1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
第1話「絵文字と言う名の冥冨から来た使者」
「ちっ…まだか…」
彼の名前は
アパートで一人暮しをしている
イケメンかつ、成績優秀な男子高生だが
彼には悩みがあった
「くっ!思い出せない…なぜ…なぜなんだ…」
彼は記憶喪失だったのである
中黒
だめだな
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 00:57:15.13 ID:Na4drKGdO
だが彼に友人が居ないわけではない
こうやって考えてる間にも友人はやってくる
「おい、また遅刻するぞ」
「てめぇまた俺の部屋に勝手に入りやがったな!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 00:58:25.69 ID:Na4drKGdO
すいませんPCさんは携帯に切り替えないと見れないです・・・
絵文字ストーリーなのでよろしくお願いします
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 00:58:31.07 ID:k0RmnUa8O
なんか知らんけどめっちゃ笑ってしまったチクショウ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:00:24.19 ID:ppqtZjqaO
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:02:06.67 ID:Na4drKGdO
こう怒ってはいるが内心ありがたいと思っていた
高校二年の前の記憶がすっぽり消えている気味の悪い奴に
よく構ってくれるものだ実際は友人は片手で数えるほどしかいない
「ったくよ…毎日起こしに来る見にもなれよ…早くいくぞ!」
「ああ」
は速攻で学校の用意をして、
アパートから出た。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:07:40.15 ID:Na4drKGdO
通学路はほどよいだった
にはと徒歩で行けるぐらいの距離である
だらしなく着崩した制服にはVIP高校のバッチが光る
「でさー、昨日の飲み会なんだけどよー」
「………」
飲み会やカラオケなどの話しで盛り上がる
いや実際盛り上げてるように見えてるだけだ
は記憶喪失のせいなのか
遊びには参加せず暗い毎日を送っている
(こいつはいいよな…まるで悩みがなさそうだ…はぁ…あ…)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:08:55.21 ID:SFg1TZWJO
クソワロタ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:09:32.57 ID:aCmDLR8zO
普通のSSに絵文字を付けるとあら不思議!
一瞬でケータイ小説(笑)に早変わり!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:13:08.45 ID:Na4drKGdO
話ししながら歩くと以外と時間が経つのが早い
「じゃあ俺は二組だから」
「わかってるよ…またな」
どうやらクラスが違うようだ
が去って行くのを見ている
そしてぼそっと呟いた
「…気をつけるんだ…計画はすでに始まっている…」
教室
「……」
ガララ
扉が開く音が響いた
彼を見るものは、ほとんど居ない
いや、見ているのだろう
だが
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:18:42.56 ID:Na4drKGdO
「ウワーキタヨ」
「アイツキモチワルイヨナ」
「………シネバイイノニ」
(ふん、聞こえるように悪口か…)
彼はクラスの大半から気味悪がられていたのだ。
だが、記憶喪失になってから半月、もはや慣れっこになってしまっていた
(さーてホームルームまで寝るか…)
彼は鞄を置き、それを枕にして少し寝る…
はずだった。
バシーン
「痛!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:26:28.50 ID:Na4drKGdO
何者かに叩かれた
が涙目で顔を上げるするとそこには
「あんた学校来た瞬間に寝るなんて…そんなんだからいじめられんのよ!」
女…しかもかなり美人の部類だ
髪型はツインテール、そして金髪
主人公のイケメンさに相応しいほどの美人さんである
「うるせいな…人がいつ寝ようと人の勝手だろうが!」
「なっ!このあたしに逆らうっての!?」
この光景はほぼ毎日行われている
がイケメンなのもそうだがが美人すぎるので
のファンは多い
はばっかりかまうのもが皆から嫌われる要因でもある
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:29:20.30 ID:BRZYk/hiO
PCで見るとカオスだな
携帯で見てもカオスだけど
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:31:14.44 ID:Na4drKGdO
そして今も…
「ちくしょー気にくわねーな…なんであいつばっかりさんは話しかけるんだ」
その光景をまるで鬼の形相で見ている人物が居た。
「兄貴、あいつマジ最近調子乗ってますよね」
「本当ですよしめちゃいましょうよ!」
「そうだな…もうこの俺様も我慢の限界だ!
おいおまえあいつ呼んでこいや!」
「げげ、マジっすか」
「いいから行けや!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:31:29.26 ID:1xny9U4wO
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:32:17.29 ID:k0RmnUa8O
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:32:20.57 ID:zZUZgkWrO
俺携帯だけどこいつは許せない
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:33:41.52 ID:GvO1JBsBO
かなり大変そうだ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:35:10.46 ID:VMaBxfkxO
新感覚
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:35:19.48 ID:8kJO9qyAO
美人…ツインテ………!?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:35:52.06 ID:QdMNc+CKO
(゚゚) <そんな事して恥ずかしくないの?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
「だいたいあんたはねぇ…ろくに勉強もしないくせに」
「がみがみうるせいな…ほっとけよ…」
いまだに喧嘩している彼ら
今までならホームルームが始まると同時に喧嘩も鎮静化していくパターンだったが
昨日までとは違い別の声がかかった
「おい!てめぇ…」
「あ?」
「ちょっと来て欲しいんだが!?」
はたして彼を待つとは!?そして計画とは!?それは誰にもわからない
完結