1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 21:55:23.00 ID:BxFBu5VxO
3 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:00:57.76 ID:BxFBu5VxO
第2話 少女と旅の目的
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:01:36.45 ID:V+8zRZcj0
支援するよー
5 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:02:57.71 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ「魔導師?」
ドクオの告げた魔導師という言葉にミセリは驚き混乱していた。
魔導師とはオカルトの王【呪王】サダコまたは三人以上の魔導師から推薦され、
試練を乗り越えた者だけが名乗ることが許されるいわば魔術士のエリートだ。
魔導師の特権として城の書庫の使用と《杖》を持つことが許される。
ドクオはその魔導師だと言ったのだ驚かないほうが無理だろう。
('A`)「まぁ、今は魔術士とそんなに変わらないけどな」
ミセ;゚д゚)リ「やっぱり魔術士じゃん!」
驚いて損したとばかりに呆れた表情をつくる。
キター、期待してるよー、支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:03:25.67 ID:xI8dvGObO
支援
8 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:04:59.58 ID:BxFBu5VxO
ミセ*゚ー゚)リ「そういえばドクオさんは新しい主人を捜しにこの国に来たんだよね?」
(*'A`)「そうそう、この国にかわいくて胸の大きい女の子が多いって聞いた……」
ドクオがふとミセリに視線を向けると
ミセ#゚−゚)リ
表情は不機嫌だったが
目が変態を見るような目になっていた。
(;'A`)「この国に来たのは新しい主人を捜すのもあったけど、ある物を探しに来たんだ」
ミセ#゚−゚)リ「ある物?」
('A`)「《DAT》っていう伝説の物質だ」
キョトンとするミセリに少し笑いながらドクオは話し出す。
9 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:07:26.46 ID:BxFBu5VxO
('A`)「伝承だとこの世界が持つクオリティが結晶化した物だといわれてる。
一説では聖剣《カコログ》も《DAT》から作られた物らしい」
聖剣《カコログ》の事はミセリも知っていた。
かつて創世神から【創世王】にもたらされ、その後も数々の伝説に登場する伝説の剣。
さらに30年前、今のオオカミの王【剣帝】ロマネスクが大魔導師アラマキに導かれ
仲間と共に聖剣を使い魔精を封印したのは有名な話だ。
('A`)「まぁ、それがどこにあるのかどんな形でどんな色なのか誰も知らないんだけどな」
('A`)「だから俺は遺跡を調査することにしたんだ。
もしかしたら《DAT》について何かわかるかも知れないだろ?」
楽しそうに、そして懐かしそうに話すドクオをミセリは黙って見ていた。
10 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:08:57.22 ID:BxFBu5VxO
('A`)「でもオカルトの遺跡を全部調べても何も見つからなかった。
そんな時ニューソク砂漠で遺跡が新たに発見されたんだ。
しかもその遺跡を調べに行った調査隊が帰ってこない。
これはなにかあると思うだろ?」
ミセ*゚ー゚)リ(なんか嫌な予感が……)
その予感は当たることになる。
('A`)「というわけで明日その遺跡に行くぞ」
そう言うとドクオは立ち上がり部屋から出て行こうとする。
ミセ*゚д゚)リ「ってちょっと待てーーーーっ!!」
('A`)「なんだよ?」
叫んだミセリをめんどくさそうな表情で見る。
ミセ*゚д゚)リ「なんでボクまで!?」
('A`)「俺の主人だろ?」
そう言って部屋から出て行った。
ミセ;゚ー゚)リ(あれー? 普通逆じゃないかなー?)
わりと真剣に悩むミセリだけを残して。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:10:50.46 ID:V+8zRZcj0
しえん
12 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:11:06.37 ID:BxFBu5VxO
翌日、太陽も完全に昇りきったころ二人はドクオが手に持った青い板から伸びた光を頼りに砂漠を歩いていた。
ミセ*゚ー゚)リ「ねぇドクオ?」
('A`)(あれ? 呼び捨て?)
突然ミセリが前を歩いていたドクオに声をかけた。
ミセ*゚ー゚)リ「持ってるそれなに?」
('A`)「これは《導きの羅針盤》っていう道具だ。持ち主の行きたい場所までこの光が導いてくれる」
いわゆるマジックアイテムと呼ばれるものだ。
ちなみにミセリがペニサスから貰った腕輪もマジックアイテムである。
ミセ*゚ー゚)リ「それがあったら《DAT》も見つかるんじゃないの?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:11:30.30 ID:uAmft/oa0
一話読んできた支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:12:02.77 ID:7A2osa2HO
しえーんしえーん
15 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:13:18.06 ID:BxFBu5VxO
('A`)「そうだったらどんなに楽か……。これを使うには目的地がどこにあるのか持ち主が知らないといけないんだ」
ミセ;゚ー゚)リ「なんていうか微妙だなぁ」
('A`)「これを作った奴がこういう微妙な物が好きなんだよ」
普通に作ったらつまらないじゃないか!!
そう豪語した友人(仮)とニューソクに来る前のことを思い出しドクオは眉をひそめていた。
すると突然、後ろにいたミセリの方を向き
('A`)「そういやなんでお前はあんなところで倒れてたんだ?」
いまさらそんな事を聞いてきた。
ミセ;゚ー゚)リ「そういえば話してなかったっけ……」
16 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:16:55.93 ID:BxFBu5VxO
ミセリは自分が倒れるまでのことを細かく話しだした。
ペニサスから突然、旅に出るように言われた事。
ペニサスから貰った腕輪のせいでニューソク砂漠にきてしまった事。
そしてサンドリザードに襲われた事を話すとドクオはすっとんきょうな声をあげた。
(;'A`)「はあっ!? サンドリザードに襲われた?」
ミセ*゚ー゚)リ「あのトカゲそんな名前なんだ……それがどうかしたの?」
(;'A`)「サンドリザードはニューソク砂漠で最弱のモンスターなんだ」
ミセ*゚ー゚)リ「……ふーん?」
それが何? という表情でドクオに説明をうながす。
17 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:18:33.69 ID:BxFBu5VxO
(;'A`)「あいつらは他のモンスターのタマゴしか食わない、というよりも食えないんだ。あまりにも弱すぎて」
ミセ;゚ー゚)リ「あれだけ大きくても?」
(;'A`)「確かに図体はでかい。
だが、体はニューソク砂漠のモンスターにしてはかなり柔らかい。
タマゴを盗ることに特化したせいだと言われるが、なぜかあいつらの突進にはスピードはあっても威力はないんだ」
ミセ;゚ー゚)リ(そういえば、疲れただけであんまり痛くなかったような気が……)
(;'A`)「たまにタマゴを運んでた商団が襲われることがあるけど、
タマゴをくわえるとすぐに逃げて怪我人がでたことはない」
ミセ;゚ー゚)リ「「……」」('A`;)
見つめあうこと数秒。
ミセ;゚ー゚)リ「「アハハハハッ」」('A`;)
(;'A`)「たまたまだ! たまたま!」
ミセ;゚ー゚)リ「そうだよね! たまたまだよね!」
乾いた笑い声だけが砂漠に響いていた。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:18:56.83 ID:V+8zRZcj0
支 援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:19:20.63 ID:sVUAw1wu0 BE:1335264274-2BP(0)
支援
20 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:20:30.22 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ「……」
(;'A`)「……ん?」
しばらく経った時、ある光景がドクオの目に映った。
それを見つけるとドクオは急に立ち止まりミセリはぶつかってしまう。
('A`)「ちっ…ミセリしゃがめ」
ミセ*゚ー゚)リ「なんで?」
('A`)「いいからしゃがめ」
ミセ*゚ー゚)リ「何なんだよもー」
渋々といった様子でドクオの隣にしゃがむ。
それを確認するとドクオは口を開いた。
('A`)「あそこを見てみろ」
ミセ;゚ー゚)リ「あれは……」
ドクオの指差した場所を見ると全長6mはあるヘビと全長3mはあるサソリが争っていた。
21 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:22:10.88 ID:BxFBu5VxO
('A`)「砂蛇とデザートスコーピオ。どっちもかなり危険なモンスターだ。
大方、縄張り争いでもしてるんだろうがこっちとしてはいい迷惑だ」
ミセ*゚ー゚)リ「危険なってどれくらい?」
それを聞くとドクオは溜め息を吐き説明しだす。
('A`)「まず砂蛇だが、速さはサンドリザードに劣るが他は段違いだ。でもまぁ、強いモンスターってわけじゃない。
こいつが危険だと言われてるのは牙に猛毒を持ってるからだ。逆に言えば牙にさえ気をつければ楽に倒すこともできる」
次の瞬間、だらしなく顔が緩む。
(*'∀`)「ちなみに《砂蛇の皮》で作られた踊り子の服は一番人気があるんだ。うん、あれはよかったなぁ……フヒヒ」
ミセ*゚−゚)リ(キメェ)
22 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:23:54.31 ID:BxFBu5VxO
('A`)「次にデザートスコーピオだが、こいつはかなり厄介だ。
甲殻は硬いし、ハサミは並の剣より切れる。おまけに尻尾の針には砂蛇ほど強力じゃないが毒も持ってる。
倒せないわけじゃないが出くわしたら逃げた方が得策だな」
('A`)「ちなみにこいつの甲殻からは鎧、ハサミから剣を作ることができる」
ミセ*゚ー゚)リ「剣かぁ……じゃあハサミだけでも取って」
(#'A`)「話し聞いてたか?」
ミセリはゴメンゴメンと謝り尋ねる。
ミセ*゚ー゚)リ「どうするの?」
('A`)「遠回りをする。時間はかかるがなるべく戦うのは避けたい」
今も二匹は争っている。
それを横目に見ながら二人は歩き出した。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:25:14.39 ID:MiNAM9kNO
これも来てたか支援!
24 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:27:04.86 ID:BxFBu5VxO
歩き続けたせいか辺りはいつのまにか暗くなっていた。
('A`)「予定より大分遅れたな」
本当なら今日中に遺跡に着き翌日から調査する予定だったが砂蛇とデザートスコーピオを避けるために遠回りをしたため予定が大幅にズレてしまっていた。
('A`)「しょうがない。今日はこの辺で寝るか」
そういうとドクオは背負っていた荷物をおろしテントを組み立て始めた。
ミセ*゚ー゚)リ「ボクにもなにかする事ある?」
('A`)「ない」
即答だった。
テントを組み立てると今度は地面に手をついた。
すると地面に魔法陣が展開されそのまま消えるとドクオは夕食の準備を始めた。
ミセ*゚ー゚)リ「何したの?」
('A`)「簡単な結界を張った。これでモンスターは俺達に気付かない」
25 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:29:08.29 ID:BxFBu5VxO
ミセ*゚ー゚)リ「魔法って便利だなぁ」
ミセリは小さく呟いたつもりだったがどうやらドクオには聞こえていたようだ。
('A`)「いやそんなに便利じゃないぞ。
魔術士は魔法を使う時にいちいち魔法陣を展開しないといけないしな」
ミセ*゚ー゚)リ「魔術士はって事は魔導師は違うの?」
なかなか鋭い。
そう思いながらドクオはその答えをかえす。
('A`)「ああ、違う。魔導師は魔法陣と同じ働きをする《杖》を持ってる。
だから魔導師には魔法陣は必要ないんだ。
《杖》にクオリティを込める。たったそれだけで魔法を使えるんだからな」
それを聞きミセリはある疑問が浮かぶ。
ミセ*゚ー゚)リ「ということはやっぱりドクオは魔術士なんだ」
26 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:30:59.14 ID:BxFBu5VxO
('A`)「なんでだ?」
ミセ*゚ー゚)リ「だって《杖》持ってないじゃん」
そう、ドクオは《杖》らしき物を持っていないのだ。
今までの説明からするとドクオが魔導師ではないと思うのも当たり前だ。
(;'A`)「いや、今は壊れて修理中なんだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「言い訳乙。ホントは《杖》なんて持ってないんでしょー」
するとドクオは不機嫌になり意地の悪い笑みを浮かべながら言い返す。
('∀`)「《杖》は修理中だっていってんのがわかんないかな、ちんちくりん?」
ちんちくりんという言葉に今度はミセリが不機嫌になり言い返した。
ミセ*゚−゚)リ「ちんちくりんって言わないでよ童貞魔術士」
27 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:33:08.16 ID:BxFBu5VxO
(#'A`)「どどどど童貞ちゃうわ! ちんちくりんがイヤならチビって呼んでやるよ。チビすけ」
ミセ#゚−゚)リ「チ、チビすけ!? いくら温厚って言われてるボクでも思わず剣を抜いちゃいそうだよ自称魔導師さん?」
(#'∀`)「サンドリザードごときに苦戦した ヘ ボ 剣 士 にやられるほど俺は弱くないぜ」
ミセ#^−^)リ「立場の差を教えてあげないといけないみたいだね 変 態 魔 術 士 」
ミセ#゚−゚)リ「……」
剣を抜き構えるミセリ。
(#'A`)「……」
両手の平に魔法陣を展開しミセリに向けるドクオ。
28 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:37:50.19 ID:BxFBu5VxO
まさに一触即発。
そして先に動いたのはミセリだった。
ミセ*゚д゚)リ「気翔刃!」
ミセリの剣からクオリティで作られた刃が飛ぶ。
('A`)「ファイヤーボール」
ドクオの左手から放たれた火球が気翔刃を飲み込み
それでも威力がおとろえる事なく進む。
29 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:38:45.60 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ「えっ? わっ!」
それを横に跳びどうにか交わした。
('A`)「もういっちょファイヤーボール」
ミセ;゚ー゚)リ「ちょっ……」
それも交わすが
(゚A゚)「フヒヒッ踊れ踊れーーー!」
まるで雨のようにファイヤーボールが飛ぶ。
その中を涙目でミセリは走り続ける。
ミセ*;д;)リ「鬼ーーっ! 悪魔ーーっ! いいかげんにしろおぉぉおぉおぉぉぉっ!!」
(゚A゚)「フヒヒーーーーッ!!」
爆発音とミセリの叫びが砂漠に木霊していたた。
結局、この騒ぎはミセリが奴隷が主人を傷つける事はできないという事を思い出すまで続くのだった。
30 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:40:49.52 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ「……」
(;'A`)「……」
どうにか昼前に遺跡に着いた。だが二人は目の前の光景に困り果てていた。
ミセ;゚ー゚)リ「どうするの?」
(;'A`)「どうするって、倒すしかないだろ」
遺跡の前にデザートスコーピオが二匹いた。
('A`)「とりあえず尻尾を切り落とすか……俺が合図したら気翔刃を撃て。
俺が右のやつをやるからミセリは左のやつを頼む」
ミセ*゚ー゚)リ「わかった」
頷きミセリは剣を抜く。
ドクオも両手に魔法陣を展開する。
ドクオはデザートスコーピオの動きを観察しミセリは合図を待つ。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:42:42.75 ID:ZaPlYpa0O
くそつまんね
殺意が沸くレベル
32 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:42:58.24 ID:BxFBu5VxO
('A`)「……今だ! ウィンドエッジ」
ミセ*゚ー゚)リ「気翔刃!」
ドクオの放ったウィンドエッジは尻尾を切り落とし
ミセリの放った気翔刃は尻尾を揺らしただけだった。
33 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:45:54.44 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚д゚)リ「へっ?」
(;'A`)「……ミセリは尻尾が切れたやつの気を引いてくれ。無理に戦わなくていいからな」
ミセ;゚ー゚)リ「はーい……」
ミセリが走っていったのを確認してドクオは両手に魔法陣を展開しデザートスコーピオを見る。
('A`)「さてと、早めに片付けないとな……それにしてもマンドクセ」
('A`)(と言ったものの今は使える魔法が少ない。火力不足だな)
デザートスコーピオはドクオに気付いたらしく走り出した。
('A`)「近づかせるかよ。ロックグレイヴ」
右手の魔法陣を地面に押し付けるとデザートスコーピオの下から岩が突き出しひっくり返した。
デザートスコーピオは起き上がろうともがき始める。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:46:04.12 ID:MiNAM9kNO
oh…ミセリ…
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:47:48.32 ID:ZaPlYpa0O
つまらないってわかってんの?
どうやったらこんな文章書けるの?逆に凄いわ
おまえが
こんな糞文章力で投下出来るおまえが
36 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:49:10.98 ID:BxFBu5VxO
('A`)「チャンスだな。そのままもがいててくれよ? ファイヤーボール」
連続して爆発音が轟きそこには焼き焦げて煙をあげるデザートスコーピオの死骸があった。
('A`)「意外と早く片付いたな。さっさとミセリの方に行くか」
目の前でいきなり砂埃が舞い視界を隠す。
('A`)「なんだ?」
警戒し魔法陣を両手に展開する。
(;'A`)「マジかよ」
砂埃が晴れそこにいたのは
新たに現れた二匹のデザートスコーピオだった。
(;'A`)「……マンドクセ」
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 22:50:59.86 ID:izNlmPxhO
支援
39 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:52:33.64 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ「わわわっ」
突き出されたハサミを交わしデザートスコーピオの側面にでる。
そのまま足の付け根に剣を突き立て振り抜き足を一本切り落とす。
ミセ*゚ー゚)リ(よし!)
ミセ*゚ー゚)リ「このっ」
痛みで悲鳴をあげるデザートスコーピオに剣を振り下ろすが今度は甲殻に阻まれ傷一つ付けられない。
それを見るとミセリは一旦離れ体制を立て直す。
ミセリがドクオの方を見ると新たに現れた二匹のうちの一匹を倒しているところだった。
しえ
41 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 22:56:59.07 ID:BxFBu5VxO
ミセ;゚ー゚)リ(やっぱりボクじゃ甲殻は斬れないかぁ……気翔刃も効かないし)
そして思い出すのは姉、ペニサスの事。
ミセ;゚ー゚)リ(ペニ姉だったら斬れるよねあれ……)
ペニサスは僅か数年で紅燕剣術を全て習得した天才だ。
それに対してミセリは数年かけても気翔刃しかできなかった落ちこぼれだ。
だからこそ思うのだ。
ミセ*゚ー゚)リ(いつか絶対ペニ姉に追い付く!)
呼吸を整えデザートスコーピオへと走りだす。
足を切り落とした場所に行き、剣を突き刺す。
デザートスコーピオが怯んだ隙に剣を引き抜き、先程足を切り落とした時と同じ方法でハサミを切り落とした。
ミセ*゚ー゚)リ(やった!)
思わず笑みがこぼれる。
だが、それが間違いだった。
しえん
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:01:53.96 ID:ZaPlYpa0O
つまんねつまんねつまんねつまんねつまんねつまんねつまんねつまんねつまんねつまんね
44 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:02:00.31 ID:BxFBu5VxO
ミセ; д )リ「……っ!」
次の瞬間ミセリは吹き飛ばされていた。
痛みで暴れたデザートスコーピオの尻尾の残った部分がミセリを直撃したのだ。
ミセ; ー )リ(イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ)
サンドリザードの突進とは比べものにならない痛みにミセリは動けない。
ドクオがミセリの名前を叫ぶがそれすらも聞こえていない。
デザートスコーピオが動けないミセリに近づく。
ミセ; ー )リ(逃げないと)
それでも体は動かない。
(*゚∀゚)つ 支援
46 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:06:00.49 ID:BxFBu5VxO
デザートスコーピオが残ったハサミを振り上げる。
ミセリは目を閉じ次にくるであろう痛みに備えた。
その時、声が聞こえた。
「牙猫剣術」
ミセリが目を開くとデザートスコーピオの前に大剣を持った男が立っていた。
(,,゚Д゚)「剛断爪!」
男が大剣を振り下ろすとデザートスコーピオは頭から胴体の中ほどまで断ち切られた。
読者「……っ!」
次の瞬間読者は吹き飛ばされていた。
痛くて苛つく作者の文章の稚拙に過ぎる部分が脳髄を直撃したのだ。
読者(イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ)
他の有名作者とは比べものにならない痛さに読者は動けない。
偽善者が支援の書き込みをするがそれすらも笑えない。
作者の駄文が動けない読者に近づく。
読者(煽らないと)
それでも作者は投下を止めない。
48 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:11:38.48 ID:BxFBu5VxO
「大丈夫?」
また別の声が聞こえた。
声のした方に目を向けると神官服を着た女性がいた。
(*゚ー゚)「今から治すね。ヒール!」
するとミセリの体が暖かい光に包まれ痛みが消えていく。
(,,゚Д゚)「危ないところだったな」
(*゚ー゚)「これでよし」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、ありがとうございます」
なにがなんだかわからないといった様子でとりあえず礼を言うミセリ。
(*゚ー゚)「私の名前はシィ、こっちはギコ。お礼なんていいよ。それにしてもびっくりしたよ。
遺跡の調査隊を捜しに来たら女の子がデザートスコーピオと戦ってるんだもん」
ミセ*゚ー゚)リ「ボクはミセリ。もう一人はドクオっていいます。ボク達も遺跡の調査にきたんです」
たった今、最後の一匹を倒したドクオがミセリに駆け寄る。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:14:17.84 ID:BnRjTbl70
支援
作者の投下が残った仏心を刈り取る。
読者は目を開き次にくるであろう駄文に備えた。
その時、レスが見えた。
「ツマンネ」
読者がスレ読み進めると作者の前に真実を帯びたレスが付いていた。
「ツマンネって」
男が煽りを仕掛けると作者の自尊心は頭から胴体の中ほどまで断ち切られた。
51 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:17:23.78 ID:BxFBu5VxO
(;'A`)「大丈夫か?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん大丈夫。シィさんに治してもらった」
('A`)「そうか。えーとシィさんだっけこいつを助けてくれてありがとう」
(*゚ー゚)「お礼はいらないよー。そういえば二人ともこの遺跡の調査にきたんだよね?」
('A`)「確かにそうだが、それがどうかしたか」
(,,゚Д゚)「オレ達はこの遺跡から帰ってこない調査隊を捜しにきたんだ」
ドクオはなるほどと呟いたがミセリはよくわかってないようだ。
(*゚ー゚)「つまり」
('A`)「協力してこの遺跡を調べようって事だな」
(,,゚Д゚)「その通りだ」
ドクオはギコとシィの顔を数秒見て
('A`)「いいぜ。そうした方が危険が少ないだろうし」
承諾した。
そして二人はギコ達と共に遺跡の中へ入っていった。
52 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:20:29.64 ID:BxFBu5VxO
少女は奴隷の旅の目的を知り
旅の中で憧れに追い付くことを決意し
遺跡で大剣使いの男と神官姿の女と出会った
旅騎士冒険譚
第T章 『砂と踊りの国』
第2話 少女と旅の目的
了
「大丈夫?(頭の中身的な意味で)」
また別のレスが現れた。
新たな煽りに目を向けると先程とは別の煽りレスがあった。
「今から首吊れ」
すると読者の心が暖かい光に包まれ苛だちが消えていく。
「よくこんな駄文を垂れ流せるよな」
「本当にな」
あ、ありがとうございます。
胸のすいた様子で脳内で礼を言う読者。
「支援も要らない。まとめなんていいよ。それにしてもびっくりしたよ。
面白いブーン系を捜しに来たら読者が糞作者と戦ってるんだもん」
ボクは読者。ボク達も面白いブーン系を探しにきたんです」
たった今、追加の煽りを付けた男が読者達に笑い掛ける。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:21:28.55 ID:6jRve0wnO
支援だよん
55 :
◆x8fzY.jwcY :2009/08/18(火) 23:23:39.91 ID:BxFBu5VxO
本日の投下は以上で終了です
たくさんの支援ありがとうございました。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:24:30.10 ID:V+8zRZcj0
乙!
次回も楽しみにしてるよー
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:25:05.14 ID:ZaPlYpa0O
なにこれ展開読めるし
つまらなすぎワロタ
改変レス……ミスって消しちまった
糞
死ねよ
乙!次も楽しみにしてるよー
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:30:48.41 ID:uAVd3wSlO
乙!
楽しみに待ってるからまた投下してくれよ!
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 23:34:41.21 ID:MiNAM9kNO
乙でした!
面白かったぞー次もよろしくw
乙
乙!
よむほ