律｢唯が死んだ…？」

澪からの突然の電話、その内容はとても信じ難いものだった。
あの唯が？さっきまで普通に話していたのに？これは澪の冗談なんじゃないのか？

澪｢ばか…冗談でこんなこと言う訳ないだろ…」

澪の声が更に霞み、すすり泣く声まで聞こえてきた。

そうだ、澪はこんな馬鹿げた冗談を言う奴じゃない。
何年もの付き合いなんだ、私にはわかる。

…なら、唯が死んだというのは…

澪｢だから…本当なんだよぉ…！」

律｢そんな…」

※書きためていません
　ゆっくりなんで暇な方はお付き合いください

唯のお葬式の最中、私はつい昨日までの唯について考えていた。

昨日の唯は、いつも通り私達と一緒に部室でお菓子を食べて、くだらないことをだらだらと喋って、
帰り道にいつものアイス屋に寄ってみんなでアイスを食べていた。
そしていつもの場所でみんなに、また明日！って別れの挨拶をして、いつものように憂ちゃんの待つ家に帰っていく。

いつもの日常、でも、その日常は簡単に崩れ去ってしまう。

私達と別れた後、唯は車に轢かれてしまった。
うちどころが悪かったらしい、即死だったようだ。

律｢なぁ唯、これは何かの冗談なんだよな？」

私は白い花を握りしめ、眼の前で眠ったように眼を閉じている唯に問いかけた。
その顔はとても綺麗で、優しく微笑んでいるようにも見える。

律｢ははっ…なに笑ってんだよ、顔に出てるぞ？」

唯は今にも眼を開けて、ドッキリだよ！とでもいいそうだ。
そう思わせる程に、唯の顔は綺麗だったから。

死んでいるなんて少しも感じさせない程に。

うーん…
物書きとして許せないんだが
何この幼稚な文章

また寺生まれのTさんか

何番煎じ

　　　　　　 /:::/::::::::;: --- ､:::::::::|::::::::ヽ
　　　　　 |::::|:::::::├――┤:::::::l::::::::::|
　　　　　 |:::｣.ｨ　┴――┴‐- L::::::::|
　　　　　　 |´ : | , -‐ ､　　 ‐- ､| ｀T ト､　　　　　ありゃー
　　　　　　 l: : : |{ 　じ　　　じ　 }: : :V::::::} 　　　　唯とうとう死んじゃったのか・・・
　　　　〃!: : |　ｰ　　　ｰ　| i: : }_／
　　　　　 /　|:i ; | u　　 '　　　 jｲ : ﾊ
　　　　　 l:ﾄ､:ﾄ .　 ^TTIﾄ　.ｲ/: /: :ヽ
　　　　　　　｜ヾｨ＞ｲｌ川´}∨∠ｪｰ ´
　　　　　　　_.．ﾍ　ヽ　川||/　ハｰ-　._
　　　　, ｨ''´　　　 }　　ﾝrtく　　{　　　　 /ヽ
　　　/　ｌ　、＼｛_／　|ｏ|　＼_}　　　 /　　,
　　　{、　l　 >--＼　　 |o|　　　　　､　,′　　、
　　ﾊ_｝　／ _二ヽ＼　Ll　　　　　 V/　　　ヽ
　　 {　　/　　 -- ､ﾝ‐ヘ　　　　　　 {i　　＿＿}
　　に７　 ‐ｧ-一'’_¨二＼二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ﾉ
　　/／　　/ヽ､＜´ ﾐ=三ゝ=ミ｀＞ﾉノ　　｀ヽ |

律｢なぁ澪、唯は本当は死んでないんじゃないか？」

私は隣に立っていた澪に声をかけた。
澪は少し驚いたような表情をした後、すぐにその表情に影を落とした。

澪｢…気持ちか分かるよ、でもな…これは事実なんだ」

律｢そんな訳ないだろ、だって唯はこんなにも綺麗じゃないか」

澪｢あぁ…そうだな、すごく綺麗だ」

澪｢でもな…唯は…死んだんだよ」

死んだ。

唯は、死んだ。

そんなこと本当は分かっている。

でも私は、その事実を受け入れられない。

律｢嘘だ！唯は死んでなんかいない！」

澪｢……」

澪は私を憐れむような、そんな表情で見ている。
そんな眼で見るな…まるで私が嘘をついているみたいじゃないか。

律｢そんな眼で見るなよ！」

私が澪の胸倉をつかもうとしたその時、

憂｢そうですよね！お姉ちゃんは死んでなんかいないですよ♪」

失礼します
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http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252831836/l50

物書きとしてなんたらかんたらしえん

蛸同人のパクリか

地の文入るなら書き溜めてないと読む気しない

憂｢お姉ちゃんは今は眠っているだけです、でもそろそろ起こさないと」

憂｢お姉ちゃん起きて！眠ってないでそろそろ帰るよ！」

憂ちゃんが唯の頬をペチペチと叩く。
それでも唯が起きる様子はない。

憂｢お姉ちゃん起きてってば！お姉ちゃん！！！」

ペチペチと聞こえていた音が、ベチンベチンと強くなる。
その様子を見ていた私達の一人、憂ちゃんの親友の梓はそれをとめに入った。

梓｢憂！ダメだよそんなに強く叩いたら！」

憂｢なんで！？だってお姉ちゃん起きないんだもん！」

梓｢…それでも、唯先輩をそんなに強く叩いたら可哀想だよ…」

文句言ってんの携帯ばっかだな

澪はそうだなとかでもなとかいわない

憂｢でも…！」

梓｢ねぇ憂、聞いて。唯先輩はね…」

梓｢…唯先輩は」ｸﾞｽｯ

梓が今にも泣きそうな表情になり、憂ちゃんから眼をそらした。
でもすぐに憂ちゃんの眼を見た。その表情からはさっきの様な悲しみは消えていて、親友を救いたいという強い意志が感じられた。

そして梓はゆっくりとその口を開いた。

梓｢…もう死んじゃったんだよ」

憂｢……？」

憂ちゃんはそんな梓をキョトンとした顔で見ている。
多分梓の言っていることの意味がわからないんでろう。

憂｢なに言ってるの梓ちゃん、お姉ちゃんならそこで寝てるよ」

梓｢違う…！あれは、寝ているんじゃなくて…」

梓｢…死んでいるの」

憂｢…死んだ？」

梓｢そうだよ…死んだんだよ」

梓｢学校の帰りに…車に轢かれて…！」ｸﾞｽｯ

梓が涙ながらに語る。あんなに唯と仲が良かった梓がその事実をちゃんと受け止めているんだ。

律｢部長の私は…何をしているんだ…」

後輩に気づかされるなんて…
死んでしまった事実はどうしようともう変わることなんてないのに…

律｢…唯、ごめんな」

そして、さよならだ。今まで本当にありがとう。

私は握りしめていた花を、そっと唯に捧げた。
白い花に埋もれて微笑む様に眼を閉じている唯は、とても綺麗だった。

唯が死んでから数日がたった。

あの日から私達は部室に集まることはあっても、決して演奏をしなかった。
なぜなら、演奏をすればみんな唯のことを思い出してしまうから。

みんな、やっぱり心のどこかで唯が死んだことを受け入れられていないんだ。

律｢はぁ…」

私はため息をつきながらスプーンで紅茶をくるくるとかき混ぜた。
ちらりと周りを見る。だれも一言も喋ろうとしない。

なぜこんな調子で、みんなここに集まるのだろう。

それは、私も含めあの唯の笑顔が忘れられないからなんだろうな。

PC規制されてんだよクソ

律｢なぁ梓…憂ちゃんの様子はどうだ？」

梓｢憂は…その…」

梓が言葉を濁す。
その様子だけで今の憂ちゃんの様子が何となくだけど理解できた。

律｢…そうか、変わらないか」

梓｢…はい、いつも通りです」

いつも通り、それが今までの憂ちゃんを指す言葉ならどんなに良かっただろう。

ここで梓が言ういつも通りとは、あの日を境に変わってしまった憂ちゃんのことだ。

簡単に言えば、あの日を境に憂ちゃんは壊れてしまった。

何がどう壊れたって？それは全部さ。

今の憂ちゃんは、正直辛すぎて見てられないよ…

律｢…そういえばそろそろか」

澪｢あぁ…」

紬｢…どうにかならないのかしら」

律｢どうにか…してやりたいよな…」

更に重くなる空気、沈黙。
でもそれはいつもの｢あれ｣によって打ち破られる。

ばたん！

憂｢こんにちは皆さん！」

勢いよくドアを開け、笑顔で私達に挨拶をする憂ちゃん。
その様子からは前よりも少し元気になったくらいにしか見えないが、

問題は、ここからなんだ。

律｢よ、よう憂ちゃん」

澪｢…今日も来たのか」

憂｢はい♪…あれ？お姉ちゃんはまだ来てないんですね？」

そう、憂ちゃんはまだ唯が死んだことを受け入れられていない。

ふむ

律｢あ、あぁ…唯は今日も来れないかもしれない」

憂｢またですか？全くお姉ちゃんは…みんなに迷惑ばかりかけて」

澪｢大丈夫だよ、迷惑なんてかけてないから」

紬｢そうよ、気にしないで」

唯が死んでしまったこと、これ以上は憂ちゃんに言わないほうがいいだろう。

私達は話し合ってそう決めた。今唯は私の家に泊まっていることになっている。
この嘘がいつまで通せるのかなんて私達にはわからない。本当なら今すぐにでも憂ちゃんに事実を認めさせるべきなんだろう。

でもそれができなかった。あのお葬式の日、梓に諭されて、頭を抱え狂ったように泣き叫ぶ憂ちゃんを見てから。
これ以上は言ってはいけない。言ってしまえば憂ちゃんは本当に壊れてしまう、そう思ったから。

でもこのやり方が正しいなんて、誰も思ってなんかいないだろう。

憂｢お姉ちゃんは今日も律さんの家に？」

律｢あぁそうだよ、もうしばらく私と二人で練習したいんだってさ」

これも嘘。こんなにも簡単に嘘をつくことに慣れてしまった自分に反吐が出る。
でもこれも憂ちゃんを安心させる為、そう自分に言い聞かせて私はこの嘘を演じ続けている。

憂｢そうですか…寂しいなぁ」

憂ちゃんが眉を八の字にさせ、本当に寂しそうな声でそう呟いた。

唯が家を空けるだけでこの調子なんだ、やっぱり本当のことはしばらく言えそうにない。

律｢安心しなって！私が付いているからさ！」

私はどんと胸を叩いて自信満々に言う。
この自信はどこから湧いてくるんだ？この後のことを少しは考えて話せないものか。

でもこの無駄な勢いだけが私の取り柄。
その取り柄が今は少し疎ましかった。

なんで唯ちゃんすぐ死んでまうん？(´・ω・｀)

池沼だからやっ！

律｢それじゃ…今日はもう帰るか」

憂ちゃんの様子を見たくない私は逃げ出すことにした。
どうやらみんなも同じことを思っていたのだろう。私の案に賛成し、その日の部活動は修了した。

そして帰り道、私達はいつものように帰り道を歩いていた。

ただ今までと違うこと、それは誰も一言も言葉を発しないこと。
それと唯が憂ちゃんに変わったことだ。

私は横目で隣を歩く憂ちゃんの横顔を見た。
その横顔は唯と瓜二つで、私に幸せだった頃の記憶を思い出させた。

そして誰も一言も喋らないまま、私達はあの分かれ道についてしまった。

憂｢それじゃ私はここで…では皆さん、また明日お会いしましょう！」

唯『みんな、また明日！』

律｢…！」

憂ちゃんは赤い夕焼けを背負い、屈託のない笑顔で私達に別れを告げる。

まるでその姿、その光景は…あの日の唯じゃないか。

律｢まっ…！」

憂ちゃんをここで止めなくちゃ…何か嫌な予感がする。
根拠なんてない、ただそう思っただけだ。

しえん

唯たん死姦したいお

律｢まってー！」

憂｢…？どうしたんですか律先輩？」

律｢だめだ！行っちゃダメ！」

憂｢えっ？どうしてですか？」

律｢それは…！」

唯の様に車に轢かれてしまうから？
でもそんなの何の根拠もない。ただあの日の風景が眼に浮かんだから。

それに、憂ちゃんに唯のことを言ってはいけない。

律｢…ごめん、なんでもないよ。私の思い過ごしだ」

憂｢…？そうですか、それじゃそろそろ…」

憂ちゃんがまた私達に背を向け歩いていく。
その背中を黙って私は見つめていた。

今日の様に、あの日唯を止めていれば唯が死ぬことなんて無かったんじゃないだろうか？

>>31
っ河川唯の死体

私がそんなことを考えていると、ポンと肩に手を置かれた。

澪｢律の考えていることはわかるよ…多分みんなそう思ってる」

紬｢でも…これは仕方がないことだったの、この中の誰のせいでもないわ」

確かにムギの言う通りかもしれない。私達はあの日常がすぐに壊れてしまうものだなんて思いもしなかったから。

…だから、私達が今も幸せなもう一つの可能性を信じてみたくなる。それはみんなも同じなんだ。

…
……
………

今続くこの沈黙の最中にも、みんなは私と同じ可能性を考えているんだろう。

梓｢…先輩方は先に帰っていてください、私は憂を追います」

律｢梓…？」

梓｢ちょっと憂に話があるんですよ」

梓｢はぁはぁ…！」

私は走った。一刻も早く憂に追いつきたくて。

そして憂の姿が見えてきた。

梓｢はぁはぁ…憂ー！」

憂｢梓ちゃん？」

梓｢憂…やっと追いついた…！」

憂｢どうしたの？」

梓｢憂に話があるんだ」

憂｢話…？」

梓｢そう…大事なね…とりあえず歩こうか」

今から私がすることはとても残酷なことだろう。
でも今の状態よりはずっとましだ。

寝る前支援

姉の死を理解したくが無い為に精神までぶっ壊してる憂に何をする気だ

だめだもう寝る
明日まで残っててくれ

しばらく歩いていると、拉げたガードレールが見えた。
そこには白い花が添えられている。

私はそこに立ち止まり、そっと手を合わせ黙祷を捧げた。
そんな私の後ろで、憂はそわそわとしている。

憂｢…ねぇ梓ちゃん、早く行こうよ」

梓｢…憂も手を合わせなよ」

憂｢…嫌だよ」

梓｢どうして？ここで大事な人が亡くなったんだよ？」

憂｢大事な人…？私は知らないよ…」

梓｢…平沢唯」

憂｢…！お姉ちゃんは関係ないでしょ…」

梓｢あるよ、だってここで亡くなったのは…」

梓｢唯先輩なんだから…」

支援

憂｢何言ってるの？お姉ちゃんは…生きてるよ」

憂が私から眼を背ける。
その様子を見て、憂はただ現実を見つめることができないだけだと気付いた。

梓｢違うよ、唯先輩は死んだ。この場所で」

憂｢嘘だっ！でたらめ言わないでよ！」

梓｢嘘じゃないよ、なら今唯先輩はどこにいるの？」

憂｢律さんの家に泊まりに行ってるんだよ！」

梓｢違うよ！唯先輩は死んだんだよ！泊りに行ってるのは嘘なの！」

憂｢嘘だ…嘘だ…！」

梓｢ならここにきて良く見てみなよ、全て思い出すからさ」

憂｢痛い！話してよ！」

私は憂を引っ張り、無理やりガードレールの前に立たせた。
憂に触れる手から振動が伝わる。

梓｢ほら良く見てよ！ここで唯先輩は死んだの！」

憂｢あ…あ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

唯・・・いやああああああああああああああああああああああああああああ

なんだろう…、ういにかける言葉が見当たらないんだが

憂｢違う…お姉ちゃんは…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

梓｢憂！現実を見てよ！いくら憂が想ったって…」

梓｢唯先輩は帰ってこないんだから！」

憂｢お姉ちゃんが…帰ってこない…死ん…だ…？」

憂｢……」

ピタリと憂の震えが止まった。

憂は受け入れることができたのだろうか。唯先輩が死んでしまったことを。

憂｢…い…や…」

梓｢憂…？」

憂｢…いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！」

SS批判する奴は書いたことない奴
どれだけ完結させるの大変か…
頑張れ

すごく悲しいSSだな。まじで涙が出そうになる。冗談じゃなく。
今までに見たけいおん！SSのなかで一番切ない。こういう何かが狂った世界って悲しいよね。

今までに聞いたことのない悲鳴。

いや、これは悲鳴なんてものじゃない、奇声だ。

憂の心はそれだけ大きな傷を負っていたんだろう。
でもいつかはこの事実を受け入れなくちゃいけない。それが遅いほど心の傷は深く、大きくなるんだから…

憂｢いやああああああああ！！！おねえちゃあああああああああああん！！！！」

憂は地面にうずくまり、頭を抱え鳴いていた。
眼から零れる大量の雫が、アスファルトに水たまりを作っている。

梓｢憂…ごめんね…これは憂の為なんだよ」

憂｢あああああああああああ！！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

…だから、こうなってしまう前にあの日ケリをつけておくべきだったんだよ。

>>46
だよな
今まで見たＳＳで一番面白いわ
だから、1は酉つけてくれよな

>>45
そりゃあんた書き溜めなしならきついだろうよ。
ただ書き溜めすると「あれ？これ面白いか？」ってなるから注意しろよ。

律｢ふい～さっぱりしたー…ん？」

風呂から上がった私は、携帯電話に着信が入っていることに気が付く。それは梓からだった。
あいつから私に電話なんて珍しいな。とりあえずかけ直してみるか。

プルルルルルル　プルルルルルル　がちゃっ

律｢あーもしもし、梓か？なんか用かー？」

梓｢…先輩」

梓の声に元気がない。
何かあったのだろうか？

律｢…もしかして、憂ちゃんのことか！？」

梓｢……」

梓は黙っている。
それだけで憂ちゃんのことだとわかった。

律｢憂ちゃんがどうしたんだよ！？なぁ！？」

唯のことが頭に浮かぶ。
…それは最悪の事態だ。

梓｢…すみません、私…」

梓｢…憂を壊してしまいました…」

寝ると見せかけて起きてたけどやっぱ寝る支援

私は寝巻のまま家を飛び出した。
梓の話だと、今みんなは憂ちゃんの家に集まっているらしい。

律｢はぁはぁ…！」

急げ私の足、これは緊急事態だ。
だがそう思うほどにうまく走ることができない。いくら焦っていたとはいえ、サンダルなんか履いてこなければよかった。

それに前髪も私の額にやたらと張り付き、私の視界を奪う。
そういえば私のトレードマークのカチューシャをつけてくるのを忘れていた。

律｢あー邪魔だ！」

私は汗で湿った前髪をかきあげた。
それでも前髪はすぐに垂れて、再び私の額に張り付く。
酷く不快だ。

そしてようやく憂ちゃんの家へとたどり着いた。
中から誰かの悲鳴が聞こえる。言うまでもない、これは、この悲鳴は憂ちゃんのだ。

これは予想以上に緊急事態かもしれない。
私は今更になってそう思った。

シエンタ

前髪りっちゃんってことは・・・

ピンポンピンポンピンポーン！

一心不乱にインターホンを鳴らす。
ここまでしなくたって間違いなく聞こえているだろう。

それでも私は早く家の中に入りたい気持ちを抑えることができなかった。

律｢私だー！開けてくれ！」

がちゃっと玄関のドアが開かれる。
中から現れたのは梓だった。

律｢梓！一体何があったんだよ、説明してくれ！」

梓｢…すみません律先輩！」

ｶﾞﾊﾞｯと勢いよく頭を下げる梓。
ぽたぽたと床に雫が落ちる。

律｢泣いてないで何があったのか説明しろよ！憂ちゃんを壊したってどういうことだ！？」

梓が頭を上げる。
さっきはよく見ていなかったが、その顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃだ。

梓｢私…ひっぐ…！憂に酷いことを…」

>>54
ネタバレしてんじゃねぇぞカスが氏ね

明日までのこってテクレ

お休み

寝るしえ

パトラッシュ……僕、なんだか眠いんだ……。

見てごらん、>>1さんのSSだよ。完結……見たかったな……。

律ちゃんかわいい

・
・
・
律｢……」

梓｢ごめんなさい…ごめんなさい…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

…なんてことだ。私達がしていたことが全て無駄になってしまった。
憂ちゃんには、この現実はあまりにも酷過ぎる。

律｢…唯の葬式の日、お前は何を見ていたんだ」

梓｢ごめんなさい…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律｢…お前は一体何を見てたんだよ！」

梓｢ひっ…！」ﾋﾞｸｯ

律｢あ…」

梓が眼をギュッと閉じて、小さく鳴いた。
それを見て思った。私は今までの努力が無駄になってしまったことに対して、ただ八つ当たりしているだけじゃないのか？
梓の言う通り、いずれこうなることは私も分かっていた筈だ。

だから、私には梓を責めることなんてできない。

本当に責められるべきなのは、こういう事態を招く元を作ってしまった私たちじゃないのか？

あーもー明日はやいのに寝れないじゃん

梓｢…？」

梓が怯えた眼で私の様子をちらっとうかがう。
その眼を見ていると、やっぱり悪いのは私の方だと気づいてしまう。

律｢…ごめん梓、お前は悪くないよ。悪いのは全ての元凶の…私だ」

梓｢え…？ち、違いますよ！私が余計なことをしなければこんな事には…！」

律｢余計なことなんかじゃないよ、梓は私の過ちを正してくれようとしたんだから」

梓｢…違います、そんな聞こえのいいものじゃないです…」

律｢いいんだって、後は自分がまいた種だ。なんとかしてみせるよ」

私は悲鳴が聞こえる方に顔を向けた。
そしてそこへと歩みよっていく。

なんとかしてみせるって言っても、私には何もできないかもしれない。

それでも、私の取り柄が今はありがたかった。

取り柄かどうかは知らんがりっちゃんは俺の傍にいてくれるだけで俺を幸せにしてくれるよ
それだけで充分じゃないかな？

寝れない支援

俺にはこれ以上無理だ
寝る

ちゃんと残っててよね

続きが気になるぜ

>>64
なにいってるの？りっちゃんなら俺の隣で寝てるぜ？

私は悲鳴が聞こえてくる部屋の前に立った。
そして、がちゃっとドアノブを捻る。

そして私の眼に飛び込んできた部屋の中の様子。

その光景は異様だった。

憂｢いやああああああああああああああああああああああああああ！！！！」

唯母｢憂！落ち着いて！」

唯父｢おい！もっとそっちを強く抑えるんだ！」

大人二人が、憂ちゃんを床に押さえつけている。
多分この人達が憂ちゃんの御両親なんだろう。

でも何故？どうして大人二人がかりで憂ちゃんを押さえつけているんだ？

律｢…！」

その答えはすぐにわかった。なぜなら憂ちゃんの右手にはしっかりと鋭く光るものが握られていたから。

そう、それは…包丁だ。

澪｢律…？」

誰かの私を呼ぶ声で、私はハッと我に返った。
声のした方に眼をやると、そこには部屋の片隅で震える澪とムギの姿があった。

律｢澪…！これは一体…」

どうなっているんだ。そう言おうとしたその時、ムギの腕の異変に気が付く。
その腕からは、ぽたぽたと赤い液体が滴り、それは絨毯に真っ赤な染みを作っていた。

律｢ムギ、その腕まさか…」

紬｢……」

澪｢…憂ちゃんに切りつけられたんだよ」

律｢なっ！？どうして！？」

>>68
ふん、それは残像だ！

お別れしてもまた会えたらチャラね

頑張れ

おい、ほんとにこのスレは明日の朝まで残ってるんだろうな…

俺は…もう、限界だ………。最後に…俺の支援よ………届いて…く……れ………

紬｢…憂ちゃんが自殺しようとしたのを止めた時にちょっとね」

律｢じ、自殺…！？」

澪｢…なぁ律、私達のやったことは間違っていたのかもな」

紬｢思えば…考えもなしにやっていたことだけど、いずれこうなることくらいはわかっていた筈…」

澪｢もう…取り返しがつかないのかもしれない」

どうやら二人とも、私と同じことを思っていたみたいだ。
これは、いずれこうなることから眼を背けていた私達への罰。

律｢…それでも、私はなんとかしたい。憂ちゃんを救いたいんだ」

私は憂ちゃんの元へと歩き出した。

澪｢おい！今の憂ちゃんは危険だぞ！」

紬｢りっちゃん！」

後ろで二人の声が聞こえるが私は歩みを止めない。

そして、私は憂ちゃんの眼の前に腰を下ろした。

ほす

支援

唯父｢な、なんだね君は！？」

唯母｢危ないから早く下がって！」

御両親の私を心配する声が聞こえるが、私は耳を貸さない。
今、用があるのは憂ちゃんだけだから。

私は正座をして、憂ちゃんの顔をまっすぐに見た。
憂ちゃんは唸りながら私を睨み返す。眼には光が宿っていない。
今の憂ちゃんに私の気持ちが届くのだろうか？

いや、届けなくちゃいけないんだ。何としても。

律｢憂ちゃん、唯のことでさ…ずっと嘘ついてて…」

律｢本当にごめんなさい！」

私は生まれて初めて土下座をした。
こんなことで私の気持ちが伝わるのだろうか？

でも他にかける言葉や行動が思いつかなかった。

これが今の私の精一杯の気持ちだ。

ほす

ありゃー

保守

ぴたり…と憂ちゃんの悲鳴が鳴りやむ。
そして、

憂｢……お姉ちゃん？」

律｢え…？」

憂ちゃんは唯を呼んだ。
一体何を見て唯を呼んだのだろう？

私は憂ちゃんの様子を確認する為、頭を上げた。
しかし視界が何か長いものによって阻まれる。

これは…私の髪だ。土下座をした時にかきあげた前髪が垂れてしまったんだ。
これでは憂ちゃんの様子を確認できない。

私は右手でそっと自分の髪をかきあげた。
徐々に見えてくる憂ちゃんの顔、そして眼が見えるまでに差し掛かった時、
憂ちゃんは私の顔を見てこう言った。

憂｢お姉ちゃん…お姉ちゃん！」

ｗｋｔｋ

これは………

律｢え…？うわぁ！？」

憂ちゃんが私に抱きついてきた。
前髪をかきあげる動作をしていた右腕は、咄嗟に私の体を支えた。

律｢ちょ、ちょっと憂ちゃん！私は唯じゃ…！」

憂｢お姉ちゃん心配したんだよ？お姉ちゃん今までどこに行ってたの？」

律｢違うよ！私は律だって！唯じゃないんだ！」

憂｢何言ってるの？お姉ちゃんはまったくもう、律さんに迷惑かけちゃダメだよ」

律｢だから…違うよ憂ちゃん…」

憂｢なにが？それよりお姉ちゃん…もうどこにも行かないでね？」

律｢あ…」

憂ちゃんが私を力強く抱きしめた。
それは私を二度と離さない為なのかもしれない。

でも、私は唯じゃない。田井中律だ。

wktk

しえん

律｢ごめん憂ちゃん…私は唯じゃないんだ」

憂｢はいはい…何度言ったって無駄だよ、騙されないんだから」

律｢本当なんだよ…なら私の顔を見てくれ」

憂｢？」

憂ちゃんが私の顔を覗き込む。
私はそっと自分の前髪をかきあげた。

律｢…ほらな？唯じゃないだろ？」

憂｢……」

憂ちゃんが私の顔をじーっと見つめた。
その眼には、さっきと違い光が宿っている。

憂｢すごいねお姉ちゃん！前髪上げると律さんにそっくりだよ！」

律｢え…？」

それでも憂ちゃんは信じようとしなかった。

…あぁ、そうか。唯の存在がこの子には大きすぎたんだ。

だってその証拠に、憂ちゃんは見たこともないようなとても幸せそうな顔をするんだから。

支援

憂｢残念でしたー、私は騙されなかったよ♪」

…お願いだ、そんな屈託のない笑顔で私に微笑みかけないでくれ。

憂｢だって大好きなお姉ちゃんのこと、私が見間違えたりなんかするはずないもん」

私は唯じゃないんだ…その笑顔を向ける相手は私じゃないだろ？

憂｢…ねぇお姉ちゃん、ぎゅって抱きしめて」

そんなのダメだ…また憂ちゃんに深い傷を負わせることになる。

憂｢またお姉ちゃんの体温を感じたいなぁって…えへへ///」

…でも、この笑顔を絶やしてはいけない。

憂｢…ダメ…かな？」

もし絶えてしまえば、今度こそ憂ちゃんは壊れてしまうから。

律｢…わかったよ、憂♪」

だから私は、今この笑顔を守りたい。

気が付けば私は憂ちゃんを力強く抱きしめていた。

もう後には戻れない。待っているのは悲しい結末だけなのに…

すごく切なくなる
憂ちゃんが心底心配で抱きしめたくなる

きりがいいのでここで第一部完としたいです

続きは起きたら同じスレタイで立てますので落としてもいいです

また無駄に長くなりそうですが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

ではﾉｼ

何？

りっちゃん頑張れ

第一部・・・だと・・・？
またパート化か

>>1の
※書きためていません　が　※書きたくありません　に見えた

乙です、続きもすごく期待してます

>>95
起きたら頑張って書くよー
今日中には終わる筈

きたいしてる

さっさと書け太郎

よし、続き書きます

ほす

起きるのはぇー

3失礼だおまえ。じゃあ書いてみろよ。とりま読んでやっから

それから、私の唯になりきる日々は続いた。

今は憂ちゃんの家にずっと泊っている。

そして朝…

憂｢お姉ちゃん朝だよ！早く起きて！」

律｢うぁー…？もう朝…？」

憂｢そうだよ、そろそろご飯できるよ」

律｢わかったよぉ…今起きるから」

憂｢…なんだか最近のお姉ちゃん、ちゃんと起きるね」

律｢ん？そうかなぁ？」

憂｢うん、前は全然起きなかったのにさ」

律｢んー…まぁ気にしない」

律｢それじゃ、いただきまーす！」

律｢……」もぐもぐ

律｢…美味しい！やっぱり憂の料理は最高だね♪」

憂｢もう、お姉ちゃんったら♪」

唯父｢はははっでも憂の料理が美味しいのは確かだな」

唯母｢えぇ、憂はなんでもやってくれるから本当に助かるわ」

憂｢そ、そんなことないよ…///」

律｢きっと憂はいいお嫁さんになるねぇ♪」

憂｢もう！お姉ちゃんまでからかわないでよ///」

一同｢あはははははっ」

って馴染みすぎだろ私！

憂｢それじゃそろそろ学校に行こうか」

律｢あ、ちょっとまって！」

私は部屋に置いてある唯の髪留めをつけた。
鏡を見ながら髪形を整える。

律｢…よし！これでよしっと！」

そこに写るのは、唯にそっくりな私の顔だった。

律｢…改めてよく見ると、私って唯にそっくりなんだな」

それは前に澪に言われたこと。

そして憂ちゃんが見間違えるほどだ。

(´･ω･`)切ナス

なんか唯がかわいそうだな

律｢…なぁ唯、今の私は唯にはどう見える？滑稽かい？」

鏡の中の唯に私は問いかける。
でも答えが返ってくる筈がない。

律｢はぁ…何やってんだろ私」

私は唯に向かってため息をついた。

唯はそんな私をしょんぼりとした様子で見つめている。
いや、唯はこんな顔しないな。

律｢…しっかりしろ私！もう後には戻れないんだ、やれるとこまでやってやる」

憂｢おねえちゃーん？まだー？」

律｢あ、今行くよー」

律｢…それじゃ、行ってくるよ唯」

律｢ごめーん、お待たせ！」

憂｢もう、遅いよお姉ちゃん！」

律｢ごめんごめん！ほら、いこっか」

憂｢うん♪」

唯父｢…ちょっと待つんだ」

私達が玄関から出ようとしたその時、後ろから唯のお父さんに呼びとめられた。
その声は真剣なもので、朝の様子とは打って変わっていた。

憂｢？　どうしたのお父さん」

唯父｢私はお姉ちゃんに少し話がある、憂は先に学校に行っていなさい」

憂｢え？でも…」

私の顔をちらちらと見る憂ちゃん。
その様子からどれだけ私と学校に行くのが楽しみなのかがわかる。

でも今はお父さんの用事が優先だ。
きっとこれは家族への話じゃない、他人への話なんだから。

律｢いいから、憂は先に学校に行ってて」

憂｢…わかった、なら先に行ってるね」

支援

この手のSSスレで思うけど「」の前に名前ついてるのって不自然じゃない？
小説じゃなくて台本だから仕方ないかもしれんが

こっちのがわかりやすい
　　　　　終了

律｢話ってなんですか？」

唯父｢まぁそこに座りなさい」

私は言われた通り、食卓のイスに座った。

唯のお父さんは向かえの席に座った。
その横には、俯いた唯のお母さんも座っている。
そして唯のお父さんも同じ様に俯き、黙ってしまった。

しばらく沈黙が続く。ここは本当に朝のあの賑やかな食卓なのだろうか？

早くこの場を去ってしまいたい。この場所は、唯ではない今の私には重すぎる。

しばらくして、唯のお父さんが口を開いた。

唯父｢…すまない律ちゃん、こんな家庭の事情に巻き込んで」

唯父｢私達は本当に感謝しているんだ、憂があの日のように今笑えているのは律ちゃんのお陰だからね」

唯母｢私達も驚いたわ、あなたは本当に唯にそっくり…そう、まるで唯本人よ」

律｢…そんなことないです。唯の方が私よりも明るくて、前向きで…私なんか足元にも及びません」

一応言っておくがこれは本心だ。
決してお世辞なんかじゃない。

唯父｢いや、君も十分明るいよ。唯と同じくらいに」

唯父｢だから今でも憂は、君を唯と慕うんだろう。顔だけしか似ていなければ、憂だってすぐに気が付く筈だからね」

律｢そうでしょうか…？」

唯父｢あぁ、そうだよ」ﾆｺ

唯のお父さんが私に微笑みかける。
その笑顔は私を励ます為のものだということがすぐに理解できた。

ごめんなさい眠たいです
二度寝します

ここからは俺をクズと罵るスレとして使って下さい。
ではおやすみなさい

ののしるなんて　とんでもない！

えー
結構期待してたのに

続きみたいなー(´・ω・｀)

(｀･ω･´)貴様それでも軍人か

待ってるからな、絶対絶対待ってるからなっ！！！

ほす

クズが
さっさと続きかけ

ほす

hosh

ほす

クズが

ほす

ねむいから自動ほすつけてねよかな

　.＿＿
ヽ|・∀・|ノわっふるわっふる
　|＿＿|
　　|　|

書き溜めしてない.....だと

でも俺は待つよ

ほ

保守

ほす

保守

べっ… 別に>>1のために保守したわけじゃないんわけだからね(＞＜)

こちとら徹夜で大学行ったんだ。テストも終わって楽しみにしてるんだからな！

頑張れよ！

ほす

とっとと書け太郎

ほす

ぼす

保守ー

ほ

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....................................................................................................................................................................!vip2:stop: current ships(5) news4vip軍
# takotako 24917
# takoyaki 33644
# takoyakiiiiii 39656
# manchoh 40000
# takoyakisan 80000

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見習い戦士のふつうの攻撃
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