1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
文才ないし書溜もないけど立てた
反省はしている
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 03:30:45.90 ID:9PnNj3K50
愛をこめてスラスラと さあ書きだすんだ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 03:37:43.23 ID:qAGCXeu+O
「あ、もうこんな時間…寝なきゃ」
時刻はam2:00。澪は来るべきテストのためにテスト勉強に励んでいた。
「まぁ、こんな時間までかかったのもこいつのせいなんだけど」
ベッドで幸せそうに眠る律を横目に澪は溜め息をついた。私はこんな時間まで律のためにやっているというのにこいつときたら…。
まあいつものことなので起こす気もしないけど。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 03:44:08.92 ID:qAGCXeu+O
「ったく、テストの度に私に頼るとかこいつは私がいなくなったらどうなるんだか」
そういいつつもお腹をだして寝ている律に布団をかけてやる。つくづく私は律に甘い。
それにしても…
「なんて幸せそうな顔で寝ているんだろう」
律は人様のベッドでこの上なく幸せそうな顔をして眠っている。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 03:50:12.76 ID:qAGCXeu+O
「…起きない…よな?」
澪はそう呟くと長い前髪を手でかきあげ、そっと口づけた。
「律…ごめん…私、律のことが…」
『好き』
それから何事もなかったかのように澪はベッドの横に布団を敷き、いつもより遅い就寝についた。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:07:11.17 ID:qAGCXeu+O
翌朝
「―お!澪!」
…声が聞こえる。私とは違う、明るくて弾んだ声。私が一番好きな──。
「って、はっ!?」ガバッ
「遅いぞ!澪。早く支度しないと遅刻しちまうぞー?」
時計を見ると7:40。やばい、完全に遅刻じゃん。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:08:19.08 ID:B2EeT9jUO
クルクルと字が舞い踊ってるな
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:19:25.60 ID:qAGCXeu+O
「何でお前はそんなにのんびりしてるんだ?パジャマのままじゃないか!」
「…ぷっ。澪、まだ寝ぼけてるな。今日は土よーび!休みだよん♪」
「──…っ」
そうだった。だからこんなにゆっくりしているのか、こいつは。
「何かさー、おばさんたち用事があるとかで朝から出かけたんだよ。…今この家にいるのは私と澪だけ…。さあ愛の営みでm」
「調子にのるな!」ゴッ
「いってー!冗談だっての!!まあそれはともかく早く下降りようぜ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:27:06.83 ID:ItNny1YR0
あうあうあー
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:28:33.62 ID:qAGCXeu+O
そう言うやいなや律は私の手をひいて階段を下りだす。…昨日のこと、バレてないよな?あ、朝食作んなきゃ。
「みおー。何作ってくれんのー?」
「お前も少しは手伝え」
「えー。私は昼作るから朝は澪が作ってよ!」
「まあいいけど…。じゃあちょっと待ってろ」
……せっかくなら2人で作りたかったのにな。
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:40:18.42 ID:qAGCXeu+O
とりあえずサラダでも作ろうと冷蔵庫から野菜を取り出す。……よく考えたら料理が出来るって結構好ポイントだよな。よーし、ここは張り切って…!…って
「痛っ!」
痛さに手を見てみると人差し指から血がでていた。
「うー…痛い」
「澪!?どうしたんだ!??」「ちょっと包丁できっちゃって…」
切れた人差し指を見せると律は慌てて我が家の救急箱を持ってきた。
「ほら、指かしてみ。消毒するから」
私が右手を律に出すと律はけがをした人差し指を口にくわえた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:47:57.81 ID:Qb1BKrnW0
しえん
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:50:32.83 ID:qAGCXeu+O
「ふへっ!?律!??」
律は人差し指をチロチロと舐めてくる。
「〜!もういいから//」ドキドキ
今の私の顔はさながらトマトみたいに真っ赤なんだろう。だってほら、律がニヤニヤして私を見てる。
「もう!何でこんなことするんだよ!」
一応消毒?してくれたことだしいつものように殴らないでいると
「だって消毒液がなかったんだもん。それに昔から言うじゃん、なめときゃ治るって!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:50:59.37 ID:M4V1FlPkO
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 04:58:28.01 ID:qAGCXeu+O
「そ、そうだけど…」
「そんなに真っ赤になんなくても〜。やっぱり澪はかわいいな〜♪」
そう満面の笑みで言いながら私の指に絆創膏を貼ってくれた。…かわいいのはどっちだよ。
「気をつけろよ?指は演奏者にとって命だかな!私が作るから澪はリビングで待ってろよ」
律は私のエプロンを装着し、キャベツをきざみはじめた。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:03:04.24 ID:SsS7h52zO
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:11:42.82 ID:qAGCXeu+O
バカ律…。お前がなめたせいで絆創膏、すぐ剥がれちゃうじゃないか。今にも剥がれそうな絆創膏を剥がし新しいのを張ろうとした。……この指じゃあ張ってもさっきの二の舞だ。
「…このくらい、いいよね」ドキドキ
そうだ、これは濡れた自分の指を乾かす為の行為。
「ほんの少しだけ」パクッ
チロチロ
律の、律の味。さっきのは為の言い訳だ。だってほら、さっきより濡れてる。
「澪ー!」
律の声で我に帰った私は反射的に指をかくした。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:22:05.83 ID:qAGCXeu+O
律の声はキッチンからだった。
「ど、どうしたんだ?律」「胡椒の場所変えた?いつもの場所にないんだけど〜」
「あ、ああ今行くから待ってろ」
…良かった、ばれなくて。名残惜しいけど濡れた指をティッシュで軽く拭き、絆創膏を張り直した。
キッチンに行くと律が上にある戸棚に懸命に手を伸ばしている。
「あ、澪。ついでにこの中から大皿とってくんない?」
律の家とは違い少し高めに作られているので律には届かなかったらしい。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:31:24.19 ID:qAGCXeu+O
「これか?」
「サンキュー。あ、胡椒はどこにあるんだ?」
チラリとキッチンを見渡すと卵が2つに。目玉焼きを作るのであろう。
「ああ、それなら床下にはいってるよ」
「おーわかった。じゃ楽しみに待ってろよ」
律は鼻歌なんか歌いながら料理を再開した。そういえば律の料理なんて久しぶりだな。楽しみだ。
律の料理食べたい
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:36:18.68 ID:pCbSXmh70
しえn
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:41:13.28 ID:qAGCXeu+O
「おっまたせー!」
「うわっ、すごいな!!」
サラダにスープに目玉焼きにパン。どこから見ても立派な朝食だった。
「すごいだろー。私だってやれば出来るんだぞ!さあ早く食べてみろ」
「うん、ありがとう。いただきます」パク
「……」
「み、澪?どうだ?美味しくないか?」
びっくりした。律は私が知らない間に料理が私と同じくらい…いやそれ以上に上手くなっていた。
「美味しい…!すっごく美味しいよ!律!!」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:48:57.07 ID:jUXz3eUt0
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:53:03.02 ID:qAGCXeu+O
「そ、そうか〜。良かった。澪ったら食べた瞬間黙りこんじゃうんだもん」
「それはあまりにも美味しすぎて自分の舌を疑ってしまったんだよ」
「さりげにひどっ」
こんなやりとりをしながら私は自分の頬が緩んでいることに気付いた。少しハイになっていた私は律に抱きついた。
「律、美味しかったよ。ありがとう」
「ばっ…急に抱き着くなよ。今日の澪は積極的だなぁ〜」
キャラに合わないぞと言われたけど律は満更でもないように笑ってる。だからもう少しこのままでもいいよね。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 05:55:59.90 ID:M4V1FlPkO
澪かわいいよ澪
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:04:27.32 ID:qAGCXeu+O
「じゃあ私は皿洗っとくから澪先部屋行ってて」
「うん、ごめんな。昼はちゃんと作るから」
私は申し訳無さげに律をみた。でも、律は笑ってる。「いいって。怪我人は安静にしてろ〜」
「うー…分かったよじゃあ先行ってるな」
階段を上っている最中にさっきの自分を思い出した。それと同時に恥ずかしくなった。あんなに積極的になったのは初めてかもしれない。律、暖かかったなあ。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:13:33.10 ID:qAGCXeu+O
「お待たせ!さあてどこ行こうか?」
はい?今律はなんて言った?
「だーかーらー、どこ行く?」
私の考えていることがわかるのか!?まさかテレパシー…!??ってそうじゃなくて!!
「おい律…?何のためにうちに来たか忘れたんじゃないだろうな?」ピクピク
「お、覚えております!」「…ならよし。じゃあ英語から始めるか」
「なんだよ、さっきまであんなに甘えてきたくせに」ボソッ
「何か言ったか?」
「いえ!めっそうもない!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:28:38.09 ID:qAGCXeu+O
カリカリカリ……
「飽きた」
「はやっ!!」
まだ5分もたってないぞ!? 「みーおー。遊ぼうぜ?」「駄目だ!今しなかったらいつするんだよ!?」
「今日徹夜するとか?」
…呆れた、昨日私より4時間も早く寝たやつがよくもまあそんなことを。まあその間にあんなことしちゃう私も私だけど。
「…まったく。少しだけだぞ」
「よっしゃ!さすが私の澪!!」
「誰が私のだ!!」
「まぁいいじゃん♪早くいこうぜ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:31:05.55 ID:Qb1BKrnW0
がんばれー
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:38:26.37 ID:qAGCXeu+O
自分でも呆れる程に本当に私はこいつに甘い。
「行くってどこ行くんだ?」
「そだな〜、駄菓子屋にでも行くか!!この前ムギと一緒にいったんだよ」
…何か面白くない。今日ぐらい私だけを見てくれていいのに。
「ふーん、そう。じゃ、さっさと行くぞ」
自分の思いは伝えないで友達に嫉妬するなんて。すごく自分勝手だ。それでも返事が素っ気なくなってしまう。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:49:39.39 ID:qAGCXeu+O
「どうしたんだ?駄菓子屋いやなら他の所でもいいんだぞ?」
ほら律は鋭いから私の機嫌なんて手に取るようにわかる。律は一見子どもっぽい感じもするけど実は誰よりも大人だ。
「ううん、そんなことないよ。律とならどこでも楽しいだろうし」
自分でも驚く程にさらっと言えた。律は照れ笑いをうかべてこっちを見ている。つられて私も律みたく照れ笑いをした。
「なんか今日の澪は今までと違うな〜。調子くるうぜ」
いいよいいよー
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 06:53:30.81 ID:5Lt42iyv0
かわいい澪ちゃんりっちゃん支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:01:34.77 ID:qAGCXeu+O
「んじゃ行くぞ!ほら」
そう言って差し出されたのは律の左手。
「へ?律?」
「何かさっきからやられっぱなしだったからな。手、繋ごうぜ?」ニカッ
…私こんなに幸せでいいんだろうか。
「おばちゃん久しぶり〜」結局人が多くなるにつれお互い恥ずかしくなって手を放してしまった。残念だったけど、しょうがない。
「澪、何買う?」
「じゃあ私水飴。」
「おーそうか。じゃあ私もそれ買おうっと」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:14:46.84 ID:qAGCXeu+O
まぜまぜ
「お、結構ほぐれてきた。伸ばしてみよう」
「固くて混ぜれない…りつぅ、後でやって」
「ははは、いーぞ!そういえばムギもそんなこといってたな〜」
またムギ…。やっぱり嫉妬してしまう。私も何かアピールしないと!
「うわっやばい!手がベトベトだ。澪、ちょっと手洗ってくる」
…!よしこれだ!!
「律!!さっきのお返しに私が手を綺麗にするよ!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:24:36.62 ID:qAGCXeu+O
「へ?どうやって!?」
「どうやってってもちろんくt」
……うわあああああああああああああ!!!!!?
私今何て言おうと―!?
「?どうした、澪?」
「なっなんでもない!!じゃあ私律の分の水飴持ってるから!!」
「ああ、悪いな〜。じゃあ行ってくる」
タッタッタッ
「駄目だ…本当に今日私おかしいや」
それにしても…
「さすがに今回は駄目か。」
片手に持っている律の水飴を眺めて呟いた。どうしたら距離を縮められるんだろう。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:34:22.44 ID:qAGCXeu+O
「澪〜お待たせ」
「あ、り、律早かったな」「何でそんなかみかみなんだよ。まあいいや早くくっちまおうぜ」
今のは誰が見ても不自然だったよなあ…。律が寝てるときはあんなことも出来たし言うことも出来たのに。「澪、次どこいきたい?」時計をみると家を出てから1時間もたっていない。まだ、いいか。
「律の好きな所でいいよ」「んー…よし、じゃあゲーセン行くか!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:39:29.22 ID:8uINWUjRO
よえん
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 07:49:25.89 ID:qAGCXeu+O
「うわぁ…結構人多いな〜」
「まあ土曜日だしな」
律はドラムを叩くときとゲーセンにいるときが一番イキイキしている。……いや一番は私をいじめてる時かな…?そんなことを考えてるとまた頬が緩んできた。ちょっと自惚れすぎかな?「あ、これ澪の好きなやつだろ?」
「え?うんそうだけど」
「よーし!この律様が澪にとってしんぜあげよう!!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 08:02:04.76 ID:qAGCXeu+O
「律!!頑張って!」
「おう、任せとけ!」
律は自信満々で答えた。この不敵そうな顔も律の好きな顔の一つ。まあどんな表情でも好きなんだけど。
「よっしゃあ!2つゲット!!」
「律すごい!一気に2つも!!」
「へへ〜すげぇだろ。はい、澪がピンクで私は黄色。おそろいでもってようぜ……ってなんか恋人同士みたいだな//」テレッ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 08:08:41.30 ID:qAGCXeu+O
「なっ何言い出すんだよ///」カアア
「あーもうかわいいなあ//」クシャクシャ
そう言って律は私の頭を撫でた。恥ずかしいけどやめてほしくない…。今私凄く幸せだ。
「あれー?りっちゃんに澪ちゃん?」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 08:10:08.25 ID:8uINWUjRO
_ ∩
( ゚∀゚)彡 澪律!
⊂彡 澪律!
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 08:23:14.77 ID:qAGCXeu+O
「!?」
この声は…まさか……
「唯?」
「やっぱりりっちゃんたちだ〜。何してるの?デート?」
「なっ!?」
瞬間、私の中の唯株が急上昇した。そう!デート、デートなんだよ!!私が自分の世界に入っている間に話しは進んでいく。
「唯、お前こんなところで何やってんだ?テスト期間中だろ?」
「それならりっちゃんも人のこと言えないじゃん!私は憂に頼まれたものを買いに来たんだよー…って、ん?」
律と唯はまだ話し込んでいる。残念ながら内容は聞き取れないが、まあいい。
「りっちゃん!そのぬいぐるみは…!!」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 08:27:10.92 ID:zL+tBApj0
文章の間に空白を一行入れた方が良いよ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 09:33:28.59 ID:M4V1FlPkO
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 10:31:23.59 ID:d3ZaiDgFO
しえ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:17:35.17 ID:qAGCXeu+O
「いやーまさか唯にあうとはなあ」
唯とは10分くらい話して別れた。憂ちゃんから頼まれた買い物を買いにスーパーにいくらしい。
「そうだな、まさか私達以外にもテスト期間中に出歩いてるやつがいるなんてな」
痛いところを付かれて言い返せないでいる律はどこか幼く見えた。
そのかわいさに免じて許してやろうかと律をみると、何か違和感を感じた。
「そういえば律、ぬいぐるみはどうした?」
りっちゃんのばかあああああ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:24:18.17 ID:qAGCXeu+O
「ああ、あれか?あれなら唯にあげた!」
…は?今なんて言った?こいつ
「なんか欲しそうにみてたからよー。すっごいよろこんだぞ!」
「…なんなんだよ、それ」
……バカ律。さっきまでデートだのと浮かれていた自分がバカみたい。律は私にだけじゃない。みんなに優しいんだ。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:31:45.49 ID:UgbJeV3B0
天使だしな
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:39:29.84 ID:qAGCXeu+O
ムギの次には唯に嫉妬──。結局私は律にとって友達でしかないんだ。
あ、やばい。涙でてきた。
「あーでもこれじゃあ澪と唯が恋人同士ってことになるなー。まあ唯になら澪を任せても大丈夫かなー?」
なーんちゃって、と律は私の顔を見ようと目線をあげる。こんな顔、見せれるわけないじゃないか。
「悪い、先帰ってるな」
私は涙声になるのをどうにか押さえながら律から逃げるように走った。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:47:00.58 ID:qAGCXeu+O
しばらくの間私は走った。律は追いかけて来ない。
たぶん信号に引っ掛かっているのだろう。
「優しい律が好きなのに…」
律のことは誰よりも理解していると思う。
律は誰に対しても優しい。でもその優しさが自分だけに向けられれば良いと思ってるなんて……本当
「つりあわない、よな」ポロポロ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 11:56:55.52 ID:qAGCXeu+O
私は人がいないことをいいことに思いっきり泣いた。さっきから携帯がひっきりなしに鳴っている。
…あいつ、優しい上に心配性なんだもんな。
「電話、でたくないなぁ」 だって今の私はひどい声。
誰がきいても涙声だってわかる。
それに見つかってしまうと何で逃げたのかとか
何で泣いてるんだとか追及されかねない。
唯に嫉妬しました。なんてとても言えたものじゃない。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 12:06:38.33 ID:qAGCXeu+O
「…どうしよう、このまま帰ろうかな」
今、何時だろう。
そう思い携帯を開くとちょうど電話がかかってきた。少しまよったけどでることにした。
急に逃げ出したことについて謝らなきゃ。
「…もしもし」
「澪!今どこにいるんだ!?」
電話越しから聞く声でわかった。
律、すごく息あがってる。
とっとと
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 12:29:44.57 ID:qAGCXeu+O
「律ごめん!私が律のほうに行くから!!今どこ?」
「じゃあ駅前の喫茶店でまってるから」
「わかった、すぐいく!」
律…ごめん。私なんかの為に。
とにかく急ごう。
「!」
「ごめん、律って、えっ!?」
ギュ
喫茶店の前で待っていた律は私をみるなり抱きついてきた。
「り、律!こんなところで!!」
「バカみお〜!!心配したんだぞ!!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 12:40:59.87 ID:jiYN8IxVO
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 12:47:24.98 ID:qAGCXeu+O
「ごめんなさい…」
「反省しているならまあ良し!それよりこれみてみろよ♪」
律は鞄の中に手をつっこんで何かを取り出した。
って、え…!?これって…
「どうして!?唯にあげたんじゃなかったのか!??」
かわいい黄色のぬいぐるみ。
唯にあげたものと全く同じだった。
「澪、私が唯にぬいぐるみあげちゃったから嫉妬してんだろ〜」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 12:57:11.59 ID:skLo82BV0
しえん
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 13:00:33.93 ID:M4V1FlPkO
支援せざるをえない
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 13:26:52.07 ID:qAGCXeu+O
「なっ嫉妬なんかしてないもん!!」
「本当か〜?焦ってるところが怪しいぞ♪」
まったく、へんなところでするどいんだから。
何だかさっきまで泣いてた自分が馬鹿らしくなってくる。
「せっかく喫茶店に来たけど、帰るか」
「え?何で?」
私が尋ねると律は自らの鞄から鏡をとりだし私の顔を映した。
「……」
「な?ひどい顔だろ。
目が真っ赤になってうさぎみたいだぞ」
うう…忘れてた。そういえばそうだったんだ
完結したらまとめて読ませてもらうよ
とりあえずガンバレ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 13:58:41.34 ID:qAGCXeu+O
「んでさー。澪が喫茶店来る前にゲーセン行って同じのとってきたんだ」
私が喋らないぶん今日の律は妙によく喋る。
このままじゃずっと律のペースだ。
良し、私だって!
「今度は勝手にどっか行くなよ?」
「……」
「おーい、どうした?」
「…ならさ、律。私がどこえも行かないように手、繋いでよ//」
律は顔を真っ赤にしている。
たぶん私はそれ以上に赤くなっていることだろう。
「……おう///」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 14:15:04.63 ID:qAGCXeu+O
「なあ律。小さいころはよく手をつないで帰ったよな」
「あぁそうだったな。澪が『りっちゃん、怖いから手、つないでいい?』
とかよく言ってたよな」
確かにそうだった…。
律は昔から私を引っ張ってくれたんだよな。
私、律に頼りっぱなしだ。「なあ澪。」
「んー?」
「晩飯、何がいい?」
「律の作ったものなら何でもいいよ」
何か最初らへんからだいぶずれてるな…
書き溜めてからのほうがいいのか?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 14:22:47.77 ID:skLo82BV0
俺今からバイトだから保守できないけど
書き溜めのがいいんじゃないか
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 14:44:57.22 ID:jiYN8IxVO
あ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 14:47:07.03 ID:qAGCXeu+O
内容はクソでも途中でやめるのよりはましだと思うんで続ける。
私は正直に答えた。
律は少し驚いた顔をしていたが、私の方を見て優しく微笑んだ。
「今日の澪はなんか変。妙に子供っぽかったり
かと思えば急に大人びたり」
どうしたんだ?と律に聞かれたけど自分でもよくわからない。律に優しく見つめられて急に気恥ずかしくなった私は
律の右手をギュっと強めに握る。
久々の澪律?律澪ですね
さあ、はやく書くんだ
澪かわいすぎて死にそう
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:15:16.09 ID:qAGCXeu+O
「おー?やったな〜このヤロー!」ギュ
「あはは、痛い痛い!ちょっと強すぎるよ」
そうこうしているうちに、我が家に到着した。
「じゃあ澪、放すぞ」
「あ…うん」
「そんな寂しそうな顔するなよ〜。今日も澪んち泊まるんだからさ」
そりぁそれだけでも十分楽しいけどさ…。
「あ、今日はゲームで対戦でもしようぜ!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:24:25.33 ID:Pp7sD9gC0
内容がクソだとっ!?ふざけるなっ!!
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:27:26.88 ID:t7RdNBq5O
はぁぁぁん!
律澪いいよぉ…律澪…
王道って大事だよね………
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:29:45.38 ID:ttY+rW86O
自分で書いてる物ってホントにどの程度か判断つかんよな
まぁ自画自賛もあれだけど自分でわざわざクソとか言わんでも良いよ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:31:02.48 ID:qAGCXeu+O
さっきまでの律はどこにいったんだか。もういつも通りじゃないか。
「だめだ!ちゃんと勉強しないと欠点とるぞ?」
「大丈夫だって♪私欠点とったことないし!」
もう、そこまでして勉強したくないのか。
「じゃあこの小テストで満点とったら考えてやらん
こともないぞ」ピラッ
取り出したのは律の苦手な古典の小テスト。
まあ、絶対に無理だろうけど。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:39:17.01 ID:qAGCXeu+O
「うげっ…私の苦手な古典じゃん…。澪、5分時間
ちょうだい」
パラパラカリカリ
…律、あんなに真剣に勉強してる。
そこまでしてゲームがしたいのか?
あ、律今日分け目ちょっと違う。旋毛が2個見える。あとでからかってみようかな。
「よしっ覚えた!澪、テストちょうだい!!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 15:48:57.08 ID:qAGCXeu+O
「……律、すごい。満点だ」
正直驚いた。5分であれだけ暗記出来るものなのだろうか。
「へっへー!私にかかればこんなもの朝飯前だよん♪」
「お?なら他の小テストもやってみるか?」
「えっ!?」
「ふふ、冗談だよ。」
まあそのうちすることになるんだけどね。
「おっもうこんな時間。私晩飯作ってくるよ」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 16:04:09.53 ID:qAGCXeu+O
時刻はもう6:00をまわっている。
私はリビングでテレビを、律はキッチンで晩飯を作っている。
何もしないでいるのも悪いだろうと思って手伝おうしたが
「怪我人は休んでろ!」
と朝みたく怒られた。
キッチンから美味しそうな匂いが漂ってくる。
この匂いは肉じゃがだろうか。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 16:25:48.65 ID:qAGCXeu+O
「澪ー!出来たぞー!!」
私の予想通り肉じゃががリビングに運びこまれた。
律…実はお前万能なんじゃないのか?
付け合わせのほうれん草のおひたし、
ついでに味噌汁まで出てきた。
「律、お前本当にすごいな」
すると律は満更でもなさそうに得意げな顔になった。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 16:34:20.42 ID:Qb1BKrnW0
バイト前支援
残ってますように…
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 16:44:41.14 ID:qAGCXeu+O
「じゃあいただきます」
私は嬉々としてこの美味しそうなおかずを
食べようとした。が、
「あれ?律、箸がでてないぞ?」
周囲を見渡したが見付からない。
疑問に思って律に尋ねてみると、律はこれでもかと
いうほどニヤニヤしていた。
……何だか嫌な予感がする。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 16:56:50.19 ID:qAGCXeu+O
「澪左手切っちゃて箸持てないだろ〜?私が食べさせてやるよ!」
「なっ…!!」
何いってるんだこいつは。だいたい朝食だって普通に食べていたじゃないか!
「箸持つくらい大丈夫だ!お前が絆創膏はってくれたから!!」
「まあまあ、一口ぐらいいいじゃん。あーん♪」
満面の笑みで私に口を開かせようとする律。
こいつ、爽やかに鬼だな。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 17:06:39.71 ID:qAGCXeu+O
「……あーもう///」パクッ 美味しい。やっぱり律は料理が上手い。
……律はいいお嫁さんになるんだろうな。
なんてことを考えてると涙腺が緩んでくる。
「おーい?どうした澪?」私が黙って俯いているのを心配したのか律が顔をのぞきこんきた。
「な、何でもないっ!」
私は照れ隠しに律から箸を奪い、律に肉じゃがを
押し込んだ。
いいよいいよー
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 17:21:39.76 ID:qAGCXeu+O
「むががっ!熱い!!熱いよ澪しゃん!!」
やばい、律は猫舌だったんだ!
「ごっごめん律!はい、水!」
「……ふー生き返った…。」
「ごめんね…律…」
ノリでやったとはいえこれは明らかに私がわるい。
律はまだ水で舌を冷している。
「あはは、気にすんなよ。熱かったけどうれしかったもん」
「?どういうこと?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 17:41:32.75 ID:qAGCXeu+O
「え?だって食べさせてくれたじゃん」
「あ…」
確かに。でもあのときは無我夢中だったから…。
「よし!いっそのことこの箸だけでたべるか!」
「何でそうなるんだよ!?もう、早く食べるぞ」
「ちぇー…」
────────────
晩飯を食べ終わり私は再びリビングにいた。
律は食器をあらっている。あ、そういえば律、ゲームで対戦するとかいってたな。
何をするつもりなんだろう。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 17:57:02.82 ID:M4V1FlPkO
バイトいってくる
残っていてくれよ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:05:16.23 ID:qAGCXeu+O
「さーて、ゲームを始めるか!」
「さっきから気になってたんだけどゲームって
何をするんだ?」
律のことだからまともなゲームではないだろう。
「おおっと!その前にルール説明ね♪
勝った方が負けた方に何でも1つ命令出来る!以上!!」
…なんという大雑把なルールなんだ。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:19:23.68 ID:qAGCXeu+O
やばいな、落ちるかも
「うーんとその対戦内容なんだけどな」
「うん」
何だろう?何だとしても絶対に負けられない。
これは律に想いを伝えるチャンスかもしれないのだから。
「まだ決めてないんだ」
「はい?」
いやいや、内容も決めてないのによくゲーム対戦
しようとかいいだしたな。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:20:17.17 ID:AJtYE/Po0
シエンタ
支援
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:31:15.66 ID:qAGCXeu+O
「澪ー、なんかないー?」「そんな急にふられても…」
うーん、何かあったかな。トランプはどこかにしまったしオセロはもってないし。
駄目だ、思い付かない。
「律、何でもいいからきめてよ」
そんなこと言ってもなーと律は頭を抱えている。
「あっ!そうだっ!!」
いいアイデアが浮かんだらしい。律はうれしそうに私に言った。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:37:12.20 ID:5Lt42iyv0
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:38:33.96 ID:qAGCXeu+O
「愛してるよゲームをしよう!!」
「はぁ?なんだそれ」
呆れているわたしをものともせず、律は説明しはじめた。
「このゲームのルールは超簡単!相手に『愛してるよ』と囁いて照れさせたら勝ち。逆に囁かれて照れたら負け」
以上、簡単だろ?律は笑顔で私にそう告げた。
スタコラサッサ
見てるこっちが恥ずかしくなりそうだ・・・w
ハートDOKI☆DOKI☆クルーーー!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 18:55:15.16 ID:FM+MicpTO
しえ
最終的に紬の部屋で調教されるんですね
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:07:53.92 ID:qAGCXeu+O
すまん飯食ってた
いや、確かに簡単なルールだがこれじゃあまりにも
私が不利だ。
好きな人に(嘘でも)愛してるよと言われて
照れない人なんていないだろう。
「律!それはやめたほうが!!」
「何でだよー楽しそうじゃないか」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:20:10.02 ID:qAGCXeu+O
「何でもいいっていったじゃんか〜。じゃあもう
1つのゲームは澪が決めていいよ」
あくまで愛してるよゲームをするをするつもりなんだな…。
よし、受けてたってやる。「…じゃあやってやろう、早速やるか!」
支援
律>>>紬>>>唯>>>便所コオロギ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:36:17.21 ID:qAGCXeu+O
「よし、じゃあ私からいくぞ!」
くっ来る…!!ここは違うことを考えて乗りきろう。
「澪、目を瞑るのは反則だぞ?」
自分でも気づかないうちに目を瞑っていたらしい。
目を開くとそこにはカチューシャをはずした律がいた。
ちょ…これだけでも結構ヤバイかも。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:44:48.41 ID:qAGCXeu+O
「澪…」
再度名前を呼ばれ、赤くなるのを必死で耐えていた
私は追い討ちをかけられた。
「澪…愛してるよ」
「〜っ!!」カアアアア
ああ、結局負けてしまった。
というか最初から勝ち目がなかったよな。
あっさりと勝利を手にした律はどんな表情をしているのだろう。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:45:16.09 ID:NhQGKG9QO
俺はもう負けた
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:56:35.41 ID:jiYN8IxVO
サトミ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 19:57:46.97 ID:qAGCXeu+O
「…澪、お前照れすぎ。顔真っ赤だぞ//」
敗北感たっぷりに律を見てみる。すると本来は照れさせる側の律の顔は真っ赤だった。
「なんでお前まで赤くなってるんだよ!!」
「うるせー、この勝負は引き分けだ!次、澪の番だぞ」
引き分けって…まあ私にとったらいいことか。
それにしても律って結構照れ屋なのか?
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:04:46.49 ID:qAGCXeu+O
律は自ら外したカチューシャをつけ直している。
よし、ここは一気に勝負にでよう。
「……じゃあ律、いくよ?」
律はたぶん私が照れずに『愛してるよ』なんて
言えるわけないと思っているのだろう。
顔が明らかに油断している。
悔しい反面、これはチャンスだと思った。
支援
これは良いトピ
支援
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:17:56.54 ID:qAGCXeu+O
「律…」
私は律の名前を呼ぶと同時に律の側に近付いた。
「おっおい?どうしたんだ澪?」
律は明らかに動揺している。
予想ざにしなかかったことに焦りを隠しきれていない。
私はもっと律の側に行くと、律のカチューシャをうばった。
shien
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:31:12.07 ID:qAGCXeu+O
「律…愛してるよ」
私は律の肩に両手をおき
とびっきりの甘い声
で囁いてやった。
「なっ///」
ふふ、律照れてる。律、かわいい。
…って、これってよく考えたら告ったも同然じゃないか?
うわー私律に告白しちゃったー!?
我にかえった私はさっきの姿勢のまま固まってしまった。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:45:43.29 ID:knu8YqJ30
これって2人でするゲームじゃねえよww
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:48:34.15 ID:qAGCXeu+O
「おーい、澪ー?」
律が名前を呼んでいるが声を出すことが出来ない。
今の私は律にすがり付くようにして固まっている。
あともう少しで勝てたのに最後の最後でやらかしてしまった。
「ったく〜。そこまでマジになんなくても」
いつまでも固まっている私を心配してか、
背中をトントンさすってくれた。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 20:58:33.27 ID:qAGCXeu+O
>>116さあな
「ま、結局2人とも照れちゃったし引き分けだな」
引き分け…まあ明らかに私のほうが負けていた
気がするけど。
「いやーまさか澪があんな一面をもっていたとはなー」
「あ、あのときは勝ちたくて一生懸命だったんだ!」
良かった。律はさっきのをあくまでゲームとして解釈している。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:10:06.72 ID:ALeEWoD5O
支援するッッ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:17:20.80 ID:qAGCXeu+O
「よーし、んじゃ次ので勝負だ!澪、次のゲーム決まったか?」
そうだった。次は私がゲームを考える番である。
あー何も思い浮かばないな。
何か平和なもの…。でもさりげなく律に好意を示せるもの…。
「じゃあお互いの良いところを順番に言っていって
先に言えなくなったほうが負けってゲームにしないか?」
「なんか複雑だな…。とりあえず澪の良いところを
言えばいいんだな?」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:18:16.93 ID:1rG646cH0
傍から見たらいちゃついてるようにしか見えないw
支援
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:25:35.42 ID:TKLn/8e6O
パープル・ヘイズ!
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:27:19.18 ID:qAGCXeu+O
これは我ながらいいことを思い付いた。
律の私の好きな(良いところ)を知れるし
私がいかに律が好きかをアピール出来る。
「じゃあ発案者の私から。」
「おう、いいぞ!」
どうしよう、沢山ありすぎてどれから言っていいか…
じゃあまずは…
「誰よりも優しいところ!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:35:11.64 ID:8uINWUjRO
律澪は宇宙の真理
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:48:49.07 ID:qAGCXeu+O
「お、おう…そうか//」
あ、律照れてる?やった!!作戦成功♪
「じゃあ次私の番だな。」来た!良く聴いておかないと。
「澪のいいところは、誰よりもかわいいところだな!!」
「///」カアアア
うわっ律直球だ。しかも誉めすぎだろ。
負けてられない!
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 21:58:00.11 ID:TKLn/8e6O
シエン
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:04:58.38 ID:knu8YqJ30
どうした投下遅いぞ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:08:04.21 ID:qAGCXeu+O
数分後
「私なんかぁ澪の心のふるさとだぞ!」
「私なんか律の桃源郷だぞ!!」
ハアハア
「駄目だ、きりがないな」「これも引き分けか…」
結局勝負はつかなかったな。律、どうするつもりだろう。
「律、勝敗ついてないけどまだ続けるか?」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:10:32.78 ID:TKLn/8e6O
メイドインヘブン!投下よ加速しろ!
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:16:23.45 ID:qAGCXeu+O
すまん、鼻血がとまらんかった
「当たり前だろ?次こそは決着つけるぞ!!」
律もかなり本気だな。次は何にするんだろう。
「よし、決めた!先に寝たほうが負けってことにしよう」
なんか律にしてはまともだな。
でもこれなら負ける気がしない。
「あ、でもその前に風呂はいんないと」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:27:32.27 ID:qAGCXeu+O
「律先に入ってきていいよ」
「えー…澪も一緒に入ろうよ!」
大の女子高生が一緒に風呂なんか入ったら絶対狭いし。
何より私の自主規制がなくなりそうで怖い。
「ほら、早く入ってこいよ」
「澪と一緒じゃないと入らないぞー!!」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:29:39.03 ID:pAlW+jU40
行間空けろカスもしもし
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:40:14.93 ID:ATBApEuK0
もしもしだから仕方ない
でも私怨
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:42:40.57 ID:qAGCXeu+O
何を言い出すんだよこのバカは。
「お前…大丈夫か?どっかで頭打ったんじゃ…?」
「何だよそれ、そんなに澪は私と入るのが嫌なのかよ?」
む、そんなわけないじゃん。
私だって律と入りたいもん。
「まあいいや、じゃあ入って来るぞ〜」
「待って!」
グイッ
私は思わず律の服の袖を引っ張っていた。
「一緒に…入りたい」
ああ、今日の私はどうしちゃったんだろう。
ハートDOKI☆DOKI☆クルーーー
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:46:46.18 ID:8uINWUjRO
さいこうっすまじさいこうっす
キタアアアアアアア
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 22:51:16.83 ID:qAGCXeu+O
とりあえず一行ずつあけるようにする
「うー、やっぱり狭いな」
「だから嫌だって言ったのに」
なんとか入れたのはいいが流石に湯船に2人は厳しいいようだ
「澪ー背中流してやるからでてこいよ」
……やばい。今になってすごい恥ずかしくなってきた。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:02:48.56 ID:qAGCXeu+O
「いいって!自分で洗えるから!」
「まあまあ、一緒に風呂なんて滅多にないしさ」
いやいや、こんな姿で律に触られでもしたら
それこそどうかなってしまう。
「あーもう!!ほーら上がれ」
律の裸を直に見てしまい、目線を下ろす。
ああ、本当にやばいかもしれない。
え?何もしかして濡れ場いるの?
DDE
プラトニックなのでおk
好きなように書けばいいさ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:16:03.80 ID:AHvhCRS3O
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:17:07.32 ID:ATBApEuK0
俺が裸になってるのに何でそんなこと聞くの?
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:20:21.01 ID:qAGCXeu+O
……やっぱり相手の気持ちも確めないで手を
だすのは駄目だよな…。
「澪ー?どうしたんだ?」
「んーん、何でもない。それより私が律の髪、洗ってあげるよ」
これなら大丈夫だろう。
私は律の色素の薄い髪をワシャワシャと洗ってやった。
眠たい
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:24:24.13 ID:R5mBIMox0
眠いのかw早いな
おい、ガンバレ!
ssと同じレス内にお前の気持ちや気分とか入れない方がいい
読んでる側からしたら興醒めすぎる
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:50:35.44 ID:knu8YqJ30
そんなんで興ざめするってどんだけ感情こめてこのss読んでるんだ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:56:43.10 ID:t7RdNBq5O
鼻血には誰もつっこまないのなwwwwwwww
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/04(日) 23:57:36.43 ID:1rG646cH0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 00:13:39.39 ID:y61PjXcR0
ほす
保守
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 00:43:03.48 ID:6WH5bwZQ0
ほしゅ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 00:52:14.77 ID:73yuvswzO
保守ッッ
ほ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 01:18:22.22 ID:p0StyO9vO
澪天使すなあ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 01:31:59.10 ID:tXqZrsNJO
保守
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 01:54:33.89 ID:y61PjXcR0
ほす
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 01:58:03.83 ID:mLXuTqiCO
鼻血は心のスエットだぜブラザー!
やっぱり澪はかわいい
さすが俺の嫁だ
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 02:28:43.25 ID:WcRNlb0WO
澪はりっちゃんの嫁です
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 02:56:27.11 ID:rZqpHTdrO
おめーら保守頼んだぜ
ほ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 03:30:14.32 ID:MJAeMnyX0
しゅ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 03:50:17.48 ID:IIU61Y7I0
hosyu
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 04:26:08.11 ID:Ff41pYhg0
ほ
た
保守
ほしゅ
キャラ個別板のスレより
VIPのSSの方が寿命長いよな
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 06:11:42.77 ID:N8YDh07D0
ぉ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 06:47:24.98 ID:c8fYaKLaO
保守thx
すぐに寝てしまってすまんかった
途切れ途切れになるけど投下する
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 06:56:56.31 ID:c8fYaKLaO
「んー澪髪洗うのうまいなぁ」
律は気持ち良さそうに目を瞑っている。
一方私はというと先ほどの邪気持ちはほとんど
薄れ、素直に律との入浴を楽しんでいた。
「ふふ、律は犬みたいだよな」
「なにー!?それじゃあ澪はうさぎだな」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 07:04:28.29 ID:c8fYaKLaO
「何でうさぎなんだ?」
すると律はパッと後ろを振り返ってきた。
何事かと思えば突然私の髪を両手でつかみ、
ツインテールにする。
「いきなり何すんだ!!」
「ほーらうさぎにそっくりじゃないか」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 07:34:31.05 ID:28KcRkcuO
シェン ガレオン
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 08:00:59.94 ID:73yuvswzO
支援
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 08:10:28.91 ID:MfBvOlw8O
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 08:38:14.10 ID:eJ2gxeoDO
ヒーハー!
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 08:58:45.46 ID:Pjk7lBQOO
へし
ほっしゅ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 10:10:36.00 ID:dYCo5flnO
ほ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 10:36:10.64 ID:7Y6oqo/H0
あ
けいおん気持ち悪い
頭、大丈夫かよ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 10:58:56.16 ID:eJ2gxeoDO
ヒーハー!
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 11:19:54.18 ID:73yuvswzO
ほ
なにこの澪律エンターテイメント
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 11:56:09.48 ID:Gd/Qbxc8O
しえ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 12:24:06.86 ID:MfBvOlw8O
まだー?
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 12:48:33.89 ID:fRdkmeQM0
保守
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 12:49:40.94 ID:yjmT/UO+O
うわぁ…けいおんSSとか気持ち良いし
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 12:50:32.30 ID:TqcP/yFE0
いいのかよ
保守
マッドマックスサンダードーム
イイヨ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 13:46:14.26 ID:p0StyO9vO
ほ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 13:47:01.46 ID:c8fYaKLaO
保守本当にthx
何か鼻血が止まらなすぎて帰させられた
病院行くので今のうちに書く
>202
白血病?
お大事に♪
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 13:56:09.86 ID:c8fYaKLaO
うさぎは寂しいとしんじゃうからな〜
なんて言いながら私の髪から手を放した。
寂しがり屋なのはお互い様だろう。
そう思ったが口には出さなかった。
「でもそれだったら私も人のこと言えないか」
「…?」
言葉の意味がわからず律の
口から出る次の言葉を待ってみる。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 14:01:46.22 ID:c8fYaKLaO
「だって犬だってご主人様にぞっこんだろ〜?」
「なっ…」
私の読解力が乏しいだけなのか全く意味がわからない。
「律、言ってる意味がわかんないんだけど」
素直に言いたいことをいってみる。
鼻血を出しながらこれを打ってるのかと思うと泣けてくる
だが支援
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 14:16:07.64 ID:c8fYaKLaO
「おいおい〜ここまで言ってわかんないのかよ?」
ああわからない。
律のことならなんだってわかると思っていたのに。
「…私は澪がいないと駄目だぞ」
律は私をまっすぐに見てそう言った。
私が大好きな優しい笑顔で。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 14:29:57.28 ID:c8fYaKLaO
「……///」カアアアア
ああ、やっぱり律には勝てない。
私の気持ちなんか全然知らない癖にそうやって
期待させるようなこと言っちゃうんだから。
「あはは澪、顔真っ赤」
律はまだ、あの優しい笑顔で私を見ている。
支援
病院行ってから書いてくれても一向に構わんぞ
その間保守するから
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 15:00:03.16 ID:yjmT/UO+O
気持ち良っ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 15:02:07.30 ID:tXqZrsNJO
足立86のエアロバス
こうやって投下してるってことは無事だということだと俺は思うことにした
あんまり言うと
>>1が構ってちゃんみたく見えるし
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 16:16:58.62 ID:bMu0y8C20
保守
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 16:44:25.67 ID:Gd/Qbxc8O
ほ
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 16:54:55.82 ID:c8fYaKLaO
……私だって、律が居なきゃだめだもん。
「…律」
「ん?」
「ありがとう、私も律と同じだぞ」
私は律を真似て、最大限優しいの笑顔で返した。
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:06:43.51 ID:c8fYaKLaO
「あー…のぼせたぁ」
律は私のベッドでぐったりとしている。
確かに長風呂だったしな。結局あの後さっきのお返しだーとかいって私の髪を
洗ってくれた。
「律ー、大丈夫か?」
ちょんちょんと律の頭をつついてみる。
支援
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:16:30.52 ID:c8fYaKLaO
あ、そういえば旋毛のこと忘れてた。
私は何だか悔しくなって
律の二つ目の旋毛を探すことにした。
「お?何してんだー?」
「ん、ちょっとな。」
律の柔らかい髪を撫でるように書き上げる。
律はやっぱり犬みたい。
本人に自覚があるかどうかは知らないけど、
髪をさわるとすごく嬉しそうにする。
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:29:09.29 ID:0PJcRwKMO
あまーい!
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:30:13.61 ID:ERlLXATb0
なにこのスレ・・・気持ちいい
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:35:14.95 ID:c8fYaKLaO
うーん、なかなか見付から。
しょうがない諦めるか。
突然止んだ私の撫でに律が不満そうにこちらをみる。
「えー、澪しゃんもう終わりー?」
「何だよ、まだしてほしいのか?」
ちぇーと律は拗ねていたけどやがて何かを思い出したのかニンマリした。
「そっかーそういえばまだ決着ついてなかったな」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:37:38.69 ID:NIwgya63O
塚本にあと150円渡すのわすれてたスマソ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 17:47:51.76 ID:c8fYaKLaO
あ、そういえばそうだったな。
先に寝た方が負けだったっけ。
……何かすごく地味だな。
「まあ昨日さっさと寝た
やつが相手じゃ負けようがないな」
「おおっと!私をなめるなよ!24時間テレビを徹夜
で見たことあるんだからな」
これはいい律
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:00:12.07 ID:c8fYaKLaO
いやいや、そのくらい誰だってあるだろう。
しかもこいつ全部見たとは言わなかったな。
「澪ー、眠かったらねていいんだぞー?」
律はまだまだ寝る気配がない。
のぼせたのが治ったせいか、寧ろさっきより眠くなさそうだ。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:04:29.66 ID:rZqpHTdrO
支援
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:12:13.74 ID:c8fYaKLaO
あーやばい。何だか眠くなって来た。
昨日遅くまで勉強してたせいかな。
……ん?勉強…?
「あ―!」
「うおっ!いきなりどうしたんだよ!!?」
しまった。すっかりテスト勉強のことを忘れてた。
「律!勉強しないと!!」
「あー…思い出しちゃった?」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:15:55.83 ID:yjmT/UO+O
オフッ!
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:24:42.83 ID:c8fYaKLaO
思い出しちゃった?って…。
覚えていたのに言わなかったのかよ!
まったく、後で困るのは自分なんだぞ。
「さあ、勉強するぞ!」
「えー…今はゲームの最中じゃん」
「それとこれとは別問題だ!!」
はぁ、私としたことが…。律に欠点とられたら私が困るんだよ。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:27:27.90 ID:rZqpHTdrO
赤点じゃないの?欠点って言い方するの?
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:29:33.70 ID:6WH5bwZQ0
けっ‐てん【欠点】
学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。
ほしゅーん
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:42:58.55 ID:3J0xH7TX0
俺の高校では欠点は補習対象、赤点は完全に単位不足で留年って扱いだった
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 18:44:38.38 ID:c8fYaKLaO
「あー…この勝負私のまけだろうな」
「なんだ、諦めるのが早いな」
沢山の教材を前に律はあからさまに嫌そうな顔をしている。
「だって勉強してると眠くなんじゃん!」
まあその気持ちはわかるけど。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:14:55.16 ID:R3/n+w3s0
ほ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:15:13.39 ID:6WoK/hjDO
落ちる
しえん
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:26:26.49 ID:c8fYaKLaO
10分後
……おい律、いくらなんでもそりゃ早すぎるん
じゃないか?
律は私のベッドの上でゴロゴロと漫画を読んでいる。
「おーい律、勉強するんじゃなかったのかー?」
「あはは、この漫画面白いな〜。澪も一緒にみようぜ」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:32:26.48 ID:rZqpHTdrO
支援
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:37:44.27 ID:c8fYaKLaO
あ、こいつ明らかに話反らした。
「ったく、誰のためにここまでやってると思ってるんだ」
私は律の為に作った小テストを眺めて溜め息をついた。
本当に空回りなんだよな。
「なあ澪、少しぐらいいいじゃん」
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 19:46:57.33 ID:c8fYaKLaO
律はそういいながら自分
の寝ている横のスペースを叩いている。
……隣に来いということか?
「ったく、ほんの少しだけだぞ」
ああ、やっぱり私は律に甘い。
今だってやっと勉強を始めたばかりなのに。
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:01:31.05 ID:6WH5bwZQ0
しえん
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:08:06.85 ID:c8fYaKLaO
律に促されるまま横に寝転がる。
やばい、一緒に漫画だなんて超至近距離じゃないか。
「澪、見てみろよ!こいつらすっげー青春してるぞ!」
律が読んでいるのは世にいう少女漫画。
内容は暗くて恥ずかしがりやな主人公が明るくて
人付き合いがうまい自分とは正反対の男子を好きになる。
というものだ。
主人公の境遇が私とかなり似ている。
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:22:12.31 ID:c8fYaKLaO
今律が見ているシーンは、2人がお互いを好きなのに、 素直になれなくて
すれ違いが起きてしまう。
と、まあ少女漫画のお約束的な場面だ。
何度見てもこの場面は胸を締め付けられる。
「しっかしさーこの主人公もどうかと思うけどなあ」
私が感傷にひたっていると律はいきなり話かけてきた。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:24:43.22 ID:6WoK/hjDO
紫煙
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:25:29.74 ID:R3/n+w3s0
ハートDOKI☆DOKI☆クルーーー
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 20:37:52.86 ID:c8fYaKLaO
「どうしてだよ?」
「だってさー、好きならもっとアピールしなきゃ!」
澪もそう思わないか〜?
と律は私に同意を求めて来たけど私は何も言えなかった。
振り返ってみると私は律に対して何もアクションを
とっていない。
……そうか、待ってるだけじゃだめなんだよな。
レッツゴー!レッツゴーゴーゴー!
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:02:13.77 ID:73yuvswzO
ガンガンいけぇ
支援
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:11:33.84 ID:5Nk8rcVOO
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:12:24.96 ID:5Nk8rcVOO
誤爆スマソ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:22:47.02 ID:mLXuTqiCO
これ以上甘いと死んでしまう
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:25:10.88 ID:MfBvOlw8O
澪律で世界がやばい
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:33:43.36 ID:ERlLXATb0
裸になる準備でもするか
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:39:45.58 ID:73yuvswzO
マダー??
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 21:50:37.61 ID:r7M6GCI20
ほs
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:04:06.16 ID:MfBvOlw8O
☆
寝落ち?
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:29:37.87 ID:c8fYaKLaO
「律、」
私は熱心に漫画を読んでいる律に抱きついた。
「わわっ、いきなり何すんだよ!?」
律は突然のことに目を白黒させて読んでいる。
読んでいた漫画もベッドから落ちてしまった。
「だって、律が言ったんじゃん。」
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:31:09.06 ID:+UBD1aox0
キターーー!!
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:35:25.19 ID:i6BFRJWC0
りっちゃんが表紙であろう原作3巻はいつ発売すんの?
きたきたw、続きをよろしく〜
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:43:39.64 ID:lauOdYcX0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 22:49:31.87 ID:c8fYaKLaO
「律が、待ってるだけじゃ駄目だって言ったから」
私は律に抱き着いたまま、そう続けた。
さすがにこれではあからさま過ぎただろうか。
行動に出たのは良いけど
このあとどうしていいかがわからない。
ギュ
「へ?」
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:01:14.66 ID:73yuvswzO
しぇん
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:02:46.99 ID:MfBvOlw8O
胸がキュンキュンするぜきめぇ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:03:16.83 ID:c8fYaKLaO
不意に律の手が私の腰にまわり、ひきつけられた。
ああ、今私は律に抱きしめられてるんだ。
…言うなら、今しかない。
「律、私…律のことが」
「待って、澪」
続きを言おうとして口を開いたが、律に制止をかけられる。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:06:36.74 ID:+UBD1aox0
律が・・・だと?
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:08:28.09 ID:ERlLXATb0
この二人は一線を越えてしまうのか
みおおおおおおおおおおおおおおおお
ん?律に精子をかけら………
すみませんごめんなさいつい出来心でそう見えてしまっただけなんです
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:19:45.88 ID:c8fYaKLaO
「なあ澪、そのことなんだけどさ」
律の言葉にさっきまでの勢いをかき消されてしまう。
やばい、拒絶される─?
そんなことを思ったが律は私から放れることはない。
「まだ、決着がついてないだろ?」
律は私の耳もとで優しく囁く。
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:24:34.76 ID:MfBvOlw8O
りっちゃんイケメン過ぎる
りっちゃん、なんていうじらしプレイww
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:26:40.20 ID:lauOdYcX0
律じらし
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:33:24.96 ID:c8fYaKLaO
「……それとこれとどういう関係があるんだ?」
「澪がゲームに勝ったら聞いてやるよ」
…何なんだそれは。せっかくここまで言えたのに…。
「んでさ、」
律は僅かに赤面しつつも続けた。
「私が勝ったら私の言うことを聞いてくれよ」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:36:39.58 ID:ERlLXATb0
俺「むっほぉぉぉぉぉぉおおおっ!!!」 ガシュッ ガシュッ
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:47:28.97 ID:c8fYaKLaO
律の言いたいこと…?何なんだろう。
気になるけどそれよりも告白のほうが大切だ。
「じゃあ律、勉強始めよっか」
私はそういって律から手を放すが律はなかなか私を解放しない。
「へへっどうせならこのまま勝負しようぜ!」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/05(月) 23:50:44.41 ID:MfBvOlw8O
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
す、素晴らしい
1巻で1年ペースなら次出る3巻で終わりなの?
教えて詳しい人
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 00:03:23.96 ID:f58+r3IKO
大抵ベッドの上で寝転がると言うことは眠気を催す。
しかし今まさにその状態の私は眠気など逆にふっ飛んでしまった。
ベッドの上で律と私は抱きしめ合っていた。
トクントクン…
いつもより早めの心音が律から聞こえてくる。
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 00:11:08.93 ID:94UesRMyO
ああ^〜
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 00:11:09.34 ID:/PcjYl0x0
ふぅ・・・
よく考えたら、どちらかが寝ないと勝負の決着が付かないんだから、告白は翌朝まで持ち越しだな。
りっちゃん、じらし上手www
JRバス関東
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 00:40:02.92 ID:TojMeWwaO
あふ…
支援
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 00:55:07.14 ID:lOEQs5vj0
眠くなってきたけど支援
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 01:03:06.23 ID:BkM6FYViO
眠いぞこんちくしょー
10−6円
保守
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 01:48:55.58 ID:TojMeWwaO
age
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 01:51:16.26 ID:KeW2c8a7O
すごく…興奮します………
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 01:57:57.53 ID:lOEQs5vj0
画像見て目が覚めたw
ほしゅ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 02:20:53.95 ID:tAMfSUeg0
ほしゅ
保守
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 02:42:02.75 ID:tAMfSUeg0
ほしゅ
和「久々の主役と思ったのに空気でござるの巻」
なんだ…?うまそうなのに食べたいとは思えないな…
ほ
保守
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 03:59:01.28 ID:4Lmwl0wrO
ほ
保守
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 05:12:42.43 ID:xHgyKWIAO
ほ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 05:12:47.40 ID:HlHg4gB1O
ほっしん
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 05:23:34.93 ID:WS4KV70kO
りっちゃん!
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 05:57:15.32 ID:f58+r3IKO
この勝負ますます負ける気がしない。
こんなんじゃドキドキして眠れるわけがない。
「─ミを見てるといつもハートDOKI☆DOKI」
いきなり律が歌いだした。ふわふわ時間は私たちが
最初に作った、思い入れのある曲である。
ああ…そういえばこの曲律を想いながら作ったんだったな。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 06:00:15.83 ID:f58+r3IKO
保守サンクス
また寝落ちしてしまってすいませんでした。
昨日みたいにまばらになるだろうけど、少しずつ投下するんで。
北ああああ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 06:05:59.14 ID:WS4KV70kO
ヒーハー!
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 06:09:35.87 ID:f58+r3IKO
子守唄のつもりなのか律は私の背中をトントン叩いている。
「いつもがんばるキミの横顔〜♪ずっと見てても気づかないよね」
あ、何だかまた眠くなってきた。
よし、私だって…!
「夢の中なら二人の距離ー縮められるのにな〜♪」
私も律と一緒に歌い出す。
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 06:36:27.99 ID:WS4KV70kO
澪にならりっちゃんやってもいい
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 07:11:15.70 ID:f58+r3IKO
「あぁカミサマお願い二人だーけのDream Timeくだーさい☆」
「お気に入りのりっちゃん抱いてー♪今夜もオヤスミ♪」
自然と自分の口からアドリブがでてきた。
律の方を見てみると案の定ポカーンとしている。
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 07:12:56.70 ID:HlHg4gB1O
さわちゃんは俺が娶る
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 07:23:40.79 ID:94UesRMyO
どうぞ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 07:23:45.35 ID:q8YydrSNO
りっちゃんのオシッコを静脈注射したい
ほ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 08:04:25.08 ID:0HLGR9EkO
このスレは今日もしくは明日落ちる。
>>1が調子こきすぎ。馴れ合い厨死ね。
保守
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 08:51:01.08 ID:TojMeWwaO
日曜に立ったんだから3日ルール的にも落ちるのは当たり前です
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 09:28:37.27 ID:iXmhJdqRO
ほし
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 09:46:57.45 ID:brBx4M1RO
終わらせてくれるなら文句はない
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 10:22:19.25 ID:HlHg4gB1O
マナカナマナカナ
なんかしらんが文章が見づらい
1行は20文字くらいにしてくれると読みやすいかな。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 11:03:14.96 ID:HlHg4gB1O
星野仙一
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 11:26:17.55 ID:WufI4nkiO
星野真里
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 11:48:57.71 ID:/0wFZ0eg0
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 12:03:35.49 ID:lOEQs5vj0
☆
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 12:38:52.19 ID:VNY0Dgm6O
星
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 12:42:06.76 ID:rYaubbZX0
ここまでサンジュ無し
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 13:16:10.75 ID:xL6mSVEzO
30
5分澪
チェルノ部
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 14:25:04.67 ID:oxk4ZZxIO
またー
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 14:27:27.88 ID:+GHtp9d00
三日ルールはなくなったはず
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 14:51:05.12 ID:UTZHFFWV0
ほし
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 15:19:57.95 ID:lOEQs5vj0
保守
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 16:03:05.01 ID:+GHtp9d00
ほsっしゅ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 16:39:43.87 ID:TojMeWwaO
ほ
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 16:45:49.88 ID:o1PQa2TsO
なん…だと…
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 17:02:31.93 ID:oxk4ZZxIO
マダガスカル
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 17:32:51.15 ID:IhsnYKtv0
常陸大宮
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 17:46:13.16 ID:f58+r3IKO
本当に申し訳ございませんでした。
今日中には終わらせますので。
ktkr
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 17:49:45.06 ID:WS4KV70kO
ヒーハー!
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 17:55:51.79 ID:f58+r3IKO
しばしの沈黙。
私はいてもたってもいら
れなくなって律をギュ−と抱きしめた。
…あれ?律の耳、真っ赤?
律の顔色を確かめようと体をずらした。
が、律は顔を私から背けてきた。
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:04:12.70 ID:f58+r3IKO
「律ー?どうしたんだ?」
日頃の恨み?を晴らそうと私は律をからかってみる。
「あー…もう!澪の勝ちでいいよ!!」
だからさ、と律は続ける。
「子守唄、歌ってくれよ」
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:08:31.63 ID:qju8cko/O
この企業努力!
小杉やめろwww
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:11:39.93 ID:f58+r3IKO
「ふでペンFUFU〜ふるえるFUFU〜♪」
私は律のリクエストでふでぺン〜を歌うことにした。
子守唄には不適切な気もするが、律はどうしても
これが良いという。
律は瞳を閉じて私の歌を聞いている。
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:17:48.86 ID:f58+r3IKO
早く眠るようにと頭を撫でてやれば律は嬉しそう
に身をよじった。
律が眠るのも、時間の問題のようだ。
「キミの笑顔想像していいとこ見せたくなるよ
情熱をにぎりしめ振り向かせなきゃ!」
「…澪ー」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:24:37.28 ID:f58+r3IKO
サビに入ろうとしたところで律に名前を呼ばれた。
「なんだ?」
私は歌うのを中断して、
律の方をみた。
「ごめん、やっぱさっきの取り消し。
先に私に言わせてくれ」
支援
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:42:22.79 ID:f58+r3IKO
いきなり何を言い出すんだこいつは。
さっきこそ負けを認めると言ったのに。
私の告白を聞くのがそんなに嫌なのか…?
「大丈夫、私の言いたいことはたぶん、澪と同じだ」
律は起き上がって私の方を真っ直ぐに見つめる。
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:46:47.12 ID:TojMeWwaO BE:3574118988-2BP(0)
私怨
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:47:28.73 ID:w4t0jxMm0
キター
ふぅ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:54:24.58 ID:WS4KV70kO
ヒーハー!
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 18:56:14.96 ID:f58+r3IKO
さっきまでの寝ぼけ眼とはうって変わって真剣な顔。
…ってあれ?私と同じことって?
「笑わずに聞いてくれよな」
律は私の返事なんか聞かずにどんどんすすめてくる。
し!え!ん!
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 19:08:12.50 ID:f58+r3IKO
「澪、私はお前が大好きだ」
……はい?いまこいつ何て言った?
律から発せられた言葉の意味が理解出来ず、目を
見開いてしまった。
ああ、今私はどんなに間抜けな顔をしていることだろう。
「あれ?反応薄いな?……もしかして澪、違った?」
うわっ私めっちゃ自惚れ屋じゃん!
と律の声が聞こえて来て私
はようやく律の言葉の意味を理解した。
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 19:22:24.78 ID:o5cgkCmS0
りっちゃんかわええええたまらん
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 19:35:44.28 ID:w4t0jxMm0
がんばれー
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 19:45:51.59 ID:f58+r3IKO
「律…今の、本当か?」
そんな都合のいい話があるわけない。
律が私のことを好きだなんて…そんなこと…
「ああ、本当だぞ。私は澪が好きだ」
何だ信じてないのかよ〜
何て律は不満そうに言ったが信じられる訳がないじゃないか。
「嘘だ、律が私を好きだなんて」
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:02:02.97 ID:f58+r3IKO
私がそう言ったのを聞いて律は苦笑いしている。
「じゃあ澪、お前はあの時何て言おうとしたんだ?」
「へっ!?そ、それは…」
やっぱり律は意地悪だ。
そうやってすぐ私にとって都合の悪いことをいう。
「どうしたんだ澪ー?早く言わないとちゅーしちゃうぞ?」
「バカ律…なら、してよ」
私が、信じられるように。
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:07:59.06 ID:AP1XKF750
ハートDOKI☆DOKI☆キターーー
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:19:19.84 ID:53j+NefIO
シエンタ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:20:29.41 ID:H+DBo+cX0
ここで濡れ場ですよね?そうですよね??
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:21:20.58 ID:f58+r3IKO
律は冗談のつもりだったらしい。
だってほら、目を白黒させている。
「とっとりあえずだな〜
澪の返事の方が先じゃないのか?」
あーもう本当にこいつは…。
「律、」
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:31:42.29 ID:qHBgGkdxO
はやくぅ!!
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:34:39.89 ID:WS4KV70kO
ヒーハー!
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:39:11.47 ID:FWBGUqWqO
SS見てたら胸がときめくのにところどころの小杉のせいで吹くんだがwwwwww
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:39:15.64 ID:f58+r3IKO
信じて、良いんだよな?
「こっちむいて」
「なんだー?」
くるりとこっちを向いた
律の頭に手を回して固定する。
「なら、私からしていいか?」
律の顔はとたんに赤くなり私から目を反らす。
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:46:18.53 ID:oxk4ZZxIO
あらあらまあまあまあ
>>379 修行が足りないな
あのヒーハーは紬が叫んでるんだぜ?
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 20:53:53.68 ID:f58+r3IKO
私はさっきの律みたく、
返事をまたずに律にどんどんせまった。
「ちょっと待て、澪」
すると律から制止がかかった。
…何でこいつはこんなに焦らすんだよ。
「お前、結局返事はどうなんだよ?」
「返事?何のだ?」
「もう忘れたのか?」
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:00:34.81 ID:lOEQs5vj0
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:03:08.45 ID:AP1XKF750
短いな
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:05:18.95 ID:f58+r3IKO
はぁ…と律に溜め息をつかれる。
…何だかすごく傷付くんだけど。
「お前なぁ、人が決死の覚悟で言った愛の告白を無
かったことにするつもるか?」
ああ、そういえば返事して無かったっけ
でも、そんなの答えは解りきってるはずだ。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:13:18.36 ID:FWBGUqWqO
>>382 その発想は無かったwwwwww
ちょっと滝に行ってくる
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:17:18.27 ID:94UesRMyO
ふぅ…
ふぅ…
今日こそ終わらせてくださいっ! o(>_<)o
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:19:30.97 ID:f58+r3IKO
「返事してくんないとキスはさせないぞ?」
律は幸せそうな顔でこちらを見てくる。
ほら、やっぱり言わなくてもわかってるじゃないか。
「律、私も大好きだぞ」
「ん、」
律は目を閉じた。
私も律を真似て、目を閉じる。
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:22:30.16 ID:WS4KV70kO
ヒーハー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:24:26.39 ID:vFZK+RPA0
>>391 お前のレスは約70%が「ヒーハー!」で構成されている
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:25:03.55 ID:oxk4ZZxIO
あまいMAXコーヒーなみにあまいぜ
>>391 これ貼るからもう小杉は勘弁してくれ
、ッヽソヽハ∧/jス/i!vi!∨i、
ミi!i!|li!ii!i!|li!ii!i!|lr‐-、i!i!|li!ii!i丶,..
==i!i!|li!i!r´⌒ヾソ ;: : : : : :\.i!i、
彡',/ : .. ::ミ三: : : ::..i!i!;
:;! :' ..::'´ __  ̄ヾ.: :彡:i!i!; _ ___
┌┐. {| 、 、ニィ´__, .!: : /ニ、 / / \ \
││__ .Y ̄`.、 ゝ-'´  ̄ ゙ L=||ヽ}|.. / / \ \.. ┌────┐
││|__| | r-'`.ノ 、 ∨j / / .\ \ └────┘
││ ┌──┐.| / ,-.ノ`\ f|. / / \/
││___. ̄ ̄ ̄ ∧ /ゝ` __、` .リ  ̄
└────' 、 〈 ゝ=イエエソラ ,.' /ト、、_
丶 ヽ ア: : ノ/ ゙ / .L: : : :ヽ ̄\
ゝ \`ー' ノ / ,' `ヽ\: :\ ``ー--、
,イ ̄/\ 丶 ,.' / ∧: : ∧: :|::::::::::\
/ : : : : : : : /\... ...ノ , _,イ ∨: : :Y:::::::::::::::\
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:40:08.44 ID:f58+r3IKO
「ん…」
ただ触れるだけのフレンチキス。
私が律とこうすることをどれだけ望んだことか。
たぶん私は今この世で一番の幸せものだ。
私がしばらくこの余韻に浸っていると今度は律の方
からキスをしてきた。
「んー……ぷはっ」
さっきより少し長めのキス。
顔の火照りがなかなか収まらない。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:41:25.25 ID:9Dbr9wT30
、ッヽソヽハ∧/jス/i!vi!∨i、
ミi!i!|li!ii!i!|li!ii!i!|lr‐-、i!i!|li!ii!i丶,..
==i!i!|li!i!r´⌒ヾソ ;: : : : : :\.i!i、
彡',/ : .. ::ミ三: : : ::..i!i!;
:;! :' ..::'´ __  ̄ヾ.: :彡:i!i!; _ ___
┌┐. {| 、 、ニィ´__, .!: : /ニ、 / / \ \
││__ .Y ̄`.、 ゝ-'´  ̄ ゙ L=||ヽ}|.. / / \ \.. ┌────┐
││|__| | r-'`.ノ 、 ∨j / / .\ \ └────┘
││ ┌──┐.| / ,-.ノ`\ f|. / / \/
││___. ̄ ̄ ̄ ∧ /ゝ` __、` .リ  ̄
└────' 、 〈 ゝ=イエエソラ ,.' /ト、、_
丶 ヽ ア: : ノ/ ゙ / .L: : : :ヽ ̄\
ゝ \`ー' ノ / ,' `ヽ\: :\ ``ー--、
,イ ̄/\ 丶 ,.' / ∧: : ∧: :|::::::::::\
/ : : : : : : : /\... ...ノ , _,イ ∨: : :Y:::::::::::::::\
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:44:07.45 ID:WS4KV70kO
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 21:59:48.96 ID:f58+r3IKO
「あはは、澪、顔真っ赤」
そういう律だって真っ赤じゃないか。
あ、そういえば勉強─…。まあ、いいか。
「澪ー膝枕してくれよー」
律はまた私の返事を待たずに、私の膝に頭を乗っけた。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:10:28.62 ID:KeW2c8a7O
キス…したいです………
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:11:08.31 ID:0HLGR9EkO
私は黙って律を受け入れた。
律はうれしそうに笑っている、つくづく私は律に甘い。
私は律の頭を撫でてやる、やっぱり犬っぽい…
「澪いままた私のこと犬っぽいっておもったろー?」
律に心を読まれた…超能力者か!
律に心を読まれたのが妙に悔しい…私は渾身の力で律の頭を叩き潰した
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:12:19.67 ID:GS+xCaqW0
りっちゃん死んじゃった・・・
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:12:23.64 ID:9Eydl/oP0
しえん
叩き潰しちゃった
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:15:53.85 ID:0HLGR9EkO
ぐしゃりっ という音と同時に広がる血生臭い香り
私は手に残る律を壊す感覚の余韻に酔いしれていた
「ふふふ…あはははは!」
気がつくと私は笑っていた…
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:16:25.67 ID:f58+r3IKO
「澪、」
「なんだ?」
「私今すっげー幸せだぞ」
律は甘えるように私の膝にすりよってくる。
「もう、くすぐったいよ律」
私なんであんなに悩んだり嫉妬したりしてたんだろ。
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:28:42.52 ID:oMLDbeEhO
支援
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:28:43.16 ID:f58+r3IKO
しばらくすると律から小さな寝息が聞こえた。
こいつ、やっぱり眠いのを我慢してたんだ。
あー…私も眠くなってきたな。
「お、澪!」
…あれ?もう朝か?
重い瞼ををあければ、
律が瞳いっぱにうつる。
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:33:11.17 ID:qju8cko/O
律は澪を裏切らない
澪も律を裏切ってはいけない
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 22:43:11.56 ID:f58+r3IKO
「みーお!おはよっ!」
「ん…おはよ」
いつもは律より私の方が起きるのが早いのに。
今日はどうしたんだろう。
「さあ!今日はどこに行こうか?」
「いやいや、勉強だろ!」
昨日しなかった分を取り返さないと。
「むー、つれないなぁ。
昨日はあんなに積極的だったのに」
「紛らわしいこというな!」
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:02:38.89 ID:+GHtp9d00
おちーる
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:02:55.50 ID:oMLDbeEhO
まだか
し
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:06:00.83 ID:o5cgkCmS0
眠さが限界だが、これだけは見届けなければ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:07:10.81 ID:4Lmwl0wrO
し
「今日中」←あと1時間だ。綺麗に終わってくれ!
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:12:21.18 ID:oxk4ZZxIO
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:22:58.77 ID:f58+r3IKO
…何だか変な感じ。
私たちは昨日、想いを告げあった筈なのに以前と
全くかわらないやり取りをしている。
それが嬉しく感じる反面、何だか不安になってくる。
「どうしたんだ?」
その不安を取り除きたくて私は律にすりよった。
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:36:34.91 ID:H+DBo+cX0
交わればそんな不安なくなるよ
ここまで来て寝落ちか!?と思ったが、よかった。ラストスパート!
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:42:39.04 ID:f58+r3IKO
上手く言葉に表せずに俯いている私を、律は優しく
抱きしめてくれる。
「ねぇ律、私ずっと律の側にいていいんだよね?」
「なんだ、やっぱりそんなことか」
やっぱり?律は私の考えていることがわかるのか?
「おおかた、昨日のことは夢だったんじゃないか、
とか思ってるんだろ?」
ああ、やっぱり律は超能力者だ。
私の考えていることなんててにとるようにわかるんだ。
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:44:17.33 ID:94UesRMyO
サンキューミッオ
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:45:39.81 ID:HlHg4gB1O
ヒッハー!!!!!!!!
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:48:20.65 ID:TojMeWwaO BE:3127354087-2BP(0)
ちょっと疑問なんだが、フレンチキスってディープキスのことだろ?
「触れるだけのフレンチキス」っておかしくない?
まだやってたのかw
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:54:06.47 ID:f58+r3IKO
「大丈夫だよ」
律は微笑んでいった。
今の私の不安を取り除けるのは律しかいない。
いやこれからさきもずっとそうだろう。
それにさ、と律は言葉を繋げた。
「たとえ昨日のことが夢であっても私が澪を好きな
のにはかわりはないからな!」
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:54:28.29 ID:9Dbr9wT30
、ッヽソヽハ∧/jス/i!vi!∨i、
ミi!i!|li!ii!i!|li!ii!i!|lr‐-、i!i!|li!ii!i丶,..
==i!i!|li!i!r´⌒ヾソ ;: : : : : :\.i!i、
彡',/ : .. ::ミ三: : : ::..i!i!;
:;! :' ..::'´ __  ̄ヾ.: :彡:i!i!; _ ___
┌┐. {| 、 、ニィ´__, .!: : /ニ、 / / \ \
││__ .Y ̄`.、 ゝ-'´  ̄ ゙ L=||ヽ}|.. / / \ \.. ┌────┐
││|__| | r-'`.ノ 、 ∨j / / .\ \ └────┘
││ ┌──┐.| / ,-.ノ`\ f|. / / \/
││___. ̄ ̄ ̄ ∧ /ゝ` __、` .リ  ̄
└────' 、 〈 ゝ=イエエソラ ,.' /ト、、_
丶 ヽ ア: : ノ/ ゙ / .L: : : :ヽ ̄\
ゝ \`ー' ノ / ,' `ヽ\: :\ ``ー--、
,イ ̄/\ 丶 ,.' / ∧: : ∧: :|::::::::::\
/ : : : : : : : /\... ...ノ , _,イ ∨: : :Y:::::::::::::::\
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:55:25.07 ID:vFZK+RPA0
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:56:44.66 ID:9Dbr9wT30
やべえ、ずれた
はあふうううううん!胸が苦しいよおおおおお気持ちいいよおおおおおん!!
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/06(火) 23:57:14.85 ID:WS4KV70kO
おまえらヒーハー!好きだな
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:00:40.97 ID:epgj1kq2O
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:04:47.86 ID:6YxbkZC00
今日中は無理でしたな・・・
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:05:11.39 ID:jce5Mdle0
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:05:42.72 ID:eth1Y5VSO
できれば明日の朝まで保守頼む…
最後のヒーハー!
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:07:48.52 ID:f58+r3IKO
やっぱり律は優しい。
私は愛しい気持ちを押さ
えられなくなり、力を込めて律を抱きしめた。
「ちょっ澪しゃんギブギブ!」
暫くこの気持ちは収まりそうもないので、この際律
には我慢してもらうことにする。
「もう!怒ったぞー!!」
律が力を込めて抱き返してくる。
「なぁ律」
「ん?」
「大好きだよ」
FIN
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:08:30.87 ID:jce5Mdle0
ふぅ
乙!
乙
おつ!
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:11:40.60 ID:dbP+6qCN0
おつ
おつ!
よかったぜ!!
今北産業
おつ
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:14:47.95 ID:kah7CEJt0
おつ、良かった!
>>443 律澪
いちゃいちゃ
萌え萌え☆きゅん!
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:15:18.24 ID:mi/9L0pd0
乙 面白かった。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:17:55.11 ID:zZr6DII+O
最後まで見てくれて感謝いたします。
思いの外長くなった上にgdgdになってすいません。
保守させてばかりですいませんでした。
ヒーハーもお疲れ様でした。
とりあえず…律澪(澪律)は正義!
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:18:23.64 ID:KpSNumLuO
おつ
乙でした
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:21:41.58 ID:X/08G8120
おつ
もう寝るので後でゆっくり読ませて貰おう
>>437 あれっ? 日付またいだのにIDが変わってない?!
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:26:57.67 ID:ZZ8/bIMUO
おつ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:36:24.47 ID:xm6vY9Hc0
お?終わった?
今まで読んでなかったけど反応いいみたいだから今から読むわ
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:37:20.63 ID:Nw16u3AG0
律澪さいこうだな
乙
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:49:11.12 ID:fGN/RacmO
とりあえず朝まで残れ
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 00:54:16.89 ID:mi5j7XKlO
珍しく綺麗なサ…澪だった
乙
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 01:23:22.19 ID:Ruotr6JeO BE:1340294483-2BP(0)
乙
乙
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:10:40.84 ID:fGN/RacmO
朝まで残れよ!
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:21:28.31 ID:PEdD+/Y20
澪かわいいぜちっくしょー!
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: