1 :
代理:
適当に
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:12:44.44 ID:ZFnV/dGWO
では投下します。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:14:09.41 ID:ZFnV/dGWO
※BGM ルパンサブタイトル
episode 1
(´・ω・`)薫風爽快シャキーン(`・ω・´)
第一話「オアシス運動」
ここはVIPシティ。
人口五万人を超える大都市。
平穏なはずのここの都心部で、事件は起きようとしていた。
(=゚ω゚)「挨拶週間だってのに、誰も挨拶しないよう」
(=゚ω゚)「そもそも、部長の思い付きなのに、
自分がやらないってどういう事だよう」
(=゚ω゚)「だいたい、部長はブツブツブツ…」
その時、黒い風が巻き起こり、
中からマントを羽織った男が現れる。
(;゚ω゚)「ひい!」
( ФωФ)「我が輩はロマネスク。
秘密結社boomの創始者にして悪の王。」
( ФωФ)「そなたの心、我が輩が晴らしてしんぜよう」
( ФωФ)「デビルマインドアンプリファイヤアァァッ!」
5 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:16:04.12 ID:ZFnV/dGWO
ロマネスクの手から放たれる黒い光。
(;゚ω゚)「夏コミ会場はあちらですよおーーーーーーっ!!」
バシュウウウウゥ!!
シュウウゥゥ…
光が消えると、そこには異形の者立っていた。
(#゚;ω;゚)ノィ゙ヨ゙ヴ
( ФωФ)「行けぃっ!我がオアシス魔人よ!
全ての人間を挨拶の虜にするのだっ!」
( *ФωФ)「ふははははははは!」
消えるロマネスク。
――――――
キャアァァァァッ!
(#゚;ω;゚)ノ「ィ゙ヨ゙ヴィ゙ヨ゙ヴ…」
逃げ惑う人々、追う魔人。
街は混乱に最中にある。
そこに現れた一人の青年。
6 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:17:43.58 ID:ZFnV/dGWO
(´・ω・`)「出たなっboomの手先っ!
これ以上、お前達の好きにはさせないっ!」
(´・ω・`)「とおぉぉっ!」
人間のモノと思えぬ跳躍見せた彼は、
蹴りの体制を作りそのまま突っ込む。
(´・ω・`)「そおぉぉぉい!」
ドゴオオォッ!
(#゚;ω;゚)「ィ゙ヨ゙ヴヴヴゥ゙ゥ゙!」
そのまま5mほど吹っ飛ぶ魔人。
スタッ
(´・ω・`)「今だっ!」
青年はそう叫ぶと、
白地に、青くFRSKとデザインされた携帯を取り出し、
ボタンを押す。
ピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピ、ピッ!
F R S K call
チェンジ コード アプローブ・スタンバイ
「change code approve stand by…」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:21:28.14 ID:eo1ttCBnO
支援
私怨
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:24:14.73 ID:CQlmLs/e0
【捕手中】
∧,,∧
(´・ω・) シュッ!! ∧,,∧
( っ(⌒) ◯三二≡=─ ⊂(・ω・`)、
`u-u' ヽ と)
`u-u'
シュゴオオオォォォ!…キャラ
青年の体は少し浮き、蒼白い光に包まれ る。
その全身には、装甲のようなものが次々に装着され、
覆われていく。
スタッ
シュウウゥゥ…
キュイーン、キュイーン
携帯から響く、合成音声と電子音。
(´・ω・`)「来おおおおぉぉぉいっ!」
パタパタパタ…
キュエェェェッ!
甲高い声で鳴きながら飛んでくる、
青と白の、竜を模した物体。
その口からは、白い錠剤のようなモノが、
もの凄い勢いで吐き出される。
パシィ!パクッ
青年は、それを受け取ると、躊躇無く口に運ぶ。
(´-ω-`)「んんんんんんんっ…!」
(゚∀゚)「ktkr!」
シャープンズ・ユー・アップ「sharpens you up」
12 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:32:27.00 ID:ZFnV/dGWO
光が収まった時、そこに立っていたのは白い騎士。
白光りする甲冑にマントをまとい、
その仮面の下からは鋭い眼光を覗かせる。
ガシャリ…
(`・ω・´)「白き翼は正義の証、黄金の刃が悪を絶つ!
蒼き自由を右手に抱けば、紅き正義が左に燃える!
この世に私がいる限り…」
ムクリと起き上がり、こちらに駆け出す魔人。
(#゚;ω;゚)「ギシャアアァァァッッ!!」
ドカァッ!
(`・ω・´;)「うぐうっ!?」
ガシィッ!
そのままの勢いでタックルされ、思わず受け止める騎士。
ズザザザザザアーッ!
予想外の魔人のパワーに押され、止まらない。
13 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:34:59.94 ID:ZFnV/dGWO
ズザッー!ガッコーン!
そこに、都合良く積んであった、
一斗缶の山に突っ込み、吹っ飛ぶ。
(`・ω・´;)「貴様っ!まだ台詞は終わって無いっ!」
(#゚;ω;゚)「ィ゙ヨ゙ヨ゙ヨ゙ヨ゙wwww」
構わず襲い来る魔人。
(`・ω・´;)「ええいっ!まどろっこしい!」
腰にある、竜を象った剣の柄を握り、そのまま抜き身で放つ。
リュウセイバー
(`・ω・´)「竜星刃ーッ!」
ズバッ!ガシィッ!ガキイィン!
その斬撃をなんなくいなす魔人。
(`・ω・´)「くっ…!」
ババッ!
いったん距離を置く騎士。
(#゚;ω;゚)「ィ゙ョ゙ゥ゙…w」
14 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:38:54.92 ID:ZFnV/dGWO
そんな彼を、嘲笑するような表情で見下げる魔人。
(`・ω・´)「あの左腕、厄介だな」
魔人の左腕はぃょぅに発達しており、
その長さ故に斬撃が届かず、
全て、体に届く前に捌かれてしまっていたのだ。
(`・ω・´)「えぇいっ!攻撃あるのみ!」
彼は、頭を使った戦いが苦手である為、
攻撃の最中に対抗策を見出す事にした。
(`・ω・´)「シッ!」
シタタタタタタッ!
剣を両手で右に構え直し、魔人へと駆ける。
そのスピードは、
甲冑の重さを感じさせ無いほどに速い。
(`・ω・´)「せいっ!」
ガキィ!キイィン!」
15 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:39:41.07 ID:ZFnV/dGWO
先ほどよりも激しく攻めるが、結果は変わらない。
(#゚;ω;゚)「…」
同じ展開に、飽きてきた表情を見せる魔人。
そして攻守が入れ替わる。
(`・ω・´)「はっ!」
右からの斬撃、魔人はそれを左腕で弾き飛ばす。
その流れのまま前蹴り、騎士も負けじと後方宙返り。
そのまま空中で剣を取り、着地。
そして、その衝撃を利用し前へ飛び、全力で突きをだす。
ガキイィン!
しかし剣は魔人の左手の甲に、深々と突き刺さってしまう。
(`・ω・´)「くそっ!」
騎士は、剣をそのままに距離を置き、様子を伺う。
(#゚;ω;゚)「ィ゙ッィ゙ッィ゙ッw」
魔人は不気味な声を上げ笑う。
16 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:43:45.57 ID:ZFnV/dGWO
魔人はそれを無造作に手から抜くと、後方へ投げ捨てる。
魔人に差したるダメージは無いようだ。
(`・ω・´)「さて、やるか」
武器を失った騎士だが、不思議と焦りはない。
そしておもむろに、
ベルト部分に装着された携帯に手を伸ばす。
ピ、ピピピ、ピ、ピッ
D R G call
アームズ コード アプローブ・スタンバイ
「arms code approve stand by」
キュイーン、キュイーン
ピッ!
e n t e r
コンプリート
「complete」
すると、変身時に飛来した小型の竜が、また現れた。
騎士の周りで、グルグルと旋回する竜。
18 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:45:45.38 ID:ZFnV/dGWO
そして、騎士の右前方で静止したかと思うと、
そのフォルムを変えていく。
カシャカシャカシャッ…!
太い尻尾部分が下に下がり、トリガーがせり出す。
手足は引っ込み、翼の生えたハンドガンのような姿を現す。
ピカーンッ!キュエエェェェッ!
それは凄まじい咆哮共に眼を光らせ、
狙うべき敵を真っ直ぐと見据える。
リュウエンガン
(`・ω・´)「竜炎丸ッ!」
バシュン!バシュン!
(#゚;ω;゚)「ィ゙ッ!ィ゙ッ!」
その炎の如き弾丸を身に受け、火花を散らしながら悶える魔人。
(`・ω・´)「らあぁっ!」
バシュバシュバシュバシュ…!
シャキーンが叫びと共に、銃を連射する。
19 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:46:44.50 ID:ZFnV/dGWO
その連射により、凄まじい硝煙が上がり、
魔人をすっぽりと覆い包む。
(`・ω・´)「とどめだっ!」
シャキーンは竜の翼を立て、腰を落とし両手で構える。
すると、甲冑の足部分からは、
竜のかぎ爪が飛び出て、地面に刺さる。
そしてさらに、
竜の口腔には凄まじいエネルギーが収束していく。
キュイイィィィ…
(`・ω・´)「竜炎業火砲っ!」
カチッ
ギャオオオォォォッ!
ゴバアアァァァァ!
シャキーンがトリガーを引くと、竜の咆哮。
そして、凄まじい熱量の火球が生まれ、直進する。
(=゚ω゚)「ギシャアアアアア!」
20 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 21:47:29.06 ID:ZFnV/dGWO
直撃。
先ほど以上の煙が上がる。
(`・ω・´)「やったかっ?」
だが、煙から飛び出す魔人。
(#゚;ω;゚)「ギシャアアアアア」
騎士に向かい駆ける。
その間、振り上げた左腕に光が収束していく。
パアアアァァー…
(#゚;ω;゚)ノ「オ゙ア゙ジズの゙…」
(`・ω・´;)「はっ!?まずいっ!」
(#゚;ω;゚)ノ「お゙ばぃ゙ょ゙ぅ゙!!」
衝突。
ドゴオオオォーッ!
そして爆発。
21 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:02:19.14 ID:ZFnV/dGWO
(`・ω・´)「ちいっ!」
ズザザザザッ!
そのまま横すべりする騎士。
致命傷は避けたがその肩からは鮮血がしたたる。
(`・ω・´)「やむをえん!」
そう言うと、再度携帯のボタンを押す。
ピ、ピ、ピ、ピッ!
9 1 1 call
エマージェンシー コード アプローブ・スタンバイ
「emergency code approve stand by」
キュイーン、キュイーン
ピッ!
e n t e r
アーマー・テイクオゥフ!
「armor takeoff!」
22 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:04:17.01 ID:ZFnV/dGWO
バシュウッ!
合成音声と共に甲冑は弾け飛ぶ。
その下からは、鎧からは想像できない、細いフォルムの、
白いアンダースーツを覗かせる。
そしてその刹那、白スーツは消え、甲冑をも追い越し駆け抜ける。
(#゚;ω;゚)「ィ゙ッ!?」
異変に気付いた時にはもう遅い。
構えた拳は魔人を的確に捉え、
小気味のいい打撃音を響かせる。
ドゴオォッ!
駆け抜け様に一発。
タイム・カウント
「time count 10…」
声も出せない魔人。
駆けながら、落ちた剣を拾い、白スーツは叫ぶ。
23 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:06:38.77 ID:ZFnV/dGWO
(`・ω・´)「―白き翼は正義の証!―」
ガキイィン!
返す体で横薙ぎに一閃。
「…9…8」
(`・ω・´)「―黄金の刃が悪を絶つ!―」
ガキイィン、ガキイィン!
上から二閃、返す刀で三閃。
「…7…6」
(`・ω・´)「―蒼き自由を右手に抱けば―」
ガッガッガッ!
刺突の三連撃。
「…5…4」
(`・ω・´)「―紅き正義が左に燃える!―」
ガキイィン、ガキイィン!
左右に袈裟切り、その後、側方宙返りで横に抜ける。
24 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:08:20.58 ID:ZFnV/dGWO
「…3…2」
(`・ω・´)「―この世に私がいる限り―」
ガキイィン!
前方宙返りしながらの、兜割り。
その間にも、先ほどパージした甲冑が、魔人にヒットする。」
(`・ω・´)「―悪の野望は打ち砕く!―」
ヴヴヴヴヴ、ヴン…
その余りのスピードに、分裂したように見える白スーツは、
全方位から、魔人目掛けて突っ込む。
ガキイィン
「…0」
(`・ω・´)「―そう、我が名は―」
ピシピシ…
魔人の後方に駆け抜けた白スーツは、
正中に剣を構え、こう言った。
25 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:09:26.47 ID:ZFnV/dGWO
タァイム・オゥバー
「…time over」
(`・ω・´)「シャキーン…!」
パキンッ!
チュドーーーンッ!!
その瞬間、爆発と共に魔人の体は霧散した。
ガゴンッ
Σ(`・ω-´)「あだっ!」
26 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:11:24.28 ID:ZFnV/dGWO
甲冑の飛んでくる角度を、計算していなかったシャキーンは、
頭を打ち、地面とキスをする。
(`・ω;´)「畜生…っ!」
(`;ω;´)ちっくしょーーーーーっ!!」
――――――
シュワアアァァァ…
変身を解いた彼は、 倒れている元・魔人の下へ駆け寄る。
(;´・ω・`)「大丈夫ですか!?」
(=-ω-)「んん…?ぃょ?」
(´・ω・`)「良かった、気が付きましたね」
(=゚ω゚)「ぼくは、何をしていたんだよう?」
(´・ω・`)「あなたは魔人に襲われ気を失っていました。
でも、もう大丈夫です」
(´・ω・`)「誰かが、魔人を倒してくれましたから」
27 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:12:19.46 ID:ZFnV/dGWO
(=゚ω゚)「魔人かよう?覚えて無いよう」
(=゚ω゚)「でも、何だか、心が軽くなったからいいよう」
(=゚ω゚)ノシ「ありがとうようー!」
言いたいことだけ言って、走り去るぃょぅ。
(;´・ω・`)「あっ?ちょっと待って!まだ安静にしてなきゃ…」
まあ、いいかと、溜め息をつくショボン。
そして…
(´・ω・`)「いつか必ず、boomを潰すっ!」
そう心に誓い、街を後にするのであった。
一方その頃…
28 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:13:52.44 ID:ZFnV/dGWO
――――――
ザッザッザッザッ…
雑務兵1「ロマネスク様のお帰りだ!
食事の用意と、挨拶を忘れるな!」
雑務兵2「はっ!」
( ФωФ)「今、帰った」
部屋には、禍々しく装飾された、
とても大きいテーブルが置かれている。
手下大勢「ブーッ!(挨拶)」
挨拶されるや否や、そのテーブルの上に置かれた生肉を、
手づかみで口に運ぶロマネスク。
ガシュガシュムッチャムッチャ…
( ФωФ)「血が!肉が!臓物が!
そして何より、負の感情が足らんっ!」
口に肉を入れたまま、しゃべるロマネスクに、
妖艶な声の主が話しかける。
29 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:14:54.74 ID:ZFnV/dGWO
ξ゚听)ξ「あらあらロマネスクちゃん、随分ご乱心ねぇ、
カルシウムが足りてないのかしらん?」
その他も続く。
(,,゚Д゚)「ギコハハハハ!んなに慌てて食うと、喉に詰まるぜ!」
30 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:16:59.95 ID:ZFnV/dGWO
その時、
/ ,' 3「フガフガ…ポーンッ!」
スカルチノフの口から入れ歯が飛び出し、
ギコの顔に当たり、床に落ちる。
ピチャッ!カコーン!
(,;゚Д゚)「うわっ!きったね!おいこらジジィ!てめぇ何すん…
って、くっさ!何これくっさ!」
ツンが間に入る。
ξ*゚听)ξ「おーっほっほっほ!
ギコとあろうものが、ざまあ無いわね!」
(,#゚Д゚)「うるせえ!何でツンが入ってくんだよ!?
大体このジジィが…!」
ガンッ!
ξ;゚听)ξ「………」(,;゚Д゚)
/ ,' 3「フガフガ…」
一瞬で静まるアジト内。
そして、音を出した本人に視線が注がれる。
31 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:19:22.32 ID:ZFnV/dGWO
ガンッガンッガンッガンッ!
( ;ФωФ)「ゲホッゲホッ!うっ…!飲み物……」
生肉詰まった。
慌てて、雑務兵その2が、赤い液体を持ってくる。
( ;ФωФ)「ゴキュッ…ゴキュッ…ブーッ!」
ブシュウウウウ!ビチャビチャ!
赤い液体は周りに撒き散り、三人へと降り掛かる。その間スロー。
( ;ФωФ)「牛の血液なんぞ、飲めるかあーっ!」
ξ;゚听)「いやいや、あんたが足らんって…」(,;゚Д゚)
/ ,' 3「(ry
今度こそ水を飲み、落ち着くロマネスク。
( ФωФ)「うおっほん、
さて、事態は火急を要するのである。」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:20:37.58 ID:ZFnV/dGWO
( ФωФ)「憎きシャキーンが最近、力を増してきおった」
( ФωФ)「その奴に対抗する為に、
真の魔王を、目覚めさせねばならん!」
テーブル上の生肉のすぐ前、被せてあったベールを取る。
そこには、とても大きくて赤い、球のオブジェが顔をだす。
周りから感嘆の声が上がる。
ξ;゚听)ξ「おおっ…」(,;゚Д゚)
(ry
(@ω@)「ドクンッ…ドクンッ…」
良く見ると、その中には小さい胎児が入っており、
規則的に胎動を繰り返していた。
( ФωФ)「このお方は、
真の魔王と成るべくして生まれたお方だ」
33 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:22:22.96 ID:ZFnV/dGWO
( ФωФ)「そして、このお方の目覚めには、
負の感情がもたらす力!即ち、」
( ФωФ)「カオスエナジーが大量に必要なのである!」
( ФωФ)「総員!
分かったら、とっとと次の作戦を練るのだっ!」
ガタンッ!
一同「ビクッ!」
その言葉に真っ先に反応し、席を立つスカルチノフ。
先ほど落とした、入れ歯を拾いに向かう。
トテトテトテ、ポヨン、ヒョイ、パクッ
トテトテトテ、コケッ、ドサッ、ポヨン
入れ歯を口に入れ、席に戻る途中、スカルチノフはコケた。
そして、その場で仰向けになり…
34 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:23:26.51 ID:ZFnV/dGWO
、ゞヾ'""''ソ;μ,
ヾ ,' 3 彡 ブワッ
ミ ミ
彡 ミ
/ソ,, , ,; ,;;:、ヾ`
一同「ビクビクンッ!」
/ ,' 3「次は、ワシが行く。
小童なんぞ、一捻りじゃわい!」
/ ,' 3「ふぉっふぉっふぉ!…フガフガ」
ξ;゚听)ξ「てか…」
(,;゚Д゚)「あんた…」
一同「喋れたんだ…」
スカルチノフ笑い声がアジト内に響く。
いつまでも、いつまでも。
35 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:24:11.29 ID:ZFnV/dGWO
次回予告
※BGM エヴァ次回予告
遂に、本格的に動き出した秘密結社boon!
着々と進められる、魔王補完計画の全姿とは…!?
その一方で、明らかになる謎の青年、ショボンの過去。
筋肉ダルマの登場で、彼の運命は大きく変わる事となる。
( ゚∋゚)「見よこの腹筋!」
この男の見据える先には、何が待っているというのか!?」
( ФωФ)「……change!」
次回、「シャキーン、誕生」
それではこの次もまた、サービス、サービスゥ♪
36 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:26:38.00 ID:ZFnV/dGWO
グダグダ失礼しました。
本当はキャラ紹介までやりたかったのですが、
ヒドいので次回に持ち越します。
本当に失礼しました。
荒巻死亡フラグ?
とりあえずお疲れsummer
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:30:01.00 ID:fXCKJytz0
君のためを思って書くけど最高につまらないわ
才能無いから止めといたほうが良いよ
乙
40 :
◆E/jsbguQZA :2009/08/28(金) 22:41:07.02 ID:ZFnV/dGWO
再度お目汚し失礼。
>>37 最後まで展開出来れば分かります。
>>38 次回や、それ以降に繋げだいので、
具体的に何処が悪いかを、言ってもらえると助かります。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:44:14.01 ID:5zTnzS1YO
いや、最後まで展開はしてくれ頼む
最初支援くれた方や乙くれた方、ありがとうございました。
>>40 横レス失礼
正直1話目にしたらインパクト薄いかも
あと、軽くヲタじゃないと楽しめないw
内向的と言うか、一点だけにスポットを当てた戦隊モノとかスポーツ漫画の感じ
45 :
◆E/jsbguQZA :
>>44 指摘ありがとう。
ジャンルに関して言われると困るけど、善処します。
一点に向かって行くのは物語上変えられ無いので、
限られた中で話を膨らませるのと、一般受けネタ盛りこむ、
っつーのはやってみます。