>>173追記
記者の目:「G8後の新世界サミット」と日本=斉藤望
9年ぶりに立ち寄ったローマでは移民の姿が目立った。日本と並ぶ低出生率のイタリアだが、人口は過去7年で300万人も増えた。
ローマの空港は海外からの出入国者であふれ、私の出国検査は1時間近くかかった。成田空港の静かさとは対照的だった。
今回のサミットが突き付けたのは、激変する国際社会で日本はどうすれば生き残れるか、との課題だった。
次期衆院選で、新しい国づくりのビジョンが示されなければ、私の憂国の情は募るばかりだ。
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/ >>220 イタリア:違法移民に厳罰の治安法施行 過剰防衛を警告
【ローマ藤原章生】移民を巡る社会問題が先鋭化しているイタリアで、違法移民をかくまう市民には禁固刑を科し、
自警団による巡回を合法とする治安法が施行された。
治安法の主な内容は、(1)違法移民は5000〜1万ユーロ(66万〜132万円相当)の罰金を科し、国外に追放する
(2)医師と学校職員を除く公務員には、違法移民に関する情報を当局に報告する義務を課す
(3)元警察官らで組織された自警団は違法移民の捜索、摘発ができる
(4)違法移民に部屋を賃貸した者は6カ月から3年の禁固刑−−など。
移民関係以外では、スプレーでの落書きなどに最高6カ月の禁固刑を科し、飲酒運転に対する免許取り消しも盛り込まれた。
ベルルスコーニ政権が提出した法案を、中道右派与党が上下院で可決。ナポリターノ大統領が14日に調印し、発布した。
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090724k0000e030024000c.html