1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
澪「カツ丼、カレーにラーメンが揃ってる店なんて味に期待してなかったけど」
モグモグ…
澪「うん、これは結構あたりだね。健康を噛み締めてる感じ。玄米ご飯とどんぴしゃり」
澪「お味噌汁もいいダシ出てるなぁ……あ、にぼし入ってる」ジャリッ ズズゥ…
・・・
澪「はぁ、食べた食べた」カチャ
店主「お茶をどうぞ〜」
澪「あっ、どうも」
澪「ン。ほうじ茶か…久しぶりでウマイな」ズズー
澪「…スイマセーン、お会計お願いします」
店主「450円です」
澪「はい(値段も良心的で良し)」チャリチャリ
店主「丁度ですね。ありがとうございました〜」
澪「ごちそうさまでした」ガチャ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:39:29.60 ID:x+fKQuczO
なんだろうこの気持ち
澪「ふぅ〜……あ!?じっくり食べ過ぎた、もう午後の授業始まっちゃってる!」
澪「……ま、しょうがない。5限目終わるまでお茶でもしてるのもいいか」
―こんな日も時には必要なのかもね。心のスイッチ切り替えデー。
私は満足したお腹をひとさすりすると、おもむろに歩き始めた。
澪「…マジメな野沢菜食べたのに不真面目にサボる私……ププッ、いいね」
〜ぼっちのグルメ〜
著・秋山 澪
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:40:57.78 ID:nYUYW/rwO
腹もペコちゃんだしうんたらかんたら
……とにかく腹が減っていた。
私は隣町の中古楽器店でレフティベースフェアをやっているという話を聞き
躍る気分で見に行ったのだが、どれも予想を上回るジャンクぶりだった。
まったくの無駄足だ。
おまけにどうやら私はまたも路に迷ったらしい。
しかも追い討ちをかけるように雨が降り出す。
澪(くそっ……どこか雨宿り出来る場所は…)
丁度前方に商店街のアーケードが見えた。
びしょ濡れになる前に急いで入り込む。
澪「ふぅ…でも一体どこに迷い込んじゃったんだろ」キョロキョロ
澪(……あれ、うちの制服着た子がちらほらいるなぁ。もううちの学区なのかな)
ぼっちの澪ちゃんカワイソウです(´;ω;`)
かがみがおにぎり食べ続けるSS思い出した
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:44:02.43 ID:8xo4JI3YO
それで?
ん?続きかけよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:44:51.45 ID:UkaaQw41O
うおォン
マジメな味っていいたかっただけ説
グループで楽しそうにお喋りしながら歩いている女の子達。
すれ違う度に自分が見られている気がする。
澪「ぼっちって思われてるのかなぁ…くそっ」
澪(焦るんじゃない…私はお腹が減っているだけなんだ)
澪(お腹が減って死にそうなんだ)
店主「バカヤローッ!二度とこの店に来るんじゃねぇぞ!」
客「ひぃっすいません!」
澪「!?」ビクッ
澪(……)チラ
怒声が聞こえてきた店の看板を見やる。
澪(二郎だ!うわ、嫌な事思い出しちゃったぞ……)
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:47:06.57 ID:XC5FmNfsP
律はどうしたんだよ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:47:44.74 ID:EwFHtHZXO
濡れる澪
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:47:47.91 ID:TeLPQITjO
ん?まさか…
?「ほら、鯖の味噌煮だ」
澪「味噌煮? あまり店で出すようなものでもないような気がするんだが」
?「何を言う。鯖の味を引き出すには最高の調理法じゃないか」
澪「そこまで言うなら私も食べないわけにはいかないんだけどさ」
?「料理酒には新潟の純米料理酒を使った。酒と味噌のブレンドした甘みが鯖の味を引き締める」
澪「うん、まあなかなかおいしいじゃないか」
?「当然だ。俺は天の道を往き、総てを司る者だからな」
私は以前、ここではないが別の二郎へ行って考え無しに大を頼み、残してしまったことがあった。
あの客も多分残してしまったのだろう。
それにしてもここの次郎の店主は随分と厳しいんだな。
私だったらゲロ吐いて泣いちゃうぞ…
なんて事を考えながら歩いていると―
澪「あ、アーケード終わっちゃった…」
澪(どうしよう、引き返そうか……)
澪(でも同じ所をうろうろなんていかにも暇を持て余したぼっちっぽいぞ)
澪「他で探そう。まだ店はあるはずだ」
意を決し、私は幾分か小降りになった雨の中に飛び出す。
澪「くそっ、それにしてもお腹減ったなぁ!」タッタッタッ
澪(めし屋は……どこでもいい、めし屋はないのか)
ふと前方のバーガー屋に目がとまる。
澪「マックスバーガーか……」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:50:02.46 ID:EXlYILqo0
食い方にうるさい澪・・・?
出来る限りこういう店には入りたくない。
私はチェーン店で食べると損した気分になるのだ。
金銭的な事ではなく、食事という行為に対してそういう意識が働く。
ファストフードなどは尚のこと「ただ腹を膨らます」感が強くそう思える。
だが先を見ると住宅街、もうここ以外に食事を取れる店は無さそうだった。
澪「まぁいいか。ジャンクフードってたまに腹に入れたくなるしな」
ガーッ
店員「いらっしゃいませ〜、お決まりでしたらどうぞ」
澪「えぇっと……チキンフィレオのセット」
店員「セットのお飲み物はいかがいたしましょう」
澪「ブレンドコーヒーで」
店員「ホットコーヒーですね。ご注文以上でよろしいでしょうか?」
澪「はい あっ、あとナゲット!ナゲットつけてください」
店員「ソースの方はバーベキューとマs」
澪「バーベキューで」
澪(ナゲットだけだとマスタード派だけどポテトもつけるからね)
澪「うーん・・・ライスとごはんでお米がかぶってしまった」
店員「お会計790円になります」
澪「はい(うわ、結構いくんだな……やめとけばよかったか)」
店員「では右の方お並びになってお待ち下さい」
澪「ふぅ」
客「えーっと……テリヤキのセット。かざすクーポンで」シャリーン♪
澪「?」チラ
澪(携帯クーポン!そういうのもあるのか)
店員「こちらでお召し上がりですか?」
客「持ち帰りで」
澪(持ち帰り!そういうのもあるのか)
店員「チキンフィレオのセット、ナゲットでお待ちのお客様〜」
澪「あ、はい」サッ
なにこれw
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:53:49.42 ID:qe3ildXQ0
かざすクーポン知らないとしても
持ち帰り知らないってのはないだろw
・・・
澪「ふぅ。しかしこの時間は学生のグループ客ばかりだなぁ。参っちゃったぞ」
澪「ぼっちって思われてるんだろうか……そうなんだろうなぁ……」
澪「まぁいいや、ともかく今は目の前のバーガーだよ!いただきまーす」ガサ
澪「はむ。もむ」モグモグ
澪「いいね、このジャンクな感じ。マヨネーズの味って育ち盛りって感じだよね」
澪「さてナゲットのソースを開けてポテトを……」モグモグ
澪「さめないうちにナゲットにも手を付けておこう」スッ
澪「……あっ!しまった!」
澪「チキフィレとナゲットでチキンがかぶっちゃったな……テリヤキあたりにすべきだった」
澪「はぁ、鶏づくしだ。仕方ない」モグモグ
ただの独り言
客1「でさぁーっ、地学の吉田が…」
客2「そうそう!マジ空気読めないよねェーっ」
キャハハ ゲラゲラ…
澪(吉田先生の話してる。ぷぷ、確かにあの人そうだよね〜)
澪「プククッ」
客1「」ピタ
澪(うっ、つい笑い声がもれてしまった)
客1「……ねぇ、今あの子一人で笑ってたよ」ヒソヒソ
客2「あれ軽音部の人じゃない?文化祭でパンツ見せてた」ヒソッ
澪「!……//(は、恥ずかしい……)」
わるくない決してわるくないぞ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 00:56:42.24 ID:4STiBoLjO
お腹すいてきたじゃないか
・・・
澪「ふぅ、ごちそうさま」ガササ
澪(いつも思うけどミルクの容器ってプラスチックの方でいいんだよね…)ポイ
ガーッ
店員「ありがとうございましたぁ〜」
雨はもう止んでいた。
澪「……」テクテク
澪「」ピタ
店を出て少し歩き、振り返ってみる。
店内のグループ客が私を見ていた。
澪「……」
多分ぼっちには不釣合いな場所だったんだろうな……
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:01:29.68 ID:QuxlDtpb0
スレタイだけで孤独のグルメだと気づいてしまった
澪「め〜し屋へ〜♪エークソォダスゥ〜っ♪」タッタッ
ある日の部活帰り。
校門を出て早々に皆と別れた私は、浮いた気持ちに軽い足取りで下校していた。
――話は今朝に遡る。
呼込み「本日午後16:00より開店シマス、ドウゾお立ち寄りクダサイ」
澪「あっ、どうも」
私は登校途中、新しく出来たカレー屋さんの呼び込みに一枚のチラシを渡された。
本格インドカレー屋と記されたそのチラシには、おいしそうなカレーの写真。
澪「ごくり」
澪(朝っぱらから食欲をそそるモノ渡されちゃったぞ、参ったなぁこれから学校なのに)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:03:55.27 ID:Q/UpWfd8O
投げるなよ
繰り返す
投げるなよ
・・・
和「…ぉ。……みお」
澪「……」ホゲー
和「澪!聞いてるの?」
澪「はっ!?」ジュル「あ、ごめん和、何?」
和「もう……今日はお昼どうするの?私今日は一緒に食べられるわよ」
澪「えっ?あ、もう昼なのか!」
和「……(大丈夫かしらこの子)」
澪「そうだなー(今朝のカレー屋…昼休みに行くには微妙な距離だな……)」
澪(近場の店に行ってもいいけれど、ここは簡単にすませておいてそれで帰りにガーッと……)
澪「よし。じゃあパン買ってくる、待ってて」
和「分かったわ」
――購買――
ガヤガヤ
澪「わぁ、混んでるなぁ…」
唯「あ、澪ちゃんだー!やっほー」
澪「おっ。唯もパンか?」
唯「そうだよぉ〜、へへ…あんぱん買いにきたんだ!」
澪「あんぱんかぁ。昼飯に菓子パンかー…」
唯「りっちゃんとアンパンマンごっこするんだぁ」
澪「へ、へぇ〜(小学生か)」
唯「澪ちゃんは何にするの?」
澪「そうだなぁ〜」チラ
前に並ぶ列の脇に視線を走らせ、カウンターに並べられたパンをチェックする。
あんパンにメロンパン、焼きそばパン、お好み焼きパン、カレーパン…
カレーパン。
澪(カレー…)ごくり
澪「や、焼きそばパンにしようかな」
唯「焼きそばパン!わぁー澪ちゃんがそんなこと言うから私も食べたくなってきたよぉ…」
澪「おいおい。アンパンマンごっこは?」
唯「そうなんだけど〜…うぅ」モジモジ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:09:50.81 ID:YfzNpnID0
支援
澪「二つ買えば?」
唯「だめだよぉ節約中なんだもん」
澪「じゃあどっちかにしなきゃな」
唯「あぅ……うう〜」モジモジ
澪「おい番回ってくるぞ」
唯「えっ!あっあっ…み、澪ちゃん先でいいよ! んんんどうしよう……」
澪「(平和な悩みだこって)焼きそばパンくださーい」
澪「ふー。じゃあ私戻って食べるから」
唯「えええ待ってよぉおお私まだどっちか決まってないよぉ」
澪(知らんよ……)
アンパンマンごっこしてる唯律か
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:12:12.94 ID:28fnxgBYO
お好み焼きパン懐かしい いつも食べてたまたたべたい
・・・
律「おーぃす」ガチャ
唯「りっちゃんおっす!おっすめっす!」
律「唯ぃいいい元気いいなぁあカワイイよぉ〜」
紬「お茶淹れるわね〜」
澪「……」
唯「おいひい!今日のふるーつけーきおいひいよぉお」モグモグ
律「うまいなー! …ん、なんだ澪。食べないのか?」
澪「えっ」
紬「澪ちゃんひょっとしてフルーツケーキ嫌いだった?ごめんね……」
澪「い、いやそんなことない!そんなことないけど…」
律「けど?」
澪(……なるべくベストの空腹状態でカレーに持っていきたいんだよなぁ……)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:14:06.36 ID:OUxWCSI9O
新感覚
山澪さんじゃないんだな
澪「そうだ、私今ダイエット中だったんだよー!ははっ」
唯「そうなんだ! じゃあさ…じゃあ〜…」モジモジ
澪「あ、唯欲しかったらいいぞ」
唯「ほんと!?わぁ〜いやったー!」
律「あっ、唯ズリぃ!私だって欲しいぞ」
梓「わ、私も欲しいです!」
紬「あらあらあら♪」
澪(てか居たんだ梓)
澪(あぁ…それにしても早くカレーが食べたい……)ゴキュリッ
律「ん?澪のど鳴ってんじゃんwやっぱ食べたいんじゃないかよw」
澪「だ、大丈夫だって」
梓「そろそろ練習しましょうよー」
澪「そうだな、練習しよう!(これ以上皆が食べてるの見てたら限界だ)」
おなかがペコちゃんになってくるぜ・・・
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:16:21.85 ID:fESG47c3O
うおォン♪
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:16:49.54 ID:67+ZC3a1O
ぼっちを気にしたあとでまあいいかってのが
なんか知らんがグッと来る
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:18:23.46 ID:4STiBoLjO
なんでこんな時間に書くんだ…お腹すく
―――
―で、部活も終わって今に至るというわけ。
ガサッ
澪「ふふっ」
私はポケットにつっこんでいたチラシを取り出すと、もう一度メニューの写真を眺める。
澪「ダルカレー、タンドリーカレー…色々あるなぁどれも写真はおいしそうだ!」グゥーッ
澪「でもこのダルカレーというのはなんだろう?インドカレーってあまり食べた事ないんだ」
澪「載ってる順番からすると一番基本のカレーっぽいけど…」
澪「よし、折角だからこのダルカレーというのにするぞー!」
澪(絶対大盛りで食べよう)ごくり
・・・
澪「ついた!ここだここ」
カラカラーン♪
店員「イラシャイマセー」
澪(スタッフ全員インドの人なのかな。これは本格的っぽいぞ〜)
澪「……えと、このダルカレーというのをください」
店員「ナンとライスがアリマスが」
澪「(お腹空いてるし…)ライスで!あ、大盛りできますか?」
店員「スイマセン、大盛りはやってマセンです」
澪「そうですか」
澪(がーんだな…出鼻をくじかれた)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:22:49.76 ID:4STiBoLjO
支援
店員「食後ノお飲み物ハコーヒーとチャイがアリマスが」
澪「あ、はい。うーん……(折角だしなぁ、ここはやっぱり本場インドの…)」
澪「じゃあチャイお願いします」
店員「カシコマリマシタ」
客「えーと、タンドリーカレー。持ち帰りで」
澪(持ち帰り!そういうのもあるのか)
澪(しかしルーだけ持ち帰るのか。米は自分のとこで炊くのか)
・・・
店員「お待たせシマシタ、ダルカレーです」コト
澪「わぁー」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:24:52.26 ID:lKM7Xtiv0
けいおん×孤独のグルメ!そういうのもあるのか
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:24:55.18 ID:QuK2pc4G0
いい加減持ち帰りくらい学習しろwwwwwww
しかし似合うな
鮮やかな色のサフランライスに、平底の鉄製小鉢に入ったルー。
カウンターに立てかけられた食べ方メモを手に取る。
澪「ふんふん…別々に食べてもかけてもいいか。じゃあまずは別々で」
澪「いただきまーす」
澪「まずはやっぱりルーからだね。初ダルカレー!」パクッ
澪「……」モグモグ
澪「なんだろう、これ。豆?ぬるっとしたとろみがある…ちょっと苦手かも」
澪「それにスパイスは凄く効いているけど味があまり無いな」モグモグ
澪「気を取り直してライス行こう」モグッ
澪「……なんだか中途半端に日本人向けにされてる感じだなぁ」
澪(これは大盛りがなくて正解だったかな)
澪「かけてみよう。少しは食べやすくなるかな…」モグモグ
澪「……うーん、あんまり変わらないかも」モグモグ
澪「あぁ、それにしても肉が欲しい。タンドリーにするんだったな」
澪「やっぱりカレーには肉が入ってなきゃ……」モグモグ
カレー大盛はおkで二郎は戻すってことは、二郎ってすごい量なんだろうな
うおォン
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:27:26.98 ID:4STiBoLjO
腹減って死にそう
明日は外食にしよう。もちろんぼっちで
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:28:08.40 ID:QuK2pc4G0
描写がいちいち細かいな
悪くない
>>54 インド料理屋のカレーって、結構量少ないんだよな
その代わり何種類かルーがあるって感じなんだけどさ
・・・
澪「ふー(やっと片付いたぞ…)」カチャ
店員「コチラ食後のチャイです」コト
澪「あっ、どうも」
澪「チャイティー!スタバでしか飲んだことないけどどうだろう」
澪「アイスなんだ。夏だからかなぁ…いただきまーす」チュー
澪「……なんかぬるい…それに牛乳の味が強いなぁ。薄い味のついた牛乳みたいだ」
澪(そうだ、目を閉じて飲んでみよう)
澪「……」チュー
澪「はは。別にインドに居る気分にはならないか」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:30:11.00 ID:2gRvqowM0
腹減った
澪「ふぅ、ごちそうさま」
店員「890円デス」
澪「はい」チャリ
澪「……はぁ。期待感が大きかっただけにしょんぼりしちゃったぞ……」
澪(でも向こうの人にはこれが家庭の味なんだろうな)
夕暮れ時の住宅街。今日も様々な“家庭の味”の匂いで満ちている。
澪(今のは肉じゃが。……こっちは…あ、カレーだ。ぷぷっ)
そんな事を考えながら家路につく私であった。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:32:28.11 ID:jY2rnpMYO
澪っぽいIDで支援
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:32:40.72 ID:kFiUo1pk0
まーたオレオか
もっとやれ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:33:15.26 ID:aH1QaqR+0
>>54 二郎で一番量が多いといわれる神田神保町だと、マジで死ねる
うん、澪にはオッサン臭い役で十分なんだな
本場の人がやってる店に行った時は俺もがっかりした
日本のと違ってルーが液体で味も全然違うんだよな
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:36:20.66 ID:BkEefmaPO
まばゆい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:36:48.36 ID:2bcDHRKC0
確かにインド料理屋のカレーはうまくない
あれならココ壱のがいいわ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:37:03.74 ID:kFiUo1pk0
二郎の麺太すぎだろ
うどんかと思ったわ
>>66 店によって全然味は違うけどなぁ
俺の近所の店はわりとアタリっぽい
カレー自体はちょっと甘めだけど、ナンが美味いし、チキンもイケた
―――
澪「さて、こんなもんかな」
夏の休日、私は買い漁ったバンドスコアを鞄につめ、街を歩いていた。
澪「にしても今日はあっついなー、どこか喫茶店にでも寄って一休みしたいところだ」
フラフラ…
澪「ん?」
路地にある一軒の店が目に留まる。
澪「入り口脇の…なんだこりゃ。トーテムポール?」
澪「反対側には赤電話。変なセンス」
澪(でもなんだかすごく懐かしい雰囲気が漂ってるなぁ…)
古い煉瓦造りの入り口にかけられた看板を見る。
澪「珈琲ってある。喫茶店なんだ。丁度いいや、ここにしよう」
店員「いらっしゃいませ。お一人様でございますか」
澪「あ、はい(わぁあ執事みたいなおじいちゃん。雰囲気あるなぁ)」
店員「席はどちらにいたしますか?」
澪(ん?あ…中で半地下と半二階になってるのか。面白いな)
澪「じゃあ下で」
店員「かしこまりました、ではこちらへどうぞ」
澪「ふぅ。えーっとじゃあ…アイスコーヒーください」
澪(しっかし随分と古そうなところだね。何年前からあるのかなぁ)
何の気無しに脇の煉瓦の壁を見てみる
澪「わぁ。なんだこりゃ、落書きだらけだ」
訪れた人達の“記念の落書き”のようだ。
店内が落ち着いた薄暗い照明のため遠くからは良く分からなかったが、
こうして見ると壁一面にびっしりと隙間なくある。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:40:27.04 ID:UCXqFM060
途中で終わった律梓の話はいつ書いてくれるんだ?
澪「もしかすると結構有名なところなのかもしれないなぁ。客もいっぱい入ってるし…」
澪(ネットで調べてみよう)ピッピッ
澪「あ、出た。やっぱり有名なんだ…わぁあナポリタン!これが名物だったのかぁ」
澪「そうだよ喫茶店と言えばナポリタン…何してんだ私はぁ〜」ペチ
急にとても損した気分になる。考えてみればそろそろ昼時、小腹も空いている頃合だ。
澪「『飲み物は生ジュースが名物』。こっちもハズしてるじゃん!も〜」
なんて後悔をしているとほどなく、アイスコーヒーが運ばれてきた。
店員「お待たせしました」
澪(ありゃ、普通のお姉さん。おじいちゃんは席案内だけなのか)
店員「以上でお揃いですか?」
澪(ん〜、ナポリタンどうしよう……)
澪「あ、はい。大丈夫です」
澪(ま、ここはコーヒーで一息つくだけけにしとこうか)
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:42:39.60 ID:aH1QaqR+0
さぼうる?
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:43:27.80 ID:9n55ImGB0
これは面白い支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:44:34.82 ID:aH1QaqR+0
ってことはあの二郎、マジで神保町かwwwww
そりゃ吐いたら梓も怒るわなwww
実を言うとお昼はどこで食べるかもう決めていたのだ。
この街に来たらここ!という店が私にはあった。
澪「ナポリタンも興味あるけど、もう決めてきちゃったからね〜」
澪「…ん、ついてきたのミルクだけ?ガムシロップ無いのかな」
澪「どうしよう、店員さん呼ぼうかなぁ…声出すの恥ずかしいなぁ」
澪(ええい、飲んでみてブラックでも飲めそうならいっちゃえ)チュー
澪「! 甘い。最初から甘いんだ。そういえば昔の喫茶店ってこうなんだよね」
澪「うーん外暑かったから生き返る!」
澪「コーヒー自体は普通だけど…雰囲気のお陰でおいしさ3割り増しだね」チュチュー
澪「…………あっ」
コーヒーだけだとなんとなく暇なので、改めて壁の落書きを観察していると
その中の一つに見慣れた名前を発見した。
『軽音さいこー!ゆい☆』
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:46:06.18 ID:t543JMABO
上野で食べたコルマカレーってのはめっさ美味かったなぁ。
店名は忘れたけど。
澪「ぶはっ! ……ん?あれ、こっちのはまさか…」
『唯さいこー!律』
その脇には更に唯と律の名前が記してある相合傘が描かれている。
澪「なんだあいつら二人でここ来てたのか……」
澪(たく、こんな店知ってるなら教えてくれたっていいのに)
と同時に、ぼっちで二人の落書きを見ているこの状況に切なくなる。
澪「……はぁ〜…和とか誘ってみれば良かった……」チュー
澪「おいしかった。ごちそうさま」
カラカラン♪
モワッ
澪「わぁあ暑っ!ずっと冷房の中に居たから余計に暑く感じるよ」
澪「さーてご飯食べにいくぞぉー♪」
鳥取の喫茶店で食べたカレーは不思議な味だった
美味いとは思わなかった
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:48:31.77 ID:rPR+cKXF0
ほんま澪ちゃんは弱点丸出しなのにそれをかばって転がる強がりっこやでぇ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:51:51.40 ID:D4ukJyHDO
谷口ジロー好き。
喫茶店を出て大通りをぶらぶらと歩く。
通称“やさしさ通り”(澪が勝手に呼んでるだけ)
澪「この辺りにはチェーンじゃない洋食屋とか多いんだよね」
澪「昔懐かしの定食屋って感じでオシャレ過ぎてもない、ぼっちにはすっごく優しいんだ」テクテク
ほどなくして目的の店が見えてきた。
澪「あっ、やっぱり少し並んでるなぁ〜」
―ラーメンさ○ちゃん―
ここが私の目指していた店だ。
澪「この界隈に来たらここで半チャンラーメン食べてかないと落ち着かないよ」
澪「さて並ぼう……ん?張り紙だ。何々」
―原料高騰の折、ラーメンのお値段を値上げさせていただきました
澪「ありゃ、そうなんだ。でも仕方ないね。いくらになったんだろ」ヒョイ
澪「40円値上げかぁ。それでも半チャンセット690円、安い安い」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:53:29.89 ID:lKM7Xtiv0
「友達いるけど孤独」ってなんだかゴローちゃんと違って切ないな・・・うん・・・
・・・
澪「お、席空いた」
店主「どうぞー」
人柄の良さそうな親父さん。いや、もうおじいちゃんだね。
店名の○ぶちゃんその人である。
澪「へへへ、どうも」ガタッ
調理場とカウンター数席だけの狭い店内。一番奥に腰掛ける。
澪「半チャンください」
店主「はい半チャンねー」
澪(親父さんなんだか前に来たときより元気が無いなぁ…大丈夫かな)
煙草で一息つきながら黙々とラーメンを作っていく親父さん。
調理場で煙草を吸うなんて、という人は多そうだけれど
こういう店ではアリな光景だな、と私は思っている。
煙草の灰がうまみの素!なんちゃって。
澪(しかしサラリーマンだらけだね、女子高生は私だけか)
なんて事を考えているとラーメンが出来上がった。
店主「お待たせしましたぁー」ゴト
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 01:57:30.26 ID:9n55ImGB0
さすがに煙草の灰はないだろ
澪「いただきまーす」パチン
ズズルー
澪「うまい!」
刻みネギとメンマ、チャーシューだけのシンプルな醤油ラーメン。
このシンプルさが日々の気苦労に疲れた体を癒してくれるのだ。
澪(ぼっちは色々悩み多き生き物なのです……ってね)
澪「モグモグ…この甘い味付けのメンマがいいんだなぁ」
澪「チャーシューは底に沈めておいてスープを染み渡らせてから食べるぞぉ」ギュウー
澪「ズズー」
澪「ぷぅ。この体全体に染み渡っていくような感覚!シンプルな醤油スープじゃないと味わえないよね」
店主「お客さん久しぶりだねぇ」
澪「あっ、へへ…あんまりこっちに用事がなかったものですからー」
店主「そうかい、たっぷり食べていってよ」
澪「はーい」
>>88 中国では食う幼女も居るから美味いんだよきっと
誤飲する事故も起きるし危ないけど美味いんじゃね?
澪「さて、チャーハンも食べちゃおう」
ところどころ白い部分が残っているチャーハン。
どちらかと言えば家庭のチャーハンって感じ。
澪「ところがどっこいそこが良い〜っと」
澪「もぐもぐ」
澪「おいしー!この濃い味付け!ここはいつも変わらない味だね」
店員「すいませんお待たせです、卵買ってきましたー」
店主「あいお疲れ、ちょっとラーメン見ててくれるか…三つね」
店員「はい」
店主「ふぅーっ…」
澪「……」チラッ
うんこのSSはいいなあ
お色気満載のVIPの中にあってすごくサワヤカな存在だ
戻ってきた店の外に出て椅子に座って一服する親父さん。
疲れてそうだなぁ…
澪(私が大人になる頃には、もうこの店もやっていなかったりするんだろうか…)
ふとそんな事を考えてしまい、急に寂しくなって箸が止まる。
澪(もうあと何度来れるんだろう……)
澪(しっかりとこの味を覚えておこう)
私は箸を取り直し、残りのラーメンをじっくりと噛み締めるように食べるのであった。
あ、「戻ってきた」は無しにしてください
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:03:48.47 ID:lKM7Xtiv0
山岡「やれやれ、こんなタバコの灰入りラーメンをうまいと言っているようじゃ、
ほんとにグルメSSかどうか怪しいもんだ」
澪「な、何ですかあなたは!私がせっかく…」
山岡「明日もう一度この店に来てください。
こんなくたばり損ないが作ったようなラーメンよりずっとうまいラーメンを
ご覧に入れますよ」
ぼっちの切なさとこの哀愁がすごくマッチする
唯「やったね!おっす!」ガチャ
律「おっす唯!何がやったねなんだ?」
唯「別にー、言ってみただけだよ〜」
律「やったね!」
唯「あっ、りっちゃんまねっこ?」
律「唯が部活に来た!やったね!!」
唯「何それ〜あはは」
律「唯ぃい〜!」ガバァ
唯「ちょちょ、やめ…」
律「」
紬「今日はチーズケーキよ唯ちゃん」
唯「ホンマ!?やったね!」
律「やったな唯ぃいい唯が嬉しいと私も嬉しいよぉお」
紬「あらあら……//」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:06:58.52 ID:4STiBoLjO
ラーメン食いたい
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:08:35.69 ID:mU10vn4uO
フヒッw
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:10:49.47 ID:nYUYW/rwO
>>95 井の頭五郎「人が食べてる前でそんな物言いすることないでしょう!
見なさい、お腹が空いてるはずなのにこれしか喉を通らなかった」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:12:00.06 ID:t543JMABO
澪は冬の海に一人で行く位だからなぁ。
こうなる素養は十分にあるよな。
唯「おいひい!おいひいよおお」モグモグ
澪「……」モグモグ
梓「そういえば澪先輩、土曜日さ○ちゃん行ってませんでした?」
澪「え?」
梓「並んでるの見ましたよ」
澪「あ、梓居たのか」
梓「えぇまぁ。ちょっと近くに用があったので」
澪(……あ、そういえば近くに二郎あったな…)
澪「っていうか見かけたんなら声ぐらいかけてよ……」
梓「えっ!…スイマセン何か忙しそうだったので〜」
澪(嘘つけ)
梓「あっ、唯先輩口のまわりべったべたですよ〜」
唯「ほんと?やったぁ口のまわり味わうぞぉ〜♪」ペロペロ
澪(唯とかだったら話しかけたんだろうなぁ……ハァ…)モグモグ
支援
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:25:59.28 ID:rPR+cKXF0
ほんまに澪ちゃんは甘えん坊の気質を底に沈めた日本海の風を受ける湖やでぇ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:26:02.68 ID:Zmr1bhQw0
支援
澪「……」
律「唯ぃいあーんしてよあーん」
唯「いいよりっちゃん自分で食べるから」
律「そんなこと言うなよぉお」
澪「そ、そういえばさ〜」
唯「どうしたの澪ちゃん?」
澪「私こないだ面白い喫茶店見つけてさ。入り口にトーテムポールなんか立ってるとこで」
唯「あっ、それ知ってるよぉ〜!赤デンワもあったでしょ」
律「あぁ、あそこかぁ。唯一緒に行ったよなー♪」
紬「もしかしてこないだりっちゃんに教えてもらったとこ?」
律「そうそう!梓も行ったんだろ?ムギと」
梓「良かったですよ」
律「へぇーそうかぁ、澪も見つけたんだ!いいよなあそこ」
澪「……うん……」
澪「……」モグモグ
せつなくなった
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:30:52.50 ID:aH1QaqR+0
他の4人に自覚がない分、よけいにきっついよな
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:32:09.89 ID:XC5FmNfsP
心が痛い
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:38:00.38 ID:Zmr1bhQw0
面白い
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:38:32.41 ID:YfzNpnID0
今度みんなで行けばええやん
それって素敵やん
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:39:57.07 ID:rPR+cKXF0
>>111 この澪はそれだとだめなんだよ・・・
甘えた話だけど、それでも澪ちゃんには最初に一回誘ってくれる人間が必要なんだよ・・・
また休日。
いつものように誰からも遊びに誘われなかった私はふらふらとあてもなく街を彷徨っていた。
めし屋を探して。
澪「はぁ…お腹が減った……」
澪「それにしてもここいらは本当に洒落たイタリアンやらばかりだなぁ」
澪「あんなとこぼっちが入ったら一瞬で白骨化してしまうぞ……」
めし屋だ。ぼっちが入れるめし屋は無いのか。
澪(あぁ…私の座れる場所がどこにも無い街)
澪「……」ピタリ
気が付けば私の足は桜水産の前で止まっていた。
澪「うぅ……結局こういう選択になるのか」
澪「本日のランチ…マグロ刺身定食ってやつでいいか」ピッ
澪「ふぅ。なんだ昼間から飲んでる人多いなぁ…する事ないのかな」
澪(と、ぼっちの私が言えたことじゃないけど…はは、案外あれが未来の私だったりして)
店員「お待たせしゃっしたー」
澪「どうも」
澪「さて、食べるぞぉー」
澪(……うわ、刺身4切れだけ。相変わらずしょぼいな。まぁワンコインだし仕方ないか)
刺身の他はご飯、味噌汁のみ。
澪「まぁいいや、ここのメインはおかずじゃないもんね」
卓に備えつけられたのりに柴漬け、のりに生卵。
いわゆる“フリーおかず(勝手に呼んでるだけ)”だ。
加えてご飯に味噌汁もおかわり自由なので定食についてくるおかずはオマケのようなものなのだ。
澪「まずは漬物とのりで一杯目を食べるぞ〜」
澪「最初に卵かけご飯やると茶碗が汚れて美しくないからね!」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:45:56.66 ID:GyZu3MT20
なんか小腹すいてきた、というか口が寂しい
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:46:03.96 ID:rPR+cKXF0
ほんまに澪ちゃんは……澪ちゃんは……かわいいこや……! かわいいこや!!
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:47:20.99 ID:lKM7Xtiv0
違うよ・・・年頃の女の子が考えること違うよソレ・・・・・・
もぐもぐ…
澪「はぁ。なんとも普通なご飯だ。空腹が調味料だね」モグモグ
食べながら、窓から外の通りを眺める。
腕を組んで歩くカップル、友達同士じゃれあいながら走っていく子供達―
澪「……お、おいしいな〜この柴漬け!はははうまいぞぉー」モグモグ
澪「あっ、味噌汁全部飲んじゃった。おかわりしてこよ」スッ
カパ
澪「ん?もうほとんど残って無いぞ…」
澪「どうしよう、言うの恥ずかしいなぁ……」
鍋を傾け、わずかに残った味噌汁を集める
澪「情けない……うぅ……」チャカチャカ
澪「……くずみたいなワカメしか入ってない……」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:50:24.58 ID:GyZu3MT20
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:50:54.50 ID:cxW880dIO
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:50:58.78 ID:YfzNpnID0
ハッピーなエンドにしろよ
300円やるから
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:51:00.01 ID:rPR+cKXF0
もう俺が性転換して桜高はいるからな!!!
んでもって澪ちゃんをウザがらせまくってキョンみてーな台詞言わせてやる!!
覚悟しとけよこの澪ちゃん!!
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:54:05.08 ID:9ZvFxh2BO
ゴローちゃんポジはあずにゃん辺りが適役
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 02:54:23.98 ID:GyZu3MT20
澪「……どうしよう、味噌汁これで最後かぁ」
澪「ラストはねこまんまで締めるつもりだったのになぁ…」
澪「卵かけご飯中は手をつけないでおいておくという手もあるけど
それじゃあねこまんまやる頃にはぬるくなっちゃうぞ…」
澪「卵かけご飯を取るべきか捨てるべきか…それが問題だよ」
客「スイマセーンっ!ちょっとぉー!」
澪「?」
店員「ハイなんでしょう」
客「これ、味噌汁無くなってるんでェ」
店員「あ、はいすぐ新しい物をお持ちします」
澪(やったー!ナイス!これで悩みが吹き飛んだぞぉー、ははは)
澪「じゃあ卵かけご飯し〜ようっと♪へへ」
>>120 それwww
知ってるやつなら食いついてくるとは思ったがまさかいるとはw
>>1表現が上手ですね。
ほんわかして楽しいSSです。最後まで頑張って下さい。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:01:19.76 ID:MjUGwdYW0
なぜだろう
世にも奇妙な物語の、大杉蓮の夜汽車の男を思い出した
澪「醤油はちょっと少なめが好きなんだよね」ツツー
澪「ほいほいほい」カチャカチャカチャ
澪「よいしょっと。食べるぞぉー」ザフザフ
澪「ングむ……ご飯ぬるっ!」
澪「卵かけご飯はあっつあつ炊きたてにやると卵固まって嫌だって人いるけど
私はあっつあつ派だなぁ……」
澪「この保温されすぎて微妙な温度と水気の無くなったご飯!」
澪「卵かけて更にしまりがなくなった感じだよ」
澪「はぁ、まるでぼっちの私のような卵かけご飯だ……」モグモグ
客1「なァ、さっきからあの子一人で何言うとるの」ヒソヒソ
客2「さぁ…こんなとこに一人で来る女子高生なんてよくわからんね」ヒソッ
澪「…………」モグモグ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:04:12.13 ID:V8AkdYtWO
追いついた
今夜はお世話になります
孤独のグルメの人なら山岡を物理的にぼっこぼこにしてくれるはず
澪が無言でもぐもぐいってるのを見ると凄く悲しくなってきます
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:05:19.29 ID:lKM7Xtiv0
>>129 そりゃそうだ
元ネタ書いてるのが同じ作家さんだからな、共に
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:06:06.90 ID:rPR+cKXF0
飯のコストパフォーマンスをうまく上げたから得した気分になるってのはさ……
人生に充実感が得られない人間の慰めなんだよ……
暇な時間にエロ漫画を片っ端からダウンしてきて、HDDに収めておくのと同じ空虚な満足感なんだよ……
腹は膨れる、それは膨れるさ……
だけどさ、だけどさ、君には……けいおん!が……
魚尾おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ほんま澪ちゃんはほっとけない子やでぇ!!!
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:08:34.51 ID:t5OO3yelO
切ない気分になるSSですね・・・
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:10:04.84 ID:YfzNpnID0
sien
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:10:47.69 ID:sYBQqScF0
澪「だめだ、これは醤油を足した方がいいな」ツー
澪「よーし、更にのりで巻いて……あ、そうだ!」
澪「ついでだから柴漬けを乗せて、それで巻こうっと」マキマキ
澪「へへ…澪流リトルグルメ…そうだなぁ、卵と柴漬けの結婚式with仲人ノリスケかな」
澪「もぐ」
澪「オーマイコ〜ンブ!なんちゃって〜ははは」
ヒソヒソ…クスクス
澪(……ぼっちだってご飯ぐらい楽しく食べてもいいじゃないか……)
澪「さてねこまんまして帰ろうかな」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:11:01.49 ID:83pX/ncJO
>>129 駅弁だっけ?
子供心にあの飯を凄く食べたくなったなぁ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:12:22.39 ID:5FAbp46kO
胸が痛い
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:13:24.77 ID:YfzNpnID0
オーマイコンブだと
カパ
澪「うわぁーすごい、替えたてだからあっつあつの味噌汁だぁ」
澪「へへ、具いっぱい取っちゃおう」ツーッ
澪「おとと、なかなかうまく集まってくれないなぁ…このっ」
澪「くそぅこのっ、この……流れて逃げるな、金魚すくいの金魚かっ!」
澪「むむぅうう、こn」
客「……あのー…」
澪「!?」
澪「あっ!!す、すいませんすぐつぎますから…」ジャバジャバ
澪「ごめんなさい、どうぞ…//」
澪(うぅっ、恥ずかしい……)
澪「あっ!?」
澪「しかも急いでついだから具がほとんど入らなかった……」
澪「はぁ、なんか今日は微妙にズレる日だなぁ……」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:25:28.79 ID:YfzNpnID0
ハッピーなエンドにしろよ
澪「……」ジャバーッ
澪「やっぱり茶碗に味噌汁だね。味噌汁椀にご飯は美しくないよ」
澪「さて、食べよう……ん?」
窓の外、店の正面の横断歩道を信号待ちしている二人の少女が目に留まる。
澪「あっ!唯に律じゃないか……!」
澪「反対側に手を振ってるぞ」
澪「! む、ムギと梓…四人で遊ぶんだ……」
澪(どうしよう。この辺りで遊ぶのかな…早いとこ店出てこの辺ぶらつこうか)
澪(偶然を装って見つかってみたら拾ってくれるかなぁ〜)
澪「……」カッチャカッチャ
澪「……ぷは!ごちそうさまー」チラ
澪「あれ!?居ない!どこ行ったんだ!?」
「窓際の席にしようよぉ〜♪」
澪「!!!!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:28:21.56 ID:fESG47c3O
孤独のグルメもこのスレめ読んでると腹減ってくるな
今家に塩しかねえよ…
かまわん、やめろ。
・・・止めろっ!止めるんだ!止めてやってくれ!
アームロックの店長ってネタ元いるんだね
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:29:38.05 ID:YfzNpnID0
やっぱハブられ設定なのかよ
がっかりだ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:30:15.89 ID:mU10vn4uO
きたきたきましたよこの展開
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:31:59.58 ID:+ZQsERlGO
孤独のグルメなのはわかる
だがあまり孤独を強調しないでくれwww
切ねぇwwwwwww
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:32:35.94 ID:4STiBoLjO
澪が俺と同じ立ち位置で悲しくなってきた
梓「でもこんなとこ知ってるなんて意外ですね」
律「へへ、親父がたまに昼ここで食べるらしいんだー」
唯「たまごとかおかわり自由なんでしょ!?すごいよぉー」
紬「私こういうお店は初めて〜」
ワイワイ…
澪(やばっ、流石にこの状況で会うのは気まずすぎる……!)コソコソ
唯「あっ、澪ちゃんだ!」
澪「」
律「えっ?あ、マジだ」
紬「澪ちゃんこんにちは〜」
梓(うわぁあ……こりゃかわいそうなタイミングで遭遇しちゃったね…)
澪「……よ、よ〜。何してるんだお前らー」
唯は天然で残酷だな
でも気づいてないふりするよりはいいこなんだろうか
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:36:24.39 ID:t5OO3yelO
うわあぁあああぁあぁぁああああ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:37:32.35 ID:XC5FmNfsP
この状況を想像しただけで尻汗が出てくる・・・
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:37:45.63 ID:NPsux6uV0
知り合いで友人じゃないって感じがビンビンするぜ・・・
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:38:20.05 ID:rPR+cKXF0
いや、逆にチャンス!
逆境だよ澪ちゃん!! 君の力を見せるタイムだ!!
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:39:46.35 ID:4STiBoLjO
俺が澪の状況だったら気づかなかったふりするな…
泣きそう……
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:40:36.73 ID:qcHoTU1mO
しかも飯食い終わってるという
律「実はこの店ご飯に味噌汁、卵までおかわりし放題らしいんだよー
って澪は食べてたんなら知ってるか!ははは」
紬「この機会に人生初の卵かけご飯にトライしてみようと思うの」
梓(おいおい、初って。おいおい)
唯「ご飯代は節約するんだぁ〜、今日はこれから映画にいk もが!」ガシ
律「ははは!たまにはこんなとこもいいかなって!!(唯っ、空気読めって!)」
澪「! そ、そっかァー映画行くんだ……」
律「あっ……ごめんな澪誘ってなくて」
澪(だってこいつ隣でポップコーン食うなとか言うしな…)
澪「い、いいんだよ別に〜ははは、今月お小遣い厳しかったしさぁーどっちにしろ無理だったよ」
澪「あははははは」
梓(わぁあぁ……なんだろうこの気持ち……)
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:42:51.38 ID:YfzNpnID0
さてここからどう持ってくか
澪かわいいのう
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:45:24.92 ID:rPR+cKXF0
おいすざけんなよこんなもん誰だってムリだわ!!!
この状況で澪ちゃんがどうアクションしようと磨かれた床にリンスぶちまけるようなもんだろうが!!
人修羅以上にムリゲーだわこんなもん!
澪ちゃん・・・頼む・・・・!!
間違えた
律(だってこいつ隣でポップコーン食うなとか言うしな…) でした
眠いから……
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:45:50.05 ID:t5OO3yelO
やっぱ俺梓嫌いだわ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:46:38.19 ID:4STiBoLjO
あれ…?目から汁が……
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:46:49.13 ID:YfzNpnID0
澪のグルメっぷりがポップコーンにも発揮されんのかと思った
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:48:50.09 ID:mU10vn4uO
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:49:14.87 ID:t5OO3yelO
寝たら掘るぞ
紬「澪ちゃんは何しに来てたの?」
澪「えっ!?と、特に何も……」
唯「そうなんだ!もう食べ終わったの?」
澪「うんもう帰るとこだよ……(早く立ち去りたい。帰ってベッドに突っ伏したい)」
唯「えぇ〜せっかく会えたのに…おかわり自由なんだからもうちょっと居ようよぉ」
澪「」
梓(唯先輩……これ真面目に言ってるってのがまたアレだよね……)
澪「そ、そっかぁ〜?ははは、じゃあどうしよっかなぁ、もうちょっと居ようかn」
カチャカチャ
澪「あっ!?(食器が……)」
律「……」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:53:06.11 ID:fESG47c3O
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:53:33.56 ID:rPR+cKXF0
さ、下げられた・・・?
そんなことが?
まだ店内にいる状況で、そんなことがあっていいのか・・・?
紬「さ、下げられちゃった……」
梓(まぁ結果オーライじゃないですかね)
澪「……か、帰るよ。じゃあまた…えと、月曜な〜」
唯「うぅ、ざんねん…またね澪ちゃん」
律「またな」
紬「またね〜」
梓「またです。おつかれです」
澪「……」フラフラ
唯「わぁああじゃあ私さっそく卵まぜちゃっていい!?いい!?」
律「いいよ唯ぃいどんどん混ぜちゃってよぉおカワイイよぉ」
紬「あらあらあら…私もやろう♪」
梓「柴漬けおいしいですね」コリコリ
私は皆の楽しそうな会話に振り返ること無く静かに店を後にしたのだった。
澪(映画何見るのかなぁ〜。はぁ…ツタヤで何か借りて帰ろうかな)トボトボ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:54:11.05 ID:T2y0z6k4O
知らんよ…
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:55:37.05 ID:+ZQsERlGO
ああぁああぁぁぁぁ……
気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい
泣いた
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:55:46.69 ID:V4iNXIdSO
し しにたい
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:57:11.77 ID:t5OO3yelO
心が、いたい、すごく
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 03:58:05.08 ID:bj8JiWoJO
澪「ねこまんま」
なんか可愛いよ、すごく可愛いよ
なぜだろう吐き気がしてきた
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:00:56.68 ID:WnEqRQ3q0
澪の人生はハードモードなの?
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:01:39.92 ID:iaWI2fwIO
おい、なぜ普通にハンバーガー食っているんだ
ここは「日本のハンバーガーショップってどうしてこんなにガキ臭いんだろう」じゃないのか
澪「ふぅ〜、さて何借りようかなぁ」
澪「楽しい気分になる映画がいいな!」
澪「スカッとする映画とかでもいいなぁー」
和「あら?澪じゃない」
澪「えっ!?あ、和!わぁー何してるんだ!?偶然だなー!」
和「(声でかっ…)な、何ってビデオ借りに来た以外に何があるのよ」
澪「そうだよなー!はは、何聞いてるんだ私はぁ〜ははは」
和「勉強が一区切りついたからね、息抜きでもしようと思って」
澪「そっかぁー!何借りに来たんだ?」
和「うーん…実はちょっと気になってたのがあって、それ探しに来たんだけど…」
和「あった。これこれ」スッ
澪「あ、それ見たことあるよ!そこそこって感じだったよ」
和「」
和「そ、そう……」カタン
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:02:55.93 ID:T3hi/EMY0
ベタすぎでつまらん
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:03:34.54 ID:t5OO3yelO
oh・・・
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:04:13.00 ID:rPR+cKXF0
のどちゃん信じてるぞ・・・
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:05:16.81 ID:XcxXo/0/0
もう見てられない…
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:08:20.79 ID:FW1zwDXjO
澪「私は信じる道を行く!」
澪に何の怨みがあるんだ
俺がちょっと抜いていけるようなSSってもうないのか?
和「じゃあ私もう行くわね…」
澪「えっ、借りないの?」
和「また今度にするから…」
澪「あ、そう……」
和「じゃあ」
澪「またね」
澪「……(もしかしたら一緒に観れるかもなんて幻想を抱いてしまった……)」
澪「はぁ。あ、トランスフォーマーか。これでいいかスカッとしそうだし」
―――
澪「さぁ観るぞー!丁度律達も観始めてる頃かなぁ〜」
・・・
澪「……なんだこのプレステのゲームみたいなCGは……」
澪「あ、よく見るとタイトルが違う……パチモン……」
トランスモーファーか
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:11:15.74 ID:Eg4bqOXtO
サンジュ…
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:11:39.73 ID:Ze+mGBP2O
追い付いた
がここまで来るのにHPが半分になった
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:11:42.68 ID:rPR+cKXF0
おい、起床後即確認しにくるからちゃんと澪ちゃん総受けルートに戻しとけよ!!
おやすみ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:12:15.34 ID:t5OO3yelO
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:20:58.77 ID:h1o6+Nk1O
唯も空気読めないけど澪も大事なとこで空気読めずに失敗するタイプだな・・・
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:26:43.82 ID:CltHWszqO
ドキがムネ裂けそうだ
ガヤガヤ…ワイワイ
澪「へへ、ア○横は活気があっていいね。並んでるお店見てるだけでわくわくしてくる」
澪「魚屋さんって何かテンション上がっちゃうなぁ〜。あ、すごい蟹まだ生きてるぞぉ」
「ウマイヨーウマイヨー!ネェチャンニーチャンラッシャーイ」
澪「ん?」
澪「ケバブかぁ。へぇ〜…そういえば食べた事無かったなぁ」
澪「この機会に食べてみようか」
店員「ラッシェエネエチャーン、ウマイヨ!」
澪「一つくださーい」
澪(ってうわ!一つ500円もするの?高ッ)
店員「スグツクルからマッテテネー」チャキチャキ
>>200 同じ空気読めないなのにこの差はなんなんだろうな・・・
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:30:14.23 ID:RQ4yQSyr0
もうギブ
澪「…あ、この肉ってばら肉重ねてタワーにしてるのかぁ」
澪「今まで大きい肉を串刺してるのかと思ってた」
澪「んん〜いいニオイ」
澪(…しかしこれ一日で全部使えるのか?余ったらどーするんだろ……)
店員「ハイオマチー、カライヨー」
澪「どうも」
澪「……どこで食べればいいんだろう。このベンチしか無さそうだけど…」ストン
澪「……」モグモグ
澪「おいしい!」
澪「……(うぅ、でも私しか食べてないから店員さんの視線が…落ち着かないよ)」モグモグ
「すいませーん二つください」
店員「ラッシェ!ニイチャンネエチャンウマイヨー」
澪(カップル客だ。はぁやっと店員さんの視線が外れてくれたよ)モグモグ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:34:42.19 ID:U6UJg9FlO
さく水っておかわり自由だったっけ?
店員「ヘイオマチー」
男「うまそー!…てかどこで食べる?これ」
女「このベンチでよくない?」
澪「」
男「だなぁ、じゃ食べよう」
澪(正面のベンチに座るなよぉおお……)
澪(くそっ、見てるのか…こっち見てるのか?)モグモグ
ヒソヒソ
澪「!(こ、小声で喋るなよぉ…私のこと何か言ってるのかと思うだろぉ……)」
澪(あぁ、早く食べてどっか行こう…うぅ、折角おいしいのに味わってられないなんて…)
「澪ちゃん!」
澪「!?」
律「よ、よぉー」
澪「唯…律……」
唯「ほらねりっちゃん、やっぱり澪ちゃんだったでしょー♪」
律「唯は澪見つけるの上手いなーははは」
澪「な、何してるんだ」
律「いやその…唯がケバブ食べてみたいっていうから……」
唯「りっちゃんちたまにここに買い物に来たらいっつも食べるんだって!」
澪「そ、そうかー。ははは」
唯「澪ちゃん何してたの?ひまなら一緒にまわろうよぉ」
澪「えっ。いいのか?」
律「……まぁ唯がいいっていうならァ…いいけどぉ……」
唯「じゃあ決まりだねー!へへへこの後は服見に行くんだよぉ」
澪「唯ぃ……グスッ」
律「泣くなよオイ」
澪「だってぇ……グス……」
唯「とりあえずけばぶ買おうよ〜、ふたつくーださーいな〜」
店員「ヘイ!ネェチャンタチ、ドッチガカレシ?」
唯「ほぁっ!?」
律「な、何言ってんだろうなこの人!はははは、唯気にするなってェ」
唯「うーん……りっちゃんが彼氏かな!」
律「!!ゆ、唯ぃ〜ッ……グスン」
澪(お前も泣いてンじゃん……)
店員「ヘイオマチ!デキタヨーカライヨー」
唯「わぁーいいにおいだよぉお」
唯「じゃあ食べよう!澪ちゃん隣座っていい?」
澪「い、いいよ!待っててつめるから」ササッ
唯律「いただきまーす!」
HAPPY☆END
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:41:27.04 ID:Ze+mGBP2O
唯二階級特進
遠回しに避ける律をみると何か思い出す
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:43:36.47 ID:t5OO3yelO
おいこら、寝るな
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:44:37.75 ID:kgbdn8oxO
アメ横のあそこかwww
あのベンチはきついな。
腹減った
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:45:11.36 ID:IZQ4ebrIO
アメ横はあらゆるにおいが集まる場所
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:53:07.03 ID:Y8nkHtH40
イスケンデルスパイシーで
どこか煮え切らんな…
取りあえず
>>1乙。面白かった
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:54:51.68 ID:WD2O1S8LO
にほい
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:57:01.03 ID:mU10vn4uO
人の食い方にうるさくない澪なんか澪じゃない
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 04:57:30.94 ID:UsQRa6sDO
アンパンマンごっこまだぁー
――アメ横の奇跡から数日後。
私はアッサリとまた元のぼっちの鞘に納まっていた。
また一人で散歩をするだけの休日。
澪「…………」テクテク
考え事をしながら足の向くままに散策する。
いつもならお気に入りのめし屋のことなどを考えるのだが、
その日私が考えていたのは珍しく、自分の身の振り方についてだった。
澪「唯は私が誘ったら遊んでくれるんだろーか」
澪「でももし二人で遊んで楽しく感じてくれなかったらどうしよう……」
結局余計なことを気にしすぎて誘えない。
まさにぼっちの思考である。
澪「消極人間ぼっちここに極まれり、か……」テクテク
澪「はぁ…だめだ、お腹が減って頭が働かないや」
澪「とりあえずめし屋だ……どこか適当なところで飯でも入れよう」
ごめんちょっと最初の路線からズレたからリセットした
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:00:06.72 ID:jABCikja0
いいねいい
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:01:31.95 ID:deaFiG5P0
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:01:35.92 ID:UCXqFM060
いいんじゃない
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:01:51.90 ID:fESG47c3O
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:02:59.28 ID:2R/Z/ftbO
SS完成したら、まとめサイトに載せて下さいね
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:03:19.54 ID:l7zJjyXs0
僕もオレオの人のファンです
イイヨイイヨー
と、そこでやっと気が付いた。また知らない場所に迷い込んでしまっていたことに。
澪「あちゃー私っていっつもこうだなぁ…どこなんだろここ」
澪「まぁいいか。もしかしたらいいめし屋と巡り会えるかもしれないぞ」
澪「そう考えると迷子も悪くないなって思えてくるよなー、ははは」テクテク
住宅街…学生街かな?アパートがそこかしこにある。
そんな中にもめし屋がぽつぽつと。
澪「へぇ〜、こうして見ると結構面白そうな店が多そうだぞ」
澪「中華!うーん……悪くないんだけど……とりあえずあの先にも店があるぞ」
澪「ここはイタ飯かぁ。パスタ……スパゲッティ…そうだなぁ…でも他にも見てない店がまだありそうだ」
澪「とんかつ……蕎麦屋……定食屋……」
澪「参ったなぁ、もう無いかと思って少し歩くと次のめし屋がある」
澪「最初の中華でもいいかと思えてきたけど戻るのが面倒だ……」
澪「これじゃきりが無いや、もう次のめし屋に決めよう!」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:14:00.87 ID:Y8nkHtH40
澪と一緒に飯くいにいきてぇええええええええええええ!!!!!!!!!
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:23:47.68 ID:cN6pg6Az0
胸が痛くなる・・・・
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:24:05.16 ID:G9IDdZQfO
鯖の缶詰めと海苔とご飯で食ってきますた
>>1の書く異常なくらい唯Loveな律と淡白な梓が好き
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:24:58.04 ID:Ze+mGBP2O
またゴローちゃんの悪い癖が・・・
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:28:53.50 ID:+D8FaL1BO
腹減るし律可愛いしでなにがなにやら
澪「……お、ここめし屋だぞ」
澪「なんて読むんだ?薔薇…“ばらえてい”……ん、バラエティーって読むのかな?ダジャレ?」
澪「しかし何の店なんだろう。欧風家庭料理とあるけどいまいち分からないな」
澪「でも逆におもしろそうだな!よしここに決めたぞー」
カラカラン♪
澪「おや、いきなり階段ですかー」トントントン
店員「いらっしゃいませー。お一人様ですか?」
澪「あっ。ハイ……(毎度この瞬間だけは何か嫌だ)」
店員「こちらへどうぞ」
澪「ふぅ」ギッ
澪「……あ、ランチセットがあるぞ。ボルシチ?ロシア料理の店なんだろうか」
澪「うーん…ボルシチって食べた事無いんだ。少し気になるなぁ」チラ
澪「あっ。若鶏のクリーム煮つぼ焼き風ってこれどうだろう。これもよさそうだ」
澪「ま、迷うなぁ……」
店員「いらっしゃいませー」
澪「新しい客だ…うぐ、先に頼まれると来るのが遅くなっちゃうぞ。早く決めよう」
澪「……すいませーん!」
店員「はい、おうかがいします」
澪「えと…このBのランチをください」
店員「若鶏のクリーム煮つぼ焼き風ですね。デザートはいかがいたしますか?」
澪「あ…じゃあこの3種のデザートプレートっていうのを」
澪「ふ〜……焦って注文しちゃったかな…でもいいや」
・・・
澪「あっ。サラダが来た」
澪「一応コース料理なんだね。へへへ」カチャカチャ
澪「キャベツがメインか。見た目には普通のサラダだなぁ」
澪「お、皿がちゃんと冷やしてあるや。いただきまーす」モグモグ
澪「んー、いいね。素直な味付け。優等生…和みたいな味だ」
澪「このドレッシングは自家製なのかな?気に入ったよ」モグモグ
カラカラーン
店員「いらっしゃいませー」
澪「……」チラ
澪(しかしさっきから来ている客層……年配の小奇麗な人が多めだなぁ)
澪(そういえば近くに大学があるみたいだった。そこの教員の人達だろうか…雰囲気がそんな感じだ)
澪「浮きまくってるなぁ私……でも同年代ばかりの店よりはぼっち感無いぞ」モグモグ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:48:07.28 ID:5jM/hqqZO
そんな神経質にならないでくれ
ひとりでいる事を楽しんでくれ……
しえ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:49:25.24 ID:+D8FaL1BO
支援
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 05:50:28.61 ID:Ze+mGBP2O
まだ一人飯に関して開花しきれてないな澪は
いいなぁ こういう食べ歩きみたいなのやってみたい・・・
・・・
店員「お待たせしました、こちらつぼ焼きです」
澪「わぁー、来た来た!ポットパイって好きなんだ、私」
サクサク
澪「このパイのドームを破る瞬間が楽しい!」
澪「さて中は……んんっ」
澪「大きい野菜がごろごろしてるぞー。あはは凄い凄い。おいしそー」
澪「でもこれだけで足りるかなぁ…」モグモグ
澪「ん?シチューかと思ったけどチーズがいっぱい入ってて…こりゃ結構重たそうだ」
澪「おいしい!んん〜いいね、チーズがすきっ腹にガツンと響くね」モグモグ
澪「シチューに入ってるにんじんの甘さってなんか優しくっていいよなぁ」モグモグ
澪「……」モグモグ
澪「……これ底が見た目より大分深いな…美味しいけどちょっと飽きてきちゃったぞ……」
澪「やっぱりボルシチにしとけばよかったかな。ピロシキもつくみたいだったし…」
店員「お待たせしました、こちらボルシチとピロシキです」
澪「ん?」チラッ
澪(あのお客さんのがボルシチかぁ)
澪(でか!でもおいしそうだなぁ。なんだろう、赤っぽいビーフシチューみたいな感じだ)
客「……」チラ
澪(あっ!見られてしまった…恥ずかしい。失礼な子って思われたかなぁ……)モグモグ
・・・
澪「ふう。かなりお腹にたまったぞ…」ポンポン
店員「食後の紅茶です」
澪「あ、どうも」
澪「……」カチャカチャ
澪「…デザートはまだかな。食後の紅茶といったらデザートだろうが」
店員「お待たせしました」カタ
澪「きたきた!うわぁー」
澪「バニラアイスにフルーツケーキに…プリンかな?どれもおいしそう」
澪「まずはフルーツケーキから…へへ、ムギがよく持ってくるやつに似てるな」トン パク
澪「おいしい!ちょっと硬めの食感で私好みだ。今日のランチは当たりだよ」
澪「お次はプリンかな。これとか唯が好きそうだな」
澪(……唯達は今日は何してるんだろうか)
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:03:30.20 ID:Ze+mGBP2O
誰々が好きそうだとか考えちゃダメだ!
考えちゃあダメなんだ!
―――
唯「おいひい!このケーキおいひいよぉ〜」モグモグ
律「はははホントか唯ぃいおいしいかー!よーし私も食べ…」
唯「うん!澪ちゃんにも食べさせてあげたいなぁ」
律「えっ。なんで澪?」
唯「なんでって。うーん…これ澪ちゃんが好きそうだなって」
律「ど、ど、どの辺が…?」
唯「えぇ〜、どの辺て言われてもぉ……なんとなく!」
律「……唯ぃいいい〜っ!」ガバァ
唯「わぁっ!?ちょっとりっちゃんお店の中だよぉ〜っ」
律「そうだこの店の壁にも唯最高って書いとこう……」キュポ キュキュー
唯「」
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:11:40.69 ID:+D8FaL1BO
律やり過ぎだろwww
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:21:07.82 ID:1bqw/q960
だが、それがいい
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:22:48.67 ID:psXDJ8ef0
この澪はカワイイ
―――
カランカラーン♪
澪「ふぅ〜っ、満腹だぁ……」ゴソゴソ
ショッポをポケットから取り出すと口にくわえる。火は点けない。
“エア一服”(勝手に命名)だ。
―今日は久々にいいめし屋に出会えた。
ぼっちでふらふらしているとどこに入るも自分の意思次第、
当たったら嬉しいしハズしても自分が落ち込むだけで実に気楽だ。
こういう点ではやっぱりぼっちがいいかなって思ってしまう。
…な〜んて考えを持つから私はいつまでもぼっちなのだろうか……
ふと唯の顔が浮かんだ。先週のアメ横は楽しかったなぁ。
澪「…よし!今後思い切って唯を誘ってみようかなぁ。お気に入りのめし屋にでも」
私は唾液でフィルターがくちゃくちゃになったショッポを箱に戻すと、
また道をぶらぶらと歩き出すのであった。
澪(ところでこれ帰り道どっちなんだ……)
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:28:12.85 ID:t5OO3yelO
飯に対する濃厚な語りと時折見せるぼっちの孤独・・・
やっぱズレた路線の時よりこっちの方が全然いいなw
あれはぼっちとかじゃなくて単純なハブだ
朝です。キリのいい所で終わります、ありがとうございました。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:29:24.84 ID:1iukZhtb0
乙
あとでさぼうる行ってこようかね・・・
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:30:15.44 ID:psXDJ8ef0
肥満体系になるぞ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 06:30:39.44 ID:t5OO3yelO
乙
てか高校生なのにショッポ持ち歩くなwwww
乙
ニヤニヤしっぱなしだったよ
昨日一人で初めてアメ横いったけどケバブうまそうだったけど恥ずかしくて無理だったよ
お〜つ!
続きを期待してもいいのかな?
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 07:34:00.98 ID:T7MXoL5vO
今回はウザさを発揮する機会も殆ど無かったなw
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 07:45:43.61 ID:+ZQsERlGO
終わってたか
>>1乙
この澪には幸せになって欲しいぜ……
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 07:52:04.00 ID:oKxVdwJC0
乙
ぼっちって
>>222みたいな考え方するのか・・・
自分が楽しめればそれで良いっていう唯我独尊思考なバカに生まれて良かった。ホント良かった
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 08:13:05.34 ID:iaWI2fwIO
ラストの二枚 あれがきいたな
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 09:05:20.11 ID:juySu6mL0
孤独とぼっちは違うようだ…
乙
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 09:06:19.54 ID:n8WgSmx5O
けいおんでやる意味無かったな
人間関係もめちゃくちゃだし
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 09:38:34.29 ID:Zmr1bhQw0
面白い。支援。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 10:09:19.02 ID:t5OO3yelO
ほ
終わったのに保守してるやつって何なの?
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 11:03:54.87 ID:q+NxIyXA0
梓「そ、そんなとこに生クリーム塗っちゃイヤですぅ〜///」
乙。澪好きになった
律あずはまだですか