1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
たったら書くかー
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:18:00.81 ID:lraPve3f0
さぁ書くんだ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:18:56.71 ID:Jbhqe/ECO
オソロシや!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:20:22.48 ID:ezIiIhDs0
__
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ ______,..-‐: :' ´: : : : : : :` : : . 、_ ___
< ┌┐ ┌───┐ > ⌒> : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ \: :` : 、
< ││ └──┐│> /: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : ヽ、\ : : \
< ││ ││> ': /: : : : : / : /| |: : | : :|: : : : ヽ : : : :ハ V: : : :\
< ││ ┌──┘└┐> / :/ : : : : / : /l | |: : | : :|: : : : : :',: : :/ : :', V : : : ハ
< ││ └────┘> {: :': : : : : /メ/ |ハ:|: :丁: :ヽ : : :i/ : : ハ |: : : :| : :|
< ││ _ > 人:|: : : : // { | V\:.:| : : :.l: : : |: : /: ノ} |: : : :lヽ |
< ││ / / > |: : : /, /\ヽ ∨〃/\.\: l: : : |/: /: j__j: : : :'}ノ
< ││ / | > |ハ∧{/(・) \ゞ/ /(・) 〉 ヽl: : : | /: : :/| |: : : /
< ││ //| | > | }ハl \_/ノ \_/ |ハ: : /⌒V: / | |: : /
< ││  ̄ | | > ノ |:::::::::∠~ ノ し ∨/⌒ }ノ .ノノ/
<  ̄  ̄ > {:::::::::r〜〜‐、ヽ ⌒ ノ/
<. ロロ┌┐ > \::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ ,r-‐く
< ┌┘│ > \:::|,, ||イ 人
<  ̄ ̄ > ヽiiiiiiiii// /
< ┌┐┌┐ > _]::::::: [_
< ││││ >  ̄~ ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
< ││││ > ,〜ヽ
< └┘└┘ > 〜 ノ ̄\
< [] [] > ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ { Y∫
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:20:51.66 ID:dIYlKVtt0
憂「お姉ちゃん朝だよ」
唯「うーん…眠い…」
憂「早くおきなよ、今日から高校生なんだからさ」
唯「うー…分かったよ…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:22:57.98 ID:dIYlKVtt0
唯「それじゃ学校に行ってくるねー」
憂「いってらっしゃい。…あ、そうだ。はいこれ」
唯「これは…仕事の依頼書?」
憂「そうだよ、学校に行く間に目を通しておいてね」
唯「分かったよ、いってきまーす」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:30:54.90 ID:dIYlKVtt0
―通学路
唯「えーっと、なになに…」
唯「今回のターゲットは…琴吹家の令嬢、『琴吹紬』で…私と同じ高校に通うのか…」
唯「なんだ、学校が同じならいつでも殺す機会があるね。今回の仕事は簡単そうだなぁ」
和「唯おはよう」
唯「あ、和ちゃんおはよう♪」
和「それって…また仕事?」
唯「うんそうだよ、今回のターゲットは私達と同じ高校に通う子なんだって」
和「そうなの。なんていう人?」
唯「琴吹紬っていう人だって」
和「へぇ〜、無事に殺せるといいわね」
唯「うん!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:40:26.32 ID:IiEY22rj0
唯「グェ…;;ぐぇえっ…ぐふ…!うぅう……グスッ…」
律「おいおい、何泣いてんだよっ…意味わかんねェーな気持ちワリィっ…!」
律「黙れ池沼っ、ぶんなぐってやる!!」バッ
唯「うわぁああああぁああ〜ん!!!!」ビュバッ!!!!
律「うぁっ!?」サッ!
律「あ、あぶねえっ!何いきなり蹴っ… …ん?」ぬるっ
律「なんだこりゃ。頭のサラじゃねェーか…」
唯「ふぐっ!ふぐぅう……グズッ…;;」
律「…なんだよそのクツ……」
律「」どさっ
唯「ぐわぁああぁああああ〜〜んっ!!!!!!!;;」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:42:55.15 ID:dIYlKVtt0
―そして学校
唯「調査の結果、琴吹紬は軽音部に入部したみたいなので、私も軽音部に入部することにしました!」
和「どうして?わざわざ入部しなくたって普通に殺してしまえばいいじゃない」
唯「うーん、私も最初はそのつもりだったんだけどね…」
和「? なにか問題でも?」
唯「うん…どうやら琴吹紬ってかなりのお嬢様みたいでね、いつもボディーガードとかがいっぱいいて、なかなか殺す機会が無いんだー」
和「あぁなるほど、ということは部活動中はボディーガードがいないのね」
唯「そういうこと!つまり隙だらけってことだよ」
和「でも唯の仕事は誰にも見付からずにこっそりっていうのがモットーなのよね?もし他の部員に見付かったら?」
唯「その時は部員も全員殺すよ」
和「へぇ、とにかく頑張ってね」
唯「うん!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 18:49:24.15 ID:dIYlKVtt0
―部室
唯「こんにちわ!入部希望の平沢唯です!」
律「おぉよく来たな!いらっしゃい!」
澪「まってたぞ、平沢さん」
紬「これからよろしくね♪」
唯「んーと…みんなの名前は?」
律「あぁ、私は田井中律だ」
澪「私は秋山澪」
紬「私は琴吹紬よ♪」
唯「! へぇ…あなたが琴吹さんか…写真で見るよりも…」
紬「? どうしたの?」
唯「…ん?あ、あぁ何でもないよ!よろしくねみんな♪」
律「……」
澪「……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:03:51.32 ID:dIYlKVtt0
―そして数分後
律「さて、今日はもう解散にしよう」
澪「そうだな、そろそろ下校時間だし」
紬「そうしましょうか」
律「あ、そうだムギ、私達唯に用事があるから先に帰っていてくれないか?」
唯「? 私に用事?なんの?」
澪「…まぁちょっとね、別に大したことじゃないよ」
紬「わかりました、それじゃお先に…」
律「おう、また明日ー」
ばたん
唯「…それで用事って?」
律「…殺し屋、平沢唯」
唯「! どうしてそのことを?」
澪「お前の名前はこの業界じゃ有名だよ。知らない奴なんていない」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:11:22.17 ID:dIYlKVtt0
唯「へぇ〜…私も知らない間に有名になったもんだね」
律「狙った獲物は逃がさない、何があっても必ず殺す…」
澪「たとえそれが、実の親であろうと…ね」
唯「!」
律「正直に言え…お前の狙いは琴吹紬だろ?」
唯「…だとしたら?」
律「…なら、今回のお前の仕事は失敗に終わるよ」
唯「どうして?」
澪「なぜなら、今回、琴吹紬を殺すのは私と律だからね。お前の出る幕は、ない」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:22:30.66 ID:dIYlKVtt0
唯「あなた達みたいな小物が私の仕事を奪うって?あははっそれは無理だよ」
律「…どうしてそう言い切れる?」
唯「だって…あなた達が琴吹紬を殺す前に私が殺すからね」
澪「その言葉そっくりお前に返してやるよ、私達が先に殺す」
唯「出来るものならやってみなよ…その前に私があなた達を殺すかもしれないけどね♪」
律「んだとこの野郎!!」ブンッ!
唯「おっと…感情に流されるようじゃまだまだ二流だね、田井中さん」
律「てめぇ…!」ギリッ
澪「落ちつけ律!唯の言う通りだ、感情なんかに流されちゃいけない」
律「けど!……わかったよ澪」
唯「ふ〜ん…秋山さんはなかなか見所があるのかもねぇ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:27:17.58 ID:dIYlKVtt0
唯「話は終わり?それじゃ私はもう帰るね」
律「……」
澪「……」
唯「…あ、そうそう…せいぜい私の邪魔だけはしないでね?それじゃまた明日」
ばたん
律「…くそ!見てろよ…私達が必ず先に殺してやる…!」
澪「…あぁ、そうだな」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:27:20.92 ID:9+ykxnEwO
支援
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:30:59.74 ID:VBwHDgHWO
最近バトルもの多いなあ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:36:31.09 ID:dIYlKVtt0
―平沢家
唯「ただいまー」
憂「お帰りお姉ちゃん、どう?うまく殺れた?」
唯「いや、今日も様子見かな」
憂「また?」
唯「うん、それが私以外にも殺し屋がいてね、なかなか面倒なんだ」
憂「そうなんだ、でもそんな奴らさっさと殺しちゃえばいいじゃん」
唯「あんまり邪魔をするようならね…まぁ警告してやったから大丈夫だと思うけど」
憂「それでも邪魔をするようなら?」
唯「…その時は殺すよ」
憂「流石!それでこそお姉ちゃんだよ♪」ニコッ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:44:07.72 ID:XfgTZQj+0
4円
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 19:57:27.59 ID:dIYlKVtt0
そして次の日、私達は私のギターを買いに行く為、街を歩いていた。
唯「ギターって高いのかな?」
澪「安い奴なら5万円くらいで買えるよ」
唯「5万円!?…5千円の間違いじゃない?」
律「そんなギターがあるか!まったく唯は馬鹿だなぁ」
唯「馬鹿って…酷いよりっちゃん!(冗談に決まってるでしょ…こいつはそんなことも分からないの?)」
律「あははっ冗談だよ!(冗談じゃないけどな…)」
唯「なんだ…えへへ♪(やっぱりこいつは先に殺してやろうかな?)」
紬「あらあら♪二人ともなかよしねぇ♪」
唯「うん!私りっちゃんのことだ〜い好き♪(ぐ…!目的の為…我慢我慢…)」
律「おう!私も唯のこと大好きだぞ!(そんな訳ねーだろ!誰がこんな奴…だが目的を達成する為だ…我慢我慢…)」
まんこ
ちんこ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 20:09:17.66 ID:Nj4jHWGS0
シエン
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 20:31:05.09 ID:V8JasurSO
は
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 20:39:04.70 ID:dIYlKVtt0
ご飯食べてた
―楽器屋
唯「うわぁ…ギターっていろんな種類があるんだねぇ」
澪「そうだぞー、その中で自分にあったギターを探すのが楽しいんだよ」
唯「自分にあったギターか…どれどれ…」
律「…ん?唯、あっちにすごいギターがあるぜ!一緒に見に行こう!」
唯「うん!行こう行こう!」
澪「あっ!ちょっと二人とも!…まったく、子供みたいだな」
紬「うふふ♪でも楽しいわね♪」
澪「(…楽しい、か…)…そうだな」
紬「うふふ♪」
澪(…あれ?今こいつと二人きりってことは…もしかしてチャンス?)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 20:53:39.26 ID:Nj4jHWGS0
サンジュ死亡フラグ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 20:54:44.99 ID:dIYlKVtt0
澪「…なぁムギ、ちょっとトイレに付き合ってくれないか?
紬「え?別にいいわよ」
・
・
・
澪「すまない、待たせた」
紬「いいのよ、それじゃ戻りましょう」
澪「…あぁ」
紬「〜♪」
澪(ここなら人に見られず、こいつを唯より先に殺すことができる…!)
紬「〜♪」
澪「(頼む…振り返らないでくれよ…!)…ゴクリ」
紬「…ねぇ澪ちゃん」
澪「うひゃあ!?」
紬「あら?私に手を伸ばしてどうしたの?もしかして首でも絞めるつもりだったとか?」
澪「そ、そんなことしない!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:10:35.47 ID:dIYlKVtt0
紬「うふふ♪冗談よ、おかしな澪ちゃん」
澪「あ、あはは…なんだ冗談か…(しまった…折角のチャンスだったのに…)」
紬「…それで私ね、その…」
澪「どうした?急にモジモジして」
紬「あの、ね…お話したいことがあるの…」
澪「話?」
紬「そう…私ね、恥ずかしいんだけど実は…今まで友達がいなかったんだ」
澪「へぇ…どうして?」
紬「それはね、その…言っても驚かない?引いたりしない?」
澪「まぁ内容にもよるけど…でも大抵のことには驚かない自信があるよ」
紬「そう…なら言うね、実は私、お金持ちのお嬢様なの!」
澪「へぇ…それで?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:17:13.69 ID:dIYlKVtt0
紬「それでって…あとこの楽器屋さんだって、私のお父様の会社の系列なの!」
澪「ふーん…」
紬「…驚かないの?」
澪「うん(まぁその辺は調査済だしな)」
紬「…よかったぁ」
澪「へ?何が?」
紬「だって…この話を聞いた人は、みんな驚いて私から距離を置くんだもん…だから今まで友達がいなかったの」
澪「…そうだったのか」
紬「この話を聞いて驚かなかったのは澪ちゃんだけ…だから…その…」
紬「お願いします…私とお友達になってください!」
澪「なんだ…もしかして話ってそのことだったのか?」
紬「…はい」
澪「なんだよ水臭いな、私達は同じ部にいる時点ですでに友達だよ。だからそんなにかしこまる必要なんてないさ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:17:23.96 ID:Qc8kkPOj0
遅い!」
むぎゅのかわいさにみんながやられるんですね
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:23:58.60 ID:+z9AsC7aO
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:26:53.72 ID:dIYlKVtt0
紬「…ありがとう…ありがとう!」ポロポロ
澪「泣くなよムギ、これからも宜しくな」
紬「はい!よろしくお願いします!」
澪「あぁ」ニコ
澪(これで前よりムギを殺す隙が大きくなったな…唯よりも一歩先にリードしたって訳だ、この一歩の差は大きい…でも…
私達は友達を殺さなくちゃならないんだよな…)
澪「…友達か」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:33:44.89 ID:dIYlKVtt0
―一方その頃
唯「まってよりっちゃん!早いよぉ!」
律「早く来いよ唯!……さて、もうそろそろいいか」
唯「? どうしたのりっちゃん?」
律「うるせぇ、りっちゃんて呼ぶなよ、気色わりぃ」
唯「…そうだね、田井中さん、それでわざわざ私をここまで誘いこんで、一体何をするつもり?」
律「お前とは少しじっくり話をしたくてなぁ」
唯「…へぇ、話をするのにナイフが必要なんだ」
律「これは護身用だよ、ならお前こそ、その右手に隠し持ってるものはなんだよ?」
唯「あれ?ばれてたんだ?な〜んだ、こっそり殺してあげようと思ったのに」
律「ははっ残念だったな」
唯「まぁいいや…それで話って?」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:48:52.04 ID:dIYlKVtt0
律「あぁ…実はなんだけどさ、唯にはこの一件から手を引いてほしいと思ってるんだ」
唯「何を言うかと思えば…馬鹿馬鹿しい、そんな話に付き合ってられないよ」
律「ま、待ってくれ!理由を聞いてほしいんだ!実は…!」
唯「ストップ!あなたにどんな理由があろうと私には関係ない」
律「な!?話だけでも聞いてくれたっていいだろ!?」
唯「はぁ…勘違いしないでよ、私は殺し屋なの。たとえどんな理由があろうと、私は自分の使命を最後まで全うする。
それが私のポリシーであり、プライドなんだから。それは同じ殺し屋のあなたも同じ筈でしょ?」
律「…そうやって自分の親も簡単に殺した訳か。ははっ!天才殺し屋さんには頭が上がんねえな!」
唯「…勝手に言ってなよ、私はもう戻るから」
律「ははっ残念!もう戻ったところでターゲットは生きちゃいないだろうよ!」
唯「? どうして?」
律「私の相棒を忘れたのかよ!澪ならきっと既にあいつを殺してるさ!」
唯「! しまった!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:57:30.25 ID:bEZhI6iJ0
紬という名の天使は殺し屋の心さえも浄化してしまえる
そんな話であると私は信じて支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:57:40.18 ID:dIYlKVtt0
唯(私としたことが…なんて迂闊な真似を!
お願い…まだ生きていて!)
唯「ムギちゃーん!!」
紬「あ、唯ちゃん…あら?どうしたのそんなに慌てて」
唯「はぁ…はぁ…なんだ…生きてるじゃん…」
律「なっ!?そんな馬鹿な…澪の奴何やってんだよ…!」ギロッ
澪「!…」
紬「どうしたの?ほしいギターが見付かったの?」
唯「…え?あ、ああ!そうそう!私あのギターがほしいんだ!」
澪「あのギター?…ってあれ、約30万もするじゃないか!」
唯「えっ!?本当!?(しまった…適当に指を指さなきゃよかった…)」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 21:59:07.25 ID:dIYlKVtt0
ちょっと席を外します
11時くらいに再開予定
落ちたら諦めます
朝の11時じゃなければ任せて
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 22:06:27.76 ID:0jAWiIUE0
おい、おまえこのあいだ殺し屋サザエさん書いてたろ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 22:27:16.67 ID:bEZhI6iJ0
保守
ほ
し
ゅ
ゅ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:06:17.71 ID:zPqqLEoLO
底上げ支援
けいおん 解
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:14:44.50 ID:dIYlKVtt0
保守ありがとう
ちなみにサザエさんは自分じゃないよ
紬「…唯ちゃん、今いくら持ってるの?」
唯「え?今は5千円しか…」
紬「わかったわ、ちょっと待ってて」
唯「あ、ムギちゃん!…行っちゃった」
律「……なぁ澪、どうして殺さなかったんだ?」
澪「…悪かったよ」
律「謝るのはいい、どうして殺さなかったか聞いてるんだよ」
澪「……」
律「おい、聞いてんのかよ!」
澪「…なぁ律、唯、ムギを殺すのはよさないか?」
律「はぁ?お前何言って…!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:25:03.99 ID:1FWEhYMJ0
自己中サンジュマジパネェっす
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:25:36.62 ID:dIYlKVtt0
澪「あいつは私の友達だ…だから殺すなんて私には…出来ない」
律「お前…裏切るのかよ!?」
澪「そうじゃない!そうじゃないんだけど…」
唯「…秋山さんは優しいね、友達だから殺せないんだ?」
澪「…うん」
唯「なら今まで殺してきた人達は、友達じゃなかったから簡単に殺すことができた…」
澪「それは…!……そうなのかもしれない」
唯「ふーん…やっぱりあなた達は殺し屋に向かないよ。
この件から手を引いたら?」
澪「…確かに私は殺し屋に向かないかもな。わかったよ、私はこの件から手を引こう」
律「澪!…お前本気か?」
澪「あぁ…聡には悪いが、私は今日限りで殺し屋を止める」
聡よりはムギュだよな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:33:04.56 ID:bEZhI6iJ0
残念ながら聡は紬という名の天使に遠く及ばないのである
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:33:12.27 ID:dIYlKVtt0
律「……そうかい、なら勝手にしろ!」
澪「ごめん律…本当にごめん…お金は毎月小遣いから出すからさ…」
律「うるさい!裏切り者の金なんてもらえるか!聡は私一人でどうにかする…お前にはもう関係ない!」
澪「律…」
唯「…ま、どんな事情があるのかは知らないけど、賢明な判断だね」
澪「……」
律「……」
紬「待たせちゃってごめんなさい!…あれ?どうしたのみんな?」
唯「…ううん、何でもないよ!」
紬「そう…?あっ、あのギターなんだけどお店の人が5千円でいいって♪」
唯「えっ!?いいの!?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:49:15.48 ID:VBwHDgHWO
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:49:21.17 ID:dIYlKVtt0
紬「うん!…実はこのお店なんだけどね…その……
私のお父様の会社の系列のお店なの!」
唯「へぇ〜そうなんだ(知ってるよ)」
紬「…驚かないの?」
唯「別に驚かないよ(すでに調査済だしね)」
紬「よかった…それでなんだけど…その…改めて私とお友達になってほしいの!お願いします!」
唯「こちらこそよろしくお願いします。でもこんなことわざわざ言わなくたって、私達は既に友達だよ」
紬「…ありがとう…私、軽音部に入部してよかった!だってこんな素敵なお友達に巡り合えたんだもん…ぐす…」
唯「泣かないでムギちゃん、私もムギちゃんに会えて本当によかったよ」
紬「唯ちゃん…唯ちゃああん!」ギュッ
唯「よしよし…」ナデナデ
唯(これで前よりは殺すチャンスが増えたな…)
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 23:51:20.65 ID:bEZhI6iJ0
ダメだ眠気に耐えられん
明日まで残っていることを祈りつつ就寝前の支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:01:07.94 ID:a0/rQJbZ0
―帰り道
紬「今日は本当に楽しかったわね♪」
唯「うん!そうだね♪」
律「……」
澪「……」
紬「…二人とも、どうかしたの?さっきから元気がないみたいだけど…」
澪「…え?そ、そんなことないよ!私はこの通り元気だよ!ほら、律もこの通り!」
律「! 触るな!!」
澪「!」ビクッ
紬「…りっちゃん?」
律「…わりぃ、私先に帰るわ」
紬「あ、りっちゃん!」
唯「……馬鹿だなぁ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:08:16.49 ID:a0/rQJbZ0
―平沢家
唯「ただいまー」
憂「お帰りお姉ちゃん、今日こそ殺れた?」
唯「まだだよ、でも近いうちに間違いなく殺れる」
憂「そうなんだ、でも期限は今月いっぱいだよ?本当に大丈夫?」
唯「大丈夫だって、私を誰だと思ってるの?」
憂「…そうだよね、お姉ちゃんが殺し損ねる筈ないもんね♪」
唯「当たり前だよ、だからお姉ちゃんにすべて任せておきなさい!えっへん!」
憂「お姉ちゃん…すごく頼もしい!」
こういう話の時の憂は怖いよう
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:20:40.65 ID:a0/rQJbZ0
―同時刻 秋山家
澪「…もしもし、秋山澪です。実は今日、お話したいことがありまして…」
澪「………はい、実はその件で…」
澪「今回の依頼なんですけど…私はこの件から手を引きます…」
澪「……はい、はい…どんな処罰だって受けます。だから…」
澪「……えっ!?そ、そんなこと出来ません!」
澪「嫌です!それだけは絶対に嫌!他のことなら喜んでやりますので!だからどうか…!」
澪「…………でも…!」
澪「……本当ですね?絶対に約束を守ってくれますか…?」
澪「………わかってます。私は本当に…最低な人間です…」
澪「…わかりました。では必ず成し遂げますので…はい、そのかわり約束は必ず守ってくださいね…」
澪「…それでは」ピッ
澪「…最低だ、私って…でも、組織を抜ける為なんだから…仕方ないよね…」
普通に考えて律を澪に殺させるのは寿を殺すという目的達成できなくなるからないわな
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:27:57.74 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
こんなクソつまらないSS書こうが書かまいが
どうせ誰も気にしませんよ?^^
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:30:11.93 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
こんな駄文たのまれても読む人いませんよ!
見苦しいですよ!^^
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:31:27.55 ID:a0/rQJbZ0
・
・
・
律「澪ー!」
澪「律…ごめんな、こんな夜中に急に呼び出して」
律「いいんだよ、あとさ…今日は本当にごめん!」
澪「いいよ、私の方こそ本当にごめん…私はいつも勝手なことを言って律を困らせているな」
律「そんなことないよ!それに、私の方こそいつも仕事で失敗ばかりしてごめん…」
澪「そんなことないよ、律にはいつも助けてもらってるし…
それに律は手際がいい。本当に最高の殺し屋だよ」
律「そうかな?へへ…少し自信がついたよ!ありがとう澪!」
澪「どういたしまして…」
律「…それで、話って?」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:32:53.19 ID:p+VHJOIqO
ゴクリ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:33:54.50 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
もうホントに誰もいませんよ!あなたの頑張りはわかりましたからもうやめてください!^^
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:37:23.70 ID:u5pE/tzCO
>>1さん
もう12時半すぎちゃいましたよ!
明日はいいんですか?ハロワ行かないんですか?^^
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:39:28.99 ID:A9IdXhIJO
うるせーなぁ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:40:04.73 ID:w/XPZvnFO
支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:42:10.72 ID:u5pE/tzCO
>>1さん
こんな駄文書いている暇あるなら他にすることいくらでもあるでしょう!^^
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:43:29.81 ID:rIHECk1MO
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:44:28.02 ID:wES8Bb/a0
いいからはやく書いてくれwwwwwwwwwwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:45:15.36 ID:a0/rQJbZ0
澪「実はさ…私、本当に殺し屋を辞めることにしたんだ」
律「……そっか、まぁ別にいいんじゃない?」
澪「はは、なんだよそれ…さっきとは偉い違いだな」
律「…私さ、あれから少し考えたんだ。私に澪の自由を奪う権利はないよ」
澪「…そっか、ありがとう律」
律「それはこっちの台詞だよ、今までありがとう澪」
澪「律…ごめん…ごめん…」
律「? 何が?」
澪「………」
律「澪…お前どうしたんだ?」
澪「………」
律「…澪?」
澪「死んで」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:46:43.62 ID:wES8Bb/a0
し、支援してあげるから
はやく書きなさい!!!!!!1111111
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:48:12.38 ID:u5pE/tzCO
>>1さん
あなたの気持ちはよくわかるよ!辛いんだよね?だからこんなくだらないSSを妄想して日々を過ごしてるんだよね?^^
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:48:22.71 ID:a0/rQJbZ0
今からお風呂に入るよー
ちょっと待っててね!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:50:14.21 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
もうやめてください
辛いんでしょ?わかります すごくわかります!^^
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:51:11.34 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
家族は泣いていませんか?
ご先祖様に今の状態で顔向けできますか?^^
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:52:17.87 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
人生は一度しかないんですよ!
こんな人生で本当にいいんでしか?^^
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:54:35.90 ID:tcV9h8KZ0
早く出ろよ風呂
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:55:19.83 ID:nfEoYh7NO
支援してるヤツがいると楽だな
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 00:55:20.70 ID:wES8Bb/a0
>>1もあれだけどID:u5pE/tzCOはもっとwwwwwwwwwwwwwwwww
泣けてきますね。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:00:09.72 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
風呂で死んでませんか?大丈夫ですか!^^
なんなんだお前はwwww
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:06:23.13 ID:wES8Bb/a0
なんだツンデレか・・・
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:09:03.12 ID:u5pE/tzCO
>>1さん!
あなたの将来が心配です!今ならまだやり直しがききますよ!^^
>>1に片思いするID:u5pE/tzCOの恋の行方を見守るスレはここですか?
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:10:14.15 ID:wES8Bb/a0
ここはID:u5pE/tzCOによってなり立っているスレかw
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:15:53.06 ID:a0/rQJbZ0
風呂あがりました
長風呂ですみません
あとID:u5pE/tzCO愛してる
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:17:22.49 ID:u5pE/tzCO
やめろバカ
あーあ もう荒らす気なくした もう寝る さよなら
すねちゃった……(´・ω・`)
照れたんだろ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:21:25.30 ID:wES8Bb/a0
ちょwwwwwwwwwwwwwwww
ID:u5pE/tzCO帰ってこいwwwwwwwwwww
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:23:07.50 ID:pC+vgvlaO
せっかくの自動ほしゅが
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:23:22.96 ID:WzK25BjD0
ここまでのリアルツンデレ初めて見たwwwwwww
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:26:58.69 ID:a0/rQJbZ0
律「お前が死ね」ドスッ
澪「……え?」
律「おーあぶねぇあぶねぇ…まさか本当に殺す為に呼んだとはな」
澪「そん…な…どうして…?」
律「ボスが教えてくれたんだよ、組織を抜けようとしている裏切り者が、お前を殺しに来るってな」
澪「じゃ…じゃあ…私は…騙されたの…?」
律「何言ってんだよ、騙されたのは私の方だ。
…まぁ結果的に騙されたのはお前ってことになるけどな」
澪「あ…あはは…なんだよ…それ……」
律「…それじゃさよならだ澪、今まで楽しかったぜ」
澪「ま…まって…!おねがいりつ…たすけ…!」
律「じゃあな」ドスッ
澪「が…!……―――」
律「……死んだか」
皆改心して仲良くなる展開に期待してた
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:39:44.66 ID:l10Qh2Bx0
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:46:34.45 ID:a0/rQJbZ0
―次の日 部室
がちゃ
唯「こんにちわー…って、なんだ、あなただけか」
律「そんな連れないこと言うなよ!私達友達じゃないか!」
唯「それはムギちゃんがいる時だけね…あれ?そういえば秋山さんは?いつも一緒にいるのに」
律「あぁ、澪なら死んだよ。私が殺した」
唯「…え?」
がちゃ
紬「こんにちわー…あれ?澪ちゃんはまだ来てないのね」
律「あいつはもう来ないよ、だって、私が殺したんだから」
紬「…え?あ、あはは…その冗談は笑えないわよりっちゃん」
律「冗談じゃないよ、私がこの手で殺した。腹にナイフを突き刺して殺した。澪の死体をバラバラにして処分した。
そう、私が殺したの。私が殺した殺した殺した殺した!!だって私は殺し屋だから!!そう…」
唯「! まずい!」
律「そこの平沢唯と同じ殺し屋だから!だから私は澪を殺した!!」
しえん
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 01:58:43.77 ID:a0/rQJbZ0
紬「そんな…嘘よ!そんなの嘘!」
律「嘘じゃないよ、なら証拠を見せようか?」
紬「証拠…?」
律「えーっと…」ゴソゴソ
律「ほら!これがその証拠!」
紬「これは…何?」
律「澪の眼だよ、くりぬいて持ってきたんだ!どう?綺麗でしょ?」
紬「澪ちゃんの…眼…?う…おえええええ…」
律「どうして吐くの?これは澪なんだよ?友達なんでしょ?気持ち悪くないよ?」
紬「いやっ!近寄らないで…お願い…」
律「…ふーん、ならもういいや。さっさと殺しちゃうね」
唯「させないよ」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:07:59.66 ID:IrPTfToy0
しえん
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:08:49.41 ID:rEelNxxPO
リズムはもういいからな?
支援
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:09:20.58 ID:a0/rQJbZ0
律「なんだよ唯、私の邪魔をする気か?」
唯「そうだよ、邪魔させてもらう」
律「いい度胸だ…ならお前から殺してやるよ!」
唯「かかってきなよ、返りうちにしてあげるから」
紬「唯ちゃん!危ないわ!」
唯「安心してムギちゃん、私はあんな奴に絶対に負けない」
紬「でも…」
唯「大丈夫だって、私を信じて」
紬「…うん、わかった」
律「それじゃそろそろ行くぞ!」
唯「上等だよ!かかっておいで!」
律「うおおおおおおおお!!」
唯「でやあああああああ!!」
ついに始まった唯と律の一騎打ち!この戦いに勝つのははたして一体どちらだ!?
それは誰にもわからない!!私達は信じよう、唯の勇気が紬を救うと!!
ご愛読ありがとうございました!!
なんて卑しい仕事なんだ・・・
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:16:42.65 ID:a0/rQJbZ0
・
・
・
唯「え?何これ?りっちゃーん」
律「んー?」
唯「この漫画って続きないの?」
律「あーそれか、その漫画はそれでお終いだよ。打ち切りってやつだな」
唯「ふーん…」
唯「…ねぇりっちゃん、どうしてこの漫画買おうと思ったの?言っちゃ悪いけど…この漫画…」
律「つまらないだろ?」
唯「…うん」
律「その漫画さ、私達と同じ名前の登場人物が出てくるだろ?それで何となく興味もっちゃってさ…」
唯「そうなんだ…」
律「…今思えば大失敗だよ」
唯「…そうだね」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:22:19.08 ID:a0/rQJbZ0
唯「もう大体漫画も読んじゃったし…暇だなぁ」
律「だから言ったろ、家に来たってなんもないって」
唯「うーん…まさかここまで何もないとは…」
律「余計なお世話だ!」
唯「………りっちゃーん」
律「…今度はなんだよ?」
唯「アイス食べたーい」
律「あぁ、なら私のも買ってきてよ」
唯「えー…?りっちゃんの家にアイスはないのー?」
律「ねーよ、んなもん」
唯「うー…」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:23:24.97 ID:IrPTfToy0
しえん
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:25:45.46 ID:qCtCHmkjO
なんかこっちの方が良い…支援
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:26:34.00 ID:a0/rQJbZ0
唯「………」
律「………」
唯「………」
律「………」
唯「………」
律「………」
唯「……そうだ!閃いた!」
律「うぉ!?急に大きな声を出すなよ!!」
唯「ねぇりっちゃん、殺し屋ごっこをしようよ!」
律「はぁ?…まぁいいけど、ターゲットは誰だよ?」
唯「ターゲットは…うーん…」
律「…お、そうだ。澪なんてどうだ?」
唯「澪ちゃんかぁ…そうだね、それで行こう!」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:34:01.48 ID:a0/rQJbZ0
律「それじゃ私と唯はこれからパートナーだ!」
唯「パートナーか…なんかいい響きだね!りっちゃん隊員!」
律「ちっちっち…唯、お前は何も分かっちゃいない!」
唯「えー?何が?」
律「そもそも殺し屋は隊員なんて言わない。コードネームで呼ぶんだよ!」
唯「! なるほど!確かにジェームスボンドも007って呼ばれてるもんね!」
律「まぁ007はスパイだけどな」
唯「そうなんだぁ…りっちゃんて物知りだねぇ」
律「常識だよ、あとりっちゃんて呼ばない!コードネームで呼ぶ!」
唯「りっちゃんのコードネーム?私知らないよー」
律「あ、そうか…ならまずはコードネームを考えるところからだな」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:44:37.14 ID:a0/rQJbZ0
唯「…あれ?でもあの漫画は本名で呼んでたよね?」
律「まぁ漫画だからな、そこら辺は適当なんだろ」
唯「そうなんだ」
律「あぁ…それより唯のコードネームを思いついたぞ!」
唯「え、なになに?」
律「ふふふ…聞いて驚くなよ!唯のコードネームは…『アイスマン』だ!」
唯「…マン?私、女だよ?それにその名前、昔なんかの映画で聞いたことあるような気がするなぁ」
律「そうか?ならアイスウーマンは?」
唯「もう!もっとかっこいい名前がいいよ!」
律「我がままだな唯は…そうだ!なら『ギターマン』なんてどうだよ!?」
唯「だから私は女だって…それにその名前なんだか、お腹の扇風機から風をおこしそうな名前だね」
律「? なんで?ギターマンなのに?」
唯「…いや、なんでもないよ。忘れて」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:50:30.69 ID:tcV9h8KZ0
続けて続けて
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 02:56:19.29 ID:a0/rQJbZ0
唯「私のコードネームさ、HirasawaYuiの頭文字をとって『HY』なんてどう?」
律「今はPM1:00だぞ」
唯「え?」
律「…いや、なんでもない」
唯「? だからりっちゃんはTainakaRitsuでTR。どう?かっこいいでしょ?」
律「TRか…まぁそれでいいか」
唯「それじゃ早速任務を実行しよう!よろしくね、TR!」
TR「おう!こちらこそよろしくな、HY!」
HY「うん!それじゃ今からターゲットの家に乗り込むよ!いくぞー!」
HY TR「おー!」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:03:34.20 ID:a0/rQJbZ0
がちゃっ
HY TR「!」
聡「姉ちゃんうるさいよー」
TR「成敗!!」
聡「ぎゃっ!?……―――」
TR「…ふう、また無駄な殺生をしてしまった…南無」
HY「見事な地獄突き…流石だね!すごいよりっちゃ」
TR「成敗!!」
HY「ぎゃふっ!?…――――」
TR「もし敵に私達の名前が知られてしまったらどうする!?もう少し考えて喋りたまえHY!」
HY「 」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:06:36.20 ID:W+3k2c6y0
しえん
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:10:33.44 ID:gdHSdOvyi
し
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:20:54.90 ID:a0/rQJbZ0
TR「それじゃ邪魔者も消したことだし、今からターゲットの家に乗り込むぞー!」
HY「げほ…げほ…お、おー…」
―そして秋山家
TR「さぁ、とうとうここまで来た訳だHY」
HY「そうだねTR…思えばここまで辿り着くのに随分苦労してきたね…」
TR「あぁ…道中何度も刺客に命を狙われたな…他にも仲間達の裏切りや死…本当に色々あったよ」
HY「うん…でもここにいるターゲットを殺せば、私達の苦労は全て報われるんだよね?」
TR「あぁそうさ、だから必ず殺そう。そしてみんなの恨みを晴らすんだ!」
HY「うん!やってやろうTR!」
TR「おう!…それじゃ、押すぞ」
ピンポーン
HY TR「………」ドキドキ
がちゃっ
澪「はーい…ってどうしたんだ二人と…」
TR「今だ!両親の仇ー!!」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:29:37.62 ID:veS4SLaV0
面白くなってきた
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:31:21.76 ID:a0/rQJbZ0
澪「! おっと…」
TR「しまった、かわされた!…ぐぇっ!」
澪「急に何すんだ!危ないだろ!?」ギリギリ
TR「ちょ…ちょっと澪…タイム…マジで苦しいから…!」
HY「TR!おのれ大魔王澪ちゃんめ!今すぐTRを離せー!」
澪「はぁ?私が大魔王?それにTRって…もしかして律のことか?」ギリギリ
TR「 」
HY「! まさかTRの本名を知ってるなんて…これはますます生かしちゃおけないね」
澪「一体何なんだよ?もしかして新しい遊びか?」ギリギリ
HY「ふん!これから死にゆく者には関係ない話だよ!覚悟ー!!」
澪「まったくなんなんだよ…とう!」トスッ
HY「! 負け…た…不覚…」ドサッ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:40:27.85 ID:a0/rQJbZ0
澪「……」
HY「……」
TR「 」
澪「…こら、起きてるんだろ?」
HY「…!起きてなどいません…私は死んでいます…」
澪「へぇ〜…死人が喋るのか」
HY「! い、今のは私の魂の声です!まだ死にたてほやほやなので、肉体から魂が離れきっていません…」
澪「そうなのか…なら私が成仏させてやるよ」スッ
HY「! な、何をするつもりですか!?」
澪「いいから…死んでるから痛くないよ」
HY「痛くないって…もし生きてたら痛いんですか…?」
澪「あぁ、死ぬほど痛いと思うぞ…それじゃ行くぞ!」ブンッ!
HY「い、生きてます!今生き返ったから殴らないで!!」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:50:18.51 ID:a0/rQJbZ0
澪「それで、これは一体なんの真似だ?」
唯「…殺し屋」
澪「殺し屋?…あぁ、律の家にあったあのつまらない漫画か。それで殺しのターゲットが私だったという訳か」
唯「…はい」
澪「まったく…もっとマシな遊びは思いつかなかったのか?」
唯「…ごめんなさい」
澪「もういいよ…ほら、律もさっさと起きろよ」
律「 」
澪「律?まったく、お前も死んだふりか?もうその手には乗らないぞ」ユサユサ
律「 」
澪「…律?おい律!しっかりしろ!!」ユサユサ
律「――……ん?ここは…」
澪「律!よかったぁ…驚かすなよ、まったく!」
律「………!両親の仇ー!!」
澪「ぐぇっ!!」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:56:25.44 ID:a0/rQJbZ0
律「やったぞHY!親の仇をとったぞ!」
HY「…え?あ、あぁそうだね!流石TRだよ!」
TR「えっへん!」
澪「げほっげほっ…お前らぁ!!」
TR「やべっ!HY、速やかに逃げるぞ!!」
HY「う、うん!!」
・
・
・
TR「はぁ…はぁ…どうやら巻いたらしいな…」
HY「明日の学校が怖いね…」
TR「…あぁ、そうだな」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 03:56:43.62 ID:maLGjOlqi
澪「ああああゲロ吐いちゃうゲロ吐いちゃうよおおおおおお」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 04:09:01.39 ID:a0/rQJbZ0
HY「ねぇTR…今何時?」
TR「今か?今は…もうPM6:00だ…」
HY「そっか…ねぇりっちゃん…私達って今日1日何やってたんだろうね…」
律「それ以上何も言うな唯…」
唯「…私さ、思ったんだ」
律「? 何を?」
唯「殺しは復讐しか生まない。って…それはとても悲しいことなんだよね…」
律「…あぁ、そうだな」
黄昏色に染まる街の中、私達二人はまた一つ大人になった。
夕日が優しく私を照らし、長い長い影を作る。
影は二つ、私とりっちゃんの分。そして長い影がもう一つ。
それは…
「はぁ…はぁ…やっと追いついた…」
おしまい
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 04:10:32.03 ID:a0/rQJbZ0
終わったよー
こんな糞SSに付き合ってくれた人どうもありがとう
あとID:u5pE/tzCO愛してる
それじゃお休みノシ
乙
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 04:18:52.90 ID:veS4SLaV0
面白かった乙
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 04:20:53.09 ID:mkEcje7BO
殺し屋1とかなつかしすぐるwwwwwwww
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 05:41:02.85 ID:vNHeyrGMO
乙
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 07:15:15.67 ID:PoeygHN8O
乙
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 07:46:23.39 ID:qCtCHmkjO
乙でしゅ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/29(火) 08:12:16.06 ID:TLvwYZoI0
乙
よつばと!にもこんな話あったなw
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
朝まで残ってた!そして読んだ!
乙です