さわ子「折角の冬休み、あんた達どうすんの?」
唯「何も考えてないよ〜」
律「左に同じく」
澪「その時になってみないと……」
梓「こたつ」
紬「あらあらうふふ」
さわ子「やっぱり暇なのねみんな」
律「確かにその通りだが何が言いたい?」
さわ子「いやぁねー、ムギちゃんがみんなを誘って
スキー行きたいって言うから、どっかな〜って」
澪「おおっ!スキーか!
(律に告白する絶好のシチュエーションじゃないか!)」
唯「わっ澪ちゃんすんごい反応」
律「澪はスキーめちゃくちゃ上手いからなぁ」
唯「へぇ〜!そうなんだ!澪ちゃん飛んだり出来る!?」
澪「い、いや普通!普通だから!好きなだけ!」
紬「じゃあみんないいのね?」
梓「こたつがいいです」
紬「こたつも手配するわよ梓ちゃん」
梓「みかんも欲しいです」
紬「用意するわ」
梓「後、ムギ先輩が編物をして笑っていて欲しいです」
紬「検討するわ」
律「どんだけぐうたらしたいんだよ」
梓「冬弱いだけです」
唯「私も寒さだけは苦手で」
律「唯は夏の暑さにも弱いだろ」
さわ子「じゃあ決まりでいいわね?」
唯「あう〜……でも私スキーなんて出来ないよぅ」
澪「大丈夫だ!初めはみんな初心者だよ!」
唯「そ、そっかな!」
律「そうさ澪先生に教えてもらえ?」
澪「かっからかうなっ……教えるけどさ」
唯「うん!」
梓「私はソリ派なんで」
紬「あらかわいい」
さわ子「そうだわ和ちゃんと憂ちゃんもどうかしらね?」
唯「憂と和ちゃんもいいの!?」
さわ子「聞いてみてくれる唯ちゃん?」
唯「うん!多分大丈夫だよ!」
澪「みんな一緒か!楽しみだな律!」
律「あぁ!合宿じゃなくて純粋に遊び行けるのがいい!」
梓「合宿でも純粋に遊んでた気がしますが」
紬「うふふ梓ちゃんもね!」
……
さわ子「これで本当に良かったのムギちゃん?」
紬「ハイ!みんなと一緒がいいんです」
さわ子「私は二人きりの方が良かったな」
紬「もう先生ったら独占欲が強いんだから」
さわ子「当たり前よ。これでも一途なのよ私は」
紬「心配しなくても浮気なんてしませんよ。先生みたいに」
さわ子「いじわるな口ね」チュプッ
紬「んっ……さわちゃん……」チュパッジュプッ
さわ子「ムギちゃんの唇甘い……お菓子の味かな」ペロッ
紬「恥ずかしい……」
さわ子「大丈夫よ。誰も見てない」
紬「さわちゃんに見つめられるのがです」スッ
さわ子「えっ?あっちょっとメガネ!」
紬「うふふ……やっぱり私この方が好き」
さわ子「ええ〜、見えなくて困るんだけどな」
紬「今度は私からするね」
さわ子「優しくね。私だってそんなに慣れてる方じゃないんだから」
紬「ふふっ分かってます」ムニムニ
さわ子「やっ……そんなにおっぱいばっかり……甘えん坊さんね」
紬「さわちゃんの胸大きくて羨ましいな」
さわ子「ムギちゃんならすぐにこれ位にはなるわよ」
紬「うふふふ、キスマークつけちゃっていいですか?」
さわ子「好きにして。私はムギちゃんのものなんだから」
紬「嬉しい……私もさわちゃんのものだよ」チュウウッ
さわ子「はぁうっ……」ピクンッ
支援
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 15:04:44.58 ID:oMbD0sdV0
支援
……マック
澪「ちょっと気になっていたんだが、何で最近ムギだけ別行動なんだ?」
律「あれっ?澪知らないのか?ムギはさわちゃんと付き合ってんだよ」
澪「ええ!?」
唯「ウソッ!?」
梓「へぇ〜へぇ〜ほぉ〜」
律「何だよ知ってるの私だけかよ。鈍いなみんな」
梓「ポテトMにすれば良かった」
律「まあ確かに女同士で付き合うってのは変かも知れないけどな」
澪「そ、そんな事ないと思うけど」
唯「あう〜……私もさわちゃん好きだったのに……」グスッ
澪「ホントか!?」
律「それは初耳だぞ!?」
梓「唯先輩は年下好みじゃなかったんですか!?」
律「いやそういう問題じゃねぇだろ」
唯「失恋しちゃったぁ……」グスグス
梓「元気出してください唯先輩」
唯「あずにゃあん!」ガバッ
梓「きゃっ」
律「ムギは何となくあっち側だと思ってたけどまさか唯までとは……」
澪「女子高には良くある事だよ律?」
律「見くびるなよ澪。私だって理解がないわけじゃないし、
生暖かい目で見守って行こうと思う」
澪「そ、そう……」
和「話は聞かせてもらったわ!」
唯「あっ和ちゃん〜!」ヒシッ
和「唯〜!」ヒシッ
梓「何でメガネがここに」
澪「私が呼んだんだ。スキー旅行の事もあるし」
梓(うぐぐ……私のポジションが)
和「実は最初にさわ子先生と付き合っていたのは私だったのよ!」
唯「ええ〜!」
律「和!お前もか!」
澪「むしろ律の方がおかしいんじゃない?フフ……」ボソッ
和「でもまああの二人お似合いだったからね。私が身を引いたの」ホロッ
唯「和ちゃん……」
澪「大人だな和」
律「良く分からんがその方が良かったろ」
梓(そんな事言って本当は唯先輩を狙ってるんじゃ)ギリギリ
……
澪「なあ律……ようやく二人きりだな」
律「どした澪?気持ち悪いぞ」
澪「き、気持ち悪いってなんだよ!」
律「いや急に改まって言われてもって感じで」
澪「そっそうかも知れないけど、言い方ってもんがあるだろ!」
律「人に言えない悩みでもあるのか?聞いてやるぜ」
澪「いいよ!律はすぐちゃかすし!」
律「ははっ!澪ってかわいいから、
ついからかいたくなるんだよな〜!」
澪「かわっ、かわいい私が?」
律「だってファンクラブまであんじゃん!
よっ!学校のアイドル!」
澪「はぁ……」
律「へへ〜、アイドルの髪触っちゃうよ!」
澪「おい遊ぶなって」
律「ほぉ〜、すげえサラサラだぁ!まるでそうめんだね!」
澪「……私が揖保の糸なら律は何だ?めんつゆか?」
律「はは!それいいな!私らはそういう感じだよなぁ!」
澪「う、うん……ふふっ!」
律「唯はあげ、ムギは沢庵、梓はネギ、さわちゃんは……」
澪「薬味だな。一味は欠かせないぞ」
律「私は七味の方がいいけどな〜」
澪「七味は騒がしい感じがするんだよ」
律「まあ放課後ティータイムは誰一人欠けちゃダメだってこったな」
澪「ていうかお腹すいた」
律「何だ人がいい話っぽくまとめようとしたのに」
澪「律がそうめんとか言い出すから食べたくなっちゃったし」
律「ははっ私も」
……
幼律『みおちゃん!しょうらいなにになりたい?』
幼澪『みおはね〜、しょうらい王子さまのおよめさんになるんだ!』
幼律『あははは!王子さまなんているわけないよ〜!ガッキだねぇ!』
幼澪『む〜!いるもん!』
幼律『いないって!それより夢はでっかくトラクターだよ!』
幼澪『……目の前にいるもん』ボソッ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 15:19:12.12 ID:JB7/qKqjO
しえ
幼律『はぁ?なに〜?聞こえないよう、みおちゃん?』
幼澪『うっうるさいっ……バカ』
幼律『またはずかしがっちゃってぇ〜……へっへっ、そんな子にはぁ』
幼澪『なっなに?りっちゃん……りっちゃん!?』
律『うへへへへ!よいではないか!よいではないか!』
幼澪『きゃあああぁーーー!!』
……
澪「はっ夢か……いい所だったのに……」
……スキー当日
さわ子「あー、着いた着いた〜」
律「流石ムギ!人が少なくて穴場って感じのいいゲレンデだな」
澪「雪質もいいぞ!サラッサラのパウダースノーだ!」
紬「喜んでもらえて何よりだわ」
唯「パウダースノーって?」
澪「滑ると気持ちいい雪なんだ!きっと唯も気に入るよ!」
唯「でも雪見てると雪だるま作りたくなるよね」
梓「雪合戦も捨てがたいですよ」
澪「いやっ滑ろうよ!?」
和「唯と憂ちゃんは初心者だって分かってるけど、
梓ちゃんもそうなの?」
梓「私はソリ派ですから」
憂「でも梓ちゃんソリやれる所は子供ばっかりだよ?」
梓「ソリマスターだし」
律「極めてんのかよ」
梓「唯先輩もやりますよね?」
唯「えっ?私は澪ちゃんに教えてもらうって約束したからやらないよ」
梓「なっ!?」
澪「ああ、教えるぞ唯!」
さわ子「観念した方がいいわね梓ちゃん。一人でソリはかなり惨めよ」
律「あはは〜!何なら私が付き合ってやってもいいぞ梓!
マスターのお手並み拝見したいからな!」
梓「うぐぐ結構です……」
唯「一緒にがんばろっ!あずにゃん!」
梓「仕方ありませんやってやるです」
唯「わ〜い!えへへー!」ガバッ
梓「苦しい(だけど気持ちいい)」
憂「お、お姉ちゃん私も頑張るよ!」
紬「うふふふ」●REC
澪「唯そろそろやるぞ〜」
唯「えへへ〜、よろしくね澪ちゃん!」
律「じゃあ梓には私がマンツーマンで教えてやるよ」
梓「えっ律先輩がですか?」
律「何だ?不服かぁ?」
梓「いえ我慢しますから」
律「引っかかる言い方だな……まぁいいや」
梓「これでも我慢強い子ですから」
律「そんなにイヤなのかよ!」
和「憂ちゃんには私がコーチするわ」
憂「よろしくお願いします」
紬「じゃあ私はその様子をビデオに収めるわね」
さわ子「じゃあ私は一人で滑ってくるわ」
紬「あっ!さわちゃん待って……斎藤ッ!」
斎藤「はっお呼びで」
紬「悪いけどみんなの様子を私の代わりに撮影しておいて!」
斎藤「御意にございます」
さわ子「いや〜、ホントまめねぇムギちゃんは」
律「まずは片足スキーやってみよ〜か?」
梓「こうですか?」
律「そうそう。感覚つかめるまではそれな」
梓「はぁなるほど、これなら下手に転びませんね」
律「ああ。じゃあ私ちょっと滑ってくるから」
梓「ええ〜……」
律「頑張れよソリマスター!」
梓「やかましいです!」
澪「次は転ぶ練習だ」
唯「ほぇ?転ぶだけなの?」
澪「スキーは危険なスポーツなんだ。転ぶ練習は基本だぞ」
唯「そっか!やってみるね!」バタッ
澪「あっそうじゃなくて手を使わずに横向きに」
唯「つめたっ!」ゴロゴロ
澪「いや転がるんじゃなくて……」
唯「これシロップかけたら食べ放題だよね!」
澪「お腹こわしちゃうよ……」
和「歩く事には大分慣れてきたようね」
憂「はい何とか」
和「いやあ、すごい飲み込み早いわよ憂ちゃん。
じゃあ止まり方だけどこんな感じで」
憂「こんな感じですか?」
和「そうそう……それで曲がり方はこうね」
憂「こうですか?」
和「ああなるほどそんな感じ」
憂「なるほど?」
澪「あっ憂ちゃんもう軽く滑ってるのか!?」
唯「はうぅ……私なんてまだちゃんと歩くのもダメなのに」
澪「いっいや唯は普通だ!憂ちゃんが異常なんだ!」
唯「そうだよね憂はガチャピンだもんね!」
澪「そうだ憂ちゃんはガチャピンだから仕方ない!」
梓「私はいつまで片足スキーやってればいいんでしょうか……」
律「よ〜、お二人さん」ズシャー
紬「あれ?りっちゃん?」
さわ子「上手いわね。流石に運動神経がいい」
律「いやスキーに関しちゃ澪の方が断然上手いんだけどな」
紬「そうなんだ」
律「うん私も教わった位だし」
さわ子「おっぱい大きいからね」
律「おっぱいは関係ないだろ」
紬「さわちゃんも大きいもんね」
律「そりゃ良かったな」
唯「あう〜……澪ちゃんも滑ってきなよ。私なら一人で練習してるし」
澪「気なんてつかうな。ちょっとずつ上手くなってるって唯」
唯「ほ、ほんと〜?」
澪「ウソなんて言わないよ。緩い所でちょっと滑ってみるか?」
唯「うん滑る!」
澪「緩くても結構スピードは出るからな。やばいと思ったらすぐ止まるんだぞ」
唯「ひゃいっ!」ドキドキ
梓「あっ楽しくなってきたかも……ふふっ」ズリズリ
唯「わわ、わわわ……」ヨロヨロ
澪「やった!滑ってる!滑ってるよ唯!」
唯「あうっ」ドスン
澪「あっ大丈夫か唯?」
唯「みっ澪ちゃん見たぁ!?澪ちゃんのおかげだよ!」
澪「うんすごい!唯すごいよ!」
憂「お姉ちゃん!」ズシャー
唯「わっ!うい〜?」
憂「大丈夫お姉ちゃん大丈夫!?」
唯「大丈夫だよ〜」
澪「尻餅ついただけだって」
憂「良かった……スキーは危ないから心配で」
和「憂ちゃん待って早いわ」
憂「ごめんなさい和さん……お姉ちゃんがフラフラしてるのが見えたんで」
唯「もう〜憂は心配しすぎだよぉ〜」
澪(既に和より上手そうだな……)
唯「私だってちゃんと滑れるようになったんだから!」
憂「ええっすごい!やっぱりお姉ちゃんすごいよ!」
唯「えへん!と言いたい所だけど澪ちゃんのおかげ〜!」ガバッ
澪「わっ!ちょちょっと唯!?」
唯「大好き!」チュッ
澪「うっわわわわわっ!ゆっ唯いいっ!」カァー
和「うは大胆ね唯ったら」
憂「……」
復活したか
澪「何て事を何て事を!わ、私のファーストキスを!」
唯「えっごめん私じゃイヤだった?」
澪「イヤって言うか……なっ何でだよもう〜!」
憂(落ち着け……お姉ちゃんを数えて落ち着くんだ……)
唯「良かった!じゃあ別にいいんだね!」
澪「良くなんかないもん!」
和「ちょっと唯が羨ましいかな」
憂(1……1……1……1……1……)
梓「フフ……あはは……片足スキーたのし〜い……」ズーリズーリ
……ペンション
律「いやぁわりぃわりぃー。
あまりにも楽しくて梓の事すっかり忘れちまってた」
梓「いいです。私は片足スキーマスターになりますから」
律「だから悪かったって〜」
唯「おこたぬくぬく〜♪」
憂「お姉ちゃんみかん剥いてあげたよほら」
唯「うわ〜いみかんだ!」
澪(ケロっとして……唯のやつさっきはどういうつもりで……)
律「何だ?澪まで元気ねぇな!」ポン
澪「あひゃぁっ!」
律「な〜に変な声出しやがんだ、びっくりした」
澪「り、律が不意打ちするからだろっ!」
律「この程度で不意打ちたぁ……
これが戦国時代なら命がいくつあっても足らねぇぜ」
澪「お前みたいなやつこそ即刻打ち首にされてるわ!」
さわ子「うっふっふっ……りっちゃんも隙ありよん」ガシッ
律「ぐわっ変態教師!?ム、ムギはどうした!」
さわ子「何か編集作業で忙しいみたい」
紬「ああ斎藤……ここは舐める様に!舐める様に撮らなきゃダメでしょ!」
和「ん〜、唯と澪のキスのトコは無いのかな?」
紬「ぬあんですってぇ〜!?」
唯「みかんうまい!」
梓「唯先輩、私もみかん剥きましたよ」
憂「ちょっと梓ちゃん、勝手にお姉ちゃんにみかんを与えないで!」
梓「白い繊維まで取ったのよ!邪魔しないで!」
憂「じゃあ私は薄皮まで剥くんだから!」
唯「あっもう自分で剥くからいいよ〜」
梓「えっ……それじゃあこれ憂にあげる」
憂「そう?ありがとう梓ちゃん」モグモグ
梓「良く剥けてるでしょ私の」
憂「うんいやらしいよ」モグモグ
さわ子「しっかしホントに胸ないわねぇ。男の子みたい」サワサワ
律「こらっさわちゃんやめろ!マジでやめて!」バタバタ
澪「せ、先生!律が嫌がってるだろ!」
さわ子「何よう冗談よ。ちゃんとあるわおっぱいも」プニプニ
律「そういう意味じゃねえ!」
澪「おいムギ止めてくれ!お前ら付き合ってるんだろ!?」
紬「……」●REC
澪律「「何してんだぁーーー!!」」
紬「ごめんなさい身体が勝手に」
和「許してあげて。彼女は今、百合に飢えているの」
さわ子「じゃあリクエストにお応えしないとね」
律「いーやーだーっ!」バシバシ
澪「やめろっ!律をやるなら私をやれよ!!」
律「み、澪……」
紬「まあ」キラキラ
さわ子「ほう……その心意気やよし!」ギラッ
澪「ひっ!(やっぱり怖い!)」
唯「ちょっと待ったぁーーー!!」
支援
唯「澪ちゃんとは、この私がイチャイチャする!」
澪「何言ってんだ唯!?」
さわ子「じゃあ私は誰とイチャイチャすればいいのよ!?」
憂「澪さん!お姉ちゃんから離れてください!」
梓「憂こそ唯先輩から離れなさいよ」
さわ子「しょうがない、やっぱり私はりっちゃんと」
律「落ち着け!い、異常だこんなの!」
和「そろそろ誰か構ってよ」
紬「すごい……かつてない百合連鎖だわ!」
唯「えへへー!澪ちゃんのおっぱいすりすり〜!」
憂「私もお姉ちゃんにすりすり〜」
梓「離れろ離れろ……」ゲシゲシ
澪「ちょやめろ唯!てか梓痛い!痛いって!」
律「おい和!助けろっ!」
和「出番ね!?分かったわ律!」
さわ子「よかろう……二人まとめて相手にしてやる!」
紬「ばっよえ〜ん!」●REC
……
律「ふぅ……何とか抜け出せたな」
澪「ご飯が出来たら流石にみんな大人しくなって良かったよ」
律「呼びに来た従業員さん固まってたけどな」
澪「まあちょっと気まずかったよね」
律「全くあいつらは……まともなのは澪だけか」
澪「そ、そういう言い方はないだろ……」
律「私だってみんなの事好きだけどさ、ああいうのはちょっと引くよ」
澪「そう……かもね」
律「でもさっきは助かったぜ澪」
澪「いや助けになってなかったけどな」
律「ははっ、気持ち的に嬉しかったんだ。
引っ込み思案な澪が庇ってくれてさ」
澪「あっ当たり前だろ……長い付き合いじゃないか」
律「ありがとう澪」
澪「うん……」
律「んじゃそろそろ戻るかぁ〜!」
澪「ああ」
……翌日
唯「澪ちゃ〜ん!今日も教えてくれる?」
澪「ああいいぞ」
唯「わ〜いわ〜い!お師匠様お願いします!」
澪「お師匠様って……」カー
梓「澪先輩……ついでに私もご指導願いたいのですが」
澪「うん?別にいいけど律はどうしたの?」
梓「もうあの人にはついていけません」
澪「そ、そ〜か……」
律「うへぇ憂ちゃん上手くなったもんだね」
憂「いえまだまだおっかなびっくりやってますよ」
和「それでいいのよ。怪我でもしたらつまらないわ」
憂「ええ、下手でも楽しいですよねスキーって」
律「何か嫌味にしか聞こえん」
和「唯達はどうなのかしらね?」
律「澪も面倒見がいいよな。遊ばずに二日続けてコーチとは」
和「梓ちゃんは律が放棄したんじゃなかった?」
律「まあそうなんだけどさ」
さわ子「ムギちゃんまたビデオ撮影?」
紬「斎藤には任せられないの」
さわ子「ふ〜ん……んじゃ滑ってくるわ」
紬「先生の勇姿も撮らせていただきますよ〜」
さわ子「コケてくださいってフリ?」
紬「そ、そんなサービスは求めてませんから!」
さわ子「大丈夫よ。これでもスタントマンに憧れた事もあるんだから」
紬「ダメですって!」
時たまageないと落ちちゃうからな…
やんなっちゃう…
ふーこれで新しいの書ける
なんか保守時間が短くなってるからちょっと怖い
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 15:54:15.56 ID:UcyZP5nxO
お、今から書くのか支援
澪「おっ何だ梓、結構スムーズに歩けるじゃないか」
梓「片足スキーマスターですから」
澪「流石に器用だな梓は。これならすぐに滑れるよ」
梓「へへっ……小回りだけは利くんです」
澪「でも転ぶ練習はしておこうな……
こう手を使わずにゆっくり膝を曲げて横向きに倒れてみて」
梓「こうですか?」ドサッ
澪「そうそう。起き上がる時もゆっくりこうするんだ」
唯「あわわわ……バ、バランスが……澪ちゃ〜ん!」スルスルスルー
澪「あっちょっと唯んとこ行ってくるね!」
梓「はい(澪先輩もやっぱりいいかも)」
澪「もっとこうしてみたらいいぞ唯」
唯「う、うん……(あっ澪ちゃんとこんなに密着してる)」ドキドキ
澪「よしやってみて」
唯「はうぅ〜!」ペタン
澪「大丈夫か唯?人の話ちゃんと聞いてたか?」
唯「ご、ごめんなさいボーっとしてました」
澪「しょうがないな〜ふふっ」
唯「てへへ……木陰に変な人影が見えた気がして」
澪「えっえっ!?どど、どこ!どこに!?」ガクブル
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 16:05:14.71 ID:oMbD0sdV0
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
……
唯「わ〜い澪ちゃ〜ん!」スー
梓「コツさえつかめばちょろいものですね」スー
澪「二人とも上達したな〜。でも油断しちゃダメだぞ」
唯「うん!澪ちゃんも滑ろうよ〜!」
梓「澪先輩じゃこのコースは物足りないかも知れませんが」
澪「いいよ滑ろう滑ろう」
憂「お姉ちゃ〜んもうお昼だよ〜」
唯「あっうい〜」
澪「そっかもうそんな時間か」
梓「唯先輩!私の隣なら空いてますからね!」
……昼食
律「ひょお〜、相変わらず美味そうな飯だぜ!」
和「よだれが出てるわよ律」
紬「……」
律「何だムギ?飯だってのに元気ないな〜」
さわ子「私がわざとコケたから拗ねちゃってんのよ」
律「はぁ?頭大丈夫なの、さわちゃん?」
和「そういえばメガネ少し曲がってますね」
さわ子「ちょっと擦り傷しただけよ。こんなの怪我の内に入らないわ」
紬「ふざけないで!」
紬「わっ私がどれだけ……」ポロポロ
さわ子「ごめんごめんもうやらないって言ったでしょ?ねっ?」
紬「今度やったら私が死んでやる!」
さわ子「あはは……」
律「あははじゃねぇよ。ムギが可哀想だ」
和「悪ふざけにしてもちょっと行過ぎてます」
さわ子「はっ反省してるってば!」
紬「さっ……さわちゃんは私!私はさわちゃんなの!」
さわ子「へ?」
紬「だから勝手に危ない事とかしたらダメなんだから!」
さわ子「分かったわ!分かったから!」
紬「うえええぇぇ〜〜〜!」ガバッ
さわ子「……ごめんなさいねムギちゃん」ナデナデ
紬「さわちゃぁん……」チュッ
さわ子「ムギちゃん……」チュッチュウッ
律「おい何してんだこら」
和「人目をはばかってよ頼むから……」
唯「あっもう食事出来てる〜」
憂「遅れてすみませんみなさん」
梓「もうお腹ペコペコちゃん」
澪「すまない待ったか律」
律「いやある意味お腹いっぱいにされたから別に……」
和「そうね……」
澪「どうしたんだ一体?」
支援!
さわ子「早く席着いちゃいなさい。ご飯冷めちゃうわよ」
紬「私達は冷めないけど……うふふ」
さわ子「ムギちゃんたら……」
澪「……なるほど」
唯「ここにしよっと」
梓(あっ既に唯先輩の横に憂がいる!)
憂(ふっふっふっ……)
梓(しかしまだ片方残っている!そこは譲れない!)
唯「澪ちゃ〜ん!ここ座ってよ!」
澪「ああ、ありがとう」
梓「えっ」
唯「わ〜い澪ちゃんが隣だ〜、えへへ〜」
梓「……」
澪「どうした梓?私の横に来るか?」
梓「ゆ、唯先輩は私の事が好きなんじゃないんですかっ!?」
澪「なっ!(梓が唯に告白!?)」
唯「好きだよ〜」
梓「それじゃ何で……」
唯「だって一番好きなのは澪ちゃんだから」
梓「!!」
澪「な、何言ってんだ唯!?」
唯「私本気だよ澪ちゃん!」ガシッ
澪「待ってくれ唯!急にそんな事言われたって……」
憂「お姉ちゃんが澪さんと……お姉ちゃんが澪さんと……」ブツブツ
梓「……」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 16:56:49.39 ID:Wu4GBg9KO
ほほう…これは面白い
支援
梓(変だな……不思議と悲しくはない)
唯「澪ちゃん!私と付き合ってください!」
梓(そもそも何で私、唯先輩が好きだったんだっけ?)
澪「こ、困るってそんな!」
梓(いつも抱きつかれて勝手に自分が好かれていると思い込んで)
憂「そうよお姉ちゃん!困ってるよ澪さん!」
梓(勘違いしてのぼせ上がってただけなんじゃないの?)
唯「今すぐじゃなくてもいいから考えておいてよ」
梓(元々私が好きだったのは)
律「澪はそんなんじゃないんだって唯〜」
梓(……)
俺だな
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:00:37.29 ID:iPvQgRRdO
憂か
澪『梓、軽音部には慣れそう?』
梓『むしろ慣れたくありません。お茶菓子食べてコスプレして……
こんな事する為に軽音部入ったんじゃないですから』
澪『ごめんな。ダラダラしすぎだとは私も思ってる』
梓『澪先輩のせいじゃないですよ。部長がああなのがいけないんです』
澪『いやあれで結構行動力があってな、頼もしい所もあるんだぞ』
梓『そうとは思えませんが……澪先輩が部長やった方がいいと思います』
澪『まあそう言うな。その内分かるよ梓にも律の良さが』
澪先輩は綺麗でしっかりしてて大人で……律先輩の事が好きな人。
初めから勝負はついてると思って諦めていた。
でも本当はずっと憧れていた……いや好きだったんだ。
……
梓「律先輩ちょっといいですか?」
律「んあ〜?何だ梓?」
梓「聞きたい事があるんです」
律「なんだ〜?クソ真面目な顔しちゃって……」
梓「クソ真面目な話だからです」
律「それは面倒だな」
梓「細かい事を気にするなんて律先輩らしくありませんよ」
律「ひどい……私だって繊細な乙女なのよ?」
梓「0.5秒でバレるウソはいいですから」
律「なかなか言うじゃないか梓……いや梓君」
梓「言い直す意味が分かりませんが」
律「で?用件はなんだね?」
梓「そ、それは……」
律「なんだね?早くしたまえ。こっちも予定が詰まっているのでね」
梓「律先輩は澪先輩の事が好きなんでしょ?」
律「はぁ?」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:16:51.03 ID:oMbD0sdV0
色々ややこしいな
梓「友達としてじゃありません。もちろん恋愛感情で」
律「アホか」
梓「……」
律「私はお前らとは違う。大体な、澪だってそうだ」
梓「そうでしょうか?」
律「そうだよ……っていうかそれが普通だかんね?」
梓「普通……ですか」
律「梓の気持ちも分かるが、自分の感覚を人に押し付けちゃいけないよ」
梓「ハハッ……」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:22:48.08 ID:UcyZP5nxO
鉄壁過ぎるなこれ
律「梓?」
梓「まさかこんな人に遠慮してたなんて」
律「何言ってんのお前?」
梓「もういいです律先輩分かりましたから」
律「分かったって何が?」
梓「ふふっ……律先輩、一つ忠告しておきますよ。
壊れるのを怖がっていたら何も手に入らない」
律「何のこった……」
梓「失った時に分かりますよ……では」
律「ヒントくれよヒント」
腹減っちゃったから休憩するわ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:32:09.34 ID:ey+UL5hOO
猿支援
あまり知られてないことだけど澪のファンクラブの会員って、あの、やたらと期限に厳しい生徒会長なんだよな
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:35:34.43 ID:UcyZP5nxO
サンキュー生徒会長
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:35:54.90 ID:F1EfqxM4O
期限を守るのは当たり前
律がだらしないだけ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:41:06.55 ID:b9I5G8bb0
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 17:58:40.80 ID:oMbD0sdV0
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 18:08:11.01 ID:UcyZP5nxO
も
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 18:26:13.27 ID:ngrxmPHjO
せ
っ
き
じ
よいのよいの
……
律「……てな事を梓に言われたんだけど」
和「それって梓ちゃんが律に宣戦布告したって事じゃない?」
律「えっ?まさか梓まで澪が好きってか?」
和「多分ね……まあ同性でもかなり魅力的だからね澪は」
律「マジかよ……あっまさか和まで澪好きって言うんじゃないだろうな?」
和「まさか。好きだけど恋愛感情まではないわよ」
律「だ、だよなぁ〜!はっははは!」
和「どっちかって言うと律の方が好みだし」
律「は?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 18:56:36.88 ID:UcyZP5nxO
かかってこいよ
和「ねぇ律……私と付き合ってみない?」
律「待て早まるな!いい友達でいよう!なっ!?」
和「そんなんじゃこの火照った身体は満足しないの」
律「こっこれ以上近づくな和っ!バリアーバリアー!」
和「そんなデコの反射では私を抑える事は出来ない」
律「やかましい!」ベシッ
和「あっ夫婦漫才っぽい」
律「だからなんだ」
和「相性いいわ私達」
律「強引なやつだな!」
和「冬だと言うのに私の体温はグングン上昇してるわ」
律「キャラ変わってるぞ。真面目なやつだと思っていたのに」
和「バカね。真面目なタイプ程、実はむっつりだって知らないの?」
律「とにかく遠慮する!じゃあな和!」
和「待ちなさい!逮捕する!」
律「冗談じゃねぇや!あばよとっつあん!」
紬「うふふふ……何かとんでもない事になってるじゃない」●REC
さわ子「どうしてこうなっちゃったのかしらね」
唯「澪ちゃ〜んほら見て!雪だるま作ったんだ!」
澪「すごいモアイっぽいな……」
梓「澪先輩冷えたんじゃないですか?温かい缶コーヒーいかがです?」
澪「ありがとう梓」
唯「あずにゃん私のは?」
梓「ある訳無いじゃないですか」
唯「ぶぅ〜……あっそうだ澪ちゃんの私にも分けて〜♪」
澪「ん?いいぞ」
憂「ダメ!ゼッタイ!」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 19:29:19.83 ID:NIeDK6c8O
澪は本来こうあるべきなのに………サンジュとか言ってる奴死ねよ…
唯「な、なんでだよぅ憂〜」
憂「人のものをねだるなんていやらしいでしょ!」
唯「だって澪ちゃんとその……」モジモジ
梓「そもそも私が買ってきたんですから分け合うなら私とですよ」
澪「お金なら払うよ梓」
梓「結構です。私の勝手な好意ですから澪先輩は気にしないで欲しいです」
澪「でも飲みたかったんなら返すぞ?口つけちゃったけど」
梓「じゃ、じゃあ一口だけ」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 19:36:38.38 ID:u5I0ZBbZ0
珍しくサンジュがいいキャラだな
唯「ああっあずにゃんずるい!」
梓「ほぅ……お返しします澪先輩」
澪「あれ顔赤くないか梓?大丈夫か?」
梓「へへへっちゃらですっ!」
澪「そうか?どれ」ソッ
梓(みっ澪先輩の額と私の額が合わさってる!)プシュー
澪「う〜ん平気そうだな……でもあんまり無理はするなよ?」
梓「ひゃ、ひゃいっ!」
唯「あ、あ、あずにゃにゃにゃん……」プルプル
唯「さっきから何してくれちゃってるのかな?」
梓「暴力反対です唯先輩」
唯「ただのスキンシップだよあずにゃん……」ギュウー
梓「きょ、今日は激しいですね」
憂「お姉ちゃん私には〜?」
律「お〜い澪〜!」
澪「あっ律!どうした?」
律「競争しようぜ競争!前よりは私上手くなってるからさぁ!」
澪「いいぞ。どうせ勝つのは私だがな」
律「おっ言ったな〜?その言葉後悔させてやるぜ!」
唯「わ〜い澪ちゃんがんばれ〜!」
梓「澪先輩、律先輩を涙目にしてやってください」
憂「でも律さんも相当上手かったよ」
和「これは見物ね」
唯「あっ和ちゃ〜ん!」ヒシッ
和「唯〜!」ヒシッ
憂(1……1……1……1……1……)
……
律「くっ……負けた……ボロクソに負けた」
澪「いや紙一重だったよ。途中までは律がリードしてたし」
律(ていうか抜かれてから追いすがる間もなく置き去りにされたし)
唯「澪ちゃんカッコいい……」
梓「はい……」
憂「お姉ちゃんかわいい……」
憂「はい……」
憂wwww
澪「でも律ホントに上手くなってたぞ。びっくりした」
律「余裕だな……これが胸の差なのか……」
和「律はそこがかわいいんじゃない」
紬「同意」●REC
さわ子「同意」
……ペンション
唯「ねえねえ澪ちゃん!私と付き合ってくれるか考えてくれた!?」
澪「あ……ああ〜……」
梓「決まってます。答えはNOです」
唯「あずにゃんに聞いてないんだけど」
憂「NOだね」
唯「うい〜……」
澪「あのさ唯、何ていうかごめん」
唯「ガーン」
梓「ざっ残念でしたねぇ〜唯先輩」プクク
唯「笑い堪えてるのバレバレだよあずにゃん……」
憂「うっふふふっふふふっ!」
唯「うい〜……」
律「まあしゃあねえよ唯。将来王子様と結婚するとか言うやつだから」
澪「小さい頃の話だろ!ってか良く憶えてるなそんな事」
唯「白馬?白馬に乗ればいいのかな?」
律「落ち着け唯、城も持ってなきゃいけないんだぞ」
さわ子「服なら用意出来るけど」
澪「お前らが落ち着け」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 20:35:43.67 ID:UcyZP5nxO
支援
澪「大体律だってトラクターになるとか言ってたじゃないか」
律「あれっ?そこそこ近付いてね?」
澪「その言葉の意味する所が分からない」
律「いや人間の大きさ的に?」
澪「ますます分からない」
さわ子「分かるわ」
澪「ややこしくなるから合わせないでください」
唯「私もアイス屋さんになるためにアイスばっかり食べてるんだよ」
憂「お姉ちゃん健気」
梓「じゃあ私はタイヤキ屋さん」
和「みんな目標に向かって頑張っているのね」
紬「応援するわ」
律「お〜何かそれ良いな。方向転換しようかな」
唯「りっちゃんパクリはダメだよ」
結局律澪なんだろ?
律澪飽きたわ
……
梓「澪先輩」
澪「ん、梓か?どうした?」
梓「唯先輩をどうして振ったんですか?」
澪「あ、いやその……」
梓「分かってます。王子様でしょ?」
澪「まあ……そうかな」
梓「律先輩ですね?」
澪「えっ」
秋律なら問題なし
梓「でもあいにく律先輩は澪先輩の想いには応えませんよ」
澪「何言い出すんだ梓……」
梓「冗談にして、はぐらかして終わりです。そういう人ですから」
澪「……」
梓「私は違います」ギュッ
澪「や、やめろ梓……」
梓「好きなんです。もう諦めない」
澪「すごいな……怖くないのか」
梓「怖いですよ……震えてるでしょ?」
澪「でも告白した……私はダメだ。決意してた筈なのに」
梓「澪先輩の事ずっと気付かない律先輩が悪いんです」
澪「……脈がないってのは分かってたさ」
梓「律先輩を一番良く分かってる人ですもんね」
澪「ああ……でも言わなきゃいけなかったのに……」
梓「いいじゃないですか!私なら澪先輩を受け入れられる!」
澪「ありがとう……梓」
梓「澪先輩……」
律「……」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 21:04:57.38 ID:UWbMKP/P0
いいよいいよ〜支援
……
和「どうしたの律?何か元気ないじゃない」
律「えっ?いやっそんな事ないよ!りっちゃん元気!」
唯「和ちゃ〜ん!りっちゃんなんかより傷心の私を慰めてくだされ!」
憂「ばっちこ〜い」
唯「うい〜?」
憂「ばっちこ〜い」
さわ子「ドゥフフフフ……」ガバッ
憂「せっ先生!?」
さわ子「私を誘っているのよね?ね?」
憂「ちっ違います!私はお姉ちゃんを……」
さわ子「憂ちゃんもやっぱりか〜わいい」サワサワ
憂「やっやだっ!」
唯「さわちゃん!憂に変な事しちゃダメだよ!」
憂「お姉ちゃん!」
律「大変だ助太刀するぞ和!」
和「分かったわあなた!」
紬「ほほ〜……いいですねぇ」●REC
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 21:18:24.12 ID:NIeDK6c8O
さわちゃんwwwwwwwwwwww
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 21:25:18.62 ID:UcyZP5nxO
支援
なんというカオス
……
律「……」
澪「律?どうしたこんな所で一人になって」
律「みっ澪……」
澪「明日でこの旅行も終わりか……寂しいもんだ」
律「澪はあんまり遊べなかったしな」
澪「いや最後に律とも競争出来たしさ、良かったよ」
律「……あのさ澪……あ、梓と付き合うのか?」
澪「えっ……聞いてたのか律?」
律「王子様と結婚するとか言ってた癖に結局澪もあれなんだな」
澪「……悪かったな」
律「悪いよ。こんな事なら私だって……」
澪「私だって……何?」
律「なっ何でもねぇよバカ!」
澪「変なやつだな。顔が真っ赤だぞ」
律「私の専売特許を奪うなぁ〜!」
澪「はははっ変なの」
律「笑うなって!」
澪「付き合わないよ」
律「えっ……」
澪「だって私は律が好きだからさ」
律「ウソ……」
澪「ずっとずっと好きだった」
律「み、澪いいのか私なんかで」
澪「こっちの台詞だ。女なんだぞ私は」
律「みっ澪おおぉ……」グスグス
澪「泣くやつがあるか……それに返事を聞いてないぞ」
律「バカヤロー!私の方がな!
澪なんかよりずっと前から澪が好きだったんだから!」
澪「ほ、本当か?」
律「当たり前だ!こんな恥ずかしいウソなんてつくか!」
澪「律……嬉しい」ポロポロ
律「あはは……澪も泣いてら」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:08:18.83 ID:F1EfqxM4O
出るた
澪よかったなホロリ
和「やあ梓ちゃん」
梓「あ、和先輩も聞こえてましたか」
和「そりゃ律があんだけでかい声出してりゃね」
梓「お互いかませ犬の様ですね」
和「まあ私は慣れたものだけどね」
梓「私は慣れたくないです」
唯「あずにゃ〜ん慰めてよおぉ〜!」ガバッ
梓「はぁ(やっぱり唯先輩もかわいいな)」
憂(1……1……1……1……1……)
さわ子「いいじゃない何だか大団円っぽくて」
紬「ですね♪」●REC
和「収穫あって良かったわね」
律「なんだてめえら見世物じゃねぇぞ!この出歯亀共め!」
澪「……(みんな聞いてたとか……恥ずかしい)」カー
唯「むぅ〜……やっぱり澪ちゃんかわいいっ!」ガバッ
澪「ちょちょっと唯!?」
梓「唯先輩のバカ!もう私憂と仲良くするんだからっ!」ギュウッ
憂「えっ?ええっ?あ、梓ちゃんっ!?」
おわり
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:21:15.77 ID:xG43XxtZ0
てめぇ!!飽きたんだろ!?
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:31:22.94 ID:UcyZP5nxO
律の軟化をもうちょい見たかった…
いや…お疲れ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:33:07.56 ID:TmpmKvA6O
乙
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:33:48.14 ID:JQB5hrzU0
あっさりくっついちゃったのは残念だが
まあ面白かったよ、乙
澪梓と律和を成立させてウダウダやると今日中に終わらないからしょうがない
ていうか本当は澪梓をやりたかったんだけどね
でも自分では満足してるからいいや
なんか悲しい言い訳レスだな
レスしちゃダメだって分かってるんだけど
まあ読んでくれてありがとう消えるわ
さあ続きを用意するんだ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 22:57:31.75 ID:JQB5hrzU0
無理して今日中に終わらせなくていいじゃん
落ちたら新スレ立てて続きから書けばいいんだよ
次からはそうしてほしい
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 23:16:06.13 ID:F1EfqxM4O
って
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 23:22:54.59 ID:vxQF+vRPO
やり直すなら今のうちだぞ
こんなの読んでニヤニヤしてる俺きめぇ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/19(土) 23:58:53.50 ID:F1EfqxM4O
カワイイゾ
>>122 律「王子様と結婚するとか言ってた癖に結局澪もあれなんだな」
澪「……悪かったな」
律「悪いよ。こんな事なら私だって……」
澪「私本当はさ、律の事が好きだったんだ」
律「えっ……」
澪「でも踏ん切りがついたんだ梓のおかげで」
律「……」ブルブル
澪「律?」
律「うわあああぁん!!」ダー
澪「何だあいつ……祝福してくれると思ったのに」
……数日後
律「はぁ……頭いてぇ……スキーはしゃぎすぎたか」
……
律「暇だ……澪なら見舞い来るかな?いや梓とデートかも知れん」
……
律「くしゅっ……ぐぅ〜……きっつー」
聡「姉ちゃん〜お客さん来てるよ」
律「なっ何ぃーっ!?」
和「ども〜」
律「何だ……和かよ……」
和「あらあらご挨拶ね。シュークリームいらないの?」
律「いる。いります」
和「いや土下座までしなくてもあげるわよ」
律「天使かあんた」
和「やっすい天使ね」
和「具合悪そうね。風邪でも引いたの?」
律「見りゃわかんだろ」
和「これは看病フラグってやつね。燃えてきたわ」
律「いやもう帰っていいよ。移しちゃ悪いし」
和「何よ!私のシュークリームだけが目当てだったのね!?」
律「まあぶっちゃけそうなるな」
和「ひどい!鬼!悪魔!メット!」
律「最後のが何気に一番傷ついたぞ」
ごめんやっぱ蛇足だな打ち切るわ
もうすぐ絶望始まるし
落としてくれ
続けようよ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 00:26:48.55 ID:z34tILghO
残念
メットwww
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 00:56:34.73 ID:z34tILghO
ピカチュウ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 00:58:07.65 ID:2poHtlQ/O
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
きたいしてる
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 02:03:20.99 ID:z34tILghO
夢をありがとう
夢
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 02:33:45.72 ID:EUX6SuWJ0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 03:09:53.03 ID:z34tILghO
しょうがないここは私が
俺はいつ登場しますか?
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 04:00:15.61 ID:z34tILghO
帰ってきてけら
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 04:43:10.70 ID:z34tILghO
(・∀・*)っ/凵⌒マダァ
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 05:26:58.52 ID:cH9dDmT10
あ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 05:39:14.61 ID:f5bDv4aAO
やっぱ律澪が至高だよな…
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 06:06:18.96 ID:RGzrhCTd0
おい待てコラ戻ってこいや
>>1 最初の終わり方でニヤニヤしたが続くなら続けろ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 06:08:12.74 ID:9UTXvY//0
律ムギだろJK
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 06:40:40.17 ID:RGzrhCTd0
律澪でも律ムギでも律和でも澪梓でも(ry
とにかく起きろや
>>1
ぜんぜん蛇足じゃないから続きを頼む
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 07:28:49.21 ID:z34tILghO
む
うほーい
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 09:00:31.57 ID:z34tILghO
やぽへ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 10:09:49.52 ID:z34tILghO
ぷぴぽ
和「とにかく風邪を引いたんなら身体を温めなきゃダメよ」
律「帰らないのかよ」
和「ほらふとん入って」
律「お節介だな……まるで澪みたいだ」
和「私も唯に世話焼いてきたからね」
律「こりゃダメな男に引っかかるタイプだ」
和「そう?じゃあやっぱり女である律と付き合いたいわ」
律「何でそうなる」
和「いいじゃない。私が変な男に引っかかってもいいって言うの?」
律「その詰め将棋みたいな返し方はやめろ。頭痛いんだ」
和「あら大変。私身体を温めるいい方法を知ってるんだけど」
律「一応聞いてやる」
和「簡単よ。二人で抱き合って温めるの、裸で」
律「一人でやってろ」
和「そう?それじゃ遠慮なく」
律「ちょっどうして服を脱いでる!?正気か!?」
和「律の為なら何だって出来るわ」
律「誰も頼んでねえ!」ベシッ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 11:03:53.83 ID:zIVCc9NMO
やるじゃん
和「ぐすっ……親にも叩かれた事ないのに」
律「ウソはやめろ。ウソ泣きもやめろ」
和「何で応えてくれないの私の気持ちに」
律「あ〜……分かったよ。付き合うよお前と」
和「えっ?ええっ!?ホント?ちょっと録音させてもらっていい!?」
律「ウソじゃねぇよ……そこまで必死にならなくても」
和「やった!嬉しい!末永くお願いしますあなた!」
律「結婚するとは言ってねえ」
和「風邪で弱ってる所だから押して正解だったわね!」
律「その台詞は心の中にとどめておけよ」
……駅前
梓「澪せんぱ〜い!」
澪「あっ、梓〜!」
梓「待たせちゃいましたか?」
澪「ううん、ぼ〜っとしてるの好きだから別に」
梓「そうなんですか?」
澪「そうだよ。歌詞の事とか梓の事とか考えてた」
梓「わ、私の事!?えっそんな……どんな!?」
澪「梓がタイヤキからパカッと登場するんだ」
梓「サザエさん?」
梓「あの澪先輩……腕を組んでもいいですか?」
澪「そっかもう恋人同士だったな。いいぞ」
梓「ゆ、夢みたいです」ギュッ
澪「大げさな……」
梓「ずっとこのままでいたい」
澪「そ、そうか?」
梓「澪先輩のストラップ的なものとして生きていきたい」
澪「こんなかわいいストラップなら歓迎するぞ」
梓「はぅっ」ドキッ
スレタイで絵本の「ずーっとずっと大好きだよ」思い出して泣いた
梓「かわいいって言った!澪先輩が私をかわいいって!」
澪「かわいいよ梓」
梓「はうぅっ!」ドキドキッ
澪(本当にかわいい……)ドキドキ
梓「澪先輩もき、きき綺麗です!」
澪「ありがとう」ニコ
梓「ぐはぁ!」
澪「だ、大丈夫か梓」
梓「やばい幸せすぎて死ぬ!死ぬぅ!」バタバタ
澪「あ、梓……流石に恥ずかしいから……」
澪梓も書けたしもう思い残す事はないな
俺乙
もっと続けようよ
書かずに死ぬか
書いて印税でウハウハ
さあどっちを選ぶ……
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 13:26:30.41 ID:azUDG/r20
とっととかけ太郎
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 13:28:55.49 ID:UOcNUmQ0O
これは支援だ
保守
乙 面白かった
物書きとしてうんたら
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 15:36:54.05 ID:UOcNUmQ0O
ほ
も
っ
ふー
……
律「……ん……寝てしまったのか……ってまだいたのか和」
和「髪下ろした律は新鮮で飽きないわ」
律「うるせー……もう遅いぞ早く帰ったらどうだ?」
和「安心して。泊まってってあげるわ」
律「断る。私の貞操が危ない」
和「いいじゃない恋人同士だもの」
律「やる気満々かよあぶねえ」
和「随分ね……もしかしてまだ澪に未練があるのかしら?」
律「……ねぇよ、ねぇ。とっとと帰れ」
和「ふぅ……分かったわ。今日の所は引き揚げましょう」
律「ああまたな」
和「またね律」
律「ああ」
和「……またね」クルッ
律「ああ……」
和「……またね」クルッ
律「うん……」
和「……またね」クルッ
律「……」
和「……またね」クルッ
律「……」
和「……またね」クルッ
律「帰れ」
わうぜえwwwwwww
……
梓「今日はすみません澪先輩……私ばっかりはしゃいでしまって」
澪「何言ってるんだ。私も楽しかったぞ梓」
梓「でも……」
澪「梓、ちょっと目を閉じて」
梓「え?はい」
澪「……」チュッ
梓「ひゃっ!えっあのっこれって……」
澪「お、お別れのキスだっ!じゃあまた後で電話するから!」タタッ
梓「ハ、ハイ……」ポー
梓×澪はさいこいだなまじで
そしてなんやかんやあった冬休みも終了し新学期が始まった。
憂「ねえお姉ちゃんのマフラーちょっといい?」
唯「ん〜?どうするの?」
憂「こうやって私のマフラーとねじれさせて……完成!」
唯「中尾彬だね!」
憂「中尾彬だよお姉ちゃん!」
唯「おいおい、こんな事してたら遅刻するじゃないか」
憂「お姉ちゃんの物真似かわいい!」
唯「なんだよそりゃ似てないって事かい?」
憂「かわいいよお姉ちゃん!」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 18:11:06.16 ID:qMc++vRK0
なんか律ちゃんのしゃべり方が男っぽいな
ごめん飯食う
先は白紙だけどもう一回完結させるつもりで書いてるから
期待
期待
期待してる
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 18:53:53.68 ID:NEYl/hr20
その意気だ
偉いぞ
澪「和おはよう」
和「おはよう……機嫌よさそうね澪」
澪「分かる?ふふっ梓がかわいくってさ〜」
和「へぇ〜、良かったじゃない」
澪「うん。この間も私にクッキー焼いたりしてくれてね」
和「それは意外ね。クールな子かと思ってたけど」
澪「そうなの!結構情熱的なんだ梓って!」
和「ほうほう。まあうまくいってそうで何よりね」
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 19:23:38.63 ID:UOcNUmQ0O
しえ
和「所で言ってなかったんだけど、私も律と付き合い始めたから」
澪「……はい?」
和「これで澪と変な感じになったら嫌だなって思ってたんだけど、
どうやら大丈夫そうね」
澪「じょ冗談だろ?だって律は女の子には……」
和「それは澪の思い込みよ。私達は愛し合ってるわ」
澪「は、ははは……そう、そうなんだ」
和「澪は祝福してくれないのかしら私達の事?」
澪「すっするよもちろん!うん!おめでとう和!」
和「ありがとう澪。嬉しいわ」
和www
愛し合ってるとか
捏造すんなwww
律「おい〜す」
唯「おはようりっちゃん、今日も元気だねぇ」
律「何だそれ?」
唯「俺の物真似が分からないって言うのかい?えぇ?」
律「分からない」
紬「私もあいにく……」
唯「どうせそう言うと思ったよ……全くどいつもこいつも鈍い連中だねぇ」
律「でも何かかわいいな」
紬「ええすっごく」
……昼休み
和「律〜♪」
律「うわっ和!」
唯「あっ和ちゃんだ〜」
和「愛妻弁当よ!」
唯「ほほう〜、うまそうだねぇ」
和「ん?中尾彬ね」
唯「そうだよ!やっぱり和ちゃんだよ〜!」
律「中尾彬だったのか……」
和「律、澪に私達が付き合ってる事言ったからね」
律「えっええっ!?」
唯「そうなの!?二人付き合ってるの!?」
律「なっ何で澪に言うんだよ!関係ないだろ!」
和「関係なくはないわよ。友達だもの」
律「んな事言ったってさぁ〜……気まずくなるの嫌だなって」
和「大丈夫よ澪も祝福してくれたわ私達の事」
律「そ、そう……そうなのか……」
唯「あう〜……もしかして私だけ付き合ってる人いない……」
……音楽室
さわ子「おおムギちゃん似合うわ王子様コス!」
紬「うふふそうですか?」
さわ子「ええ!グリフィスっぽい!」
紬「グリフィス?」
さわ子「まあその人、厳密には王子様じゃないんだけど」
紬「今度教えてくださいね、さわちゃん」
さわ子「うん。食べさせてグリフィス様〜」
紬「うふふ、あ〜んして」
支援
……放課後
唯「あずにゃんかわいい」ガバッ
梓「やめてください唯先輩マジで」
唯「ええ〜、そんな冷たい事言わないでよぉ〜!」
律「しょうがないよ唯。もう梓は澪と付き合ってるんだし」
澪「みんな待ったか?」ガチャ
梓「澪先輩っ!」ヒシッ
澪「ふふっ梓、びっくりするだろ」
唯「うう……孤独……孤独じゃあ〜!」
紬「どっちにしても私得」
さわ子「唯ちゃんにはさ〜、憂ちゃんがいるじゃない」
唯「え〜、憂は妹だよぉ〜」
紬「そんなの関係ない」
唯「ムギちゃんは心広いからそう言うんだろうけど」
律「いや多分それ違うぞ」
梓「澪先輩、私膝枕して欲しい膝枕」
澪「はいはい……梓は甘えん坊だなあ」
律「ちょっと部内でいやらしい行為はやめてくれます?」
紬「まあまあまあ」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 20:26:05.28 ID:z34tILghO
眠い
澪「律、私は今来たばかりなんだゆっくりさせてくれ」
律「へえ〜、いっつも練習練習言ってた人が
変われば変わるもんですねぇ〜」
梓「律先輩妬いてるんですか?」ゴロゴロ
唯「うう……澪ちゃんの膝枕……あずにゃん羨ましいよう」
さわ子「唯ちゃん暇なら私とコスプレごっこする?」
律「別に。部内の風紀が乱れるのを部長としてほっとけないだけだよ」
澪「ひ、久々におもしろいギャグだな律……」プクク
紬「りっちゃんおもしろい!」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 20:30:09.55 ID:2poHtlQ/O
ΩΩΩ<な、なんだってぇー!
219 :
1:2009/09/20(日) 20:34:04.27 ID:72VCPAWV0
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 20:35:08.24 ID:72VCPAWV0
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 20:43:19.37 ID:JODhJ+U50
これは未練のある澪と律の二人がくっつくんだろうなおい
もちろんりっちゃん受けで
つかその展開じゃないと既に終わってるw
ム
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 21:27:52.98 ID:NEYl/hr20
ギ
澪「律、大体お前だって和と付き合ってるんだろ?聞いたぞ」
律「うっ……それがどうした」
唯「コスプレ?やるやる!」
梓「へえ〜!そうだったんですか律先輩!おめでとうございます!」
さわ子「何か要望ある?」
澪「全く女の子同士が変だとか言ってたやつがね」
律「だ、だって澪が……」
唯「中尾彬!」
澪「私?私は関係ないだろ」
さわ子「却下」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 21:48:05.25 ID:/O4ioMFq0
律受けに最近目覚めた
もうだめだ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 21:51:48.34 ID:RGzrhCTd0
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 21:51:50.62 ID:2poHtlQ/O
律は攻めだろ
唯「ええ〜!ぶぅ〜ぶぅ〜!」
律「ああそうだよ!澪なんかより和の方がずっといいからな!へへっ!」
澪「そうだよね……和なら律の面倒見てやれるよね……」
律「あ、あれっ?」
梓「澪先輩を悪く言うなんて最低のデコギンチャクです」
律「聞いた事がない様な悪口言われた……」
唯「どうせあれだろ?
りっちゃんなんかデコって言っておけばいいって思ってんだろ?えぇ?」
さわ子「中尾彬ね」
紬「分かるんですか!」
……
和「律〜!」
律「あれ和?どうしたの?」
和「生徒会終わったから急いで来たのよ。まだ帰ってなくて良かったわ」
律「そっか私らも今丁度終わった所だ。一緒に帰るか?」
和「ええ!」
澪「梓、私達も一緒に帰ろう」
梓「どこかゆっくり出来る所に寄って行きませんか?」
唯「……」
紬「唯ちゃん私で良かったら一緒に帰ろ?」
唯「ムギちゃあああああぁん!!」ガバッ
……
梓「あの澪先輩……」
澪「ん?何だ梓?」
梓「澪先輩はやっぱりまだ律先輩の事好きなんじゃ……」
澪「そ、そんな訳ないだろ。今の一番は梓だよ」
梓「……信じていいんですよね?」
澪「当たり前だろもう……」
梓「絶対?」
澪「ははっかわいいやつ」ナデナデ
梓「えへへっ」
うふふ
梓「澪先輩はカッコいいから……私じゃ勿体無い位に」
澪「私なんて怖がりだし臆病だしあがり症だし……結構カッコ悪いよ」
梓「でも不安なんですいつも」
澪「私だって梓が唯に取られないかって心配してるんだぞ」
梓「ま、まさか!あれは唯先輩が無理矢理……」
澪「あ〜ずさっ!」ガバッ
梓「はうぅっ!」
澪「へへ〜、唯の真似だ」
梓「……」カー
澪「あっごめんどっか痛くしたか?」スッ
梓「はっ離しちゃ嫌です」ギュッ
澪「……」
梓「澪先輩……」
澪「離さないよ……私の梓だから」
梓「嬉しい……」
澪「ああ私も」
梓「具体的に言うとタイヤキ30個分の嬉しさ……」
澪「ふふっじゃあ私は50個分……」
律「なんだかんだ言って和っていいやつだよなぁ」
和「あら褒めてくれてるの?ありがとう」
律「いやホントに私なんかのどこがいいんだか」
和「全部よ全部」
律「それって適当すぎるだろ」
和「澪を忘れるまで時間がかかるかも知れないけどね」
律「あはは、面目ないな〜」
和「ふふっ気にしないで。私は我慢強いし気長に待つわ」
律「心配する必要なんてないよ和」
和「そう?」
律「澪は澪で……きっともう梓の方が大事だよ」
和「そうかしらね」
律「そうだよ。私なんか梓に比べたらメットだし」
和「根に持つのね結構」
律「だから私は澪の邪魔はしちゃ……いけない……」ポロポロ
和「……律って無神経そうで、変にそういう所が繊細よね」
律「わ、悪かった……なぁ」グスグス
和「ううんそこが好きよ……律」
律「ううぅっ!……和ああああっ!!」
和「よしよし」
律「うえええええぇん!!」
唯「いえ〜ただいま〜!うい〜!」ガチャ
憂「お姉ちゃんおかえり!ご飯にする?お風呂にする?それとも」
唯「憂!」ガバッ
憂「えっええ〜!?」
唯「やっぱり私には憂が一番だよぉ〜!」
憂「や、やだお姉ちゃんったら……私もだよ」ポッ
これにて全員カップル成立!おめでとう!
おわり
やったね!おい
やったよ!みんな乙!
乙でした
最後にちゃぶ台返しが無くてよかった〜
さわムギどこ行った
──第二部──
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 22:55:46.56 ID:UOcNUmQ0O
もう終らせてやれよ。
乙
お疲れ
どうせならさわムギと律にも晴れやかなオチつけて欲しかったが
乙
和律もっと増えろー
おつ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 23:14:02.04 ID:2poHtlQ/O
乙 やっぱ梓×澪だな
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/20(日) 23:22:24.94 ID:zDZsthk20
いちおつ
両ルート見れて満足でした
乙