1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:33:35.24 ID:BiIKxOXf0
えっ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:35:31.71 ID:4uvs13wo0
>>1 代理ありがとうございます。
…そのリンクは関係ありません…。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:35:49.26 ID:BiIKxOXf0
そうなんだすごい
5 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:37:09.93 ID:4uvs13wo0
('A`)「うわぁっ!」
川 ゚ -゚)「はは、ドクオは男のくせに弱いな」
('A`)「クーが強すぎるんだろ〜…」
ドクオとクーは、幼馴染であり、許婚でもあった。
クーは女ながら、10代前半で既に大人の男相手に引けを取らないほど剣の腕が立った。
それというのも、彼女の父親がVIP国の騎士団長であり、その才覚を十分に受け継ぐとともに、
幼い頃から厳しい稽古をつけられていたことが大きかった。
一方のドクオは、同世代の男子に比べやや線が細く、体力もない。
しかし、頭は非常に良く、将来は学者を目指して勉強していた。
そんな二人は、とても馬が合い、思春期以降自然とお互いに惹かれあっていった。
〜 ('A`)はエレメントマスターを目指すようです 第1話 〜
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:37:51.97 ID:BiIKxOXf0
しえん
7 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:39:29.92 ID:4uvs13wo0
しかし、二人が18歳のとき、いよいよ結婚の準備という段階になって、ある問題が生じた。
川;゚ -゚)「こ、これは…」
(;'A`)「ああ、『悪魔の紋』だ…」
ドクオの体に浮かび上がった紋様、それはVIP国で『悪魔の紋』と呼ばれるものだった。
VIP国では、この紋を持つものは悪魔の子であり、不幸を呼ぶとして差別を受けていた。
厄介なことに、この紋は生まれたときにはなく、成長してから浮かび上がってくるため、
この紋が浮かび上がったものは、それ以降人生が一変してしまう。
実際は、この悪魔の紋を持っていても普通の人と何ら変わることはないことも知られていたが、
この国では未だにその迷信のイメージが根強く残り、差別が続いていた。
川 ゚ -゚)「もちろん、私はドクオに悪魔の紋があっても、全く気にしない」
川 ゚ -゚)「ただ、父さんが何て言うか…」
川 ゚ -゚)「そうだ、まず姉さんに相談してみよう」
8 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:40:57.61 ID:4uvs13wo0
ノハ;゚听)「なんだとおおお!!?ドクオに『悪魔の紋』が!!?」
二人が相談した相手は、クーの姉で騎士団の副団長をしているヒートだった。
彼女も類まれな剣の達人で、この若さで副団長を任されているのも決して親の七光りではなく、彼女の実力であった。
また、ヒートは非常に妹思いで、クーやドクオの良き相談相手である。
川 ゚ -゚)「姉さん、声が大きい」
ノハ;゚听)「そ、そうだな、すまん…」
川 ゚ -゚)「で、父さんに相談したら何て言われるかわからないから、まずは姉さんに相談したんだ」
ノパ听)「で、お前のドクオに対する想いは変わらないんだな!?」
川 ゚ -゚)「当然だ。悪魔の紋があったって、ドクオはドクオだからな」
ノパ听)「だったら、答えはひとつだ!お前らは何も悪いことないんだから、正面からぶつかればいいんだ!!」
そう言って、ヒートは部屋を飛び出した。
川;゚ -゚)「お、おい!姉さん!」
(;'A`)「…」
面白そう、支援
10 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:42:46.79 ID:4uvs13wo0
(`・ω・´)「そうか、ドクオ君は『悪魔の子』だったか…」
クーとヒートの父シャキンは、厳しい顔でそう言った。
川 ゚ -゚)「父さん、確かにドクオには悪魔の紋がある」
川 ゚ -゚)「だけど、私はドクオを愛してる。悪魔の紋があってもドクオはドクオだ」
川 ゚ -゚)「私は、ドクオと結婚したい」
('A`)「お義父さん…お願いします」
(`・ω・´)「しかし、ドクオ君も知っての通り、我が家は代々騎士の家系だ」
(`・ω・´)「私の騎士団長としての立場もあるし、世間体というものがある…」
(`・ω・´)「二人の婚約は破棄とさせてもらう…分かってくれるね?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:42:52.65 ID:BiIKxOXf0
川д川 そこには貞子しかいないようです
12 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:44:46.87 ID:4uvs13wo0
ノハ#゚听)「親父、何言ってるんだ!」
ノハ#゚听)「悪魔の紋なんていうのは、ただの迷信だろう!」
ノハ#゚听)「騎士団長だからこそ、悪魔の紋なんていう迷信に囚われない姿を示さないといけないんじゃないのか!?」
川 ゚ -゚)「姉さん…」
(`・ω・´)「ヒート、クー…私だってできることなら二人の結婚を認めたい」
(`・ω・´)「だけど、これもクーを思ってのことなんだ…」
ノハ#゚听)「もういい、親父の顔なんて見たくない!」
そう言って、ヒートは家を飛び出した。
(;`・ω・´)「お、おい、ヒート!」
川 ゚ -゚)「姉さん!ドクオ、追いかけるぞ」
(;'A`)「う、うん…すみません!失礼します!」
クーとドクオも、ヒートの後を追った。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 22:45:05.62 ID:4E6RtPWuP
あれだな、沙都子みたいな感じなんだな
14 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:47:24.59 ID:4uvs13wo0
(´・ω・`)「そうか、ドクオ君に『悪魔の紋』がね…」
ヒートが来ていたのは、バーボンハウス・ショボンだった。
この店のマスターであるショボンは、シャキンの弟であり、ヒートやクーの叔父にあたる。
ノハ#゚听)「親父は頭が固いんだ…!」
(´・ω・`)「うーん、確かにヒートちゃんの言うことも一理あるけど、兄さんの言い分も分からなくはないな…」
ノハ#゚听)「おじさんまで…そんなこと…!」
(´・ω・`)「残念だけど、悪魔の紋に対する悪いイメージはこの国の人々に強く根付いてる」
(´・ω・`)「もしこのままドクオ君とクーちゃんが結婚したら、兄さんの立場も危ういだろうからね」
15 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:49:42.16 ID:4uvs13wo0
ノハ#゚听)「もうお前ら駆け落ちしろ!うん、それがいい!」
川 ゚ -゚)「姉さん、落ち着け」
(;'A`)「そ、そうですよヒートさん…俺のためにクーにそんなことさせられませんよ」
(;'A`)「クーには騎士としての未来があるわけですし…」
ノハ;゚听)「あ、ああ、そうだったな…すまん」
川 ゚ -゚)「だけど私だって、もし父さんがこのまま結婚を認めないなら、駆け落ちするくらいの覚悟はあるぞ」
(;'A`)「クー…」
(;´・ω・`)「ま、まあ、クーちゃんも落ち着いてよ…」
16 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:51:38.21 ID:4uvs13wo0
(´・ω・`)「クーちゃんがそこまで考えてるんだったら…ひとつ僕に考えがあるよ」
川 ゚ -゚)「本当か!?おじさん」
ノパ听)「それを先に言えよ!」
(´・ω・`)「要するに、悪魔の紋があったって、そんなの関係ないくらいの大きいものをドクオ君が持ってればいいんだ」
(;'A`)「はぁ…」
(´・ω・`)「つまり、『エレメントマスター』になることができれば…兄さんも結婚に反対しないはずさ」
(;'A`)「…!」
ノハ;゚听)「な、何だって!?」
川;゚ -゚)「ドクオが…エレメントマスターに…」
支援
18 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:54:00.76 ID:4uvs13wo0
エレメントマスターとは、6体の守護精霊と契約を結んだ者の称号である。
守護精霊は全部で6体いるが、契約すると、その力を借りることができる。
その全てと契約できた者は『エレメントマスター』と呼ばれ、このVIP国では英雄として称えられる。
川;゚ -゚)「確かに、エレメントマスターなら悪魔の子という汚名もかすむほどの称号だな…」
ノハ;゚听)「だけど、エレメントマスターには、並みの精神力じゃなれないって話だぞ…」
今までエレメントマスターを目指して旅立った者は多くいたが、そのほとんどは無事帰ってくることはなかった。
過去にエレメントマスターになることができたのは、約400年前にVIP国を建国した初代国王ただ一人だと言われている。
('A`)「俺…やるよ」
川;゚ -゚)「ドクオ!」
19 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:55:55.42 ID:4uvs13wo0
('A`)「このままじゃさ、どっちにしてもクーと結婚できないんだし…」
('A`)「やるだけ、やってみるよ」
クーは、ドクオがこれだけはっきりと自分の意思を主張するのを初めて見た。
川 ゚ -゚)「じゃあ、私もついていくぞ!」
('A`)「それは駄目だよ…クーは、騎士団で頑張るんだろ?」
川 ゚ -゚)「でも…ドクオ一人じゃ!」
('A`)「それにさ…俺、ちょっと今まで自分が情けなくてさ…」
('A`)「クーはすごい強いのに、俺は全然弱いから…」
('A`)「だから、きっと…クーにふさわしい男になって、帰ってくるよ!」
20 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:57:47.40 ID:4uvs13wo0
そして…旅立ちの日。
(´・ω・`)「ドクオ君…本当に1人で大丈夫なのか?」
('A`)「ショボンさん…これは俺自身の戦いなんです。誰かの力を借りたらいけない気がするんです」
(´・ω・`)「そうか…」
(´・ω・`)「北のラウンジ国に、守護精霊に詳しい人物がいるらしいから、行ってみるといい」
('A`)「はい、ありがとうございます」
ノパ听)「ドクオ!!気合と根性を忘れるなよ!!」
(;'A`)「は、はい…頑張ります」
21 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 22:59:24.91 ID:4uvs13wo0
(`・ω・´)「ドクオ君…君がエレメントマスターになることができたなら、喜んで君とクーの結婚を認めよう」
(`・ω・´)「これは私からの餞別だ…少ないが、旅の資金にしてくれ」
('A`)「ありがとうございます。必ず、エレメントマスターになってみせます」
川 ゚ -゚)「ドクオ…生きて帰ってきてくれよ…」
('A`)「ああ…!」
〜 ('A`)はエレメントマスターを目指すようです 第1話 fin 〜
22 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:00:43.93 ID:4uvs13wo0
第1話はここまでです。
続いて、第2話を投下します。
乙!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:01:50.59 ID:oxlrxuAjO
頑張れ
25 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:02:46.76 ID:4uvs13wo0
(;'A`)「やべぇ…」
VIP国を旅立って2日目、ドクオは魔物に囲まれていた。
(;'A`)「やっぱり、俺が一人旅なんて無理だったか…こんなところで俺、死ぬのか…」
次の瞬間、魔物たちはドクオに襲い掛かった。
(;'A`)「うわーーーっ!」
そして、ドクオは気を失った…
〜 ('A`)はエレメントマスターを目指すようです 第2話 〜
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:03:39.28 ID:CtW8Ja9B0
しえ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:03:40.27 ID:BI9yAOdUO
エレメントハンターに見えた
28 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:04:32.09 ID:4uvs13wo0
('A`)「うーん…ここはどこだ?」
( ^ω^)「気付いたかお?」
(;'A`)「うわっ!あんた誰だ!?」
そこにいたのは、背丈がドクオの膝程度までしかない、小人のような生き物だった。
( ^ω^)「僕は妖精のブーンだお!」
(;'A`)「妖精…そんなものが現れるなんて、やっぱり俺死んじゃったのか…」
( ^ω^)「違うお!君は死んでないお!」
( ^ω^)「魔物に襲われて瀕死だった君を、僕がここに運んだんだお」
ドクオがあたりを見回すと、そこは洞窟のような場所だった。
支援
30 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:06:09.43 ID:4uvs13wo0
('A`)「そうか…するとあんたは、俺の命の恩人ってわけだな…」
( ^ω^)「まあ、そうなるかお」
('A`)「助けてくれてありがとう、ブーン」
ブーンは、照れながら微笑んでいる。
(;'A`)(それにしても、妖精ってこんな豚の化け物みたいなのだっけ…)
(;'A`)(妖精っていったら普通、もうちょっとかわいいもんじゃないか…?)
(;^ω^)「ちょ、豚の化け物はひどいお」
(;'A`)「ああ、すまん…って、俺の心読めるのか!」
( ^ω^)「ある程度は読めるお」
31 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:08:10.12 ID:4uvs13wo0
( ^ω^)「君は、『エレメントルーン』を持ってるおね」
('A`)「へ?エレメントルーン…?」
( ^ω^)「その、体に浮き上がった模様のことだお」
('A`)「ああ、悪魔の紋のことか…くそっ、これさえなければ…」
(;^ω^)「なんてこというんだお!それは選ばれた人間の証だお!」
(;'A`)「え…?そうなのか…?」
( ^ω^)「君は、エレメントマスターになろうとしているお」
('A`)「ああ…」
( ^ω^)「エレメントマスターになれるのは、そのエレメントルーンを持った人間だけだお」
(;'A`)「な…なんだと…」
32 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:09:49.52 ID:4uvs13wo0
('A`)「VIPでは、悪魔の紋を持った人間は迫害される…」
('A`)「でも、今のブーンの話が本当だとすると…」
('A`)「エレメントマスターになった初代国王は、エレメントルーンをもっていたはずだ」
('A`)「まさか、初代国王は自分に匹敵する力を得られる人間を封じ込めるために…」
( ^ω^)「とにかく、君にはエレメントマスターになる資質があるんだお」
( ^ω^)「僕の一族の使命は、エレメントルーンを持つ人間に力を貸して、エレメントマスターに導くことなんだお!」
(;'A`)「ほ、本当か…?」
( ^ω^)「だから、一緒にエレメントマスターを目指して頑張るお!」
('A`)「そうか…じゃあ、よろしく頼むよ」
33 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:11:47.26 ID:4uvs13wo0
('A`)「でも俺、剣の腕はからっきしでさ…」
('A`)「実際、ブーンに助けられなかったら危なかったしな」
('A`)「この先、危険な旅を続けられるか、なんだか不安になってきたよ…」
( ^ω^)「あぁ、それなら心配いらないお」
( ^ω^)「僕が力を貸せば、君はいくつかの魔法を使えるようになるお」
('A`)「ほんとか!?」
( ^ω^)「力を使いこなすには、慣れが必要だけど…」
( ^ω^)「君の『精神力』が上がれば、それだけ使える魔法は増えるお」
( ^ω^)「エレメントマスターになるには、高い精神力が必要だお」
( ^ω^)「僕の力を使いこなせば、それだけエレメントマスターに近づいてる証拠だお」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:15:01.90 ID:n53O7uVCO
面白そうだが
35 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:15:28.51 ID:4uvs13wo0
('A`)「そっか…とりあえず何か簡単に使えそうな魔法はないか?」
( ^ω^)「一番簡単なのは、『エナジーショット』だお」
( ^ω^)「手のひらを前に突き出して、そこから衝撃波を放つイメージをするお」
('A`)「あ、あぁ…こうか…?」
ドクオがブーンの言うとおりにすると、ドクオの手のひらから衝撃波が放たれ、岩を砕いた。
(;'A`)「おぉ…これはすごいな!」
('A`)「これなら、敵から離れて使えるし、うまくやれば無傷で戦えるな」
それから、ドクオはブーンにいくつかの魔法の使い方を教わった。
( ^ω^)「まだうまく使いこなせないのもあるけど、今のところはこんなもんだお」
('A`)「ああ…これならしばらくは旅に困らないよ。ありがとう」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:16:54.37 ID:oxlrxuAjO
支援
37 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:17:08.67 ID:4uvs13wo0
('A`)「ところで、ブーンは俺をエレメントマスターに導いてくれるんだよな?」
( ^ω^)「そうだお!」
('A`)「じゃあ、守護精霊がいる場所なんかもわかるのか?」
( ^ω^)「残念だけど、それはわからないお…」
( ^ω^)「でもドクオは、ラウンジ国にいるという、守護精霊に詳しい人物を訪ねる予定だったお?」
('A`)「あ、あぁ…」
( ^ω^)「じゃあ、とりあえずそこに行ってみるお!」
('A`)「そうだな、行ってみるか!」
('A`)「…ところで、ここってどのあたりなんだ?」
( ^ω^)「ドクオが魔物に襲われた場所からそんなに離れてないお」
( ^ω^)「あと、北に2日くらい歩けばラウンジ国に着くお!」
('A`)「そっか…じゃあ、いくか!」
( ^ω^)「おー!だお!」
38 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:19:15.76 ID:4uvs13wo0
ドクオとブーンは洞窟を後にし、ラウンジ国へ向かった。
しばらく歩いたところで、また魔物に襲われた。
(;'A`)「く…やるしかないか…」
('A`)「エナジーショット!」
ドクオが放った衝撃波が魔物を吹き飛ばし、気絶させる。
('A`)「よし、これなら…戦える!」
( ^ω^)「ドクオは筋がいいお。この調子なら、どんどん使える魔法も増えるお」
その後も、何度か魔物に襲われたが、ブーンに教わった魔法で難なく撃退した。
そして…
('A`)「…お!見えてきたぞ、あれがラウンジ国か…」
39 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:20:40.65 ID:4uvs13wo0
('A`)「そういえば、ブーンと一緒にいて怪しまれないだろうか…」
( ^ω^)「ああ、その点は心配いらないお。普通の人には僕の姿は見えないお」
ラウンジ国は、VIP国ほど大きくはないが、活気があって明るい街だ。
('A`)「さて、守護精霊に詳しい人物を探すか…」
('A`)「…」
(;'A`)「…どうやって探そう」
(;^ω^)「ちょ、考えてなかったのかお!?」
(;'A`)「うん、全く…」
しかし、その心配はすぐに杞憂となった。
(;'A`)「…」
(;'A`)「わかりやすっ!」
ドクオが目にしたのは、『精霊博士の家こちら⇒』と書かれた看板だった…
〜 ('A`)はエレメントマスターを目指すようです 第2話 fin 〜
40 :
◆07i/WpNp2k :2009/08/14(金) 23:22:04.72 ID:4uvs13wo0
第2話は以上です。
今日はここまでです。
支援ありがとうございました!
乙!続きに期待
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:26:16.99 ID:E2tYsgH70
おつ おもしろい
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:29:04.66 ID:cO/VclobO
乙カレーライス
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 23:29:20.92 ID:4E6RtPWuP
乙
頑張ってね
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙!
おもろかったから次も期待('A`)