ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら521

◆このスレは何？
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら520
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1249453364/
◆まとめサイト (更新停止)
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編保管庫
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
http://www.tndr.info/
http://tunder.ktkr.net/
◆長編まとめ
http://sntd.web.fc2.com/
◆SSまとめ
http://tunder.ktkr.net/ss/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら　専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うｐろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
携帯からはこちら
写メうｐろだ　http://kjm.kir.jp/index.php
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/

◆ツンデレって何？
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成：ﾃﾞﾌｫはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大：ﾃﾞﾌｫはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西：ﾃﾞﾌｫはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘：ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっていない。
勝気：気の強い男勝りツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まってい(ry
無表情：無表情ツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっ(ry
中華：中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決(ry
幽霊：幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは(ry

山田：クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子：クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。

かれいになんたら
これはおつじゃなんたら

いちおつ！

>>1

乙！

>>1乙んでれ

一乙ん

>>1乙ﾝﾃﾞﾚ

また鯖落ちがあったりしたから、のりピー逮捕かとニュースみたら予想通りだたｗｗｗ

明日早いから寝るよ

おやすみ、梓

最近あれのせいで梓が別の人に感じる

>>1乙!!

なんかやっと鯖が安定しそうだよ

噂だと

早速お題

つ・噂をすぐ信じちゃうツンデレ
　・何かと疑って掛かるツンデレ

いちおつ

いちおつこれはえびふらいでどうのこうの

ID

三日間も来られなかった…
ごめんよツンデレ

ID

いちおつ

ぃζぉっ

ID

アイディー

ID
安定してるといいな→愛しているといいな
つ･聞き間違い

お休みツンデレ

ちーなちな

おやすみなさい

安定期＝デレだく………
つまり、不安定な付き合い始めからバカップル真っ盛りのデレデレ状態!!!って事か

もう…疲れた｡寝るお休みちな

IDそして寝る



ツン

>>23
タ「あ〜、休日にダラダラ見るテレビは最高だな…ってあれ？リモコンどこだ？リナ、リモコン知らないか？」
リ『このところ天気が悪くて洗濯物が洗えませんでしたわ…今日はまとめて洗いましょう』ｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝ
リ『…あら、Ｙシャツに染みが…タカシったらカレーうどんでも食べたのかしら、まったく…なかなか取れませんわね』ｺﾞｼｺﾞｼ
タ「…リ…モコ…いか…」リ『タカシ、何か言いましたの？よく聞こえませんわよ！』ｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝ
タ「い…リモ…ないかと…思って…」
リ『タカシ！こちらに来て言いなさいな！洗濯機の音で良く聞こえませんわ！』ｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝ
タ「リ…コン…し…ないか！」
リ『……………え？』
タ「リナー！リモコン知らないかー！って聞こえないのか？しょうがない、動きたくないんだけどな」ｶﾞｻｺﾞｿ

タ「やっぱりないなー、どこいったんだろ…『…ぐすっ…』ん？」ｸﾙﾘ
リ『……………』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
タ「うおわっ！？リ、リナ！？ど、どうした！何で泣いt」
リ『うわぁぁぁぁぁん！！』ｶﾞｼｯ
タ「お、おいリナ？どうしたんだ急に？」
リ『…やだよぉ…ぐすっ…タカシと…別れたくないよぉ…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
タ「…はい？」
リ『…タカシが嫌なとこ…全部直すから…ひっ…もう酷いこと言わないからぁ…だから…離婚なんて…やだよぉ…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
タ「…離婚？俺がいつ言ったよ？」
リ『…さっき…『離婚しないか？』って…言ったじゃない…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
タ「…あ〜…それはだな…」

リ『…まったく！リモコンが見当たらないからって私に聞かないで下さい！というか大声張らずにこちらに来て言えばいいでしょう！！////』
タ「前が見えねぇ」
リ『本当にあなたって人は最っ低のダメ亭主ですわね！////』
タ「…そんなダメ亭主と『離婚なんてやだよぉ…』って言ったのは誰でしたっけ？」ﾆﾔﾆﾔ
リ『っ！！////』ﾊﾞｷｯ
タ「モルスァ！」
リ『わ、忘れなさい！今すぐ！その足りない脳味噌から！！////』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
タ「やめてぇぇぇぇぇ！頭振らないでぇぇぇぇぇ！脳震盪起こしちゃうのほぉぉぉぉぉ！！」
リ『…本当に…一生の不覚ですわ…////』
タ「…あ〜…でもあれだ、俺はリナの嫌なとこ何てないし、無理に素直にならなくてもいいぞ？俺はそういうリナを愛してるんだからな」

リ『う、五月蝿いですわ！////』ｷｰﾝ
タ「はぐぉっ！お前…ここは…ダメだろ…」ｶﾞｸｯ
リ『(まったく…こういう時だけ…か、格好いいんですから…////)』



終わり
この夜は勿論デレたリナがタカシのジュニアを擦ったもんだからそのままｷﾞｼ(ﾀｰﾝ

ここは俺が食い止める！早く続きを書くんだ！
……しまった、ｸﾞﾚﾈｰ

あげちゃうよ！！
昨日は変のきてたけどね

ツンデレは泣かない

>>33

GJ！

うたた寝してた…ごめん

ぐっもーにん

>>1
乙！

>>33
お嬢GJ！素晴らしい

おはようわたしのツンデレ達

電車待ち保守

おい
日曜だからってほったらかしはないだろ

過去ログ保管庫の中の人ーなんか見れなくなってますぜー
あといつもご苦労様です

おはようかなみ

>>44
報告ありがとうございます。
現在復旧中です……



お題
・消えたツンデレ
・帰ってきたツンデレ

仮面ライダーツンデレ

おはよう

>>46
復旧できませんでした、これから帰省するので実家についたあとで復旧させます
それまでお待ちください。

>>46
帰ってきたウルトラマンを思い出した

「……えっ？ちょ、ちょっと！そんな突然……」

多分、男がよろけただけの落書き。
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d614145.jpg

>>51
迫真のGJ！！

>>51
早く続きを出せ早く出すんだ！
無いとは言わさんぞ！さぁ出せ早く！

>>51
ＧＪ！！

>>51
そんな顔されたら絶対襲うわ

・今更ド○クエ３

『おじゃましまーす…ってタカシ何やってんのさ？ゲーム？』
「ふふふ、不朽の名作ドラ○エ３だ。よって貴様に構っている暇などない！」
『ふーん、ってか何このパーティ。勇者以外女キャラってタカシの性格が如実に現れてるね』
「ふん、男に生まれた以上、ハーレムを求めずしてなんとするか！」
『……いや、いくらカッコよく言おうとしても、言ってることは結構最低だからね？』
「ふっ…言われなくとも分かっているさ……だから俺に現実を突きつけてくれるな」
『…あ、なんかボクの名前まであるし。……ってこれ全部タカシの友達の名前じゃんか！！』
「あ、いや、これはな？たまたまであってそういう深い意味など全然……」
『うわ…勇者の名前タカシだし……引くわー………』
「引くなよ……悲しくなるだろ？」
『……さーて、これをみんなに喋ったらタカシどうなるかなー？』
「ああっ！やめて梓様！！ほら！梓様の職業賢者にしてあげるから！！」
『えー、ボク盗賊がいいー！ほらなんか素早くてかっこいいじゃん？』
「はっ！遊び人が何を……」
『さて、かなみちゃんの電話番号は…と』
「きゃあああああ！！わかった！わかったから！盗賊でもなんでも好きな奴にしてあげるから！！」
『じゃ、勇者ね。で、タカシは遊び人』
「あ、それ無理。何故なら勇者は俺一人だから。みんなを引っ張るハーレムのリーダーだから！」
『ちぇ…じゃあ、いいよ盗賊で……ふーん、性格も中々凝ってるっぽいねぇ…』
「ああ、苦労したぜ？リナをお嬢様にしたりかなみをらんぼうもの……げふんげふん…
　まけずぎらいにしたりなー」
『まぁ、それはよしとしようか……でも…なんでボクがあまえんぼうなんだよごるぁぁぁあぁ！！』
「え？なんだよ、ジャストフィットだろ？一発でこの性格が出た時これしかないと思ったからな！」
『ふっざけてんじゃねぇよ！ボクがいつ甘えたってんだよ！！』
「まーま、そう怒鳴るな。可愛い顔が台無しだぞ？」
『か、可愛いとか言って機嫌取ろうとしても無駄だからな！とりあえず早急に性格を変更するように！』
「なんだってんだよ…あまえんぼう可愛いじゃんか…なに？わがままがいいの？それともおっちょこちょい？」
『違うだろ！ほら、もっとこう…！頭脳明晰とか！せ、せくしーぎゃるとか！！』

「ははは、梓？頭脳明晰は高望みしすぎだと思うぞ？あとせくしー(笑)も……あ、ごめん…」
『なんで謝るんだよ！謝らなきゃいけないようなこと考えたんだな！？
　そうだよ！どうせボクは平坦だよ！まな板だよ！この馬鹿っ！馬鹿っ！このっ！このっ！』
「あっ痛っ…た、叩かないでぇー！蹴らないでーっ！いたっ…痛いっつってんだろがころすぞ！」
『ひぅ…た、タカシがいけないんだろ！ボク甘えん坊なんかじゃないもん！』
「いや、それは…なぁ？っておい泣く事ないでしょうよ…」
『な…泣いてな……ひくっ…もん…ぐずっ…タカシが……タカシが悪いん、だから……』
「あーはいはい、じゃあ、性格はなきむしに変えとこうねー」
『うぅ……な、泣いてないってばぁ！もういい！ばらす！明日学校でみんなにばらす！』
「くっ…そ、それだけは…それだけはご勘弁を…梓様！！」
『じゃ、じゃあ…いいって言うまで…頭、撫でろ……』
「はぁ…やっぱ甘えん坊じゃねぇか……ほれ」なでなで
『あ、甘えん坊じゃないって言ってんだろ！ほらもっと丁寧に！』
「はいはい、仰せのままにー」なでりなでり

タカシ：くろうにん

>>57
他の子乱入編はまだですか?

ちなみん

>>57
GJ！！


だが、ドラクエ３に性格設定なんてあったのか？　俺は知らんぞ

初めて書いてみてるが…ケータイ小説にしかならないｗ
自分がこんなにスイーツ（笑）だったとは…

書き上げたら恥ずかしながらも晒させてくれ

>>60
ＦＣ版にはないがＳＦＣ、ＧＢ版の追加要素

本当にやっと繋がったわ

保守も出来ないなんて、これだから携帯は・・・

>>62
wikiで見てみたが、ファミコンで発売日当日に買った俺には、軽くカルチャーショックだったぜ


敬語姉で５レス投下

（自炊）男がびしょ濡れになって帰って来たら

「ただいまぁ……」
『お帰りなさい。タカシ。どうしたんです？　元気の無い声で――って、ずぶ濡れじゃあ
りませんか！！　何やってたんですか一体っ！！』
「何やってるもクソも、さっきまで凄い雨だったろーが」
『傘持って出掛けなかったんですか？　相変わらず、おバカなんですから……』
「今日の降水確率0パーセントじゃねーか。雨降るなんて思わねーよ」
『最近はゲリラ豪雨って有名じゃないですか。そんな事も知らないんですか、全く……』
「さすがにそれくらいは知ってるよ。けど、出かける時あんなに晴れてたんだぜ。ちょっ
と本屋行って帰って来るぐらいで降られるとは思わなかったんだよ」
『日頃の行いの悪いタカシですから、それくらいの不幸は当たり前です。大体、天気予報
なんて当てになりませんし、折り畳み傘の一本くらい持っていて当然でしょう？　そうい
う所が、脳が足りないと言うんです』
「わかったよ。説教は後で聞くから、とりあえずタオルだけでも持ってきてくれ。一瞬で
びしょ濡れになっちまったからさ」
『全くもう。どこまで手間掛けさせるんですか。すぐ持ってきますから、そこでジッとし
てなさい。いいですねっ！！』
　ﾄﾀﾄﾀﾄﾀﾄﾀ……

『ほら。タオル持って来ましたよ』
「……何か、いろいろ持って来たな。タオルだけじゃなくてバスタオルとか洗い物入れの
カゴとか。そんなに必要ないと思うんだけど……」
『必要かどうかは私が決めます。ほら。まずはこれで頭を拭いて』
「あー、サンキュー。全く、髪もグショグショだよ。これ、速攻で風呂入んなきゃな。濡
れたままだとバサバサんなっちまうし」
『何、一人前にオシャレに気を遣ってるんですか。大した容姿でも無いクセに』
「悪かったな。カッコ良くなくたって、それなりに見栄えは良くしたいんだよ。姉さんだ
って、顔だけじゃなくて格好までもっさいような弟は持ちたくないだろ？」

『う……　まあ、それはそうですけど。まあ、タカシじゃ、オシャレしたところで、大し
て変わりはありませんけどね』
「その割には、俺には服を選ぶセンスが無いからとか言って買い物について来た事があっ
たの、忘れてねーぞ」
『ううう……　む、無駄口はもういいですから、さっさと拭きなさい！！　風邪引いても、
看病してあげませんからねっ！！』
「自分が不利になるとすぐ誤魔化すし。ホント、姉さんって卑怯だよな」
『ひ、卑怯とは何ですか！！　ダメな弟の為にわざわざ世話してあげてるというのに。文
句言うなら、家から叩き出しますよ』
「分かった分かった。俺が悪かったって。タオル持ってきてくれて助かったよ。それじゃ、
後は風呂に入って頭洗って……」
『待ちなさい』
「何だよ、姉さん。通せんぼされたら上がれないんだけど」
『まだびしょ濡れじゃないですか。そんな体で家の中に入るつもりですか？』
「一応滴が垂れなくなるくらいには簡単に拭いたから、後は靴下脱いで足だけ拭けば床は
汚さないだろ」
『そんな適当な拭き方じゃあダメです。ほら、まず上を脱いで』
「脱いでって……ここで脱ぐのかよ！？　玄関先だぞここ」
『こんな時間に来客なんてありませんから、大丈夫です。早く脱がないと風邪引きますよ』
「いや。どう考えてもさっさと風呂場に行った方が風邪引かないと思うんだが」
『口答えするんじゃありません！！　もし、廊下が汚れたら誰が掃除すると思っているんですか』
「俺が掃除するって。責任持って」
『タカシの掃除なんて、雑過ぎて信用出来ません。とにかく、ここでキチンと体を拭かな
い限り、一歩も先に進ませるわけには行きませんから』
「ハァ……　こうなったら、テコでも動かんな。全く……　分かったよ。服脱げばいいんだろ？」
『ま、待ちなさい！！』
「何だよ今度は。脱げと言ったり脱ぐなと言ったり。ブレブレだな」
『違います！！　その……こ、心の準備が出来てないから少し待ちなさいと言っただけです！！』
「心の準備ぃ？」

『そ、そんな変な目付きするんじゃありません！！』ｽｰ……ﾊｰ……ｽｰ……ﾊｰ……『は、は
い。いいですよ』
「全く。姉貴って時々訳分からん事言い出すよな」
『ひ、人の言う事にいちいち難癖付けるんじゃありません！！　そんな暇があったら、さっ
さと服を脱いだろどうですかっ！！』
「分かったよ。分かったから、そう頭に血ぃ上らせんなって。そのうち、姉さんぶっ倒れるぞ」
『余計なお世話ですっ！！　タッ……タカシなんかに心配されたくありませんっ！！』
「ハァ……　やれやれだぜ……」
『（ゴクリ……　タ、タカシの上半身裸が目の前で……って、私、何、胸をドキドキさせて。
お、落ち着かないと。タカシの半裸なんて見るの初めてじゃないし。だけど、こんな風に
目の前で脱ぐなんて、滅多に無い事だし……ハフゥ……）』
「ほれ、脱いだぞ。って、姉さん。何背中向けてんだよ」
『（ダ……ダメ……何かこう、もう……直視出来ない……）』
「姉さん。俺、もう上がっていいか？」
『ダッ……ダメですっ！！　と、とりあえずこれで体拭きなさいっ！！』
「あー。ハイハイ」
『（スーハースーハースーハー……　よし。ちゃんとタカシの方を向いて……）』
「ほれ、タオル。あと、脱いだ服もカゴに入れたけどそれでいいよな？」
『え、ええ……　それでいいです……』
「……で、何で自分の手で目隠しとかしてんのさ？」
『へっ……！？　こっ……こここ、これはですねっ！！　そのあのその……そうですっ！！
タッ……タカシの裸がその……みっ、見苦しすぎて目の毒になりかねないから……目っ、
目をガードしてるだけです！！』
「姉さんに悪口言われるのはいつもの事だけどさ。何を動揺してんだよ。意味わかんねーって」
『どっ……どどど、動揺なんかしてませんっ！！　かかか、勝手に人の気持ちを決め付け
ないで下さいっ！！』
「いや。誰が見てもそう見えるけどな。まあいいや。これで上がってもいいよな？」
『まっ……まだダメです！！　その、そんなグショグショの靴下で上がるつもりですかっ！！
そんなの言語道断です！！』
「ありゃ？　そうだった。姉さんが上脱げ上脱げってうるさいから、すっかり忘れてた」

『私のせいにしないで下さいこの卑怯者！！　いいからさっさと脱ぎなさいっ！！』
「そう怒鳴らなくてもいいだろ。言われなくても脱ぐって」
『ちょ、ちょっと待ちなさい！！　何、玄関に腰掛けようとしてるんですかっ！！』
「え？　いや。靴も靴下も濡れてるから、座らないと上手く脱げないし」
『そんな事したら、敷物が汚れるじゃありませんか！！　立ったまま脱ぎなさい』
「いや、それじゃ脱ぎづらいし。立ったままじゃバランスも悪いしさ」
『……わ、分かりました。それじゃあ、姉さんが両手で支えてあげますから』
「えっ……　いや、いいよ。別に上手くやれば一人で出来ない事も無いし」
『いいから姉さんの言う事を聞きなさいっ！！　変に尻餅でもつかれたら余計に汚れるじゃ
ないですか。ここは無理しないで私に頼りなさい』
「ホント、姉さんって言い出したら後には引かないよな」
『無論です。タカシに反論されたくらいで撤回するほど、私の意志は弱くありませんから』
「時には素直に引いて欲しい事もあるけどな。俺的には」
『そんな事有り得ません。絶対に』
「分かったよ。じゃあ、ちょっと肩を抑えて支えててくれ」
『……こ、こうですか？』
　ガシッ……
「あんまり強く支えると、俺が動けないから。ちょっと力抜いて……って、無理そうだな……」
『（タカシのこんな近くで……むき出しの肩を掴んで……）』
「んしょ……んしょ……　やっぱ、脱ぎにくいな」
『あ……あんまり動かないで下さい……　支えきれなくなったらどうするんですかっ』
「仕方ねーだろ。脱ぎづらいんだし」
『（このままバランス崩して、二人とも転倒、何てことになったら……　それで、気が付い
たら私がタカシを下敷きにしてて、タカシの両腕が私の腰をしっかりと抱きかかえていて
……なんて……）』
「姉さん。もう脱ぎ終わったんだけど。姉さん。姉さん！！」
『は、はいっ！？　耳元で大声出さないで下さい！！　タカシの声で私の耳が腐ったら、
どうするつもりなんですかっ！！』
「そんな事あるか。つか、脱ぎ終わったんだから、玄関から上がりたいんで、肩、離して
くれないか？」

『なっ……何言ってるんですかっ！！　まだダメです！！』
「まだかよ。他に何があるんだっての」
『そ、その……ズボンの裾です。タカシのズボンは丈が長いし、引き摺って廊下に汚れが
付くかもしれないじゃないですか』
「そこまで長くねーよ。てか、もしかして、ズボンも脱げとか言わないだろうな？」
『……な、何言ってるんですか。廊下を汚さない為にも、脱ぐのは当然ですっ！！』
「大丈夫か姉さん。何かどっか脳の回路が焼き切れてショートしてんじゃないだろうな？」
『私は至って正常ですっ！！　いっ……いいから早く脱ぎなさいっ……』
「本気かよ全く。やれやれ……」
　ｶﾁｬｶﾁｬ……
『（タ……タカシがついに私の前で下着姿一枚に……　ど、どうしよう。さっきから、ただ
でさえ興奮が抑えられなくなってるのに……ほぼ全裸のタカシなんて見ちゃったら……私、
正常でいられなくなるかも……）』
「姉さん？　姉さん？」
『（この姉の私だって、タカシのパンツ一枚の姿なんて見たことないのに。そ、それはその
……タカシの下着はいつも洗濯してるし、妄想の中では弄んでるけど、でも、現実に目の
前に出来るなんて……）』
「何かトリップしてんな。目も自分の手で覆ってるし。ま、いいや。このまま上がっちま
え。本気で風邪引くしな。付き合ってられんぜ全く……」

『タカシ？　も……もう、脱ぎましたか……？　ってあれ？　タ、タカシ？　どこに……
って、はっ！！　な、何勝手に上がってるんですかっ！！　タカシ！！　風呂場にいるん
ですよね！！　顔出しなさい！！　タカシっ！！』
「（フゥ……やれやれだぜ……　ま、何故か風呂沸かしてくれてた事には感謝するけどな……）」


終わり


ダメだ、この姉……早く何とかしないと……

読む前

ふぅ…

>>69
こんな姉はだめだな
居たら俺が萌え死んでしまうわ

あげてじっくり読むとしよう

免許とれねぇorz

お題
・目の悪い男とツンデレ
・ツンデレの顔を近くからまじまじと眺めたら

『ちなみんソードです…あきさざめあきさざめ』
「…もう本当になんでもありだな」
『妄想することができなければ…人間ではない…』
『そういう意味では…タカシは立派な人間…偉い偉い』
「わーい、すっごく褒められてる気がしないよー」
『当たり前…そんなことも分からなかったら…』
「分からなかったら？」
『……エクス？』
「やめろ街一つ消す気か」
『エクスー』
「ぎゃあああ逃げてぇ！皆逃げてー！」
『…運が良かったな…今日はえむぴーが足りないみたいだ』
「帰れよ！」
『むむ。…タカシが生意気…成敗…重畳』
「いやどうみてもイオナズンの流r…なんだと、身体が動かん！」
『ちなみ流鬼門封じ…この技から逃げられたものは………あんまりいない』
「いるんじゃねえか！少しいるんじゃねえか！畜生助けてくれ！」
『問答無用…タカシはこうなる運命…覚悟…』
「いやだ！まだ死にたくない！考えなおs…何でズボン脱がしてんのさ」
『着ぐるみの弱点…魔力を多量消費する…トドメを刺すには…回復が必須…』
「なるほど、回復か。それならエーテルとか使えbアーッ！」

>>57
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader1124051.jpg

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader1124054.jpg

みんなやってるよな？な？
DQ9でもやろうと思ったら、ピクリとも萌えない糞外見しかなくて萎えた。

眠たい

保守

>>76
世界樹は静だけ作ったな

万馬券ゲットほ

>>76

これ、それぞれ何てゲーム？

多分世界樹の迷宮１と２

>>81
上が世界樹の迷宮２、下がセブンスドラゴン

お題
つ・夏とか蒸し暑くて嫌いなんだよって言ったらツンデレな夏の妖精が出て来て文句言われました

つ･ゆでだこツンデレ

>>69

遅くなったが、GJ！

お題
つ・ツンデレに足ツボマッサージしたら

>>76
うちのダク子さんがいない……。
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d614371.jpg

２はダク子さん必須だと思ってのに。

>>88
線がすっきりしててうらやましいな

おなかすいた

ツンデレと新婚生活したい

地震ｷﾀｰ

つーん

地震びびったぁ

>>94
『なに言ってんのよ。びびりね』
「うるせー。そういうお前だって足震えてるじゃねーか」
『べ、別に震えてなんか・・・！』
「我慢すんなよ。よしよし、こわかったろ」
『ばか・・・・。なんでもっと早く抱きしめてくれなかったのよ・・・。こわかったんだからね・・・ぐすん』

>>95
うむ。萌えるぜ

雨すごいほ

今見たらID公園だな
ツンデレと一緒に公園に行きたい

北海道すずしい……

>>46
ご不便おかけしました、保管庫の復旧完了しました。

お題
・消えた男
・消える男
・ダンボールの中に隠れる男

暑い

そして危ない

>>100
お前もっと早く直せよ
つんつんしてたのは分かったからよ
かめみたいな早さじゃねーか
れすが無かったらどうせ気が付いて無かったんだろ？
さっさと直せば文句なしなのに
まったく、この愚図が

幽霊でひんやりするか

>>100
ごめんなさい。ついでといってはなんですが、6月分の515.5スレのdatが無いみたいなんで、
出来れば補完して貰えればと思う訳ですが

あげる

ツンデレ艦長

今から長編投稿したいんだが、どれくらいで分割すればいいか教えてくれないか

>>108
個人的な意見でいいなら、多分一回につき4〜5ﾚｽくらいまでの投下が読む人にとって負担にならないんじゃないかなと思う。

>>109
おｋ。じゃあ今から６分割で長編を投下します。
たぶん６分割でおｋだと思うが、それ以上になったらｽﾏｿ。

>>87　ツンデレに足つぼ
『い、痛くしないでよね！』
「わーったよ。ほれ、足出せ」
『ん・・・・』
「よし、いくぞ」
『うん・・・・　にゃっ！ぅぁぁぁ・・・・』
「あ、わり・・・。大丈夫か？」
『ばかぁ！痛くしないでって言ったじゃない！』
「今度は気をつける」
『分かったなら早くやってよね。　んっ！　ちょっと！　ばかぁっ！』
「もしかして足の裏弱い？・・・えい」
『にゃぅっ！ちょ、やめっ　ひゃん！』
「おもしれーｗｗｗほれｗｗほれｗｗ」
『んっ　あんっ　やめっ　なさいよぉ　ひゃっ！』
「・・・・・・・かなみ」
『はぁ・・・はぁ・・・　なに・・・？』
「ごめん・・・、がまできない」
『へ・・・？ちょっと・・・・　きゃぁっ！まだ心の準備が・・・！んぁぁっ』

　こうして二人の夜はｈﾀｰﾝ

ごめん、長すぎる行があるって出たわorz
書き込めるように書き直すから、そんときまた宣言します

ちょっと吊ってくる……

投稿って３０行が最高だったよな

べ、べつに独り言だからな！

期待して待ってるナリ

>>105
いろいろミスがあってすいません、修正しておきました。

次こそ大丈夫だと思う。

長編投下します。８分割で。

クリスマス

深夜から降り出した雪は降りやみ、クリスマスイブは抜けるような青空だった。
雪国特有の、どこまでも透明で、しかしどこか悲愴な、冬の青空。思わず僕は空を見回したが、雲ひとつ見つからなかった。
こんなにも雲がなかったら、さすがのサンタクロースも隠れきれないだろうな
――僕は一人でくすりと笑った。

「危ない！」
思いっきり自転車のハンドルを左に切る。よろめく僕の自転車の横を、トラックが物騒な音を立てながら通り抜けて行った。
ほっとひと息つき、それからおずおずとかなみの顔を見上げる。まったくの呆れ顔だった。
「ごめんごめん」
「自転車に乗りながら空を見るなんて危ないよ！」
「ごめん、でもあまりにも空がきれいだったから」

雪が降りやんだのは僕らにとって好都合だった。大学受験を控えた僕らは、クラスも違えば帰る方向も違う。
そんな僕らにとっては、一緒に自転車で回り道する時間だけが唯一の二人きりになれる時間だった。
雪が降れば自転車に乗って帰ることもできない。
だから、雪が降りやんだのを見た僕らは、多少雪が残っていたが無理矢理自転車に乗っていた。
「でも、ごめんね、せっかくのクリスマスイブなのに」
「いいって、用事があるならしょうがないよ」
雪が降りやんだのは、本当に僕にとって好都合だった。
クリスマスイブだけはかなみと二人で過ごそうと思っていた僕だったが、
どうしても外せない用事があるからクリスマスイブは一緒にいられないとかなみに告げられたときは、
どうしようもないと分かりつつも、そのどうしようもなさに目が回った。
もどかしさと、じれったさと、失望と、そしてかすかな苛立ち。
告げられてからクリスマスイブまでの毎日、それらが僕の神経を着々と苛んだ。
それならせめて一緒に学校から帰りたいと願ったところに、前日の深夜から降り出した雪。
まるで世界滅亡前の最後の雪を眺めるような気分で、僕は降り出した雪を窓越しに眺めていた。
だから、朝になって雪が降りやんだのは僕にとって本当に好都合だったのだ。

>>115
倉庫復旧お疲れ様

「そういえば、さっき何で笑ってたの？」
「さっきって？」
「空を見ながら、ひとりで笑ってたでしょ？」
「ああ、こんなにも雲がなかったら、さすがのサンタクロースも隠れきれないだろうな、って」
「絶対性格悪いよ、それ」
「だって本当にそうでしょ？」
いつも通りの、何の他愛もない言葉の交わし合い。そんないつも通りのことが、そのときの僕にとってはこの上もなく幸せに思えた。
強がりで、意地っ張りで、毒があって、それでいて実はどうしようもなく甘えん坊で。
そんなかなみと一緒にいられる時間がこれほどまでに幸せなものだったとは。
僕は苛まれた神経が次第に癒されていくのを感じ、同時に落ち込んでいた気分が上向いていくのを感じた。

ショッピングセンターの横を通りかかったとき、気分の上向いた僕はある企みを思いついた。
ショッピングセンターでプレゼントを買ってきて、その場でかなみに渡そう。強がりのかなみはどんな表情をするだろうか。
面白い――僕は早速実行に移すことに決めた。
「何にやにやしてんの？」
「え、いや、別に」
「何それ、気持ち悪い」
「あ、ちょっとトイレ行ってくるから待ってて」
駐輪場に自転車をとめて、ショッピングセンターのドアまでわざとゆっくりと歩いた。
その途中、青空の中に雲がひとつ浮かんでいるのが見えた。また雪になるのだろうか。
そんなことを頭の片隅で思いながら、重たいドアを開けた。最初の角まではゆっくりと歩き、角を曲がってからは小走りで進む。
迷うことなくプレゼントショップへ。すぐさま商品をざっと見渡す。銀色のハートのネックレス、値段も手ごろだ。
迷うことなくそのネックレスをカウンターに持っていく。会計を済ませ、簡単に包装してもらったら、待たせている場所までダッシュ。
そんなに時間は経ってないだろう――僕はこぼれてくる笑みを噛み殺しながら、出口のドアを開けた。

ひとつしかなかった雲はいつしかたくさんの雲を呼び寄せていた。鉛のような重たく黒い雲。
雪が降るのは間違いなさそうだ――そんなことを思いながら、僕はすまなそうにかなみの元に駆け寄った。
「ごめんごめん、お待たせしました」
「うん、じゃあ帰ろっ」
「あのさ」
しかし、かなみは僕の呼びかけを無視して自転車をこぎ出してしまった。いつも通りの強引なかなみだ。
もしかして企みがばれたんじゃないだろうか？だからこうやって無視しているんじゃないだろうか？
とりあえず僕も遅れないように自転車をこぎ出した。
追いついてかなみの横顔をふと見たとき、どことなくその表情が強張っているのに僕は気づいた。
いつもと変わらない澄まし顔なのだが、どこかその顔がぎこちない。まるで何かに脅えているかのようだった。
僕は何か見てはならないものを見てしまったような気がした。
「あのさ、どうかしたの？」
「ううん、どうかしたように見える？」
「いや、そんなことはないけど」
明らかに声が震えていた。それに、ペダルをこぐ速度がいつもより速い。企みがばれたんじゃない、絶対に何かあるんだ。
でも、いったいそれは何なんだろう。僕の頭は一気に混乱してしまった。
何があったのか知りたい、でも弱みを見せるのが嫌いなかなみのことだ、聞いたってまず教えてくれないだろう。
むしろ黙り込んでしまうかもしれない。しかし、何かあったのなら聞かないと……。

長い沈黙。二言三言言葉を交わしても、かなみも僕もすぐに黙り込んでしまう。
進まない会話。自転車だけが先へと進んでいく。そうしているうちに、かなみの家の前まで辿りついてしまった。
「じゃあね、メリークリスマス！」
かなみが精一杯の笑顔で手を振ってくれた。
「うん、メリークリスマス。風邪をひかないようにね」
僕も何とか手を振って答えた。かなみはもう一度手を振って、家の中に入ってしまった。
プレゼントは結局渡せずじまいだったが、そんなことはどうでもよかった。
かなみのぎこちない態度は何だったのだろうか、もしかして僕は知らないところでかなみを傷つけてしまったのだろうか
――僕は真っ暗な気分で、帰り道へと自転車を向けた。
鉛色の雲は、いまや空一面に広がっていた。

予想の通り、その日の夜は雪だった。雪の夜は物音ひとつ聞こえない。その沈黙が僕の重たい気分を余計重たくさせた。
僕は部屋の電気を消して、布団の中から雪を眺めた。もし今眠ったまま目が覚めないとしたら、これが最後の雪になのだろう。
世界滅亡の前の最後の雪を眺めるときも、きっと今のように憂鬱な気持ちで眺めるのだ。
それにしてもサンタクロースは隠れられるだけの雲が出て喜んでいるだろうな。僕も今は隠れられる場所がほしい。
僕は無理矢理笑顔を作ってみたが、空しくなってすぐにやめた。
もういい、今日はさっさと寝てしまおう――目をつぶって、僕は意識を落とすことだけに集中した。

携帯の着信音が鳴った。かなみからのメールの着信音だ。
とっさに一日の出来事を思い出し、暗い予感が頭をよぎった。
電気をつけて、恐る恐る携帯を開いた。

「

起きてる？お昼は晴れてたのに、今はすごい雪。今年はホワイトクリスマスだね。
クリスマスイブなのに一緒にいれなくてごめんね。
あと……気づいていると思うけど、今日は途中からあんまり喋らなくてごめんなさい。
実はね、駐輪場で待っているときに、二人組の男の人にナンパされたんだ。
「これから遊びに行かない？」って聞かれたから、「今彼氏を待ってるんです」って答えたの。
そしたら、「つまんねえ！」ってタバコを手に押し付けようとしてきたんだ！
慌てて手を引っ込めたから、カーディガンをかすめただけで済んだんだけど……。
怖くて、なんだか頭が真っ白になったんだ。それから二人で帰っているときも、なんだか言葉が出なくって。
それに、あんなことがあったって言ったら、絶対傷つけてしまうって思ったから……。
だから、だからあんまり喋れませんでした。ごめんなさい。
でももう大丈夫だから、心配しないで！このことはもう忘れてください。
寒いから暖かくしてね。いっつもすぐ風邪引いてるしさ。しばらくは雪が続くって天気予報で言ってたよ。
きっと今年はもう会えないかな？
お互い勉強頑張ろうね！

」

僕はいつの間にか涙を流していた。僕がくだらないことを実行しているうちに、そんなことが起きていたなんて。
もし調子に乗ってあんなことを思いつかなかったら、かなみに怖い思いをさせずに済んだんじゃないだろうか？
「心配しないで」とか「もう忘れてください」とか、そんなことを後から言ってくるくらいなら、
あのとき無理にでもかなみに聞くべきだったんじゃないだろうか？
いつも強がってばかりいるかなみの裏側に、実はとんでもなく傷つきやすいかなみが潜んでいることを、
僕は忘れてしまっていたのではないか？
不甲斐ない、あまりにも不甲斐なかった。
あまりの不甲斐なさに、僕は涙を止めることができなかった。
当たり障りのないメールを少しだけ交わして、僕は携帯の電源を切った。
降り出した雪はやみそうにもない。
この雪の中に埋もれてしまいたい――そう強く願いながら、僕は布団の中で目をつぶった。

読む前サル

次の日も雪、その次の日も雪。だが三日目の朝、雪は雨に変わった。
今日だけはどうしても行かなきゃいけない――小雨になったのを見計らって、僕は自転車で外へと飛び出した。
雪の残る地面は気が抜けない。少しでもハンドルをぶらすと、すぐに雪に車輪を取られてしまう。
集中しながら自転車を進める僕の顔に、冷たい雨が正面から降りかかる。
寝不足で落ちてくる目をこすりながら、僕は自転車をひたすら前に進めた。
思わずくしゃみが出る。雨合羽を一枚羽織っただけでは、この寒さを凌ぐことはできないようだ。
風邪をひいたかもしれない――しかし、そんなことはどうでもいい。何もかもがどうでもよかった。
ただ僕は自転車を前に進めた。

小一時間かかって、ようやくかなみの家の近くの公園に辿りついた。
雨合羽を脱いで、濡れた顔をタオルで拭き、かなみに公園まで来るようメールをした。
数分後、かなみは怪訝そうな顔をしながらやってきた。
「元気？」
「元気だけど、こんな雨の中わざわざ来たわけ？」
「うん、ちょっときつかったけど」
「呆れたー。もうちょっと大人しくできないの？」
「まあまあ、ちょっとこっちに来て」
手冷たいよ！という声を無視して、屋根つきのベンチへとかなみ引き寄せた。
思わずかなみとの距離が近くなる。呆れ顔のかなみは、僕から目を背けて外の雨を見ている。
僕はバッグから小包を取りだした。
「はい、これ」
「何これ、開けていい？」
「どうぞどうぞ」

かなみが几帳面に開けた小包の中から、いかにも手作りのクッキーが顔を覗かせた。
形がまるで整っていないし、シナモンの香りがきつすぎる。料理には慣れていなかったから、結局朝まで寝ずに作ることになってしまった。
しかし時間がかかった分、ちゃんと食べられるものには仕上がった。
「形は悪いし、シナモンかけ過ぎかもしれないけど、まあ食べてよ」
「もしかして作ったの？」
「うん、だって今日誕生日でしょ？だから誕生日プレゼント」

かなみが驚いた目で僕の目をようやく見た。そう、その日はかなみの誕生日だった。
「きっと今年はもう会えないかな？」とメールしてきたかなみを驚かせたい――だから僕は雨の中を無理やり自転車に乗ったのだった。
「今日が誕生日って覚えててくれたの？」
「忘れるわけないでしょ、さすがに」
「ふーん、ありがと。でもこれ、毒入ってないよね？」
「いくらなんでもひどくない？それ」
かなみがはにかみ笑いを見せた。かなみのそんな表情を見るのは初めてだった。
かなみが照れているところなんて珍しい光景だった。寒さで赤くなったかなみの顔は、寒気がするほどに美しかった。
僕はかなみのことが好きなんだな、と改めて僕は実感した。

かなみの顔を眺めているうちに、僕はくしゃみをひとつした。どうやら体を冷やしすぎたらしい。
それに寒気までする。どうやら本当に風邪をひいたようだ。
「もしかして風邪ひいた？こんな日に出てくるからでしょ？」
「まあ、そうなんだけど、ちょっと後ろ向いてて？」
後ろを向いたかなみの首に、そっとネックレスをかける。
そしてそのまま、後ろからそっとかなみを抱きしめた。かなみは軽く抵抗するが、僕はかなみを抱きしめ続けた。
やがてかなみは大人しくなった。
「これ、どうしたの？」
かなみが首元のネックレスを触りながら僕に訪ねる。
「クリスマスイブの日にさ、ショッピングセンターに行ったでしょ？」

「だからもうそれは忘れてっていったでしょ！」
かなみが僕の方を向く。強い抗議のまなざしの中に、うっすらと涙が浮かんでいる。
「あのとき、そのネックレスを買いに行ってたんだ。それで、本当はすぐに渡そうと思ったんだけどさ」
彼女は何も答えない。
「ごめん、あのときもし隣にいられれば、あんなことにならなかった。あんな怖い目に遭わせることもなかった。
　それなのに、それなのに……」
「……ごめん、ね？」
「誤らなきゃいけないのは僕の方だよ、自分が情けなくて、不甲斐なくて」

本日ラスト書き込み


ツンデレと仲良く浴衣来てデートしたい

そのとき、僕の唇がかなみの唇でふさがれているのに僕は気づいた。
僕の目から静かに涙が流れだすのに僕は気づいた。
かなみは唇を離して、僕の涙を指でなぞった。
「だから、もう忘れてって言ったでしょ？」
かなみはもう満面の笑顔だった。僕はもう何も言えなかった。
なんだか可笑しくなって、僕も笑顔になった。

「受験生でこの時期に風邪ひくとか、本当ありえないから。早く帰ってゆっくり寝てて」
「うん、そうする」
「オッケー。それと……」
「それと？」
かなみが耳元に口を近づけて囁く。
「……ありがと」
それだけ言って、かなみは早足で家の方へと歩いていった。相変わらずだな、と僕はひとりで笑った。

雨合羽を着ているうちに、雨はまた雪に姿を戻した。しかも勢いはかなり強い。
あっという間に辺りは雲に包まれたように真っ白になった。
殴りつけるように降る雪の中を、僕は自転車で進んでいく。
雲を抜けた先には、抜けるような青空が広がっているのだ。
そしてそのどこかにはサンタクロースが潜んでいて、僕らの遅いクリスマスを笑っているはずだ。

８分割でいけると信じていたのに！
まさか１つ抜かしていたなんて！

…サーセン。ほんとサーセン。

いや良かったぜ！まっことGJ!
ただ、もう少しツンがあってもいいかなーと

ID
ツン

>>130
言い訳や罵ることだけがツンじゃないってじっちゃが言ってた

>>129
よかったよ
ＧＪ！

>>129
何か、せつなさとか甘さとかいろいろ感じれてお腹一杯になった


>>132
お前さんの言いたいことは良く分かるけど、ツン分を感じる感じないは人それぞれだし、
個人的な感想も書けなくなっちまったら、それはそれでどうかと思うんだよね。

>>129
GJ

>>132
それは君の意見であるけど押し付ける事はない
人それぞれだよ感じる事は

>>129の作品は俺の意見としては良かったよ

もう1時か……


お題
つ・気が付いたら夜更かししてたツンデレ

トイレ行って寝よう…



お題
・夜トイレに行きたくても一人で行けないツンデレ

IDがコロコロ変わって困る

つ・態度がコロコロ変わるツンデレ
つ・見た目もコロコロ変わるツンデレ
つ・ツンデレは七変化するそうです

ほ

心ならずも、もう寝なければならん

お休みツンデレ。そしてまた明日

レポートが………

ツンデリズム

落とさせはせぬ！

夜が明けて来たよツンデレ

枕元でダウナーに
『……大丈夫だよ。』
って囁いてほしい

『……ねぇ』
「ん？」
『夏休み入って一週間経つけど、私達どこにも出かけてなくない？』
「………そうだな」
『「そうだな」じゃないわよ。あんた、私にカビでも生やす気？』
「いやまぁ、俺もデートしようかなーとは思うんだが」
『デっ………ｺﾎﾝ、思うんだが何よ？』
「お前が家に押しかけては一日中イチャイチャして、結局出かけられないんじゃないか？」
『う……だ、だって……叔母さんも誰もいないからつい………』
「まぁー、俺も思い切りイチャイチャできるのは嬉しいからいいけど。で、今日は？」
『…………じゃぁ……あんたがいいなら…………(///)』
「ん、それじゃ……ちゅっ……」『んっ……えへへ……だいすき(///)』


この後早めに帰ってきた母に見つかってﾆﾖﾆﾖされたのは言うまでもない

>>147
GJ!

おはよう

>>147
あー。俺もそんな夏休み過ごしたいわぁ

おっと危ない

あぶに

雨やばほ

お題
つ・かいがいしいツンデレ

>>147
いい脳汁出てますねえ

>>147
電車の中でニヤニヤしちまったww

GJ!!

ニヤニヤしてお嬢に怒られたい

ドラゴン圧縮？

雨がすごい

ちなみんの愛情たっぷりの弁当を食う時間だぜ

昼休みだ

>>160
しかし昨日ケンカした報復として梅干しタップリの弁当でした

つ･ツンデレ妻の報復とは?
つ･ツンデレ幼なじみの報復と(ry
つ･ツンデレ妹の報復(ry
つ･ツンデレ姉の報(ry
つ･ツンデレ義妹姉の(ry
つ･ツンデレ従姉妹(ry

29 ：貴族 ◆ikeda//b/w [↓] ：2009/08/10(月) 10:47:11.70 ID:h2m/KzJmP ?PLT(83974)
お試し●くれちゃるわーい
[email protected]
nywin01

29 ：貴族 ◆ikeda//b/w [↓] ：2009/08/10(月) 10:47:11.70 ID:h2m/KzJmP ?PLT(83974)
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29 ：貴族 ◆ikeda//b/w [↓] ：2009/08/10(月) 10:47:11.70 ID:h2m/KzJmP ?PLT(83974)
お試し●くれちゃるわーい　第二弾
M8R-2rdx1h @mailinator.com
nywin02

スクリプト攻撃に負けない｡
つ･何がきてもものともしないツンデレ
つ･でも男には弱かったようです
つ･そんなツンデレの男以外の弱点とは?