もうあのスレは俺の手から離れてしまった…
…閉じたドアを見つめ、唯はため息をついた。
扉の向こうから、彼女の仲間たちの談笑が聞こえる。部員が帰った後の部室とは寂しいものだ。まるでお祭りの後の広場のように。
唯はもう一度ため息をつく。帰りが遅いと、たぶん妹の憂は心配するだろう。なんだか、鳥かごに閉じこめられた鳩の気分になってきた。群れから引き離された鳩。
唯は恨めしげに、自分をこの鳥かごに閉じこめたツインテールの少女を見つめた。その少女は、扉に鍵をかけていた。
…なんで鍵なんかいるんだろ?唯は疑問をそのまま口に出した。
「あずにゃーん?練習するだけなのに鍵なんかいらないんじゃなーいー?」
ツインテールの少女、あずにゃんこと梓はそれに答えなかった。
「?」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:19:07.18 ID:UfOuD5Cj0
唯は訝しげに梓の後ろ頭を見つめる。今日の梓はどこか変だ。ちょっと厳しいところはあるが、居残りで練習させたり無視したりなどしなかった。
「で、練習は?」
唯は尋ねる。だが梓は答えない。二度も無視され、温厚な唯もさすがに苛ついてきた。
「ねぇー、あずにゃーん!」
「…しなくていいんじゃないですか?」
突然梓が振り向いた。その目を見たとき、唯は突然言いようのない不安に襲われた。
普段の生真面目で愛らしい梓は、そこにいなかった。そこにいたのは、何か別のヒトだった。…陰から獲物を狙う爬虫類の目を持った。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:20:04.28 ID:UfOuD5Cj0
「ッ!」
唯は思わず目の前のヒトに怯む。胸の中で灼熱の不安が渦巻いている。
「れ、練習しないなら…帰っていいかな?う、憂も待ってるしーー」
ふわっと柔らかいものが胸にあたったと思った次の瞬間、突然唯の背中に鋭い痛みが走る。わけがわからず、唯は蛍光灯の光る白い天井を見つめる。
胸の上に、唯の後輩が乗っていた。
「あずにゃん…痛いよ」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:21:29.55 ID:UfOuD5Cj0
梓は答えない。相変わらず爬虫類の目で唯を見つめている。その目の冷たさに、唯はただただ圧倒されていた。
「あ、あず」
「唯先輩が誘惑するから、こうなるんですよ」
誘惑?唯には何のことかさっぱりわからない。私、あずにゃんに何かひどいことしたの?
「まあ、どっちでもいいんですけどね」
何がいいのか、これもさっぱりわからない。唯はただただ怯えているだけだった。ちょっと前まで、楽しく演奏していたはずの後輩に。
「あ、あずにゃん怖いよ…そこどいてよ。もう帰らせて」
梓が制服から、何か取り出す。それは何の変哲もない、可愛らしいリボンだった。
…リボン?この状況とリボンがどうしても結びつけられない。
梓がいきなり唯の腕を掴む。その力のあまりの強さに、唯はたじろぐ。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:22:00.58 ID:cOclJ84hi
エロいの?
電車の中だけどパンツ脱いで大丈夫??
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:22:19.75 ID:UfOuD5Cj0
「ちょっとあずにゃん!本当に痛いんだってば!離して!」
唯はじたばたと暴れるが、梓に押さえつけられてしまう。この小柄な後輩のどこにこんな力があったのか。
梓は唯の両腕をテーブルに押しつけると、リボンで縛りつけてしまう。後ろ手に縛られた唯は、完全にパニックに陥っていた。体の自由を奪われるのがこんなに恐ろしいものとは。
「なんでこんなことするの!?あずにゃんのバカッ!!」
バシッ。乾いた音が音楽室に響いた。梓が唯の頬を叩いたのだ。梓は続けざまに唯の頬を打つ。二度、三度。
「ッ!?」
「…うるさいですよ、先輩」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:22:33.23 ID:IzpVwnKiO
あ、ここが新スレですか。
>>1に乙、支援と保守してくれた人にありがとう。
そしてすべてのVIPPERに、おめでとう!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:23:06.94 ID:UfOuD5Cj0
梓が口を開いた。その声はもはや唯の知る、愛らしい後輩のそれではない。
「ちょっとの我慢もできないんですか?唯先輩って、本当に我慢が足りないですよね。部活に来ても、お茶飲んでダラダラしてるだけだし」
「…?」
「合宿行ったときもそうですよ。練習放り出して、遊びのことだのご飯のことだのばっか優先して。憂にも迷惑ばっかかけて」
梓の言葉が、凍りついた刃となって唯の胸を突き刺す。言わないで、聞きたくない。
「要するに、自分の欲に忠実なだけじゃないですか。そんなだから今日の練習も散々だったんですよ。普通こんなこと、後輩に言わせますかね?自分を恥じてくださいよ」
「…うっ…くぅ…」
唯の目から涙がこぼれ落ちる。叩かれたときよりもずっと痛い。
自分の下で涙をこぼすだけになった唯を見て、梓は唇を笑みの形に歪める。
「私が、我慢を教えてあげますね」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:23:38.99 ID:mQDaFoZTO
おいおい…いいぞもっとやれ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:25:48.42 ID:UfOuD5Cj0
「!?」
梓が顔を近づけてきたと思った次の瞬間、唯の唇が彼女のそれで塞がれた。すかさず猫のような赤い舌が、唯の口内に侵入してくる。
「ん…むぎゅうぅ」
「はむ…」
これでは抗議したくても、声すら出せない。梓の舌が、唯のそれと絡み合い、純白の歯を、歯茎の裏を舐めまわす。二人の唾液が混じり合う。
凄まじい悪寒が、唯の背筋を駆け上って全身を毒のように駆け巡った。唯は自分を侵略する舌が、目の前のツインテールの後輩がただただ気持ち悪く、恐ろしかった。足がどうしようもなく震え出す。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:26:45.82 ID:UfOuD5Cj0
梓は唯と舌を絡めながら、彼女の髪を撫で、頬に手を這わせる。先ほど自らの手で痛めつけた頬に。
やがて梓は顔をあげ、唯から蠢く赤いモノを引き抜く。その顔はほんのりと赤く上気している。舌を抜かれたとたんに、今度は胃から吐き気が湧き上がり、喉を焼く。
「唯先輩…」
梓が再び唯の唇をとらえる。その間彼女の手は、唯の体のあちこちを這いまわっていた。首、肩、脇、胸。
「ッ!」
這いまわる手が胸を通った瞬間、唯に電撃のような衝撃が走った。全身に震えが走る。
梓もそれに気がついたようだ。顔を上げると、また唇を笑みの形に歪ませる。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:27:28.76 ID:UfOuD5Cj0
「唯先輩、もしかして…」
梓の手が、また唯の胸にあてられた。今度はゆっくりと、なぞるように這わせる。まるで子供がお習字の練習をするように。
「ひィっ!」
また唯の体を電撃が走る。痛みを伴った、快感という電撃が。
「そっか…あっははははは!唯先輩、胸弱いんだ!あははは!」
何が面白いのか、唯にはさっぱりわからなかった。少なくとも梓が面白がっているようには見えなかった。
梓がいきなり唯の制服に手をかけた。引きちぎるようにして剥がしにかかる。
「!!あずにゃんやめて!お願い、それだけはやめて!やだやだぁ!離してよぅ!」
それまでなすがままにされていた唯が暴れ出した。なんとか体をずらして、梓の凶暴な手から逃れようとする。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:28:31.62 ID:UfOuD5Cj0
乾いた音がして、またも梓の手が唯の頬で炸裂した。
唯はなすすべもなく転がされ、テーブルの脚に頭をぶつけてしまった。燃えるような痛みが走ったが、どうすることもできない。胎児の姿勢で大粒の涙をこぼす。
梓は手際よく唯の制服を脱がせ、上半身をブラのみにしてしまう。下着姿の唯を、冷たく鋭い目で品定めする。
「そういえば唯先輩、合宿の時にやたらと隠してましたよね?ほら、大浴場の脱衣場で。」
「うっ…!」
顔から火が出る、とはこういう状況を指すのではないだろうか。唯の頭が羞恥で白熱した。
バレていたのだ。胸を見られるのが嫌で、必要以上に警戒していたのが。さりげなく振る舞っていたつもりだったのに。
「唯先輩の小さくて可愛らしいおっぱい、ここでついに披露。ってとこですかね」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:29:21.98 ID:UfOuD5Cj0
「えっ」
唯は梓の言葉を、すぐには理解できなかった。胸をさらけ出す?こんな場所で、こんな気持ち悪い女の子に?実の妹の憂以外の誰にも見せまいと気をつけていたのに…?
梓が唯のブラに手を伸ばしてくる。やめて。声に出そうとしても、暴力への恐怖が妨害してうまくいかない。
梓は唯の背中に手をまわし、ホックを外しにかかる。だが、手が震えてうまくできないらしい。唯はじっとりと汗ばんだ梓の手を感じた。その感触はとてつもなく気色悪いものだった。
「他人のって、こんなに外しにくかったんだ。知らなかったな…」
外せませんように。永久に外れないでください、神様…
ついに業を煮やしたようだ。梓の爬虫類の目が般若の目に変わり、唯のブラを引きちぎった。
「あ、やだぁ…嫌だよぅ…」
見られてしまった。ふくらみに欠ける白い丘も、先端の小さな突起も。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:30:10.13 ID:UfOuD5Cj0
「うわぁ…」
梓はジロジロと、唯の胸を観察し続ける。恥ずかしさが猛烈な吐き気となって唯に襲いかかる。
先端は、制服ごしとは言え梓に刺激されたのと、外気に触れたのとで早くも尖り始めている。
梓は目ざとくそれに気づき、ニタニタと下品な笑みを浮かべる。
「予想以上にちっちゃいんですね。唯先輩のおっぱい。その年でこんなサイズなら、私なら死にたくなるかもです」
さらっと一番気にしていたことを言われ、唯はうめき声をあげた。
「なるほど。こんなサイズなら他の皆さんから隠したがるわけです。特に律先輩には何て冷やかされるかわかりませんしね」
「…」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:31:07.15 ID:6+wRFRL9O
けいおんはTBSが実写化して一気に信者離れて行くよ
ってほんと?
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:31:07.63 ID:UfOuD5Cj0
唯は言葉も出なかった。墨汁を大量にこぼしたように、唯の心に黒い暗い闇が広がっていく。あの澄んだブラウンの瞳から光が失われていく。
「あっ、そうだ。小さければ小さいほど感度がよくなるっていうの、試してみましょうか」
梓は荒い鼻息をひとつ吐くと、いきなり唯の胸に飛びついた。発展途上の丘を、爪をたてて揉みしだく。
「いやっ…痛いよっ!痛い痛い痛い!」
唯が悲鳴をあげる。それは、明らかに相手に快楽を与える行為ではなかった。ただ欲望にまかせて汚し、蹂躙するだけの破壊行為であった。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:31:53.49 ID:UfOuD5Cj0
唯の小さいながらも白く洗練された胸は、たちまちのうちに血と醜い爪痕に汚されてしまう。だが梓の手が蠢くたびに、凄まじい快楽の電撃が全身を貫く。
梓は唯の胸に顔を近づけると、薄い色の先端にしゃぶりついた。すぐにあの赤い舌が絡みつき、汚らしい体液を塗りたくる。
「くぅ…ひィ…やぁあっ!」
「ちゅっ…ふぅ、このみすぼらしい胸から、ばっちいミルク吸い出してやるです!」
母乳など出るはずもないのだが、梓は吸い付きを緩める気配もない。もう片方の先端を指で引っ張り、爪を思いきりたててつねる。
唯はもはや、快楽に振り回された哀れな子羊だった。両手を後ろ手に縛り上げられて、気持ち悪い後輩に馬乗りにされ、胸を陵辱される牝の子羊。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:32:39.76 ID:UfOuD5Cj0
唯の胸にさんざん快楽を注入していた梓は、急に何かに気づいて胸を痛めつける手を止めた。
「…?あっ」
梓の手が下半身、スカートの中に伸びていくのに気づき唯は理性の残骸を取り戻した。
「やめてっ!そこはやめてっ!」
「うるさいですっ!」
「ぎィっ!」
梓は唯の先端を摘むと、爪をたてて力いっぱい捻った。ペットボトルの蓋を開けるような力で捻られた先端から、たちまち水っぽい血が溢れてくる。
梓はそんなことなど意に介さず、唯のスカートの中を弄る。
「…ぷっ。きゃはははは、唯先輩のおマ×コ、もうびっしょびしょじゃないですか」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:33:43.79 ID:UfOuD5Cj0
梓の荒い吐息が、唯の足の付け根にかかる。生暖かく、湿気を含んだそれは唯をひどく怯えさせた。まるで、かかったところから自分が腐ってしまうようで。
腐って?唯はふと、すべての非が自分にあるのでは、と考えてみた。心のどこかに冷静なもう一人の唯が新たに誕生し、それを検討してみる。
もしかしたら、自分が間違った人間だから、腐った人間だから、神様が罰を与えたのだろうか。だからこんな害虫みたいな女の子に、唇を、大切な胸を、そして…。
「あぁっ!」
秘部を這いまわる指を感じて、唯は我にかえった。梓はどこか緊張した面もちで、唯の大事な場所をゆっくりとなぞる。
たぶん、他の女の子のを見るのが初めてなのだろう。さっきのような軽口も出てこない。
「おしっこ漏らしてるみたい…。へぇ、唯先輩ってこんなになるんだ…すごいな…」
ボソボソと呟かれる感想の一言一言が、唯の心を傷つけるガラスの破片となる。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:34:37.74 ID:UfOuD5Cj0
「そっか…唯先輩って、後輩にキスされて、おっぱい苛められて感じちゃうヘンタイさんだったんですねっ」
顔をあげた梓が、満面の笑みで唯の心を抉る。細く歪んだ目は、相変わらず爬虫類のそれだった。
「私、我慢を教えてるはずでしたよね?なのに唯先輩ときたら、こんなにマXコびっしょりさせて、全然反省してないじゃないですか。クズ。もはやクズですよ」
梓の唇が歪む。
「クズは更正しないといけません。これからお仕置きしますけど、文句はないですね?」
唯は答えられない。お仕置き?これからもっともっと辛いことをされるの?私がクズだから?
「ないですね?」
梓は再び確認すると、唯の胸の先端をくわえる。今度はさっきまでとは違い、優しく、慈しむように舌を絡める。その甘く鋭い快楽に、唯の思考は真っ白になる。首をわずかに縦に動かしてしまった。
梓は唯の胸から顔を離すと、例の形だけの笑みを唇に浮かべた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:35:08.89 ID:mQDaFoZTO
>>17 紅白でどこかの女子高生バンドが曲をやるって話があるらしいが実写化するのか…あのお茶会だけの話を…
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:35:18.75 ID:UfOuD5Cj0
梓は唯の腰に手をやったかと思うと、いきなりパンツを勢いよく引き下ろした。唯の濡れた部分が外気に触れる。
「あっ…!」
見られてしまう。あまり生えてないぽわぽわした毛も、誰にも、それこそ憂にも見せたことのない部分も、皺のよった小さな穴も。唯は必死で脚を閉じて、視線の矢に抵抗した。
「返して、それ返して!お願い止めて許してぇ…うぅ…うえええ」
最後は涙で声にならなかった。もはやスカートと靴下しか身にまとっていない唯は、眠る獣のような格好で丸まり、嗚咽を漏らし続けた。
梓はそんな唯を見ながら下着の匂いを堪能していたが、ふいに立ち上がると、いきなり唯の腹に蹴りを入れた。
「うぶぅ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:36:36.27 ID:UfOuD5Cj0
梓は続けざまに唯の腹に蹴りを入れる。唯はあまりの苦しさ、鈍い痛みに息がつまった。酸欠の金魚みたいに口をパクパクさせる。
「誰も脚を閉じていいなんて言ってませんよ?お仕置きの意味、本当にわかってますか?」
唯は体をビクッと震わせた。腹に焼けるような痛みの余韻がまだ残っている。足がまたなすすべもなく震えだした。
「少しは懲りましたか?なら脚を開いてください」
唯は躊躇した。見られたくない。誰にも、風呂で洗いっこする憂にも見せたことのない部分なのに。見られたくない…!
「脚を開いてください」
梓がまた命令する。唯はビクッと全身を震わせ、そろそろと脚を開いてしまう。大切な部分が露わになる。
もはや唯は人形同然であった。持ち主の暴力に怯える哀れな人形。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:37:27.97 ID:UfOuD5Cj0
梓は満足そうに唯の露わになった部分を見つめる。彼女の目に、もはやためらいはない。目の前の食材をどう料理しようか検討している目であった。恐れも罪の意識もない。
「じゃ、ちょっと痛むかもしれないけど、我慢してくださいね。これはお仕置きなんだから」
唯は機械的な仕草で何度も何度もうなずく。それは端から見てると、子供のおもちゃのような滑稽な姿であった。
梓は唯のそんな姿に満足すると、ゆっくりと彼女の割れ目に触れた。
「あっ!」
触れられただけで、唯の体が大きく反りかえる。いやらしい声を涎と一緒に垂らしそうになり、あわてて口を閉じる。
レイプレイプレイプ!!!!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:40:05.27 ID:UfOuD5Cj0
梓は唯の奥にそろそろと指を這わせる。指が、まるで意志をもった別の生き物のように唯の敏感な場所を探して蠢く。そのたびに唯はビクッ、ビクッと体をしならせる。
「唯先輩のオマ×コ、綺麗なピンク色ですね。こんなに感度いいし。もしかして、したことないんですか?オナニー」
唯は答えない。答えられないのだ。歯をガッチリと閉じて、いやらしい声が溢れるのを押さえているから。ダムが決壊したら終わりだ。
梓の指が、唯の一番敏感な芯に触れた。
「ひぁああっ」
途端に唯のダムはあっさりと決壊した。梓も唯の弱点に気づく。
「ここがいいんですね?」
梓は発見した唯の芯を見失わないように気をつけながら、唯の壁の中をわざとでたらめに指を這わせる。指が何度も何度も芯の上を通過する。
「ひぃ、あぁあ、やああっ…んあっ」
指が通るたびに、唯の決壊したダムからいやらしい声が暴れ水のように漏れ出す。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:41:16.30 ID:UfOuD5Cj0
でたらめに唯の中で這いまわっていた指が、突然芯に集中して動きだした。唯の頭を、鋭い光の槍が貫く。
「あっ…ああああああああっ」
梓は唯のそんな様子に満足したのか、さらにいじめる手を強める。指でシコシコとこすりあげ、つぶすようにゆっくりと押す。
「唯先輩のいやらしいお汁、どんどん出てきますよ。ほら、乳首もこんなにピンってしてるし…エッチ」
「ひあっ!」
梓は唯の芽をいじりながら体をずらし、唯の胸に舌を這わせた。舌が先端に絡みつき、唯に激痛を与えた。先ほど梓が思いきりつねった方だ。
焼けつくような胸の痛みが、やがて快感に変化していく。梓は開いた手で、もう片方の突起をクリクリと丸め、弾く。
三方からの快楽が、唯のありとあらゆる感情を消していった。淡いピンク色の霧が、頭の中にたちこめている。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:41:43.49 ID:U1OwcQQ/O
ふぅ……いいぞもっとやれ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:42:12.87 ID:UfOuD5Cj0
梓がふいに唯の胸から顔をあげ、満足げに笑みを浮かべる。
「唯先輩、そろそろ限界ですよね?私も早く気持ちよくなりたいですし…」
限界?そんなものとうに過ぎてるよ。後輩に裸を見られて、暴力を振るわれて、いやらしいことをされて…。唯には梓の言った意味がわかっていなかった。
ふいに梓が唯の中心にかがみこみ、彼女の亀裂をあの猫のような赤い舌で舐めあげた。
「…ひぎぃぃぃィっ!!」
その瞬間に唯を襲った刺すような快感は、これまでとは比べものにならないくらいきついものだった。腰がひとりでに跳ね上がる。止めることができない。
梓はそんな唯の脚を無理やりに押さえつけ、唯の秘部を徹底的に責めた。
「ああ、あっあっ、あずにゃぁあん、ダメだよぅ、汚いよう…ひぃっ!!」
唯は必死で中心を襲う白熱した感覚から逃れようとしたが、両腕の使えない彼女にはどうすることもできない。
快楽に身を委ね、髪を振り乱してあられもないことを口からほとばしらせ、腰を大きく痙攣させるしかない。
唯はもはや唯ではなかった。大きな波に押し流された、波打ち際のちっぽけな何かに過ぎなかった。
そして唯の中でも、大きな白い波がせり上がってきた。
「あっあずにゃああああああんん、ひぃ、え、も、もうダメ、ヘンになる、流されちゃう!あぁあ流されちゃうよぉ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃィィィィっ!!!!」
白い波が砕け散ったとき、ついに唯は絶頂に達した。秘部からとめどなく液がこぼれ落る。意識が白熱して消えていく…。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:43:06.20 ID:UfOuD5Cj0
…意識が戻ったとき、唯が真っ先に気づいたのは梓の嬌声であった。
時間は先ほどから驚くほど進んでいなかった。わずか20分程度しかたっていない。手のリボンも、脱ぎ捨てられた制服や下着もそのままだ。唯は何時間も気を失っていた気がした。
梓は無抵抗の唯をオカズに、全裸で自慰にふけっていた。唯のことなど決して言えない胸を揉みしだき、くすんだ色の先端に唾液を塗りたくり、指で圧迫する。秘所をあからさまにいやらしい音をたてながらかき回す。
そのあまりにおぞましい光景に、唯は思わず顔を背けたくなる。
ほどなくして、梓も絶頂を迎えた。陸に打ち上げられた魚のように、体を暴れさせ、荒い息を吐き出す。
少したってから梓は、唯の回復に、自慰行為を見られていたことに気づく。だが自らの醜態を少しも恥じる様子もなく、顔に笑みを浮かべる。
「ようやくお目覚めですか?誰もイっていいなんて言ってないのに、本当に我慢が足りないんですね。」
う…っ。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:43:54.78 ID:UfOuD5Cj0
唯の目から、涙が溢れ出てきた。止める間もなく、次々と大粒の涙がこぼれ落ちる。唯の心はありとあらゆる感情に押しつぶされ、粉々に砕け散っていた。
大好きだった後輩に裏切られた悔しさ、同性に犯され、汚された悲しみ、体に残る傷跡…。
「あずにゃん…ひどいよ…グズッ、何でこんなこと…」
梓に手を解放された後も、唯はそのままの姿勢で嗚咽をこぼし続けた。
「何って…別にいいじゃないですか。気持ちよかったでしょう?」
梓は唯の涙にも動じず、いそいそと脱ぎ散らかした下着や制服を身につけている。
「唯先輩も、早く着替えて帰ったらどうです?なんなら、ここでもう一度、でもいいですよ?」
梓の顔にいやらしいニタニタ笑いが浮かぶ。唯は立ち上がると、大急ぎで下着と制服を身につける。
「…さよなら」
そして唯は、カバンとギターを下げて走り去った。扉の向こうから、しばらく唯の嗚咽が聞こえてきた。
梓はしばらくの間、部室に無言で佇んでいた。部員の帰った後の部室とは、なんと寂しいことか。まるでお祭りの後の広場だ。
…そう、「お祭り」の後の。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:45:05.60 ID:UfOuD5Cj0
夜の商店街は、塾帰りの少年やミニスカートの女の子、電気屋の親父などで溢れかえっていた。彼らの一日分の疲労や苦悩が吐息に混ざって吐き出され、空気はどんよりとよどんでいる。
唯は一人、商店街をさ迷うように歩いていた。もうあれからずいぶんと時間がたったのに、まだ涙が次から次へと溢れてくる。
梓が、彼女が大切にしていた後輩が、彼女を欲望のはけ口にしたのだ。あの時されたことを思うと熱い吐き気がこみ上げてくる。
幸い吐きはしなかったが、その代わりに涙が溢れてくる。通行人の訝しげな視線が突き刺さるが、どうしても止められない。
唯は心底惨めだった。まるで一人裸で海をさ迷っているような気がする。人々のひしめく海を。
彼女をその海から助け出す声が聞こえたのは、ちょうどその時だった。
「おーい、唯ーっ。ゆーいー」
「澪…ちゃん?」
第二章:破
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:46:01.27 ID:UfOuD5Cj0
澪はラフな私服姿で、唯に明るく話しかける。考えてみれば、もう制服でいるには少し遅い時間だ。
「なんだ、遅いじゃん。梓との練習は…おいどうしたんだよ、泣いてるのか?」
澪が唯の泣きはらした顔を心配そうに覗きこむ。しかしこの瞬間、唯はひどく嬉しかったのだ。
梓にどす黒い闇で塗りつぶされた心に、暖かい金色の光が射し込む。唯は親友に深い深い感謝の気持ちを覚えた。
「ううん、何でもないっ」
唯はいつもの脳天気な笑みを顔に浮かべる。純白の歯を見せて、ニッと笑ってみせる。
今は親友を心配させたくなかった。
「思いっきり涙拭いたじゃん」
「いや、コンタクトがファーストで、その…」
唯の答えはしどろもどろで、目があちこちに泳いでいた。ことによると、梓と何かあったのかもしれない。
だが澪はあえて問わないことにする。唯にどんなことがあったにしろ、彼女の苦しみを蒸し返すようなことはしたくない。もしも話したくなったら自分から切り出すだろう。
「まあいいや。行こうか」
「え、どこへ?」
「やだなあ、忘れたのか?期末が近いから、二人で勉強しようってさ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:46:54.07 ID:UfOuD5Cj0
「…あ。そうだっけ」
梓の一件で、すっかり忘れていた。だが唯は、今回は自分の忘れっぽさに感謝した。こんな最低の一日に、予期せぬお楽しみがあったのだから。
「なんだ、忘れてたのか。梓と練習しすぎたな?唯はひとつ覚えると、他の全部忘れちゃうからなぁ」
「…」
明るみが射し込んだ唯の心に、漆黒の霜が舞い降りる。澪に悪意はないのだが、その一言は一瞬忘れかけていた記憶を取り戻すには十分だった。
「…唯?」
澪もすぐに唯のわずかな表情の変化に気づく。何か悪いことを言ってしまったのかと、不安げに唯の顔を覗き込んでくる。
「…いやいや、何でもないよ澪ちゃん!あははは!それより、早く行こうよ!楽しみだなぁ!」
…私は明るい平沢唯。唯は泣いたり悩んだりしない元気な子。友達を心配させない丈夫な子。唯ファイト、唯ファイト、唯ファイト…
整頓された部屋。勉強机にちょこんと置かれたパソコン。唯は澪の部屋を、そわそわと見回していた。
「そんなに珍しい?私の部屋」
「ううん、初めてくるところだから、ちょっとね。可愛いね、このパソコン」
「…可愛いか?」
実のところ、唯は妙に落ち着かなかった。何かとんでもない粗相をやらかして、せっかく温めた心をまた闇で覆ってしまうのが怖かったのだ。
「とにかく、珍しいな。唯が自分からすすんで勉強をするなんて」
「えへへー…でも、もうこんな時間だね」
唯は壁の時計を残念そうに、恨めしそうに見つめる。
「あのさ、唯…。実は今、親が二人ともいないんだ」
「?…うん、そうみたいだね」
いつも物事をはっきりと話す澪が、珍しく歯切れが悪い。
「…よかったら、泊まっていってくれないか?うちに」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:48:06.99 ID:UfOuD5Cj0
「え、いいの!?」
唯にとって、この申し出は思いがけないプレゼントであった。実のところ、唯は今日は家に帰るのが嫌でたまらなかったのだ。
憂は間違いなく唯の泣きはらした顔を見て心配するだろうし、万が一着替えや入浴の最中に傷だらけの胸を見られたら一巻の終わりだ。
「…唯の方こそ、いいのか?」
「オールオーケーだよ澪ちゃん!ありがとう!やった、やった!」
「…やった、やった!」
二人は子供みたいにはしゃぎまわる。唯は普段は大人びている澪の子供っぽい一面を見て、何だか可笑しくなってきた。
「じゃあ憂ちゃんには私から連絡しておくな。唯を一晩お預かりしますって」
「頼むぜ相棒!」
「晩ご飯、唯の好きなの作るな!」
「アイス!アイス!」
「あ、汗かいただろうし風呂入れておくな」
「あ…うん」
風呂。そういえば風呂のことをすっかり忘れていた。否応なしに胸の傷に、心の傷に向かい合わなければならない。風船のように軽く舞っていた唯の気持ちが、急に石のように重くなり、真っ逆さまに地面に叩きつけられてしまう。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:49:24.30 ID:UfOuD5Cj0
階下から聞こえてくる澪の鼻歌を聞きながら、唯はたまらなく憂鬱だった。参考書の文字が、頭のしかるべき場所に収まってくれない。
風呂が永久に沸かなければいいのに。例えば突然の断水とかで止まってしまえばどんなにいいだろう。
「ゆーいー、風呂沸いたぞー」
澪が弾んだ口調で唯を呼びにきた。
「勉強はさっぱりして、食うもの食ってからでも十分できるだろ?」
「…うん」
「そうと決まれば行こう、今すぐ行こう!」
え?
「澪ちゃん…まさか二人で一緒に入るの?」
「え、そうじゃないのか?」
澪が無邪気に聞き返す。
唯の心に、急速に暗雲がたちこめる。私は醜い傷跡がたくさんつけられた貧相な体を、友達に晒さなくてはならないの?
「でも、二人で入ったら狭くないかな?」
「む、失礼だな。自慢じゃないけど、うちは風呂場だけは大きいんだよ。冬場は寒くてきついけど…それとも、私と入るのは嫌か?」
また澪が唯の顔を不安げに覗き込む。その目はすでに潤み始めている。唯は断りきれなくなってしまう。
「…いいよ」
「本当に?やった!YATTA!じゃあ行こう、今すぐ行こう!」
「…押さないでよ、澪ちゃん」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:51:09.66 ID:UfOuD5Cj0
長い黒髪、スラッとした脚、双子の高山のような白い突き出た胸。そしてその頂き。
唯はしばし、自分の置かれている状況も忘れて澪の完璧とも言えるスタイルに見とれていた。合宿で何度か見たはずなのに。
「どこ見てんだ、唯のエッチ」
澪が唯の視線に気づき、ほんのりと顔を赤らめ、その完璧な胸を隠してしまう。
唯も急に恥ずかしくなり、何もないところに視線をさまよわせる。制服に手をかけた瞬間、今度は澪の視線が彼女の胸元に集中していることに気づく。
「…あの、澪ちゃん。あんまり見ないでほしいんだけど」
「唯だって私の見ただろ?だからお返し」
胸だけは勘弁して。私のは小さくて形もヘンだし、何より傷跡が…唯はその先が言えない。だからじっと黙っている。
困り果てた顔で黙り込んでしまった唯を見て、澪はそれ以上しつこく見つめるのを諦める。
「あー、わかったわかった。唯は脱いでるとこ見られるのは嫌なんだな?先に入ってるから」
「うん…ありがとう」
唯は感謝の念がどっと溢れてくるのを感じた。
…とはいえ、このままではどのみち澪に裸体を晒さなくてはならない。
唯は普段あまり使わない脳をフル回転させ、バスタオルを巻いて入浴することにする。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:51:53.16 ID:IzpVwnKiO
新規読者の皆様へ。
投下する私は携帯房ですので、もしもしが嫌いな方はスルーしてください。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:52:16.39 ID:UfOuD5Cj0
その頃澪は、そわそわして落ち着かない気分だった。
まるで面白いテレビを見れずにいる子供のような心境だ。やっぱりどうしても見たい。強い願望が焦りとなって苛む。
ガラス越しに見えないだろうか?澪はすりガラスの戸についた水滴をこすり、顔を押しつけるが、戸の向こうは夢の中の世界のように薄ぼんやりとしてよくわからない。
急に戸が勢いよく開いて、澪はまるで漫画のように弾き飛ばされた。
ベタッと無様に潰れたカエルのような澪を見て、唯はあっけにとられる。
「澪ちゃん…何してるの?」
唯は不安の暗い炎が自分の中に生まれたのを感じた。
澪ちゃん、私の着替え覗こうとしたの?まさか澪ちゃんも、あずにゃんと同じに…?ううん!そんなことない、そんなことない!
私は信じてるよ、信じてるからね。澪ちゃん。唯ファイト、唯ファイト、唯ファイト…
「や、やあ唯…」
「澪ちゃん、何してんの?」
大の字に倒れてる澪は、ばつが悪そうな顔で頭をポリポリと掻いた。少し濃い色の胸の頭頂部や秘部を覆う黒い茂みに目がいってしまい、唯は赤面する。
「それより唯…」
「なーに?」
「なんでバスタオル巻いてはるん?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:53:12.77 ID:UfOuD5Cj0
「え、だ、ダメかなぁ?」
「いや、ダメじゃないよ?可愛いし。いや、むしろすごく可愛い!」
可愛い?唯の胸にまた不安の炎が灯る。普通、可愛いなんて表現を使うだろうか?ただバスタオルを巻いただけの姿に。
「でも、風呂の中では取ってくれよ」
「えっ」
「えっ」
それでは全く意味がない。
「いや、だってそのままじゃ体も洗えないし、そのタオル使えなくなっちゃうし」
正論だけに、唯も返答ができない。足元がふらついてきた。まるで錐のように尖った山のてっぺんで、バランスをとって立っている気分だ。
「な、唯。取ろうな」
「嫌っ!」
澪が手を伸ばしてくる。唯はその手を払いのけ、うずくまってしまう。タオルをぎゅっと抱きしめたまま。
プルプルと寒さにさらされた子犬のように唯は震えていた。熱い涙が一筋、頬をつたい落ちる。
「ごめんね澪ちゃん、ごめんね…」
「唯…」
…私は元気で明るい平沢唯。こんな怯えた姿は見せない唯。友達を大切にする唯。唯ファイト、唯ファイト、唯ファイト…
「…そんな声出されたら、私もう、我慢できないよ」
え?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:54:52.09 ID:UfOuD5Cj0
「唯っ!」
「きゃっ!」
次の瞬間、唯はタイルの上に横になり、天井を見つめていた。澪の白い胸が、威圧的に眼前で揺れている。
唯は自分を押し倒した、親友の顔を見る。その目はもはや自分のよく知る澪のそれではなかった。欲に流された一匹のメスの獣のそれだった。
「唯が、悪いんだからな、唯が言うこと聞かないから、こんなに可愛い声出すから…」
「唯が悪いんだ、唯が悪いんだ、唯が悪いんだ…」
唯は必死で澪の腕から抜け出そうとするが、自分よりも背が高く、力も強い澪にかなうはずがない。凄まじいパニックが、沸騰した湯のように唯の中で暴れまわる。
「澪ちゃん止めてよ、澪ちゃんってば!やだやだぁ!離して、離してよ!やだあぁぁぁぁぁ!」
…目の前の澪の姿が霞む。温かい金色の光が、あっさりと消されてしまう。それも、与えてくれた本人の手によって。
どうして?どうして裏切るの?信じてたのに。友達だって信じてたのに…!
澪の荒い息が、髪にかかる。彼女の湿った非情な手が、タオルを剥がしてしまう。
唯は最後の抵抗にと、胸を両手でしっかりと隠す。顔が熱い。唇が今にも泣き出しそうにヒクヒクと動く。
「唯の裸…色白ですっごくきれいだよ、アソコも…いいな、いいな…」
澪が品定めでもするように唯を観察する。優しい言葉の一つ一つが、たまらなく気色悪かった。
「…胸」
「ふぇ?」
「…胸も見せてっての!早く早く!」
澪の手が乱暴に、唯の最後の抵抗を解いてしまう。爪が腕に刺さり、熱い痛みが走る。
「…おい唯、これは…」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:55:17.42 ID:GSHjuWf8O
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:56:37.85 ID:UfOuD5Cj0
白い肌に残る生々しい爪跡。薄く残る乾いた暗褐色の血。薄い桃色の頭頂部にまで刻まれた深い傷跡。
澪はしばし、唯の胸の惨状を呆然と見つめた。傷の状態を見るに、そう古くにつけられたものではない。
「ひどい…いったい誰がこんなことを…」
唯の中で、何かが決壊した。生まれたままの姿で、声をあげて泣き出してしまう。
「だ、だから嫌だったのに…ッ!澪ちゃんは、こ、こんなことしないってッ…信じてたのにッ…!うわぁあああ」
さめざめと泣く唯を抱きしめようと、澪は手を伸ばした。だが、その手は邪険に払いのけられてしまう。手の甲に、熱い痛みが走る。
それでも澪は唯の肩を抱きしめる。見られたくないところを全て晒してしまい、無気力になってしまった唯の頭をそっと撫でる。
唯の髪が、澪の胸の先端にあたった。敏感な部分をこすられて、体中に痒みを伴った電気が走る。
澪の肌に鳥肌がたった。先端がどんどん硬くなっていくのがわかる。
「唯ごめん…もう限界」
「ひいっ!」
唯は突然、バスタオルの上に投げ出される。背中に鈍い痛みが走る。
澪がのしかかってきた。唯は逃れようと必死にもがくが、後ろは壁。どうにもしようがない。
「キスするよ」
告げられた次の瞬間、唯の悲鳴は彼女の唇に阻まれてしまう。あまりにせっかちに唇を押しつけたせいで、歯が当たってしまった。唯の口の中に、鉄のような血の味が広がる。
澪は明らかに梓よりも下手だったが、それでも唯に恐怖感を与えるには十分だった。唯は身がすくんでしまい、まったく抵抗しない。
「く、唇。唯の柔らかい唇。やった、私のものにしてやった。つ、次は胸だ、唯の胸胸胸」
うわごとのようなことをブツブツと呟く澪を見て、唯は再びあの焼けるような吐き気を喉に感じた。
澪の汗ばんだ手が、唯の胸をがっちりと掴む。
「びゃあぁあ、痛い痛いッ!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:58:32.98 ID:UfOuD5Cj0
梓にさんざん傷つけられた胸を、澪の手が無遠慮に揉みしだく。完全に癒えていない傷を圧迫され、燃えるような痛みが駆け巡った。
「んん、やっぱり、や、柔らかぁい。唯の、ミルク飲みたい。あぁああミルク欲しいよぅ」
どもりながら荒い鼻息をフンフンと吐きかけてくる。唯は息がかかった場所が、ジンマシンをおこすのではないかと思った。
澪の唇が、唯の胸の先端に触れる。瞬間、唯の体に白熱した雷が落ちた。全身から力が抜けるような快楽と、唯は必死に戦う。
「お願い澪ちゃん、もう止めて、ね、今なら許してあげるから!…ひぁあっ!」
澪が唯の胸にむしゃぶりついてきた。先端を口に含み、不器用に吸引する。
梓につけられた傷に澪の唾液が染みる。唯は快感と激痛の狭間で苛まされる。
澪にベロベロと犬のように胸を舐められている間、唯はだんだん澪が気の毒に思えてきた。
そうだ、秋山澪も中野梓もとても気の毒な人間なんだ。他人の痛みや苦しみのわからないかわいそうなヒトなんだ。だからこうして友人を辱めて、乳房を意地汚く舐めても平気なんだ…。
少しでも身をよじると、澪は容赦なく歯を突き立ててくる。胸の先端を噛まれた時の痛みは、並大抵のものではない。激痛の閃光で吹き飛ばされそうになる。
しばらく唯の胸を味わっていた澪が、急に顔を上げた。解放され外気に触れた胸に、切なげな震えが走る。
「なあ、唯…私のも、舐めてくれないか?ほら、もうこんなに硬くなっちゃったから…」
澪はそう言うと、ふっくらとした胸を突き出してくる。確かに、その白い胸に咲く濃い色の先端は、今にも吸ってほしそうにピンと反り返っている。
だが唯は、首を縦には振らない。目の前の矮小に同情はしても、言いなりになる気はさらさらない。
「…言うこと聞いてくれないと、憂ちゃんに言っちゃうからね。唯の胸の傷のこと」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:00:04.75 ID:UfOuD5Cj0
えっ…。
唯にとって、それはそれだけは避けたい事態だった。
憂がもし知ってしまったら、ひどく心配して傷の状態を確かめようとするだろう。醜い傷跡を見てしまったら、あの妹はどんなに怖がるだろうか。想像もしたくない。
「澪ちゃんお願い、憂は、憂だけは巻き込まないで!」
唯の心からの叫びだった。止まったはずの涙が、また溢れ出す。澪はそんな唯を見て、口元に嫌な笑いを浮かべる。
「じゃあ、これは取引だ。唯は今から私の奴隷。何でも言うことを聞くんだぞ。その代わり、憂ちゃんには何も教えないから」
唯は機械人形のように首を何度も縦に振る。澪はほくそ笑むと、改めて胸を突き出してくる。
「ほら、早くしゃぶって」
「…」
突き出された胸の突起物を、唇ではさんで舌ですくう。途端に澪は大げさなまでに反応を示す。体をウナギのようにくねらせ、唯の髪を掴む。
「ふ、わぅぅ…」
唯は構わずに、舌で突起全体を包む。そのまま、強弱をつけて吸引する。唾液を絡ませる。
とにかく澪の気のすむようにやらなければならない。もし澪が機嫌を損ねたらおしまいだ。
「っひゃはっ!…ゆ、唯、どうだ唯。私のおっぱい、マシュマロみたいにふわふわ、だろ?」
ジョークのつもりらしいが、全く笑えない。むしろ楽しかった思い出を汚されて不愉快だ。ついつい力を込めてしまう。
「はあぁあっ、唯の、唯の歯があたってるぅ!イイよ、唯イイよっ!!」
澪の嬌声が、風呂場に響く。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:01:00.68 ID:UfOuD5Cj0
終了
働け働けうるさいから部屋に退避する
は?終了?
これで終わりなのか?
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:04:14.01 ID:bL8EQhWqO
>>49 いや、書いたのは違う奴だし続きはそいつが書く
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:07:31.35 ID:nWjYI2C/0
連続射殺魔!
何だか知らんが、とにかくよし!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:29:36.48 ID:FYjJoWhB0
こまけえことはいいんだよ!
続きマダー?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:30:37.94 ID:CT/PBqZPO
何この糞スレ、つまらんやめろ
えっ?面白いよ
終わりだと?
蛇の生殺しとは正にこの事だな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:43:17.65 ID:0D7Js5aoO
/(^o^)\ナンテコッタイ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:50:16.73 ID:s4xhP5qW0
はやく続きを
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:52:23.77 ID:IzpVwnKiO
転載ありがとうございます。
再開
唯はこの受難が終わる時をひたすら待ち続けていた。ついさっきまではあんなに魅力的だった澪の胸は、今はただの拷問の道具にすぎない。
今の澪は、普段の精悍で大人びた彼女と同じ人物とは思えないほどひどい有り様だった。薄く開いた目は快楽で濁り、半開きの口から涎をこぼし、全身をだらんと弛緩させている。
たぶん、ラリっているとはこういう状態なのだろう。覚醒剤や大麻だけが麻薬ではないのだと唯は悟った。今の澪は、さしずめ性中毒者だ。
やがて澪は唯の髪をつかみ、胸を舐める舌を止める。
「あのさ、唯…。胸もイイんだけど、今度はこっち、舐めてくれる?」
澪が指し示したのは、黒い茂みに覆われた秘所であった。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 20:54:37.08 ID:FYjJoWhB0
きたああああああああああああああああああ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:05:26.29 ID:dMGEJt+20
今ほど唯になりたいと感じたことはない
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:20:41.31 ID:IzpVwnKiO
「…」
こうなることは予想していたが、唯は不快感で固まってしまう。
汚物を排泄する穴に顔を近づけるなんて、考えただけで胸が悪くなる。まして相手は気色の悪い澪だ。今すぐにでも逃げ出したくなる。
澪は固まってしまった唯を見て、わざとらしい優しさを含んだ口調で告げる。
「嫌ならいいんだよ?これからちょっと憂ちゃんに電話するだけだから。唯のおっぱいの面白いアート、鑑賞してもらおっか」
「…やるよ。やるから待って」
唯は声を腹から絞り出す。胸の中で吐き気が沸騰した湯のように泡立っているが、無視する。
澪の股間に顔を近づけると、何かが発酵したようなひどい臭いがした。唯はそれだけでもどしそうになった。口の中に、酸っぱい刺激のある味が広がる。
たぶん、ここで吐いたら澪は激怒するだろう。そして憂に唯の胸のことを電話で伝える。それだけは避けなくてはならない。唯は必死でこらえる。
だが、それ以上顔を近づけることもできない。
よく見ると、黒い茂みに紛れて白い汚れのようなものがこびりついている。たぶん、きちんと洗ってないのだろう。唯はまたしても吐き気と戦うはめになる。
ついに業を煮やして、澪は唯の髪をつかみ、無理やり股間に押しやった。チクチクとした下の毛の感触が気持ち悪い。
唯の目尻から、また涙がこぼれ落ちる。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:22:06.38 ID:coHWndPdO
ちゃんと洗っとけよ…
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:23:06.50 ID:0D7Js5aoO
ヤー
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:27:16.34 ID:zXQt0ZGp0
澪ちゃんのマンカスは俺に任せておけ!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:38:40.34 ID:CT/PBqZPO
いいぞwwwwwwwwwwwお前文才あるなwwwwwwwwwwwwwww
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:39:59.72 ID:IzpVwnKiO
唯は顔を歪めつつ、震える舌先で澪の汚れた秘所の壁をちょっとだけ舐めた。すぐに澪がビクッと反応を示す。唯の顔をはさむ両脚が震える。
鼻が曲がりそうな悪臭を吸いこまないよう、唯は口で呼吸しなければならなかった。息苦しくてたまらない。
嫌悪感をこらえながらチロチロと舌を動かす。唯はふと、部室で梓にされたことを思い出す。あれからまだわずか二、三時間しか経過していないなんて。
わずか数時間の間に、唯は二人の人間に身も心も陵辱されつくしてしまった。たぶん今日のことは、一生悪夢としてつきまとうだろう。
唯の舌が、澪の蕾をとらえる。途端に澪は凄まじいまでの反応を示した。熱帯の鳥のような声をあげ、腰をガクガクと揺らす。唯の顔を陰毛がくすぐった。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:46:35.95 ID:Zsw8to4MO
この澪きもちわるい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 21:48:45.61 ID:SPsQ+MBm0
閉じたドアを…まで読んだ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:00:06.24 ID:IzpVwnKiO
「ゆっ、唯ぃ!そこ、そこもっと舐めてっ!早く、早くぅ!」
澪が理性のかけらもない口調でせがむ。唯は口いっぱいに唾液を含み、澪の蕾に塗りたくる。本当は顔に吐きかけてやりたかったのだが。
澪が手汗でじっとり湿った手で唯の髪をつかみ、上下に揺する。秘所から垂れ流される蜜が、唯の顔を伝い落ちてゆく。
やけどしそうに熱く湿った股間に顔をうずめ、唯はひたすらに舌を動かし続ける。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:14:41.28 ID:IzpVwnKiO
澪の淫らな声が高くなったので、上目づかいに見上げる。澪は自らの胸を虐めて楽しんでいた。荒々しく揉みしだき、先端を強く摘む。
澪は自分を愛しているのではなく、自慰の道具に利用しているだけなのだと改めて気づかされる。そういえば梓も、失神して無抵抗の唯を使って自慰にふけっていた。
結局、私はただの道具にすぎないんだ。考えてみれば、軽音部に入部した時も数あわせ同然の扱いだったじゃないか。どうして気がつかなかったんだろう。どうして信じたりしたんだろう…。
唯は鼻がツンと痛くなるのを感じた。また涙が溢れそうになる。
「…唯、も、もう出そう…。全部受け止めてね…」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:23:16.72 ID:JmSkfqXEO
「そこまでだ」
その声が聞こえた時と、澪が狼狽した表情で振り向いたのはほぼ同時だった。
謎の人影は棒のようなもので澪の頭を強打し
澪は獣のような悲鳴をあげてそのまま横に倒れた。
倒れた拍子に足と足の間に顔を挟まれたが、すぐに顔を汚らしい部分から離し人影を見上げる。
「唯さん、大丈夫ですか?」
それは聡だった。
ここに来る前にアパガードで懸命に歯を磨いたのだろう
笑う唇の隙間から見える歯の輝きが神々しくみえる。
唯は、目の前の救世主をかつて性的エネファームと呼んだのを恥じた。
「テーレッテレー!聡はレベルアップ!」
聡も興奮しているのであろう、意味不明な事を言い始めた。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:25:32.03 ID:kHKBcsLH0
感動した
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:31:08.26 ID:hhR2oBhcO
>>71エネ聡ww
読んでるからまだ終わらすな
せめて100まで行こう
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:37:09.95 ID:s1CRLpTc0
読んでるよ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:37:17.83 ID:JmSkfqXEO
「卍解!卍解!」
聡は尚も意味不明な事を言いながらかすかに痙攣している澪のお腹に向かって棒を振り下ろし続ける。
「さ、聡くんもうやめて……」
私の声が耳に届いたのであろう、聡は棒切れを投げ出して倒れたままの私を優しく抱き抱えてくれた。
「こんな展開待ってたんじゃぁぁああああ!!」
怯えた表情になった私を心配したのだろう
「こっちの話です」
まったく慰めにならない言葉を言った。
とにかくこの地獄から抜け出せる、私は自分が気付かないうちに涙を流していた。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:40:36.49 ID:IzpVwnKiO
>>71 …
「ひっ!」
唯は即座に、澪が何をしようとしているか気づく。やめて、それだけはやめて…!
唯は顔を引いて逃れようとするが、澪は頭をがっちりとつかんで離そうとしない。唯は完全にパニックに陥り、助けを求めて喚き、騒いだ。この家には他に誰もいないにも関わらず。
「ああああ出ちゃう出ちゃうよおおおおっ!!飲んで、全部受け止めてッ!!唯、唯唯ゆイイィィィッ!!!」
ぷしゃっ。 澪の股間から温かい液体が吹き出す。次の瞬間、澪は大量の尿を秘所からほとばしらせた。黄金色の汚水が、唯のサラサラの茶髪に、愛らしい端正な顔に降り注ぐ。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:46:33.72 ID:JmSkfqXEO
私の露になった胸を見てしまった聡くんが驚愕の表情になる。
しまった……私の醜い傷みられちゃった……
「ゆ、唯さん!この傷は!?」
真実は絶対に言えない、言ったところでどうしようもないことなんだ。
黙りこくる私を見て、聡くんは急に澪の方に目を向けた。
「ち、違うの……澪ちゃんじゃないの」
聡くんは悲愴感に満ちた顔で私の目を見た。
「唯さん……俺には全部分かってます、そう全て、オール」
「ビッチ・さわ子の仕業なんですね!」
1ミリも正解にかすっていなかった。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:48:05.00 ID:JmSkfqXEO
あ、作者戻ってきた
遊ぶのやーめた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:51:46.10 ID:0D7Js5aoO
聡死
さと死
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:58:24.76 ID:s4xhP5qW0
聡・・・
残念だったな。唯のヴァージンはすでにおれがいただいている
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 22:58:41.87 ID:RjNAFDdYO
公に恥
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:00:08.12 ID:TdpjHUDd0
>>78 別スレ建ててやってくれこっちも見たいが空気が違いすぎるw
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:01:28.64 ID:IzpVwnKiO
排尿と同時に達した澪は、ぐったりとその場に倒れこむ。その表情はもはや人間のそれではなかった。
唯はと言えば、尿で濡れた顔を真っ青にして、全身をガクガクと震えさせていた。それが限界だった。
口を大きく開いた次の瞬間、大量の吐瀉物が溢れ出てきた。紬のお菓子が、憂が作ってくれたお弁当がタイルの床に叩きつけられる。
そして唯は泣いた。これ以上泣いたことがないくらいに。いっそこのまま永遠に泣き続けて、体中の水分を目から流して死んでしまいたかった。
唯はしゃくりあげながら、湯船に張られたお湯で顔を洗う。汚物で汚れた口をゆすぎ、髪に何度も何度もお湯をかける。
澪はそんな唯を見つめながら、うわごとのように繰り返していた。
「唯が…唯が悪いんだ…唯が悪いんだからな…」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:01:55.62 ID:bL8EQhWqO
俺も聡見たいな
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:02:07.70 ID:JmSkfqXEO
うん、そりゃそうだよね
乗っ取りはダメ!絶対!
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:04:22.48 ID:RjNAFDdYO
>>86 けいおんの駄スレなら結構立ってるはずだ‥
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:18:15.39 ID:IzpVwnKiO
唯は憎悪に燃える目で澪を睨みつけ、呪いの言葉を叩きつけた。
「澪ちゃんなんか大ッ嫌い!死んじゃえばいいんだ!」
そして唯は立ち上がり、号泣しながら風呂場から飛び出していった。
「ゆ、唯っ!」
澪は立ち上がり、後を追おうとしたが、自らが流した尿で滑って転倒してしまう。目の前に星が飛び散った。
ふらふらと立ち上がった時には、唯はすでに玄関から飛び出した後だった。澪は汚れた床にペタリと座りこむ。
しばらくの後、澪は湯船に浸かって一人物思いにふけっていた。唯が吐いた汚物はシャワーで排水溝に流し、汚れたバスタオルは洗濯機に突っ込んでおいた。
「…唯、私のこと嫌いだって言ったよな?…どうしよう」
悪い想像が頭を駆け巡る。もしこのまま、ずうっと口をきいてくれなかったら…。
…でも唯のことだ、忘れてくれるよね。あの唯だもの。二、三日したらきっと忘れてくれるよ。考えてみれば、私も唯を気持ちよくさせてあげたんだ、むしろ感謝してほしいくらいだ。
澪は一人合意に達し、ゆっくりと一日分の苦悩や疲れをため息と共に吐き出した。
第二章:破
終劇
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:21:49.16 ID:JmSkfqXEO
え?
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:23:24.61 ID:hhR2oBhcO
本物こっちだけかww確認してなかった
>>88 続けなさい
甘えは許しません
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:24:29.31 ID:RRtB9NCL0
けいおん最終回ってどういうことなんですか?
まず最終回の意味から教えてください。。。
けいおん!に最終回の文字は似合いません。ほんと冗談はやめてください。
私はけいおん!が大好きで大好きで大好きなんです。生きていく為に必要なアニメなんです。10年20年30年と放送してほしいんです!!
11話の次回予告の最後に『最終回』って文字が出たときには胸がえぐりとられた感覚に襲われました。今も確認の為に見ましたがやはり最終回と映し出されてました。その時も胸が苦しくなりました。
なんでこんなに早く終わっちゃうの????
コナンとかまる子、サザエさんみたいに定番化して欲しいです。かきふらい先生にお金が一杯入って満足してしまった、、、なんてことはないですか???
もう書くネタがないっていうのなら私がネタを考えて提供しますっ!!!交通事故で入院、転校危機、進路に悩むバンドメンバー、唯と憂が大喧嘩、、、まだまだあります!!!
ほんとやめてほしくないんですーーーー!!!!
もぉ、涙が出そうです・・・・・
澪ちゃんに会えなくなると考えただけで気が狂いそうです。まだまだ澪ちゃんの声が聞きたい、恥ずかしがってる顔が見たいよーーー。
なんで、、、なんで、、、、
ちくしょぉぉぉぉぉ、、、、最終回を決めた奴出て来ーい!!!
もぉだめだ・・・・
もう1回11話を見て本当に次回最終回のテロップが出たのか確認します。。
やめないでください。やめないでください。やめないでください・・・・。なにか最終回を阻止する方法は何かありませんか?
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:24:35.41 ID:IzpVwnKiO
>>89 まだ第三章のアイデア全く考えてないんで、続けていいです。
いや、続けてください!
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:25:16.74 ID:RRtB9NCL0
うぉぉぉぉぉぉぉ
俺と同じことを考えている人がいたとはぁぁぁぁぁぁ
最終回の意味
それはそのアニメが終わると言うこと・・・
そう・・・11話の最後に「最終回 軽音!」
って書いてあるのを見てしまった・・・
ホントこれを見たとき
嘘だろ・・・?おい、おいっ!!!ふざけんなコラァァァァァッ!!!!
って思ったんだよぉ!
でも、けいおんは13話で終わる予定なのです!!!
次は12話です!だからまだあと一話ある可能性は0%ではありません!
俺もけいおんが見たいから一週間めんどくさいことや嫌なことがあってもやりぬいてきたんだ・・・!本当に終わるのかよ!
でも。。。残念ですが、7月からTBSでは「大正野球娘」と言うのになってしまうんです・・・
http://www.tbs.co.jp/anime/taisho/ でも絶対に2期はあるはずです!唯達はまだ2年だし、あずにゃんもまだ1年なのだから!
ホントにずぅーーーーーっとやって欲しい!!
みんなのあののんびりした空間が良いんだよなぁ。。それなのに・・・
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
終わっちゃうなんて・・・寂しすぎる!本当に定番化して欲しいです!
ほんとに俺も「最終回」って言うのを見たとき、夜中なのに嘘だろぉぉぉぉぉぉぉーーーー!!!
って叫んでしまった。。
とりあえず2期が出るのを待つしかない・・・
そして2期を長続きさせるために、唯達が卒業したあとのところも放送してくれるように!!!
とりあえずDVDを買っておくしか俺たちにできることはないと思う!
DVDの売れ行きはとても重要になってくるから、箱買いする勢いで行かねば・・・
うんぅん俺の軽音部のみんなの新しいストーリーが見れなくなると寂しい・・・
でも2期が出るまでにみんなでDVDを買いまくり定番化してもらえるようにお互い努力しようぜ!!!
よろこぶんだぁ!なんと13話目が「番外編」として出るよ!!!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000002-jct-ent
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:27:16.46 ID:CT/PBqZPO
※澪はこの後俺が美味しくいただきました
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:37:11.08 ID:JmSkfqXEO
ハロー
澪はその声で目を覚ました
昨日、唯と快楽に満ちた至福の一時を過ごし、ベッドにて安眠を貪っていたはず……
だったのだが、今私は見知らぬ部屋で椅子に縛り付けられている。
「ここは……?」
突然目の前に置かれた古びたテレビの電源が入り、画面に20○紀少年のと○だちが現れた
「やぁ、秋山澪さん、私はジグソ「聡くん?」
「え?やばい、変声機付け忘れた、ちょっと待「おい、聡、部屋入るぞ?」
テレビの電源が切れた
どうやら私を閉じ込めたのは聡くんのようだ。
まさかのカニバリズム
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:40:31.55 ID:IzpVwnKiO
予告
梓と澪との記憶を取り込んだままさ迷う唯。
廃棄される友情。誘惑を受け応じる和。
投下される駄文。胎動する憂とその仲間。
ついに集う、運命を仕組まれた子供達。
果たして、真の愛情を望む唯の物語は、どこへ続くのか。
次回
澪母「うちの子に限って」
さぁ〜て、この次も、サービス、サービスぅ!
…この下手な文章にここまでつき合ってくださり、誠にありがとうございました。
今日はここで寝ます。誰か面白いネタあったら書いてくださって結構です。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:47:57.85 ID:0D7Js5aoO
乙だ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:48:29.27 ID:coHWndPdO
乙
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:48:57.98 ID:1sJygZ2H0
おつ
おかげで久しぶりに素晴らしくおっ勃ったもん読めたよ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 23:51:33.75 ID:kHKBcsLH0
これは勃てないだろ・・
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 00:09:31.00 ID:5p6Hk7GGO
仕方ない聡と純の濃厚なエロを
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 00:28:56.48 ID:W+R2nIHaO
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 00:29:35.70 ID:5p6Hk7GGO
ほ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 00:52:41.69 ID:h6oS4ojkO
ほしゅ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:01:57.62 ID:iFEoikW1O
ほ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:02:15.74 ID:fzZfB/Fv0
ここはいつもの部室。ただ、いつもと違うことが一つ。それは…
「………」
誰もその口を開かないことだった。いつもは騒がしい筈の部室が沈黙に包まれている。
なぜ?どうして?いつもの元気な彼女達はどこへ行ったのか。
その答えは唯の一言で明らかになる。
唯「…今度はムギちゃんがレイプされたんだって」
梓「…どうしてですか…どうしてこんなことが…!」ポロポロ
律「それは誰にもわからない…ただ、犯人は同じだってことはわかるよ」
唯「どうしてそう思うの…?」
唯が疑問に思うのも最もだった。考えたくはないが、男は少なからず誰でもレイプ願望を持っているものだからだ。
そう考えれば犯人など目星も付けられるはずがない。
ただ、律はそういったことも含めて犯人が誰であるかを予想していたのだ。なぜなら…
律「昨日さ…澪に聞いたんだ…」
唯「え…?澪ちゃん喋れるようになったの…?」
この事件、唯が今度もと言ったように紬だけが被害者ではない。澪、和、さわ子も被害者だった。
澪はレイプされたのがショックで喋れなくなっていた。だが昨日ようやく喋れるようになったらしい。
それだけ心が落ち着いてきたのだろうかと唯は考えたが、「そんな筈ある訳がない。知らない男に犯されたんだから」と思い、考え直した。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:14:32.39 ID:fzZfB/Fv0
律「…うん、でも口を聞いてくれるはまだ私だけみたい」
唯「そうなんだ…」
唯は律の、この一言で二人の絆がいかに強いか改めて思い知らされた。
だが今はそんなことを考えている場合じゃない。一刻も早く犯人が知りたいのだから。
唯「それで犯人は…?」
唯が律に静かに問う。まるで聞いてはいけないことのように。
(なぜ?私は犯人が憎くてたまらない筈なのに…)
唯は恐れていた。もし知り合いの名前が出てきたらどうしよう…と。唯の勘はこういう時に恐ろしく当たる。
律「ああ、犯人は…」
ごくり…。二人の生唾を飲む音が部室に響く。響く筈などないのに。
それだけ今の部室は静かだった。
二人は真剣な目で律を見る。逸早く答えを知りたいからだ。
…そして律が口を開いた。
律「犯人は
続かない
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:38:24.14 ID:QMvjnHaV0
よし俺が引き継ぐ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:39:17.97 ID:I80YQpsmO
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:40:37.41 ID:QMvjnHaV0
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:40:38.86 ID:fzZfB/Fv0
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 01:51:14.25 ID:I80YQpsmO
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:00:43.27 ID:I80YQpsmO
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:02:38.94 ID:QMvjnHaV0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:07:39.61 ID:fzZfB/Fv0
ほ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:23:13.03 ID:1W+1KH6Z0
思ったんだけど、このSSの大本はどこ行ったわけ?
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:24:37.86 ID:QMvjnHaV0
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 02:30:50.70 ID:tnbojLVW0
,.- '´  ̄ ̄ ` - 、
r' _,. -―-- .、 ヽ
l r '´ `ヽ l
l'.......-―.:::::: ̄ ̄:::::::::::‐.`L.._
,-:::´::::::::::-::‐ ''  ̄ ̄ ‐-、:::::::::::::ヽ
r':::::::::::::::::::/ lヽ:::::::::::::::i
.i'::::::::::r:、:::::l _ i:::::::::::::::::::::!
.l::::::::::i:rヽヾ ri't:Tヾ、 ;::::- 、 !:::::::::::::::::::/
ヽ:::::lヽ.、  ̄ノ :.'`-'ヽ`ir' )::::::::::;r'
` ヽニ:. ,. ::.` 'i:.r'::;;-'´
l::. ,,..--`-:く /'-' ´
イ :. "'''''''"';;;;:ミ .!
r:::'::::::l :.. `/
,.-:':::::::::::::::::!ヽ 、. i'
':::::::::::::::::::::::::::i ヽ  ̄ /!ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::i,.--ヽ._,〃´l:::::::::ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::l _/_i_l ,!、:::::::::::::::ヽ
ホッシュ [Sred Hossu]
(1875〜1934 イギリス)
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 03:11:37.82 ID:1W+1KH6Z0
∧∧
( ・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 03:51:52.64 ID:QMvjnHaV0
>>109 明日でいいよね
もうゴールしてもいいよね
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 04:31:36.44 ID:wkHxKyJGO
おい
ホラーで考えてるんだけどね
なんか微妙なのよ
やくただずでずびばぜえん
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 05:30:09.54 ID:wkHxKyJGO
こら
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 06:27:59.10 ID:W+R2nIHaO
ソイヤッ
支援はいくらでもする
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 08:55:03.32 ID:pgo0aEcDO
じゃあ本編再開します
聡は自分の部屋で考えていた
唯さんをあんな目に合わせた人間は一体誰なのだろう?
後ワンピースはこれからどうやって事態を収拾するのだろう?
これらの事柄が思春期の少年の心を締めていた。
とりあえず考えててもしょうがないので、チンコをシゴく事にした、思春期だからしょうがない。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 09:12:10.04 ID:I80YQpsmO
やったー
支援
聡はいいから続き
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 10:19:02.51 ID:I80YQpsmO
二番煎じ、三番煎じを恐れつつ、そろそろ再開します
よろしいですか?
どぞー
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 11:02:11.98 ID:xn7uy1AZO
支援
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 11:16:02.35 ID:I80YQpsmO
再開
夜の闇と沈黙が、どこまでもまとわりつく。家路を急ぐサラリーマンも、夜道にたむろする若者も姿を消す時刻。制服姿でうろついているのを発見されたら、間違いなく補導されるであろう時刻。
唯は何も持たず、寒々とした気持ちであてもなくさ迷っていた。鞄も大切にしていたギターも、澪の家に置いたまま出てきてしまった。
財布や携帯すらないので、空腹を癒やすことも、誰かと連絡をとることもできない。
どうしても家に帰る気分にはなれなかった。憂は帰りが遅い理由を問いつめるだろうし、そうしたらいっぺんに嫌な現実に向かわなくてはならない。
軽音部は、もう退部することに決めた。自分を欲望のはけ口にしてくれた二人のいる部に義理立てするなんてごめんだ。
また、元に戻っちゃったな。唯は自嘲気味に呟く。軽音部に入部して、新しい友達ができて、何かが変わると思ったのに…。唯はそれ以上は考えないようにする。
もう何も考えたくない。このまま歩いて歩いて歩き続けて、錆びついて動けなくなってしまえばいい。
「…あれ、唯?」
唯の耳に、懐かしい声が聞こえた。最近二人ですごすことがめっきり減ってしまった、眼鏡の模範生の声。
「…の、和、ちゃん…?」
第三章:うちの子に限って
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 11:37:48.93 ID:I80YQpsmO
24時間営業のコンビニで和が買ってくれた肉まんや菓子パンを、唯は次々と胃に収めていく。和はそんな唯を、呆れたように見つめている。
深夜の人気のない公園。蛍光灯の周りを、汚い虫が飛び回っている。
和が唯を発見したのは、ただの偶然に過ぎなかった。レポート用紙とシャーペンの芯が足りなくなったので、買いにいった帰りにたまたま発見しただけのことだ。
「ゆっくり食べな、唯。コーヒーもあるんだから」
「…」
「考えてみれば、唯とこうして二人きりで話すの久しぶりだね。唯は部活で忙しかったし、私は私で生徒会の仕事に追われてたから」
「…」
「…さあ、教えて。どうしてこんな時間にそんな格好でうろついてたの?」
唯の中で、ガチガチに凍りついていた何かが溶けてゆく。胸のつかえがとれたと思ったら、一気に涙が溢れ出してきた。
唯は和の胸に顔をうずめ、泣きに泣いた。涙と鼻水で服が汚れてしまうが、和は怒らない。優しく唯の頭を撫でる。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 11:48:33.64 ID:I80YQpsmO
そして唯は話した。梓や澪が自分にしたことを、自分が道具扱いされたことを、もう軽音部を退部しようと考えていることを、全て。
「そっか…つらかったね。唯」
唯は答えられない。ひいぃぃ、ひいぃぃと嗚咽を漏らすだけだ。
「あ…、あのさ、唯。ちょっと離れてくれるかな」
「…あ、ごめんね和ちゃん」
和は少し困ったように口元に笑みを浮かべる。夜の闇に浮かんだその笑みは、唯の心に強い明かりを灯す。
「唯がつらい思いをしてきたのは、よくわかったよ。…でもね。それは唯にも責任があるんだよ」
え?
しえん
おい
>>21の害虫みたいな女の子ってどういう意味だおい
ぅああああクソ面白れぇぇぇ
りっちゃんのとこも書いてね!唯律期待してるよ!
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 11:59:12.35 ID:oTKj21WDO
↑同意
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 12:11:20.82 ID:TrSJ9WBGO
紬レイプ やめて
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 12:37:32.81 ID:I80YQpsmO
「唯ってさ、けっこう無防備なとこあるじゃない。いきなり抱きついたりして。今みたいに」
「うん。…でもそれ、何か関係あるのかな?」
「大ありよ。唯には普通のスキンシップのつもりかもしれないけど、それが澪達には誘惑に感じたのよ。おそらくね」
そういえば、梓に犯される前も、誘惑ついて何か聞かされた。唯は幼いところがあるから、ついつい子供のような接し方をしてしまうのだ。
とはいえ、その代償がこれではあんまりだ。あまりにも自分の罪に釣り合わない。
唯は和を不満げに、上目づかいに見つめる。和も見つめ返す。…その目は、すでに清楚な模範生のそれではない。
「…私だって、誘惑されたら我慢できないよ」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 12:53:26.58 ID:I80YQpsmO
>>143-144 把握。最終章(予定)にご期待ください
和がいきなり、唯の腕をつかみ、引き寄せる。あまりにも急なその行動に、唯は抵抗する間もなかった。食べかけのチョココロネが、手から滑り落ちる。
そのまま、和の太ももに顔をうずめる姿勢になる。何か柔らかいものが、唯の捕らわれの手に触れる。それが和の胸であることに、唯はすぐに気がついた。
「わかる?唯…、私の胸、こんなに高鳴ってるのよ?唯のせいで。唯が抱きついたりするから、こうなるの…」
唯は否応なしに、和の胸を大きく撫でさせられる。薄い生地のシャツ越しに、和の硬く尖った先端を感じる。唯は不浄なものに触った気がして、大きく身震いする。
三度、胸が焼けつくような吐き気を感じる。だがもはや、かつてのようなパニックは湧き上がってこない。そこには諦めと達観があった。
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 12:56:41.11 ID:JKPZBpeWO
唯「私ってかわゆい!」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 12:59:11.39 ID:oTKj21WDO
ありがとう!
支援
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 13:10:26.64 ID:I80YQpsmO
「唯、寒かったでしょう?私が温めてあげるわね。だから、顔、上げて?」
唯は抵抗せず、言われた通りに和の脚から顔を上げる。その目には、もはや光はない。あらゆる輝きが消え失せた、死んだ魚の目であった。
和が唯の頬を両手でとらえる。いつの間にか、口に何か含んでいた。そのまま、ぐっと顔を近づける。
キスされるな、と思った瞬間、和の唇が唯のそれに被せられる。甘くほろ苦い液体が、唾液と共に唯の中に流れこんでくる。それはありふれた缶コーヒーだったが、唯には毒液のように思われた。
和は缶コーヒーと一緒に舌を侵入させた。舌は唯の甘い唾液をすくって、楽しげな音をたてて堪能する。
和は壊れた人形の頬をしっかりと両手ではさみ、しばらくキスを楽しみ続けた。
かーちゃん!俺これから勉強すっから絶対部屋に入ってくんなよっ!
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 13:15:23.29 ID:I80YQpsmO
ちょっと用事あるんで離れます。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
/.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
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: : : : : : : :.._ _ \
: : : : : : : ´⌒\,, ;、、、/⌒` l
: : : : ::;;( ● )::::ノヽ::::::( ● );;::: |
: : : : : : ´"''", "''"´ l <かーちゃん。俺、本当に勉強するから・・・
: : : : : : . . ( j )/ /
\: : : : : : :.`ー-‐'´`ー-‐'′ /
/ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ\
: : : : : : : : : :.``ー- -‐'"´ \
: : : : . : : . : : . \
ワロタw
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 13:29:41.11 ID:paQYhPwS0
支援
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 13:51:20.81 ID:W+R2nIHaO
暇つぶし
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 14:01:57.70 ID:c3wqr2qfO
ぎゃあおおおお
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 14:33:34.05 ID:8TqpVLkGO
ほ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 14:42:50.29 ID:1W+1KH6Z0
りっちゃんは何もせずに出て行ったんじゃなかったかい?
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 14:46:51.40 ID:5p6Hk7GGO
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 14:48:29.43 ID:fOY2oVpn0
分岐ルート分岐ルート。
ぶっちゃけこんなにハードに凌辱されたらもう無理だろ。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 15:25:20.28 ID:fOY2oVpn0
爆撃注意報発令
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 15:46:38.41 ID:fOY2oVpn0
ほ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 16:28:11.07 ID:h6oS4ojkO
まだですか
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 16:41:09.46 ID:I80YQpsmO
もう少ししたら再開します。お待たせして、誠に申し訳ないです
あと、ラストは憂唯エピソードがないなど、
前スレとかなり違う展開になりますが、ご了承頂ければ嬉しいです。
ほ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:02:15.94 ID:fOY2oVpn0
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:03:19.27 ID:I80YQpsmO
再開
和と舌を絡めている間、唯はこの状況とは全く関係のないことを考えていた。好きなテレビ番組や憂の作ったお弁当のことなど。そうすることで、自分をかろうじて保っているように見えた。
やがて和は、唯から舌を引き抜くと、満足そうな笑みを口元に浮かべる。だが、その笑みはもはや唯の心になんの影響も与えない。
「唯、まるで人形みたいよ。いつもの騒がしい唯よりも、この方が可愛らしいわね」
そして、唯の制服に手をかける。ゆっくりと時間をかけて制服を剥いでゆく和の顔は、まさに人形遊びに夢中になっている幼い少女のそれであった。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:05:18.74 ID:Y3vwgSVrO
※ここがつまらないよ!けいおん!
・練習をろくにしない(描写しない)
・2話のバイト話による破綻、そもそもここからすべてはおかしくなった
・フェンダーレスポール(笑)
・絶望的なファッションセンス(おばちゃんファッション、ロシア)
・「これが萌えるんだろ?」と言わんばかりの萌えの押し売り、萌え萌えキュン!
・お金持ちの便利キャラ任せの展開多々
・部室を占領、あまつさえそこでお茶
・顧問が社会人の域に(ry
・澪の泣き虫キャラを露骨に出しすぎでうざキャラ化
・文化祭演奏はPV、しかもパクり
・練習や上手くなる過程を描いてなさすぎで視聴者が納得できない
・クリスマス回は演奏なし、寒いギャグのオンパレード
・2度目の海回、しかしやってることは全く同じ
・日常のユルさを描く作品群の縮小再生産にしか見えない
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:08:05.71 ID:3wV4zBhOO
あおかん
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:17:19.14 ID:WufKGa4x0
なんかVIPのSSっぽくない文章だな
かっこいいよ
保守
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:51:11.16 ID:5p6Hk7GGO
まだか
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:55:36.43 ID:I80YQpsmO
唯は自分をゆっくりと剥いてゆく和を、死んだ目で見つめる。今の彼女にとって、目の前のこれはつけっぱなしのテレビ番組と同じなのだ。
そう、自分と全く関係のない、ただ淡々と進むだけの物事。唯はそう思う。いや、思いこもうとする。
ゆっくりと上半身の最後の一枚を脱がせ、和は幼い少女の目で唯の裸体を見つめる。街灯の薄暗い明かりの下でも、唯の胸に刻まれた傷跡はくっきりとわかる。
「手ひどくやられたものね。こんなにしたのは澪なの?」
唯は答えない。和の言葉を完全にシャットアウトして、心を守る。一輪の花も咲かない、荒野のような心を。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 17:57:42.32 ID:WufKGa4x0
文章上手いな・・・
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 18:25:59.56 ID:5p6Hk7GGO
ほ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 18:28:29.36 ID:I80YQpsmO
「まあいいわ」
沈黙したままの唯を見て、和は一人呟く。そして唯の傷だらけの胸を、ペンを持つのに適したすらっとした手には不似合いな乱暴さで揉む。
それは梓の破壊的な手つきや澪の欲望にまみれた手つきとも違う、人形を振り回す、いたいけな子供の手つきだった。
もっとも、唯に苦痛と快楽を与える点は他の二人と変わらない。無感情な唯の顔が、わずかに歪む。
「…ッ」
和はそのわずかな変化を見逃さない。唯をいじめる手を止め、弾んだ口調で声をかける。
「唯、感じてるんだ。ふふっ。じゃ、これはどう?」
和はかがみこむと、唯の淡い色の先端部に舌を這わせる。舌の先が触れた途端に、唯の全身に震えが走った。たとえどんなに壊れていても、敏感な部分は変わらないようだ。
和は唯の反応に満足すると、カエルのように舌を伸ばして先端部を絡めとる。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 18:58:28.80 ID:5p6Hk7GGO
もう寝るぞ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:05:46.21 ID:I80YQpsmO
唯は責めくる快楽を必死に耐えていた。光のない目を細め、真っ白な歯を食いしばっている。
唯の胸の蕾を口に含むと、和はキャンデーを舐めるように舌を巻きつかせ、ジュッ、ジュッと行儀の悪い音をたてて吸いつく。唯の体が後ろに反り返る。
ときどき本当のキャンデーを楽しむように、歯を食い込ませてくる。そのたびに激痛が容赦なく襲いかかる。
唯のおっぱい、すごく柔らかくておいしいわよ。和がそう伝えようとした、その時…。
公園の中、そんなに離れていないどこからか、汚らしいドラ声が聞こえてきた。何か歌らしきものを大声で叫んでいる。
しえーん
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:17:07.07 ID:I80YQpsmO
和はとっさに鋭い目つきになると、唯を近くの木陰に引きずり込んだ。それから唯の制服やコンビニ袋をひっつかみ、自らも唯の隠れる木陰に飛び込む。
やがて、一人の酔っ払いがふらふらと、二人がもといた場所に現れる。和は舌打ちしたくなった。こんな時に邪魔が入るなんて。
唯を見ると、全く感情のなかった目に怯えが宿っていた。裸の胸を両手でおおい、前かがみにしゃがみこんでいる。
そんな唯を見た和は、自分の中に残酷な感情がふつふつと湧き上がってくるのを感じた。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:33:42.70 ID:I80YQpsmO
和はいきなり唯の肩をつかみ、背後の木に押しつける。仰向けになった唯の無防備な背中に、ざらざらした木の皮や下草があたって痛い。
「!?ちょっと、和ちゃん…」
和はかまわずに、胸を隠そうとする腕をどかせる。和に舐められ、夜の冷たい外気に触れた先端は痛々しいくらいに硬く尖っていた。
空っぽだった唯に羞恥と屈辱の感情がどっと押し寄せる。唯は煮え立つような恥ずかしさで体が火照る一方、万が一バレたら、という恐怖で頭の芯が凍りついていた。
唯達のほんの数メートル先で、酔っ払いが下品な声で喚く。
唯律ありがとぉぉぉぉ!
>>160りっちゃんは無理矢理なんかしないし何もしなかったとこが格好良かったんだよ
だから唯→律か、分岐で和姦が見れれば至福。でもさすがに精神キツイよね唯ちゃん…
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:42:35.34 ID:I80YQpsmO
和は唯の胸の尖った先端を見つめ、冷たく鋭い刃のような残酷な感情を高ぶらせていた。
そして、仰向けの唯にかがみこむと、再び淡い蕾を口に含む。唯の背筋がピンと張り、髪を大きく振り乱す。
和ちゃん、止めて
唯が囁く。和は乳頭を舐める舌をとめると、唯に囁きかえす
大きな声出すと、バレるわよ
唯はこれ以上はできないくらいに歯を食いしばるが、胸を走る白くむずがゆい快感に何度も負けそうになる。涙が幾筋も、こぼれ落ちては地に飲まれる。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:50:20.07 ID:oTKj21WDO
>>187 あの格好いいりっちゃんを唯が惚れる展開で
てか
りっちゃんまでレイプしたら唯が死んじゃうよ…
>>187 律は無理しなくていいと言うんだけど唯が頑張って恐怖を二人の愛で乗り越えるとか良いよな
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:55:14.71 ID:15A2a8ul0
>>189律はレイプなんてしないさ!
>>190の律唯展開とかいいよね
だがさっきからBAD展開が浮かんでさ、
唯病む→「なんで私ばっかり…っ!……。ふふ、私だってヤっちゃっていいよね…?ねぇ、りっちゃん?」→律を(ry
まぁ黙って支援するのみだ
>>1に任せたっ!平和な感じで頼む(´;ω;`)
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:14:21.29 ID:oTKj21WDO
>>190 そして
2人が付き合う
―happyend―
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:27:03.69 ID:ZhA1Rw280
>>193 じゃあ分岐のバットエンド側は律の見ている前で3人にレイプされるでお願い
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:35:14.32 ID:RROEsxZB0
てかこれって原作のSSあっただろ
それに沿ったら……いや言わないでおこうw
とりあえず元のやつ通りの展開キボン
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:36:35.83 ID:RmUltq0/0
頼むから律だけはやめてくれ・・・
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:45:05.14 ID:oTKj21WDO
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:51:19.69 ID:5p6Hk7GGO
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:51:43.40 ID:I80YQpsmO
飯食ってて遅くなりました
一応きちんとしたEDは考えてますが、我ながら悪趣味な鬱エンドも用意しておきました
あと、厳密には私、
>>1ではありません
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:53:20.61 ID:oTKj21WDO
そうなの!?
まぁいいじゃん
頑張って
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:53:23.06 ID:WufKGa4x0
前スレから見てるけど、今書いてる人の好きにすればいいと思うよ!
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:56:21.06 ID:ImR3RXk8P
前スレのスレタイ誰か教えてくれ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:02:38.12 ID:TrSJ9WBGO
面白いけど、わを出したのが失敗
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:02:45.84 ID:I80YQpsmO
再開
酔っ払いの下卑た声は、すぐ先からまだ聞こえてくる。唯はせめて、彼だけでもどこかに消えてくれと心から願った。
その間も、和は唯の胸を唾液で汚す作業を続けていたが、ふいに手を唯の脚に伸ばす。
「ッ!」
唯はすんでのところで悲鳴をこらえる。長くしなやかな和の指が、唯の脚の内側を撫でたのだ。
和ちゃん、お願いだからヘンなことしないで
唯はもう一度、口の動きだけで和を止めようとするが、お気に入りの人形を弄る幼い少女が聞き入れるはずもない。
何度も何度も、唯の脚に指を這わせる。
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:10:05.87 ID:M8uuJWy0O
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:15:29.90 ID:I80YQpsmO
唯は全身を小刻みに震わせて、和のしつこい指に耐えていた。指が脚をこするたびに、千匹の虫に体中を這われているような感覚に襲われる。腕に鳥肌が立っているのは、決して寒さのせいだけではない。
しかも恐ろしいことに、和は指を徐々に唯の秘部に近づけている…。
唯は執拗な和の指を追い払おうと、彼女の腕に手を伸ばす。その瞬間、唯は胸に灼熱の針で突き刺されたような痛みを感じる。和が唯の蕾に、千切れんばかりに噛みついたのだ。
「ぁッ!」
唯は小さな悲鳴をもらした。幸いなことに酔っ払いは気づいていない。
和は唯の耳に顔を近づけると、小さな、だが威圧感をたっぷりと含んだ口調で言った。
「生意気やるんじゃないわよ。人形のくせに」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:20:22.55 ID:c3wqr2qfO
今まで一番糞だな
この糞眼鏡
気持ち悪い顔しやがって
やっぱ澪タンが一番優しさがあった
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:21:14.40 ID:RmUltq0/0
全員ゲスだろ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:25:44.98 ID:oTKj21WDO
>>208 今まで一番糞だな
この糞眼鏡
気持ち悪い顔しやがって
やっぱりっちゃんが一番優しさがあった
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:26:57.58 ID:c3wqr2qfO
>>211 律は
次の日唯に会って
私には
唯を傷つけられない的なこと言って
何もしなかったんだよ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:33:18.89 ID:I80YQpsmO
唯はビクッと体を震わせ、全身を萎縮させる。
「あそこのおじさんに、あんたを売りつけてもいいのよ。たぶん、5万くらいで買ってくれるんじゃないかしら」
面識もない下品な酔っ払いに鎖で繋がれ、ミルク皿で飼われることを想像する。その想像のあまりの恐ろしさに、唯の脚が震えはじめる。
和の指が、またも唯の脚を這いまわる。太ももをさすり、付け根の骨をなぞり、下着の中へ…。
「やぁあッ!」
ついに悲鳴をあげてしまった。酔っ払いの喚き声が止まる。二人は息を止め、危機の砂嵐が過ぎるのを待つ。一秒、二秒、三秒…。
どこかで野良猫のかすれた鳴き声がした。喧嘩相手でも見つけたのか、何かに向かってうなり声をあげている
「なんでぇ、猫か」
酔っ払いが一人ぼやく。二人はこれ以上はないくらいに安堵する。
しえんほしゅ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:53:37.45 ID:I80YQpsmO
安堵したのもつかの間、和は再び唯の下着の中に指を這わせてくる。唯は顎に両手の握り拳をあて、必死にこの生き地獄をこらえようとする。
和はそんな唯を見て、ますます嗜虐心をそそられる。唯の柔らかな下の毛をかき分け、壁の中を弄る。唯は一番敏感な芯に触れられる衝撃に備える。
だが、和はふいに弄る手を止め、秘部から指を引き抜いた。すでに濡れはじめている秘部が切なくなる。
「?」
次の瞬間、唯の尻から頭まで、鈍痛の槍が貫通した。和が唯のアナルに指を突っ込んだのだ。しわのよった小さな穴の入口を、和の指が犯す。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:54:59.72 ID:lXIyJRa+O
鈍痛の槍!!
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:57:43.72 ID:QKv8t9Ap0
きたこれwww
さすが和さんハンパねえ
唯が絶望で死んでまうやろ・・・
そう言えば和って憂に料理されたんだっけ?
それは書くの?書かないと溜飲が下がらないんだけど
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:12:59.12 ID:fOY2oVpn0
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:15:27.03 ID:I80YQpsmO
「あ、やっぱり澪もこっちは未開発だったのね。唯のアナルヴァージン、頂いちゃった」
「か…くは…ぎぃぃ」
唯はあまりの苦しみに、悲鳴も出ない。目をカッと見開き、口を酸欠の金魚のようにパクパクさせている。
この日だけで唯はありとあらゆる屈辱や痛みを味わったが、今度のは今までにないほどひどいものであった。まるで体内に和が侵入して、それが全身に毒のように広がるような感覚であった。
和は唯の直腸で、あの美しい指をくにくにと動かす。そこにためらいや嫌悪感といった感情は全くなかった。彼女にとって、これはあくまで人形遊びなのだ。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:23:42.81 ID:fOY2oVpn0
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:34:02.78 ID:I80YQpsmO
「の、のどか、ちゃん、ぬいて、おねがい、くるしい」
唯は涙目で懇願する。開かれた口から、舌が飛び出している。なぜか頭頂部が熱い。
だが和は、いたって冷静であった。もう片方の空いた手で、下着の上から唯の秘部をいじる。
「そう?唯のここ、もうぐっちょぐちょよ」
確かに、唯の大切な部分は、先ほどとは比べものにならないくらいに濡れそぼっている。どうしてそうなったのか、唯には理解できない。
すべての事が、唯の理解できないままに進んでゆく。唯はさしずめ、山の急流に飲まれた木の葉だ。
再び和の指が、唯の下着の中に侵入する。甘い快楽と鈍い痛みの両方に、唯は責められる。
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:47:19.12 ID:GGCCpjfdO
かがみんも出してあげて!お願い!
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:48:36.52 ID:fOY2oVpn0
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:49:44.77 ID:5p6Hk7GGO
ほほう、加賀美んも出すのか
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:54:35.11 ID:W+R2nIHaO
らわなく
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:05:35.03 ID:I80YQpsmO
和の指が、唯の秘部の奥にどんどん収まっていく。指が唯の壁に締め付けられる。溢れ出る蜜が、手首から伝い落ちて土に飲まれてゆく。
唯は腰をガクガクと揺らし、二つの穴を襲う手から逃れようとするのと同時に、快感を貪っていた。
…急速に限界が近づく。頭の中にまばゆい白い光が生まれ、どんどん大きくなってゆく。
「の…かちゃ…わた、も、ダメ…」
「いいわ。お尻とオマ×コ犯されて、イッちゃいなさい。可愛いお人形さん」
「…ッ!!!!!」
まばゆい光が、ついに唯を内側から支配し、そのまま全身を飲み込んでしまう。和の指が、唯の秘所とアナルにきゅっと締め付けられる。
唯はそのまま、ゆっくりと無意識の世界に降下していった…。
和はやっぱりぐう畜だな
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:17:36.67 ID:I80YQpsmO
……唯の家。唯は憂と二人で、お茶を飲みながら談話していた。窓から夕暮れの眩い金色の光が差し込んでくる。
『お姉ちゃん、そのギターといつも一緒だよね?お洋服着せたり、添い寝したり』
テーブルの傍らに、唯のギターが置かれている。忠実な名犬のように、ご主人様を見守っている。
『名前はなんだったっけ?ギース?』
『ギー太だよ。…でももう捨てるんだ。嫌なこと、いっぱい思い出すからね』
憂は何も言わない。ただ唯を見守っているだけだ。
『ギー太と一緒なら、天下無敵だった。軽音部のみんなと一緒なら、一日一日がとても楽しかった。、毎日がビーズのネックレスみたいに輝いてた』
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:32:25.13 ID:I80YQpsmO
『…でもそれは、結局壊されちゃった。ビーズはバラバラになって、あちこちに飛び散っちゃった。落ちたビーズは、粉々に砕けちゃった』
テーブルの傍らに置かれていたギターは、いつの間にか消えている。
『私のネックレス壊しちゃったの、誰だと思う?澪ちゃんやあずにゃんなんだよ。笑っちゃうよね。くれた本人達が壊しちゃうなんて』
いつの間にか、憂もいなくなっている。それでも唯は話し続ける。日没の太陽が、真っ赤な光を放っている。断末魔の太陽。
『…壊すくらいなら、くれなきゃよかったのに。奪うくらいなら、夢なんか見せなきゃよかったのに。』
『…消えるくらいなら、最初からいなきゃよかったんだッ!!死ね死ね死ね、みんな死んじゃえッ!!!うわあああああああああ…
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:33:52.14 ID:TrSJ9WBGO
は
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:38:04.17 ID:nrseXb5kO
に
あれ?鬱ルートの方が先なのか?
にしてもやっぱり
>>1の文章力は凄いな。支援
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:42:57.96 ID:I80YQpsmO
「…唯ー。ゆーいーッ!どこだーッ!」
「唯ちゃん、いるなら返事してーッ!唯ちゃーんッ!」
「お姉ちゃーんッ!」
…うるさい。頭が熱い。痛い。
唯は目を覚ました。背中に下草があたって痛い。だが体を動かそうとしても、指一本動かせない。目だけが正常に働いている。
もう一度、起き上がろうと試みる。指先から、少しずつ体が動かせるようになっていく。
ようやく唯は、ぎこちなく立ち上がった。頭がボーっとして熱い。すぐに和にされたことを思い出すが、何の感情も湧き上がってこない。
唯は上半身裸のままであった。すぐそばに、制服と下着が捨てられている。和も酔っ払いも消えていた。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:44:27.28 ID:8wvmkjXd0
一体どこへ向かうのだろう
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:45:13.49 ID:7v8zRqI60
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:46:21.47 ID:HjvVWUi+0
どうも憂です
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:52:12.60 ID:I80YQpsmO
関節油が切れたロボットのように、唯は下着を、制服を身につけていく。
それから、公園の大きな時計で時刻を確認する。日付が変更されていた。
…さっきから、頭が割れるように痛い。上半身裸で寝ていた上に、パンツもぐしょぐしょに濡れていたから、風邪をひいたのだろう。
…何もかもがどうでもいい。朝になったら、夜の闇と一緒に自分が溶けてしまえばいいのに。
唯はまた、あてもなく歩きはじめる。濡れた下着が気持ち悪い。
「あっ、あれ…唯ちゃん?唯ちゃん!律ちゃーんッ!憂ちゃんッ!唯ちゃん、唯ちゃんがいたわよーッ!!」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:52:49.67 ID:yiNo4HusO
読んでないがこれ唯拷問に近い救いのなさか?
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:09:38.93 ID:ckyLPJnwO
…公園の向こうから、ムギが大きな声で呼びかける。普段おっとりしたあいつに、あんな切迫した声が出せるなんて。
あたしは憂ちゃんを連れて、真夜中の公園を走る。夜露で靴がびしょびしょになるが、気にならなかった。
憂ちゃんは、すでに泣きそうになっていた。口元がひくひくと震えている。まるで迷子になった子供だ。
やっと見つけた。千切れんばかりに手を振るムギと、あと一人。あの背格好、あの髪型…唯!
「お姉ちゃああっぁああん!うわああぁぁあん!!!」
憂ちゃんが唯を思い切り抱きしめ、号泣する。あたしは憂ちゃんの、こんなに子供っぽい姿を見たのは初めてだった。
ムギも目が真っ赤になっていた。あたしも唯を怒鳴りつけようとして、声がかすれてしまう。
「何やってたんだよ…。唯のご両親も、さわちゃんも探してるんだぞ…。バカ唯ッ…!」
あたしは唯を改めて睨みつける。不覚にも涙で目が霞む。
…泥だらけの制服。髪につく草の切れ端。そして目…目に光がない?
あの可愛らしいブラウンの瞳に…光がない。
「…ゆ、唯?」
第三章:うちの子に限って
終劇
さあ続きにwktkしようか
とりあえず乙!
続きwktk
あ、そうか憂はまともなのか
律唯クル━(゚∀゚)━!?
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:31:41.60 ID:JYBwov36O
さっさ書け!いや書いてください!
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:31:41.83 ID:ljjNKdnZ0
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:42:06.86 ID:ixlYnOoO0
でもよこのあと憂にもレイプされるんだぜ?
わらっちゃうだろ?
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:48:14.84 ID:ckyLPJnwO
次回
最終章:さらば愛しき魔性
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
グダグダになりかけた三章も、なんとか書き上げることができ満足です。
最終章で、どうにかして唯を絶望から救いあげてみせます。こうご期待ください。
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:53:45.94 ID:z8kO3VoW0
期待
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 00:59:07.55 ID:upx2QkL0O
眠いのに
律唯だから寝れない!
頑張って起きてるから!
支援
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 01:06:25.37 ID:Y3OgmiFI0
寝る前に保守
おやすみ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 01:06:47.57 ID:oPZKA9U20
とても面白かった
最終章も期待してます
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 01:23:25.92 ID:ljjNKdnZ0
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 01:43:08.21 ID:ckyLPJnwO
wktkしてくださっているところすみませんが、今日はもう寝ます。
ちなみに唯を犯した三人には一応コンセプトがあります。
あずにゃんが鬼畜ドS、澪がキモ童貞、和が善悪の判断がつかない子供
こんなとこです。
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 01:44:56.18 ID:oPZKA9U20
とっとと起きろ太郎!
wktk過ぎて禿げ散らかってる
今日は乙かれおやすみ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 02:00:20.72 ID:ixlYnOoO0
なんだ澪ってお前らだったのか
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 02:31:04.22 ID:hVlnsmysO
キモ童貞の澪かわいかった
ヤリ捨てはやばかったか
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 03:17:09.87 ID:dM1Yvl/B0
ID:ckyLPJnwOの腕に期待
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 03:37:25.19 ID:jqwr/8/y0
保守するお
唯「ぐっしょりと濡れていた( ^ิ౪^ิ )」
なんか一日経ってくすりと来ることってあるよねぇ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 04:35:01.66 ID:v7/qXbm8O
★
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 05:02:13.32 ID:vKflOcYfO
保守
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 05:02:50.67 ID:7U6RV06l0
唯「それが…世界の総意か…」
唯「連続レイプ!!」
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 05:44:17.65 ID:Ampj/p+nO
追いついてしまった…
さて勉強するか
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 06:34:58.29 ID:XqXjJUsJ0
保
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 07:33:10.46 ID:Q3hrK9fii
おは保守
二徹突入のお知らせ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 08:12:03.12 ID:o20v8iMLO
律唯楽しみ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 08:54:38.10 ID:5MoR5/M9O
>>257 コンセプト、ばっちり伝わって来たよ。さすがだね!
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 08:56:11.24 ID:ljjNKdnZ0
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 09:03:52.70 ID:JYBwov36O
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 09:45:05.24 ID:ckyLPJnwO
おはようございます
現在文章の構成練っているので、もうしばらくお待ちください
待つよ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 10:34:57.81 ID:b4Ma/BKWO
桑原「てめえら・・・それでも人間かよ!次元刀ウオアアアア!!」ザシュッ!
梓「!!なっ・・・あなた誰です!?一体どこから・・・」
桑原「ちっ・・・本当なら戸愚呂兄みたくミンチにしてやりてぇが・・・」
桑原「お前!今すぐその子を解放してこっから出てけ!」
梓「ひっひィィ!」ダッ・・・
唯「あ、あの・・・」
桑原「唯ちゃん・・・けいおん部全員が唯ちゃんの敵になるわけじゃないんだ。だからみんなを嫌いにならないでくれ!」
仙水「いや・・・死ぬべきだ」
桑原「!?」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 10:49:26.27 ID:b4Ma/BKWO
仙水「どうせこの後も君が信頼していた仲間たちからの凄惨な仕打ちは続けられる・・・」
仙水「オレと一緒にそんな世界を壊さないか」
・・・あれだけ仲が良かったあずにゃんがあんなことしたんだ。
なら他のみんなも・・・!
唯「はい!」
それから数日後・・・
唯「60%くらいでいいかねェ・・・」シュウウ・・・
梓「ゆ・・・唯先輩・・・!」
唯「あずにゃああん!」ギュウウウッ梓「」ボキボキ
へと続く
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 10:53:51.54 ID:ljjNKdnZ0
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:34:42.63 ID:ckyLPJnwO
そろそろ開始します
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:41:55.71 ID:ljjNKdnZ0
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:52:50.24 ID:ckyLPJnwO
空の浴槽。脱ぎ散らかされた衣類。
唯は一糸まとわぬ姿で、風呂場に立っていた。窓から降り注ぐ正午の光が鬱陶しい。
光の宿らない目は、まっすぐに鏡に映った自分の姿に注がれていた。口元に嫌悪感がべったりと張り付いている。
「気持ち悪い」
唯は呟く。彼女の目は、サラサラした肩に届く茶髪を見つめる。澪に汚された髪。
「こんな髪、いらない」
彼女の目は、決して大きくはないが形の整った胸を見つめる。梓に傷つけられた胸。
「こんな胸も、いらない」
彼女の目は、若い陰毛に覆われた秘部を見つめる。ありとあらゆるヒトに犯され、踏みにじられた秘部。
「こんな何も、何もない私もいらない」
輝きを失った目から、涙が流れだす。涙は排水溝に消えてゆく。
唯はその場に突っ伏し、嗚咽を漏らす。柔らかな午後の光が、彼女を嘲笑う。
「どうして私には、ついてないの?」
最終章:さらば愛しき魔性
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:56:07.53 ID:upx2QkL0O
来た
支援
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:57:24.55 ID:ihVCa+KD0
ついて・・・ないだと・・・!?
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 11:57:38.63 ID:ljjNKdnZ0
なにがはじまるんです?
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:00:23.74 ID:xeeYCZCj0
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:19:17.55 ID:b4Ma/BKWO
なるほど
目には目をの理屈か
与えた痛みを理解させるには同じ痛みを与えるしかないてか
唯拷問はこの点がイマイチだったから期待
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:21:38.23 ID:ckyLPJnwO
…あの日から、一週間過ぎた。
妹や級友に発見された唯はあの後、駆けつけた両親達に保護された。彼女の母親は放心しきった娘を抱いて、泣きに泣いた。
保護された唯には胸の爪痕以外、目立った外傷はなかったが…その心は粉々に砕け散っていた。
何度かカウンセリングを担当した医師は、彼女が重度の女性不信に陥っていると説明した。…無理もないことだった。
非情な学校や医師は、唯をデータとして分解し、整理してしまう。彼女が一生懸命に隠していた胸の傷も、憂の知るところとなってしまった。
学校はいじめの主犯として、中野梓、秋山澪、真鍋和の三人を停学処分とした。真鍋和は生徒会を首になった。
三人が事件の重大さに釣り合わない軽い処分ですんだ理由は不明瞭。軽音楽部顧問の教師が暗躍したとの噂が生徒の間で囁かれている。
そして現在、その軽音楽部の部員は、田井中律と琴吹紬の二名のみであった…。
さわちゃんすげーwww
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:37:46.37 ID:ljjNKdnZ0
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:47:02.57 ID:Y9rQYxdp0
レイプしといて停学www
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 12:59:10.09 ID:ckyLPJnwO
唯を失った教室は、信じられないほどに「平常通り」だった。
今は昼休み。律はむっつりと黙り込み、クラスメートの会話の会話に耳を傾ける。紬も塞ぎ込んでいた。お弁当をつつく箸が、ちっとも進んでいない。
…平沢さん、隣の秋山さんに犯されちゃったんだって。ぎゃーっ、平沢さんカワイソー。秋山さん、やらしーっ。
でも私、秋山さんの気持ちわかるかも。あー、わかるわかる。平沢さん、可愛いもんね。母性本能くすぐられるって言うの?
でも女同士っててキモくね?竜崎さんってコッチ系?…そう言うさゆりんはどうなのよ?いざとなったら、レイプでも何でもしそうだけど?
ぎゃっ、それ名誉毀損!立法機関に通報してやるっ!立法機関って国会じゃん。あはははは…
「…ムギ、行こっか」
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 13:04:45.89 ID:4SP6dvHcO
俺「でも、秋山さんの気持ちわかるかも。」
紬「あー、わかるわかる。平沢さん可愛いもんね。百合本能くすぐられるって言うの?」
律「ムギ、行こうか」
ムギそっち側に行くなwwww
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 13:18:05.93 ID:upx2QkL0O
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 13:19:26.48 ID:T0E52trq0
澪タンは悪くないだろ・・・
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 13:36:55.55 ID:ckyLPJnwO
律と紬の二人の影が、校庭に長く伸びる。律はポケットからチューインガムを取り出すと、空高く放り投げた。重力に縛られたガムは、律の口にストンと落ちる。
「唯のやつ、もう一週間も学校来ないな」
律はガムをつまらなそうに噛むと、器用に膨らませる。ピンク色の繊細な風船玉が、青空を見上げる。
紬は答えない。律には紬がどんなに悲しみ、傷つけているかがよくわかる。こいつほど友達思いなやつ、ざらにいないからなぁ。
「ともかく、このままじゃうちの部もお手上げだよ。重要な部員が3人も減っちまったんだからな。早くみんな帰ってこないかな。特に唯」
「…秋山さんも中野さんも、帰ってこなくていい」
律の風船玉がパチンとはじける。律は怪訝な顔で紬を覗き込む。悲しみの海溝に沈んだその目に、黒い怒りの炎が踊っていた。
「私は絶対に許せない。唯ちゃんを、あんなに優しくて妹思いで可愛らしい唯ちゃんを壊したあのヒト達を許せない。例え唯ちゃんが許しても、私は許さないっ!」
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 13:50:23.81 ID:ihVCa+KD0
よし、もっとやれ
この律の立場
複雑だろうな…
罪の意識を芽生えさせれば勝ちだな
芽生えぬまま殺したら浮かばれない
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 14:33:49.24 ID:ckyLPJnwO
「ムギ…」
紬の肩が激しい怒りで震えている。律は彼女から発せられる暗い憎悪の念に思わずたじろぎそうになる。
「…そうかな」
律は精一杯落ち着いた声を出す。ほとばしる感情と、紬の念に流されないよう、ぐっと堪える。増水した川で、足元をすくわれないよう耐えている気分だった。
「…あたしは、わかるけどな。唯の気持ちも、澪達の気持ちも」
律はまたガムを膨らませる。無垢な風船玉は、律の心境など何も知らない。
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 14:35:20.83 ID:DQPuBLPDO
ムギはいい娘
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 14:40:01.81 ID:zaZG+DCNO
ムギは自分が最初にヤレなくて怒ってそうだ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:13:42.26 ID:kDMNCyxrO
とっとと
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:17:43.73 ID:ihVCa+KD0
カケ太郎
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:28:40.78 ID:ckyLPJnwO
どうも遅れるようですみません
さっき弟を唯って呼んじまったorz
…去年のお年玉の残りが1万と3千円。万が一不足が出たら別な日に出直せばいい。金ならいくらでも工面できる。
唯は机の上にありったけの所持金をぶちまけ、暗い目で睨む。外で憂が戸を叩き、何か喚いているが無視する。
あとは、タイミングだけ…。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:49:02.81 ID:ckyLPJnwO
「お姉ちゃん、今日こそ学校行こうよ、お姉ちゃん!」
憂は唯の部屋の戸を叩く。大人びた彼女には似つかわしくない乱暴な叩き方だ。
彼女は不安で潰れそうだった。姉はもう一週間も登校していない。今まで風邪で数日休んだことはあっても、こんなに長い間欠席したことなどなかった。
もしこのまま、お姉ちゃんがいわゆる不登校になったら私はどうすればいいの?誰と一緒に学校までの道を歩けばいいの?
もしお姉ちゃんにまた何かあったら、私が絶対に守るから。だから今日こそは、今日こそは出てきて…!
ふいに憂の肩を、優しく力強い手がつかむ。憂達二人の父親だった。父は憂が安心するように、穏やかになだめる。
「唯は強い子だ。そのうち自分から行くようになるよ。無理に連れていくことはない。今は休ませてあげなさい」
そして唯の部屋の戸を静かに叩く。乾いた木が優しい音をたてる。
「唯、たまには外の空気を吸わないと。二人で散歩にでも行かないか」
その言葉を待っていたように、唯が飛び出してくる。まるで落ち着きの足りない子犬のように。
「うんっ、行く行くッ!」
お、キタキタ
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:53:51.51 ID:ljjNKdnZ0
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 15:55:26.51 ID:Y9rQYxdp0
唯は何をする気だ・・・
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:00:24.67 ID:ckyLPJnwO
唯の父親は、娘の心のケアのために特別に休暇をもらっていたのだ。普段は娘二人を放り出して妻と世界中を駆け回っているが、娘への愛は掛け値なしに本物だった。
そして唯は、その愛にすんなりと答える。あそこに行きたい、あれが食べたいと饒舌に語る。
だが憂は、姉のそんな様子を悲しげに見つめていた。
はしゃいでいるふりをしているが、憂は騙されない。だってお姉ちゃんの目、何であんなに真っ暗なの…?
唯は父親の腕に幼いわんぱくな子供のようにぶら下がる。憂には一目もくれない。あいさつの一言もない…。
すれ違いざま、憂は姉の口元が、笑いのかたちに歪んでいるのを確かに見た。
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:05:10.65 ID:upx2QkL0O
鬱展開が先なのか?
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:11:10.02 ID:ljjNKdnZ0
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:13:57.57 ID:ixlYnOoO0
これで鬱展開以外ってあるのか?
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:19:23.57 ID:2C1z1cTEO
支援
エロとかじゃなくて展開が気になる
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:24:12.43 ID:ckyLPJnwO
唯は父親と、朝の洗練された空気の中を連れ立って歩く。娘は父に、仕事の話や昔の思い出話をたくさんせがむ。寝る前に絵本の朗読をねだる小さな子供のように。
…その明るさはどう見ても偽りのものだった。父は、娘のけなげな態度に思わず涙しそうになる。鼻の奥がツンと痛い。
「…それでさ、お父さんはお母さんと二人でパリで見たんだよね。そのなんとかって絵。それってさ、」
「…唯。…もしつらかったら、学校、変えてもいいんだぞ。転校の手続きは、お父さんがなんとかしてやるから」
唯はしばし、不思議そうな目で父親を見つめる。
…やがて、満面の笑みを顔に咲かせる。闇夜の海のような暗い目を細める。
「じゃあじゃあ、私、今度は男子校に行きたいなぁ。女子校はもう充分楽しんだから」
「はは、唯は面白いことを言うなぁ」
二人の笑い声が、空に虚しく消えてゆく。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:26:37.83 ID:ckyLPJnwO
指痛い
少し休息時間ください
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:28:16.39 ID:upx2QkL0O
>>320 今書いてる人が
最終章で、どうにかして唯を絶望から救いあげてみせます。こうご期待ください。
って言ってるから
鬱endとhappyendなんじゃないの?
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:28:17.69 ID:ljjNKdnZ0
うはぁああ楽しみだぁああがこの展開はまさか…保守
ゆっくり休んでくれ!
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:32:13.81 ID:kDMNCyxrO
梓「唯先輩と律先輩がくっ付くなんて私が許さないにゃん」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:35:36.09 ID:ljjNKdnZ0
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:50:39.31 ID:u1G+d+Un0
ほ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 16:53:07.83 ID:ljjNKdnZ0
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 17:06:52.44 ID:ljjNKdnZ0
テッテレー!
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 17:31:21.65 ID:DQPuBLPDO
まだかな
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 17:38:14.51 ID:YQbiEyLI0
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 17:47:31.33 ID:ckyLPJnwO
再開
携帯房が批判の対象になるのは、親指を痛めるからだったのか…
散歩の途中、唯は父にトイレに行きたいと告げた。
「そこの公園ので済ませちゃうから。ちょっと待たせちゃうけど、堪忍してね」
父は快く快諾する。唯は笑顔で走り出す。髪が風にたなびく。
公園の前で停止すると、唯は笑いの仮面をかなぐり捨てた。それから、父がどこかよそを見ているのを確認して、公園の隣に位置するホームセンターに向かって走り出した。
ホームセンターのやたらと広い駐車場を走りながら、唯はもう一度計画を確認する。
…沈黙させる道具は何でもいい。問題なのは、処理する道具。単純な性能だけでなく、耐久性が必要になってくる。それには…。
唯は数日前、ヒト以下の忌まわしいモノになる決心をした。
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 17:57:02.03 ID:0vO8e0a+0
和梓はともかく気の弱い澪はクラスで悲惨なことになりそうだな
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:10:21.08 ID:ckyLPJnwO
銀に輝く平たい刃を品定めしながら、唯はほくそ笑んだ。それはどこか、自嘲めいた笑みであった。ノコギリなんかをまともに選ぶことが、私の人生にあるなんて。
買ったノコギリは、公園のどこかに隠していく予定だった。あまり清潔な公園じゃないから、敷地に散らばっているゴミに混ぜておけばいい。
唯は比較的大きく、使いやすそうな一本を選ぶ。だが、その値段を見て唯の顔つきが変わった。あまりに高すぎる。同じものを何本も買ったら、予算を簡単にオーバーしてしまう。
もっと安くて唯の体格にあった小さいのはあるのだが、妥協はしたくない。
唯は舌打ちしたくなるのを必死で堪える。腹の中が悔しさで煮えくりかえる。畜生、今日というチャンスを逃したくなかったのに…!
「やあ、遅かったな」
「ごめんなさい」
唯は笑いの仮面を再度貼り付け、父のもとへ帰る。父は唯に缶ジュースを手渡してくれた。
唯はそれをちびちびと飲む。甘いフルーツの味が、敗者の味に思える。
唯はまた饒舌に話しながら、資金を得る算段を練る。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:13:23.69 ID:Q3hrK9fii
やばい、股間がキュンキュンしてきた
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:20:37.66 ID:ckyLPJnwO
唯はその日、一日中資金を得る手段について頭を悩ませていた。
工面する方法はいくらでもあるが、それらは実行するとなるといささか厄介な問題がいくつもある。ハイリスクハイリターン。
それに、次に抜け出すタイミング。両親や憂は、唯を心配して目を離そうとしない。ノコギリなんて物騒なものを、堂々と買うわけにはいかない。
金とタイミング。この二つが、ただノコギリを買うだけのことを邪魔する。計画を遂行するまで、果たしてあとどれだけ邪魔が入るのだろうか。
唯は部屋の中を、役立ちそうなものがないか見回す。
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:29:59.47 ID:ckyLPJnwO
答えは、意外にも簡単に見つかった。
部屋の片隅に置かれた、唯の愛用のギター。澪の両親が、お詫びにきた際に置いていったのだ。
唯の端正な顔に、三日月型の大きな切れ目が入る。
このギターは確か、10万以上はしたはずだ。紬がコネで大きく負けてくれたが、これを売りさばけば…。
唯はかつての相棒に、そして今は忌まわしい記憶の象徴であるギターに、優しく語りかける。
「最後の仕事だよ。ギー太」
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:30:13.55 ID:2C1z1cTEO
なんでこんなタイミングで13日の金曜日見てんだ俺…
じぇいそん!
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:38:03.34 ID:nYH+uSwT0
ふれでぃ!
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:38:19.81 ID:4SP6dvHcO
>>340 頼む、ギー太は俺の聖域なんだっ…くっ……
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:41:35.91 ID:Q3hrK9fii
じやつく!
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:48:42.89 ID:ljjNKdnZ0
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:52:24.60 ID:ckyLPJnwO
翌日。軽音部の部室。
律は自分一人しかいないテーブルで、つまらなそうにガムを噛み続ける。
つい一週間ほど前までは、正面に唯が座ってて、澪と梓が隣にいたのに。そしてたわいない話に花を咲かせていたのに。
紬がお茶を持ってきてくれる。律は無理やりガムを飲み込む。
「ありがと」
「どういたしまして」
会話が続かない。律はのろのろとカップを口に運ぶ。味がしない。
「…練習、しよっか」
「…と言っても、ギターもベースもボーカルもいないからなぁ」
世界広し、と言えども、ドラムとキーボードだけのバンドなんてざらにないだろう。紬はうなだれてしまう。
また沈黙が支配する。
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 18:57:24.62 ID:ljjNKdnZ0
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:06:44.33 ID:FLZqtzFxO
鬱支援
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:20:32.25 ID:ljjNKdnZ0
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:22:01.74 ID:ckyLPJnwO
>>348 あららら
やがて律は、決然とした表情で立ち上がった。
「ムギ。あたし決めたよ。」
「?」
「あたしが直接、唯のやつを説得する。そして復帰させる」
紬は驚いたような、呆れたような顔で律を見つめた。自分でも単純で幼稚な方法だとわかっている。
だが、いくら考えたところで、これ以上いい方法など全く思いつかない。
「でも先生は、唯ちゃんを刺激しないよう、様子を見ていようって…」
「様子を見ている間に、唯のバカが何かとんでもないこと考えてたらどうする!それだけは避けたいんだよ!阻止するには一刻も早い対処が必要なんだ!」
律はカバンをひっつかむと、ドアに向かって決然と歩む。紬がその手を捕らえる。
「待って!なら私も行くわ!」
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:41:09.85 ID:ckyLPJnwO
「いや、ムギは待っていてくれ」
「そんな、私だって唯ちゃんの友達なのに」
「ダメだ」
紬は納得できない。なぜ律がこんな意地悪を言うのかわからない。鋭い怒りが、律に向かって発せられる。
「なんで!なんで律ちゃんだけが!私だって、私だって唯ちゃんに会いたい!むしろ誰よりも一番会いたい!」
「わかってるさ。…だからムギ。お前が二番目だ」
紬はいぶかしむ。二番目?
「いいか?もし私達二人で行って失敗したらどうする?今度こそ八方ふさがりだ。だけど、一人ずつなら、失敗は一度だけ許される」
紬は律の目に宿る、強い炎を見る。怒りや憎悪とは無縁の、強い炎。
「私は友達を大切にする心で、ムギに勝てる気がしない。だからムギ。私が失敗したら、次はお前だ。お前が必ず唯を引きずり出すんだ」
紬は律の圧倒的に強い炎に負ける。そして力強くうなずく。
「ありがとう、ムギ」
そして律は、決然と音楽室の戸を開け、階段を一気に駆け下りた。
…待ってろよ、唯!
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:42:13.63 ID:ckyLPJnwO
ちょっと飯食ってきます。
次から律唯展開、そして一気に唯を救いだします。
やってやるです!
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:43:43.20 ID:PuqACYd80
>>348 白井さん居たときのハイロウズ好きだったなあ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:51:55.35 ID:upx2QkL0O
よっしゃー!
待ってるぜ!
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 19:59:28.78 ID:wXEG2G70O
スレタイがツボだ
ほしゅ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 20:25:55.11 ID:ckyLPJnwO
再開
唯はその日一日中、ベッドの上でぼんやりと過ごしていた。
ギターを売りに行く予定だったのに、何故か腰を上げる気になれない。
そう言えば、かつて和は部活に所属していない唯をニート呼ばわりしてくれた。今の私、本当にニート同然だな。
…親は二人とも急用でいない。憂の一人や二人、振り払うのは簡単だろう。行くか、ギー太を売りに。
ベッドから起き上がり、最愛のギターを手にしようとしたその時、
ドアベルの音がした。
支援
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 20:31:05.39 ID:7OwnL0860
律ちゃんはほんまアニメ界の決戦存在やで
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 20:36:05.11 ID:ckyLPJnwO
律は片手で胸を押さえて、息を整えていた。胸の高鳴りは、決して全力疾走したせいだけではない。
我ながら情けないなぁ。律は一人呟く。あれだけ勇んで飛び出してきたのに、緊張で喉に冷たいものがつっかえたような感じがする。まるで絶叫マシンで急降下する直前のような心境だ。
ドアが開き、唯ではなく憂が出てくる。憂はこれ以上ないくらいに嬉しそうな笑顔で迎える。
実際、律の来訪は、憂にとってこれ以上ないくらいに嬉しいものだった。この一週間、ずっと泣いたり落ち込んだりですっかり参ってしまった憂の心に、強い光が差し込む。
「おいっす、憂ちゃん」
「こんにちは、律さん」
プルル…プルルル
俺「はい、もしもし」
西濃「おるかーー?」
俺「おるでーー!」
西濃「よーし、おるな!いくわ!」
俺「よーし、おるで!来いや!」
ピンポーン、ガチャ
西濃「ここやで、トントン(はんこ押すとこを指で叩きながら)」
俺「ここやで、トントン(荷物置くとこを指で叩きながら)」
俺 達 は 神
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 20:52:44.80 ID:ckyLPJnwO
律は憂に、今日の目的を、言うべき言葉を伝えようとする。ところがせっかく用意した台詞を、どこに落としてきてしまったらしい。頭がヒヤリと冷たくなるような焦りを感じる。
「お姉ちゃんのことですね?」
憂はもどかしげな律を、たった一言で落ち着かせる。律は首をぶんぶんと縦に振る。
「そ、そうそう、そうなんだ!」
憂は微笑むと、律と入れ違いに門から出る。夕飯の買い物があるらしい。
「なるべくすぐに戻りますね。ごめんなさい、せっかく来ていただいたのに、お留守番みたいなことさせちゃって。どうしても手が足りないんです」
「気にすんなって」
律はあっさりと返す。そしてやけに力強く、平沢家の戸を開ける。家に染み付いた唯達の生活の香りが、律の鼻孔をくすぐる。
憂は戸の向こうに消えてゆく律の背中に、ぽつんとつぶやいた。
「律さん…お姉ちゃんをお願いしますね。私、あなたと紬さんだけは信じてます」
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 20:59:23.89 ID:7OwnL0860
孟子曰く
悪人を更生させることができないと思っているやつは、
山火事をバケツ一杯の水で止められると思っている馬鹿だ
つまりだよ
唯ちゃんのひび割れたクレバスだって、律とムギの螺旋愛ならば
再び砂糖菓子だよ!!!
憂…(´;ω;`)
りっちゃんがんがれ!
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:01:57.42 ID:ckyLPJnwO
「たのもーっ!」
律の声が、しんと静まり返った家に響き渡る。…何の物音も返ってこない。
滑ったかな?そう思った刹那、コトンとわずかな音が二階から聞こえた。かつて遊びに行った、唯の部屋の方からだ。
「唯ーっ、お前は完全に包囲されておる!速やかにお縄を頂戴しろーっ!」
おちゃらけた口調だが、律は緊張で声が裏返りそうだった。喉が渇いてきた。一歩一歩、力強く階段を踏みしめる。
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:02:09.29 ID:v7/qXbm8O
がんば
こっちまで緊張してきたあぁぁぁぁああああ
頑張れりっちゃん!!!!紬も頑張れ!!紬唯律期待
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:14:56.59 ID:ckyLPJnwO
唯の部屋のドアの前で、大きく息を吸い込み、吐き出す。それから人差し指と中指で、軽快にノックする。
「唯、入るぞ」
「それ以上近づかないでっ!」
唯の絶叫するような声が、律を拒む。覚悟はしていたが、唯の拒絶の声に律は深くえぐられた。心に物悲しい隙間が生まれる。
「…はは、ひどいな。せっかく来たっていうのに」
「せっかくのところ悪いけど、帰って。私、あなた達の顔なんか見たくない」
二度の拒絶の言葉に、律はカチンとくる。思わず声を荒らげてしまう。
「あなた達って…、私はお前に何もひどいことしてないだろうが!」
>憂の一人や二人
地味に吹いたんだが
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:24:18.89 ID:2C1z1cTEO
支援
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:27:01.55 ID:QZYF6/J0O
突如階段を猛烈な勢いで駆け上がる音が聞こえた。
「そこまでだ」
それは聡だった。
ここまで全力疾走で来たのだろう、額に滝のような汗をかきながら
息を荒げたまま聡は唯の部屋のドアの前に立った。
「唯さん!僕です!聡です!ナイスショット!」
前日の夜に松岡修造特集を見たのであろう
完全に松岡修造になりきっている聡はまさに無敵だった。
「出てこなけりゃ何も始まらないじゃないか!!ネバーギブアップ!ボーイズビーアンビシャス!!!」
「いやぁぁぁぁああああああああ!!」
さらに唯の気持ちを逆なでしたようだ。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:32:16.14 ID:ckyLPJnwO
「今、この家にいるのは二人だけ。しようと思えば、いくらでも私を好き勝手にできる。あなた達は、そういう人達だもん」
「その“あなた達”ってのを止めろよぉっ!」
律は絶叫する。ドアの向こうの唯が沈黙する。律は肩で息をしている。真っ赤な怒りが暴れ竜のように、律の中でのたうちまわっている。律はそれをなんとかなだめる。
「…怒鳴って悪かった。今日は唯に、謝りたいことがあってきたんだ」
律はそこでひとつ息をつく。唯は沈黙を保ったままだ。
「…あの日、梓が唯と二人で猛練習するって言った時に、私たち全員であいつを止めるべきだった」
唯が演奏を乱して、梓が怒って。唯はあの時、三人全員に救いの手を求めていた。なのに三人とも、それに応じなかった。平和な光景程度にしか考えていなかった。
「あの時、あたしたちが止めていたら、後のことは全部おこらなかったはずなんだ。…すまなかった、唯。…ごめんな」
支援
ここ最近の楽しみはこことオレオ
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:46:29.23 ID:VHwamtHA0
りっちゃんはホントイケメンだなあ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:47:04.80 ID:6AVLXjB60
同じく
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 21:48:30.75 ID:ckyLPJnwO
ドアの向こうの唯は、沈黙を保ったままだ。律はこれだけのことを言うのに、せっかく貯めてきたエネルギーをほとんど使ってしまう。エネルギーの缶の底をかき回すように、律は言葉を探す。
「だから、…唯、もしも私を許してくれるなら、約束してくれ。学校に戻ってくるって」
言葉のひとつひとつが、喉が火傷しそうになるくらいに熱い。
「ムギのやつは、毎日弁当もろくに食えないほど落ち込んでる。さわちゃんなんか、張り合いがなくなったってお茶を飲みにすらこない。…唯が必要なんだよ、みんな」
鼻の奥が詰まって、それ以上言葉が発せられない。唯は一言も口をきかない。
「…ごめん」
やがて律は、背を丸めてのろのろと階段に向かう。
一歩降りたところで、背後で戸が開く音がした。唯が、戸口に立っていた。
「入っていいよ」
律「時計の針は元には戻らない だが、自らの手で進めることはできる。 やっと会えたな、唯」
唯「でも私はもう一度あずにゃん達に会いたいと思った その気持ちは多分、本当だと思うから」
唯拷問の律は救いがたいゲス野郎
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:06:56.06 ID:2C1z1cTEO
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:15:28.46 ID:ckyLPJnwO
律はテーブルの前にちょこんと腰かける。かつて、四人で勉強会をやったあのテーブルだ。唯はベッドの片隅に座っていた。
部屋は以前見た時とは、比べものにならないくらいに散らかっていた。衣類や小物などが、無秩序に放置されている。
律はそれらの中に、合宿の写真の残骸を発見した。写真は全部バラバラに引き裂かれ、一部ライターか何かで焼かれた跡があった。律の胸の隙間に、冷たい風が走る。
「とにかく、入れてくれてありがとうな。ずっと立ったまんまだときつくてきつくて」
唯はそれには返事しない。律は唯の机の上に携帯を発見する。
「なんだ、手元にあるじゃん、ケータイ。何通メールしたと思ったんだよ」
「…うん、律ちゃんからはたくさん来たね。悪いけど、見る前に全部消しちゃったよ」
律はメールを消されたと聞いても動じない。むしろ、“律ちゃん”と呼んでくれたことに感謝する。胸にひたひたと熱いものが湧き上がる。
「でも、あのヒト達からは、全然こないの」
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:17:11.88 ID:fzY/mfEQO
ぷ
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:21:02.10 ID:jqwr/8/y0
wktk
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:29:52.15 ID:ckyLPJnwO
「あのヒト達って、澪達のことか?」
唯はうなずく。
「没収されたんだろ。停学中に友達と連絡取られちゃ、処罰にならないからな」
「でも、謝りにも来ないんだよ?あんなことしておいて。律ちゃんなんか、何もひどいことしてないのに謝ってくれたのにさ」
唯の暗い目に、冷たい怒りが宿っている。律はその怒りの強さにたじろぐ。よっぽどひどい目にあったんだろうなぁ。あたしには想像もつかないくらいにひどい目に。
「唯を刺激しないように、って学校の処置なんだよ。本当はあたしも、来ちゃいけないことになってんだ」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:36:37.96 ID:vKflOcYfO
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:42:09.34 ID:ckyLPJnwO
「…律ちゃんは私に謝らなくていいのに謝ってくれたし、来ちゃいけないのにわざわざ来てくれた。その律ちゃんに、話したいことがあるんだ」
唯の光のない目が、律を見つめる。律はその目に吸い込まれそうになる。
…こいつはこんなに傷ついた目をしてるのに、どうしてこんなに惹かれるんだろう。
「律ちゃんの言う通り、私は学校に戻ってもいい。だけど、軽音部はもう退部したいの」
「唯…」
「私は二人の部員に憎まれてるの。一人は澪ちゃん、もう一人はあずにゃん」
「…」
「本当は学校にもあまり戻りたくないんだ。私を憎む幼なじみがいるから」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:46:07.93 ID:cM7az/w6O
支援
C
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:49:00.69 ID:1lEK+2KBO
↓ここで前スレタイ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:52:35.70 ID:GXAI+hXGO
―中略―
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 22:56:14.60 ID:Upq7Ukwr0
こんな地の文ばっかりのSS読んでもらえるとでも思ってんの?
俺読んでる
ほ
途中送信だった
むしろこの文だから惹きつけられるのに
つ旦 期待支援
紫煙で下げる奴なんなの?
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:26:10.53 ID:ljjNKdnZ0
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:26:35.76 ID:jqwr/8/y0
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:34:53.87 ID:2C1z1cTEO
ほ
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:34:59.21 ID:CtEvcZkyO
あげ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:36:23.62 ID:vKflOcYfO
支援=さる避けだからsageても問題無いだろ
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:39:20.29 ID:ljjNKdnZ0
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:44:01.80 ID:ckyLPJnwO
ごめんなさい
寝てました
「でも約束通り、学校には戻るよ。…私ね、律ちゃんが来なかったら、これからギー太売りにいくとこだったんだ。…ギー太見てると、嫌なこと、たくさん思い出すからね」
「ゆ、い」
律の胸に、熱いものがつっかえていた。唯に呼びかけようとすると、それが邪魔をしてしわがれた声になってしまう。
律は一語一語、釘を打つようにしっかりと発音して改めて呼びかける。
「…澪達が、さ。何で退学に、ならなかったと、思う?」
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:52:20.00 ID:ljjNKdnZ0
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:53:11.40 ID:ckyLPJnwO
普通の声を出すのが難しい。胸のつかえが喉を責める。
「さわちゃん、なんだよ。あのさわちゃんが、澪達を退学にしないで、くれって、校長に頼んだんだ。すごい剣幕で。本人は、否定してるけど」
鼻の奥がツンと痛み出す。律は乾いた咳を吐き出す。
「何で、さわちゃんが、そうまでして、澪達を庇ったと思う?…軽音部がなくなるのを、阻止するため、だけじゃないよ…」
律の目が曇る。目の前の唯が滲む。律は乱暴に目を拭う。
「…仲直りしてほしかったんだよ…唯と。そうじゃなきゃ、和を…軽音部と関係ない和を…学校に残したりなんか、するかよ…」
律は大抵やさしい設定だけど、本編とか見てると唯に対しては後半ばかにしてる感じのあしらい方してたような
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/28(金) 23:58:56.73 ID:nYH+uSwT0
聡「元気が無い唯なんて、ただのレナじゃないか!!」
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:04:32.86 ID:FO79YwrlO
当初律はヘタレになる予定だった
豆知識な
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:04:56.59 ID:9k0Xh2pkO
「たぶん、わかってたんだよっ…。もし、退学に、なっちゃったら…二度と、和解、できないって…」
拭っても拭っても、律の目は霞む。唇の端がわなわなと震えている。
「…それだけ、唯のことが、好きなんだよ…。さ、さわちゃん、だけじゃない、よ…」
唯はティッシュを箱ごと差し出す。律はそれを強引に払いのける。
「一度だけ、澪に…会ったんだ。処分が、決まる前の、澪に…。澪、お前を…傷つけたって…泣いてたんだ。お前に、嫌われた、って…」
…あの澪がそんなことをしてたなんて。自分をさんざん辱めてくれたあの澪が…。
「唯、勘違いするなっ…。だ、誰もお前を憎んでなんか、いないんだよっ…。あたし、もっ…、他の、みんなも…」
「みんな唯の事が好きなんだよ!」
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:07:57.68 ID:aY9CL798O
前スレタイ
きた!
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:11:57.07 ID:NZhaoqV+0
やっと追いついた
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:12:20.18 ID:bcXyHPBQ0
律ちゃんはほんまに7つの世界を股にかける希望やで
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:17:19.30 ID:9k0Xh2pkO
律はそれだけ言うと、その場に泣き崩れてしまう。床につきたてられた指が、何かをつかむように丸まる。
だが唯は納得できなかった。疑問符が頭の中を跳ねまわる。
「でもでも、じゃあどうしてみんなあんなひどいことしたの?どうしてひどいことたくさん言うの?好きなら好きだってそう言えばいいのに」
律は涙に濡れた顔を上げると、ニヤリと笑ってみせる。鼻の下を、人差し指でこする。
「唯、お前、小学校で、クラスメートの男子にひどいこと言われたことないか?」
唯は遠い記憶を反芻する。
「もし言われたのなら、たぶんそいつは唯のことが好きだったんだよ。変な話だろ?…好きなやつに、冷たくする、なんてさ」
期待
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:23:45.25 ID:tP9hUJ4VO
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:25:22.49 ID:QNAgJiYBP
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:26:57.11 ID:tP9hUJ4VO
りっちゃん(´;ω;`)
キャラットだかフォワードネタも取り入れてくれるなんて
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:53:33.61 ID:aY9CL798O
りっちゃん
イケメン
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 00:55:16.90 ID:g8TyTmwiO
サンジュは口だけっぽいな
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:17:43.30 ID:1c2kcYFB0
寝たか
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:19:10.90 ID:NzpGpL9t0
ええい続きはまだか
+ ∧_∧ + +
(0゚・∀・) ドキドキ 。
oノ∧つ⊂) +
( (0゚・∀・) ワクワク 。
oノ∧つ⊂) + + 。
( (0゚・∀・) テカテカ 。
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) ワクワク +
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) テカテカ +
oノ∧つ⊂)
( (0゚-∀-) ワクワク +
∪( ∪ ∪ 。
と__)__)
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:26:12.54 ID:SnE3NZ6xO
ここで……っ!こんなとこで追い付いて……っ!
俺は……っ!支援するしかない……っ!続きを読むには……っ!
残酷な
>>1……っ!だが……っ!立ち向かうには支援しかない……っ!
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:42:52.54 ID:Oosmtdh5O
くそー面白い
支援する!
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:44:49.63 ID:9k0Xh2pkO
さんざん遅らせてごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 01:51:08.74 ID:9k0Xh2pkO
「でも、それだって限度があるよっ!…だって、私の胸、こんなにされちゃったんだよっ!!」
唯が着ていたシャツをたくしあげ、傷跡の残る胸を露わにする。
白い肌や薄い桃色の先端に、律の目が奪われる。目元がほんのりピンク色に染まるのを見て、唯は慌てて胸を隠す。
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:03:36.13 ID:7DjmyiZZO
お
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:11:52.16 ID:mGuk/xPqO
わくわく
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:14:40.39 ID:YK3Vj8v50
けいおんSSにあるまじき文章力
数分流し見しただけだけど
つっこみどころは明治時代並の読点の多さぐらい
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:16:05.90 ID:qaQjRgCyO
それはねりっちゃんが頑張って話してるからだよ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:17:50.93 ID:sjq2ynQv0
これって前スレある?
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:20:58.15 ID:bcXyHPBQ0
>>437 ここのSSとは律ちゃんがパラレルワールドな関係だがな
いや本当に律ちゃんは人類の希望でありワールドオーダーやで
SSの律は、いつもいい奴キャラだよな
11話の基地外っぷりみてると、違和感が
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:31:38.23 ID:aUZfe5LZO
ぽし
(´_ゝ`)……プシュ
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:40:55.43 ID:9k0Xh2pkO
投下できる時間がかなり限られてきたので、できる時間にガンガン投下していきます
「…いやー、いいもん見せてもらったわー…。まさか唯自身による露出サービスとは…」
「り、律ちゃんひどい…!」
「あはっ、冗談だよ。…たぶん、その傷も唯が好きっていう感情の表れだよ。もちろん痛くてつらいのはわかるけどな」
「じゃあじゃあ、和ちゃんが私に言った“人形”ってのは」
「和のやつ、そんなこと言ったのか。いやはや、清楚なふりしてかなりアブナいご趣味をお持ちのようで」
「えっと、じゃあ…」
止まらない唯の舌を、律が片手で遮る。彼女の目は、まるで聞き分けのない子を優しく諭す母親のようだった。唯はこんな律の目を初めて見る。
「じゃあ、あたしの番な。かなり恥ずかしい告白するから。…誰にも漏らすなよ」
唯はきょとんとしながらも頷く。いつの間にか、彼女の瞳には感情の光が灯っている。本人が知るはずもないが。
「あのな…。私、してたんだよ。唯を使って。…その、なんていうんだっけかあれ、えっと…その…えっと、…オナニー」
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:45:05.56 ID:aUZfe5LZO
地雷踏んだか?
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:51:24.32 ID:1c2kcYFB0
やっべ涙出てきた
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:52:10.08 ID:lmWpIMhjO
それはいま言うことじゃないです
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 02:52:29.35 ID:3dYWGBKj0
唯発狂するぞ・・・
やめてください しんでしまいます
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:06:25.37 ID:9k0Xh2pkO
「ぶっ」
唯が目を白黒させて吹き出す。律は途端に告白したことを後悔する。恥ずかしさで顔が熱い。また泣きそうになってしまう。
一方で、心のどこか片隅では恥を晒したことを手放しで肯定していた。爽やかで涼しい諦めの感情が、羞恥に苛まれる心を冷ましてくれる。
「あーもう、普通にキモいだろ?軽蔑するなら、勝手にしろ」
「…でも、実際にイタズラするのとは違うよ」
「一緒だよ。影でこそこそとお前を汚してるんだから。…それに、あたしはお前を妄想でかなりハードに汚してたんだよ。澪なんかよりずっとひどく」
澪や梓よりもひどいこと…唯は恐ろしさのあまりに身震いする。
「えっと、じゃあ…もし私がここで無抵抗で寝てたら、律ちゃんは迷わずに空想とおんなじことする?」
唯はベッドに横になり、胸を強調させるように両手で持ち上げ、足をくねらせる。唯なりのセクシーポーズらしい。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:19:54.92 ID:9k0Xh2pkO
律の心に、赤やピンクの花が一面に広がった。喉のあたりがきゅっと締まり、切なくなる。
自然に、そろそろと手が伸びる。鼻息が荒くなるのが止められない。涎をこぼしそうになる。
律は唯の全身を、視線で犯しにかかる。学校では黒のストッキングに覆われていた生足を、強調されたささやかな胸を、愛らしい大きな瞳を…。
瞳に帰ってきた光が潤んでいるのを見て、律は急速に胸の花が消えてゆくのを感じた。荒れた鼻息も、自然に止まる。残ったのは、喉の切なさだけ。
「…できるわけないだろ。冗談でもそういうことすんな。バカ」
律は鞄をひっつかむと、唯の部屋から逃げ出そうとする。これ以上ここにいたら、本当にやりかねない自分が怖い。
「…止めんなよ。ギター」
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:24:02.78 ID:nJ857WAw0
wktk
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:24:35.36 ID:bcXyHPBQ0
ほんまに律ちゃんは光を纏う舞踏、三千世界の英雄やでえ
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:28:51.46 ID:9k0Xh2pkO
「律ちゃんっ!」
唯が呼び止めるが、聞こえないふりをする。
「…してもいいよ。律ちゃんなら」
ドサッ。律の鞄が手から落ちた。胸が急速にバクバクと騒ぎだす。頭の中を、真っ白な花火が四方八方に飛び交う。
唯はいじけたように唇を尖らせ、目をあさっての方向にそらしていた。ピンクに染めた頬がたまらなく愛おしい。
「…あとでオカズにされちゃ、たまらないもん。これ以上、道具扱いされるのは嫌」
唯の口から、似つかわしくない卑猥な言葉が飛び出す。
律はこのまま、ここで死んでもいいとすら考えた。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:32:06.36 ID:9k0Xh2pkO
今日はここまでです
さんざん予告しておいた律唯展開をここまで遅らせてしまって、本当に申し訳ありませんorz
投下ペースが不規則になりますが、私の三文芝居に最後までお付き合いいただければ幸いです。
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:34:25.40 ID:x95Cy1/J0
お前それ本気で言ってるのか
なん・・・だと・・・
話の内容的に時間を空けて明日の昼や夜にまたやるより
深夜という今この時間帯にやってこそだと思うのだがいかがか!
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 03:49:12.60 ID:lmWpIMhjO
唯がオカズって言いましたよ皆さん!!!
保守スレにするぐらいなら落としてテキストで上げろ屑
けいおんssスレが悉く保守で埋まってることが荒らし、アンチの餌になってんだよ理解しろ
唯にこんな事言われたら
誰でも正気でいられるは
ずがない…
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 04:12:18.27 ID:qaQjRgCyO
か、わ、ゆい…!!最高
しかし唯も律も逞しい子っ
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 04:24:14.45 ID:bmsEmShtO
かわゆい
クソッ!今日は本当にここまでか・・・
ほほほ
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 05:38:43.67 ID:jniknm5J0
追いついた…
律の「そのあなた達って言うのやめろよぉ!」でゾクッと来た
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 05:40:40.00 ID:jdyvRXrGO
>>417って梓が牛丼屋の店員と話してるSSだっけ
誰かスレタイplz
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 05:44:22.71 ID:tYUd0/5d0
つ律「今日のお菓子はオレオだぞー」
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 06:08:32.12 ID:jdyvRXrGO
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 06:17:01.11 ID:jniknm5J0
じゃ、俺寝るからお前ら代わりに読んどいてくれよな
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 07:07:37.08 ID:WIShwU2wO
ほ
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 07:32:30.31 ID:tP9hUJ4VO
し
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:11:42.72 ID:KcuWwSGTO
ゅ
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:14:05.46 ID:X35amakOO
し
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:27:11.47 ID:aUZfe5LZO
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:32:54.93 ID:WWDnsXs2O
なんというすんどめ
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:34:22.01 ID:d8x+pVsLO
少しなっとくがいかんな
あんなひどいことされたのに唯は好きだからいじめたくなるって理論を受け入れるのか?
嫌がる描写、相手に対する不快感が凄絶に表れていただけにいまいち釈然としない。
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 08:51:20.53 ID:htmMmw+TO
それより早く鋸買えよ
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 09:34:00.87 ID:jniknm5J0
Q.唯氏に問います、何故ノコギリを?一般的に非情虐殺を行うのは包丁や鉈では?
A.唯「ヤンデレの性格設定が出来てないとその道具を使うのは違反だからです」
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 09:36:08.22 ID:LbVzCRLJ0
/) . . .-‐―‐-. .
///)::´ -‐…‐ `丶
/,.=゙''"///´ ̄ ̄  ̄ ` i :.
/ i f ,.r='"-‐'つ.ーーヾ〃-一 i ハ 細かくねぇけどいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~V: , i }
/ ,i ,二ニ⊃{ \ 、/_ { `丶、
/ ノ il゙フ./ :{Y 心ヾ '"んハ`Y : \
,イ「ト、 ,!,!|/: : ハ. Vリ 弋ソ 人 l: : く⌒
/ iトヾヽ_/ィ"/ : ( 〉 '' ' ''' rヽ l: :/⌒
. / /{ . :/i 人 Fヽ .イ爪 「`
. ヘ{ ( /`ト . ゝ ノ .. イ /ノハノ
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 09:58:15.80 ID:htmMmw+TO
包丁と鉈の方が値段が安いし使い勝手いいよな‥‥鉈なんか肉厚でも1000円ちょっとのならけっこうあるし
鋸にこだわる意味ないよね?
前スレurl教えてください
あー出かけます・・・
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:15:47.73 ID:g8TyTmwiO
唯「スクイズ!」とか誰か書いてよ。
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:25:42.04 ID:9k0Xh2pkO
長らくお待たせしました。
今日か明日中には完成させます。
>>477 律の必死の説得、妄想で唯を澪以上にハードに陵辱していたと本人から直接聞かされたこと、澪が謹慎前から後悔していたと聞かされたこと。
これらの要因が、唯を立ち直らせたと考えてください。
携帯房のSS処女作だし、と多目に見ていただければ幸いです。
>>478 律の必死の説得で、唯は計画を破棄し、ノコギリを買うのも止めました。
ちなみに唯の計画とは、ノコギリの目的とは…ご察し下され。
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:29:16.43 ID:jniknm5J0
俺「唯は俺の物…だろ?」
律は振り返る、先程までなかった人の気配がドッと存在感を表したのだ
律「えっ…」
律が見た先には俺がいた
俺「さぁ、唯、俺と一緒に来るんだ」
俺「ッ!?」
俺が声を掛けた時には唯が消えていた、目の前に居た唯が、0.1秒視界から離れた時に消えてしまっていたのだ
律「ゆっ、唯!!」
俺「これは……まさか…唯もだと!?馬鹿な…」
律「お前何か知ってるのか!?なぁ!唯!唯はどこに消えたんだよぉ!」
俺「FRONTIER…」
律「?」
俺「俺達はそう呼んでいる…この世界に、人間の力を超越した能力を持つ人間が数億ミリ単位の確率で単純するんだ」
律「数億ミリって事は結構確率あるんじゃないの」
俺「…」
俺「唯は恐らく「時呈速」に乗り換えたんだろう…だが、俺の計算上唯にFRONTIERの力が目覚めるはずが無い…まさか…!」
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:31:13.77 ID:VdDSKK89O
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:36:28.14 ID:9k0Xh2pkO
…憂は帰ってこない。夕飯の材料を買うにはあまりに長すぎる。
たぶん、姉と律を二人きりにしておくための口実だったのだろう。律は憂の真心への感謝がひたひたと溢れてくるのを感じた。
その律は、どうしても最後の一枚が脱げずにやきもきしていた。ベッドの上では、唯がすでに一糸まとわぬ姿で横になっている。
「律ちゃーん。いつまでもパンツはかないでいると風邪引いちゃうよ。早くあったまろうよー」
唯が急かし、猫のように身をくねらせる。それだけで律は秘所の中心が火傷しそうに熱くなる。
だが、どうしてもスポーツブラが取れない。唯に胸を晒すのが怖い。
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:43:47.19 ID:jniknm5J0
律「まさか…?」
俺「唯を襲った3匹…コイツらの中にFRONTHARTEXがいたとすれば…」
律「そのフロンなんとかには触れたくないけど一体どういう理屈なんだ?」
俺「多分襲っているときに過度な興奮状態に陥ったりすれば…力がトレース機能を働いたりする事がある…らひい」
律「じゃあ和梓澪の内誰かがその…」
俺「FRONTEARZX…」
律「(最初と違ってねぇか?)で…暴くのか?3人の内誰なのか…」
俺「あぁ、それに…人に移せるということは凶悪過ぎるパワーを持っているのは明確…下手に手を出せば…BOM…だ」
律「…私やるよ…唯、助けないと」
俺「創価…だがコレは厳しい闘いになるのは明らかだ…付いてこれるか…?」
律「あぁ…!」
そして2人は3匹に自宅訪問する事になったのである
だが…そう簡単にはいかなんだ…
俺「ん…?あの公園…!?」
律「ん?酔っ払いが公園の真ん中で踊ってるだけじゃないか」
俺「この気迫…危ない!!」
俺は律をタックルの要領で公園からある程度離れさせた、ちょっとおっぱい触った
律「いっ…何すんだよ…!」
俺「実は俺もFLONAXAだ…」
律「!?」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:46:23.25 ID:jniknm5J0
さてROMるか
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:46:28.38 ID:9k0Xh2pkO
律は柄にもなく、ガチガチに固まってしまっていた。ふと、文化祭のライブで緊張しきっていた澪を思い出す。あいつもこんな思いをしてたんだなぁ。
「ゆ、唯こそ、風邪引いちゃうから、布団にでもくるまっててくれ」
「大丈夫だよ。私おバカだから、風邪引かないの」
「嘘つけ!」
一週間前、凍えて壊れきっていた唯を思い出す。今の唯には、あの唯の面影はどこにもなかった。律は改めて安心する。
とはいえ、安心してもこの状況はちっとも進展しない。
「もー、合宿のお風呂では平然としてたくせにぃ」
「状況が全然違うわいっ!」
「しょうがないなぁ。何なら、私が取ってあげるよ」
唯が攻めか、興奮するぜ・・・
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 10:56:12.76 ID:9k0Xh2pkO
唯がベッドから起き上がり、律の上に屈み込む。律は唯のを目の前にして、軽いパニックをおこす。
なんてザマだ。律は両手で顔を隠す。妄想の中では唯に陵辱の限りを尽くしたのに、唯のやつに押されっぱなしじゃないか。
唯は顔を隠してしまった律を見て、柔らかな笑みを浮かべる。偽りの仮面ではない、本物の笑み。
「今の律ちゃん、本当に女の子みたい」
「…それ、普段のあたしが女らしくないって言いたいのか?」
「うーん、普段の律ちゃん、男の子みたいだから。でも、そんな律ちゃん、好き。…私、男の子に生まれたかったな」
男に生まれれば、こんな思いはせずにすんだのに。そんな風に聞こえなくもない。
「男だって大変だぞー。聡なんか、あれで結構苦労してるみたいだし」
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:02:38.92 ID:9k0Xh2pkO
「…まあ、女の子じゃないと、こうして律ちゃんとできないしね」
唯は改めて、律の胸に手を伸ばす。唯の胸が目の前にある、唯があたしの胸見ようとしてる…。律は失神しそうだった。
唯は律のスポーツブラのホックを外そうとするが、なかなかうまくいかない。元々そんなに手先が器用ではないのだ。梓がやたらと手間取っていた理由がよくわかった。
悪戦苦闘する唯を見て、律は自分から外す決意を固める。あまり時間を無駄にすると、憂が帰ってきてしまう。この魔法のような時間が終わりを迎えてしまう。
「あ、できた」
律の決意は無駄に終わった。
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:07:02.99 ID:J/SoqZU80
なにこれけしからんな
けしからんな!!
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:10:18.38 ID:XvhP5TZJO
今日夜勤なのに眠れなくなったじゃないか
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:11:47.00 ID:jniknm5J0
俺「律は信じていた…なのにッ…くうッ…泣きじゃくる俺」
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:11:49.49 ID:9k0Xh2pkO
律の胸を守っていた布が外される。律は慌てて、胸を両手でがっちりと隠し、前かがみになってしまう。
「もー。律ちゃんズルいよ。私のばっかり見て」
「唯こそずるいぞ!何でそんなに平気なんだよっ!」
「もう見られるの慣れっこになっちゃったもん。澪ちゃんにあずにゃんに、和ちゃんに、知らないお医者さんにも…」
唯の顔に陰りがさす。忌まわしい記憶が蘇ろうとしているように見えた。律は覚悟を決める。
少しずつ、胸をきつく締め付けていた手を解いてゆく。ゆっくりと、ゆっくりと…。やがて、勢いよく腕を投げ出す。
「わ…か、可愛いっ!律ちゃんのおっぱい、すっごく可愛い!」
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:11:57.55 ID:h0fecPGHO
追いついた、、、だと?
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:22:14.58 ID:9k0Xh2pkO
唯が狂喜する。子供のように律の胸の感想を口走る。
律の胸は、ほとんど平面に近かった。緩い斜面のてっぺんに、小さな苺のような先端部がぷっくりと突き出ている。
「律ちゃん、私、すっごく自信ついたよ!ありがとう!」
「うるせえっ!そんな目で私を見るなっ!チキショウ、つるぺたとでもおせんべ胸とでも、何とでも言え!」
律は半べその泣き顔になっていた。唯はそんな律を、微笑ましげに見つめる。
「律ちゃんも、自分に自身持ちなよ。すっごく可愛いんだから。…食べちゃいたいくらいに」
律は唯に胸を舐められる自分を想像する。途端に頭に雷が落ち、一人で七転八倒してもがく。
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:34:04.64 ID:9k0Xh2pkO
灼熱の鉄板の上のエビのように暴れる律を、唯はしっかりと抱きしめる。そして彼女の髪を優しく撫でる。かつて梓にしていたように。
「いー子、いー子」
律は心に温かく、優しい液体を流されたような気分になった。涙まで出そうになってくる。梓の気持ちが、よくわかった。
「…律ちゃん、本当にありがとう」
二人は生まれたままの姿で、唇を交わらせる。唯は律の頬を、両手で優しく包む。かつて和が自分にしたように。
唯の舌を感じるたびに律はビクッ、ビクッと体に震えを走らせる。唯の手のひらが、とても気持ちいい。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:37:36.26 ID:RQD3ms7FO
連続>>>レイプって知ってる?
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:49:44.19 ID:b9UwYVhUO
りっちゃん……すごく、イケメン可愛いです…
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 11:58:19.90 ID:b/gWty2/0
☆ゅ
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:07:52.20 ID:qX3vikXPP
追いついてしまったので☆
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:15:57.85 ID:jniknm5J0
ムギ「ブチッ」
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:18:19.81 ID:tP9hUJ4VO
支援
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:25:15.68 ID:9k0Xh2pkO
ベッドの上。
律は赤子のように、唯の胸に吸いついていた。不器用に舌を動かし、硬く尖った突起をつつく。もう片方の先端は、指でこねまわす。
唯はフン、フンと鼻を鳴らし、律の頭を抱き寄せ、髪を撫でつけている。唯は相変わらず、胸が弱い。目の前が霞み、いやらしい声が漏れそうになる。
律はこの上なく幸せだった。唯の胸をこうすることを、どれだけ望んでいたことか。これは妄想ではないのだ。
唯は鼻声を出す。
「り、律ちゃん、私、ヘンになっちゃうよ…早く律ちゃんの胸、ちょうだい」
律は先端部に絡ませる舌を解き、唯の胸から指を離す。
「ごめんな、痛かったか?」
気づかう言葉が嬉しい。唯は首を横に振る。
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:32:38.60 ID:9k0Xh2pkO
「な、唯。…唯の胸の傷、これはこれで可愛いと思うよ」
律は白く消えかけている梓の爪痕に、指を這わせる。途端に唯の体が跳ねる。
「えー、でも嫌だよ。おっぱいに傷があったら、将来お嫁さんに行けなくなっちゃうよう」
お嫁さん。その言葉が律胸の柔らかい場所をチクリとつつく。唯も将来、誰かに嫁いで、自分の手から離れてしまうのだろうか?…そんなのは嫌だ。
ベッドで仰向けになっていた唯が起き上がり、反対に律を仰向けに寝かせる。唯は完全に主導権を握っていた。妄想と逆だ。
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:41:16.89 ID:9k0Xh2pkO
「あずにゃんが言ってた、ちっちゃければちっちゃいほど感じやすいっていうの、私も試してみようっと」
律はぎょっとする。梓のやつめ、唯に余計な知識を吹き込みやがったな。謹慎が解けて帰ってきたら、とっちめてやる。
唯は律の繊細な胸に、そっと舌をつける。途端に律の体が、快楽の白い炎に焼き尽くされる。律はあられもない声をあげ、全身をばたつかせる。
「律ちゃん、痛いよ。まだ先っちょも触ってないのに」
「頼む、唯、先は、先っぽは勘弁してくれっ!あ、あたし、ヘンになるっ!」
懇願する律を見て、唯はニヤリと嫌な笑みを口元に浮かべる。律の四肢をがっちりと押さえ込み、律の平野に舌を垂らす。
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:46:39.55 ID:b9UwYVhUO
2828
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:53:00.02 ID:yWXCBocp0
律 「よく見てろよ」に繋がるんですね、わかりまs…
おや、誰か来たようだ。
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:54:29.21 ID:9k0Xh2pkO
律はまた全身を震わせるが、今度は唯も備えができていた。渾身の力を込めて、律を押さえ込む。
梓が言っていたことは、実に正しかった。胸を舐めただけで、律は絶頂の前のように髪を振り乱してよがる。
唯は平野にぷっくりとそびえ立つ。濃いピンク色の先端をチロッと舐めた。瞬間、唯の拘束は暴れる律に振りほどかれてしまう。
「唯、ゆい、止めろ、止めてくれ、お願いィ…アァッ!」
唯は構わずに、舌を律の果実に巻きつけ、体液をなすりつける。もう一つの果実は、指の腹で潰す。
「止めろよ、そこ触るなってばッ!…あぁーッ!止めて、止めてェ!」
律の悲鳴が、悲しくこだまする。
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 12:55:35.13 ID:HM0MotWsO
ダークサイドに堕ちるなよりっちゃん!
おっきおっき!
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:06:49.48 ID:9k0Xh2pkO
律は快楽の津波にもみくちゃにされ、今にも壊れてしまいそうだった。目からポロポロと熱いものがこぼれ落ちる。
唯はそんな律を尻目に、律の果実に唾液をたっぷりと塗りたくる。行儀の悪い音をたてて吸い付く。時々簡単に傷つきそうな表面に歯を突き立てる。
「止めて、止めて、やだやだぁ…っ、…嫌だぁぁ、くぅっ、ヤダよぉおおぉ…!」
律は駄々っ子のように泣き叫ぶ。唯はそんな律を見て、さらに嗜虐芯をつのらせる。歯で軽く、コリコリとまん丸な部分を噛む。
「ヤダ、噛んじゃ嫌ぁ……っ!ゆい、唯ィ!あたし、ヘンになる、おかしくなるッ!あ、ぁ、もうダメ、きちゃあああああっ!!」
そして律は、胸だけで果てた。体を暴れ馬のように跳ねさせ、唯を突き飛ばす。
ベッドから転げ落ちた唯は、頭をしたたかに打ちつけてしまった。目の前に星が飛び散り、鈍い鈍痛が頭全体に広がる。
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:11:08.64 ID:htmMmw+TO
鈍い鈍痛
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:13:38.22 ID:pV/ehsm10
重要なので2度言いました
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:16:16.37 ID:9k0Xh2pkO
律は尋常でなく、体を痙攣させていた。口から泡まで吹いている。急に唯は、自分がとんでもないことをしでかしてしまったのでは、と怖くなった。
「きゅ、救急車、救急車呼ばなきゃ…」
唯は机の上の携帯に手を伸ばす。律の手がそれを遮った。どうにか落ち着いた律は、目に涙をたっぷりと浮かべて、唯を睨みつける。
「…見たのか?」
「見たって…見たよ。全部」
「…ヘンタイ」
律は恥ずかしげに、内股をこすりあわせる。グズッと鼻をすする。
「どこで覚えたんだよ、あんなの」
「澪ちゃんに無理やりやらされたから。…私、初めて見たよ。胸だけでイッちゃう子」
「うるせー」
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:20:34.26 ID:jniknm5J0
そろそろムギがブチ切れる頃だが……
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:22:05.16 ID:9k0Xh2pkO
>>517 しまった
「あの、それでさ律ちゃん」
唯が恥ずかしそうに、もじもじと生足をこする。一見、トイレを我慢しているように見える。
「律ちゃんのあんな姿見てたから、私の大事な所、こんなになっちゃったよぅ」
唯は律の手を、自分の秘部に導く。若草のような毛の奥は、すでにぐっしょりと濡れていた。
「律ちゃんだけイッちゃうなんてずるい。今度は、二人一緒にイこう?」
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:34:59.51 ID:9k0Xh2pkO
二人の少女は、互いの秘部の入り口を弄りあう。律の秘部は、唯よりも毛がしっかりと育っていた。
「へへ。下の毛は、あたしの勝ちのようだな」
「むー…」
「唯…胸は、もう胸は絶対に禁止だからな!」
「わかってるよぅ」
唯が苦笑する。律もつられて笑う。余計な衣類を一切まとっていない少女は、クスクスと笑いあう。
「唯、もう一度だけ言うぞ。…あたしも、他のみんなもお前のことが大好きだ。忘れるなよ」
「…うんっ!」
そして二人は、同時に指を秘部の奥に押しこむ。
「ッ!」
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:37:54.55 ID:HBl+4nWdO
あわわ、追いついてしもーた
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:41:41.53 ID:9k0Xh2pkO
先に反応を示したのは、唯だった。律はそれを見逃さない。すかさず、唯の奥へ奥へと指を這わせる。先ほど唯にしてやられた悔しさがあるのだろう。
唯も負けじと律の壁を弄る。指をあちらこちらへと這わせ、律を刺激する。
二人は快楽で目を開けていられない。唯は今までありとあらゆる人に秘部をいじられたが、律ほど優しく快感を与えてくれる人はいなかった。
二人は示し合わせたように互いの腰に手をやり、がっちりと抱きしめる。汗ばんだ温かい肌が触れ合い、汗を共有する。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:48:21.05 ID:9k0Xh2pkO
唯の指が、律の芯を発見する。同時に律の指も、唯の大切な蕾にたどり着く。二人の体に、尿が漏れそうになるほど強い電気が走った。
「ゆ、唯…!」
「律ちゃん!律ちゃん!」
互いの名を呼び合い、唇を再び押し付けあう。舌を絡ませ、唾液を混ぜ合わせる。そうしないと、快楽の爆発が、二人を引き離してしまいそうだったから…。
大切な部分で蠢く指が、どんどん速度を増してゆく。二人の秘部は、火傷しそうなまでに発熱していた。吐息が荒く、切なくなっていく。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 13:59:27.31 ID:9k0Xh2pkO
二人は唇をつけていられなくなるほどに、ガクガクと震える。唇の間にかかった涎の橋が、二人の絆のように光を放つ。
「唯ッ、あたし、そろそろ限界かも…!」
「律ちゃん、私も、もうダメッ…!」
「イこう、二人で一緒にッ!…くゥッ!」
「あぁああん、律ちゃん、律ちゃぁあああん、やあぁああッ!」
二人の指が、さらに加速する。白く輝く丸い球めがけて、二人はひた走る。その球に触れた瞬間…。
「く、はぁぁああああっ!!!はう、うあああっ!ああ…」
「んん、んくぅぅあああああっ!!びゃああっ!!ああああああああッ…!」
律が快楽の絶頂の衝撃でバラバラに弾け飛ぶ。
唯は深く深く沈んでいった。透明なエレベーターに乗って、深い深い海の底へ…。
誤爆失礼
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:09:34.49 ID:9k0Xh2pkO
…唯、ゆーいー。
…誰かが唯を呼んでいる。唯は深い水の底から浮き上がるようにして、目を覚ます。
律が心配そうな顔で覗き込んでいた。唯は全裸で失神していたようだ。秘部に残る快感の余韻が、キュンと身震いさせる。
死にゆく太陽の明かりが、唯の体を照らす。肩まで届く髪を、大きくないが、形の整った胸を、律の手で清められた秘部を。
律はすでに下着も制服も身につけていた。ぼんやりとした目で自分を見つめる唯を見て、文字通り胸を撫で下ろす。
「…律ちゃん、おはよ」
「…何がおはようだ、バカ。心配させやがって」
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:18:58.36 ID:9k0Xh2pkO
唯の顔が緩む。律はいつも通りの律だった。それが唯を安心させる。
「早く服着な。また風邪ひいちゃうからさ」
「…律ちゃん、お願い。…またチューして」
唯の顔にだらしない笑みが浮かぶ。律が呆れたようにフン、と鼻息を吐く。
「しょうがないな。お姫様はキスがないと目覚めません、か」
唯が顔を近づける。目を閉じた顔が、プルプルと震えている。律はその顔を優しく両手で包み込み…
玄関のドアが開き、憂と両親が入ってくる音が聞こえた。憂が階段を駆け上ってくる音がして、二人は真っ青になる。
「り、律ちゃん!」
「バカバカバカ、早く服着ろ服!」
唯はあんまり慌てふためいたせいで、またもベッドから転げ落ちてしまった。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:22:20.96 ID:VdDSKK89O
wktk
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:22:46.75 ID:9k0Xh2pkO
ちょっと離れます。
あと少しだけ、後日談があります。よろしければもう少し楽しんでいってください。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:24:23.55 ID:TkPgrKAaO
wktk
sageたほうがよくない?
私怨
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 14:46:14.50 ID:b/gWty2/0
支援
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 15:04:18.54 ID:uxSZBjvN0
やっぱり和姦がええな
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 15:16:49.50 ID:b9UwYVhUO
律可愛い
支援
ニヤニヤ時間!すごく、いいです…待ってるよ…!
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 15:24:41.84 ID:d8x+pVsLO
律は髪下ろすと唯にそっくりだからな、それがまたいい
>>1 立ち直りの理由は分かった。
期待
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 15:28:55.19 ID:1vHrg6FL0
すばらしいよ
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 15:33:36.84 ID:doj1Otxb0
捕手
投手
野手
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 16:14:38.69 ID:doj1Otxb0
書き溜めなしでの投下ならすごいな
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 16:33:38.59 ID:YzndWGpIO
むきゃ
ムギちゃん仲間はずれ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 16:57:41.92 ID:mGuk/xPqO
はぁはあ
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 16:58:29.77 ID:t3kE5x+2O
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:02:13.82 ID:9k0Xh2pkO
再開
>>547 元々別のSSの補完を目的に、行き当たりばったりに書いたSSなので、書きためてはいません。
おかげで散々遅れてしまいました
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:04:26.02 ID:1vHrg6FL0
待ってました
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:07:20.76 ID:9k0Xh2pkO
再開
「お姉ちゃーん、早く起きないと遅刻だよーっ?」
憂の声が、朝の平沢家に響き渡る。だが姉の唯の部屋からは、何の物音も返ってこない。
「お姉ちゃん?」
憂が心配そうな顔で覗き込む。唯はベッドで平和に眠りこけている。…愛用のギターと共に。
「またギースと添い寝…」
嗚呼、哀れな平沢唯。数分後には、この平和が修羅に変わるのだ。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:08:30.68 ID:YzEt5cjOO
>>1 > もうあのスレは俺の手から離れてしまった…
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:10:23.19 ID:1vHrg6FL0
ギースwwwハワードwwww
ギースwwwwwwwwwwwww
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:13:30.98 ID:htmMmw+TO
ギースに醤油
ギース糞ワロタw
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:18:06.37 ID:9k0Xh2pkO
脱ぎ捨てられたパジャマ。テーブルに散らばるパン屑。
唯はドタバタと、アメリカのコメディアニメのように右往左往する。憂はそんな姉を追いかけまわす。
「ハンカチ持った?髪がボサボサだよ!ギース忘れないでね!」
「ギー太だってば!」
しばらくしてから、唯はダイニングルームの両親に大きな声で挨拶する。
「お父さん、お母さん、行ってきますっ!」
そして二人は朝の日差しのもとに駆け出す。
…嵐の去った平沢家で、唯の父親は仕事仲間と携帯電話で話している。今日から彼らも「平常運行」だ。
唯の母親は、娘の消えていったドアを見つめ、涙ぐんでいた。娘が、最愛の娘が帰ってきてくれたのだ。
「いいお友達がいて、よかったわね…唯」
父が電話を切り、最愛の妻に語りかける。
「南米にいるあいつらから、またでかい仕事がひとつ来てるんだ。行くかい?」
「ええ、行ってもいいわ。まともにキスができたらね」
「…もちろん、喜んで」
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:34:30.80 ID:VdDSKK89O
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:46:19.10 ID:9k0Xh2pkO
姉妹は校門の前で急ブレーキをかけ、大時計を救いを求めるように見つめる。始業まで、わずか2分。アクションヒーロー顔負けの大活劇だった。
「おーそいぞーっ」
オーバーヒートしてしまった唯に、弾んだ声がかかる。校舎の前で、親友二人が手を振っていた。紬と律。
「お姉ちゃん、お友達が待ってるよ、頑張って!」
「うーいー…抱っこー…」
唯は完全にスクラップと化してしまっていた。
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 17:58:51.19 ID:aY9CL798O
支援
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:00:00.36 ID:9k0Xh2pkO
「しょうがないなぁ、唯お嬢様は」
律はわざわざ校門まで迎えにきてやる。苦笑しながら、唯の背中と脚を抱えあげる。いわゆるお姫様抱っこという抱き方だ。
「ムギ、唯の鞄とギター、持ってやってくれ」
「はいはい」
ムギは二つ返事で引き受ける。…なぜか嬉しそうだ。
「律ちゃん…」
唯が自分を助けてくれた騎士を見上げる。目元をピンクに染め、やけに艶めかしい、光に満ちた眼差しで律を責める。…憂は複雑そうな顔で、二人を見つめている。
「…どりゃーっ!拙者に続けーっ!」
律は急に照れくさくなり、めちゃくちゃな大声をあげて走り出した。紬と憂がそれに続く。
律の腕の中で、唯は幸せだった。…澪と梓、和はまだ帰ってこない。唯は早く、彼女たちにもこの幸せをわけてあげたかった。
白い光に満ちた朝。彼女たちのお祭り騒ぎは、まだ始まったばかりだった。
最終章:さらば愛しき魔性
完
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:04:03.36 ID:d6xveZnKO
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:04:47.68 ID:HBl+4nWdO
>>1乙だよおぉおお!!!
乙乙
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:08:38.06 ID:aY9CL798O
りっちゃん、イケメンだな〜
乙
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:09:03.70 ID:x95Cy1/J0
おっおっ乙乙
でもなんかこう悪くはないんだけどもやもやした何かが残る感じだな
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:14:31.01 ID:S8FbGbN+0
乙o乙
停学三人組にはムギからのお仕置が待ってる訳か…
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:17:59.69 ID:9k0Xh2pkO
終わりです。長々と、この駄文におつきあい頂き、誠にありがとうございました。
スレを汚されても文句ひとつ言わずに好き勝手させてくださった前スレのスレ主さん、
携帯房の私にわざわざスレを提供してくださり、前スレからの転載までしてくださった
>>1さん、
そして気まぐれな私のために支援・保守してくださった多くの方々に深い感謝の意を表します。
初めて書くSSということもあって、全体的にかなり完成度の低い作品になってしまいました。
特に終盤が、かなり勇み足になってしまったことを後悔しています。
VIPのSSの文章の基本すら無視した私の駄文を、一人でも多くの方が愛でていただくことを望まずにはおれません。
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:18:16.87 ID:b9UwYVhUO
りっちゃんイケメンすぎ惚れた
乙!
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:19:20.29 ID:+MrcQJSsO
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:21:05.43 ID:9k0Xh2pkO
ここで皆さんに表明しておきますが、私は決してレイプ肯定派ではありません。
作中で澪達をある程度醜く書いたのは、レイプが人間の尊厳を踏みにじる最低の犯罪であるという前提に基づいたためです。
どうか皆さん、レイプはエロゲ等二次元の世界だけに留めておいて下さい。
そしてかつてやっちまった、あるいは合意の上でもひどいことしちまった、という方は、どうか二度と同じ過ちを繰り返さないで下さい。
それだけが、私の望みです。うーうー
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:23:18.04 ID:FO79YwrlO
>>571 マジで乙
お前に書いてもらえてよかった
このスレの
>>1と前スレの中略野郎は
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:23:19.57 ID:FZUp3vD70
自分語りは蛇足
もっと軽いノリであっぱらぱーってやるべきだと思うよ
なんでかしこまっちゃってんだか
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:23:44.10 ID:+MrcQJSsO
何が面白いの?
このゴミSS
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:24:45.49 ID:Usd2zbCd0
さっきから携帯房って書き方が凄く気になるけど乙
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:25:12.48 ID:9k0Xh2pkO
初めてのSSなんでつい舞い上がってしまいました。
ウザかったらスルーして下さいorz
乙
個人的には唯と律の絡みあたりから不自然な感じを受けたな
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:32:01.84 ID:xGJISzB20
とりあえず落ち着けw
ともあれ乙
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:50:57.00 ID:NZhaoqV+0
お疲れ。楽しかったぞ。
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 18:54:59.19 ID:n69zRo7hO
このSSを読んで、俺は唯律があまり好きでないことに気付いた
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:24:56.19 ID:jniknm5J0
即興で終わらしただろこれwwww
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:39:19.57 ID:SUGRHIKJ0
終わったのか
乙!
あ、あれ?
鬱エンドは?
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 19:49:40.95 ID:1+ZnfZUEO
乙
鬱エンドは俺が書いてやん予
律「我慢できない…!」
唯「やっ…やめてりっちゃん!」
そしてりつはゆいをぐちゃぐちゃに汚し、自分の快楽を云々する道具にしたのだ
唯は絶望した、まさか律まで欲望に満ちた大阿呆だったとわ…
数日後、唯はムギしか信用出来ないのでムギと連みまくった
そしたらなんかムギからお金一杯貰って大金持ちになった
レイプの傷でも何でもお金なら浄化してくれるんだね!
唯はお金に溺れる基地外になってしまったのだ
人を信用出来ず、信用出来るのは金、金…
唯は遂にムギの会社の社長をぶっ殺し、大量のお金を得た
唯「お金…フヒッ、大金持ちだぁ…もっと…欲しいよおぉぉ…」
数十年後、唯はカネゴンになった
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 20:20:53.66 ID:VdDSKK89O
乙
唯「澪ちゃん知ってる?半田ごての温度って300度くらいあるんだよ」
澪「唯…何、言ってるんだ…?」
唯「きっと、眼球内を満たす房水もすぐ沸点に達して
眼球が圧力に耐え切れず破裂すると思うんだぁ」
澪「唯、唯っ!やめて…お願い…。謝るから、だからっ──」
唯は狂った笑みを浮かべて首を横に振る。
唯「謝るくらいなら最初からやらきゃよかったのに──おバカさん」
いちおつ!
何故か保守
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:06:48.66 ID:Usd2zbCd0
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 21:36:40.63 ID:VdDSKK89O
同感
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:05:43.87 ID:9k0Xh2pkO
最初に予定していた鬱エンドについて
唯、精神崩壊。幼い少年を狙った連続レイプ事件を起こす
↓
律、引きこもりと化した唯を説得。唯を回復させる
↓
唯が襲った少年が聡と発覚。田井中姉弟自殺
↓
唯自殺
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:07:14.76 ID:3dYWGBKj0
聡「という夢を見たんだ」
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:10:14.20 ID:aUZfe5LZO
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/29(土) 22:13:51.75 ID:J/SoqZU80