1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:26:00.06 ID:hJ/WaqMqO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:27:48.01 ID:hJ/WaqMqO
橙色の夕焼けがゆっくりとその身を沈め始めた時、それは起こった。
インターホンが鳴る。
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃん、頼んだー」
ξ゚听)ξ「はいよー、了解」
トタトタと姉が玄関に向かっていった。
ξ゚听)ξ「どちら様ですか?」
ミ,,゚Д゚彡「邪魔するぜ」
ぬらりと、酒に焼けた声が響いた。
ξ;゚听)ξ「何ですか貴方達は!」
そこには黒いスーツに身を固めた男が二人。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:30:27.02 ID:hJ/WaqMqO
(‘_L’)「さて、期限は今日でしたが、いかがですか?」
その中で長身痩躯の男が問いただした。
彼の視線の先には、うなだれ、手で顔を覆う母の姿があった。
ミセ∩-∩)リ「・・・」
(‘_L’)「その様子じゃ、無理だったみたいですね」
ミ,,゚Д゚彡「なら、約束は守ってもらおうか」
先ほどの酒に焼けただみ声。
ζ(゚ー゚;ζ「約束?」
思わず声に出た。
嫌な予感しかしない。
(‘_L’)「おや、聞いていないのですか」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:31:38.51 ID:T1UbdcPKO
よっしゃ来たぁ
支援
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:33:05.95 ID:hJ/WaqMqO
ミ,,゚Д゚彡「お前たちのどっちかは担保だったんだよ」
ぴしりと動きが固まった。
頭が重く、関節が硬い。
ひどく緩慢な動きで母を見た。
俯き、肩を震わせていた。
ミ,,゚Д゚彡「んで、妹の方はどっちだ?」
硬直。
まさか。 なんで、私が。
裏切られた。 それも実母に。
そんな気持ちに駆られた私は、動けなかった。
そして。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:36:05.57 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「妹は私よ」
姉の声が凛と響いた。
思いっきり姉を見てしまう。
姉はしっ。と人差し指を立て。
ξ゚听)ξ「ごめんね、デレ」
と、呟いた。
その瞬間、自分の胸に訪れたのは安堵。
泣き崩れた。
自分はここまで醜かったのか。
目の前に誰がいるかなんて、頭に無く。
無様に泣き続けた。
ミ,,゚Д゚彡「おら、行くぞ」
姉を連れて行こうと、二人が動いた。
ミセ*;ー;)リ「待ちなさい」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:38:50.21 ID:QNDRUxEAO
しえ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:39:03.37 ID:hJ/WaqMqO
それを制止するように立ちはだかったのは。
他ならぬ、母だった。
ミセ#;ー;)リ「連れていくなら、私にしなさい。娘に手を出したら許さないわよ!」
小さな体で屈強な男達の前に立ち塞がる。
その顔を彩る涙は、後悔か、はた又、嫌悪か。
けれど。
ミ#,゚Д゚彡「うるせえな!」
頑強な腕の一振りで、母は床に倒れこんだ。
そのさい、何処かにぶつけたのか。
血がじわりと滲んだ。
プツンと、小さな音がした。
瞬間、全てが白に染まる。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:42:09.59 ID:hJ/WaqMqO
ζ(゚皿゚#ζ「テメェラ!まとめてぶっ殺してやる!」
野獣の如き咆哮。
眼前のゴミが何かを言っている。
知るか!
勢いに任せ、右手を一気に振り抜いた。
轟音。
地を砕く様な一撃が、そこに生まれた。
その右手には、無骨な紅のガントレット。
床には鮮血の水溜まりが広がり、上下にちぎれた肉塊が四つ。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:45:04.86 ID:hJ/WaqMqO
――――血濡れた肉塊は四つ。
なら、姉と母は?
川 ゚ -゚)「・・・力だけは凄いね。 やっぱり、ツンの妹だ。」
声のほうへ顔を向けると、姉とクーさんがいた。
姉は母を抱きかかえ、俯いている。
それだけなら、まだギリギリ何とも無い光景。
だが、それを異質にする二つのパーツ。
一つ目は、姉の腕に光る無骨な朱色のガントレット。
二つ目は、クーさんの脚に纏われた流麗な紫のレギンス。
一瞬にして消えてしまったが、私は確かに見た。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:48:04.07 ID:hJ/WaqMqO
ζ(゚ー゚;ζ「お姉ちゃん、右手のそれ、何?」
疑問は溢れんばかりに滾る。
川 ゚ -゚)「おや、バレてしまったようだよ、ツン」
白々しく嘯く、どこか無機質な印象を与える言葉。
ヒトあることを拒絶したヒト。
其処に温かみなど無く。
純粋な冷たさが垣間見えた。
だが、今はどうでもいい。
それよりも姉だ。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:51:04.54 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「・・・」
先ほどから一言も発さずにいる姉。
動きといえば、クーさんと目配せするくらい。
訳の分からない怒りが全身を支配する。
ζ(゚ー゚#ζ「答えてよ! お姉ちゃん!」
・・・さっきと同じ感覚。
このままじゃマズイ。
川 ゚ -゚)「やれやれ、随分と乱暴な」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:54:12.09 ID:hJ/WaqMqO
その言葉が耳に届いた瞬間、私の世界は白く染まった。
右手には再び、朱色のガントレット。
空っぽの頭に、ただ破壊することだけをインストール。
そうして、右手を振り上げた。
刹那。
頸部に衝撃。
川 ゚ -゚)「女の子はもう少しおしとやかにだな・・・」
なんてふざけた言葉を最後に、私の意識は。
漆黒の深淵と飲み込まれていった。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:56:23.16 ID:hJ/WaqMqO
嘘次回予告、終わり!
以降、本編となります
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 22:59:13.12 ID:hJ/WaqMqO
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃーん、お母さーん! 朝だよ、起きてー!」
私の一日はこれで始まる。
妹が私達を起こす声。
連日、仕事やバイトに明け暮れる私や母に変わって、妹が家事をしてくれているのだ。
トタトタと、居間へ向かう。
生憎と、我が家の経済情勢は一般家庭のそれを下回る。
なので、朝食などと言う洒落たものはない。
が、特に問題は起きない。
家族皆で一緒にいられる事が一番なのだ。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:00:26.35 ID:dwWA8wgE0
支援っ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:01:05.46 ID:DkeThOinO
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:02:04.49 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「おはよー」
ζ(゚ー゚*ζ「はい、おはよう。 お姉ちゃん、今日バイトは? 」
ξ゚听)ξ「今日はあるから、晩ご飯、先食べちゃってていいよ」
ζ(゚ー゚*ζ「分かったー。 ……お母さんは?」
ξ゚听)ξ「多分、まだ寝てるよ。 今日の仕事は、お昼かららしいよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、そうなんだ」
ξ゚听)ξ「そうなんです」
たわいのないやり取り。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:05:03.84 ID:hJ/WaqMqO
ζ(゚ー゚*ζ「そういえば、そろそろ時間だけど、大丈夫、お姉ちゃん?」
ξ゚听)ξ「あー、大丈夫、大丈夫。 今着替えるから待ってて。 乗ってくんでしょ?」
ζ(゚ー゚*ζ「うん!」
と、元気の良いお返事を頂きました。
さて、ちゃっちゃっと着替えますか。
ジャージを脱ぎ捨てる。
ξ゚听)ξ「うー、寒・・・」
ブラウス、セーター、ブレザーと順に着ていく。
んー、胸がキツくなったかなあ?
まあ、いいや。
スカートを穿き準備完了。
ξ゚听)ξ「準備よーし。 それじゃ、行くよー」
ξ゚听)ξ「「行ってきまーす」」
これがいつもの日常。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:08:03.05 ID:hJ/WaqMqO
中等部の校舎前でデレとさよなら。
今日は現国に数Bかあ。 なんて思いながら、のそのそと階段を上がる。
川 ゚ -゚)「おはよ、ツン」
階段の上から聞こえた幼馴染みの声。
ξ゚听)ξ「クー、おはよー」
川 ゚ -゚)「宿題やった?」
ξ;゚听)ξ「やった・・・かな?」
やったよね? あまり覚えていない。
昨夜は眠気が酷かったし。
川 ゚ -゚)「ま、やってなかったら、見せてあげるよ」
ξ゚听)ξ「ありがとー」
感謝、感激。
だけど、ただし。 と不吉な前置き。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:11:12.40 ID:hJ/WaqMqO
ξ;゚听)ξ「え、何々?」
川 ゚ -゚)「後で、相談に乗ってくれたらね」
ξ゚听)ξ「それくらいなら、いつでも乗るわよ。 内容は?」
川 ゚ -゚)「――――」
ちょうど、チャイムが鳴った。
クーの言葉が掻き消される。
川 ゚ -゚)「ああ、マズイな。 急ごう」
ξ;゚听)ξ「ちょっと、クー」
歩を早めた幼馴染み。
足が長いなあ、なんて思いながら、その背中を追いかけた。
べ、べつに待ってたわけじゃ(ry
初めからかよw
24 :
>>23途中からって、なんか気持ち悪くて…:2009/06/25(木) 23:14:31.06 ID:hJ/WaqMqO
――――昼休み。
ξ゚听)ξ「相談って?」
開口一番、クーに尋ねた。
川 - -)「ああ・・・ここじゃなんだから。 中庭に行こう」
クーにしては珍しく言葉を濁した。
ξ゚听)ξ「いいわよ。 じゃ、そうしましょ」
・・・見当がつかないな。
なんて思いながら、私達は中庭に向かった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:17:03.45 ID:hJ/WaqMqO
昼食を粗方摂り終えてから、クーが口を開いた。
川 - -)「それでだな・・・その、あれだ。 なんと言うか」
こういうときはせかさないで聞き手に徹する方が良い。 経験則に則り、私は、クーの話を聞き入った。
川*///)「恋の話というか・・・」
ξ゚听)ξ「」
何この娘! 超可愛い!
顔を赤らめぽつりと呟いた幼馴染みに抱いた思いがこれ。
人としてどうなんだろうか?
けど。
ξ゚听)ξ「女同士で結婚手どこで出来たっけ?」
ごめんね、名も知らぬクーの思い人。
クーは私が頂きます。
なんて、本気で呟くくらいにマズイ。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:20:03.75 ID:hJ/WaqMqO
川 ゚ -゚)「おい、ツン。 聞いてるのか?」
は。 と我に返った。
ξ゚听)ξ「あ、うん」
川 ゚ -゚)「頼むからちゃんと聞いてくれよ」
ξ゚听)ξ「ごめんね。 で、式はいつにしよっか?」
_,,_ パーン
川#゚ -゚) _,,_
⊂彡☆#)Д゚)ξ ヘブッ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:21:29.42 ID:XbSCW67gO
28 :
>>27だって、前回予告しちゃったし…:2009/06/25(木) 23:23:15.61 ID:hJ/WaqMqO
ξ#)听)ξ「った!」
川 ゚ -゚)「正気に戻ったか」
うう、頬がひりひりする。
何があったんだろう。
確か相談を受けてて・・・
ξ--)ξ「うーん、なんかごめん」
川 ゚ -゚)「いや、いいよ。 で、私はどうしたらいいんだろう?」
相手によって手段が変わっちゃうからなぁ。 それを聞かないことにはなんとも。
ξ゚听)ξ「相手は誰なの?」
好奇心丸出しで尋ねた。
川 ゚ -゚)「h―――」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:25:06.77 ID:bEWpQSgkO
変態?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:25:23.95 ID:XbSCW67gO
www
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:26:03.72 ID:hJ/WaqMqO
クーが口を開いた瞬間。
prrrrrrrrrr。
携帯が鳴った。
・・・しぃさんからだ。
ξ゚听)ξ「ごめんクー、しぃさんからだ。」
川 ゚ -゚)「いいよ。 それより早く出な。」
ありがとう。
と、一言お礼を言って電話を取る。
32 :
>>29違うよw:2009/06/25(木) 23:29:29.38 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「もしもし?」
(*゚ー゚)『あ、ツンちゃん? 今日のお仕事はいいや! お休みあげるー』
しぃさんバイト先の先輩で、たまにこういった連絡をくれる。
ξ゚听)ξ「え? 何でですか?」
(*゚ー゚)『いやね、思ったよりお客さんが早く来ちゃってさ。 つーと、渡辺ちゃんを緊急招集したの』
ξ゚听)ξ「そうなんですか、分かりました。」
放課後、空いちゃったなあ。
(*゚ー゚)『クーちゃんにも言っておいてね? それじゃ!』
クーとは同じトコでバイトしている。 私に電話すれば確実だと踏んだのだろう。
ξ゚听)ξ「はい、それじゃ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:32:03.62 ID:hJ/WaqMqO
ぷつりと通話が終わった。
一分半。 通話代はギリギリかなあ?
なんて、クーに向き直る。
川 ゚ -゚)「しぃさん、なんだって?」
ξ゚听)ξ「今日は無しだって。 お休み、お休み」
川 ゚ -゚)「分かったよ。 放課後、ちょうど空いたな」
ξ゚听)ξ「そうね。 昼休みも、もう終わっちゃうし。 久しぶりにクーの家に行きたいなあ」
川 ゚ -゚)「ああ、いいよ」
ξ゚听)ξ「それじゃ、続きは後でね」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:35:04.07 ID:hJ/WaqMqO
それからは特筆すべきことも無く、順調に放課後を迎えた。
川 ゚ -゚)「それじゃ、行こうか」
ξ゚听)ξ「うん」
久しぶりだなあ、クーと遊ぶのは。
思わぬ休暇に、感謝する。
川 ゚ -゚)「そうだ、デレに連絡はいいのか?」
ξ゚听)ξ「んー。 クーの家についてから、家に電話するわ。 あの子には携帯持たせてないし」
川 ゚ -゚)「そうか」
ちょっとぶっきらぼうだけど、誰よりも優しいクー。
私はそんな彼女の幼馴染みだあることを誇りに思う。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:36:06.37 ID:XbSCW67gO
続きはWebで
じゃあ後でまとめて読むよノシ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:36:24.91 ID:dwWA8wgE0
支援
37 :
>>35ありがとう!:2009/06/25(木) 23:38:03.86 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「ふあぁ、久しぶりに来たけどやっぱり可愛いねー。」
川 ゚ -゚)「む、そうか?」
ξ゚听)ξ「勿論」
たくさんのぬいぐるみ、ファンシーな柄のカーテン。 等など。
おげればそれなりの数にはなるであろう可愛い小物達。
ξ゚听)ξ「ま、今は置いといて」
ξ゚听)ξ「で? 誰なのよ?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:41:04.91 ID:hJ/WaqMqO
川*///)「えっと、その・・・ハ、ハインなんだ」
意外なトコから変化球!
想像もしていなかったところに、更に曲がる球。
それは。
ξ゚听)ξ「ほわわっ?」
思わずそうこぼれてしまったけど許されるはず。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:44:07.45 ID:hJ/WaqMqO
川 ゚ -゚)「ツン?」
あ、ヤバイ。 訝しげな目で見られてる。
ξ゚听)ξ「い、いや、なんでもないよ。大丈夫、大丈夫」
しかし、ハインと来たかー。
お姉さん、びっくりだぜ。
ξ゚听)ξ「むう、ハインね・・・。 やっぱり直球で行ったら良いんじゃない?」
川 ゚ -゚)「え、でも、いきなり告白とか変じゃないか?」
ξ゚听)ξ「告白から始まる恋愛だってあるよ、きっと」
川 ゚ -゚)「そうかな」
そんな感じで、終始、クーの相談に乗ったりしていた。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:47:07.84 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「ん、そろそろ時間だ。 ごめんね、長々と居座って」
川 ゚ -゚)「いや、話を聴いてくれて助かったよ」
そう、良かった。
ξ゚听)ξ「幼馴染みとして、成功を祈ってるわよ」
川 ゚ -゚)「ありがとう」
それじゃ。と、クーの家を出て、私は家路を急いだ。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:50:04.03 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「ただいまー」
ζ(゚ー゚*ζ「おかえりー」
家に着くとデレが迎えてくれた。
ξ゚听)ξ「お母さんは?」
いつもならいるはずの母がいない。
ζ(゚ー゚*ζ「今日は遅くなるから、先に食べてていいって」
ξ゚听)ξ「そっか、それじゃ、今着替えてくるからちょっと待っててね」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:53:04.57 ID:hJ/WaqMqO
ξ゚听)ξ「「ごちそうさま」」ζ(゚ー゚*ζ
はあ、美味しかった。
デレは日々、料理の腕を上げている。
うっかりしていたら、抜かれちゃうかな。
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃん、お風呂は?」
ξ゚听)ξ「先、入っていいよ」
ζ(゚ー゚*ζ「分かった。 ありがとー」
ξ゚听)ξ「いえいえ」
こうして終わる私の一日。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:56:06.84 ID:hJ/WaqMqO
家族や幼馴染みと過ごす、ゆっくりとした日常。
綺麗で鮮やかで、輝いてる日常。
そんな私の日常がこれからも続くことを願って。
いつまでも、いつまでも変わらないこの日常が。
私は大好きだ。
ξ゚听)ξの日常のようです
fin
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:56:24.84 ID:CSrSa6q4O
雰囲気は悪くないが、地の文がだいぶ残念だ
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:57:52.02 ID:hJ/WaqMqO
以上で、終わりです
支援、ありがとうございました!
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:00:12.44 ID:Ite7EZcT0
おっつ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:02:15.14 ID:c1hgDnnLO
ζ(゚ー゚*ζ「・・・どこ、ここ?」
目覚めた力―――
(‘_L’)「どうも、お久しぶりです」
―――消えない罪。
ミ,,゚Д゚彡「よくやった、ツン」
裏切りの果て―――
ζ(゚ー゚#ζ「お母さんを返せぇぇぇ!!」
無力な少女の思いは届かず、消える。
次回、ζ(゚ー゚*ζの非日常のようです
※内容は予告無く変更される事があります
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:04:16.85 ID:c1hgDnnLO
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:05:44.02 ID:fN2L7qo+O
雌豚閣下なにやってんの
ζ(゚ー゚*ζ「・・・どこ、ここ?」
目覚めた力―――
(‘_L’)「どうも、お久しぶりです」
―――消えない罪。
ミ,,゚Д゚彡「よくやった、ツン」
裏切りの果て―――
ζ(゚ー゚#ζ「お母さんを返せぇぇぇ!!」
無力な少女の思いは届かず、消える。
次回、ζ(゚ー゚*ζの非日常のようです
※内容は予告無く変更される事があります
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:08:07.14 ID:FjzUYacl0
おっつんつん
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 00:29:32.75 ID:cWFnkCIOO
>>49 いやいや、俺はこういう感じの好きだぜ
型はないんだから好きにやってくれて構わないんだぜ
そしてまたいらんもん入れやがってw
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>53 ありがとうございます!
精進します
次回予告の方は、まあ勘弁してくださいw