【サンホラ】Arkの小説かけたよー!【エリ組】第2地平線
1 :
1 ◆z.EI1nLmeo :
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:35:58.59 ID:b3B4PNLpO
全スレ・・・だと?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:36:27.48 ID:Yoh9lYMr0
よう厨二
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:36:35.51 ID:l8fCG4Yq0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:37:57.22 ID:l8fCG4Yq0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:42:01.11 ID:l8fCG4Yq0
「嗚呼・・・ソロル・・・」
監視郷は天を仰ぎ、深いため息をつく。ふと彼が監視鏡の向こうへ視線を戻すと
嗚呼・・・いくつもの幻想。幾百の兄妹の過去<ゆめ>に・・・いつの間にか少女の背後には『仮面の男』が立っていた。
Fin
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:42:14.67 ID:A6ndYtEyO
きましたよっと
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:42:16.49 ID:VahB8o/6O
サンホラは嫌いじゃないけど儲がきらい
9 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:43:42.55 ID:l8fCG4Yq0
なんか出オチでもうしわけないな・・・
これでArkは終わりです。
Elysionにうつってもおk?
>>7 ごきげんよう!
>>8 高いよね・・・でもかってしまうorz
>>9 出オチにもほどがあるwww
エリ組待ってる
11 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:46:50.47 ID:l8fCG4Yq0
>>10 了解。
書き込めるようになったらもとの地平線に戻ろうと思います。
それまでここでエリ組投下します。
12 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 21:47:00.50 ID:Yokek82U0
第2乙
13 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:50:02.51 ID:l8fCG4Yq0
>>12 賢者様!
エリは、スタダ子さんとこで重大な思い違いがあるので無視してね。
ってか、Arkも酷いがこれはもtttっと酷い。
とにかくさっさと書きたかった。申し訳ないほどのクオリティorz
ではどうぞ。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:50:17.56 ID:A6ndYtEyO
>>10 妄想聞いてくれてdクスなんだぜw
moiraはストーリーがわかりやすい分他地平線との手掛かりが少な過ぎるw
15 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:51:04.82 ID:l8fCG4Yq0
【⇔Elysion⇔】
「私は、生涯彼女を愛することはないだろう。
しかし、彼女という存在は、私にとって特別な意味を孕むだろう。
何故なら、生まれてくる娘の名は、遠い昔にもう決めてあるのだから・・・」
『エルの天秤』
16 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:51:54.06 ID:l8fCG4Yq0
あ、アルバムでの曲順は完全無視+書いてない曲があるのであらかじめ(ry
男が扉に手をかける。
「エル。私は仕事に行ってくるよ」
「うん・・・いってらっしゃい、お父様<パパ>・・・」
ベッドに横たわり、ボロい毛布に包まった少女が応える。
お父様<パパ>と呼ばれた男はじっと少女を見、何かを小さな声で呟き、その古びた扉を開けた。
殺人・・・窃盗・・・誘拐・・・密売・・・
悪魔に魂を売り渡すかのように、金になる事ならなんでもやった。
切実な現実。彼には金が必要だった・・・。
傾き続ける天秤。
彼は崩れた均衡を治そうと走り続けるのだった。
そして・・・その夜も天秤は彼を踊らせる。
17 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:53:18.89 ID:l8fCG4Yq0
「君のこと、信用していいんだろうな?」
男はある名門貴族の屋敷へと招かれていた。
伯爵の依頼する今回の仕事は誘拐、そして殺人。
「もちろんです。伯爵のお嬢さんと、その連れの男も必ず・・・」
「連れなどではないッ!あいつは、ただの使用人だ」
「・・・申し訳ありません」
「よい。怒鳴って悪かったな」
一度は激昂した伯爵だったが、落ち着きを取りもどし、再び男へ説明を始める。
「娘を連れ戻して欲しい。君の言った額の金貨<コイン>は用意した。頼んだぞ」
伯爵は一度も目を合わせずそう言い、金貨<コイン>が詰まった袋がテーブルを叩く。
「娘さえ無事に戻るならそれでよい。使用人<男>の方など殺<バラ>しても構わん」
薄暗い部屋を去ろうと背を向けた男に、伯爵がそう念を押した。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 21:54:07.70 ID:mFeXdZ/nO
>>14 いやいや、Moiraがループって考えはなかったから面白かった
雷神、黒い剣、ラフレンツェのフレーズくらいしか他の地平線と接点ないからなぁ
19 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:55:17.32 ID:l8fCG4Yq0
北西部、リエンツァ川沿岸。
足音を忍ばせ走る人影が彼岸へと渡る船を捜し、乗り込んだ。
「大丈夫かい?もう何日も歩き続けて・・・」
「大丈夫よ、アル。私、まだ頑張れるわ。あなたの育てた“ロレーヌ”だもの」
船には一組の男女。そして黒衣の船頭。
楽園への旅路。自由への船出。逃走の果てに辿りついた岸辺。
船頭に扮した男が指を鳴らすと、黒衣の影が船を取り囲んだ。
「な、なに?アル・・・」
「おいっ!どうしたんだ!?ちゃんと船賃は払っているだろう!」
2人の狼狽も気にせず、船頭は不適に笑う。
「お帰りの船賃でしたらご心配なく。すでに充分すぎるほど戴いておりますので」
仮面の男は、男<使用人>に近づき、ナイフでその喉を掻き切った。
「けれども彼はここでさよなら・・・」
鮮血を撒き散らし、男<使用人>は深い河に沈んでいく。
突然の出来事に目をいっぱいに開き、動かないお嬢さん<マドモワゼル>。
「残念だったねぇ、お嬢さん<マドモワゼル>。伯爵がお待ちだ」
いままで隠れていた月。その月光に照らされて・・・
嗚呼、少女が見たのは“仮面の男”だった。
>>18 Moiraから他の地平線が枝分かれした説でいくと多少こじつけだが行けると考えてるぜ
20 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:56:48.24 ID:l8fCG4Yq0
華やかな婚礼。幸せな花嫁。
少女を待っていたのは結婚式。家を立て直す婚約。
虚飾の婚礼。消えた花嫁。
少女を待っていたのは結婚式。権威主義の政略結婚。
「愛する人と結ばれてこその人生・・・。それさえも侭ならぬのが貴族ならば、そんな世界<物>捨てよう・・・」
少女は婚約者を押し退け、近くにあった装飾ナイフを手に取って走り出した。
この屋敷へ来る途中、街で見かけた。あれは、あの男は・・・・。
仮面の男は伯爵に挨拶を済ませ、家路についていた。
これで少し、天秤の傾きを治せた。足らぬものが多すぎる。
まぁいい。もうすぐ、約束の日が・・・
21 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:58:17.29 ID:l8fCG4Yq0
「・・・ッ!・・・・・・君か。お嬢さん<マドモワゼル>・・・」
嗚呼、燃えるように背中が熱い。手を伸ばした先に、何かが刺さっていた。
嗚呼、緋く染まった掌を見つめながら、仮面の男は緩やかに崩れ落ちる。
少女は何かを叫び、逃げてしまった。
嗚呼、早く、帰らなければ・・・。
倒れた拍子に転がった錆付いた鍵が視界に入る。
「くッ・・・」
男は薄れ行く意識の中で、鍵を掴もうと足掻き続ける。
嗚呼、扉は目の前にある。早く帰らなければ。
ようやく鍵ヘんだ男は落ちていた棒切れを支えに立ち上がる。
急がなければ・・・。もうすぐ、もうすぐ約束した娘の―――。
嗚呼、今宵も“エルのための天秤”は仮面の男を踊らせた・・・。
22 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 21:59:23.58 ID:l8fCG4Yq0
エルの「ための」○○が今回の鍵だと思ってる。
23 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:00:36.02 ID:l8fCG4Yq0
『エルの楽園[→side:E→]』
白い大地。
仮面の男は朦朧とした意識の中、雪の降りしきる世界を視ていた。
「嗚呼・・・エル・・・」
ふと男が振り返ると、男の過去など無かったかのように、雪原は彼の足跡を消していた。
唯一つ、緋い雫で描かれた軌跡を除いては。
かすむ視界。吹雪が止まぬのか、世界を白銀に染めている。
・・・その霞んだ世界でさえも、緋色の軌跡ははっきりと確認できた。
仮面の男は理解する。この軌跡は私の軌跡なのだと。
罪の道標。これこそ、私の生きてきた証なのだと。
かつて彼女を失った際に犯した罪。そこから、私は「生きてきた」。
楽園へといたる、道標となるように・・・。
扉を開ける、鍵になるように・・・。
無限を産む、運命となるように・・・。
そしてなにより、エルのために・・・。
仮面の男はいつの間にか、扉の前に立っていた。
「エル、私はもうすぐ・・・」
廻るように浮かんでくる愛しい笑顔がすぐそこにある。
扉の向こう。すぐそこに・・・。
無限の果てに手を伸ばすように、仮面の男は扉に手をかけた。
嗚呼、仮面の男は錆付いた鍵を挿し込み、古びた金貨<コイン>を握り締めたまま笑った。
―――そして、彼の現実<身体>は朽ち果てる。
24 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:02:34.80 ID:l8fCG4Yq0
仮面の男が家を出て、部屋には少女が一人、取り残された。
夢を見ていた少女は締め付けられるような胸の痛みで目を覚ます。
今ではお父様<パパ>もあまり私の相手をしなくなってしまった。
突然、少女は苦しそうに咳をする。
少女は理解していた。その痛みは、この胸の痛みは夢<楽園>を遠ざけ、未来<春>を遠ざけるものだと。
白い雪原。永遠に降り止まぬ雪化粧のように冷たい世界。
少女は痛みに耐えながら、過ぎ去りし春<過去>を振り返る。
お父様<パパ>は私を愛してくれた。大好きなお父様<パパ>。
嗚呼、あの温もり<幸せ>があるのなら、私はまだ生きてゆける・・・。
襤褸い毛布でも夢は視ることが出来る。あの日、愛を知った日の温もり<夢>をまた・・・。
少女は眠るようにベッドに横たわり、毛布に包まった。
少女は眠るように、記憶の水底へと沈んでいく。深く深く、愛しい世界<水底>へ。
幾度目だろうか。夢幻の果てが手を招くように、扉は開かれた。
―――そして、少女の現実<精神>は砕け散る。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:03:19.74 ID:mFeXdZ/nO
アビス期待
Moira平行世界もありか…
時系列だけで言えば、普通にMoira→クロニクル→クロセカって考えてた
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:03:27.34 ID:A6ndYtEyO
>>18 あと個人的にだが
冥王の4:18〜の旋律が呪われし宝石の1:50〜に聞こえてしかたないw
>>16 それでもお書きなさい
>>1よ
27 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:04:23.16 ID:l8fCG4Yq0
そして幾度目かの楽園の扉が開かれる―――。
ねぇ、お父様<パパ>・・・。その楽園ではどんな花が咲くの?
窓を叩く夜風<虚ろな月明かり>。
ねぇ、お父様<パパ>・・・。その楽園ではどんな鳥が歌うの?
弾む吐息<白い息>。
ねぇ、お父様<パパ>・・・。その楽園では体はもう痛くないの?
薄暗い部屋<薄汚い部屋>。
ねぇ、お父様<パパ>・・・。その楽園ではずっと一緒にいられるの?
楽しそうな談笑<痩せた膝の少女>。
・・・幾度となく繰り返される問いかけ。
終わらない、楽園への興味。
少女の体は操り人形<マリオネット>のように、仮面の男へ問いかける。
少女の精神<心>は赤子のように、幸せを抱いて砕け散る。
嗚呼、少女には見えていないのだ。傍らに横たわるその死体が・・・。
>>26 がんがる。
反応ないからみんな落ちたのかと思って投下してたwよかったw
28 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:06:05.03 ID:l8fCG4Yq0
少女の意識は過去を遡り、愛を知った日を思い出させる。
「ねえ、お父様<パパ>」
「なんだい、エル?」
「明日はなんの日か知ってる?」
「世界で一番可愛い女の子の誕生日」
「・・・私、お誕生日プレゼントは絵本がいいと思うわ」
仮面の男は頷き、一年の歳月が嘘のように、扉を開いて現れた。
嗚呼、男の夢想<エルのための日々>は残酷な現実<エルを苦しめた日々>となり、
嗚呼、少女の現実<暗く冷たい冬>は幽幻な夢想<エルのための楽園>となる。
そして男の楽園<幸せな日々>は永遠の奈落<帰られぬ暗澹>となり、
そして少女の奈落<苦悩>は束の間の楽園<夢>となる。
・・・お父様<パパ>── その楽園ではどんな恋が咲くの?
ねぇ、お父様<パパ> その楽園ではどんな愛を歌うの?
・・・お父様<パパ>── その楽園では心はもう痛くないの?
ねぇ、お父様<パパ> その楽園ではずっと一緒にいられるの?
少女の心は体を脱ぎ捨て、束の間の楽園へと至る。
少女は深く笑った。それは、嗚呼、仮面の男が欲した・・・
「ねぇ・・・お父様<パパ>―――」
そして幾度目かの、“エルのための楽園”へと至る扉が開かれた。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:06:17.26 ID:mFeXdZ/nO
>>26 あ、それもあったな
歌詞カードだけで考察を始めると音を忘れて良くない…
個人的には死せる乙女の最後、「寵愛する勇者に授けしは弓矢」の弓の字体が違うのが気になる
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:07:53.69 ID:A6ndYtEyO
>>29 一方貧乏大学生な俺はいまだアルバムを購入できていないのだった…orz<ハヤクカイタイ
31 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:09:21.37 ID:l8fCG4Yq0
>>29 矢が地平線を繋ぐ?と思った。光陰矢の如しみたいな比喩で。
鬱蒼と茂る暗緑の木々。ある人里離れた森に、その赤ん坊は捨てられていた。
その赤ん坊を拾ったのは王国を追われた隻眼の魔女、オルドローズ。
2つの楽園を廻る物語は、人知れず幕を開ける・・・。
『エルの絵本[魔女とラフレンツェ]』
如何にして、楽園の扉は開かれたのか―――。
32 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:11:41.98 ID:l8fCG4Yq0
「ラフレンツェや・・・忘れてはいけないよ・・・。」
拾われた赤ん坊は、いつしか背筋が凍る程美しい娘へと育っていった。
ラフレンツェと名づけられた少女は年を重ねていくたびに、祖母にきつく、教育されていった。
銀色の髪は亡者の手を振り払う。
緋色の瞳は死せる者を射抜き、
雪のように白い肌は奈落にあって尚、楽園を思わせる。
「ラフレンツェや・・・忘れてはいけないよ・・・。」
ラフレンツェは死者の為に謳い続ける。
狂信的なまでの祖母の言い付け。楽園へと至る生贄。
ラフレンツェは奈落の岸辺で、謳い続けることで楽園と奈落を遠ざけていた。
今日もまた、暗い森の中にはラフレンツェの鎮魂歌<レクイエム>が木霊する。
嗚呼、いつしか謳い続けるラフレンツェには亡者の声が聞こえるようになる。
奈落へ落とされた憎しみ。楽園へ届かぬ悲しみ。
やがてラフレンツェの頭には常に亡者の断末魔が木霊するようになる。
33 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:13:38.03 ID:l8fCG4Yq0
流転こそが万物の基本。流れる以上時もまた然り。
深紅の魔女と畏れられたオルドローズでさえ、時の流れには逆らえない・・・
「お婆さま!」
倒れ臥した祖母に寄り添う少女。
「いつも厳しくしてごめんよ、ラフレンツェ・・・。もう、私が教えられることは何も無い。
最後に、最後に一つだけ、厳しいオババの言いつけを聞いておくれ・・・」
「はい、聞きます・・・だから、何処にもいかないで・・・」
少女は涙を流し、祖母にすがる。それでも尚、祖母は淡々と言いつけを語るのだった。
「ラフレンツェや・・・忘れてはいけないよ。
お前は冥府に巣喰う、亡者どもの手からこの世界を守る為の
最後の黄泉の番人。純潔の結界を、破らせてはいけないよ・・・」
「お婆さまッ!!」
それを言い終えると、祖母は静かに目を閉じた。
「・・・わかりました。お婆さま・・・・」
34 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 22:13:51.59 ID:p35eo2/F0
真剣に読みたいがために賢者モードになってきた←
35 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:15:30.36 ID:l8fCG4Yq0
>>34 パネェっすサヴァン先生!
よろしく!
それからというもの、毎日謳っていたはずの追想曲<カノン> はラフレンツェを苦しめる枷となり、
次第にいつもうるささかったオルドローズが自分にとって必要な人であったと改めて気付く。
一人だけの部屋に吹き抜ける風。かつてなかった感情。彼女は寂しさを、孤独を知った。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:15:36.75 ID:A6ndYtEyO
ラフレンツェktkr!
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:16:57.93 ID:mFeXdZ/nO
39 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:20:02.53 ID:l8fCG4Yq0
>>37 ここから物語という歴史は激しい流転と再生、消滅を繰り返す・・・
クォ低くてごめんね。
>>38 残念なことにライブは一回も行ったこと無いorz
確保は出来たが、金の関係でキャンセルしたorz
儚い幻想と知りながら生者は彼岸に楽園を求め、
死者もまた、還れざる彼岸に楽園を求める。
彼らを別つ流れ。深く冷たい冥府の川。
少女はいつしか謳う事も忘れ、祖母と暮らした日々を想い、泣き続けていた。
乙女の流す涙は永遠に尽きることなく、唯・・・嘆きの川の水嵩を増すばかり・・・
『ラフレンツェや・・・忘れてはいけないよ。 お前は冥府に巣喰う亡者どもの手からこの世界を守る為の
最後の黄泉の番人 。純潔の結界を、破らせてはいけないよ・・・』
祖母が居なくなって唇を閉ざしたラフレンツェ。
それからというもの、森にはラフレンツェの泣き声が木霊するようになった。
──そんな少女を悪夢から呼び醒ます 美しき竪琴の調べ
哀しい瞳をした弾き手 麗しきその青年の名は・・・・・・
狂い咲く曼珠沙華<リコリス>のように芽吹く感情の波。
ラフレンツェは彼の訪れと共に唇を開き、嬉しくなって誓いも忘れていった・・・・・。
40 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:25:36.67 ID:l8fCG4Yq0
流転こそが万物の基本。流れる以上、人もまた・・・
「あ、あの、綺麗な音ですね」
切り株に腰掛け、竪琴を奏でる青年。
ラフレンツェはいつも遠巻きに見ていた彼に、ついに話しかける。
「ありがとう」
青年は満面の笑みで返し、少女を赤く染めさせた。
「あの、時々聴きに来てもいいですか・・・?」
「うん。是非聴きに来て。僕も嬉しいよ」
青年は「人」がいないこの森で少女に出会ったのがよほど嬉しかったのか、少女の手を握り、応えた。
少女は青年の笑顔に惹かれ、
青年もまた、病的なまでに白い少女に惹かれていた。
別れを告げ、赤くなりながら帰った家の中。
嗚呼、まだ彼に握られた手が熱い。
それは魔法のように少女の鼓動を高鳴らせ、小さな銀鈴<Bell>を鳴らす。
嗚呼、あの漆黒の瞳。彼に見つめられると不思議な気持ちがこみ上げてくる・・・。
それは魔法のように、少女の心に禁断の焔を灯らせた。
嗚呼、少女は恋を知った・・・
「ラフレンツェや・・・忘れてはいけないよ・・・。」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:25:52.12 ID:A6ndYtEyO
まさかの失速…まさかまた…
>>39 クォリティ低くなんかないぞ
現に着いてきてる奴が何人もいるじゃないか
生誕祭についてはすまんかったorz
43 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 22:26:38.84 ID:p35eo2/F0
>>38 何故そんなことが断言出来るのか…?
>>39 十分クォ高いから気になるな
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:26:51.74 ID:A6ndYtEyO
ああよかった
>>43 生誕祭初日にマジパネェっす!というネタがあったんだが、思えば本スレとか見てればわかることだったなorz
46 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:28:59.82 ID:l8fCG4Yq0
>>41 さるになりたくないからさ・・・ちょっと控えめに。
できれば間にレス挟んで欲しいんだ。
まぁまたなったら携帯から転送して投下するからおk。
>>42-44 ありがとう。なきそーになったw
自分でダメだと思ってたんだがな・・・嬉しい。
>>38については俺も気になるwwww
あくる日もあくる日も、少女は青年との逢瀬を繰り返し、次第に互いの気持ちを理解してゆくのだった。
「ねぇ・・・」
「うん?」
「私、もっと貴方のこと知りたいの。・・・教えてくれない?」
「名前や趣味だけじゃダメなの。もっともっと・・・」
一つ奪えば十が欲しくなり、十を奪えば百が欲しくなる。
少女の心に灯った焔は彼の全てを灼き尽くすまで消えはしない・・・
少女はまるで、それしかできぬ人形のように青年へ問いかけていた。
青年もそれに応え、答えを話す。
やがて、少女に灯った焔は青年の全てを灼き尽くす・・・。
愛欲に咽び、純潔の花を散らし、愛憎も知らぬ少女は尚も漆黒の焔を胸に抱く。
嗚呼、彼は手探りで闇に繋がれた獣の檻を外して
少女の胎内(なか)に繋がれた冥府の底へ堕りてゆく・・・・
47 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 22:29:39.14 ID:p35eo2/F0
>>45 俺も行ったことないから行きたい…orz
やっぱり生で見ると迫力あるだろうな
48 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:32:19.26 ID:l8fCG4Yq0
>>47 俺も行きたいんだぜ・・・
ここにいるみんなで次のライブいったら楽しそうだwww
「ラフレンツェ、僕は森を出て行こうと思う」
翌朝、彼は前々から決めていたのか、ラフレンツェにそう切り出した。
「だから、君にも、一緒に来てほしいんだ・・・」
少女は青年のすべてを灼き尽くし、尚も焔は消えなかった。
「もちろん付いて行くわ。貴方となら何処へだっていけそうな気がするの」
「ならすぐに出発だ!遠く、北の国を目指すぞ!」
嗚呼、少女に灯る禁断の焔は、青年の未来でさえも、灼き尽くさねば消えはしない・・・。
彼は笑いながらラフレンツェの手を引いて、走り出した。
斯くして・・・楽園の扉は開かれた。
魔女がラフレンツェを産んだのか。
ラフレンツェが魔女を産んだのか。
物語は絵本<ページ>の外側に・・・。
49 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 22:34:44.59 ID:p35eo2/F0
ラフレンツェ乙
>>47 今の国王陛下万歳なノリに着いていけるなら絶対に楽しいと思う
>>48 行きたいがまた遠征かと思うと懐がorz
つーか終わり方生殺しすぎるwww
51 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:36:22.80 ID:l8fCG4Yq0
>>49 フフフ・・・
>>50 フフフ・・・
──近づいてくる足音
やがて彼<Orpheus>が乙女<Eurydice>の手を引いて 暗闇の階段を駆け上って来る
けれど少女は裏切りの代償として 残酷な呪いを歌った
嗚呼…もう直ぐ彼は…彼は振り返ってしまうだろう──
母が娘を産み、娘も母となるのならば・・・。
私は・・・。
還れざる楽園<Elysion> への羨望<夢>。
私の求めた彼女は、こんなものではなかった。
嗚呼・・・彼はやがて“過去を”振り返えってしまうだろう。
未来を求める少女と過去を求める男。2人の齟齬は、悲しいまでに決定的な亀裂を生む。
病的に白い少女を求めた男<ABYSS>は自らの手で、老いた妻<ラフレンツェ>に手をかけた。
母が娘を産み、娘も母となるのならば・・・。
生まれてくる娘の名は、もうすでに決めてあるのだ。
死して尚、自分を見つめる緋色の瞳を忌み、ABYSSはラフレンツェの死体を雪原に埋めた。
彼らが引っ越した、雪の中の小さな小屋。
取り出したばかりの赤ん坊。
最近始めた油絵。
老いる妻を見まいとする、彼の心を物語る仮面。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:38:14.01 ID:A6ndYtEyO
ふうむ
俺はmoiraのオルフがオルフェウスで、亡くした恋人エウリュディケを生き返らせる為に冥府の守り手ラフレンツェを騙したのかと
国民があつまるといろんな解釈が聞けて楽しい
53 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:40:08.86 ID:l8fCG4Yq0
>>52 あーっと、そこについて言ってなかった。
エリはエリ単品で、地平線概念なしのアルバム単品としての解釈を書いたのが今回。
んで、非現実的ノリで書きたくなかったのでそーいう解釈は入れないようにしてるんだ!スマソorz
嗚呼・・・我が子<エル>よ・・・。
私は・・・。
彼の罪は、どこから?
緋色の瞳の少女に恋をしたこと?
少女の純潔を、緋色の雫と共に奪ってしまったこと?
それとも、エル<eL>を求めてしまったこと・・・?
その後の彼の人生は、いままで<妻と共に生きる日々>から、
苦く苦しい日々<エルのための日々>へと変貌する。
斯くして・・・“エルのための楽園”の扉は開かれた。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:40:24.47 ID:mFeXdZ/nO
終わってなかった…だと…?
>>52 俺もそう思ってた
やっぱり解釈聞くのは楽しいよな
55 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 22:40:52.67 ID:p35eo2/F0
>>50 カミングアウトするとまだ浅くて国歌が歌えない(覚えていない)
サンホラは信者とレボがダメにしたね
レボはコスプレなんかすんな
おとなしくギター弾いときゃよかったものを
57 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:43:52.15 ID:l8fCG4Yq0
>>54 予想通りの反応いただきました。
俺も楽しいですぜ!
>>55 俺は今国歌をピアノで弾いてるとこ。
一緒に歌おうぜwww
>>56 正直、信者のなかにダメなのがいるのは認める。
だが、それはどこの信者だって同じこと。
REVOは陛下だし自由でいいんじゃ・・・ね?
お揃いね私達・・・
これでお揃いね、あぁ幸せ・・・
「約束よ?これからも、ずっと・・・」
「ああ・・・。」
「私、星になりたい。屑でもかまわないわ。いつか星になれるのなら・・・」
『StarDust』
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:44:49.32 ID:A6ndYtEyO
59 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:46:56.27 ID:l8fCG4Yq0
>>58 発言そのものが嬉しいんだぜ。
俺の視野も広がるからどんどん聞かせて欲しい。
貴方の白いシャツも今は・・・
「ねぇジョルジュ、とても綺麗な星空ね」
「確かに綺麗な星空だ。でもリリア、君のほうが綺麗だよ」
「ありがとう。ああ、貴方の赤いシャツ、素敵よ・・・」
ありふれた風景。繰り返される恋模様。
夜空を見上げる恋人達。その中のお揃いの赤いシャツを着た2人。
「ねぇ、ジョルジュ?約束しましょう」
「なんだい?」
「私達、ずっとずっと、一緒だ、って」
真剣な顔。リリアーヌの眼差しに耐えられなくなったのか、ジョルジュは笑った。
「ははっあたりまえじゃないか。ずっと一緒にいるよ。な、リリア」
「ええ・・・ジョルジュ。『約束』よ・・・」
>>55 領拡では歌詞表示されたし、生誕祭は歌詞カード配ってたりしてたから大丈夫だと思う
俺も2番とか覚えてないしwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 22:48:42.65 ID:A6ndYtEyO
よかったw
名前がまんまスタダ子とかダス子だったらどうしようかとw
62 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:51:00.41 ID:l8fCG4Yq0
>>61 もち!
本名リリアーヌ。父親に虐待されていた過去を持つ。
フランス人の主な名前一覧から、略称(リリア)の呼びやすさを重視して選んだw
「ッ!やめてッ、ジョルジュ!」
「うるさいな!文句を言うんじゃない!」
「やめてよ!私は貴方の人形じゃないのよ!?」
「くそッ、どいつもこいつも俺のことをなめやがって・・・」
「ジョルジュ!私はちっぽけな自尊心<もの>を満たすための道具でもないのよ!?私は、貴方の・・・」
「ええい黙れっ!誰がお前を養ってると思っているんだッ」
激昂したジョルジュは、嗚呼、リリアの首に手をかけ、締め上げる。
「ぅぐっや゛めて・・・ジョルジュ・・・ッ」
リリアが苦しそうに呻く。
鬼のような形相でリリアの首を絞めていたジョルジュは、いつの間にか泣いていて、リリアを抱きしめていた。
「げほっはぁ、はぁ・・・ジョ、ジョルジュ・・・?」
「あぁ、あぁ・・・。リリアーヌ、すまない。僕はまた、やってしまった、すまない・・・。
僕は君を愛しているのに・・・すまない・・・君の首を絞めるなんて・・・」
ジョルジュは突然謝罪の言葉を漏らす。
「ジョルジュ、首を絞めれば、締まるに決まってるじゃない」
リリアはジョルジュを優しく抱きしめる。
「嗚呼、リリア、ごめんよ。もう、こんな僕と別れてもかまわない。
君を傷付けるような僕は彼氏失格だよ・・・」
「ジョルジュ、いいのよ。私は貴方といるわ。だってしょうがないじゃない、愛してしまったんだもの。きっと月<ルナ>が貴方を狂わせたのね」
「うぅ、リリア・・・うぐっ、すまない・・・僕は・・・」
「いいのよ。・・・今日は私、家に戻るわ。また明日、ここで逢いましょう?」
リリアは耳元で優しく囁くと、未だ泣き続けるジョルジュをベッドに寝かせ、彼の部屋を後にした。
63 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:55:52.66 ID:l8fCG4Yq0
>>60 そういや俺も二番・・・orz
ジョルジュ・・・どうしてしまったのかしら。
付き合い始める前はあんなではなかったのに・・・。
このままでは私は壊れてしまうかもしれない。
けれど、嗚呼、私にはジョルジュが必要。
きっとジョルジュも、私のこと必要なのだわ。
だから、私は・・・それに約束もあるもの。
あの日交わした約束。いつの日か、あの星空に届くのかしら・・・・?
リリアーヌは夜道を歩きながら考える。しかし、彼への無償の愛情を確認するだけの結果に終わってしまう。
約束は守られている。辛いときもあるけれど、『ずっと一緒にいる』という約束は・・・。
64 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 22:59:36.60 ID:l8fCG4Yq0
翌朝、リリアはジョルジュを驚かせようと、お揃いの新しい衣装<シャツ>を持って家を出た。
期待に胸が膨らむ。リリアは幸せだった。暴力は振るわれたけど、彼と一緒だった。
それが唯一の、彼女の救いだった。なのに・・・
「えっ・・・ジョル、ジュ?」
嬉々として彼の家へと続く曲がり角を曲がったリリアは見てしまった。
嗚呼、些細な偶然。されど偶然とは言え、彼女は見てしまう。
お揃いの白い服を着て幸せそうに寄り添い歩く、彼と見知らぬ女の姿を・・・・。
「・・・何故?何故なの?・・・何故なのよぉー!!」
声にならない叫びを上げ、その場から走り去るリリア。
目の端には涙が浮かび、途中で落としたお揃いの衣装<シャツ>も気にせず、走り続けた。
繰り返される恋模様 ほんの些細なこと
そんな気紛れなひと時を 永遠だと信じたりして
そんな不確かなものを 運命だと信じたりして
泣いたり 笑ったり 愛したり 憎んだりして
その束の間 遙か過去の光に想いを馳せたりして
あの日見た星々はもう滅んでしまっているのだろうか?
それとも今もまだ滅びに向かって輝き続けているのだろうか?
光年という名の途方もない尺度の前では
人の一生など刹那の幻に過ぎないのかも知れない・・・・。
65 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 23:00:35.90 ID:p35eo2/F0
なるほど…国民に優しいなw
あらまりがいないとなんかあれなんだよな・・・。
>>64 何故なのよー!!
スタダさんも1曲のストーリーとしては非常にわかりやすいよなぁ
68 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:03:37.21 ID:l8fCG4Yq0
>>65-66 いいよねぇ・・・毎回クオ高いし・・・
>>64 簡単だからこそ、なんか書くのが難しかったww
サンホラっぽく書かなきゃ・・・っていうのもあったのかな。
お揃いね私達・・・
これでお揃いね、あぁ幸せ・・・
あなたの白い衣装<シャツ>も今は―――
「ジョルジュ、私・・・あなたと一緒じゃない人生なんていらないの・・・」
「あの日の『約束』、覚えてる・・・?」
リリアは一人で問いかけを繰り返す。
「私・・・もう・・・」
真っ赤な衣装<ドレス>を纏い、真っ赤な洋靴<ヒール>に包まれる。
真っ赤な口紅<ルージュ>で飾り、真っ赤な薔薇<ローズ>は最後の手向け・・・。
身を包む赤に金がゆれ、銀が煌く。
すれ違う男は異常なまでの“赤”に誰もが振り返り、我が目を疑った。
リリアはジョルジュの家へと向かう。家で私を待っているはず・・・。
左手には花束<愛>、右手には約束<Ark>を。
「ジョルジュ・・・」
嗚呼・・・疾りだした衝動は、もう止まらない・・・。
69 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:09:16.58 ID:l8fCG4Yq0
ゆっくりと開く扉。いつにも増してご機嫌のジョルジュがこちらへ歩み寄る。
「ねぇ、ジョルジュ。あの日の約束、覚えてる?」
リリアは問い、答える隙を与えず続けて問う。
「あなたが私に囁いた言葉、覚えてる?」
「私が言った言葉<夢>、覚えてる?」
「私は星になりたかった。例え屑でも、あなたと一緒に輝き続けられるのならそれでもかまわないと思っていたわ」
「ずっと、一緒にいようね?」
「おい、リリ、ア・・・?」
真っ赤な衣装のリリアーヌと、いつもとは違う雰囲気にジョルジュは困惑する。
「もう、いいの。決めたから。・・・ずっと、一緒にいようね・・・?」
嗚呼、彼女の約束<Ark>は、悲しい現実となって彼の心臓<こころ>を貫いた。
彼女の手には、嗚呼、Ark<銀銃>が握られていた・・・。
「お揃いね私達・・・これでお揃いね、あぁ幸せ・・・あなたの白い衣装<シャツ>も今は鮮やかな深紅<スカーレット>・・・」
恍惚に震える彼女。足元には自らの血によって深紅に染まったジョルジュが横たわっている。
しかし、恍惚の彼女は事実<現実>に気付いてしまう。
嗚呼、酸素に触れた赤はやがて黒に近づき、2人はもう永久に1つにはなれないのだと。
「ジョルジュ・・・私は、私は・・・・」
彼女の瞳には、空に輝く銀瑠璃の星々が滅びに向かい輝いているように見えた。
嗚呼、世界は凍てついている・・・。それほどまでに彼女は・・・。
夢見た日々<失くした楽園>の夢を見る――私を導け、星の幻灯<The Light of StarDust>よ!
彼女は悲しいまでに・・・嗚呼・・・彼女のArk<約束>は彼を蝕んだ。
そして永遠を求める彼女すらも・・・
──想い出を過去の光として埋葬出来ない限り
孤独な亡霊は荒野を彷徨い続けるだろう
女の手は悲しい程に短く星屑には届かない
嗚呼・・・その手を握り返したのは『仮面の男』だった──
70 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 23:13:29.60 ID:l/fnmlMJ0
StarDustはカラオケで歌うとテンションが上がるw
皆はどんな曲が好きなんだ?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 23:14:48.19 ID:A6ndYtEyO
>>70 カラオケなら奴隷達の英雄とか冥王とかイーリオン
聞くなら屋根裏の少女と檻の中の遊戯だな
73 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:17:26.57 ID:l8fCG4Yq0
>>70 星屑の革紐→泣ける
美しきもの→泣ける
ピコマジのArkの最初のてっててれてってってっててってってとこが好きw
黒の預言書もいいなぁ。燃える。
さーてさてさて。
俺が一番好きで、良く書けたと自信のある肖像の時間がやってまいりました。
一応、ここで解答編に折り返したいと思います。
白い結晶の宝石が舞い踊る森の中。
白い化粧の木々は風に揺られ、少年を迎える。
――遠く朽ちた楽園。
それは第四の地平線。その楽園の名は・・・
――『ELYSION』――
『エルの肖像』
(*゚∀゚)o彡゚ 解答編!解答編!
75 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:21:26.74 ID:l8fCG4Yq0
かつて幸せの日々が営まれ、男が自らの手によってそれを壊した場所。
あの日――雪原だったこの場所は皮肉にも、青年と少女が出会った場所<森>のように木々が生い茂り
今も尚降りしきる雪によって白く閉ざされていた。
その森の中を漆黒の瞳の少年は風を掃って通る。
樹氷の並木道はまるで、少年を導いているかのように規則正しく並んでいる。
やがて辿り着く、深い森の廃屋。少年は長い旅の果てに、かつての“楽園”を見つける。
古ぼけた扉。錆付いた閂はすでに壊されていて、中には簡単に入れた。
嗚呼、少年はそこでついに、少女の肖像画を見つけてしまう。
幼い筆跡の署名<Sign>妙に歪な題名<Title>は――
【最愛の娘エリスの8つの誕生日に・・・】
退廃へと至る幻想<恋心>。
背徳<罪>を紡ぎ続ける恋物語<人生>。
痛みを抱くために生まれてくる哀しみ。
嗚呼、幾度目かの少年は、病的なまでに白い『少女』に恋をしてしまった。
――そして、幾度目かの楽園の扉が開かれる・・・。
76 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:25:43.63 ID:l8fCG4Yq0
やがて少年は彼の《理想》(idea"L")を求めるだろう・・・
男<ABYSS>が求めたのは白い肌の緋色の瞳。
嗚呼、この少年<ABYSS>の理想<エル>は・・・?
やがて少年は彼の《鍵穴》(keyho"L"e)を見つけるだろう・・・
楽園への鍵穴は一つではない。かつて男<ABYSS>が一人ではなかったように。
少年<ABYSS>はどんな鍵穴<エル>を見つけるのだろうか・・・?
やがて少年は彼の《楽園》(e"L"ysion)を求めるだろう・・・
少年<ABYSS>にとっての楽園<エル>は何なのだろうか。それは千差万別。
今までの男<ABYSS>が全て別人であったように・・・。
やがて少年は彼の《少女》(gir"L")を見つけるだろう・・・
嗚呼、男<ABYSS>にとっての少女はエルだった。
少年<ABYSS>にとっての少女<エル>は一体誰・・・?
77 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 23:26:56.21 ID:l/fnmlMJ0
結構バラバラなんだなw
だがどれも共感出来る気がする
お、解答?
78 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:30:38.63 ID:l8fCG4Yq0
>>77 わかりづらいからなんかいか読むことをおぬぬめする。
一貫して、エルとABYSSが不特定だということをさまざまな角度から言ってみた。
ここから「・・・つまり?」っていう解答に向かう、という手順になっている!・・・ハズw
娘もまた母になり、娘を産むのならば人<ABYSS>は楽園<エル>を失い、
永遠に原罪<楽園の再生と消滅>を繰り返す。
嗚呼・・・愛憎の肖像によって始まりの扉<終わらない恋心>と終わりの扉<失われたEden>の
狭間で惹かれ合う『E』<eL>と『A』<ABYSS>。
嗚呼・・・愛憎の肖像によって求め合う『E』<EVA>と『A』<ADAM>。
嗚呼・・・禁断<恋>に手を染め幾度も恋<奈落>に堕ちてゆく。
やがて少年は♂<オトコ>の為に自らを殺し、少女は♀<オンナ>の為に自らを殺す。
時の荒野<人生>を彷徨う罪人<ABYSS>達はそこにどんな楽園を築くのだろうか?
──幾度となく『E』<Elysion>が魅せる幻影。
それは失ったはずの『E』<Eden>の面影
嗚呼・・・その美しき不毛の世界は 幾つの幻想<恋>を疾らせてゆくのだろう──
“エルのための肖像”は、尚も多くの少年<ABYSS>を魅了し続ける・・・。
79 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:35:00.71 ID:l8fCG4Yq0
ちなみに、改行にスペース、スペルの大文字小文字、<>の使い方(<>の前にある単語含む)
全てに意味があります。申し訳ないことに、特に大文字小文字はわかりづらいw
ってか、書き方に意味を要約しすぎたせいで人を選ぶ文章になってしまったorz
Ark→Baroque→Yield→Sacrifice→Stardust<ABYSS>
の終わらない恋物語<幻想>の果てに・・・
嗚呼・・・『E』<Elysion>と『A』<Abyss>は惹かれ合う・・・。
「エルの楽園【→side:A→】」
80 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/07(火) 23:38:57.65 ID:l/fnmlMJ0
奥が深いなw
曲と同じで何度も読むと分かってくるわけか
よし、パパ登場の回か
>>79でいうと恋物語→ロマンス、物語→ロマンって感じの言葉遊び的なものから、深い意味を持たせたものまで…ってことか。違ったらすまん
個人的には<eL>が全角で、肖像のエルを求めるだろうの英語が半角だったのが気になるところ
82 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:45:08.72 ID:l8fCG4Yq0
>>80 しかも、あまり思想を押し付けてない(つもり)だから読み手によっていろいろ分かれると思うw
>>81 <eL>=「幼女のエル」→特定のエル。そして”eL"=「不特定のエル」って感じかな。
淡い原色の世界。終わらない地平線。夢のような幻想の世界。
楽園・・・嗚呼、少女<エル>の砕け散った現実<精神>はついに楽園<Elysion>へと至った。
どこからか誰かの呼ぶ声が聞こえる。
楽園<エル>を呼ぶ声で少女は目を覚ます。
その声は心地よい風に抱かれて澄んだ空へと舞い上がる。
楽園<エル>を求める泣き声が聞こえる・・・。
「誰かが泣いているわ」
「そんなはずないわ。ここは楽園<Elysion>じゃない」
「ええ、だけどここは楽園だけれど、聞こえるのよ」
2人の少女<エル>の声が木霊する。
「それは気の所為かしら?」
「そうよ気のせいよ」
「もう…そういうことじゃないわ」
「じゃあ風の所為かしら?」
「楽園で泣くはずないわ」
「そうよ泣くはずないわ」
「だって楽園なんだもの」
「楽園なんだもの」
「でも、何処かでね・・・誰かが泣いているの・・・」
83 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:48:27.27 ID:l8fCG4Yq0
>>81 ん・・・待てよ、違う!すまん、<eL>はElysion=楽園って方だった。
幼女エルの表記は<エル>だorz
「悲しみも苦しみも?」
「そうよここには無いから」
「幸せ満ち溢れる世界?」
「そうそれが楽園」
「楽園で泣くはずないわ」
「そうよ泣かないでね」
「だって楽園なんだもの」
「楽園だからこそ」
「でもね、本当は・・・知っているの・・・」
第4の地平線。その楽園の正体は・・・
嗚呼・・・少年達<ABYSS>が、少女達<エル>が楽園<Elysion>を求めるたびに・・・
その少女<エル>は「気付いて」しまう。隠していた現実。見まいとした事実が降り注ぐ。
鳥の羽ばたく空は黒く荒れ、生い茂る木々は枯れて色とりどりの花は崩れ果てる。
かつて花は恋の花弁を咲かせ、鳥は愛を歌った大地。理想の地平線。
今となっては腐敗した大地が闇の底<奈落>へと堕ちてゆく・・・。
84 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:53:02.96 ID:l8fCG4Yq0
正直、この小説もいくつかの可能性を残せるように書いたので
そこから一つの相違に複数の学説を芽吹かせ 蟲惑の論争を咲かせても楽しいと思う!
嗚呼・・・『E』<楽園>と『A』<奈落>は惹かれ合い、
その美しい不毛の世界は幾つもの幻想<恋物語>を疾らせてゆく・・・。
Ark<箱舟>に託された少女達<エル>の願いたちは・・・
Baroque<歪んだ恋心>のままに求め合い・・・
Yield<理想の収穫>を望みながらも・・・
Sacrifice<多大な犠牲>を盲目のうちに払い続け・・・
Stardust<星屑>にも手を伸ばすだろう・・・。
嗚呼・・・楽園<EとA>は何処から来て何処へ逝くの?全ては誰の幻想<夢>?
嗚呼・・・少女は差し出された数多の手に気づいていないのか・・・
安らぎの眠り<Eden>を求め笑顔で堕ちてゆく・・・。
85 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/07(火) 23:58:31.30 ID:l8fCG4Yq0
退廃<デカマンス>へと至る幻想<恋心>。
背徳<罪>を紡ぎ続ける恋物語<人生>。
痛みを抱くために生まれてくる哀しみ。
楽園<Elysion>・・・それは楽園<Eden>の面影。偽りの幻想<夢>。
少女はEdenに至ることは叶わなかった・・・。
男達<ABYSS>によって幾度となく開かれる扉。
不毛な世界と理想の大地を同時に孕む地平線。
第4の可能性。――その楽園の名は「ELYSION」またの名を「ABYSS」――
嗚呼・・・『E』<Elysion>と『A』<Abyss>は惹かれ合う。
愛しい水底<在りし日々の夢>へ沈む少女<エル>の現実<身体>もまた砕け散る――。
86 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:04:49.20 ID:bJdSxZ6p0
現実<精神>が砕けたエルの現実<身体>も砕け散る・・・
『44』
降り止まぬ吹雪。少女はかつての“楽園”の中で目を覚ます。
嗚呼、ここは、夢にまで見た過去の場所・・・。
かつての幸せな日々の想い出。
お父様<パパ>と共に暮らした・・・。
少女は呆然とあたりを見回す。
すると肖像画を見つけた。
慣れない文字。幼い筆跡の署名<Sign>妙に歪な題名<Title>。お父様<パパ>の愛情。
少女は、足音を聞いた。
嗚呼、この音はきっと、きっとこれは・・・
「・・・ただいま、エル」
“エルのための楽園”の扉を開いて現れたのは仮面の男<ABYSS>。
その手に握られていたのは・・・・
「おかえりなさい。お父様<パパ>・・・」
その男の妄念が永遠を孕ませるのなら、物語という歴史は幾度でも繰り返されるだろう。
退廃<デカマンス>と至る幻想。背徳を紡ぎ続ける恋物語<ロマンス>
痛みを抱くたびに生まれてくる第四の地平線。
その真実の名は・・・。
87 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:08:52.67 ID:bJdSxZ6p0
「エルを想うあまり、私は大切なことを見失っていた・・・」
仮面の男は後悔の念に苛まれる。最愛の娘<エル>のためにと、最愛の娘<エル>を蔑ろにしたのだ。
「私は、決めたのだ。これからは、エルと共に生きようと」
そういうと男はエルを抱きかかえた。
「今こそ私は、娘達<エル>のために・・・」
至福の表情。エルはこの上ない幸せを噛み締めていた。夢見ていた美しい日々がすぐそこにある。
それは春。それは未来。襤褸い毛布に包まることでしか見れなかった幻想。
それが、今、手の先に・・・。
「さぁゆこう!少女達<エル>を、私達<ABYSS>を迎えに!」
嗚呼、仮面の男は笑っていた。それは柔らかな笑み。エルが求めたお父様<パパ>。
嗚呼、少女は笑っていた。それは満面の笑顔。仮面の男が求めた娘<エル>。
エルを肩に乗せ、仮面の男は歩き出す。
2人がかつての楽園<奈落>を脱する扉を開くと、吹雪は止んでいて、それは2人の心を象徴しているようだった。
嗚呼、仮面の男の手には“笛”が握られていた・・・。
88 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:11:14.24 ID:6qT6/EeT0
人は少ないかもしれないが支援するぜ
89 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:12:53.61 ID:bJdSxZ6p0
>>88 サヴァン先生感謝!
みんな寝てたりするんかな・・・?
嗚呼・・・あの日交わした約束。エルが望んだ贈り物<バースデイプレゼント>。
斯くして、“エルのための絵本”は完成する・・・。
『エルの絵本【笛吹き男とパレード】』
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:13:00.94 ID:/ipJNlDsO
気になって寝れなそうだからブログで急いで読んだけど、面白かった
明日じっくり読み込むよ
寝る前に一度あげ
91 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:15:06.49 ID:bJdSxZ6p0
>>90 おお!ありがとう。ブログも最後にここに晒しとくかなw
明日、暇な時でいいから感想っていうか主に批判とか
>>90さんの考えとか考察と妄想とか書いてくれると、死んで喜ぶ!
おねがいしゃーす!
じゃあ寝る前に一言妄想
クロニカってMoiraじゃね?
お休み
93 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:17:06.75 ID:bJdSxZ6p0
>>92 おやすみ〜!
サヴァン先生、もうスグでフィナーレっす!
それは心に深い傷を負った者にとって 抗えない魔性の音・・・
嗚呼・・・そのパレ−ドは何処までも続いていく。
「おぉ友よ!罪も無き囚人達よ、我らはこの世界という鎖から解き放たれた。
来る者は拒まないが、去る者は決して赦さない。黄昏の葬列・・・楽園パレードへようこそ!」
かつて楽園<Eden>を求め、楽園<Elysion>に囚われ、奈落<Abyss>へと堕ちた親娘。
2人はかつての楽園<奈落>を出てから、多くの罪も無き囚人達<楽園に囚われたエルとABYSS>を救ってきた。
そしてそのパレードは多くの男<ABYSS>を、多くの娘<エル>を加えてきた。
笛を吹く仮面の男、ABYSSによって。
嗚呼、かつて多くの人々が願いをかけた希望<Ark>はもはやこの世には無い。
Ark。それは私達を楽園へと誘うもの。
それは、男の手の中。人々を誘う音を奏でるArk<笛>へと姿を変えていた。
94 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:20:04.73 ID:bJdSxZ6p0
>>92 そんな気もしてきてしまうから恐ろしいw
Moira→他の地平線へで考えるなら確かに。
Lostとかも、歴史(運命)の改竄を赦さないてきなとこも・・・
心に深い闇を飼った者にとって 逆らえない魔性の音・・・
嗚呼・・・そのパレ−ドは何処までも続いていく。
「やぁ友よ!幸薄き隣人達よ、我らはこの世界という鎖から解き放たれた。
来る者は拒まないが、去る者は決して赦さない。仮初めの終焉…楽園パレードへようこそ!」
笛吹き男達はやがて荒れ果てた砂漠へと辿り着く。
長い旅路。全ての幸薄き隣人達<奈落へと堕ちたエルとABYSS>を救うまで続く旅路。
三日三晩歩き、やがてABYSSは休憩を申し出た。
嗚呼、並んだ人々は地平線を埋め尽くし、尚も多くの同士を加え続けている。
ABYSSは一人、砂漠歩き出す。
「私にはわかるのだ・・・哀しき歌声が・・・。エルの、娘の泣き声が・・・」
彼らならエルが私の元へ導いてくれるだろう・・・。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:21:41.82 ID:M88vptJGO
連日サンホラスレ立ててるやつだけど
いちばん好きな曲なんだよ?
星屑の革紐だよな
96 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:22:40.61 ID:bJdSxZ6p0
>>95 正直革紐好き。
漫画+音楽で最高に泣けるぜ
やがて小高い丘を超え、その先に小さな集落を見つける。
「おお、やはり、あそこにも我が隣人がいるではないか!」
ABYSSは砂漠に座り込む少女に手を差し出し、言った。
「ご機嫌よう、可哀相なお嬢さん。楽園パレードへようこそ!」
嗚呼、その傍には刈り取られた首。赤い果実。狂気の収穫。
少女は泣きながらも、楽園パレードへと加わった。
今日もまた、ABYSSは娘達<エル>を救い続ける。
喩えば箱舟を信じた少女<エル>・・・
喩えば歪んだ真珠の乙女<エル>・・・
喩えば収穫を誤った娘<エル>・・・
喩えば妹を犠牲にされた姉<エル>・・・
喩えば星屑に踊らされた女<エル>・・・
誰も仮面の男ABYSS<楽園パレード>からは逃げられない・・・
97 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:25:00.77 ID:bJdSxZ6p0
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して。
先頭で仮面の男が笛を吹く → 沈む夕陽に背を向けて。
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して。
男の肩に座った少女が歌う → その笛の音に合わせて。
笛の音を操って一人また一人と列に加えてゆく。
やがてそのパレードは夕陽を裏切って地平線を灼き尽くす・・・
そのパレードが向かう先。
その先こそが楽園。
仮初の楽園<Elysion>ではない、本当の楽園<Eden>。
そう、ABYSSの目指した理想の地。そしてエルの求めた幸せな日々。
それは第四の地平線。その真実の名は
――『Eden』――。
嗚呼・・・『E』<エル>と『A』<アビス>は惹かれ合い、やがて楽園<Eden>へ至る鍵となる。
エリシュオンって邦楽屈指の名盤だよな
99 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:26:33.78 ID:bJdSxZ6p0
>>98 うん。
J−POPが束になっても敵わない・・・
Romanも好き。Chronicle 2ndはもう最高だしMoiraも新しい風を吹き込んでくれた。
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して。
先頭で仮面の男が笛を吹く → 沈む夕陽に背を向けて。
パレードは何処までも続いてゆく → 世界の果てを目指して。
男の肩に座った少女が歌う → その笛の音に合わせて。
笛の音を操って一人また一人と列に加えてゆく。
やがてそのパレードは夕陽を裏切って地平線を灼き尽くす・・・
そのパレードが向かう先。
その先こそが楽園。
仮初の楽園<Elysion>ではない、本当の楽園<Eden>。
そう、ABYSSの目指した理想の地。そしてエルの求めた幸せな日々。
それは第四の地平線。その真実の名は
――『Eden』――。
嗚呼・・・『E』<エル>と『A』<アビス>は惹かれ合い、やがて楽園<Eden>へ至る鍵となる。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:29:32.99 ID:izxZSthDO
サンホラっぽく書こうとしてるのは分かるけどこれは酷い
101 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:30:34.04 ID:6qT6/EeT0
寝苦しいから戻ってきた
>>92補足
雷神シリーズでMoira→クロニクル→クロセカは時系列だけで言えば繋がる
Moiraは運命を決める神。黒の預言書は運命を決めた書物。その二つが違う方向を示してはいけないけど、黒の預言書は文字にされていて改竄を許さないどころか出来ない
じゃあもうクロニカがMoiraになっちゃえば預言書の通りになるよね!
Moiraは少女であるとも老婆であるとも言うし。
…まぁ、少女人形との筋は通らなくなるんだけどorz
103 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:33:03.87 ID:bJdSxZ6p0
【ELYSION】⇔【EDEN】⇔【ABYSS】
仮初の楽園は奈落を孕み、遂には終焉<始まりの楽園>へと至る。
嗚呼・・・何処から来て何処へ逝くの?全ては誰の幻想<夢>?
・・・それはABYSSとエリスの恋物語<壮大な夢>。
私達が飼う心に秘めた楽園<Eden>を見つけるための道標。
人は誰しも、自らのエルを持ち、等しく楽園<Eden>を求めるだろう。
嗚呼・・・それは“エルのための絵本”。
そして、“エルを見つけるための絵本”・・・。
Fin
>>100 俺もそう思ってるからおk。
大体ElysionはArkの評価が良かったから調子に乗ってみた節があるからな・・・。
でもまぁここまで読んでくれて乙。
ちなみに言うと、どこら辺?詳しく頼む。
>>101 本当にありがとう。
またどんどん書き溜めてスレ建てるよ!
>>102 おかえり!w
ブログのとは違う、というかちょっと書き換えてるから個人的にはこっちで見てもらいたいな。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:34:19.34 ID:ehD7oNoW0
星屑かいてーーーーーーーーーーーー
105 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:34:50.72 ID:6qT6/EeT0
激しく乙!
乙!いつ落ちても読めるようにお気に入り登録しといた
107 :
1です ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:37:58.26 ID:wKJeUTobO
ここでさるにorz
星屑に関しては、桂さんの漫画を読んで泣いてしまったので
正直なことこ二番煎じもいいとこの中途半端物語になってしまうorz
Moiraとクロセカは書くとして、こんな駄文でよかったらリクエストに答えます。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:38:50.15 ID:ehD7oNoW0
>>107 スターダスト桂さん漫画書いた?
ロマンだけだろ?え?
109 :
1です ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:40:12.94 ID:wKJeUTobO
ああ、そっかw
ごめん、星屑の革紐と勘違いしたw
スタダなら前の方で書いたよー
111 :
1です ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:42:42.24 ID:wKJeUTobO
タナトスか…
俺も書きたいんだぜ
実は、小説でかつての楽園を雪原の小屋にしたのはタナトスの雪原に我が子を…と繋げたかったからなんだ。
112 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:43:14.86 ID:6qT6/EeT0
緋色の風車とか…ロマン系が読みたい気もする
113 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:44:33.54 ID:wKJeUTobO
>>112 ロマンか…
やっぱ桂さんの影響が色濃くでちゃいそう…
114 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:45:47.63 ID:wKJeUTobO
>>112 それでいいなら書くぜ。
タナトスも書くぜ。
そのあとにクロセカだなぁ
115 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:51:17.34 ID:wKJeUTobO
arkみたいに曲単位でも書きます。
こっちの方が早く仕上がるw
かれから夏休みに入っていくからリクエストには出来るかぎり答える。
116 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:51:45.09 ID:as0sDVAG0
風車はどう繋げてくるか気になる
聖戦と死神→風車→腕→革紐
の鉄板とも言える繋がりでいくか、あえて外すか
個人的に緋色の花も聖戦繋がりであってほしい
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:52:12.60 ID:lB+hwPXYO
聖戦と死神みたいかも
1時になるまでリクエストうけつけますん。
>>116-117 おk!
小説の文でググればブログ出てくるから、そこに告知します。
120 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 00:55:36.46 ID:as0sDVAG0
というか1は学生だったのか…
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 00:56:09.93 ID:/ipJNlDsO
じゃあ、あえての檻花シリーズをリクエスト
俺は"ソロルは手足がひしゃげ、血を流し、横たわっていた。"で検索して見つけたよ
全く同じ文を書く人はいないだろうし
122 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:56:45.03 ID:bJdSxZ6p0
それじゃあ俺が書きたいっていうのもあるので
タナトスから書いていきたいと思います。
あくまで解釈のための読み物ですので・・・。
完成したらブログで告知するお!
タナトス
↓
緋色の風車(+周辺の物語)
一緒に聖戦と死神あたり
ってかクロセカ全部になっちゃうな・・・w
緋色をどう書くかはこれから・・・
>>120 YES!
大学2年っす。
テスト期間死ねばいいのに^^;
123 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 00:58:00.08 ID:bJdSxZ6p0
>>121 確かにwwwww
そして把握。あれ難解そー・・・
場合によっては別地平線も絡めるかもわからんねぇ・・・
124 :
胡散臭い賢者 ◆SavantJ/1U :2009/07/08(水) 01:00:03.74 ID:as0sDVAG0
126 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 01:00:58.18 ID:bJdSxZ6p0
最後に、Moiraの書き損じの冥王と入れ子投下しましょう。
規制解けたぁぁぁ!!!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 01:02:35.76 ID:M88vptJGO
サンホラ聴くと他の音楽聴けなくなる
129 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 01:03:35.44 ID:bJdSxZ6p0
まさにチラ裏。書いてみただけ。
>>128 だよねぇ!志方さんや谷山さんはかなーり楽しめると思う。オヌヌメ!
>>126 いてらー!
―Thanatos―
彼は冥府の王。地上の人間が「死神」と畏れ敬う存在。
それは恐怖のそのもの。それは死<θ>そのもの。
嗚呼、我は等しく生命を愛する。
それが例え王者であれ奴隷であれ、聖者や娼婦も、老人も若者も詩人も勇者も全てが同じ。
等しく愛で、等しく散らそう。
それが私<θ>の役目・・・。
母上<Moira>よ。我はあなたの運ぶ命を、生けとし生ける者を殺め続けることで奪い続けるだろう。
母上<Moira>よ。あなたが命を運び続け、怯える仔等に痛みを与え続けるのならば、我は彼ら<死すべき者達>を殺め続けることで救い続けよう。
黙したまま死を告げる冥王の瞳。それは黒き影となって人々<死せる者達>を纏い、死に至らしめる。
嗚呼、冥王<θ>は探しているのだ。彼に相応しき器を。
冥王<θ>たる器を・・・。
そして彼はアルカディアに目をつけた。神々の眷属の築く国。
彼の器<眷属>は・・・見つかるのだろうか。
其処に器は在るのかしら…
>>127 YES!
そしてコメありがとん!ここチェック(題名で)してもらえれば現在の状況がわかります。
ロシア人富豪、「アレクセイ・ロマノビッチ・ズヴォリンスキー《<Алэксэй Романович Зволинский>
彼の知られざる人生。それは貧しい生い立ちで幕を開ける悲惨な物語・・・。
赤く揺らめく暖炉に憧れた。しかし燃やすべき薪も買えないほどの貧乏。
弟達は機敏に働いた。腹は減るけどじっとしてたら凍っちまうから、とぼやきながら。
妹達も同じように腹をすかせてた。末の妹が病に倒れたときも、皆腹をすかせていたが、妹のためにと少しずつご飯を分けてくれた。
頑張れ末妹よ。さぁ、なけなしのこの注射できっとよくなるさ!
しかし一向によくならない妹。家計は治療費で燃え上がる。そんな折、嗚呼・・・運命<Moira>の残酷な悪戯だろうか。
親父<パパ>が遠くの炭鉱で岩が崩れて下敷きになって死んでしまった。子供達は泣いたけど、私は長男だからと言い聞かせて強く笑った。
ついに妹も死んでしまった。私達を呼ぶ妹の声が今でも離れない。そして開かれた質素な、本当に申し訳ないほどに質素な葬列。
そこには妹が愛して止まなかった2人の姿は無かった。
今日も母親<ママ>は、親父<パパ>の代わりに稼ごうと娼婦の格好で一晩中働いていた。
そんな無理がたたって、路地裏で衰弱死していた。金貨の袋を握り締め、涙を流していたという。
嗚呼、どんなに険しい坂道も、転がり堕ちればまさに刹那。今までが嘘のようにあっさりと崩れ去る・・・。
「あなた?あーなーたーっ!」
「・・・!おおおぉぉう、エレーネ!愛しの我が妻よ!」
「私、君の魅力に、ズヴォリンスキィー!?」
「なーに馬鹿なこと言って作業をサボっているの?そんな昔話を持ち出して・・・」
「心配ありませんよ!今日も順調快調絶好調!!」
「んもう、それならいいのですが・・・」
「まかせてください、きっと掘り当ててみせるから・・・・さぁ、作業を再開いたしましょう!」
おお!と手を上げ、炭鉱の中に入っていく鉱夫たち。
「さぁて、私も作業に戻りましょうか」
「ああっ、あなた、待って」
エレーネがズヴォリンスキーを呼び止める。
「これ、あなたのお弁当よ。午後も頑張ってね、私の愛しの旦那様!」
「あ、ぁあ。もちろんだとも!エレーネ!私は掘り続ける。そこに穴がある限り・・・!」
貧しい一家はついに離れ離れ。私は家族を残し、商家へ丁稚奉公。そこでエレーネと出会い、発掘作業に没頭するようになる。
そこでは、上細工な顔だといじめられたけど誰よりも必死に働いた。何故なら私には家族という存在と、母の形見である1冊の叙情詩<本>があったから・・・
―運命は惨酷だ されど彼女を恐れるな
女神<Moira>が 戦わぬものに 微笑むことなど決してないのだから―
眩き輝く黄金や世界中にとどろく吊声が欲しいわけじゃないのだ。嗚呼、私はただ、燃えるような夢が見たいだけ。
運命<Moira>が望むのは喜劇か?悲劇か?今もう一度神話を・・・歴史の舞台に立たせたい。
そのためなら私は、いつまででも掘り続けるだろう。運命<Moira>は戦わぬものには、決して微笑まないのだから・・・。
―運命は惨酷だ されど彼女を恐れるな
女神<Moira>が 戦わぬものに 微笑むことなど決してないのだから―
かなり好きな台詞です。もう座右の銘。
曲に沿って読みやすくしただけっていうw
タナトス以下はちゃんと独自の物語にしますよ・・・!
134 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 01:23:25.78 ID:bJdSxZ6p0
もうみんな寝てしまったか・・・
こんな時間までお疲れ様でした。
135 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 01:24:38.20 ID:bJdSxZ6p0
糸冬
寝てないぞ
137 :
1 ◆z.EI1nLmeo :2009/07/08(水) 01:26:30.55 ID:bJdSxZ6p0
おおww
俺だけみたいだがなw
サヴァン先生はmixiとかスカイプはやってないんですかい?
mixiならやってる
ただ本性出しまくりだがな
言っておくと俺は
>>1より年下w
なんとwwww
年上かと思ってたwwww
ネットじゃ文章だからあまり歳は分からないwwww
生意気な発言の数々ごめんよー(´∀`;)
んじゃあレッツマイミク!
いやいや、対等に話してもらったほうが俺としても嬉しい。
やっぱり敬語は本当に敬う相手に使うべき。
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 01:36:48.37 ID:lB+hwPXYO
わはは実は俺もいるのさ
どうやって晒すべき?
>>1なら敬語を使う相手だと思うけどなー…
俺はサンホラの世界観があまり分かってないから、こういう風にかけるのがすごいと思う
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/08(水) 01:38:20.14 ID:lB+hwPXYO
ちなみに考察癖が抜けないA6ndYtEyOね
とりの付け方わからん
>>144 うはwww
一緒にマイミク!
>>145 俺のブログのコメントに検索条件をコメるからそれでメッセージをb
酉は# で、好きな文字列だぜ。
…確か
>>145 そう言われると恥ずかしいな…w
これは美味い酒が飲めそうだ
150 :
胡散臭い父親 ◆Bu26LLaseQ :2009/07/08(水) 01:43:16.47 ID:lB+hwPXYO
キター!ありがとう賢者様
しかし
>>1よ俺ミクシィやってないお…
ふむ…
じゃあ招待するよ!
新しいお友達!
コメに検索条件書いたお!
154 :
胡散臭い父親 ◆Bu26LLaseQ :2009/07/08(水) 01:47:50.57 ID:lB+hwPXYO
あ いややってないといえば語弊があるか…
糞昔に登録してパスワードが…orz
>>154 うーん
一回紹介するから登録してみよー
156 :
胡散臭い父親 ◆Bu26LLaseQ :2009/07/08(水) 01:51:40.86 ID:lB+hwPXYO
了解なんだぜー
どうしたらいいんだぜ?
ブログのコメにアドレスを書いてくれればメール送るぜ。
文字列の変更をしてここに書いてくれれば変なメールは来ないと思う。
199人Hitwwwwwwww
見つけにくいからブログに俺のID書いてきた
159 :
胡散臭い父親 ◆Bu26LLaseQ :2009/07/08(水) 01:54:57.13 ID:lB+hwPXYO
了解なんだぜー
ただちょい今日は既に布団に入ってしまっていて…
明日コメしにいってもよろしい?
>>159 よろしいよー
そんときは@より←がわ書いてね
んで、ここにキャリアを書いとけばおk
ミスwどうやって検索するん?
164 :
胡散臭い父親 ◆Bu26LLaseQ :2009/07/08(水) 01:59:29.81 ID:lB+hwPXYO
ありがとうなんだぜー
明日早いからねるぜー
全てのローラン達におやすみなさーい
さんくすww
メッセ送るー
送ったー
>>164 おやすみー!
vipからでメール送るぜ!
ってかマイミクの数多すぎワロタw
サヴァン先生は拳法家か!しかも弓道とはうらやましい。
奇遇だなぁ。俺は合気道家なんだぜ+形意拳w
俺も明日の朝早いから落ちるねー
胡散臭い親父が来るまで保守
hoshu
だめだ・・・こんどこそ
糸冬