1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
大学を中退した平沢唯は、家で転がっていた。
唯「ごろーごろー」
時間は、18時。妹の帰宅を待っているのである。
唯「お腹空いちゃったよぅ。なんか、お菓子ないかな?」
お菓子が置いてある、棚を探っていると玄関扉が開く音がした。
妹の平沢憂が帰ってきたのだ。
憂「お姉ちゃん、ただいま」
唯「あ、おかえりー」
憂「お姉ちゃん、それ」
唯「え?」
憂「夕飯の前なんだから、駄目だよ」
唯「か、観賞用だよお」
憂「今、ご飯作るから待っててね」
唯「うん」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:31:52.15 ID:U5+8EZGZ0
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| : : }>‐=>ヘ : : :代辷ソ 、 xx{: : : :リ
{/∨ `⌒ヽ : : ヽxxx 八: :/
{ ヽ : : } ( フ イ: ∧{
} , -――ヘ : ト , ..__/レ'|:/
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:35:13.15 ID:YGlmkios0
憂「お姉ちゃん、一人で大丈夫だった?」
唯「大丈夫だよお。外出てないし」
憂「そっか」
平沢唯は、一週間外に出ていない。
そして、ニート歴がもう少しで一年だ。
その事に、憂は危機感を感じていた。
が、それと共にニートの姉が愛しくもあった。
――ニートのお姉ちゃんって、可愛い♪――
こんな風にだ。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:35:53.78 ID:TwCLcB490
ニート?
女は家事手伝いだろ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:42:33.68 ID:Rpg5997IO
支援してんねん
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:44:50.50 ID:YGlmkios0
翌日、唯宛てに電話が鳴った。
唯「はい、平沢です」
澪「あ! 唯か?」
唯「澪ちゃん! 久しぶりだねえ」
秋山澪は、マイナーではあるが地元を離れて音楽活動をしていた。
澪「久しぶり。丁度、帰ってきててさ、今晩会わないか?」
唯「今晩・・・」
澪「駄目か?」
唯「えっと・・・いいけど」
澪「そう、良かった。あとで、向かいに行くよ」
唯「向かいに?」
澪「じゃあな」
電話が切れた。
唯「どうしよ、急過ぎるよお」
これはきたい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:47:43.23 ID:5YP4f9cVO
その後話が多いなw
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:59:12.34 ID:YGlmkios0
夜にきた。
律「おお! 唯じゃん。久しぶりー、変わらないな」
唯「り、りっちゃん」
唯は驚いた。来るのは、澪だけだと思っていたからだ。
紬「久しぶりね」
唯「ムギちゃん!」
澪「本当に変わらないな、唯」
この時、唯は恐怖を感じていた。
ニートになった駄目な人間を、ニートだと知っても変わらず接してくれるだろうか。それとも、今までの関係を壊すように目の前から去っていくのではないか。そう考えたのだ。
律「早く行こうぜ!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:00:22.65 ID:bpR12Mj5O
>>8 60年後のSSを読んでいるんですね
わかります。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:07:48.51 ID:EUAVWFtkO
唯「澪ちゃんは凄いよね、自立して音楽続けて…それに比べて私…」
澪「あぁ、あれ嘘!本当はニートなんだ。馬鹿にされるんじゃないかって見栄はってたんだ…」
唯「えっ!そ…そうなの?じゃあずっとこっちに居たの?」
律「いいや、親の仕送りで一人暮らしニートだ。その点では唯よりクズだな!」
澪「や、やめろよ律…照れるだろ///」
唯「そうなんだ!澪ちゃんカスだね!」
澪「唯///」
紬「まぁ…唯ちゃんたら///自分の事棚に上げてニート批判なんてかわいい///」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:08:30.85 ID:YGlmkios0
場所はファミレスだった。
紬「昔を思い出すよね」
律「そうだな」
澪「唯、大丈夫か? 顔色悪いぞ」
唯「そ、そうかな?」
動揺していた。
しかし、更なる追い討ちをかける人物が訪れる。
梓「お待たせして、すみません」
後輩の中野梓だった。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:10:39.95 ID:cbKxJ1Iq0
>唯「そうなんだ!澪ちゃんカスだね!」
むかつくかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
うわあああああああああああああああやめろおおおおおおおおおおおおおおお
俺とかぶるううううううううううううううううううううううう
ふむふむ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:13:12.59 ID:Kan/Nklo0
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:16:53.69 ID:YGlmkios0
一瞬、唯は顔面蒼白となった。
梓「唯先輩、変わりませんね」
律「まあ、一年ちょっとしか経ってないしな」
紬「唯ちゃん?」
唯「へっ、なに!?」
紬「心、ここにあらずって感じだけど大丈夫?」
唯「うん! 大丈夫! 元気!」
あからさまに怪しかった。
澪「では、乾杯するか」
唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:17:11.50 ID:cbKxJ1Iq0
>俺「そうなんだ!
>>13君カスだね!」
むかつくむかつくうううううううううううううううううううううううううう
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
>唯と梓は未成年だったので、ジュースである。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:20:34.40 ID:YGlmkios0
各々、料理を口にしながら雑談を開始。
そして、唯に向けて禁断の呪文が唱えられた。
律「唯って、今なにしてんの?」
唯の中で時間が止まったように感じられた。
今なにしてる。
そう、ニートの唯にとっては聞きたくない言葉だった。
紬「会社の秘書さんとかかしら」
律「おお! 凄いな、それ!」
唯の口元は、僅かに引き攣っていた。
へ、__ , , , . − '"/
,. - '. : : : : : : : : ̄:`.く、ゞ、, : : -='、
/: : : ; : i: : : : : : : : : : : : : :`ヽヽヽ; : : : :丶
/: : : : : :i: ハ: :ハ; : 、: : : : :i : : : : ヽヽヽ;.: : : : i
/: : : :.i: : : |: i:::.`; :|弋: 丶: : : : i : : : : : ',`, `;.;.: : i:|
/: :i: : :.|: : : ハ;::::::::.'.:| ::\: :.i:.i:::i: ||: :,ノ: : ハ `, i::::. ::i:|
,': /|:.i: :.|: : :i !i::::::::::::::i;=ニゞ、!: : i:|ソ: : :ノ::| |:i .i|: ::. :|
ノノ i|: :ハ: : | ,!=、:::::::: "刺ミ,ヾ,y; : |: ://::::i, u ノi:ハ,: !
ノ |: i:::i: :.|i!逝i} ::::::::. {殺ツ,ノソi,:.rニ;'::::::ハ:丶':i| ヾ
|: i:::::i: ハ`込' `- ' i 'ソ .}::.ノ! .レ'ソ
!:|i:::::i:.! i ,,, ' ''' ,、// | !
___ !| V 'i i 弋フ、 ノ;/" `' 今日のご飯はあずにゃんだよ♪
i-- 、 /:::r'γつ`丶、 `\ / tっ,
|:.: ヽ;:::}' / /っ::::::::::ソ ` ソヾ" ,/"::::::`ゞ,、
. |:.:. ソ, ',/っ:::::::::i、 ,/" / /.:: :: : //_'ゞ、
. |:.: `. Y:::::::::i|::| ,バ":: ::i:/-,/:: ::,//:/¨ ¨ :ヾ
i.::. `.,.|:::::::::::':::|ハ:'. `. ::/=/:: :://.:/ :.|
/.';.:. `、::::::::::;>! i::`ソ、ツ.//.::/ :|
i:::::::`、:: 丶/y y `、`,!r/_'" ;. , .:|
. |:::::::::|:`、:: ヽ!. /,./`'r⌒,," \ !:: i .::|
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|::::::::|::::.i, `、;メ"丶,. -` ヽノ.<i|.丶, ソ i .::|
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|:::::::::|:::::'| 丶 { _ /:: :.ソ ソ丶 \ ̄ ヽ, .:|
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:22:03.81 ID:gbsrxyAx0
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:22:41.52 ID:D4RN5C7t0
>>19 ほら、唯は精神的な年齢がさ…分かるだろ?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:22:45.66 ID:avUM1wBt0
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25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:24:41.45 ID:YGlmkios0
唯だけ、誕生日がまだって設定なんです
大学2年なら19のやつもいるしな
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:25:55.42 ID:RIgozbPl0
>>24 てめぇはついさっき始末してやっただろゴミ箱から出てくんな
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:28:10.43 ID:8tYKJJuvO
>>26 大学一年の前に二十歳を迎える俺もいるしな
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:28:57.10 ID:EUAVWFtkO
律「唯…ニートなのかよ…」
唯「しゃあないやんけ」
澪「いや、仕方ないって…自分が悪いんだろ…」
唯「しゃあないやん、憂が甘やかすんやから」
紬「せ、責任転嫁…」
憂「黙れ沢庵ッ!お姉ちゃんは悪くないッ!!」
唯「な?そやからしゃあないてゆうとるやん」
唯「働いたら負けだよね〜」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:32:26.96 ID:YGlmkios0
澪「唯に限って秘書ってのはな」
梓「でも、大学には行ったって聞きましたけど」
律「唯は中退したんだって」
梓「そうなんですか」
唯を置いて、勝手な話が展開されていく。
唯はどう切り返すべきか思案中であった。
澪「それで、唯。なにしてるんだ?」
律「案外、ニートってこともあったりしてな!」
唯「え?」
反応してしまった。
ニートだけに。
場の空気が冷める。
律「ほ、本当にニートなのか!?」
唯「ち、違うよ! ニートなんて」
嘘を吐いてしまった。
唯「今はほら…バイトしながら専門学校いってるんだよ?」
レイプされて中退なのか虐められて中退なのか
ニートってそんなに恥ずかしいことじゃないよな
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:42:02.28 ID:YGlmkios0
和「お待たせ」
唯の顔は、ムンクの叫び状態だった。
というのも、和はニートなのを知っているからだ。
律「なあ、唯って今なにしてるか知ってる?」
和「え? どうして」
紬「唯ちゃん、教えてくれないの」
唯は願った。
和なら言わないでくれると。
しかし、現実は厳しかった。
和「今はね、ニートなの」
全員が固まった。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:46:13.95 ID:gbsrxyAx0
唯ってあんまりニートを恥じるような性格じゃなさそうだけどな
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:48:12.04 ID:YGlmkios0
澪「嘘・・・だろ」
和「本当なのよ」
律「ご、ごめん唯」
紬「ニートだなんて、思わなかった」
梓「せ、先輩。ニートでも立派ですよ」
それは、フォローになってなかった。
唯「えへへ、平沢唯、ニートになっちゃいましたあ」
和「自慢することじゃ、ないでしょうに」
澪「どのくらいだ?」
唯「や、辞めてからずっと・・・」
律「・・・八ヶ月か」
紬「家で家事とか・・・」
唯「してないよお」
梓「でも、買い物とか」
唯「行ってないよお」
支援
wwwwwwwwww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:51:40.67 ID:rEoeZffW0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:54:36.30 ID:IsDae+FsO
俺はニートじゃなくNET
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:54:53.04 ID:YGlmkios0
澪「憂ちゃんは、なんて言ってるんだ?」
唯「えっとねえ」
――ニートのお姉ちゃんって、可愛い♪――
唯「って言ってくれる」
律「駄目だ・・・」
紬「は、働いたりとかしないの?」
唯「わたしなんかじゃ、無理だよお」
梓「け、結婚するんですよね」
唯「家からあんまし出ないんだあ」
和「こんなっ・・・」
和は涙ぐんでいた。
そして、一種の同窓会が、ニート再生会議へと変貌を遂げていった。
女で可愛けりゃニートでも何とかなるけどさ
男なら悲惨だよな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:04:31.03 ID:ZeOQltkNO
あげ
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:06:30.76 ID:nxPAgZJGO
23歳ニートが支援
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:07:52.25 ID:AqpVqTSK0
後日、ラーメン屋の厨房に唯の姿があった。
唯「らっさっせー!」
働いていた。
唯「お待ちどうさんです!」
ラーメン屋は、律のバイト先であった。
律「唯、そこのテーブル拭いて置いてな」
唯「了解です!」
所変わって、コンビニ。バイトが終わって、一息いれていた。
律「お疲れさん」
唯「ふうー、疲れたよお」
律「唯にしては、順調じゃん」
唯「そうかなあ。えへへ」
先の会議で、唯にバイトをさせる決定が下された。
勿論、憂からは反対があった。
――お姉ちゃんがラーメン屋!? 危ないと思うけど・・・――
それでも、唯の熱い説得もあってなんとかバイトを始められたのだ。
バイトを始めた唯だったが、予想外の出来事が降りかかる。
ラーメン屋のバイトは地獄
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:10:24.33 ID:3gBkQk0RO
澪もニートだろwww
って思ってたら
>>11は別人なのね…
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:13:35.87 ID:CmQ0xCXYO
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:18:08.25 ID:AqpVqTSK0
憂が交通事故にあったのだ。
幸いにも、命に関わる事故ではなかったが入院する事になってしまった。
家に両親は不在で、憂が帰ってくるまで家事等は全て自分でやらなければならないのだ。
憂もそれには心配で、律達に定期的に家の状態を見て欲しいと頼んだ。
律は快諾した。
唯は絶望した。
今まで、なんでも妹任せで生きてきたツケが、やってきたと言えるのかもしれない。
家で、唯は泣いていた。
お腹が空いたからだ。
だから・・・梓に作らせてみた。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:20:56.89 ID:ZeOQltkNO
頑張って自分でつくれwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:26:25.80 ID:AqpVqTSK0
梓「お口に合うかは、分かりませんが」
唯「いただきます!」
梓は思った。
これから、自分が憂の代わりをしなくてはいけないのかと。
いや、これからは自分でやって貰わないと困る。
梓「あの、先輩?」
唯「美味しいよお、あずにゃん」
唯は、満面の笑みだった。
梓は、半笑いだった。
梓「先輩!」
唯「ごちそうさまあ。美味しかったよお、あずにゃん」
唯は、寝転がっていた。
梓は、食器を洗っていた。
平沢唯って平沢進を意識した名前なのかな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:29:23.06 ID:4hIJzlva0
いまさらなにを
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:30:18.73 ID:Q+B+BQ9fO
これはwwwww
唯ならしょうがない
守ってあげたいオーラが尋常じゃないもんな
唯の元ネタになった人はラジオかなんかで
出演料よこせって言ってる
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:31:43.61 ID:4hIJzlva0
唯じゃなくてさわこな。さわお。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:32:06.92 ID:ZT3zHHnq0
さわこはさわおだし澪はローション秋山だろ
ムギとりっちゃんは?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:35:47.98 ID:AqpVqTSK0
毎日、家に呼ばれた梓もいずれ痺れをきらした。
梓「いい加減にして下さい!」
梓の豹変ぶりに、唯は怯えていた。
唯「どうしたの? あずにゃん」
梓「どうしたじゃありません! 少しは自分でやって下さい!」
唯「だ、だって、私じゃ・・・」
梓「最低ですよ、そういうのは」
唯「あ、あずにゃん」
梓「もう二度と来ませんから」
唯「そんな・・・」
再び唯は絶望した。
電気が止まったからだ。
ムギは石原のぶてるじゃね
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:38:56.16 ID:9JuKJcv7O
P-MODEL the pillowsでググレカス
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:39:07.85 ID:4hIJzlva0
>>60 全員P-MODELからだよ。担当も合わせてある。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:39:08.34 ID:XOLgZzxiO
唯を養いたい・・・
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:41:49.56 ID:V0MAXXgvO
これはひどいwww
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:42:33.80 ID:AqpVqTSK0
唯の家の前に、律の姿があった。
憂の入院から一ヵ月後である。
玄関のポストには、新聞が溢れ出していた。
律は焦った。予想以上にヤバイと。
律「唯! 生きてるなら、開けてくれ!」
チャイムを鳴らすも、返事はない。
律は、ドアノブに手をかけた。
鍵はかかっていない。
室内は、異臭が立ち込んでいる。
律は最悪の事態も覚悟して進んだ。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:43:12.26 ID:ZeOQltkNO
やばいな
ひどすぎるwwwww
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:49:08.50 ID:B6YJqIcdO
追い付いてしまったwwこれは酷いww
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:49:54.16 ID:yD6NWhLCO
これはwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:50:44.49 ID:CmQ0xCXYO
はやくセックスに明け暮れてほしい
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:52:21.03 ID:AqpVqTSK0
きしきしと、廊下の床が軋む音だけが耳に入る。
律「まずはリビングだろう」
リビングに繋がるドアをゆっくりと開ける。
目の前に飛び込んできたのは、カップラーメンや毛布、ペットボトル等だ。
想像より、荒れてはいなかったようで律は胸を撫で下ろす。
しかし、唯の姿が見えない。
今日はバイトが休みで、家にいる筈なのだ。
律「唯ー!」
返事はない。
律「寝てるのか、二階に行くか」
律は、少し戻って二階へと通じる階段を上った。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:53:47.12 ID:bOJOSAIX0
支援
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:02:33.54 ID:AqpVqTSK0
唯の部屋の前に来ると、深呼吸を一回した。
唾をゴクリと飲む。
律は、恐る恐るドアノブを回す。そして、開けた。
目を閉じて、叫んだ。
律「唯! 生きててくれっ!」
外で、車の走る音がする。
しかし、それ以外の音が部屋から聞こえてくる事はなかった。
悪臭。
目を閉じた律には、それだけが部屋からの返事であった。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:05:25.24 ID:AqpVqTSK0
死んだ・・・唯が・・・。
瞼をわずかに上げた。
部屋には、青いバケツが置いてある。
が、唯の姿はない。
律「え? あれ?」
律は、その後も家内を探し回ったが唯は居なかった。
律「どこに行ったんだんだよ、唯・・・」
とある、洋風屋敷の庭で唯は紅茶を口にしていた。
そう、紬の家に居たのだ。
唯「はあ、幸せ・・・」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:06:19.88 ID:bOJOSAIX0
支援
親どうしたんだよwww
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:07:36.70 ID:9JuKJcv7O
これはひどいwww
ひどすぎるwwwwwww
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:08:31.75 ID:Law/xmnK0
, -──- 、
/:::::::::::::: ::\
/::::::::::: ::∨ト、 こいつはくせえッー!
:::::::::: :: レ'ノ
:::::::::::::: ::: レ'⌒ヽ ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i===i─-}ァ' ノ プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; ) こんなニートには出会ったことが
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ' ねえほどなァ────ッ
i1(リ r;:ドヽ K
ヾ=、 に二ニヽ `|; ) 環境でニートになっただと?
_,ノ| i. {⌒゙'^ヽ.{ i;; ヽ ちがうねッ!!
_,ノ!i ヽ、 ヾ二ニソ ,';;; ;;冫=:、
_;(|.!. \ ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__ こいつは生まれついてのニートだッ!
'ト、\. ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_
:ヽ `ニア ,. -┴‐‐' ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ . l __l| ,ニト、くヽ
l::::::::::\ー:ト __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー-
;ニ=ー:::::::ヾト、._  ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|:::::::::::
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:14:39.59 ID:AqpVqTSK0
翌日、唯は律に詰め寄られた。
律「何処に行ってたんだよ!」
唯「えっと・・・」
律「家、あのままじゃ駄目だろ。憂ちゃんが帰ってきたらどうすんだよ」
唯「ご、ごめんなさい」
律「謝るなら、梓に謝った方が良いぞ。凄い怒ってたからな」
唯「今、電話止まってて」
律「え? 止まってるって」
唯「払い方分からないから・・・」
律「・・・水道とかは?」
唯「止まってる・・・」
律「・・・どうやって、生活してるんだよ」
唯「・・・内緒だったけどね、最近はムギちゃんの家に泊まってるんだ」
律「はあ!?」
律は開いた口が塞がらなかった。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:14:55.32 ID:vvPJT+XZ0
こいつぁ筋金入りのニートだぜぇ
26歳にーとの俺じゃ到底太刀打ちできそうにないぜぇ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:15:43.17 ID:CmQ0xCXYO
唯とのセックス漬けの生活してー!!!!!!
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:19:09.64 ID:AqpVqTSK0
律「おい、唯!」
唯「は、はい!」
律「梓になんて言われたか覚えてるか?」
唯「え、えっと、自分でやれって」
律「なのに、何でムギに世話になってるんだよ! 違うだろ、やってることが!」
唯「ご、ごめんなさい」
律「もういいよ、勝手にやってくれ」
唯「りっちゃん・・・」
紬の家に戻った唯に、更なる追い討ちをかける。
紬「あのね、今日でこういうの終わりにしよう」
事実上の戦力外通告だった。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:19:38.55 ID:iU30r8shO
はやく次をっ・・・!
パラサイトwww
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:22:33.92 ID:kgFaI08SO
早く「俺」、唯を助けろ!
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:24:15.51 ID:p/AGENNb0
. :´==/: : : : : \: : : \
/ /: :/{: :{: : : : : :ヽ: : : :',
/: :{=/\{: : |\}X: : : '.: : : :}
{: :人{ 、 \| 、 ヽ: j: : : :i
|/: :ハ > < ∧/ ト: : |
|: :j: Y xx xx{:/ : |ノ: :|
{八: ゝ_ 〜 /: : :.:|: ;} } ひいいいいいいいいいい
\{\{ >ァr‐七{: : /リ:/|/
// {メ^く_/∨`ヽ
/' 〈 /:∧∨ 〉 }
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:28:16.14 ID:AqpVqTSK0
唯は夜の繁華街を彷徨った。
途中、一本の路地裏を通る。
そこに、子犬が居た。
ダンボールに拾ってくださいと書いてある、捨て犬らしい。
唯は子犬を抱きかかえた。
唯「可愛いなあ。なんか、私と似てるねえ」
犬は大人しく、円らな瞳を唯に向けていた。
唯「そっか、一人なんだね」
唯は子犬を連れて、途中コンビニで食品を買い、家に戻った。
月明かりのみの室内で、唯と子犬は静かな食卓を広げた。
唯「美味しい? プー太郎」
どうやら、犬の名前らしい。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:28:55.11 ID:bOJOSAIX0
支援
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:31:03.24 ID:5Ekf8PbK0
名前ww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:32:00.88 ID:kgFaI08SO
プー太郎www
俺のことじゃねぇかorz
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:32:09.73 ID:1gxsiHYD0
なんだ・・・仕送り使い込んで部屋追い出されて友達の家に寄生してる俺よりマシじゃないか
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:35:53.10 ID:AqpVqTSK0
朝目覚めると、プー太郎は居なかった。
唯「また、一人か・・・」
唯は、公園に向かった。
トイレは、公園等で済ませているのだ。
便器に座りながら、唯は思った。
もう頼れる人はいない。
どうやって生きていくのか。
唯「社会って、厳しいね」
友人を失って実感する。
が、高い授業料を払った割には今更である。
支援
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:42:16.45 ID:AqpVqTSK0
次に向かったのは、和の家だ。
しかし、留守であった。
唯は後悔した。
こんな事になるなら、もっと真面目になれば良かった。
腹が鳴る。
コンビニへ向かった。
しかし、悲劇の連鎖は止まらない。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:42:58.91 ID:AdqD1ZyAO
>>95 > が、高い授業料を払った割には今更である。
うわあああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:47:31.00 ID:+neKQ/cMO
これ読むとさっきまでニート生活に憧れてたのが嘘のようだ……
おい眠れなくなったぞどうしてくれる
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:49:20.52 ID:p/AGENNb0
>>99 他人と比較するからそう感じるだけだ精進しろよ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:49:55.34 ID:AqpVqTSK0
コンビニで、品を選んでいると叫び声が聞こえた。
万引きらしかった。
店員は外に出て行ったらしい。
唯はレジで待った。
店員が戻ってきた。どうやら、獲り逃したようだ。
店員は愚痴を零しながら、唯を見る。
口角が上に変化する。
五分後、警察官が到着した。
よくよく考えたら憂ちゃんの立場が親ってだけじゃないかこれ・・・うわあああああ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:57:39.16 ID:AdqD1ZyAO
まさか・・・・・
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:58:06.98 ID:6IHaBaIk0
なんでだろうかわいいはずの唯が殺したいほどうざい・・・
実際ニート最有力候補は澪だよね…
いくら頭良くてもあんだけコミュ力ないと救えない
けどその点唯ちゃんは大丈夫!
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:03:28.63 ID:IE7bQsrDO
朝まで残ってるよな
,. . . : : ̄ ̄ ̄:ミ: . .、
/ . :, : : / : : : : : : :ミ: : \
/ : / /: : : | : : :| : : : :\ : :ヽ.
;′/:∧V/{: {: : :ト、:\: : : ヽ }ハ
/: : {/: :廴_ V: :/ \ヽ : : :.{: \
/. : .:/:{==′、_ ̄ ヽ{ヘー≦(_ヽ: : : }ヽ: :\
/ . : : :/: :|.:/ (廴__)) (廴__))ト、:N:ハ: : : ヽ
′/: :/. : :lィ i i l し' ヽ: ::. : i: : :ト }
|:/ |: ::|: : : |:} | ! __ | | | ヽ :. :|:: : |
|′| i::|: : : |:ト.i /ーヘ ! /イ}: : :|:: : }
l∧!: : : l/:入 {rー‐| ノ:.:.:.:| : 小ハノ
|ハ: {〉ーく:>,. ミ==' . r<ム-┴|: :ル′
厂三三三三三三三三三三}:::ノイヽ
ヾ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{/::::::::::}
}レ‐、 _|::::::::::::{
イ´二ヽ} 他人事だと r' --∨::::::::}
/::| --、j! 思って {´二ヽヽ:::::ヘ
,.‐y'7{ 个ー見てんじゃねーぞ{_rヘ ト、:::}
{:::::::::{ 廴ノ! { 人::ミー..、
゚*。゚(O゚・∀・)ワクワクテカテカ゚。*゚
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:11:19.77 ID:p/AGENNb0
. -――- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
| : }`● ● |: :「 }: : : {
| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト まっなんとかなるよね〜〜憂ぃい〜〜
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
. -――- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
| : }`● ● |: :「 }: : : {
| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:13:47.86 ID:YVuWJOiqO
監視カメラに囲まれてはオナニーもできん
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:14:18.80 ID:p/AGENNb0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:17:54.58 ID:AqpVqTSK0
店員「やったのはコイツです」
唯「え、私やってない」
店員「その手に持ってるのはなんだよ」
唯「これは」
警察官「話はあとで聞くから」
警察官は唯の腕を引っ張る。
背後では、店員が薄ら笑いを浮かべていた。
唯は言われるがまま、コンビニを出る。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:19:33.94 ID:c2PwSodyO
地の文が立木で脳内再生される
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:19:55.51 ID:4hIJzlva0
レジ前で商品もっててなんだよはねーよwww
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:20:56.80 ID:XwNdk5KQO
店員、さすがにそれはねーよwww
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:21:26.81 ID:Ca7O9XzP0
あーあ
あーあ。
連れてく警官もアホだろw
神奈川県警かよ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:26:47.67 ID:4hIJzlva0
明らかにただの店員待ちの客だろwww
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:27:01.48 ID:AqpVqTSK0
しかし、店員に企みは打ち砕かれる。
「待って下さい!」
立っていたのは、美人女教師だった。
唯「さわちゃん先生!」
さわ子の証言により、唯は解放。
警察官の手は、店員へと移る。
唯「ここで、何してるんですか?」
さわ子「なにって、立ち読みよ。それより、唯ちゃん服汚れてるけど」
唯「それが・・・」
言いかけて、唯はふと思った。
さわ子にお世話になることだって出来る。
しかし、それでは今までと変わらない。
このままじゃいけないと。
唯「あの、先生」
さわ子「なに?」
唯「お願いがあります!」
店員何考えてんだwww
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:29:32.92 ID:bOJOSAIX0
支援
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:31:00.02 ID:4hIJzlva0
てっきり留置場の居心地がよすぎて再犯をくり返す展開かと思ったのに
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:32:57.33 ID:KSTG0r9Y0
すりすりしえん
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:33:52.49 ID:5eGmRWaKO
しこしこしえん
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:35:33.91 ID:KSTG0r9Y0
なでなでしえん
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:37:14.07 ID:KSTG0r9Y0
さらさらしえん
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:38:53.89 ID:AqpVqTSK0
唯の家にさわ子の姿はあった。
さわ子「唯ちゃん、良いわね」
唯「はい、先生!」
さわ子の指示に従い、唯は家のゴミをまとめ始める。
暑い、臭い、疲れるのを我慢して動きまわった。
全ては、軽音部のメンバーと笑顔で笑いあえる日々を目指してだ。
しかし、量は予想以上に多かった。
唯「誰だ、こんなに散らかしたのお」
文句を言いながらも、続々とゴミ袋が増えていった。
午後の三時には大体終わり、公共料金の支払いを済まそうと外に出る。
電話がないので、さわ子の携帯を借りて事情を説明。
担当者が苦戦必死の電話であったことは、言うまでもない。
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:39:44.07 ID:Ca7O9XzP0
ぬるぬるしえん
涙腺物書きスポイルしえん
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:50:43.73 ID:KSTG0r9Y0
ぺたぺたしえん
保守
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:51:25.26 ID:AqpVqTSK0
二日後には、家はほぼ元通りであった。
さわ子「や、やったわね」
唯「ありがとお、先生」
さわ子「唯ちゃんが、頑張ったのよ」
唯は達成感を感じていた。
憂が居なくても、生きていける。
自分だって、やれば出来る。
成し遂げたことに、貧しい胸を張った。
しかし、失ったものは大きい。
学生時代の友人は、一生ものの付き合いになる事は少なくない。
唯は学生時代の友人を失った。
つまり、人生の一部を削ったのである。
それでも、まだ手の届く場所に居るのだ。
であるなら、失ったものは取り戻せる筈。
唯は、“自分”の家を出た。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:59:18.96 ID:AqpVqTSK0
干からびた蛙が蘇ったように話す唯に、紬は理解を示した。
残るは律と梓である。
唯は律の家に向かった。
家の玄関で、二人は向かい合う。
二人とも、視線は泳いでいる。
唯はストレートに訴えた。
わたしは変わった。
だから、仲直りしたいと。
律も、あっさりと首肯した。
次なるは、梓だ。
唯は梓の家の前で、衝撃の光景を目の当たりにする。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:05:07.53 ID:qMLdcVqnO
支援
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:07:28.36 ID:AqpVqTSK0
見知らぬ男と梓は親しげに話をしていた。
唯「あれって、彼氏なのかなあ」
短髪で顔も整った顔立ちである。
所謂、“イケメン”だ。
やがて、別れの時間になったらしく梓は家へ戻ろうとする。
それを、男は手を掴み引き止めると、梓の口元へ顔を近づけ接吻した。
唯「あっ」
自分の知らない友人の姿。
それは友人と呼べるのだろうか。
今の唯には、解らなかった。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:10:22.37 ID:bOJOSAIX0
支援
>>139 あぁ、俺とあずにゃんのラブラブぶりがな……
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:23:46.69 ID:/r+FuJ7oO
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:26:04.65 ID:g0+GRKN10
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:26:52.27 ID:6IHaBaIk0
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:27:06.53 ID:KKjXtNou0
\\ / .::::::::::::::::::::::::::::::::: く
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ ヽ `ヽ、
// / ヾ_、=ニ゙、、,,_
/// // ,、-'´
// // / /
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:38:08.73 ID:6U2LizKuO
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:43:37.17 ID:XwNdk5KQO
あずにゃんなら俺の部屋でカサカサしてるよ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:47:27.73 ID:+rz2z6VdO
誰か今から寝る俺の為にこのSSをまとめサイトに…
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:54:34.36 ID:bkAhX4m60
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 03:58:34.04 ID:520or4aYO
追い付いたー!!!!!
支援
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:07:55.11 ID:AqpVqTSK0
梓と唯は話す。
梓は時間が経った分、寛容であった為すんなり受け入れてくれた。
唯はその日以来、人が変わったように家の炊事やら洗濯やら家事をこなす。
律や梓も家に来ては、唯の分からないことを教えた。
全ては順調そうに見える。
だが、人生には突然不幸が訪れるのだ。
交通事故で、ラーメン屋勤務の女性が死亡したという記事が新聞の片隅に載った。
女性の名は、平沢唯。
妹を見舞いした帰りであった。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:09:10.66 ID:bOJOSAIX0
支援
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:09:36.89 ID:1872BEFN0
憂の暴走フラグ立ったね!
な、なんだってー!
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:10:04.87 ID:MehX2vVDO
投げっぱなしじゃねえかwなんだこのオチww
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:10:18.18 ID:BkHkSJJVO
まさにふわふわ時間
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:10:21.96 ID:KSTG0r9Y0
えっ......
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:11:09.66 ID:CPKxEePIO
なぜころたし
えっ…
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:16:14.94 ID:3j6JQCLg0
え…
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:16:16.97 ID:AqpVqTSK0
深く深く沈んだ意識から、目を覚ます。
瞳に映るは、自宅の居間の天井。
憂「あ、お姉ちゃん。今、ご飯作るからね」
妹の声が、更に意識をはっきりさせた。
今のは、夢だったのか。
それとも、これが夢か。
唯は体を起こす。
固まった筋肉が軋む感覚。
生きてる。
これが現実なのだろう。
痛んだ感覚で生を実感した。
?
澪「最後かもしれないだろ…?だから…全部話しておきたいんだ」
これはお前の物語だ
唯は進言した。
唯「わたしも手伝うよお」
憂「え、お姉ちゃんは座ってていいよ」
唯「大丈夫、やれば出来るんだからあ」
生憎、夢で得たスキルは引き継がれなかったらしく指を切っていた。
けれども、人間は学びと経験という財産を持つことが出来る。
夢であっても、そこから学ぶことは可能なのかもしれない。
有効期限は短いかもしれないが、唯は夢で意識を変えたのだから。
この言葉を最後に、このお話は終わりとさせて頂くとする。
おわり
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:34:36.35 ID:g0+GRKN10
どこからが夢だ
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:36:03.65 ID:3j6JQCLg0
最初から夢
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:36:30.57 ID:hpawEXJ8O
乙!
なんだろうこのNHKにようこそを見た以来の感情は・・・
?
面白かったけど最後よく分からん
あれ…澪…
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:50:24.64 ID:feP8ZP9KO
>>169 この話は唯の夢、つまり深層意識下でのことだったんだろ?
つまり唯の中で澪の占めるウェイトは限りなく小さいということなんだよ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:53:04.60 ID:CmQ0xCXYO
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 04:53:54.73 ID:520or4aYO
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 05:00:52.44 ID:vKgHISDV0
ニートなのは本当なのかそれとも全てが夢でまだ高校生なのか
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 05:03:20.67 ID:M4XQtjZ40
うわああああああああああ
くっそおおおおおおおおおおおお
唯梓書いてやる!
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 06:41:59.99 ID:4PXg7qMdO
ほ
意味わからん
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 08:53:44.32 ID:V1IcdHliO
あ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 09:30:01.62 ID:ZeOQltkNO
乙!
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 09:42:26.08 ID:R1kJkfM/O
けいおんキャラに彼氏つくんな
まじ萎える
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 10:07:31.69 ID:RIHUUntNO
まあまあ夢だったんだし
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 10:37:17.04 ID:Q+B+BQ9fO
期待してたのになげっはなし…
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 11:41:26.76 ID:kgFaI08SO
まぁ、堕落するもんじゃないってことだよな…
早く俺もニート辞めよう…
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 11:44:29.21 ID:3yKkC423O
澪は途中から完全に空気化したな
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 12:08:59.23 ID:5Y8XRuCmO
最初から読んだけど内容はわかった
一応会社員だけど、自炊力(?)は大切だと思った
料理覚えよ…
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 12:16:28.11 ID:MfQNRxW+0
>>1 ちゃんと澪を入れて始めからコピペしなおして
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
百合よりかは100倍くらい良かったぜ