1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
唯「いじめられるの?」
さて逃げるか。どうせSS見たくて開いたんだろ?
律「好きな人ほどいじめたくなっちゃうんだよ」
唯「律っちゃん!」
律「それに本当にいじめられてる奴ってのはああいう奴のことをいうんだぞ」
わ「…」
おわり
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:21:40.80 ID:UjuPcC0MO
www
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:23:18.89 ID:UjuPcC0MO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:27:47.48 ID:RuuLaSH10
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:32:49.71 ID:UjuPcC0MO
これも何かの縁か?
勝手に今思いついたSS書いてしまうぞ?
大坊聡と田井中聡で一つ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:45:21.80 ID:5hoKHeTEO
戦国時代、明らかに身分違いの恋をした唯姫とエッタ聡
BALLAD〜名もなきいらない子の歌〜
って感じでお願いします
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:48:40.14 ID:UjuPcC0MO
―音楽室―
澪「…なあ、最近唯調子乗ってないか?」
紬「…ええ、そうね…私達の名前ではあんまりSS引っかからないのに…」
澪「唯だけはまだそれなりに引っかかるもんな…」
紬「…主人公だからって調子乗ってるわよね…」
澪「…ああ、だからむぎ…」
紬「…唯ちゃんをいじめようってこと?」
澪「…」コクッ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:57:51.56 ID:UjuPcC0MO
最近、澪ちゃん達に無視されるようになった…
どうして?
どうして私なの?
…なんで…
―――
澪「〜でな〜」
紬「そうなの〜」
梓「…」
ガラガラ
唯「おい〜っす」
ピタッ
澪「…なあ紬、梓。トイレ行きたいから付いてきて」
唯「…」
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:00:06.05 ID:ZPpv78cSO
澪しね
おいやめ・・・いいぞもっとやれ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:00:47.80 ID:LyeZtT2DO
>>3 新参にいいこと教えてやる
携帯ブラウザからフルブラに変えてもIDは末尾しか変わらない
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:02:15.13 ID:UjuPcC0MO
…ほら、やっぱりだ…
知ってるよ?私には付いてきて欲しくないんだよね…
澪「なあ?」
紬「…そうね、行きましょうか?」
梓「…はい…」
スタスタ
唯「…」
ガチャ
律「うぃ〜っす!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:10:58.08 ID:UjuPcC0MO
律「あれ?唯だけか?」
唯「うん…。みんなトイレに行っちゃったみたいだよ!」
律「…なんだそうなのか〜。じゃあ2人で待ってようぜ!」
唯「うん」
…田井中律。通称りっちゃん
唯「あ!そうだ!りっちゃん実は〜」
りっちゃんはその性格と人柄で友達が多い。それをもしかしたら敵にまわすのが怖いのか澪ちゃん達はりっちゃんにはその話をしてないみたい…
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:16:21.44 ID:UjuPcC0MO
―――
ガチャ
澪「なあ〜」
律「お、澪!遅いぞ!」
澪「…なんだ律来てたのか」テクテク
律「なっ!…なんだとはなんだ!この〜」グリグリ
澪「…なっ!///止めろばか!」ゴチン
律「痛ってえ〜!」
紬「うふふ…さあお菓子食べましょ?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:22:14.86 ID:UjuPcC0MO
律「お!サンキューむぎ!」
ニコッ
紬「…さあみんな食べて♪」
律「うひゃー!美味そう〜!いっただっきまーす!」
むぎちゃんはみんなにお菓子を配る
紬「さあ、唯ちゃんも…」
唯「ありがとうむぎちゃん」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:31:31.52 ID:UjuPcC0MO
むぎちゃんも澪ちゃんも…特に澪ちゃんは親友のりっちゃんにいじめをしているところを見られたくないらしくりっちゃんがいる前ではこのように何時もの日常へと戻る
唯「…」
律「なんだ唯?食べないのか?じゃあ私がもらっちゃお♪」
澪「こら律!勝手に取るな!太るぞ!」
梓「そうですよ律先輩!唯先輩に返して下さい!」
律「へへーん!平気だよ〜。むぎのお菓子はいくら食べても太んないからな〜!」
唯「…ははっ!いいよりっちゃん!私今日食欲ないからくれるよ!」
…それが偽りの時間だとしても私にとっては幸せの時間だった…
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:33:53.42 ID:tcr2MyOz0
頑張れ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:35:11.64 ID:u4JIAMqrO
ハッピーエンドは許さん
支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:38:32.37 ID:n8VbM/ALO
なんだ、とらぶるじゃないのか
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:42:10.35 ID:UjuPcC0MO
―翌日―
私は憂と一緒に登校する。…できれば時間ギリギリに行きたいけど…そうすると憂に怪しまれてしまうからいつも嫌々ながら登校する
唯「…いや〜しっかし寒いね〜」ブルブル
憂「うん、そうだね〜」
憂との時間は私にとって数少ない心休まる時間だ…
唯「うい〜」ギュウウ
だから私は依然より憂とのスキンシップをとるようになっていた
憂「もう…お姉ちゃんったら…」
まだ…私は1人じゃない
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:49:45.08 ID:UjuPcC0MO
―学校―
ガヤガヤ
―ガラッ
唯「…」
私は静かに席に着く
もうクラスの人達はみんな澪ちゃんやむぎちゃんに言われたのだろう…私を無視するようになっていた…
唯「…」
私は寝るふりをする
早くこの時間が過ぎて欲しい…
ガラッ
澪「…おはよう」
紬「あら、おはよう澪ちゃん」
…はあ、澪ちゃんがはいってきた…多分むぎちゃんに話があるんだろう…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:57:42.76 ID:UjuPcC0MO
澪「〜」
紬「〜」
澪ちゃんとむぎちゃんが話している
悪いと思いつつ私は聞き耳を立てた
紬「…それにしても澪ちゃん、私てっきり唯ちゃんに何かするのかと思っていたわ…」
澪「あはは…実際今の高校生はそんなことほとんどしないよ。それよりも徹底的に無視。そしてみんなからハブいて…空気にしちゃえばいい…」
唯「…っ!」ズキン
澪「それが多分かなりあいつにはこたえるはず…」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:03:06.29 ID:n4peS94GO
もうそれ以上は聞きたくなかった
…辛い、苦しい…
あんな会話を聞いただけで…
どうして私なの?
唯「…」チラ
時計を見る
朝のSHRが始まるまでまだ5分以上あった
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:03:31.04 ID:alPQc1y7O
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:05:05.39 ID:kUCC6StzO
俺「ねぇねぇ唯ちゃん、お話しない?」
唯「…え、でも」
俺「俺さ、唯のこと好きだからさ。」
唯「///…私も」
〜end〜
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:09:41.39 ID:n4peS94GO
…この時間が嫌だ……嫌だ…
私はずっと机にへばり付いていた
ガラッ
律「はあっ!はあっ!…」
その時りっちゃんが入ってきた
律「みーお〜どうして起こしに来てくれなかったんだよう〜。おかげで遅刻しそうになっちゃったじゃんか〜」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:12:46.38 ID:rjs56WI+O
わっふるわっふる
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:19:07.41 ID:Zm2kVxDQ0
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:20:08.52 ID:n4peS94GO
私は相変わらず寝たふりをしていた
りっちゃんには…りっちゃんだけにはいじめられてるのがばれたくない…
澪「だってなあ…どうせお前起きないだろ」
律「なっ!どういう意味だよ〜」
澪「そのまんまだよ。あ、私時間だからもう行くね。じゃあねむぎ!」タッ
律「あ、おい澪〜!……逃げやがった…」
やっと澪ちゃんがいなくなってくれた。
律はいい子だな
あ?
潰されたいか?(ギロリ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:28:41.87 ID:n4peS94GO
女子A「おーす律!おはよー!」
女子B「おはよーりっちゃん」
律「ああみんなおはよう!…全く今日は遅刻するかと思ったぜ…」
女子A「あはは!まったく律は〜」
りっちゃんがクラスのみんなと挨拶をしている
…やっぱり友達多いんだな、りっちゃん…
唯「…」
たまに私がりっちゃんだったらいいのにとか思ってしまう
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:31:15.62 ID:alPQc1y7O
確か黒いな
りっちゃんが危ない!!
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:38:28.74 ID:n4peS94GO
―――
ゴチン
唯「いったあ〜」スリスリ
律「おはよう唯…いつまでも寝てるなよな!」
りっちゃんは私の机に座って挨拶してきた
唯「お、おはようりっちゃん…痛いよ〜」
こんな事を言っているが本当は嬉しい
私に触れてきてくれる人はもう憂とりっちゃんくらいしか残っていない
それに…りっちゃんのげんこつは痛いけど痛くない。…やさしさがあるから
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:47:35.08 ID:n4peS94GO
律「あ、ごめんな唯?そんなに痛かったか?」ナデナデ
唯「!…別に大丈夫だよ〜」ドキドキ
りっちゃんが私を撫でている。申し訳なさそうな目をして
律「そうか…それならいいんだ」
唯「えへへ…」
多分私の顔は今相当嬉しそうな顔をしているだろう
今はりっちゃんが話してくれる
唯「あ、りっちゃん聞いてよ〜昨日家でね〜」
…それだけで心が…癒される
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:56:06.24 ID:n4peS94GO
―――
律「あははっ、そりゃひどいなっ!」
唯「でしょ〜」
キーンコーンカーンコーン
律「あ、やべっ!もう席着くわ!」タッ
唯「う、うん…」
さっきはあれほど時間が遅く感じていたのにりっちゃんと話しているとあっという間に時間が過ぎていく。
私ははあとため息をついて窓の外を見た。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:00:34.11 ID:kj6ypNqX0
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:04:33.02 ID:GbX7K20UO
流石に和は唯の味方だよな?
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:06:57.65 ID:i19hgylcO
律は、性格めっちゃいいと思う
a
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:11:48.35 ID:n4peS94GO
授業の間はいい。聞いているだけでいいから
昔はあんなに授業嫌いだったのに今は授業が私にとって救いになっている
教師「じゃあこの問題を…唯」
唯「…わかりません」
相変わらず家で復習していないからわからないけど
でも学校に来たなら授業だけは休まない。みんなと同じになれるから。いじめを少しだけでも忘れさせてくれるから
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:15:32.51 ID:oas9T2fz0
律「おい澪!ムギ!梓!もっと唯のこと追いつめろよ!私だけを信頼させるんだからな!」
澪紬梓「ひっ・・・ごめんなさい」ビクッ
ってなことになってます
おい
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:24:51.22 ID:PPy9JVbo0
しえすた
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:25:33.64 ID:n4peS94GO
キーンコーンカーンコーン
私が嫌いな休み時間になった
ワイワイガヤガヤ
この時間になると1人は本当に辛い
みんなはそれぞれの友達と話しているけど私には…
りっちゃんだって私だけと話す訳じゃない。だからこの時間は本当に辛い
ガタッ
私は席を立つとトイレに向かった
悲しい青春だったんだな…
書いてる人
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:29:13.14 ID:LQo7yhg80
むかしの おれ しのう
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:30:12.00 ID:n4peS94GO
唯「…」テクテク
トイレに行く時も私は時間を気にしているのかゆっくり歩くように心がける
ガチャ
唯「…!」
そこには
澪「…」
紬「…」
一番会いたくない2人がいた
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:38:15.11 ID:n4peS94GO
澪「…」
紬「…」
唯「…」
嫌な、本当に嫌な沈黙が流れる
澪「…」
紬「…」
私は素早く個室に入ろうとした
澪ちゃんとむぎちゃんは私とすれ違う時ただ横目で私を見ただけだった
唯「…っ!」
でも私には…それすら辛い
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:40:58.91 ID:n4peS94GO
なんか馬鹿馬鹿しくなってきた
寝る
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:42:04.99 ID:Y6xsU2ajO
見てるよ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:43:34.97 ID:0EerqdC40
僕も見てますよ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:45:00.74 ID:Y6xsU2ajO
え?マジで寝たの?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:04:14.05 ID:LQo7yhg80
……
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:12:09.25 ID:fdsch6JCO
澪「クスッいい気味」
澪ちゃんは吐き捨てるように去っていた
唯「……………」
私はその場を動く事は出来なかった
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:51:30.78 ID:sj8AXxfuO
寝たw
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:59:15.00 ID:CDEaz5WNO
澪がハマりすぎてて怖い
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:13:39.46 ID:RMggX8xQO
キムチと沢庵は食われて死んでろ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:23:04.06 ID:h7Db6hseO
澪っていかにもいじめのリーダー格だよな
性格悪いしな
山澪は在日だからな
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:27:05.82 ID:0EerqdC40
いじめられて惨めな気持ちになってるキャラはどれがいいかと考えると
やはりムギいじめが一番いい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:58:37.67 ID:e5zVCHM90
ほっほっほ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 05:07:54.42 ID:5NxRkCHU0
保守
ムギはお嬢様だから
ろくに友達がいないみたいだしな
てか律以外…
琴吹グループ破産→長屋生活→いじめ(馬鹿にされ陰口メイン)
とか興奮するし
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 08:20:37.80 ID:BKplLAgr0
落とさせない
唯(もう嫌…耐えられない…!)
私は先生に体調が悪いと嘘をつき、早退することにした。
憂「お姉ちゃん!今日学校早退したって聞いたけど大丈夫!?」
唯「え!?あっ、う、うん。ちょっと風邪ひいちゃったみたいで…」ケホケホ
憂「? そうなの?あんまり無理しないでね。晩ご飯はお粥とか食べやすいものにするね。」
唯「うん。ありがとうね…。それじゃ部屋にいるから!」タッ
唯(…どうしてこうなったんだろ)ポロポロ
唯(やっぱり私がバカでとろいせいだよね)
唯「明日休もうかな…学校…」
―翌朝
憂「早く起きないと遅刻するよ〜!」
憂は私のことを本当に大切にしてくれていると思う。
憂「お姉ちゃん、もう体調は良くなった?」
そんな憂に心配をかけない為にも、今日も頑張って学校に行くことにした。
―ガラッ
普段どおりの朝。私は視線をうつむけながら自分の席へ向かった。
唯(あれ?机に何か入ってる…)
唯(これは…完全自殺マニュアル…?)
帯を見たら、自殺の方法がこと細かに書かれた悪趣味な本だということが分かった。
丁寧なことにメモが貼り付けてあり、
「とっても唯ちゃんのためになると思うの!だからよく読んで、参考にしてね^^」
唯(そんな…ひどい…)涙が溢れてきた。
澪「ははっ!見ろよあいつの顔!」ヒソヒソ
紬「喜んでもらえたみたいで嬉しいわ〜」
私は涙を抑え切れなかったことが悔しくて、そのまま教室を飛び出した。
唯「もう…どうしたらいいの?憂…律ちゃん…」
―唯の部屋
唯「完全自殺マニュアルかぁ…」
唯(律ちゃんに知られるのが嫌で持って帰って来ちゃったけど)
唯(いつまでこんなのが続くんだろう。死んだら楽になれるのかな…)
唯(私が死ねば憂とか律ちゃんは悲しんでくれるかな…?)
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:05:33.64 ID:NTq3HdoSO
支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:20:48.03 ID:df7Etu8s0
梓はどっちの味方になるんだ 場の空気に流されやがって…
律・憂頑張れ 支援
俺の和はまだですか
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:42:41.17 ID:ycXKBicoO
支援
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:43:14.56 ID:n4peS94GO
>>55の続き
―学校―
そんなことが3ヶ月以上たち、私はたった3ヶ月なのにかなり時間が長く感じる程だった
相変わらず澪ちゃんやむぎちゃんは私を無視し、近くに寄るだけでどこかに行ってしまう
唯「…」
暴力をふるうことはしない。というか今の高校生はそんなことしないのかな…
キーンコーンカーンコーン
ああ、休み時間が始まってしまった
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:48:23.08 ID:0EerqdC40
完全自殺マニュアルって周りに一切面倒をかけない完全な自殺をするには
これだけ大変な労力をかけての準備が必要なんですよって本だろ?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:50:00.41 ID:n4peS94GO
ガヤガヤ
私はいたたまれずりっちゃんに話しかけようとした
唯「あの、りっty」
紬「ねえ、りっちゃん?ちょっといい?」
律「ん?どうしたむぎ?」
唯「…」
まただ…私がりっちゃんに話しかけようとすると必ずむぎちゃんや澪ちゃんがりっちゃんに話しかける
明らかにりっちゃんから私を遠ざける為だと分かる
唯「…」テクテク
私は自分の席に着いた
自殺マニュアルは別か
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:55:29.21 ID:n4peS94GO
―部活―
ガチャ
唯「…」
澪「〜」
紬「〜」
梓「…」
最近の私は自分の席には座らずにソファーに腰掛ける
もう近くに寄るだけで嫌な目をされるのにうんざりだからだ
唯「…」テクテク
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 09:58:22.77 ID:GVhyLudVO
多分同タイトルの本があること知らなかったとかだろ
いちいちググらないって
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:03:12.74 ID:n4peS94GO
梓「…」チラ
あずにゃんは私をいじめるのが本当は嫌なのかもしれない。でも澪ちゃん達に言われたのだろう、私を避けているのが分かる
唯「…」
仕方ない。やっぱり人間は自分が一番可愛いもの。私だってあずにゃんの立場だったら多分同じことをするだろう
唯「…」チラ
私は時計を見る
そろそろりっちゃんが来る。この時になると私は重い足を引きずって自分の席にいく
りっちゃんには…ばれたくない
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:08:24.10 ID:n4peS94GO
唯「…」スタスタ スッ
澪「…ちっ!」
唯「!」ビクッ
澪ちゃんは明らかに嫌な顔をして舌打ちをする。私は最近そんな事でもビクッとなってしまうようになった
澪「なあむぎ〜」
そして私はこの空気の中早く時間が過ぎていく事を願った
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:14:36.43 ID:n4peS94GO
澪「〜♪」
紬「〜♪」
唯「…」
バン
律「うい〜っす」スタスタ
りっちゃんが入ってきた。それだけで私は救われる感じがした
律「ん?どうした?唯が会話に入ってないじゃん?」
澪「あ、ああ…ちょっと唯には聞かれたくなかった話なんだ…なあむぎ?」
紬「え、ええ…」
梓「…」
律「なんだお前ら〜、唯に秘密にするような話があんのか〜?」
また必殺仕事人憂に片付けてもらいますか
容易に自殺させるようなことだけはやめてくれ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:22:00.57 ID:rwotnnhS0
支援
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:23:40.61 ID:n4peS94GO
澪「あ…いや…そ、そんなことないよな」
紬「そ、そうよね!唯ちゃんは友達ですもの!」
唯「…ありがとうりっちゃん」ボソッ
律「?」
りっちゃんがいる時だけは澪ちゃん達も私のことを友達として扱う
梓「…」
りっちゃんは間接的にとはいえ私を守ってくれていた
律「どうした唯?元気ないなあ〜」ズイッ
唯「!」ドキン
目の前にりっちゃんの顔が迫る。それだけで私の胸が高鳴る
唯「べ…別に大丈夫だよ…」
そう…これは恋なのだろう
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:25:37.78 ID:BVUidkuJO
ああレズか
いらね
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:29:51.87 ID:n4peS94GO
律「本当か〜?この〜」ギュウウウ
唯「り、りっちゃんギブ…」
どんなに辛くてもりっちゃんがいれば救われる
どんなに苦しくてもりっちゃんを見れば立ち直れる
澪「…」
今の部活をしている私にはりっちゃんだけが支えになっていた
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:30:30.54 ID:LSfTjyIQ0
和の存在が
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:32:01.15 ID:8bLbZL3S0
憂選手マダー?
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:32:59.12 ID:zadoWKgr0
唯律って珍しいな
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:34:33.49 ID:rwotnnhS0
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:39:02.86 ID:n4peS94GO
―――
ガチャ
唯「ただいま〜」
憂「おかえりなさい、お姉ちゃん」ニコッ
帰宅するといつものように憂が出迎えてくれた
憂「ちょっとまってね〜、もうちょっとでご飯の準備できるから〜」
私は家が好きだ。憂がいてくれるから
唯「うい〜」ギュウウウ
憂「お、お姉ちゃん…」
私は帰宅すると憂に抱きつくのが日課になっていた
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:44:24.27 ID:n4peS94GO
唯「憂はあったかいね〜」
憂「お、お姉ちゃんのほうが温かいよ…」
憂はいつもこう言う。でも違うんだよ?憂は心があったかいの…
私の心はもう、冷めてしまっているから
憂「お姉ちゃん…私ご飯の支度が…」
唯「ん〜あと10秒〜」
それに今は…人のぬくもりが欲しい…
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:58:59.67 ID:n4peS94GO
―次の日―
今日はいつもと様子が違った
りっちゃんが学校を休んだのだ
唯「…」
りっちゃんがいないだけでクラスの女子達はいつもより私に対して言葉でひどく当たってくる
女子A「そういせばあいつさ〜、部活でもハブられてるっぽいよ〜」
女子B「まあ当たり前っちゃ当たり前だねー」
女子C「いつも律にべったりだしね〜」
女子D「律はああいう性格だからあいつにも普通に接するし…」
女子E「まあ今日は律がいないしあいつめちゃぼっちなんだけどw」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 10:59:34.10 ID:LSfTjyIQ0
なんだろう、憂が裸エプロンに脳内変換されちゃう
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:02:42.56 ID:rwotnnhS0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:05:42.23 ID:n4peS94GO
そんな話しか聞こえてこない
私は嫌になって寝たふりをした
――――
キーンコーンカーンコーン
やっと長い1日が終わった
いや、まだ部活があるから正確には終わってないっか…
唯「…」
…ああ、部活嫌だなあ、行きたくないなあ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:13:39.68 ID:n4peS94GO
私はふと携帯を見た
新着メール1件
誰だろう?まさかりっちゃんかな?
唯「…」カパッ
私は携帯を開いてメールを見た
――――
from:憂
sub:無題
text
大切な話があります
今日は早く家に帰って来て下さい
――――
唯「…憂?」
大切な話ってなんだろう?
…でも部活を休む口実が出来たからいいや
唯「…今日はもう帰ろう」
私は早く帰ることにした
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:14:23.34 ID:LSfTjyIQ0
ワクワクテカテカ
ワクワクテカテカ
ワクワクテカテカ
ワクワクテカテカ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:15:30.47 ID:TRw7XC1f0
この過疎度なら言える
何回も唯のつまらなさそうな寂しそうな顔を見るのは辛かった。
私が傍に行って抱き締めてあげたいくらい切なくなった。
ほんとに好きだ唯、愛してる。
梓と澪の私服を見てかっこいいとは思ったけどそれはあくまでもただの感想に過ぎない。
感情を伴わないただの感想。
だけど唯を見ると胸がキュンッてなってドキドキするんだ。
確実に恋。
彼氏もいるしレズなんかじゃないけど、唯には確実に恋愛感情を抱いている。
切ない…。大好きだ長門…会いたいよ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:17:20.28 ID:SJwvbq6jO
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:24:27.98 ID:n4peS94GO
―帰り道―
唯「…」テクテク
…それにしても話ってなんだろう?
唯「…まさか…ね…」
そをな事を考えていると前によく見知った人がいるのに気づいた
唯「…和ちゃん…」
和「!?…ゆ、唯…」
唯「…」
和「…」
和ちゃんは澪ちゃんと同じクラスだ。だから私がいじめられていることは知っている
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:29:56.66 ID:n4peS94GO
和「…」
唯「…」
和「…ゆ、唯?私ね…」
唯「ごめん和ちゃん!私すぐ帰らなくちゃいけないの!また今度ね!」ダダッ
和「あ!唯!…」
唯「…」タッタッ
和「唯…」
和「…ごめん、ごめんなさい…唯…」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:39:00.00 ID:f4H/0nbVO
ぉそぃ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:39:33.00 ID:LSfTjyIQ0
所詮和もいじめのお仲間か
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:54:29.33 ID:wqg9bG88O
憂無双
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 11:59:57.01 ID:n4peS94GO
飯
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:01:46.80 ID:f4H/0nbVO
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:02:10.18 ID:LSfTjyIQ0
ここまで来たら全部書かないとゲロ飲ますぞ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:13:19.80 ID:rjs56WI+O
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:15:21.43 ID:O+KZ7dHU0
ここまできて律も加担してたら俺が誰にも迷惑かけずに自殺する
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:17:10.67 ID:fdsch6JCO
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:21:07.54 ID:n4peS94GO
―自宅―
ガチャ
唯「ただいま〜」
憂「おかえりなさい、お姉ちゃん」
家に帰ると憂がいつもの笑顔で出迎えてくれた。
唯「憂?何?大切な話って?」
憂「うん…とりあえずリビングに来て?」
…なんだか憂がよそよそしい。私は憂に抱きつくこともせずにリビングへと足を進めた
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:22:19.61 ID:fdsch6JCO
憂がいなくなるパターン
どんだけけいおんSS増えてんだよ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:26:25.99 ID:n4peS94GO
―リビング―
憂に座って待っててねと言われた私は黙って時が過ぎるのを待っていた
唯「…」
憂「…はいお姉ちゃん、麦茶飲む?」
憂が麦茶を差し出す
ありがとうと言って私は麦茶をもらった
唯「憂…それでお話って…」
憂「うん…とても大切な話だからちゃんと聞いてね?」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:31:33.29 ID:n4peS94GO
憂はかなり思いつめた表情だった
憂「お姉ちゃん…学校で辛いことない?」
唯「え?…」
心臓がドクンと鳴る。憂が言っているのは
憂「ごめんね…もうちょっと分かりやすく言うね。お姉ちゃん、学校でいじめにあっているでしょ?」
唯「…っ!」
私が最も恐れていた事だった
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:37:08.45 ID:n4peS94GO
唯「そんなこと…」
…憂に…ばれた
憂「嘘。私今日小耳にはさんじゃったの」
唯「…」
憂「お姉ちゃん、特にけいおん部の人達からいじめにあっているでしょ?」
唯「…」
憂「ねえ、何か答えてよ…」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:38:47.15 ID:LSfTjyIQ0
いかん、このままでは…
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:39:42.29 ID:SJwvbq6jO
憂の…
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:41:14.96 ID:GTUhQI9KO
力が…
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:41:47.50 ID:h7Db6hseO
憂まで唯を見捨てるとか?
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:45:40.10 ID:n4peS94GO
私の頭は混乱していた。憂にいじめがばれたこと…それだけじゃない
唯「…」
それによって憂の私に対する態度が変わってしまうんじゃないかと思った
憂「…お姉ちゃん、先生に言ったの?」
私は首を横に振る
憂「…誰かに相談した?」
首を横に振る
憂「…ねえ?どうして1人で抱え込もうとするの?」
…だって憂やお父さんお母さんに迷惑かけたくないから…
唯「…」
…いや、待って…。なんで私は誰にも相談しなかったの?
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:47:58.19 ID:LSfTjyIQ0
見返すといじめの動機が不純すぎるんですが
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:49:39.16 ID:wqg9bG88O
いじめのきっかけなんてそんなもんさ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:53:41.62 ID:h7Db6hseO
澪はカリスマあるな
学年全員を味方につけるとは
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:53:42.45 ID:n4peS94GO
本当に迷惑がかかるからって理由?
…違う。こわかったんだ。いじめがばれたくなかったんだ
憂「お姉ちゃん…」
何より『平沢唯は以前いじめられていた』というレッテルを貼られることが嫌だったんだ…
憂「ねえ?お姉ちゃん…私はお姉ちゃんの事見捨てたりしない。ずっとお姉ちゃんの味方だよ?」
唯「…」
憂「だから…今の状況をきちんと話して欲しいの」
唯「…」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:57:01.34 ID:n4peS94GO
憂「…」
時間だけが過ぎていく
唯「…」
憂「…」
スッ
唯「…ごめん、私自分の部屋に行く」
憂「…!」
私はいたたまれなくなり逃げる事を選んだ
唯「…ごめん」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 12:57:02.54 ID:TRw7XC1f0
うわああああああああああああああああああ
>>1てめーなんでそんなことわかるんだうわああああ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:00:01.12 ID:MguVLPNhO
頼むぞ!!最後だけでもハッピーエンドにしてくれ!!!絶対だかんな!!!
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:00:21.63 ID:zadoWKgr0
>>137 なにこのレス見えないんですけどwwww
なんか臭いしwwwwww
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:01:24.38 ID:n4peS94GO
唯「…」スタスタ
憂「お姉ちゃん!」スクッ
憂が後ろから追ってくる
私はそれを無視して自分の部屋に入ろうと2階へ上がる
唯「…」タッタッ
ガシッ
憂「…お姉ちゃん…待って…」
ちょうど階段を上りきったところで憂に肩を掴まれた
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:06:44.61 ID:fdsch6JCO
憂「い〜か〜な〜い〜で〜」
唯「ぎゃああああああああああ」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:07:54.33 ID:n4peS94GO
憂「お姉ちゃん…逃げないでよ…何か話してよ…」
唯「…なんで分かっちゃったの?」
憂「え?」
唯「なんで知っちゃったのさ…?」
憂「どういう…」
唯「私は…憂にばれないほうがよっぽどよかった…!」
憂「…お姉ちゃん…」
唯「…」
憂「…」
しばらく間沈黙がおとずれた
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:11:51.27 ID:alv4RZ/PO
なにこの稚拙ないじめ?
ゲロ吐きとして許せないんだが…
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:12:43.34 ID:n4peS94GO
唯「…」
憂「…」
唯「…憂…手、離してよ…」
憂「嫌だよ…」
唯「…」
憂「お姉ちゃん、私ね…このこと先生に話すよ」
唯「!」
憂「それと…お父さんお母さんにも…」
…冗談じゃない…
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:20:59.92 ID:n4peS94GO
憂「…ねえお姉ちゃん、こっち向いてよ…」
唯「…けないで」
憂「?」
唯「ふざけないでよ!」
憂「!?」
唯「私の気持ちも知らないで…。もう手離してよ!」
憂「やだ!離さない!」
唯「離してったらあ!!」ブンッ
私は振り向きざまに肩を思いっきり振って手で憂の手を払った
憂「え?」
手は確かに離れた。でもここは…
憂「きゃぁああああ!!」ドカッドカッドコッ…
階段を上がってすぐの所だということを私は忘れていた
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:22:34.94 ID:Ig0IHuYaO
ああああああああああういいいぃいいいいいい!!!!
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:22:39.09 ID:GZbdyt+80
奇跡wwwwwwwww記念まきこ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:28:18.12 ID:n4peS94GO
唯「…え?」
私の視線はすぐに下を向いた
憂「う…」
唯「憂?…」
憂「…」
唯「あ…あ…うわぁあああ!!」タタッ
私はすぐに階段を降りると憂の上半身を起こした
唯「う、うい?…」
憂は気を失っている。しかも頭からは血が付いていた
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:32:38.73 ID:AdIdt+ubO
頭から は 血がついていた
憂いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:35:41.30 ID:n4peS94GO
唯「…あぁ…私は…なんて事を…」ポタポタ
憂は動かない
唯「…憂は…全く悪くないのに…」ポタポタ
その光景全てが私に現実を突き付けていて、私は頭が真っ暗になりそうだった
唯「…あ!とにかく119番を…ぐすっ」
私は急いで自分のポケットから携帯を取り出した
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:36:36.71 ID:n4peS94GO
すいません
頭には血が付いていた
です
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:37:33.40 ID:5GBDg46ZO
以下ラーメンスレ
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:47:32.27 ID:f4H/0nbVO
私怨
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:49:07.39 ID:n4peS94GO
―次の日―
唯「…憂…」
憂はあの後すぐに病院に運ばれた
幸い命に別状はなかったが右手骨折、あとは全身打撲ということで入院している
私はずっと憂のそばにいてあげたかったが仕方なく学校に来ていた
唯「…」
律「…唯…本当に大丈夫か?授業とか辛かったら保健室行っていいんだぞ?」
唯「うん…ありがとうりっちゃん…」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:54:26.75 ID:n4peS94GO
りっちゃんは私の事を気遣い優しく声をかけてきてくれた
律「…そうか?あまり無理するなよ?」
唯「うん…」
もうりっちゃんがいなかったら学校なんて来てないよ…
唯「…」
私は辛い心境のまま授業が始まるのを待っていた
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 13:58:42.06 ID:n4peS94GO
実は2時から用事があるの思い出した
もう遅刻確実だけど行く
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:00:08.73 ID:BMZZyZBBO
学年も違う憂の耳に届くくらいだから律も知ってるはずなのに…
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:02:40.77 ID:fdsch6JCO
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:23:47.70 ID:MguVLPNhO
頑張れ待ってる
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:27:05.62 ID:DHL1O4IL0
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| VIPじゃなきゃヤダヤダーってか?ww .|
|_____________| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
w wwwww || |専用の板でやれ。 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |________|
このスレ何番煎じ?|二=- -=二 | | wwwwwwwwww. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~|
⌒ヽ__________| . __-=ミ;彡⌒`丶、~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|パートスレ立 て ん な |
^ω^)|馴れ合いシネ |  ̄ ̄ ̄ ̄ |:::`丶今すぐ消えろ |__________|
_つO  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.VIPを乗っ取るな.|::::::::::ヽ______| ||
/ |なんでここでやる|_______.lノン:::::::l _∧ || /⌒ヽ ||
=二・二=- (^ω^)-┐ ュ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀`○ニ( ^ω^#)ニ⊃
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗-ヽ ノ ィ赱、 i| VIPでやるな.| ノwww ヽ ノ
w .| とにかく邪魔 ┏┘, `"" ,l______.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|,_ ,ィ''。_。ヽ、_,. /_ン'(.|. 迷 惑 |
|定期で落ちた糞スレを返せ| `""`|. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|______|
|___________ |www.|場違いスレ死ね|
| | w w.w|_______..|
ww.ヽ(`Д´)(`Д´)(`Д| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∀・)
(__)メ(__)メ(_| VIPから出て行け |氏ね| / ̄ ̄ ̄\
ハ ハ ハ |__________| ̄|| | ^ ^ .|
www w ww | |( ゚д゚ ) w( ゚д゚ )| .>ノ(、_, )ヽ、.|
w w モウクンナ w (つ とノ ww (_゚T)w ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_
ww -=二・二=- -=二・二=-w(⌒) | w w w ww゚ ゚̄ あまりVIPPERを rニ─`、
ww www  ̄`J / :::::::::::|怒らせないほうがいい`┬─‐
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:45:32.54 ID:bTlHhuM6O
☆
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 14:49:51.50 ID:LSfTjyIQ0
いや、憂が死んでたら許さなかった
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 15:04:39.17 ID:7Fa/D3iqO
☆
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 15:21:46.90 ID:R5ftxBol0
ほ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 15:44:27.65 ID:fdsch6JCO
数少ない良作
頑張って
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 16:08:03.94 ID:fdsch6JCO
自動保守機能ないから保守するかな
!vip2:stop:
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まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP363使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (310/1000)
!vip2:stop:
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真の勇者のさすがの攻撃
MP269使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 310)
このスレは4回目のダメージを受けた (460/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (610/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (760/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは7回目のダメージを受けた (780/1000)
!vip2:stop:
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真の勇者のさすがの攻撃
MP336使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 780)
このスレは8回目のダメージを受けた (930/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (1080/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは10回目のダメージを受けた (1230/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは11回目のダメージを受けた (1250/1000)
このスレは・・・
停止しました。