相変わらず意味不明の社説
日本が危険の最前線なら軍縮なんてもってのほかだろうに。
社説:東欧MDと核 果敢な「オバマ軍縮」を
今回、オバマ政権は東欧MDの迎撃対象を長距離ミサイルから中短距離ミサイルに変更するなど、ロシアを敵視しない姿勢を強調した。
米露協調でイランに対処しようというのだろうが、この際、米国に考えてほしいのは、真の脅威はどこにあるか、という問題である。
イランが核兵器を開発しているかどうか、必ずしも定かではない。核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の方が重大かつ現実的な脅威であるのは明らかだ。
ブッシュ政権がイラク戦争などに力を使い果たし、北朝鮮の核兵器開発を防げなかったことを教訓とすべきである。
オバマ大統領は24日の会合で、兵器管理と核軍縮、国際的不拡散体制の強化などを主要議題にするという。
特定の国の核問題は論じない方針だが、世界の核兵器の9割を持つ米露が核軍縮を進めるとともに、北朝鮮などが核兵器を廃棄しなければ、世界は決して安全にならない。
日本から出席予定の鳩山由紀夫首相は、新たな核の脅威にさらされる唯一の被爆国・日本の窮状と「核なき世界」へのビジョンを、国際社会に明確に発信してほしい。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090920k0000m070117000c.html