1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
('A`)「今度こそ入賞してますように……」
俺は鬱田ドクオ、48歳フリーター。
あこがれの漫画家を目指し、日々精進してる
夢追いスペシャリストだ。
今回俺は、ストーリー漫画の登竜門とされている
少年ライバル漫画賞に、作品を投稿した。
しかし、この賞には過去124回作品を投稿して、
どれもすべて落選しているという散散な戦績。
果たして、入賞しているであろうか。
期待に胸とEDWINの股間を膨らませ、俺は封筒を
ダイナミックに開いた。
ピリピリ、パカッ
('A`)「……また落選か……」
絵もストーリーも悪くない、「手塚フグリ丸治虫」という
完璧なペンネームまで考えているのに、なぜいつも落ちるのか。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:07:49.84 ID:TXHCNoY2O
クッソスレ?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:10:32.10 ID:cGyZRZKoO
いろいろと終わってるなww
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:15:35.06 ID:dvCunHOK0
('A`)「やっぱり俺には漫画のセンスなんてないんだ……
もう諦めて死のう、せめて漫画家らしく心臓にGペン突き刺して
この世にオサラバしよう……」
しかし、5か月も同じのを使ってすっかり擦り切れてしまったGペンでは
なかなか胸に刺さらず、悪戦苦闘し、やがて諦めて
床に寝っ転がった。
('A`)「あーあ、同級生は皆就職して結婚して子供作って
日曜になったら犬小屋とか作ってるんだろうなあ……
鬱だ」
その時、どこからか突然携帯の着信音が聞こえた。
♪ユーガットメール!ユーガットメール!ユーガットメール!ユーガットメール!
('A`)「んだようるせえな、第一なんで過去の俺はメール用の音声を
電話の着信音にしてるんだよ……携帯見つからねえな」
音は聞こえても、携帯が何処にあるのか分からず、
必死に探しまわった結果、押し入れのランドセルの中に
古いケータイを発見した。
('A`)「はいもしもし」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:29:34.14 ID:dvCunHOK0
( ^ω^)「もしもし!僕だお!ブーンだお!」
受話器の向こうから聞こえてきた出川みたいな声の正体は、
かつて一緒に河川敷で夢を語り合った友、ブーンであった。
('A`)「おお、ブーンか!久しぶりだな!」
( ^ω^)「ドクオと話すのは2年前のベイブレード大会以来だお!」
('A`)「そうだなw、あんときお前ベイブレードと間違えて
電動こけし持ってきてたからな、よく覚えてるよ」
( ^ω^)「思い出すと恥ずかしくなるからその話はやめてほしいおw、
それよりドクオ、漫画家デビューは果たしたのかお?」
あまり触れられたくない事だが、俺は正直に言う事にした。
('A`)「……それが、まだなんだ……笑いたければ笑えよ」
( ^ω^)「プーッ、クスクスクスwwwwwゲラゲラゲラ、アーヒッヒ、オヒョwwwww
バロスッスwwwwwwwwガハハッフフフwwwwwwwwwwwww!ゲホゲホ!」
(#'A`)「笑うんじゃねえよバカ!」
( ^ω^)「ごめんお」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:30:46.65 ID:2RFKXAKS0
支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:31:53.02 ID:I0bsAmwMO
スレタイによっちゃむちゃくちゃ伸びたろうな
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:32:12.08 ID:fDi/BY/gO
なかなか面白そうじゃないか
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:32:41.05 ID:p4z1mYw+O
なんだクッソスレか
あれ?
面白い?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:39:23.60 ID:dvCunHOK0
( ^ω^)「でもドクオ、大丈夫だお!また次頑張れば、
絶対いつか漫画家になれるお!」
ブーンの、力強い励まし。しかし、俺にはそれも、
嘲笑にしか聞こえず、怒りが湧いてきた。
(#'A`)「お前は良いよなぁ、ブーン……」
(#'A`)「ちんぽの感触が世界一マイクロソフトってだけで
ビルゲイツの娘と結婚出来て、一生ニートやってられるんだからよぉ……」
( ^ω^)「べ、別に僕はそんな……それに、僕だって今は大変だお、
マインスイーパーの地雷のグラフィックが谷亮子になるバグが
発見されて、それのフォローに追われて大忙しで……」
(#'A`)「へっ、金持ちの言い訳にしか聞こえねえや……」
俺は怒りにまかせて、通話終了ボタンを押そうとしたが、
ブーンの一言でその手を止めた。
( ^ω^)「そんな……せっかく知り合いの漫画家に、
ドクオを紹介してやろうかと思ったのに……」
谷亮子wwwww
マイクロソフトww
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:43:58.93 ID:E7+uuFXvO
不覚にも噴いたwwwww
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:49:18.13 ID:KSUr4/kCO
そんなバグ嫌だw
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 22:50:39.16 ID:dvCunHOK0
('A`)「なにぃ!?それは聞き捨てならんぞ!」
( ^ω^)「ドクオは「ちんぽっぽ中松」って漫画家知ってるかお?
実はこの前、彼とパーティで知り合って、「知り合いのマンガ家志望者の
漫画にアドバイスしてくれないか」って頼んだらOKしてくれたんだお!」
ちんぽっぽ中松だと!?あの梅毒大戦の作者の、ちんぽっぽ中松先生!?
ちんぽっぽ先生の、おっとりとしながらもブラックな性病ギャグは、
俺もかなり影響を受けている。一時期は、自分の漫画の登場人物の
性器に斑点を付けまくってたこともあるぐらいだ。
そんな偉大なマンガ家のアドバイスを受けることができるなんて、
夢のようだ!
('A`)「ありがとうブーン!さっきは本当に悪かった!許してくれ!
ブーン様は本当に天下一神様だぜ!!」
俺は、感謝の余り携帯に向かってハイブリッド土下座をしてしまった。
( ^ω^)「ふふ、礼には及ばんお、親友のためなら、
僕だってがんばっちゃうんだから!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:05:41.00 ID:dvCunHOK0
こうして俺は、明日の午後1時にホテル・メコリメコリの
ロビーでちんぽっぽ中松先生と会う約束を取り付けた。
('A`)「ああ……ちんぽっぽ先生の艶めかしいアドヴァイスが
あれば、俺の作品も入賞、いや、もしかしたら少年ライバルで
連載なんて事になるかも!フヒヒ!」
('3`)「んー、ちゅっちゅっ!」
('A;)「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」
嬉しさのあまり、ペットのサボテンに濃厚なディープキスを
してしまい、俺は痛さで天井を突き破るほどに飛び上がった。
――ドクオの上の部屋
( ・∀・)「ふふん、ワインを片手に食べるピザポテトは
格別だね、エリートな俺にふさわしい……」
ズボッ
('A`)「ギャオオオオオオオオオオオン!失礼しましたー!!」
(;・∀・)「……、まあ俺はエリートだからな、床から
おっさんが登場することだって日常茶飯事さ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:31:31.13 ID:Z9GbxkkRO
お…おそろしや…
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/30(火) 23:37:51.62 ID:kRy5Rr0/O
マダー?
もうなんか色々ダメだwwwww
はじまりがペンは進まないっぽくてワロタ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/01(水) 00:06:47.21 ID:b/Y17V3GO
ダメすぎだろ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/01(水) 00:18:22.21 ID:YzS8Kts1O
くだらねー笑っちまったwwww
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/01(水) 00:33:20.89 ID:6so2RKC5O
マダァ-?( ・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/01(水) 00:35:49.71 ID:Z0n5Qe+aO
スレタイでクソワロタwwwww
でも内容は見るつもりはない
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ねおち?