ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら524

◆このスレは何？
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら522
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251024018/
◆まとめサイト (更新停止)
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編保管庫
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
http://www.tndr.info/
http://tunder.ktkr.net/
◆長編まとめ
http://sntd.web.fc2.com/
◆SSまとめ
http://tunder.ktkr.net/ss/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら　専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うｐろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
携帯からはこちら
写メうｐろだ　 http://kjm.kir.jp/index.php
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/

？

ﾊﾟｰ速でやれよ

◆ツンデレって何？
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成：ﾃﾞﾌｫはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大：ﾃﾞﾌｫはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西：ﾃﾞﾌｫはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘：ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっていない。
勝気：気の強い男勝りツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まってい(ry
無表情：無表情ツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっ(ry
中華：中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決(ry
幽霊：幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは(ry

山田：クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子：クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。

>>1乙

寝る前に確認したら落ちてたか・・・


ほっといてごめんよお嬢
ちょっと一緒に寝てくる

いちおつ



ＩＤ

前スレ220以降の流れをplz

>>1乙

>>7


220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 21:15:33.18 ID:91YfVBURO
夏は幽霊さんの季節だな

221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/08/26(水) 21:22:20.07 ID:IeTP4s2BO
夏が終わるから幽霊さんも悲しむな

222 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/08/26(水) 21:26:55.09 ID:91YfVBURO
そういや幽霊さんて敬語のパターンが多いよね。

うん、かわいい

223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 21:45:10.75 ID:Yw/iVzSJ0
雪女が今からスタンバイを始めたようです

224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:11:52.16 ID:91YfVBURO
あぶない

225 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:18:02.31 ID:SWZYAlfwO
ただいま

226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:37:23.64 ID:SWZYAlfwO
勝気の薄着姿をまじまじと見たい

227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/08/26(水) 22:38:54.03 ID:qnwOXEVzO
>>225
『！』ﾀﾞｯ
ｶﾞﾁｬ
『…おかえり』
「？　どうした、ムスっとして」
『何でも…』
「ああ…遅くなって悪かったよ」ﾁｭ
『！』
「…許してもらえるかな」
『えへへ…ご飯は食べた？お風呂沸いてるよ』
「うん、やっぱり笑顔が一番可愛いよ、かなみ」
『！　ばか…(///)』ｶｧ
「照れた顔も好きだなあ」
『は、早く着替えてきなさい！』

228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:44:33.41 ID:YdHzRst8O
ツンデレが暑がりだったら
↓
薄着になる、しかも「暑い」とか言って胸元をパタパタ
↓
ﾑｯﾊｰ

ツンデレが寒がりだったら
↓
「他に暖かいものがない」「上着忘れたからしょうがなく」とか言ってくっついてくる
↓
ﾑｯﾊｰ

229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:45:24.31 ID:Tut8lPdg0
たった十行ちょいでこんなにも萌えさせられるとは
GJ

230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/26(水) 22:53:29.37 ID:SWZYAlfwO
>>228
よぉ俺

>>1 乙

IDちぇき

２レス貰います

俺は今かなみと映画館に来ている。かなみがどうしても見たいというのでついて来のたが
かなみの顔ばかり目に入ってしまって映画の内容が全然頭に入ってこない。

こいつってば見るたびに表情が違って面白いんだ。
怒った顔、びっくりした顔、笑った顔に悲しい顔。 今は真剣な顔。
真剣に映画を見ながらもポップコーンをポリポリとほうばる姿はなんともかわいらしい・・・
俺はどうやらかなりやられてるらしいな(笑)
そんな事を考えながら俺はちょっとしたいたずらを思ついた。思いついたからには即実行だ。

俺はかなみが大事そうに抱えているバケツみたいな入れ物に入ったポップコーンに手を伸ばした。
かなみはそれに気づくと取るなと言わんばかりにギロっと睨みつけてきたのだが・・

かなみさん、それ俺の金で買ったんですけどorz
とゆうことで、そんな視線を無視しポップコーンを１つ「ひょいっ」と掴むと、
俺はかなみの口元までそれをもっていった。食べるかな？
最初はキョトンとした瞳で俺を見つめていたが、少しするとポップコーンをジーっと見つめはじめた。
少し経つと安全な事を確認したのか、かなみは『パクリ』と俺の指ごとポップコーン食べた。
かわいい。まるで犬に餌付けしているようなそんな気分。俺はまたポップコーンを拾いあげかなみの口元まで運ぶ。

ヒョイ パク 　むしゃむしゃ
ヒョイ パク 　もぐもぐ

ある程度それを繰り返していると、突然かなみがポップコーンをバケツごとドサッと俺の膝の上においた。

「おい、かなみ？」

『・・・///』

かなみは俺の呼びかけに応えなかったが赤い顔を見れば何をして欲しいのかだいたいわかった。
こいつは俺にポップコーンを食べさせて欲しいらしい。お望みのままに、お姫様。

ヒョイ パク むしゃむしゃ
ヒョイ パク もぐもぐ

〜映画終了後〜

「たのしかったか？かなみ」

『うん。あ、あんたが余計な事するからあんまし集中できなかったけどね///』

「たのしかったならよかったよ。」


バケツの中に大量に入っていたポップコーンもあと１つ。
俺はヒョイとつまみあげ自分の口にパクっと入れた。

『ぁっ///』

「ん、何？」

『な、なんでもないわよぉ、ばかあ！！(間接キスだなんて言えないよぅ////////)』

お休みツンデレ

>>13
GJ!
映画行きたくなってきた

>>14

あぁもう、可愛いなちきしょー！GJ！

>>14
こ、これはかわいすぎる・・・！
心の底からGJ

おやすみ〜

>>14
GJ！
2828がとまらない〜W

>>1乙



といいたい所だが……ナンバリングをミスったな？
そんな奴に乙なんて言わないんだからねっ！

前回て523.5とかじゃなかったっけ？

そしておやすみ

ほ

おはようツンデレ

ほ

おはようございます

朝

会社に行って来ます

おはよう

おはよう

降るか降らぬか微妙な天気だ…


ドジなツンデレっ娘は傘を持って来ないだろうから相合い傘フラグの成立か

『雨に濡れたから、タオルを貸して』とか言いながら押しかけてくるに違いない。
濡れたままでは風邪を引くからシャワーを浴びて着替えをさせt

こっちは快晴だ
こんな晴れた日は、ツンデレとどこか行きたい






でも現実は……仕事……

こっちも清々しいくらいの快晴だ

しかしすることと言えば受験勉強…

お互い頑張ろうぜ・・・

ツンデレと勉強してきま

おはようツンデレ

こっちも晴れてるなぁ・・・
１日社内に篭って研修だけど・・・


今日もがんばろう

仕事開始ほ

おはよう

虫さされが痒い…

お題
・際どい所を刺されたツンデレ
・虫さされの薬を男に塗って欲しいツンデレ
・モスキートちなみん

もしも一夫多妻制だったら

>>41
第一夫人の座を巡るツンデレズの激しいバトルが……

>>41
休憩保守！！
俺はツンデレは一人で良いです。
一夫一妻制
一人のツンデレでなければ…手に負えません

暑いよ

>>42
ツンデレレズバトルに見えた

勝気さんとショタカシの組み合わせは至高

昼休みだ保

相席とか初めてだぜ

お題
・たまたま入った店でツンデレと相席になったら

ツンデレが弁当を
『作りすぎただけ、勘違いするな』
って言って持ってきてくれないかな……

昼休みだ

しごっしゅ

「かつみん」
『あぁん？何だよ鬱陶しいな』
「お昼はどうすんの？また学食？」
『そうだよ。オメェはついてこなくて良いからな』
「実は…じゃーん！お弁当作ったんだ」
『男が手作り弁当…ドン引きだな』
「今流行りの草食系？だよ」
『んで…自慢しに来たのか？』
「違うよ。えっと…作り過ぎて捨てるのが勿体無いから…かつみんにあげる」
『ほほぅ…俺に残飯食わすたぁ良い度胸だな』
「ウソだよ。かつみんの為に、愛情たっぷり入れて作ったから」
『よ、余計食えるかそんな物！愛情とか…ありえねーし』
「そう……じゃ、捨てるしかないな」
『ちょっと待て！捨てるなら…仕方ねー、俺が食う』
「良いの？」
『言っとくが、食べ物粗末にしたくないだけだからな？』
「良かった。はい、じゃんじゃん食べてよ」
『急かすなよ…。ったく……もぐもぐ……ふ、普通だな』
「お口にあって何より」
『美味いなんて言ってないぞ』
「だってさ、凄い笑顔だよ？」
『う、うるせー！食ってる最中の顔をマジマジと見んじゃねーよ！』
「分かったよ」
『(やべぇ、コイツの愛情たっぷり…死ねる、悶え死ぬ///)』
「明日も明後日も、ずっと作って来て良い？」
『あ、あぁ……まぁ食費浮くし…食ってやらない事もねーぞ？』
「んじゃ、次は美味しいって言わせるの作るぞ」
『(これから毎日…死ぬ、確実に萌え死ぬ！だが…嬉しいぜコンチクショウ！！///)』

男の手作り弁当…以前作ってたな
自分の弁当

>>51
ﾆﾔﾆﾔした

>>51
確かにこれはヤバイ
GJ!!

お題 花火に誘ったら 予定あるから無理 って言ったのに やっぱ大丈夫になった って直前に言い出したツンデレ


ちょっと行ってくるおwwwwwww

休憩ほし

おやつほしゅ

あぶなーーーーーーーい

夕飯作りほ

休憩おわりひち

「夏休みはぁ、やっぱりぃ、短いぃ〜……」
『こんなとこで……、歌う……な。……非常に、迷惑』
　死にそうな表情でノートを見つめているタカシに、私はそう呟く。
　”こんなとこ”とはどこか。それは近所の市立図書館であり、目的は彼が未だにまったく手をつけていない夏休みの宿題を手伝ってやるためだ。
「だってさぁ〜。こんなに宿題残ってんのよ？　もう少し夏休み長けりゃ、もっと楽に終わらせられるじゃん」
『……もう少し長ければ、宿題ももう少し多くなる。結局、同じこと。……毎日やらないから、積む。黙って続けろ』
　タカシの愚かな妄想を一太刀で切り捨てた私は、手元の文庫に目を戻した。
「でもさぁ、だったらちなみさんの宿題写させてくれりゃ一発じゃん。それなのに分からないとこだけ教える〜なんて、何でそんな手間を……」
『……自力で解かなきゃ、無意味……でしょ？　新学期始まっても、全然分かりません、宿題見せて……じゃ、こっちが良い迷惑。つまり、先行投資』
「そうですか……。……信用ねーな俺って」
　窓の向こうの夕日に目を細め、尚もぐちぐちと続ける彼に、私は答えを返す。
『なら君は、違うと言い切れる……の？』
「……すみませんでした。黙って続けます」
『……ん。それでよし』
　そんな風に気取って見ても、実際の理由は違う。本当は、彼と一緒にいたいだけ。目前に座る彼の真剣な眼差し。それを見れるだけで、こんなにも胸が高鳴るなんて。
　……もしも、夏休みがもっと長かったら。
　彼のその眼差しを、私に向けてもらえるのだろうか。隣に座り、肩を寄せ合うこともできるのだろうか。そして、伝えるべき気持ちを告げることができるのだろうか……。
　でも、そんな時間はない。八月も終盤。口から出てくるのは、暑気と反比例するような冷たい台詞。これで、どうして近づくことができるだろうか……。
「どうした？　ぼ〜っとして」
『へ……？　え、あ……』
　タカシの声にはっと我に返った私。言葉につまってしまった私は、適当な返事を探すのに必死になってしまった。
『あ、の……。な、何でこんなに……利用客が少ないのかな……と』
　きょろきょろと見回せば、確かに普段よりも圧倒的に人が少ない。冷房の効いた図書館である。普段なら今の時間でも、こんなに声を出しては白い眼のオンパレードのはずなのだが。
「ああ、今日は祭りやってんだ。こっから歩いてそんなにかからないし……。それで、さ。……えっと、その……。後で……一緒に行かないか？　祭り」
『……っ！』
　予期せぬ事態に声が出ず、顔が熱くなる。二人でお祭り……それではまるっきりデートではないか。見れば、彼も同じ考えなのか私と同じ色に頬を染めていた。
『ま、まぁ……おごりなら、行ってやっても、いい……よ。破産、させてやるから……ふふっ』
「そ、そっか。良かった……！　いや、破産が良いんじゃなくて、その……いや、お前と一緒にお祭りに……ちがう、えっとな……！」
　明後日の方角を見ながら、無駄な照れ隠しを続けるタカシ。往生際が悪いものだ。
　……夏休みは、やっぱり短い。やりたいことが目の前にありすぎて。

>>61

ＧＪ！
こんな夏休み過ごしたかったなぁ。

>>61
一度でいいからこんな夏休みを過ごしてみたかったな……

あげ

ただいま委員長

今日も落ちそうな気配

教習所からほ

授業中に寝てたりして、委員長に怒られんさ。で、罰として放課後にクラスのお仕事手伝って下さいって。
徐々に帰るクラスメートに同情の視線を送られつつ、遅いだの間違ってるだの文句を言われる。
結局終わった頃には二人きり。もう仕事ないなら帰るよーって言ったら
『次のお仕事は……わ、私の家まで送って下さい』
って真っ赤な顔して言う。
何だ、一緒に帰りたかったのかとか言うと『ボディーガード的な意味』とか『寄り道させないため』とか。
そんな感じで教室をでたら、薄暗くて、いかにもな雰囲気。
それで…委員長がむぎゅって腕に抱きついて来る。
だんだんと怖さが柔らかいで来たら、今度は恥ずかしくなってくる。でも、せっかくだからもう少し…って
校舎をでた辺りで………パシャッ……あれ？……と、友ちゃん！？

そんなお題

>>68
まぁそんな堅いこと言わずに続きをだな

お題
つ・ツンデレにお前って早いよなって言ったら

みことただいま〜

>>68

いいお題だ

ほ

随分前のお題で４つ頂きますよ

・去年の水着が着れないツンデレ

お嬢のペットとして飼われる生活も随分長くなったある夏の日。
リ『海に行きたいですわね』
またお嬢様の気まぐれが始まった。
冥『しかしお嬢様、今年は新しい水着は用意しておりませんが』
リ『まだ去年のは捨てて無いはずですわ・・・、タカシ、貴方探して来なさいな』
タ「ちょw何で俺が!!クローゼットにどんだけ衣服あると思ってるんだよ!!」
リ『買った服の数などいちいち数えませんわ、
・・・そうですね、ちゃんと見つけられたら貴方も連れていってあげますわ』
タ「置いてく気だったんかい（汗
しかしお嬢の水着姿を存分に堪能出来るならちょい全力で探してくる!!」

〜数時間後〜
タ「み、見つけてきたぞ・・・」
リ『随分時間かかりましたのね、日が暮れてしまいましたわ』
冥『そうですね、これでは到着は明日の朝になりますね』
タ「な、これから出るのか!?」
リ『私が海に行きたいと言ったのです、当然ですわ』
冥『タカシ様のせいで随分と予定に遅れがでておりますが』
と、いつの間にか家の前に停まっていたリムジンに押し込まれ
空港で飛行機に乗り換え数時間・・・
タ「・・・何処だここは（汗」
南国の砂浜に足を踏み入れていた。

いつの間に出国手続きしたのかまぁ細かい事は気にするな、
何たってこれからお嬢と冥さんの水着姿が・・・
リ『タカシ・・・これは一体どういう事ですの』
そこには少し前屈みにパーカーを羽織ったお嬢が居た。
冥『・・・少しキツイです///』
後ろに控える冥さんは黒のビキニを来ているが
なんか布に余裕が無い位ぴっちりしております。
タ「なんだ、せっかく水着探したのに着ないのか」
激しく落胆。
リ『い、一応着てますわ!!しかし、貴方が間違えて古い水着を持ってきますから・・・!!』
肩や胸を手を当てている辺りからパーカーの下の水着を押さえているのだろうか。
タ「いや、間違い無く去年の水着だが」
以前目の前で豪快にポロリしてくれた水着なのだから間違うはずが無い。
リ『しかしサイズが合いませんわよ!!』
タ「それはお嬢が太っ・・・いや成長したんじゃね？」
太っ・・・と言った瞬間物凄い目で睨まれたので言い直した。
タ「とりあえずパーカー脱ごうぜw」
リ『あ・・・こら!!おやめなさい!!』
羽織っているパーカーの首筋に手をかけ引っ張る。
のけ反らせたお嬢の身体を包むＶ字の水着が見えた瞬間、ﾊﾞﾙﾝｯ!!と胸がスリングに弾かれ形のよい巨乳が揺れた。
リ『きゃぁぁぁ////だからおやめなさいと申したはずですわ!!』
あらわになった胸を押さえて足蹴にしてくるお嬢。
タ「やっぱり太ったんじゃ・・・ｷﾞｬｧｧｧ」
これでもかって位踏まれた。砂浜が暑いです。

リ『最低ですわ!!』
顔を真っ赤にして砂浜に座るお嬢。
どうやらまっすぐ立つのがキツイ程サイズが合わないようだ。
タ「なら無理して着なきゃいいじゃんかよ」
リ『去年と体型の変化はありませんでしたわ!!』
タ「まぁ現実無理矢理着てる状態なんだがw」
お嬢が前に身体を倒す度、先端がちらちら見えて
こちらが前屈みにならざるを得ない。
冥『私も無理しない方がよいと進言したのですが・・・』
リ『五月蝿いですわよ!!何か冷たい物でも買って来なさい!!』
八つ当たりに冥さんを買い出しに向かわせ
しばらくして両手にソフトクリームを持った冥さんが戻ってくる。
冥『お嬢様、こちらでよろし・・・きゃあ///』ﾌﾞﾁﾝ
タ「危ない!!」
後少しと言う所で砂浜に足を取られ仰向けに転ぶ冥さんを受け止める。
冥『いゃぁぁぁ////見ないで下さい////』
倒れてのけ反った拍子にブラが弾けたようだ。どんだけギリギリだったのか（汗
両手にソフトクリーム持っていたのに胸元を押さえてしまいたわわな爆乳が見事にデコレーションされている。
タ「なんと言うエロス・・・これは頂くしかw」

リ『な!!何してますか!!おやめなさ・・・ひゃ///』ﾋﾞｸﾝ
立ち上がろうとした瞬間屈み込むお嬢。
え〜、スリングの紐が食い込んだみたいです（汗
リ『は、謀りましたわね・・・後で覚えてなさい///』
タ「いや、明らかにお嬢の自爆だろ、無理して着るから」
悪戯に紐を引っ張ると悶えながら悲鳴をあげる。
冥『お嬢様は去年水着がお似合いだと褒められたのが嬉しかったのだと思います』
何とか落ち着いた冥さん。手ブラ状態なのが余計エロい。
リ『よ、余計な事は言わなくても宜しいですわ///』
タ「それだけの事なのか？」
リ『わ///私には重要な事ですわ///』
冥『恐らくクローゼットに残した衣服も全てタカシ様がお褒めになった物かと』
タ「そうか・・・」
ガシっとお嬢の肩を掴む。
リ『な///なんですの!?』
タ「今のお嬢・・・とってもエロいぞw」
リ『そんな言葉期待してませんわ!!本当最低ですわね!!』
冥『少しは空気を読んで下さい・・・』
タ「だって率直な感想だよ、下手に隠してるから余計エロいんだよ」
リ『やはり貴方には口より身体で解らせるしか無いようですわね・・・』
冥『お嬢様・・・お仕置きする前に着替えたいのですが』
リ『なりませんわ!!』
タ「ちょ!!待て!!野外プレイはオススメできなryｱｧｰ」

結論：お嬢はエロいと理解した

何とか夏休み終わる前に書き上がったぜ
あ、婦警さん、これもアウtﾀｰﾝ

>>77
ﾃﾗｴﾛｽwwwwwwwwwwwwwwwwww
GJ!!!!

>>77

おまえ…なんてもん書いてくれてGJ！

>>77
エロスwwwwwGJ!!!

>>77
俺の息子が大変な事にｗｗｗｗｗ

なにげにヤバイかも

危ない

お題
つ・ツンデレが絶対聞かれたくない話をよりによって男に聞かれてしまったら

辛い…

おやすみツンデレ

お題
つ・辛い（からい）と辛い（つらい）を読み違えたツンデレ

お題
・東京でSuicaとICOCAを間違えた関西ツンデレ

東京でもICOCA使えるんじゃなかったっけ
うちの県には電車が存在しないからうろ覚えだけど

電車がないて、沖縄か？

沖縄のツンデレてのも良いかもしれん

>>89
確か逆はOK
関西でSuicaはね

俺の眠れるﾋﾞｰｽﾄが目を覚ましたんだがどうしてくれる！
GJ

>>46
だがいつまでも子供扱いする年上な男との組み合わせも捨てがたいと思うんだ

ただいま

お題
つ・北国出身のツンデレ




山形名産のだしｳﾏｰ

(/////)

なんか電波来た。

お題
好きって言いたいのに言えなくて毎晩泣きはらしてるツンデレ(できれば勝気

二人きりになるとオドオドしちゃう勝気

勢いで激しくツンツンしちゃってチャンスを失って後悔するツンデレがかわいい

な、ななな何を馬鹿なことを、私と一緒に帰りたいなどと百年早い(////)！
そっか…じゃあ今日は山田と一緒に帰るよ　じゃあね〜
………あれ？今私は何を………

みたいな

ということで誰か書いてもしくは描いてくｒ下さい

ツンデレはいいね、ツンデレは心を潤してくれる。
リリンの生み出した文化の極みだよ。

>>99
まあ、俺はツンだく大好きなので、それには同意

Ｍですはい

>>90
褐色肌はいいものだと思います。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun922.jpg

>>103
白いなんか液が出た

沖縄の土産品店で普通にコンド−ムが売られているという事実を知っておいた方がいいぞ

日本で一番エイズ感染者数が多い所でもあるのだぞ

二次と惨事は違うものなんだぜ

男とは、決して得られない物を求めつづける旅人だ。
ある日君が女性の胸を揉みまくりたいという衝動に襲われたならば、それは君の中に潜む「男」の表出なのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────────ジョルジュ・ナガーオカ

俺は読んでいた名言集にしおりを挟み、ぱたりと閉じてベッドの上に放った。
そうして先程から俺の部屋のテレビを占領してスト２などに興じているタンクトップ姿の勝美を見やる。

ここのところ暑いからとは言え、流石にその格好は女性として無防備ではないのだろうかと思う。
抑える風でもなく自己を主張する胸部の二つのそれは、俺の目線を追わせるに十分なものだった。

揉んでみたい。

一度その言葉が浮かんだが最後、俺はもはや勝美の胸にしか興味を向けることができなかった。
俺の脳にもはやモラルの三文字は消えうせ、脳髄は思春期特有の趣味の悪いコンパドゥール・ピンクに彩られてしまった。

揉みたい。揉みます。揉む。揉むとき。揉めば。揉め！

俺は腰掛けた椅子をテレビのほうへ向け、スト２を観戦するように身を乗り出す。
椅子から音も無く立ちあがり、そのまま勝美のわきの下へ両腕を入れ、胸に掌をあてがった。
こうなったらもう歯止めは効かん。殴られる前に感触を楽しもうと、俺はひたすら揉みつづけた。

そして２秒後、殴られた。

「全く…昼間っから何してくれてんだお前は！」
「なんかスマン。無防備なお前見てたらつい欲情した」
「よっ…ば、バカ！(////)だからっていきなり揉むヤツがいるかこの変態！」
「…そうだな、俺が悪かった。じゃあ改めて、揉ませてくれ」
「だっ…許可取っても駄目だバカ！大体、何でお前はどうでもいい時に限って積極的なんだよ！」
「…ほほう。それもそうだ。ならば今度から本当にいい雰囲気のときに限って積極的になるようにしよう」
「…最初っからそうすりゃいいんだよ、バカ。そうすれば私だってもう少し素直に……───え？あーーーっ！
　ま、待て！ちょっと待て！今のはそういう意味じゃなくて…その…誤解だ！私は別に襲われたいとかそういうんじゃなくて！」
「そこまで言うとらんやん、俺」
「うっ…あーもーとにかく今の無しだ無し！」
「待てよ、勝美！」

突如、勝美の肩を抱いて真摯な瞳を向けてやる

「……う…(////)……何…だよ…」
「この際だ。お前に一つ、伝えたいことがある」
「…言うんだったら…早く言えよ」
「ああ……」

「揉ませてくれ」

アッパーカット。俺の視界は暗転した。

ツンとデレは僕にとって同価値なんだ

・ツンデレの日焼け跡と焼けてないとこの境目を攻めてみたら

>>108

今日はおっぱいネタが多くて非常にいいなｗｗ

>>103
かわいい

貧乳ちなみんが落ち込んでるのでとりあえず抱きしめておきますね

沖縄ツンデレと聞いて

>>99

いいんちょが陥りそうなパターンだな。

――放課後

は『うぅ…。』
友『よっ、いいんちょ！どした、暗い顔して』
は『友ちゃん…。うぅ…、今日も別府君と話せなかったんです。もうダメですよ…。』
友『こら、そんなネガティブにならないの！だいたいいいんちょったら、別府君に話し掛けられると、テンパりまくってまともに会話できないでしょ？そこを直さないと！』
は『しょ、しょうがないじゃないですか！別府君と普通に話すなんて、無理です…。』
友『もう、いいんちょったら。あら、噂をすれば…』
は『え？って別府君？！はわわ！こっちに来ますよ！』
友『本当だ。ほれ、がんばれ。』
は『が、がんばれって…！』
た「あ、委員長？」
は『！！！！な、な、な、なんですか！き、き、気やすく、は、は、話し掛けないでください！』

た「え！あぁ、ごめん！いや、委員長と最近話してないからさ…。その、一緒に帰りたいなって…」
は『！！！！わ、訳がわかりません！なんで、一緒に帰らなきゃいけないんですか！』
た「ご、ごめん！そうだよな、悪かった…。じゃ、じゃぁ委員長、気を付けて帰ってな」

は『！う、うるさいです！言われなくても気を付けます！挨拶なんていいから、さっさといなくなってください！』

た「わ、悪かった！じゃぁまた明日な！」ﾀﾀﾀ…

は『………。』
友『………。』

は『…友ちゃん！』
友『……ん？』

は『またやっちゃいました…！』
友『うん、その、徐々に慣れていこう。ね？』

は『うぅ…。私のばか！』ﾎﾟｶﾎﾟｶ
友『あ、自分の頭を叩かないの！しょうがない、私が人肌脱ぎますか』

こうして、いいんちょと友子の壮大な作戦が始まるのだった。

おわり☆

えわあ

ＧＪ。だが人肌脱いじゃダメだろｗ

個人的本日ラスト書き込み


ツンデレの幸せは俺達の幸せ！

アイディー！！！

本当だ！人肌→一肌だｗ

そしてIDちぇき

ちなみん

ん、IDが変わらない…だと…？

4ﾚｽ投下

・寝惚けて男のベッドに入ってしまったツンデレ

『ん……あれ？　やだ……私ってば、いつの間にうたた寝なんか……』
『いくら、夏休みだからといっても、ちょっとだらけ過ぎかも……　もう、タカシも父さ
んも寝ましたね。それじゃ、ガスの元栓をチェックして、私もちゃんとベッドで寝ますか。
ふぁ……明日も早いし……』
『よし。戸締りと元栓確認終了……それじゃ……ふぁ……おやふみなふぁい……』
　トントントン……ガチャッ……パタン……　ゴソゴソ……
『あれ……ベッドに何かある……私、ぬいぐるみなんて置いてたかな……？　まあ、いい
わ。タカシだと思って……』
　ギュッ……
『んふ……きもひいい……スー……スー……』


「（ん……何か苦しいな……夢……じゃねえよな……）」
　ゴソゴソ……
「（ちょ……動けね……！？　金縛り……？　じゃない。てか、何か締め付けられてる？
何だ一体……）」
『んん……ダメ……』
「何だ？　姉さん？　てか、とにかく抜け出さないと……よっ！！」
　ギュウウウウウ……
「ちょっ……苦し……離せ、このっ……」
『らめ……タカシぃ……もっひょぉ……ギュッと……』
「――って、姉さんかこれ？　と、とにかく脱出しないと締め殺されるな。せーの……う
りゃっ！！」
「フウ……何とか脱出出来た。まだ4時か……　てか、これ何とかしないと……　姉さん。
おーい。姉さん」
　ペシペシ。
「ダメだ。ほっぺ軽く叩いたくらいじゃ起きねーな。姉さん。姉さんってば！！」
　ユサユサ……

『ん……』
「あ。姉さん。起きた？」
『あ……タカシぃ……』
「わわっ！？」
　ギュウウッ……
『タカシ……好き……』
「ちょっ……姉さん！！　まだ寝惚けてんのかよ。いい加減起きろ！！　起きてくれって！！」
『ふぇ……？』
「どう？　姉さん？　目、覚めたか？」
『…………タカシ？』
「そうだよ。分かったらいい加減離してくれ」
『――――！！！！！！（///////////）　っっっきゃあああああっっっっっ！！！！』
　ドンッ！！
「あいてっ！！　何すんだよ！！　いきなりベッドから突き落とす事ねーだろ」
『だっ……黙りなさい！！　この変態！！　ドスケベ！！』
「ま、待てよ。何で俺がいきなりそんな事言われなきゃなんねーんだよ」
『な、何言ってるんですか！！　勝手に人のベッドに潜り込んで来て！！　し、し、信じ
られません！！　いくらタカシでも姉のベッドに不法侵入するなんて許しませんよっ！！』
「姉さん！！　待て、落ち着いて周りを見てくれよ！！」
『これが落ち着いていられますか！！　タカシが女の敵だっていうのは前々から分かって
いましたけど、まさか寝ている私のベッドにこっそり忍び込んで添寝するほどの変態だと
は思いませんでした。弟とはいえ、許されない事ですよこれは』
「だからあ。周りをよく見ろって。電気点けて。ここが誰の部屋だと思ってるんだよ」
『誰のって、私の部屋に決まっているじゃありませんか。どうしてすぐにバレる嘘を付く
んですか？　反省していない証拠ですね』
「じゃあ、電気点けるぞ」
　パッ！！
『え……あれ？？』
「どうだ。分かったかよ」
『ここ……私の部屋じゃなくて……』

「俺の部屋だよ」
『――なっ！！　ちょ、ちょっと待って下さい。それじゃ、私が寝てたのって……』
「当然、俺のベッドって事だな」
『え……え、え？　そ、それじゃあ、その……タカシがベッドに潜り込んで来たんじゃなくて……』
「そう。姉さんが俺のベッドに潜り込んで来たの。おまけに、俺のことをぬいぐるみか何
かと勘違いしたのか、ギュウギュウ抱き締めてきてさ。おかげで苦しくて目が覚めたぜ」
『なっ……なななななな……いやああああっっっっ！！！！！』
　バコバコバコッ！！
「あイテッ！！　イテエッ！！　何で姉さんが俺の事枕で殴んだよ。姉さんが悪いんだろが」
『やっ……やかましいです！！　あああああ……もう、私とした事が、寝惚けていたとは
いえなんて事を……タカシのベッドに……いえ。ベッドなんかに入ってしまうなんて……』
「また、久し振りに大胆な寝惚け方だったよな。全く、目が覚めたらいきなりベアハッグ
状態だぜ。マジ、強力な金縛りかと思ってびっくりしたぜ」
『タカシッ！！』
「な、何だよ？」
『わ……私……その、何してました？　何か寝言言ってました？　変な事とかしたりして
ませんでした？』
「え？　えーと、その……いやその……」
『その口の濁し方。何かやったんですね？　言いなさい正直に。全部。包み隠さず』
「いや、その……大丈夫だって。俺のこと寝惚けて抱き締めてたのと、変な意味不明の寝
言言ってただけで、あとは何もしてないから」
『本当ですね？　誓ってそう言えますね？』
「あ、あのその……嘘は言ってねーから。うん」
　バッ……ガチャッ！！　ドタドタドタドタドタ――バタンッ！！
「ハァ……　とりあえず行ったか。……姉さんに嘘付いちまったな……けど、言えるか。
あんな寝言……」

『ハア……ハア……私とした事が……寝惚けていたとはいえ、タカシのベッドに入って……
タッ……タカシを、その……抱き締めてしまうなんて……（///////////）』
『この間まで、タカシの留守の間、ずっとタカシの部屋で寝ていたからといって、うっか
りし過ぎです。とはいえ、だからあんな夢を……』
『とりあえず、変なことは口走らなかったようですけど……でも、やっぱり恥ずかしい……
恥ずかし過ぎて、死にたいです…………もう、やぁ……明日、どんな顔してタカシに会え
ばいいのかしら……ハァ……』


終わり

やっぱり敬語は距離を感じるなぁ

いやもうかわいいなこいつ

かわいい

敬語姉とは・・・・
新鮮だｗｗｗｗ
妹もいいが姉もよいな

>>128

ブラコン最高だな

>>103

沖縄っ娘かわいい！

ねみぃ……

おやすみ

中央線のツンツンっぷりにも困ったもんだ

>>136
あずさのことかｗｗｗｗｗｗｗ

おやすみ

IDちなみね

久しぶり

ねむれん…

おやすみ
夢にちなみんが出てきますように

やっと帰れたほ

「ねぇ友ちゃん」
『何よ』
「友ちゃんってけっこう男子から人気あるみたいだよ」
『はぁ？なんでよ』
「今日さ、クラスで友ちゃんの噂してるのを聞いたんだよ」
『え…な、なんて…？』
「『友田って良いと思わない？』　『スタイル良いし、顔も美人だし』って」
『あっ…そ、それは違うからね！別にアンタといつも一緒にいるからって付き合ってるわけじゃないってそいつらに言ってやんなさいよ！』
「…へ？」
『へ？って…えっと…』
「なんで友ちゃんの話からいつもボクと一緒に居るからどうのって話になんの？」
『もしかしてアンタあの時の話最後まで聞いてなかったの…？』
「最後までって…もしかして友ちゃんも聞いてたの？」
『き、聞いてないわよ！！大体私の噂されたのだって今始めて知ったんだから！』
「なーんか怪しいなー…実は最後まで聞いてたんじゃないのー？」
『知らないって言ってるでしょ！！』
「ウソ付いてるな？ねぇ、最後なんて言ってたのさ、教えてよ」
『お、教えない！教えないっていうか知らないの！！』

「友田って彼氏居るのかなぁ」
「あぁ、ダメダメ」
「なんでだよ」
「知らないのかよ。アイツ山田といつも一緒に居るんだぜ」
「なんだ、もう彼氏持ちかよ。ってか山田とか意外じゃね？」
「さぁな。でも山田と居るときは幸せそうだぜ、友田は。お似合いなんじゃねーの？」

『…こんなの、言えるわけないじゃない…』

やばいかな

ちょっと夜更かしし過ぎた

かなみんに怒られる

あぶないよー！

>>145みてわいた

〜教室にて〜
か「おはよ」
た「あー、かなみんか、おは」
か「なんかまた眠そうね」
た「よくわかったな」
か「流石にこうも毎日眠そうにされるとね」
た「そんなにも眠そうに見えるのか？」
か「ええ、いかにもってかんじよ、また夜更かし？」
た「ああ、まぁね」
か「いい加減やめなさいよ。少しくらい自分をコントロールしなさいよね。でも、なんで何時も夜更かしなんかしてるの？」
た「ん？知りたい？」
か「でもどうせゲームでしょ？」
た「あながち間違いではないのが悔しいな、だが昨晩は違う、教えて欲しい？」
か「ニヤニヤしてそんな風にいうってことは、どーせろくなことじゃないんでしょ？別にいいわよ」
た「ん〜、そっかぁ、残念だなぁ、」
か「…」
た「残念だなぁー、ほんと残念だなぁ、かなみんにも関係あるんだけどなぁ」
か「？」
た「残念だなぁ、いやぁ実に残念だ」
か「あー、うっさいわね聞いてあげればいいんでしょ？聞いてあげれば」
た「え！？聞いてくれるの！？さすがかなみん!!じゃ、覚悟して聞いてね」
か「あーもうっ、さっさと言いなさいよ、うっとおしい」

た「では」

「あ、あそこ！」
『ええっ、どこ！？』
「先輩、さっきからことごとく見逃すのはわざとですか」
『あ、あんたが気がつくのが遅いからでしょ！』
「そろそろ戻りましょうよ…夜に屋上は寒いです」
『だめ。せめてひとつくらいは…』
「もー…じゃあ上着とコーヒー持ってきます」
『…コーヒー甘いやつよ』
「はーい」

『なかなか見えないなあ、流れ星…』キラーン！
『あああ！ は、早く！ あいつと付き合えますように、あいつと…』
『……はぁ』

「はい先輩、コーヒーです。ひとつくらい見えましたか？」
『…全然』
「ま、まあ、なんにせよ願いは行動しないと叶わないですよ」
『そっか、そうだよね… って、何これ苦い』
「あ、砂糖忘れました…」
『えー 入れてきなさいよ』
「はーい…帰ってくるまでに見といてくださいよ」
『はいはい。…もう見えなくてもいいや』

キラーン
『…じゃあ、あいつがうんって、言いますように！』
「次は運任せですかー？」
『うわあ！？ ち、違うわよっ！』

た「実は、かなみんのことを考えて」
か「か、考えて？｣
た「オナn｣
ゴンッ
た「ぐはっ」
か「ななななな、なんてことを朝から聞かせんのよッ！！！！！！そ、そ、そそそその、ねねね、ね、寝ぼ、寝ぼけた頭たたき起こしてあげようか？///」
た「そんなに頭殴ったり、振ったりするなよ、目が回ってきたあー、もう駄目」
バタッ
か「全く、なんてこと聞かせんのよこのバカは 」
か「でも、あんなこと私にいうなんてもしかして…？///」

後は想像におまかせします

>>149
ごめん… リロード不足だった

おはようございます

「お前のこと大好きだよ。」

「なっ何言い出すのよ突然！そっそんなこと言われてもちっとも嬉しくなんかないんだもん！」

「俺のこと好きって言ってみて。」

「ばっ・・・なっ何考えてんのよ。ばっバカじゃないの？そっそんなこと言うわけないじゃん！」

「じゃ、俺のこと嫌いなんだな？」

「！・・・・・・・。」

「ほら！どうなんだよ？」

「ほっほっんとしつこいんだから・・・・。わっ分かったわよ！言えばいいんでしょ！言えば！そっそのかわり一回しか言わないからね！
・・・あっあんたのことが・・・・・・・・大好きよっ！」

おはよ

おはようツンデレ

お題
・ツンデレと夏の終わり
・ちゅんでれの絵日記を読み返すとにぃにとの思い出ばかりでした
・せっかくの新学期なので食パンをくわえて遅刻遅刻〜って言いながら走って登校してみたら
・ツンデレたちの熱い夏は終わらないようです

24時間テレビのドラマの題名に思わずハッとしたのは、俺だけではないはず

あさほ

いってきます

あぶ

ＩＤ


寝坊した…

……なくなかったな
べっ、別に心配なんかしてないわよっ！

ふぅ…

チェック

今日から夏休みだ!!
・・・３日間だけorz

お題
・夏休みがとれずに男と一緒に遊べ無かったツンデレ
・夏休みの思い出作りにツンデレがとった強行策とは？




既成事実を作るしか浮かばなかった自分は死んだほうgﾀｰﾝ

今週末は24時間テレビがあるな…


お題
つ・募金をするツンデレ
つ・24時間テレビを男と見てたけど寝てしまうツンデレ
つ・マラソンをするツンデレ

何だかツンデレがしょげているようです。

タ「あー…、尊さん？」
尊「…。」
タ「夜中に無言でウチに来て、いや、それはいつも通りですけど、突然後ろから抱きつかれるのは…。」
尊「…ダメか？」
タ「全然いいですけど、珍しいですね。尊さんが抱きついてくるとか。」
尊「…おかしいか。私がギュッとしたらおかしいのか。」
タ「そ、そんなコトないです
尊「今お前 面倒くさい女だと思っただろう。絶対思った。」
タ「思ってないッスよ。」
尊「ウソだ。」 タ「ウソじゃないっす」尊「…いつもキツい事言うぞ？」 タ「それ以上に優しいっす。」
尊「ムチャばかり押し付けるぞ？」 タ「鍛えられてると思ってます。」
尊「お前によく手を上げるぞ？」 タ「もうむしろ快感です。」
尊「よく家に押しかけるぞ？」 タ「なんなら一緒に住みます？」


尊「じ、じゃあ仕方ない！まだお前をこ、恋人にしといてやる！///」
タ「え？永久保証じゃないんですか？」
尊「っ！///」


タ「イタｯ！？ちょ、無言でグーパンチは止めて！な、今日一で理不尽なんですけど!?」


なんか嫌な夢みたらしいですよ。

>>166
タカシの返しが上手いｗ

>>166
GJ

みこちん可愛いよみこちん

『うむぅー…』
「ほれほれ、手が止まってるぞ？」
『うるさい……なんで…ちなだけ…しゅくだい……にぃに…ずるい』
「俺は受験があるから宿題はないんだ。ふはは」
『それなら…てつだう…さんすう…やって』
「ダーメ。散々宿題やれって言ったのに、無視したちなみが悪い」
『にぃにのいじわる…きらいだもん……べー』
「あーあ、ちなみに嫌われた。せっかく励ましてやろうとオムライス作ろうと思ったのに」
『ふーん…にぃにのおむらいす…まずいもん…』
「じゃ、出掛けちゃおっかな」
『う……ぁ……んと……ど、どっかいっちゃえなの…そのほうが…せいせいするの』
「本当に？」
『もちろん…ほんと…なの』
「じゃ……って、なんで掴む？」
『いじわる！ばかばかばかばか！』
「痛いよ」
『やだぁ…ぐすっ…ちな…しゅくだいするから…ひっく…いっしょにいてなの』
「はいはい、しょうがないな」
『ん…にぃに…こっちすわる』
「こうか？…で、なんで俺の膝に座る？」
『にぃに…うそつき…ちなにだまって…どっかいくから…こうするの』
「ちなー」
むぎゅー
『うにゃー(///』
「宿題終わったら、いっぱい遊ぼうな」
『…うん(////』

>>166
>>169
どっちも素晴らしい
GJ

お腹空いたな…

・ツンデレとお昼ご飯
・ツンデレがお昼ご飯

>>171
今日のお昼はエビフライ定食ですねわかります

腹減りほ

いつだったか長編化宣言をしてそのまま行方をくらませたものです
相変わらすツンデレっぽくないです
投下します

[第一話]
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun923.txt

　さて、どうしよう。見えない誰かに向かってつぶやく。つぶやきは、文字通りバケツをひっく
り返したような土砂降りの音の中に消える。
　大型で非常に強い台風何号とやらが日本列島を直撃、それに伴い局地的な豪雨・暴風に見舞わ
れて、各地で土砂災害などが発生しているらしい。
　まさか、自分もその土砂災害に巻き込まれるとは思わなかった。間接被害とでも言うのだろう
か、土砂崩れによって一部高速道路は通行止め、僕らの乗った高速バスはまだ大阪にすらたどり
着かずに、聞いた事の無い地名のサービス・エリアで足止めを食らっている。
　こうなることなら、澪の言うとおり大人しく飛行機で行けば良かった。数千円だけの違い、数
千円もの違い、人によって感覚は違うのだろうけれど、あまり裕福とはいえない学生にとって
は、貴重な数千円を節約すべく一晩かけて高速バスで行くほうがいいに決まっている。行くこと
が出来れば、だったのだけど。
　次からは飛行機にしよう、そう思いながら数十分前から停車しているバスを降りる。建物内は
他のバスも含めた乗客たちでごったがえしている。雨がこのただでさえ憂鬱な状況を一層陰気な
ものにする。
　喫茶スペースにある電光掲示板の文字が、復旧にはもう少し時間がかかること、作業は徹夜で
行われていることを伝えている。左に流れていく橙色の文字たちも、心なしか必死に動いている
ように見えてきた。私たちは頑張っています、頑張っていますからどうか怒らないで下さい。俺
たちだって徹夜だよ、隣に腰掛けていた男が愚痴をこぼす。
　時計の針はとっくに十二時を過ぎている。澪にはいつ連絡しようか、到着が遅れることは確実
だが、本来の到着時刻ですらあと十時間後だ。連絡は朝と呼べる時間に、僕が起きていたらしよ
う。
　そう決めた矢先に、澪からのメールが届いた。

――明日、福岡に着いたら連絡をください。父さんと車で迎えに行きます。
　　気をつけて。おやすみなさい。　　　　澪

　これはマズい。たまらず澪に電話をかける。普段は早寝早起きを心がけている彼女だが、今
メールが届いたのだから起きているだろう。数回のコールの後、電話の奥からもしもし、と言う
声が聞こえた。少し慌てているようだ。こんな時間からどうしたのですか、と妹の声。
　久しぶりに聞く妹の声。僕が東京に出たばかりの頃は、何かとつけて毎日のように電話がか
かってきた。電話の用件は、僕がちゃんと食事を取っているかに始まり、凄いときなんか「まだ
これと言って話せる友人のいないであろう兄さんのための発声練習のお付き合い」だったりした
のだが、最近はそんな事も無くなった。念のために言っておくけれど、僕は東京でも会話の出来
る友人というものは持っているし、妹もその事は重々理解しているはずだ、多分。
　電話ごしの妹に向かって、土砂崩れで足止めを喰らっていて到着がいつになるのかわからない
から、車は出さないでくれと言う。だから飛行機で来なさいと言ったじゃないですか、と澪。今
回は妹の言い分が全面的に正しい、結果としてではあるけど。澪は、ちょっと待っててください
と言葉を残して、一度電話を置いたらしい。一瞬通話代のことが頭に浮かんだが、すぐに家族割
引があることを思い出す。やはりしっかりした妹だ。
　自動扉が開いて、外の生暖かい空気がクーラーの冷たい空気に混ざろうとする。くたびれた様
子の人たちが大勢入ってくる。恐らくまた数台のバスがエリアに止まったのだろう。そしてまた
自動販売機の周りにちょとした人だかりが出来た。僕はお気に入りの缶コーヒーが売り切れにな
らないか少し心配になる。

　兄がお気に入りの缶コーヒに思いをはせている間に、妹は、明日のドライブに備えて睡眠を
取っていた父を叩き起こし、大阪空港発・南九州空港行の飛行機代を出すように説得していた。
妹曰く、それは父の提案らしいが、多分嘘だ。
　僕らの家計はそれほど切迫していない、らしい。つまり、息子の帰省に必要な交通費ぐらいは
出せる、ということなのだろう。僕が自分で稼いだお金を帰省費にしようとしたのは、別に我が
家の家計事情を心配していた訳ではなく、飛行機で来ないなら交通費は出さないと言っていた澪
の言葉に、無駄に反抗してみただけだ。今となってはもう勘弁だけど、一度は夜行バスというも
のを体験してみたかった。
　お金はありますね、今から高速道路が復旧したとしても、着くまでに半日もかかるバスに乗っ
てはいけませんよ、夜が明けたら真っ先に空港行のバスに乗ってください。あと、別にこれは兄
さんのためではありませんよ、迎えの時間が決まらないと父が迷惑するからです。
　だから、迎えはいらないと言ったじゃないか。

　ひたすら飛行機を推し続けた妹の祈り、というよりも呪いが通じたのだろう。バス会社は早々
にこの日本横断を諦め、出発した場所に引き返すバスと大阪の空港に向かうバスを出すことを、
エリアの喫茶スペースで寝ていたり、テレビを見ていたり、テレビに向かって愚痴を吐き続けて
いたり、トランプをしていたり、あるいは何もしていなかったりする人たちに向かって伝えた。
ここのエリアに停まっている高速バスは、全て我が社の系列であります、と言うバス会社の職員
は、どこか誇らしげで、厄介事に巻き込まれていて不機嫌になっている一部の客を挑発している
ようにも見える。苦情を言う客に、災害による被害は免責事項となっています、と頭を下げてい
てもどこか嬉しそうだ。ここで東京に引き返したら、澪は本気で怒るんだろうな、と思いなが
ら、仏頂面のバスドライバーから回された紙の、空港行と書かれた文字に印をつけ、下に名前を
書いた。
　自動扉をくぐった時から営業スマイルを崩さないバス会社の職員は、疲れきった乗客たちに向
かって、いかにもこの非常事態が楽しくて仕方が無いという風な感じで口を開いた。どちらに向
かうバスも明け方六時の出発となります、それまでどうぞごゆっくりおくつろぎください。

　おいおい、それは違うだろう。

　僕は結局、一睡もすることなく午前六時を迎えた。隣の学生の集団は、僕がコーヒーを飲んだ
り、睡魔に負けそうになったり、携帯でテトリスをしたり、睡魔に負けそうになっている間中、
ずっとトランプをしていた。なかなか強靭な集中力の持ち主たちだ。

　雨はまだ降り続いている。

　空港までの移動には、それほど時間がかからなかったように感じた。移動までの待ち時間があ
まりにも長かったせいかもしれない、あるいは途中で僕がうたた寝をしていたせいなのか。

　さっきより幾分弱くなった雨に打たれながら、空港の建物の中に入った。


　空港の朝は早い、バスが到着した頃には航空会社の職員がとっくに受付に待ち構えていた。

　もう考える事すら億劫だ、ただでさえいつもより疲れているのに、一睡もしていないのだか
ら。しかも前日はバスの中で眠れる事を当てにして大した睡眠を取っていない。


　僕は半分睡魔に負けながら始発便の予約を取り、


　澪に到着時刻をメールして、


　搭乗口前のソファーに倒れこんだ。

　十分ほど前に、スチュワーデスに起こされた僕は、機内に入ってようやく自分の席を見つけ、
荷物も置いてまた眠りに就こうとしていた。眠りの世界に足を踏み入れる瞬間に、肩を揺すられ
る。誰だこんな時に。
　僕の肩を揺さぶり、眠りの世界への旅立ちを阻止したその人間は、左隣の席に座ると、やっぱ
りと言って少し悪戯っぽく笑った。笑うとただでさえ幼い顔が余計に幼く見える。彼女は、僕の
高校時代のクラスメートであり、幼馴染でもある沙希だ。まだ僕らが小学生の頃、我が家の斜め
向かいに引っ越してきた彼女は、確か今は大阪の或る大学に進学している。
　大阪にいるのだから、沙希が大阪の空港から飛行機に乗る事は全く不思議な事ではない。で
も、彼女にとっては東京にいるはずの僕が何故か大阪発の飛行機内にいるわけで、不思議で仕方
ないだろう。事実、一刻も早く眠りたい僕の肩を揺すり続け、何で大阪にいるのさ、とか、知ら
せてくれれば案内もしたのに！　とか、まぁ案内といっても私もまだこの辺りのことは詳しく知
らないんだけどね、とか、言葉の弾丸を浴びせ続けていた。
　とりあえずしばらく大人しくしてもらうため、高速バスで帰る予定だったのだけれど台風と土
砂崩れのせいで足止めを喰らった挙句、結局飛行機で帰ることになったことを伝える。だから今
日は一睡もしてないんだ、寝かせてくれ。何それ、結局損してるじゃーん。からからと笑う沙希
の声を子守歌に、僕はようやく眠りの世界へ旅立つことができた。

　再び沙希に肩を揺すられた時、飛行機は既に目的地へと到着していた。着いたよ、と言う沙希
の顔はまだにたにたしている。彼女はこの空の旅の間中ずっとにやけていたのだろうか。
　久しぶりの故郷の空気。今までこんなに長く自分の住んでいた地から離れた事は無かったの
で、なんだか不思議な感覚である。父と妹はまだ着いていないようだ。到着ロビーのソファーに
腰掛けると、沙希が当然といった顔と態度で隣に腰掛ける。迎えが来るのかどうかを尋ねている
ところを見ると、あわよくば連れて行ってもらおうという算段なのだろう。迎えが来るなら乗せ
てってよ、そらきた。僕が適当に頷いた時に、丁度澪が辺りをきょろきょろと見回しながら空港
に入ってくるところだった。
　僕がソファーに座っているのを発見した妹は、こちらを見て笑顔で手を振ろうとして、やめ
た。無言で近づいてくる、なんか怖い。隣では沙希が笑顔で澪に手を振っている。僕と沙希が幼
馴染であって、僕と澪はすこぶる仲の良い兄妹であるから、沙希と澪も必然的に幼馴染であり、
大変なかの良い、はずだ。でも、澪と沙希の仲はそんなによろしくない。澪が沙希に気づいた時
の表情を見ればそれは明白だ。昔はとても仲の良いそれこそ姉妹のようであったのに。
　本人たちは言うには、二人は大変仲の良い友人であるらしいが、目が笑っていない笑顔で互い
に見つめ合うだけで相手を友人というのなら、新聞やテレビの勧誘の人たちは皆僕の友人だ。い
がみ合ったまま動きそうに無い二人を連れ出し、空港を出ることにする。沙希さんはバスでお帰
りになった方がいいですよ、家の車は狭いので。頼むから澪はそんなに一生懸命な皮肉を浴びせ
ないでくれ、そして沙希もその皮肉をにたにた笑って流さないでくれ。僕の妹は基本的に口が悪
い。沙希も恐らくそれを知っていて、（半分は面白がって）澪の文句を聞き流しているのだろ
う。
　空港の自動扉を出ると、そこは台風など知らないと強烈な日差しが降り注ぐ故郷のアスファル
トだった。ぎゃあぎゃあ口論する二人を見ながら、車内では絶対に眠れないな、とか思ったりし
た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 CHAP.2
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜 Summer 〜
　　　　　　　　　　（http://www.youtube.com/watch?v=sHhtFOVSC0k）

以上で投下完了です。
デレが見えないツンデレもいいよね

[全然関係ない短編：サボテン]
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun924.txt

投下しようかと思ったけど皆クオリティ炊かすｗｗ
処女作こんな空気で投下できねえｗｗ

>>183
誰もが通る道だから気にすんな
出来てんならさっさと投下すべし

>>183
早く投下する作業にもどるんだ！！！

休憩中

日差しがキツい

ツンデレの膝枕で昼寝したい

・お嬢様すぎるツンデレ
・学校では家のために飾るツンデレ
・想うことも許されないツンデレ
・友達を作れないツンデレ
・優しい男
・優しすぎる男
・とりあえずツン
・頑張ってツン
・デレそうになるがツン
・家が嫌いになるツンデレ
・破産
・家から出るツンデレ
・デレ

>>189
…破産?

ちぅ

>>184 >>185
ありがとう投下してみるよ２レスいただきます

・24時間テレビを男と見てたけど寝てしまうツンデレ
「今日は絶対に２４時間テレビ最後まで見るんだからね！途中で寝ないでよね！」
『はいはい。ところでかなみ、なんで今日はうちで見ようと思ったんだ？』
「え？」
『だってお前の家にもテレビぐらいあるだろ？』
「今うちのテレビが壊れてるけど、どうしても見たかったからあんたの家に来ただけよ」
「ふーん・・・そうか」
『（タカシと一緒に見たいからなんて絶対に言えない・・・///）』
「（まぁかなみの家からは２４時間テレビの音が聞こえてくるわけだが）」
『・・・なによ？』
「いやなんでもない」
『ふーん・・・』

それから５時間ほど話をしながら見ているとかなみからの返事が聞こえなくなった。
「まさか」
眠っていた。
「俺に寝るなとか言っといてお前が寝てるじゃねえか・・・」
「（寝顔・・・やっぱりこいつ可愛いな）」
「仕方が無い、家まで送るか」
抱きかかえた瞬間、かなみの目が開いた
『ん・・・もっとぎゅーってして？・・・』Ｚｚｚ
「寝言かよ」
「まぁいいぎゅーとしてやるか」ｷﾞｭｯ
『はっ・・・え？何してんのよタカシ！』
「え？起きたのかこれはだな」
『私を抱えたまま何言っても説得力ないのよ！』
「ちょっやめて首絞めないでうぎゃ」
『（もっとぎゅってしてたい・・・）』
「あのーかなみさん？痛い痛い」
「ん？また寝たか、仕方が無い今日は一緒に寝るか」Ｚｚｚ
『（寝たふり、一緒に寝てたいの）』
『タカシと一緒に寝てる・・・嬉しい・・・』Ｚｚｚ

朝
『ちょっと、なんであんたが私と一緒に寝てるのよ！』
「え？いやだってお前途中で寝てたし」
『だからってい、一緒に寝ること無いじゃない！』
『変なことして無いよね？』
「してないって」
『そう。・・・もう終わりかけじゃない、最後ぐらい見るわよ』
「はいはい」
『（昨日は・・・嬉しかったな）』
『・・・また来年も一緒に・・・』
「ん？なんか言ったか？」
『なっなんでもないわよバカっ』
「おうっなんなんだよ・・・」

本当にありがとう>>184 >>185
あと３レスになってしまいました数え間違いスマソ

>>194GJ
これからも頑張ってくれ

>>194
まぁ初めてだから仕方ない死ね、ｇｊかもしれない死ね

お嬢の家が破産して一家離散になったところをタカシが
お嬢ｷｬﾌﾟﾁｬｰしてそのままﾃﾞﾚ倒したわけですね わかります。


まあそんだけ書けるんだったら1本書いてみろよ。
まあ1本と言わず2本3本と書いても俺は一向に構わんがな。
別に読みたいわけじゃない。垂れ流すなら見てやるだけだ。

昼寝ほ

久々にヒモっぽいことしてしまった…

お題
・ヒモな男
・ヒモなツンデレ

>>194
べ、別にあんたの（ry

(//////)

まったく、ここは素直じゃない人の多いインターネッツですね

>>194
別にお前のなんか読みたくもなかったし
たまたま投下されてたから読んだだけだもんね

…ぐ、GJっていえばいいんだろ、ふん…（//ヘ//）

忙しくて流れに付いていけてなくてちょっと寂しい


眠くて仕事がはかどらんぜ

>>182
GJ！！

>>194
萌えたｗｗ

インフルエンザやばいな

ツンデレはインフルエンザで一週間男に会えなくなりました

５月頃インフルエンザかかったし余裕って思ってたらまたかかった(´・ω・｀)

お題
つ・新型インフルエンザに怯えるツンデレ

インフルエンザで一週間風呂に入っていないかつみん








ふぅ……ﾀｰﾝ

あぶ

らみ

『はぁっ…はぁっ…うぅ……はぁっ』
「（尊、辛そうだ……手握るくらいしか出来ないってのは歯がゆいな……）」
『うう……さっ、寒い………寒い……うぁぁぁっ……！』
「だ、大丈夫か？毛布、もっとかけるか？」
『はぁっはぁっ、いらん世話をするな……お前の顔を見てると余計に……ううっ、寒い、寒いぃぃ……』
「汗はしっかりかいてるから体温が低いわけじゃあないか……それなら……よっ、と」
『はぁ………こっ、こら！布団に入るなと言った筈だろ……ふわっ！？』
「尊があんまり辛そうだから、見てられないんだよ。せめて寝入るまで抱き締めさせてくれ」
『ばっ、ばか者……移っても、か、看病なんてして……やらないからなぁ……ふぅ……』


という妄想
で、結局朝までコースでちょっと体調が良くなった尊大に赤い顔で叩き起こされる

さいきんのかなみんの人気のなさには憤りを感じている？

危なかったり

危ない(´･ω･｀)かな

>>213
俺の中では常にかなみは断トツで一位なんだがな

かなみんはダントツで一位。ただかなみんの気を引きたいからついつい他のツンデレばかり話題に出しちゃう。


みんなも一緒なはずさ

纏さんは頂きますね

かなみは俺の嫁

週末は落ちやすい

ちょっとちなみは頂いていきますね

梓が眠たがってるので寝かせてくる

ラストスパート

しかしVIPは毎日のようにいろんなツンデレスレが立っては落ちていくな

関西のこともたまには思い出してあげてください

しかしかなみは俺の嫁

委員長と寝てくる

お嬢のおっぱい枕はry

尊さんのおっぱい枕を想像したら萌え死んだ

10分ちょいで、すぐに危なくなる

金・土は危ないよね

アッパーは俺の嫁

かなみは俺の嫁



勝気も捨てがたいが…

チビでツンデレな子が大学に居ないかな〜

休日はちなみとまったりしたい。

幽霊さんは今年暇だったかなW

お題
つ・料理の下手なツンデレに手取り足取り料理を教えてみたら

>>237
刺された！

まつりんにご主人様って言われたい

IDちぇき

ＩＤ

チェキラ

ID

そういえばまつりさんってなかなか登場しないね…

おやすみ

IDチェック

思いつきで落書きしたら、よく分からなくなったので保守。

ツンデレさんの妹の会心の一言。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun925.jpg

>>247
なんかむねのあたりがすごいもどかしい

ＧＪ

凄く…GJです…///



IDちな

>>247
妹かわいいよ妹

男に懐いてる妹に焼き餅を焼くんですね

>>247

これはGJと言わざるを得ない

おやすみ〜

ツンデレが普通の風邪をひいたようです。

タ「うぉお、さっき貼った冷えピタがもうペラペラに…。」
か「うー…、暑…。」
タ「しかし難儀なやっちゃなー、家族旅行の前日に微熱出して居残ったと思ったら」
か「喉、乾いた…。」
タ「高熱出して、すわインフルエンザか！と思ったらフツーの風邪か。ほれ。」
か「んく…うるさいタカシの…癖に。」
タ「突然電話で唸り声あげられる側にもなってみろ…。」
か「…ごめん。」
タ「まぁ、こればっかりはな。ほれ、おでこ出せ。」
か「…んー、冷たい…。」
タ「今日中にはみんな帰ってくるみたいだから、大人しく寝てろよ？」
か「ん…タカシは…？」
タ「帰る。昨日の夜から付きっきりだぞ？いい加減かえらないと」
か「ヤダ」
タ「ヤダっておま「ヤダヤダヤダヤダ」
か「一生付きっきりじゃなきゃヤダ。だって昨日結婚式でそう言ったし。」
タ「は…？」
か「だってもう子供は５人で、共白髪で、一姫二太郎で…オカエリのチューで…目が覚めたらタカシがいて…ふぇ…」
タ「寝ちまったよ…。」

結局付きっきりだったらしいですよ。後全快したあとのツンデレっぷりを想像すると多分幸せになれるよ！

むしろ悶え(ry

ＧＪ

>>255

GJ！弱ったツンデレほど可愛いものはない

あいでぃ

GJ

そしてID

チェケラッチョイ

あげ「

IDちぇっく
さて、学生達の夏休みはもうすぐ終わりか

ＩＤ＆トイレ

チェキーーー!!

ああ

アアアアア！夏休み…のようです。

タ「おや、８月も残す所わずか…。」
梓「そーですねぇー…。」
タ「学生は良いよな…夏休み…いいともを見れるのが嬉しかったよなぁ…。」
梓「そーですねぇー…。」
タ「所でなんでそんなどうでもいいゲストの時のテレホンショッキングみたいになってんの。」
梓「…どこにも…連れて行ってもらってない。」
タ「ハイハイ、そういうのは不景気で給料を減らして仕事を増やした会社に言ってください。っつうかオマエは友達と海行ったりしとるだろうが。」
梓「タカシの金使って行ってない。」
タ「…どんだけだよ。」
梓「やだー！どっか連れてけよぉー！うみー！やまー！ネズミーランドォー！」
タ「朝から暴れんな…疲れてんだから…ぐおっ!?」
梓「つぅれぇーてぇーけー!!」
タ「た、タップ…キャメルクラッチ…！」
梓「…水族館。」
タ「…ダチと行って来だだだだだ！大体なんでそんなに俺と行きたいんだよ…！」
梓「な、別にタカシ以外でも良いけどタカシが一人じゃかわいそうだと思ってるだけだしィィ///」
タ「アアアアア！なんかどっかダメになるって、イヤアアア！」


ｺﾞｷｯ


イルカショー、楽しかったそうです。

あぶ

おはようツンデレ

おはよう、ちなみ

おはよ

おはようお嬢様



暑いので離れて下さると・・・
いや、何でもないです

目さめちった。

雨で蒸し暑い

おはよ・・・

お題
つ・天気予報を間違えたツンデレ
　・行動が裏目に出たツンデレ

おはよう

やっぱり今日は街は人が多いなあ…

もうすぐ１時か…


お題
つ・男と「よしもと新喜劇」を見ているツンデレ

暑いよ

休みの日はうっかりすると、すぐに時間が過ぎる

お題
つ・うっかりしていてツンデレの家に顔を出すのを忘れたらどうなるの？

つんでれ

ヤバいって

ツン期なツンデレのわき腹ツンツンしたい

ミャーン

に゛ゃあ

にゃ！

つ･ツンデレに誘導尋問
つ･色々と言わされてしまったツンデレ
つ･爆発

今日は人が居ないね

ただいまー

見に来てはいるんだが何も沸かないんだよなぁ

今回は1000行くかな

何か盛り上がるネタが無ければ800くらいで落ちると思うよ

盛り上がるネタ…ツンデレマクドナルドなら別のところにあるね

・ツンデレと花火

危ない

迷い猫オーバーラン！の文乃のかわいさについてとか

ツンデレとツンドラ

お題

・ツンツンしすぎたツンデレ
・デレデレしすぎたツンデレ
・夏の終わりのツンデレ

ツンドラってわたしたちの田村くんを思い出すな

夕食ほ

腹減った！飯食ってくる

ツンドラとツンデレってのはニアリーイコールだな

正直、田村君のツンドラはツンデレ比が2：8くらいだからツンドラとして認定したくない

９月の夏休みなんて・・・

お題
・暇なツンデレ
・自分は忙しいけど、暇な男の為に暇を作るツンデレ
・お嬢のおっぱい枕

お題
・ツンデレたちに最後の挨拶に回るタカシ
・ツンデレたちに土下座して最後の願いをするタカシ
・ツンデレ決意演説をするタカシ
・い、入れてもいいわよとデレるツンデレ

あ、婦警さんこれは選挙違反って聞いてなﾀｰﾝ

>>303
周りに対してじゃねｗ
田村には9：1ぐらいでデレてる

かなみが２４時間テレビをタカシと一緒に見ようとするんだ。「これでタカシと２４時間一緒///」みたいなのが沸いた。誰か続き頼む
イモト頑張れ

パー速でやれカス

妹「私と一緒に見るって言ってたのに・・・ばか・・」

『ツンデレに突然「愛してる」って言ったらどうなるの？』っと

頑張ろう

よし、今から仕事行ってくるからいい子で留守番してろよおまいら

危ない

・ツンデレが24時間テレビに応援メッセージを出したようです


・タカシがたまたまそのメッセージを見つけたようです

しかもその24時間テレビがGCCXでした

ツンデレかわいい

あぶない？

お題
つ・どうしてもデレを見せてくれないツンデレに手を焼いている男に友が手助けをしてくれるようです
　・ツンデレのお陰でどうにか夏休みの宿題を終える事が出来たら、ツンデレから見返りを要求されました
　・新学期前に何故か楽しそうなツンデレ

ほ

ツンデレ可愛い

まだ書き掛けだけど、どうせ分割しないと投下出来ないんで、保守代わりに5ﾚｽほど投下

かわいい

「は？　一人暮らし？」
　あたしが思わず聞き返すと、隆志は頷いた。
「ああ。親父とお袋、二人して半年間ニューヨークなんだ。アメリカでの出店計画を成功
させる為には、どうしても現地で指揮を取らなくちゃいけないらしくて」
　隆志のお父さんは、競争の激しい小売業界で成功し、小さな町のスーパーだったお店を
瞬く間に全国展開させた。そのおかげで、幼馴染の隆志も今や、大企業の御曹司になって
いた。とはいえ、ご両親も隆志も、昔と何変わることない近所づきあいをしているのだが。
「二人ともいなくなってどうすんのよ？　アンタ、一人で生きていけるわけ？　無理でしょ」
　断定すると、隆志は困った顔で腕組みした。
「そうなんだよな。といっても、俺は鍵っ子で半分は一人暮らしみたいなものだったから、
まあ半年くらい何とかなるべ」
　とてもお気楽な返事が来た。あたしは、眉間に指を当ててグリグリと押してから、隆志
に食って掛かる。
「料理は？　掃除は？　洗濯は？　誰がやんのよ一体！！　あんたお坊ちゃんでしょ？
そんな事が出来るの？」
「坊ちゃん言っても成金だからな。親からは結構仕込まれてるし、うちの母親の事だから、
一通りのやるべきことは教えてくだろ」
　あたしは、呑気な顔の隆志を前に、大げさにため息を付いた。
「あんたっていつもそうよね。まあ何とかなるとか言って。ホント、いい性格してるわよ」
「でもいつだって何とかしてるだろ？」
「何とかしてるって、いつもあたし頼みじゃないのよっ！！」
　手近にあったノートを丸めて、ボコッと叩く。
「あいてっ！！　い、いや。確かにかなみには世話になってるけどよ……　でも、頼んで
る訳じゃないぜ」
　そうなのだ。コイツの根拠のないお気楽っぷりが気になって、ついついあたしの方から
手を差し伸べてしまう。まあ、それもその、幼馴染所以っていうか。うん。きっとそれだ
けだ。時折、コイツは上手いことあたしを乗せて使っているだけなんじゃないかっていう
気がしないでもないけど。
「あんたが余りにもだらしないから、仕方なくあたしがいろいろ世話焼いてあげてるんで
しょうが。全く、幼馴染ってだけでここまでする女の子もいないわよ。普通」

　呆れたように言うと、横からスッとタイミング良く茶々を入れてくる奴が来た。
「うんうん。そうよねそうよね。幼馴染―ってだけじゃ、ここまではしないわよね。席も
隣同士でさ。ノート写させてあげたり、おべんと作ってあげたり。いやー。麗しいねえ」
「友美っ！！」
　無遠慮な悪友を怒鳴りつけると、彼女はニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべた。
「いやー。マジ羨ましいよな。普通いないぜ。この年でそこまでしてくれる女の子なんてさ」
　さらに、隆志の友達の山田君が追い討ちを掛けてくる。この二人。実にいいコンビだ。
部活も一緒でしょっちゅうつるんでいて、付き合っているという噂も耐えないのだが、友
美に聞いてもサラリと淡白に流されてしまう。
「別にあたしだってしたくてしてる訳じゃないわよ！！　隆志が、その……だらしないの
が悪いんだもん」
　口を尖らせて抗議すると、二人は口を揃えて言った。
「はいはい。ツンデレツンデレ」
「違うってば！！」
　全く。世の中には嫌な言葉が流行ったものだと思う。しかもそれが、実に正鵠を得てい
るから憎たらしい。といっても、あたしのデレは心の中だけだけど。
「隆志っ！！　あんたもちょっとは否定しなさいよね！！」
　さっきから黙って成り行きを眺めてる幼馴染をあたしは怒鳴りつけた。しかし、隆志は
困った顔で頭を掻いて言った。
「いや。どうせコイツ等にムキになったところで始まらないしさ。それに、俺はかなみに
世話して貰うのは有難いからな。変に否定して、お前の世話を断ったみたいに取られたら嫌だし」
「へ……！？」
　今、隆志ってば何言った？　あたしに世話して貰うの有難いとか？　いけない。脳の中
で隆志の言葉がリフレインする。いつも押し付けみたいにして無理矢理やってて、しかも
文句たらたらだから、もしかしたら迷惑がってるかもとか思って不安だったけど、感謝さ
れてたとか、嬉し過ぎる。
「あー、ほらほら。かなみデレてるデレてる」
「やかましいっ！！　だっ……誰がデレてるって言うのよ。嬉しがってなんかいないって
ば。変な事言わないでよね、友美」
「心なしか、言葉に力が篭ってないぞー♪」

　友美のからかいの言葉に、あたしは柳眉を逆立てた。
「いちいちムキになってるのに疲れただけよ。こっちは嫌々でやってるんだから、感謝の
一つもすることくらい当然じゃない」
　しかし、友美のニヤつきは一向に収まる事はなく、あたしはますます苛立ちを募らせた。
「親川さん。そのくらいにしておこうよ。からかい過ぎて却って二人の仲を気まずくさせ
ちゃったら拙いしさ」
　山田君の余計な取り成しに友美は頷いた。
「そうねー。あたしら、どうみてもお邪魔みたいだし。それじゃ、山田。いこっか」
「隆志。気持ち良いからって、生はダメだからな。ちゃんと避妊はすんだぞ」
　山田君のシャレにならない冗談に、あたしは顔が真っ赤になる。
「おまっ……ふざけた事言ってんじゃねーよっ！！」
　さすがの隆志もこれには動揺したらしく、山田君に向かって怒鳴り声を上げたが、彼は
友美の席の傍で笑って手を振っただけだった。
「全くあの野郎。余計な事言いやがって……」
　ブツブツと文句を言って、隆志はあたしの顔を見て、それから急に目を逸らした。いや。
ここで目を逸らされると、あたしとしては非常に困る。何故かと言うと、何だか酷く気まずい訳で。
「そ、その……話戻すけどさ。どうすんのよ、アンタ。本当に。おじさんとおばさんいな
くてもやっていけるの？」
　無理矢理っぽく話を続けることで、どうやら少しは気まずさが晴れたようだ。隆志は、
あたしの顔を見て頷く。
「まあな。掃除だけはなかなか楽になんねーけど。暮れには帰ってくるっつってるから、
生きてく事くらい出来るだろ」
「うわ。やっぱりダメそう……」
　隆志の返事に大仰にため息を付いて見せた。
「言っとくけど、あたしはご近所の豪邸がゴミ屋敷になる様なんて見たくないからね」
　あたしの言葉に、隆志は自信なさげに笑って頷いた。
「まあ、俺もゴミに埋もれた生活はしたくないからな。生活空間だけは何とか綺麗になる
ようにするよ」
「何よ、それ。頼りない返事よねぇ……」
　呆れた口調のあたしに、隆志は誤魔化すような笑みを浮かべただけだった。

　隆志のご両親は、五月の頭にアメリカに向かって発った。そして、隆志が一人暮らしを
始めた最初の日。
「うん。これでいいかな？」
　じゃがいも、人参、玉ねぎにお肉。お米くらいは奴の家にあるだろう。そして、エプロ
ン。これ、重要。家庭的な女の子を演出するためには必需品だものね。
「どうせ、隆志の事だからほか弁か何かで済ませる気なんでしょうけど、そうは行かない
わよ。おじさんとおばさんがいなくなった今、かなみさんの女の腕の奮い所なんだから」
　まさか隆志も、初日からあたしがご飯を作りに来るとは思わないだろう。でも、初日こ
そが肝心なのだ。さすがに毎日は無理だろうけど、ウチにご飯食べに来て貰うパターンだっ
てあるし。これからひょっとしたら、晩御飯は毎日、隆志と一緒かも。そう思うと、何だ
かワクワクする。
「それじゃあお母さん。隆志の家に行って来るね」
　すると、ご飯の支度をしていた母が、顔を出さずに答えた。
「あんまり遅くなるんじゃないわよ。明日も学校なんだし。二人ともまだ若いんだから、
焦らずに、ね」
「何の事よっ！！」
　思わずあたしは、台所に向かって怒鳴った。
「全く、どいつもこいつも……」
　みんなして、隆志とあたしを恋人同士みたいな扱いをして来る。そりゃ、傍から見れば
そうなのかも知れないけど、あたしからしてみたら、まだまだ全然、幼馴染から脱却して
いない。自分からは、先に進むのが怖いのもある。だからこそ、隆志に勇気を出してもら
いたくて、ちまちまといろんなアプローチを繰り出してはいるのだけど……
「行って来まーす！！」
　玄関から家の中に向かって叫ぶと、あたしは食材の入ったビニール袋を持って、足早に
玄関を出たのだった。

サル

　隆志の家は、お金持ちにしてはさほど大きくはないけど、セキュリティはしっかりして
いる。子供の時のように、玄関の呼び鈴を鳴らせばそれで済むと言う訳ではない。門のと
ころでブザーを押すと、カメラと声の両方で家の人がチェックして、セキュリティを解除
して初めて中に入れるのだ。
『はい。どちら様でしょうか？』
　てっきり隆志が出ると思っていた私は、驚いた。インターフォンから聞こえた声は女性
だったからだ。
　何だろう。嫌な予感がする。
『もしもし？』
　私が返事をしなかったので、インターフォンから怪訝そうな声が聞こえてくる。私は慌
てて返事をした。
「あ、すみません。あの、私、隆志君のクラスメートの椎水っていいます」
　そう答えると、すぐに返事が来た。
『椎水……　と、かなみさんですね。今、ドアを開けますので少々お待ち下さいませ』
　プツッと音がしてインターフォンが途切れると、すぐに門のオートロックが解除される
音がした。
「お邪魔しまーす……」
　微かな声を上げて、あたしは隆志の家の敷地内に足を踏み入れる。何というか、お金の
掛かった警備システムを通る時って、何も悪い事をしていなくても、何となくおっかなびっ
くりになってしまう。
――それにしても……
　ゆっくりと敷石の上を歩きながらあたしは疑問に思った。
――一体、インターフォンに出た女性は誰なんだろう……？
　しかし、それを考える余裕は無かった。
　あたしが家の前に立ったと同時に、玄関のドアが開いた。そして、そこに立っていたの
は――
「いらっしゃいませ。ようこそ、おいで下さいました。かなみさん」
　メイド服に身を包んだ、可愛らしい女性だった。

続く

とりあえず導入だけでゴメンね

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！
早く続け！
Hurry!
HurryHurry!
HurryHurryHurry!

>>329
GJ！
続きまってます

こいつは期待せざるを得まい
つまりはGJ!

sageてた

期待作

ただいま

期待ほ

ほほほ

あっ、おか…っ！

お、遅かったじゃない！洗い物片付かないからさっさとご飯たべちゃいなさいよ！
私は先に寝るから、風呂からあがったらちゃんと電気消しといてね


………その、早く上がんなさいよ？待ってるから(///)

ていう嫁はいませんか

保守は荒らし扱い。通報されたら規制対象



と、そろそろ言っておかないと、久々にVIP来た人とかは分からんだろうから
このスレの保守書き込みが運営に通報されて、大量のVIP規制が出たという事を、そろそろ思い出さんと

>>339
俺も巻き込まれた記憶がww
といっても規制対象と言われた日以前の書き込みで巻き込まれたんだがな…

マイケルかっけぇなやっぱり

最近ツンデレをいじめたくて困る

お題
・他人にツンデレとの仲を冷やかされた時に「只の友達だよ」って言ってみたら
・ツンデレが何時になったら世話を焼かずにすむのかと言うので全部自分一人でやってみたら
・ツンデレに「たまたま映画のチケットが二枚手に入ったんだけど見に行かない？」って聞いたら、
　「貴様と二人きりなどと(/////)]と言うので他の人を誘ってみたら
・ツンデレの家に遊びに行ってツンデレの妹とばかり遊んでみたら
・ツンデレが「そ、その貴様はそのす、す、好きなｈ人というのはいるのか？」
　と不安そうに聞いてきたので「居るよ！」と満面の笑みで答えてみたら
・ツンデレの作ってきたお弁当でツンデレの母親が作った部分ばかりを褒めてみたら
・二度と貴様の面など見たくないわっ！と言われたので距離を取ってみたら
・友人たちに対してはタメ語だが先輩なツンデレに対してのみ敬語を使い、
　名字に先輩付けで呼んでみたら
・一緒に帰らない？とツンデレに聞いたら
　「誰が貴様などと…しかしこのチャンスを逃すのは…いやしかし誰かに見られでもすれば…ブツブツ」
　と固まってしまったので他の人と帰ってみたら
・無口で近寄りがたいツンデレに毎日声をかけてある程度会話を交わしたりできる程度の
　仲になっておいてからツンデレと話さないようになってみたら
・ツンデレと一緒に歩いてたら妙にツンデレの手がそわそわしてるのに気づいたけど
　そのまま歩き続けてみたら

どーなるの？

>>329

GJ！続き待ってます

本日ラスト書き込み


ツンデレ可愛いよツンデレ

IDちぇき

久し振りにちぇく

ID久しぶりではないけど

>>342
鬼畜なのが多いなw
かくいう俺もこういうネタが大好きでね

ID

ちぇき

>>342
お前が尊大を苛めたくてたまらないのはよく分かった

俺も友ちゃんをいじめたい

>>348
あれ？俺今まで宿題してたはずなのに

>>348貴方とは夜通し語れそうだ

ふぅ…

>>342
意地悪じゃなくて、ツンデレの言うことを真に受けて素でやるほうが好きだ

落とさない

アイディー

お休みツンデレ

チェック

なんか沸いたので保守がてら
・ツンデレたちは男のことが嫌いだそうです


か『私はあんたのことが嫌い。バカでスケベで……鈍感だから。』
ち『私は…君が嫌い……。いつだって本音を見透かされてる気がするから………』
リ『私はあなたが嫌いですわ！私よりも料理がうまいなんて……！』
ま『儂はお主など嫌いじゃ。誰にでも優しくしおってからに……』
尊『私はお前が嫌いだ。お前はいつもいつもいらん世話ばかりかけてまったく…』
梓『ボクは君なんて嫌いだ。たまにかっこつけて気を利かせたりしないでよね、いつもずぼらなくせにさ…。』
い『ウチはあんたなんか嫌いやからな！あんたとおるといっつも疲れるし……おまけに胸まで苦しくなってくるわ…』
勝『俺はてめぇが嫌いだ。俺よりずっと弱いくせに何が「守ってやる」だ。笑わせんじゃねえぞ……』


全『だから私たちは君のことが嫌い。』
『だって君のせいで』







『他のことが何一つ手につかなくなるから……///』



…妄想を文にするって難しいお（´・ω・｀）

（´・ω・｀）落ち込まないで！
良かったですよ
ＧＪ！！

>>361

いいね

>>361
(･∀･)ｲｲ!!

おやすみ

　　　　 ...|￣￣ |＜ 続　き　は　ま　だ　か　ね　？
　　　／:::|　　___|　　　　　　 ∧∧　 　 ∧∧
　　/::::＿|＿＿_|＿　　　　（　｡_｡）.　 （　｡_｡）
　　||:::::::（　・∀・）　　 　　／<▽>　 ／<▽>
　　||::／ <ヽ∞/>＼　　 |::::::;;;;::/ 　|::::::;;;;::/
　　||::|　　 <ヽ/>.-　|　　|:と),__｣ 　 |:と),__｣
＿..||::|　　 o　　o　...|_ξ..|:::::::::| 　 　.|::::::::|
＼　　＼＿_(久)__／＿＼::::::|　　　 |:::::::|
.||.i＼　　　　　　　　､__ﾉﾌ ＼|　　 　|:::::::|
.||ヽ .i＼　_ __ ＿＿＿＿ __ _.＼　　 |::::::|
.||　ﾞヽ i　　　 ﾊ i　ﾊ i　ﾊ i　ﾊ　|　　し'_つ
.||　　 ﾞ|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
　　　...||　　　　　　　　　　　 ||
　　　...||　　　　　　　　　　　 ||

>>342
２つめをかなみで妄想したら幸せになった

ちなみんま〜だ〜？

ちなみんを後ろからぎゅーってしたい

おはよ

おはようございます

>>342
>>367

『はぁ……今日も疲れたわ。アンタ、何時になったら私に世話を焼かせないようになるのかしら。たまには自分で起きる位しなさいよ』から



『タカシ起きろー……ってもう起きてたの？珍しいわね。明日はきっと大地震ね』

『タカシ、アンタ宿題やった？早くしないと間に……え…あ、昨日の内に……こりゃ大変。明日は絶対日本沈没ね』

『(何か変ねぇ…アイツ悪い物でも拾い食いしたのかしら……授業中でも居眠りしないし…)………は、はい！…すみません…聞いてませんでした…』

『タカシ、また弁当忘れてるでしょ。しょうがないから私の………何コレ？え？自分で作った？え？』


『…雨降ってるわね……アンタ傘持ってきてないでしょ…私は折りたたみ持っ……うん…タカシも持ってきてたんだ…』

『ねぇ…タカシ…今日はどうしたの…？タカシは…私のことずっとウザいって思ってたの……？だから私にゴチャゴチャ言われないように…
え……？私に迷惑かけないよう…に？バッ、バカ！そういうのは私に宣言してからにしなさい！』
で、また明日元通りになるまで妄想余裕でした。

>>372
『もう、ホント私がいないとダメなんだから』と言いつつ
嬉しそうににっこにこするアッパー想像余裕でした

>>373
『仕方無く』婚姻届に判を押してくれる嫁かなみんまで連想余裕でした

おはようございますなの

おはようツンデレ

お題
・ツンデレのダメダメなところを徹底的に責めたら
・その後徹底的に優しくしたら

おはよう

朝のツンデレ体操

ちょっと書いてから投下しようと思って気が付いたら朝の8時半でしたよ(´･ω･｀)

>>323-328の続き5ﾚｽ投下

「え……？」
　呆然として、あたしはその女性を――メイドさんを見つめていた。彼女は、あたしに向
かって深々と頭を下げていたが、やがてゆっくりと頭を上げると、片手で家の方を指して
微笑んだ。
「どうぞ、お上がり下さいませ。ご主人様には、かなみさんが来た事は伝えてありますの
で、すぐに下りて参られるかと」
　メイドさんが最後まで言い終わらないうちに、ドタドタと音を立てて隆志が二階から駆
け下りてきた。
「ハア……ハアッ……　困るよ、芽衣香さん……っ！！」
　呆然とするあたしの前で、息も荒く隆志はサンダルを突っかけると、メイドさんの前に
立っていった。
「ご主人様。お客様をお出迎えする時は、もう少し落ち着いて出られた方が宜しいかと存
じますけど」
「そうじゃなくって！！」
　隆志の大声に、メイドさんが驚いたように目をパチクリさせる。
「あの……私、何かマズイ事でも致しましたか？」
　すると隆志は、困ったように頭を掻きながら言った。
「マズイっつーかさ。俺の知り合いとか来た時、いきなり芽衣香さんが出るとみんな驚く
から、俺が説明するまでは玄関に出なくていいって言ったじゃないかよ」
　すると、メイドさんはニッコリと微笑んで言った。
「お客様をお出迎えするのは私の勤めですもの。それに、ご主人様は気を回し過ぎです。
皆様、最初は驚くかもなさいませんが、すぐにお慣れになるでしょうから」
「インパクトの問題だよっ！！　何も知らないところでいきなりメイド姿の綺麗な女性が
出たら、何事かと思うじゃねーか。何か悪い事でもやったんじゃないかとか、変な噂を立
てられかねないしよ……」
「今日、学校ではお話しにならなかったんですか？」
　メイドさんの質問に、隆志はちょっとバツの悪そうな顔で視線を逸らす。
「……その……タイミングっつーか……勇気が無かった……」
　すると、メイドさんはニッコリと微笑んで隆志を見つめた。

「もう、過ぎた事です。とりあえず、こんな場所でお客様をほったらかしにして、立ち話
し続ける訳には参りません。かなみさん。どうぞ、中にお入り下さい」
　しかし、あたしは中に入るどころではなかった。
「隆志―っ！！」
　思わず隆志に掴み掛かると、襟首を掴んで前後左右に揺さぶった。
「ちょっ……かなみやめ……くるし……」
「一体どういう事なのよ！！　何でアンタの家にメイドがいるのよ！！　ていうかご主人
様とかどういう事よこの変態っ！！　一体どこで攫って来た訳？　さあ、言いなさいよ。
全部白状したら、責任持って警察に突き出してやるから」
　その時、いきなり両脇をツン、と強く突付かれた。
「んきゃあっ！？」
　痒みのような刺激が走り、思わず背を仰け反らせてあたしは叫んだ。その拍子に、隆志
の襟首を手から離してしまうが、それには構わず、私は反射的に後ろを向いた。すると、
メイドさんが相変わらず、にこやかな笑顔で立っていた。
「お止め下さい、かなみさん。ご主人様が死んでしまわれます」
　そう言われてあたしは即座に振り返って隆志を見た。地面に尻餅を突き、喉を押さえな
がら頭を振っている。大丈夫そうなのを確認して、あたしは正面を向いた。
「コイツがこの程度の事で死ぬ訳ないでしょっ！！　それより、どういう事なのよこれは？」
　食って掛かるあたしに、彼女は冷静そのものに答えた。
「その事に付きましては、ご主人様からちゃんとお話があるはずですから、まずはお上が
り下さい。余りにも意外過ぎて取り乱されるのは良く分かりますが、ここは一つ、お茶で
も飲んで落ち着いて頂かないと」
　何だかあまりのマイペースっぷりに、あたしの怒りは行き場を失ってかき消されてしまった。
「は、はあ……」
　コクンと頷くと、彼女は微笑みながら頷いて、それから隆志の側に寄った。
「大丈夫ですか？　ご主人様」
「あ、ああ。振り回されてクラクラしただけだから。もう何とも無いって」
　メイドさんが、隆志の腕を取って立ち上がるのを手助けする。それを見て、あたしの心
の中に、ぶわっと面白くない気分が湧き上がった。
「少々、じっとなさっていて下さい」

　そう言って、メイドさんは隆志のズボンの尻を優しく叩いて埃を落とす。
「あ、ああ……　その、悪いな。もう大丈夫だからさ」
　隆志の言葉にコクンと頷くと、彼女は玄関脇に立って言った。
「それではかなみさん。どうぞ、お入りになって下さいませ」
　そう言って、ペコリとお辞儀をしたのだった。


　勝手知ったる隆志の家なのに、いつもとはまるで雰囲気が違うように感じる。何だか、
メイドさん一人に先導されているだけで、大豪邸にでもお邪魔したような気分になる。い
や。隆志の家は十分に豪華なんだけどね。
「それでは、お茶を淹れてまいりますので、しばしくつろいでお待ち下さいませ」
　そう言って、メイドさんはキッチンへと消えて行った。あたしは、ソファに浅く腰掛け
て周りをキョロキョロと見る。うん。見慣れた隆志の家のリビングだ。
「あ、あのさ……　その……驚いたろ？」
　たどたどしく、隆志が声を掛けてきたので、あたしは隆志を睨み付けた。
「驚いたって言うか何て言うか……　呆れたわよ。あんたに本当にそんな変態趣味があっ
たなんて」
「俺は変態じゃない」
「メイドさんを雇うなんて、変態趣味以外何物でもないでしょ？　しかもおじさんおばさ
んがいない隙を狙ってなんて卑怯者。帰ったら国際電話で連絡してやる」
「待て。落ち着いて考えろ。いくらうちが成金になったからって、俺が個人的にメイドを
雇えると思うか？」
　隆志は落ち着いて考えろと言うが、もちろん落ち着いて考えられる訳など無い。
「そんなの分かんないじゃない。おじさんもおばさんも、生活資金たっぷり置いて行った
んでしょ？　そのお金で自分の嗜好を満足させようとしたって何も不思議じゃないわよ」
　隆志は、小さくため息をついた。
「いくら金があったって、俺はまだ未成年のガキだぞ。大体、メイドなんてどこに頼めば
雇えるかだって分からないんだしさ。それに雇用主が高校生なんて、普通認めないだろ」

「そんなの分からないでしょ？　あんたのお得意なパソコンのグーグル先生とやらを使え
ば、メイドを雇えるサイトくらい見つけたって不思議じゃないし、年齢だって詐称してる
かも知れないし」
「そんな事するか」
「するわよ」
　頑として言い分を聞かないあたしに、たかしはもう一度より深いため息をついた。
「雇ったのは親父とお袋だよ。留守中、俺一人にしておくと何かと不安だから、ってんで
な。正直、俺も昨日引き合わされるまで何も知らされて無かったし、まだ現実感ないんだからさ」
　あたしは隆志を睨み付けながら考えた。咄嗟に変態説を言ってみたものの、あたしだっ
て、本気で隆志が変態だなんて信じている訳じゃない。だけど、あんな可愛らしいメイド
さんを見せ付けられたら、疑いたくなるじゃない。
「お茶が入りましたよ」
　メイドさんがキッチンからやって来て、カップを二つ並べる。軽く一礼して、隆志の脇
にお盆を抱えたまま立った。隆志が、肩越しに彼女を振り返りつつ言った。
「紹介するよ。その……今度、うちにメイドとして仕える事になった、本宮芽衣香さんだ」
「初めまして。ご主人様の幼馴染の椎水かなみさんですね。奥様の方から、いろいろとお
話は伺っております。宜しくお願い致しますね」
　ニッコリと笑って、深々とお辞儀をするものだから、あたしは慌てて立ち上がってお辞
儀を返した。
「あっ……あの……椎水かなみです。今後とも宜しくお願いしますっ！！」
「いえ。そんなお気になさらず。ご主人様のご友人なのですから、もっとお気楽になさっ
て下さい」
　そんな事言われたって出来るか。あたしは、気を落ち着かせようと、カップを持ち上げ、出された紅茶を一口啜った。
「うわ。美味しいっ！！」
　思わず叫んでしまった。
「有難うございます。お口に合って、私も嬉しく思います」
　芽衣香さんは、両手を胸の前で重ね合わせて喜んだ。何なの？　この天然萌えキャラ的
な仕草は。何か物凄くムカつくんですけど。

「凄いだろ。料理もな。別に高級素材とかを使わなくてもそこらのレストランなんかより
よっぽど美味しいんだぜ」
「いえ。そんな、ご主人様にお褒めを頂くような事ではありません。手間暇を惜しまなけ
ればどなたでも出来る事ですし、それに私は、これが仕事ですから」
　うん。隆志が褒めるのも、芽衣香さんの謙遜する態度も、ありとあらゆるものがムカつくわ。
「あっそ。どうせあたしは、カレーとか野菜炒めとか、適当なお料理しか作れませんよ。フン」
　あてつけがましく言って、あたしは急に自分が持って来た食材の事を思い出した。
――せっかく、隆志のためにカレー作ってあげようと思ったのに、無駄になっちゃったな。
　そんな美味しい手料理を作ってくれる女の子が傍にいるんだから、あたしなんてもう用
無しなんだ。そう思うと、かなりショックで涙が出そうになる。
「ご主人様から、これまではよくかなみさんにお料理を作って頂いたと聞いております。
お料理の基本の出来ている方なら、ほんのちょっとコツを掴めば、かなみさんでもすぐ出
来るようになりますから、良かったらお教え致しましょうか？」
「結構よっ！！」
　あたしは即座に、芽衣香さんの申し出を跳ね付けた。それから、二人を交互に睨み付け
て言った。
「大体、何だって芽衣香さんみたいな綺麗な人が、隆志みたいな野暮ったい奴に仕える事
になったのよ。もっと他に職の選びようもあったでしょう？」
　そう聞くと、彼女は淡々と、ハッキリした声で答えた。
「確かにお話しはいろいろとありましたが、別府家でのお話が、一番好条件に思えました
ので、こちらに決めさせて頂きました。旦那様も奥様も人柄が宜しくて、私の事も非常に
気に入って下さいましたし」
　そう言って、彼女はまた笑顔になる。何だか、人の心を蕩かしそうになるほど、いい笑
顔で、思わずあたしも納得して頷いてしまいそうになる。しかし、そこを意志を強く持っ
て抑え込んだ。
「隆志のおじさんとおばさんがいい人だってのは同意。あたしにだって、こんな風にお金
持ちになった後も以前と変わりなく接してくれるし。だけど、コイツはダメよ。全っ然、
ダメ人間なんだから」

　ビシッと隆志を指差して、あたしは断言した。すると芽衣香さんは、しばらくあたしを
キョトンとした顔で見つめ、それから隆志に視線を向けてまたしばらく黙った後で、そっ
と隆志に囁くように言った。
「ご主人様。宜しいのですか？　非常に悪し様に罵られておりますが」
　すると隆志は、むっつりとした顔で答えた。
「いや、いい。かなみが俺のことを罵るのはいつもの事だから。あいつ曰く、俺は犯罪者
予備軍で、同世代の男子の中では最悪らしいからな」
「はあ？　そうなんですか？」
「そうよっ！！」
　いまいち納得の行かない様子の芽衣香さんに、あたしは怒鳴った。
「だらしがなくて、自分の事すら自分で面倒見られないし、頭悪いしスケベだしでもう最
悪。こんな奴に奉仕なんてしたって、いずれロクでも無い事になるに決まってるわ。悪い
事言わないから、今からでも勤め先を変えるようにした方がいいわよ」
　しかし、あたしの言葉に彼女は首を傾げた。
「そうでしょうか？　私の目から見る限り、ご主人様には特にこれと言って欠点は無い、
ごく普通の高校生の男の子だと思えますが。姿形もなかなか見栄えが致しますし、お優し
くて気遣いもして下さって、この方の下でしたら、やっていける自信は十分にあると思います」
　そう言って、また微笑んで隆志を見つめる。すると隆志は、照れ臭そうに鼻を擦りなが
ら、芽衣香さんから視線を外した。何だか二人の関係がちょっと良さげなカップルに見え
て、あたしは嫉妬の炎を滾らせる。
「そっ……　そんな外面だけの態度に誤魔化されちゃダメよ。コイツのダメさ加減はあた
しが一番良く知っているんだから。こんな奴に仕えたって絶対に苦労するわよ」
　すると、今までにこやかに、外向けの笑顔を作っていた芽衣香さんの顔から、スッと笑顔が消えた。


続く
レスカウント間違えた。何故か4レス目が二個……　寝惚けて割り振ったからか……


さて、ご飯食べて選挙行ってくるか

>>386
GJ。もうすぐ修羅場ｸﾙｰ?

>>386
続き期待してる

>>386

GJすぎるぜ。続き待ってらー

お腹痛い

>>390
つ ちなみんクリニック

>>386
GJ！！
続きが楽しみすぐるぅう

お題
・はじめて投票するツンデレ

>>386
続きが期待

こんにちわ

お題
つ・ツンデレが生徒会選挙に立候補したようです
　・何だかんだ文句を言っても、いざという時、男の一番の味方はツンデレなんです



20歳以上は選挙行こうな

選挙行ってくる

「すぴー、くかー」
『起っきなさーーーい！！バカタカシーー！！』ﾊﾞﾀｰﾝ
「むぉ！？謀反だと、おのれ明智！」
『寝ぼけてんじゃないわよバカ！こんな大事な日になにを惰眠貪ってんの！』
「ん……なんだ、かなみか。大事な日って、今日は結婚記念日だったっけ？」
『バっ、ち、違うわよ！今日は選挙の日でしょ！さぁ、さっさと起きなさい！投票しにいくわよ！』
「ああ……なんだそんなことか。面倒だからパス」
『こら、怠けてんじゃないの。国民の権利なんだからちゃんと参加しなきゃダメしゃない！ほら早く！』
「うるせーなー……ん？かなみ、投票しにいくって割にはやけにめかし込んでるな」
『はっ、はぁ！？べ、別に、外出るんだからこれぐらい普通よ普通！』
「………はいはい成る程ね。つまり、選挙に行くついでにデートしよう、と」
『うっ！………そ、そうよ！どーせ行かないだろうからデートを餌にしたのよ！いい、ついでに、だからね！？勘違いしないでよ！？』
「分かったよ。それじゃ準備するから少し待っててくれ」
『もう、ニヤニヤして……。さっさと準備してよね』ﾊﾞﾀﾝ
『…………ふふっ♪』



有権者の諸君、ちゃんと投票にはいくんだぞ！

>>398

このシチュなら確実に行くなｗ

血尿出たんだけど、これは泌尿器科のツンデレ先生プラグですか？

プラグてｗ

>>398
こればかりは、俺にも選挙に誘ってくれるツンデレがいれば……とは言えんなｗｗｗｗｗ

競馬で約＋31000円
今日のお馬さんはデレモードのようだ








勿論、選挙はいったよ。ツンデレ議員いないかねぇ

バイトまで暇だ・・・

お題
・ツンデレに「やさしくしてくれないと死んでしまう病にかかった」って言ったら

http://p21.chip.jp/neiskr/realt/?num=1


おまえら的にはこれツンデレデレくらい？

地なミンミン地なミンミン地那智那智な民
変換メチャクチャ

つんつん

>>400
お題
・トレーニングちなみん

勝気クリニックに通院したい

ツンデレってかギャップに萌える
僕っ娘がデレると女言葉に変わったりしたら完璧におちる

危ない

つ･外国語で好きと言ったら実は男もその言語に詳しくそのままデレてしまったツンデレ
つ･ツンデレは自爆して赤面しているときにいじめるのが大好きです
つ･臨界状態のツンデレ

ほ

>>410
お前とはいい酒が(ｒｙ

何回も言ってるけど
勝気や尊大が子供の前では呼び掛けが「あなた」もしくは「タカシさん」だったり話し言葉が丁寧語になったりとかもうね
で、二人きりだと昔が出ちゃったりする訳ですよ

てか結婚シチュは凄くいい！
子供に嫉妬する嫁さんかわゆいです

>>414
それいいなｗｗｗ

>>415
グッときた。もう最高。

なんだ、結局ここにカキコしてんのは俺だけかw

↑と書き込む俺であった

さすが俺スレ

はて、この時間にレスした覚えは無いんだが・・・

ここって俺しかいないのかよｗｗｗ

ただいまー

大丈夫か

むっちりツンデレ太ももダイブ

台風

怖い

お題
つ・ツンデレにうどんとそばどっちが好きって聞いたら

お題・タカシが民主党に対抗すべく新たな政党を建てるようです

選挙のスレが沢山立ってるから落ちない様に注意しないと。

妹的存在のボクっ子と主人公
ツンデレじゃないかも？

「なぁボクっ子？蕎麦と饂飩どっちが好き？」
『お兄ちゃん以外なら全部好き！』
「じゃぁお父さんとお兄ちゃんどっちが嫌い？」
『もちろん・・・お兄ちゃんだよ！』
「なに！？思春期で親父が一番嫌いな年頃なのに負けた・・だと？！」
『でもね、前みたいに悪い奴から守ってくれるお兄ちゃんは大好きだよ！』
「そうか、ありがとな（ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）」
『やぁぁめぇぇてぇぇ菌がうつぅぅるぅ〜〜いやぁぁ』
「こいつ！俺をばい菌みたいに思ってやがるのか！？」
『そんなぁ〜菌以下だよね！お兄ちゃんはお兄ちゃんだよ♪』

>>431
GJなんて言わないんだからね！

パソコンこわれたほ

落ちそうなんで、落書き保守。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun927.jpg

>>434
あれ?俺の嫁じゃないか

GJ!!

>>434
あらやだかわいい

>>434
すばらしい！！

>>434 かわいい

>>434

GJ！

VIP落ちてたか

>>434
スレ開いた途端鼻血噴いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

・男にオレオ好きかって聞かれて聞き間違えちゃうツンデレ

さすがに選挙当日あって落ちるスピード速いな

ツンデレが堕ちるスピード…
やめて痛い

つ、つんでれっ！！！！

お題
つ・ツンデレに何でアンタそんなに機嫌が良いのよって聞かれたら




野田落ちたｗｗｗｗｗざまあｗｗｗｗｗｗｗ

８月が終わってしまう…

ツンデレをでれんでれんにしたい

有野すげえほ

ツンデレって何でこんなに可愛いんだろ

落書きほ。

委員長（男）とツンデレさんの放課後のお仕事。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun928.jpg

>>450
一生みてて欲しいです

分かってて苛めるのもいいけど素でやるのもいいよね

お題
・仲を冷やかされて「だ、誰がこんな貧弱な奴と仲が良いなどとっ！(/////)」って興奮してるツンデレを見て
　「そうだよ、僕達は只の友達でたまたま一緒に居るだけだから」って言ったら
・ツンデレが「き、今日は家に母様も父様居ないんだが、その良かったら、その、家に来ないかっ！？」
　って言ったのに対し、「ごめんね、悪いんだけど今日疲れちゃってて行けないや、また今度呼んでね」
　って申し訳なさそうな顔をして謝ったら
・「私があんな貧弱で意気地無しな奴の事を好きな分けが無いだろうっ！」
　って言ってるのを聞いて、「そうだよ、こんな僕のことを好きな訳がないでしょう、皆分かってないんだから」って言ったら
・傘が無くて困ってるツンデレに傘を渡して、
　ツンデレに「私は嫌なのだが、ここで一人だけ帰るなどという真似はできないから仕方なくだな」
　とか言われて無理やり相合傘状態になりかけるけど「大丈夫だよ、こんなこともあろうかともう一本持ってきてるから」って言ったら
・ツンデレが「恥ずかしいことに今日は間違えてお弁当を一つ多く作ってしまったのでな、他に渡すような者もいないので仕方なくだな」
　とお弁当を持ってきたけど、「ごめん、もう食堂で食べて来ちゃったんだ、ごめん！」って返したら
・喉が渇いてツンデレにお茶貰っていい？って聞いたら、なんかやたら過剰に反応したので貰うのを諦めたら
・人生で初めてチョコを作ろうとし、様々な困難を乗り越え数多の傷をこしらえてチョコを作ってきたツンデレに、僕実はチョコアレルギーなんだ、だからそれは貰えないんだごめんねって言ったら

　ど〜なるの？


落として持ち上げる展開が大好物です。

>>450
ﾃﾗｶﾜｲｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>450
なんだろう
グッときた

>>452
俺も大好き

>>450
爆死した

俺も爆死した

>>453

いいよいいよー

>>452
おまえってやつはｗｗｗ
俺も大好きさ （｀・ω・´）ｂ

ツンデレ議員

前々から俺しかいないと思ってたが、本当に俺しかいないな

個人的本日ラスト書き込み


たとえ世界中のみんなが敵になったとしてもツンデレの見方になってあげたい

ツンデレにひざ枕してほしい

IDちぇき

ＩＤ

いずみんおやすみ

>>434 >>450が見れない

画像探してたらなんとなくツンデレっぽい画像見つけたんで貼ってみる。反省はしている

http://imepita.jp/20090831/019710

ちょｗｗｗｗ ID:E6VippEr0キタｗｗｗｗ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251639110/

おやすみ尊さん

おやすみ

IDちぇきちぇき

人いないなー
5分ダウナー

ないわ

ククク……凡夫め……
そんな手が通ると……思ってるの……？

続き6レス分投下です

その１
>>323-328

その２
>>381-386

　芽衣香さんの表情に、私はドキリとして彼女を見つめた。
　まさかあたしが隆志を詰った事で気を悪くしたとか？　もしかして、こんな短期間でも
う、隆志に惚れてしまったのかとか、そんな不安が過ぎる。しかし、彼女は怒った風では
なく、あたしをジッと見つめて言った。
「僭越ながらお聞きします。かなみさまは、その……　ご両親の不在が多く、一人で留守
番しがちなタカシ様をよく面倒を見て下さっていたと、奥様の方から窺っておりますが」
「うっ……」
　あたしは小さく唸った。隆志のお母さんてば、一体どこまであたしの事を話したのだろ
うか？　そして、動揺を見せたあたしに、芽衣香さんはさらに追及の手を伸ばす。
「もし、タカシ様がそのようなダメ人間だとしたら、何故かなみさんは、何年もそんなダ
メ人間の家にわざわざ来て、家事のお手伝いをしたりなさったのでしょうか？」
「そっ……　それはそのぅ……お、幼馴染なんだしさ。見て見ぬフリって訳にも行かない
から、だからその……仕方なくって言うか……ねえ？」
　咄嗟に、さっきから黙ってあたし達の会話を聞いている隆志に振ってしまった。隆志は
困ったような顔をして答える。
「ねえって、俺に言うなよ。まあ、確かにいつも文句たらたらだけどな。かなみは」
「そりゃ、したくもない事してるんだから、文句の一つも出るわよ。その上隆志は、自分
から片付けなんてちっともしないし。少しはあたしの手間を省こうとは思わないわけ」
「そりゃ、かなみはいつも不意打ちで来るからだし、それに片付けはやってるだろ？　か
なみが細かすぎるんだよ。片付けの仕方一つに文句つけるし」
「それはあんたの手際が悪すぎるからよ。それに、あたしがうるさく言ってから、やっと
腰を上げるんだから、やってるなんて偉そうに言えるうちに入りません」
　隆志とのポンポンとした口喧嘩が続く。これが出てくるといつもの調子だ。
「むしろ、かなみに説教食らってる分だけ手際が悪くなってる気がするけどな。それにか
なみだって、時々ボケーッと手が止まってることあるじゃねーか。人の事言えないだろ」
「やって貰ってる身で文句言わないでよね。そういう事言うんだったらこれからは――」
　いつもの調子で、自分一人でやれば、と言い掛けてあたしはハッと思い出した。
――そっか。もう、掃除もしなくていいんだ……

　芽衣香さんをチラリと見る。メイドさんなんだから、きっと掃除もあたしなんかよりずっ
と上手なんだろうと思う。とてもあたしの出る幕なんて無い。
「お二人とも、とても仲がお宜しいのですね」
「どこが！？」
　ニコニコしながらあたし達のやり取りを見守っていた芽衣香さんが、一息ついた時に発
した言葉に、あたしは思いっきり突っ込んだ。
「今のあたし達のやり取り見て、どうして仲が良いって思えるのよ。どう考えても喧嘩し
てるでしょ？」
「でも、お二人の言葉からは憎しみは感じませんもの。私が聞く限り、お互いを十分理解
した上でのやり取りにしか見えません。我慢せずに適度なストレスの発散が出来るのも、
仲の良い幼馴染ならではといった感じで、羨ましくすら思えます」
　穏やかな微笑みを浮かべて、芽衣香さんはサラリと感想を述べた。そんな風に言われる
と、急に照れ臭くなる。あたしは、その気持ちを振り払おうと隆志の方を向いて言った。
「あんな風に言われてるわよ？　どう思うのアンタは！！」
「うーん。でも、当たらずとはいえ遠からずなんじゃねーの？　俺も何となくかなみに甘
えてるところあったし。ああやって客観的かつ冷静に分析されると返す言葉もないな」
「納得しちゃうの？　そこで？　ねえ？」
　隆志は、腕組みして頷いた。
「だって、少なくとも俺はそうだし。それに、芽衣香さんはここで住み込みになるんだか
ら、クラスの連中に対してみたいな誤魔化しは効かないしなぁ」
「その言い方、まるであたし達が隠れて付き合ってるみたいじゃないのよ！！　へっ……
変な事言わないでよねっ！！」
　隆志に怒鳴ってから、今度は芽衣香さんに向き直る。
「とっ……とにかく、あたしはその、別に隆志なんかと仲良くないし、分かり合ってるっ
ていっても、単に幼馴染だから何となくそうなっちゃっただけで、別にコイツの事なんて
知りたいとも思わないんだからっ！！」
　言ってしまってから、あたしは自分が自爆しまくっている事に気が付いた。今までと同
じように、ううん、それ以上に隆志と深い仲になりたいと思っているのに、どんどん逆方
向に突っ走っている。しかし、芽衣香さんはあたしのそんな言葉にも、表情を崩さなかった。

「でも、嫌いな方の所にわざわざ貴重な時間を削ってお掃除をしに来たり、お料理を作っ
て差し上げたりとかなさいませんよね？　仕事なら別ですが、かなみさんはプライベート
なんでしょう？　普通、そういうのは特別、好きな方にして差し上げるものです」
　その言葉に、あたしはついに言い返せなくなってしまった。これで否定しようものなら、
あたしは変人ですと自分から宣言しているようなものだし、だからと言って認める訳にも
いかないしで、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。
　そんなあたしに、追い討ちを掛ける一言が、芽衣香さんの口から出た。
「ただ、申し訳ありませんが、今後はかなみさんに、ご主人様の部屋の掃除をして頂く訳
には参りません。これは、メイドとしての私の重要な仕事の一つですから」
　ついに、芽衣香さんの口から、直接にその一言が出た。頭で分かっていた事でも、直接
言われると辛い。それだけにあたしは、往生際悪くこんな事を言った。
「もう一回聞くけど、芽衣香さん。本気でコイツに仕える訳？」
「はい。その気持ちは動きません」
　断言された。だけど、あたしもまだ諦めない。
「だってコイツの部屋、すごく汚いよ。妙に男臭い時とかあるし」
「男性の部屋ですからそれは仕方ありません。それに、かなみさんが言うほど汚いとは思
えませんでしたが」
「それは芽衣香さんが来るからって事前に掃除したのよ。ねえ？」
　急にあたしが話題を振ったので、隆志は慌てて戸惑ったように返事した。
「いや。突然だったからそんなに大げさには掃除してないって。ただ、さすがにみっとも
ない所は見せられないから、少しは片付けしたけどさ」
「ほら。あたしの時は何にもして無いクセに、美人の時だけカッコ付けんのよね。このバカは」
「自分から振っといて、そこを怒るのかよ」
「怒るわよ。当たり前じゃない」
　そう言いながら、あたしは自分自身、この怒りが理不尽な事には気付いている。男の子
なんだから、美人の女性が部屋に上がるともなれば、部屋の体裁くらい整えたいだろう。
だけど、それだったら、あたしにももう少し気を遣ってくれても良かったのにと思うのだ。
例え、行くのがいつも突然でも、何度もお邪魔してて、気の置けない関係になっているに
しても、あたしだって年頃の女の子なんだから。
　そこに、芽衣香さんが口を挟んできた。

「ご主人様。私に気を遣うことなど、全くありませんよ。むしろ、片付けや掃除は私の仕
事なのですから、遠慮なくご命令下さって構いません」
　丁寧で、かつキッパリとした口調だった。しかし、隆志は首を振る。
「いや。まあ、掃除はともかく片付けくらいは自分でやるさ。親父も言ってたろ？　甘や
かさず、自分で出来ることはなるべく自分でさせるようにって」
　その言葉尻を捉えて、あたしも言った。
「そうよそうよ。こんな奴、適当に放置したって別に何てことないんだから。芽衣香さん
みたいな人が世話するなんてもったいなさ過ぎよ」
　しかし、彼女はニコッと微笑んで答えた。
「そういう訳には参りません。ご主人様がご自分でお部屋の片づけをなさるというなら、
それはご主人様の意見を尊重致しますが、基本的には私はご主人様のご奉仕をさせて頂く
のが仕事ですから」
　あたしは、呆然として芽衣香さんを見つめた。ご奉仕、という言葉を聞くと、どうして
も頭が変な妄想をしてしまう。いやいや。そういう意味じゃないだろう。深く考え過ぎだ、
と自分を戒める。
「だっ……だからその、芽衣香さんの仕事は分かったけど、こんな奴にご奉仕なんてする
必要はないんじゃない？　あくまで、この家の家事をすればいいだけでさ」
　しかし、それにも芽衣香さんは首を左右に振る。
「私が仰せつかったのは、隆志様の専属メイドとして、ご主人様のお世話をする事です。
ですから、隆志様が私のマスターであって、家事や雑用はその中に含まれた役目に過ぎま
せんから」
　断固としたその言葉が、あたしの脳裏にこだまして、あたしは脳みそがクラッとするの
を感じた。
――隆志の専属メイド……って事は、隆志の言う事なら何でも聞くって事で、それは……
　どうしても、あたしには危険なイメージしか湧いて来ない。
「芽衣香さん。それはちょっと大げさな言い方だろ？　確かに親父は、芽衣香さんに俺の
世話をするように言ったけど、でも本当の主人は親父なんだから、俺の専属って言うのと
は違うだろ？」

「ご主人様。それは間違っております。私のご主人様は、貴方お一人です。そのように雇
われたのですから、間違いありません。ちなみに、私の給料も、出世払いで息子に払わせ
ると、奥様が仰っておられました」
「マジかよ。メイドさんっていくら掛かるんだろ……ハハ……」
　隆志が乾いた笑いをすると、芽衣香さんは笑顔になって答えた。
「ご心配なさらずとも、隆志様ならきっと、旦那様をも凌ぐ経営者になられますよ」
　その根拠のない自信はどこから来るのだろうかと不思議に思いつつ、あたしは即座に反論した。
「無理よ。無理無理。隆志なんて、頭悪いし根性だってないもん。だからさ。芽衣香さん
も絶対、とっとと見限っちゃった方がいいって」
　しかし、芽衣香さんも負けじと、あっさりと言い返してきた。
「申し訳ありませんが、もしかなみさんが、本気でそう思っていらっしゃるのだとしたら、
それは私の考えとは一致しかねます。あくまで、かなみさんが本気であったならの話ですが」
　何でそこを2回も強調して言うかな。そりゃ、あたしだって本当は、隆志が結構努力家
で、遊んでばかりいるように見せつつ、ポイントを抑えてキチッと勉強している事は知っ
ている。けど、そんな事、本人の前でなんて言える訳ないじゃない。
「そ、そんなの本気に決まってるじゃない。ずっとタカシの事見てきた上で言ってるんだ
もん。間違いないわよ。芽衣香さんだって、いずれお互いに慣れてくれば、気付くように
なるわよ」
　しかし、芽衣香さんはゆっくりと首を振った。
「私は、自分の直感を信じております。半年、一年……いえ。十年経っても、私のご主人
様に対する今の評価は変わらないと思っております」
「随分と自信あるのね。じゃあ、もしその認識が間違っていたらどうするの？　辞めるの？」
　私はちょっと意地悪い質問をした。しかし、芽衣香さんはそれにもゆっくりと首を振っ
て否定した。
「多少、私の評価が間違っていたとしても、別にそれでご主人様に幻滅するなどという事
はありません。ご主人様が、優しそうな仮面の裏で虐待好きな一面があって、私がどうに
も耐えられないというような事でもない限りは、他に特別な事情でもない限り、辞めると
いう事は考えておりません」
「ちょっと待ってよ。一体、芽衣香さんていつまでこのアホの仕えるつもりなの？　たし
かおじさん達って半年くらいって話じゃなかったっけ？」

「あ、ああ。確か俺もそう聞いてたけど……」
　隆志に確認すると、隆志も頷きつつ答える。しかし、芽衣香さんはニッコリと微笑んで答えた。
「最初の契約は半年間ですが、旦那様たちが帰国なされた後も、隆志様次第ではいくらで
も契約の延長は可能です。もちろん、私からお断りする事も出来ますが、ご両親ともにお
忙しい方ですし、日本に戻られた後も、あちこち飛び回って大変だと思いますから」
「別にこんな奴、ほっといたって死にゃしないわよ。今までだって、ほとんど一人でやっ
てたんだし」
　もしかしたら、本当に彼女がずっと、隆志の傍に居続けるんじゃないかという不安が、
私の心を満たす。こんな美人で清楚でスタイルもいい若い女の子が、傍で何くれとなく世
話を焼いてくれれば、大抵の男の子はメロメロになってしまうだろう？　対してあたしは、
見てくれもスタイルもごく普通。性格に至っては、論外だ。気心の知れた幼馴染同士だか
ら、まだ許してくれてるレベルに過ぎない。
「ご主人様は学業においても遊びにおいても、今がいろんな事を学ばれる大切な時期です。
それに、若い男性ですと、どうしても食生活が偏りがちになります。若い時の食事は大切
ですから、特にそれに関しては、奥様からも言い渡されておりますし、ほうっておくなど
とんでもありません」
　それに関しては、確かにあたしも同意なので、イマイチ反論に詰まった。だからこそ、
こうして意気込んで料理作ってあげようと思って来た訳だし。
「で、でもやっぱりマズイわよ。若い男女が一つ屋根の下でって……ねえ。その、あたし
は別に同居してる訳じゃないから大丈夫だけど、隆志だって男なんだし……ねえ？」
「ねえって何だよ。俺に同意を求めんな」
　不機嫌そうに、隆志は撥ね付けてきた。それを見つつ、芽衣香さんはクスクスと笑う。
「な……何がおかしいのよ！！」
　芽衣香さんに噛み付くと、彼女は、真顔に戻ってお辞儀をした。
「申し訳ありません。不躾な所をお見せして失礼致しました」
　それから、彼女はニコリと笑顔になって付け加えた。
「ただ、かなみさんが、高校生の割には年寄り臭い事を仰られるものですから、ついおか
しくなってしまって」

今回はここまでで

では

続きは？

>>482
ここをエロパロかどっかと勘違いするくらいに引き込まれた

>>483
GJ！
続き楽しみにしてます！

>>483

GJ！続きが気になるぜ。

ご奉仕て言葉でエロいこと想像するかなみ…。かわいいな

☆

>>483
GJ！
ついでにID

夏も終わりですね
秋は纏と落ち葉集めて焼き芋したい

夏の白帽子白ワンピースちなみんなら萌死にできそう

ほ

お題
・虫が苦手なツンデレ
・ツンデレの部屋にGが出たようです

誰もいないのか・・・

ショタカシとショタ山田

なんかすいません

IDがRIP…

もう朝か・・・

おはよ

おはよう

関東は台風直撃かあ

仕事行ってきます

ちなみん

おはよう

おはよっ！

おはようだなんて言わないんだから！///

おはよう

おはよう
今日はさっそくアニメ評論の仕事をします

おはよう
今日も元気に警備員の仕事してきます

おはよう
消す用もかわいいです

おはよう

他の女の子と仲良さそうにして嫉妬したツンデレに抱き着かれたいほ

料理出来ないで必死になって練習してるツンデレって萌えるよね

>>510
経験談を
当分口も聞いてくれなくなりました

８月も終わりか・・・

台風すごい

こっちはまったく凄くない

ポカポカ

『ど、どう？』
「んー、最初に比べればずいぶん上達したもんだ。旨いよ」
『えへへ…じゃなくて、当ったり前でしょ！私が本気出せばざっとこんなもんよ。恐れ入った？』
「ああ恐れ入ったよ。このために手がそんなになるまで努力したんだから」
『こっ、これは転んだ時には擦りむいただけよ。なんであんたの弁当の為に、私がそんな……』
「はいはいそうだな。でもまぁ、結婚するまえに克服できて良かったじゃないか」
『け、結婚！？ばばばばばかっ、誰があんたと結婚なんかっ！！！』
「え？誰も「俺と」なんて言ってないけどなー？」
『え？あっ……ぁ…ぅ…それは……』
「これからもよろしく頼むよ、奥さん♪」
『奥さん言うな！そんなのあんたの収入次第なんだからねっ！？』

>>511からこんなんでてきた
ただ、肝心の料理してるシーンがないのはｓ(｢ｷﾝｸﾞｸﾘﾑｿﾞﾝ｣ｯ!

>>517
ニヤニヤしちまったじゃねぇかコンチクショー

つまりはＧＪ！
まつりは俺の嫁

>>517

511だが萌え死んだ
悶えて転がり倒した
GJなんて言わないんだから！！

ひるほ

>>517
久々の胸キュンをありがとう

昼休みだ

>>517
ＧＪ

みんなGJ!

ちなっちなー

台風で人がいないな…
つ･台風で飛ばされるぐらい軽いツンデレ
つ･でも口だけは一人前
つ･飛ばされそうになるからと理由をつけて手をつなぎたいツンデレズ
つ･なんと手をつなぐ栄光を手に入れたのは山田でした｡
つ･暗殺
つ･手をつなぐ栄光をかけた戦いが今始まる

つ・風でスカートがめくれたツンデレ

>>526
山田カワイソス…

>>527
実はお嬢がノーパンだったことが判明して一緒に下着を買いに行くまで妄想した

お昼ほ

そして危ない

>>531
そうだな危ない

つ

眠たい、助けてちなみん

お題
・宿題が終わらないツンデレ

首が痛い

つ･眠っているツンデレに甘すぎる言葉を言ってみた
つ･酔っているツンデレに甘すぎる言葉を言って(ry
つ･あえて授業中皆が聞こえる状態で甘すぎる言葉を(ry
つ･ツンデレの母親の前で(ry
つ･町中で(ry


顔を真っ赤にするツンデレっていいだろ

あぁなんだ俺か

『け、結婚？』

タカシからその言葉を聞いた時、ショックで頭の中が真っ白になった。
信じられない。信じたくない。
タカシのお嫁さんになるのは私だと心の中でずっと思っていたから・・・
今思うと自惚れるのもいいところだ・・私なんて何の取り柄もないし可愛くないし素直じゃないし・・・
タカシが好きになってくれるところなんて一つもない

しかし、それにしても突然すぎる・・
私たちはまだ高校生だし、タカシに結婚するほど仲がいい女の子が居るなんてのも全然知らなかった・・
いや、今思うとそんな女の子がいても何ら不思議ではない・・・
友子の情報によるとタカシは同じ学年の女の子から結構人気があったらしいし。わ、私もその一人だし・・・ぅぅ・・

いやだよう・・。体中からあふれ出した悲しみは留めることができなかった。
自然と目からポロポロと涙があふれ出てきていた・・・

「お、おい。かなみ？」
『なんでも・・ない・・から・・・ｸﾞｽ』
「そんな人生の終わりみたいな顔して、なんでもないってことはないだろ？俺に言ってみろよ。」
『・・・・ぃゃ・・・なの・･・』
「？」
『タ、タカシが他の女の子と結婚しちゃうのがいやなの！！！』
「！？」

言ってしまった・・・タカシも唖然とした顔をしている・・・・
それはそうだ。只の幼馴染にこんなことを突然言われたら誰だってびっくりするにきまっている・・・
駄目・・これ以上タカシを困らせちゃ駄目！！！
しかし、私の気持ちは止まる来なくあふれ続ける・・・

『わ、わたしじゃ駄目なの？・・何だってするよ？ｴｸﾞｯ』
「あ、あのなぁかなみ・・お前・・」
『いや・・結婚なんてしちゃいやなの！私・・私、タカシのことが・・・・ひゃっ』

突然タカシの大きな体が私を包んだ

「落ち着いたか？」
『タ、タカシ？』
「馬鹿野郎。お前全然人の話聞いてないのな・・・」
『・・ふぇ？』
「結婚するのは俺じゃなくて俺の兄ちゃん。お前も小さい頃よく遊んだだろ？だからかなみも一緒に式に来ないかって話。」
『じゃ、じゃあ、タカシは結婚しないの？』
「しねえよｗだいたい俺らまだ高校生だろうがｗｗ」

よかった。本当によかった・・

「しかしビックリしたぜ。かなみんがこんなに俺のことを思ってくれてるなんてなｗ」

『！？///』

「しかし勘違いもいいところだよなぁｗどうもトリップしたまま戻ってこないとおもったｒ、ゲフッッ！！」
『離せ馬鹿タカシ！私になれなれしくだきつくなぁ！！！////////////』
「わ、わかったわかった、離すから暴れるなぁ！」

〜そのちょっと後〜


「かなみ、絶対幸せにしてやるからな」

『あ、当たり前でしょ///不幸になんてしたら許さないから！(ずぅーっとずぅーと一緒だからね,タカシ///)』

ろくじ

全然ズレた…orz

>>540
ＧＪ

ほう…

>>540
勘違いは正義
つまりはGJ!!

「……」
『別府君、始業式なんですからシャキッとして下さい』
「委員長…宿題が終わってない俺に一言」
『人間のクズ♪』
「ぐはっ」
『ま…サッカーみたいに、オフサイド？があるじゃないですか』
「オフサイド…？もしかして、ロスタイム？」
『…わ、ワザと間違えたんですよ？別府君が寝ぼけてないか試したんですからね？』
「いや…突っ込みたいが、突っ込んだらダメな気がする」
『宿題提出は、それぞれの科目の最初の授業です』
「あー、それまでに終わらせればって事？」
『まぁ、明日いきなり五科目ありますからねぇ…無理かなぁ…写せばギリギリかなぁ』
「何がお望みですか」
『んふふ…もぅ、しょうがないなぁ。別府君はだらしなくて困りますね』

『いやぁ、委員長良い顔してるわ。シャッターチャンスよ』
「友ちゃんも良い顔してるお…」

もう７時になるのか…

>>540

GJ！

>>546

さぁ、続きを…

ほ

危ないよ

　ロリで新婚で年上で尊大という妄想で６レス貰いたいのですがかまいませんねっ！！


「尊さん！！」
　ばぁんっ！　と騒々しく扉が開くと、病室に居た全員がそちらに注目した。しかし、それも一瞬だけのことで、すぐにそれぞれの作業に戻る。
さすがに看護師さんも慣れているのだろう。私は身を起こす気力もないから、
「やかましいぞ、馬鹿者」
と、憮然として答える。すぐ近くに居た看護師さんが、笑いをこらえているのが解った。しかし、私の夫はそんなことにも気付かず、まるで水
中をもがきながら前進するような無様な有様で近づいてくる。
　汗まみれで、髪の毛がところどころ貼りついている私の顔を凝視し、それから私の寝ているベッドのすぐ横にあるベビーベッドを見る。
　そこには、産まれたばかりの私の娘が、すやすやと寝息を立てている。
「お……おぉ……」
　夫は意味のわからないうめき声を出すと、私の方をぐわっ！　と見た。その視線の強さに、思わず身を引いてしまいそうになる。その避けそ
うなほど見開かれた目尻から、涙が零れ落ちる。
「ははっ！　やった！　すごい！　すごいなぁ、尊さん！！」
「すごいとはなんだ。言っている意味が……」
　文句を言おうと口を開くと同時に、手を取られた。夫は私の手を、大事な宝物のように握り締め、震える声で言った。
「……ありがとう……尊さん。俺……これからも頑張るから……よろしく、お願いします」
　ぱらぱらと、清潔なシーツに涙だか鼻水だかわからない液体が落ちる。まったく、汚らしいことだ。こんななよなよした、情けない様を晒すの
が、一家の大黒柱だというのだから、実に不安である。
「お前は……まったく、めそめそするもんじゃないぞ？　父親になったのだから、相応の威厳というものがいるだろう」
「はは、威厳は、尊さんが持ってるでしょ？」
「はぁ……」
　いつの間にか、看護師さんたちは居なくなっていた。気を利かせてくれたのか、それとも単に作業が終わったのかは定かではないが、少しほっ
とする。決して二人きりになれたからではなく、この只ですら情けない亭主のさらに情けない泣き顔をこれ以上病院の方々に披露してしまうのは、
申し訳ないからである。
「退院したら、お祝いしようね、尊さん」
　子供のような無邪気な笑顔で、夫は言う。

巻き爪がマジでヤバくなってきた

　まったく、この男は。社会の荒波で揉まれているはずなのに、それでもなお、こんな風に笑ってみせるのだから手に負えない。。精神年齢が低
いのだ。ならば少しだけ、私が成長させてやらなくてはならない。
「別に、祝いなら……この場でも出来るものがあるだろう」
「え……？」
「なに、大したことじゃない。私の言うことを、一つ聞けば、それでいい」
「……うん、わかった」
　まるで従順な犬のように頷く夫に、私は告げる。
　そう、これは仕方のないことだ。年上である私が、しっかりこいつを成長させてやらなければならない。決して、私がそうして欲しいとか、そ
ういうことではないのである。前々から寂しく思ってたとか、そういう話ではなく、私はこいつのためを思って、というわけでもないが、仮にも
私の伴侶である以上はそれなりにしてももらわねば困るという話である。
　それでも、私は一つ、咳払いをすると、それを言った。
「その、な……」
　えぇい、なにをしているのだ。このくらい、さっさと言ってしまえばいいではないか。見ろ、亭主がいぶかしげにこちらを見ている。
　しかし、それでも私の口から出た声は、思っていたよりもずっと小さかった。
「その……さん付けは、いい加減にやめたら、どうだ？　呼び捨て……とか」
「え……」
「子供も出来たし……教育上、良くないんじゃないかな〜……とか」

　――弱々しい声の私を、もう一人の私が見ている。

　自分で言っておきながら、意味が解らない。どうしたんだ、なにをそんなに歯切れの悪いことをしている。
　しかし、亭主は満面の笑顔で、こう答えた。

「それくらいなら、お安い御用だよ、尊」
「あぅ……」
「むしろ、嬉しいかな」
　いかん、顔が火照っている。ちょっと呼び捨てにされたくらいで、何を赤くなっているのだ。いいや、きっとこれはこの情けない亭主に呼び捨
てにされるということを、身体が屈辱に感じているに違いない。頭ではわかっていても、神経がついていってないのだろう。
　このままでは、多分こいつは赤くなった私の顔に対して都合の良い勘違いをして、調子に乗ることだろう。釘を刺しておかなければ。
　そう思ってはいたが、落ち着きのない夫はもう次の話題に移っている。
「名前といえば、この子の名前どうしようか」
「う……そう……だな。結局あまり絞れてなかったか」
　出鼻をくじかれた格好になった私は思考を逸らされてしまう。
　子供の名前か。やはり女の子なのだから、愛らしく、しかしその中にも凛とした響きが欲しいものだ。うむ、ここはやっぱり――
「うん、ここはやっぱり、樹莉杏菜（じゅりあんな）がいいと思うんだけど」
「はぁっ！？」
　唐突に信じられないセリフが聞こえた。今こいつはなんと言った。日本人同士の夫婦に産まれた子供に……じゅりあんな？
「あ、でも羅触詩亜（らふれしあ）もいいかな」
　らふれしあ……植物界被子植物門双子葉植物綱バラ亜綱ラフレシア目ラフレシア科ラフレシア属ラフレシア。真っ赤に白い斑点の毒々しい花弁
に、汲み取り便所に例えられる匂いでハエなどを誘引する、『世界一大きい花』としても有名な植物。
　何を言ってるんだ。そんな花の名前を自分の子供につけるなど、正気の沙汰ではない。
「お、おい！　待て！　もうちょっとまともなのにしろ！」
「そっか、それなら絵弩紋都（えどもんと）……」
「もはやそれは女の名前ですらないだろ！！」
「なに怒ってるの？　やっぱりこれからは国際化の時代だしさ」
「ふ、ふふふざけるな！　頭がおかしいのか！？」
　思わずそう叫ぶと、夫の顔からすっ、と笑みが消えた。
「そっか、やっぱりわかり合えないか。名前については、散々議論をしてきたのに」
「なっ、議論だと？　そんなのした覚えはないぞ！？」
「はぁ、なんにも覚えてないんだな。もういいや、離婚離婚」
「は……？」
「はい、離婚届。子供は俺が育てるから。それじゃ」
　それだけ言うと、夫は紙きれを私の布団の上において、ベビーベッドの娘を抱えると出口へ向かう。

「な、お、おい！　待て！　待たないか！！」
　名前一つであんなに酷薄になれるものだろうか。いや、それでも『らふれしあ』だの『じゅりえった』だのを許すわけにはいかない。そうじゃ
ないか。
「ま、待て……待って、お願い……待ってよぅ……」

　――泣きじゃくる私を、もう一人の私が見ている。

　そもそも、議論をしたと言われても、私にはそんな記憶などない――いや、本当にないのはそれだけだろうか。そういえば、妊娠したら母子健
康手帳を貰うと聞いていたが、それがどんなものか私は知らない。そもそも、この病院に入院したのはいつだろうか。
「待って……くだひゃい……一人に、しないでぇ……やだぁ……捨てないでぇ……」
　……陣痛は酷く痛いと聞くが、その覚えもない。自分の腹が大きかった記憶もない。つわりも、あったのだろうか…………あぁ、なんだ。
　私は気付いた。気付くと、確かにどこからかわずらわしい声が聞こえてくる。

『み……さん！　…………尊さん！』

　――――――夢か。


　　　　　　　　　　※　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

　ふっ、と目を開けたときに、視界が滲んでいたのは、いつの間にか涙が溜まっていたからだ。
　その向こうに、見慣れた顔が見える。
「……尊さん！？　起きた？」
「……む」
　頷くと、ほっとした顔で亭主は胸を撫で下ろした後、申し訳なさそうに眉をハの字にした。
「ごめんね、起こしたみたいで。でもなんかうなされてたから……」
「……いい」

　短く答えると、半身を起こしている亭主に寝転ぶよう手で示した。それから
「腕」
とだけ言い、それを枕にする。まったく、もうもう少し太いほうが寝心地がいいのだが。そんなことを思いながらもぞもぞと腕を伸ばして、亭主
の空いている手を掴むと、それを私の体の上に乗せるよう導いた。亭主は困惑しているようだった。
「な、なんか、珍しいね」
「なにがだ」
「その……尊さんの方から、こういう風にするのって」
　確かに、そうかもしれない。しかし、自分から腕枕をねだり、しっかり抱きしめるように仕向けるなど、そんな恥ずかしい真似がそう頻繁に出
来るものか。
　しかし、それには触れない。代わりに私は言った。
「なぁ、自分の子供に羅触詩亜（らふれしあ）と名付けるのはどう思う？」
「はぁ？　なにそれ。無茶すぎるでしょ」
　横向きになってこちらを見ている夫は、苦虫を噛み潰したような顔だった。
「絵弩紋都（えどもんと）は？」
「うちは本田家じゃないよ？　つーか、普通でいいでしょ、普通で。かなみ、とかさ」
「そうか」
　よかった。どうやら本当に夢から醒めたようだ。そう思うと、安心したのか眠気がまたとろりと襲ってくる。布団の中で腕を伸ばして、亭主の
背中に手を回す。脚もついでに絡めてやった。
「私は眠る。もう起こすな」
「え……でも、大丈夫？」
「ん……いい」
　私の脚は、とても短い。私の腕も、とても短い。私の身体は、どこもかしこも小さい。
　医者の話では『体質』の問題だそうだが、間違いなく頭に『特異』がつくだろう。今でも小学生に間違われてしまう。幸い月のものはあるが、
それ以外はまったくその通りなので、文句をいう気力もない。必死に、周囲に舐められないように学業に励み、仕事に勤しんでいたら、いつの間
にか課長になっていた。しかし、それと同時に外見通りの可愛げなどとうの昔に無くしてしまった……もとい、なくしたと思っていた。
　普通の恋などできないと思っていた。まして結婚して家庭を築くなど、夢物語だと思っていた。
　――けれど、この亭主は、私の思い込みを打ち破り、あっさりとそれらを叶えてしまった。今では、オチがついたとはいえ出産を夢に見るほど、
現実的に捕らえている。どうせこの身体では、まともに産めるはずがないと、諦めていたのに。

　素肌の胸に、頭を埋めて息を吸うと、汗の匂いがした。絡めた足は、すね毛がちくちくと痛い。しかし、それらがなによりも心地よい。ふと、
世の中の普通のサイズの女は、何歳でこんな気持ちを味わうのだろうか、と思った。少なくとも、私よりは早いのがほとんどだろう。私は大分遅
くなってしまったけれど（これでも三十路を意識せざるを得ない年齢だ）……でも、後悔はない。
　――きっと、いくつになっても、こいつでなければ、駄目だっただろうから。
「……なぁ」
　ふっと思いついて、私は言う。
「なに？」
「……ちょっと、呼び捨てにしてみてくれないか？」
「え？　尊さんを？」
「そうだ」
　夫は少し戸惑ったようだが、とても恥ずかしそうな声で、言った。
「……尊」
　私はそれを聞くと、胸に顔を埋めたままくつくつと笑う。顔はあえて見ないでおく。その方がなんだか楽しいし……それに、私の顔が赤くな
っているのは、あまり見せたくない。
「笑うなよなー。自分で言ったくせに」
「ふふ……なに、似合わないと思っただけだ……やっぱり、まだ早いな」
「なんだよそれ……」
　諦めたように、夫は笑うと私の髪に顔を埋めて、ぎぅ、と抱きしめてくれた。
「お休み、尊さん」
「……うん、おやすみ」
　亭主の匂いと身体にすっぽりと包まれると、決して口には出してやらないが、私はつくづく思う。


　――あぁ、小さくてよかった……と。


　おわり
　どう見ても分割ミスです。本当にありがとうございました。

どう見てもGJです。本当に(ry

まあ、茶でも飲んで落ち着けよ。
GJ

ちょっ

>>557

　　　ま　　　た　　　お　　　ま　　　え　　　か　　

ロリ尊大とは相変わらず犯罪臭プンプンだな。実にGJ

またおまえか

とりあえず俺が囮になるからさっさと逃げるんだぞ

>>557

これはGJと言わざるをえない

>>557
GJすぐる

それにしてもこのスレはなんで俺がいっぱいいるんだ??

んなもん全員が俺なんだからわかるわけないだろ

強いて言えば・・・みんなツンデレ好きってことだろうな！

ツンデレ最高