1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:37:56.49 ID:l7eyOTFKP
終了
まだ全部は書き溜めてはませんがメモがいっぱいになったので投下します。
120くらいは書き溜めてます
お待たせしてすいません
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:41:49.67 ID:eB9qtCWIO
幼律「みおちゃんの髪きれーだねぇ!」
幼澪「えぇっ?そんなことないょ……」
────────。
幼律「みおちゃん左利きなんだぁ!すごいねぇー!」
幼澪「えっ…あのぉ…そのぉ…」
───────。
幼律「私達ずっと友達だよ?みおちゃん♪」
幼澪「う、うん!」
───────。
ん……夢…か。
澪「ここは…」
そうだ…確か律に頭を殴られて…………、律に……。
涙が浮かんで来た…。律が私にそんなことをするなんて……。
さっき見た夢と相まってボロボロ涙が溢れる。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:43:17.94 ID:BG95v0qJO
支援
澪「……」
ゆっくり地面から起きあがる澪。その顔にもはや生きる気力はなかった。
澪「そうだ…死のう。それが一番いい…。こんな場所で苦しんでまで生き残る必要ないよね…」
澪は自分のデザートイーグルを取り出す。
澪「これなら引き金瞬間に死ねる…。一瞬だから痛くないよねきっと。」
自殺して律に後悔させてやるんだ。私が澪に冷たく当たったからだって
そしてみんなに一生責められ続けて苦しんで最後には私のお墓の前で頭を擦り付けながら土下座する
私はそれを悦に入って見てるんだ。
私を大切にしないからいけないんだ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:45:44.46 ID:o9GO+2ArO
最初のスレしかみてない
shall we dance?の人?
澪「ふへへ…ざまあ見ろ律……後悔してももう遅いんだから」
デザートイーグルをこめかみに当て付ける。銃身はひんやりと冷たく、死の恐怖感が垣間見えた気がした。
澪「じゃあね……バイバイみんな…」
そうして澪は引き金を引いた。
>>9 一応そうです
誰か2の前編の過去ログ貼ってくれませんか?
───────。
梓「ん……?」
目を開けるとあの懐かしの部室だった。
澪「やっと起きたか梓」
梓「ここは…?」
律「な〜に言ってんだ?我が田井中律が部長であらせられる軽音部の部室に決まっているじゃないか!寝ぼけてんのか〜梓?」
梓「部室……」
紬「余りにもあなたがぐっすり寝てたから起こさないでおいたのよ。はい梓ちゃん。あなたの分のお菓子とお茶よ。」
梓「ありがとうご……あの、唯先輩は?」
辺りを見渡しても唯の姿だけはなかった。
律「ゆい?」
澪「誰それ?」
梓「えっ…」
梓「誰って…唯先輩ですよ!」
律「だから誰だっての。知らないよそんな人」
澪「元々軽音部は4人だったじゃないか。律がドラムで、私がベース、むぎがキーボード、そして梓がギター」
紬「二人とも、梓ちゃんは寝起きだから…ね?」
律「それもそうか」
律先輩がニカッと笑う
澪「梓らしくないぞ?」
澪先輩もそんな律先輩につられて少し微笑んでいる。むぎ先輩も…
何で笑っていられるんですか…?唯先輩は、唯先輩が!
梓「唯先輩のいない軽音部は軽音部なんかじゃありません!」
それを言ったら瞬間辺りの景色は吹き飛んだ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:52:16.27 ID:o9GO+2ArO
>>11 すごくおもしろかった
模試前なのに勉強出来なかったのはいい思い出
「目が覚めたのね」
梓「ここは……」
自分は寝ているのか天井が見える。豪華な装飾品が飾りつけられており、灯りにはシャンデリアが使われている。
「ずっと目が覚めないから心配したのよ?」
梓は声の方に視線を向ける、
梓「……和(のどか)さん…」
和「覚えていてくれて嬉しいわ梓。二年ぶりね」
そこには大人びた和の姿があった。
STARSの制服に身を包み左耳にはイヤリングが輝く、あの頃とは違う大人の女性に思えた。
眼鏡は健在で相変わらずの下の縁が赤色の眼鏡がとてもよく似合っている。
しえ
>>14 その後の続編でネタ入れすぎてだいぶ叩かれましたがwww
これはその続きのなのでのくすで前編を読んでもらえれば光栄です
では続きを投下します
梓「あの…唯…先輩は…?」
和「……。」
その話題になった途端目を背ける和。
まさか…………
和「大丈夫、生きてるわ。けれど早く治療しなければウイルスに犯されてゾンビになってしまう…。」
複雑な気持ちだった、素直に生きていることは嬉しい、しかし危機的状態には変わらないのだから
和の視線の方へ目線を動かすと横たわった唯先輩がいた。
梓「唯先輩…………」
左肩には痛々しく包帯が巻かれており、そこから血が滲み出していた。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:00:16.64 ID:tMrOyELfO
待ってた
梓「早く助けないと……!」
和「…応急措置はしたけど私の持っていたワクワク…じゃないワクチンじゃ一本じゃ抑えきれないみたい…。だからあなたに手伝ってほしいの」
梓「…何でもやります!唯先輩を助ける為なら!」
和「この先にラクーンシティ総合病院があるわ。そこならTウイルスのより強力なワクチンがあると思うの。それならこの唯の体内に入ったウイルスも抑えられる筈よ」
梓「わかりました!」
時は一刻を争う、私は直ぐ様起き上がり体の調子を確認する。
梓「(オート治癒モードが発動したのか体は軽い…いけます!)」
和「私は唯を守るためにここを離れるわけにはいかないわ。ここも安全なわけじゃないから。悪いけどお願いね」
梓「はい!」
ふと、言われて気付いた。唯先輩と一番付き合いが長いのは確か和さんだ。
そんな和さんが今の唯先輩の状態を見て普通でいられるわけがない。きっと悩んでいた筈だ。
病院へ行って直ぐ様唯先輩を治したい…けれど一人にしておけない。
きっと背負って行こうとも考えただろう
けれどそれを邪魔したのは、私だ
私がのうのうと寝てる姿を見てきっと殺したいぐらい腹を立てたに違いない
こいつがいなければって…
しえn
そう思うと不思議と涙が出てきた。
梓「ごめ……んなさい…」
機械の癖に
梓「私のせいで……唯先輩を……」
役立たずの癖に
和は初めは驚いた様な顔をしていた、が、すぐに梓の元に行き抱き締めた。
梓「え……」
和「あなたは悪くない…。こんな姿になってまで…みんなを…唯を守ろうとしてくれたじゃない」
和の梓を抱きしめる力が強くなる
和「何で唯がこうなったかは知らない…けどあなたがその為に必死になって戦ってくれたことぐらいわかるわ…。ありがとう…梓、ありがとう…」
和が梓に見せた二度目の涙だった。
梓「……」
暖かい、唯先輩も暖かいけど、和さんも暖かかった。
あの時感じた暖かさと同じだった
背中には冷たい雨が降り頻りる……けど、内側にはこの暖かな体温が感じられた
私はあの時思わず微笑んでしまった、あんな状況下で、ボロボロになりながらも
それでもこの暖かさは、人を優しい気持ちにさせてくれる
今も同じだった。
梓「ありがとうございます……和さん…。私…行きます」
この暖かさを胸に、そしてまたあの暖かさを取り戻しに
和「頼んだわよ、梓」
涙ながら浮かべてくれた笑みを背にして
────────
カチンッ……、弾は出なかった。それはそうだ、弾はさっきゾンビ犬と戦った時になくなり、補充していなかったのだから。
それを知っていながら私は引き金を引いたのだ。
こうして自分の余韻に浸りたかった。悲劇のヒロインを演じたかったのだ
澪「ふふ…は……どうすればいいのかな……」
泣いても仕方ない、
自殺も出来ない、
喰い殺されるのは怖い、
律に嫌われるのが怖い、
何もかもが嫌だ
やっぱり死のう
そうしてポシェットから弾を取り出そうとした時だった、不意にこぼれ落ちた一つのウサギのキーホルダー
澪「これは……」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:19:02.39 ID:G0t0sTb40
ラクーンシティ到着前──────。
澪「何とか夜までには着きたいな〜」
唯「そうだね〜。あっ!そうだ!」
唯は自分の鞄をごそごそし出す。
唯「はいこれ!澪ちゃんの分!」
澪「…これは?」
片手で運転しながら受け取ると、そこにはウサギのあしらわれたキーホルダーがあった。
唯「みんなに会ったら渡そうと思って♪私が犬で〜澪ちゃんはウサギ!あずにゃんは当然猫でりっちゃんは熊さん!むぎちゃんはハムスターで和ちゃんは狼さん!憂の分もあるんだぁ」
澪「唯……。」
唯「みんながまた会えます様にって作ったお守りなの!えへへ…//」
澪「そうだな…!私も諦めないよ唯!みんなに会ってこれ渡そうな」
唯「うん!りっちゃんには澪ちゃんが渡してあげてね♪」
そう言って熊のキーホルダーも渡して来る唯。
澪「なっ、唯渡してよぉ//」
唯「だ〜め!りっちゃんには澪ちゃんが渡さないとダメなの!」
ずっと一緒に居て、一番りっちゃんのことをわかってあげられているのは、澪ちゃんなんだから
────────。
澪「唯……ゆいぃ……」
そう言えば律のことに夢中で唯達のことを忘れていた…。
あんなにみんなのことを想い、優しい唯を…私は叩いたのだ。
間違ってるのは私で、律だった。確かに今の律は正常じゃない
謝っても謝りきれないことをしてしまった…。
けれどまだやり直すことは出来るんじゃないか…。
ポシェットからもう一つのキーホルダー取り出す。熊があしらわれており唯独特のセンスが伺われる。
澪「可愛いクマ…唯らしい…」
そうだ、私にはまだやることが沢山あるじゃないか
赤みがかっていた目が完璧に黒に戻った。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:34:26.02 ID:Ivy6mBpdO
支援
何だかんだで初回から見てるぜ
澪「唯達大丈夫かな…。やっぱりまずは律と合流して……」
でもさっきの律は異常だった。あの律とどうやって話をするか……。
「ノォォォォォォ!」
澪「!?何っ?」
この声はさっきの……!
澪は急いで立ち上がり牢屋の方へ急いだ。
────────。
澪「ベンさん!」
牢屋が開いておりその前でもたれ掛かかりながら座っているベンがいた。
ベン「ミオ……か。ヘマしちまったぜ……。まさか天井から……来るなんてよ…」
澪「どうしたんですか?!」
見た目に外傷はないがベンは明らかに苦しんでいる
ベン「ミオ…お前に…大切な人はいるか?」
澪は力強く頷く
ベン「そうか…俺にもいた……が…バイオテロのせいで……失った…。だから…バイオテロを引き起こした奴ら達が…許せない」
澪「ベンさん…」
ベン「ここの署長…ブライアン・アイアンズが…アンブレラと繋がってるんじゃないかと…俺は睨んで…張り込んだら…この様さ。これを…」
ベンは一枚の紙を渡す。
澪「これは…?」
ベン「俺が調べたブライアンの記録だ……。頼む…あいつを…許さないで…うぐぁあ」
澪「ベンさん!しっかり……ベンさん!」
おかえり!
もう今日は寝るが明日の朝が楽しみだ!がんばってくれ!
ベン「離れろ!ミオ!うぉぉぉぉぉぐぼぉ…」
澪「ベンさん!」
ベンは澪を突飛ばし背を向ける
ベン「うああががアァァァ…胸が…苦…し…」
胸の苦しみを抑えつけるように手をあてるが…それは容赦なくベンの体を食い破って来た
ベンは澪に見せまいとそのままうつ伏せに倒れ込む。
非道なジャーナリストと言われていたベンの最後の優しさだったのかもしれない。
澪「ベン!!」
ベンの異常な行動に思わず立ち竦んでしまった澪だったが、倒れた音で気を取り戻しベンに駆け寄り身を起こす
澪「ひっ…血が…」
ベンを起こした澪の手にはべったりと血がついていた。
二年前なら卒倒してたであろう血だが、今じゃそんな怖がる自分を失礼とさえ思っていた。
澪「うっ……(血がなんだ…そんな場合じゃないだろっ…私!)」
血と臓器が入り交じっているのを見て吐きそうになりながらもその原因を突き止めようとする澪
ベンは左の肩口から心臓にかけてまるで中から食い破られたように裂けていた。
ぐちゃ…
澪「なに…」
嫌な音が聞こえた。ベンの体の中から
臓器かと思っていたそれは口をまるで笑ってるかの様にくねらせた
澪「ひぃっ」
これには澪も思わずベンから手を離してしまった。
その生物なようなものはベンの体を出て出口の方へ向かって行った。
澪「一体何なんだ…ここは」
泣きたい気持ちと吐瀉物を我慢しながらもベンの資料に目を通す余裕があったのは生きると言う確固たる目標があったからだろう。
それと同時に澪の中にも逃げるだけじゃなくもうこんなことを二度と引き起こさせない為にもアンブレラと戦うと言う意志が芽生え初めていたのかもしれない
ブライアン・アイアンズとアンブレラについて─────
どうやら俺の睨んだ通りやつらは繋がっているらしい。この警察署の地下には研究施設がありそこでウイルスやモンスターの研究をしているともっぱらの噂だ。
何やら新しいウイルスを作っているらしい。Gウイルスと言うそうだ
絶対署長の不正を暴いて失脚させてやる
クソ!まさか捕まるなんて!だがおかげでわかったことがある。アイアンズ署長は恐ろしく変態だってことがな!
なにやら外の様子がおかしい。バカ犬どもの鳴き声がいつも以上にうるさい
これじゃ寝れやしねぇ
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:59:05.26 ID:3XKDAvEpO
律wikiで自演投票してた人か
とりま、拝見させてもらう
澪「ここのアイアンズ署長に話を聞いてみるのが一番か…。生きていればの話だけど」
紙を折りたたみしまい込むと血の余り出ていない右肩の方からベンを持ち上げて先程ベンが寝ていたベッドに横たわらせる。その上からシートを顔までかけて手を合わせる澪
澪「こんな所じゃ埋葬も出来ないけど…せめてこれぐらいはさせてくださいベンさん…。あなたとは少し話しただけだったけど…同じ職種であるあなたの気持ちは私が受け継ぎます。」
もう逃げない……私はこの地獄を撮影し、世間に公表すると言う形で戦うんだ
今まで死んで行った人の為にも
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:00:53.46 ID:MpghGKeMO
俺「遅いぞっ」
いい加減つまんねーんだから 馴れ合い信者共と一緒にパー速で一生馴れ合っててくれ
VIPじゃなきゃやだとかもう聞き飽きたから
律「ルーク、ビショップ、ナイト、キングプラグをさせ……か。ほんとにこの警察署はカラクリ屋敷だな」
律「戻るのも癪だけど仕方ない…。」
目標の研究室はこの先の下水処理場を抜けた先なのだから
律「澪がまだ寝てると助かるんだけど」
踵を返しまた下水道から犬舎のマンホールへ戻ろうと思っていた時だった。
律「…………いつの間に」
律が渡って来た赤い鉄の橋の上にそれはいた
外見は何と例えればいいだろうか、産まれ落ちたエイリアンの様な感じと言えば伝わり易いだろうか。
人間とはかけ離れた姿がそこにあった。
「ウェ…、ウェ…、」
何かを吐いている、こいつの子供か何かか。
ゴキブリを彷彿とさせるそれは律へ向かって
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:05:58.98 ID:Tm7/VIIV0
おっ、再開したか
支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:07:16.22 ID:YoWPGC7fO
嫌いじゃない
しえーん
律「ちっ…」
右足のホルスターから素早くコルトM19を抜く。
左手は使えない為右手だけの片手撃ちだ。
エイリアンみたいな奴の口から出てきたゴキブリの様なモノを狙い撃つ
コルト独特の鈍い銃声がする度ゴキブリの様なモノが弾け飛ぶ
三匹いた内の二匹を仕留め最後の一匹に標準を定めた瞬間それは律に向かって飛びかかって来た。
意志があるかは不明だが、このままではかなわないと思いの奇襲か
だが律は顔色変えずに飛びかかって来たそれを銃で横から薙ぎ払う
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:10:34.57 ID:3XKDAvEpO
あんなに面白かったハルヒの反転でさえ続編自重したのにこれが続編出すってのもおかしな話だわな
反転を越えるほど面白くもないし
まあ、とりあえず今回で完結できるように頑張れ
律「本体は全く動かずか、これならハンターの方が優秀だな。」
コルトの弾を腰のポシェットから取り出し弾を込める。
「ウゥ……」
また吐こうとしているのを見てコルトを構え、敵の顔面に撃ち込んだ。
「ウォェッ」
気持ち悪い鳴き声を上げ苦しむ化物。
律「もっとくれてやる!」
パァン!パァン!パァン!
「グェ……」
頭を下げ橋に伏す化物。
律「なんだぁ?こんな雑魚だったとはな。弾使い過ぎたか」
伏している化物を足蹴にする律
律「まるで怪物の赤ん坊か。ははっ、怪物に赤ん坊もくそもないか」
律「さて、プラグ集めしないとな。こんな時一人なのは厄介だよな〜。また愛想振り撒いて協力でも促すか。でも梓以外使い物にならないからな〜梓に会ったら協力してもらおっと」
そうして部屋を出ていく律
グチャ─────
グニュグニュ─────
そう、この怪物、いや゛G ゛はまだ律の言う通り赤ん坊であった。
形を変え姿を変え……今まさに、゛G ゛は進化する
二段階目へと
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:17:04.00 ID:o9GO+2ArO
俺は好きだけどなこれ
今はもう眠いから起きてから読むよ
>>1頑張れ
夜の街をひたすら走った。
早く、早く、早くと自分自身が急かす。
ローラーは追跡者との戦闘で壊れたのか靴底から出ない為走るしかなかった。
いくら博士が天才と言われていてもやはり義足と生身の接着点が地に足を着く度に痛く体全体に響く。
その為に博士は靴にローラーをつけてくれていたのだと私はこの時理解した。
梓「病院……病院……あった!」
ゾンビの群れの向こうにラクーンシティ総合病院が見える。
問題はゾンビをどうするか…こっちは丸腰だ。
ゾンビ相手に近接戦闘も頂けない…
梓「なら無視が一番!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:18:55.09 ID:3XKDAvEpO
カキタメてんのに遅いのはなんなんだ?
とりあえず俺は寝る
このスルー、実はとても大事なことでバイオ上級者ならほとんどの敵はスルーだろう。
それ故に上級者のバイオ動画はマラソン、等と定義されているぐらいだ
梓は道端に落ちている缶を拾う。
梓「(これを壁にぶつけて引き付けてる内に左側から抜けるっ…)」
ゾンビは視覚、より嗅覚、聴覚が優れていることを梓は知っていた。
梓「えいっ!」
カランカラン
「ウゥ……」
缶の音に反応しゾンビが音のした方に向う。
その逆側の壁に身を潜めていた梓は一気に駆け出す!
「ウゥ?!」
梓「(っ…気づかれた!)」
右側に固まっていたゾンビが梓を見て左側に集まって来る。
梓「(道が……)」
左側にも群がりとうとう道が塞がれる形になった。
梓「(やっぱり戦うか……でも少しでも外傷を受けたらいくら私でも感染しちゃう……)」
確かに梓は体の何割かは機械化したが残る半分以上は普通の人間なのだ。
耐性が完璧である澪、律、唯、レオン達とは違う。一発受ければDEATH、ゾンビ化だ
梓「なら!」
道は自分で作るまで!
梓は勢いよくゾンビの群れに突っ込んで行く
嫌なら見るなと何度言えば・・・
負けずに頑張ってくれ支援
梓「えぇぇい!」
ゾンビの群れに捕まる瞬間左側の壁を登るように横へ走る
地面からだとまるで半月を描く様に
少ない距離の壁走りだったがこれだけでも十分距離を稼げた
梓は見事ゾンビの群れの向こう側へ着地し、また走り出す。
これは壁がやや傾斜していたのと梓の第一歩目、右義足の脚力のおかげと言える
梓「ク〜リア〜♪おっといけない……こんなことで喜んでる場合じゃなかったです」
梓「あっ!……帰りどうしよう…………」
病院の中に武器……あるかな……
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:25:33.26 ID:Tm7/VIIV0
唯は耐性完璧なのにワクチン必要なの?
つC
>>61 3をやってもらえるとわかると思いますが抗体者でも強力なウイルスを受けると感染します。
ジルもそれで感染しましたがカルロスに助けられました
病院の扉は開いておりすんなりと入ることが出来た。
梓「お邪魔します……」
病院のホールの中は薄暗く、静寂と病院と言うことが相まってこれ以上ない恐怖を演出している。大の大人でもこの状況下で病院へ入って行く人は少数だろう。
梓「怖い、けど…それより唯先輩を助けたい…」
その勇気が足を一歩一歩前へと押し出して行く。
梓「……何か…いる」
私以外の誰かがこの空気の流れにいる、
梓は辺りを見渡す、増築をしていたのだろうか、そこらに鉄パイプが落ちている。
その一つを拾い上げ構えを取った。
「…………!」
梓「来た!」
それは音もなく仕掛けてくる。暗闇の中、上空から梓に向かって飛びかかって来る。
それを梓は横へ飛び回避
梓「ハンター!?いや…違う、もっと大きい……」
薄暗い中に浮かんで来たのは普通のハンターより一回り大きいものであった。
頭から肩にかけて肉腫が覆っており普通のハンターより醜悪な姿をしている。
また左側の腕が異常に発達しているため利き手は左手だと梓は瞬時に判断した。
梓「これも元は人間で…こんな酷いことをする人達が…アンブレラ!!!」
武器は鉄パイプ一本だがここは避けては通れないだろう。ワクチンを探すのに邪魔になると判断し、梓は戦闘の姿勢を取る。
梓「(強くなる為に剣の訓練もした…今それが試されます…!)」
その勝負が、今火蓋を切って落とされる
まずはハンターの強化版、ハンターβが動く。梓に向かって突進してくる
梓「……狙うは頭部…」
梓は隣にあった机を左義手で投げる。
ハンターβはこれを素早く飛びながら回避、そして尚且つ梓への攻撃姿勢を変えることなく左手を振り下ろそうとしている。
梓「やっぱり左手ですか」ニヤリ
そういやぁ最初のスレの
梓「・・・ニヤリ」
の複線回収されたっけ?和におんぶされたときだかの
梓「(油断していた、まさかもう一体いたなんて…!)」
背後から襲いかかって来たハンターβはその大きな左手で梓の背中を引っ掻く
梓「きゃあぁぁっ!」
背中に激痛が走る─────。
負ってはいけない一撃を負い前のめりに倒れ込んでしまう梓
そんな梓に遠慮せず飛び掛かる体勢を取るハンターβ。
首狩り、と言う即死攻撃だ。多くのプレーヤーはこれで死んでしまったことも多々あるだろうハンターの一撃必殺とも呼べる技
ハンターβは勢いをつけ梓へ向かって飛びかかる!
梓「(トラ……いや…違う……私の強さは…)」
>>67 >>24で一応回収済みです
ニヤリって書き方がいけなかったかもしれませんね
毎回気にしてくれてる方がいたので最初出しました
梓「諦めない力…!」
梓は瞬時に前方へ大きく前転、ハンターβの攻撃は地面に傷をつけるだけとなった。
背をついた時に激痛が走る
梓「我慢……っ」
その前転時に別の鉄パイプを握りようやくハンターに向き直る。
ハンターβも直ぐ様距離を詰めようとこっちへ向かって来ている。
梓「いっけえぇぇぇ〜」
梓は鉄パイプを左義手で持ち、振りかぶって投げた
ヒュンッと空気を切る音を放ちながらそれはハンターβの頭の肉腫を捉えそのまま貫通し病院の壁に刺さり止まった。
梓「はぁ…はあ…うっ……いたぃ……よ…」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:45:38.71 ID:VajhYCE20
>>69 梓「計画通り・・・」
的な意味だと思ってたw
何とか二匹を倒したものの背中には浅いとはいえ傷を負ってしまった。
早くしなければ自分はゾンビになってしまう
梓「急がないと…早く唯先輩にワクチンを」
梓に自分に使うと言う選択肢はまるでなかった。
自分はゾンビになっても構わないから血清を届けたいと言う気持ちの方が何倍も勝っていた。
時に人間は自分の為ではなく誰かの為に力を出す。それは家族であり友人であり恋人を守りたいと言う思いが、梓を強くしている。
思いの力は確かに存在した
その証拠が彼女でありまた彼女を応援する力が彼女を助けているのだ。彼の様に
なるほど
支援
>>71 1は大体ぶっつけで書きながら考えていたので微妙に伏線回収が大変だったりしましたw
憂か梓のどっちを黒幕にするかで悩んだ結果ですね。
そのための伏線にもなるように書いておきました
でもこっちが本当の回収だと自分は思ってます
続き投下します
隣の医師詰め所から病院のマップを入手。
医院長の手記によるとワクチンは4Fの402号室にあるワクチン素剤、B3にある研究室で培養液ベースを合成装置にかけワクチン培養液になりそれをワクチン素剤と組み合わせることにより成るらしい。
梓「ここまでの過程を踏むってことはどうやら強力なワクチンみたいですね…」
まずは4Fへ向かい資料室で病室の鍵を取りに向かう。
エレベーターに乗り込み4Fのボタンを押す。
梓「ふぅ……。ようやく一息つけます」
若干背中が痒い、でも我慢しないと
あずにゃんガンバレ
エレベーターを出て直進、資料室で病室の鍵を入手。
まず401号室でパスワードを控える、更に配置を把握。この部屋が402号室の謎を解く鍵らしい。死体があったが今は構っている場合じゃない
402号室を開けるとさっきとほとんど同じ作りだ。部屋の隅に何かを乗せるような場所が3つある。
梓「東から登った太陽は、時間と共にどこへ沈む……ですか」
奥にあった椅子の様なものを西側の隅に寄せる。
梓「うんしょ……うんしょ……」
ガチャンと音がし、壁に掛けられていた絵が落ち金庫のようなものが現れる。パスワードを打ち込み、ワクチン素剤を入手
>>74 なるほど
返答ありがとう
続きを楽しませてもらいますね
梓「次です!」
エレベーターでB3へ行き研究室へ入る。
梓「わっ」
入った途端に見える大きい容器の中に液体と共に入った何か。ハンターみたいだがまたさっきのとは違う姿だ。
梓「…………動かない……よね」
梓は容器をコンコンと叩いてみたりして確認するが反応はない。
どうやら何かしらの方法で眠らされているみたいだ。
奥へ行くと培養液ベースがありそれを合成装置にかけると、ワクチン培養液が出来る。
これを1:1の割合で混ぜることでワクチンが完成した。
梓「やった!早く唯先輩の所に戻って……」
梓は喜びのあまり容器の中の液が抜けていることに気づいていない
梓が横切った瞬間──────
つん裂く様なガラスの割れる音がし、ハンターが飛び出してきた
梓「ひゃぃっ!」
戦っている余裕はない、逃げないと……。
梓はダッシュで研究室を出る、だが追ってくる、 ハンターと言う名前の通りの狩り
梓「エレベーターまで逃げられれば…っ」
さっき通った廊下を全力疾走し、エレベーターのボタンを押す。
しかしエレベーターは何故か一階におりそこから下がって来るのを待たなければならなかった。
梓「さっきはそのまま4階にいたのになんで!」
後ろから二匹のハンターγが迫る
武器は鉄パイプだけだ。相手のタイプがわからない以上先制攻撃は仕掛け難い。
どうする……、どう凌ぐ……
ハンター二匹が梓に襲いかかる。と、同時にエレベーターが開く。
梓は鉄パイプを牽制の為投げつけその隙にエレベーターへ乗り込もうとすると……
「なんだ!?」
エレベーターには誰か乗って来ていた
梓「あなたは……それより早くエレベーターを!」
「いや間に合わない!伏せろ!」
梓はその声と同時に伏せる。
ショットガンがエレベーター直前まで迫っていた二匹のハンターを捉えた。
「ふぅ……何とかなったな。しかし君が何故ここに?」
梓「お久しぶりです、レオンさん」
レオン「梓、見違えたな。」
梓「嫌味ですか?」
レオン「骨が繋がらないのは知っていた。だが義手にするなんてな。だがさっき言ったのはそう言う意味じゃない。綺麗になったってことだ」
梓「……そうやって誰でも口説くんですね」
レオン「嫌われたものだな……すまない。社交辞令として受け取ってくれ。おいて行ったこと恨んでるのか?」
梓「いえ…今はそれどころじゃなくて…。早く唯先輩の所へ行かない…と」
レオン「唯?そう言えば律が見たと言っていたな…。梓、詳しく話してくれないか?」
梓「だからそんな暇ないって…つぅ……」
レオン「その背中…、ハンターにやられたのか。さっき見つけたワクチンがある。治療しよう」
梓「触らないでっ!」
レオン「……梓。」
梓「……すみません。唯先輩の命が危ないんです。」
レオン「その前に君がゾンビになってしまっては元も子もないだろう?治療する間でいい、話を聞かせてくれ。俺も君に言っておかなくてはならないことがある。律について」
梓「律先輩について……?」
支援
ワクチンを射った後、梓の黒いシャツを脱がし包帯を巻く。
梓「……気持ち悪くないんですか?義手なんて……」
梓の左肩から金属の塊が剥き出しになっている。胴体との繋ぎ目が痛々しい。
レオン「梓、お前はお前だ。どうなったってな」
梓「みんなと同じこと言うんですね…。」
レオン「気の利いたことが言えなくてすまないな(こんな小さな背中に背負っている物が多すぎる。梓も律も…)」
梓「それで律先輩の話って何ですか?」
レオン「律には口止めされてたんだがな。実は律、唯、澪の家族は生きているらしい」
梓「そう…なんですか。(私の家族は…言うだけ無駄ですよね…)」
レオン「あぁ。それをアンブレラに人質に取られている。これを知ってるの律と俺とクレアだけだ」
梓「それで律先輩はちょっと変だったんですね…。」
レオン「いや、確かに初めは悲観していたがアンブレラを倒そうと動き始めた時はもっと明るかった。だが場数を踏むにつれて段々とおかしくなってな…。」
梓「おかしく…?」
レオン「射撃や身体能力があの歳の女のものじゃない。下手すれば俺より優秀な位さ。」
梓「レオンさんがヘタレなんです」
レオン「泣けるぜ」
レオン・・・(´;ω;`)ブワッ
梓「冗談はともかくその身体能力向上がいけないことなんですか?こんな中で実戦経験を積んでいれば強くなるのは当たり前だと思いますけど」
レオン「それだけならいいんだが性格面でもおかしくなって来てな。無機質と言うか…無関心と言うか」
梓「家族の事とか色々重なって辛くなってるんじゃないですか?」
レオン「……そうかもな…。だが他にも何か要因があると思えるんだが…」
梓「次に律先輩と会ったら色々と話してみます。」
レオン「そうしてくれると助かる。よし、これでいいだろ」
梓「包帯巻くの上手いですね。ありがとうございます」
レオン「その格好じゃ寒いだろう。これを着ろ」
レオンは自分の着ていた茶色の革のジャンパーを梓に被せた。
梓「ありがとう…ございます…///」
この人も苦労しているのは髪の毛を見てわかった。昔の時は完璧な茶髪だったのに対し今はそれが白みがかっている
これは染めたと言うより自然とそうなったような色だった。
レオンを邪険にした自分はまだ子供なんだなと反省する
レオン「じゃあ今度はそっちが話してくれよ」
梓「その前に聞かせてください。レオンさんは何故ここに?」
レオン「俺は律とここへ来たんだ。生存者がいないか色々なところを歩き回ったんだが出会うのはゾンビばかりでな。人間と出会ったのは君が初めてさ。病院なら…と思ったがこの街に生き残りは君達と俺と律だけみたいだ」
梓「そうだったんですか。私の話はエレベーターに乗りながら話します」
レオン「あぁ」
二人はエレベーターに乗り込み1Fのボタンを押す。
1F──────
『ピッピッピッ』
支援
梓はレオンに一通り端的に話した。自分がここへ救助活動をしに来たこと、その途中で唯先輩達に出会ったこと、そして律先輩達と別れた後追跡者に追われ唯先輩が重傷を負ったこと等
話自体は短いもので1Fにつく頃には終わっていた
レオン「なるほど、それで病院にワクチンを」
梓「はい。だから急がないと駄目なんです」
レオン「それはすまないな。俺はまだやることがあって一緒に行ってはやれないが…お互い生きていればまた会うことになるだろう。」
梓「はい。それじゃあ。色々ありがとうございました、レオンさん」
エレベーターを出て走る梓。
レオン「梓!」
梓「はい?」
レオン「あまり自分を責めるなよ。後律のことを頼む」
梓「わかりました。ありがとうございます」
病院を出る梓をレオンただ目で追っていた。
レオン「仲間か…良いものだな」
ピッ…ピッ…ピッ…
レオン「何の音だ?」
エレベーターを降りたレオンがその音がする所へ行く。
小さいがピッ…ピッ…っと電子音を刻む音がする。
レオン「テーブルの下か?」
患者が待つための椅子の前に置かれたテーブルのにそれはあった。
レオン「まさか─────」
ピッ…ピッ…ピッ…ピー
────────。
梓「ゾンビがいない。きっとレオンさんが倒してくれたんだ。感謝しないと─────」
ズォッ────
病院を出たばかりの梓の体が浮く。その後に爆発の轟音が辺りに響き渡った。
梓は少し爆風に飛ばされたが病院と距離を取っていたためほとんど無傷だった。
梓「まさか…………」
後ろを振り返ると赤々と燃えている病院があった。さっきまであの中に居たと思うと背筋が凍る。
梓「レオン…さん?レオンさん!聞こえますか?!レオンさん!」
焼けている病院の出入口に向かって叫ぶ梓。当然返事など返って来なかった。
梓「レオン……さん。誰がこんなことを……!」
だがここで立ち止まっていても仕方がない。反省は先に繋がるが後悔は何も産まない。梓は今自分に出来ることをやるために時計塔へまた戻る。
レオンの革のジャンパーの暖かさを感じながら。
梓「そんな簡単に死にませんよね…レオンさん。必ず生きてまた会いましょう……」
───────。
「梓……しぶといですねさすがに。でもレオン・S・ケネディを仕留めたのは大きい。これでウェスカー郷の邪魔をするものを一人減らした……」
レオン「誰が誰を仕留めたって?お嬢さん」
「!?まさかあの爆発で生きてるなんて」
レオン「爆発する前に窓から飛び出しただけさ。もう少し早く仕掛ければな。さて、案内してもらおうか?そのウェスカーと言うやつの所に」
ジュン「くっ……」
後ろから銃を突き付けられたジュンは両手を上げたまま歩き始めた。
レオン「(ようやく尻尾を出したな…アンブレラ!)」
とりあえず寝ます
起きたらまた投下します
支援ありがとうございます
おつかれー
>>1は話に引き込むのがうまいなぁ
続き楽しみにしてます
乙
ジュンってだれだっけ?JUM?
乙
ほ
ho
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 05:10:25.20 ID:Tm7/VIIV0
何か落ちそうだな
保守
これを待ち望んでいた…。嗚呼、PSP持ってて良かった。
保守
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 06:45:34.89 ID:Tm7/VIIV0
落とさせはしない
保守
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 06:50:18.17 ID:6V6Ckt/V0
まだやってんのかよ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 07:30:20.00 ID:G+lLI+pd0
☆
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 07:59:53.27 ID:NWZHZAOTO
ほ
し
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 09:04:35.37 ID:AGUWZqXc0
が
続編きてたー!
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 09:29:42.43 ID:3XKDAvEpO
頑張って
保守
ほしゅ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 10:29:32.77 ID:B6kIhY1vO
ほしゅ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 10:50:12.82 ID:AYWWPcjW0
待ってた!
>>1凄く面白いから頑張ってね
保守
頑張れ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 11:34:08.57 ID:wUFMFPywO
ほ
し
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 12:02:12.11 ID:t920GQJUO
ん
保守&応援ありがとうございます
用事しながらですが投下します
5分間隔ぐらいだと思います
では投下します
───────。
これは夢なのだろう、そうわかるくらい夢とわかる夢だった。
私達がステージ歌っている。
それを聴いて皆が感動してくれている。
これは私達の夢だ。覚めても、覚めない夢だ。
私達はいつから歌い、奏でることをやめ傷つけることを選んだのだろう。状況に縛られ、流され、身動き出来なくなっていたんだ。
こうなれば素晴らしいと思った。聴くもの全てを優しい気持ちにするような…
自分に出来るだろうかそんなことが
違った、私はもうそうすると決めていたんだ。
私の歌、みんなに届くといいな─────。
キタコレ!!
────────。
梓「はあ…和さん!はあ…ワクチン…はあ…持って…来ました!」
息を整えるのも忘れ和にワクチンを渡す。
和「ほんと!?良かった…。すぐに投与するわ」
和が受け取ったワクチンを唯に射ち込む。
唯「んっ……あっ……あ……」
和「唯……大丈夫?」
和の言葉に反応しゆっくりと目を開ける唯。
唯「のどか……ちゃん?それにあずにゃんも……」
梓「唯先輩……唯せんぱぁい!」
泣きながら唯に抱きつく梓
唯「よしよしだよあずにゃん」
梓「えっぐ……ひっく……ゆ゛い゛せんぱい…よ゛かった…」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 12:19:06.01 ID:S0WQ8A2OO
今ここまでのまとめ読んできた。今からこっちだ。支援
和「気分はどう?痒みとか頭痛かったりしない?」
唯「大丈夫〜……ちょっとお腹が痛いけど」
梓「そう言えばあの化物にいっぱいお腹叩かれて……唯先輩!」ガバッ
唯「あっ、あずにゃん?!いきなり服脱がせるなんて……大胆だよぉ//」
梓「…………」プニプニ
唯「お腹つつかないで〜///くすぐったいよぉ//」
梓「痛くないですか?」
唯「そんなには…。多分折れたりもしてないと思う」
梓「でも壁すら粉々にするあのパンチをくらって無事だなんて……」
和「多分これのおかげね」
和が持っているのは防弾チョッキの様な物だった。
梓「それは?」
和「S.T.A.R.S.の特注品の衝撃吸収型の防弾チョッキよ。普通の防弾チョッキは至近距離何かで弾を受けるとその衝撃でも骨が折れたり気を失ったりするのよ。それで考え出されたのがこれってわけ。
技術部じゃないからどうなってるかは詳しく知らないんだけどね。でも何で唯がこれを?」
唯「署のみんながアメリカ危ないからつけてけって。」
和「確か各警察署に試作品として送ってたわね(その一つをつけさせてもらえるなんて…唯は相変わらずどこでも大事にされてるわね)」
梓「なら遠慮なく」ぎゅっ
梓は覆い被さる様に唯に抱きついた。
唯「あずにゃん…」
梓「お帰りなさい…唯先輩」
唯「ただいま、あずにゃん♪」
────────。
唯はやはり疲れていたのか少し喋った後また眠ってしまった。
和と梓は唯のことが一段落した為、今までの事とこれからの事を話し合っていた。
和「そう……「俺」はあなたを守って…。」
梓「はい…」
和「でもその後かどうかわからないけど「俺」から梓は心配するな、ちゃんと脱出させるって連絡をもらったわ。だから私は唯達の脱出協力に専念出来たの」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 12:32:28.78 ID:AYWWPcjW0
支援
梓「はい…、私も死んだと思って俺さんは生きてました。追跡者に私達が殺されそうになった時に助けてくれたんです。私はすぐ気を失ってしまってそれからどうなったかはわからないですけど…」
和「実は私があなた達を見つけたのはこの時計塔の前なのよ。RPDへ急いで向かってた時なんだけどね。あなた達が二人してここの入口にもたれ掛かってたのを見て…」
梓「俺さんがここまで連れて来てくれたんでしょうか?」
和「わからないわね…体に風穴開いて生きてるなんて……いや「俺」ならあり得るけど」
梓「しぶとそうですよね俺さんって」
和「次に会ったらS.T.A.R.S.にあんたの席ないから!って言っておいて。ただみんなは心配してる、私も含めてって」
梓「はい」
苦笑いする梓。やっぱり和も心配していたのだろう。生きてるとわかった途端笑顔の回数が増えていた。
和「そろそろ行くわ。唯が心配だけど…梓がいてくれれば安心だわ」
梓「ラクーンシティ警察署にですか?」
和「えぇ。私達の他にも生存者がいるかもしれない、それにちょっと話し合わなきゃならない人がいるのよ」
梓「律…先輩ですか」
和「……そうよ」
支援
和「知ってるかもしれないけど律とはこの二年間で何度か会ったわ。何度も協力を促したり救助活動を手伝ってほしいと言った。けど彼女はそれを無視してずっと何かを探してる」
梓「何か…?」
和「何か…はわからない。けれど前に彼女は……とうとう私の隊の……。新米の隊員が律のことを生存者と思って保護しようとしたらしいのよ。
でも律はそれを拒否してね。それだけならいいんだけど新米は正義感が強いから…女の子一人にはさせられないって無理矢理連れていこうとしてね…脚を撃たれたわ」
梓「律先輩が…人を…」
追い付いた
頑張れー
和「いくらなんでもやり過ぎよね。それから彼女はS.T.A.R.S.でも危険視されてね、見つけ次第連行せよって命令が出てるの」
梓「そんな…信じられません…」
和「私もよ。確かに律は二年前と随分変わった。でもそんな人を撃つ様な真似はどんなに変わってもする人とは思えないの。」
梓「……。律先輩……家族をアンブレラに人質にされてるみたいなんです。レオンさんが言ってました」
和「レオン・S・ケネディ、律の相棒って話よね。彼は良く私達に協力してくれるわ。それにしてもそんな事情があったなんて…言ってくれれば協力するのに…」
律……イケメンかわいいりっちゃんに戻ってくれ
支援
久しぶりのさるさんくろた
梓「言えない理由があるんだと思います…きっと。律先輩は今何もかも自分で背負い込んで…自分で解決しようとしてる。だから気持ちが焦って…イラついて…」
和「そうだとしても、もし本当に私の部下を撃ったのが彼女なら…責任は取ってもらわないとね。勿論…全てが終わった後に」
梓「はい…。だから律先輩に会ったら言っておいてください。私達は今でも、軽音部の仲間だって」
和「わかったわ。じゃあ唯のこと、頼んだわね」
梓「はい!」
唯「のどかちゃん…………これ…」
梓「先輩、起きてたんですか?」
支援
和「何これ?」
唯が手に持っていたのは狼?のキーホルダーだった。
唯「お守り…作ったの。みんながまた集まって楽しく出来ますようにって…。あずにゃんにもあるんだぁ」ニコ
唯がポケットから出した猫のキーホルダー。しかしそれは殴られた時の衝撃か片目がなくなっていた。それに気づきそれを引っ込める唯
唯「あっ…」
梓「いいんです。この方が私にそっくりですから…」
唯「ごめんね…」
唯の優しさに梓は涙を溜める。壊れてしまったキーホルダーを梓の体に見立てて欲しくなかった唯の優しさに…。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:18:51.28 ID:p8JLIws+0
支援
梓「先輩っ//」ギュッ
唯「あずにゃん暖かぁい//」
和「ラブラブねあなた達。妬けるわ」
唯「和ちゃんもおいで〜」
こっちに来いと言わんばかりに手招きする唯。
和「遠慮しとくわ。私には似合わないもの。でも何で私は狼なの?そんな怖いイメージかしら私…」
唯「昔クリスさんが和ちゃんがすたぁーずの狼って言ってたからだよぉ」
和「あぁ…なるほど…それで。でもまあ嬉しいわ。ありがとう唯」
唯「えへへ//」
和「じゃあもう行くわね。あなた達も気をつけて」
しえ
梓「はい!色々お世話になりました」
唯「りっちゃんのことよろしくね。私達もすぐ行くから!」
和「えぇ。粗方街と警察署を探してみて生存者がいなければこの街から脱出するわよ。無線は私が外と連絡する様しかないから…まあきっとまた会えるでしょ。このお守りがあるから」
唯「うん♪」
和が名残惜しくも部屋を出て行こうとした時地面がグラツク。
和「なっ、何?」
唯「地震??」アタフタ
梓「違う…これは」
梓は天井を見上げる。すると上の階から段々と盛り上がって来ている。
梓「また奴が…来た」
和「梓!唯を連れて隠れて」
梓「でも…っ」
和「いいから!」
梓は言われた通り寝ている唯を抱き抱える。
唯「また来たんだ…。でも……」
ゴォン、ゴォンと天井が叩きつけられついには轟音と共に穴が開き、そこから奴が現れる。
追跡者「スターズ…!!!」
ようやく本物に会えたと言わんばかりに和を見据える。
和「へぇ…こいつが唯を。丁度いいわ」
腰に差している刀の柄に右手を添える。
時代などで見られる居合い抜きのポーズを取る和
和「本物のS.T.A.R.S.の力、見せてあげる」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:26:35.31 ID:S0WQ8A2OO
前にさるさんは
>>1が別のスレにレスすることで回避出来る云々ってレス見たよ支援
和かっけぇよ和
唯と梓は部屋にあった祭壇の後ろに隠れて様子を伺っていた。
梓「前と形状が違ってる…」
上半身の黒いコートはなくなっておりオオドイロの肌が露出している。触手が前より全面に押し出されており異様に膨張していた。
追跡者「スターズ…!」
和に向かって走り出す。
梓「前より明らかに遅い…」
右手を振りかぶり和に向かって振り下ろす。膨張した腕がブォッとうねりをあげる
和「…………」
手は出さずにバックステップで避ける。敵との間合いを再度確認する。
その距離をまた詰めようと追跡者は走る、が──────。
和「はぁッ!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:31:54.26 ID:S0WQ8A2OO
ブーン系小説案内所スレより転載
さるさん理解のススメ
同一スレに複数回書き込むことで仮想の値(便宜上ポイントと称する)がたまると考える。
ポイントが「さる状態」のラインまで蓄積されるには時間がかかる。
しかし、一度その限界を超えると解除には次のポイント減少条件が必要だと考えられている。
・時間経過(効果―小。大体10分で基準値を下回る)
・他人の支援(効果―中。これの基準は不明)
・投下者が他スレに書き込む(効果―大。投稿40秒ルールには目をつむるべし)
特に推したいのが三つ目だ。
あまり知られていないが、同一スレに書き込むこと以外ならポイントを減らせるらしい。
特筆点は、被さるの投稿者が任意にこれを実施できることだ。
また、焦りから「同一スレに書き込む」と、書き込めないばかりかさるのポイントを蓄積することになる。
よって、支援数が足りない場合は五回に一度ほど他スレに書き込めば良いと思われる。
これは他作品への支援による、他作者のさる防止にも繋がる行為である。
以上、さる防止のススメ。
刀を抜き出す前、鞘の頭部にあるボタンを左の親指で押す。
すると中から空気が圧縮され刀を押し出し、通常の何倍もの抜き出し速度を可能にする
ブオッ…
和の繰り出す斬撃に一陣の風が吹いた、
それと同時に追跡者の右腕が飛ぶ。一瞬の内に和の銀の切っ先は追跡者の腕を捉えていた。
追跡者「スターズ!」
だが追跡者は止まらず左腕を突き出しながら突進。その必死さが恨みの深さを伺わせる。
和「くっ…」
首を狙ったつもりがだいぶズレてしまったことに和は自分の未熟さを思い知る。この刀は居合い抜きには最高の刀だが、抜いたままならただの刀に成り下がることを知っていた。
>>147 役に立ったならありがたい
あとageてたわ。本当にすまない
和「はあ!」
向かってきた追跡者の突き出した左腕を斬り落とそうと刀を振り下ろす。しかし膨張している太い腕を斬り落とすのは容易ではなく、刃は肉を途中までえぐり止まる
和「ちぃっ」
追跡者「ォォォ!」
追跡者は体に巻き付いている触手を動かし和を捕まえようとするが和は追跡者の胴体を足蹴にしてまた距離を取った。
和「このっ!」
追跡者「スターズ…」
さっき斬り落とした右腕がみるみるうちに再生していく、、、
和「これは厄介ね…。」
和は紫色の血がこびりついた刀を一度振るって血を飛ばし、また刀を鞘に収める。
唯「もうやめて!!!」
唯が珍しく声を荒げる
和「唯?!」
梓「唯先輩危ないですから!」
唯「私にはわかる…彼は本当はこんなことをしたくないって言ってる」
和「何でそんなこと…」
唯「私の首を絞めている時に…ごめんなさいごめんなさいって…言ってたから…」
梓「そんなわけないです!こいつは唯先輩を!」
追跡者「ウゥ……ォォォ!」
唯「もうやめよう?あなたもこんなことしたくないんだよね?」
唯が追跡者へ向かってゆっくり近づく
和「唯!!!」
カチン─────
唯「やめて和ちゃん!」
居合い抜きの構えを取った和を制止する唯
和「でも!」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:47:10.93 ID:S0WQ8A2OO
支援
地面がグラツク→池沼がグラツクと読んでしまった
唯、ごめん…
テス
唯「大丈夫…怖がらないで。あなたは本当は優しい人…。」
梓「バカなことはやめてください先輩!」
梓が大声で叫ぶ。唯がやっていることを信じられないと言った表情を浮かべる
唯はそんな梓の心配を他所にどんどん追跡者との距離を詰めていく。
追跡者「……」
徐々近づく唯に警戒はするものの手は出してこない。二人の距離は5m…4m、ついには3mにまで縮まった。
唯は両手を胸に当て目を瞑る、そして────
唯「何でなんだろ 気になる夜 キミへの この想い便せんにね 書いてみるよ」
歌い始めた────。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:03:25.45 ID:9zp9lKydO
し
早速さるさんなったので試してみたところ
4回他のスレにレスしたら回復しました。
殺し合いさんの所に支援がてら書きこんだらあっちにも貼ってあってちょっとワロタ
アドバイスお疲れ様です
では続きを投下します
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:05:42.39 ID:S0WQ8A2OO
>>156 あっちもさるになったぽくてついね
支援
唯「もしかして 気まぐれかもしれない それなのに枚数だけ 増えてゆくよ」
梓「この歌は…」
唯が作った放課後ティータイムの曲の一つ、「私の恋はホッチキス 」。乙女のふと気になる人を想って気持ちをとりあえず何かに表してみる…と言う恋をテーマしているこの曲は唯がメインボーカルをしていて、唯のお気に入りの曲でもあった。
唯「好き確率 割り出す 計算式 あればいいのに」
───────。
ウェスカー「何だ…この歌は」
脳髄にはっきり響いてくる歌声。全身に鳥肌が走る────
ウェスカー「そうか…そうだったのか!ははは…面白い…!」
こうでなくてはな…
支援
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:12:15.86 ID:S0WQ8A2OO
支援
唯「キラキラ光る願い事も ぐちゃぐちゃヘタる悩み事も そうだホッチキスで綴じちゃおう」
追跡者「グ……オォッ……」
和「まさか……唯の歌を聴いて反応してるの…?」
梓「先輩……」
唯先輩は歌はあの時と変わらず…上手い、とは言えなかった。けれどここまで心に響く歌声を私は他に聴いたことがあるだろうか。
心臓に直接刻み込まれているようなドキドキする感覚────
何だろう…暖かい
唯「始まりだけは軽いノリで 知らない内に熱くなって もう針がなんだか通らない ならまたあした」
この気持ちがみんなに届きますように…
追跡者「ウォォ!……サ…」
大きく膝を曲げるとそのままさっき出てきた天井へジャンプし何処かへ消えて行った
梓「助かった…」
いや、違う。間違いなくこれは唯先輩の歌が関係している…。そう思わずにはいられなかった。
唯「良かっ……」
力なくふらつく唯、床へ倒れる前に和が抱き止め「唯、大丈夫?」と小さく声をかける。
唯「うん。私ね……決めたの。私はこの歌で戦うって…」
ただの一般人なら何をふざけたことをと言われるかもしれない。
だが一度バイオハザードをくぐり抜け自分も死に直面した彼女がそう言ったのだ
和「あなたなら…出来るかもしれないわ…唯」
何故そうなったか原理も論理も理論も推測もいらない。
彼女の歌はただ彼の心を奮わした。それだけのことだ
路上でライブしている人の歌を上手いと思い聴き入る行為、それにどんな理由があるだろうか。
ただ自分を満たす何かと感じとり、それを聴いているだけで心が安らぐ
歌にはそれだけの力がある。
何も武器は、戦う手段は銃だけでない、と唯は証明したのだ。
梓「さっき…私のことを見てアズサって…」
私のことを知っている…誰?まさか……
でもそんなわけない。だって、だって彼は生きて戦ってたんだから…
地下下水道───────。
「ん……どこやここは?」
目覚めると見知らぬ場所にいた。俺は一体……
「そうや、俺は何かを探してて……あ〜わからん。」
考えると頭が鈍痛に見舞われる。そう言う時は考えないことに限る
「しかしなんやえらい薄暗いのぉ。とりあえずお日さん浴びたいわ」
目の前のマンホールへの繋がるはしごは落ちている為他を探す
「つか俺の名前ってなんやったっけ……」
思い出せそうなんやけどなぁ
しばらく歩くと狭い通路の横にはしごがついているのを発見
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:33:18.66 ID:vuBhk41CO
しえん
「うぉこわっ!なんやデカいクモおるやん…気持ち悪っ。はよ出よ」
そうしてはしごを登る全身黒の男─────。
地下犬舎────────。
澪「さっき唯の声が聞こえた気が…」
犬舎の水道を捻りじゃばじゃばと血でまみれた手を洗う。喉が乾いたがさすがに飲む気にはなれなかった。
カツン、カツン、カツン
澪「ん?」
前のマンホールから誰かが上がってくる靴音がする。
澪「律かな…?」
シュー、シュー
『ターンターンターンタタターンタタターン ターンターンターンタタターンタタターン』
澪の脳内にダースベイダーが登場した時の音楽が流れる
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:37:53.67 ID:S0WQ8A2OO
わたしの恋はホッチキスの着フル落としてきた支援
黒いマスクに黒い服装、息をするたびシュゴーと空気が漏れる音がしている男?がマンホールから出てきた。
澪「」ポカーン
何だろう、新手のモンスターだろうか。撃った方がいいのだろうか
澪が呆気に取られていると段々それは近づいて来る。
澪「ひぃっ」
思わず情けない声をあげてしまう。あっちもこちらに気づいているのかじりじりと慎重ににじりよって来ている。
だが次の瞬間────
「この先私はあなたの剣となり盾となりお守り致しますお姫様」
澪「へ?」
急にそんなことを言わながら頭を下げられた
ふーようやく下水道生活からはおはらばや。上はどこに繋がってるんかいな〜。
マンホールを登りきり辺りを見渡すとどこかの建物内部の様だった。
なんや建物の中かいな…あ〜あどっちら…け…?
5mほど離れたとこに私は女神を見た。
こんな暗い中でも彼女は輝いており、まるでその美しさはヴィーナス!いや意味同じやん
きっと自分は彼女に会うためにここにいるのだろうと直感的に把握した。そう…全ては運命なのだ
私は彼女に跪く。
彼女の為ならこの命惜しくはない!
支援
まーたあげてやんの。しねおれ支援
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:50:14.50 ID:WL1gqPuSO
最近はエロいSSのほうができがいいな
これ一章でやめてれば…
まぁ支援
またさるかな?
支援
さるなのか!?支援支援
支援が足りないか!?
さるなりすぎ…
澪「えっ…、あの、…どう言う意味でしょうか?」
生存者にしてはやたら格好が怪しい為に素直に喜べない澪。
「好きってことさ」
澪「はあ?あのふざけるならいい加減に…」
「ふざけてなどいません!この気持ち、まさしく愛です」
澪「そんなこと言われても…」
「おっと私としたことが名前を聞くのを忘れていた。名前を教えてくださいハニー」
澪「え、っと…秋山…澪です」
「澪…か!素晴らしい名前だ!最高だ!私達の子供にはなんてつけ(ry」
澪「いい加減にしろっ」
久しぶり澪のツッコミが発動したのだった。
───────。
澪「それであなたは何も覚えてないと?」
「そやねん。気づいたらここにいたんでさぁ…」
澪「(何かしゃべり方がころころ変わる人だなぁ)あなたはこれからどうするんですか?」
「あなたとの合体を所望す(ry」
スパコーン
澪「ふざけるなっての」
「冗談はともかく自分はあなたと共に行きます。話を聞く限りここは危ない場所なのだろう?一人では心配だ」
澪「(確かに一人より二人だけど…まあ悪い人じゃなさそうだしいいか)わかりました。そう言えばあなたの名前は?」
支援
「ハンク、死神のハンクだ」
名前…と言われて突然頭に浮かんで来た。気を失う前に誰かにそう呼ばれたような…
澪「死神ハンクさん?なんか変な名前ですね…まあ長いからダースベイダーさんでいいよね?」
ハンク「いやそっちの方が長いやん!ハンクでええよみーちゃん」
澪「次その名前で呼んだら撃ちますね。」
ハンク「気をつけます姉さん…(ぉ〜こわっ)」
澪「私は今から署長室に行くんだけどついて来てくれますか?ハンクさん」
ハンク「あぁ、君を守るためなら地獄でも共に行こう」
二人は署長室へ向かった。
日本、病室──────。
歌が聴こえた。唯ちゃんの、懐かしい声だった。
斎藤「今日も空が綺麗ですよ、お嬢様。そう言えば毎日通う花屋さんから鈴蘭とマリーゴールドをもらいました。花言葉は幸せの訪れと健康だそうです。早く元気になってください…お嬢様。みんなお嬢様の目覚めをお待ちしてますよ…」
あれから二年間紬お嬢様は眠り続けていた。医者の話では外傷はないが心の問題らしい。彼女自身が目覚めたくないと思ってると言うことだろうか
伸びたブロンドの髪が何とも美しかった。幼い頃見た彼女と違い随分と大人になっていた。思わず胸が締め付けられる。
恋などと言う甘いものではない、家臣としての苦しみだった
斎藤が気になる支援
あれ?
斎藤…?
…あれ?
「─────…いい、匂いね」
斎藤「お嬢様!?目を覚まされたんですか?!待ってください今医者を…」
紬「貴方は…?」
斎藤「憶えておられませんかお嬢様?無理ありませんか…幼い頃に少し遊んだぐらいですから」
紬「…………」
面影が誰かに似ている。私を常に支えてくれて…私の気持ちをわかっていながらいつもとぼけていた彼を思い出した。
紬「斎藤……。」
斎藤「そうです。お久しぶりですお嬢様」
紬「でも貴方は死んで……」
斎藤「あぁ、やっぱりそちらの斎藤でしたか。勘違いしてしまいました。それは兄です」
紬「お兄さん…そう」
紬「……昔斎藤が連れてきた人がいた。その子は私と同い年くらいで……それが貴方なのね」
斎藤「はい。私達斎藤家は代々琴吹家に仕えております。兄があの事件で亡くなったと聞き…お嬢様の元へ来たのです」
紬「そう…でももういいのよ。琴吹家は私の代で終わり…お父様も死んでしまってお母様もきっと死んでしまったわ…。」
斎藤「でも、あなたがいらっしゃるじゃないですか……」
紬「もういいの……私も本当は死んでいたから。仲間も裏切って……今の私には何も残っていない。だからいいの……」
斎藤「……ざけんなよ」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:17:50.85 ID:S0WQ8A2OO
何よりもォ!
支援が足りない!!ってことで支援
やっぱ斎藤は死んだのか…
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:21:53.51 ID:t920GQJUO
がんばれがんばれ
紬「えっ…」
斎藤「ふざけんなって言ってんだ!!!」
斎藤が強く叫んだ
斎藤「兄はそんなあなたを守るために死んで行ったんじゃない!いつも明るく周りに気を配り使用人、執事関係なく人を平等に大切してくれると兄はいつも言ってた!そんなあなたをずっと守って行きたいと!」
紬「斎藤……」
斎藤「一つ聞かせてくださいお嬢様。兄は…駄目な執事でしたか?」
紬「…いえ、とても素晴らしい方でした。」
斎藤「兄も、その言葉を聞いて天国で喜んでると思います。」
紬「でも主君に声を荒げて意見するなんてまだまだね。お兄様はそんなこと一度もしなかったわよ?」
斎藤「うっ……すみませんお嬢様」
紬「ふふ、冗談よ。あなたもお兄さんに負けないくらいいい執事よ」
斎藤「勿体無いお言葉です。さあお嬢様、この斎藤めに何なりとご命令を」
斎藤……あなたは本当にいつまでも、私を見守ってくれてたのね…。ありがとう。あなたの為にも私はまた夢を目指します。
だから…………
紬「現在の琴吹家の株、市場状況は?」
斎藤「二年前と比べ少し落ち込みましたが爺やが代理の取締役として機能しているのでしばらくは問題ありません」
紬「二年?!私はそんなに眠ってたのね…」
通りで髪が腰をすぎて太もも辺りまで来ているわけだと納得した。
紬「経営はしばらく爺に任せるわ。それより今起こっているバイオテロについて調べて」
斎藤「それなら琴吹家の衛星カメラで既に」
紬「いい仕事ぶりね斎藤」
斎藤「はっ」
斎藤「アメリカのラクーンシティで大規模なバイオハザードが起こっている模様です。しかし政府の発表がないことを考えるとこれを引き起こした人物達と裏で繋がっていて黙殺してると考えるのが妥当かと」
紬「救助活動へ向かいます。琴吹家の総力をあげなさい。尚私は先に向かいます。一番速いジェット機を用意して」
斎藤「了解致しました。」
斎藤は携帯を取り出し何処かへ電話する
斎藤「今ここに沢庵レクイエムを発動。お嬢様の命令だ、全力で支援せよ!後SR‐71A至急用意しろ!今すぐにだ!」
だから…天国から見守っててくださいね。
斎藤──────。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:32:29.37 ID:S0WQ8A2OO
沢庵レクイエムwwwwwwwwwwwwwww
アメリカ──────
PPP、PPP
スネーク「なんだ大佐?」
大佐「特命がフォクスハウンドに下った。今すぐラクーンシティへ向かってくれ」
スネーク「なにぃ?どう言うことだ大佐!?」
大佐「たくわんだよスネーク」
スネーク「たくわん…だと?」
日本公安9課────────。
荒巻「少佐、トグサとバトーを連れて今すぐアメリカのラクーンシティへ飛んでくれ」
少佐「また急ね。何かあったのかしら?」
荒巻「9課に特命が下った。全てはたくわんだ、少佐」
少佐「たくわん……?」
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:38:31.19 ID:S0WQ8A2OO
たくわんスゲー
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:40:25.43 ID:DoiTAZnvO
まだやってんの?このつまんねーSS
ああああくそ、携帯はデフォでsageじゃないからイライラするな
仕方ないからクラシックメヌ使うか…
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:43:12.45 ID:DoiTAZnvO
元ネタに今流行りのキャラを貼りつけただけ
そのほうが人が集まるから
恥ずかしくないの?ん?
さるさん回避余裕でした
ネルフ本部─────。
01「碇、君には今すぐアメリカのラクーンシティへエヴァンゲリオン三機を投入してもらいたい」
08「左様、これは命令だよ碇」
02「君に拒否権はない」
碇「わかりました。その為のネルフです」
03「話が早くて助かるよ」
ゼーレ一同「そう、全てはたくわんの為に」
そうたくわんは絶対の存在でありたくわんを拒否出来るものは誰もいないのだ
※彼らは本編には出てきませんネタ要員です
ご注意ください
どいさんはどいて!!
その頃、ラクーンシティ市街─────
ヘソから次々に降りてくる人達、
対バイオテロ私有部隊、BSAA到着───
クリス『ブラッド、聞こえるか?』
ブラッド『あぁ、感度良好だクリス』
クリス『今から救助活動を開始する。お前は近くで待機しておいてくれ。』
ブラッド『了解。さすがにこの街にはいられねぇからな。隣街でカフェと洒落込んで来るわ。グッドラックボーイ』
飛び立つヘリを見送った後クリスが口を開いた。
クリス「第一目標は生存者の救助だ。BOWの排除も忘れるな。アンブレラの関係者は拿捕しろ」
うわぁ…俺がageてたばかりに…申し訳ないです
>>197 びっくりしたwww本編出るのかとwwww
エヴァなんか持ち込んだらすぐに街一つ消し飛ぶだろうしな
凄まじい規模だな
ヘソ支援wwwwwwwwww
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:48:51.10 ID:o9GO+2ArO
前編読み終わった
しえん
うぉwww
続編始まってたw
>>200 気にしないでください
バリー「了解だリーダー」
ジル「了解。前みたいにハンドガン無くさないでねクリス」
クリス「善処する」
レベッカ「このラクーンシティにはハーブを治療に使うそうです。その辺りに生えているハーブを見つけたら私のマニュアルに従って調合してください。データはメモリーに送っておきます」
一同「了解」
メモリーとは、BSAAが導入している携帯式無線機だ。無線の他にも衛星からのデータでその建物の構築、蓄積されたデータの閲覧なども可能だ。
クレア「兄さん、むちゃしないでね」
クリス「それはこっちのセリフだクレア」
バリー「クリス!」
バリーの激昂でクリスは銃を構える。長い付き合い故に名前を呼ぶだけでも何があったか把握出来る。
クリス「奥から一体、後方から一体、ビルの中に一体か」
バリー「待ち伏せされてた様だな。……103型か、どうするクリス?」
クリス「撃退する、各々奮闘しろよ。」
一同「了解」
クリス「このBSAAは個人でも十分動ける人材だ。俺の指示など参考にまでにしか聞かなくていい。自分の思う様にやってくれ」
暴君が迫る───
クリス「戦闘開始」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:54:34.74 ID:DoiTAZnvO
晒しあげ
───────。
さわ子は物陰からその戦いを見ていて驚愕した。5分だった、たった5分で……さわ子の差し向けたT‐103型三体は撃破されたのだ
さわ子「ありえない……なんなのよあれ!」
一体は氷漬けにされ一体は核を潰され一体は口に手榴弾をぶち込まれ……
『三体では少ないかもな……』
ウェスカーの言葉を思い出す。
さわ子「これが対バイオテロにクリス・レッドフィールドが作った組織の実力なの……」
計画を練り直す必要があるわね。
クリスが何かを言っている。
クリス「究極の出来損ないとは言ったものだな」
さわ子「言ってくれるわね…」ギリッ……
必ず後悔させてやるわ…その言葉
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:57:28.42 ID:DoiTAZnvO
保守
図書資料館──────
律「ようやく4つ集まった……。しかし見事に誰にも合わないな。みんな死んだか脱出したのかね」
最後のナイトプラグをポシェットに入れる。
律「さっき唯の声が聴こえたのは……。」
何を言ってるんだ私は。ついに頭までおかしくなったか田井中律
私は家族を助け出す、そしてアンブレラを潰す。私の意思で、私だけの力で
本当にそうだろうか
これは私の意思で、私自身が澪を遠ざけてるのだろうか。
あんなに大切だった澪の姿が霞んでいく
私はどこ向かい、何処へ行きたいのだろう
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:01:53.98 ID:DoiTAZnvO
晒しあげ
「見つけたわよ!律!」
律「あん?」
図書資料館の扉は二階一つ、これはやたら歯車がある部屋に繋がる。
そしてその下の二つの扉、一つは小さい扉、STARSの勤め所に繋がる。もう一つはノブの二つついた大きい扉、エントランスの二階へ出る。そこの扉前に彼女はいた
律「和か。久しぶりだな」
和「梯子を下ろしておいてくれたおかげで早く来れたわ。ありがとう律」
律「あんたの為に下ろしてわけじゃないよ」
和「あら、ならあなたの大好きな澪の為?脱出しやすいようにって」
ギリッ……
律「何が言いたいの?」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:07:47.66 ID:DoiTAZnvO
糞SS
和「とぼけないで。私の部下を撃ったあなたにはS.T.A.R.S.で危険人物扱いされてるのよ!……何で…撃ったの?」
フフフ……
律は柔和に笑みを浮かべる
律「邪魔だったから。来い来いってしつこいんだもん。新手の誘拐の仕方だと思っちゃったよ」
和「律!!」
和が刀を抜く。
顔の表情は穏やかではない
嘗ての仲間に切っ先を向ける
律「やろうってんだ…私と」
どうしてこうなったんだろう
和「彼は私の大切な仲間よ。そんな彼を撃たれて黙ってられるわけない…」
唯は信じろと言ったけれど……!
律「こいよ、和」
今はこの道しかないのだから。その道に立ちふさがるなら仲間でも容赦はしない
イケメン二人合流ktkr
りっちゃん復活を願って支援
和の刀の鎬(しのぎ)が図書資料館の電気に反射し光る、ジリジリと足を地面に滑らせながら律に近づいて行く。
律「そんな警戒することないだろ〜?銃なんて出さないって。これで十分だよ」
律は腰からナイフを取り出す。コンバット式のサバイバルナイフだ。
和「なめられたもんね…」
律「あら〜ん?怒りになりました?STARSの大尉殿」
和「今は少佐よ、おかげ様でね…」
律「そうでしたか少佐殿。」
和「悪く思わないでね…律(峰打ちで気絶させてから縛りあげて…それからは唯達と考えよう。)」
律「さっさと来なって……」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:12:18.80 ID:DoiTAZnvO
マジでつまんね
って、うおおおおぉい!!!!
戦っちゃうのかよ…
イケメン同士のバトルキタコレ
和から動き出す──。
カモシカの様に跳び駆ける。あっという間に律の前に来た和は刀の刃を逆にし、峰から横薙ぎに振るう。
律「っと!」
律はそれを屈んで避け、左手で持ったナイフを容赦なく和の左脇腹に目掛け突き込む────。
和「ぐぅっ」
左手で素早く鞘を持ちそれを盾にして律のナイフを防ぐ。
金属と金属のぶつかった澄んだ音が響く。
律「どうしたぁ?(やっぱりまだゾンビ犬にやられた傷が完全には治ってないか…)」
律は直ぐ様ナイフを右手に持ち換え、振り上げる様に切り上げる。それは和の頬をカスり眼鏡を跳ね飛ばす。
頬から切れ口から赤い一筋の血が流れる
和「っ……」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:14:28.62 ID:OIjCe8fE0
律死ね
おらワクワクしてきたぞ!
やめてくれえぇ
律かっけぇ…
けど、元に戻ってくれよorz
和は一旦バックステップで距離を取る、しかし読んでいた律はそれに並走している。
律「そうやってすぐ逃げる癖は変わらないな和」
和「なっ……このっ!」
和はまた刀を横薙ぎにしようとするが、
律「遅いよ……」
それよりも早く律は和の腕の内側に入り当て身をし、体勢を崩す。
和「(早い…っ)」
このまま倒れれば尻餅をついて終わる、ならと和は体を反り手を先について足を戻す。
早い話がバク転である。
律「お〜凄い凄い」
律はふざけた風に手を叩いてみせた
和「(私がナイフ一本の相手に押されてる…。いや、違う…遠慮してるのね。唯に、澪に…みんなに)」
つC
頬の血を右腕で拭う。言葉で語るより命を交えた方が彼女の気持ちがわかると思いしかけたけど…彼女は本気だ。本気に私を殺しに来ている。それだけの理由があるのだ
ならばその理由を聞き出さない限り本当の殺し合いになる
それは和にとっても唯達にとっても不本意だ。だから会話で揺さぶる
和「律、あなたの家族がアンブレラに人質にされているのは知ってるわ。」
律「……誰から聞いたの?」
和「梓がレオンから聞いたらしいわ」
律「…………そう。だから?」
和「私も協力する。だから一緒に来て。全て終わった後に罪を認めて欲しいの。これは唯も梓も同じよ。あなたが人質を取られたり色々あったことで心を病んで一人で背負い込んで……。でも!あなたには仲間がいるじゃない軽音部の仲間が!一緒に助けよう律!」
律「……和。」
ありがとう、でもこの言葉が言い放たれることはなかった。
殺し合いスレと行き来している俺は、けいおんの実態を見失いつつある
支援
りっちゃん・・・支援
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:27:25.41 ID:WL1gqPuSO
関係ないけどムギ二年も寝てたら足動かねーぞ
朱色がかった律の目一気にが紅くなる。
律「仲間なんて物は所詮使う為にしか存在してないんだよ。自分が生き残る為に誰かを犠牲にしてそれを正当化して、本当に…本当に自分を救うのは自分だけ。自分だけなんだ」
和「なら何故あなたは命がけで澪を守ったの!?」
律「澪……その名前を呼ぶな……」
和「律!!」
律「うるさいっ!」
ナイフの柄の下が開きそこから銃口が覗いている。
和「パトリオットナイフ!?」
パァン!!
銃弾は和の右肩に当たりそこから血が噴き出す。
律は走ってエントランス二階へ続く扉へ
和「くっ、逃げるの!?律!言い返してみなさいよ!あなたは!軽音部の部長でしょうが!」
バタン───
その必死の声も、和以外誰もいないこの図書資料館で虚しく残響を残すだけだった。
>>231 な、んだ……と
貴重すぎる情報サンクス
署長室前───────。
パァン!!
澪「銃声!?」
ハンク「近いぞ!」
澪は署長室と逆方向、銃声のした方へ走る。
ハンク「待て澪!あぶねぇって!」
追いかけるハンク。
澪「はあ……はあ……」
エントランスの二階へ出た、銃声はどこから……!?
辺りを見回してると奥の大きな扉が開く。遠くからでもそれが誰かわかった
澪「律ぅ!!!」
澪は大声で叫んだ。エントランス内に澪の声が木霊する。
律「…………くっ…」
律は頭を抱えながら走り中央の梯子で一階に降りていく
澪「待って!律!話が…」
澪も中央へ走り梯子を降りようとすると、銃声が響く。
澪「律……」
それは律が放った物でコルトから弾き出さた薬莢が地面にに落ちカランと音をたてた。
律「はあ…降りて来るな……!」
そのまま銃を構えたまま後退る律、
和「待って!律!」
さっき律が出てきた扉から肩を抑えながら和が出てきた。
律「っく……」
律は走り警察署の出入口の左側のドアへ消えて行った…。
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:35:44.52 ID:WXLDtas30
熱いねぇ
澪「律……」
律も気になる……けど今は!
澪「和!大丈夫?!」
血を出して倒れ込んでいる和の元へ駆け寄る。ちょっと前なら構わず律を追ったかもしれない。けれど今は違う、大切なのは律だからじゃないってことを気づいたから。仲間だから大切なんだよ、律
和「その声は…澪?……久しぶり……ね。」
息が荒い、でも出血はあまりしてないようだ
澪「手当するから服を脱いで」
和「わかった……けど……チラ……」
『ターンターンターンタタターンタタターンターンターンターンタタターンタタターン』
ハンク「自分マスクつけてるんで全く見えてないっす!」キリッ
追いついた
支援
律…
キリッワラタ
>>230,233
そしてどちらのスレでも共通して言えることがある
俺は律を信じてる
澪「ハンク、律を追ってくれ」
ハンク「律ってあの茶髪か?でもな〜俺はこっちの子の方が好みだし今からヌード(ry」
澪「マスクの空気口増やされたくなかったらさっさと行け」
ハンク「はいぃぃぃ(みーちゃんドSだなぁ……まあそこもいいんやけど)」
ハンクが一階に降りたのを確認してから和のSTARSの制服をはだけさせる
澪「この傷……律にやられたの?コルトにしては傷口が小さい」
和「律のパトリオットナイフにやられてね……油断したわ」
澪「律が……和を…」
律…あなたはもう変わってしまったの?律……
>>228 それに憂「お姉ちゃんまだ〜?」と憂「お姉ちゃんのバカ、ゴミ、カス、キチガイ、死んでよ低脳」足したのが俺
──────。
はあ…はあ…
後ろを振り返っても誰も追って来る様子はなかった。
律「澪……何で追って来ないんだよ…私が大切じゃないのか…?」
私より和の方が大切なんだ
律「違う!澪は私のことを……私の……」
自分から遠ざけた癖に何泣いてんだ私
律「澪のことは……もう忘れよう」
私は家族を助けないといけないんだ。いや…その前にあれを…いや…何だっけ…どうでもよくなってきた
律「変わったんだな……澪」
不意に呟いてしまった言葉
寂しいけどこれでいい、これ以上危険なことに彼女を巻き込みたくないから
ほんとにそれでいいの?
律「うるさい…!あんたがこうしたんだろ!田井中律!」
澪「弾は取り出したからこれで大丈夫だと思う。」
和「ありがとう澪。ついでで悪いんだけど眼鏡取って来てくれない?私眼鏡ないとほとんど見えないから…」
澪「…わかった。」
図書資料室に入り転がっている眼鏡を拾い上げた。
しかし右側の耳に掛ける部分がポロりと取れ落ちた。眼鏡のレンズには若干血がついている
澪「律……!」
怒りにも似た想いを胸に押し留め、和にこのことを伝える
和「そっか。スペアはあんまり使いたくないけど」
どこかから取り出した下のフレームが赤い眼鏡。和のトレードマークだ
支援
支援
いつか普通のりっちゃんが帰ってくることと作中最も好きな「俺」の登場にひそかに期待しつつ支援
二人はここに来た経緯や出会った人物、今の状況などの情報を交換し合った。
そして話題は律の話へ移行していく。
澪「和……正直に話してほしい。律は本当に和の部下を撃ったのか?」
和「直接見たわけじゃないから100%とは断言出来ない……けど撃たれた部下が茶髪で灰色のコートを着ていた女の子に撃たれたと…言っていたの。」
澪「……そう。」
澪は大きく息を吐いた。
和「でもね澪。私はさっきの戦いで確信したわ。あれは律じゃない」
澪「……そうだよね」
和「違うの澪。そのままの意味よ。律そのものじゃないの」
激しく支援する
>>1wikiに載せられなくてスマン
向こうもしばらく荒れてたのでおさまるまで載せない方がいいと思った
ころ合いを見てそのうち載せる
>>249 来てくれましたか。ずっと謝りたかったんです。
自分の作品のせいで迷惑をかけて
自分はただまとめとして使いたかっただけなんですけどね…。
載せたらまた荒れちゃうかもしれないので無理しなくていいですよ
澪「どう言う意味?」
和「戦ってる時とあなたの名前を出して揺さぶった時の差が激しすぎるのよ。何か自分を抑えきれてなかった…そんな感じだった」
澪「抑えきれ……」
そう言えば自分にも覚えがあった。唯を叩いた時だ。
自分の行動を正当化するつもりはないがあの時はそれを抑えることが出来なかった。
コップいっぱいに入った水の中にコインを入れるような行為。溢れるのがわかっていても入れなきゃ駄目だって思ってしまう。
澪「変な能力……赤みがかった目……性格の変化……まさかこれって」
澪の中で三つの出来事が繋がっていく
澪「そうだ……確かにそれなら辻褄が合う…何かも!」
こんな状況下なのに何故その選択肢を除外していたのだろうか
こんなウイルスが溢れるこの場所で
一気に推理はkskする
和「??」
澪「いやでも……」
律は完全抗体者だ……かかるわけが…でも
澪「和!唯は確かにTウイルスに汚染されたの?」
和「え、えぇ…。今はもう元気でそろそろこっちに来ると思うけど…」
澪「それは良かった。」
となるとある状況化だと完全抗体者でもウイルス感染はありえる…でも律はゾンビ化していない。
なら他のウイルス…?確かベンの資料にGウイルスとか…
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:13:50.16 ID:21VstcJeO
澪「チン肉番付にも出てみたいよな」
唯「バイハザとかくだらねぇ〜キャハハ」
和「言うか迷ったんだけど…律はアンブレラに家族を人質に取られているらしいわ。何かを探してるって聞いたけどそれに関係するのかもね…(本当は澪や唯の家族もだけど…これは言わない方がいいわね)」
澪「家族を……?それをずっと……私達に黙って…一人で……」
あのバカ律っ……!
気づけば私は走り出していた。
和「澪!」
澪「ごめん和!後で迎えに来るから!」
和「私なら大丈夫よ。大した怪我じゃないし、行ってあげて」
澪「うん……!」
もう迷いはなかった────。
律を説得する
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:14:26.83 ID:wUFMFPywO
しえ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:17:47.20 ID:21VstcJeO
澪「律!私と一緒に来てくれないか!?」
律「じゃあ、5億用意しな。じゃなきゃいかねーよ。お前のオナニーに付き合ってられるか」
支援
しえん
澪がエントランス一階に降りるとハンクが待っていた。
ハンク「やっこさん見失っちまったぜ」
澪「バカハンク!律がどこへ行くのかわかればいいんだけど……でも何でこっちに戻って来たんだろう」
律の目的は下水道の先にある筈だ。じゃないと私達にわざわざついて来たりしない……。そして下水道へ行く道はあの犬舎からだけ…
澪「ハンク!犬舎に戻ろう!そこに律がいる!」
ハンク「えっ…署長室は行かなくて…」
澪「それは後!」
澪はハンクを置いて走り出した。
警察署前────
唯「思ったより早くついたね〜。やっぱり車は偉大だよぉ」
梓「……」
唯「盗んだんじゃないよ?!警察官は緊急の場合借りられるのだよ梓君!映画とかでもやってるしさぁ〜」
梓「……」
唯「あずにゃん?」
梓「は、はい!?何ですか?」
唯「どうしたの?時計塔出てからおかしいよ?」
梓「いえ…少し考えをまとめていただけです。それで何の話でしたっけ?」
唯「警察官は市民の味方って話だよぉ。さ、入ろうあずにゃん」
梓「はい(また奴が居たり…いや…あれは…)」
二人は本日二度目のRPDの門を潜った。
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:25:14.36 ID:21VstcJeO
律Wikiに載せるのマジやめろや!つまんねーし、関係ねーオナニー見せられても気分悪くなるだけだから。自演投票する作者マジ死ね!
唯「う〜んみんなはいないみたいだねぇ」
梓「もう地下から脱出したのかもしれませんね」
───────。
澪は何かに気づいていたみたいだけど…まあいいわ。私の感覚が正しかったら律は澪次第で元に戻る…問題はどうやって戻すかだけどね。
ぐったりと壁にもたれかかる和。
和「ここのS.T.A.R.S.も全滅かしらねこの様子じゃ……」
「──────」
「─────────」
声が聞こえる、下の階からの様だ。和は壁から身を出して声をかけた
和「お〜い」
────────。
今日みたばっかだが俺は応援するぜ
唯「じゃ近道使って地下へ行こっか」
梓「そう言えば唯先輩ってここの警察官でした。忘れてました」
唯「失礼だよあずにゃん!」
梓「ごめんなさい(唯先輩すっかり元気になったみたいで良かった…)」
「お〜い」
唯「ん?あっ!和ちゃん!」
梓「(あれ?でも肩怪我してる…何かあったのかな)」
和「そこの梯子から上がって来てくれない?」
唯「は〜い」
梓「こんなところに梯子があるなんて。これでだいぶ行き来が楽になりそうですね」
二人は梯子を登り二階に上がった。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:31:34.15 ID:21VstcJeO
律Wikiをウンコssの保管庫に使うのはやめろ。ここだけでオナニーしとけや
唯「和ちゃんその怪我…」
和「いいのよこれは。もう済んだ話だから。それに澪に治療してもらったおかげで出血も止まったわ」
梓「澪先輩と会ったんですか?」
和「えぇ。もっとも今は恋人の説得に行ったわ。私は振られちゃったわね」
和は冗談半分で言ったつもりだが唯はそんな和を抱き締めた。
唯「和ちゃんには私がいるよ」
和「ありがとう唯。でも後ろに嫉妬してる仔猫ちゃんがいるから程々にね」
梓「…………」シュン
唯「あずにゃんもぎゅ〜」
梓「///」パアァァ
支援
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:35:08.97 ID:21VstcJeO
晒しage
和「さてと、じゃあこの辺りで一回合流しときましょうか。これからの話もしたいしね」
唯「二人がどこへ行ったかわかるの?」
和「正確にはあの仮面男入れて三人だけど…」ボソ
梓「?」
和「律は地下に向かった筈よ。唯、この警察署の施設でチェスの駒の様なプラグを差し込む場所って知ってる?」
唯「う〜ん確か下水処理場前のドアにそんなのがいるとか書いてたような」
和「多分それね。律のポシェットにそれとおぼしきプラグが入ってたから間違いないわ」
梓「律先輩とも会ったんですか?!」
支援
やっぱりあずにゃんかわいい支援
さるさん回避
和「えぇ」
梓「じゃあもしかしてその傷は……」
和「梓。いいのよ、澪が律を元に戻してくれれば。これは名誉の負傷ってところね。これぐらいで律を気づかせてやれたなら安いものよ」
梓「はあ…」
唯「ほえ?」
和「何でもないわ唯。早く地下に行きましょ」
唯「ふふふ、その必要はないのだよ和ちゃん!」
和「?」
梓「この図書資料館の上に行ったところからダストシュートが地下に下りてるらしいんです。それを使えば大幅な短縮になります」
唯「あずにゃん私の手柄を〜!」
梓「すいません…」
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:47:29.86 ID:DoiTAZnvO
バイオハザード好きとして許せないんだけど、なにこの稚拙な文章
しえん
地下犬舎───────。
澪「はあ…はあ…律は…もうマンホールを降りたのかな…」
ハンク「さ…さあ…。地下に来てからは…ほとんど一本道だったから…降りたんちゃう?」
澪「ふ〜、なら私達も降りよう」
ハンク「澪。さっき俺がここに来た時はデカい蜘蛛がいた。危ないから俺が先に行こう」キリッ
澪「あ、ありがと」
珍しくまともなことを言ったハンクが先に降りる。それに続いて澪も降りた。
ハンク「(いい尻の形だ…スカートじゃないのが残念で仕方ないが上下運動している尻を見逃すハンク様ではないわ!)」キリリッ
澪「この一件が終わったら覚悟しといてね」
ハンク「(バレた……だと?)」
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:53:32.19 ID:PncL7hKNO
支援
澪「下水の道を歩かなくちゃならないのか…」
ハンク「嫌ならずっとお姫様抱っこしますぜ?」
澪「別にいい」
ジャバ…ジャバ
二人は梯子を降り下水に足を浸す。
澪「……」
汚いとかそんなこと言ってる場合じゃないか……
ハンク「ん?あれ?蜘蛛の野郎死んでやがる……」
少し歩いた先に二匹のデカい蜘蛛の死体があった。どれくらいデカいかと言うと中学に上がりたての子が両親に買ってもらう自転車並みのデカさだ
ハンク「昆虫に当たるなんざやっこさんよっぽど苛立ってるみたいだな」
澪「律……」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:54:40.62 ID:DoiTAZnvO
死ねん
───────。
律「…………」ブツブツ
律「私が悪いのか……」
違うよ
律「でも……」
確かにあなたが澪を受け入れれば全ては丸く収まるかもしれない。けれどそれでは二年前と同じじゃないのか?
律「それは…」
誰かが生き残る為に誰かが死ぬ。そんな関係にまた戻りたいのか?
律「……」
それでいいんだよ田井中律。私は私の意思でこうしてきた。一人でも生きられる力を得た
律「可能な限りの幸運…か」
自分の命は保証してくれる癖に…、あぁ、だからか。
その代わり本人は幸せにならないんだな
りっちゃん支援
4つある内の3つプラグを嵌める。
律「ん…あれ……ない……」
最後のプラグ、図書資料館で得たナイトプラグが見当たらない。いくらポシェットの中を漁っても出てこない
落とした────
不意にそんな答えが浮かび上がる。
律「ふはは……ざまあないな田井中律…。もう何やってんだよ私…」
小学生のお裁縫の様に全てちぐはぐだ。
初めは周りを巻き込まないようにただ牽制をするだけだった。一人ならどんなことが起きても死なずに生還する自信があったから
自分に巻き込まれて誰かに死んで欲しくなかったから
であの時…誰かに押されるように引き金をひいてしまった。
それから歯車は狂い始めたのかもしれない
律「探しに戻るか……」
そう言ってまた踵を返す。全くここの設計者を恨むよ。
「…………」
律「人間……じゃないよな」
赤い橋の向こうには人らしきモノがいる。
G「ォォォォ!」
右手が肥大化しており肩に目玉の様なものがついている。
橋の格子を持つとそのまま捻切り鉄パイプの役割の果たさせ武器にしている。
どうやら知能はあるらしい。
律「何だコイツ……新しいBOWか……?」
律はマグナムを二つ共構える。合わせて残弾数は12
律「人間じゃないなら遠慮はしない…」
G「ォォォォォォォォ!」
律に向かってただばか正直、一直線に走って来る。
パァン!パァン!
とりあえず二発入れてみるも止まらない。
Gは右腕に持っている鉄パイプを律に向かってブン回す。
縦、横、或いは斜めから。体勢を崩してもひたすらにそれを繰り返す。
だがその一撃一撃は恐ろしく早く律も避けるので精一杯だった。
律「くっ…このっ」
隙を見つけては一発、また一発とマグナムを撃ち込むが止まらない─────。
ブゥン───
律「しまっ──」
避けきれず左手に持っていたS&Wを弾き飛ばされる
律「こんのぉ!!!」
後退しつつコルトを連射
G「ウォォォ…グォ……グ……」バタン
ようやくGは地面に伏した。
律「はあ…はあ…ざまあ……みろ」
律は弾き飛ばされたS&Wを拾いに行く
G「」ドクンドクン
律「よいしょ……と…………嘘だ……ろ?」
銃を拾って振り向くとGが立っている。
体を変形させながら─────
人間らしい面影は消え顔の横に更に顔が出来る。右腕に持っていた鉄パイプを捨てると手先から鋭い爪の様なものが生えてきた。
Gは更に進化する─────
弾を……いや…それより逃げ…
後ろの扉はプラグが足りない為に開かない。残る扉は一つだけ、自らが入って来た橋の向こう側にある扉。Gが立ちふさがる先の向こうだった。
律「駄目だ……」
Gはゆっくりと律に迫り来る
律「来るな!」
右には残弾0のコルト
左には後何発あるかわからないS&W
迫ってくるGに気をとられ弾を込めることすら忘れている。
律「大丈夫……私には可能な限りの……幸運が……」
そんなもの、今ここにあると思う?
律「なっ……」
死ぬんだよ、あんたは。
自分がそう語る
りっちゃん!支援!
sien
自分で起こせる幸運なんてたかが知れている。それに頼りすぎた罰だ。
ないものを使い続けていたんじゃない。あるものを削っていたんだ。
今ようやくその事に気づかされた。
律「死ぬんだな……私」
Gは何も答えない
律「ごめんなぁ澪……」
目を瞑る。最早自分の力じゃどうしようもないと
振り下ろされるGの爪……
「律!!!!!」
律「えっ…」
律の体が第三者により動かされる。ダンプカーが迫っている仔猫を助ける如く
澪は律を抱き抱えた
りっちゃん逃げてー
って逃げられないんだよな…支援
澪「ハンク!!!」
ハンク「了解!こっちだぜ化物ちゃんよぉ!」
ハンクは自分の持っていたアサルトライフルをGに向かって連射する
それに応じたのかGはハンクの方へ向きを変える。BOWにも言えることだが危険度がより高いものを先制的に狙うらしい。
ハンク「ほら!こっちだ!追っかけてこいや!」
ハンクはそのまま部屋を出るとGもそれを追いかけて部屋を出ていった。
部屋には律と澪二人きりになりさっきの危機が嘘の様な感覚になる
律「澪……」
澪「このバカ律!!!」
パシィンッ
馬乗りの体勢になったまま澪は律の頬をはたく
りっちゃん復活くるー?
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:14:02.28 ID:21VstcJeO
shine
律の頬が叩かれた衝撃で赤くなる。
澪「バカ!バカ!バカ!」
何回かビンタが往復され
澪「ばかぁ……」
力なく止まった。
澪「何で全部話してくれなかったの!?何で一人で無茶するの!?何でいっつも全部一人で背負い込んで……自分ばっかり苦しい思いして……」
澪の瞳からボロボロと涙が落ち、律の顔に当たる。
律「澪……」
澪「死んじゃったら……もう……会えないんだよ……」
律「……私にはあの能力があるから…死なない(死ねない)よ」
澪「……違う…!違う違う!」
澪「言いたいこといっぱいあるのに……やっと会えたのに……上手く言えないよ…律」
律「……」
澪「こうやってしばらく話したら……また律は一人で何処かへ行くの?」
一人でこの冷たい海の様な中を……
律「私は……わからない。どうしたらいいかとか…何をするべきだとか…わからなくなっちゃったんだ。澪」
澪「グス…ン…わから…なぃ…?」
律「うん。初めは家族を取り戻す為にレオンと躍起になってた。けど何回も何回もバイオテロの現場に行く度わからなくなって来たんだ。命の価値も、その尊さも」
澪は黙ってただ律の話を聞いている。
律「みんな死んでいく…。ここに特別な存在もくそもないんだ。ただ平等に死んでいく。一番初めに私が助けた命も、結局はゾンビになって処理された。ここはね、澪。人がいるべき場所じゃないんだ」
澪「……」
律「澪や唯、梓やむぎや和……みんなはもっと平和に暮らすべきなんだ。幸せに……こんなことを思い出さずに」
澪「なら律も……そうすればいいよぉ……」
律「私は、もう普通の生活には戻れない。この能力で生き続ける、やつらを潰すまで」
澪「…………だ……」
初めは小さい声が……段々大きくなっていく……
澪「私は…律が好きなんだ…」
律「……そうか。でもな…澪、私は(ry」
澪「私は律が大好きなんだ!能力なんか関係!無邪気で…おっちょこちょいで…勝気で…でも周りのみんなを誰よりも心配して構ってくれる優しい律が大好きなんだ……」
澪は泣きながらも訴える。ここで彼女を引き止められなければ遠い何処かへ行ってしまってもう戻って来ない気がしていた。
しかしまさにその通りだった。
律の心は今必死で戦っていた。
ウロボロスと────
自分自身と
しえんしえーん
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:30:15.75 ID:WL1gqPuSO
能力なんて関係!
俺も律が大好きだ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:31:04.67 ID:p5jQSpZT0
モンハン3やってたからウロボロスってあったから新モンスターかとおもたw
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:32:28.94 ID:p5jQSpZT0
モンハン3やってたからウロボロスって新モンスターかと思ったw
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:32:55.42 ID:fUjjRZsSO
パー即にいったのかと思ってたww
今から読んでくる
関係!×
関係ない!○
しかし─────、
それでも────、
律「あんな作り笑いや空気で一生私を居させたいの?澪」
戻らない─────
澪「違う……」
律「私はもう二年前みたいに笑えない……だから……ごめん」
澪を押し退けて立ち上がる律。
律「助けてくれたことには礼を言うよ……けどもうここを出るんだ、澪。唯達も連れてな。二度と私を探そうとなんかするな」
澪「律……」
これだけ言っても…駄目なのか…届かないのだろうか
律は歩いて扉へ向かう
一度切れた糸は、もう繋がらない─────
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:35:13.83 ID:DoiTAZnvO
いつ終わるの?このつまんねーSS
とうとう書き溜めがなくなりました。
風呂とか飯とかしつつ書き溜めます
次来るのは11時ぐらいですかね
なんという生殺し
でもまぁ一旦逸物だぜ
とりあえず乙
りっちゃあああああああぁん……
律が元に戻るまで何度でも支援するさ!
もちろん戻ったあともな
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:43:55.72 ID:ZXtKxmZ80
こんなに長々と書くなんて、暇人だなぁ
暇だから絵描いたりオナニーしたりすることしとくか…
パートスレうぜー
しかしまぁ、某RPGの攻略王といい律といい、どうしてあんな明るかったやつが二年でこうも変わってしまうのか…
若干性格も被ってる分、なんか辛い
もっとりっちゃんは悩むべきだ
まだそのときではないはずだ
拳銃描きたくなってggったがなんか沢山あってわかんないわ
コルトM19
S&W
で画像検索でググると出ますよ
多分自分の書く最後のけいおんSSだと思うので見逃してくださいな
このスレで終わると思います
面白い!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 19:06:16.66 ID:S0WQ8A2OO
>>316 おぉ、わざわざd
楽しみに待ってるぜwwwwwwwww
ほしゅ
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 19:34:58.75 ID:DoiTAZnvO
落とせよカス
これで最後とか悲しいこと言ってくれるなよ
新作も期待してるぜ
バイハザとかふざけてんのかよ
応援してる
頑張れー
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 20:10:36.92 ID:0RE1V68BO
唯「メタギア!」
保守
仕事でしょうがないから携帯で見てたらまさかの充電切れ…
これだけ仕事早く終わらすために一生懸命頑張ったのは久しぶり
それほど自分にとってはこのSSが凄く面白い
>>1頑張ってね
後、りっちゃん大好き!信じてる!
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 20:36:25.44 ID:DoiTAZnvO
キモいうえに下手くそだから救い様が無い
あと2時間か・・・
保守
保守
保守
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:17:34.20 ID:wUFMFPywO
ほ
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:18:30.55 ID:N7fw2WCw0
>>330 人に言える立場じゃないが下手くそ。うpすんな
>>331,336
バッサリだー
拙い落書きうpってすまんかった
口論のもとになると
>>1にも迷惑だから削除しとくわ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:32:23.95 ID:21VstcJeO
ちんぽ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:33:53.17 ID:21VstcJeO
タマキンスカイウォーカー
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:34:33.67 ID:21VstcJeO
オナニーssくたばれ
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:35:25.34 ID:21VstcJeO
律スレにクズss持ち込んで自演投票してんじゃねーよ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:37:26.10 ID:21VstcJeO
しかも律スレで宣伝しだすとかマジクソだろ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:39:41.64 ID:21VstcJeO
こっちで勝手にオナニーしとけやカス
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:40:55.44 ID:21VstcJeO
作者が自演投票とかしだすとか頭おかしいっつーの
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:42:14.79 ID:21VstcJeO
オナニーssのくせに自己宣伝しやがって、荒らされたとか被害者面すんなよ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:43:26.92 ID:21VstcJeO
迷惑って思ってる人がいっぱいいたのにシカトして宣伝しやがって
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:44:32.34 ID:21VstcJeO
二度と律スレに来んなよオナニー作者さんよ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:47:01.27 ID:DoiTAZnvO
物書き気取り(笑)
キチガイがいるな。あぼーんでスッキリ。
いい保守だな
ずっとやってくれると助かる
すげぇ保守だなw
>>350 まったくだ
10回も連続で保守してくれるなんてなかなかやるよな
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 21:54:05.51 ID:DoiTAZnvO
いい保守だな←悔しいけどこう言うしか場を荒らさない言い返しが無い
あれ?保守役いなくなった
保守
保守
これって定期的にageないと落ちることもあるのか?
他のスレで誰か言ってたんだが
保守
ほ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 22:29:29.81 ID:Yu3LjCPri
おお 懐かしい
今から読んでくる
し
キターーーーーー
キター
待ってたーーーーーーー
362 :
[sage]:2009/08/02(日) 22:32:06.21 ID:aVxh4gwbO
保守
眠いが保守
殺し合いが落ちてる…ショック…
保守
22時に来るって言ってなかったっけ?
保守
23時だ
保守
>>364 ちょっと目を離した隙に……
マジショックだわ
捕手
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 22:57:44.26 ID:o9GO+2ArO
そういえば大学受験のスレどうなったんだ?楽しみにしてたんだが
そろそろか
りっちゃんのキャラが…
時間だ
10時まで寝てたなんて言えないっ……
殺し合い落ちてて病んだ……
とりあえず投下します
書き溜めなくなったら3時までリアルタイムで書きます
少し速度落ちますがご了承ください
──────否
澪もまだわかっていなかったのだ。自分一人の力で何とかしようとし過ぎるあまり周りを見失っている。
そう、糸が切れたのなら結べばいい。
その切れた糸を結ぶ鍵は、澪のポケットの中にこそある
澪「あっ……」
澪はギリギリでそれに気付いた。ポケット中のものを確かめ律を追いかける
澪「待って!律……あなたがどうしても一人でいたいなら私はもう止めない……。けど…そうじゃないなら」
振り返る律にポケットのクマのキーホルダーを渡す。
澪「唯が作ったんだ。みんなまた一緒に集まれたらいいねって…」
キタァ
待ってたザ
律「……」
何も言わずそれを見つめる律。
澪「心配してるのは私だけじゃない…唯や梓だって…。和もそうだよ?怪我しながらでも律を心配してた…。みんなが待ってるんだ…律」
律「……」
その瞳は何を思うのか、固まったまま動かない。
それでも澪は続ける
澪「律が私達を巻き込みたくないと思うように私達も律に平和に暮らしてほしいんだ……。この件に関してはいずれ決着をつけないとならないと私も思ってた。
理不尽に人が死んでいくなんておかしいから…。だから今日ここで、みんなで……この件を解決してそしたら…」
やっと追い付いた!
支援!
戻ってきたか
支援
待ってた!しかし眠気が…
支援
律「何で…そこまで私のことを?」
律が顔を上げ真っ直ぐに澪を見つめる。
澪「軽音部の…仲間だから。私が律を大好きだから。心の底から、一緒にいたいと思える人だから」
律の中で何かが弾けた─────。
誰が人一人の為に何度も何度も諦めずに自分の命を投げ出してまで救おうとするだろうか。
前に律は自分を救うのは自分しかいないと定義したが澪はこんなにも私を救おうと努力している。
自分が何度も何度も払った手を何度も何度もさしのべてくれる
周りを巻き込みたくないと言う気持ちは、ただの甘えだったのだ
自分がそう思ってると言うことは澪達も当然そう思っている筈だ。
私はそれを理解せずただ私の意見だけを押し付けていた……
支援
目の赤みが消えていく……
律「…………唯の…歌が聴こえたんだ」
律は澪の手のひらにあるクマのキーホルダーを手にとった。
澪「私もだよ。唯はまだ歌うことをやめてない。こんな中でも…」
律「私の今までしてきたことに全て言い訳なんかしない。私は人を撃ち仲間を撃ち仲間を傷つけ仲間を裏切った。その責任を負わなくちゃならない」
澪「律…」
律「だから……」
今、私の 願い事が
叶うならば 翼がほしい
また唯の歌声が聴こえる
この背中に 鳥のように 白い翼 つけてください
律は、ようやく澪の手を自ら
握った─────。
キタコレ
ああでも眠気がMAXだ…朝まで残ってるといいな…
俺の嫁のりっちゃんがようやく帰ってきた訳だ
勉強しながら見るよ
しえん
りっちゃん復活キタあああああああぁァ!!!!!!!
もう、なんか、明日いろいろあるけど、どうでもいい
律を見守ることに集中する
その少し前────、
唯達はダストシュートがある部屋に来ていた。
和「しかしラッキーね。このプラグがないと律は先には進めないんだから自動に私達と会わなければならない形になるわね。律も落とすならあそこしかないと考えてるだろうし」
さっき図書資料館を横切った時に落ちているプラグを見つけ拾っていたのだ
梓「でも入れ違いになりませんか?私達がこっちから降りている間に……」
和「澪が先に会ってるなら大丈夫でしょ。もしかしたら私達の出番なく話はついてるかもしれないけど…それはそれでね」
唯「澪ちゃんなら大丈夫だよ。きっとりっちゃんを元に戻してくれるよ」
支援
梓「で、この階段どうします……?」
この上がダストシュートなのだがその二階に上がる為の階段は宙に浮いている。
恐らくあの下にある六角の穴に何かを取り付け下ろすのだろうがそんな道具は持ち合わせてなかった。
和「……嫌だけど仕方ない……」
和はその六角の穴が開いている所まで行き、「ふんっ」と刀の柄を無理矢理ねじ込んだ。
それを回すことにより少しづつ階段が下がって来ている
唯「和ちゃんとカターナがんばって!」
和「カターナって…いや…突っ込むのやめとくわ」
支援
階段を登りダストシュート前まで来た三人。
唯「あれぇれぇ〜行き止まりだぁ」
和「本当ね。鉄板が怪しいわね。この向こうかしら」
梓はその横の歯車の塊を見据えていた。間にぽったりと歯車が抜けており隣には赤いボタンがついている
梓「これって…」
梓はポケットからクラブの鍵の部屋で入手した歯車を入れボタンを押す、すると────
ジジジジジと歯車が回転した後に隣の鉄板が自動ドアの様に横へズレた。
唯「わ〜ぉ!お手柄、よあずにゃん!」グッジョッブ
親指を立て突き出す唯
和「さすが梓ね」
梓「えへへ//」
唯「暗いね〜、どこに繋がってるのかなぁ。もしも〜し」
もしも〜し…………
もしも〜……
もし……
唯「凄い響くよ!」
和「遊んでないで行くわよ。私が最初に行くわ。降りてみて大丈夫そうなら声をかけるから」
梓「大丈夫ですか?」
和「まあ大丈夫でしょ」
そう言って和は降りていった。
一年後───────
唯「結局あれから和ちゃんから返事はありませんでした…私達はそのままラクーンシティを脱出し…今では駅前のパン屋で生計を立ててます」
梓「一人で何やってるんですか先輩…」
支援
唯「ぷ〜ノリ悪いなぁあずにゃんは」
梓「そう言うのは律先輩担当ですから。」
唯「りっちゃん…帰って来てくれるかな?」
梓「きっと帰って来てくれますよ。人は変わってしまっても、思い出は変わりませんから」
唯「そだね!」
『二人とも降りてきて〜』
和からの声がかかり二人も暗闇の穴の前に立つ。
唯「……思ってたより怖いね」
梓「そ、そうですね」
唯「年功序列で私から先に行くよあずにゃん!」
梓「がんばってください先輩!」
唯「行ってきます…!」
唯はそうして暗闇の世界にダイブした。
支援
そろそろ寝なきゃ
唯「ひゃあ〜っ」
和「っと……」
滑り落ちてきた唯を和が受け止める。
唯「ありがと和ちゃん//」
和「いいわよ。しかしここは……」
唯「多分犬舎だよぉ、この先のマンホールからプラグの部屋に行けるよ〜」
梓「………」スタッ
唯「さすがあずにゃん…身のこなしが違うぅ」
梓「一応色々訓練しましたから。さあ、急ぎましょう」
三人は奥にあるマンホールを降りる。
和「下水を歩くなんてあまりいい気はしないけど、みんな我慢して行きましょ」
梓「義足錆びないかな…」
唯「うひゃあ冷たい…」
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 23:57:52.99 ID:2Ut4LjUb0
ほす
キテターーー!!
支援
和を先頭にジャブジャブと下水道を歩く三人。この先がどうなっているのか、皆不安だった。
変わってしまった律がまた私達を本当信じてくれるのかどうか…
唯「今、私の 願い事が 叶うならば 翼がほしい」
唯はその不安を打ち消す様に歌い始めた。
唯和「この背中に 鳥のように」
和もそれに続く…。唯の歌で戦うと言う言葉を笑わずに親身に受け止めてくれた唯一無二の親友
マンホールを登りその先に見える扉に三人は歩いて行く
唯和梓「白い翼 つけてください」
梓も続く。誰よりも唯を心配し、何度も命を救ってくれた大切な後輩
ほし
しえ
ゅん
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:03:56.24 ID:6cBx4zKJO
支援
支援
そして、その扉を開け放つ────
澪「この大空に翼を広げ」
恥ずかしがり屋で怖がりだけどみんなのまとめ役、軽音部の大切な仲間であり友達
律「飛んで行きたいよ〜」
いつもは軽口やお笑いキャラだけど誰よりも軽音部のみんなを思い、責任感がある部長であり、いい笑いの女房役
まるで側で聞いてたかの様に二人は手を繋ぎながら続けて歌った。
唯はその光景を見た瞬間涙を浮かべる。でもこのまま泣いてしまっては歌えないとそれを拭う。
梓も同じだった、和はニコリと微笑みながら
三人は赤い橋の真ん中辺りにいる澪と律の元へ行く。
悲しみのない 自由な空へ───────
翼 はためかせ…行きたい…
五人はこうして、また集まれた
この広い世界で
これは偶然でも奇跡でもない、彼女達の互いを想う気持ちが生んだ軌跡なのだ
律っちゃん!! (´;ω;`)ブワッ
うおおぉい…なんかざわっときた
支援
律「…………みんな…」
律の口が歪み、目から涙がこぼれ落ちる
律「みん゛な…こん゛な゛私を……」
涙で上手く喋れない……
和「お帰りなさい、律」
律「のどかには……謝っても謝りきれないよ…取り戻しつかないよ…」
和「律、取り戻しのつかないことなんて、ないわ。そう思うのなら…償えばいいのよ。私にも、彼にも…誠意を持って」
律「うん……うん……」
泣きながら何度も頷く律
ゼルエ(ry
しえ
上空からロンギヌスの槍が降ってくるんですね、わかります
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:15:20.33 ID:fO2XoW5R0
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
/ i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿
'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ
ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
/ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
梓「お帰りなさい、律先輩」
律「ありがとう…梓。梓はそんな姿になってでもみんなを守るために戦ってるのに…私と来たら……」
梓「律先輩も、気持ちは同じじゃないですか。みんなを守りたくて、ちょっとその伝え方が不器用になっちゃっただけです」
律「梓……。後輩に慰められるなんて…部長失格だな」
梓「桜高軽音部の部長は律先輩しかいません」
律「梓…………」
あずにゃん良い子だなぁ
よし、俺の妹になれ
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:25:25.95 ID:wn96MUzh0
ハンクとGマダー?
唯「お帰りりっちゃん!」
律「唯……。唯の歌、聴こえたよ、私にも」
唯「えっ?」
律「私の恋はホッチキスも翼を下さいも」
唯「そっかぁ……何でかはわからないけど…良かった//」
律「これありがとう」
律はクマのキーホルダーを見せる。
唯「みんなでまた会えます様にって言うお守りだったんだけど効果テキメンだね!」
律「だな」ニコッ
だめだ眠い
朝まであればいいな
翼をくださいは澪が病気になる奴と律が刺される奴でお腹いっぱいです・・・
澪「お帰り、律」
律「ただいま、澪。澪には一番迷惑かけたな……。何回も冷たくしても…澪は私を追いかけて来てくれた」
澪「私の力だけじゃないよ。みんなが、支えてくれたから。唯、叩いたりして本当にごめんね。ずっと謝りたかった」
頭を下げる澪
唯「ううん、私が悪かったの。だから私もごめんなさいだよ澪ちゃん」
唯も頭を下げる
律「二人とも顔をあげてくれ。その原因を作ったのは私なんだから……私が謝る」
律は地面に膝をつけそのまま頭を下げる。
日本の最高位の謝り方、土下座だ
唯「そこまでしなくても……」
澪「そうだよ律!」
律「いや……こんなものじゃまだまだ足りないくらい私は迷惑をかけたんだ…だから……だから……」
律「本当にすみませんでした!!!」
律の澄んだ声が響いた
あったか
あったか
和「武士道ね」
梓「許してあげるです」
唯「侍だねりっちゃん!」
澪「律、みんな律が大好きだよ」
かつて私が唯に言ったセリフだ
それを自分が言われるなんて思いもしなかった。
律「ふふ」ニコリ
律は土下座をしながら誰にも見えない様に笑う。
私は帰って来られたんだ。この輪の中に
律の心はもうもやもやかかった雲はない。
空には虹が掛かり綺麗な快晴を覗かせている。
晴れない空はないと、改めて思った。
支援うんたん
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:43:12.45 ID:Ve3GEezm0
スレストしちゃおっかなー
やっぱ仲間はこうじゃなくちゃな
ファイル03
突破口
やあ、みんな。俺のことを覚えていてくれてる人がいるだろうか。
そう、ハンクだ。懐かしいな
今お前は何をしてるんだって?
ははっ……愚問だなぁ……
ハンク「絶賛逃亡中に決まってるじゃないか」
いくら走っても後ろから追いかけてくる怪物。
もうどれくらい下水道を走ったろうか
ハンク「しめた!左に扉が!」
下水道から段差を登り扉に入り抑えつける
ガタンッガタン
扉が衝撃で揺れる。あっちから叩いているんだな見なくてもわかる
ハンク「なんて損な役回りだ……」
持ち上げといてっていうのはナシで
ハンクwww
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:50:58.12 ID:PWl3+hyy0
俺は覚えてたぜ
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:51:18.74 ID:MaiUhIrnO
ハンク
ガンガレwwwwwwww
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:52:29.91 ID:nuvRpYQUO
ktkr
再開楽しみにしてたぜ
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 00:52:59.79 ID:3eUZegCE0
ずっと気になってた
思い出すのに10秒かかった
途端に扉が揺れるのが止む
ハンク「ん……?何だ?」
ハンク扉を恐る恐る……
ハンク「開けるわけねー!!このパターンは開けたら横にいて死ぬパターンだろ!知ってるんだからな騙されんぞ!」
映画などでそれはみんなわかっていることだ。でもその物語のキャラは必ず開けてしまう。
それはそう言う設定なんだと言ってしまえばおしまいだが実際その状況下におかれればわかる
ハンク「ちょっとだけなら……」
ハンクは少しだけ扉を開け覗き込む─────
覗いちゃらめえええええ
ハンク終了のお知らせ
「あら?どちら様かしら」
怪物代わりに美女がいた。美女が怪物が入れ替わる……
これが本当の美女と野獣
ハンク「ってやかましいわ!」
「(大丈夫かしらこの人……)」
ハンク「さっき化物を見なかったか?」
「居たわね。でも何発か撃ち込んだら何処かへ逃げて行ったわ」
ハンク「俺のアサルトライフルが効いていたか!しかし助かったぜねーちゃん」
エイダ「エイダ、エイダウォンよ」
ハンク「ハンクだ。いやまだ生き残りがいるとはな。これは澪達に報告しないと」
エイダ「澪……それって秋山澪のこと?」
ハンク「おぉそうだ!知り合いか!」
エイダ「ならレオン達も来てるってことね…ふふふ。」
妖気に微笑むエイダ
痴漢者トーマス
ハンク「しかし……」
何という破壊力……。美人で更にチャイナドレスだと……?
こいつ…………
ハンク「(澪もチャイナドレス着てくれないかな…)」
エイダ「あなたは…見たところUSSの隊員みたいだけど…」
ハンク「USS?なんだそりゃ」
エイダ「あなたのその装備よ。その対バイオテロ様のガスマスクはアンブレラのものじゃない」
ハンク「アンブレラ…の?」
澪が言っていた……この街をこんなにしたのはアンブレラだと
律と言う女の子との亀裂が走ったのもアンブレラのせいだと
俺がその隊員だと……?
なら俺は……
ハンク「はは……そ、そうなのか」
エイダ「?」
澪の達の敵、仇は……俺か
エイダ「そろそろ行くわ。私はここに用事があるから」
ハンク「そうか…気を付けてな」
もうそんなことしか言えないぐらいハンクは気を病んでいた。
どんな顔をして戻ればいいんだ。記憶を失っているとは言え俺はアンブレラ…澪達の敵だ
話さずこのまま騙し通すか…でももし俺が記憶を取り戻した時にこの記憶が消えてしまい澪達を……
考えたくもなかった。
ハンク「……」
気づけばさっきの美女はいなくなっておりポツンと一人取り残されていた。
ハンク「……戻るか」
今はアンブレラのハンクではない。澪を守る男ハンクだ
俺の記憶よ、頼むからここを脱出するまでは戻らないでくれよ
───────。
とりあえず今の状況を確認、まとめ、これから行う目標を明確にするために第一回軽音部会議が開催されていた
唯「異議あり!!本官の発言は矛盾しておりなんら物的証拠になりえません!」ビシッ
律「バーロー、これが何よりの証拠だ!」
唯「そ、それは私の作ったクマのキーホルダー!」
律「君の犯行は明確だよ唯君。犯行現場にこれが落ちていたのが何よりの証拠!」
唯「私がやりました……」
律「カツ丼……食うか?」
唯「りっちゃん警部……」
澪「そろそろ真面目に話合おうよ」
和「全くね。久しぶりに再会したから黙ってあげてたけど」
梓「何か昔の軽音部みたいですね(むぎ先輩はいないけど…)」
唯「ごめんごめん//」
律「いや〜唯といるとついつい話がネタに走っちゃって//」
sien
ん?
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 01:26:55.42 ID:MaiUhIrnO
律戻るの早すぎだろjk
支援
>>417 kwsk
できればスレ名教えて欲しい
和「見てられないわね。これからの進行は元生徒会の私がします。異議は?」
一同「ないです…」
和「ならまずは状況ね。私達がここへ来てからだいぶ時間は立つけど特に街に変化なし。ミサイル攻撃何かは行われてないわね。そしてかなり探してみても生存者はいない…と」
唯「(ボウガンのおじちゃん…(名はロバート・ケンド))」
澪「(ベンも死んでしまったし…そう言えばハンク遅いな…)」
梓「(レオンさん…)」
和「と言うことで私達は脱出します。異議は?」
澪と律が手を上げた。
律「それはまだ…出来ない」
澪「私も。ベンさんとの約束があるから」
>>443 澪「翼をください」
律「やっぱり軽音部は最高だぜ!」だったかな
間違ってたらすまん
和「じゃあ律から、発言して」
綺麗に一列で体操座りしている中、律が静かに話し出した。
律「知っている人もいるかもしれないけど…実は私、唯、澪の家族は生きているんだ」
唯「!?」
澪「!?(私の家族も…)」
律「ことの発端は二年前、アンブレラから手紙が来たんだ。その家族を助ける代わりに唯、澪以外のバイオハザードに関わった人を殺せ…だなんて無理な要求を突きつけてきた」
唯「…………」
律「私はレオンに説得されて打倒アンブレラを誓った。それからまた数ヶ月して手紙が来たんだ。それらが飲めないから代わりに…Gウイルスと言うウイルスを入手すれば家族を解放すると…そう書いてた」
澪「Gウイルス…」
それでこそ、りっちゃんだよ
あの2つは何がいいのかわからん
律「やっぱり軽音部は最高だぜ!」だったかと
リアルタイムで見てました
懐かしす
>>445 ありがとう
この作者さんの翼をくださいの演出で震えたから
他のSSでどんな使い方をしてるか興味があったんだ、ちょっとぐぐって読んでくる!
律「それからと言うものGウイルスの情報を集めつつバイオハザードを未然に予測し叩いたりしていた。そしてこの間、また手紙が来た。約束の時は来たと……。
それと同時にラクーンシティの警察署でアンブレラの新ウイルス研究が進んでるって情報を入手して……」
和「なるほどね…。つまり律はGウイルスの奪取が目的と。場所の目安はついてるの?」
律「この先にある研究室に恐らくは……」
和「わかったわ。他にも言いたいことがあると思うけど我慢してね。次は澪、発言して」
澪は静かに頷き、喋り始めた
澪「私はこの二年前、律みたいに直接は戦わなかったけど律を探しながらバイオハザードの現場に赴いて写真を撮り続けました。けど…惨劇の後を写す悪趣味なカメラマンと思われたのか反響はあまりなかったの…」
律「澪……」
澪「でも、ここに来てベンって人にあったの。その人もジャーナリストで、バイオテロで大切な人を失って……そして死んでしまった」
律が少し項垂れる。自分が酷いことを言ったことを思い出しているのか。
律がああなった原因が明確に何かはわかってないが今は間違いなく正常だとわかる。
だからこそのこの態度の現れなのだ。それに気付いた澪は律の肩に手をポンと優しく置き微笑む。
それだけで律は救われた気がした。
澪「彼は一人の人物がこのバイオテロを企てたんじゃないかって疑ってた。この警察署の署長室、ブライアン・アイアンズ…」
澪「だから私は彼に話を聞くためにさっき署長室へ向かっていたの。その時銃声が聞こえて…」
律「ごめんなさい」
澪「いいよ」ニコ
唯「妬けるぅ」
梓「ゆ、唯先輩!」
梓が唯の肩をポンポンと叩く
唯「なぁにあずにゃん?」
梓「」ニコリ
唯「あずにゃん健気でかわいいよぉ!」
和「泣けるわね……」
澪「それで私は…署長室に行きたい。」
和「なるほどね…真意を確かめるってことか。つまり行動は…」
1、署長室へ行く
2、Gウイルスを探す3、脱出経路を確保する
和「の三つになるわけね」
唯「うんうん!」
梓「でも一つ一つやると時間がかかりますね…」
和「そうね、だから私は3つに班を分けることを推奨するわ」
律「でも三つにわけちゃうと一人のやつが出るから危ないんじゃないか?3.2で分けて各々目標を果たしつつ脱出経路を探せば?」
和「それもあるわね…。でもいつ何があるかわからないから脱出経路の確保は素早くやっときたい所なのよね。私の通信機もここへ降りた時に壊れちゃったみたいだし」
「一人お忘れではありませんか!?お嬢さん方!」
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:06:02.72 ID:MaiUhIrnO
ハンクktkr
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:09:58.60 ID:fO2XoW5R0
すっかり忘れてたよwww
『ターンターンターンタタターンタタターンターンターンターンタタターンタタターン』
全員の脳内にダースベイダー降臨曲が再生される。
知っている澪、和、ちらっと見ていた律はそこまでは驚いていない。
しかし唯、梓、特に梓の拒否反応は激しくフゥゥゥと怒った猫みたいに唸っている。
澪「ハンク!無事だったんだな!」
ハンク「当たり前だのクッキングパパさ澪!しかしなんだい?この森の小動物の集会は」
ハンクにしては珍しくいい例えだなと澪は思った。
澪「みんなに紹介するよ。ハンクだ。よくわからない格好をしてるけど記憶がないらしい。とりあえず生存者だからみんな撃たないでやってくれ」
梓「怪しいです」
唯「あはっ〜面白い人〜」
書きためしてねぇのかよ
気長に待つよ
支援
今思えばハーレムではないか…!さっきの姉ちゃん眼鏡っ子かよ…!
茶髪の子も良く見れば可愛いだぁ……
天然っぽい子とツインテール……そしてヴィーナス澪
ここは美女の博覧会か……
ハンク「(ふふへ……)」
澪「手出したらこれで空気口増やすから」
イーグルをハンクの顎に突きつける。
ハンク「ぜ、善処します(澪はニュータイプなのか……?)」
和「さて、これで上手い具合にツーマンセルで組めるわけだけど。何かくじ引き何かで決める?それとも組みたい人の希望があるかしら?」
体育の時間「は〜いじゃあみんな二人組になって〜」と体育の先生が良く言っていたのを思い出す言い方だった。
和は教師にになればきっといい先生になるんじゃないか?そんなことをふとみんな思ったかもしれない。
ハンク「はいはーい!自分は澪と(ry」
澪「ふんっ!」
澪がハンクの足を思い切り踏む
澪「律、一緒に行こう」
律「えっ…でも目的が…」
和「そうね、Gウイルスを探す律が署長室へ行くと効率は悪くなるわね。自然に」
1 Gウイルスの検索 律
2 署長室へ 澪
和「となるわね。」
澪「そうだよね…」
律「澪、大丈夫。また会えるさ」
澪「うん…」
唯「脱出経路は私が担当するよぉ。警察署に一番詳しいのは私だと思うから」
和「そうね、お願いするわ」
梓「はい!なら私は唯先輩と一緒に脱出経路を探します!」
唯「あずにゃん…//」
和「はいはいご馳走様。じゃあ脱出経路は唯、梓に任せるわ」
唯梓「了解っ!」
これ安価にしてたら面白そうだなと思ってしまった。某SSの影響か
和「下に降りるほど危険そうだし私はGウイルスの検索を手伝おうかしら。(多分途中までは唯と一緒にいられるだろうしね)」
澪「の、のどかぁ〜」
いかにも来てほしそうな眼差しで和を見る澪。
和「彼の扱いを一番よく知っているのは澪じゃない。適材適所よ」
澪「う〜ん……まあいいか……」
ハンク「」
澪「と言うことでまたよろしくハンク」
ハンク「」
澪「ハンク?」
ハンク「」
おいハンク…
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:39:26.16 ID:JERJ0R/F0
おいついた支援
安価したらあっちみたいに荒れそうだけど
ハンク「ヤダ」
澪「えっ?」
ハンク「俺は和の姉御と行く」
和「それじゃ人数が合わなくなるでしょ?わがまま言わないでハンクさん」
ハンク「だってさ…こんなのってねぇよ…さっきだって命張って二人の仲直りを演出したってのにさ……みんな俺のこと忘れてるし組決めになればこれだよ」
唯「ハンちゃん……」
ハンク「お前らにいらないものを決めるじゃんけんに残された俺の気持ちがわかるか!?どうせお前らは取り合いのじゃんけんで抜けていくタイプだろ!?」
言っていることは情けないが、何度か経験したことがある人にならわかるだろうこの境遇
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:42:36.72 ID:MaiUhIrnO
ハンク落ち着けwwwwwwwwwwww
安価はグダグダになる可能性も大だからそのまま希望
おやすみ前支援
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:45:56.43 ID:9bUiuOfDO
Gウィルスチーム強いなおい
イケメンすぎワロタ
澪「確かに言い方が悪かった…ごめん。こんな見ず知らずの私の為に命を賭けてくれた人を邪険にするなんて…私は最低だ」
律「まあまあ、拗ねるなよ〜ハンク〜。澪も反省してるじゃん」
唯「そうだよハンちゃん!りっちゃんと別々になる今澪ちゃんを守れるのはハンちゃんだけだよ!」
梓「不潔ですっ……けど、澪先輩をよろしくお願いします」
和「私からも頼むわハンクさん。澪を、よろしくお願いします」
ハンク「みんな……」
全世界のハンクコールが聞こえてくるようだ!
ハーンーク!ハーンーク!ハーンーク!ハーンーク!ハーーーム!
おい今ってハム言ったやつ誰だ
ハンク「やはり澪フラグ一本で行けってことか神様。了解しました。この死神ハンク、命に変えても澪を守ると誓おう」
これでチームは決まった。
1 Gウイルス奪取チーム 律&和
2 署長室チーム 澪&ハンク
3 脱出経路確保チーム 唯&梓
署長室チーム(チーム死神)の澪&ハンクチームはここでお別れだ。元来た道をまた戻り署長室へ
Gウイルス(Gチーム)奪取チーム律&和はこの扉の向こうへ、同じく脱出経路確保(うんたんは世界を救うチーム)チーム唯&梓もしばらくはGチームと共に行動することとなった。( )はそのチーム内で決めた名称
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 02:55:23.39 ID:wMZDc2V/0
支援
ハンクいいキャラしすぎw
唯「確か地下に街の外と繋がる電車があるらしいの。外の物質をそこから運んだりするときに使ってたんだって〜」
梓「それで脱出するわけですね!」
律「なるほどな。研究室も確かその辺りだから途中までは賑やかになりそうだな」
和「そうね」
澪「うぅ……高校二年のクラス分け思い出した…。でもあの時は和がいたから……」
ハンク「新入生のハンクっていいます!隣の席だね、よろしくおごっ」
澪がハンクの顎を拳で跳ね上げる
澪「宜しく」
ハンク「(このギャップ……たまらん!)」
ハンクかわいいなw
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 03:06:10.41 ID:fO2XoW5R0
このハンクは間違いなく豆腐で出来てるに違いないww
Gチーム、うんた(ry長いのでうんたんチームが最後のプラグを嵌める。
すると施錠されていた。分厚いドアのロックは解除された。
律「また会おう、澪」
澪「うん!みんなも気を付けて」
唯「オーケイ!」
梓「澪先輩もお気をつけて。特にその隣の人に」
和「下で待ってるわ、澪」
束の間の休息を経て、またこのバイオハザードの悪夢が始まるのだった。
この悪夢には、軽音部が集まった、何てことは些細なことに過ぎないと言うことを……思い知らされることになるだろう。
ビショップ、賢者となりて
ルーク、往々と
ナイト、勇敢に戦い
キング、叡智を
その扉を潜るものに栄光あらんことを
建設者フランク・ロイド・ライト
とりあえず今日以上で……
明日は来るの遅くなると思いますが何とか暇を見て書き溜めときたいと思います。
遅くまで支援ありがとう
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 03:15:59.34 ID:v4l25tuSO
お疲れ
普通に面白いのになんでみんな嫌ってんだろ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 03:17:33.93 ID:we5zaj1wO
お疲れさん
律が戻ってくれてようやく安眠出来るな
>>476 豆腐はさすがにメインで出せないので色々試行錯誤した結果合体したというwww
ちなみにフランクさんは本当にラクーンシティの建設者ではないのであしからず
アメリカの有名な建設者さんです
一応色々と調べて見たんですが載ってなくて……RPD建設者知っている人いたら教えてほしいです
寝ます
お疲れ
TウイルスにGウイルスにウロボロスと壮大になってるが頑張ってくれー
おつかれさん
後の部員は紬だけか
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 03:24:15.09 ID:KxRjifgiO
最初のスレみたいなオリジナル展開がみたい、これからだよな
乙
お疲れ
さて寝るか
お疲れまた明日来るよ
がんがれ!期待してる
さて俺も寝る
保守はまかせろ!
ふむ
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 04:50:20.59 ID:fO2XoW5R0
豆腐メインで出したら絶対ふざけんなとか言い出す奴が現れるよな
だったら元凶のカプコンに文句言えと言い返せそうな気がするが
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 05:28:54.62 ID:0t6eHBlm0
ほ
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 06:27:18.99 ID:GghSC2jgO
おちる
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 07:01:51.25 ID:LxRQYKA50
ほ
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 07:45:31.29 ID:/emaUYHZO
仕事前の保守
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 08:15:50.26 ID:6cBx4zKJO
学校から保守
497 :
1:2009/08/03(月) 08:46:18.35 ID:HGqeTtPZO
投下遅れてすいません、今、学校で補習中です
ちょっと8月中は書けそうにないんで、スレを落としておいて下さい
へ?
>>498 ID的に違いだろ…
多分昨日色々やってた奴じゃない?
てことで保守☆
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 09:22:39.23 ID:HzP+vWfKO
保守
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 09:27:58.08 ID:Z0q4AiB/i
保守
豆腐ハンクマダー?
>>479 IDをよく見てみろ
パートスレだから単発は沸いて当然として、残りの叩きレスは例のキモい律wikiの住人と粘着基地害の二人が大半
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 10:00:39.43 ID:Mr03tHtXO
保守ってさ、ageなきゃいけないのか?
保守
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 10:23:35.59 ID:nuvRpYQUO
オレラクーンシティから生きて帰れたらあずにゃんと結婚するんだ・・・
ageなくても大丈夫だよ〜
保守
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 10:55:31.62 ID:v9gD3eTIO
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 11:16:21.07 ID:PWl3+hyy0
ハンクの素顔って公開されてるっけ?
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 11:40:29.46 ID:Mr03tHtXO
仕事の都合上来るの5時になります
すいません
それまでになんとか20は書き溜めときますwww
それまで保守よろしくお願いします
飯前の保守
ほっしゅ!
ほ
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 12:59:51.19 ID:wMZDc2V/0
しゅ
保守
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 13:03:01.09 ID:GghSC2jgO
>>505 あずにゃんなら俺の横で猫耳つけたまま寝てるよ
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 13:04:21.86 ID:HAeJ1XbPO
あれ…?
さわこって一番初めにゾンビになったんじゃ…
最初のスレの終盤を見てないの?
520 :
金:2009/08/03(月) 13:05:57.22 ID:XKTcERIBO
保守保守保守保守
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 13:39:46.42 ID:WIJWwEMBO
ずーっと見てるぜ、保守
殺し合いスレなんで途中で終わったんだろうな…
のくすで探しまくっちまったぜwwwwwwww
保守
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 14:18:11.10 ID:rnrmwTeS0
チリーン
誤爆
支援
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 14:29:46.43 ID:nuvRpYQUO
>>517 な・・・なんだってー(AA略
なんだ夢か・・・
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 14:45:03.60 ID:6SIATVHG0
oooooiiiiiiiiiiほしゅ
保守る
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 15:17:55.87 ID:4j8lyiKe0
>>502 そのキモい律wikiの住人だがずっとすげえおもしれえと見てる俺は何なんだ
むぎゅが見たい!
出番が少ないぞ!
もっとむぎゅを出せ!
ほしゅしてるの〜♪
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 15:52:49.34 ID:Vuvl1+CGO
保守
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 16:18:13.56 ID:6SIATVHG0
ほしゅ
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 16:35:29.48 ID:LJrBNI+u0
23時まで残っててくり……
星さん
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 17:14:07.87 ID:ByHZ0r0uO
保守
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 17:15:18.57 ID:GghSC2jgO
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 17:30:35.88 ID:fO2XoW5R0
>>529 あれ、俺いつのまに書き込みしたんだろう
BGMはyouで
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 17:59:07.11 ID:ICeO4RqRO
>>541 アナタは今どこで何をしていますか?
いつもの笑顔で笑っていてくれますか?
この歌の声がたくわんに聞こえる
残業とはやってくれる
あんま書き溜めれなかった…。今夜も徹夜になりそうだ
とりあえず書き溜めてる分投下します
チーム死神─────
下水道を渡り犬舎を出てRPD勤め所通路を行き勤め所を横切りエントランスホールから階段で二階に上がり……と言う長々しい道を戻っていた最中だった。
ハンク「なあみーちゃん。ちょっと聞きたいねんけど」
澪「その呼び方……もういいや。何?」
ハンク「こんな状態で署長生きてんのやろか?とっくにゾンビになってしもうとんやない?」
澪「それなら署長は白だったってことであっちと合流するよ。まあ例え死んでたりゾンビになってても署長室にGウイルスのデータ何かもあるかもしれないし」
きたー!
おかえりー
おかえり!支援
ハンク「さすがみーちゃん!幾重にも作戦張り巡らしてんなぁ!この状況下でそこまで冷静な判断出来る人はそうはおらんで」
澪「そ、そうかな?//」
ストレートに誉められたので少し照れながら頭を掻く。
澪「……ハンク、これから色々あると思う。けど…私についてきてくれるか?」
ハンク「……澪、言わなきゃならないことと言わなくてもいいことがある」
ハンクはポンと澪の肩を叩きハンクが澪の前に立つ。
ハンク「この街を出るまで俺はこうして君の前を守り続けよう。何も言われなくともな」
澪「ハンク……」
きたーえりー
支援
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:10:34.47 ID:6SIATVHG0
ハンクイケメンすぎw
署長室─────
細い一本の廊下の先の扉を開ける。部屋の中には目の前に質の良さそうな机、それに似合った黒い座り心地の良さそうな椅子、その後ろに高そうな絵も飾られており如何にも金持ちが好みそうな部屋になっていた。
机の上には大きなワシの剥製が飾られており人目でその趣味を垣間見える。
澪「……いないな。」
そんな広い部屋ではないのでいないことはすぐわかった。
しかし左側手にはもう一つドアがある。
澪「行ってみよう」
ハンクも何も言わずに辺りを警戒しながら澪に続いた。ハンクも空気は読めるようだ
支援
支援
薄暗くお世辞にも広いとは言えない通路が奥へ続いている。少し行ったところには大きな虎の剥製があるがこの薄暗い中ではただただ不気味だ。
澪「奥は…暗いな、注意して行こう」
ハンク「あぁ」
更に奥に進むと暗くてよくわからないが硝子のショーケースに色々な剥製が入っている部屋に出た。
ベンの言う通りかなりの悪趣味らしい。
ガタンッ─────
不意に音が響く、更に奥の部屋からだ
澪「署長かな…?」
ハンク「ゾンビかもしれんぞ」
澪「確かに…。声をかけてみようか」
反応があればゾンビじゃない、なければ…
支援
「……誰?」
澪「(女の子の声!?署長じゃない……)あ、あの、そっちに行ってもいいかな?」
「ゾンビ……じゃないよね?」
澪「ゾンビは喋らないでしょう?」
「う、うん…わかった。来てもいいよ」
澪「大丈夫、怖くないから」
ハンク「ううううぅぅぅ〜」
「やっぱりゾンビだ!!!怖いっ……パパ…ママ…」
澪「やめんかアホ!」
澪の右ローキックがハンクの左足にクリーンヒットする
ハンク「あべしっ…」
前言撤回、やはり空気も読めなかった。
ハンク「和まそうと思って…」
澪「和むか!」
優しくもう一度聞いてみる
澪「ごめんね、大丈夫だから……そっちに行ってもいい?」
「……うん!何か面白そうな人達だからいいよっ」
ハンク「ほら!澪はアメリカンジョークがわかってないね〜」
澪「ハンク一人なら余裕でゾンビ扱いじゃないか…まあいいか」
暗闇をかき分けながら進む。
ハンク「電気電気…あった!」
パチリと音がした後辺りの暗闇がはらわれる。
小さな部屋の一番奥に、彼女はいた。
歳は10〜12歳ほどか、髪は綺麗なブロンドで白いジャケット、下は紺のスカートと言う清楚な格好だ。胸にさげているペンダントを大事そうに持っている
澪「(こんな幼い子がなんで……)あなたのお名前は?」
少し屈み目線を合わせながら話す
ハンク「(澪かわえぇ…)」
シェリー「シェリー…シェリー・バーキン」
澪「シェリー、いい名前ね。お父さんとお母さんは?どうしてあなたはここに?」
シェリー「お父さんは知らない…お母さんがここに行けば安心だからって…」
澪は律を襲っていた怪物を思い出す
澪「……(確かに外よりはゾンビの数は少ない…けど他にもあんな怪物がいるのにこんな場所に一人で来させるなんて…)」
シェリー「お母さんもどこにいるのかわからなくなっちゃって…」
きてたぁぁぁぁぁ
しえんしえーん
ハンク「ひでぇ親もいたもんだ」
シェリー「ダース…ベイダー?」
ハンク「残念ながらライトセーバーはないけどな」
澪「シェリー、あなたはこれからどうしたい?」
シェリー「えっ…?」
澪「私達と一緒に両親を探さないか?」
シェリー「でも…怖い…」
澪「お姉ちゃんが絶対守るから大丈夫!」
シェリー「本当に?」
澪「約束するよ」
澪は小指を立てた手をシェリーの前に出す
シェリー「な、なに?」
澪「約束する時はこうして小指と小指を絡ませながら…嘘ついたら針千本のーます、指きったってやるんだよ」
シェリーの手を持ちながら説明する澪。まるでシェリーを妹のような眼差しで見ている
この子ら可愛い…
シェリー「約束げんまん……」
澪「そう。約束」
シェリーは少し悩んだ後に、首を縦に降った。
澪「じゃあ行こうかシェリー。お母さんとお父さんを探しに」
シェリー「うん!えっと…お姉ちゃんは…」
澪「私は秋山澪。澪でいいよ。こっちはハンク。ダースベイダーでいいよ」
ハンク「それ押すねぇ澪っちwww」
シェリー「澪お姉ちゃんにハンクさん、よろしく!」
死神チームは新たにシェリーが増え三人となった。
とりあえずここにいても埒があかないので部屋を出ることにした三人
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:49:27.99 ID:kxuM4NB2O
支援
一個一個投下より書き溜めた方がいいな
ちょっと書き溜めきます
頑張れ
ダースベイダーでいいよwwwwwwwwww
また保守が始まるお…
思う存分書き溜めるんだ
ほしゅ
. --- .. 保守するねぃ
/./.:i :.:.:i:..:.:ヽ.
/.:i .:i_|.:l .:.:.}.:ヽ:.:.'.
.イ:.:.| .:トト{`ミハ爪iV:.i
/.:.{:.(|: :| ● ●{:.:.:}
. / .:/ ` !: :{ .。〜 ノ}:.∧ ___________
/ .:.:′ 八:.l> . -< j∧: '. j゙~~| | | |
. .:.:′ ,/ヽ>介く 丶 ';:. i|__| | | |
|.:.:i /丶 {{_j八_》 { ∨i: |n|| .| | |
|.:.:{ / |/ {{ }} | Y:( こ).| | |
|.:.:| ム- 、{ ヽ'′ |´T レ / |_|___________|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
保守
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 19:48:23.01 ID:we5zaj1wO
ほ
保守
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 20:16:43.92 ID:kxuM4NB2O
た
保志
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 20:49:46.12 ID:4j8lyiKe0
ハンクいいキャラw
保守
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 20:53:04.51 ID:/djAZuzBO
ほしゅ
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 21:14:26.32 ID:lPa36MF3O
ほす
書きためご苦労様です。。。
はやくううううううううううううううううううううううううううう
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 21:31:39.65 ID:MfDnHY4/0
保守
あれ?
ハンクと一緒ってことは澪死ぬんじゃ…
>>580 澪は俺が殺させない!約束したんだからな!
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 22:03:25.82 ID:gfAKMjhF0
ニュー速と芸スポが落ちた件
ほし
もしかしてお塩先生のせいかw
ハンクがGウイルスもってんだっけ?
こんなもんでいいか
このスレで終わらせる為に結構展開早くしてます
どうでもいいとこははしょってるのでご注意を
保守ありがとう
では投下
待ち時間埋めに
>>445のSS読んでみたが…
なんで俺はリアルタイムで読まなかったんだ……
どっちも律が素敵すぐる
とりあえず、先生B死ね
しゃああキタコレ!
ハンクが澪に近寄り小さな声で囁く
ハンク「(しかしいいのか?この子の両親探してる暇があんのかよ?)」
澪「(ないけど…このまま放ってはおけないだろ)」
ハンク「(それはそうだが……)」
シェリーは健気にハンクと澪の後ろをついてきている。
ハンク「(確かに……放ってはおけないか。あっちのメンバーが見たりしてるかもしれないしな。まあ生きてればの話だが)」
澪達が署長室へ戻って来た時だった。
「なんだ?お前達は。勝手に私の部屋に入ってるとは無礼な奴らだな」
澪「まさか…」
RPD署長、ブライアン・アイアンズ
きたー
わっふるわっふる
書き込んでたらキテター!
支援
中年太りしている男が偉そうに椅子に腰掛けながらこちらを見ている。
ブライアン「で、何の用かね?こんな非常時に」
澪「勝手に入ったのは謝ります。私は秋山澪って言うフリーのライターです。少しお話を聞かせてくれませんか?」
ブライアン「ふん、意地汚いジャーナリストか。どうせこの街についてとかだろう?私だって知りたいさ」
澪「じゃああなたはこの事件に関係ないと?」
ブライアン「それはどう言う意味かね?心外だよそんな言われ方をするとは」
澪「ベン、ベン・ベルトリッチと言う人物をご存知ですよね?」
保守
ブライアン「ふん…あのジャーナリストの恋人か何か?奴なら地下牢にぶちこんである。助けたいなら好きにしろ」
澪「違います。ベンはもう死にました…。それでベンはこの事件の真相を暴くことを私に委ねたんです。ベンの資料であなたがアンブレラに関わっているのは知っています」
ブライアン「……なるほどな。私が今回のこと馬鹿げた騒動を起こした張本人だと君は睨んでるのかお嬢さん?」
澪「張本人、じゃなくとも荷担しているんじゃないか、と私は言いたいんです」
ブライアン「くくく…なるほど、二流だ」
しえん
しえんしえん
支援
澪「なっ」
ブライアン「お嬢さん、私はね、この警察署が好きだ。ここの署長になるために何年も何年も苦労してようやくなった私がこんな全てを無に帰す事をして何の特になると言うのだ?」
澪「それは…」
ブライアン「さっきから憶測で物を語りすぎ何じゃないかね君は?人の残した資料を見ただけで人を犯人と断定するとは侮辱も甚だしい」
澪「でも!ベンは…!」
アンブレラ「話がそれだけなら帰ってくれ。私は最後をこの警察署で迎えると決めている」
これで大抵の人間は騙し仰せるだろう、だがこちらには神がいる
死神と言う名の
彼にとっては死臭をかぎ分けることなど造作もなかった
ハンク「ククク……あんた嘘つきだね。ならその机の下に隠している死体はなんだ?」
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 22:27:12.78 ID:MaiUhIrnO
ハンクイケメンすぎワロタwwwwwwwwwwww
アンブレラwwww
ブライアン「くっ……」
ハンクは机の下から少し見えていたヒールの踵を見逃さなかった
ハンク「あんた剥製が好きみたいだな?あっちにもいっぱい飾ってあったよ。大方彼女を剥製にしたくて荷担したんじゃないのか?」
ブライアン「何を!」
ハンク「なら何故首を跳ねない?脳みそを潰さない?でなければ彼女はゾンビとなって襲ってくるだろうに。あんたは知ってるんだ、そうならないと。血を抜いて殺したんだろ?いくらウイルスでも死んだ人間は生き返らないからな。
それに剥製にするには血を抜かないと腐っちまうからなぁ!」
ブライアン「貴様ァ!」
ブライアンは机の引き出しから拳銃を取り出す。澪と同じデザートイーグルだ
アンブレラとブライアンって似てるよね
アンブレラ×
ブライアン○
書き込む前に確認してるのにこの様とは……疲れてるのかな
ハンク「シェリー、下がってろ。」
シェリーは頷くとハンクの後ろへ隠れた。
ブライアン「バーキンの娘か、父親が化物になってこの警察署をさまよっていると言うのにのんきなもんだ」
シェリー「えっ?」
澪「どう言うこと!?」
アンブレラ「お前達も会ったかもしれんがあの化物はウィリアム・バーキン、そこのシェリー・バーキンの父親さ。奴は自分自身の研究していたGウイルスを自らの体に射ち込み化物になったのさ!」
ハンク「てめぇ良くも娘の前でそんな事を!」
ブライアン「何を言ってるんだ?良く見たら貴様USS隊員ではないか!ウィリアムをそうした張本人のお前達がよくもそんな事を言えたものだな!」
再びアン……いやなんでもない
たしかに似てr・・・いやきにするな
ハンク「なに……?」
ブライアン「アンブレラの工作員、USSの隊員が知らないわけないだろう?お前達はウィリアムからGウイルスを奪うためにここに派遣されたのだから」
何を言ってるんだこいつは
ブライアン「そちらのお嬢さんは随分アンブレラを憎んでいるようだが…じゃあ何故こいつといるんだ?こいつは憎いアンブレラの工作員だと言うのに」
澪「えっ……」
やめろ……やめてくれ
ブライアン「はっはっは!こいつは傑作だ!お互い何も知らないまま仲良くこんなところまで来るとはな!」
偽りの仮面がついに、剥がれ落ちた
アンブレラ自重しろよマジ……
次アンブレラにしてたらもうブライアン出しません
こまけえこたぁいいんだよ!
しえん
澪「ハンク……本当なの?」
ハンク「…………」
澪「ねえ何か言ってよ!!」
シェリー「お父さんが…あの化物…?」
ブライアン「さて、そろそろお別れの時間だ。楽しい茶番をありがとう諸君」
銃を構えるブライアン。
ブライアン「冥土の土産に教えてやろう。この事件には私は直接関係していない。これは本当だ。アンブレラと結託しているのは本当だがあくまで場所を提供しただけに過ぎない。どこからウイルスが漏れたかは知らないが私も迷惑していたのだよこの珍事には」
澪達の頭にはもうそんな言葉は届いていない
ブライアン「さて、話は終わりだ。誰から死んでもらうとしよう」
確か澪とか言ったな。彼女は美しいから私がたっぷり可愛がった後に剥製にしてやろう
ふふふ、ははははは!
おそらく二、三日はやく唯が配属されていたら・・・・
Gチーム、うんたんチーム─────
4人は下水処理場から奥へ進み、天井から下水が噴射されてる所で立ち止まっていた。
唯「この下水道の地図によると研究室へ繋がる道はこの先だね」
律「さすがに頭から被るのは…なあ?乙女としてのプライドってもんが許さないよなそれを」
和「下水道をジャブジャブ進んでる時点でそんなプライドないけどね」
梓「スカートが濡れて冷たいです……」
唯「何かこれにオオカミのメダルとオオワシのメダルを入れると止まるらしいよ〜」
律「メダルって言うとさっき仏さんが持ってたこれか?」
律はポケットから出した銀のメダルを落とし口に入れる。
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 23:02:18.15 ID:Ic8WL5S3O
なんかGチームがゴキブリチームにしか見えなぁ
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 23:03:16.54 ID:K1V3ikgYO
援護
>>619 やめろ、ドブネズミにしとけ
下水道って目茶苦茶くさいんだぜ?
ちょ……まさかの…
すると手前の噴射口から下水が止む。だがその先にもう一つ下水が噴射してる。
律「なるほど、次にオオワシのメダルを入れれば下水は止まるわけだな」
梓「それを探すより少し濡れるのを覚悟して突っ切った方が早くないですか?」
和「それはおすすめ出来ないわね。この下水もかなりの汚染されている水な筈よ。触るぐらいならなんともないと思うけどこのまま突っ切ったら必ずびしょ濡れになる。当然頭なんかも……それが口に入り唾液と混じって飲んでしまったら……」
梓「そ、そうですね!メダル探しましょう」
耐性がない梓にとってはとても怖いことだった
和「じゃあせっかく二チームに別れてるんだから二手に別れましょ。私達はこの巨大なファンを通って下水管理室の方を探してみるわ」
唯「じゃあ私達はあっちの青いハーブがたくさん生えてた所に行ってみるね」
各々捜索を開始する。
律「気を付けてな〜唯、梓」
梓「はい」
唯「りっちゃんもね〜」
和「捜索時間は1時間ね。一時間経っても見つからないならおとなしくここへ戻るって来る、いいわね?時間は体感に任せるわ」
梓「わかりました。」
そうして二人と二人は別々の方向へ向かって歩き出した。
眠いが支援
支援
支援
Gチーム─────
梯子を登り大きいファン内部をくぐる二人。
律「くせぇ…それになんか出そうだな……」
律は鼻を摘まんだまま話している。ファンの内部はあちこちが腐食しており異臭を放っている。
和「我慢しなさい。こことあそこしか道がないんだから」
律「あっち選んでてれば良かったじゃん…」
和「そうね。(唯にそんなことさせられない…とか言ったら律は怒りそうね)」
ファンの内部を進んで行く二人。
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 23:25:18.43 ID:zWY88FQzO
俺「カサカサカサカサ」
あずにゃんキター
支援
律「な、なぁ和。あそこ一帯……何か動いてないか?」
和「き、気のせいよ。疲れてるのよ律」
律「だ、だよなぁ……あんなデカい゛あれ゛……いないもんなぁ」
カサカサカサカサカサカサカサカサ
二人とも自然と早足になる
律「上見るなよ絶対」
和「えぇ死んでも見ないわ」
しかし次の瞬間カサカサは、バサバサに変わるのだった。
一匹律達の靴の大きさ大ほどもあるゴキブリが二人に向かって飛翔する。
たまらず二人は走って向こう側の梯子を降りるのだった。
ゴキブリに好かれている二人だった
Gチームだけに
ゴキブリかよw
ゾンビは平気でもゴキブリはダメかw
律「あのゴキブリ共絶対バルサンで燻してやる……」
和「バルサンで死ぬのかが謎だけど……」
下水道の管理室にたどり着いた二人は早々に目標の品を発見する。オオカミのメダルの様に死体が握りしめていた。ここの管理人だろうか、大事そうに手に持っている
律「これってオオワシのメダルじゃないか?」
和「そうみたいね。ゴキブリの中を駆け抜けた甲斐があったわね……」
律「ごめんなさい…、私達は前に進まないとならないから」
そう言い死体からメダルを取る律。
どうやらゾンビ化はしてないようだ
風呂前の支援
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 23:54:52.26 ID:we5zaj1wO
律が良い娘に戻って涙が…
律「さて、戻るか」
和「物凄く気が重いけれどね……」
律「こうバッと行けば大丈夫だよ!きっと……」
和「そうね……」
二人は足取り重くファンの前の梯子へついた時だった。
律「あれ?ファン回ってるぞ」
和「おかしいわね、さっき来た時は回ってなかったのに」
律「ここに何か書いてるな、何々」
1時間事にファンは回転します。点検の為にファン内部に入りたい場合バルブハンドルを差し込み、回し止めてください
また、止めたファンを回したい場合は左へ、止めたい場合は右へバルブハンドルを回してください
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 23:56:35.42 ID:K1V3ikgYO
支援
和「と言うことは次にファンが止まるのは一時間後ってことね……。」
律「それだと唯達かなり待たせちゃうな」
和「バルブハンドルを探しましょう。ここに使うってことはそう遠くない所にある筈よ」
律「了解」
二人は管理室に戻りバルブハンドルを探す。
和「ないわね……あの穴の形を見る限り結構大きいバルブハンドルだと思うんだけど」
律「……和、私がこんなこと言うのも変だけど…肩……大丈夫か?」
和「えぇ。もうそこまで痛みはないわ」
律「そっか……。」
和「律、ここへ来る前にも言ったけど…いいのよもう」
支援
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 00:02:09.82 ID:K3xk6QbuO
援護age
支援
もう寝ちゃいそうだ
支援
果たしてこのスレで終わるのか……。終わらなかったらさすがにパー速行った方がいいよね?
律「そう言ってくれるのは嬉しい…けどやっぱりその傷を見る度私は……」
和「似合わないわね。あなたはみんなの為に笑ってあげて。私なんかの為なんかにそんな顔をしなくてもいいのよ」
不意にこぼれてしまう本音
律「そんな…自分を安く言うなよ!」
ずっと抱えていた不安が止まらない
和「…………。いいの、私も気づいてるから。あの中で一番どうでもいい存在は私なんだもの」
みんながあなたを助けようと頑張ってるのが羨ましかった……
律「そんな……ことない…」
和「……、私は強いからって誰も頼れない。S.T.A.R.S.で、みんなを守る側だから…こんな顔を見せられない…。」
律「なら、私を頼ればいい」
和「律を…?」
書きためしてるんじゃないのか
律「その傷の償い…何て言ったらおこがましいけどさ。みんな誰かを頼って誰かに頼られて、そうやって成り立ってると思うんだ、私は。だから和が誰も頼れないなら私を頼ればいい」
和「誰かを頼って…誰かに頼られて…」
律「和は確かに凄いよ。その歳でもうSTARSの少佐で人望も厚い。けど…それが和を孤独にしていってるんだと思う」
和「……。昔はね、ずっと唯だけが親友だったの。唯だけが私の理解者で……でもそんな唯にもあなた達みたいな良い友達が出来た。それ自体は凄く良いことだと思った。けれど……その度に私が薄れて行くのがわかったの。それがずっと…ずっと…辛かった」
>>646 まだ途中までですね
でも今日6時まで徹夜すれば終わるかも
和「唯にはいいことだと思ってるの…大切な友達が出来ること…でも…心の中で素直に喜べない自分もいるのよ…」
律「……高校二年の時、覚えてるか?澪だけ2年1組になってさ、和と同じクラスになったじゃん」
和「そう言えばあったわねそんなこと。三年ではみんな一緒だったから忘れてたわ」
律「その時さ…澪と仲良くしてる和に…ちょっと腹がたった。多分…嫉妬だったのかな。でも私と和ってそこまでの仲じゃなかったからさ…そのイライラを澪にぶつけてライブ前に喧嘩しちゃっておまけに風邪までひいちゃってさ」
支援減速したほうがいいな
和「律……」
律「だから和の気持ち凄いわかるんだ。」
和「律はどうしたの……?仲直りできたの?」
律「簡単なことだよ。その澪と仲のいい友達とも仲良くなればいい。同じ友達になればいいんだ。和は大切な人に優先順位をつけてる、トップは唯だろ?」
和「うん……」
律「友達はみんな大切なんだ。確かに付き合い長いとちょっぴり贔屓しちゃうかもしれないけどな!澪なんてやっぱり私にベタベタだし」ニコ
律「それじゃあ私の言ってること本末転倒か。まあ私が言いたいことはこういうこと」
律は和を抱き締める
律「私の、友達になってください」
やっぱりりっちゃんはええ子や・・・(´;ω;`)
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおりっちゃああああああああああああああああああああん
和「なっ」
律「一人にしてごめんな。和のことも澪と同じくらい私は大切に思ってるよ」
和「ちょ、りりりりつ!///やめてよっ//」
律「なんで?」
和「私にはこういうのは似合わないから!」
律「そうやってまた自分と相手に壁を作るんだ。和の悪い癖だぞ?」
和「律……」
人に抱き締められることがこんなに恥ずかしくてこんなに嬉しくて……思わなかったな。
唯は梓には良く抱きつくけど私にはほとんどそんなことしなかったもんね……
和「ありがとう。」
律「どーいたしまして」ニコ
髪を下ろしている律の姿が唯にだぶり更に照れる和だった
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 00:29:22.65 ID:g3jMJRZq0
ほ
律「さーてバルブハンドル探すか〜。私ちょっと下の梯子降りてみるわ」
和「わかった。気を付けてね、律」
もう律は唯の友達だから心配してるんじゃない。私は私の友達、田井中律を心配してるいる
梯子を降りて行く律を見てつくづく思う
和「確かにあれは惚れちゃうわね、澪」
さて、早くバルブハンドルを探して唯達と合流しないと
───────。
梯子を降りながらさっきのことを振り返る。
律「抱きつくのはちょっとやりすぎたかな…。ちょっと唯風にしてみたんだけど」
ま〜いっか!仲直りできたし
梯子を降りた先にはスクラップが溜まっている廃水場だった。
律「ん〜向こうに道っぽいのもあるけど。そう言えばあっちは唯達が行った方に繋がってるんだっけ。案外待ってたらバルブハンドル持って来てくれるかもしれないな」
そんなのんびりな律を他所に水面がゆらつく……
律「ん?」
廃水の中に何か大きな影が……
律「なんだろ……」
近づいてその影の正体を突き止めようとする律
ガアァァァァ──────
書き溜めなくなりました
ここからちょっと遅くなりますがご了承ください
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 00:38:50.74 ID:K3xk6QbuO
把握
紫衣
くるか「やつ」が・・・・
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 00:41:31.25 ID:1aa5R/D4O
クロコダイン「待たせたな!律!和!」
チームうんたん─────
扉に入った私達は、1つの懸案事項を抱えていた。
梓「……道ないですね」
唯「うん…」
一応5mくらい先に道はあり、更に扉もあるがその間の5mの空間に何もないのだ。
唯「やっぱり飛ぶの…かな!」
唯は恐る恐る下を覗いて見るとずーーーと下の方に排水されていく緑色の水が見える。
梓「落ちたら多分一貫の終わりですね…」
唯「じゃあ私達もあっちからいこっか!」
梓「そうですね。行けないものは行けな…ん?」
梓は右のバルブに気付いた。
梓「何だろうこれ…」
梓は少しそれを右に捻ると下から機械音がし床の橋がせり上がって来た。
唯「おぉ!またしてもあずにゃんお手柄だねぇ」
梓「ありがとうございます。このバルブハンドル外せるみたいですど…他にどこかで使うかもしれないから持っておいた方がいいですよね?」
唯「ん?別にいらないよ〜バルブなんて〜。」
梓「そうですか…じゃあ置いときましょう」
蟻・ゲイ♂太キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
唯ww
その先を進み扉を開けるとトンネルを連想させるような通路に出た。
道幅も広くまるで何かが通る為に思えた
唯「メダルないね〜…」
梓「案外律先輩達が入手してるかもしれませんよ?確かこの先は律先輩達が進んだ下水道管理室に出ますからそこで合流出来るかもしれません」
唯「そうだといいねぇ〜」
横に何故かプロパンガスが置いてあることなんか気にもせず奥へ奥へと進む二人
しばらく行くと隣に鉄板の板が閉まっている所にたどり着く。
梓はボタンを押しそれを開けた─────
パァン!パァン!
銃声がする、
道を塞いでいた鉄のプレートがせりあがるとそこにはゴミなどがたくさん溜まっている場所に出た。
唯「りっちゃん?」
律が何やら水面に向かって発砲している
梓「ゾンビでもいるんですかね?」
唯「お〜い!りっちゃ〜ん」
陽気に手を振る唯に気付いた律。しかしその顔に笑みはなく必死に何かを言っている
律「唯!───ろ!」
唯「遠いから聞こえないよ〜!」
律「唯!───げろ!」
律はこう言っている、唯、逃げろと
次の瞬間水面が盛り上がり廃水から巨大なワニが姿を現した
唯「な、なにこれ!」
梓「アリゲーター…なんでこんなところに!先輩逃げましょう!かないっこありません!」
梓は唯の手を引き元来た道を戻る。
しかし久しぶりに来た餌を逃さまいとその後を追いかけてくるアリゲーター
命がけの鬼ごっこが始まった
唯「どうしようあずにゃん!」
梓「どうするも何もあんな大きなワニに勝てるわけないですよ!元来た道を戻ってあの橋をまた戻すんです!そうすればそれ以上追ってこない、あわよくば落ちます!」
唯「なるほど!」
梓「急ぎましょう!」
二人は走って元来た扉へたどり着く、だが
ガチャガチャ
梓「開かない…なんで?!」
『B.O.W.存在を感知しました、 安全の為出入口をロックします』
梓「安全も何も私たちが中にいるのに!」
扉は開かない、武器もない、そして敵は巨大なアリゲーター
誰が見ても唯達に勝算がないのは目に見えていた
奥の曲がり角からアリゲーターが顔を出す、唯達との距離残り20m程か
梓「仕方ない…どこまでやれるかわからないけど私のトランザムで……」
来たときも気になっていたがあの時は確か光は緑だった。そして今は赤……BOWの侵入を拒む出入口……
唯「もしかしてこのプロパンガス……そうだ!あずにゃん手伝って!」
梓「は、はい?」
唯「このプロパンガスを外してワニさんに転がすの!」
梓「そんなことしてどうするんですか?」
唯「まあ見てなさいって!私もあずにゃんに負けてないところ見せないと!」
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 01:25:15.07 ID:4Jl6iGu10
きたあああああああああああああああああ
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 01:25:58.78 ID:1aa5R/D4O
ワニさんころさないでー
二人はプロパンガスを外した後それをアリゲーターに向かって転がす。綺麗な円柱の為に曲がることなく綺麗にまっすぐアリゲーターの口の前に転がった。
アリゲーターは余程腹が減っているのかそのプロパンガスを餌さと思い口に運んでいる。
唯「あずにゃん!」
梓「はい!」
さっき拾っておいた石をプロパンガスめがけて左義手で思い切り投げる
すると石はプロパンガスが少しだけ穴をあけ、アリゲーターの口の中で大爆発を起こした
一瞬の轟音だった。アリゲーターの顔から口上部の部分は爆発で吹っ飛び口の下の部分だけが痛々しく残っている。
梓「た……倒した」
唯「何て言うか……あんまり強くないですね!」
あかん限界だ
寝ます
明日完結予定
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 01:31:38.69 ID:wB3bJg37O
乙!!
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
完結ってさみしい気もするな
正直これで終わりだと思うと寂しいですね
今回は裏とかもしない予定なんでそのまま終わりですね
誰がその時何をやっていたか色々気になるところもあるかもしれませんがそれは想像にお任せします
いつも保守してくれる人達ありがとう!
明日は終わりまで書き溜めてから投下する予定なんでかなり開始が遅くなるやもしれません
その辺りはスレの様子見ながら決めます
ではおやすみなさい
いい夢みろよ〜
678 :
sage:2009/08/04(火) 01:58:39.36 ID:V4Bfy8WiQ
>>660 ワロタwでもどうせならバランかヒュンケル辺りを助けによこしてくれw
もしこれで完結してもまた別の作品書いてくれよな!
おやすみー
長かった・・・涙出てきた
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 02:27:32.46 ID:ASGKRx5t0
乙です。
でもやっぱ裏もやってほしい気も・・・・
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 02:40:55.43 ID:S8xgJo+ui
保守
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 02:41:07.35 ID:KzgJeKzbO
乙カレーのちライス
裏も見たい…
ほ
裏やってくれ。
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 03:25:48.99 ID:x4BHiKswO
ほ
ほしゅ
ほ
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 05:01:22.72 ID:wQeBR/FmO
しゅ
裏がないのか…
俺…
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 05:46:46.41 ID:j0RvALTFO
保守
間隔短すぎワラタ
☆
ほす
短編エンド(次回につづく要素あり)
長編エンド(完璧な終わり)
があるんだけどどっちがいいだろうか……
ちゃちゃっと終わらせた方がグダグダならないと思う
俺は長編がいいと思う、ほかの奴はしらんが
SSスレはパー速に行くとぐだぐだになるの多いからな
出来れば完結して欲しいが。
>>1の書く他のSSも読んでみたいし。
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 08:23:36.00 ID:g/CRoopLO
次回作がカナードとかじゃないなら短編エンド希望
謎は全て解明してほしいのもある
やっぱりぐだぐだ続くのはあれなんで長編で行きますか
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 08:38:47.64 ID:n7mgV7nci
再開マダー?
できればここでやって欲しい…
というかパー速ってどこだという疑問が
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 08:45:38.65 ID:8YPt3rKlO
>>1 適当に伸ばして1000いかせて次スレにしたいってのが見え見えで気持ち悪い
大体前回ちゃんと書きためしてからって言ったのだれだよ、しかも書きための癖に投下遅い、終わらせる気あるの?
いい加減反省しろ
「これが最後のSS」です〜とか何回言うの?「最後なんて言わないで他の作品も書いてよ」とか言ってほしいの?
人目気にして公開オナニーなんか成り立たねぇよ、自分で書きたいから書くんだろーが
面白ければ支援されるしそうじゃなきゃ落ちるだけ、またやり直せばいい…それだけのことだろ
だけど次新しい作品書くなら「バイオ書いた人です^^」とか言って調子乗るなよ、ましてや酉つけるなんてもってのほか
自分からパートにさせといてよくもまぁ被害者面できるもんだわ
そんなにパート化させたいならパー速いけって何回言わせるんだよ
保守
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 08:48:07.79 ID:er1ylGPCO
↑これまでで一番のファン
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 09:24:20.25 ID:uOrL43IjO
ここでは長編かいてもらって、パー速で短編&続きを書いてくれるとありがたい。
ほ
長編だろ
延ばすとまたグダグダになるし
今日は外周りなんで適当にサボりながら書き溜めますw
終わりまで書き溜めたら投下します。
ラクーンシティ編はこのスレで終わりにして
工場→研究所はパー速でやるとか?
>>1が納得できる形で最後まで見たいし
最後まで読みたいからこのスレ終わったらパー速いくのがいいな俺としては
とにかく
>>1の納得のいく形にしてくれ
同感
VIPでいいでしょうに
支援
俺も納得いくまでやって欲しい。
飯だー
保守
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 12:29:52.01 ID:vMTY6Cs9O
VIPでいいんじゃね
パートスレだろうがアンチのレスだろうが、どちらにせよ便所の落書きなんだから気楽にやったら良いさ
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 12:49:06.49 ID:0EYIpa+hO
やっと追い付いた
保守
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 12:55:58.95 ID:zO8P/phH0
おまえらバカだろ・・・、こんなクソ面白くもないSSに
いつまで張り付いてんだよ?
ついにVIPもガキの巣窟になったんだな、おまえら
いくつになってもそれだと社会に出てから痛い目見るぞ
たすけて!って叫んでももう誰もかまってくれないんだからな
>>716 お
れ
も
だ
しかし
>>1 ここはラクーンシティ辺は完結させて裏の話とか回収するところとか
納得いくまでやってほしい ただvipでもいいが荒れる可能性は覚悟しとけよ
もしくはいっそのことパー速でもいい
>>1次第
こっちだとアンチ多いから俺はパー速希望かな…
読んでて面白いから納得いくまで書き続けて欲しい
保守
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 14:09:45.62 ID:3ZZ14pCmO
あ
保守
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 15:12:50.99 ID:0EYIpa+hO
捕手
ほ
保守党
保守
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 16:54:03.56 ID:hWnnt8ToO
☆
よっと
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 17:26:58.58 ID:w46gZGZa0
実は聡だけは捕まってなくて設定で、変態聡主演のアウトブレイク希bうわなにするやm
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 17:57:13.38 ID:/eyI17/kO
保守
ほ
ほっこり
みんなどんなssがすきなん?
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 19:08:49.06 ID:BukPqgH6O
へ
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 19:17:27.43 ID:exL3KTP4O
チン肉マン
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 19:28:02.66 ID:6m5bACrbO
保守
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 19:40:47.68 ID:3BR491U2O
デストローイ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 20:07:51.20 ID:YXKB6kxKO
危ない星
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 20:07:57.56 ID:t1xILwbz0
保守
捕手
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 20:32:35.39 ID:b8qMmFlgO
補習
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 20:56:26.47 ID:T9OhZ8AOO
保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 21:01:42.53 ID:wQeBR/FmO
ここでまさかのホシュームストロム
【レス抽出】
対象スレ:唯「バイハザ!」ラクーンシティ編
ID:3XKDAvEpO
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mail: 2009/08/02(日) 01:59:05.26 ID:3XKDAvEpO
律wikiで自演投票してた人か
とりま、拝見させてもらう
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mail: 2009/08/02(日) 02:10:34.57 ID:3XKDAvEpO
あんなに面白かったハルヒの反転でさえ続編自重したのにこれが続編出すってのもおかしな話だわな
反転を越えるほど面白くもないし
まあ、とりあえず今回で完結できるように頑張れ
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mail: 2009/08/02(日) 02:18:55.09 ID:3XKDAvEpO
カキタメてんのに遅いのはなんなんだ?
とりあえず俺は寝る
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mail: 2009/08/02(日) 09:29:42.43 ID:3XKDAvEpO
頑張って
324 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします mail:sage 2009/08/02(日) 19:58:28.84 ID:3XKDAvEpO
応援してる
抽出レス数:5
なにコイツかわいい
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 21:24:57.61 ID:ZREdi4Ng0
★ゅ
残り250レスか……飯も食わず書き溜めたのが50……だがまだ終わってないと言う現実
だが今日は終わらすまで書く
これ以上待たすのもあれなんで投下しながら書くことにします
だからちょっと投下間隔空くときもあるかもだが勘弁してください
後研究所は残りの少なさにより描写などはカットし会話メインにしてます
と言うかかなりはしょってますがご了承ください
長々とお待たせしました。終わるまで見てくれたら幸いです
じゃあ投下します
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 21:48:15.46 ID:exL3KTP4O
唯「ちんぽ?」
澪「ちんぽ!」
梓「ねこちんぽ」
アリゲーターを退けた唯達は再び一番奥から廃水を渡り律達と合流を果たしていた。銃声を聞いてか和の姿もそこにあった
唯「りっちゃん和ちゃんヤッホー」
相変わらずのんきな声を出す唯に律は安心したのかふっ……と少し微笑んだ
律「まさかあのデカいワニを倒すなんてな。どんな魔法使ったんだ?」
梓「唯先輩の作戦ですよ。凄かったんですから!」
唯「えっへん」
和「唯がねぇ。ところであなた達バルブハンドル持ってない?ファンの回転を止める為に必要なのよ」
唯「あったけど持って来なかったよ〜いらないかなぁって」
律「あほー!」
唯「ほえ?必要だったの?」
和「えぇ。ちなみにメダルはこちらで入手済みよ」
唯「さすが和ちゃんりっちゃんコンビ!抜かりないね!」
律「そっちはありありだけどな……」
梓「こんなこともあろうと思って私が密かに持ってきましたよ。」
律「おぉ!さすが梓!」
梓「変動式の床はあの上にも伸びますからね。一応と思って」
唯「よく私に気づかれずそんな大きなものを……!」
梓「梓式収納法です」
和「さて、戻るわよ。」
律「G(ゴキブリ)とご対面か……」
梓「(G……まさか私の同類…いや、どちらかが偽物、偽りのG…それが私か奴らか)」
四人はファンの前で立ち止まる。和がバルブハンドルを右へ回してファンの回転を止めた。
和「さ、行くわよ」
律「和、顔がひきつってるぞ」
和「り、律こそ」
梓「私の邪魔をするなら同類とて容赦はしない……」
唯「?」
和、律、梓、唯の順番でファン内部に進行していく────
和「……いない…わね」
律「…うんいない」
二人とも訝しげに辺りの様子を探る
梓「ファンが回って乾燥したんですね。Gは乾燥を嫌いますから奥へ退避したんでしょう」
律「詳しいな梓…」
梓「それほどでも(勝負を拒むか…それもいい)」
律「でも、ねこちんぽが足りないぜ?」
唯「そうだよ〜ねこちんぽがないとこれから困るよ」和「ねこちんぽは無いけど人ちんぽならあるわよ」
梓「どこから調達したんですか!?」
和「あの男からね…」
律「まさか!?それってあいつのちんぽを…」
支援
──────。
メダルを入れ奥の扉へと進む4人。
律「そう言えば梓の着てるジャンパーってレオンのか?」
梓「そうですよ。唯先輩を助ける為に病院に行った時に会いました。でもその後病院が爆発して…それに巻き込まれる形で…」
律「そう…か。でもまあレオンなら大丈夫だろ。」
事も無げにそう語る律。彼のことを信頼しているからこその言動だろうと梓は胸を撫で下ろした。自分もそう思っていたからだ
律「でもそのジャンパー凄い気に入ってたのにな!梓好かれてるんじゃないか〜?」ニヤニヤ
梓「からかうのはやめてくださいっ//」
律「おっ、赤くなった。脈ありだな」
梓「怒りますよ?!」
律「冗談だって〜」
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 21:59:03.78 ID:N3Di8D3XO
あずにゃんはGなんかじゃないよ俺の嫁だよ
ビービー
その時不意に異音が響いた。律の腰にかけている通信機が鳴ったのだ。
律「おっ、噂をすればレオンからか!」
律は通信機を手に取り口元に持ってくる。
律「はぁいこちら律ぅ」
『初めましてかな、田井中律』
明らかにレオンの声じゃないことに気づき声色を変える律
律「…誰だ」
「アルバート・ウェスカーと言うものだ。君に手紙を送った張本人だよ。そろそろ連絡をしようと思ってね。Gウイルスは見つかったかな?」
律「その前に答えろ…レオンはどうした?」
ウェスカー『クク……彼には退場してもらったよ』
和以外の全員は事態を察ししばらく固まっていた。
しかし、ねこちんぽがない今、贅沢を言っている場合ではなく人ちんぽで対抗していくことが決定した。
律「ま、まあ人ちんぽでも仕方ねーよな」
和「人ちんぽも中々いいものよ。さっきなめてみたけれど美味しかったわ」
梓「私もペロペロしてみたいです…」
唯「ねこちんぽよりおっきいもんね!私もしごいてみたいなぁ」
和「なんならやってみる?固さは保証するわよ」
律「じゃ、じゃあみんなで一斉にしごいてみるか?」
唯「うん、やってみようよ」
梓「じゃあ同時にいきましょうか」
律「ふざけるな!レオンがそう簡単に死ぬわけない!」
声を荒げる律に反応し、前を歩いていた和と唯も止まる。梓は律の横で心配そうにやりとりを伺っていた。
ウェスカー『ふふふ、まあそんなことはどうでもいい。時間があまりないのでね、早く私の元へGウイルスを持って来てくれたまえ。ラクーンタワーの最上階で君達を待っているよ。私が君達の家族を預かっていることを忘れないでくれたまえ』
律「待て!おい!」
しかし無情にも通信は切られ律の耳には鬱陶しい電波音だけが残った。
梓「律先輩……?」
律「依頼人から催促の電話さ。早くGウイルスを入手しないとな…」
澪ファン退避推奨
チーム死神───────。
澪はブライアンに突き付けられた銃を見ながらも考えに浸っていた。ハンクは確か記憶を失っていると言っていた、ならばブライアン署長の言っていることは本当かもしれない。
だがだからと言ってハンクが自分の、みんなの仇になるのだろうか。違う、そうじゃない、それではただの繰り返しになる。
律だって何かによる影響でおかしくなっていたのは間違いない、そんな律を皆で許しまた共に手をとりあっているではないか
ならここで記憶のない前のハンクを恨んだ所で何になると言うのか。
澪はようやく口を開いた
澪「ハンク、私は知ってる。あなたが今まで私の為に頑張ってくれたこと」
ハンク「!!」
澪「だから前のあなたがどうであろうと私は今のあなたを信じたい」
ハンク「澪……だが俺は…」
ブライアン「はっは!泣ける話だな!だが少し気づくのが遅かった様だ!」
ブライアンはハンクに銃を向けつつ澪に近寄って、腕を取る
澪「何をっ」
ブライアン「動くなよ?私は本気だ、このデザートイーグルならどこに当たっても致命傷になる。仲間を失いたくなければ動かぬことだ」
せめて死ぬ前に楽しんでおかねばな
ハンク「くっ…貴様!」
ブライアンは澪を人質に取りながらボタンを押す。すると部屋の壁がずれて奥へ道が出来た。
ブライアン「仲間を助けたければ妙な動きはしないことだ。なぁに心配するな、澪を殺しはしない」
澪「くっ……」
そのまま奥へ消えていく澪とブライアン
ハンク「待て!澪に変なことしてみろ……てめぇ地獄の底まで追いかけてでも殺してやるからな」
ブライアン「はっはっは!死神気取りかたかが工作員が!」
そのまま後退りし後ろにあるエレベーターのスイッチを押す
しえん
澪とブライアンはそれに乗り込む
ハンク「やらせるか!」
ハンクが乗り込もうとするとすかさずブライアンは発砲した。
ハンク「くっ……」
足元に飛んだ銃弾はハンクをそこへ釘付けにするには十分の威力だった。
その隙にブライアンはエレベーターのボタンを押し地下へ降りる
澪「ハンク!!」
ハンク「澪!!!」
ハンクは澪の声の余韻だけが残った通路でただ降りていくエレベーターを見つめているしかなかった……。
ハンク「くそったれぇ!!!」
自分の情けなさをただ痛感するハンク─────
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:08:53.38 ID:1djtwRR+O
このクソブライアン!
支援
澪「私をどこへ連れていくつもり?」
後ろから銃を突きつけられている為に身動きが取れない。ブライアンの目はもはや正気ではなく血走っている。
今の彼なら妙なことをすれば容赦なく引金を引くだろう。
ブライアン「なぁに私の特別室さ」
エレベーターはしばらく降りると止まり、扉が開いた。
外は中世を思わすような黒煉瓦の壁に覆われており間間に灯火が灯っている。
しばらく歩くと薄暗い部屋に出た。中は異臭が漂っており部屋の真ん中には木の机がある。それはただの机ではなく隅に拘束具の様なものが取り付けられていた。
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:10:32.81 ID:N3Di8D3XO
ブライアンしねしえん
他にもホルマリン漬けされた何かや吊るされた鼠の死体など澪の常軌を逸した部屋だった。
ブライアン「そこへ寝ろ」
ブライアンは澪を真ん中の机に寝るよう銃を突き付け指示する。
澪「…………」
今はただ従うしかないとそこに寝る澪
ブライアンは銃を突き付けながら1つ1つ拘束具を澪に取り付けて行く
全部取り付けた後満足げな表情をし、入って来た扉の鍵を固く閉めた。
ブライアン「ふふふ、これで二人きりだな澪」
澪「私の名前を軽々しく呼ぶな、変態」
こんな状態でも澪は気を強く持っている。もう二年前の彼女ではない
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:12:12.66 ID:4Jl6iGu10
いいテンポだ
ブライアン氏ねブライアン氏ねブライアン氏ねブライアン氏ねブライアン氏ねブライアン氏ね
ブライアン「そんな格好で強がって何になる?大人しく私の言うことを聞けば命は助けてやるさ」
ブライアンは澪の顎を撫でるように触る
澪「あなたは可哀想な人ね」
怖がりもせず綺麗な瞳でまっすぐにブライアンを見る澪
澪「こんな形でしか人を思えないなんて。自分の自由にならなければこうして無理に束縛する。あの女性もそうだったんだろ?」
ブライアン「黙れ」
ブライアンの平手打ちが澪の頬を強く叩き乾いた音がする。
ブライアン「小娘風情が私に偉そうな口を叩くな」
澪「最低ね、ほんとに…吐き気がする」
許さんぞブライアン
ブライアンしねコノヤロウ!
ブライアン「ふん、命乞いでもすればまだ可愛げがあったものを。私が楽しんだ後貴様は殺すことにしたよ」
澪「…………」
澪はそっぽを向き目を瞑る、もうお前の顔など見たくないと言わんばかりに
ブライアン「どこまでも舐めた女だ」
ブライアンは服の上から澪の立派な膨らみを撫でる
澪「っ……」
声を圧し殺す澪。ここで屈してしまってはさっきまでの虚勢の意味がない。
ブライアン「どうだ?少しは私に従う気になったか?」
澪「誰がっ!」
ブライアン「残念だ」
ブライアンは更に強く澪の胸を揉み始めた
おっしゃあ支援すんぜ
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:22:13.56 ID:t8A/PaAP0
おい、ブライアン俺と変われ
支援だ
お前ら・・・
回避ったか
ブライアン「私はレイプが好きでね、昔事件を起こしてしまったこともあった。だが揉み消すのは簡単だったがね」
澪のシャツのボタンを丁寧に外すブライアン。はらりとはだけ澪の黒いブラジャーが露出する
ブライアン「だがさすがに次起こせば私の身が危ない、だからこんな部屋を作ったのだよ。」
もう澪は話さない、ただ羞恥を必死に耐えている。
ブライアン「警察署の署長になったのもそれが理由だ。ククク……いい体をしている」
ブライアンは舐め回すように澪の体をじっくりと観察している。
澪「私は諦めない……どんな侮辱を受けてもあなたのことを世界に公表してやる」
ブライアン「ここから生きて出られるとでも?ククク…まあいい。それは君次第だ。目を瞑って君の好きな人を思い浮かべながらの方が楽になるだろう。なぁにすぐ終わるさ。私は早漏れでね」
何を言っているかわからない…だが今から私がどんなことをされるかだけ何となくわかる。
でも諦めない、私には大好きな律が、頼れる仲間達が、待っているのだから
───────。
エレベーターが戻って来たときハンクは既に覚悟を決めていた。撃たれてでも奴を殺す、と
ハンク「……行くか」
シェリー「ハンク!」
後ろから追いかけて来たシェリーが心配そうに見つめている。
ハンク「シェリー、お前はここにいろ。澪お姉ちゃんは必ず俺が助け出す。俺が降りてこのエレベーターがもう一度戻って来て、5分経ったら来てくれ。わかったな?」
シェリー「うん…」
ハンク「お前もパパのこと辛いだろうに…それでもこうして澪を心配してくれてありがとな」
シェリー「お姉ちゃんも大事だから…」
ハンク「大丈夫、俺に任せとけ。澪を助けてお前を母さんのところへ必ず連れていってやるからな」
シェリー「うん……」
よせやめろしえん
ハンクはエレベーターで地下へ降りる。恐らく普通にはたどり着けないだろう。
何か役に立つものはないかと自分の持ち物を物色すると爆弾の様な物とそれを爆弾される信管があった
ハンク「これなら例え鍵を閉められていたとしてもドアごと吹き飛ばせるな」
降りていくエレベーターの時間が遠く遠く思えた
地下へついた瞬間ダッシュで辺りを見回しながら走る。
澪は言ってくれたじゃねぇか、俺が前どんな奴でも今の俺を信じるって
守ると決めたきっかけは些細なものだった
だが今は十二分にその理由がある!
ハンク「男なら、自分の言った言葉に責任を持て」
ドアを見つけ爆弾をセットする。鍵がかかっているかなど確かめるまでもないだろう
この火薬の量ならドアを吹き飛ばすだけぐらいだろうと俺ではない自分が知ってる
ハンク「善悪など関係ない、ただ自分が想う気持ちで行動しろ…」
自分は少し離れ信管のスイッチを押す
小規模な爆発でドア吹き飛ばされる。
ハンク「今はこの俺が俺自身でありハンクだ!」
アサルトライフルを構え突撃する
ハンク「澪ぉぉぉぉぉぉ!!!」
頑張れハンク!
ハンク・・・うぅ;
ハンク!ブライアンの糞野郎をぶっ飛ばせ!
随分投下早いな
───────。
静寂を切り裂きいきなりドアが弾け飛ぶ
ブライアンはびっくりしながら振り向くと爆発の煙の向こうからハンクが突進してきた
ハンク「澪ぉぉぉぉぉぉ!!!」
澪「ハンク!」
やっぱり来てくれた…ハンク。私を信じてくれた…。
ブライアン「何もせずただ突っ込んでくるだけとな!バカが!!死ね!」
ブライアンは直ぐ様ハンクに向かって発砲した。
ハンク「ぐあっ」
それはハンクの左脇腹を貫通する。体から血が流れだす、だがハンクは止まらない
ハンク「うぉぉぉっ」
ハンクはアサルトライフルを手に持ち、ブライアンに向けて……発砲した──────
イケメンハンクw
支援
よっしゃあ!!
ハンク良くやった澪と手を繋ぐ位は許可してやる
それ以上は律の許可が必要だ
アサルトライフルから撃ち出された数弾の銃弾はブライアンを撃ち抜き、命を奪うには十分な数だった。
ブライアンはそのまま倒れ込み、死んだ────。
人はこんなにも呆気なく死ぬのだ────
ハンク「はあ…はあ…」
ハンクは出来れば殺したくはなかったのだ。故にブライアンが撃って来るまで自分からは撃たずにいた。
誰の命であれそれを奪う行為を澪に見せたくなかったからだ
澪「ハンクっ……」
澪は我慢していた涙を溢れさせた。それはハンクに会えた嬉しさからか、それとも命を奪った愚かしい行為に大しての哀れみか
ハンクは腹を抱えながら澪の拘束具を解いた
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:36:35.93 ID:N3Di8D3XO
ハンクは階級が2、3は上がるほどの功績を残したな
ブライアンしねks
ハンク「遅くなってすまない……」
澪の格好を見て遅かったのではないかと嫌悪するハンク
澪「大丈夫…なくなるものじゃないから。それにちょっと触られただけ。それよりハンク、傷の治療を!」
ハンク「あぁ…頼む」
そういうとぐったりと地面に倒れ込むハンク。それほどに重傷だった。
澪はシャツのボタンを素早く止めると自分の荷物から止血剤や包帯などを取り出す
澪「こんな無茶して…」
傷口を見た澪が呟く
ハンク「それでも守りたかったんだ。澪を」
澪はありがとうと呟き治療に専念しだした
ハンク「人を…殺しちまったんだな、俺」
澪「…うん」
ハンク「軽蔑するか?」
澪「……うん。」
ハンク「そうか…そうだよな。いくらなんでも殺したら駄目だよな…。澪ならそう言うと思ったよ。駄目なことは駄目と言える奴だからなお前は」
澪「…確かに人を殺めてしまったあなたは最低だけれど……。でも…それは私の為でしょう…?」
ハンク「…どうかな。自分の為でもあったかもしれない」
澪「そう…。でもね…最低だけど…私にとっては最高の人だ、ハンク」
ハンク「光栄だな……」
澪、正直も罪だぜ
友達からの飲み誘いぶっちして投下!
澪「これからこの罪を、二人で背負って行こうか、ハンク」
ハンク「……あぁ」
人を殺した罪は、どんな理由があれど決して消えない
償うことでそれはいくらか軽くなるのだろうか
澪の治療が終わる頃には止血もでき、なんとか一命をとりとめたハンク。
シェリー「澪!ハンク!」
5分が経ち降りて来たのだろうシェリーが二人の元へ駆け寄る
ハンクはこの5分を永遠と感じられるぐらい長いと感じていた
澪「シェリーにも心配かけたな。もう大丈夫だから……」
シェリー「うん…っ」
泣きながら澪に抱きつくシェリー
澪が落ち着いた声で切り出した
澪「地下へ行って律達と合流しよう。そこの梯子から下水道へ繋がってそうだし。研究室ならもっとハンクの治療が出来るはずだから。ハンク……立てるか?」
ハンク「あぁ…。これぐらいの傷何ともねぇさ…」
そう強がって立ち上がる
澪はその肩を持つ
ハンク「澪……」
澪「言っただろ…二人で背負って行こうって。シェリーもそれでいい?」
シェリー「私は澪について行く…!」
澪「ありがとうシェリー。」
急がなければならない、でないとハンクは死んでしまうと気づいての澪の判断だった
ハンクかっこいい
頑張って…
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:49:02.02 ID:N3Di8D3XO
ハンクの株が急上昇した
傷あるのに下水・・・ひぃいいいいやあああああ
死ぬぞ
梯子を降りてしばらく道なりに歩くとやはり道は下水道へと繋がっていた。ブライアンほどの男が自分の部屋に脱出路を作らないとは思えない、澪の読みは当たった形となった。
三人濡れるのもお構いなしで先を急ぐ。水位はそれほどないのが効をそうしたのか素早く移動出来た。
時々現れるゾンビを澪のデザートイーグルで排除する。きっとあのファイルにあった地下へ逃げた人達だろう、RPDの制服を着ていたゾンビが多かった。
そして律達が言っていた研究室へ続く場所、工場へ足を踏み入れたのだった。
今更バングに見えてあせった
Gチーム、うんたんチーム───────。
四人は工場へ行く電車に乗り込んでいた。
もうしばらく寝ていない為、ここで各々睡眠を貪っている。
5分ほどでついてしまったが久しぶりの休息には変わりなかった。誰もまだ休もうなどとは口にしない。時間がないことは皆わかっていたのだ
もたもたしていては人質の命が危ない
律「唯、この電車じゃ外に出れないのか?」
唯「この電車はあくまであそこから工場へ向かう為だけのものだから…」
律「そうか」
四人は電車を出ると更に奥へ向かう
この先の工場から更に地下へ降りた所が研究所となっている
ハンクになら掘られてもいい
狭い通路に久しぶりのゾンビが登場する。
各々が戦闘体勢に入る中律が梓の肩を叩いた。
律「梓、武器がないんだろ?これを使ってくれ」
律は一本のナイフを取り出した
律「レオンが私にくれたナイフだ。梓の身体能力ならこれでもしばらく戦えるだろ。他に何か武装が入るまでの繋ぎにしてくれ」
梓「はい、ありがとうございます律先輩」
レオンさん…。
律「心配するな、レオンは必ず生きてる」
そう力強く言うと律はゾンビ達との戦闘を開始した。
梓「今は…ただ行くだけです…!」
梓もそれに続いた。迷っている時間などもうない
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 22:54:07.35 ID:b8qMmFlgO
ハンクイケメンすぎwwwwww
だがもう彼女ら相手にゾンビでは役不足過ぎた。二年前初めてそれを見たときは恐怖に戦き(おののき)、必死になっていた。
だが、今はもう違う。
和「私が切り込む!律、援護して!」
律「はいよ!」
群がるゾンビを切り裂いて道を作る和
和の後ろから迫るゾンビなどを正確に狙い撃つ律
唯「りっちゃん後ろからも!」
挟み撃ちになる形でゾンビが迫り来るも、「私に任せてください!」と梓
梓は舞う様にナイフをふるいゾンビの首を跳ねて行く。
唯「私も援護するよ!ゴッォォォド〜ラムゥゥゥ〜」
しかしゾンビには何の反応もない
唯「効くのと効かないのがあるのかなぁ」
そうしている内に和の刀が鞘に収まる音がした。数にして20のゾンビは僅か2分ほどで全滅した。
和「行きましょう」
そうしてまた四人は歩きだし、工場へと歩を進めた。
────────。
底が見えないほどの大きな空洞の前に四人は来ていた。穴の四方にレールがついてるのを見るとリフトが下がった後の様だ。
唯「うわ〜凄いね〜底が見えないや」
律「唯〜あんまりはしゃいでると落ちるぞ〜?」
梓「この下が研究所なんですよね?どうやって行くんですか?」
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:01:01.71 ID:wB3bJg37O
さるよけ
支援
しえん
和「多分リフトをまた上に来させる装置がさっきの部屋にあった鍵穴付きのパネルだと思うわ。だからその鍵を探しましょ」
梓「さっき通って来た道には鍵はなかったから他の場所にあるんですかね…」
唯「お〜い、穴の内側にドアがあるよ〜」
律「とりあえずそこへ行ってみるか」
空洞の内側に階段がついており、 四人はそこを慎重に降りながら扉へ進む。
中は金網の様な地面になっており、その下には剥き出しになった機械が乱列している。
更に奥へ進むとモニターの様なものが何個かあり、そこの下に鍵はあった
梓「案外あっさり見つかりましたね。」
和「多分ここがリフトの管理所なんでしょうね。モニターにさっき私達がいた場所も映ってるわ」
唯「あっ!こいつあずにゃんをいじめたやつだ!」
モニターに映っているタイラントを見て指差す唯
梓「ほんとだ…これどこですかね…」
律「さあ?」
和「でもこのタイラントがいる足場って私達が今いる足場にそっくりね。網目上になってるし…」
モニターのタイラントは両腕を組んだまま降り下ろし、カメラを破壊した
そこにはただノイズ音だけ響く
唯「ほえ?」
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:04:47.75 ID:N3Di8D3XO
しえんしえん
梓「さっきのって私達が通った道じゃ…」
律「そんなわけ…ない…だ…ろ?」
律は静かに地面にうつ伏せになって寝ている。
梓「何やってるんですか…律先輩?」
律「死んだフリ……」
和「呆れた…」
唯「もしかしてさっきのがここに来るの?!」
和「そうよ、一本道だったからまず間違いなくね…」
梓「この道幅じゃ戦うのも逃げるのも難しい…どうしますか?」
律「死んだフリ……」
和「隠れる場所もないし…戦うしかないわね」
和はそう言いながら刀を抜いた。この狭さだと居合い切りをするスペースもないからだ
道幅の広さは唯が手を広げると壁と壁が触れる程しかなかった。
故にあのタイラントが来れば完璧に道は塞がってしまうだろう。
カツン、カツン、と歩いて来る音がする。
和「律が弾幕でタイラントを怯ませている内に私が奴の足の健を切るわ」
これは二年前和が対タイラント戦で見せた作戦だった。再生能力が備わっているとは言え基本人間に近いBOWであるタイラントの弱点とも言える
5mほど先の曲がり角からゆっくりタイラントが現れる。
律「うりゃっ」
と同時に律は乱射を開始した。
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:07:07.42 ID:N3Di8D3XO
支援ろん
ゴッドラムーってライディーンかww
支援
さすがのタイラントも2丁のマグナムによる連射は効いているのか歩く速度が鈍くなる
そこへすかさず和が低い姿勢で走り込み足を一閃、しかし和に嫌な手応えが残るだけでタイラントは倒れない
和「まさか…!」
タイラントの切れたズボンからサッカーのレガースの様な鉄のプレートが覗いている。
和「あっちも二年前とは違うってことね……」
タイラントも黙ってやられるわけにはいかないとばかりに拳を繰り出し和を牽制する。
その拳を鮮やかに避けながらも次の手を模索する和
そうして和がタイラントを引き付けている時だった。
二人は何か役に立つものはないかと辺りを物色している最中に何かを見つける
唯「あずにゃん、これなにかなぁ」
唯が足元にある木箱の様なものを見て言った
梓「何ですかね、武器かもしれませんから開けてみますか?」
唯「うんうん」
箱の中には何やらバラバラの部品が入っておりその上に説明書の様なものが添えてあった。
唯「すぱぁくしょっと?」
梓「電気を放出する武器みたいですね。組み立ててみましょうか」
唯「うん!」
律「(緊張感ねぇなぁ…)」
気づいてくれた人がいてよかった
1分後、
梓「出来た!思ったより簡単に組み立てられましたね」
唯「さああずにゃん!これであの巨人を倒すんだ!」
梓「わかりました!」
律「何やら知らない内に物騒なもの持ってんな」
梓「下がってください律さん!チャージ開始!」
先に二つの電極がついておりそこの間からバチバチと言う音をたてながら電力が溜まっていく
梓「和さん!伏せてください!」
和「えっ?」
タイラントの攻撃を避けていた和が梓の姿を見て一瞬で判断し、地面に低く伏せた
梓「発射ぁ!」
このバイオやりてえええ
────────。
四人は上がって来る筈のリフトの前に座り込んで待っていた。
律「私は現代科学の恐ろしさを垣間見たよ」
和「私もよ…。未だに静電気のせいで後ろ髪が逆立ってるわ」
唯「私達はとんでもない兵器を見つけてしまったかもしれない…なんて」
梓「……」
これらは全て梓が背中に背負っているスパークショットの話だった。
限界まで溜め込んだ電気は電撃と化し、一撃でタイラントを黒焦げにしたのだ。
いくら装甲を厚くしても人間近い故にタイラントは電気に弱いんじゃないか、と梓は考えていた。
梓「(対タイラント兵器……か)」
この
>>1私情持ち込むとか気持ち悪いわ
ただひたすら投下してればいいのに
とか書くと信者が騒ぐのもさらに気持ち悪い
───────。
上がって来たリフトに乗り込み、とうとう研究所降り立った四人
律「ここが研究所…」
和「長かったわね…」
梓「はい…」
唯「うん…」
律「っと感激してる場合じゃなかった!早くGウイルスを探さないと!」
和「ここからはチームで別れましょ。その為にチーム分けをしたわけだしね。唯達は脱出路を確保して。Gウイルスを入手したらそっちに向かうから」
唯「あいやいさー」
梓「わかりました」
律、和は正面の扉へ
唯、梓は右側手の扉へ
最後の捜索が始まった
支援
ハンクと澪はどーやってくるんだろ
チーム死神───────
ハンクを抱えながら何とか工場へたどり着いたは良いものの、この下の研究所へ行くリフトは下がったままだった。 だが、1つの書き置きで直ぐ様状況を把握する
澪へ────────
そこに置いてある鍵はリフトのコントロールパネルのものよ。
その鍵を回せばリフトが上がって来るわ。
先に行って待ってるわ
和
─────────
澪は鍵を使いリフトを上に戻す。その待ち時間にハンクの包帯を変えたりしていた。
ハンク「…………」
ハンクももうあまり体力がないのかほとんど何も喋らない
澪「やっぱりこれは縫わないと駄目だな……」
シェリー「……」
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:21:51.44 ID:N3Di8D3XO
支援
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:26:19.60 ID:4Jl6iGu10
さる〜
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:28:28.55 ID:w46gZGZa0
みんな・・・・紬って知ってるか?
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/04(火) 23:29:06.17 ID:6m5bACrbO
沢庵…
むぎは、地上で戦ってる?
ハンクを抱えながらリフトに乗り込む。
シェリー「澪…ハンク大丈夫?」
今までずっと黙っていたシェリーが口を開いた。ハンクの様子と澪の元気の無さから心配になったのだろう
澪「大丈夫、ハンクはこんなことじゃ死なないよ。ねぇハンク?」
ハンク「…………」
返事は相変わらずないままリフトは地下へ降りていく…。
───────。
地下の研究所につく。ハンクの体力が危ないのですぐ側の休憩室のソファーに横たわらせ寝かすことにした。
澪「シェリー、ハンクをお願いね。私は針と糸を探して来るわ」
シェリー「気を付けてね…」
澪「えぇ。」
あの書き置きがあったってことは律達はもうここに来ていて全てを終えているかもしれない。Gウイルスの入手と脱出路の確保、見つけたら手伝ってもらおう
澪「針と糸…後はライターの様なものね…」
火は研究室にアルコールランプがあるはず
針と糸は…あるかわからないけど…探すしかない
律達に遅れること一時間、澪も、研究所で捜索を開始した。
その頃律達は……
842 :
金:2009/08/04(火) 23:34:35.36 ID:sdHCmiGPO
裏書いてほしいっす
Gチーム─────
律「ないな〜…あるなら絶対研究室だと思ったんだけど…」
和「そうね……この資料によるとGウイルスは紫の液体らしいけど……ここにあるのは全部緑のTウイルスね。」
律「はあ……最後の最後でこれとはな。唯達はもう脱出路見つけたかな」
和「さあね……」
二人はただ黙々と探すが、一向に見当たらない
そんな時だった
「いくらここを探しても見つからないわよ?Gウイルスは」
律和「!?」
声の方に振り向くと拳銃を構えた女性が立っている。
支援
しぇーん
律「……あなたは?」
「人に物を聞くとき時はまず自分から、それが社会のルールよお嬢さん」
律「私は田井中律、こっちは真鍋和。わけあってGウイルスを探してる。何か知ってるなら教えてほしいです。これでいいかしらん?」
「……どうやらUSSの奴らじゃないみたいね」
女性は銃を下げる
アネット「アネット・バーキンよ。Gウイルスの産みの親のウィリアム・バーキンの妻でもあるわ」
和「ウィリアム・バーキン……アンブレラでも指折りの科学者…」
アネット「その制服はSTARSね。私を捕まえに来たのかしら?待って……真鍋和……もしかしてあのSTARSの狼?!」
和「……一応そうです」
・・・おおう
アネット「会えて光栄だわ。上層部は対和用BOWを作れ何て言うくらいよ」
律「何かすげぇな……」
私は無名かぁ…いいけどさ…
和「それはどうも……。いえ、今はS.T.A.R.S.としてあなたを逮捕することより友達の目的を優先します。Gウイルスのありかを知っていれば教えてください」
アネット「……1つ聞かせてもらえるかしら?あなた達はGウイルスを何に使うのかしら?」
律「……家族を助けるためです」
アネット「家族を?Gウイルスで?意味がわからないわ」
和「この子の両親はアンブレラに人質に取られてるんです。その人質との交換条件が…Gウイルスなんです」
アネット「でもGウイルスはUSSが持っていったはず…」
和有名人なんだな
しえ
アネット「……まさか。…さっきアンブレラにと言ったわよね?」
和「えぇ」
アネット「でもアンブレラはもうGウイルスを入手してるはずなのよ。だからあなた達にわざわざGウイルスを持って来いなんて言わないわ。」
律「ウェスカー…と言う男から連絡があったんだ。Gウイルスを早く持って来いって」
アネット「ウェスカー…アルバート・ウェスカー!やはりあの男だったのね…」
アネットは全てを悟った様に膝をつく
和「ウェスカー……ですって……」
ただ一度だけこくりと頷いたアネット。
アネット「元凶よ、彼は、全ての……ね。恐らくGウイルスの完成を上層部に漏らしたのも彼ね…」
支援
うんたんチーム─────
唯「確かこのエレベーターで降りた先に電車があるんだよ〜」
梓「それで脱出するわけですね」
唯「ご名答」
エレベーターから降りてしばらく歩くと唯の言う通り電車があった。
唯「ほんとにあった!」
梓「なかったら困りますよ…。でも動くんですかね?」
唯「走らせてみよっか♪」
梓「みんなを置いていく気ですか先輩!」
唯「冗談だよぉ」
梓「とりあえずこれで脱出経路は確保しましたね」
唯「後はみんなを待つだけかぁ〜」
ハンク「………」
澪「死んでる…!」
>>855 返事がないただのダースベイダーのようだ・・・
ごめんつまんないな
追いついた
やっぱ面白いなぁ
支援
───────
アネット「……ここにはGウイルスは恐らくないわ。元々Gウイルスはウィリアムが使った物と後二つ、一本はアンブレラが回収したわ、もう一つは…私の娘、シェリーが持ってる」
「シェリーが…?」
それに反応したのは律でも和でもなく、シェリーを知ってる澪だった。丁度研究室に入ってきた所だった
律「澪!久しぶり…とそれよりシェリーって子知ってるのか?」
アネット「あなたシェリーに会ったの!?」
澪「えっ…あっはい…。もしかしてシェリーのお母さん?」
アネット「そうよ!シェリーの母親のアネットよ!シェリーはどこ?」
澪「リフトのすぐ側の休憩室にいますけど…」
アネット「どいて!」
アネットは澪を押し退け走って行く、恐らく休憩室、娘のところへだろう
律「なんかよくわかんないけどこれって一件落着じゃないか?Gウイルスはそのシェリーって子が持ってるんだろ?なら休憩室に戻ってGウイルスを受け取ったら脱出経路を確保しているであろう唯達と合流すれば万々歳と」
和「何か上手く行きすぎて怖いわね(それにしてもウェスカー…生きてるとはね)」
律「そうだな……」
澪「残念だけど私の探し物はまだ見つかってないから一緒には行けないんだ」
律「探し物?」
澪「ハンクが署長に撃たれて……今は応急措置してるけど、傷口自体を縫わないと…。だから針と糸が必要なんだ。」
律「針と…」
和「糸ね。わかったわ、一緒に探しましょう」
澪「ありがとう」
久しぶりにあった三人だが状況の重さを察して何も話さずに捜索を開始する。
澪「(ハンク……待ってて)」
ID:4gB86bovO死ね
針と糸は案外あっさりと見つかった。と言うより裁縫道具そのものが見つかったのだ。
その裁縫箱にはアネットと名前が彫られていた。
恐らくシェリーのものをここで直したり作ったりしていたのだろう。
それを持ち急いで休憩室へ戻る三人
休憩室────────
シェリー「ハンク…死なないよね?」
ハンク「」
さっきまでは頻繁に息をしていたのに今では死んでしまったのではないかと思うくらい息をしてない時があり、慌てて胸に耳をあて心臓の鼓動を確かめると言う作業が続いていた中、「シェリー!」と言う掛け声と共に休憩室の扉が開く
和VSウェスカー、が過去にあったのか?
シェリー「マミィ!」
シェリーは母を見た瞬間駆け出し抱き締める
アネット「私のシェリー……ごめんなさい一人にして」
シェリー「ママ……」
その時ずっと沈黙を守っていたハンクが口を開いた
ハンク「……シェリーママに会えたのか。良かったな……」
アネット「!?」
アネットはソファーに寝ているものを凝視する。
そんなアネットを知るよしもなくハンクの元に駆け寄るシェリー
シェリー「ハンク!お腹大丈夫?」
ハンク「まあボチボチって所だ…」
アネット「離れなさい…シェリー」
しえん
眠気マックスだ
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:03:02.77 ID:Y5bGgCzp0
やばいよハンクやばいよ
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:03:05.21 ID:nk2nUzOtO
支援!
ハンクぅぅぅうぅう
ハンク 記憶が・・・
アネット「離れなさい!」
銃をハンクに向けながらアネットが叫ぶ
シェリー「ママ…?」
ハンク「……そうだったな…。いいんだシェリー、離れてろ」
シェリー「ハンク……」
でもシェリーは離れようとしない
アネットはしびれを切らしもう一度シェリーを呼ぶ
アネット「シェリー、来なさい。そいつは悪い奴なの、……パパの仕事を邪魔して…そしてパパを殺した奴らなんだから!」
シェリー「!!……ハンク……本当なの?」
ハンク「どうやらそうみたいだ…」
ハンクは記憶がないからとその責任を放棄しなかった。
ここで記憶がないと言った所でアネットの気持ちは収まらないであろうことなどわかっているからだ
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:05:55.44 ID:Y5bGgCzp0
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:06:47.64 ID:o4ZwPEdfO
しえん
ID:4gB86bovO死ね
シェリー「……」
恐る恐るハンクから離れるシェリー
ハンク「(これでいい……どうせもう俺は助からないだろう……なら仇として撃たれた方が意味があるってもんだ…)」
だが、違った。シェリーはハンクを守るように自らの母の前で手を広げる
シェリー「違うわ…!ハンクはそんなことする人じゃない!」
アネット「シェリー……。その人はね、お父さんの仕事を奪い、殺した奴等の仲間なの、危険なのよ?」
シェリー「でも私をここまで守って連れてきてくれたもん!」
アネット「…………」
シェリー「ママは…いつもそうやって私より仕事を優先する…今回だって…。こんな時になっても私を置き去りにして……」
アネット「シェリー……」
シェリー「でもハンクと澪はそんな私を守ってくれたの!会ったばかりの私を命懸けでママに会わせようとしてくれた……だから…」
しえん
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:11:43.92 ID:iuXkMiNIO
>>874にそろそろ突っ込んであげなきゃ可哀想だよ(>_<)
支援
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:12:08.00 ID:nk2nUzOtO
K
そろそろ睡魔に負けそうだ
しえん
澪達も休憩室に到着し、一目見ただけで状況を唯一把握出来た澪がアネットに言う
澪「アネットさん…、ハンクは確かにあなたの夫の仕事を奪ったかもしれません。けれどその成果はまた犠牲を産み憎しみの連鎖を作っている…そのこともご存知ですよね?」
澪はアンブレラに荷担しているあなた達も恨まれる対象なのにそれを無視し、一方的にハンクを責めるアネットが許せなかった
アネット「……」
澪「一重に全てのアンブレラの人が悪いとは私も思ってません……けれどそうやって作った物で人が死んでいると言う事実に目を背けないでください」
アネット「なら私はどうすればいいの……」
澪「……シェリーと、幸せに暮らしてあげてください。仕事は出来れば夕方には終わるような……そして帰って来たら話を聞いてあげてください。学校であったこととかを……」
シェリー「澪……」
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:17:50.53 ID:XOAxT1fP0
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:24:02.44 ID:nk2nUzOtO
私怨
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:26:20.23 ID:nk2nUzOtO
さるさん?
書きためしたんじゃないのかよ
また中途半端にする気なのかこの
>>1は
澪「人は誰でも何かしらの罪を背負って生きてるんだと思います……私も…そうです」
私のせいで人を殺めてさせてしまった罪は、一生消えないだろう
澪の後ろにいた律も話し出す
律「私もだよ、澪。背負い切れないぐらい…私は罪を犯した」
人を撃ち仲間を傷つけた罪、全て過去のことなんて水には流せない。どんなに仲間が許してくれても、私は忘れないだろう
和「それなら私もよ…。」
澪「和も……?」
和「私の指示や実力が及ばないせいで何人もの人が死んだわ。それに……忘れてはいけない」
このバイオハザードをプレイする全ての者への、和からのメッセージ
和「ゾンビだって…BOWだって…元は人間なのだから。これは詭弁かもしれないけど…私は斬ったゾンビの数罪を背負って行かなくちゃならないのよ」
そう、忘れてはいけない
彼らもまた無念半ばで半死した、人間なのだから
全俺が泣いた
ID:4gB86bovO死ね
残念なことに二つ前に書き溜めはなくなりました。
そしてもう間もなく900……
決断をしないといけませんね
パー速へ行くと言う
もうバイオできねぇよ・・・(´;ω;`)
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:32:55.36 ID:Cpt/TrefO
パー速は止めとけ
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:33:33.27 ID:4PXg7qMdO
>>890 VIPで続ければいいじゃん
なんで嫌なのにパー速いくの?
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:33:54.67 ID:3O5DyjDw0
>>886 お前偉そうにすんな池沼
百回死んでこい
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:34:13.01 ID:dTrLnVgbO
>>890 まあパー速でやろうがここでやろうがお前の好きに決めたらいいんじゃね?
ゆっくりでいいから完結させてくれ
>>890 パー速でいいから完結はして欲しいと願う
パー速って見たこと無いのだが、そんなにダメなのか?
とりあえず何でもいいから完結させてくれよ
パー速は夜8時くらいから日付が変わるくらいまで滅茶苦茶重くなるんだよな
保守の必要がないから楽でいいけど
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:38:17.10 ID:ASckisR9O
もう今日は書かなくていいよ
次立てるときは全部書きためしてからにしろよ
澪「でも…私は償うことは出来ると思うんだ。私がそう思ったのは…彼……ハンクのおかげなんです」
アネット「……彼が?」
澪「彼にはその時の記憶がないんです。多分それは本当でしょう。でなければ彼が身を呈して私を守る何てことあり得ませんから。ハンクは……そんな簡単に人殺しが出来るような人じゃない」
彼は署長を撃った際本当に後悔していた。
自分が撃たれるとわかっていても、署長がどんな人間かわかっていても、自分からは撃てなかったのだから
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:40:10.32 ID:XOAxT1fP0
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:40:12.47 ID:Y5bGgCzp0
VIP希望
迷うな……。とりあえずこのスレで完結は無理そうだから繋ぎ易いとこまでは書いておこう
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:44:03.64 ID:dTrLnVgbO
>>905 次スレで終わるなら完結まで書きためてから速やかに投下すれば荒れないだろうし
まあどっちでもいいや
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:46:58.11 ID:XOAxT1fP0
>>1>>905も大変だねぇ・・・ss書くのって結構大変なんだよな。特にスレとかで見てもらう場合。
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:48:09.22 ID:ASckisR9O
なんのためのパー速だよ
前回はまだよかったのに今回gdgdしすぎで荒れれば被害者ぶる
自分の責任だってこと理解しろ
こんだけ自分中心の書き手は初めてだわ
シェリー「ママ……ハンクを……許してあげて」
アネット「…………。シェリー、あなたはいつの間にか大きくなったわね…。パパを撃った人かもしれない人を許せだなんて…」
シェリー「ママやパパがいつも言ってたから……もう一人で決めれる歳になった、だから自分の善悪は自分の気持ちでしっかり考えて決めなさいって」
それはシェリーが私達の様にならない為に言った言葉だった。
自分の言葉を忘れて…それを子供に言われるなんてね…
アネット「……わかったは、シェリー」
アネットは静かに銃を下ろした
ID:eguWjKy/O死ね
全ては時間もないくせに携帯でこんなクソ長編なSS書こうとした俺に否あります
その点は本当反省してます
>>911 あんま気にすんなよ やりたいようにやればいいさ
そのかわり楽しく読ませてもらってるよ
なら最初からやんなよクソが
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:53:57.43 ID:XOAxT1fP0
携帯じゃスピード遅いわけだ。
楽しいよ、
だが俺は寝る。明日読むよ
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 00:56:30.78 ID:ASckisR9O
三行目でお前が本当に性格悪いことが分かったわ
もうSS書くのやめたほうがいいよ
パー速に信者連れて騒いでればいいよ
澪「アネットさん…」
アネット「でも勘違いしないで。あなたがいくら記憶を無くしていようとあなたの犯した罪は消えない。澪の言う通りずっと背負ってもらうわ」
ハンク「……元より覚悟の上です……」
アネット「ならもし記憶が戻っても、こんなことは二度としないで、約束してくれるかしら?」
ハンク「わかった、約束しよう。こちらからも1ついいか?」
アネット「何かしら?」
ハンク「シェリーをよろしく頼む……。」
アネット「言われなくてもね。シェリーは私の大事な娘なんだから……」
シェリー「ママ……」
律「これで本当の一件落着だな!」
和「そうね、締めもよくていいわ」
アネット「あなた達はまだでしょう?シェリー、ちょっといいかしら」
シェリー「?」
アネットはシェリーの首元にぶら下がっているペンダントを開けると、中から小さな小瓶を取り出した
おれは応援するぞ。
すごいおもしろいし
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:03:55.12 ID:gm+qyagg0
>>916 お前には3行目が見えるのか?俺には見えないんだが
『その点は』ってのはなんか安っぽさが滲み出てる感はあるが
まぁ
>>1がんばってくれ
でもあんまりgdgdになるといろんな人が迷惑するからな気をつけてな
3行目なんかないぞ
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:06:14.29 ID:YxEJckiwO
なんでこんなに批判厨が沸くんだ…
アネット「Gウイルスよ。あなたの家族をこれで助けてあげて」
律「……でも…それがまた悪用されたら…」
アネット「大丈夫よ……彼のことは良く知っているから。」
律「どう言う意味?」
アネット「このGウイルスを使って何かしようなんて思ってないわ彼は」
和「そうね、大方みんなで競わせてそれを楽しんでたってとこかしら。Gウイルスは言わば家族と言う名の景品を交換出来るチケット……てところかしらね。言い方は悪いけど」
律「和……ウェスカーのこと知ってるのか?」
和「ただのS.T.A.R.S.の面汚しよ」
忘れてたわ
いやまぁこのスレで終わらせたいとか言ってたのにまた次スレでっていうのは確かにな…
嫌、どう考えても
>>1が悪い
長々とvipでやるか
ら荒れるんだ
見てるこっちも迷惑なんだよ
類は友を呼ぶというか、信者もキモいし
な
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:13:43.75 ID:Cpt/TrefO
沢庵いつ登場するんだ?
別に次スレ行ってもいいんじゃね?読んでるやつは誰も気にせんよ。
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:15:20.29 ID:XOAxT1fP0
まあなんだ。偉そうにいえる立場じゃないけど書いたからには半端な形で終わらすなよ。自分が考えた物語をせいっぱい書け。
それがいままで読んできてくれた人たちへの最低限の礼儀だからな。
ハンク「げっふげっふ!あの、空気読まないようで悪いんだが……そろそろ限界……」
澪「あっ!ハンクの治療忘れてた!」
ハンク「えっ……?それ最優先事項だろ普通…」
アネット「そう言えばその裁縫箱は…」
澪「はい、研究室にあるのを借りて来ました。ハンクの脇腹の傷口の血が完全に止まらないので縫おうと思って…」
アネット「貸しなさい。私がやるわ」
ハンク「おいおい縫うなんて冗談だろ…?」
澪「シェリー、押さえつけるぞ」
シェリー「うん♪」
二人でハンクを押さえる
ハンク「えっ……本当に縫うの?縫う流れなのこれ?」
律「……」
さっきの話をまだ深く考えてる様子の律にアネットは言った。
アネット「あなたなら大丈夫よ、シューテングスター田井中律」
律「!!わ、私にもあったんだ……」
和「えっ、そこ喜ぶところかしら?」
>>925 はげどう!
迷惑とかほざいてるやつの頭はどうかしてる
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:19:59.10 ID:okCJxi7+O
信者連れてとっととパー速に行ってください
痛々しいハンクの手術が終え皆唯達がいるこの下のプラットフォームへ行こうとした時だった。
バンッ!
急に勢いよく休憩室の扉が開く
梓「問題発生です!大変です!」
唯「大変なんだよ!って……あり?何か物凄いいっぱい人がいる……」
律「まあ来たときは四人だったから当然の反応だな。で、どうした?」
梓「あぁ〜もうとにかく来てください!細かい話は後にしましょう!」
梓に急かされるまま全員プラットフォームへと続くエレベーターに乗り込む形となった
澪「しかし唯はともかくいつも冷静な梓がこれだけ慌ててるってことは」
律「……でもまだランク的には2番目だよな。もし和がこのテンションで来たら私は死を覚悟するよ」
和「さりげに失礼よね律って」
律「そうか?」ニコ
澪「(あれ?何か前より仲良くなってる気が…)」
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:24:22.51 ID:6l5v7VIaO
まぁ、パー速でもVIPでもどうでもいいから完結させてほしい。
ちゃんとしたラストがみたいです。
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:27:08.41 ID:nk2nUzOtO
信者が甘やかしますから
>>1がでしゃばるんだよ
迷惑になってないとかほざいてるやつ本当に気持ち悪い
この携帯、何でこんなに必死になってんの?
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:30:00.18 ID:6O6aj8qFO
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:31:25.53 ID:Y5bGgCzp0
>>936 嫌なら見なければいいだけ
ただそれだけ
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:32:05.55 ID:dTrLnVgbO
ここ俺ゾーン!!
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:32:32.95 ID:fjkEIOqhO
プラットフォームへついた一同は電車の前に集められた。
澪「で、何が大変なんだ?」
律「こう言うのは常に最悪の事態を想定して聞くんだよみんな。そうだな〜この事態で一番最悪って言ったら電車が動かない、かな!」
唯「ピンポーン!大正解!」
梓「律先輩が先に言ってくれて良かったです。これでみんなのショックもやわら……」
他一同「な、なんだってー!?」
澪「まさか本当に一番最悪な事態が起こるなんて……」
和「マジで?!」
律「さて、死んだフリ……」
シェリー「ママ、電車動かないとどうなるの?」
アネット「そうね……簡単に言えばシェリーの好きなアニメが何回も何回も同じ内容を繰り返し放送されるくらい大変ね」
シェリー「やだー!」
ハンク「俺の生還無駄wwwwww」
ハルヒのことかーーー!!!
何回も繰り返し放送ワロタwww
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:38:17.29 ID:IFUF7pDfO
このSS見てないけど
>>936は嫉妬厨だから気にしない方がいいよ
深夜に伸びるけいおんSS叩きまくって その日の夕方につまらないけいおんSS書いてたの見たことある
アネット「ふざけてる場合じゃないわ。電気系統は問題ないのお二人さん?」
梓「はい、マニュアル通りに立ち上げましたから。プラグもセットされてます」
アネット「話のわかりそうな子で助かったわ。ちょっと中の様子を見るわね」
唯「おばさんわかるんですか?」
アネット「アネットよ天然ちゃん。次言ったらGウイルス射ち込むから」
律「こわっ」
アネット「冗談よ」
ハンク「ヘイナイスアメリカンジョーク!」
シェリー「イェーイ!」
パンッ
澪「え、何でハイタッチ……」
律「日本人にはわからない空気だな…」
唯「イェーイ!私も私も〜」
和「唯ってハーフだったかしら…」
律「天然恐るべし……っ」
NGでスッキリ
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 01:45:33.63 ID:ASckisR9O
信者も
>>1もキチガイすぎクソワロタ
叩きかたも必死すぎて笑える
──────。
アネットは一通り見て回るすぐに動かない原因を弾き出した。
アネット「単純に電力が足りないのと老朽化によるブレーキの故障……辺りかしら。」
ハンク「他にもあったぜ。オイルが不足してるのと電線ケーブルが漏電してる」
アネット「あなた記憶は……」
ハンク「体が覚えてるってやつだな。見た瞬間気付いたんだ」
アネット「あなたイケる口ね」
ハンク「それほどでも」
律「足りないものだらけだな…とりあえず手分けして探すしかないか」
アネット「その必要はないわ。あなた達は他にやることがあるでしょ?こっちの事は私達に任せてくれないかしら?」
澪「私達と言うと?」
アネット「私にシェリーにハンクよ」
ハンク「俺も?」
アネット「人手が足りないのよ。それに知識がある人じゃないと」
ハンク「怪我人をこきつかいやがるぜ…わかったよ。やればいいんだろやれば」
アネット「シェリーは材料を集めて来て。このプラットフォーム内にあると思うから」
シェリー「わかった!」
アネット「ということよ。私達が電車を直している間あなた達は律の家族を助けに言ってあげて」
律「アネット…」
ハンク「嬢ちゃんなら出来るさ!澪の恋人だろ?」
澪「ハンクっ///」
律「みんな…私の為にすまない」
唯「私のお父さんやお母さんも捕まってるんだから当然手伝うよりっちゃん!」
梓「軽音部の仲間として当たり前です」
和「大事な友達の頼み何だから、断れないわ」
澪「行こう!律!」
律「うん!」
アネット「プラットフォームの一番奥にあるエレベーターを使いなさい。あそこは地上と直轄してるわ。このキーで動くはずよ」
律「何から何までありがとう!」
アネット「その代わりと言っては何だけど、プラットフォームにいるゾンビ達の退治は任せたわよ」
律「了解!」
支援
二人ツーマンセルになりプラットフォーム内のゾンビを一掃するために走り回るみんな
律のペアは澪だった。
律「あちゃ〜これは多いな〜」
澪「ほんとだね」
気づくと律と澪がゾンビに囲まれてしまっている。
澪「あ、そうだ、これ」
律「ん?」
澪は紬邸で拾った黄色いカチューシャを律に手渡した
律「お〜!これ私のじゃん!よく見つけたね!」
律は直ぐ様それを頭にかける。懐かしい軽音部時代の律がそこにいた
澪「ずっと渡しそびれちゃってさ」
律「サンキューな!澪!じゃあそろそろ行きますか!」
澪「うん!」
律と澪は銃を構えながらお互いの背と背を合わす。二人でいる限り、もう誰にも負ける気はしなかった
二人はゾンビ達に向けていい放つ
律&澪「shall we dance??」
ラクールシティ編
完
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:07:20.96 ID:ckww9ICf0
いい終わり方 良かった
ていうか続くのか?
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:07:21.56 ID:dTrLnVgbO
唯「バイハザ!」ラストエスケープ
近日
……あかんか
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:10:33.74 ID:YxEJckiwO
ラクールシティ×
ラクーンシティ○
>>959 GJ
最後の最後でこのミスwwwwwwwww
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:11:53.94 ID:4PXg7qMdO
また2、3週間空くの?
何だよ、まだラクールシティでの出来事だったのか…。ラクーンシティ編はまだまだ先だな。
今日はもうおしまい?
乙
続編にも期待してます。
Gやレオンは次か
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:15:46.88 ID:Qnkd55rKO
チン肉マン
乙
>>1乙
続編やるならパー速がいいだろ
もちろん俺はパー速でも支援しに行く
紬…は?
今日は終わりで
多分次はそんな長くないので
でもさすがに次は待たせたら悪いな……とか思って早立てしたりしません
ちゃんと書き溜めてないと逆に迷惑がかかりますから
次また立てたらさすがに荒れるかもしれませんが……待ってくれている人がいるなら完結させてこそだと思うので
言葉足らずで本当に申し訳ないです
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:19:52.98 ID:Qnkd55rKO
チン肉マン二世
乙
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:22:36.20 ID:Qnkd55rKO
チン肉マンコ
パー速はあの重さと人の少なさがなければ……最適なんですが
仕事が終わって投下するのが遅くなった場合書き溜めてても意味ないぐらい遅くなりますからね…
乙でした
次も楽しみにしてるぜよ
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:25:33.21 ID:c1P7mupf0
おつ
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:25:39.16 ID:4PXg7qMdO
完結させてくれたらそれでいいよ
期待してます
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:27:17.16 ID:v4JRiR39O
パー速って何?
いつも保守してくださった、支援してくださった方には本当感謝してます
ありがとうございました
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:27:52.09 ID:94pj0ZQxi
じゃあまた唯、や「、で検索して見つけた時はよろしくお願いします
題材は
唯「バイハザ!」ラストエスケープ
だと思います
全書き溜めた後VIPでってことで
>>976 確かに重いし人が少ないけど
次で4スレ目だったと思うからそろそろパー速でもいいのでは
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:31:21.32 ID:HDbCSep7O
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:32:07.94 ID:K8V4WkpEO
乙!楽しみにしてるよ!
>>985 全書き溜めてからの投下なら多分1日で終わると思うので荒れる前に終わるかなと思います
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:34:25.79 ID:KaXcEx8eO
律スレの方達へ
最後まで見てくれた方は本当ありがとうございました
一律好きとしてwikiの盛り上がりを応援してます
自分のSS荒れる原因を作り本当にすみませんでした
それではまた次回、お会いしましょう
おやすみなさい
多分一週間〜二週間以内には立てます
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:40:30.00 ID:Hv0biFl+O
乙 今回も面白かった
1000ならゾンビが東大合格
ハンク=『俺』
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:42:50.95 ID:Hv0biFl+O
ラクーンシティから生きて帰れたらあずにゃんと結婚するんだ
まさか生まれて初めの1000譲ってくれるのか?!
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/05(水) 02:43:26.72 ID:3vCrEWMB0
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1001 :
1001:
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
が カレシと別れそう・・・ 初心者 鬱病♀だけど 彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪ き
っ 唇スレ mixi招待するお 釣った厨房に安価でメールwwwww ☆
こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画
>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
ニュー速VIP
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