唯「あずさー！」

唯「あーずーさー」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

梓(呼び捨て……)

唯「梓……アイス」

梓「さっき食べたじゃないですか」

唯「さっきから手足が震えて……」

梓「禁断症状ですか？」

梓が憂ボジションなのか

フグオ……

唯「幻覚も見えるんだ……」

梓「そうですか……」

ｽｯ

梓「これ、指何本ですか？」

唯「5本！」

梓「はい、大丈夫ですね」

待てゴキブリに指はないだろ
唯(;_;)

唯「……」

梓「アイスはお預けです」

唯「……」ｼﾞﾄｰｯ

梓「……そんな目で見てもだめです」

唯「あーずぅーさー」ﾄﾞｽｯ

梓「ちょっと、重たいです！」

唯「えへへ……アイスくれるまでどかないよ」ｽﾞﾝｽﾞﾝ

梓「お、おもいっ……！」

唯「ほらほら……」

ｽﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ

梓「ごっ、ごぅぅ……」

唯「早くぅー、死んじゃうよ」

梓「おっ……おっ…」

唯「えっ？」

梓「わ、かり…ました……」

唯「よしよし」

梓「げほっ、ごほっ……」

唯「アイスちょうだい♪」

斬新な発想期待age

梓「そ……そこのテーブルの上です」

唯「ほいほいっと」

ｶﾞｻｺﾞｿ

唯「と、溶けてる……」

梓(あっ、冷凍庫の中に入れるの忘れてた……！)

唯「あずさー！」ﾄﾞｽﾄﾞｽ

梓「ひぃっ！」

唯「歯ぁくいしばるんだよー！」ﾄﾞｽﾄﾞｽ

梓「あぁ！」

ｶﾞｯ

ﾄﾞﾃｰﾝ！

唯「うごっ」

梓「だい、大丈夫ですか！？」

唯「いったーい！」

唯「いてて……」

唯「あうぅ……」

梓「血が出てますね……」

梓「消毒液と絆創膏持ってきます」

唯「うん……」

画が想像出来ないんだが…？

ﾀｯﾀｯﾀｯ

梓「持ってきました」

唯「いちー……」

梓「沁みると思いますけど、我慢してくださいね」

唯「うん…たん」

ｼﾞｭｳｳｳｳｳ

唯「ひじょっ！」

梓「じっとして」

唯「痛さより……」

唯「心に……」

梓「えっ、なんですか？」

唯「あずにゃんの優しさが心に沁みたよ……」

梓「唯先輩……」

ｷﾞｭｯ

梓「大好きです！」



　　　　　　　　　　おしまい

え？

おやすみ

うん

―部室―

律「あははっ、本当かよ、それ」

梓「へー、意外ですねー」

紬「ふふっ、おもしろういわね」

唯「でしょ、でしょ？」

ｶﾞﾁｬ

澪「おぉ、なんか盛り上がってるな」

冷やし中華ノリ？

澪「なんの話だー？」

唯「あっ……」

律「さて……」

梓「れ、練習しましょう」

紬「そうね」

澪「？」

紬「新しいお茶持ってくるわね」ｻｰｯ

澪「ねぇ、律……」

律「ゆいー！」

唯「な、なに？」

律「いや、何ってことはないんだけどさ……」

澪「何なんだよ〜、気になるじゃん」

澪「教えてくれよー、オネガーイ」

律「ホラー」

澪「んー？」

律「ホラー映画の話で盛り上がってたんだ」

澪「！？」

唯「みてみて、DVD」

澪「うん！」ﾊﾞﾀｯ

澪「……」

唯「ほぇー、気絶しちゃった……」


　　　　　おしまい

唯「あーずーさー」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

カツオ「あーずーさー」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

フネ「あんまり騒ぐんじゃないよ」

>>26
やｗｗｗやめてくれｗｗｗは、腹いてぇｗｗｗ