだから、悪いのは自分のはずなのに
何故、この黒服が謝るんだ?
「大丈夫です、その力の使い方、全て教えます。あなたが、この力を恐ろしいと思うのなら…今なら、まだ、契約を解除させる事もできるかもしれません
私が遅れてしまったばかりに、あなたに罪を犯させてしまった…身勝手だとは、わかっています
それでも……どうか、その咎を、私に償わせてください」
「…………」
…違う
あんたは、何も悪くない
悪いのは、こちらを襲ってきたあの男で……そして、あの男を殺してしまったのは、自分で
この黒服は、何も悪くないのに
どうして、自分なんかに、謝ってくるんだ
620 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:18:07.40 ID:rMqpC/gk0
「…さぁ、行きましょうか」
こちらを抱き上げたまま、黒服が歩きだす
自分は、ただその黒服に、しっかりと捕まって
…嬉しかった
頭を撫でられたのが、嬉しかった
心配されたのが、嬉しかった
誰からも頭をなでられたことなどない、心配されたことなどない
親だって、こちらの事を心配した事などないのに
初めて会ったはずのこの黒服に心配されたのが、嬉しくて
「……?どうなさいました?どこか、痛いのですか?」
「…………っ」
ぼろぼろと、両目から涙をこぼしながら、首を左右に振る
違うのだ
自分は、嬉しいのだ
頭を撫でられて、心配されて……嬉しかったのだ
この黒服が、自分をちゃんと「見てくれている」のが、とても嬉しかった
621 :
小ネタ:2009/10/17(土) 10:22:09.96 ID:rMqpC/gk0
生まれてはじめて向けられた、善意の感情が、ただただ、嬉しくて
人を殺してしまったことが、恐ろしくて、恐ろしくて
二つの感情が混ぜこぜとなり、よくわからなくなって
ただただ、涙が溢れ続ける
黒服は、そんな自分の体を優しく抱きしめたまま、こちらを落ち着かせるように背中を撫でてきてくれた
子供をあやすように、優しく、優しく
その手が嬉しくて、嬉しくて
余計に、涙が溢れ出して
…あの日、俺は自分が「日焼けマシンで人間ステーキ」と言う都市伝説と契約したのだと、知った
世界に、「都市伝説」と言うものが実在する事を知った
そして、あの日から
自分は、生まれてはじめて尊敬できる存在を見つけた
父親のような存在を手に入れることができた
あの日から、自分を支え続けてくれた黒服
その存在を、俺は命をかけてでも護り続けてやる
たとえ、世界の全てを敵に回す事に、なろうとも
fin
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 10:23:36.87 ID:rMqpC/gk0
はないちもんめの過去母サイドを読んでいたらムラムラして書きたくなったチャラ男過去
多分、小学校低学年くらいの時
何だかグダグダになってしまったんだぜ
>>606 日記形式wktk
どんな都市伝説と契約したんだろう
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 10:47:28.66 ID:rMqpC/gk0
み
遅くなっちまったけど乙!チャラ男、小さい頃はさぞ可愛らしいお子様だったんだろうなあ…
ちなみに
>>606はBy女装少年の人なんだぜ。名前入れるの忘れてたorz
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 11:15:25.23 ID:rMqpC/gk0
>>624 そりゃもう、女装の似合う可愛いぼっちゃんだったとも
名前入れ忘れとかよくあるから気にしない!
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 11:39:53.28 ID:rMqpC/gk0
む
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 11:40:40.68 ID:VrPkEgHX0
り
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 12:02:40.75 ID:rMqpC/gk0
や
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 12:06:18.83 ID:VrPkEgHX0
り
犯
罪
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 12:55:08.01 ID:rMqpC/gk0
お
っ
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 13:33:14.86 ID:dvHa0K6WO
た
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 13:51:17.61 ID:tidvUh+J0
ま
げ
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 14:12:35.58 ID:VrPkEgHX0
げ
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 14:48:34.07 ID:1A5lLR2T0
パソコンの調子悪いの直らなねー
帰ってくるまでにスレが残っていたら幸せだ
皆乙! さて頑張るか
ほ
い
っ
!
と
な
646 :
花子様のひと:2009/10/17(土) 17:30:58.64 ID:tCOv3Z8T0
wikiの更新履歴に花子様があったんだけど、何が変わったのか分からぬ。
俺はここ数日編集してないから誰かがやってくれたんだろうけど、いったい…。
気になって食べ物も喉をよく通るぜ。
>>646 @wikiメニュー(上のバー)の「表示」 ⇒ 「このページの最新版変更点」をクリックだ!
>>647 そんな便利機能があったのか。
やってみたら解決したよ、さんくす!
そんな機能あったのか……
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 18:12:46.06 ID:XS454rz90
皆乙〜
>>647 そんな機能があったとは初耳だ
後で時間ができたらチャラ男の受難を書くんだ・・・Tさん達借りて・・・
仮に間違えた状態で保存しちゃっても、その辺の機能(バックアップ)で古いデータを復活させたりとか出来るらしいよ!
そしてチャラ男の受難wktk
652 :
途中で離籍するかも知れぬ はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:30:44.49 ID:XS454rz90
適当に料理を取っていると面白い人を見つけた
契約者「お?」
少女「久しぶりね?Tさんの契約者」
契約者「そういや、ドナドナ以来だもんなぁ、俺はさっきからちょくちょく見てたけど」
・・・さっきって
少女「まさか・・・」
契約者「まさか、黒服さんが酔うとあぁなるなんて予想外だったぜ、思わず写真に残すくらいに」
そう言ってカメラを見せてくる
つまり、そのカメラの中には・・・
少女「ちょッ?!そのカメラ寄越しなさい!!」
契約者「え!?やだ」
流石にアレが写真に残るのは嫌というか、恥ずかしすぎる!
少女「渡さないなら、力尽くで!!」
ジャラッとスカートの中に入れていた鎖を抜く
それを見て、Tさんの契約者の、表情が、変わった
653 :
先にTさんとチャラ男に土下座 はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:31:33.47 ID:XS454rz90
契約者「なぁ・・・」
少女「何よ?」
契約者「嬢ちゃんの能力って確か、人を操れるんだよな?」
少女「え、えぇ・・・・・・」
契約者「うん・・・・・・なら、俺と取引しないか?」
取引?
契約者「俺の頼みを嬢ちゃんが聞いてくれたら、さっきの写真は全部嬢ちゃんに渡す」
少女「ギブ&テイクってことね・・・良いわよ、何をすればいいの?」
Tさんの契約者が私の耳元で内容をささやく
それは、かなり、信じ難い内容だった・・・
少女「あなた・・・正気?」
契約者「失礼な、俺は何時だって大真面目だぞ?」
少女「わかった・・・何とかしてみる」
契約者「任せた!」
654 :
多分>>534より後 はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:32:38.78 ID:XS454rz90
で・・・
チャラ男「どう言う事だ・・・?」
宴会会場のとある一室
部屋にはTさんと、その契約者と、『夢の国』と、少女、そして『地下カジノ』のプリンセス一同
もっと正確に言うなら、様々なドレスを持ったプリンセス達がチャラ男を取り囲んでいる
チャラ男「・・・待て待て、落ち着こう」
少女「貴方以外は多分皆落ち着いてるわ」
チャラ男「お前、俺に言ったよな?『将門様が呼んでる』って」
少女「えぇ」
チャラ男「で、俺はお前について行って・・・途中から記憶が無いんだが」
Tさん「俺が気絶させたからな」
チャラ男「・・・で、この状況は?」
契約者「プリンセスの皆さん、やっちゃってー!」
その言葉を引き金に、プリンセス達がチャラ男に殺到する
縛られてないのでチャラ男逃げる
しかし・・・
少女「買って嬉しいはないちもんめ」
チャラ男の動きが止まった
655 :
はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:33:19.31 ID:XS454rz90
チャラ男「なっ・・・!?」
少女「悪いわね、弱みと言うか、こっちにも事情があるのよ」
チャラ男「いや・・・一体誰に!?」
少女の能力は、金を渡した相手の仲間しか操れない
つまり、チャラ男を操る為には、チャラ男の仲間に金を渡したと言う事
少なくとも黒服はありえない・・・なら、誰が?
少女「だから最初に言ったでしょ・・・将門様が呼んでるって、将門様に許可もらいに行ったら思う存分やれと」
将門様ァァァァァァァァァァァァアァァァァァ!!!!
契約者「ま、観念するんだな」
そして、チャラ男はプリンセス達に呑み込まれた
数分後
そこには、(何故か)メイド服に身を包んだチャラ男の姿が!!
656 :
はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:34:28.04 ID:XS454rz90
少女「・・・ッ・・・ッッ!!」
少女は腹を抱え、声にならない笑いを上げてる
リカちゃん「かわいいの」
Tさんの契約者はパシャパシャシャッターを切ってる
プリンセス達はキャイキャイ騒ぎ
Tさんは、チャラ男を眺め
『夢の国』だけが、これで良いのかとあたふたしていた
チャラ男「テメェr「ダメじゃない、そんな汚い言葉使っちゃ」・・・・・・っ!?」
チャラ男の声が途中で途切れる
契約者「へぇ、そんな事もできるのか」
少女「声帯と口だって体の一部だからね」
Tさん「で、どうするんだ?」
少女「そりゃ、将門様の所でしょう、見せに来いって言ってたし」
契約者「嬢ちゃん、楽しんでる?」
少女「・・・生まれて始めて、着せ替え人形とか人形遊びの楽しみを理解できた気がするわ」
657 :
はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:35:23.81 ID:XS454rz90
部屋を出て、チャラ男を連れ将門の所へ向かう
チャラ男「今日は厄日か・・・orz」
少女「諦めなさい」
チャラ男「何か嫌な予感がするんだよなァ・・・」
トボトボ歩くチャラ男を連れていると、後ろからドドドドッと地鳴りが
少女「何!?」
後ろ向くと、一人の男が物凄い勢いでこちらに走って来る
チャラ男「奴だ・・・奴が来る」
チャラ男は振り向かずともわかっているらしい
「俺と気持ちいいことしませんかぁぁぁぁ!!」
契約者「誰?!」
チャラ男「やっぱりテメェかぁぁぁぁぁっ!!」
チャラ男が押し倒される
余りの事に回りは反応が追いつかない
少女「ちょ、ちょっと、それチャラ男よ、男よ!?」
「寧ろソレが良い!!」
契約者「やっぱ、首塚ってそういうのがい多いのかー」
リカちゃん「何も見えないの」
Tさん「子供が見るもんじゃない」
契約者「なら、嬢ちゃんは?」
少女「私、コレ位なら大丈夫よ」
チャラ男「お前等もちっとは止めやが・・・ちょッ!?おま、何処触ってやがる!?」
658 :
はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:36:29.27 ID:XS454rz90
少女「ちょっと、面白いこと考えた・・・」
能力を発動し、チャラ男の操作を奪う
契約者「嬢ちゃん?」
チャラ男「!?」
チャラ男を大人しくさせつつ、その両手を変態の胸に沿わせ、一定の距離を保たせる
変態「ん?」
涙腺を操作して目を潤ませ、顔は・・・今の攻防で赤くなってるからもう言いや
そのまま視線を変態からそらせて、声帯を操り、蚊の鳴くような声で・・・
チャラ男「や、優しくしてくれ」
契約者「ちょっ!?」
「も・・・」
少女「も?」
「もっちっろんさぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ「何してるんですか」ドカンッ グはッ」
鼻血を垂らしながら再度チャラ男に襲い掛かる変態を、背後から殴り倒したのは、コックの様な男
カレーおじさん「度々、ご迷惑をおかけします・・・では、失礼」
変態の首を掴み、そのまま引き摺ってどこかへ行った
659 :
はないちもんめ:2009/10/17(土) 18:37:20.51 ID:XS454rz90
チャラ男「酷い目に会った・・・」
契約者「面白かったけどな」
リカちゃん「何も見えなかったの」
Tさん「災難だったな」
チャラ男「ったく・・・ってそうだ!!テメェ何言わせやがる!?」
少女「あの状況ならアレが一番面白いと思った、反省はしていない」
チャラ男「お、お前は・・・っ」
少女「何?将門様の前でも同じ事言わせてあげましょうか?」
その言葉に、チャラ男は本気で嫌そうな顔をする
チャラ男「頼むから、勘弁してくれ・・・」
少女「冗談よ、さぁ、行きましょう」
その後、チャラ男が女装したまま、将門様に酌させられたりTさんの契約者に写真を取られたりするが、多分どうでもいい話である
終われ
ちょwwwwwww
乙wwwwwこれはwwwwひどいwwwwww
いいぞもっとやr
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 18:40:23.42 ID:XS454rz90
さるさん怖い
取り合えず、Tさんとチャラ男に土下座
思いつくままに書いた結果がコノgdgdだよ!orz
と、言うわけでチャラ男の女装ネタ
はないちもんめの能力で言葉遣いやら台詞まで(無理矢理)女性風に
この後どうなったかとかは(現時点では)全く考えておりません
お好きにどうぞ
では、お目汚し失礼しました
663 :
三面鏡の少女:2009/10/17(土) 19:07:43.41 ID:JrR4oYav0
メイド状態!
そんなチャラ男に背後から忍び寄る三面鏡の少女
「うなー☆」
「ってまたてめぇかーっ!?」
元はといえば黒服Dに酒を飲ませたこの少女が元凶なわけで
とっ捕まえてお灸の一つでも据えてやろう(熱的な意味で)と思ったのだが、ふらふらした酔っ払いだというのになかなか捕まえる事ができない
「こんのっ、待ちやがれっ!」
腕を大きく広げ左右から逃げ場を無くし捕まえようとした、その途端
「にゃーっ!」
足の間をすり抜けられ、そのまま背後から思い切りスカートを捲り上げられる
「おいぃぃぃぃぃっ!?」
思わずスカートの前を押さえてしまうが、そのポーズが実にセクシーというかなんというか
「にゃー? 男の人?」
「悪いかよド畜生っ!?」
女の人→スカートをめくる→男の人→ふしぎ!
妙な満足感を得た少女は、ツッコミの僅かな隙にあっという間に射程圏外へと逃れられてしまう
「あいつは一体何なんだ……ってお前カメラっ!? まさか今の!」
わなわなと奮えるチャラ男に、笑顔でぐっと親指を立てるTさんの契約者
いつか泣かす――少女への復讐を誓いながら、カメラに収められたセクシーショットをどう亡きものにするか頭を抱えるのであった
※
思わず書いてしまった、今は反省している(土下座)
多分この後、女装少年とかも捲ってる
はないちもんめさんと三面鏡の人乙です
将門さああああああんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
チャラ男がwwチャラ男がwwww
少女絶好調wwwwそしてチャラ男wwwwwww
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 19:18:27.27 ID:dvHa0K6WO
乙wwww
将門様迂闊過ぎる……
夕飯前ほ
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 20:04:45.78 ID:dvHa0K6WO
みゃ
にゃ
カップリング数が三桁を超えた頃。
戦いは熾烈を極めていた。これが普通の戦闘なら、超極限の殺し合いだろう。
そんな激しいやり取りでも充実感があった。
まるで戦いの中でしか生きられない傭兵がライバルと殺し合う時の充実感のような。
もう3日徹夜で語ってるような気さえする。(実際は2分未満)
そんな時、2人の眉間をニュータイプのピキュリリリーン的なものが走る。
メ「これは!?」
貴「最高のネタが『発生』したみたいねぇ!」
メ・貴「「おそらくこんなビジョン!」」
2人がそれぞれ小銭で壁を引っ掻きまくる。
ズガガガガガっと音と埃を立てる壁。
そこには数秒で絵が浮かび上がる。
メイド服を着た女性(らしい男)と襲いかかる男。やたらイロっぽく生々しく、美しく描かれていた。
それもメイドが描いたのと貴婦人のモノの2つ。
両者の絵は見事に同じものを描いていた。
メ「流石は壁掛けセーラー服ですね。」
貴「貴女もなかなかよぉ」
2人の戦いは更に加速するのだった。
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 20:23:19.52 ID:XS454rz90
三面鏡の人と花子様乙!
三面鏡の少女絶好調wwwwwwwww
そして、メイドと貴腐人wwwwwwwwwwwwwwwwww
都市伝説4コマ風劇場
「女装っこ男子、萌え・・・ぐふ」ボタッ
「また鼻血!?」
「目ぇ覚ましてすぐこれか!お前どうしたんだよ!?」
「また・・・見逃しましたね、先生・・・」
「わ、我ここに・・・桃源郷・・・を・・・・・・」
「見つけ、た・・・り」ガクン
「おぃいいいいい!!」
脅威のスカートめくり再びと聞いて
メイドに貴腐人、三面鏡の少女……な ん と い う カ オ ス
だがそれがいいんだぜ乙!
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 20:40:53.74 ID:VrPkEgHX0
乙ー!
いいネタが最近思いつかない…創作意欲はあるのに…orz
桃源郷ww
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:02:01.62 ID:3LNU+JkA0
都市伝説「※ただしイケメンに限る」
効果
なにをしてもゆるされる
契約条件
※ただしイケメンに限る
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:21:45.89 ID:04AlL6WW0
ただいまー、皆様乙!
って、はないちもんめぇええwwwwwwwwwwwwwwwww
いいぞ!よくやった!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwww
三面鏡の人もwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ナイスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
メイドたちまでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
チャラ男災難すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
鼻血リターンwwwwwwww本当に何でもいけるんだなwwwwwwwwwwwww
っつか、皆様チャラ男で遊んでくれてありがとうwwwwwwwwwwwww
この調子でこれからも遊んでやってくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
…チャラ男が小学生の頃は小柄で色白だったって言っても信じてもらえないだろうな
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:27:46.13 ID:XS454rz90
>いいぞ!よくやった!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwww
>この調子でこれからも遊んでやってくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いいのかwwwwww
これでいいのかwwwwwwwwwww
>少女「・・・生まれて始めて、着せ替え人形とか人形遊びの楽しみを理解できた気がするわ」
なんて言ってるけど多分チャラ男を弄る楽しみを覚えただけだと思うんだぜ
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:30:45.34 ID:04AlL6WW0
>>679 何ら問題はないwwwwwwwww
そうか…はないちもんめは、新たな楽しみを覚えたかwwwww
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:45:27.98 ID:82mkHh2P0
くそ、インターネットエクスプローラの調子が悪すぎる…!
2ちゃんはかちゅ〜しゃで見ているからいいものを
ひとまずネタ構想で憂さを晴らすしか…!!
682 :
ある組織の構成員の憂鬱:2009/10/17(土) 21:50:57.79 ID:82mkHh2P0
一言で言うならば、嫌な予感がした
自分は、そう言う勘ばかり当たってしまうから困る
「……将門公?」
将門の元に来て、その理由を発見し
かすかに、頭痛のようなものを覚えた
「〜〜っく、黒服」
…そこには、メイド服を着せられた日焼けマシンの契約者の青年
幼い頃から、不思議と女性物の服が似合う子ではあったが、まさか21歳になった今でもそうだったとは
まぁ、それはどうでもいい
「…将門公、何をなさっているので?」
「くくっ、まぁ、落ち着け。今回は我の発案ではないぞ?」
「……今回「は」?」
どちらにせよ、この人も同罪か
黒服は小さくため息をつくと、青年に近づく
どうやら、メイド服姿で、酌の相手でもさせられていたらしい
その青年に、手を差し伸べる
「ほら、着替えましょう。あまり、他人に見られたい姿ではないのでしょう?」
「ぁ………」
こくり、青年は頷いて、こちらの手を取ってきた
683 :
ある組織の構成員の憂鬱:2009/10/17(土) 21:55:19.60 ID:82mkHh2P0
くっく、と将門は楽しげに笑っている
「おや、似合っているだろう?」
「そう言う問題ではないでしょう。この子で遊ばないでくださいと、言った筈です」
「遊んでなどいないさ。可愛がってはいるがなぁ?」
まったく、この人と来たら…
「組織」がちょっかいを出すまで、「首塚」に篭りきりで、他者との契約など数百年に一度だったような人物(都市伝説)だ
久方ぶりに、様々な相手と接し、部下をもち、楽しんでいるのはわかる
だが、もう少し、部下で遊ぶのは勘弁してもらいたい
この青年は、将門の事を本当に信頼しているのだから
その信頼を、裏切らないで欲しいものだ
…青年の方は、こんな扱いを受けてもまだ、将門を信頼しているようではあるが
「あ、その……く、黒服」
「もう、大丈夫ですからね」
行きましょう、と声をかけると
青年は、あぁ、と小さく頷いて、素直にこちらに付いて来た
くっく、と背後から将門の笑い声が聞こえてきたような気がしたが…それを聞かない事にして、黒服は青年を連れて会場を出たのだった
「……父上、よろしかったのですか?」
滝夜叉の言葉に、あぁ、と将門は頷いた
しえんw
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 21:57:11.16 ID:XS454rz90
支援wwwwwwwww
686 :
ある組織の構成員の憂鬱:2009/10/17(土) 21:57:52.37 ID:82mkHh2P0
先ほど、青年に注がせた杯の酒を口にしつつ…呟く
「…般若を背負った相手と話すなど、道真公相手で充分だ」
「………は?」
「まぁ、気にするな」
…折角の、楽しい玩具だ
完全に取り上げられない程度に、完全に逃げられない程度に、思う存分遊ばせてもらおうではないか
もちろん、遊び方を提案されたならば、内容によっては今回のように乗ってやろうではないか
そんな事を考えながら、将門はまるで悪巧みでもしているかのように、低く笑うのだった
終わっておけ
チャラ男の警戒レベル一覧を更新しようかとも思ったが、あれだけされてもはないちもんめに対する警戒レベルが下がらなさそうで困った
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:02:55.27 ID:XS454rz90
乙wwwwwwwwwww
>>チャラ男の警戒レベル一覧を更新しようかとも思ったが、あれだけされてもはないちもんめに対する警戒レベルが下がらなさそうで困った
あれだけされても下がらないのかwwwwwwww
>そうか…はないちもんめは、新たな楽しみを覚えたかwwwww
はないちもんめは基本S
でも、好きな相手に構ってもらえるなら苛められても構わない的な
寧ろ大抵のイジメじゃ苛めにならない
契「あれ? 俺だけ貧乏クジ?」
T「自業自得だ」
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:06:05.56 ID:82mkHh2P0
>>687 >あれだけされても下がらないのかwwwwwwww
チャラ男「だって、一緒に黒服と契約した仲だし。相手は子供だし」
>はないちもんめは基本S
間違いなくSだなwwwwwwwwwwwww
…初期はチャラ男もSだったはずなんだけどなぁwwwwwwwww
>>688 カレーおじさんの契約者共々、順調に警戒レベルがあがっていってますwwwwww
690 :
女装少年の人:2009/10/17(土) 22:09:44.28 ID:7/FT1YKD0
チャラ男、苦労してんなあ……そしてDさんすげえw
宴会ネタ書いてる合間に小ネタ投下するのぜー
20XX年 7月24日
さて。
とんでもなく間が空いて、二度目の日記と相成ったわけだが。
今回のビックリな出来事は、俺がとある組織の一員になったこと。
いや本当、まさか俺が負けて、『メンバー』とか言う組織の一員になるとは思わなかった。
前回の日記は……一月だから、この町における俺の天下は約六ヶ月なわけか。
いや、俺の都市伝説も相当なもんだと思ってたが………まさかあんな小さな嬢ちゃんが、モノホンの化物操ってやがるとはな。
しかもその嬢ちゃんが言うには、「わたしのにぃにはもっと強い」、らしい。
なんつーか……アレより強いとか、どこのスーパーマンだっつー話だ。
それに、勧誘の電話かけてきやがったおっさん。あれはなんだったんだ?
少なくとも俺はあんな怪しさ爆発野郎に電話番号教えてねえし、教えるようなやつの心当たりもないんだが。
……まあ、そのへんのことは追々尋ねてきゃいいだろ。後で連絡くれるらしいし。
重要なのは―――そろそろつまらなくなってきてたとこに、丁度いい感じにトラブルが降ってきたってことだ。
いやはや全く、これからますます面白くなりそうで結構結構!
あの嬢ちゃんが言ってた"にぃに"とやらにも会ってみたいもんだな!
―――さて、今日の日記はここまでだ。
…………六ヶ月ぶりでも日記っつってもいいのか? まあいいや。
明日からもスリルたっぷりで幸せな毎日が、俺にやってきますように。
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:11:11.05 ID:XS454rz90
>>チャラ男「だって、一緒に黒服と契約した仲だし。相手は子供だし」
相手は子供で済ませて割を食うのがチャラ男と黒服Dだと思う今日この頃
>…初期はチャラ男もSだったはずなんだけどなぁwwwwwwwww
今ではすっかりヘタレ・・・じゃないけど、受けにwwwwwwwwww
>カレーおじさんの契約者共々、順調に警戒レベルがあがっていってますwwwwww
チャラ男、Tさんの契約者には少々厳しいなwwwwwwwwww
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:11:28.65 ID:82mkHh2P0
女装少年の人乙ー!
「メンバー」も着実に勢力を伸ばしているんだな
チャラ男、現時点で俺のキャラの中では黒服Dの次に貧乏くじ属性になったかとwwwwwwww
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:16:52.04 ID:82mkHh2P0
>>691 >相手は子供で済ませて割を食うのがチャラ男と黒服Dだと思う今日この頃
まったくもってその通りだと思う
お前ら子供に甘すぎだ
>今ではすっかりヘタレ・・・じゃないけど、受けにwwwwwwwwww
ヘタレじゃないと本人は主張するだろうけど作者公認へたれになりつつあるんだぜ
>チャラ男、Tさんの契約者には少々厳しいなwwwwwwwwww
チャラ男「よくわからないが、一度甘やかしたらどこまでも調子に乗りそうな気がする」
694 :
女装少年の人:2009/10/17(土) 22:17:17.20 ID:7/FT1YKD0
ついでに今現在での『メンバー』の設定を投下。ぶっちゃけ適当だけどね!
『メンバー』
目立つ犯罪などを起こす都市伝説や契約者を狩る組織。……とはいってもトップから課される命令という名のノルマをこなしていれば後は何をしてもいいというあたり、規律は有って無いと言っていい。
けれど調子に乗ってると自分自身が狙われるので、そのへんは暗黙の了解になっている。
基本スカウト式。狩る対象の契約者を勧誘したりするあたりだいぶ節操がない。
単純に正義感から戦ってるやつや『メンバー』の基本理念に感化されてるやつがいる一方で、興味本意や組織を利用するために入っているやつがいるという、カオス気味な組織である。
戦闘員の数こそ少ないがそれぞれ一癖も二癖も(能力的にも性格的にも)ある者ばかりで、平均的にかなり強め。強さ上位のやつらはどっかかんかチート気味。
現在設定で決まってる人たち
女装少年の父:《掲示板を経営する悪の組織》
ネット中の掲示板から情報をかき集めることが出来る、情報力チート。変人で変態な狂人を自称する。
目的は、"都市伝説を自由に創り出す方法"を見つけ出し、娘を甦らせること。
「悪の組織を自認しつつも、世界を護るため動く……中々に男の浪漫だと思わないかね?」
女装少年の母:《血液型占い》
相手の行動を血液型占いの通りに無意識下で誘導する。これだけだと地味だが夫の能力で相手の血液型を容易に調べられるため、組み合わせでかなり極悪。
女装少年はこれによくひっかかって罰ゲームを受けている。きっとこれからも受けていく。
「あらあらお父さん。それは男だけの浪漫じゃなくて、女の浪漫でもあるのよ?」
695 :
女装少年の人:2009/10/17(土) 22:19:30.54 ID:7/FT1YKD0
女装少年:《ジェットばあさん》・《地震発生装置》・《重いコンダラ》
いわずと知れた女装少年。ピュアで無自覚ドMなツッコミ体質。周りがアレなので苦労気味。でもMだから大丈夫!
こう見えて、単純な破壊力なら『メンバー』最強の立派なチートキャラ。
「………父さんと母さんがまともになってくれたら、きっととっても心が休まるんだろうなあ…………」
日記に出てきた少女:《イラクの生物兵器》
一体一体がエイリアンみたいな化物を一度に20体くらいまで呼び出し、最大で200体まで操る物量チート。これから活躍する……かもしれない。
現在、女装少年の義妹。
「にぃに、にぃに。おとうさんとおかあさんは変なのが"あいでんてぃてぃ"みたいな人たちだから、そんなのむだだとわたしは思ってみたり」
父が電話していた少女:《呪いのメルヘンカルタ》
カルタの絵柄によって、白雪姫、人魚姫、アリス、ヘンゼルとグレーテル、ピノキオ、シンデレラ(本当は赤ずきんだけど、能力思い付かなかった。ごめんなさい)の六人を呼び出す。
当然まともじゃなくて、それぞれ呪いっぽく魔改造気味。そのそれぞれが違う能力を持ってる汎用性チート。
「……迷いマシタ。一体、彼らが住んでるマンションはどこにあるのデショウ?」
日記の男:《南極の氷の中の病原体》
氷を融かすことによって人を殺す病原体を発生させる。解毒の都市伝説とでも契約してない限りほぼ確実に死ぬのでチートに近い。
面白そうでヤバかったからなんとなく『メンバー』に参加した。もしかしたら死ぬかも。
「っちょ、死ぬってなんだ死ぬって!? 俺だけなんか説明酷くね!?」
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:21:21.78 ID:82mkHh2P0
メンバーの設定乙!!
とりあえず、この変態夫婦め!!!(褒め言葉)
えぇい!このスレの契約者たちの両親(存命中)でまともな人々はいないのか!!??
697 :
女装少年の人:2009/10/17(土) 22:24:02.28 ID:7/FT1YKD0
とまあこんな感じ。適当なので、もしよかったら好き勝手絶頂に絡んだりしてくださっておkなんだぜ。
それにしてもチャラ男、Tさんの契約者へはきびしいなw
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:25:50.21 ID:82mkHh2P0
>>697 きっとあれだよ、子供じゃない貧乳は厳しいんだよ
さり気なくキャリアウーマン相手も厳しいし
>きっとあれだよ、子供じゃない貧乳は厳しいんだよ
………となると、ロリババアはどうなるんだろうか?
見た目子供、でもババア、そして貧乳。
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:28:57.20 ID:XS454rz90
>一体一体がエイリアンみたいな化物を一度に20体くらいまで呼び出し、最大で200体まで操る物量チート。これから活躍する……かもしれない。
死人「物量チートなら俺等だって!!」
死人「単純な火力でもチートだし!!」
中年「ただ、まぁ・・・ゾンビがエイリアンに勝てるかって言うと微妙・・・いや、無理だな」
>ヘタレじゃないと本人は主張するだろうけど作者公認へたれになりつつあるんだぜ
作者公認ヘタレwwwwwwwwwww
何でこんな事にwwwwwwwwwwwwwwwww
>えぇい!このスレの契約者たちの両親(存命中)でまともな人々はいないのか!!??
花子さんの契約者の母親とか
花子様の契約者の母親とか
まだ、まともな方だと思うんだ
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:32:59.19 ID:82mkHh2P0
>>699 実際年齢知ったら厳しく…いや、外見が子供だったら悩みそうだなwwww
>>700 >何でこんな事にwwwwwwwwwwwwwwwww
…実のところ、本来黒服として出るはずだったチャラ男の黒服Dへの感情や誤解されやすい属性以外の特徴は、一部黒服Hが受け継いでしまったからなぁwwww
それと、何て言うか、その、チャラ男を弄るのが楽しくて楽しくて仕方ないんだから仕方ない
>花子さんの契約者の母親とか
花子さんの契約者「…七五三で息子に振袖着せた母親をまともの範疇に入れていいものだろうか」
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:41:03.93 ID:XS454rz90
>>それと、何て言うか、その、チャラ男を弄るのが楽しくて楽しくて仕方ないんだから仕方ない
それは仕方ないなwww
>花子さんの契約者「…七五三で息子に振袖着せた母親をまともの範疇に入れていいものだろうか」
まとも・・・?
うん、辛うじてまとも?
少なくとも他の方々よりはまとも?
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:43:41.59 ID:82mkHh2P0
>>702 >それは仕方ないなwww
うん、そうだよ、仕方ないよな!
よって、後々のネタでうっかり女体化させてエロエロしたとしてもなんら問題はあるまい
>少なくとも他の方々よりはまとも?
あれ…そう言われると、ちょっぴりまともに思えてきたぞ?
らんま1/2の主人公の母親みたいに日本刀持ち歩いていても結構まともな気がしてきたぞ??
>>696 > えぇい!このスレの契約者たちの両親(存命中)でまともな人々はいないのか!!??
三面鏡の少女「うちのお父さんとお母さんはまともですよ?」
ドクター「毎年、結婚記念日に海外旅行に行くバカップルっぷりなぐらいかね」
バイト「もっとも、海外で何してるかわかりませんけどね」
三面鏡の少女「後付けで酷い設定とかつけられる予感が!?」
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:46:56.85 ID:dvHa0K6WO
誰かまともな人間表を作るんだ!
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:47:56.08 ID:XS454rz90
>>よって、後々のネタでうっかり女体化させてエロエロしたとしてもなんら問題はあるまい
ちょwwwwwwwwwwwwwwwww
相手は将門様か黒服Dか
それが問題だwwwwwwwwww
>あれ…そう言われると、ちょっぴりまともに思えてきたぞ?
ちょっとおかしい位がちょうどまとも
それが学校町
>三面鏡の少女「後付けで酷い設定とかつけられる予感が!?」
最初は皆まともなんだよ・・・
>花子さんの契約者「…七五三で息子に振袖着せた母親をまともの範疇に入れていいものだろうか」
父「ふむ。親ならば、子の可愛らしい姿を見たいと思うのは極々自然な感情だからね。
間違いなくまともだよ、その方は。
そしてその理屈から言うと息子の女装姿を見てハァハァしたいという私の欲求も極々自然なものであるわけで、
故に私はその点に関してはまともであるわけなのだよ。納得してくれたかね?」
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:49:37.11 ID:82mkHh2P0
>>704 >三面鏡の少女「後付けで酷い設定とかつけられる予感が!?」
安心してくれ、三面鏡の少女
チャラ男の両親が既に後付け設定で酷い事になっているから!!!!!
>>706 >相手は将門様か黒服Dか
>それが問題だwwwwwwwwww
はっはっは、秘密だwwwwwwwwwwwww
…いや、いっそ、両方でやるか?
>それが学校町
何か凄い勢いで納得してしまったが、俺はきっと間違っていない
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 22:51:54.38 ID:82mkHh2P0
>>707 花子さん契約者の母「あらあらあらあら…知りません?
男の子は幼い頃女の子として育てたりすると、健康になりますのよ?」
…と、彼女はのたまっており、それが振袖を着せた理由だと語っているが、真相は謎の中である
とりあえず駄目だその父親、早くなんとかしないとwwwwwwwww(褒め言葉
皆乙・・って、これはまたいつになくカオスなwwwww
711 :
Tさん・夢の国:2009/10/17(土) 23:01:24.81 ID:ywDyVIJC0
≪はないちもんめ≫の嬢ちゃんと一緒にチャラい兄ちゃんでまた遊ばせてもらった後、俺たちは夢子ちゃんの所で小規模な宴会を楽しんでいた。
「契約者」
Tさんが幾本目かの酒瓶を空け、次の瓶を取り出しつつ声をかけてきた。
「ん? なに? Tさん」
「少しはしゃぎ過ぎじゃあないか?」
注意する、とはまた少しニュアンスが違う声色で言われた。
「んなこたぁ無いと思うぜ? 俺より激しい人間あそこに多いし。なぁ? 夢子ちゃん?」
夢子ちゃんに話を振ると、
「え……はい」
夢子ちゃんはややためらいがちに答えた。
「会場を知らん夢子ちゃんに話を振るな。あと契約者は今素面だろう」
あそこのおかしい人間の多くは酔っていた。同列で考えてやるな。とTさん。
「会場の熱気に中てられたってことで、Tさんだって協力してくれたじゃねえか」
シュークリームをほおばりつつ言うと、Tさんは溜息。カメラを俺から取り上げ、
「協力したのは一応契約者のためだ」
そう言いながらカメラの画像を一つ一つ確認しつつ、
「だが写真は無闇にばらまくなよ? 黒服さんの心労に繋がるし、被写体にも悪い。
――使う時にはここぞという時に使う」
とTさん。いい性格してる。
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:02:07.13 ID:82mkHh2P0
>――使う時にはここぞという時に使う
Tさん貴様っwwwwwwwwwwwww支援
713 :
Tさん・夢の国:2009/10/17(土) 23:02:34.54 ID:ywDyVIJC0
「あの」
「ん?」
「あの男の方、あの格好のままなんですけど、いいんですか?」
言って扉の方を眺めている。自分が会場に無闇に出るわけにはいかないからやきもきしているらしい。
俺はと言えば、
「あー」
服のこと、すっかり忘れてた。
「きっとなんとかするさ」
この前もなんか勝手に着替えてたっぽいし、と投げやりに言った。
「でも」
言葉を重ねようとする夢子ちゃんにリカちゃんが言う。
「ゆめのお姉ちゃん、いまお姉ちゃんはがんばってるの」
「がんばる?」
「がんばるか、はははっ、そいつは良い表現だっ!」
リカちゃんの言うことに何故か一人だけTさんがうけている。
「なんだよ、酔ったのか?」
「そんなことはない」
尚も笑いながらTさんは夢子ちゃんを見る。
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:04:42.82 ID:82mkHh2P0
服の事忘れちゃらめぇwwwwwwwwwwwww支援
715 :
Tさん・夢の国:2009/10/17(土) 23:05:29.65 ID:ywDyVIJC0
「夢子ちゃん」
「はい」
「ちょっとこっち来い」
「?」
頭の上にはてなマークを複数浮かべた夢子ちゃんがTさんの誘いのままに歩いて行き、Tさんに何やら耳打ちされた。
「え?」
「まあそう言うことだ」
若干驚いたような顔の夢子ちゃんにTさんはニヤけながら言う。
「それは、とってもありがたいことですけど」
いいんでしょうか? とTさんに顔を向ける夢子ちゃん。
「あの青年には少し割を食ってもらったが、まあアレの上司に夢子ちゃんも散々な目に遭わされた、間接的にだがな。
まあこれくらいは大目に見てもらおう。将門公もあのような遊びは好きそうだし」
笑うTさん。リカちゃんも「いいの」とか言ってる。
三人で何か分かりあってるっぽい。
「なんだよ? 俺にも教えろよ」
「秘密だ。契約者」
「ひみつ、なの」
相変わらずニヤけながらTさん。
くそ、俺にだけ秘密かよ。
俺はヤケになってジュースを一気に呷った。
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:07:50.19 ID:82mkHh2P0
秘密ってエロいよなって黒服Hが言ってた支援
717 :
Tさん・夢の国:2009/10/17(土) 23:09:12.47 ID:ywDyVIJC0
>>686と同時間軸で
>>659の直後です。
一応彼女も思考は基本的にたぶんおそらくきっと普通よりですので今回はちょっと弾けてしまっている、と。
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:09:38.08 ID:dvHa0K6WO
何故かひらがなのひみつ、なの
に萌えた俺を誰か罵ってくれ
まともな人などいない!
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:11:16.95 ID:82mkHh2P0
乙っしたーwwwww
>たぶんおそらくきっと
何故そんなに自信なさげwwwwwwww
>>718 コアラショタ「……きひひっ、変態だよね、きひひひひひひっ」
こうですか!?わかりません!!
722 :
小ネタ:2009/10/17(土) 23:15:52.72 ID:82mkHh2P0
「あー………くっそ、酷い目にあった」
メイド服を脱ぎ捨て、着替えを取り出す
…今回の宴会で捨てる場所ではあるが、ここは元々「首塚」の拠点のひとつ
着替えのストックくらいは置いてある
ジーンズを履いてタンクトップのシャツを纏い、その上からデニム素材の上着を羽織る
うん、これで落ち着いた
部屋を出ると、黒服が待っていてくれていて
…また迷惑をかけてしまったな、と思う
とりあえず、はないちもんめの契約者はまだ子供だから多めに見るとして……今に見ていろ、あの貧乳
いつか、レアな焼き具合にでもしてやろうか
それと、カレーおじさんの契約者、今度飛び掛ってきたらその時こそ焼く
「落ち着かれましたか?」
「あぁ……悪い、迷惑かけて」
お気になさらず、と黒服は笑う
…本当に、昔から迷惑をかけてばかりだ
小学生の時だって、授業参観やら学芸会に親が一切来ない事を嘆いていたら、忙しい時間を縫ってわざわざ見に来てくれたりしたし
……どうして、自分は黒服に迷惑しかかけられないのか
せめて、「首塚」に引き込む事で恩返ししようとしたが…はたして、うまくいっているだろうか?
少しでも、恩返しできているだろうか
「…どうかなさいましたか?」
「あ、いや」
723 :
小ネタ:2009/10/17(土) 23:18:51.02 ID:82mkHh2P0
顔を覗き込まれて、慌てて距離をとる
…っく…さっきの酔っ払っていたこいつを思い出して、至近距離で顔を見られない…っ
多分、暫くこうなるんじゃないだろうか
とりあえず、二度とこいつに酒を飲ませちゃいけない
「そうですか?…なら、いいのですが」
心配してくれているのがわかって、申し訳ない
でも、自分は大丈夫だ
「………あぁ、そうです、伝え忘れていました。新しい住居ですが、目星がつきましたよ」
「え?もうか?早いな」
「…幸い、バックアップを頼んだ相手が、住居も用意してくださいまして」
…「薔薇十字団」とやらか
どんな組織かは知らないが、まぁ、「組織」よりはマシなんだろう、多分
黒服がバックアップを頼み込んだくらいなんだし
「そこでしたら、「はないちもんめ」の少女も含めて、三人で住んでも問題ないかと」
「そうか…じゃあ、いつ引っ越すんだ?」
「少女とも相談しまして、近日中には」
…あぁ、そうか
黒服は、いつまでも「組織」の支給している住居にはいられないから、な
薔薇 十字団に行くのか、やっぱ。
そして同居きたww
支援
725 :
小ネタ:2009/10/17(土) 23:21:28.83 ID:82mkHh2P0
なるべく、早く移動しないと駄目か
「それじゃあ、俺はいつでも大丈夫だし……あいつ次第だな」
「そうですね。本日の宴会が終わりましたら、本格的に相談しましょうか」
わかった、と頷いておく
こちらはまだ調理が残っているから、ここで別れた
…黒服と、「はないちもんめ」と一緒に生活する、か
家というものに、あまりいい思い出はないが
……その、二人とだったら
あの頃のような想いはしなくてすむだろうな、と思うと
あれだけ嫌いだった家というものが、楽しみになってきて
青年は、鼻歌など歌いながら、調理場に戻っていったのだった
終わる
わりと復活が早いのがチャラ男。だからこそ弄りたい
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:23:38.22 ID:82mkHh2P0
>>724 ちょいとややこしいけど、秋祭り以降黒服Dは
「組織」からは、雇われ契約者と同じ扱い(ただし、仕事は今まで通りと変わらない)
「薔薇十字団」に、秋祭りでのTさんとの作戦で使ったようなバックアップの協力申し出+「蝦蟇の油」などの霊薬入手ルートの確保
という感じになっています
さらに、「首塚」への出入りがこっそりと自由になっていたり
乙でした
なるほど
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:39:38.88 ID:OkG8DDkC0
うちの子たちは変人っちゃ変人だが、変態性はまだないんだぜ
今後どうなるかはわからんが
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:39:51.53 ID:82mkHh2P0
みんなそろそろ寝た予感
どうでもいいが、チャラ男が黒服Dと契約して以降、黒服Dがチャラ男をほぼ子供扱いするようになった気がする
そういえばうちも変人だが変態ではないな
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 23:45:27.46 ID:82mkHh2P0
変態も変人も多い俺はどうすれば
変態を書ける人がうらやましいんだぜ・・
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:01:44.99 ID:2tyltffn0
女体化小説漁っていたらこんな時間だとー!?
おやすみー明日もスレが残っていたら幸せだ
このスレの親の大半は、変態かDV
ほ
>>734 間違ってないから困る。
明日になったらwiki編集するんだぜおやすみー
ついでに明日の9時頃に投下する、と早起きのために自分を追い込んでみるほ
wktkお休みほ
じゃあ俺もおやすみー
wktk
741 :
単発ネタ:2009/10/18(日) 01:00:16.03 ID:QBgsWKIWO
黒塗りの高級車に二人の男が乗っていた。
一人は車を運転している黒服の男、もう一人は後部座席に座るスーツの男。
スーツの男が黒服の男に話しかけた。
「君達は、本当に活動しているのかね?」
「していますよ。」
「ならば、なぜ例の場所にはあんなにも都市伝説がいるのかね。最近では海外の都市伝説迄入って来ているそうじゃないか。
そもそも、あの場所ごと君達の組織が何かしらしようとしたと聞いたぞ。」
「あそこは異例です。ご理解下さい。暗部の事も深く謝罪いたします。」
「まったく、君達がそんな調子だと、わたしが都市伝説法でもつくってしまうぞ。」
「や、やめて下さい!」
「冗談に決まっているだろう。だがな、覚えておけ。
君達がこの国の国民を傷つけるようなことがあれば、わたしは君達を敵と見なす。」
車は止まり、とびらが開いた。そして、スーツの男が呟いた。
「君達だって、わたしの都市伝説、『神風』を敵にまわしたくはないだろう?」
「そんな事がないよう、注意しますよ。」
「当たり前だ。」
そう言ってスーツの男は車をおり、黒服は車でどこかへと立ち去った。
歩きだしたスーツの男に、大勢の人が駆け寄る。
「おはようございます。首相…………」
神風・・だと・・?
特攻隊?
元寇かも?
元寇
カシマさんと何か関係ありげだと思った
☆ゅ
ねるほ
電源切り忘れてた……今度こそねるほ