1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理スレ立てです。
2 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:34:58.22 ID:Y9SKwpyWO
>>1乙!
初北産業
gdgd探偵
ほのぼの?
シリアス?
3 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:35:42.80 ID:Y9SKwpyWO
簡易登場人物説明
( ^ω^)……ココア好き24歳、本人はキザなつもりだが呆れる程に全然決まっていない。
从'ー'从……みかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみかんみk
('A`)……みんな憧れ永遠の無職、その技術力には目を見張るものはあるが週1回は連行される。
(´・ω・`)……大企業の社員。結構不遇、妻を溺愛している。
( ´∀`)……ショボンの上司。少し子供っぽいところも。
(,,゚Д゚)……刑事。最近の悩みはコートを新調しようか、ということ。
( ・∀・)……やれば出来るタイプ。でも滅多にやらない。
(*゚∀゚)……超高確率で登場するモブキャラ。
(*゚∀゚)……↑にそっくりすぎる顔、区別がつかないが果たして……?
4 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:37:07.63 ID:Y9SKwpyWO
5 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:38:09.87 ID:Y9SKwpyWO
遥か昔に投下したので、前回のあらすじ
ついに、あの無職のドクオがバイトを始めた。
これは一大事と内藤と渡辺はドクオの勤め先に向かう。
そこにいたのはドクオと、なんと以前依頼を受けた関係である椎名しぃが。
しばらくして場に現れたのは最近ドクオと知り合いになったというつー。
悪戯好きのしぃは女同士の戦いを仕掛けるが……
支援
7 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:40:47.86 ID:Y9SKwpyWO
久しぶりの投下になりました。支援するなり、生暖かく見守るなりしてやってください。
少し投下は長くなりそうです。できるだけペースは早めにします。
それでは投下します。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:40:49.72 ID:9/Mf7IoN0
支援
9 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:42:00.79 ID:Y9SKwpyWO
〜( ^ω^)从'ー'从聖者達に死を、のようです〜
10th-2〜聖者達に死を〜
うっひょうー
支援だ支援!
11 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:43:36.67 ID:Y9SKwpyWO
もう日も暮れ、バイトをやっているとはいえ普段ならもう家にいる時間だ。
しかし今、自分は家にいない。とある繁華街を2人で歩いている。
それというのも
(*゚ー゚)「ねえ、よかったら一緒にご飯食べていかない?」
とバイトで同じ時間の彼女、しぃさんが誘ってくれのだ。
別段予定があるわけでもないし、二つ返事で一緒に夕飯を食べることになった。
('A`)「その、旦那さんとかいいんですか?」
(*゚ー゚)「ああ、なんか今日飲み会なんだって。いいわよ気にしなくて」
ついさっき知ったのだが、彼女は人妻。旦那はエリートサラリーマンらしい。
身長は自分より小さいが、人混みを慣れた足取りで闊歩する。
人の多いところが苦手な自分としては頼もしい。
12 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:44:55.42 ID:Y9SKwpyWO
(*゚ー゚)「……どこで食べようかしら?」
('A`)「あれ、知ってる場所とかじゃないんですか?」
(*゚ー゚)「普段は家で食べるからねー」
別に歩き慣れているわけではないらしい。
しかし、それでも物怖じしていないのは生来の性格なのだろう。
(*゚ー゚)「あ、あそこの中華料理なんかどうかな?」
('A`)「ち、中華ですか」
(*゚ー゚)「ええ、ちょっと入ってみたかったの」
一応、形式上の確認だろう。興味津々に、店を眺めている。
ででん、と巨大なフォントで「中華!!」と書いてある。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:45:23.01 ID:YERLHk6MO
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
御愛読ありがとうございました!!!!
>>1先生の次回作にご期待下さい
(編)漫画や小説ってのは期間が空きすぎるとすぐ売れなくなるもんなんだよ
そんな事も分からないからテメーはつまらないのしか書けないんだよ
三流なら三流らしく空気くらい読めるようになれよ
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
支援ですよ支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:46:32.95 ID:grJVv9NtO
イィヤッほーい!
支援
(*゚ー゚)「よっし、それじゃあ行きますか!」
突撃の号令。勇ましく右手を上げてずんずんと突き進む。
自分は側近よろしく後ろについていく。
扉を開き、漂ってくるのは食欲を刺激する匂い。
(*゚∀゚)「いらっしゃいませー! お2人ですか?」
(*゚ー゚)「はい、禁煙……でよかったかな?」
('A`)「あ、はい」
(*゚∀゚)「わかりました! こちらへどうぞ!!」
案内されたのはこぢんまりとしたボックス席。
(*゚∀゚)「注文決まりましたらこちらのボタンでお呼びください。係りの者が注文を取りにいきますので」
(*゚ー゚)「わかったわ」
メニューを渡し、店員は慌しく去っていった。
今はちょうど忙しい時間帯なのだろう。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:46:51.57 ID:sQHDAy3q0
すえん
18 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:48:42.94 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「えーと……」
とりあえず開いてみたメニュー。
ちょっと高いような気がしないでもない。
お金足りるだろうか。ちょっと心配になってきた。
(*゚ー゚)「あ、今日私のおごりだから好きなもの頼んじゃっていいわよ」
(;'A`)「え!? そんな申し訳ないですよ」
(*゚ー゚)「別にお金に困ってバイトしてるわけじゃないから、構わないわよ」
(;'A`)「いや、しかし……」
ちっぽけな男のプライドというものが。
(*゚ー゚)「いいのよ、私ちょっとドクオ君に聞きたいことあるし」
砕かれる。いや、元々砕けていたのかもしれない。
(;'A`)「じゃあ……お言葉に甘えて」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:49:09.24 ID:sQHDAy3q0
どっせーい
20 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:49:30.54 ID:Y9SKwpyWO
メニューの中から適当に選ぶ。
言葉に甘える、とは言ったものの、選んだのは値段控えめのラーメンとチャーハンのセットだったり。
(*゚ー゚)「うーん、これおいしそうだなあ……」
しぃさんはメニューとにらめっこ中。
口が真一文字になっていて、乾いているのだろうか。唇をチロッと舐める。
人によっては下品な振る舞いかもしれないが、しぃさんがやると、なんというか女っぽい。
その女性を感じさせる仕草とメニューを睨んでうんうん唸っている子供っぽい仕草。
その相反する、言うなればギャップが、なんとも言えず可愛い。
しかも信じがたいことに、この人人妻だ。
(;'A`)「ぼ、僕は決めました」
(*゚ー゚)「む、結構早いわね……よし、私も決定!」
間に耐え切れず、切り出す。
せかしたように聞こえなかっただろうか。
そんなことはなく、どうやらあちらも決めたみたいだ。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:50:21.16 ID:sQHDAy3q0
人妻って響きがいいな
主婦だと駄目だ
22 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:51:03.77 ID:Y9SKwpyWO
(*゚ー゚)「じゃあ、ボタン押すね」
テーブルの脇においてあるボタンを軽く一押し。
すぐにチャイムが鳴り、店員が走って来た。
(*゚∀゚)「お待たせしました! ご注文はお決まりでしょう――」
(;*゚ー゚)「え……?」
(;'A`)「え……?」
(;*゚∀゚)「……え?」
一体、どうしてここに彼女が?
そんな疑問が生じて間もなく、すぐに気まずい空気が場を支配した。
23 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:52:30.55 ID:Y9SKwpyWO
(;*゚∀゚)「えーと、その、うーんと、えーと」
(;'A`)「その、バイト上がりで、ご馳走になってるんだ」
とりあえず誤解のないように、事実を説明。
(*゚ー゚)「そうそう、おいしそうなお店だったから」
フォローのようなものも挟まれる。
(;*゚∀゚)「あー、そうなんですかw」
(;'A`)「そうそうw」
(*゚ー゚)「そうなのよ」
(*゚∀゚)「とりあえず注文お願いしまーす」
ちゃんと受け止めてくれたのだろうか。
彼女は仕事中であるから、懐からオーダーを取る紙を取り出す。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:53:21.81 ID:sQHDAy3q0
25 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:53:35.81 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「ラーメンセット、麺固めで」
(*゚ー゚)「それじゃあ私はから揚げ定食で」
(*゚∀゚)「はい、かしこまりました。しばらくお待ちください」
やや無機質な声に変わっていた。
オーダーのメモを置きつーはその場を去った。
チンジャオロース食いたい支援
27 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:54:43.53 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「…………」
(;*゚ー゚)「あちゃー、すごい偶然だね」
('A`)「そうですね」
(*゚ー゚)「うーん、もしかして誤解されちゃったかな……?」
('A`)「え、どういうことですか?」
(*゚ー゚)「私とドクオ君が付き合ってるのかも、って」
(;'A`)「え!?」
(*゚ー゚)「見方によっては、ねw」
(;'A`)「そ、それは……」
(*゚ー゚)「やっぱ不都合?」
(;'A`)「いや、それは一体どういう?」
(*゚ー゚)「ドクオ君、彼女のこと気にならない?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:56:25.03 ID:sQHDAy3q0
タバコ買いに行く支援
30 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:57:03.76 ID:Y9SKwpyWO
少し、周囲のざわめきが遠く聞こえた。
('A`)「……気になる?」
(*゚ー゚)「うん、彼女のこと。ちょっと気になってない?
(;'A`)「そ、そんなことないですよ」
(*゚ー゚)「ふふっ、ドクオ君はうそがわかりやすいなーw」
(;'A`)「…………」
(*゚ー゚)「ドクオ君ってさ、好きな人いる?」
('A`)「好きな人、ですか……」
(*゚ー゚)「そう、好きな人」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 20:57:38.63 ID:sQHDAy3q0
>>28 なん…だと!?
人物紹介が伏線だったのかwww
32 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:57:45.42 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「…………」
好きな人、そう聞かれて思い浮かぶのは
(*゚∀゚)ノシ
('A`)「……いないですよ」
やはりあの顔。しかしまあ、好きと言う感情かというと微妙なところだ。
仮に好きだとしてもそう簡単にいうことではないだろう。
従って回答は曖昧なものだ。
(*゚ー゚)「へえ……」
相対する席に座る彼女の反応は少し不思議な気もした。
33 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 20:58:36.15 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------
(*゚ー゚)「ふう、いっぱい食べたね」
('A`)「お腹いっぱいです」
(*゚ー゚)「それじゃあ、もういい時間だし」
('A`)「それじゃあ、また明日」
(*゚ー゚)「また明日ね〜♪」
その後は、終止取り留めの無い会話ばかりだった。
結局食事を済ませ、その日は別れた。
34 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:00:19.05 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------
郊外のVIPマートは朝を迎えた。
そこに勤めるしぃは開店のために様々な準備を行う。
といっても服を着替えて商品を並べるくらいだ。
(*゚ー゚)「ふう」
背中でエプロンを縛り、前を向く。
(*゚ー゚)「……よし」
ちらと時計を見る。6時40分。少し早いが、全然構わない。
同じシフトのドクオはもう10分くらいしたら来るだろう。
自動ドアのロックを外し、減っている商品を補充する。
夜は軽食と飲料が人気なので、優先的にそれを補充する。
ちょっと早めの仕事だが、しぃは好きでやっているので苦ではない。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:00:54.13 ID:9/Mf7IoN0
C
36 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:01:05.51 ID:Y9SKwpyWO
(*゚ー゚)「それにしても……」
昨日の偶然には驚いていた。
ドクオと夕飯を食べに行った店で彼女と会ったのだから、驚くのも無理はない。
(*゚ー゚)「偶然って怖いわねー」
独り言を呟きながら手を動かす。
雀の鳴き声がかすかに聞こえる。平和な朝だ。
(;*゚ー゚)「あ、やりすぎた」
気がついたら大分準備が終わっていた。。これではドクオの仕事がなくなってしまう。
そう思ったので適当なところで切り上げてカウンターに入る。
あと1時間もすれば、出社途中の人達がぽつぽつと現れるだろう。
37 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:02:03.96 ID:Y9SKwpyWO
そこに人影が訪れる。
(*゚ー゚)「あら、どうしたの?」
「――――」
どうやら知己らしい。
カウンターを挟んで会話をする。
「――――」
(*゚ー゚)「へえ、そうなんだ」
「――――」
(*゚ー゚)「ふうん、大変なんだね」
38 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:02:51.68 ID:Y9SKwpyWO
「――――」
(*゚ー゚)「え?」
来訪者の発言に、しぃの顔がさっと青くなる。
「――――」
(;*゚ー゚)「ち、ちが……それは……」
カウンターに入り、にじり寄る人影。後退するしぃ。
すぐに迫る背後。もう逃げ場は無い。
39 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:05:11.08 ID:Y9SKwpyWO
「――――」
(;*゚ー゚)「だから誤解なの、お願いだからその包丁を」
「――――」
ドスッ
願いは、聞き入られなかった。
うわああああああああああああああああああああああ
41 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:06:30.95 ID:Y9SKwpyWO
--------------------------------------------------------------------------------------
朝、電車を降りて、駐輪場に停めてある自転車をこぐ。
心地よい風が吹く。少しきしむ音をあげるが自転車はしごく快調だ。
('A`)「らんらんるー」
思わず鼻歌。空は多少雲があるものの青い空はしっかりと見えている。
坂道を登るときは少しきつい。坂道を下るときは楽だ。
('A`)「坂道をー自転車で駆け上る〜」
きこきこきこと自転車は進む。
('A`)「よっこらせっと」
目的地に到着。自転車を駐輪場に停める。
腕にはめた時計を確認する。時間はちょうど開店5分前の6時55分。
普段より少し遅れ気味だ、急がねば。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:06:54.64 ID:9/Mf7IoN0
ぎゃあああああああああああああああああああ
43 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:07:11.27 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「ちゃーっす」
大仰な指紋認証式の裏口から店内に入る。
大分慣れた行為。今日も俺のバイトは始まる。
('A`)「あれ、しぃさんがいない」
そしてすぐに気づいた。普段なら既ににいるはずのしぃがいないのだ。
彼女はいつも少し早めに来て、自分が来たときには既に準備を終えているのだ。
今まで遅刻しているのを見たことがない。
きっと遅刻したのだろう。そんな風に考えながらカウンターに入る。
裏の専用スペースで服を着替える。
着替えを終えて、店を開ける準備をしようとする。
('A`)「ん……」
カウンターから見て、そして初めて気づいた異変。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:07:46.88 ID:vXUb6H86O
この作品大好きです
作者さん愛してる
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:08:19.74 ID:sQHDAy3q0
目を離した隙に俺の人妻がっ!!
46 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:09:04.73 ID:Y9SKwpyWO
(゚A゚)「し……しぃさん?」
物陰に隠れていて入るときは見えなかった。
倒れ伏している。それは遅刻していたはずの、しぃ。
彼女を中心に血だまりが出来ている。
横たわっている彼女の顔はこちらから見ることが出来ない。
慌ててカウンターから出て駆けつける。
(;'A`)「あ……」
彼女の付近に小さな包丁が1本。血にまみれている。
状況が飲み込めない。彼女の肩を揺さぶる。
47 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:10:03.04 ID:Y9SKwpyWO
(;'A`)「しぃさん。だ、大丈夫ですか!?」
(* − )「ど……どくお…くん…?」
(;'A`)「はい! ドクオです!!」
(* − )「そ…れ……」
彼女が指差す先は床に落ちている、彼女の血で濡れた包丁。
取って欲しいということだろうか。
(;'A`)「え……?」
(* − )「とって……お願いだから!」
その弱々しい手にこもる確かな意思。
48 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:10:44.07 ID:Y9SKwpyWO
(;'A`)「わかりました……」
強い意思に押された。左手を伸ばして包丁を取る。
彼女はそれを握ろうとするが、握れない。
(* − )「そっか、コレに……」
果物ナイフ程度のそれは深々と刺さったのだろう。根元まで血に染まっている。
(* − )「まあ、仕方ないよね……」
彼女に、少し苦笑したような感が見られた。
かばうのかしら
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:11:40.95 ID:9/Mf7IoN0
ドクオが罪かぶるのかな?
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:11:45.10 ID:sQHDAy3q0
しえんぬ
52 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:11:57.69 ID:Y9SKwpyWO
その諦めともとれる表情が、ふと自分を現実に引き戻した。
(;'A`)「す、すぐに救急車呼びますから!!」
(* − )「…………」
返事は返ってこない。
(;'A`)「……しぃさん?」
がっくりとうな垂れるしぃ。
(;'A`)「……し、しぃさん?」
綺麗な首筋に手を当て、脈を計る。
( A )「…………」
脈が、無い。
次第に体温も失われていく。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:12:22.80 ID:a9NkoUYVO
この作品大好き
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:12:36.44 ID:vXUb6H86O
ドキドキ
55 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:12:44.65 ID:Y9SKwpyWO
( A )「しぃ……さん?」
返事は無い。力なく体は腕の中で揺れる。
そして自動ドアの開く音。
川;д川「…………」
出社途中の女性だろう。
買い物かごを片手にこのスペースに入ってきた。
血は大分冷たくなっている。
川;д川「あ、あ……」
まるで壊れかけたおもちゃのように、数秒間の間言葉に詰まる女性。
そして、やっと彼女は言葉を発した。
川;д川「ひ、人殺しいいいいいい!!」
そう叫び、彼女は踵を返して走り出した。
56 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:13:40.45 ID:Y9SKwpyWO
(;'A`)「え?」
そのとき気づいた。
自分の手に持つ、血に濡れた包丁。
この状況を人が見たらどう思うだろうか。
今しがた飛び出していった彼女の反応が普通だろう。
それが意味することは単純かつ明快な事実。
しえん
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:14:04.36 ID:9/Mf7IoN0
しえん
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:14:24.57 ID:sQHDAy3q0
どっくん前科あるもんねwww
60 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:14:44.59 ID:Y9SKwpyWO
(;'A`)「ち、違う!」
それは
(;'A`)「違うんだあああああああああああ!!」
自分が、しぃさんを刺したということ。
しえん
62 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:15:48.64 ID:Y9SKwpyWO
-----------------------------------------------------------------------------------------
( ^ω^)「スパイスは優しさで〜」
朝、歌を口ずさみつつ、ココアを片手にいつもの定位置につきテレビをつける。
探偵の依頼なんてそうそう来るものではない。
なので朝はこうしてニュースを見たりして知識を蓄えておくのだ。
从'ー'从「暇だね〜」
助手の渡辺=ハインリヒは朝からネットサーフィンとしゃれ込んでいる。
右手にはマウス、左手にはみかん。見慣れた日常だ。
( ^ω^)「まあ。しばらくは仕事なくても困らないお」
ここ最近の大口の仕事のおかげで台所事情は大分よくなっている。
从'ー'从「あ、うらないはじまる〜」
( ^ω^)「おっ、今日はどうなるんだお」
最近探偵社で流行しているのは、朝のテレビでやる星座占いだ。
ちなみに、僕は4月生まれの牡羊座。渡辺もたしかそうだったはずだ。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:16:38.88 ID:sQHDAy3q0
ようやく主人公登場www
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:17:14.08 ID:9/Mf7IoN0
主人公やくにたたねーwww
65 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:17:28.14 ID:Y9SKwpyWO
-------------------------------------------------------------------------------
ミセ*゚ー゚)リ「今日の、ミセ占い!!」
ミセ*^ー゚)リ「昨日はドベだった人も、今日はもしかして一番かも!?」
ミセ*゚ー゚)リ「さてさて、そんな今日1日の運勢、牡羊座のあなたは……」
ミセ*^ー^)リ「残念、最悪な1日となるでしょう
特に最近頑張っているお友達には十分注意。思わぬとばっちりを受けることも☆」
ミセ*゚ー^)リ〜♪「でも大丈夫、友達を信じる心があれば運勢は急上昇。今日も一日頑張りましょう!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:18:05.29 ID:sQHDAy3q0
しえん
67 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:18:19.79 ID:Y9SKwpyWO
-------------------------------------------------------------------------------
( ^ω^)「あ、ドベだお」
从'ー'从「やる気なくなったよ〜」
いったい何に対するやる気なのだろうか。
もとより仕事を全くする気配はないが。
そして、少しファンシーな絵から一転し、写り出すのはヘリからの映像。
再びニュースを取り上げるコーナーになるのだ。
68 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:19:10.18 ID:Y9SKwpyWO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
\(^o^)/「現在VIPマート上空です。今朝、ここで殺人事件があったということで警察が捜査をしております」
( ´ー`)「オワタさん、事件の概要をもう一度お願いします」
\(^o^)/「はい、今朝○時○分頃、第一発見者のOLがここ、VIPマートワロス店に入店した際
包丁を持って被害者のそばにいる容疑者を発見したということです」
( ´ー`)「被害者はそこに勤めている?」
\(^o^)/「そうですね、椎名しぃさん(28)情報によると、ここのバイトをしていたそうです」
( ´ー`)「犯人もそこのバイトという情報が入っていますが?」
\(^o^)/「はいそうですね。警察は今朝同じシフトに入っていた
バイト、鬱田ドクオが犯行に使われた包丁を持っていたということで現行犯逮捕した模様です」
( ´ー`)「どういう理由でかはわからないですけど、怖いですねえ。それでは新しい情報が入り次第お伝えします」
( ´ー`)「先日行われた、裸で何が悪い党決起集会で起きた暴動は……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:19:23.91 ID:sQHDAy3q0
ここからが本番だ
しぃ・・・
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:19:59.43 ID:9/Mf7IoN0
ざわざわ
72 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:20:19.79 ID:Y9SKwpyWO
(;^ω^)「…………」
从;'ー'从「…………」
( ^ω^)「シャレにならんお……」
从;'ー'从「あのドクオだよね〜?」
( ^ω^)「こないだ行ったところだお、あそこ」
从;'ー'从「しぃ、って……」
( ^ω^)「椎名しぃ……さんだお」
从;'ー'从「そ、そんな〜」
(;^ω^)「とりあえず、事実確認のために現場に行ってみるお」
从;'−'从「わかったー」
テレビを見つつ、出るための準備をする。
あのドクオが殺人。しかもかつての依頼人だったしぃを?
残念なことに、占いは早速大当たりのようだ。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:20:59.80 ID:sQHDAy3q0
殺人ってことはしぃ死んだのか…
74 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:21:36.70 ID:Y9SKwpyWO
-------------------------------------------------------------------------------
(;^ω^)「これは……」
从;'ー'从「人がいっぱいだよ〜」
以前来た時とは全く違う様子。
人が多い。報道関係もだが、野次馬もそこそこいる。
その人混みをかき分けて行くと、関係者以外の立ち入り禁止を意味するテープにたどり着いた。
テープは建物と駐車場を囲んでおり、中では警察がせわしく動き回っている。
その中に見知った顔が1人いた。
75 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:22:38.83 ID:Y9SKwpyWO
(,,゚Д゚)「お、探偵か」
季節はずれなコートを羽織った刑事、ギコはこちらに気づいたようで話しかけてきた。
(;^ω^)「これは……どういうことですかお?」
(,,゚Д゚)「どうもこうも、殺人事件が起きたとしか言いようがないな。まだ詳細は俺たちも捜査中だ」
从;'ー'从「無職が逮捕されたってニュースでやってたけど〜」
(,,゚Д゚)「ああ、犯行に使われた包丁を持っていた。
早朝だったから他に犯人がいるとも考えにくい。今のところ犯人は確定だろうな」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:23:43.06 ID:sQHDAy3q0
どっくん…
77 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:23:56.15 ID:Y9SKwpyWO
(;^ω^)「今、ドクオは?」
(,,゚Д゚)「取り調べ中だ。終わり次第留置所に行くことになってる」
( ^ω^)「殺害されたのは……本当に椎名しぃ、なんですかお?」
(,,゚Д゚)「ああ、旦那にも今確認してもらったところだ。本人で間違いない」
从;'ー'从「そ、そんな……」
(,,゚Д゚)「死因だが、おそらく失血死だ。腹部を強く鋭利なもので突かれている。
流石に最低限とはいえ配慮はするさ。顔だけを確認してもらったよ」
( ^ω^)「ショボンさんはどうしてますかお?」
(,,゚Д゚)「なんだ、知り合いなのか?」
( ^ω^)「ええ、以前依頼を受けたことがあって……親しくしていましたお」
78 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:24:54.69 ID:Y9SKwpyWO
(,,゚Д゚)「そうか、ならちょっと話してくか?」
从'ー'从「でも、迷惑なんじゃ……」
(,,゚Д゚)「話し相手がいた方が精神的に楽だろう。強制はしないが」
( ^ω^)「それじゃあ、少し話してきますお」
(,,゚Д゚)「ああ、テープくぐったらそこのテントに行ってくれ。そこに旦那さんはいる」
( ^ω^)「わかりましたお」
(,,゚Д゚)「それじゃあ、俺はまだ現場検証があるから失礼するぞ」
ギコはそう言って踵を返した。
( ^ω^)「それじゃあ、あの青いテントだお」
从'ー'从「……うん」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:26:43.43 ID:9/Mf7IoN0
ショボンがショボーンとしてるわけか
80 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:27:03.70 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------------
(´;ω;`)「どうして!! どうしてなんだ!!」
川;д川「ショボンさん。お、落ち着いてください」
(;・∀・)「現在捜査を進めておりますので、どうか落ち着いてください」
刑事、モララーの胸ぐらをつかんでいるのはスーツを着ているショボン。
なだめているのは確かショボンと同じ職場の貞子という女性だ。
(´;ω;`)「しぃを! しぃを返してくれ!!」
そのまま泣き崩れるショボン。
彼の嗚咽だけがテント内に響く。
( ・∀・)「すまない、彼だけ奥のところで休ませてやってくれ」
部下だろうか。指示を下してそれを見送る。
床のアスファルトには点々と涙の跡が残った。
やりきれない、そういった表情で振り返る。そしてこちらに気づいたようだ。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:27:03.95 ID:sQHDAy3q0
しえんらぁぁ
82 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:27:52.84 ID:Y9SKwpyWO
(;・∀・)「あれ、探偵さんどうしてこんなところに?」
( ^ω^)「ギコ刑事に許可は取りましたお。もしよければショボンさんの話し相手になってほしいと」
( ・∀・)「知り合いなんすか……でも、今の見ましたよね?」
( ^ω^)「見ましたお。どうやら無理のようですおね」
まあ、当然といえば当然ではある。
妻が、最愛の人が死んだのだ。
ショックは並大抵ではないだろう。
83 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:28:46.20 ID:Y9SKwpyWO
川д川「あ、確かあなた達は……」
どうやら思い出したようで、彼女は面をあげてこちらをさす。
心なしかその顔は青ざめて、震えている。
( ^ω^)「どうも、貞子さん。でしたっけお?」
川д川「はい、そうです」
( ・∀・)「彼女が第一発見者。軽食を買おうとコンビニに寄ったところ、だそうです」
( ^ω^)「そうなんですかお。大変でしたお」
川д川「あ、いえ……」
84 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:30:17.37 ID:Y9SKwpyWO
( ・∀・)「ショボンさんと交流があったんですか?」
( ^ω^)「ええ、依頼の関係で」
川д川「お、お2人は探偵なんですよね?」
( ^ω^)「そうですお、あまり腕が立つとはいえませんが……」
川д川「そうなんですか……」
( ・∀・)「そうだ、事件の概要知らないですよね。教えられること教えましょうか?」
( ^ω^)「お、いいんですかお?」
( ・∀・)「あくまでいいと判断したもののみですけどね。こちらもあまり詳細なことは把握しきれていないんで」
( ^ω^)「お願いしますお」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:30:52.27 ID:sQHDAy3q0
しえん
86 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:30:58.37 ID:Y9SKwpyWO
( ・∀・)「じゃあ、軽く説明しますね」
こほん、と一呼吸おいて、喋りだす。
( ・∀・)「事件が発生したのは朝の○時○分。人通りの少ないここVIPマート。
被害者は椎名しぃ。ここのアルバイト。容疑者は鬱田ドクオ、同じくここのアルバイト」
( ・∀・)「死因は腹部の刺創による大量失血。凶器は現場で容疑者が持っていた包丁と思われる」
( ・∀・)「……とまあ今の情報だとこんな感じですね。まだ犯人が確定したわけじゃないですけど」
( ^ω^)「確定していないって、どういうことですかお?」
( ・∀・)「あんま詳しくは言えないんですけど……その凶器に使われた包丁が不自然なんですよね」
( ^ω^)「……というのは?」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:31:35.05 ID:9/Mf7IoN0
不自然とな!?
88 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:31:40.19 ID:Y9SKwpyWO
( ・∀・)「包丁は店で販売していたものなんですけど、むき出しで売ってなくて、パッケージみたいなものに入っていたんです」
( ・∀・)「そして、開封されたパッケージの方に容疑者の指紋が無かったんですよ。包丁にはあったんですが」
( ^ω^)「たしかにそれはおかしいお」
( ・∀・)「使うにはパッケージを開けなければいけない。だけどあるはずの指紋がない」
( ^ω^)「でも逮捕したと言ってましたお?」
( ・∀・)「それ以外は疑うことなく、犯人が彼であると示すものばかりでしたからね」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:33:08.26 ID:4y6m0r140
支援
90 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:33:18.08 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「そうですかお……ドクオと面会って出来ますかお?」
( ・∀・)「取り調べが終わり次第ですけど、取りはからいましょうか?」
( ^ω^)「お願いしますお」
( ・∀・)「わかりました。ところで……彼女、いいんですか? 出ていきましたけど」
( ^ω^)「ちょっとショック受けてるみたいですお」
( ・∀・)「まあ、無理もありませんね。人が死んでるんですし」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:33:39.64 ID:sQHDAy3q0
ほぅほぅ
92 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:35:47.47 ID:Y9SKwpyWO
渡辺はさっきからいない。
事件の概要を聞き始めたあたりから、堪えきれなくなって外に出ていったようだ。
( ^ω^)「それじゃあ、そろそろ失礼しますお。迷惑かけましたお」
( ・∀・)「いえいえ、構いませんよ。そちらこそ知り合いが容疑者というのは大変でしょう」
( ^ω^)「僕は、根拠は無いけれど彼じゃないと信じてますお」
( ・∀・)「発見者も殺害の瞬間を見たわけじゃありませんしね。状況からして犯人という可能性は高いですが」
( ^ω^)「面会出来るようになったらこちらに連絡くださいお」
( ・∀・)「わかりました。それじゃあ」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:36:21.57 ID:sQHDAy3q0
もうドクオが犯人でもいいかな
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:37:20.47 ID:9/Mf7IoN0
ドクオが犯人だったら誰もこれ以上傷つかないんだぜ。
っという人が居たらきっと犯人
95 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:37:34.81 ID:Y9SKwpyWO
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
テントをくぐり、日差しの元に出る。
アスファルトの熱気がむんとくる。
少し見渡せば場所はすぐにわかった。
从;ー;从
渡辺は、泣いていた。
しゃがみ、両膝を抱えて。
( ^ω^)「渡辺……」
从;ー;从「どうして……どうして……」
( ^ω^)「気持ちはわかるけど、落ち着くお」
从;ー;从「でも……」
( ^ω^)「いったん帰るお?」
从;ー;从「…………」
渡辺は軽くうなずいた。
96 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:39:04.02 ID:Y9SKwpyWO
ごめんめしくうすぐもどる
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:39:31.85 ID:9/Mf7IoN0
支援&保守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:40:02.96 ID:sQHDAy3q0
なんと
ちんぽすたんだっぷ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:45:02.38 ID:sQHDAy3q0
保守支援
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:46:54.27 ID:9/Mf7IoN0
支援&保守
+ ⊂⊃
∧_∧ +
(*゚ー゚)
|⌒/つつ
川 ノ
∪∪
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:49:18.40 ID:Z/OgsZpKO
(;^ω^)…ンフフ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:50:15.51 ID:sQHDAy3q0
俺の晩御飯は袋らーめん
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:51:53.42 ID:9/Mf7IoN0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:52:55.37 ID:sQHDAy3q0
ち、ちがうもんっっ!
106 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:56:51.04 ID:Y9SKwpyWO
白飯、鯖、鯖、味噌汁。白飯、鯖、白飯味噌汁。
うぉえ。それでは再開します
107 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:58:34.48 ID:Y9SKwpyWO
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
( ^ω^)「落ち着いたかお?」
从'ー'从「うん、だいぶ大丈夫だよ〜」
渡辺は大分落ち着いたようで、ポンジュースを飲んでいる。
探偵社に戻ってからしばらく経つ。
从'ー'从「でも、一体どうしてしぃさんを……」
( ^ω^)「ドクオに決まったわけじゃないお。きっと犯人は他にいるお」
从'ー'从「そう信じたいけど……」
訪れる沈黙。そしてそれを見計らったかのように鳴る電話。
受話器を取り応対する。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:58:42.52 ID:sQHDAy3q0
おかえり
秋刀魚派支援
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 21:59:30.84 ID:9/Mf7IoN0
おかえり、ホッケの塩焼き支援
110 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 21:59:46.77 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「もしもし」
( ・∀・)『もしもし、探偵さんですか?』
( ^ω^)「そうですお」
( ・∀・)『欝田が面会可能になったとのことなので連絡しときます』
( ^ω^)「感謝しますお」
( ・∀・)『いえいえ、そんな大したことじゃありませんよ』
(;^ω^)「そうですかお、それじゃあ留置場の方へ行きますお」
( ・∀・)『はい、話つけときますんで』
話を終え、受話器を置く。
从'ー'从「誰から〜?」
( ^ω^)「モララー刑事からだお。ドクオの面会許可が出たみたいだお」
从'ー'从「そっか〜、無職大丈夫かな〜」
( ^ω^)「とにかく、出かけるお」
从'ー'从「わかったよ〜」
111 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:00:32.16 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------
「こちらです。どうぞ」
( ^ω^)「どうもですお。渡辺はここで待っとくお」
从'ー'从「わかった〜」
ここは留置場。
逮捕されたドクオと面会をするために来た。
不利な証拠が出ているが、犯人ではないと信じている。
それに本人に聞いてわかることもあるだろう。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:00:40.05 ID:sQHDAy3q0
無職支援
113 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:01:22.43 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「ブーン……」
( ^ω^)「こんなことになるとは……だお」
ガラス越しのドクオを見て、起きた事態を再認識する。
するとドクオは突然立ち上がって叫んだ。
(;'A`)「し、信じてくれ! 俺はやってないんだ!!」
(;^ω^)「わかったから、とりあえず落ち着くお」
不安定になっているドクオを看守が落ち着かせる。
ドクオは平静を取り戻して椅子に座りなおす。
( ^ω^)「僕達はドクオがやってないって信じてるお。だから話を聞かせて欲しいお」
114 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:02:52.87 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「あ、ああ。すまん。取り乱しちまった」
( ^ω^)「無理もないお。こんなことになったんだから」
('A`)「しぃさん……」
うなだれるドクオ。
僕は懐からメモ帳とペンを取り出す。
( ^ω^)「出来れば事件当時どういう状況だったのか、可能な範囲でいいから教えてほしいお」
('A`)「ああ、ちょっと待ってくれ」
そしてしばらくの沈黙。
思い出しながらドクオはぽつり、ぽつりとしゃべりだす。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:03:30.59 ID:sQHDAy3q0
やったんだろっ!
116 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:04:10.29 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「いつもどおり家を出て、バイトに向かってた」
('A`)「しぃさんとのシフトで、いつもあの人は先にいた」
('A`)「それで、少し遅れてたもんで、急いで店に入って、従業員専用の着替えスペースに入ったんだ」
('A`)「着替え終わって、しぃさんがいないことに気づいたんだ」
('A`)「珍しいこともあるもんだと思いながらスペースから出たら、血だまりが見えたんだ」
('A`)「慌てて駆け寄ると、しぃさんが倒れていた。
まだ息があって、転がっている包丁を取ってくれっていうから、手にとって渡そうとした」
('A`)「でもその前に、しぃさんは……」
一呼吸おいて、ドクオはしゃべりだす。
('A`)「そのとき、店に入ってきたOLの人が悲鳴をあげて、警察が来て、それでこうなった」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:04:51.32 ID:9/Mf7IoN0
それでもドクオはやっていない(劇場版)
118 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:05:29.06 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「……そうかお」
メモ帳から顔を上げる。
ドクオはうつむいていた。
( ^ω^)「悪いお、思い出させて」
('A`)「もう何回も聞かれたんだ。気にしないさ」
そう言うドクオの顔は心なしか青かった。
( ^ω^)「それじゃあ、ドクオが店に着く前に真犯人がしぃさんを、ってことになるお」
('A`)「……そうなるな」
( ^ω^)「なにか、普段見ない人を見たとか、思い当たりあるかお?」
('A`)「そうだな……」
ドクオはあごに手を当てて考え込む。
何かドクオの無実を晴らす手がかりになるようなものが、ないだろうか。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:05:59.30 ID:nxRCyIg/0
支援
120 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:06:17.61 ID:Y9SKwpyWO
('A`)「そうだ」
( ^ω^)「なんだお?」
('A`)「目撃した人、初めてみたんだ」
( ^ω^)「それは普通じゃないのかお?」
('A`)「いや、朝は決まった人しかこないんだ。
それも開店そうそうに来る人なんて普段はいないんだ」
( ^ω^)「ふーん、わかったお。とりあえずその人とかにも何か無かったか、話聞いておくお」
('A`)「すまない、迷惑かける」
( ^ω^)「堅苦しくなるなおw すぐにこの名探偵が解決してみせるお!」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:07:03.90 ID:sQHDAy3q0
名探偵…?
122 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:07:39.00 ID:Y9SKwpyWO
-----------------------------------------------------------------------------------------
( ^ω^)「……ふう」
从'ー'从「終わった〜?」
渡辺はみかんをいじくりまわしている。
自販機で買ったココアをすすり、問いに答える。
( ^ω^)「特に……引っかかる点は無かったお」
从'ー'从「無職の疑いを晴らす手がかりないのかな〜」
( ^ω^)「うーん、色々な人に話を聞く必要があるお」
从'ー'从「じゃあまず誰にする〜?」
( ^ω^)「それじゃあ、とりあえず現場に戻るお」
休んでいる暇はない。
缶の中身をすぐに飲み干し、事件現場に向かう。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:07:46.62 ID:9/Mf7IoN0
名探偵と言う人に信用できる奴は居ないwww
小五郎のおっさんとかww
おおおおおきてる!待ってたよー支援
125 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:08:58.50 ID:Y9SKwpyWO
-----------------------------------------------------------------------------------------
再びVIPマートへ行く。
マスコミの姿はまばらになり、警官たちが規制線を挟んでいったり来たりしている。
大声で指示を出している刑事は、こちらに気づいたようで声をかけてきた。
(,,゚Д゚)「おう、探偵か」
( ^ω^)「親友の無実を晴らすため、ちょっくら情報収集しにきましたお」
(,,゚Д゚)「うむ、だが目撃証言もあるしなあ……」
( ^ω^)「どんな情報でもいいから聞かせてほしいですお」
(,,゚Д゚)「まあ、ここだけの話……俺もアイツがやったとは思えないんだよな」
(;^ω^)「なにか、根拠があるんですかお?」
(,,゚Д゚)「いや、刑事の勘ってやつだ」
(;^ω^)「そうですかお……」
(,,゚Д゚)「刑事の勘を馬鹿にするなよ? まあ、悪いようにはしないさ。
可能な限り情報は教える。あくまで可能な限りだが」
126 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:09:44.58 ID:Y9SKwpyWO
そういってギコは白い手袋を外す。
とりあえず捜査はひとまずの落ち着きを見せているらしい。
( ^ω^)「そういえば、凶器に不審な点があるって聞きましたお」
一応、モララーが教えてくれたという事実は伏せる。
もしかしたら、彼に鉄拳が振るわれるかもしれないからだ。
(,,゚Д゚)「ああ、凶器は包丁。そこは疑いようがないんだが……」
( ^ω^)「包装パッケージに指紋がついていない、ですおね」
(,,゚Д゚)「そう、珍しくここでは包丁が売ってたんだ。小さいやつだが。
現場にはパッケージが落ちていたが、容疑者の指紋はついていなかった」
( ^ω^)「ただ、包丁には指紋がついてたんですお?」
127 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:10:56.16 ID:Y9SKwpyWO
(,,゚Д゚)「ああ、だから手袋をはめていたというセンも怪しくなる。
不可解なところといったらそれくらいなんだが……」
( ^ω^)「包丁に特徴ってありますかお?」
(,,゚Д゚)「いや、どこにでも売っている包丁だ。特徴が無いのが特徴だな」
(;^ω^)「そうですかお」
(,,゚Д゚)「ま、教えてやれるのはこんなところだ」
( ^ω^)「ありがとうございますお」
(,,゚Д゚)「他に何か聞くことあるか?」
( ^ω^)「そうですおね……」
しばし思案。何か聞くことはないだろうか。
从'ー'从「ここのバイトのシフトが気になるな〜」
今まで沈黙を守っていた渡辺が発言をした。
そういえば、それを失念していた。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:11:32.77 ID:sQHDAy3q0
ギコもモラもいい人支援
129 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:12:02.62 ID:Y9SKwpyWO
(,,゚Д゚)「そうだな、それならオーナー本人に話を聞いたらどうだ?」
( ^ω^)「わかりましたお。今は聴取中ですかお?」
(,,゚Д゚)「そろそろこっちの聴取も終わるだろうし、そしたら話つけとくわ」
( ^ω^)「ありがとうございますお」
(,,゚Д゚)「なーに、あの点数稼ぎの不審者がこんな大それたことできるはずないからな。
おおっぴらには無理だが、今後のためにもある程度の協力ならするさ」
(;^ω^)「そ、そうですかお」
何か不適当な発言が聞こえた気がするが、機嫌を損ねるのもマズい。
礼を言って、教えてもらった住所に向かうことにした。
130 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:14:00.55 ID:Y9SKwpyWO
-----------------------------------------------------------------------------------------
向かいながら、訪ねる人の情報に軽く目を通す。
ギコ刑事との会話でさりげなく手に入れた情報をまとめたものだ。
あと、プロフィールはくすねてきたもの。まあ、コピーがたくさんあったので一つくらいはいいだろう。
( ^ω^)「えーと、次訪ねる管理人さんの名前は都村トソンさん。だお」
从'ー'从「意外と若いね〜28歳だって」
( ^ω^)「若いながらも多数のテンポを経営。いわばきゃりあうーまん、ってやつだお」
从'ー'从「なるほど〜」
( ^ω^)「この人には他のバイトの人と、お店のセキュリティについて聞くお」
从'ー'从「他の人全然知らないもんね〜」
( ^ω^)「ギコ刑事には聞きそびれたからお。トソンさんに聞いてみるお」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:14:12.17 ID:sQHDAy3q0
前言撤回
腹黒史円
132 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:15:08.63 ID:Y9SKwpyWO
コンビニのオーナーというからには、お金持ちなのだろうと予測していた。
しかし指定された住所に行ってみると、そこにあるのはちょっと古びたマンションだった。
プロフィールに書いてあった番号の扉の前に立つ。
渡辺が一度インターホンを押す。返事は無い。
渡辺が二度インターホンを押す。返事は無い。
渡辺がインターホンを連打する。するとドアが開いた。
不承不承、といったところだろうか。
ゆっくりと開いた扉の合間から、女性の顔だけがにょろりと出てきた。
133 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:16:32.64 ID:Y9SKwpyWO
(゚、゚トソン「……あなた達は?」
( ^ω^)「内藤探偵社の内藤と申しますお。こちらは助手の渡辺ですお」
从'ー'从「よろしく〜」
(゚、゚トソン「用件は大体察しがつきますが、形式上一応聞いておきましょうか」
( ^ω^)「あなたの経営するVIPマートで起きた事件について、お話聞かせ願いたいんですお」
(゚、゚トソン「イヤだ、といったら?」
(;^ω^)「え?」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:16:32.78 ID:sQHDAy3q0
迷探偵に名助手あり!支援
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:16:57.47 ID:Lvih12gR0
警察いい人過ぎワロスwww
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:17:16.58 ID:9/Mf7IoN0
C
137 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:17:40.03 ID:Y9SKwpyWO
(゚、゚トソン「度重なる事情聴取、経営者として不況で苦しい時期なのに時間をとられて大変なんです」
从'ー'从「そこまで言わなくても……」
(;^ω^)「そこをなんとか……」
(゚、゚トソン「ま、流石にウソです。協力はしますよ。仮にもウチで起きた事件ですからね。中へどうぞ」
(;^ω^)从;'ー'从「…………」
そこまで悪い人ではないようだ。
138 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:18:37.03 ID:Y9SKwpyWO
----------------------------------------------------------------------------------------------
(゚、゚トソン「はい、どうぞ」
( ^ω^)「すみませんお」
从'ー'从「わたしオレンジジュースがいいな〜」
(゚、゚トソン「ありません」
从'ー'从「そっか〜」
渡辺の要求を一言で切り捨て、管理人は椅子に腰かける。
部屋は質素で、あまり気にかけていないように思える。
なにやら小難しい数字が表示されているディスプレイ。
そしてパソコンが一台、静かにファンの音を響かせている。
服装はゆったりとしたセーターに足元を折り曲げたジーンズ。
少し生活感を感じる服装だ。だが悪い印象は受けない。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:20:57.94 ID:sQHDAy3q0
しえんだぜ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:22:12.54 ID:taZTVEQP0
なんか今日ブーン系スレがすごい多いな
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:24:56.94 ID:9/Mf7IoN0
>>140 現時点で総合含めて9スレ立ってるな
スゴス
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:32:17.41 ID:sQHDAy3q0
しえーん
143 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:33:25.79 ID:Y9SKwpyWO
テーブルを挟んで向かい合い、一呼吸おいてから対面するトソンは話し出す。
(゚、゚トソン「さてと、別に私は現場に居合わせたわけじゃありませんけど、何かお聞きすることはありますか?」
( ^ω^)「そうですおね。よろしければバイトの人たちの関係とかについて知っていることとか、ありますかお?」
(゚、゚トソン「基本、あそこは忙しくて放置してますからね。そのために採用基準は相当厳しいですし
だから時給も他より少しいいです。だから私の知る限り、人間的に問題のある人はいないはずです」
( ^ω^)「そうですかお。しぃさんにはどのような印象を持っていましたかお?」
(゚、゚トソン「はきはきとしていて、たまに覗いてもとても真面目な勤務態度でしたよ」
( ^ω^)「鬱田ドクオについては、どのような印象を?」
(゚、゚トソン「暗いですが……人見知りが激しいだけで、問題はなかったように思えます。
面接のときに熱意も感じましたし。それだけに今回の件は衝撃ですが…………」
( ^ω^)「ありがとうございますお。次の質問、いいですかお?」
(゚、゚トソン「ええ、どうぞ」
おっぱいおっぱい
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:35:27.87 ID:vXUb6H86O
つC
( ^ω^)「VIPマートのバイトのシフトはどうなっていたんですかお?」
(゚、゚トソン「深夜は人件費等があって非効率なので営業していません。
ですからあの日は7時から、しぃさんとドクオさんが一番最初のシフトでした」
(;^ω^)「開店準備とか、バイトだけでいいんですかお?」
(゚、゚トソン「はい、採用基準は先ほどいいましたとおり、相当厳しいです。
バイトといっても待遇は別格ですからね。求めるものもそれ相応のものなんです」
( ^ω^)「そうなんですかお」
かつて聞いたドクオの話によれば、時給は950円。
そんなことを思い出した。まあ、あの土地にしては少し高めではある。
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:36:54.27 ID:sQHDAy3q0
しえんですよ
148 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:37:31.63 ID:Y9SKwpyWO
(゚、゚トソン「時間になればそのシフトの人だけが通れるように、裏口は指紋認証でセキュリティしていますし
たとえバイトの人間だったとしてもシフトで無い限り無断で裏口から入ることはできません」
( ^ω^)「ところで、VIPマートには防犯対策はしてありましたかお? たとえば、監視カメラとか」
(゚、゚トソン「監視カメラはありますよ。先ほど警察の方に録画してあったものをお渡ししました」
(;^ω^)「え、そうなんですかお?」
(゚、゚トソン「はい、最近壊れ気味でしたが、録画開始直後に
確かに包丁を持ったドクオさんが映っていたということです」
( ^ω^)「常にビデオがついているわけではないんですお?」
(゚、゚トソン「他のセキュリティで守りますからね。開店の7時になると同時にそれが切り替わります」
从'ー'从「コンビニのバイトって大変なんだね〜」
( ^ω^)「ありがとうございますお。質問に答えていただいて」
(゚、゚トソン「いえ、私の管理が行き届いていないせいで今回のような事件も起きましたし。協力は惜しみませんよ」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:38:45.49 ID:vXUb6H86O
しえしえ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:39:18.93 ID:sQHDAy3q0
スーパーと勘違いしてた支援
151 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:39:24.49 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------
日付は変わり、今日はまた別の場所に訪ねる。
電車に乗り、揺られて向かう先にはVIPタワーが見える。
从'ー'从「昨日は出る幕なかったよ〜」
( ^ω^)「しょうがないお。あとでみかんあげるから」
从'ー'从「う〜」
うなる渡辺を落ち着かせながら、次に訪れる人のファイルを見る。
次の予定は、第一発見者であるOLの凛宮貞子さんだ。
偶然なことに、彼女の勤めている企業は流石コーポレーション。
つまり、被害者のしぃさんの夫、ショボンさんが通っている企業だ。
ついでに言うと、以前依頼があったときにショボンさんに弁当を投げつける彼女を見たことがある。
まさかこんな形でまた会うことになるとは。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:40:58.20 ID:9/Mf7IoN0
これはドクオ犯人なんじゃね?
153 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:40:58.30 ID:Y9SKwpyWO
VIPタワーにたどり着く。
何回かここに来ているので勝手はある程度覚えている。
受付の人に話をして、貞子さんを呼んでもらう。
昨日の内に話はつけておいたので、すぐに貞子さんは現れた。
( ^ω^)「お時間取らせてすみませんお。内藤探偵社の内藤ホライゾンと申しますお」
从'ー'从「こちらワタナベ〜」
川;д川「こ、こちら貞子でーす」
(;^ω^)「いや、別に無理に合わせなくてもいいですお」
川;д川「あ、はい」
( ^ω^)「よろしければ事件当時のお話を簡単に聞きたいのですが……いいですかお?」
川д川「……はい、わかりました」
154 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:41:54.55 ID:Y9SKwpyWO
場所を近くの喫茶店に移して、話を始める。
人は少なく、渡辺がストローでオレンジジュースを飲む音がよく聞こえる。
( ^ω^)「朝、VIPマートに寄って買い物をしたんですおね?」
川д川「はい」
( ^ω^)「そして店内に入ったら……現場を見たと」
川д川「はい、警察の人にも話したんですけど。たしかに逮捕された人が刃物を持ってました」
( ^ω^)「そうですかお。それで通報したと」
川д川「血が怖くて、逃げ出してから携帯でしました」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:41:55.21 ID:sQHDAy3q0
貞子
156 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:43:16.40 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「なるほど、大体そんな感じですおね?」
川д川「はい……」
( ^ω^)「ショボンさんは今日いますかお?」
川д川「今日は休みみたいです。あんなことがあったばかりだし」
( ^ω^)「わかりましたお。お仕事中、すみませんでしたお」
川д川「はい、それじゃあ失礼します」
157 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:44:21.33 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「あ、貞子さん」
川д川「はい?」
( ^ω^)「他の人に聞いたんですけど、いつもあそこは使わないそうですおね?」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:45:03.01 ID:sQHDAy3q0
しえん
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:45:09.01 ID:9/Mf7IoN0
ktkr!!
しえん
161 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:45:52.33 ID:Y9SKwpyWO
川;д川「は、はい。その日は朝ごはん作る余裕がなくて、たまたま寄ったんです」
( ^ω^)「普段はご自分で朝食を作ってるんですかお?」
川д川「はい、お料理は嫌いじゃないです」
( ^ω^)「そうなんですかお、家庭的なんですおね」
川д川「いえ、そんな……」
( ^ω^)「……最後に失礼しましたお、それじゃあ」
川д川「はい、それでは」
( ^ω^)「…………」
162 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:47:06.96 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------
帰りの電車、人はまばらだ。
向かいに少し顔色の青い青年が1人乗っている。
( ^ω^)「…………」
从'ー'从「どうしたの〜?」
( ^ω^)「いや、なんでもないお。ちょっと疲れてるだけだお」
从'ー'从「休むのも仕事のうちだよ〜」
( ^ω^)「渡辺は日ごろ休みすぎだお」
从'ー'从「私は、やるときはやるから〜」
( ^ω^)「まあ、そうだおね」
163 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:48:44.86 ID:Y9SKwpyWO
たしかに、やるときは「殺る」といっても差し支えないほどの暴力魔になる。
いつしかの事件で倒したストーカーはボクシング、柔道など相当の格闘技経験があったらしい。
拳銃を持った相手にだって怯まなかったし、その銃撃をかいくぐって敵を一撃で倒したりもした。
それが彼女が助手である理由ではない。
とはいえ情けない話、いざというときに頼りになる。
从'ー'从モグモグ
色々なことを思いながら彼女を見る。
彼女はいつもどおりみかんをほお張っている。
从'ー'从「?」モグモグ
不思議な視線に、頭に疑問符を浮かべても
やはりみかんを食べるのはやめないようだ。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:49:46.20 ID:sQHDAy3q0
きれたナイフ支援
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:52:28.15 ID:9/Mf7IoN0
みかん支援
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:53:20.40 ID:sQHDAy3q0
しんn
167 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:53:41.31 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------
昼過ぎの電車内。
彼はそこにいた。
(-_-)(ふう、今日もいい買い物だった)
彼の名はヒッキー。外見からしても、内面からしても無職ニートの模範例だ。
以前彼の胸に秘められていた就職への情熱は昨今の不況のせいか、ついえてしまっていた。
今日は品揃えの豊富なVIPの店で、お気に入りのアニメのグッズを購入して気分は上々。
リュックサックにはポスターがサーベルよろしく突き刺さっているし
フィギュアやその他諸々はしっかりと梱包した後、中に入っている。
しかしそこで、彼は見てしまったのだ――
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:55:05.61 ID:sQHDAy3q0
そう見てしまったのだ
169 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:55:28.32 ID:Y9SKwpyWO
(-_-)(あれ……)
从'ー'从( ^ω^)
ロングシート、向こう側に座る女性と男性。どこかでヒッキーが見たことのある顔だ。
しかしそれは現状では些事。重要な事実は目の前に存在していた。
(;-_-)(際どい……っ!)
女性のティアードスカートが際どい具合にチラリズムを発揮している。
その魔の三角地帯はまるで引力を持つかのようにヒッキーの視線をとらえて離さない。
(;-_-)(これが……チラリズムかッッ!!)
三次なんて嫌いさ、リアルなんて嫌いさ。
それを合言葉に生きてきたヒッキーにとっては何の意味も持たないことのはずだった。
しかし現として彼の視線は天然のなすバミューダトライアングルに釘付けだった。
支援
171 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:57:06.98 ID:Y9SKwpyWO
(;-_-)(見え……そう……)
で見えない。まさに自然の織り成す壮大な悪戯。
その戯曲の中で踊らされるのは、ヒッキーにとってどことなく心地がよかった。
そう、彼は本質的にMだったのだ。
(;-_-)(もう……ちょい…)
しかし彼とて男。場合によっては狼になるやもしれない、1人の男なのだ。
お預けを食らって黙っていられるほど人間が出来ていない。
それがたとえ公共の場であろうと、可能な限りの努力はする。
努力を具体的に言うのならば、頭の位置を下げる。
腰を前に突き出して、視線を下げるのだ。
端から見ると非常に情けないが、電車内の人はまばらだ。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:57:10.62 ID:9/Mf7IoN0
盗撮wwww
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:57:58.69 ID:sQHDAy3q0
急展開www
174 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 22:58:20.60 ID:Y9SKwpyWO
(;-_-)「のわあっ!!」
しかし限界はいずれ訪れる。腰が座席を離れ、落ちる。
数瞬の間、座席に背中を乗せてブリッジ状態を維持するものの、音を立てて崩れ落ちる。
从;'ー'从「大丈夫〜?」
(;-_-)「あ、はい」
先の女性が声をかけてきた。
非常に情けない姿に、少し恥じる。
そして女性は優しく手を差し伸べてくれようとしたのだろう。
そのせいで、何も無いところで見事にけっつまずき、片手で抱えていた紙袋の中身を盛大にぶちまけた。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 22:59:05.50 ID:sQHDAy3q0
滑稽www
176 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 23:00:00.47 ID:Y9SKwpyWO
(;-_-)「どわあああああ!!」
从;'ー'从「あ……」
数多のみかんがヒッキーを襲った。
顔に当たり、腹に当たる。
从;'ー'从「ごめんね……ってきゃあ!」
そして女性が転げまわるみかんを拾おうとしていたところ。
ぶちまけたみかんに足元を取られ、ヒッキーの方に倒れ掛かった。
(;-_-)「ぐはっ!!」
見事に、全体重の乗った肘打ちがヒッキーの腹部に決まる。
その後 わたなべ の ころがる ! ヒッキーはダメージを負う。
だがすぐ隣には女性がいて、シャンプーのいい匂いがする。
まあ、悪くは無いな。
痛みを随所に感じながら、ヒッキーはそう思った。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:00:32.30 ID:9/Mf7IoN0
Mで変態かよwww
178 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 23:02:20.63 ID:Y9SKwpyWO
------------------------------------------------------------------------------------------------
从;'ー'从「きゃあ!」
ぼーっとしている間に渡辺がやらかした。
気がつけば車内にはみかんがぶちまけられ
渡辺は何故か向かいに座っていた人にエルボーを決めている。
(;^ω^)「だ、大丈夫ですかお!?」
(;-_-)「あ、はい、なんとか」
从;'ー'从「ごめんなさい〜」
謝罪しつつ男の人を救出し、渡辺を立たせて、みかんを拾い集めて、再度謝罪。
渡辺はみかんをお詫びに渡す。幸いなことに大きな怪我は双方ともなかったようだ。
179 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 23:04:36.46 ID:Y9SKwpyWO
( ^ω^)「ふう……」
ひと段落つき、座席に腰を下ろす。
風景は流れ、モーターの音が車内に響く。
この先、果たしてどうなるのか。
自分にドクオの無実を証明できるのだろうか。
いや、今は信じるしかない。自分には、それしかできない。
今日は時間が微妙だし、ショボンさんを訪ねるのは明日にしよう。
そう決意したと同時、電車は駅に到着し2人は降りた。
10th-2〜聖者達に死を〜fin
乙
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:05:36.42 ID:9/Mf7IoN0
乙
おつー
183 :
◆EC5LBDpcy. :2009/08/31(月) 23:07:58.21 ID:Y9SKwpyWO
終わり!
>>21 わかってるじゃないか
>>150 ほら、都会にいくとよくあるスーパーとコンビニが融合したみたいなやつ。
イメージはあれ。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:08:17.51 ID:sQHDAy3q0
おつっした
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:09:53.90 ID:sQHDAy3q0
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:10:26.31 ID:9/Mf7IoN0
自給やすくね?w
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:12:22.64 ID:Y9SKwpyWO
普通800円くらいじゃね?
1000とか夜間意外で見たことがない
800円とか高校生でも貰ってるんじゃないか? in埼玉
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:17:28.85 ID:Y9SKwpyWO
え、調べてみたが平均時給1000円超えてるじゃないか……
近辺で大体900行くかいかないかくらいだからと思って設定したのに
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:18:31.86 ID:9/Mf7IoN0
仕事の内容で店長とか責任者が居ないバイト先なら
責任全部自分たちに回ると考えれば自給1000円でも安い気がする
どうせ自給は1000円以上になるんですけどね
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:22:39.96 ID:Y9SKwpyWO
マジか……無知っぷり露呈してしまった。
そうだ、ドクオは試用期間的なあれなんだ。そう後付けしよう
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:24:28.84 ID:9/Mf7IoN0
>>192 ワラタw
まあ田舎って事にすれば問題ないさw
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:24:58.93 ID:vG7mcUdGO
平均は深夜も含むからじゃないか?
800〜1000円ぐらいならどれでもいいと思うぜ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:25:57.75 ID:sQHDAy3q0
1500円とかなら高いと感じるな
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 23:27:54.61 ID:9/Mf7IoN0
自給が高くて能力重視と考えるなら
1050円〜くらいあると優秀な人来そうだよね
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>188 この都会ボーイめ!
ちょっと失敗した感がありますが、950円は試用期間的なあれということで。
しぃとかがもらっていたのは1100円程度とします。