1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
出オチじゃねーか…俺死ね…
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:03:50.96 ID:iBvvFAmw0
┏┓ ┏┓ /: : /:\/∧: : : : : :|:. :. : :|:.:ハ.:.:.:',
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┗┛ ┗┛ ┗━┛ .ハ: : : :l:.:> 、 .. イ.:|: l /.:.∧{
\: |ヽ_ノl\  ̄/ ト、j: l/.:.:/
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:03:54.52 ID:bGSrYLwxO
どうして…黄泉…お姉…ちゃん
逆じゃねーか
どーすんだよ>1
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:06:35.35 ID:psPngBBN0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:16:13.45 ID:0T+RR/cu0
それでもvipperかっ!
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:19:01.61 ID:qY1uunSo0
ひでえなこのスレ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:26:20.11 ID:psPngBBN0
だれか続き書いて
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:36:36.20 ID:+TNXPglzO
ぐさり
千原「ぎゃー」
澪「やった全部できたアハハハハ」
終わり
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:37:09.97 ID:bGSrYLwxO
俺(義弟)「いえ、あなたがなんと言おうと呼ばせて戴きます」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:37:45.93 ID:0T+RR/cu0
雨の降るあの日、私達は出会った。
澪「あなたが唯ちゃんね?」
悲しみにくれる唯の前に美しい黒髪の少女が現れた。
澪「私、今日からあなたのお世話をさせていただくことになりました秋山澪と申します。」
丁寧な言葉で淡々と語りかける。
しかし、唯は俯いたまま沈黙を続ける。
澪「…これからよろしくね?」
唯「…。」
あー、あんまおぼえてない。無理ぽ。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:47:56.57 ID:+TNXPglzO
じゃあ書くなw
需要があれば書くが…。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:58:45.56 ID:psPngBBN0
ありまくりんぐ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:01:05.04 ID:D2/Aob2Q0
じゃあ、どうなるか分からんが。
因みに亀だからな。
数年後
あ〜あ、かーみさーまおねーがい〜♪
昼休み友人と談笑中、ふいに携帯がなる。
唯「…ふぅ…お務めか…。」
唯友1「どうしたの?」
唯「あ、入院中のおばあちゃんが具合悪くなっちゃったみたいなんだ…。ごめんねぇ、早退するよぉ」
唯友2「そっか、分かった。いってらっしゃい。」
職員室に寄ってから校門に向かう。
そこには黒のワゴンが停車していた。
超自然災害対策室…私の仕事が始まる。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:02:29.54 ID:DWMknP4qO
聖なるひーかりがー
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:02:49.56 ID:LMpyk7luO
四課
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:04:01.83 ID:DWMknP4qO
痛みをうつ〜したら〜♪
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:04:31.46 ID:7Jx79FQo0
l::::: l::::::.: | ,/フ心 ´-ぅミ._∨ | :.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.ぃ ん?・・・
|::::: {::::.:.: |ヾ ト::::゚! '::::::(_,ト、」 :.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.`ト、
─wwv√レ-|:::: ∧::.:.: ! 弋::ノ {:::ryり丿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:. }─√レww─
{:::: {:::.ヽ::.ヘ ゙ー-'′/.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ.:.:.:.:.:.:.: リ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
l| l :::;;;l.ヽ.b.ヘ ノ '''´''"c'''ょフl::::i::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;| ・・・この感じ・・・
ノ ', :::;;l ヾ;;ノ ヾ;;;;ノ l:::::|::::::::;;;;i;;;;;;;;;;;;;|
l :::;;;l / .l:::::l:::::::;;;;l;;;;;;;;;;;;;;|─wwv─√レ─ww─
. | :::;;l 〈 l::::::|::::::;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;:|
| :::::;ハ ` /::::: l::::::;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│ /⌒ヽ | ′ / \,′ | | |`〈_ノ
| / '^ヽ | | ィ#ぅュミ ||` _│ j | ・・・良いスレか!?
| 〈 」 | | 人》tン゙ ヽ || ´__ │/ i
___│ . ( 〈l | |/ `~ !! ,:ィ仞゙'ァ |/ !__∧,、__
 ̄ ̄ ̄│ ' ` │ イ ! : `''゙ イノ i  ̄ ̄'`'` ̄ ̄
. | ト- イ| | : 八i i
| | l l | ,: / ! !
! | |│ │ ´ / i .
, | |. | | ''ニ.,_ン イ i ,
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19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:04:43.32 ID:DWMknP4qO
ふりむーいてーごらん?
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:05:55.44 ID:DWMknP4qO
情熱放つTrick♪
飽きた
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:08:52.85 ID:JLx1rrIh0
崩れる足跡
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:11:16.88 ID:DWMknP4qO
二人はもどーれないー♪
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:11:33.93 ID:AJ+4Fh0+O
2人は戻れない
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:12:13.03 ID:7Jx79FQo0
チラノリーーーーーーーグ!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:14:24.73 ID:JLx1rrIh0
差し伸べた手を解かないでー
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:14:36.53 ID:DWMknP4qO
差し伸べた手をほどかないで〜♪
27 :
米田 ◆YONE/zixE6 :2009/07/12(日) 00:14:58.69 ID:hDGa3qF+O
_, ,_ おしえてちずにはなーい
( ・∀・) あゆむべきーみーちを
( ∪ ∪
と__)__)旦~~
澪「・・・遅いぞっ!」
ワゴンのドアを開けると澪お姉ちゃんのちょっと怒った顔が見える。
私の大好きなお姉ちゃん。
唯「えへへぇ・・・ごめんねぇww」
パシャッ
澪「あははははwww唯、寝てただろーwwよだれ、ついてるぞーww」
唯「へ?うわぁぁっ///もぉ、写真消してよぉ・・・」
澪「やーだww私のコレクションにしまうんだからなーwww」
繭「おねぇ・・・ちゅん、、、、、あは、、、、あははは、、、あはははははははははははははは」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:16:19.09 ID:N0TsIG9J0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:17:23.97 ID:DWMknP4qO
思い出をけーがーすーのーはーゆるせーなーい♪
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:18:10.44 ID:UQIPi+qaO
冥姉さんこそ至高
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:19:27.37 ID:JLx1rrIh0
ここは裏切りのティアノーーーwww
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:19:36.18 ID:DWMknP4qO
消えるよまーたー 優しい日々が〜♪
思い出をけーがーすーのーはーゆるせーない〜♪
↑ミス
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:21:11.81 ID:DWMknP4qO
此処は裏切りの楽園(ティル・ナ・ノーグ)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:22:30.42 ID:JLx1rrIh0
冥さんはたくあん
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:22:51.72 ID:DWMknP4qO
さ迷う世界の涯に 光を求めて♪
こんなやりとりがあった事を今となってはとても幸せに…愛おしく思う。
唯「お菓子食べなきゃやってらんないよぉ…毎回言い訳して早退するのって気が引けるって言うか…」パリポリ
澪お姉ちゃんの持っていたポッキーを横取りする。あ、これ最後の一本w
澪「お、おい、唯!それ私のだぞ!!」
私が食べていた反対側から、澪お姉ちゃんがポッキーを咥えて食べ始める。
唯「って、ちょっ、お姉ちゃん???むぅぅぅぅ負けらんないもんっ!!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:28:04.16 ID:JLx1rrIh0
ほし
いつの間にか魔女裁判終わってんじゃねーかよっ!!
当然お互いが必死に食べれば食べるほど、私達の距離は近づいて・・・
唯「・・・っ!!??///」
もう2人の距離は10cmくらいになっていた。
お姉ちゃんのとても大きい漆黒の目が私を見つめる。
私の心臓はバクバクしてて、しんじゃうんじゃないかって思った。
そうして5秒くらい見つめ合っていたら、ふいにお姉ちゃんの瞳が妖しく揺れた。
パクッ
唯「〜〜〜〜〜っ!!??////」
あろうことか澪お姉ちゃんはそのまま倒れこむようにキスをしてきた。
澪「んふふふっwww」
唯「・・・・んっ・・・むぐっ・・・」
結局最後のポッキーは澪お姉ちゃんの唾液と一緒に私に流れ込んできたわけだけど…
し、舌まで入れるなんて反則だよぉ…///
俺「って、澪?聞いてるか〜?お、おおおおおいい???///」ドカッ
澪「こっち見んなっ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:45:33.57 ID:r4PuoqpbO
喰霊はよかった
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:45:55.78 ID:7Jx79FQo0
う〜ん・・・
う〜ん・・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:49:03.41 ID:DWMknP4qO
お前………
いいけつしてんな
斎藤「あの、俺さん…いいお尻をなさってますねぇ…」ジュルリ
俺「お、俺をそういう目でみるなぁぁぁぁぁ!!!」
----------------------------------------------
私達の乗せたワゴンはとある森にたどり着いた。
澪「すまん、またせたな」
唯「ごめんねぇ〜〜おまたせぇ〜〜」
澪「どうだ?状況は。」
律「ああ、今管狐に追わせてる。」
黒のスーツを着た茶髪の人に尋ねる。
この人の名前はりっちゃん♪えと、本名は田井中律さんです。
澪「ぬえで一気に片付ける。」
唯「ぇえ〜〜〜私また後ろぉ〜〜??たまには前で戦いたいよぉ〜〜」
澪「ダメだ。まだギー太上手く扱えないだろ?」
唯「そんなことないもんっ!!」
私だって役に立ちたいっ!ニートじゃないんだからっ!!
澪「あーそう。じゃ、やってみれば?ww」
そう言うと、澪お姉ちゃんはFENDERのジャズベースをジャラン♪と鳴らし、大きな霊獣を呼び出した。
澪「行くよ、乱紅蓮。」
--------------------------
なるほど…馬鹿でかいが咆哮波で進路を塞いだ所を一気に叩けば…
澪「乱紅蓮、咆哮波っ!!」
蜘蛛の形をした悪霊は予想通り進路を変更した。
長い脚を器用に動かし私の正面に突っ込もうとする。
澪「はぁぁぁっぁぁぁぁっぁ!!!!!」
ギターが当たる瞬間に思いっきり力を込めて真っ二つに切断した。
造作も無い。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:13:06.95 ID:MLqF/FYG0
しえn
---------------------------
唯「ふぅぅぅぅぅ…早くお茶が飲みたいよぉ…」
橋の上で後方支援するため、私は待機していた。
すると目の前にでっかい悪霊が現れた。
きたっ!!と思ったら、澪お姉ちゃんが真っ二つに切ってしまった。
う〜〜ん、やっぱりカッコイイなぁ・・・なんて見とれていたんだけど、断片が私の所に飛んで来た。
唯「って・・・・うわぁっ!!!??ど、どうしようどうしよう・・・。」
ギー太をぎゅっと握り締める。
だ、大丈夫。私だって頑張れるもんっ!!
唯「えいっ!!」
上手くヒットしたみたいで粉々に崩れていった。
50 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 01:16:51.10 ID:1ve6J18T0
いいコラボだな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:18:00.87 ID:JLx1rrIh0
しえぬ
澪「へぇ・・・唯、やるじゃん。上手くなったね。」
唯「えへへっ私だって、やるときはやるんだよぉ。」
ふと、澪お姉ちゃんの視線が私の後ろに向けられた。
そこには知らない女の人が立っていた。
ツカツカとお姉ちゃんは近寄ると、その人に囁いた。
澪「ダメだぞ・・・命を粗末にしたら。」
女「!!」ハッ
澪「私達は環境省の者だ。ちょっと来てくれないか。」
女の人は環境省の人たちに連れられて車に乗り込んだ。
唯「どうしてわかったのぉ?」
澪「勘ってやつだ。・・・場数を踏めば分かるよ。」
澪お姉ちゃんの横顔は月に照らされてとても魅力的に映った。
----------------------------
??「うふふふふっ…いいなぁ…あの子。ああ、共鳴してるよ…殺生石が・・・・」
----------------------------
数日後 [室長室]
さわ子「・・・・ふぅ」
最近、妙に悪霊の発生が多い・・・。
それも強力な発生源があるとの報告もされている。
さわ子「和ちゃん。」
和「はい、何でしょうか。」
54 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 01:42:59.94 ID:1ve6J18T0
そろそろあずn・・・いや、何でも無い
ただの支援だ
さわ子「ここ最近何だか状況が不安定なのよねぇ…。」
和「そうですね。防衛省の報告でもカテゴリーB以上の悪霊が、前年同時期に比べて増えているとのことです。」
さわ子「そうなのよ…そこで、あの子…唯ちゃんには悪いけれど、本格的に前線に出て戦ってもらわなければならなくなるわ。」
和「そうですね…。秋山澪にとっても色々辛いとは思いますが。」
さわ子室長も秘書である真鍋和も、秋山澪と平沢唯については他の隊員より特別な配慮をしてきた。
それは秋山澪がやっと平沢唯の心を開かせて、対策室に馴染む様努力してきたのを知っているからだ。
もちろん、彼らのことが可愛いということはある。
しかし、メンバーが少ない上に天性の才能がある平沢唯の事を使える駒として見ているという面の方が強かった。
もうそろそろ、籠から出して一人前に飛んでもらわなければ…
さわ子はお茶を飲みながら将来の事に思いを馳せていた。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:55:43.63 ID:JLx1rrIh0
しえん
[対策室]
澪「なぁ、律、これからどっか行かないか?今日はもう帰っていいって和が言ってたし。」
唯「ひゅ〜ひゅ〜♪いいなぁおあついお2人はwww」
律「あ、ああ…悪い、澪。ちょっとこれから俺とコレしに行くから」
ダーツの矢を投げる仕草をする。
律「な?」
俺「…………そうだな。」
澪「ふーん…。」
澪は俺の気まずそうな表情を見逃さなかった。
しかし、くるりと踵を返すと唯の方に向き直って
澪「じゃあ、唯、いっしょに帰ろっか?帰り、スーパーにでも寄ってさ。」
と笑顔で唯に問いかけた。
唯「う、うん…」
澪「んじゃー、お先に帰るなー。」バタン
支援ありがd
すまんが、限界超な眠気がきちまった…。
残ってたら続きを全力で書くよ。
俺「………もういい加減、俺を出しに使うのやめろよ?あいつに怨まれたらこぇぇからなぁ…。」
律「…わ〜かってるってwwじゃあ、行こうぜっ!!」
------------------------------------
[とあるタワーの一角]
??「あははっwwwほんと、人間って馬鹿みたいwwwwww欲望を抑え込んでそれで満足なの?wwwwねぇ?」
憂「…。喰霊解放、百叡!!」
??「ふぅ…なんにも言わないなんてつまんねぇの。じゃね。」
憂「青い蝶…。」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 02:20:24.10 ID:JLx1rrIh0
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 02:28:06.38 ID:7Jx79FQo0
./:.:.:.:.:. /:.l:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:\::.:.:ぃ:.:ヽ
, ':.:.:.:.:.:/ /:..小:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:ぃ:.:..l
,イ/:.:./:.:/,イ: / |l:.:|\:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:ぃ:.:}
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\ \、__, / /
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 03:46:18.45 ID:MLqF/FYG0
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 04:29:05.63 ID:MLqF/FYG0
保守
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 07:23:24.52 ID:bB31SK0o0
危ないな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 08:28:02.58 ID:dpZmaGCgO
危ない
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 08:54:31.36 ID:z68CU0170
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 09:38:41.33 ID:dpZmaGCgO
あげ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:08:53.03 ID:D2/Aob2Q0
うおおおおおおおおお。
おはよう、まさか残ってるなんて・・・。しょうもないSSなのに・・・。
おまいら愛してるぜ!!!
------------------------------------
澪「この辺りだな…」
唯「うん。」
今日も私達はお務め。
通信障害が起こった原因に悪霊がいるらしいんだけど。
DQN「こぉぉぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁ!!てめぇらそこで何してやがる???邪魔だ!!」
プップー
大きなクラクションに共鳴して、耳をつんざくような音が響いた。
まるで、ハウリングをおこしたような…。
と同時にビルの窓が割れて一斉に降りかかってきた。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:18:08.04 ID:dpZmaGCgO
キタキタ支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:20:47.98 ID:D2/Aob2Q0
澪「乱紅蓮!!」
咄嗟にギターをかき鳴らし、霊獣で私達を守る澪ちゃん。
唯「あ、あれっ!!」
前方にはピエロみたいな悪霊が姿を現していた。
澪「…カテゴリーBやまびこ…私が行く。唯は援護を!」
唯「う、うんっ!!」
澪ちゃんが勢いよく飛び掛り、切り込む。
すると、やまびこは…っ?!澪ちゃんそっくりに姿を変えて応戦した!
澪「…っ!!!」
偽澪「…っ!!!」
唯「み、澪ちゃんっ!!」
わ、私もやらなきゃ…澪ちゃんを助けなきゃ…!!
唯「ギー太ぁぁぁあたぁぁぁっく!!」
わき腹めがけて思いっきりギー太を振りぬく。
澪「ちょwwwwwゆ、唯!!私を殺す気!!??」
偽澪「ちょwwwwwゆ、唯!!わたすを殺す気!!??」
唯「へ!!?あ、あれ??こっちじゃなかったっけ…?」
すると、片方の澪ちゃんが変化して私になった。
偽唯「ギー太ぁぁぁあたぁぁぁっく!!」
唯「うわっぁ!!??ま、まねしないでよっ!!」
偽唯「うわっぁ!!??ま、まねしないでよっ!!」
間一髪後退して…というか、石ころに躓いてよける事ができた。
跳ね毛が何本か切り取られちゃったけど。
澪「唯っ!?大丈夫?」
唯「へ、平気だよぉ〜えへへ…」
どうして私ってこうダメな子なんだろう…。
??「澪ちゃん、咆哮波を!」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:32:56.90 ID:D2/Aob2Q0
突如頭上から降ってきた声に私達は顔を上げる。
澪「つ、紬!!」
唯「む、むぎちゃん!!」
紬「早く!」
澪「は、はい!!乱紅蓮、咆哮波!!」
上に向けて放たれた咆哮波に照らされて、やまびこは本来の姿を晒していた。
あ、あれ?こんなにいたんだ…。
紬「うおぉぉぉぉっっ!!!」
鮮やかな手さばきでキーボードを扱うと目にも留まらぬ速さでやまびこを一掃した。
流石はむぎちゃん☆
紬「ご苦労様。」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:40:17.34 ID:D2/Aob2Q0
澪「久しぶりだな…。」
唯「むぎちゃんも今の追ってたのぉ?」
紬「…戦いを見ました。無駄が多いわね。」
澪、唯「…」
多分…私が足手まといになってるんだ…。
紬「もっと精進してね。…鵺、秋山家に代々伝わる霊獣。資質を持つものが適切に扱わな
いと腐らせてしまう。
霊獣を相続する家系にあるからと言って、継承する資格があるとは限りませんよ。」
澪「…はい。」
そういうとむぎちゃんはキーボードを日傘状に変形して
紬「ごきげんよう。」
と優雅に去っていった。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:44:35.48 ID:UI35YJ6a0
OKポッキー!
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:49:52.86 ID:D2/Aob2Q0
やばいな・・・長編になりそうな悪寒が・・・
------------------------------------------------------
[路地裏]
紬「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
ヴゥッ…秋山澪ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!偶々霊獣を扱える家系だからってい
い顔しやがってっっっ!!!おまけに黒髪長髪で巨乳だとぉぉぉぉ???むっかつくんだ
よぉぉぉぉぉ!!!!氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね!!!!!!!!!のた打ち回って氏ねぇぇ
ぇぇぇぇぇ!!!」
その夜、誰も居ない路地裏で私は思いのたけをぶちまけた。
日頃から抱える不満を発散しなければやっていけなくなるほど紬は澪を憎悪していた。
??「ふふっ…随分立派な下心を持ってるじゃないですか。」
紬「!?」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:54:21.47 ID:ikQgnyFI0
この配役は…
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 10:57:33.92 ID:D2/Aob2Q0
この私とした事が、気配に気付かなかっただなんて…
しかも、この気…只者ではなさそうだわ。
??「希望、欲望、煩悩…それらは包み隠す必要なんて無いんですよ?っと。」
出来るだけ悟られないよう間合いを詰めて飛び掛ったが、紬の奇襲は空振りに終わった。
ふわり…と青い蝶が少女の周囲から飛び立つ。
紬「まさか…あなたは三年前行方不明になっていた中野梓…?対策室の海外派遣チームに
所属していた…。」
梓「へぇ…私の事知っている人がいただなんて驚きです。なんだか嬉しいなぁ。あははは
はは。あ、そうだ。じゃあ、紬さんにもコレあげますよ。」
と、彼女はおもむろに前髪をかきあげ、左目を露出させた。
そこには、眼球がなく赤く蠱惑的に光る殺生石が埋まっていた。
即ち彼女はカテゴリーA級の悪霊、またここ最近頻発していた特異点の正体。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:00:20.62 ID:ikQgnyFI0
きた!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:01:32.65 ID:dpZmaGCgO
そんな…あずにゃんが…
紬「!?それは…っ!!なるほど…人の世に死の穢れをまくものは退治します。」
梓「ま、出来たら…の話だけどね。ぅっ!?」
梓が避ける前に紬がのリーチを活かし、フェンシングのような動作でキーボードを梓の腹に突き刺して
いた。
梓「くはっ…ぅぐぅ…」
紬「おほほほほ。油断したようね。他愛も無い。」フッ
紬は勝利の余韻に浸り、余裕の笑みを見せた。
梓は前傾姿勢で苦しそうな息遣いを繰り返す。
梓「かはっ………っはっあ、ははぁっはっはっはっはwwwwww油断したのはそっちで
すね。」
紬「痛っ!」
梓は素早く身を起こすと腹にキーボードが刺さったまま、棒手裏剣を紬の両手両足に串刺し、
身動きを取れなくした。
そして、自分の腹からキーボードを抜くとそのまま紬に向かって振りかざした。
紬「あぁぁぁあぁっぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁっぁ!!!!!!」
梓「この石にはね、悪しき魂を持ったものが寄ってくるみたいなんですよ。」
いつの間にか梓の怪我は消えていた。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:23:11.82 ID:D2/Aob2Q0
-----------------------------------
唯「もぉ…人使い荒いよね、全く!一日に二度もお務めなんてさぁ〜。」
澪「まぁ、しょうがないよ、唯。この頃特異点がよく発生するってさわ子室長も言ってた
だろ。」
唯「ぅぅぅ〜アイス食べたいよぉ〜アイスぅぅぅ〜。」
澪「わがまま言うなよ、帰ったらクリームコロッケ作ってあげるから。」
唯「ほんとぉ!!??やったぁ!!オッケーポッキー!!頑張るぞぉっ!!」ギュッ
澪「お、おい///全く…現金な奴ww」
薄暗いトンネルの中をおそるおそる警戒しながら進んでいく。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:31:36.11 ID:D2/Aob2Q0
唯「あ、あのさぁ…澪ちゃん。」
澪「なんだ?」ニコッ
唯「えっとね、ここって湿気多いし何だか蒸し暑いじゃない?」
澪「そうか?」
唯「だから、私の腕に抱きつかれるとね…ものすっごく暑いんだけど…」
澪「え?暑いか?私はむしろ肌寒いというか、きっとそれは唯の気のせいだろ?」ガクガク
ブルブル
…脇汗がすごいんだって。てか、澪ちゃん脚震えてるよw
澪ちゃんは頼りがいのある大人の女って感じなんだけど、怖がりなんだよね…。
退魔師という宿命を背負ってるのに、これは克服しなきゃいけないんじゃないのかなって
考えていたら、ぼんやりと女の人の影が見えた。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:35:08.86 ID:hBT6mTVCO
>>76 ??「希望、欲望、煩悩…それらはリボンかけて包装する必要なんて無いんですよ?っと。」
に見えた
84 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 11:35:21.02 ID:1ve6J18T0
この流れなら言えるっ!
澪は俺の嫁っ!
さわちゃんガトリング装備してんのか
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:42:10.83 ID:D2/Aob2Q0
唯「ね、ね!澪ちゃん!あれ!!あそこに女の人が!!」
澪「ぅわぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁ!!何も見えない何も聞こえない!!あーあーあーあー。」
唯「落ち着いてよぉ〜…って、あれ?あれは…この間の女の人じゃない?」
澪「へ?…ん?あ、本当だな。なーんだ、一般人がまたこんな所に。あの、ちょっとすみません。」
その女の人は澪ちゃんの言葉に反応して私達の方にゆっくりと振り向いた。
澪「…?」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
唯「あぁぁぁぁか、顔がゾンビ!!!???」
女「ウゥ…アアァ…」
そのままふらふらとした足取りで私達の方へ向かってきた。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 11:47:49.92 ID:D2/Aob2Q0
澪「ぅわぁぁぁぁぁあ、…う、ぅぅ…あれはカテゴリーD悪霊化した人間の死霊…っ。」
唯「あわわわわ…でも、元は人間だったんでしょ?!」
澪「一度怨霊になった霊は浄化するしかないんだ…っ!」
澪ちゃんは震える脚を何とか押さえながら、それでも気丈に言い放った。
澪「人の世に、死の穢れを撒く物を退治するのが私達の使命!行くぞ、唯!」
果敢にもベースギターを振りかざし、乱紅蓮を呼び出す。
そして死霊の群目掛けて咆哮波を放つ。
唯「ぅぅ…分かってるよ…でも、出来ないよぉ…。」
澪「切って!唯!」
唯「無理だよぉ…そんなのできなぃよぉ…」
やっぱり私は意気地なしで…何にも出来なくて…っ。
88 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 11:51:43.01 ID:1ve6J18T0
支援の時間だ
ヘナヘナとその場にへたり込んでしまった私の上空を、独鈷杵が通過していく。
ゾンビ1「ウガァァァ!!!!」
唯、澪「!?」
あの独鈷杵は…憂?
憂「…喰霊開放、白ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぃぃぃぃいいいいい!!!喰らえぇぇぇ!!」
白叡「グオォォォォ!!!ムシャムシャムシャ!!!!!」
凄い勢いで死霊を喰らっていく。
あっという間に一匹残らず怨霊はいなくなった。
90 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 12:00:00.76 ID:1ve6J18T0
憂があのオッサンで脳内再生されるんだが・・・
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:02:42.66 ID:D2/Aob2Q0
憂は憂だから安心しろ。
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[神社前]
憂「手を出して。」
唯「…。」
無言で差し出した唯の手を、容赦なくギー太でぶつ憂。
唯「ぃ痛いっ!!」
澪「…!」
憂「退魔師の使命は知ってるよね?」
唯「…はい。…っ!!」バシッ
憂「じゃあ、その責任の重さも知ってるよね?」
唯「はぃ…ぃ゛たぁああぁぁぁぁぃぃ゛よぉぉぉぶたないでよぉぉぉぉ」バシッ
とめどなく涙があふれる。
この涙は痛みだけじゃなくて…いや、9割痛みだけど…。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:06:49.29 ID:D2/Aob2Q0
憂「なら、精進して。」バシッ
澪「あ、あの、平沢殿…。」
澪の言葉には聞く耳を持たずただ一言、
憂「…強くなって。」
そういい残して、ギー太を地面に置くと帰っていった。
憂…。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:10:42.95 ID:D2/Aob2Q0
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もうすっかり日は暮れていた。
唯を自宅まで送り届けると、澪は近くの公園に向かった。
公園のベンチに黒いスーツを纏った人物が座っている。
律「よぉ!お疲れさん!」
澪を見つけると軽く手を挙げ、いつもの笑顔を見せる。
澪「お互い、お疲れだな。」
苦笑しつつも、見慣れた茶髪に安心感を覚える。
隣に座ると、律のにおいがして心が落ち着くのが分かる。
澪「…唯も大分落ち着いたみたいだ。」
律「そうか。憂ちゃんも厳しいからなぁwwwま、平沢家最強の霊獣白叡を継承してるん
だ。次期継承者の唯には否が応でも頑張って欲しいんじゃねぇの〜。」
94 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 12:13:57.25 ID:1ve6J18T0
支援だぜ澪は俺の嫁
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:18:44.60 ID:D2/Aob2Q0
澪「…唯は今はダメダメだけど、一つの事に集中したら凄い才能を発揮するんだ。」
律「お?神童と呼ばれた澪ちゅわんが謙遜ですかぁ?ww
バコンッ
「〜〜〜っ!!」
澪「茶化すな!事実だよ。いつかは私を追い抜くだろうな。」
律「ふ〜〜ん。唯は努力家なんだな。」
澪「いや、それは違う気がする。生まれ持ったものだろう。退魔師でも有数の家系と天賦の才能。私がいくら望んでも手に入らないものをあの子は持っているんだ。
…ふふっ。それにしても皮肉なものだな。あの子はそれを受け継ぐのを迷っているなんて。」
律「…澪…。」
澪「それでも、私は唯が不幸にならないように、災いが降りかからないように、守りたいんだ。…私をよく思わない者もいるんだけどな。」
あはは、と乾いた笑い声を出す澪に律は普段とは打って変わって真剣な眼差しで見つめた。
律「澪を悪く言う奴は私が許さない。」
澪「…///」
「ま、まあ一番悪く言うのは律だけどなww」
律「どの口が…言うんだ?」
2人の距離が縮まる。人目も憚らず、鼻と鼻が触れ合うくらい近くに。そして…
prrrrrrrrrrrrrr
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:33:09.02 ID:JLx1rrIh0
しえんするぜ起きたし
98 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 12:35:58.56 ID:1ve6J18T0
支援
いつか俺もSSで澪ちゃんの彼氏役をしてー
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:38:03.37 ID:D2/Aob2Q0
突然澪の携帯が鳴った。
澪、律「…ふぅ…」
ピッ
澪「はい。」
唯「あ、み、み、澪ちゃん!?い、今、さわちゃんからで、電話があって、そ、それで!
!」
澪「お、おい、唯、ちょっと落ち着けって!」
唯「あ゛、あ゛のねっ…ぐすっ…澪ちゃんのおと、お父さんが亡くなったって…」
澪「え…?唯、今なんて言ったんだ?」
唯「だ、だからね…澪ちゃんのお父さんが死んじゃったんだって…。」
澪「…。わかった。すぐに行く。」
この返事をするのに何秒沈黙したままだっただろうか…。
世界が突然私を残して逆回転を始めてしまったようだった。
う、嘘だ…陳腐な自己否定で現実逃避をしようとするけれど…
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:43:06.04 ID:D2/Aob2Q0
支援サンクス
律「お、おい、澪。どうしたんだよ?」
澪のただならぬ様子を感じ取り、律は顔を覗き込むように尋ねる。
澪「お父さんが…死んだ…。」
律「…!?」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:48:20.88 ID:MLqF/FYG0
しえn
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:50:00.86 ID:D2/Aob2Q0
---------------------------------------
[病院]
澪、律「はぁっはぁっ!!」
唯「あ、澪ちゃん!りっちゃ…」
紬父「こんな時にどこをほっつき歩いていたぁぁぁ!!??」
澪「…っ!すみません…」
紬父「全く、獅子王を継承する者としての自覚が…」
紬「お父様。」
スッと左腕を父親の前に出し、諌めた。
紬「…澪ちゃん。お父様にお別れを。」
澪「…!」
霊安室の扉が開かれ、そこに横たわっていたのは紛れもなく澪の父親だった。
澪「…そ、そんな…お父さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!」
既に冷たくなったその身体に縋りつく。
静まり返った夜の病院に澪の絶叫が響いた。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:53:13.66 ID:JLx1rrIh0
のりちゃんは律か、イイネェ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 12:55:41.77 ID:D2/Aob2Q0
----------------------------------------
数日後、澪ちゃんのお父さんのお葬式が執り行われた。
憂鬱な雨が降る天気だった。
そして私の目の前にはいつまでもお父さんの遺体にしがみつき、悲しみにくれる澪ちゃんがいた。
三年前の私と同じ。あの時と同じ。
何も出来ず、無力な自分を呪いながらただ泣くだけ…。
紬「澪ちゃん?分家の方々がお集まりよ。居間にきて。」
[居間]
紬父「えー、皆様お忙しいところをお集まりいただき誠に悼みいります。」
何も頭に入らない…。誰の言葉も認識できなかった…。
けれど…
紬父「秋山故当主の遺言により、私が当主を務めさせていただきます。」
澪「!!??」
「…ちょ、ちょっと待ってください!」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 13:01:04.10 ID:D2/Aob2Q0
今まで沈黙を貫いてきた澪が急に発言したため、その場に居合わせた人々は一斉に澪の方を向いた。
澪「そ、そんな…娘の私がいないときに勝手に開けたのですか!?それもまだ通夜祭だと言うのに!!
そんなに家督の事が気になるんですか?!父の死を何だと思ってるんですか!!」
紬父「黙れ!!退魔師ともあろう者が、父親を守る事も出来ずに何をいう!!…それに、お前は父親が襲われたというのに外でなにやら不純な遊びをしていたらしいじゃないか?」ニヤニヤ
澪「…っ!!」
紬「…ふっ」
澪は腹が煮えくり返るような怒りを覚えたが、紬の父親が言った事に反論できずその場に座り込むしかなかった。
その姿が余程滑稽だったのか、紬は誰にも気付かれぬよう鼻で笑った。
106 :
チン・プー ◆PUTIN.CgG. :2009/07/12(日) 13:09:59.43 ID:1ve6J18T0
退魔師でもない奴が偉そうに・・・
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 13:14:01.56 ID:D2/Aob2Q0
すまん、昼食とってきます。
また帰ってきたら再開するよ。
----------------------------------
窓の外はジトジトと小雨が降り続いている。
親父の怒鳴り声と共に、数人の…おそらく秋山家の者と思われる人々が言い争っている。
どうやら、もう秋山家との関係を絶つつもりらしい。
何度も親父に抗議したけれど、嫡子という以外なにもない私はただいいなりになるしかな
かった。
この家は、そして私は、全て親父によって支えられているんだ。
澪の家と同じ…。
律「…」
携帯の液晶画面に目をやる。
これで二通目だ。パカッ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ここは裏切りの地なの〜