1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
佐々木「僕はただ報告に来ただけだよ。別に認知しろって言ってる訳じゃない」
みたいなの頼む。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 14:58:54.07 ID:CVrMLQ0n0
-― ̄ ̄ ` ―-- _
, ´ , ~  ̄" ー _
_/ / ,r ` 、
, ´ / / ,ヘ ヽ
,/ ,| / / l| i ,/
と,-‐ ´ ̄ / / r( j' く
(´__ 、 / / `( u ,ヘ ヽ
 ̄ ̄`ヾ_ し u l| i _>
,_ \ ノ(`' __ -‐ ´
(__  ̄~" __ , --‐一~⊂ ⊃_
 ̄ ̄ ̄ ⊂ ̄ __⊃
⊂_____⊃
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:00:08.47 ID:MbevVczMO
ふーん。続けて
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:01:47.63 ID:HyZ/z1L3O
このすれにバーガーが来るか来ないか賭けようぜ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:02:04.78 ID:AeTx/0bf0
江戸川の花火見に行くから帰ってくるまでに書いておいてねノシ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:05:51.29 ID:4WAIVxrQO
あらかじめ
バーガーめ!
佐々木ばかり愛しおって
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:06:55.00 ID:GActN1MU0
橘「ヒックあ、あたしは、た、ただヒッ報告しに、来ただけ、でフグッ…」
橘「お願いだから認知してくださいよぉ!ヒドいですよぉ!(泣)」
みたいな感じで乗っ取れよ誰か
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:59:19.81 ID:KulzRtSz0
古泉「今日、僕がここにいるのはただ貴方に報告するためだけです」
古泉「認知?いいえ、別にそのようなことは期待していません」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 15:59:49.13 ID:LVoT6+PY0
バーガー登場期待age
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:02:12.26 ID:pQfIVqoQO
今日のキョンハーレムスレはここですか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:02:55.05 ID:KulzRtSz0
古泉「ただ一つ。問題なのは僕も貴方も”男性”ということです」
古泉「S字結腸のあたりに留まっておりまして、僕が用を足すたびにワッショイしているのですが……それは瑣末な問題に過ぎません」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:05:49.49 ID:8oRWE6UwO
橘スレいつの間にか落ちてたな、続き見れなくて残念
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:08:47.78 ID:DosJOY0F0
佐々木「君が橘さんとそういう関係だと、僕が知っているのがそんなに意外かい?」
キョン「…いやそれは意外ということはないが…」
佐々木「ふむ…では君は何をそんなにそわそわしてるんだい?」
佐々木「ほら橘さんも黙り込んでないで言うべきことがあるんじゃないかい?」
キョン「本当…なのか?橘…」
橘「ええっと…その…私としては…その…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:11:58.10 ID:+RK0yCdH0
キョン「良いからおろせよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:16:04.76 ID:QR5RZWyzO
支援
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:20:07.32 ID:DosJOY0F0
佐々木「橘さん、キョンはこういうことに関しては破滅的に察しがわるいからね。はっきり言った方がいいよ」
キョン「これでも周りの動向にはいつも気を使っているつもりなんだがな」
佐々木「くつくつ。これは失礼。で、橘さん君はどうしたいんだい?」
橘「私は…その…このままでもいいかなぁ・・・って」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:21:54.52 ID:pQfIVqoQO
橘スレか
いいぞもっとやれ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:22:02.01 ID:0E32Wr/F0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:23:00.28 ID:LVoT6+PY0
まさかの橘スレw
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:24:08.42 ID:DosJOY0F0
橘「佐々木さんがいて、キョンさんがいて、たまに三人で遊んだりして…」
佐々木「僕はそれでもかまわないけど、そのおなかの子供はどうするんだい?」
キョン「!?」
佐々木「くつくつ、どうしたんだい?キョン」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:28:21.65 ID:m9B9IJL7O
8時まで落とさないでね
実は佐々木だけじゃなく朝倉もくつくつ笑うんだけどな
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:38:10.02 ID:DosJOY0F0
「え…ぁ・・・えぇ?」
「くつくつ、何を焦っているんだい?キョン」
何だこれは、どういうことだ?
佐々木に呼び出されたと思ったら橘との関係を知っていることを報告され
さらに橘が妊娠!?こんなときはどうするべきなんだ…?
「僕はただ報告しただけなんだよ。別に認知しろって言ってる訳じゃない」
しかしそう言われたところで腹の中の子供がいなくなるわけじゃない
男としては…認知ってヤツをすべきなんだろうな…
この歳ですることになるとは思いもしなかったが…
橘「そんな…!キョンさんに迷惑かけるなんて出来ません…!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:39:33.25 ID:DosJOY0F0
無理
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:41:38.78 ID:CVrMLQ0n0
無理ってなにが?
書くのイヤになった?
嫌とかじゃなく無理
誰かがんばれー
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:46:27.55 ID:CVrMLQ0n0
そうか・・・残念だけど
乙カレー面白かったよ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:46:59.40 ID:pQfIVqoQO
残念だ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:49:10.38 ID:+RK0yCdH0
キョン「だからさっさとおろせ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 16:50:48.90 ID:u/jumLLDP
キョン「長門、おまえの力で何とかならないか? 事実を改竄するとか」
長門「……不可能ではない」
キョン「助かるぜ、長門。あ、ついでに二度と妊娠しない体にしといてくれないか?
中出しをやめる気はないが、また妊娠されると面倒だからな」
長門「……わかった」
キョン「よろしく頼んだ。長門がいてくれて本当に良かったよ。使える女だな、おまえは」
長門「…………最低」 ボソッ
ほ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 17:36:09.21 ID:4WAIVxrQO
長門「じゃあ準備する」
キョン「ああ、すまない」
夜
朝倉「まったく・・・どうして私が有機生命体の避妊手術なんてしなくちゃいけないのよ・・・」
長門「グダグダ言うな」
佐々木「くっくっ、すまないね」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 18:22:36.20 ID:4WAIVxrQO
喜緑「はいふくら〜む」
メリメリメリメリ
橘「ああああ」
喜緑「はいしぼ〜む」
シュルシュルシュル
橘「ひぃぃぃぃぃ」ゴロゴロゴロ
喜緑「ふくら〜む、しぼ〜む」
橘「いやぁ、もうやめてぇ」
喜緑「止めてですって」
みくる(大)「まだまだ♪」
喜緑「有機生命体の生殖というのは面倒ですよね。母体にかかる負担が莫大です」
みくる(大)「そうよ、だから着床から臨月までしっかり見ておきなさい」
喜緑「はい、じゃあ再生」
メリメリメリメリ
橘「あががが」
喜緑「なるほど、この膨らみ方は美しいです。では巻き戻してもう一度」
シュルシュルシュル
橘「お腹が」ゴロゴロ
メリメリ
橘「いたいですいたいです」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 18:41:32.55 ID:pQfIVqoQO
どうしてこうなった
朝倉「あらあら、動物虐待は良くないわよ」
長門「手練れを呼んできた」
みくる(大)「いいのよ、この子はもうすぐ動物以下の存在になるんだから」ケリッ
ボカッ
橘「お腹は・・・赤ちゃんだけは」
みくる(大)「赤ちゃんを楯にするなんて」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 18:48:14.56 ID:UU85/+WrO
いいよいいよー
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 19:01:30.86 ID:4WAIVxrQO
みくる(大)「キョンくんの子供を人質に取って助かろうなんて・・・なんて浅ましいのかしらこの誘拐犯!」ケリッ
ボカッ
橘「ひぃぃぃ」
長門「彼を無理矢理自分の味方に引き込むつもりだったのだろうが・・・最低」ケリッ
朝倉「早く済ませたいんだけど」
佐々木「くっくっ、少しだけ待ってほしい」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 19:08:24.62 ID:8oRWE6UwO
何故こうなった
40 :
以下、名無しにかわりましてがVIPがお送りします:2009/08/01(土) 19:24:28.43 ID:4WAIVxrQO
橘「さ、佐々木さん・・・たすけて・・・きゃあっ」
佐々木「やあ裏切りもの」ケリッ
佐々木「君はこう言っていたよね、僕に涼宮さんの力を移すだけで利益など考えていないって」
橘「・・・」ブルブル
佐々木「その結果がこれかい?組織の目的を果たしたら僕は用済みだったわけだ」
佐々木「残党と化した長門さんと朝比奈さんから助かるために君はキョンを利用した」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 19:27:03.00 ID:UU85/+WrO
続きキボンヌ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 19:51:26.60 ID:4WAIVxrQO
佐々木「キョンは優しいからね、困っている君を放って置けなかった」
喜緑「ああ、そうでしたね。あの人が橘さんの楯になった日は・・・」
朝倉「二人ともやけ酒で手に負えなかったわよ」ハァ
みくる(大)「・・・」
長門「・・・忌々しい」ケリッ
佐々木「君は体を餌に僕からキョンを奪っていったんだ」
橘「ち、違います!私は・・・痛っ」
佐々木「黙れ。清い恋愛だとでも言うつもりなのか?だったら昼のキョンの困惑した態度はなんだ?君がその無様な腹を手にするためにキョンや僕達がどれだけ対立し、板挟みになって苦しんだか解るかい?」
橘「そ、それは・・・」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 20:20:22.80 ID:hWiNHseXO
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 20:39:17.44 ID:4WAIVxrQO
朝倉「ねえ、いい加減始めましょ」
佐々木「・・・まあいいか。まだ言いたいことはあるけど」
朝倉「じゃあ避妊手術開始♪」ギラ
みくる(大)「うわあ、小さな私だったら見ただけで気絶しそうなナイフ」
長門「朝倉涼子のお気に入りのナイフ」
橘「ああ・・・お願いなのです。せめて、せめてお腹の赤ちゃんだけは」ズリズリ
朝倉「あら、やっぱり死ぬのは怖いのね。キョン君とおんなじ。似合いのカップルね♪」
長門「・・・」ギロ
朝倉「おーこわいこわい」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 20:47:34.80 ID:UU85/+WrO
お気に入りw
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:12:33.72 ID:Q9Ql6AMOO
どこで売ってる?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:15:32.17 ID:4WAIVxrQO
みくる(大)「でもねぇ」
長門「本当に浅ましい」イライラ
佐々木「誠意が感じられないなあ」
喜緑「??ただの命乞いですよね?」
みくる(大)「ええ、ただの命乞いよ。だからなの」
長門「橘京子はお願いをしているのに後ろに逃げようとした」
長門「そこにあるのは子を思う気持ちでも彼を思う気持ちでも無いただの生存本能、動物と同じ」
佐々木「しかもまたお腹の赤ちゃんだよ。子供を自分の生存本能の建前にしてる。どこかの漫画じゃないが産まれてくる子供に罪はないというヤツだよ」
喜緑「長門さんよくわかりましたね」
朝倉「はあ、有機生命体って難しいわ」
佐々木とキョンのあまあまじゃない・・・だと・・・
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:26:22.12 ID:Q9Ql6AMOO
>>51 正当な理由(キャンプ行く、山に行く等)がなく持ち歩いてると捕まるけど
家で朝倉と一緒にハアハアするなら大丈夫
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:34:06.76 ID:4WAIVxrQO
佐々木「自分の精神の安定のために僕にすがり」
佐々木「敵から逃れるためにキョンにすがり」
佐々木「挙げ句の果てにその場しのぎに産まれてもいない赤ん坊にすがりつく」
佐々木「薄汚い人間だ。」
みくる(大)「言っちゃ悪いけどゴキブリって言葉がしっくり♪」
橘「ゴキ・・・ひ、ひどいよぉ」
朝倉「まあいいやエイッ」ブン
橘「ひっ」シュッ・・・タラー
橘「血が」タラー
長門「適当にするな真剣な遂行を要請する」ギロ
朝倉「はいはい」ニヤニヤ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:43:59.32 ID:4WAIVxrQO
朝倉「じゃあ、こんどこそ」
長門「あくまで目的は生殖能力を奪うだけ」
朝倉「でも一刺しならいいでしょ。あの子は肉もまだ子供っぽいから柔らかそう♪」エヘヘ
長門「無茶しないように」
朝倉「了解、せーの!」
橘「!」
その頃――
キョン「・・・?俺は?」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:44:16.61 ID:YprFXF7g0
こえええええええええええ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 21:50:10.52 ID:CVrMLQ0n0
>>49 グリップに物を入れられるようなナイフは折れやすいよ
やめたほうがいい
>>56 けどランボーナイフってこんなのしかないような
まぁこれ買うんだったら別の買うけどw
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:01:06.26 ID:ZaDTmFnPO
まだか?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:02:32.12 ID:yXG6RlGDP
早くキョンさんをだしてきょこたんを助けるんだ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:07:01.82 ID:4WAIVxrQO
何かがおかしい
無人島のSSでもなく
世界が波平萌えのSSでもなく
エネファームのエンドレス去勢のSSでもなく
何か知らない世界に跳ばされたような
逆に何かに引き寄せられたような感覚に支配されていた
気付くと俺の目の前では谷口と国木田が何かしゃべっている
谷口「おいキョン!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:16:07.37 ID:4WAIVxrQO
キョン「ん、ああ」
谷口「お前妊娠させたってマジかよ。okabeの奴土下座してたぞ」
キョン「ああ」
国木田「相手は佐々木さんの知り合いなんだって?」
キョン「ああ」
谷口「おい!しっかりしろよ!相手の女の子はもっとショックなんだぞ!」バキッ
キョン「うおっ」
谷口の拳が頬にめり込む
痛え――
国木田「で、どうするの?産ませるの?それとも・・・」
キョン「それは勿論――」
あれ?俺は・・・?
俺はその時どうしてた?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:31:27.81 ID:4WAIVxrQO
確かに俺は高校生には分不相応に橘と肉体関係を持ってしまった
ハルヒや佐々木の力
世界の安定
機関と組織の対立
拠り所を失った古泉の苦悩
未来をめぐる争い
宇宙人からのコンタクト
ハルヒの力を(全てでは無いが)佐々木に移し俺も橘もひとまずの決着がついて疲れていたのだろう
そういったモノを脇に置いて無責任に互いを貪った
子供ができるとか全く忘れていたが
もし――
もしも、何かがあってもこいつは守ってやろうと思っていた
それだけは確かだ
なのにあの瞬間――
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:41:32.98 ID:0lx0Nu910
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 22:49:42.75 ID:4WAIVxrQO
そう、
>>31の瞬間、俺はとんでもないこと口に出してしまったはずなんだ
思い出せないが冗談だとしても二度とあいつの前に顔を出せないような何かを
キョン「教えてくれよ」
谷口「はぁ?」
キョン「教えてくれよ!俺はあいつに何て言ったんだよ。解らねえ」
国木田「そ、そんなこと僕達にはわからないよ」
キョン「だけど・・・だけどわからないといけない気がするんだ!なあ頼む!頼むからさ教えてくれよ!誰か!!」
谷口「バカ野郎!!!」
バキッ
谷口のフックがまともに入った
痛え、歯が抜ける
谷口「ハァハァ・・・まず考える前に動けよ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:03:12.03 ID:0lx0Nu910
支援
普通は、動く前に考えろよ!だよな 谷口ウケルwww
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:06:06.16 ID:4WAIVxrQO
谷口「オレさぁ、いつも振られてっから女の子の気持ちなんてろくに掴めねえけどよぉ」
谷口「お前がその時何言ったかなんて知らねぇけどよぉ」
谷口「苦しい時にそばにいてやるってのが仲間だろ?男とか女とか過去とか関係ねえよ」
谷口「とにかく行ってやれよ・・・でねーとお前とトモラチれいりゃれなくなりゅじゃねーきゃよぉ」ウルウル
谷口・・・泣いてやがる
国木田「キョン、さっきキョンが何を言ったかは僕にはわからない。それでその女の子との関係がどうなっているかもわからない」
国木田「でもね、それは周囲の状況であってあくまで君を縛るものじゃない。」
国木田「ねえキョン、君は今何をしたいの?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:25:40.30 ID:0lx0Nu910
支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:29:25.27 ID:4WAIVxrQO
国木田「キョンは結構論理的な人間だから難しいかもしれないけどさ、たまには何をすべきかじゃなくて何をしたいかで行動してもいいんじゃないかな?」
キョン「・・・」
谷口が泣いたあたりからではあるが俺は既に腹を決めていた
俺は橘があいつが好きだ
だから今は一緒にいてあげたい
確かに行ったら謝らないといけないだろうしもしかしたら許して貰えないかもしれない
結果は結果でいい、例え笑われても石を投げられても
まずは会いたい
キョン「二人とも心配かけて悪かったな。行ってくる」
国木田「うん。きっと橘さんとやらも仲直りしてくれるよ」
キョン「ありがとう。あと谷口」
谷口「・・・なんらよ」
キョン「殴ってくれてありがとう」
谷口「バァカ、礼は仲直り出来てから言え」
キョン「そうだな」
俺は走り出した
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:39:17.13 ID:0lx0Nu910
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:48:31.59 ID:4WAIVxrQO
とりあえずまずは橘の家に行こうとしたのだが
目の前に黒塗りの車が到着した
古泉「お久しぶりです」
新川さん「ご無沙汰しております」
「古泉、それに新川さん!」
またちょうどいいタイミングで
古泉「いやあ、彼に非常事態だからとコンタクトがありまして」
古泉が後部座席を指差す
そこには陰湿未来人藤原と未完成インターフェース周防九曜がいた
車の中―
キョン「今日1日でそんなことに・・・」
妊娠の事実を知った佐々木が暴走
橘のいる組織の人員は大半が重傷幹部はほとんどが死亡で行動不能になっていた
佐々木は九曜に命令し
>>31の行動を起こさせショックを受けた橘をどこかに連れて行った
異常に気付いた藤原が九曜を問い詰めて事態が発覚
機関に応援要請し今に至ったわけだ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/01(土) 23:51:50.18 ID:v/3zv40y0
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:02:52.91 ID:nk8pjhcp0
面白くなってきた
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:04:24.79 ID:IihrS1zUO
藤原「これは規定事項には無く今の佐々木は何をしでかすかわからん」
九曜「―――ごめん―――なさい」
まあ佐々木に命令されたっていうなら仕方ない
昆布一年分で勘弁してやる
橘と佐々木のことも重要だが・・・
もうひとつ俺はすべきことがある
キョン「古泉」
古泉「はい、なんでしょう」
キョン「ハルヒの力の件は・・・」
古泉「大丈夫ですよ。最初は混乱しましたし確かに力は半分以下に落ちましたがそれでも神は神です」
新川さん「むしろ神人の力が弱くなったので感謝しております」
古泉「あなたが力を折半するという考えを提案するまで争いは殲滅か冷戦しかありませんでした」
古泉「思念体など一部は不満も残っているようですが争いを終結させたあなたはやはり鍵だったのですよ」
新川さん「そんなあなたが困っているのですから助けないわけにはいかんでしょうな」
キョン「・・・ありがとう」
75 :
以下、名無しにかわりましてがVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:25:16.59 ID:IihrS1zUO
ひとまず機関がらみの話は終結し、頭を橘に戻す
キョン「九曜、今橘達がどこにいるかとか何をしてるのかとかってわかるか」
九曜「―――わかる―――」
少しすると新川さんのカーナビには赤い線が通り進行方向になやむことはなくなった
さらに九曜の頭の上あたりにモニターのようなものが発生(魔法使いが遠くの様子を見るときに使う魔法のようなモノを推測してほしい)
これで現地の様子がわかるのだろう
ただ、だんだん映像がはっきりするにつれ俺は腹が痛くなった
なにせあの天敵朝倉が橘にナイフを突き付けでいるのだから
支援
前スレのタイトルを教えてくれないか
前スレなんてあったか?支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:39:18.50 ID:p4nczdmm0
支援
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:47:56.03 ID:IihrS1zUO
橘「ひいっ・・・ううっ」ブルブル
裸に首輪という屈辱的な姿で震えている橘
しかもそのお腹は明らかに大きくなっていた
インターフェースが現地に三人もいるのだから情報操作でもして意図的に大きくしたのだろう
朝倉「エイッ」サクッ
橘「ああっ」
朝倉「どう?まずは太ももから。私やっぱり切るの上手でしょ」
喜緑「血が一滴も出ないって凄いわ」
長門「微細な血管や神経にもほとんど傷がない」
橘「(ほっ・・・)?あああ!?」ジワジワ
朝倉「ダメよ。出来る限り痛く無いようにするけど安心しちゃ」グリグリ
朝倉の奴、中でえぐってやがる
古泉「むごい・・・」
キョン「・・・」
みくる(大)「じゃあ次は私ですね」
朝比奈さん(大)も十分ヤバい。何をするのだろうか?
みくる(大)「しかし普通の日本人にしては肌キレイね。うらやましいから今度は背中いこっか?」
橘「いやっ来ないで」
みくる(大)「諦めましょ?」
だが朝比奈さん(大)のナイフは佐々木によって止められた
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 00:57:28.88 ID:AFn9An3Gi
しえん
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:04:52.63 ID:IihrS1zUO
みくる(大)「ちょっと?どうしたの?」
佐々木「いや、ちょっとしたものが目に入ったので」
佐々木は何か見つけたのだろうか
橘「痛いよぉ、怖いよぉ」
佐々木「橘さん」
橘「はっはい」ビクッ
佐々木「その子供・・・大事かい?」
橘「もちろんです」
朝倉「?何かあった?」
長門「今彼女は背中を刺されるにもかかわらずお腹を守った」
佐々木「その子供は半分は忌々しい君の血だが半分はキョンの血だ。僕もむげに殺したくはない」
橘「じゃあ」
佐々木「君にチャンスをやろう」
橘「ほ、本当ですか?」
佐々木「ああ、出来たならその子は保護しよう」
佐々木は何を企んでいるのか
橘「(頑張らなくちゃ)」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:20:11.86 ID:IihrS1zUO
>>76 >>33から引き継いでみたけど前スレとかは無いんじゃないかな?
せっかく書きながらだから
佐々木「今から出てくる敵に勝てたらミッションクリアだ」
@巨大ゴキブリ
Aエリートニート
Bエンドレスエネファーム
Cあの人
>>87 どれにします?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:21:21.49 ID:SsctIQCp0
1
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:22:11.96 ID:VcPAIXuwO
期待と希望に満ちあふれて来たな
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:24:50.45 ID:VcPAIXuwO
あの人ルート
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:25:51.65 ID:nk8pjhcp0
巨大ゴキブリ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:27:50.82 ID:ETd3ex52O
あの人
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:33:31.19 ID:R8c7AQJ70
あの人
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:35:50.50 ID:D+YFPPyNO
選択肢とかやるとgdgdになるのよね
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 01:54:19.61 ID:IihrS1zUO
Cね
佐々木「じゃあおいで」
皆歩き出す
橘も首輪を引っ張られて歩く
着いた先は地下の闘技場みたいなところだった
魔界の闘技場なんてモノがあったらこんな感じだろうか
みくる(大)「うふふ、楽しみだわあ」
朝倉「・・・悪趣味だわ」
喜緑「あら、この造形も嫌い?」
朝倉「まあどっちも」
藤原「普段ナイフ振り回してる奴も大概だと思うがな」
古泉「同感です」
佐々木「ほら、ごらんよ」
佐々木が下の方を指差す
エネファーム「あわあわあわ」
裸の少年が何かから逃げ回っている
少年はたまに何かを投げつけて見るが当てても相手の動きは止まらない
あの人「グルル」
それは獣のような声をあげて少年を押さえつけた
逃げ出そうとする少年だが生殖器の部分を捕まれてしまう
エネファーム「姉ちゃ」ブンブン
少年はそのままふりまわされた挙げ句床に叩きつけられた
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:07:01.67 ID:IihrS1zUO
化け物じみたそれは勝利の証なのだろうか少年の股間に噛みつき生殖器を咬みちぎった
頭部分からリボンの着いた黄色いカチューシャが見える
新川さん「なんと!」古泉「ばかな」
オレもようやくこいつの正体に気が付いた
化け物の正体は力を落とした涼宮ハルヒその人だった
ハルヒ「グルル」
実際の遠近感はわからないがあきらかに筋骨隆々で巨大化している
さらに目は血走っていて身体中が血と傷痕だらけである
ハルヒとて数日前まで普通にいたのだ
何があったというのだろう?
>>91 ハルヒ詳しくないんだがこんなシーンあるの?オリジナルなの?どうなの?
そこは宇宙すげえってことでじゃね
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:23:06.87 ID:IihrS1zUO
古泉「圭一さん?裕さん?どちらでもいいから出てきてください!」
新川さん「繋がらんか!」
古泉「はい」
藤原「九曜、わからんか?」
九曜「―――20時間前―――数百回―――ループ―――別世界―――発生―――」
古泉「・・・」
藤原「・・・」
キョン「・・・」
俺達は経験者故にすぐに判った
誰かが別世界を作りそこをあのエンドレスエイト状態にした
確かにこれなら時間は使い放題だ
ハルヒがああなるのもそこまで難しくはない
佐々木「橘さん、あれが君の相手さ」ニヤニヤ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:27:55.24 ID:sTdGB35F0
続きは?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:51:38.63 ID:IihrS1zUO
橘「あ、あれとですか」
佐々木「くっくっ、頑張ってくれたまえ」
みくる(大)「誰かさんのせいで涼宮さんは世界の真ん中から落ちてしまったの」
長門「・・・橘京子、あなたの行いの酬い」
朝倉「ああ、なんだか暴れがいありそうね」ゾクゾク
ハルヒ「・・・グルル」
ハルヒは去勢された少年を放り投げた
エネファーム「」
少年はすっかり気絶しているようだ
佐々木「やはり妊婦さんにはキツいから武器くらいあげよう、それ!」
佐々木の指が怪しく光った
98 :
名無し:2009/08/02(日) 02:53:48.23 ID:IihrS1zUO
かなり眠い・・・
残念だけど一旦ダウン
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 02:56:42.00 ID:nk8pjhcp0
では一旦乙カレーおやすみ
乙であった
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 03:56:16.18 ID:mFLtaDZcO
保守
ほしゅるん
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 06:11:44.90 ID:QnFsTsxai
ほ
ほし
ほしいな
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 08:01:00.66 ID:MMq8wtBDO
ほ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 08:16:52.71 ID:IihrS1zUO
筆遅いけど続き
保守ありがと
橘「えっ?うそっ?」
橘の陰核が肥大化すると同時に先端が赤くなっていく
橘「ま、まだ大きく・・・あと何かゴロゴロした感触が」
三分後――
みくる(大)「うわあすごーい」ジュル
佐々木「くっくっ、そのペニスは君の心の具現化とでもいうべきかな?獣欲が分かりやすく伝わるから面白い」ギュッ
無造作にペニスの先端を掴む佐々木
橘「ふあ」ビクビク
佐々木「そうそう良い反応だよ」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 08:30:35.22 ID:IihrS1zUO
佐々木「ルールは2つ、一つは相手を従えればいい。もうひとつは相手を殺してはいけない」
朝倉「シンプルね」
佐々木「さっきの涼宮さんみたいに去勢して黙らせるのもいいし誘惑して言うことを聞かせてもいい。そこは自由だ」
橘「・・・わかりました」
喜緑「入り口はあちらですよ。このデザインも楽しんでください」
キョン「(やめるんだ橘)」
古泉「・・・涼宮さん」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 08:59:54.01 ID:2+6j50tKO
支援
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 09:14:17.95 ID:IihrS1zUO
喜緑「この先です」
そう言った喜緑さんは去勢後放置されていた少年を引きずり踵を返す
その跡には血のライン
足を捕まれ無造作に引きずられる少年は既に動物以下の「モノ」であるという無言の宣言をさせられているようだ
姉ちゃんと言っていたがあの股間をどういう気持ちで姉に見せるのだろうか?
赤の他人で事情もわからないのに同情の念が溢れてきた
藤原「悪いがもう少しスピードを上げられるか?」
キョン「俺からもお願いします」
新川さん「かしこまりました」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 09:32:54.76 ID:p7UjEaGYi
聡ェ……
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 09:56:01.31 ID:IihrS1zUO
ハルヒ「えーと、あなたが佐々木様が話してた橘京子さん?」ニコォ
橘「え・・・あ、はい」
おずおずと近づく橘
まずい
ハルヒのあの顔は獲物を見つけた時の顔だ
古泉「あなたも気付きましたか」
近くにいれば橘の手を引っ張って逃げるのだが現状は全てが遅く
ハルヒはいとも簡単に妊婦のマウントポジションを取ってしまった
ハルヒ「よーく聞いてるわよ。キョンをそそのかして私をこんな目に合わせた張本人ってね。」
橘「やめて!赤ちゃんが潰れちゃう!」
ハルヒ「どうでもいいでしょ。親子共々ここで死ぬんだから。どっちが速いかってだけの違いよ」
橘「そんな・・・!」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 10:14:00.66 ID:y0wSZGDG0
支援
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 10:54:01.49 ID:IihrS1zUO
ハルヒ「私がどんな気持ちで生きてるかわかる?この暗い地下で共食いで命を繋いでる私の気持ちが」
ハルヒの周りには人の腕や頭のようなモノがいくつか転がっていた
橘「」ブルブル
ハルヒ「声も出せない?あんたもこれから同じ未来をなぞるのよ」
ハルヒ「キョンが離れて」バキ
ハルヒ「あんたの組織のせいで古泉くんが私に近づくことを禁止されて」バキ
ハルヒ「みくるちゃんは未来に強制送還」バキ
ハルヒ「有希は・・・特に変わって無いけど」バキ
橘「うぅぇぇ」
ハルヒ「あんたさえいなければ・・・キョンを寝取ろうとしなければ」バキ
ハルヒ「お前なんか、お前なんかぁー!」バキ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 11:27:13.79 ID:MMq8wtBDO
ほ
し
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 11:30:46.76 ID:IihrS1zUO
戦いとは名ばかりの一方的な攻撃が続く
マウントのまま橘は一発も攻撃を当てられなかった
橘「た、たすけて」ケホッ
ハルヒ「いい顔ね。でも死になさい。あんた達のためにさっきのガキ逃がしてやったんだから」
キョン「ハルヒ!おいやめろ!」
古泉「涼宮さん!」
ハルヒが腕を高々と挙げる。その手には本物の獣であるがごとく太く巨大な爪が輝く
ハルヒ「いただき・・・うぁっ!?」
しかし突如ハルヒの首に輪っかが現れ逆にハルヒが苦しみだした
佐々木「いけないなぁ」
ハルヒ「ご、ご主人様」ブルブル
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 11:54:06.53 ID:IihrS1zUO
佐々木「電流」パチッ
佐々木が指を鳴らすとハルヒの体に人の目でわかる程の電流が流れた
ハルヒ「ぎゃあああ」バリバリ
佐々木「誰が殺せと?不倫のようなものとはいえ仮にもキョンの愛人だ。丁重に扱いたまえ」
ハルヒ「ぎゃあああ」バリバリ
佐々木「このペットには躾が足りないようだ・・・橘さんには別の相手を用意しよう。しばし待ちたまえ」カツカツ
佐々木がその場を離れる
佐々木「ああ、このペットは死なないように電流を調節しているから安心したまえ九曜さんにキョンと古泉くん」
キョン「!」
藤原「筒抜けだと?」
佐々木「やあ藤原君までいるとはね。皆速くおいでよ、お楽しみはこれからだ。くっくっ」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 12:23:43.55 ID:VcPAIXuwO
赤ーコーナー
アントニオー ホドリゴー
ノゲイラァァアアア!!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 12:33:09.26 ID:IihrS1zUO
佐々木「もういないだって?」
長門「そう、この前の二人はもう死んでしまった」
朝倉「この前の二人、面白かったわあ」
佐々木「ふむ、それはうかつだった」
喜緑「再生させます?」
みくる(大)「そうしましょ」
佐々木「それも面白い。ならば・・・!」パチッ
キョン「なんだ?」
橘の周りの肉片や残骸が一ヶ所に集まっていく
橘「え、今度はなに?」
ハルヒ「」プスプス
少しの後肉片は二人の少女の形に形成された
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:09:06.48 ID:IihrS1zUO
俺達とはさして年齢差は無さそうな感じだが
つい先程出来上がった人形の様なこの二人は目が虚ろだった
古泉「人・・・」
九曜「―――人―――」
その容貌は片方は茶髪で国木田くらいの体格
もう片方は黒髪のツインテールで橘くらいの体格だった
どちらにも共通しているのは腹が膨らんでいることだ
そう、橘みたいに
佐々木「くっくっ、いい感じに再生出来たか」カツカツ
橘「これは?」
佐々木「君の次の相手といったところかな?」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 13:44:10.88 ID:Qec6eGZ8P
ho
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 14:22:45.36 ID:IihrS1zUO
佐々木「キョン、現代医学では女性同士での妊娠や出産も可能だということは知ってるかい」
どうもあちらからこちらの監視もできるようなので返事をしてやる
キョン「ああ、ニュースで見た。それとお前の凶行と何の関係が?」
佐々木「くっくっ、凶行とは酷い言われようだ」
佐々木「この二人はとある財団の秘密裏の研究の志願者だったのだよ」
新川さん「確かその財団は機関のスポンサーの一つでしたな」
そう言えばニュースで問題視されていた
女性同士の結婚だの
高校生で出産だの
同じ部活の先輩後輩だの
佐々木「影で進められたとはいえ研究という隠れ蓑のによってまんまと愛し合う少女達は互いの子供を宿したというわけだ。万一発覚しても大人にそそのかされたとか言えばいくらでも言い訳はついたしね」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:00:41.97 ID:IihrS1zUO
佐々木「そしてその万一が起こってしまう。橘さんが僕に力を移したことにより相対的な機関の力が低下、それは裏社会におけるスポンサーの力の低下も引き起こして研究の存在が白日の下に曝された」
古泉「・・・」
新川さん「・・・」
なるほど、それでようやく俺もニュースを知ることになったわけだ
藤原「回りくどいな。もう少し簡潔にできないか?」
佐々木「まあ待ちたまえ。やり過ごせると思って彼女達だがそうはいかなかった。大きい方の妹さんだったかな?」
長門「そう」
佐々木「その関係を良く思っていない少女によって二人はここに閉じ込められ、つい先日死んだのさ、お腹の子供達と一緒に」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:10:16.57 ID:IihrS1zUO
――闘技場の上の階
みくる(大)「この前の妹さん凄かったわねえ。いい狂いっぷりだったわあ」
喜緑「そうなの?」
みくる(大)「二人に共食いさせるシーンとか下手なホラーよりずっと面白いわよ♪」
朝倉「禁忌で喜ぶねぇ、有機生命体ってやっぱりわからないわ」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:34:21.64 ID:MMq8wtBDO
ほ し ゅ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 15:45:54.64 ID:nyN4mbCu0
きょん達冷静すぎwwww
わくわく
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:14:07.68 ID:IihrS1zUO
佐々木「可哀想だとは思わないかい?二人はただお互いを愛していただけなのに」
キョン「さあな」
佐々木「だから、僕は二人にチャンスを与えることにした。お腹の子供と共に生きられるチャンスをね」パチッ
ヘアピン「・・・」ポロポロ
ツインテール「・・・」ポロポロ
古泉「何を?」
佐々木「ついでだ、君達も鑑賞したまえ」パチッ
一瞬で脳に叩き込まれる映像
――
短いポニーテールの少女に必死で命乞いをするヘアピンの子
既に散々にいたぶられ子供を胎内からかき出されたツインテールの子
ポニーテールの少女はその胎児を踏み潰し、さらに踏みにじる
続く彼女達の交渉
「だったらお姉ちゃんそれ食べちゃってよ」
「で、出来ないよ」
「どうして?お姉ちゃんの血肉になるんだよ?ずっと一緒にいられるんだよ?」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:44:49.82 ID:IihrS1zUO
「出来ないよ・・・」
「お姉ちゃん・・・そんなモノがお腹の中にいるからダメなんだよ。それの血が流れてる汚れた子供なんて宿してるから」
「そんなこと言わないで」
「あーあ、やっぱりお姉ちゃんはダメダメだね。私が正しい方向に導いてあげないと。お腹の異物はちゃんと取り除こうね」
「ひいっ」
「・・・いいよ。私ここで食べられても」
「へえ、覚悟決めたんだ」
「ダメだよ!一緒に生きよう?ね?」
「無理矢理体を抉じ開けられたからもう体が・・・それに死んだ子を置いて行けません」
「ダメ!ダメだったら!」
「はい、その意見採用!」ズバッ
「キャアアア」
「どうか・・・その子と・・・幸せに・・・」ガクッ
「うわあああん」
その後、無きながら朽ち行く恋人を口にする姉
喜色満面でその様子を見やる妹
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 16:59:40.92 ID:IihrS1zUO
×無きながら
○泣きながら
「さあ行こっか、お姉ちゃん」
「・・・」ポロポロ
「今日はハンバーグだよ〜」
「赤ちゃん・・・ごめんなさい」ナデナデ
「お姉ちゃん?」
「・・・ぐっ」グサッ
――
古泉「おえっ」ゲロゲロ
俺も今にも吐きそうだ
佐々木、お前は一体どうしたって言うんだ?
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 17:41:59.29 ID:IihrS1zUO
佐々木「さあ二人とも思い出したかい?妹もしくは友人に導かれた自分達の惨めな最期を?」
佐々木「君達にチャンスをあげよう。お腹の子供と一緒に生きるチャンスをだ」
そういって橘を指差す佐々木
佐々木「その女の子と三人で共食いしたまえ。勝てば親子共々助けてあげようじゃないか」
ワクワク
おいおい…俺昨日ハンバーグ喰っちまったぜ…
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/02(日) 18:36:18.23 ID:IihrS1zUO
橘「ち、ちょっと聞いていいですか?」
佐々木「なんだい?命乞いの類いは受け付けないよ」
橘「気になってはいたんですが佐々木さんはこの場にいない人とも会話できるんですか?」
佐々木「くっくっ、今ごろか。ああそうだよ、会話くらいならできる」
橘「じゃあ、じゃあキョンさんに一声伝言お願いできますか?」
佐々木「いいだろう。キョンに助けでも求めるのかな?それともお別れの言葉?本人の脳に直接送るから言いたまえ」
橘「私、私橘京子はあなたを愛しています」
佐々木「は?」
橘「これでお願いします(ちゃんと届いたかなあ?)」
キョン「(ああ、ちゃんと聞こえてるよ)」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
佐々木「くっくっ・・・はっはっはっ・・・あーっはっはっはっ」
橘「な、何がおかしいんですか!」
佐々木「いや失礼。君は仮にも孕まされた挙げ句家畜同然に避妊手術を要求された身だよ。わかってるかい?」
キョン「・・・耳が痛い(そんなこと言ってたのか)」
佐々木「そこまでの扱いを受けておきながらキョンを愛せると?またキョンに愛されるとでも?」
橘「佐々木さん、確かに彼の態度と言葉はまだ覚えてます。それは彼の本心かも知れませんし私も悲しかったです」
橘「でも・・・でも今私が彼を好きだという気持ちは確実にここにあるんです。だから好きって伝える、それだけでいいんです」
長門「また拒絶されても?」
橘「その時はその時です」