1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
唯「ねぇりっちゃん?今日はね?凄いお知らせがあるんだ!」
唯「一ヶ月ぐらい前にね、ずっと働いてたコンビニで、社員として働かないかって言われたんだ」
唯「これで私も一端の社会人だよ?まだまだ戸惑うこともあるけど、来年も良いお知らせができるように頑張るよ」
唯「ねぇ?りっちゃん?今の私はりっちゃんにとってどう見える?」
………
唯「やっぱりバカみたいなのかなぁ?」
唯「今日はもう帰るよ、また来年だね」
唯「ばいばい」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 17:50:05.02 ID:PZPZBEeS0
___ _
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3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 17:51:03.22 ID:r/ji8alZO
けいおん(笑)≒こいぞら(笑)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 17:53:11.44 ID:Q4PjnTziO
りっちゃん、あなたがここへ来てから私はとても退屈な人生を過ごしていました
もしかすると、今でも退屈なのかもしれません
りっちゃんはそっちで楽しくやれてる?退屈してない?
あの明るかったりっちゃんなら大丈夫だよね?
ねぇ、りっちゃん
………答えてよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 17:58:19.87 ID:Q4PjnTziO
色んな想いが駆け巡りながら私は自宅へとたどり着いた
あの日から何も変わらず、憂が私を出迎えてくれる
いや、あの日より前に戻ったと言うべきなのか
こうしてみるとりっちゃんが死んでしまった事実もいずれは皆、忘れてしまうのかなとも思い、悲しくなった
いや、これは都合良く言い過ぎだ
りっちゃんは………、私が殺したも同然なのだから
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:01:53.64 ID:Q4PjnTziO
私が高校二年生の時………
律「何か腹減ったなぁ」
唯「じゃあコンビニ行く?」
律「えぇ、雨降ってんじゃん」
唯「近いしいいじゃん!傘貸すから歩いて行こうよ!」
律「それなら行こっか!」
唯「うん!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:04:13.36 ID:Q4PjnTziO
律「おい唯!歩きながら食べるのやめろよ」
唯「だっておいひぃんだもん」
律「ったく」
キキーーーッ
律「唯!危ない!!!」
ドンッ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:08:14.63 ID:Q4PjnTziO
………
……
…
唯「私が代わりに死んでいたら…」
昔の事を思い出すといつも泣けてくる
それがりっちゃんが死んでしまった時のことでも
みんなで楽しくお茶してる時のことでも
みんなで真剣に演奏してる時のことでも…
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:09:05.60 ID:OEVwI0TaO
分かってるな?はっぴいえんどだぞ?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:17:18.78 ID:Q4PjnTziO
そして、そうやって泣いてる私はいつの間にかベッドに倒れこんでいる
今回もだ
するととても懐かしいものが目に入った
ギー太だ…
いや、実際は毎日顔を会わしているはずなのだが、私が懐かしいと感じたのはなるべく意識しないようにしていたからなのだろう
ギー太を見ると昔を思い出す
するともういつものパターンだ
さっさと書けよチェリー
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:21:37.47 ID:Q4PjnTziO
唯「ごめんね?ギー太。私がもっとましなギタリストなら、もっと良い音を出してあげれたのに…」
ギー太を弾きながら私はそういった。こうやってギー太を弾いてやるのは実に久しぶりだ。高二以来か
ギー太「いえ、あなたにはあなたしか出せない音があります」
唯「弾いてやれなきゃ意味ないよ」
ギー太「それでも私はあなたが主で良かったと思っています」
唯「…ありがとう」
そんな会話を頭の中で繰り広げていた
しかし私には確かにギー太の声は聞こえたのだ
それでも端から見るとただの変人なのだろうが…
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:26:09.24 ID:Q4PjnTziO
ジリリリリリ
唯「んーー」
カチャ
いつの間にか寝てしまっていたのか
すると私の横にはギー太がいた
唯「久しぶりだなぁ、こうやって添い寝するのも」
すると階段の下から声が聞こえた
憂「お姉ちゃん!朝だよ!起きて!」
唯「はぁい!今行くよぉ!!!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:30:29.37 ID:Q4PjnTziO
階段を降りていくとまた声が聞こえた
憂「え?珍しいね、一回で起きるなんて」
唯「冗談でしょ?」
私は毎日一回できちんと起きているはずだ
憂「ごめんね、まだ朝ごはんできてないから先に顔洗ってきて?」
唯「うん、分かったぁ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:34:06.07 ID:Q4PjnTziO
唯「………」ジャブジャブ
唯「………」フキフキ
唯「………ふぅ」
そして寝癖を直そうと鏡を見ると信じられないものが目に写った
唯「若ぁい!!!」
久しぶりにギー太を弾いてやったからだろうか
とても気分が良くなった
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:35:34.52 ID:3PUpcpUBO
猿支援
スピッツのチェリーか
名曲だったよな
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:37:49.71 ID:Q4PjnTziO
唯「憂!見て!!!若返ったとおも…わ………」
憂「あ、お姉ちゃん!早く朝ごはん食べよ?」
なんてことだ…
………憂も若い
唯「憂どうしたの?」
憂「ん?何が?」
唯「………いや、別に」
これは若いとかの騒ぎじゃない、まだ子供じゃないか
超獣王
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:43:44.30 ID:Q4PjnTziO
憂「早く食べなきゃ遅刻するよ?」
唯「何言ってるの?まだまだあるじゃん」
私は社員になってからは遅刻を絶対にしないように目覚ましを早めにかけている
それだけじゃあ心配なので憂にも会社に行く前に起こしてもらうようにしている
唯「あれ!?憂こそ遅刻じゃないの?今日は休み?」
憂「え?変なこと言ってないで早く食べなよ。それこそ私も遅刻しちゃうよ」
唯「………?分かった…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:45:32.96 ID:p1gaF72n0
創作板へどうぞ。行かないのなら実力行使もありえます。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:46:40.74 ID:Q4PjnTziO
憂「よし、早く着替えてきて!もう後10分しかないよ」
唯「まだ一時間あるよ…」
憂「また時計見間違えてるんじゃない?」
唯「………あってるよ」ボソッ
憂「いいから早く!!!」
唯「分かった!分かったから!!!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:48:31.06 ID:beM6qxB+O
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:49:34.13 ID:OBmxmy3+0
tuduki madaka
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:53:21.03 ID:Q4PjnTziO
唯「…スーツがない」
唯「憂!スーツどこぉ!?」
憂「何言ってんの?早く制服に着替えてよ」
唯「制服ぅ!?」
憂「そこに掛かってるでしょ」
唯「冗談でしょ!?学校なんてとっくに辞めたじゃん」
憂「もう!私が着させてあげるから早く!」
唯「………憂?今何歳?」
憂「お姉ちゃんの一個下」
唯「じゃあ私は何歳だっけ?」
憂「17歳でしょ」
唯「………そっか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 18:55:48.79 ID:OBmxmy3+0
ハッピーエンドじゃなきゃ許さない。絶対にだ。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:00:17.96 ID:Q4PjnTziO
私は今年30歳になるはずなのだが…
唯「ということはまさか…」
憂「もう!!!早く行こうよ!!!」
りっちゃん…、りっちゃんはいるのかな
りっちゃんのことばかり考えていると学校に着いた
これが相対性理論ってやつか?ほんとにすぐに着いた
この扉を開けばすぐに分かる
しかし、私は中々扉を開けることができずにいた
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:05:54.09 ID:Q4PjnTziO
しばらく立ち止まっていると後ろから肩を叩かれた
私は恥ずかしながら声を出して驚いてしまった
「よぉ唯!何やってんだよドアの前で」
聞き覚えのある声…、私はすぐに振り向いた
唯「あぁぁ、りっちゃん」ポロポロ
私は思わず泣いてしまった
律「ど、どうしたんだよ!?そんなに強く肩叩いたか?」オドオド
唯「違うよぉ…りっちゃぁん!ふぇぇぇぇん!」
私はりっちゃんを潰れるほど抱き締めた
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:11:57.91 ID:Q4PjnTziO
他の生徒の視線が痛いので教室に入った
「あらあら、朝から仲が良いのね」
このおっとりとした声で迎えてくれるのは
唯「ムギちゃん!」
紬「おはよう、唯ちゃん、りっちゃん」
律「聞いてくれよムギ!唯のやつさぁ、私が肩に手を置いたらさぁ急に泣き出しちゃってさぁ」
唯「ちょっと!その話はもういいよ!」
紬「あらあら、何かあったの?」
唯「何でもないよ」
急に恥ずかしくなってきた
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:16:30.45 ID:bKX2WiUX0
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:17:48.16 ID:Q4PjnTziO
唯「ねぇ今って何月だっけ?」
律「7月だよ」
唯「7月…?ってもしかして」
紬「どうかしたの?」
唯「今日は…部活は?」
律「だからテスト前だから無いんだって」
紬「テスト終わったら美味しいお菓子持ってくるから?ね?」
唯「………テスト…」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:22:19.08 ID:Q4PjnTziO
そしてテスト返却日
唯「危なかった…」
憂のお陰で追試は無かった、しかし私はやはり中卒だけあって覚えるのも苦労した…
私はこっちではちゃんと卒業できるのだろうか…
そういえば高二になってから数日たったけど今だに戻れない
まぁ戻りたいとも思わないが…
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:22:33.15 ID:FHmGYqb3O
愛してるの響きだけで
ってやつだっけ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:27:13.26 ID:OEVwI0TaO
23〜4くらいかと思ったら30って、随分いっちゃったんだなw
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:29:22.35 ID:Q4PjnTziO
そして夏の合宿
私は何故か咳が頻繁に出るようになっていた
医者は何も異常はないと言っていたし、普段の私生活には支障は無いので気にはしなかった
とにかく遊ぼう!みんなとこうして遊ぶのは10年以上なかったので大人げなく心が踊った
梓「練習しましょうよ〜!」
唯「いいじゃん梓ちゃん!遊ぼうよ!後で練習もするから」
もちろん練習も楽しみだ
梓「ん?あれ?あ、梓ちゃん?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:29:48.03 ID:pDmOEOK90
憂が29歳で独身とはwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:32:41.99 ID:uSjp5XckO
冬ソナスレじゃなかったのか
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:33:56.89 ID:Q4PjnTziO
梓「先輩、急に梓ちゃんだなんてどうしたんですか?」
唯「あ…、そっか」
30歳のおばちゃんがあずにゃんだなんて恥ずかしくて呼べるはずもない
唯「…あ、あずにゃん///」
梓「もう!何なんですか!こっちまで恥ずかしくなってきちゃいましたよ!」
唯「ごめん」
梓「怒ってないですって!さぁ、遊びましょう!」
唯「うん!」
澪「私も遊ぶ〜!!」
律「ニヤリ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:34:47.15 ID:FHmGYqb3O
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:36:21.68 ID:OEVwI0TaO
>>32 牡丹と薔薇みたく姉妹で寄り添って生きていくんだろう・・・
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:40:33.88 ID:Q4PjnTziO
その日の夜
唯「つ、疲れた…」ゼェハァ
さすがに体力はそのままか
しばらく引きこもっていたせいですっかり体力が無くなってしまった…
しかし練習もやりたい…
唯「………」ゴホッゴホッ
澪「唯、大丈夫か?」
唯「え?うん!大丈夫だよ!」
澪「あんまり無理はするなよ?」
律「飯〜飯〜!!!」
澪「少しは唯を見習え!!!」ゴンッ
律「ってぇ………」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:45:58.21 ID:Q4PjnTziO
久しぶりの演奏はとても酷いものだった
澪「やっぱり調子悪いんじゃないか?」
唯「大丈夫だよ〜えへへ」
このキャラは疲れる…
もっとも取り柄である音感はまだ生きていたのでそれが救いだった
最後に一回合わせてご飯を食べることになった
凄く良い感じだったのに私が足を引っ張ってしまったのが少し後ろめたい
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:51:23.07 ID:Q4PjnTziO
りっちゃんの提案で肝試しをすることになった
私はもう二度とりっちゃんに危険な目は会わせたくなかったが、どうしても澪ちゃんを驚かせたいらしく渋々肝試しをすることにした
肝試し…か、引きこもっていたせいか暗いところがとても落ち着くようになった
なので何も恐怖は感じなかった…
すると悲鳴が聞こえてきた
澪ちゃんだ
怖がりな彼女なら仕方ないが、その悲鳴に少し驚いてしまった
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 19:52:42.12 ID:Q4PjnTziO
ご飯食べてきます
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:12:05.98 ID:Q4PjnTziO
>>45 ありがとう、ただいま
今から続き書きます
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:19:41.70 ID:Q4PjnTziO
唯「あ、山中先生」
さわ子「何よ、今更そんな呼び方」
唯「えっと、さわちゃん先生、どうしたんですか?」
さわ子「皆を驚かそうと思ったら迷子になったのよぉ」
この人、10数年前と同じことやってる
私がクスリと笑うとさわちゃん先生はひどいと言った
そういえば、ここまで前と同じことを繰り返しているような気がする
そして着々とりっちゃんの命日に近づいているのも気がついていた
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:28:27.87 ID:Q4PjnTziO
合宿が終わり、私はようやくギターを弾く感覚を思い出し始めていた
しかし、咳の方も少し酷くなっていたような気もしていた
でももうじき学園祭だ!そんなこと気にしていられないよ
確か、前の学祭…ってか今回の学祭は私は風邪を引いて皆に迷惑をかけたんだった
体調管理もちゃんとしなくちゃ!
そう意気込むとまた咳が出た。幸先不安だ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:30:09.17 ID:UXIwM/Kl0
期待
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:32:51.69 ID:92OHpw1r0
ほす
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:33:48.49 ID:o9Ze/zWL0
/:::/::::::::;: --- 、:::::::::|::::::::ヽ
|::::|:::::::├――┤:::::::l::::::::::|
|:::」.ィ ┴――┴‐- L::::::::|
|´ : | , -‐ 、 ‐- 、| `T ト、 ありゃー
l: : : |{ じ じ }: : :V::::::} 唯じゃなくて私死んじゃったのか・・・
〃!: : | ー ー | i: : }_/
/ |:i ; | u ' jイ : ハ
l:ト、:ト . ^TTIト .イ/: /: :ヽ
| ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´
_.. ヘ ヽ 川||/ ハー- ._
, ィ''´ } ンrtく { /ヽ
/ l 、\ {_/ |o| \_} / ,
{、 l >--\ |o| 、 ,′ 、
ハ_} / _二ヽ \ Ll V/ ヽ
{ / -- 、ン‐ヘ {i __}
に7 ‐ァ-一'’_¨二\二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ノ
// /ヽ、<´ ミ=三ゝ=ミ `>ノ ノ `ヽ |
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:34:21.16 ID:Q4PjnTziO
そして
梓「いよいよ来週ですね!学祭!」
あの時は既に風邪は引いていたはずだ、しかし、まだ私は元気だ
そういった意味では少しだけ過去を変えたのかもしれない
ならばりっちゃんも死なせずにすむかもしれない
澪「みんな!頑張ろう」
一同「おーーっ!!!」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:41:00.25 ID:Q4PjnTziO
澪「いよいよ明日だな…」ガタガタ
私は歌の途中で咳が出るかもしれないのでボーカルは澪ちゃんだ
唯「大丈夫だよ、澪ちゃんなら!」
私のせいでこうなったのに、私が言っても意味無いか
澪「あ、あ、ありがとう」ガクブル
律「まぁ気楽に行こうぜ?緊張しても楽しんでも学祭は一回キリだからな」
紬「そうよ、どうせなら楽しみましょう?」
澪「みんな…」
この二人の言葉は私のとは違って重みがある
私のはただ責任から逃れているだけだ…
その分、ギターは頑張ろう!私はそう決意した
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:46:30.37 ID:OEVwI0TaO
バックトゥザフューチャー思い出した期待
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:49:15.05 ID:Q4PjnTziO
学祭当日
律「いや〜案外良い演奏ができたなぁ」
梓「唯先輩!とっても良かったです!」
唯「ありがとう、あずにゃん」ポロポロ
澪「おい唯、学祭は来年もあるんだぞ?泣くにはちょっと早いだろ」
そう、私は少しだけ涙もろくなっていた。皆より年上だから?だが、そんなことはどうでも良かった
過去は変えられたのだ
ならばりっちゃんのことも変えられるハズなんだ
そしてまた時は過ぎ去っていく…
コンビニの正社員で、出勤にスーツ?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 20:58:31.56 ID:Q4PjnTziO
今気づいたけど
>>25は17歳じゃなくて16歳だった、すまん
……………
11月27日、日曜日
私は今日で30歳………いや、17歳になる
そして今日、りっちゃんは死ぬはずだ
予想通り、外は雨だった
携帯を見てみるとメールが入っていた、りっちゃんからだ
律『今日、誕生日だったよな?家遊びに行っていい?』
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:03:37.65 ID:o9Ze/zWL0
今回ダメでも何回もやり直せるルールですよね?あぅあぅ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:05:03.82 ID:Q4PjnTziO
>>56 唯はしばらく引きこもっていたので、社会人というと憂しか知らないので憂の真似をしているだけです
……………
ここは断るべきなのだろうか…
しかし、今日一日りっちゃんを守り抜けばりっちゃんは死なないはずだ
色々悩んだが、結局私はりっちゃんを家に呼ぶことにした
りっちゃんを死なせないために
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:05:39.78 ID:OEVwI0TaO
>>56 マジレスするとコンビニとか外食チェーンの正社員はブロック毎の会議とかがある
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:12:44.99 ID:Q4PjnTziO
部屋を降りると、まず憂が私の誕生日を祝ってくれた
今年で三十路な私としては少しだけ複雑な心境だった
両親は今日は帰ってこれないらしい
娘の誕生日なのに帰ってこないとは薄情な親だ
今更ながらそう思った
しばらくするとインターホンが鳴った
唯「私が出るよ」
ガチャ
唯「はーい」
パンッ
唯「うわっ!?」
律「へっへぇ、誕生日おめでとう!」
唯「りっちゃん!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:20:40.99 ID:Q4PjnTziO
しばらく遊んでいるとりっちゃんが言った
律「何か腹減ったなぁ」
そら来た、意地でもここは外へは出させないぞ?
唯「憂がねぇ、腕によりをかけて料理作るらしいよ、もちろんりっちゃんの分も」
律「え?まじで?」
ほぉら、食いついてきた
唯「うん、だからもうちょっと待とう?」
律「そうだな!」
よし、まずは順調だ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:21:55.77 ID:l4JDcFs+O
家に車がつっこんできて結局未来は変えられないとかか
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:23:43.69 ID:FHmGYqb3O
憂が突然のヤンデレ化
隕石が降ってくる
無さそうで無さそう
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:26:31.51 ID:Q4PjnTziO
律「ふぅ、憂ちゃん!ごちそうさまでした!」
憂「お粗末様でした」
律「それじゃあ私はそろそろ」
ここが大勝負だ
唯「りっちゃん!今日は泊まっていきなよ!」
律「え?いや、でも明日学校だし…」
唯「大丈夫だよ!明日早起きすれば」
律「ん〜、でも」チラッ
憂「私のことでしたらお構い無く」
ナイスうい!
律「いや、でも悪いからやっぱ帰るわ!ばいばい!」
唯「りっちゃん!!!」
憂「行っちゃったね」
唯「………」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:31:02.51 ID:Q4PjnTziO
その日の夜、私は泣いていた
唯「まだりっちゃんが死んだって決まったわけじゃないのに………」ポロポロ
涙が止まらない
私は私にできることは全てした
これでもしりっちゃんが死んでもそれはりっちゃんの運が悪いだけだよね?
唯「………」ゴホッゴホッ
唯「………」
唯「…zzz」
唯ェ…
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:34:33.80 ID:Q4PjnTziO
ジリリリリリ
唯「うぅ………」
カチャ
唯「知らない間に寝てたのか」
唯「………何か学校行くのやだな」
憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて!」
唯「今行くよぉ!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:40:18.66 ID:XImDrrzmO
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:41:21.73 ID:Q4PjnTziO
唯「ん〜、結局教室の前まで着いた」
唯「またこの扉が開けられない…」
前みたいにりっちゃんが後ろから肩を叩いてくれないものか…、そんなことを考えていたが思い切って扉を開けてみた
ガラガラガラ
私はすぐにりっちゃんの席を見た、が、誰もいない
唯「ムギちゃん、りっちゃんは?」
紬「まだみたいねぇ」
唯「そっかぁ」
だんだん不安になってくる…
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:45:38.00 ID:Q4PjnTziO
そしてりっちゃんが来ないままチャイムが鳴り、先生が入ってきた
心なしかとても表情が暗く見える
先生「出席を取るぞ〜」
先生が名前を読み進めるにつれて不安も高まっていった
寝取られ系のエロzip見たんだが世界の答を悟った。悟ったというかそんな大それたものじゃないが一応書き残しておく。ただこれ無数にある答のなかの一つと考えて欲しい。
寝取られ系見てさ 思ったんだよ。思い人がいながら赤の他人のチンポ咥えて気持ち良いだのいやだぁだの言っててさ。まぁ両方あったんだけどそれ見て思ったんだよ。
たとえ創作の物語だったとしてもだよ?現にこういうことは起きてる。レイプなんざそこら中で起こってるし犯されてる女 もちろん美女もいるだろうし低年齢の児ポにひっかかるような子もいるだろう。
そんな女たちは犯されまくってる。気持ち良かろうがいやだろうが。もちろんそんなことなく心ゆくまで思い人とやってるのかもしれない。
今これを見てる君の思い人も今頃恋人のチンポ咥えて喜んでるかもしれない。違うかもしれないが否定はできないだろう。
そしてその他諸々のことを考えてわかったんだ。何故人は交わりたがるのか。何故ここまでして人は性欲を貪るのか。
男女に限らずだ。それは性欲があるからとかいうものではない。しかし複雑なことでもない。もっと本能的で直線的単純なこと。
子孫を残すため。ただそれだけだ。ただそれだけのために性欲やら快楽やらなんやらが追加されただけ。性欲がなければそんな面倒なこと普通はやらないだろう。
危険を感じるなかセックスをすると受精する確率が上がるというが これはなにがあろうとも子孫は残さなくてはならないという本能が語りかけているからではないか。
そう 人はどんなに頭が良かろうが理性を保とうが道徳心を尊重しようが人は結局本能のままにしか動けない。つまり子孫を残すこと。そこで私はあることを思い出した。
紀元前1500年 インド バンジャーブ地方に突如侵入したインド・ヨーロッパ語族。アーリヤ人が自然現象などを神格化 崇拝し その神々への賛歌・儀礼をまとめたもの。
それをヴェーダという。そしてそのヴェーダの一部。奥義書に記されたウパニシャド哲学。
これが後ほぼ多数の宗教で大半の目的として説かれたこと。そこにこんな考え方がある。輪廻思想。これは生老病死の四苦 つまり輪廻転生である。
それを生き物が生まれ変わるという考え方から生き物はみな永久に四苦によって苦しみ続けるというもの 。そしてこれを如何にして抜け出すかというものを解脱という。
これを思い出し私は思った。人々は苦しんでいるのだ。しかも自覚なしにだ。少し考えればわかる。人々はみな自我を持っていると信じている。
しかしそうではない。全ての人は己の血 先祖からの血の本能によって踊らされているだけなのだ。そして輪廻転生。生まれ変わりまた苦しむ。永久に抜け出せない。
人々は本能に動くしかないのだ。自我などは後からつけられた自分を保たさせるための屁理屈なのだ。子孫を残す。ただそれだけのために人は生まれた。深い意味はない。それだけ。
惨事なんて糞 二次が生きる場所 クラナドは人生などと言っているものは何でもない嘘である。いずれそれに気付く。たとえその時が老人になっていたとしても。必ず現実を悟る。
潔癖症の人間も汚らわしく思いも心の中にはいずれ矛盾する感情が生まれる。結局は本能だ。誰もがいつか無意識にそれに気付くのだ。気付いているのを自ら隠しているだけに過ぎない。
今自分の 人類の存在する意味を答えろと言われたら何と言えるだろう。文化を残す?心を残す?愛のため?自分のため?全てのため?
違う。それは単なる蛇足。おまけに過ぎない。ただ生むためだけに生まれた。かつて女は産む機械と言ったものがいたそうだがその通りである。
そしてそれは男にも当てはまるのだ。人類は産む機械 それだけの価値 それ以上でもそれ以下でもない。輪廻転生により永遠に本能に踊らされる。
考えればわかるだろう。たとえ本能に抗い立派なことをしようとも結局は永遠に負の歴史を作り続ける。
人々はその存在価値を知り失望し 絶望する時が必ずくるだろう。しかし救われる道はある。死だ。そう全ての死。本能から 輪廻転生から解き放たれるには死しかない。人類全てのために人類は死ぬべきだ。
ただこれに反対するものは多いだろう。むしろ反対する方が自然だ。現実から逃げ出すのが人間というものだから。
先程も言った通りこれは一つの答えだ。しかし確実な答えでもある。この先人類が本当の生きる意味を見つけることはあるだろうか。
確率は低い。むしろその続く生の中にまた愚かな歴史を積み重ねることになるかもしれない。
この他人類がみな幸せになる方法はないだろう。人類の死そして全ての死。それが一番幸せなことなのだ。
ってことで寝取られ系のエロ漫画zip下さい
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:49:19.15 ID:OBmxmy3+0
りっちゃん…
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:49:23.10 ID:Q4PjnTziO
ガラガラガラ
律「すんませーーん!!!寝坊しました!!!」
唯「…りっちゃん」
紬「あらあら」
何てあっけないんだ
今までの私の心配を返して欲しいくらいだ
先生「これがお前の望んだ世界なのだろう?」
唯「………え?」
え?
唯が死ぬかと思ってた
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:53:35.12 ID:Q4PjnTziO
時が止まった…ような気がした
律「私は生きていた、次にお前は何をするんだ?」
唯「何言ってんの?」
紬「あなたが望んだのはこれだけなの?」
唯「確かにりっちゃんが生きてたのは嬉しいけど………」
澪「けど………なんだ?」
唯「澪ちゃん!どうしてここに?」
梓「あなたはまだ何かを望むのですか?」
唯「………」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:53:43.97 ID:OBmxmy3+0
ほえ?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:55:14.45 ID:pDmOEOK90
この雰囲気・・・やつか!!
気になるしえん
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 21:57:35.68 ID:Q4PjnTziO
唯「私、皆と一緒に卒業したいの!」
律「それは都合が良すぎるだろ」
澪「だから望みを叶えるのは嫌だったんだ」
紬「何かを叶えてやれば、何でも叶うと思っている」
梓「あなたは最初は一つしか望まなかったのに」
唯「そんな…、どうして………」
梓「どうして?」
澪「決まっているだろ」
紬「それはあなたが」
律「たくさんの事を望みすぎたから」
(´┗┛-┗┛)ちゃんは絡まないのか
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:00:13.95 ID:l4JDcFs+O
教室に車がつっこんでくるわけか
欲望は持てるだけ持て
これ格言な
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:03:36.09 ID:OBmxmy3+0
ほえ?
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:03:58.18 ID:Q4PjnTziO
澪「確かに当初の望みは叶えてぞ」
梓「ただ知っておいてください、過去は変わらないと」
紬「未来に生きてちょうだい、未来は変わるのだから」
律「だから、いつまでも過去に囚われるな」
唯「ちょっと、意味分かんないよ」
律「私たちの言いたいことは伝わったか?」
澪「決して忘れないで欲しい」
紬「いつでも覚えておいて欲しい」
梓「もう二回目はありませんから」
律「さぁ、目覚めろ」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:06:06.73 ID:/MgvbTlx0
タカー ナスビー
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:08:48.19 ID:Q4PjnTziO
唯「ゲッホ、ゲホッゲホッ」
唯「く、苦しい………」コホッ
唯「そうか私、練炭で自殺しようとしてたんだ」
唯「早く、窓を開けなくちゃ」ゴホッゴホッ
ガラッ
唯「うっ、煙が目に染みる…」
唯「………生きてるんだ、私」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:11:06.30 ID:beM6qxB+O
目覚めろ、大地よ!
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:14:40.95 ID:Q4PjnTziO
自殺なんて、私にしては思い切ったことしたなぁ
暗闇の中で私はそんなことを思っていた
やっぱり暗闇は落ち着くなぁ
ん?
ちょっと、眩しいよ!
でもこの光、暗闇の何倍も落ち着く………
この光の先には何が…
「早く来いよ!」
ふふっ、今行くよ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:16:24.66 ID:OBmxmy3+0
バッドエンドだったら許さない。絶対にだ。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:18:03.54 ID:Q4PjnTziO
「私はここまでだ」
そんな、酷いよ
「唯、お前はちゃんと生きろ!」
でも、私は
「大丈夫だよ唯なら」
うん、分かった。頑張るよ!
「あぁ、ずっと見てるからな」
約束だよ
「あぁ、約束だ、さぁ、行け!」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:22:11.78 ID:Q4PjnTziO
唯「りっちゃん!!!」
憂「お、お姉ちゃん!」ビクッ
唯「あ、うい」
ここは…、病院か
憂「お姉ちゃん!何であんな危ないことしたのよ!」ポロポロ
唯「あぁぁ、ごめん、憂!ね?ほら、この通り元気だから!」オドオド
憂「もうっ、バカっ!」
唯「えへへ、ごめんねぇ」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:22:56.02 ID:YqBNMiaW0
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:31:09.01 ID:OBmxmy3+0
まだー
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:32:02.07 ID:Q4PjnTziO
一年後、11月27日
唯「ねぇ、りっちゃん?私は夢の中でりっちゃんが言ったような人間になれたのかな?」
唯「ちゃんと仕事も頑張ってるんだよ?」
唯「あ、そうだ!この前ね、昇給したんだ!」
唯「あの時はほんとにありがとう」
澪「唯!そろそろ帰ろう!」
梓「先輩!空気読んでくださいよ」
澪「ん?なんだ?」
梓「はぁ」
紬「あらあら、うふふ」
唯「ごめんねりっちゃん、また来年も来るよ」
唯「みんなぁ、待ってぇ!!!」
〜fin〜
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:33:09.56 ID:n13PElgwO
相変わらずサンジュは可愛いな
乙
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:42:30.33 ID:Q4PjnTziO
最後に質問があればどうぞ
まぁ無いとは思いますが…
何で思いついたの?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:46:06.60 ID:PJYJGorQO
ぬーべーの過去に戻る話思い出した
結局過去は変えられないって話
唯はなんで中退したん?
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:46:43.88 ID:t4Za1NtI0
最後の澪達は現実の人間?
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:47:13.87 ID:OBmxmy3+0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:50:33.82 ID:Q4PjnTziO
理解した
おもろかった
乙
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:51:38.32 ID:l4JDcFs+O
車はつっこまないの?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:52:17.62 ID:i4osXvzTO
乙
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:54:49.18 ID:Q4PjnTziO
>>106 良かった、ありがとう!
>>107 唯「ありが十ぴきでありがとう」
車「アホかお前は」ビシッ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:55:44.58 ID:beM6qxB+O
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:55:44.66 ID:OEVwI0TaO
面白かった!
>>1は流星ワゴンをモチーフにした?とにかく乙!
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 22:57:54.91 ID:Q4PjnTziO
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:07:57.91 ID:ZTYSd5elO
乙!おもしろかった
少しだけ 律「よく見てろよ」を思い出した
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:13:17.17 ID:Q4PjnTziO
>>113 ググったら俺も見たことあったわ
ありがとう!
乙、良い話だった
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:21:54.77 ID:Q4PjnTziO
よかった
死んだのが律ってのがいい
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:30:11.92 ID:tiu8xqTnO
乙!
キムチ良かったよ!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:37:18.54 ID:Q4PjnTziO
>>117>>118 サンキューサンジュ
暇だからもう一本書くわ
澪「二度と戻れない〜くすぐり合って転げた日♪」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:40:01.58 ID:IkcCOG42O
wktk
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:43:43.62 ID:Q4PjnTziO
唯「やっぱりムギちゃんの持ってくるお菓子は美味しいねぇ」
紬「あらあら、良かったわ、気に入ってもらえて」
澪「おい、そろそろ練習…」
唯「ちっ、ほんとに空気読めてないよね」
紬「あらあら、聞こえちゃうわよ?秋山さんはその現実から必死で目をそらしているんだから」
唯「ごめんムギちゃ〜ん、でもそれってさらに空気読めてないよね?」
紬「あらあら、うふふ」
梓「別に秋山先輩の肩を持つ訳じゃないですけど、そろそろ練習しましょうよ」
唯「ごめ〜んあずにゃん!今からするよ〜」
澪「………」
律「………」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:45:40.92 ID:OEVwI0TaO
なんかどっかで見た気がするけど気のせいだよな
蛇足っぽい気がするからやめといた方が
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:50:43.72 ID:Q4PjnTziO
ジャカジャカジャララーン
澪(あ、間違えちゃった)
唯「ちっ、ちょっと皆ストップ!」
澪「え?」
唯「いや、なんかさ。一人やる気無い人がいるみたいだから」
澪「………」
紬「…っち」ドンガラガッシャン
紬「あ、キーボード壊れちゃったわ」
唯「あぁあ、これじゃあ今日は練習できないね」
梓「まぁ仕方ないですね」
澪「…だって………じゃないか」
唯「あ?」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:51:47.52 ID:Q4PjnTziO
>>122 うん、この前書いたんだけど寝オチしちゃったから今書いとこうと思って
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:56:25.85 ID:OEVwI0TaO
>>125 唯「ありがとう澪ちゃん」の人じゃないのか
とりあえず支援
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 23:56:56.43 ID:Q4PjnTziO
>>123 完全なアナザーストーリーと思ってください
澪「唯だって間違えたじゃないか」
唯「は?何いきがっちゃってるの?」
紬「ほんとに空気読めてないわね」
梓「唯先輩、気にしないでください。出だしのリフよかったですよ」
唯「みんな!ありがとう!」
梓「ムギ先輩、キーボード、いつなら用意できますか?」
紬「明日なら用意できるわよ、じゃあ秋山さん、お金」
澪「………は?」
唯「は、じゃないでしょ、壊したんだから弁償しなきゃ」
澪「だって自分で」
唯「また言いがかり?しつこいよ秋山さん」
乙
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:01:38.75 ID:Q4PjnTziO
あぁ、なるほど
あれもこんなSSなのか
紬「じゃあ明日持ってきてね?」
澪「いくら?」
紬「そうねぇ、あのキーボード、50万したから………」
澪「50万!?」
紬「落ち着いて?秋山さん、特別に10万でいいわ」
澪「それでも大金だよ…」
紬「明日、もってこないとあなたとあなたの家族、社会的に抹殺するわよ?」
澪「な、家族は関係ないだろ!」
紬「秋山さんが期待に添えればいい話じゃない、楽しみにしてるわよ?」
澪「………」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:05:36.27 ID:2pAnpKtWO
澪宅
澪「10万なんて…一日じゃ用意できないよぉ」
澪「………グスッ…」ポロポロ
澪「最近、毎日泣いてる…」
澪「…だめだ、どうやっても用意できない……」ポロポロ
澪「ムギなら、ほんとにやるんだろうな…」
澪「………」
澪「………zzz」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:09:01.81 ID:2pAnpKtWO
澪「だめだ、結局用意できないまま学校に来てしまった…」
澪「あぁ、放課後が永遠に来なければいいのに」
澪「いやだなぁ」
澪「なんてことを言ってる間に放課後になってしまった」
とりあえず乙
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:13:04.37 ID:2pAnpKtWO
音楽室
ガラガラ
澪「………」
紬「あらあら、秋山さん、お金は?」
澪「すみませんでした、用意できませんでした」
紬「良かったわ」
澪「え?」
紬「これで惨劇が見れるもの」
澪「………」
「待ってくれ!!!」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:17:08.18 ID:2pAnpKtWO
澪「り、律………」
律「いくらなんでも一日で10万は無理があるだろ!」
紬「………」
律「もう少し待ってやってくれ」
紬「分かったわ、りっちゃんがそこまで言うなら。もう払わなくてもいいわ」
唯「え?」
律「あ、ありがとう!ムギ!」
紬「りっちゃんが礼を言ってどうするのよ」ギロリ
澪「ひっ!?ありがとうございました」ガタガタ
紬「ふんっ」
唯「………」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:25:00.11 ID:2pAnpKtWO
澪宅
澪「………グスンッ…」
ピリリリリリ
澪「電話…、律から」
澪「はい、もしもし…グスッ」
律『な、なんだ!?泣いてたのか?』
澪「え?い、いや、気にしないでくれ」
律『そ、そうか。ちょっと重要な話があるから今から家に行っていいか?』
澪「あぁ」
律『わかった、すぐにいくよ!』
澪「分かった」
ピンポーン
澪「誰か来た、切るよ」
律『うん、ばいばーい』ブツッ
ええで!わいは支援するで!
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:27:02.64 ID:6MdfIf2q0
し
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:27:42.86 ID:2pAnpKtWO
澪「はーい」
ガチャ
律「ヤッホー」
澪「………恋人かよ」
律「そんなところかなぁ」
澪「バカ言うな、まぁ上がってくれ」
律「すまんねぇ」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:33:15.87 ID:2pAnpKtWO
澪「で、どうしたんだ?わざわざ」
律「あぁ」
律「外でバンド組もう」
澪「…な……」
律「澪も体感してるだろう?もうあいつらは前のあいつらじゃない」
澪「………でも」
律「でもじゃねぇよ!このままで良いのかよ!」
澪「………私はまだ信じてるのかもしれない」
律「何を?」
澪「あいつらがまた、昔のようになってくれるって」
律「な…ここまでされて?」
澪「あぁ」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:35:20.81 ID:E+EuZjXOO
>>1 折角良いSS書いたのに何でこんな屑みたいなSS書いちゃうんだよ…
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:35:42.11 ID:VBwHDgHWO
一応仲いい時代もあったのか
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:37:17.31 ID:2pAnpKtWO
律「分かったよ、今日のところはもう帰るよ」
澪「あぁ、なぁ律?」
律「ん?」
澪「…ありがとう」
律「やめろよ、結局何もできなかったじゃねぇか」
澪「ううん、律は私の支えになってくれてる」
律「澪…」
律「ははは、良かったよ!こんな私でも役に立ててて」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:39:32.70 ID:2pAnpKtWO
翌日
澪「うぅ、学校行くの憂鬱だなぁ」
澪「まぁいいや、律もいてくれてるし」
澪「よーし、それじゃあ行ってきまぁす」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:40:44.88 ID:H9f1tHmD0
見たことあるような……
デジャブ?
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 00:43:07.85 ID:G/hotIaPO
´ `ぜんぜん
・ ・おもしろくない
ゝ お金返して
〜 ください
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:00:52.70 ID:2pAnpKtWO
澪(うぅ、一生放課後が来なかったらいいのに)
澪(授業終わらないでくれ!)
キンコーンカンコーン
澪(あ、授業終わった)
澪(もう部活か、早いなぁ)
………
澪(…この扉の向こうにあいつらがいる)
澪(でも律もいるんだ!)
澪(………頑張れ澪ちゃん!!!)
ガラガラ
澪「………」
唯「………」
紬「………」
梓「………」
律「………」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:01:55.72 ID:6MdfIf2q0
sien
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:06:57.11 ID:4McQerzLO
頑張れ澪ちゃん(笑)
これはイジめられてもしかたない
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:07:25.37 ID:7ew00zCd0
中途半端に終わって気になってたやつだ
しえん
てかSSだと軽音部はよく車に轢かれるな
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:08:34.41 ID:2pAnpKtWO
紬「秋山さんが来ただけで部の空気が凍りついちゃったわね」
律「ほんと空気読めてねぇな」
唯「読めてないどころか、これって空気吸う資格も無いんじゃない?」
澪「え?律?」
唯「ヒャハハハりっちゃんご指名だよwwwwww」
律「冷やかすなよ、何?秋山さん」
澪「嘘でしょ?嘘なんだよね?嘘だろ?」
律「何が?」
澪「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:12:13.68 ID:2pAnpKtWO
唯「うっわ、キモッ」
紬「ごめん、ちょっとトイレに行ってくるわね?ウップ」
梓「あ、ムギ先輩…練習………って言ってる場合でもないか」
律「………」
唯「ねぇ誰かあのゴミをゴミ箱に捨ててきてよ、って誰も触りたくないか」
澪「…嘘だ……嘘だ………」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:14:29.34 ID:2pAnpKtWO
澪「…嘘だ……嘘だ………」フラフラ
唯「ちょっと、どこ行く気?」
梓「ほっときましょう」
律「あぁ、それが一番だろ」
唯「………ちっ、気に入らない」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:17:55.00 ID:2pAnpKtWO
澪「嘘だ………」
「ほんとうだよ」
澪「嘘だ!!!」
「信じてくれ」
澪「…誰だ」
「私か?私は………お前だよ」
澪「え?」
「憎くないのか?」
澪「憎い」
「じゃあ………『殺せ』」
澪「殺す………みんな殺す、まず殺さなきゃいけないのは」
「田井中律」
澪「その通りだ」ニヤリ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:21:08.77 ID:QtcGz9ZMO
>>88 今更だがいっておこう
めざめよー ゴゴゴゴ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:21:23.57 ID:2pAnpKtWO
プルルルルルル
律「秋山さんか、何の用だ?」
澪『今すぐ○○公園に来い』
律「あ?なんで…」ブチッ
律「………なんだってんだ」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:21:24.55 ID:Nj4jHWGS0
読んでるよ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:24:33.36 ID:2pAnpKtWO
○○公園
律「澪のやつ、まだ来てないな」
ドカッ
律「が…はっ」ドサッ
律「………澪…」
澪「よぉ律、急に『澪』だなんてどうしたんだ?」
ヒユッ
律「ぐあっ」
澪「ちょっと馴れ馴れしいんじゃないか?あぁ!?」
ヒユッヒユッ
律「ぐっうわっ」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:29:08.66 ID:2pAnpKtWO
澪「なにかっ!言うことがっ!あるんじゃないのか!あぁ!?」
律「ぐあ、い、痛い………」
律「…澪、ごめん」
澪「ハァハァ、何がごめんだよ、説得力無いんだよ!」
ヒユッ
律「ガハッ」
律「…あれ以上、澪が傷つくのが見てられなくて」
澪「あ?」
律「私が…澪を裏切れば、澪は私たちの知らないところで…幸せに暮らせると思ったから」ポロポロ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:32:09.42 ID:Nj4jHWGS0
悲しいな
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:34:36.73 ID:2pAnpKtWO
律「まさか…、ここまで澪が傷つくなんて…、思ってなかったから、だから…」ポロポロ
澪「都合が良いんだよっ!」ヒュン
律「ぐあっ!」
律「…澪、澪には私を殺す権利がある…、」
澪「言われなくても知ってるよ、それぐらい」
澪「何か…遺言は無いか?あるなら聞いてやるぞ」
律「澪、今までありがとう!大好き!」
澪「!?ぐああああ」ヒュンヒュン
ドカッドカッ
律「………………」
律「」
澪「ハァハァ、律うぅぅぅぅぅぅぅうわあああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
誰得だよこれ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:37:46.07 ID:ZQQR4VuFi
ひぐらしスレと聞いて飛んできました
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:38:57.69 ID:2pAnpKtWO
澪「もう後戻りは出来ないんだ」
澪「この家もいらないな」
私は自宅に火をつけた
二度と帰ってこぬように
必ず、復讐を遂げるために
澪「………次は後輩のくせにいきがった梓だ」ニヤリ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:41:48.39 ID:c0phy2Eu0
最初の面白かっただけにこれは残念すぎるw
おもしろくないとは言わないけど
同じスレでやったのは失敗だったんじゃないかな
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:44:14.08 ID:6T2hbmId0
なんか律氏ねとかいうコテと同じ匂いがする
前回みたいに糞ネタで終わらすなよ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:46:00.85 ID:2pAnpKtWO
翌朝
梓「行ってきまぁす!」
梓「………」テクテク
ヒュン
梓「え?ぐあっ」ドサッ
澪「………」ニタァ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:48:05.46 ID:Nj4jHWGS0
これはこれで好きだからめげないでがんばって下さい
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:48:07.20 ID:QtcGz9ZMO
凶器なんなの?
ハンマー?
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:52:06.92 ID:2pAnpKtWO
梓「………ぐっ、えっ?ここどこ!?」
澪「気がついたか、ここは今は使われてない工場だよ」
梓「澪先輩………、そうですか」
澪「なんだよ、お前まで、『澪先輩』って何なんだよ!」ヒュン
梓「ぎゃあぁ」
澪「分かってんだろ?自分の置かれてる立場」
梓「はい、覚悟はできてます、すみませんでした」
澪「なんなんだよ、なんなんだよお前も!!!なぁ!聞いてるんだよ!なんなんだよ!!!」
梓「いっ、ぐっ、ご、ごめんなさい」
澪「………あ?」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:57:00.99 ID:2pAnpKtWO
凶器は金属バットです
梓「私は、私が澪先輩の敵になれば、…先輩方は私の言うことを聞いて…、ちゃんと練習してくれたから」
梓「それにバンドとしての一体感も生まれたような気がしてました…ほんとは、澪先輩もいなきゃ意味ないってこと知ってたのに」
澪「………」
梓「だから、ほんとにすみま」
澪「………」ヒュン
ドカッドカッドカッ
澪「…うるさい」
梓「………………」
梓「」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 01:57:59.35 ID:Dziu1m1N0
また唯がクソビッチか
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:01:07.85 ID:2pAnpKtWO
澪「次は金の力だけで大口叩いてた…」
澪「琴吹紬だ」
澪「そろそろ学校が終わる頃か…」
澪「流石に二人じゃ練習はできないよな?」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:05:06.90 ID:2pAnpKtWO
紬「じゃあねぇ唯ちゃん」
唯「うん、ばいばいムギちゃん」
紬「………」テクテク
紬「きゃっ」ヒュン
紬「………」ドサッ
澪「今日で全てケリがつく…」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:11:08.48 ID:2pAnpKtWO
紬「………ここは…」
澪「今は使われてない工場だよ」
紬「梓ちゃんにりっちゃん!まさかあなたが…」
澪「その通りだよ」
紬「………あなたのそういう所が大嫌いなのよ」
澪「ほぉ、そりゃ結構」
紬「自分の嫌なことがあれば、すぐに他人を陥れて自分の有利な方に導く」
紬「見てるだけで吐き気がするのよ」
澪「すぐに見れなくしてやる、遺言は?」
紬「地獄に落ちろ、屑が」
澪「………」ヒュン
ドカッドカッ
紬「………………」
紬「」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:15:07.00 ID:2pAnpKtWO
澪「死ぬべき人間は後二人」
澪「そして、次に死ぬのは平沢唯だ」
ピンポーン
憂「はぁい」
ガチャ
憂「あ、澪さん、こんば」
澪「………」ヒュン
憂「ぐあっ」ドサッ
澪「邪魔なんだよ」
澪「確か唯の部屋は…ここか」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:20:19.20 ID:2pAnpKtWO
憂「お姉ちゃん、逃げてーっ!」
唯「ん?どうしたのぉういぃ?」
ガチャ
澪「よぉ」ニヤリ
唯「な、み、澪ちゃん!そ、そ、そ、そのバット何?野球でもしようって?」
澪「………」ヒュン
唯「痛いっ!痛いよ!ごめん!謝るから!今までの全部謝るから!!!」
唯「や、やめて?あ、そうだ!明日からムギちゃんいじめようよ!あいつ、うっとおしいよね!」
澪「………」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:23:50.29 ID:JrTUtMwmi
C
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:24:38.26 ID:2pAnpKtWO
澪「結局、『自分』を持っていなかったのはお前だけだったな」
唯「キャーーーー!!!」
グサッ
澪「………?」
憂「お姉ちゃんは殺させないよ」
澪「だから邪魔だって」ヒュン
憂「ぐああっ」
憂「………」ドサッ
唯「ど、どけ!」
澪「………ちっ、出血が多すぎて上手くうごけ…な………」ドサッ
支援はするが誰得だよ?
結末は期待してもいいのか?
なあ、書き手さんよ?
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:33:34.65 ID:08qEeA+WO
俺は凄い期待してる。ただ、遅いんだよなぁ……
頑張ってくれ
>>1
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:34:03.79 ID:2pAnpKtWO
澪「……うぅ…ん」
澪「ここは…病院か」
警察「君がついたかね」
澪「………」ギロリ
警察「殺人未遂か…」
澪「………」
警察「君の家を燃やしたのも君か?」
澪「はい」
警察「君は本来なら院に入ってもらうべきだ」
警察「だが、君の学校での事情、君の精神状態を含めた場合………」
警察「君には暫く精神病棟に入院してもらうだろう」
澪「………」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:37:24.06 ID:2pAnpKtWO
それから数ヵ月後、精神病棟
澪「………」
コンコンコンッ
唯「失礼します」
澪「…殺しにきたか?」
唯「ううん、私、この数ヵ月間、ずっと考えてたんだ」
澪「………?」
唯「澪ちゃんがあの時言ってた『結局私だけ自分を持っていなかった』って言葉」
澪「………あれか」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:41:08.33 ID:2pAnpKtWO
澪「ここじゃなんだ、屋上で話そう」
唯「うん」
………
屋上
澪「それで?」
唯「私、決めたんだ、今まで散々澪ちゃんに酷いことしてきたから、これからは一生、澪ちゃんのためだけに生きていくって」
澪「ふんっ、くだらない、何より信用できない」
唯「ホントだよ!信じて?」
澪「………」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:45:34.70 ID:2pAnpKtWO
澪「………分かったよ、信じる」
唯「あ、ありがとう」パアアア
澪「ただ、一生じゃたりない」
唯「?」
澪「死んだ後もついてきてくれるか?」
唯「…もちろんだよ、今から逝くの?」
澪「うん、なぁ死んだ後もバンド組まないか?」
唯「いいね、それ!皆はいるのかなぁ?」
澪「そりゃあいるんじゃないか?ただ、私と組んでくれるかなぁ」
唯「大丈夫だよ」
澪「じゃあ後はここを飛び降りるだけだな」
唯「うん」
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:46:20.49 ID:tOWKW3r7i
C
自殺を受け入れすぎだろ……唯……
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 02:51:34.46 ID:MuZ1jHvZ0
しえん
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:01:43.48 ID:2pAnpKtWO
さるうぜぇwwwwww
唯「じゃあそろそ」バキッ
澪「………」
唯「え?」ヒュー
澪「バカかお前、お前も私の手で殺さないと気が済まないんだよ」
唯「酷いよ、澪ちゃん」ヒュー
澪「お前ほどじゃないよ」
唯「………」
ぐちゃ
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:04:12.63 ID:2pAnpKtWO
あ、書けた
唯「」
澪「この光景が見たかったんだよ」
澪「死ぬべき人間は後一人」ダッ
澪「次は………秋山澪だ」ヒュー
ぐちゃ
けいおんのなく頃に 皆殺し編〜完〜
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:09:05.29 ID:NVwjazk+O
……………。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:10:24.84 ID:0bPQna6aO
あばばばばば
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:12:56.83 ID:08qEeA+WO
え?終わり?
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:14:01.25 ID:2pAnpKtWO
………
唯「やっぱりムギちゃんの入れるお茶は美味しいね」
紬「あらあら、嬉しいわ」
梓「もぉ!練習しましょうよ!」
唯「待ってよぉあずにゃ〜ん」
律「ん?おい遅いぞ澪!」
唯「えぇ、早かったよぉ?」
梓「いいえ、遅かったです!」
紬「遅かったわねぇ」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:15:34.18 ID:2pAnpKtWO
澪「みんな、私を許してくくれるのか?」
梓「まぁ、悪いのは私たちですし」
唯「許すもなにも…ねぇ?」
紬「澪ちゃんは何も悪くないもの」
律「何やってんだよ澪!早く来いよ!」
澪「………」
澪「…うん!」ニッコリ
〜fin〜
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:18:26.59 ID:tVQShCf5O
俺「二度と戻らない〜くすぐられて気絶した日♪」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:18:39.55 ID:2pAnpKtWO
という訳で終わりですが
また質問あればどうぞ〜
付け焼き刃的なラストっすね
ともあれ乙かれっした
>澪「みんな、私を許して(首を)くくれるのか?」
と
>>197で解してよろしいのでしょうか?
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:24:37.69 ID:2pAnpKtWO
>>200 まぁそんな感じになっちまいましたね
>>201 完全に間違えましたね
澪「みんな、私を許してくれるのか?」
ですね、すみませんでした
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:24:53.60 ID:08qEeA+WO
澪達は天国にいったの?それとも地獄に行ったの?
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:26:41.12 ID:2pAnpKtWO
>>203 まぁ強いて言うなら煉獄ですね
ってかどっちでもいいです
想像に任せます
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:28:58.92 ID:/l6PPl+1O
ムギだけ反省してなかったけど、なんで許したの〜?
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:31:42.34 ID:7ew00zCd0
乙!
律が変わったのは俺はてっきりムギ→律で
ムギ「澪ちゃんの家族に手出して欲しくなかったら言うこと聞けついでに私のものになれ」
な感じと思ってたでござる
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/28(月) 03:33:01.18 ID:2pAnpKtWO
>>205 死んだらどうでもよくなった
ってやつです
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>206 そう思わそうと書いたので良かったです
ありがとう