憂「お姉ちゃん」唯「…顔近いぞ、何だ」

憂「そろそろ起きないと」

唯「ふぁぁぁぁぁ、わかってるよ」

唯「今日から高校生か」

――通学路

和「唯〜」

唯「こいつは私の幼馴染和ちゃん、雑魚中の雑魚キャラである」

和「何よ？」

唯「別に」

ま

>>1乙！
最後まで読んだ甲斐があった

情景描写もキャラ再現もできないからって逃げるのはよくないと思う

乙！面白かった
次回作期待してる

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そこそこ期待してしまう

けいおん！とかよくわかんないしドカベンで書いてくれ

和「あんた、高校では何か部活やるの？」

唯「いや、特にきめてはいないが」

和「はぁ…こうやってニートが出来上がっていくのね」

唯(部活やってないだけでニート扱いされる国があったら是非いってみたいものである)

>>8

岩鬼「じゃあかあしいわ！サンマ持って来いサンマ！！」

>>1久々に良いもん読めたよ！ありがとう！

>>8
うむ、続けて

1週間後〜〜

和「あんたまだ部活決めてなかったの！？」

耳元で怒鳴るな、やかましい

唯「んーでも私運動苦手だしな」

和「しょうがないわね、私が一緒に探してあげるから」

何でこいつはこう私の世話を焼くんだ？鬱々しい

唯「どこへ行くんだ？」

和「部活動紹介の掲示板みにいくのよ」

>>1乙
次も期待してるぜ！

和「ほら、文芸部とかどう？」

Why!?何ですと！？私に小説でも書けとおっしゃるのか？

唯「いや、いい」

和「じゃあコンピューター研究部は？」

唯「パスだ、ぱそこんなど触ったことも無い」

和「もぉ、運動部はダメだし何ならいいのよ」

だから私は部活なんて入らなくていいと言ってるだろう

和「あ、唯これは？」

流石に つまんね

唯「けいおん？ぶ？何だそりゃ」

和「音楽よ、軽い音楽。あんた昔からカスタネットとか好きだったじゃない」

唯「まぁ、嫌いではないが…」

高校生にもなってカスタネットもあるまい
大体本当にカスタネットでいいのか怪しいものだ

和「じゃあ唯、軽音部に入部届けだしとくわね」

唯「え！？ちょっ」

いつもの事だが強引な奴だ…

唯がキョンにしか見えない

唯をキョムっぽくしたらおもしろいとでも思った？
つまんね
お前才能ないよ

――音楽室

唯「ここが部室か」

唯「軽音部が音楽室占領してるのか？普通合唱部だろう」

唯「失礼しまーす」

律「おお！あなたが平沢唯さん！？」

澪「ようこそ、軽音部に」

紬「歓迎いたします」

律「ムギ！！お茶の準備だ！」

紬「はい！」

唯(ここ、何部？)

紬「召し上がれ」

唯「あ、はい頂きます」

まぁタダなら損は無い、頂いておこう

律「平沢さんはどんな音楽が好き？好きなギタリストは？」

息を吹きかけるな、気色悪いんだよ

唯「あ、えっと…特には、アハハハ」

ん？ギター…？

唯「ギター！？」

律「おわっ！びっくりした…どうしたの？」

唯「あ…い、いえ〜」

和ちゃんの野郎、どこがカスタネットだ
今度会ったら即乱闘だ乱闘パーティだ

律「平沢さん？」

やばい、何とかして断らねば

唯「あ、あの！私ギター弾けません！だから帰ります！」

言った…言ったぞ私…これでおさらばだ
アディオ〜ス

律「ああ、弾けないの？でもいいよ全然！籍入れてくれたら！」

なぬ！？

紬「1週間以内に集まらないと廃部になるところだったの」

律「平沢さんみたいな人が来てくれてよかったな〜！」

あ、あのーこれは一体

澪「わからない所は私達も教えるから」

律「がんばろー！」

こうして不本意ながら私の学園生活は幕をあけてしまったわけだが
はてさて…

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翌日、マグニチュード8，7の地震が私を襲った！

唯「5万！？？？！」

澪「安いのは10万円くらいするのもあるよ」

5万だと！？ふざけるな！大体部費でこういうのは…

唯「部費じゃ落ちませんかぁ？」

律「おちませーん」

アッハッハハッハッハ

こうして私は何とかお小遣い10か月分＝5万円を前借し
週末にみんなとギターを見に行くことになった
しかし何故だろぉ、皆の私服が爆発的にダサイ
いや、正確には1人を除いてだ

つづけてくれ

律「おーい唯ー！」

紬「おはよう、唯ちゃん」

ああ、軽音部唯一の癒しにして至高！ムギちゃん！
そのやわらかな物腰、光り輝く沢庵
そしてあなたの持ってくるお菓子、それこそが私の癒し

唯「おまたせー」

澪「じゃあいこうか」

みてるよ！

――10GIA

唯「へぇ〜色々あるんだな」

律「唯、こっちだよこっち」

しかしまぁ、これだけ並んでるとどれを買えばいいのやら

唯「選ぶ基準とかあるのか？」

澪「ああ、女の子はネックが細くて軽いやつが――」

唯「澪ちゃん、適当に選んでくれないか」

澪「え？」

どうも私はこういうのはわからん
澪ちゃんに任せておけば大丈夫そうだしな

澪「えっとじゃあこれなんてどうだ？」

唯「サンキュー、買ってくるよ」

律「えらく簡単に決めちゃったなーいいのかよ唯」

唯「いいっていいって」

どーせド素人の私が何を使おうと変わりなんてないさ
弘法は筆を選ばず、逆もまた然りだ

店員「いらっしゃいませーありがとうございまーす、合計4万8千…」

店員「はっ！紬お嬢様！」

店員2「お嬢様！」

店員3「お嬢様！」

唯「え？何？」

紬「いやだわ恥ずかしい」

唯「わっつ！？」

聞くところによると、この店は琴吹家の系列らしく
ムギちゃんは社長令嬢ということだった

まぁどこかタダモノじゃない気はしていたが…

律「いやーおどろいたなぁ」

澪「お嬢様な気はしてたけど…」

同感である

唯「ただいま」

憂「おかえりお姉ちゃん。あ、買ったんだ〜」

唯「まぁな」

憂「ねぇ、弾いてみていい？」

唯「壊すなよ」

まったくこいつは私のものを何でもかんでも触りたがる
そして――

ギュィィィィィィンン
ﾃﾞﾚﾚﾚ〜ﾝ

憂「お姉ちゃんこうやって弾くみたいだよ！書いてあるよ！」

天才と来ている

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　　 l　　　一　 　　　　|
　　 ヽ.._____ 　 　 　 _,ノ　ビクッ
.　　 丿ﾉ　ﾉ 丁丁￣l＼　ぶるぶる
　 . く_(__（＿（_._」____）ノ

それから数週間たった頃
高校に入って始めての中間テストなるものの時期がやってきた
教師が私の答案にペケを入れる糞忌々しい時期でもある

和「唯、テストどうだった？」

唯「どうもこうもないさ、最近はギターの練習で忙しくて勉強はさっぱりだったからな」

和「あんた、中学から勉強なんてしたこと無かったじゃない」

その通りなのだがお前に言われると腹が立つ

和「じゃあ軽音部は？うまくいってるんだ？」

唯「まぁな、それなりに楽しくやってるよ」

いつしかのカスタネット事件は忘れたわけではない、が

和「何？」

唯「別に」

しえん

そして翌日、私のテストが返ってきた！

唯「oh my got!!!」

――放課後音楽室

律「んーー！やっとテストから開放された〜〜」

紬「高校に入って急に――」

ガチャ

唯「help me!!」

律「あっはっはっはっはっは！12点！ひいひいひいいいい腹いてぇあっははっはっはは」

唯「そういうお前は何点なんだ」

律「あん？私？余裕ですよこの通り」

唯「何ですと！？」

くっそー何でこんな奴の頭がいいんだ？
天が配分した人のパラメータは随分いい加減なんだなオイ

律「あっはっはっはっはっはひいひい」

続きは？

マダデスカ

紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁりっちゃん」

oh my angel ムギチャン
それに比べてこいつは

律「あっはっはっははっは、もう、腹筋崩壊、あっひっひっひっひ」

澪「律、笑いすぎだぞ！」ｺﾞﾝｯ

律「あいたっ」

どうでもいいが、こいつのゲンコツは相当痛そうだ

紬「唯ちゃん、追試とか大丈夫なの？」

唯「え？あー…それが」

そのセリフ聞いたの9回目だわ

律「追試に受かるまで部活動禁止ぃ！？」

唯「す、すまん」

紬「追試はいつあるの？」

唯「確か、明日だ」

律「お前何のんびり部室来て茶ぁしばいてんだよ！勉強しろ勉強！」

澪「追試に受からなかったら部員が足りなくなって…」

まずい！この雰囲気
私、やばいことしちゃった？

唯「が、がんばりますとも！今から帰って」

律「そうだっ！今から唯んちで勉強会やろうぜ！一夜漬け教えるのうまいんだぜ澪！あっ」

なるほど、お前があんな点を取れたのはそういうことか

澪「いや、ちゃんと教えるけど…」

紬「いいわね、いきましょ！」

oh my gotってｗｗｗ

おもしろい
支援

律「そういや唯んちははじめて行くなー」

紬「おうちの人とか、迷惑にならないかしら？」

唯「妹ならいるけど平気だ」

どうせあいつのことだ、でしゃばってくるんだろう

澪「唯の妹か…」

―――もわもわもわん

妹「はさみ！」

唯「見りゃわかる、声くらいかけろ」

妹「えへっ！」

―――――――

律「ぜんっぜん大丈夫なんじゃね？」

紬「そうね」

澪「だな」

がんばれ

続けろ

ほし

キョンをトレースしたけいおん！……

澪のポジションが誰にしているか気になるな……