ミイラ化石「ダコタ」、18日公開 恐竜の皮膚や筋肉くっきりと
化石に恐竜の皮膚や筋肉がくっきり――。
18日から千葉・幕張メッセで開かれる「恐竜2009―砂漠の奇跡」(日本経済新聞社など主催)に
展示されるミイラ化石「ダコタ」が14日、報道陣に公開された。
ダコタは2000年に米ノースダコタ州で発掘された草食恐竜ハドロサウルス類のミイラ化石。
白亜紀後期(約6700万年前)の地層から見つかった。骨や歯の化石と違って、ミイラ化石には皮膚や
筋肉などの柔らかい組織が残っている。
このほど米国から日本に到着し公開されたダコタも、尾などで皮膚の模様や筋肉の筋がくっきりと
見てとれる。恐竜1体分のミイラ化石は極めて珍しく、日本で公開されるのは今回が初めて。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090714AT1G1403S14072009.html