ハルヒ「アナル、いじめ、シュールのSSはここまで来なさい!」
,ノ: : : : ::|: :.:|: : : :|\:/ |:: : : : : : :|: :|: :.;_:.:|: : : :ヘ ̄`
 ̄|: : : : |: : :|: : :/|:.:/`ー|: :.;: : : : :j斗:'´:.: :|: : : : ハ
|: : : :.:|: : :{: :;マチ弐ヤ ∨|: : : :/_∨ヘ::.: :|:: : : : : }
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`ヽ:/ヽ:|、 /___,j ,人::.: :| 15498回もループするなんて聞いてねーよ!
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_,ノ::::::::::ノ:`ヽ::::::::::::::::\::::::::;/_:;/
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,ノ\::::::::::::::::/`ヽ、_V`ーヘ、_,っゝ'´
・SS投下の際は空気を読んでくださぁぃ。byみくる
・長編は完結できるように、途中放棄した日にはあなたのアナルはいただきますよ!by ふんもっふ
・長編投下はわかりやすいようにトリップや文頭にアンカーを付けなさい!by ハルヒ
・…キャラクターの口調、及びそれぞれの呼称についてはまとめサイトを参照すること。by ユキ
・自分で投下した長編はなるべくWikiで自分で編集したほうがいいと思うぞ。by キョン
・落ちを予想するのはやめ・・うをっ チャック開いてるぞ!by wawawa
・荒らしさんにはスルーなのね。by 阪中
・とりあえず気楽に投下するっにょろよ。by めがっさ
・1レスには最大30行、全角で2048文字、1行全角120文字まで入るのです。by ○
・スレが立ってから8日で落ちるのは……既定事項だ。by P&G
DAT保管庫(停滞中)
http://haruhiss.xxxxxxxx.jp/ 新DAT保管庫+SS推薦
http://vipharuhi.s293.xrea.com/ 新まとめサイト
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/ DATうpろだ
http://www.uploader.jp/home/harussdat/ 雑談所(避難所)
http://yy42.60.kg/haruhizatudan/ 雑談所携帯用
http://same.ula.cc/test/p.so/yy42.60.kg/haruhizatudan/
●<一物!
いちおつです!
週末は人が減るから週明けに立つと思ってたんで油断してましたわさ。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/20(土) 22:22:15.10 ID:i7nLlWr60
一乙!
長門「アナルで勃ったところ申し訳ないが、中出しします」
古泉「それをいうなら『アナルが立ったところ申し訳ないが、外出します』ですよ」
キョン「誰だ!長門にエッチな言葉を教えたのは!」
古泉「その台詞だけだと、ちょっとなつかしの『どこでもいっしょ』を思い出しますね」
ハルヒ「あー分かる、友達が勝手に変なこと教えてるのよね」
古泉「僕のリッキーはいつの間にかガンダムヲタクになってました」
ハルヒ「私のトロは野球選手に詳しくなってたわ」
キョン「で、誰なんだよ長門に教えた悪玉菌は」
一乙
懐かしい保守ネタだなw
ミヨキチ「妹ちゃんに誘われて泊まりに来ました」
ミヨキチ「妹ちゃんはもう寝てます…お兄さんに夜這いを仕掛けるなら今のうち」
ガチャ
ミヨキチ「ふふふ…お兄さんの部屋の前に辿り着きました。寝ているお兄さんにあんなことやこんなことを…」
ミヨキチ「さぁ、侵入開始です!…ってなんか聞こえる?」
ギシギシ
ミヨキチ「!?」
「キョン…」
「ハルヒ…」
ギシギシ
ミヨキチ「寝よう…私は何も聞いてません…」
ハルヒ「キョン…」
ギシギシ
キョン「ぐあぁ…止めろ…腕ひしぎ十字はシャレになら…ぐあっ!」ギシギシ
ステルス長門「ちっ…骨の軋む音か…とりあえず一乙」
うなー!
外耳炎になったっぽい!助けてナガモン!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/20(土) 23:50:34.96 ID:i7nLlWr60
それ普通や
病院て木曜日休診多いよね?なんで?教えてナガモン!
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/20(土) 23:54:28.52 ID:i7nLlWr60
, -=―=―- 、 _
〃⌒>'´ / 丶`ニ=‐'
./ ,′// , ´ / j } ヽ \
/ l | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
<ノ .∧ l ムrt=k` ィ=、ルレ′j
/ イ Vヘ. ヽVr! jr/ムイ{
´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ 病院「サーズは勘弁」
j八 }ヽ ヘ、 j`<ミ\
リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,
ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
r=< V三|:::::::::| |/:/
/‐-、 \ ∨メ、::::ノ V、
. /_j , X \ ヽ {´ /
〈 ´ \\ >ヘ、___,イヽ
`、 ヽ \.>j ハ│
{ ∨ `ヽ、_,/∧|
トイレ行ったらお尻から赤いものが出たんだけど…助けてナガモン!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 00:01:18.20 ID:AmLAsn/H0
, -=―=―- 、 _
〃⌒>'´ / 丶`ニ=‐'
./ ,′// , ´ / j } ヽ \
/ l | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
<ノ .∧ l ムrt=k` ィ=、ルレ′j
/ イ Vヘ. ヽVr! jr/ムイ{
´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ トイレを回避すれば問題ない
j八 }ヽ ヘ、 j`<ミ\
リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,
ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
r=< V三|:::::::::| |/:/
/‐-、 \ ∨メ、::::ノ V、
. /_j , X \ ヽ {´ /
〈 ´ \\ >ヘ、___,イヽ
`、 ヽ \.>j ハ│
{ ∨ `ヽ、_,/∧|
今から仕事です、稼いでくるよナガモン
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 00:02:52.38 ID:AmLAsn/H0
, -=―=―- 、 _
〃⌒>'´ / 丶`ニ=‐'
./ ,′// , ´ / j } ヽ \
/ l | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
<ノ .∧ l ムrt=k` ィ=、ルレ′j
/ イ Vヘ. ヽVr! jr/ムイ{
´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ 嫁げ
j八 }ヽ ヘ、 j`<ミ\
リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,
ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
r=< V三|:::::::::| |/:/
/‐-、 \ ∨メ、::::ノ V、
. /_j , X \ ヽ {´ /
〈 ´ \\ >ヘ、___,イヽ
`、 ヽ \.>j ハ│
{ ∨ `ヽ、_,/∧|
ヘドバンしたら首痛くなった
治してナガモン
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 00:17:55.08 ID:AmLAsn/H0
, -=―=―- 、 _
〃⌒>'´ / 丶`ニ=‐'
./ ,′// , ´ / j } ヽ \
/ l | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
<ノ .∧ l ムrt=k` ィ=、ルレ′j
/ イ Vヘ. ヽVr! jr/ムイ{
´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ 再発予防措置としてあなたの持つオーディオ機器の情報連結を解除しておく
j八 }ヽ ヘ、 j`<ミ\
リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,
ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
r=< V三|:::::::::| |/:/
/‐-、 \ ∨メ、::::ノ V、
. /_j , X \ ヽ {´ /
〈 ´ \\ >ヘ、___,イヽ
`、 ヽ \.>j ハ│
{ ∨ `ヽ、_,/∧|
ふぅ・・・
キョン「このスレはいつから悩み解決所になったんだ?」
古泉「SOS団の活動内容的には合ってますけどね」
ハルヒ「あれ?みんなもう寝た?」
みくる「微妙に今の時間って人がいなくなりますよねぇ」
鶴屋「最近、江美里んとこに通ってるらしいねぇ会長」
会長「そんなことを言うためにわざわざ生徒会室まで来たのか?」
鶴屋「いやいや、二人の仲が何処まで進んだか、お姉さん気になっちゃってねぇ」
喜緑「べ、別に鶴屋さんが気にするような進展は…」
会長「キスした」
鶴屋「おお!?」
喜緑「な!か、会長…」
会長「一つのベッドに二人で寝た」
鶴屋「それでそれで?」
会長「一緒に風呂に入った」
鶴屋「まさかその後…」
会長「と言う夢を見た」
鶴屋「は?」
会長「鶴屋、お前が気にする程、俺と喜緑の仲は進展しておらん」
鶴屋「じゃ、じゃあ何処まで…」
会長「今のところ手を繋ぐのが限界だな。手を繋いだだけで真っ赤になるような奴だからな」
鶴屋「い、意外だねぇ江美里ん…」
会長「何か勘違いしているようだな」
鶴屋「ん?」
会長「真っ赤になるのは俺だぞ」
鶴屋「えええぇぇ!」
ステルス長門「これは予想外だった…」
喜緑「予想外過ぎてステルスが解けてますよ長門さん…」
会長ウブ過ぎるwww
鶴屋「意外だねぇ…」
会長「人は誰しも仮面を被っている」
喜緑「真っ赤になりながら言ってもカッコ良くないですよ」
会長「古泉がいい例だ。アイツの本性は…」
鶴喜「「ガチホモ?」」
会長「脳みそまでカビたか…」
古泉「ふぅ…帰って1/8朝倉涼子の原型完成させなきゃ」
キョン「なんか言ったか?」
古泉「いえ、なんでもありません」
キョン「で、誰なんだよ!」
starry sky聴いてたら企画ネタ思いついた
でも良く思い出してみたら書きかけの奴と一緒や…
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 01:32:15.59 ID:OtuXcbY20
「どうした?ここはもう限界か?」
言いながら僕の腹をさすり、愉快そうにする。
「さっきから一度もトイレにいっていない。もう出そうだな」
そう言いながら彼の手が徐々に下に下りていく。
中心をわざと優しく撫でる仕草にどっと汗が流れてきた。
「や、やめてください・・・!涼宮さんが・・・」
「恥ずかしいか?」
手が僕のズボンのジッパーにかかる。
「では、いつものようにやってもらおうかな」
「あ・・・でも・・・・・」
(省略されました。続きを読むにはふんもっふ!ふんもっふ!と書き込んでください。)
長門「『ふんもっふ!ふんもっふ!!』と…」
ハルヒ「うわーん!」
古泉「涼宮さんどうしたのですか!?」
キョン「おう古泉。こいつ俺の足を引っ掛けやがったから、腹にニーキックを入れてやったのだ」
古泉「ひ、酷い! 確かに涼宮さんにも非はあります。ですが、女性に手を挙げるとは、許されることじゃありませんよ! しかも腹とは! 子供を産めない身体になるかも知れませんよ!」
キョン「まあ、確かにな…スマンハルヒ」
ハルヒ「グス…いいわよ、あたしも悪かったんだし」
キョン「ホッ…」
ハルヒ「でも、もしかしたら子供ができなくなったかもしれないから、確認させないと許さないから」
キョン「確認?」
ハルヒ「そうよ。実際に産んでみるの」
キョン「は?」
ハルヒ「と言うわけで今夜はあたしの家で頑張るわよ」
キョン「ま、マジか!?」
ハルヒ「偉くマジ」
古泉「(もっと別の調べ方があるだろうに…)」
アナルの空気うめぇwwwwwwwwwwwwww
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 02:17:11.05 ID:OtuXcbY20
★「・・・ふんもっふ!ふんもっふと書き込んでください。っと」
★「お、早速レスがつきましゅたねwww」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 01:45:08.72 ID:Y/NgtXO
ふんもっふ!ふんもっふ!!
★「・・・冗談のつもりだったんでしゅけど続きかきましょうかね・・・」
ハルヒ「会長!」バン
会長「もう少し静かにドアを開けることは出来ないのか」
ハルヒ「あたしとデートしなさい!」
会長「は…?何を言って…」
ハルヒ「問答無用!来週の土曜日、迎えに行くからね!じゃ」
会長「なんだ…一体…」
喜緑「行くんですか」
会長「喜緑くん…いつの間に…」
喜緑「行かせない…絶対に行かせない…!会長は私のなんですから…会長は私と一緒に居るべきなんです…あんな奴なんかに…」
会長「き、喜緑…くん?」
喜緑「ふふふ…会長は私のもの…誰にも渡さない…ふふふ…あはははは!」
会長「ゆ、夢か!よよ、良かった…なんだこの夢、涼宮を選んでも喜緑を選んでも逃げても死ぬじゃないか…」
ステルス長門「コンピ研部長の発明した夢見装置は失敗っと…」
ホラーだ
これがアナルか…
制服が半袖に変わって外気に触れる表面積が結果、涼しくなるどころか逆に日差しを暑く感
じる様な今はもう、初夏。
これから訪れる夏を前に、草木や虫はその命の全てを燃やそうとするかの様な勢いでその勢
力を増していく中、自称人間代表として対抗意識でも燃やしてやがるのか知らないがハルヒは
今日も無駄に元気だった。
まったく……ただでさえ暑いんだから、少しは大人しくしていようとは考えないのかね?
そんな俺の思いが通じる訳も無く、例え通じた所でそのままの意味であいつが聞き入れる事
などあり得る訳がない。
何かが起きるであろう予感と、それに対して自分の中に存在する不満とは別の――言葉には
出来ない感情。
その気持ちが何なのか解らないまま……俺の溜息は、フライング気味の蝉の声と一緒になっ
てどこまでも青い空に消えていった。
WikiSS企画第5弾 アニメ新放送記念!SS企画祭 テーマ『夏〜七夕』
・今回は「七夕〜夏」に関わるSSを広く募集します。
・投下期間は7月7日〜19日までの12日間。
・投下場所は雑談所内専用スレです。
・参加資格は企画最終日である19日までにSSを完成させる事のみ、必ず完結作品でお願いします。
・初めてSSを書く人も大歓迎です! 奮ってご参加下さい。
詳しい企画内容の確認はこちらで
WikiSS企画第5弾案内所
http://www24.atwiki.jp/yasasii/pages/282.html ただいま投票についての投票中 締切は6月25日まで
ttp://vote3.ziyu.net/html/kikaku5.html 質問や提案、企画運営に関わりたいという方は下記アドレス先に てお待ちしています!
雑談所 SS企画用検討スレ その2
http://yy42.60.kg/test/read.cgi/haruhizatudan/1225507282/78-
おはようございます。
雨やべぇよ
やべぇ、全然進まね
雨の高速道路はハンパないぜ
こっちはくもりだぜ
保守ネタすら思い付かない自分に、企画など書けるのだろうか…。
長門「なせばなる。何ごともやる気が重要。だから諦めず執筆して欲しい」
古泉「なら床にこぼしたカレー、僕の皿に入れないで自分で食べてください」
阪中「ぞーうさん、ぞーうさん、おーはなが長いのね」
長門「
>>50はハイドロプレーン現象に気をつけて」
>>55 運転してるのあたしじゃないのです、組織のバンなのです(本当)
おそよう
ハルヒ「会長×国木田の本でも出して部費を稼ごうかしら」
キョン「色んな意味で腐ってやがる」
みくる「見てみたいですね」
長門「とても興味がある」
古泉「僕と国木田くんのも描きませんか」
喜緑「会長、男の娘に興味あります?」
会長「俺は掘るのも掘られるのもごめんだぞ」
屋根裏の谷口「この学校、女子の半数以上が腐ってやがる…」
「どうして腐女子があって腐男子はないんだ?」
「簡単ですよ」
「男はもとから腐ってるのがデフォなんです」
「……」
十二桁トリップテスト
腐女子の何もないところから煙どころか大火事を出す能力はハルヒ並。
動画や2CHを通じてさも事実であるかのように広める様は
あたかも願望実現能力があるとも言えるなw
いや所詮二次創作だから長門の消失世界作成能力か
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 12:46:02.74 ID:DT338F1lO
ほす
キョン「対抗してハルヒ×朝倉でも描くか」
谷口「どうしても壮絶なキャットファイトになる図しか浮かばん」
国木田「じゃあ、ミヨキチ×キョン妹は?」
キョン「たまにやってるの見るから却下」
谷口「じゃあ、阪中×涼宮は?」
キョン「阪中か…良いかもな」
橘「橘×佐々木は無いんですか?」
阪中「私のハーレム状態も描いて欲しいのね」
朝倉「私と長門さんのもよろしくね」
ハルヒ「あたしと朝倉が有希を責めてるのもよろしく」
キョン「どっから湧いて来たんだ…つーかそっちもいけるのか」
谷口「恐ろしい…まるでどっかの実験体みたいだぜ…」
鶴屋×みくるのふわふわ百合をヨロ
66 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 13:57:33.22 ID:8OAWxbvH0
古泉に俺とハルヒというおまけがついていたことには、車で待っていた新川さんもビックリであった。説明も軽く済ませて車に乗り込んだ。
現場へ向かう車内ではハルヒが今回発生したものについて話していた。
「その空間はどういった危険があるのですか」
「あれはあたしじゃなくてハルナの空間なのよ」
「アイツも閉鎖空間を作るのか」
「そう、だからちょっと勝手が違うのよ。ハルナの空間は入る人を選ぶのよ、見ず知らずの人が入ろうとしたらハルナが拒むかもしれない。今の段階で入れるのはあたし以外にアンタしかいないと思うの」
「え、俺が?」
後部座席でリアクションをしていた俺を、助手席に座っていたハルヒがミラー越しに見ていた。
「今のところ一番信用されているのはアンタなのよ」
「そ、そうなのか」
残念ながら本人にはその自覚がないのである。
「とにかく、あんたに協力してもらわないといけないのよ」
「ああ、協力はするが、どんな状態なんだ?」
「説明するより見た方が何億倍も分かりやすいわ」
それだけ言うと、視線を前方に戻した。
67 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 13:59:12.04 ID:8OAWxbvH0
車が到着して各自が降りる。現場には森さんが待っていた。
「涼宮さん、話は新川から聞きました」
「じゃあ待機してくれるのね森さん」
「今回私達は何も出来ないのですか」
「全くないってわけじゃないけど、しない方がいいわ」
仕事モード(心なしか視線が鋭く感じる)の森さん相手にも全く動じないのがすごいと感じてしまうわけであるが、そこらへんはさすが団長様といったところか。
「じゃ、いってくるわね」
「行ってらっしゃい」
そいうと有無を言わさず俺の手を引いて歩き始めた。古泉、笑顔で手を振るんじゃない。
「お、おい」
「目つぶってて」
「お、おう」
素直に指示に従う俺。どうやら入り方は古泉の時と変わらないらしい。
68 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:01:52.91 ID:8OAWxbvH0
目を閉じている間も引っ張って歩く速さが変わらないため転びそうになりながらも足を動かすこと十数秒。
「いいわよ」
目をあけると、なんとも見覚えのある灰色の世界が広がって、
「ってここはただの閉鎖空間じゃないか」
俺達は灰色の無音空間にいた。
静かな街並みを見回す。今のところ神人が現れる気配はないようだ。そもそもハルヒが制御出来ているとしたら現われることはないかも知れない。
「これはあたしの空間だもの、見覚えがあって当然よ。古泉君達も来れるんだけどね、いろいろと面倒だから外で待ってもらうことにしたの」
「目的地にはまだ到着してないのか」
「そう、これから先はあたしとキョンだけが入れる領域よ」
遂に長門が言っていた強力な闇とやらに突入するのか。
「この先に、か」
「これから入るのはハルナの精神世界よ」
精神世界? それは閉鎖空間とはまた違うものなのか?
「心理の影響を強く受けてるの。昨日のあれよりも強烈な世界よ」
まじか……。あれより強烈とは、あまり具体的には想像したくないような。
「下手をすれば、生きて帰れないかもね」
「きつい冗談だなそれは」
「そう聞こえる? あたしでも大変だったんだから」
ハルヒですら危ういとは……どうか冗談でありますように。
69 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:06:15.55 ID:8OAWxbvH0
しばらく灰色の空の下で呼吸を整えていたハルヒがこちらを向いた。行く決心をしたらしい。俺に手を差し出した。
「行くわよ、もう一回目を閉じて」
再び手を繋ぐ。そしてさっきと同じ様に目を閉じたまま手を引かれて歩く。入り方はやっぱり一緒のようだ。
何も見えないが、ハルヒに手をひかれて歩いていると地面の感触が変わったことが分かる。
足音もアスファルトから砂利へと変化したのが分かった。頼むから不安が的中しないでほしい。
「また随分と荒れてるみたいね……」
まだ目を閉じたままの俺にとってその台詞は不安を掻きたてる以外の何物でもなかった。
「ハルヒ、もういいか?」
「いいわよ、心の準備が整ったら目を開けて」
言われた通り、軽く深呼吸をして心拍数を整えてから目を開けた。ハルナの精神世界とやらを目にした瞬間の俺のリアクションは、
「は? な、なんだこれは……」
ビックリ仰天とかそう言うレベルじゃなかったね。思わず悲鳴をあげそうになった。
確かに、言葉で説明されるのと実際に見てみるとの分かりやすさの違いは、地球とベテルギウスの大きさを比べるくらいに桁違いだった。
さっきまでいた灰色の世界にはビルが建っていたのにそれらは一切姿を消していた。
少し経過して、自分が立っていたのはグラウンドであると判明したのだが、遠方に見える荒れ果てた校舎は廃墟以外の何物でもなかった。
空は濁り、雲のようなモヤモヤが激しく渦を巻いて流動していた。遠くに見える街を見ていると、明るさ以外の「暗い」ものを感じた。
視線を下に向けると、足元の砂を汚していたのはまぎれもない血であることに気付いた。
どいつもこいつもおかしい。長門が警告してくれた通り、昨日のあの世界を更に強化したようなものだ。
「驚くのも当然よね……こんなに狂ってるもの」
このよどんだ暗い空気のせいか、ハルヒのテンションも氷点下である。
「これは何がどうなってるんだ」
「ハルナがうなされてる悪夢よ」
「夢? こんなのに毎晩うなされてるのか」
「そうなのよ、あたしも何とかしたいけど、解決には至っていないわ」
こんな夢を毎晩見るくらいなら寝ない方がマシだ、そう思ってしまうくらいに居心地の悪い空間であった。
70 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:16:33.08 ID:8OAWxbvH0
しかし、どうしてこんな夢を見てるんだ?
「あたしが世界を壊したときの終末がこれなのよ」
「これが……そう、なのか……」
これはただの悪夢ではなく、現実に起こったことを再現していたのだ。
「ハルナは崩壊を止められなかったことを今でも悔やんでるのよ」
その後は黙ってしまい、何か地鳴りのような音だけが響くだけになったまま時間が流れて行った。
「あたしね」
その沈黙をようやく打ち消して話し始めた。
「この風景の中で777日を過ごして少しづつ自分の中にできた闇を自浄していったの」
世界崩壊後ってことはハルヒとハルナ以外は誰もいなかったのだろう。どれだけ寂しい思いをしたのだろう、俺には知る由もない。
「そんなに長い時間がかかったのか」
俺は足が震えそうになっていたが平然を保っていた。
出来ることならこの空間からダッシュで逃げ出したかったが逃げる場所もないからどうしようもない。
「自分の能力を使って一気に出来なかったのか?」
「何度もやったわよ、でも出来なかった。それどころか逆に闇に染まってしまうこともあったわ」
「自覚はあるのにコントロール出来ないのか」
「あのねえ、取扱説明書をいきなり渡されて見たこともない機械を使いこなせると思う? それよりも難しいのよ?」
71 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:20:17.53 ID:8OAWxbvH0
「さっき言ってたよな、これはその時のを再現してるって。つまりは…」
「気付いちゃったのね」
残念ながら、今ばかりは頭が冴えてしまっているみたいだ。
「お前もこの世界n」
「世界の壊し方も忘れてはいない」
認めた。
ハルヒにもまだ、こんなのにしうる力が残っているのだ。
「まだあたしの闇も消えてないの」
そう言って自分の胸に手を当てる。
「どうやっても全て浄化することは出来なかった。何回消そうとしても0にならないのよ。だから、またあれを繰り返しそうで……」
段々と声が消えていった。
「怖い……」
最後の方は聞き取れないほどに小さな声であった。
震える小さな影を見ていた。
「なあハルヒ、俺達は少しでも支えになってるか?」
「……」
無言か。まあいい、これからなってやればいいんだからな。
震え始めた小さな体を抱いていた。
次第にハルヒの震えはおさまっていったが、俺もこの方が落ち着いていられた。
異性と密接してるとかいう青春チックなものはなく、この狂った世界に一人じゃないという安心感が先行していた。
だからお互いにいつまでも離れようとせず、相手の鼓動を感じていた。
72 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:25:01.35 ID:8OAWxbvH0
「こんなところで何やってるのよ」
二人しかいないはずなのに、後ろから声がした。
「へ!?」
驚いて振り返ると、そこにもう一人ハルヒがいた。その姿を認めたところで二人は離れた。
「何の用よ?」
ハルヒは少し乱れた髪や制服の裾を直しながらそいつに問いかけた。
「あたしの話をしてたから来てみたんだけど、どうやらお呼びでなかったようね」
そいつはハルヒの問いかけに対して挑戦的な口調で答える。
「ってことは……、お前が闇なのか?」
「そうよ、あたしは黒。簡単にいえば力が擬人化とか具現化とかしたっていう感じね。名前とかそういうのが無いからこういう区別しかないのよね、はぁ」
黒はわざとらしくため息をついた。
「その『闇』っていうのは『悪』なのか?」
「あのねぇ、勝手にあたしを悪者扱いしないで頂戴。それは偏見っていうのよ、へ・ん・け・ん!!」
「すまん」
「あたし自身はそうは思わないけどね。そうなっちゃうんだから仕方ないわ」
そう言って悲しげな笑みを見せる黒の髪は地面を擦る程に長い。
「あのな、黒とやら」
「なによ」
あえてそこに触れていなかったんだが本人もハルヒも気付いていないらしいので今更ながら言わせて貰うと、黒は一糸まとわぬ姿であるというのにそれを平然としていた訳で……。
「羞恥とかないのかお前は」
「あ」
気付くのが遅いんだよ二人とも。
俺はずっと視線を反らしていたのである。そこ、視野で見えてるだろとか言うなよ、見てないと言ったら見てないんだ。ようやく気付いた黒は今更ながら背中を向けて座り込んでいる。
「なっ………く……この……後でぶっ殺すからね……」
ここで殺されたらこの景色に見事なまでに似合った死体が完成してしまいそうなので是非ともご遠慮願いたい。
73 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:29:17.36 ID:8OAWxbvH0
「これでいいでしょ」
次の瞬間には黒はどこで拾ったのかカーテンのような大きなボロ布をまとっていた。古代ギリシャ人のあの服装のようであった。
「お前はその事件のときもいたのか?」
「そうにきまってんじゃない、その時にあたしが生まれたんだもの。あ、待って、ちょっと生まれたってのは語弊があったわね、うーん、そう、分裂分裂」
「その分裂とやらがあった後に、お前は何をしてたんだ?」
「何も。ただ目茶目茶になった街をぶらぶらしてただけ」
「主犯はあたしだもの」
ハルヒが呟いた。
「まあ落ち込まないで頂戴、あたしはふらついていただけで実害があったのは間違いないし、あたしがあんたの闇を加速させちゃったのも事実なんだし…」
そしてハルヒをフォローした黒のテンションも低下しつつある。
こんなとこで二人に落ち込まれても困るので話題転換を行った。
「ところで、黒がいるなら白はいないのか? 反属性とかありそうな気がするんだが」
「もういないわよ」
さっきから回答自体は一言で非常に端的である。だが事件について知らない俺からすればもう少し詳しい説明が欲しいものである。
「『もう』ってどういうことだ」
「白はあの状況の中でわずかに残った純粋な善だった。だから自ら進んで統合を選んだのよ」
そう言った瞬間、ハルヒが表情を変えたような気がしたが視野的によく見えなかった。
「統合?」
「あたし達はもともとは一人。あたしも白も、一人の涼宮ハルヒの人格の一つみたいなものよ」
「白は分離後の状況を見てとても悲しかった、だから『涼宮ハルヒ』にもどったのよ。暴走した後に後悔してたのがその証拠」
「白が統合したのなら、お前はしないのか?」
「それはないわ。あたしはあたしだもの、吸収されちゃうなんて御免よ」
この辺りは白との性格の違いが現れているのだろう。
74 :
畏怖2−3:2009/06/21(日) 14:32:37.03 ID:8OAWxbvH0
「なぁハルヒ、ここに来た目的を聞いてなかったな」
俺はずっと黒と向かい合っていたが、改めてハルヒの方を向いた。
「ハルナがここに籠っちゃってるのよ。この空間の時間は昨日の11時で止まったままなの」
おいおい、時間を止めることも出来るのか。つまりハルナは現在にはいないということか。随分と壮大な引きこもりだな、そんな悠長なこと言ってられないか。
「キョン、お願いがあるの。校舎に居るハルナを連れてきて」
「あの廃墟同然の校舎にハルナがいるのか?」
「あそこから出てこないのよ。お願い、あたしにも出来ることが限られてるのよ」
まあ、協力はすることは勿論だが、神的能力を持っているお前が出来ないことを俺に出来るのか?
「あたしにハルナの説得は出来なかった。無理矢理連れ戻すことも出来ないことはないけど、そうしたところで解決出来る問題じゃないのよ」
そう言うと、申し訳なさそうな視線が……
え?
まさか俺一人で行くのか?
「あたしはあそこには入れないのよ。また闇に汚染されそうで怖いの」
「そうね、貴方は入らない方がいいわ」
黒がそれに同意している。それなら仕方あるまい。
「ごめんねキョン」
「ってことでよろしく!」
ハルヒ、謝らなくていい。そして黒は笑顔で親指を立てんな。
相変わらず展開ブチブチですみません
以上です失礼しました
NEC
Nippon Electric Company
突然なんかはじまったー!!
と思ったら終わってたー!
今沖田
__
, ´,r== 、ヽ
!くl人ノ从)ト、
Wリ ゚ ヮ゚ノiノ
>>81それは私が送った電波よ。感謝なさい。
_ /つ/ ̄ ̄ ̄/_
.\/ NEC ./
>>75乙!
乙!
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 17:35:32.14 ID:OtuXcbY20
●<アヌス!!
佐々木「くっくっく、アヌス?語尾だけではわからないよ」
キョン「お前には教えたくないないな。親友として」
佐々木「いやいや、実は知ってるよ。ローマの政治家、ウェスパシ[アヌス]のことかい?」
キョン「全然違うな…」
佐々木「病気になり死を覚悟した時「かわいそうな俺、神になるんだろうな...」とつぶやいたらしいくらいは知っているよ。
だが安心したまえ、僕はそんなことは決して言わない。そこまで自分に酔っているわけでもないし、ユーモアのセンスがあるわけでもない。ちなみに彼は立ったまま逝ったらしいね」
古泉「キョンターン、今ならバリバリ勃ってます!イけます!」
キョン「アッー!」
みくる「それって前後に顔があるっていう神の名前ですよね」
キョン「それはヤヌスです」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 18:02:22.64 ID:n4CXcE1S0
キョン「ブルーアイズで直接攻撃!俺の勝ちだな」
古泉「また負けてしまいました。」
キョン「おう、長門」
長門「今度は私の機械族デッキと勝負。」
キョン「いいだろう、どんな相手でも受けて立つぜ!」
みくる「キョン君気を付けてください〜。長門さんすっごく強かったです」
古泉「これは面白いデュエルになりそうですね」
ワイワイ、ガヤガヤ
ハルヒ「(今、団内では遊戯王が流行ってるのね、よーし!!)」
次の日
ハルヒ「みんな〜あたしの最強エクゾディアデッキと勝負しなさ〜い!」
キョン「は?お前まだ遊戯王やってんの?ww」
古泉「これはまた懐かしいものをww」
ハルヒ「えっ!だってみんな昨日m」
みくる「遊戯王(笑)ww」
長門「そんな幼稚なゲーム時代遅れ、これからはギャザリングの時代。」
ハルヒ「あ、そうなんだ…(´・ω・)」
遊戯王カードは何故かいつまでも捨てられないな。
BOX買いしたあの頃が懐かしい……
遊戯王か…ブラマジガールは今もいるの?
九曜「─────タンタン───」
キョン「?」
九曜「────タタタ────タン」
キョン「……?」
九曜「─────俺の───ターン──」クルッ
キョン「……」
九曜「──────────」ジー
キョン「ん、どうした?」
九曜「─────見────た───?」
キョン「何を? って、ちょ頼むから情報連結解除だけは!」サラサラ
ふと一瞬、ブラマジガールとハルヒが被った
でもカードゲームだからなぁ
ついにMTGの時代が来たか……
もうこんな年齢になるとカードがゴミにしか見えなくなる
社長がアップを始めました。
まぁ初期でブルーアイズ破り捨ててたがなw
遊戯王創世記のブルーアイズへの憧憬は異常
今のカード達の前では、ブルーアイズなんて……
>>98 遊戯王にしてもデュエルマスターズしても年代が進むごとにカードのインフレが起きてるよな
特異な能力でも無い限り昔のカードは使われない希ガス
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 20:49:46.06 ID:n4CXcE1S0
ハルヒ「とりあえずギャザリングのカードいっぱい買ってきたから仲間にいれなさい!」
キョン「(長門、頼む)」
長門「(コクッ)、私がルールを教える。」
ハルヒ「じゃあ有希、頼むわね!」
長門「まずこのカード『神の怒り』は使えないクズカード、私の『森』との交換を推奨する。」
ハルヒ「ありがとう!『森』って使えるカードなのね?」
長門「そのとおり、あと基本的にここのマークが金色のカードはクズカードと思った方が良い」
みくる「そうですよ涼宮さん、この「『極楽鳥』も私の『森』と換えちゃいましょう」
ハルヒ「おねがいね、みくるちゃん!」
長門&みくる「あとこれも、このカードも、あとこれm……」
15分後
ハルヒ「そろそろルール教えてくれないかしら」
長門「1ターンに一枚『森』を出す。」
みくる「そして熊を出すwww」
ハルヒ「ライフポイントとかは?」
長門「『森』を出す。」
みくる「熊を出すwww」
キョン「ハルヒよ、まだまだ詳しいルールを教えるほどカードが集まっていないんだよ」
古泉「拡張パックを買い足したほうがよさそうですね」
キョン「俺達が指定したパックを買ってこい」
ハルヒ「お金かかるのねぇギャザリングって、さすが遊戯王とは違う大人のカードゲームってカンジね!いってきまーす!」
なんというカモwww
長門「カードゲームと言えば花札。これにつきる」
古泉「こいこいですか、昔はよくやりましたよね」
みくる「え、何ですかそれ?勘合貿易の一種ですか?」
キョン「猪鹿蝶くらいしかしらないぞ」
ハルヒ「幻十朗、まだ元気に札を飛ばしてるかしら…」
>>98-99 会長「ある程度のカードパワーが無ければ、新商品が売れない。新商品が売れなければ
企業経営が立ち行かないのだから、商売上致し方ない事だな」
キョン「エゴだよそれは!」
>>101 シャークすんなwww
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 21:16:49.02 ID:AmLAsn/H0
任天堂がスーパーマリオ花札をWiiで出すのまだですか
106 :
名無し:2009/06/21(日) 21:38:19.64 ID:8tfnQ/CDO
>>98 その代わりブルーアイズはサポートカードが多いからなあ
カイバーマンとかカイバーマンとか
BSで着信アリファイナル観てた
組織的に飲んでる真っ最中
ふぉっふぉっふぉ
ちょっとパワポタ3買ってきたからそのうち野球SS書く
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 22:30:00.50 ID:6rkhhERBO
自棄酒中
長門「うわっ! 江美里の頭がカビだらけに」
喜香u元からこの色です!」
キョン「ファンタサイダー味……。三ツ矢サイダーと味が変わらないぞ……!」
ハルヒ「あんたの味覚がおかしいんじゃないの? ちょっと飲ませなさい」
キョン「あっ! 待て!」
ゴクゴク
ハルヒ「あーホントねえ」
キョン「おい、ハルヒ……」
キョン「それ、間接キスだ……」
ハルヒ「!!」
いや、マジで味変わらないよ
月曜日まで1時間切ったか
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 23:10:24.72 ID:6rkhhERBO
俺「仕事行きたくない仕事行きたくない仕事行きたくない…」
みくる「無理して行かなくていいんですよ」
俺「みくる…」
みくる「どうせ居ても居なくても変わらないんですから」
俺「うわあああああぁぁ」
ハルヒ「古泉くん、SOS団のホームページなんだけどさぁ……」
古泉「何でしょうか? どれどれ?」
ハルヒ「このリンクを……顔近ッ」
古泉「おや、すいません」
ハルヒ「まあいいわ……それでさ、このリンクを……あっ、キョンが変顔してる! 目離したらすぐこれだ!」
古泉「どれどれ?」
ハルヒ「ほら、あれ…古泉顔近ッ! ウザッ」
保守
ハルヒ「みくるちゃん、この衣装着てみなさい」
みくる「こんなの着れませんっ……」
ハルヒ「何ですって!? 着なさいよ!」
キョン「おいハルヒ、嫌がってんだろ……すみません朝比奈さん、俺が着ますから」
ハルヒ「ブヘァ……その庇い方おかしいだろ!」
キョン「何でだ!」
ハルヒ「みくるちゃんに着させないだけならわかるけど……あんたが着る必要はないでしょう!」
古泉「どうしたんですお三方……」
ハルヒ「ああちょっと聞いてよ古いず……顔近ッ!」
保守
キョン「あっそうだハルヒ」
古泉「はい?」
ハルヒ「お前違う!」
キョン「いや、古泉に言ったんだ」
ハルヒ「何で!?」
長門「……長門です。5時をお知らせします」
ハルヒ「!?」
キョン「あっいつものやつだ」
ハルヒ「いつもの!? いつもやってんの!?」
キョン「うん……年に三回強は」
ハルヒ「あれ? いつもじゃない! しかも強って…」
古泉「どうしたんですか?」
ハルヒ「ああ古いず……顔近ッ!」
懐かしシリーズ保守
さて寝るか
>>113 ついさっき飲んだが全く違いが判らなかったw
>>120 じゃあいてもいいんだ、ラッキー!
というコピペなかったけ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/21(日) 23:47:00.03 ID:6rkhhERBO
もう全て失う覚悟で会社無断欠勤して旅行してくる
旅行するのを取りやめSS執筆とかどうよ
>>123 欠勤は全て有給扱いで処理される。無くなったら欠勤扱いだからあまり変わらない
>>124 どのみち携帯からしか書き込めないから電車なんかで移動しながら書くのも有りだね
IDてす
んじゃ俺も
長門「あーあー、テステス」
月曜日が来てしまった…
暇だな
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 00:27:34.11 ID:pMor6bDJO
よーし、角とかいうウイスキーをストレートで呑んじゃうぞ
長門「生徒会長が隠してたジョニ黒一気飲みしてやった」
古泉「長門さん、それブラックラベルじゃなくてブルーラベルですよ…」
森「ブルーラベルを一気飲みとは…漢の中の漢だわ…」
森「ハイボールで飲みませんか?私と」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 00:46:53.76 ID:4HRMcIpI0
ハルヒ(ピッチ-4)「ウィスキ〜〜〜イは お・好・き・で・しょ♪」
キョン「でしょでしょー」
ウイスキーのCMの小雪を朝比奈さん(大)だと思いながら観ると、めちゃくちゃ飲みたくなる
古泉「お酒で思い出しました。皆さんはわかめ酒をご存知でしょうか?」
キョン「気持ち悪いこと言うな。第一お前は尻の穴以外には興味ないだろ」
古泉「よくぞ訊いてくれました! 実はですね、ヴァギナにではなくアナルに流し込んだお酒を呑むと、体内の細胞が113倍に冴え渡ると言うのです! 実に素晴らしい!」
キョン「そんな訳あるか。大体細胞が冴え渡るなんてどんな感覚だよ」
古泉「それを今から知るのです。では早速……僕がキョンタンのアナル・ウィスキーを呑んじゃいます!」
キョン「んな!」
古泉「でもまずはアナルを広げるために僕のイチモツで掘らなければいけませんね♪」
キョン「案の定この展開かー!
アッー!」
キョン「ネタがない!」
寝たくない
レポート終わらない
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 03:03:19.96 ID:YP5pR4RMO
寝たら朝が来てしまうよ〜(泣)
今日は寝ない
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 05:35:57.52 ID:0uaksDQC0
寝そびれてしまった
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 06:17:53.85 ID:pMor6bDJO
俺「自棄酒で二日酔いだし、仕事休むよ…」
喜緑「バイク通勤ですから、無理せず休んで下さいね」
俺「喜緑さん、優しい…」
喜緑「辛いなら、辞めてしまってもいいんですよ」
俺「喜緑さん…俺…」
喜緑「むしろ辞めてくれれば会社は喜ぶと思いますよ」
俺「ちくしょおおおおおお」
5時くらいにものすごく雨が降ってた
今月で仕事辞める
来月から何しよう…
とりあえずは…
企画SS完成させなきゃ…
まだ手つけてないけどorz
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 07:04:25.98 ID:pMor6bDJO
お題下さい↓
ゴダイゴ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 07:22:31.31 ID:pMor6bDJO
長門「ゴダイゴ…?」
朝倉「あ、それは」
長門「貴女は黙ってて」
古泉「後醍醐の事でしょうか?」
長門「どれにしても作者が無知過ぎて答えられない」
朝倉「GO!DAIGO!じゃないんだ…」
すいませんでした
新旧アーティストw
こっちも古すぎるネタですまんかった。
もし書く気があるなら「浴衣」でおながいします。
ゴダイゴは西遊記歌ったグループだっけ?銀河鉄道だっけ?
お題、よければ「携帯ストラップ」もお願いします。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 08:27:46.49 ID:pMor6bDJO
すいませんちょっとショックな事があったんで寝ます
空気読んでなくてすみませんが、出されたお題っては誰が書いてもいいんですか?
スレの伸びなかなかいいね
>>152 募集した人が書くのが普通だと思うけど
同じお題で違う人も書いたっていいんじゃね?
☆
この学校の数ある運動部中でも、特に活気のある運動部と言えばそう! 「ハンドボール部」だな。
多少部員数は少ないとはいえ、前回の県大会では惜しくも準々決勝で敗れた強豪だぞ?
ん? 県大会は全部で何回戦の試合だったのか……? そんな細かい事はどうでもいいんだ。
ともかくだ! この、夏に向けて体を動かすには最適な季節にこそ、先生はお前達にハンドボール部への
入部をお勧めする、断固お勧めするっ!
入部希望はいつだって構わん、何なら今でもいいっ!
今なら即、レギュラー入りも夢じゃないぞっ!
どうだ、ひと夏の青春を先生と一緒にハンドボールにぶつけてみないかっ?!
WikiSS企画第5弾 アニメ新放送記念!SS企画祭 テーマ『夏〜七夕』
・今回は「七夕〜夏」に関わるSSを広く募集します。
・投下期間は7月7日〜19日までの12日間。
・投下場所は雑談所内専用スレです。
・参加資格は企画最終日である19日までにSSを完成させる事のみ、必ず完結作品でお願いします。
・初めてSSを書く人も大歓迎です! 奮ってご参加下さい。
詳しい企画内容の確認はこちらで
WikiSS企画第5弾案内所
http://www24.atwiki.jp/yasasii/pages/282.html ただいま投票についての投票中 締切は6月25日まで
ttp://vote3.ziyu.net/html/kikaku5.html 質問や提案、企画運営に関わりたいという方は下記アドレス先に てお待ちしています!
雑談所 SS企画用検討スレ その2
http://yy42.60.kg/test/read.cgi/haruhizatudan/1225507282/78-
お昼です
お昼はプリンチャーハンでした
長門「プリンチャーハン…プリン?チャーハン?」
キョン「チャーハンにプリンが乗ってるんじゃないか?」
古泉「いや、チャーハンの具材にプリンが使われているのかもしれませんよ」
キョン「教えてください朝比奈さん、プリンチャーハンとは何ですか?」
みくる「禁則事項です」
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリンチャーハン食べたでしょ!」
キョン「その質問に答える前に、プリンチャーハンってなんなんだ?」
保守
ハルヒ「え……あんたそれマジで言ってるの?」
キョン「ああ」
ハルヒ「ご、ごめんね?」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「まさかそんな、プリンチャーハンを知らないなんて可哀相な人がいるなんて思いもしなかったから……」
キョン「いや、だからプリンチャーハンって」
ハルヒ「プ、プリンチャーハンの事は忘れて?別に知らなくたって、恥ずかしい事じゃないから」
キョン「そんな憐れんだ目で人を見んな!」
雄山「このプリンチャーハンを作ったのは誰だ!」
おはようございます
味王様「こ、このプリンチャーハン…う、うまいぞぉぉぉぉ!!!」
藤原「具もなにも入れずに、ご飯を炒めただけの料理がプリンチャーハンだよ」
橘「え? そうなんですか?」
藤原「ふ。嘘に決まっているだろう」
藤原「これで僕の24勝3敗だ。まったく、キミは純粋なのか只の馬鹿なのか一体どっちなんだ?」
藤原「キミの騙されやすさには呆れを通り越して心配すら覚えるよ。笑っていいのかすらわからない」
橘「ふぬぬ……今度は絶対ぎゃふんと言わせてやるのです!」
藤原「ぎゃふん? そんなことでいいならいくらでも言ってやってかまわないな」
藤原「ぎゃふんぎゃふん」
橘「ちょ、ば、馬鹿にしすぎじゃないんですか!?」
橘「……んん、もうっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
九曜「――二人とも、馬鹿――……」
佐々木「周防さんGJ」
ウッウー
>>169 ちょいと前にうっうーとか言う荒らしの投下したSSがあったなwwwwwww
171 :
お題「浴衣」:2009/06/22(月) 17:00:29.93 ID:pMor6bDJO
「こんにちは会長、喜緑です。突然ですが、今日お暇ですか?」
夏休みの半ば、することもなく部屋でゴロゴロしていた俺に連絡して来たのは喜緑だった
「あぁ、君か…」
喜緑に携帯の番号を教えた覚えは無いのに、何故俺の番号を知っているのだろうか?
なんて考えは数秒で止めて、俺は用件を聞いた。
「暇だ。なにかあったのか?」
「あの…その…」
なにか言いにくい用件なのだろうか?なかなか言い出せずにいる。
もじもじしながら困った顔をしている喜緑を想像してニヤついていると喜緑が少し大きな声で言った。
「あ、あの!浴衣を買いに行くのに付き合って欲しいんです!」
「え、あ、構わんが…」
ニヤついてた所に突然言われて、反射的に了承してしまった。
喜緑は14時に駅前にと言って電話を切った。よほど緊張していたのか、携帯を落として慌てて拾っている声も聞こえた。
まるで初めて付き合った中学生の会話のようだ。
出かける準備を終え、少し早く家を出た俺は花火大会に誘う方法を考えながら駅前へと向かった。
おお、投下だ
終わり?
すいません終わりです
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/22(月) 17:47:53.25 ID:coZG6/Ci0
お題一つプリーズ
あげてしまったすまん
>>170 そんなまがい物よりウッウーちゃんの方が先にあった
何もかもを濡らしながら、決して涼はもたらさない。湿気がいたるところに入り込み、体と服の距離はあっというまにゼロになった。
俺にとって雨はもっとも嫌いな天候であり、そしてその雨が数週間、我が物顔で地面を打つ梅雨は、俺のもっとも嫌いな時期のひとつだ。
元来寒い冬よりは暑い夏の方が好きな俺だが、不快感という特典を携えたこの時期はいらぬ前座だ。
「…………」
そして俺がおそらく多くの人と共有しているであろうこの嫌な感覚を微塵も感じていないであろう少女は、俺の隣で身をかがめている。
ひざを曲げ、ただ地面をみつめ、その体勢のままぴくりとも動かない。
「どうした長門。具合でも悪いのか?」
見つめる先に長門が興味を示すような対象の存在を見出せず、俺は少し当惑して聞いた。
我ながら適当な質問だと思う。長門が具合の悪さを訴える頃には人類の9割は死滅しているだろう。
「…………」
長門は答えない。答えを期待していたわけではないが、何もないところを見つめながら道路の真ん中で固まられては困るというものだ。
雨合羽と長靴に身を包み母親に手を引かれた子供が、通りすがりざまに怪訝な視線を投げかけてきた。
「長門、そろそろ……」
その時になって、俺はようやく長門が何を見ているのかに気づいた。
そこには何もないと思っていたが、そうではなかった。他でもない、長門の顔がそこにはあったのだ。
長門が立ち上がった。傘から雫が垂れ、水溜りに落ちて世界を揺らす。歩き出す。水溜りを越え、いつもよりも少し速いスピードで。
雨が強くなってきた。傘が覆いきれなかった雨が、制服姿の長門の足を濡らす。視線を下に移し、俺も水溜りを覗き込んでみる。
強まった雨が波紋を増やし、世界はもはや何も映してはいなかった。
長門は、このヒューマノイドインターフェースは、ここに何を見ていたんだろうか。再び前を見れば遠ざかる背中。
刹那の疑問を勝手に今日の宿題にして、俺は長門の後を追う。雨はまだまだ止みそうにない。
支援?
終わり?
終わりなのです
なんかオチてないよね
そろそろ飯食うか
>>183 オチはおまいさんの胸ポッケの中にあるんだろ?さあ見せなさい〜w
>>168好きな人をいじめるタイプの藤原をイメージして書いてみたのに、今読み返してみると自分が藤原に馬鹿にされてるみたいだったorz
この書き込みは誤解されそうだから断っておくと、藤原はきょこたんとじゃれてるだけですorz
●<
喋れよwww
色々見なくなったネタも多いが、「●<」だけは根強いな。
らき☆すたでもやってたし半ば京アニ公認みたいなもんか?w
眠くなってきたYO
赤いズゴックが!
みくる「汚ねぇおいなりだな」
●<も、もっとなじってください……!
明日も雨か
業界ではご褒美です。
雑談所に投下あったなあ
>>150 お題 携帯ストラップ
、ジャンプ見る間を惜しんで序章だけ書いてみました
自分に出してもらったお題では無いので後ろめたい気持もありますが
まぁとりあえず投下してもいいでしょうか?
いいんじゃね?
《携帯ストラップ》
「皆そろったわね!」
部室でハルヒが声高に言い出した。ハルヒは団長席に座らずに直立して胸を張り、それは、我こそが団長であると、まるで自分の権威を民衆に見せ占める何かの族長のようだ。
よくそんな不安定なイスに立っていられると思うよ。
「今日は何の日だと思う!?キョン!」
俺らを見下ろしながら早速の質問である。
「急に言われてもなぁ……
エイプリルフールは過ぎたしGWは終わったばっかだし……これといって行事はないように思うが…」
「そう!聞いたアタシがバカだった!
次!みくるちゃん!」
……このやろう…
カレンダーを見ても、下にはちゃんと仏滅としか書かれてないぞ。
一体なに企んでやがる。
ハルヒに無茶ぶり振られた朝比奈さんは、えぇと、うんと、と真面目に悩んで、その度メイドカチューシャが揺れてて、またそれがとても愛らしい。
「すみません……分からないです」
そんなご主人の大事な書類にお茶こぼした訳でもないのにそんな重々しく謝らなくていいんですよ。朝比奈さん。
適当に流しときゃいいんです、コイツは。
「しょうがないわね〜二人とも……
じゃあもうしょうがない!言ってやって!有希!」
本を読んでた長門はピクッと体を止め、ゆっくりハルヒを見たのち、なんでか俺の方に顔を向けた。
その顔は、「え?言っていいの?」的な意味をふくんでるにように思えた。
俺に聞かれてもしょうがないんだがな、でもとりあえず長門の視線に応えるように頷いてみせた。
長門は二ミリほど頷くとハルヒの方へと振り返る。
「……今日はSOS団が発足した日にちから丁度一年目」
長門の声がポッツリと室内に行き渡った。
……あぁなるほどね
気付いたらあれから一年目たったのか
「その通り!さすが有希ね!
そう!今日は記念すべきSOS団結成一周年なのよ」
確かにめでたいっちゃめでたいがな。なにする気だコイツは。
年中頭の中がお祭り騒ぎなハルヒのことだからロクな事じゃないんだろうよ、どうせ。
「そこで今日は団長である私から皆にプレゼントを持ってきたわ!
有りがたく受け取りなさい!」
さて、俺はハルヒの言ったことを何回脳内で反芻しただろう?
プレゼント?ハルヒが『何か』奪うのでなく、与えるだと?
「どういう風の吹き回しだ」
過去、今まで類に見ない俺の即答だった。
「みんなよくやってくれてるしね。感謝の気持よ……ってのはついでで、
そろそろ、この団にもシンボルアイテムが必要だと思ったのよ」
「特撮TVのヒーロー戦隊のようなものですか?」
ここで発言しとかないと会話に参加出来ないと察したのか、古泉が返答した。
「そうかもね。変身が出来ないのは残念だけど
まぁ、とにかく配るわ」
渡されたのは10、15センチ四方の小さい紙袋だった。中には何が入ってんだろうか。
「じゃあ開けてご覧なさい!」
俺はへいへいと、朝比奈さんはワクワクと、長門はシーンと、小泉はニヤニヤと袋を開けた。
「携帯……ストラップですか…」
「わぁかわいい」
「…」
「なんだ?このサナダムシが酔ってとぐろ巻いたような……って、これって……あぁ!」
携帯ストラップには、ハルヒ考案、SOS団シンボルマークのアクセサリーがついていた。
しかも触った感じ、かなりしっかりした作りのようだ。
「当然よ!私の手作りなんだから!」
手作りとは驚きだが、手作りでないとこんな創作物出来るわけないなと妙な納得に至る。
「今日から皆このストラップをつけるように!外したものは死刑なんだから!」
「ありがとうございます。涼宮さん。今日からコレを僕の宝物にする事に決めましたよ」
古泉、お前それ本心か?
――ハルヒによるささやかなサプライズが終わったあと、普通の団活に戻った。
妙なストラップを俺らに渡してからというものの、終始ハルヒはご機嫌だった。
夕方の初めに、
「今日はさき帰るわね!」
と、まったくの笑顔だった。
ずっと嬉しそうにするハルヒもまぁ中々いいんじゃないか、とふと浮かんだがすぐ消し去ってやった。
「あいつも中々可愛いところあるじゃないか、と、そう思いましたか?」
前の古泉が突然言った。
俺が睨みつけると、苦笑を浮かべ、また何か話始めた。
「僕らのためにこんな手の込んだものを作ってくれたのです。
いや、実際に少し感動しましたよ」
「よくそういうことを平気で言えるよ。お前は」
横を見てみると、長門は手の平にサナダムシもとい、SOS団シンボルマークストラップを乗せたままジーッと見ており、
朝比奈さんはシンボルマークを吊すように持って色々な角度から「わぁ。わぁ」言いながら眺めていた。
確かに皆喜んでるようだ。
ハルヒは夜中なんかにせっせとコレの作成に勤んでたりしたのだろうか?
俺の中でハルヒの評価が上がりつつあった時だった、
「あれ……携帯がつかねぇぞ?」
「キョン君どうしました?」
朝比奈さんがそばまで寄ってきた。
携帯の電源がつかない。壊れたのか?
「おや、僕もです」
「へ?えぇえ〜!?わわ私もなのです〜!」
古泉と朝比奈さんの携帯もどうにかなっちまったらしい。
三人一斉に携帯がオシャカになった?偶然か?
いや、んなアホな。
携帯に付いたハルヒ作成シンボルストラップに目をやる。嫌な予感が体中を伝わるようだ。
「これって……おいまさか……
長門?」
「なに」
長門は手の平のストラップを眺めたまま反応した。
「このストラップってまさか結構不味かったりするのか」
長門はこんな説明でも理解してくれるから助かる。
「かなり不味い。今回は具現化したものが複数存在してる
早く手を打たなければ手遅れ」
「……一応聞くがどうなるんだ?」
「至極多数の宇宙生命体を呼び寄せる
その中に思念体が危惧する生命体もいくつかある」
無茶苦茶だな……
れっきとした宇宙人を見てみたい気もするが…それで死んだりなんかしたら元もこもない。
まあ、ハルヒなら喜んで会いに行きたがるだろうが。
「どうすりゃいい?」
「これから貴方たちのストラップの形を少し変形させる」
サイトのHPトップのマークのSOSをZOZにしたようにか。長門なら簡単にやれそうだ。
「じゃあ早くやってくれ」
「ひとつ、問題がある。」
中断すると、長門はおもむろに口を開いた。
「涼宮ハルヒのストラップも変形させなければならない。貴方たちのストラップを変形させるだけでも宇宙生命が飛来してくる時間を大幅に遅らせる事は出来る。
けれど涼宮ハルヒのストラップも変形させなければ宇宙生命が飛来する事実は免れる事はない。
つまり、涼宮ハルヒのストラップを一時的に奪う必要がある」
さ、最悪だ……
あのハルヒからモノを奪うだと…?……アイツがかつて携帯を触らせた事があるだろうか?
いやそもそも触ろうと思った事はないんだけど…
困惑してる意味不明な自分にツッコミを入れつつ、どうやったらハルヒから携帯を奪えるか?
という、たった今深刻になった命題を考えてみるが、現時点ではどれも全て失敗に終わっていた。 ――
とりあえず未完です。
この後とくに書く事が浮かばないのでどなたかリレーして引き継いでもらっても構いません
ありがとうございました
乙!
そういえばグッズに携帯ストラップってあったっけ?
台詞と地の文がのバランスがちょうどwebで見やすい感じでいいな
まぁ宇宙生命体とやらが来たとしても馬鹿ばかりだろうから大丈夫だ
長門が「高次の知性を持つまでに進化した例は地球人類が唯一だった」って言ってたし
スペースゴジラとか来たらやばいが
ところで相談なんだが、下校中に変質者に髪をバッサリ切られる鶴屋さんと
髪にぶっかけられる鶴屋さんではどっちが良い鶴屋さんになるだろうか
俺の愛に応じた鶴屋さんが一番幸せ
どっちも変態じみてるZE!
普通は大事だZE!
新川「オタコン、聴こえるか?」
オタコン「ああ、勿論だよスネーク」
新川「目標の田丸圭一の抹殺に成功した。島にいる奴等は全員の目は田丸裕に向いている。至急ヘリを寄越してくれ」
オタコン「オーケー、今からそちらに向かうよ」
新川さんがソリッドにしか見えないな…
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 00:40:38.65 ID:7bK6pmUj0
こないだどっかのスレでも見たけどつるやさんが髪切られるのはすげえグッと来る
鶴屋さんの髪を切るなんてとんでもない!
するならポニテ。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 01:11:48.95 ID:7bK6pmUj0
ポニテにしといたほうが切りやすいな
ありがとう
真面目な話そういう萌えじゃなくて
なんつーか猟奇的じゃん髪切るとか
長門「タヴォールは良いもの」
新川「イスラエルのですな。M4とマガジン共有出来るのは便利ですな」
長門「ブルパップだから狭い日本でも扱いやすいはず」
新川「長門さんとは楽しくお話出来そうですな」
長門「狙撃について教わりたい」
新川「ええ、構いませんよ」
ハルヒ「キョン、有希が新川さんと物騒な話してるんだけど…」
キョン「じゃあ俺は多丸兄弟とおっぱいとポニーテールについて語ってくる」
ハルヒ「もうやだ、この人たち…」
髪を切られて放心状態の鶴屋さんは美しいと思う
ハルヒや佐々木みたいなのが嫉妬なんかで発狂するのはゾクゾクする
ごめんね、変態でごめんね
私男だけど昔は髪伸ばしてたから髪切られるのとても嫌だってわかる。
つーかいじめSSもスレタイにあるからね、そう言う猟奇描写(になるのかな?)があっても別にいいんじゃない?
俺の個人的な好みではないんだけどね。
>>180 かなり好きな雰囲気だ
こんな短い中でこの感じ出すのはすごいな
久しぶりの猟奇SSにwktkしつつ寝る。
明日は休みだ
もう今日だった…
もう五時か
チャックが最近無いし深夜が寂しいな。
今日もまた一日が始まる
あ〜た〜らし〜い〜あ〜さがきた〜
総員起こし
脳内チャック
鶴屋さん は 俺の嫁
橘「こらーっ、涼宮ハルヒ! 佐々木さんの能力返せっ!」
藤原「がったーい!」
藤原「聞いて驚け!」
九曜「――見て……笑え―――」
橘「我ら佐々木さんのイチの子分!」
藤原「パンジー!」
九曜「――くーちゃん…………」
橘「きょこたん! さあ今日こそ佐々木さんの能力を返して貰うのですっ!」
ハルヒ(また面倒くさいのが来た………)
九曜「――くーちゃん……昆布じゃないっぴー――――」
教育テレビのアレだな。
じゃじゃまる
ぴっころ
ぽろり
ですね、わかります
ライゴー スイリー プートだろ
すると藤パンはひとつテントにきょこたんくーちゃんと一緒に暮らしてて、
あまつさえ毎日のように3人で合体しているわけか………
う、うらやましくなんかないんだからねッ!?
ハルヒ「いやあぁ!」
朝比奈「ひゃうぅ!」
長門「うっうー」
古泉「あはーん♪」
古泉「どれがお好みですか?」
キョン「一番綺麗な奴」
古泉「アーッ!!」
キョン「お前じゃねえ!!」
なんだか知らんが
とにかくよし!
ネタがないなあ。
みんな企画書いてるのか?
確かにスレタイが問題だよなあ。
そろそろ本気でスレタイ変えようぜ。
昔をいつまでも懐かしむのはそろそろ辞めにしようぜ?
みんな始末書書いてるのか?
森「全く……」カキカキ
新川「終わりませんなあ……」カキカキ
古泉「文句は彼に……」カキカキ
キョン「だりぃ」
>>240 無理、古参は譲らんよ
んー、実際このスレタイに満足してるっていう古参は今どれくらい居るんだろう。
このスレタイ3年目だっけ?
今更変えられんよ。
このスレタイだけで敬遠されて良SSが見逃されてるのは勿体ないね
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 18:08:28.21 ID:Fz/SXpxE0
このスレAAが意外に秀逸
職人さんがいるのかな
スレタイこのままで良い
>>240 お前が自分で違う名前のSSスレ作ればいいんじゃね?
スレ立ての時は、AAに一番気を使う。
●<過疎地
「アナル」と「いじめ」はインパクトあるなぁと思う。良い意味でも悪い意味でも。
しかし、ほかに置き換えられる言葉があるかと聞かれると…無いよなぁ…。
ここのスレ開くまでアナル、いじめ、シュールのSSしか受け付けないのかと思ってたわ
>>250 ハルヒ「尻穴、ダイアナンA、エンゲル係数のSSはここまで来なさい!」
下衆ネタ。
なんのことやらさっぱり…て感じだなwww
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 20:22:58.35 ID:7bK6pmUj0
イロモノは来なさいで全部解決だろ
アナル アナルって連発すんのは……ちょっと抵抗あるぜ…
ハルヒ「我がSOS団はイロモノなSSを募集しています」
単発IDがやたらと増えるね。
☆<あぢぃ……
★<胸が大きいと薄着が出来なくて困るでしゅwww
長門「汗疹でかぶれてしまえ」
>>257 今日は人が多いみたいだな
話し合うにはちょうどいいかもしれない
>>260 増えてんのは単発IDだけどね。
話し合うなら避難所の方がいいんじゃない?
長門はステータスだ、希少価値だ。
>>261 ID複数持ってるなら避難所でも同じじゃないか?
というか何を話し合うの?
スレタイについて?
小ネタも投下あるのに今更スレタイ変えようぜって?
スレタイとテンプレじゃないのか?
前におかしなキャラ設定テンプレ貼られたけど
ああいう専門のスレだと誤解されて自由度が制限されるのも
それで見に来ない人がいるのも良くないから
>>251 俺も最初はそうだった。
実際プリンだってもうここでやってるんだし、この際だから思い切って変えてみるのもいいと思う。
>>257 普段は保守レスくらいしかしなくても、こういうときはちょっと意見を言おうかなって人もいるだろさ。
喜緑「会長の携帯、ストラップ付いてないんですね」
会長「あっても邪魔なだけだからな」
喜緑「そうですか…」
会長「喜緑はどうなんだ?」
喜緑「はい?」
会長「ストラップだ、ストラップ」
喜緑「実は私も付けていなくて…何か寂しいので付けようと思ったのですが…」
会長「俺を参考にしようと思っていたら、付けてなかったと言うわけか」
喜緑「そうです」
会長「ならこの後、帰りに二人で買いに行くか?」
喜緑「え?」
会長「一つ位あったって邪魔にならん。それに、何も無いのは寂しいからな」
喜緑「ふふふ、じゃあ早く終わらせちゃいましょうか」
会長「ああ」
ロッカーインハルヒ「くぅ…羨ましい…」
269 :
◆EMP7X/5N2JTU :2009/06/23(火) 22:20:34.36 ID:J7jit1d+P BE:1056126593-PLT(14782)
そういや、最近プリン立たないな
戦友とか情操教育とかを好きそうな読み手が
スレタイやテンプレで引いてここを避けてそうだろ
昼間の過疎時間にここを死守してくれてる人が
どうも古泉ガチホモネタ大好きみたいだから心情的に難しいとは思うんだが
事実上なんでもありスレなんだからスレタイやテンプレで方向性を特定しないで
ニュートラルにした方がスレとしてはいいと思う
>>261 ここはSSの投下がメインの場所なんだから長々と議論してたら迷惑だろう、
現に今夜になってからも小ネタの投下は来てるし。
それに避難所の管理人さんは仕事早いからな、ID変えたりしてもすぐ対処してくれるだろう。
それでも敢えてここで議論したい理由あるの?
アニメ二期も放送されてハルヒ熱が再燃してる人も少なくないし、いい機会じゃないか?
確かに今のままがいいって人もいるだろうが、後の過疎化を予防するためにもスレタイを変えて今の内に人を増やしておくべきだと思うんだよ。
まあ、心残りはあるけど…
否定派は頭硬いから話しにならんよ
プリンを廃止して新しいのを作れば良い
棲み分け良好だ
現状、スレタイやテンプレはともかく、内容はなんでもありで甘いのもおkになってる。
最近はながら投下だってある程度は許容されてるし、スレタイ以外は大体SS統合スレと化してるし、そろそろ考えてもいい時期とは思う。
なんか反対してんの本当に単発IDの人ばかりだね。
>>273 プリン廃止なんて誰も望んじゃいないんだが?
俺は単発IDばかりだと言う奴の口調が似てるのが気になる
>>277 そりゃ言ってるの俺だもん、ID見ろよ。
>>276 プリンなんか、使ってないし無駄だろ
プリン放置して新しいのを作っても、新しいのが栄えたら存在意義が無い
譲歩案としてこことは別に新しいのを作るのが望ましい
そしたら、文句は言われない
ところで反対派や否定派と書くとややこしいから
現状派と変更派と表記したらどうだろう
そういえば保持数増えたのにプリンとアナル同時立てってやってないね。
プリン立てたらアナル嫌いの人居なくなるの?
とりあえず統合スレ建ててみれば良いんじゃない?
その後にプリン、アナルをどうするか話あえば良いじゃない
とりあえず立てても、すぐ落ちるよ
先に避難所で、テンプレ改変含めて議論が必要だと思うね
>>279 新しいスレ作るならプリンアナルと関係なしにやって欲しいんだけど。
実際に今でもプリンアナルと関係なしのハルヒSSスレ沢山あるんだからさ。
>>281 一度立ったけど落ちてる。
元々はプリンの方が人が多かったんだし、俺としちゃプリンを盛り上げる方向で頑張って欲しいんだけどね。
つーか議論すんなら避難所のスレでやんね?
今も小ネタの投下来てるんだしさ。
プリンも方向性が決められてるからなぁ
別にスレタイやテンプレをニュートラルでキャラ改変のないものにして
スレの中身は今までどおり好きに書けばいいんじゃないのか?
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 22:47:53.31 ID:lhoYR5lFO
テンプレの古泉はガチホモ改変されててニュートラルじゃないだろう
>>284 ここのまとめwikiは使用せずにって事?
ここのまとめスレはVIPのハルヒSSのまとめだから、関係ないってのはない。
ここは好きだけど、いじめSSとか嫌いだしな、俺w
スレタイは「涼宮ハルヒのSS総合スレ」的なもの
テンプレに「甘々、アナル、いじめ、シュール(その他諸々)なんでもあり」
以下注意事項の列記
各自のキャラ解釈を制限しないようにテンプレにはキャラを使用しない
これで何か問題あるか?
問題ないと思います。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/23(火) 23:03:56.26 ID:kCQQHyQPO
>>268はお題の「携帯ストラップ」です
お題くれた方ありがとう
>>293 使いたいなら議論はまとめwikiの掲示板(避難所)でやって欲しいんだが、現に投下来たのにスルーされてるし。
>>296 アナルやいじめは見る人を選ぶネタなんだから「総合」でやらないで欲しい。
結局隔離スレとして独立してる必要がある。
避難所に書いてきた
携帯で長文死ねる
乙乙。
●<ウホッ
橘「(……誰もいない……やるなら今……)」
橘「うほっ、いい男」
橘「(やったあ、罰ゲームクリアしたわ!)」
●<いい男!? 何処ですか?!
>>304 へーそうかい、とりあえず片方俺な。
毎回毎回単発IDが賛成してるのも事実だぜ
>>298「携帯ストラップ」のお題を出したものです。
書いてくれてありがとう!ショックな出来事から立ち直れたようでなによりです。
>>200の方もありがとう!続き待ってます!
企画SS書いてる内にかなりレス伸びてた
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字
0 涼宮ハルヒ+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・禁則事項できる
1 長門有希+〃 英語小文字(A〜L)・手作り料理を食べられる
2 朝倉涼子+〃 英語大文字(M〜Z)・縛られる
3 岡部+〃 英語小文字(M〜Z)・部屋を荒らされる
4 コンピ研部長+〃 数字奇数・HDDを破壊される
5 キョン+〃 数字偶数・一緒にお風呂に入れる
6 喜緑江美理+〃 記号・結婚できる
7 朝比奈みくる+〃
8 新川+〃
9 森園生+〃
チャック久しぶりだな!
コンピ研部長+HDDを破壊される
なんて可哀想な部長
チャック初
キョン が 部屋を荒らされる
でいいのでしょうか?
チャック
あ、日付変わったのか。
新川 に 縛られる
…エロい。
朝倉 が 縛られる ?
IDチェック
ハルヒに縛られるだと!?
ほ、本望だ!てか、むしろ縛って下さい!
岡部+適当な接続詞 縛られる・・・
うーむ、長らくチャックSS書いてないのでリハビリには難易度が高いぜ
スマンorz
森「私を縛って………どうするつもりですか?新川」
新川「どうする…ですか。それはもちろん…」
森「あ!あ、や…やめ…!」
新川「ふふ、どうしましたかな?」
森「ダメッ!だめぇっ!やめて!やめて新川!」
新川「それは無理なお願いですな」
森「やめてっ!いやっ!嫌ぁーっ!!」
森「それはとっておきのウイスキーなのぉーっ!持っていかないでぇぇぇぇ!」
新川「飲みすぎで医者に怒られましたでしょう?しばらく禁酒するんですな」
森「せめて赤玉だけは残してぇぇぇぇ!」
エロスっぽくしてみた。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/24(水) 00:42:09.06 ID:A4z9lNjm0
森さんの酒飲み設定ってどっからきたんだwww
朝倉「な、長門さん待って!」
キミドリ「ぼ、僕もですか!」
長門「良い?」
朝倉「良くない!」
キミドリ「め、目が本気ですよ長門さん」
長門「出発」
朝倉・キミドリ「いやあああぁぁぁ」
ビヨヨーン
朝倉・キミドリ「わ〜楽しい……」
長門「バンジージャンプ……楽しい」
朝倉・キミドリ「あなたは見てるだけでしょう!」
まさかのあちゃくらさんかwww
キョン「おやすみ、ハルヒ♪」
ハルヒ「おやすみ、キョン♪」
古泉「あの、僕も添い寝していいd「「帰れよ!」」
「ねえキョン、もうすぐSOS団はあんたと古泉君だけになるわ。」
「どういう意味だ?」
「続けられないのよ、もう。」
「ふざけるな、文芸部誌『驚愕』すら出ていないんだぞ!」
「……決まりなのよ。」
「生徒会の差し金か!? 文句を言いに行ってやる!」
「残念だけど、生徒会は昨日消滅したわ。」
「な、馬鹿な……。」
「あたしも本当はダメなんだけど、最後にお別れするために来ちゃったのよ。」
「ふざけるな……おい?」
ハルヒは目に一杯涙を溜め、部室を飛び出していったきり帰ってこなかった。
実はその日、北校は男子校、光陽園学院が女子校となり、妊娠や望まない性交を禁じる為に
一切の交流が禁止されたのであった。
「なあ、古泉。」
「何でしょう?」
「詰まらないな。」
「僕はそうでもありませんが……。」
「だよな、詰まらないよな。 おっと、そろそろ新校長の挨拶の時間だな。」
体育館の壇上で中年の女性は微笑みこういった。
「不倫、中年男女、同性愛に興味がある人間は此処に来なさい! 以上!」
チャック
森園生が、部屋を荒されるか
さてハルヒちゃんでも見るか
おやすみながもん
あぶねぇw
おはよ
おやすみ
後は頼んだ
俺も寝る
おやすみ
まだまだ
はよう諸君
仕事行ってくる
キョン「ジッハーの別称は?」
長門「チャック」
喜緑江美理 の 手料理が食べられる
会長「喜緑くんの手料理…あれか!」
喜緑「はい、会長、召し上がれ。特製ワカメ酒です♪」
会長「おおっ!予想通り!△枡に漂うワカメがいい味を出している!」
喜緑「は・や・く・の・ん・で・」
会長「いただきますっ!」ヂュルヂュルヂュル
喜緑「ああ〜ん♪」
中河「はっ、ドリームか!」
★<さまさせません
厳しい冬の寒さを耐え凌ぎ、穏やかな春というウォーミングアップはもう十分とでも言いたいのか、
誰も頼みもしないのに日々暑さを増していく今日この頃。
天気予報の平均気温が上がるにつれて溜息をつく回数が増える俺とは違って、我等が団長様のテンションは
暑さに正比例してそろそろ臨界点に到達しようとしている模様だ。
風の中に夏の匂いが混ざり出してきた今となっては、爆発の日を迎えるのもそう遠くはないだろうな。
……かといって、今更逃げ出そうにも逃げ切れるような相手だとも思えない。
雨なら傘を、強い日差しには日焼け止めを。何事も事前の対策が肝要なのだが……さて、あのハルヒを相手に
効果的な事前対策など存在するのだろうかね?
――振り返ってみれば、一生忘れられないであろう思い出がいくつも生まれた「あの夏」が、もうすぐ始まろうとしている。
WikiSS企画第5弾 アニメ新放送記念!SS企画祭 テーマ『夏〜七夕』
・今回は「七夕〜夏」に関わるSSを広く募集します。
・投下期間は7月7日〜19日までの12日間。
・投下場所は雑談所内専用スレです。
・参加資格は企画最終日である19日までにSSを完成させる事のみ、必ず完結作品でお願いします。
・初めてSSを書く人も大歓迎です! 奮ってご参加下さい。
詳しい企画内容の確認はこちらで
WikiSS企画第5弾案内所
http://www24.atwiki.jp/yasasii/pages/282.html ただいま投票についての投票中 締切は6月25日まで
ttp://vote3.ziyu.net/html/kikaku5.html 質問や提案、企画運営に関わりたいという方は下記アドレス先に てお待ちしています!
雑談所 SS企画用検討スレ その2
http://yy42.60.kg/test/read.cgi/haruhizatudan/1225507282/78-
★<おくしゅりの時間でしゅ
谷口「お前の家のコロッケうまいな」
キョン「そりゃ冷凍食品だからな」
国木田「あるある」
☆<ポンジーでしゅwwwwww
★<パクンなでしゅwwwwwwどこにホクロがあるんでしゅかwwwwwww
☆<ホクロじゃないでしゅwニキビでしゅwww場所はもちろんアナル近辺でしゅwwwwww
●<それはいいことを聞きました。早速確認しなくては!いただきもっふ!
☆<アッーwwwwwww
◎<僕を忘れないでくれ
☆も◎も藤ポン?
花のAAが◎のルーツだったっけか
キョン「◎の中心を見ると」
◎「見ると?」
キョン「キョンたんの暴れん棒をぶち込みたくなる」
◎「アッー!」
○「古泉さんが赤いのって・・・」
●「お察しの通り切れ痔です」
ほし
飛雄馬
三●<魔球ですよ
●「もしや橘さんが白いのは」
○「ケフィアなのです」
●「キョンたんの暴れん棒怖い」
○「キョンたんの暴れん棒怖い」
◎「キョンたんの暴れん棒怖い」
キョン「まんじゅう怖いですね、わかります」
●「アッー!」
○「アッー!」
◎「アッー!」
「もやし橘」に見えた。
橘「通りすがりの誘拐犯なのです! 憶えておくのです!」
大学生風の男「だが断る」
「ただいま」を言って、「お帰り」も言う。
焼肉行ってくる
長門「某未来人の乳は食えない。あれは脂の塊」
キョン「何だったら食えるんだ?」
長門「江美里の髪の毛は非常食」
キョン「……!?」
朝倉「調理は任せてね☆」
わっかーめ
今日は夜勤バイトだぜorz
例のトナカイ頭はマーウォルスの頭のようだ
詳細は電撃ホビーで確認してくれ
誤爆した
内容は気にしないでくれ
なんぞw
トナカイ頭って、キョンの被り物か?w
八丈島のキョン!
「KY-ON」
軽音みたいだな。
長門「真っ赤なお鼻のートナカイさんはー」
キョン「冬までにはあと半年くらい必要だぞ」
二期はやっぱ消失やんのかな?
両親メモ「今日から無期限で旅行してきます」
会長「な、なん…だと…」
両親メモ「飯なんかは自分でなんとかしてください」
会長「認めん…認められるか!こんなこと!電話で抗議してやる!」
おかけになっバン
会長「くそ!電源切ってやがる!」
喜緑「落ち着いて下さい会長」
会長「落ち着いてられるか!…って何故君がここに居る?」
喜緑「今日から無期限でお世話させて頂きます」
会長「なん…だと…」
朝倉「突然始まった同棲生活!」
ハルヒ「同級生の鶴屋さんも乱入!」
みくる「ちょっとエッチなドタバタ同棲生活!」
会長「始まらせないし、続かせない!」
喜緑「そんな!」
会長「ただの保守ネタだ!」
会長WW
けしからん。
続けたまえ。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/24(水) 23:59:26.52 ID:RevtZ1XXO
本日ラスト
喜緑「食べないんですか?美味しいですよ」
会長「ああ、美味しいよな。出前のピザは」
喜緑「何か不満そうですね」
会長「ああ、不満だとも!押し掛けてきて世話すると言いながら出前かよ!しかも俺の支払いだ」
喜緑「手作り料理が食べたかったんですか?」
会長「普通はそうだろ…」
喜緑「明日からやりますから、今日は背中を流すので我慢してください」
会長「なん…だと…」
喜緑「嘘です」
会長「保守だ保守!!俺はもう寝るぞ!」
377 :
チャック「バニー喜緑さん…」 ◆5tbjCXE1ck :2009/06/25(木) 00:19:04.43 ID:5srf9WO/O
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字
0 涼宮ハルヒ+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・禁則事項できる
1 長門有希+〃 英語小文字(A〜L)・誘拐される
2 朝倉涼子+〃 英語大文字(M〜Z)・一緒に寝れる
3 岡部+〃 英語小文字(M〜Z)・下着を貰える
4 コンピ研部長+〃 数字奇数・結婚できる
5 キョン+〃 数字偶数・爆殺される
6 喜緑江美理+〃 記号・禁則事項できる
7 朝比奈みくる+〃
8 新川+〃
9 森園生+〃
すまない、今日は手抜きなんだ。
ところでバニー喜緑さんが尼で安いんだが、大きさはどのくらいなんだろう?
チャック!
バニー黄緑さんは結構大きかったような気がするが…すみませんグーグルさんに聞いてみて下さい。
涼宮ハルヒ に 爆殺される
キョン「お前に殺られるなら本望だよ…」がくっ
ハルヒ「そ、そんな…線香花火がなんであんなに爆発するのよ…!?」
長門「それは私と彼で仕組んだドッキリだから」
古泉「長門さん早くそのプラカード持って出てって下さい。世界崩壊の危機です」
みくる「ふえぇぇ?!未来と通信出来なくなりましたぁぁぁ!」
避難所でアナル存続について議論されてるんだが
参加してない人はしてくれよ
アナルが消えそうなんだorz
「アナル」って単語に抵抗がある。
まぁおやすみなさい。
現在のアナルスレにおいてアナル、いじめ、シュールは主流ではなく一部なのに
このスレタイのせいで近寄りがたいスレになってるから
内容はそのままにもっと相応しいスレタイにしよう
なんでもありで各自好きに書いていいのにテンプレでキャラの方向性を作り出すのはおかしい
テンプレートはキャラを使わないかニュートラルはものにしよう
+他にもテンプレを見直してみよう
という議題で反対派と賛成派が話し合っています
今の所反対派は感情論で嫌だと言うだけで
現状維持のメリット、変更によるデメリットは提示できてないな
森園生+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・禁則事項できる
…も、もりさんと き、きんそくじk
喜緑江美里 の 下着を貰える
会長「……貰っていいのか?」
喜緑「ええ」
会長「その、いかがわしい事に使っちゃうよ?」
喜緑「どうぞ、ご自由に」
会長「返せって言われても返さないからな!」
喜緑「そんな事言いませんよ」
会長「イヤッホォォォォ! 喜緑くんの脱ぎたてヌルヌル下着GETぉぉぉ!」
会長「……ん? ヌルヌル? ……ってまたワカメかよ!」ベチャ!
チャーック!
キョン が 下着を貰える。
キョン「コンビニのくじ引きでトランクスが当たったんだが」
古泉「あなたはまだ使えるからいいじゃないですか、僕なんか生理ナプキンですよ」
キョン「この景品誰がえらんだんだよ!?」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 03:33:42.07 ID:AtCpEHrL0
古泉が生理といったらもうアレしか
つかマジでコンビニのくじ引きで当たった事ある
コンビニで何故かバケツをもらった事がある
レジに並ぶ客全員に配られてたんだけど、あれはいったい何だったんだろう
前回のチャック消化 森の部屋が荒らされる
森「古泉、最後に言い残す事は」
古泉「最後も何も意味が解りません! 何で僕はいきなり森さんに追い詰められてるんですか?」
森「それが最後の言葉でいいんだな」
古泉「そんな?! せ、せめて事情だけでも」
森「今朝、わたしが部屋に戻った時、部屋の中が物色されていた。被害の中心は下着、根こそぎ全部やられた。わたしの部屋に入れるのは機関の人間だけ」
古泉「僕は無実です!」
森「証拠は」
古泉「証拠も何も僕は本当に……そうだ! 今朝僕は閉鎖空間で神人相手に戦闘を終えて」
古泉「その後、寝不足でむしゃくしゃしていたのでつい森さんの部屋に忍び込み……」
古泉「すみません、よく考えたら僕でした」
森「もう一度聞く、最後に言い残す事は」
古泉「何も。……ええ、実にいいTバックでしたよ? 森さん」
森「……そうか」
森「古泉、わたしからお前に贈る最後の言葉だ」
古泉「……」
森「お前が言っているTバックは、新川の物だ」
古泉「……え? 今なんて――」バタッ
涼宮ハルヒ に 下着を貰える
谷「という訳で涼宮、下着をくrグボァ!」
キ・国「「ですよね〜」」
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 06:02:36.25 ID:AtCpEHrL0
言葉遣いの汚い森さん大好き
わっかーめ↓
キョン「長門、茶っぱは食べる物じゃないぞ」
長門「茶、食う……チャック」
多丸裕「罰ゲームは森に次の言葉を言うこと」
ババァ、俺だ!結婚してくれ!
古泉「ちょ、絶対殺されますよそれ!」
多丸圭一「罰ゲームだしな」
新川「安心しろ、古泉なら半殺しで済む」
古泉「全然安心出来ませんよ!」
森「話ってなに?」
古泉「ば…」
森「?」
古泉「ババァ!俺だ!結婚してくれ!」
森「な…!」
古泉「(終わった…)」
森「ほ、本気なの…?」
古泉「…え?」
森「確かに私は独身だけど…その…」
古泉「(なんだこの森さん…可愛いぞ!)」
新川「なんと…」
圭一「予想外の事態だが、このまま結婚しても何ら問題ないな」
裕「後でネタバレしたら僕ら生き埋めだしね」
新川「保守だ」
涼宮ハルヒ が 誘拐される
○<佐々木さんもいいですけど、たまには涼宮さんもかわいがってあげましょう!
ハルヒ<アッー!!!
でも俺痔持ちじゃねーもんで
帰り道で捨てた。
おはようアナルの諸君!
今日も一日頑張ろうじゃないか!
今日もまた一日が始まる…
あなたがそれを言うのは5928回目
おはやうからおやすみまで
驚愕いつ出るの?
谷川氏を脅せばでる
なんという驚愕
涼宮ハルヒの脅迫
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 11:59:05.44 ID:Fv7gT1wZO
ほ
ほほほ
ほ?
ほほほい
帰宅
出勤
今日は静かだな
エンドレス前の静けさっさ!
11話保管しそこねてたぜ・・・
つビデオ屋
(DvD)
DEBU VS DEBU
ようつべ配信とか便利な時代になったな
便利になって失ったものもある…
深いな
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 19:04:50.22 ID:OWpS4oRm0
●<得たモノもたくさんありますけどね
●<ウホォーォオ ウホォーォオ アッアアアッアッアッー!
長門「実家に帰らせていただきます」
>>426 主流派「有希ちゃんが帰って来る!パパ嬉しい!」
急進派「いや待て、仕事は?」
パパ久し振りに見た気がするw
>>425の歌(?)も久しぶりに見た気がするなw
元ネタかなんかあるのかな?w
ジャムかなんかで、そういうの無かったっけ?
スパロボだったような違ったような
「真っ赤な誓い」の歌い出しが元ネタ。
ありがと、早速ググるぜ!
喜緑「コンピ研に作らせた会長が主役のエロゲが出来ました!」
会長「何作らせてるんだ…早急に廃棄しろ」
喜緑「ちなみにジャンルはドタバタ恋愛FPSです!」
会長「どんなジャンルだよ…」
長門「恋愛ゲームで舞台は学校なのに武装してる…新しい」
ハルヒ「キョン、最近周りがおかしいわ…」
キョン「ハルヒ、お前疲れてるんだよ」
ちぃ、PS2今は無いからエロゲなんてできないよ
皆は何かエロゲやってる?
>>433 ゲームが涼宮ハルヒの激闘しか想像できないw
ハルヒちゃんの作中ゲームやってみたい
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 21:47:57.06 ID:AtCpEHrL0
ゴアスクの絵といたる絵とるびくらの人の絵をごっちゃにしたような絵柄だったな
結構好みだったわ
●<くっ……夏休みがループしてると知っていたら、一度ぐらいキョンたんと間違いがあっても……!
だーめ
風呂いってくらー
「だーめ」
そういうと彼……キョンたんは僕を手で押しのけ、悪戯っぽく笑った。
高ぶる律動でスラックスを突き破りそうになるが、彼は最後の一線を中々許してくれない。
「古泉、そろそろハルヒが来る。」
「しかしですね……。」
「おっはよー! メンゴメンゴ、委員会で遅れちゃったわ!」
「よう、随分と早かったな。」
「当たり前でしょ! あたしが本気を出せばこのくらいで終わるのよ!」
「とこでハルヒ、古泉が少し調子が悪いそうだが。」
「あら、本当ね。 顔が赤いわ。」
「……僕は大丈夫です。」
「いいのよ、病気の時は早く帰って寝た方がすぐ直るわ!」
「……すぐに収まりませんよ。」
「なおさら帰るべきじゃない! あたしは鬼じゃないわよ!」
「だそうだ、もう休め。」
彼に視線を送ると、やれやれ、といった身振りを返してきた
続かない
朝倉「はうぅ…スク水の長門さん可愛いよぉ…ハァハァ中学せry」
長門「口は災いの門」グシャ
喜緑「長門さん、喧嘩はダメですよ」
会長「いい加減、俺が来るたびにコスプレするの止めないか…」
朝倉「別に会長の為にやってるわけじゃないですよ?勘違いしないでよ変態」
喜緑「うふふ、お喋りは長生き出来ないって言葉知ってますか?朝倉さん」
朝倉「いやあぁぁぁ水着のサイズ小さくしないでえぇ」
会長「ダメだ…こいつらに付き合ってると色々持たん…」
長門「逃がさない」
会長「な、離せ…!」
長門「今日は『ドキッ!スク水だらけの会長生殺し大会』の日。主役は貴方」
会長「嫌だ!どうせ前みたいにムキムキになったウエイトレス姿の朝比奈とか来るんだろう!」
長門「安心して、鶴屋さんを始め、朝比奈みくる、森園生、古泉一樹、橘京子が来る」
会長「待て!?なんか一人おかしいのが…うわあぁぁぁぁぁ!!」
屋根裏ね谷口「羨ましいようで羨ましくない。しかし朝倉のスク水の食い込み様…喜緑さんGJ!」
朝倉のく・・・!?
谷口なんて羨ましい物見てんだ!!
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/25(木) 23:50:25.01 ID:AtCpEHrL0
朝倉「句ぐらい見せてあげるわよ」
面白き 事もなき世を 面白く
朝倉「っていうわけで、貴方を殺してry
けしからんな!
森さんも参加なんて非常にけしからんな!
>>444 キョン「………分かってるのか、朝倉」
朝倉「何が?」
キョン「そいつは、辞世の句なんだぜ? つまり」
長門「パーソナルネーム朝倉涼子の情報連結解除開始」
朝倉「っ!?」
強引にシリアスっぽくしてみた
そろそろ寝るよ
寝ない
寝る時
寝れば
練るぞ
来週も楽しみだな
けいおん!終わった。おやすみなさい。
そういや早い地域は今日放映か
古泉「あなたは自宅では半裸なんですね。妹さんも居るのに」
キョン「夏限定だよ。それにプールと海じゃ男は半裸だろ」
古泉「そういえばそうですね。ちなみに僕は自宅では全裸ですよ」
キョン「聞いてねぇよ!」
等という下らない感想。
夜が明けてきた
練る
練れば練るほど色が変わって…
FF7の暗黒の釜ですね、わかります。
●<ウホォーォオ ウホォーォオ アッアアアッアッアッー!
●<おはようございます!
●<イってきますよ!
ほいさっさ
なんとお
消失
SOS団公式サイト、カウンター下ふた桁がランダムになりましたね。
谷口「購買行ったら焼きそばパンが売り切れでよ〜、しょうがねーからカレーパンにしたよ」
国木田「あ、ごめん。ラス1で買ったの僕」
キョン「あるある」
あのカウンターには苦湯を飲まされたもんだ…
キョン「どうでもいいが、苦湯じゃなくて煮え湯な、ハルヒ」
ハルヒ「わ、分かってるわよ! わざとよ!」
柿崎ー!
IDの末尾PってPSP?
涼宮ハルヒの約束しか欲しいゲーム無いんだけど、ネット端末として便利そうなので買おうかと迷ってるんだ。
いやp2 今はパソコンから書き込んでる
携帯越しでも同IDのp2経由ならIDこれになる
>>470 PSPでゲーム以外の使い方するのに憧れる
てか煮え湯かwwwww苦湯(笑)で変換できんわけだwwwwwwww
>>468 花火のキョンのあれ、柿崎って言ってたの?
どういう意味なんだ?
マクロス 柿崎 でグググ
集中がないからイマイチ使えん>柿崎
戦死してこその柿崎
マクロス界の谷口みたいなものだからな、柿崎
ネタキャラだったのかw
ネタキャラにしても死に方が不憫すぎる男それが柿崎
不憫さで言ったらフィジカには敵わんがな
朝倉は綺麗な死に方。
消失朝倉「……」
おっと。
●<暑くて溶けそうです……
ははは、メッチャ外涼しいwwwww
柿崎で野望の王国が先に来る俺
ハルヒ「古泉くんって日光にあたり続けると溶けそうよね」
古泉「!!?」
キョン「あー、言われてみればそうだな。身長高いし顔は良いのに白過ぎるんだよな」
古泉「……」
ハルヒ「サーフィン焼けとかしてそうなのに、白アスパラみたいだからねぇ……」
キョン「だそうだ古泉。このままだとお前の腕章は『白アスパラ』になりかねんぞ」
古泉「解りました……そこまで言うなら焼いてきましょう! 3日、3日待って下さい!」
3日後
古泉「焼きました!」
ハルヒ「あ、うん、凄く黒いね……」
キョン「く、黒過ぎる……そして歯の白がまぶし過ぎる……」
長門「(言いたい……それじゃあまるで『黒トッポ』だと言いたい……)」
マイケル・ジャクソンが心不全で死んじゃった……
あ、ポテチウマス
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 19:14:04.34 ID:QyECDrviO
左足オワタ
今日のVIPは朝からマイコー関係のスレばっかりだよ
ご冥福をお祈りします
親から死んだって聞いたときも釣りだと思ったな
マイケルって死ぬイメージねえから
何か突然過ぎて実感沸かないよな
色々と心臓に負担掛けるような薬使ってたらしいから、心不全になっても不思議じゃなかったけど50歳で死ぬのは早すぎだ
>>491 確かに、俺らと同じ時間を生きてるイメージすらねえよなw
ニュースサイトいくつか見たがまだ信じられん
プロレスの三沢に続きまたビックネームが逝ってしまったか
>>493 SSスレらしく言うなら長門もそんな感じあるんだろな
乱立でアナルが落ちないか心配
それより皆避難所の雑談スレに行ってみろ
新しく考案されたスレが立ってるぞ
●<どこもかしこもマイコーで大変ですよ!
>>497 避難所最近行ってなかったからよく事情分からないんだけどテンプレの通り縛りは全く無しってことでいいんだな?
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/26(金) 20:40:37.58 ID:kSCD9AJF0
.. -ァ‐ 千/ ´l / |-、
/ / | l || i{ イ} ヘ ヽ、
,/ _,ハ. ト斗l士トlヽト、ニ} ヽ\
}、`三 ハ{トィVr示ミト` _V リ !| !. l
_ 小.Y´/ !| `迯j{ ` rミ}イ リ ハ }
_ .. ―  ̄ イ /レ/ / { 叉ソイjノ /′
.. -‐  ̄ / //イ /! |、\ 、 _ 个 、
>>1 乙って言ってほしいのかしら?
, ´ _. ― / // {{ | ハ{ ト{ ー- - `ハ 、_`ー_、
/ _. - ¨ / / ハヽ|小ーヽ ,イ、 \_ `
/ . - / , ‐/ rz‐{. ヽト 、 r‐┬ヘ \ー ´ ̄
/ , - ´ _ _ ― ´ . ´ / /- ヽ ー- \_\ /、 \  ̄
,/ , .. ― . - ´ _. ´ /.イ `\  ̄ ̄ ` ー-ミー ___ .. ィ´
/' / ̄ . - ´ _.. - ´ ,.ィ' / / ト`ー、--┬、_ー_-ヽ、 ―=---‐ァ´
. // / / // l / l ` 弋=ミ-、 ヽ.r代‐、ヽ.ー=---‐_´
/ィ/ / / / / / }ノ ∨ \ `ーミ‐ヾ. ヽ\ヽ  ̄´
// / / / ,イ / / } ノ ` ―-、\{!. ト. _リ--z___
/ / ,/ / / { l7ヽ _} /ノイ \`ヽ!∨ ´ _. --―`ヽ
/ イ /′ / 〉、! リ / rー、| l! _.∠ -=、
/ / / // / / / | ,′ ,′ j'__ {_l-く´_
. l / / // / イ { ! / /`ヽ ー-ァjr'、イ´.. -―`ヽ
まあいいんじゃない。
お互い頑張りましょう。
●<今日のVIP板は維持が大変ですが頑張りましょう!
●<また、マイコーさんのご冥福を改めてお祈り申し上げます。
今帰宅!
そして亀レス
>>471 なるほど、末尾Pはp2って2ちゃんビューアなんですな。
キョン「俺の本名は一生表記されないんだろうか」
長門「可能性は無くはない」
キョン「どういうことだ」
長門「嘘」
キョン「・・・ん?」
長門「可能性なんて無い」
キョン「・・・0ってことか」
長門「さあ」
キョン「・・・」
長門「・・・」
キョン「・・・ガム食うか?」
長門「ブルーベリーなら」
キョン「ほらよ」
長門「感謝する」
キョン「・・・」
長門「・・・」クチャクチャ
キョン「ガムをクチャクチャ言わせて食べるんじゃありません」
長門「ごめんなさい」
キョン「・・・」
長門「・・・」
保守
脊髄に任せた結果がこれだよ
杉田と勝手に呼んでる俺。
まあ中の人の名前なんだが、いちおう席順とは矛盾しないしw
坂田銀時でも席順的にはオッケーじゃないすかwww
●<アナル的にはキョンたんですけどね!
キ<アッー!
○<驚愕でキョンさんの名前の秘密をあたしがかっこよく暴くのです!
★<そもそも新刊出ましぇんwwwwwwww
キョン「俺の名前を言ってみろ」
ミヨキチ「ジャギですか?」
キョン「間違いだけど、ミヨキチだから許す」
ミヨキチ「もうっ、お兄さんったら〜」
阪中「ジャギ」
キョン「空想具現化!!」
阪中「なんでやね
キョン「ミヨキチしか許さないに決まってるだろ、ボケェ」
ダチと飲み行ってくる、なんか乱立が心配されてる時に抜けてスマン。
やっぱ携帯ネット端末としてPSP買おうかな、携帯電話では長文打つと俺発狂するから無理w
スレチだけどPSPでネットやってる人居たら教えてクレクレ
PSPで長文打つのも大概発狂するぞ
PSPはマジで面倒くせぇ
514 :
◆EMP7X/5N2JTU :2009/06/26(金) 21:55:02.18 ID:freHvhB2P BE:2190485287-PLT(14782)
雑談所の運営スレ見たらわかるよ。時間掛かるけど
>>511 青歯付きの携帯買えばおk。
青歯キーボードで文字打ち楽になるぞ。
517 :
◆EMP7X/5N2JTU :2009/06/26(金) 21:58:57.88 ID:freHvhB2P BE:391158825-PLT(14782)
ミヨキチ「急がなきゃ、急がなきゃ…きゃっ」
キョン「っと、ミヨキチじゃないか。そんなに急いでどうしたんだ?」
ミヨキチ「お兄さんに会いたくなって」
キョン「ミヨキチ…」
ミヨキチ「お兄さん…」
みくる「急がなきゃ、急がなk
キョン「てぇい!!」
みくる「ぎゃあ!」
キョン「寄らば、斬ります」
みくる「ゆ、ユグドラでしゅか…バタッ」
ミヨキチって原作での描写が少な過ぎてSSで動かしにくい。
谷川先生、見てたらミヨキチメインの番外編をヨロシク!w
ミヨキチ「ぐすっ…私、そんな感じなんですか…」
キョン「ミヨキチは考えるものじゃない。感じるものなんだ」
ミヨキチ「お兄さん…」
キョン「ミヨキチ…」
ミヨキチ「お兄さぁん!」
キョン「ミヨキチィ!」
ミヨキチ「お兄さぁぁぁあああん!!」
キョン「ミヨキチィィィイイイッ!!」
古泉「暑苦しいぜ、馬鹿馬鹿しい」
会長「素が出てるぞ、古泉」
>>511 携帯も慣れればそう悪くはないぞ、QWERTYキー付きの携帯もあるし。
PSPは持ってないのでわからん。
ミヨキチ「お邪魔します」
妹「いらっしゃーい、ミヨちゃん。ジュルリ」
キョン「涎出てるぞ」
妹「だって、ミヨちゃん見てるとたまらないんだもん」
ミヨキチ「え?」
キョン「食べたくなるのか?」
ミヨキチ「え!?」
妹「性的に」
キョン「お前をミヨキチの傍にはおけないな」
ミヨキチ「お兄さん…守ってくださるんですか」
キョン「俺がミヨキチを食べたいから」
ミヨキチ「お兄さんったら〜」
妹「なんだこの差は」
キョン「キノの旅の気分を味わおう」
ミヨキチ「どうやってですか」
キョン「じゃじゃ〜ん」
九曜「しくしく―――」
ミヨキチ「九曜さんを無理矢理にアレにしたんですか」
橘「協力しましたよ」
キョン「ご苦労様」
ミヨキチ「これに乗れるんですか?」
キョン「多分」
九曜「―――乗られる?―――掘られる?―――犯される?―――――」
キョン「違うわい」
●<キョソの旅を彷彿とさせますね!
キ<懐かしいな。
長門「ぶどうジュース」
古泉「ぶどうジュースですね」
長門「・・・ぶどうジュース?」
古泉「・・・ぶどうジュースですよ?」
長門「果汁100%じゃない」
古泉「まあ・・・」
長門「虚偽に該当する」
古泉「これはこういうものだと思ってもらうしかありませんね」
長門「・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・納得できない」
古泉「・・・」
長門「・・・」
古泉「・・・おいしいですよ・・・?」
長門「・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・美味なのがまた納得できない・・・」
古泉「・・・」
一日お兄ちゃんは良作
俺「未来人は原作での描写が少なくてSSで動かしにくい」
★<わたしに原作活躍して欲しいんでしゅね、わかりましゅ
俺「エロ同人で大活躍してるから十分です」
★<「」
PSPとPS3って似たようなもんだろ?
以前にPS3でSS書いたときはマジで吊れる
まとめのトップ絵のミヨキチ結構好き
あまり上手くはないが味がある
同人四コマであったけど全部ミヨキチのカットは顔が見切れてて描かれてないってのも味があった。
と言うかなんか顔が見切れてて体だけ描いてあるのは妙にエロいww
●<吉村さんのような幼い女性にそのような劣情を抱くとはいけませんね、お仕置きが必要です!
俺<アッー!
>>531 妹ちゃんが揉んだり回したりするけしからん四コマか!!
ミヨキチアニメ化、もとい編集長一直線アニメ化は二期で期待できるかな?
ミヨキチ出すなら阪中を(ry
()<少しはヒトメボレLOVERにも期待してくれ!
()<漫画版も無反応だった!
あー、編集長なら会長&喜緑さんも出てくるのか
ネタバレスレによると今週の放映分が なので、ネットで予想されてる放映スケジュールとはかなり食い違いそう。
阪中やミヨキチとかの未アニメ化人気キャラの出番はどうなるか気になる所。
こう思うのも京アニの策略に乗せられてるんだろうなw
乗せられ堪能してやるつもりだがw
消失は話数とるだろうしな
東京MXは今日放映だっぜ!
TVKも今日放送だぜ
俺もTVKだぜ
明日早いんだが今晩はファニーペッツ見ながら全裸待機する
リアル暑っ苦しくなってくる時期に夏の話放映とかタイミングも計ってるよな
今日もエンドレスエイト?
長門「あいむうぉーきんいんざれいっ」
二話に分ける必要は無かったと思う。
アレは一話で終ってこそ「えっ!」 って感覚が出てくるはずだし……。
けいおん!で引き延ばし癖がついたのかね。
一応俺は本放送待ちなんでわからん
ネタバレ見なくても前回の引きで予想できるがw
マイコー追悼☆
俺も本放送待ち。
消失が再放送を含んだ時点で懐疑的になってるな……。
いろいろ予想外れてきてるからな、後半どうなるか予想できん。
一応はネタバレは自重しとく。
長門「…誰もツッコんでくれない……」
●<女性に突っ込むのは犯罪じゃないですか、僕はそんな事はしませんよ!
キ<だからって男に突っ込むのもやめろよ!
●<ウホッ
○<…男の人ってどうしてこうもみんな下品なのです!?
ちょいと風呂入ってコンビニ行って夜食食ってファニーペッツ見て全裸待機してくる。
>550
「……許可が下りない。 ……ごめんなさい。」
死刑宣告に近い長門の言葉を最後まで聞かず、俺は校舎から立ち去った。
呆然とする暇もなく走る……そう、今は全てが俺の敵なのだ。
TFEIの連中、古泉達の組織は結託し、世界の変革を行う事で利害を一致させた。
未来人のエージェントは結果を知ってか、一切の手出しをしないことを決めたようだ。
俺の信じていたもの、SOS 団はあっけなく崩壊したのだ。
「やれやれ、俺はどうしたらいい、ハルヒ?」
無我夢中になって草叢を抜け、下りた遮断機を潜り逃げるも、組織の人間らしき者達と出会う感覚が狭まっている。
俺は、追い詰められているのだ。
「あなたにいい話があります。」
いつもと変わらない筈だった午後に、古泉は例のアルカイック・スマイルを浮かべそう言った。
そこには信頼関係など無い、ハルヒのキーマンとしての俺を利用するためだ。
古泉の組織はハルヒを捕らえ、監禁し、思い通りに操ろうとしている。
冗談じゃない、俺はそんなご大層なモノじゃない事は分かっているだろうが!
……いや、そうでないとしても、ハルヒの狂信者である奴らなら、『ハルヒを動かそうとする可能性』として見るだろう。
タバコの販売機の影でうずくまっていると、やがて雨が降り出した。
クソ、お前達すら信じられないのか。
俺が出来ること、ジョン・スミスで在ることを打ち明ける?
そんな事は何も役に立たなかったのだ、今の俺にはハルヒを助けることはおろか、何処に居るのかすら分からない。
無力感に突き動かされて立ち上がり、フラフラと歩き出す俺の目の前を荒川さんが塞ぐ。
「キョン君、来てもらうよ。」
後ろにも数人の気配を感じる……クソ、積みだ。
呆然と立ち尽くし荒川さんの目を見ると柔和な微笑みとは裏腹に鋭い眼光が伺えた。
「俺には何も出来ないのか……。」
「君はきっと涼宮さんを動かすことが出来る。」
「……例えば目の前で殺すことか?」
「……。」
俺が諦めようとしたとき、猛烈なエンジンの回転音とスキール音とともにグレーのバンが目の前に滑り込み停止した。
「キョン、乗って!」
後部スライドドアが開くと同時に、俺は躊躇せずに中にいる佐々木の元へと飛び込んだ。
支援するかい?
「やあキョン。 前に僕が言っていた事を覚えているかい?」
「……お前と、世界を変えると?」
「そうだよ、君と。」
「いや、俺は無力だ。」
「いいや、変えられるよ。 例えば彼女を助けることだって出来るんだ。」
「ハルヒをか? 無理だ、あいつ等の組織には勝てないことは分かっているだろ?」
黒のクラウンコンフォートが唸りを立て、あっという間に差を詰めてくる。
ここで前回の朝比奈さん誘拐事件と同じように停められてしまうのだろうな。
「キョン、君は少し勘違いしているよ、皆、今回は本気でやろう、君はシートベルトを。」
「藤原。」
「……ちっ。」
促されるままにシートベルトを装着した瞬間、フルブレーキングとスライドでクラウンの横につけ、
弾くようにコンクリート壁に叩き付けた。
そう、本来なら重量もパワーもある車が負けるわけがなかったのだ。
>558
そろそろ限界っぽいw
渋い展開ですね
よしゃ寝る、TVKその他で見る奴頑張れよ。
>>559 乙だぜ!
「……止めたきゃトレーラーでも持ってくるんだな。」
「バイパスに入ったら本当に来るよ。」
「……ちっ、何処へ行く。」
「敵の本拠地、鶴屋邸だよ。」
「おい、佐々木。 勝ち目は無いだろ! それになぜ俺を助ける。」
「僕たちは彼女よりも君に興味があるんだ、特に僕がね。」
「何だって?」
「何でもないよ。」
こうして俺は佐々木団と一時休戦し、かつての仲間と戦うために鶴屋邸へと急いだ。
やはり即興で書くと楽しいな。
>>544 はDEAD OR ALIVE?
寝られんw
もうすぐか
ファニーペッツ終わってるぜ
保守
TVKでも見ちゃってる俺
京アニェ……。
見終わった後に
>>545見るとなんか違う趣がある。
来週放映分どうなるんだ?
まさかの3話は流石にビックリしたわww
こりゃいい意味でも悪い意味でも予想裏切られたww
さっき存分に寝たからこの時間帯も保守に付き合えるぜ
で、エンドレスエイトマジで3話なのか?
原作だったら普通に1話、2話で終わっていい位の長さだぞ
>576
冗談だから安心して見ると良いですよ!
あの長門の演出の為の3話構成なんだろう。
消失あるし、『どんどんエラー溜まってくよ!』感を出したかったんだろうさ。
この辺で引き伸ばしにかかってるって二期はどこまでやるんですかね?
確実に中河は出られない気がw
あとは・・・まか・・・・せた・・・
俺も仮眠取るわ
普通に仕事なんで7時起きなんだがw
待機時間にまた来るんだぜ
なんか入れ違いの人多数w
カニタコス
>>583 マイコー逝去でVIPの流れ速くなってるんでちょっと頑張ってるw
出かけるまで協力しますか
チャックは今日無いんですか?
●<チャックがあると過疎時間帯に便利なんですけどね
すまない、今から仕事なんで更新出来なかったんです…
>>589 お仕事乙です。
チャックもチャックSS書いてる人も期待してます。
過疎い
まあ今の時間帯しかたねぇ、もともと土日は人が減る傾向あるしな。
評判が良かった涼宮ハルヒの微笑を読んだんだが
なぜ最後でキョン×長門なんだ…かなりガッカリしてしまった
おはよう
ちょっと孤島行ってくる
★<おくしゅり
今日は暑くなりそう
すでに暑いな
待ち
九曜<地球の────夏は──とても────暑い────
夏
ハルヒ「すごいHじゃない?」
キョン「は、はあ?」
ハルヒ「あたしのID」
キョン「乙女がHとか言っちゃいけません!」
とても…Hです…
暑いからそうめん食うかな
俺は久しくカップヌードル
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/27(土) 12:45:20.74 ID:wv5TjXvi0
そうめんだっよ〜ん
古泉「クイズです、Hになればなるほど硬くなる物はなんでしょう?」
キョン「エンピ…」
ハルヒ「ち●んちんね!」
みくる「チン●ンでしゅwww」
長門「男●器」
古泉「これはちょっとしたスペクタクルですね」
キョン「もうやだこの団」
今日の昼食がホットドッグで無くて良かったと思った6月の昼下がり。
マクドナルドで一人淋しく昼メシだ。
○<ふんまんちゅ!
冷やしうどんでも食べますか?
冷たい麺類にこだわる理由はなんだろう
俺冷やし麺食うと下痢しちまうんだよ……
キョン「冷たい麺にこだわるのは分からないでもない。暑い時には冷たい物の方が
ありがたいし、ご飯よりは麺類の方がさっぱりするする食べられるしな。だが」
ハルヒ「〜〜〜〜♪」
キョン「なんでお前はそうめんの中の赤い1本をいつも先に喰っちまうんだよハルヒ!?
そんな所にこだわらなくったっていいだろ!」
ハルヒ「ふふーん、早い者勝ちだもーん」
長「…そうめんには缶詰みかん」
朝「薬味のねぎ以外は邪道でしゅwww」
倉「どうでもいいけど紛らわしいわよ!」
朝「みくるでしゅwwwみくるでしゅwww」
凸「そうめんチャンプルーもイケるよっ!」
若布「保守です」
ラーメン!
つけ麺!
僕ナガモン
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/27(土) 17:05:06.50 ID:dXu17f1D0
ふむ
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/27(土) 17:27:03.66 ID:dXu17f1D0
特に何も考えてなかったんだ
ただなんとなくスレを見ていたら
いつの間にかけいおんの単発SS読んでた……
もう俺がアレに手を出す番になっちまったのか……
百合は書きにくいよね。
アナルネタ書いてると感覚狂うからw
エンドレスエイト
1 気付かずに終了
2 気付いてるけど何もできなかった
3 宿題だぁぁぁぁぁ!!
来週こそ終わるよねエンドレスエイト
九曜「る────────る────────♪」
キョン「……?」
九曜「地球の────夏は──とても────暑い────」
キョン「宇宙人でも夏バテするんだな」
九曜「────ただ……────」
キョン「?」
九曜「この星の──────ヤシロ──アキは……泣ける」ドバドバ
キョン「って、うわ! 洪水! 洪水!」
>>602のせいでこんな風になっちまった
蚊取り線香
蚊取り線香の豚形のカバー考えた奴は天才。
最近変わった形の増えたよな
そうなのか
皿しか使った事ねぇやw
●<
ヤニでヤバイくらい汚れるので凝った形のは使いにくいにょ
長門「エンドレス繋がりでXJAPANの曲歌ったのに誰も知らないとは……ゆとり乙」
キョン「いや、マイナー過ぎだろ」
長門「なぜ?歌詞的に消失メインテーマになるのが決定した名曲。分からない方がおかしい」
キョン「長門さん、九時こえたから寝ましょうね」
すまん後で調べとくw
「これでOkだね。」
リリン、と澄んだ音がして豚の蚊取り線香から吐き出された煙が揺れる。
今日は炎天下で風もあまりなかったけど、さっき玄関と庭に撒いてきた打ち水が良かったんだろうね。
「――放射冷却――原始的。」
「じゃあ君は何でクーラーの壊れたこの部屋にいるのかな?」
「――暇――お昼ご飯が出る―」
「全く宇宙人の癖に、燃費の悪い連中ばかりだね。」
最後に『寂しい』と聞こえたのは気のせいかな?
「――お腹――空いた。」
「くっくっ……ちょっと待ってて。」
「――了解――した。」
台所で冷や麦を茹でていると、誰かがチャイムも鳴らさずに進入してくる。
「誰かな? 黙って入ってくるのは。」
「冷たいね、折角来たのに。」
「ふん、必要ないなら帰るぞ。」
「分かってるけど聞いてみたんだよ、全員分茹でてあるからサッサと靴脱いで上がって。」
「流石!」「ふん、悪いな。」
氷を載せた冷や麦を持っていくと、九曜……くーちゃんが扇風機の前で遊んでいた。
「――待ぁあぁちぃぃ――くぅたぁびぃれぇたぁぁぁ――」
「何やってるんだい?」
「――宇宙人――ごっこ」
「全く、しょうがないね。」 おわり
くーちゃんかわいい
ありがとう。
驚愕での九曜の出番に期待。
九曜「―――――――――――――――――」
蚊取り線香「今日も暑いね」
九曜「―――――――――――――――――」コク
蚊取り「暑い」
九曜「――――――――――ぐるぐる―――」
蚊取り「渦巻きだね」
「―――効率がいい―――――から―――?」
蚊取り「ご名答」
九曜「―――――――――――――――――」
蚊取り「…………」
九曜「―――――――――――――――――」
蚊取り「…………」
九曜「―――――――――――暑い――――」
蚊取り「暑いね」
猛暑日?なにそれこわい
蚊取り線香の臭いはなんとも趣があるね。
便利な除虫剤がいくらでもある21世紀になってもまだ現役。
>>624 治まったか? そう尋ねると、九曜はハンカチで目をおさえたまま頷いた。
まったく、夏の暑さにやられたり、ヤシロアキに胸打たれたり。宇宙人
の思考回路は、やはりよく分からんな
心地よい風鈴の音が、夜の空に溶け込んでいく。縁側に座る九曜の黒髪を
風がなでる。隣に座る俺にハンカチを渡すと、九曜は視線をこちらに向けた
……どうした?
「――――あなたに――言うべきことが――ある」
その顔には相変わらず、表情と呼べるものがない。しかし、深い井戸の底のような
九曜の目には、どこか有無を言わせない力が込められている気がした。
「なんだ? 言っとくが、佐々木関係の話なら勘弁だぞ」
「――そうじゃ――――ない」
「じゃあ、なんだ」
言い終えた瞬間、九曜の顔が目の前まで迫った。声を出す間もなかった
背中にしっかりと腕を回し、柔らかい髪が俺の頬をくすぐった
「お、おい」
「聞いて。これは――ただの――バグ。あなたに――――危害は――加えない」
一瞬、強い風が俺と九翟の体を叩いた。背中に回された腕に、少し力が入った。
俺は何も話さなかった。話さなかったが、その代わりに自分の腕を九曜の腰に回した
注意しないと崩れてしまいそうなほど、その体は細く、冷たかった
夏の夜は不気味なほど静かだった。抱きしめ合う間、俺たちは無言だった
どのような言葉を使えばいいのか、俺も九曜も分からなかった
二人の呼吸する音と、風鈴が鳴らす耳障りな音色だけが、この世界を包んでいた おわり
キョン×九曜……これは流行る。
>641
「――話しておく――必要が有る。」
「何だ?」
「――児ポ法――あなたは――逮捕――」
「えっ」
「――誰?」
「お兄さん、私というものがありながら……」
「ミヨキチ? どうした。」
「――修羅――場。」
「お兄さんは渡しませんよ。」
「――上等――。」
みくる(大)が何歳か判らないが、みくるは18歳過ぎても数年は児ポ法的にアウトっぽいなwww
さて今日のIDは…
サザエでございます
>>642 (屋根裏)
谷口「おお、いい感じに盛り上がってきたぜ」
国木田「まさに昼ドラの世界そのものだね」
古泉「……あの二人、許さねえ」
国木田「……ど、どうかしたの、古泉君?」
谷口「顔に青筋立ちまくってるぞ……」
古泉「キョンたーーーーーーーーん今行くよーーーー」ドカーン
国木田「うわ! 天井突き破った」
谷口「ロリ二人とホモにモテるキョン……おまえは、漢の中の漢だよ」
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字
0 佐々木+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・一緒に寝られる
1 古泉一樹+〃 英語小文字(A〜L)・毒を盛られる
2 橘京子+〃 英語大文字(M〜Z)・縛られる
3 会長+〃 英語小文字(M〜Z)・禁則事項できる
4 長門有希(消失)+〃 数字奇数・PCを破壊される
5 ミヨキチ+〃 数字偶数・羽交い締めにされる
6 涼宮ハルヒ+〃 記号・結婚できる
7 朝倉涼子+〃
8 周防九曜+〃
9 谷口+〃
チャック
チャック乙
世間に負けるなチャック!
橘京子+羽交い締めにされる
橘「逃げないでくださいーーーーー」
キョン「この状況で逃げないほうがおかしいだろ!!」
古泉「キョンたーーーーーーーーん!」
キョン「うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 00:55:12.55 ID:bVhrlrmi0
24分くらいで落ちた?
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 00:57:32.61 ID:bVhrlrmi0
ああごめん、40分くらいで落ちた?
最短34分を確認
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 01:00:24.57 ID:bVhrlrmi0
ミヨキチ が 縛られる
橘「キョン君の妹さんを誘拐して脅して佐々木さんの味方にする…完璧な作戦です!」
ミヨキチ「あのぅ…私、妹じゃないんですけど…」
橘「えっ!?だ、だって資料の写真にはあなたが写ってます?!」
ミヨキチ「本当の妹さんも一緒に写ってますね。私の隣のちっちゃい子がそうです」
橘「そ、そんなぁぁぁ…」
森「朝比奈さんに続いて…懲りてないようですのでお仕置きが必要なようですね」
橘「ええっ!?なんでこの場所が分かったのですか!?」
森「私達を甘くみないで頂きたいですね。では…」
橘「え、ちょ、や、やだっ、アッー!」
ようし゛よを縛るより森さんに縛られたいです。
今晩の(正確には昨日の、だが)世界一受けたい授業を見て
鞭の先端は音速を超えるというのを初めて知った
こわいよ鞭、怖いよ森さん
test
みくる「こんにちは〜」
長門「・・・」
みくる「あれ? 長門さんだけですか」
長門「そう」
みくる「お茶入れますね」
長門「感謝する」
みくる「・・・」
長門「・・・」
みくる「・・・どうぞ」
長門「・・・」
みくる「・・・」
長門「・・・」
みくる「あのう・・・何読んでるんですか?」
長門「裁判長!ここは懲役四年でどうすか」
みくる「えっ、タイトルですか?」
長門「そう」
みくる「・・・面白いですか?」
長門「有機生命体の心情などがよくわかる」
みくる「はあ・・・」
長門「・・・」
みくる「・・・」
寝る前に脊髄保守
○<おはようから
●<おやすみまで
キョン<キョンたんの暴れん棒は乾くことを知らないぜ!
○<アッー!
●<アッー!!
>>660 長門「本の中で時々出てくる絵が、とてもユニーク。ほら、見て」
みくる「これはwwwwwwひどいwwwwww」
バンチのアレか?
そうそう。俺は文春文庫のほうしか読んでないけど。
ミヨキチ に 縛られる
キョン「ごくり……」
ハルヒ「ロリコンは死ぬがいいわ」
佐々木 に 禁則事項できる
キョン<キョンたんの暴れん棒をついに佐々木に使う日がキター!!!
○<佐々木さん、逃げるのです!ここは私が・・・アッー!
佐々木<あなたのアナル死は無駄にしないわ、橘さん・・・うっうっうっ・・・
橘京子 が 縛られる
橘「早速ですが縛られてしまったのです」
佐々木「それ、誰が縛ったの……?」
橘「もちろんあたしです!」
佐々木「(どうやってセルフで亀甲縛りをしたのだろう……)」
橘「あぁ! 佐々木さんそこはぁ!」
佐々木「(勝手に縛って勝手にエレクトなんて、僕はこんな人に手を貸そうとしていたのか……)」
キョン<ロリコン物はアナルネタが多いのがポイント高い
ほいさっさ
チャーック!
うお、もう6時過ぎてら
朝だー
672 :
>>647:2009/06/28(日) 08:11:21.23 ID:Xyfv2lI9O
古泉「僕たちがなんとかしなければ確実にこのスレは落ちてしまう」
古泉「ンフ、困った物です」
古泉「先ほどの深夜に森さんから緊急コールがありました」
森『古泉!、なんか最近機関が目立ってないわ、あんた機関が活躍するSS書いて宣伝してきなさい! あとついでにスレの保守ね』
古泉「困った物です」
新川『申し訳ありませんな、明日は免許の更新が・・・』
圭一『すまないね古泉くん、私は持病の癪が・・・』
裕『悪いね古泉くん、僕はネトゲ廃プレイで忙しくて・・・』
森『って事だから古泉、あんたやっといて』
古泉「困った物です」
古泉「さて困り続けてる間にすでに夜が明けてしまいました」
古泉「改変コピペでも貼ってお茶を濁すとしましょう」
古泉「『さっき閉鎖空間で会ったガチムチ六尺神人凄かったです!オッスオッス連呼でビンビンのビル壊してました!僕も赤球変身させられ無様に(略)』」
森「・・・古泉、コレ何よ?」
古泉「あっ、も、森さん・・・!?」
森「こんな本当のガチホモは認めないわ!罰としてあんたのPCは破壊よ!破壊!」
俺<・・・スマン、長いことSS書いててないのでorz チャック「古泉一樹 がPCを破壊される」でした。
ビンビンのビル壊してってなんだw
オッスオッス代理投下入りアッー!
「あーあ、採用されちゃったね、あの作戦」
「不満があれば反対すればよかったのに」
作戦の詰めを終えて会議が終了すると、ナガトの前にはアサクラ、キミドリのスクリーンだけが残った。
キミドリは平然と、アサクラはわざとらしく肩をすくめて状況を受け入れていた。
どちらもカフェでメニューを相談する女学生といった風体で、とても宇宙艦隊を指揮する提督には見えないタイプである。
「別に不満なんてないわよ。ただ、遺書を書いてなかったなー、って思い出しただけ。これまでのと比べてちょっぴり危ないでしょ、これ」
「危険かどうかは指揮官の能力に依存する。あなたは兵士を率いてその生命を預かる者として、もっと自覚を高めるべき」
「はーい」
極低温の矢が一閃したが、返答はまだ生ぬるいものだった。SOS帝国の特徴として後世において指摘されるものに、
伊達と酔狂のお祭り騒ぎと純粋な生真面目さが同居している、というものがある。
自身の欲望のおもむくままに動いて、その挙句に無謀ともいえる大事業を成し遂げようとする純粋なまでの直線さがある一方、
事業を動かす中心人物達には学生の集まりのようにエネルギーと華やかさに満ち溢れていて、
目標までの道のりの困難さを微塵も感じさせない。このような異質さが同居することが可能だった要因は一概には言えないが、
その一端は当事者達の多くが若く、個性豊かな面々がそろっていたことにあるだろう。
「とはいえ、あなたのおかげで各戦隊長の了承を速やかに得ることが出来た。その点については感謝を」
「皆を説得するの、すっごい大変だったのよ。やってられるか!って憤慨しちゃった人もいたしさ。もっと褒めて〜」
「こらこら、調子に乗らない。それじゃあナガトさん、あっちの人達の休憩がそろそろ終わりそうだし、わたし達はいつでも行動できるよう準備して待機、でいいかしら」
「いい。ただし、リョウコは話があるから残って」
「えー……お説教?」
「ふふ、居残りおめでとう。じゃ、また後でね、二人とも」
キミドリは微笑むと、永久の別れにもなりうるあいさつをさらりと告げてからスクリーンから消えた。
この軽さが作戦への自信から来ているのか、どれほど手痛い敗北をしても自分だけ生き残るという救いがたい思考からきているのか、それは当人にも分からないかもしれない。
「んー、準備が残ってるから早くして欲しいなぁ。あっ、恋愛相談だったら大歓迎ね。お姉さん何でも答えちゃうぞ。まずは彼の…」
「リョウコ」
アサクラとスクリーン上で向かい合ったナガトは、相手の繰り出す微妙な部分を突いたジョークに、少なくとも表面上は動じなかった。
仮に無表情の仮面の下に熱い溶岩が渦巻いていたとしても、無秩序な噴火ではなく、彼女の用兵と同じく完璧にコントロールされたエネルギーの解放を好むところであった。たとえそれが現実と異なっていたとしても。
「随伴している情報収集艦に通信を解析させた結果、あなたの分艦隊から我が方の艦隊の位置を知らせる通信が出ていることが分かった。
この戦闘後、情報管理局でさらなる調査を進めなくてはならない。さしあたって心当たりは、ある?」
心当たりを聞く、にしてはナガトの声には質量があり、瞳にこめられた眼光の温度は低すぎた。一言を物質に還元していけば、それ自体が持つ鋭さで聞く者を切り刻めそうであった。
元工作員と対峙した少女はスクリーン越しに飛ばされた冷気に全身をさらしていながら、不自然なまでに平然としていて、眉毛すら一ミリたりとも微動だにしていなかった。
その代わり、腰まで伸ばした自慢のロングヘアーに手をやりながら澄まして答えた。
「嫌ねえ、そんな困ったちゃんが近くにいるなんて。でも、ごめんなさい。いくら部下との交流を大事にしているわたしでも、何万人もいる部下を全員知っているわけじゃないから心当たりはないわ」
「……そう。ならいい」
冷気を静め、返答するのに要した時間は平時の会話では考えられない長さだった。そこに潜む沈鬱な瘴気をアサクラは完璧に無視してみせた。
「とりあえずは分散行動中は無線封鎖をしているから位置を知らせることは出来ないわね。やったら一発でばれちゃうから。
そうね、わたしも信頼できる部下に命じて探らせてみるかな。お前の部下のせいで負けた、なーんて後ろ指を差されたくないし」
「お願い」
「話はこれでお終いね。もし、恋愛相談をしたかったらわたしの乗艦に来てちょうだい。彼のことをたっぷり聞き出したいし、いつでも歓迎するわ。
話の潤滑油が欲しかったらお酒だって用意するけど、そんなもの必要ないかな。
トリスタンの乗り心地はブリュンヒルトにだって負けないんだから、話も翼が生えたみたいに弾むこと請け合いよ。
でもまあ、さしあたっては眼前の敵を倒さないと機会は訪れない、か。なら努力しましょう、わたし達の美しき未来のために。ナガトさんに武勲と幸運を、バイバイ」
「あなたにも武勲と幸運を」
自身も元工作員の経歴を持つ麗しき少女は、ついに微笑を崩すことなくスクリーンから去っていった。彼女の残した戦場に似つかわしくない春の残滓に包まれながら、
冬をつかさどる少女はじっとたたずんでいた。その視線の先には仲間への信頼と、失われた祖国への不信感が黒々と渦巻いていた。
「閣下、司令室へお戻りください。敵の攻勢が始まってしまいます」
時計の秒針を十週ほど旅させたとき、壁と同化していた副官のサウド中尉がついに沈黙、正確には胃痛に絶えられなくなって口を開いた。
ナガトが振り向いた瞬間、ようやく存在を思い出してもらえた副官は思わず息を飲んだ。上官の瞳に浮かぶ闇の暗さに驚愕し、
かつ底知れぬ不安の池に引き込まれそうになったのだ。唖然とする副官の前まで歩み寄ると、ナガトは人差し指を唇まで運び、ささやいた。
「ここで見聞きしたことは他言無用」
異性と秘密を共有することは恋愛において重要なステップである、とぬかしたハイスクールの友人が突如として脳内に出現し、あわてて追い払った。体温を激しく上下させる副官に付いてくるよう一瞥を放つと、
返答を聞かずに司令室へと向かった。その後姿を痛み止めを口に含んだ副官が追いかける。
宇宙暦2003年、SOS帝国暦一年、十一月三○日、二十四時十五分、コンピケン連合軍の攻勢が再会された。
優勢におごるB、C艦隊を迎え撃つナガト艦隊の陣形は微妙に変化し、ヴィーザル、トリスタン、サルガッソーといった司令官を乗せた艦は、飛び出す方向へ狙いを定め虎視眈々と機会を待ち構えていた。
「兄者、こいつは妙だぞ」
ブ・イン・エーが指揮するブラインドネスがキョン艦隊に奇襲を成功させてから後退を開始し、
それに呼応して教皇のディエス・イラエがキョン艦隊の援護に向かおうとしたコイズミ艦隊を奇襲しかけたとき、ムスペルヘイムの旗艦コダイから兄へ向けて緊急通信が飛ばされた。
戦闘中の艦隊間の通信は戦法の発覚を防ぐために禁止されていたが、ブ・イン・エーは叱責しなかった。実直な弟が自分のように冗談のために通信を使わないことを知っていたからだ。
「どうした?」
「敵の第三艦隊の陣形を見てくれ。ナガト・ユキが指揮をとっている艦隊だが、これは戦いの最中にとるような陣形ではないぞ」
「ふむ……」
幕僚に命じて詳細な三次元図をスクリーンに出させると、彼は首をひねった。戦隊同士の隙間が異常なほど開いており、まるで突撃してください、と言わんばかりであった。
「確かに妙だな。経験の浅い指揮官がやらかしそうな陣形だが、どんな知略に富んだ罠が待っていることやら。
あるいは、戦術AIの従兄弟と賞賛されたナガトの頭脳が酷使しすぎて退化したのかもしれん」
「どう考えても前者だろう。罠が発動しても対応できるようにしておかないとまずいぞ」
ブ・イン・エーも得体の知れない恐ろしさを感じてうなずいた。次のムスペルヘイムの突撃を延期して、いつでもB、C艦隊の援護が出来る位置へ移動させ、
貴下の艦隊も戦闘を中断して直ちに離脱するよう命じた。しかし、時すでに遅く、弟の懸念は現実のものとなってしまった。二十四時二十三分、射手座の会戦における最大の転換点が訪れた。
「こっ、これは!」
ブラインドネス旗艦オキタの司令室で叫び声をあげた幕僚を誰も非難しなかった。勇将と目されるブ・イン・エーでさえ驚きのあまり声が出なかった。
イクイノックス、ルペルカリアの攻勢を受け止めて善戦していたナガト艦隊が、
突如として二十以上の小集団に分裂して各々違う方向へ疾走を始めたのだ。
交戦中の標的が分散してしまった二個艦隊は各艦が勝手に砲撃を続けていたが、司令官が命令を出していないのか、やがて全ての行動を停止した。
「閣下!敵艦隊が迫ってきます!」
コンピケン連合軍の受難は続く。それまで受動的な戦闘をしていたキョン艦隊が態度を一変させて、猛然と急進してブラインドネスの前衛を切り崩そうとビームとミサイルを叩きつけてきた。
ディエス・イラエは奇襲こそしたものの、逆撃してきたコイズミ艦隊に押されまくっていた。攻守の位置が一瞬で逆転していた。
「あ、兄者!」
「閣下ご指示を!」
ブ・イン・ビーは動転して兄を呼ぶ声が裏返り、司令室中の人間がコンピケン連合軍の宿将へ視線を集中させた。全軍の頼みの綱は必死の形相で三次元戦況図に喰らいついて、
脳に搭載された戦術コンピューターをフル稼動させていた。人が見て、考えることで死ぬことがあったら、彼はおそらく死んでいただろう。
現在の両軍の配置を確認し、教材として学んだ全ての知識と、これまでの戦闘の推移を照らし合わせ、
ナガト艦隊の旗艦が含まれる集団を目で追ったとき、彼の脳裏に一つの答えが導き出された。
「ナガト艦隊の予想進路を出すんだ。全部じゃなくていい、急げ!」
すぐさま五つの小集団の予想進路がはじき出され、その全てが大きく弧を描いて補給艦隊へ達していた。無口な少女によって作られた謎は氷解した。
「はっ、こいつはたまげた!」
一人だけナガトが意図したものを理解した彼は歓喜の声を上げた。敵への憎しみは皆無でむしろ晴れ晴れとしこの作戦を考案した名将を褒め称えたい衝動に駆られたのだ。
ひとしきり笑って弟と部下を心配させたところで、提督としての責務を思い出した。
「兄者!どうなっているんだ!敵は何を考えているんだ!?」
ついにきたか
「まいったまいった。あのチビッ子の頭をなでたい気分だ。ナガト艦隊は我らの足を封じるために補給艦隊を狙っている。
どうやってかは知らんが、ワープを使っていることに気づいたようだな」
「ではナガト艦隊を止めなければ!今なら各個撃破を…」
「頭を働かせろ。ナガトは我らが襲ってこないと判断して分散行動をとったんだ。全てが露呈した今、無駄な行動をしている暇は一秒たりとない。
狙うは第一目標の敵総旗艦ブリュンヒルト、皇帝ハルヒの首だけだ!」
第一目標はキョン艦隊とコイズミ艦隊の前進によって空白となった空間を最大戦速で移動していた。
それまで惰眠をむさぼるしかなかったハルヒ艦隊は、遅れを取り戻すかのように突撃を敢行したのだ。
矛先はいくつかの集団をアメーバのように包み込もうと鈍重に動き始めたルペルカリアであった。イクイノックスは司令部が恐慌状態なのか依然として沈黙している。
「あれは貫かれるな。弟者は第一艦隊がルペルカリアを突破して減速したところを叩け。俺も嫁を守るのに必死な旦那を巻いたら援護に行く」
「分かっ………通し……妨…」
うなずいて見せたブ・イン・ビーの顔に砂嵐が混じり、そのまま通信が途絶えてしまった。
「どうした!?」
「帝国側の電子妨害が強まっています。我が方の電子妨害と相まってすさまじい効力を発揮していて、各艦隊との通信はほぼ不可能です」
「ワープ戦法の隠蔽があだになったか。こちらの電子妨害を中止して対電子妨害を強化しろ。
何としてもディエス・イラエ、イクイノックスと連絡を取るんだ。全艦隊でハルヒを攻撃せよ、とな。時間がない、勝利の女神にそっぽを向かれないうちに連絡艇を出せ!」
投下来たな
進め!進め!勝利の女神はお前らに下着をちらつかせているんだぞ!」
ハルヒ艦隊副司令官ビッテンフェルト中将のおよそ上品とは言えない鼓舞は、
会戦後に女性将兵一同からセクハラで訴えられることになるが、このときは確かに艦隊全体の士気を高めていた。
「突撃!突撃!突撃!」
同じ副司令官グエンの乗艦マウリヤから発せられる命令は単純明快で、部下達が誤解のしようがないものだった。
宇宙最強の破壊力を持つハルヒ旗下の猛者達が、ルペルカリアなる哀れな犠牲者を新しい戦果に加えようとしていた。
「我が艦隊の損害はなし、前方をさえぎるのは敵艦隊のみ。ふふん、あたしがやってきた突撃の中でも一位二位を争う最高のコンディションね。
全艦、敵の旗艦の周辺に照準を定めなさい。学んだものはすぐに試してみないと。さあ、蹂躙よ!」
自分が生贄の羊にされていることに気づいたルペルカリアは、あわてて防御体勢をとろうとしたが、かえって陣形を混乱させてしまい突撃の威力を最大限に高めてしまった。
コンピケン連合軍の将兵が見たもの、それは数万本のレーザーではなく光の壁であった。無数の火球が炸裂して光り輝く破壊と殺戮のネックレスとなる。
無名の歴史家の推奨した一点集中砲撃戦法が、数百年の時を経て実践されたのだ。
二十四時五十五分、ルペルカリア旗艦ズォーダーは消滅した。旗艦の周囲を固めていた二百隻の護衛戦隊ごと文字通り蹴散らされたのだ。
艦隊の士気はとうに粉砕され、残された艦は上官の怒号もむなしく、逃亡か降伏を選んだ。
「閣下、降伏を申し出ている艦が増えておりますが、いかがいたしますか?」
「降伏を受け入れている余裕はないわ。死にたくなかったら、急いで戦闘宙域から逃げること。
その後は、本国へ戻るなり機関を停止して降伏が受け入れられるまで待つなり好きにしなさい、と伝えて。うちの艦隊にも逃げる敵を攻撃しないよう遵守させてちょうだい」
イヴァノフの問いに答えたハルヒの横顔にはスクリーンを染め上げる光芒が反射していた。
彼女の胸のうちには自分が大量殺戮者であるとの自覚が常に存在していて、
今回も突進による心理的圧迫と指揮系統の破壊によって相手の戦意をくじくことにより、敵味方の無用な殺傷を食い止めることに成功していた。
現在は煮えたぎる血の前に暗いそれは鳴りを潜めて用兵家としての高揚感に包まれているが、戦いが終わると再燃して幾人かの腹心を悩ませることになるだろう。
ハルヒ艦隊は爆発や逃亡によって生じた間隙に踊りこみ、絶望的な反撃に止めを刺しつつルペルカリアの残骸を突き進んだ。
艦列の槍が残骸を貫通してコンピケン連合軍の艦隊を一つ無力化した時、
ハルヒ艦隊の左翼前方からビームの雨が降り注いだ。機会を見計らったムスペルヘイムがワープして砲撃を開始したのだ。
ブ・イン・ビーの目論見としては、このままハルヒ艦隊をキョン艦隊の背後まで押し込んで、二個艦隊を兄のブラインドネスと挟撃することにあった。
「あれはブ・イン・ビー旗下の艦隊です。前進なり後退なりして艦隊を再編しないと、いかに我が艦隊でも危険かと」
「それも一つの手ね。でも……我が艦隊の士気は旺盛かしら?」
「敵艦隊の一つを打ち破り、士気はきわめて高揚しています」
「そうね、士気が上がっているうちは消極的な作戦をとる必要はないわ。ひたすら突撃あるのみよ!」
手早く幕僚達の意見をまとめたハルヒは好戦的な対応に出た。反撃しつつ再び最大戦速に加速して左旋回、
ムスペルヘイムの左翼とぶつかるように緩やかな弧を描きつつ、その後方へ回り込む。
さらに直進してコイズミ艦隊と交戦中のディエス・イラエを討つ、というものだった。
「ビッテンフェルト、左翼に位置するあなたの分艦隊が一番大変だけど、大丈夫?」
「なに、この程度の攻撃はそよ風のようなもの、閣下にご心配いただくことはございません。
我が分艦隊、“黒色槍騎兵”の突撃によって敵左翼を吹き飛ばしてご覧にいれましょう」
「上等よ。グエン、右翼はとにかく遅れないよう全力で飛ばしなさい。イヴァノフ、艦隊を紡錘陣形に。全艦隊、目指すは教皇のお花畑よ!」
ハルヒ艦隊はブ・イン・ビーの予想を裏切って、砲撃をものともせずに加速を始めた。
無謀にさえ見える彼らの突進に、ビームやミサイルさえ恐怖におののいて回避しているかのようだった。
「お久しぶりー」
旗艦ヴィーザル以下千隻を率いて迂回してきたナガトは同胞との再会を数十分ぶりに果たした。敵を引き付けるために旗艦がいることを示して最大の集団を指揮していたが、
それが杞憂に終わるほど敵は混乱していた。再集結したナガト艦隊の損害はほぼ皆無だった。
「ナガトさんの集団で最後よ。艦隊の編成は済ませておいたから、いつでも攻勢に出られます」
「ご苦労。では…」
「それがね、ちょっとばかり困ったことになってるのよ」
「?」
先に到着していた二人の副司令官によると、惑星ウィンダーズを制圧するために運ばれていた陸戦部隊が輸送艦内で反乱を起こし、
さらに補給艦隊の護衛部隊もそれに呼応して補給艦隊を制圧してしまったとのことだった。反乱部隊のリーダーはSOS帝国軍に参加する意思を見せているという。
「参加といったってほとんど輸送艦に詰められた陸戦部隊と補給艦でしょう。どうせ鈍くて敵に追いつかれるから、戦闘が終わるまで逃げてなさいとも言えないし。
結局、守るべきお荷物が増えたってことなのよ。嫌ねぇ」
「そんなこと言わないの。戦力にならなくても、彼らは仲間なんだから。ナガトさんの考えは?」
愚痴をこぼすアサクラを軽く叱りながらキミドリが聞く。再集結後は補給艦隊を一蹴してしかる後に反転、
ディエス・イラエへ攻撃を集中する予定だったが、思わぬ変更を余儀なくされそうだ。
「コンピケン連合から離脱してSOS帝国に参加する意思を見せたなら、我々には彼らを守護する義務がある。彼らを艦隊の後方へ。
リョウコ、あなたは彼らの行動が欺瞞だった場合、すぐさま反撃できるよう後方へ注意を払って」
「面倒くさいなぁ」
「文句言わない」
コイズミ艦隊と交戦しつつ、徐々にこちらへと近づいてくるディエス・イラエをハルヒ艦隊を含めた三個艦隊で包囲すべく、艦隊に指示を与えていると、
反乱部隊のリーダーがナガトとの通信を求めてきた。
スクリーンに現れた男を見てサウド中尉は上司のように冷静でいられず、思わずのけぞってしまった。その男の顔は明らかに戦闘以外の原因で上気して朱色に染まり、
額には汗がにじんで、鼻孔は絶えず大きさを変えていた。
何よりも、屈強な体躯をつつんでいるのが戦闘服や近接戦闘用の装甲服ではなく、おろしたてのタキシードであることが異様さを強調していた。
「じっ、自分はコンピケン連合陸戦軍第八十二、通称ラグビー連隊隊長ナカガワであります!ナガト・ユキ上級大将殿!」
この時点でサウド中尉は耳を塞ぎたくなった。司令室にいた多くの人間も同じ気持ちであっただろう。ナガトは律儀にも無表情にスクリーンを見やっていた。
「星間ニュースであなたのお顔を拝見した時、自分は高層ビルの屋上から真っ逆さまに落下したような衝撃を受けました。あれは人目惚れなどと表現できるものではなく…」
支援的な物
そこからが長かった。ナカガワは軍用通信を使って、しかも戦闘中に愛の告白とこれからの人生設計を伝えて見せたのだ。
司令室では我関せず、といった感じに黙々と作業が進められた。通信士は一度ならずナガトの方を向いて、通信を切ってもよいかと尋ねたが返答はなかった。
「…年度ごとに最低十パーセントは利益を上げていく計画です。その頃には自分も一息つけるようになっているでしょう。
それで、ようやくあなたを……その、迎えに…行……っ!」
「隊長!?」
「いかん、衛生兵を!」
結局、ナカガワの演説は独りよがりな独奏に終わってしまった。
人生最大の興奮に彼の鍛えられあげた身体でも付いていけなかったのだろう。広げられた鼻孔からありったけの誠意を噴出しながら床に崩れた。
背後で無言の応援団を形成していた部下達が一斉に駆け寄り、そこで通信は途絶した。
「どうしたの、彼は?」
白けきったサウド中尉は初めて意見を求められたことに気づいた。彼には答えが分かっていたが、あえて誤魔化すことにした。
「さあ……小官には皆目見当が付きません」
「そう。リョウコに断り方を教わらないと…」
小さくつぶやいたナガトを指示を仰ぐ大勢の部下が待ち構えていた。突発的な障害はあったものの、ディエス・イラエを捕らえる網は着々と完成されつつある。
戦場の各所で優勢に立つSOS帝国軍に比べて、コンピケン連合軍は不幸の女神に魅入られたかのように悲惨な有様だった。
ブ・イン・エーは苦労しつつイクイノックス旗艦ベムラーゼとの通信を開いたが、得られた成果は失望だけだった。
ルペルカリアが一撃で葬られたことに恐怖した将兵が次々に反乱を起こしたのだ。司令部は指揮系統の掌握に手一杯で、味方の同士討ちさえ発生する有様だった。
このような状態で統一された艦隊運動などとれるはずもなく、イクイノックスもハルヒ艦隊に撃破されたのに等しかった。
そのブ・イン・エーのブラインドネスですら、ハルヒ艦隊を攻撃させまいと猛攻を加えるキョン艦隊に喰いつかれて、離脱する機会をつかめないでいる。
「閣下、このままではディエス・イラエの包囲殲滅も時間の問題です。そうなれば我が軍は……」
参謀長のダラヴィは最後まで言わなかったが、その先はブラインドネス司令部の誰もが共有する恐れだった。
「分かっている。だが、敵の正面からの離脱こそ至難の業だぞ」
スクリーンから目を離さず答えるブ・イン・エーの額には冷たい汗が浮き出ている。
彼の視線の先には紡錘陣形で突進するハルヒ艦隊を押さえ込もうとするムスペルヘイムがあった。
「弟者がハルヒの突進を阻止してくれればありがたいが、それも無理か……」
突進する猪武者の牙はいよいよ鋭く、衝突した両艦隊の左翼周辺では火花が散っているようであった。
ムスペルヘイムは突進されても整然と艦列を保って砲火を集中させたが、“黒色槍騎兵”の傲然たる前進を阻むにはなお不十分であった。
「猪突猛進こそ我らの本領よ!ひたすら突き進め!」
敵と味方の距離は無きに等しくなり、旗艦ケーニヒス・ティーゲルの至近で高速戦艦が爆発四散しても、ビッテンフェルトはひるむどころかその戦意は高められる一方だった。
帝国軍の呼吸する破壊衝動と称されることとなる猛将とその部下達は、ブ・イン・ビーをして、
「やつらは化け物か!?」
と言わしめていた。
ついには一時四十分、ムスペルヘイム左翼を指揮していたシュルツ少将を戦死させた。
これにより司令部が全滅した左翼は統一した動きが出来ず、ハルヒ艦隊に突撃の甘美な果実をむさぼらせることとなる。
ブ・イン・ビーが左翼の指揮系統を回復した時、ハルヒ艦隊はすでに後方へ突破していた。
“黒色槍騎兵”が敵中にあっても本隊と右翼に遅れることなく前進したことは驚愕に値するだろう。
驚いてばかりいられないブ・イン・ビーは怒号を上げて攻撃を命じる。
「全艦、ハルヒ艦隊の前進に合わせて回頭せよ!敵の狙いはディエス・イラエだ。行かせるな!」
それまで毛嫌いしていた教皇を命を張って守るなど、本来の彼ならば失笑していたかもしれないが、現在の彼は逃げた勝利の女神を引き戻すために努力を注いでいた。
突破したムスペルヘイムに目もくれずディエス・イラエへ向けて進むハルヒ艦隊に、背後から砲撃を浴びせることに成功していたら、歴戦の猛者達も少なからぬ損害を受けていただろう。
結果として、勝利の杯はさらに遠のいてしまった。こちらもディエス・イラエへ向かっていたナガト艦隊が行きがけの駄賃だと言わんばかりに、
回頭が完了する直前のムスペルヘイムを背後から襲ったのだ。ブ・イン・ビーはハルヒ艦隊の撃破に固執するあまり、
旗をひるがえした補給艦隊を引き連れて進むナガト艦隊の注意を失念したのだ。
通信士の報告がなされた時には、長距離砲の斉射によって送りつけられた大量の死神によって、艦隊の後方と指揮系統が十全ではない左翼が混乱に陥っていた。
ブ・イン・エーの顔は死人のそれと同じになっていたが、交戦の意思は放棄せず、もはや教皇のためではなく自分の艦隊を守るために必死で指揮をとった。
二時十分、射手座の会戦における二度目の転換点が訪れる。不利を悟った教皇がワープを命じたのだ。コイズミ艦隊の前から姿を消したディエス・イラエがワープ先に選んだのは、
安全地帯であるはずの後方で待機していたミクル艦隊の目と鼻の先だった。
教皇がせめて一矢報いようと撃破しやすい補給艦隊を狙ったのか、それともワープ用のエネルギーを奪って起死回生を図ったのか、それはミクル艦隊にとって関係のないことだった。
「慌てなくても大丈夫。これは敵の最後の足掻きさっ。
のーんびり負けない戦いをしてれば、あっという間にハルにゃん達が駆けつけてくるよ。さあさあ、補助艦艇は後退、護衛部隊は応戦だっ!」
ミクル艦隊旗艦キャゼルヌの司令室では、悲鳴を上げた司令官に代わって副司令官が迎撃を命じていた。
一時は恐慌状態に陥るかと思われた艦隊も、心強いというよりは聞く者を安心させる余裕たっぷりなツルヤの一声で戦意と冷静さを回復した。
ミクル艦隊の戦闘用艦艇は10000隻を数えていたが、当初あえて遊兵となっていたのは元コンピケン連合の艦艇であるという配慮からだった。
それでも戦況の逼迫からそんな配慮もしていられなくなり、
損傷した艦艇の穴埋めとして各艦隊に引き抜かれて、この時点では7000隻以下になっていた。対するディエス・イラエは連戦で消耗してはいるものの、
未だに12000隻を超える艦艇を有していた。数量だけでなく重荷となる補助艦艇や修復中の艦がいるミクル艦隊が不利なのは明白だった。
ディエス・イラエが完全に有効射程圏内に入る前の段階でツルヤは砲撃を命じた。
回避行動をとらせることで敵の攻撃の命中率を下げようとしたのだ。時間の経過と共に勝利が近づいているミクル艦隊としては、
さしあたり救援が到着するまで戦線を支えることに専念すればよかった。正確に三十秒後、ミクル艦隊の倍に近い応射が暗黒の虚空を引き裂いて降り注いできた。
SOS帝国軍内では速やかに役割分担がなされていた。ハルヒ艦隊とナガト艦隊はミクル艦隊の援護へ、
コイズミ艦隊はよろめいているムスペルヘイムの足止めとナガト艦隊から預かった反乱部隊の護衛、
キョン艦隊も引き続きブラインドネスの足止めにかかる。そこで新たな誤算が生じた。
ブラインドネスの全艦艇がブ・イン・エーの司令の元、保有する全ての対艦ミサイルを放ったのだ。戦闘の持続性を半ば無視したこの作戦によって、
通常時の数十倍にも上るミサイルが殺到したキョン艦隊は対応に追われて一時的に戦闘不能になった。
その隙を突いてミサイルがなくなった分わずかに軽くなったブラインドネスは急速離脱して加速、先行するハルヒ、ナガト艦隊を追った。
戦艦長門
「これは少し不味いですね。モリさん、お願いします」
「わたしが戦線を離れてもよろしいのですか?」
「仕方がないですよ。ここでお二人の勢いを削がせるわけにはいきませんから」
「……後で泣き言を言っても知りませんよ」
ブラインドネスの前に立ち塞がったのは、反乱部隊を守りつつムスペルヘイムを押さえつけていたコイズミ艦隊から急派されたモリ分艦隊だった。
モリ分艦隊は艦列を左右に展開して突進するブラインドネスを受け止めようとする。
「敵は寡兵にすぎない。突破あるのみだ」
「砲撃しつつ敵の前進に合わせて艦隊をゆっくりと後退させ、敵の勢いを緩めなさい。その後は艦列を密集させて突破されないように。とにかく一隻たりとも通さないで」
ブラインドネスは強引に前進して中央突破を図ったが、その試みは全て失敗に終わった。
モリ分艦隊は巧みに陣形を変化させて、荒れ狂う猛牛の群れを受け止め、勢いを逸らし、押し戻したのだ。
しかし、突破されはしないものの、この場合受け止める側よりも前進する側の方がはるかに強かった。
一方が正規艦隊なのに対してモリ分艦隊は5000隻にすぎず、砲火の応酬とそれに続く突撃で確実に艦数を減らしていった。
支援なのです
柿崎
二度目の突撃でモリ分艦隊旗艦リューベックは敵の火線に捕らえられた。六発の単結晶タングステン弾が複合装甲を突き破って艦内に飛び込み、
数瞬遅れて防宙用短距離ミサイルの誘爆を生じさせた。
しばしば腹に爆弾を抱えたまま戦う、と揶揄される軍艦は、いくら艦内構造を強化しても敵を攻撃するための兵器を装備している限り誘爆の危険性を内包している。
リューベックも核融合炉に危険が迫るに及んで、乗員は退避せざるを得なくなった。モリは司令部要員と艦長を率いて死に瀕した旗艦を脱出し、
最も近くにいた戦艦ノイシュタットへ司令部を移した。そのノイシュタットも艦体中央部を中性子ビームに貫かれたとき、
対艦ミサイルとの不本意なダンスを強いられていたキョン艦隊がブラインドネスに追いついた。
「遅くなってすみません!」
「どうかお気になさらず。わたしだってあれだけの数のミサイルを撃ち込まれていたら、
対処のしようがありませんでしたから。それよりも、今は敵を打ち破ることに専念してください」
キョン艦隊旗艦ヒューベリオンとの間に開いた通信がノイシュタット最後の通信となった。この通信の五分後にはノイシュタットは火球と化して消滅していた。
「運が良いんだか、悪いんだか」
と脱出艇の中で苦笑したモリは次の司令部を戦艦オッフェンブルフに定めた。
キョン艦隊の到着は味方に安堵を、敵に焦燥を与えていた。参謀長のダラヴィが青白んだ顔に汗の玉を貼り付けて報告したが、その返答に彼は耳を疑った。
「後背よりキョン艦隊が迫ってきます!どうかご指示を!」
「無視しろ」
「は、無視……ですか?」
「この段階で我らに勝機があるとすれば、それは皇帝スズミヤ・ハルヒを討ち取ることだけだ。
背中に火がついていようとかまうな。ブリュンヒルトを撃沈することだけを考えろ!」
こちらも大粒の汗を浮かべて目を血走らせているブ・イン・エーが振り向きもせずに叫ぶ。
もはや彼の中では教皇の生死やコンピケン連合の存亡は地平線のかなたへ追いやられていた。
ただ一介の武人として強大な敵と戦って倒すことのみに全てを費やしていたのだ。それが達成されていれば、彼は人生最大の幸福を得ることが出来ただろう。
「落ちろ、蚊トンボ!」
キョン艦隊は先ほどのお返しだといわんばかりに、ありったけの対艦ミサイルを無防備な敵の背中に叩きつけた。ブラインドネスのそれが一か八かの賭けだったのに対し、
こちらは戦闘が最終局面に差し掛かっているという分析の上に成り立った攻撃だった。
モリ分艦隊への攻撃は依然として苛烈だったが、勢いは時間の経過と共に反比例して失われていった。
それでも、三時二十分、最後の力を振り絞り全軍死兵となったブラインドネスの突撃が成功したかに見えた。この攻勢により戦艦オッフェンブルフは致命傷を受けて、
モリは三度目の旗艦変更を決断しなければならなかった。ブラインドネスは敵艦隊の司令部一時不在に乗じる形で中央部を突破していった。
ブラインドネス旗艦オキタが護衛戦隊と共に後背へ抜けた、まさにその瞬間、対艦ミサイルの形をした不運が中部胴体モジュールへ命中した。
弾頭は設計通り正確に炸裂して艦の機能を半ばを奪っていった。核融合炉の誘爆という最悪の事態は免れたものの、
巨大な不運の中のささやかな幸運は艦の寿命をほんのわずか延ばしただけに過ぎなかった。
「閣下!ブ・イン閣下!」
強い衝撃の後、気を失っていたブ・イン・エーが目を開くと、頭から血を流したダラヴィ参謀長に呼びかけられていた。
司令室は燦々たる有様だった。スクリーンの一つが火を吹き上げ、スピーカーは狂ったように総員退艦を叫び、
そこかしこに瓦礫が散乱する床には人が倒れたまま動かずにいた。
彼は立ち上がろうとして失敗し、自分にはそんな力がどこにも残っていないことを知った。視線を落とすと胸から流れ出る血が軍服を真紅に染め続けていた。
爆発により速度を得た構造材の破片が突き刺さったのだ。奇妙なことに痛みはなく、
現実感が失われた光景だった。軍医が駆けつけたが、首を億劫そうに振って延命措置を拒絶した。
●<ウホッ!?
「助かる見込みがない患者より、まだ助かる患者を治療してやってくれ。それと、ダラヴィ。声を出すのが面倒くさい、もっと近くに寄れ」
「は……」
「副司令官ハイデルンに連絡。艦隊の指揮権をやるから、後は前進を続けるなり降伏するなり好きにしてくれ。不甲斐ない上司ですまん、と。
弟者には俺は疲れたから寝る。お前は達者に暮らせよ、SOS帝国に下るのも悪くはないと思うぞ、と伝えておいてくれ。
ふう、お前達にもずいぶんと世話になったな。謝意を形で示すことが出来ないが、
どこぞの生贄を求める神じゃないんだ、あの世には俺一人で行く。だから逃げてくれ」
無事だった幕僚達は絶句し、その場に立ち竦んだ。ブ・イン・エーは目を閉じていたが、目の前で壁を作る気配が不快になったのか再び口を開いた。
「どうした……早く退艦しろ。俺は結構満ち足りているんだ。勝つことはついぞ出来なかったが、一時は不世出の英雄達と互角に渡り合うことが出来たんだ。
武人として最高の栄誉だよ、こいつは。お前達はそれに水を差すつもりなのか。
それとも、俺の最後の命令を邪魔だからあっちへ行け、なんてみっともないものにする気か?」
それもなかなか良いジョークで悪くないな、とブ・イン・エーは血を吐きながら笑った。
逡巡していた幕僚達もそれぞれの表情で敬礼をして、司令官の死に場所から退場していった。
司令室でただ一人生きている者となった彼はふと、今回は自分が両親に連絡をしておくべきだったか、と思った。
「まあ、いいか。あの世でのんびりと待って、二人が来たら詫びればいいのだ。それに、弟者はまだ生きている」
そうつぶやいてからブ・イン・エーは満足感に身をゆだねた。死神が見えざる手を差し伸べようとしていた。
三時三十七分、ブラインドネス旗艦オキタの核融合炉は爆発して、艦体を原子に還元した。
散らばった原子のうちいくつかは数億年後、新たに誕生する恒星の核になるかもしれない。
「ビームもミサイルもめがっさ撃つにょろ!在庫は有り余ってるからねっ!」
オキタ消滅に先立つ二時五十五分、戦場と化した後方ではミクル艦隊による負けない戦いが続いていた。
ミクル艦隊の護衛部隊は豊富な物資を背景にした間断のない攻撃で隙を見せず、
特に輸送艦の格納庫から二個戦隊分の対艦ミサイルを一挙に撃ち出す、
といった戦法はディエス・イラエの兵士達を震え上がらせていた。たとえその輸送艦の格納庫が悲惨な状態になったとしても。
ミクル艦隊司令部の主役から厄介者へと転落した司令官は、黙然として司令室の隅に鎮座していた。
ミクルが指揮官としては有能の対極に位置するため仕方のないことではあったが、一言も発さずかわいらしい眉を曲げて座り続けるその姿は見る者の心を締め付けた。
やがてミクルは口をへの字にして席を立った。ツルヤなど幾人かの視線がその後を追ったが、各々の仕事に悩殺されて声をかけたりは出来なかった。
数分後、再び司令室に登場したミクルは、これ以上なく戦場にふさわしくない衣装を身に着けていた。
鮮やかなブルーとホワイトを基調としたツートンカラーのノースリーブにミニプリーツ。
両手には黄色のポンポン。まさにチアリーダーのそれであった。
「SOS帝国軍の皆さん、がんばってくださぁい!」
愕然とする司令部要員の間を悠然と歩いて通信用機器の前に立つと、魅惑のファルセットをマイクに叩きつけてポンポンを滅茶苦茶に振り始めた。
スクリーンに突如として現れた上級大将らしき人物にSOS帝国将兵の視線はしばし釘付けになったが、
ミクル渾身の応援が開始されると男性兵を中心に士気が急上昇した。奇声を上げて踊りだす者もいたが、応援の影響は味方だけでなく敵にも意外な形で波及していた。
ディエス・イラエの少なからぬ数の“お調子者の艦”が敵と味方を取り替えたのだ。
教皇は血の気の薄い顔を怒りに震わせて、憎たらしいチアガールを血祭りにあげるよう命令したが、“お調子者の艦”でなくてもその命令は徹底されなかった。
「がんばれS・O・S!負けるなS・O・S!」
「ミクル〜あんたってば最っ高だよ!こりゃ、あたし達だけで勝っちゃいそうだねっ!」
司令室では手が空いていた後方任務関係の幕僚も応援に参加して、その横で戦闘中のはずの副司令官らが歓声を上げるという、
ある種の祭りを連想させる活気と華やかさが生み出されていた。SOS帝国のマスコットの能力は遺憾なく発揮されたのだ。
そして三時十三分、ハルヒ艦隊とナガト艦隊が同時にディエス・イラエを有効射程圏内に収めた。
「全艦全力射撃!コンピケン連合の親玉を地獄の業火で焼いてあげなさい!」
ハルヒの命令は完璧に遂行された。物資とエネルギーが底を突くかと思えるほどの火力が、補給艦隊をたぶらかそうとする教皇の艦隊を襲ったのだ。
数百の艦が同時に爆発して閃光の壁となり、続いて中央から切断された艦、複数のエネルギーの槍で串刺しにされた艦、
一ダースのミサイルが命中した艦などが遅れながらも閃光の仲間入りをした。
絶望的な状況にもかかわらず教皇は狂ったように笑っていた。彼が望む滅びの美学に合致した死に場所が見つかったことへの歓喜か、
もしくは本当に狂ってしまったのかもしれない。いずれにせよ、彼の笑い声は指揮系統を麻痺させ周囲の人間の心を凍らせるばかりであった。
各戦隊や個艦による必死の奮闘も虚しく、ディエス・イラエは驚くべき速度で解体されていった。
やがて分厚い艦列の層が取り払われて、ディエス・イラエの旗艦であり、コンピケン連合宇宙軍総旗艦でもあるデスラーがSOS帝国軍の前にさらけ出された。
「あれが教皇の乗っている艦よ、逃がさないで!」
ハルヒが怒号を飛ばし、各艦が我先にと照準を合わせてデスラーへ向けてビームとミサイルを発射した。
デスラーの航宙士は悲鳴を上げ、己の命を守るためにデスラーを再び艦列の群れに潜り込ませようとした。
一方、ナガト艦隊旗艦ヴィーザルで敵よりも胃痛に苦しんでいたサウド中尉は、苦痛に顔をしかめて偶然彼の上司が目に入った。
冷静沈着よりは絶対零度の刃という表現が似合うナガトが無表情で、
デスラーの姿を映すスクリーンを眺めていた。そこで彼女の瞳に普段とは異なる輝きを見出した瞬間、脳裏にひらめくものを感じた。
「艦長、大至急ナガト閣下の操作卓から、この艦の主砲の射撃システムを操作できるようにしてくれ」
「は、何故です?」
「いいから、大至急だ!」
艦長は首をひねったが、勝敗が決した今は多少の無理を聞いてもかまわないという判断と、
何よりもナガトの信奉者であったことから速やかに命令を実行した。ナガトは操作卓を確かめると、一言だけつぶやいた。
「感謝する」
三時四十六分、ナガトの正確無比な照準で発射された四十一センチ中性子ビーム砲がデスラーを貫いた。
艦内各所で爆発が発生し、躊躇することなく総員退艦命令が出された。
この期に及んで笑い続けていた教皇は、もはや乗組員どころか彼のおかげで甘い汁を吸っていた取り巻きにすら無視されて、司令室に一人取り残された。
宇宙暦2003年、SOS帝国暦一年、十一月三十日三時四十九分、
艦隊旗艦級戦艦デスラーはコンピケン連合軍総司令官にして教皇であるブッチョー・コンピケン三世を道連れにして爆散した。射手座の会戦が終結した瞬間である。
ブ・イン・エー戦死に続いて教皇戦死の報が戦場を駆け巡ると、コンピケン連合軍将兵の戦意は跡形もなく消え去っていた。
自然と砲火の応酬は止み、次々に艦の機関を停止して降伏していった。
戦争を!勝利を!と呼号する総司令官が消滅したからには、圧倒的不利になった状況下で得ることの叶わない勝利を求める理由はどこにもなかった。
十一月三十日五時十一分、コンピケン連合軍の残存部隊をまとめたブ・イン・ビーが、全軍を代表してSOS帝国軍に降伏を申し出た。
本国には名のある指導者や提督は存在せず、織的な抵抗はほぼ不可能なため、事実上のコンピケン連合の敗北宣言である。
ハルヒは即座に降伏を受理すると同時に、SOS帝国の勝利を宣言した。帝国軍の全艦艇で歓喜と興奮の活火山が爆発し、
勝利の雄たけびと音階を無視した歌声が響き続けた。
一時は不利かと思われたものの帝国軍の全将兵が信奉する英雄は辛くも勝利して、彼らは無事に生き残ることが出来たのだ。
宣言は直ちに銀河中を駆け巡り、SOS帝国の五つの星系では戦場での歓喜がスケールアップして再現された。
どの惑星でも人々は家を飛び出して所かまわず感情を爆発させ、飲食店では料理と酒が無料で振舞われ、
テレビ局は自分達の指導者の偉大さを称える報道特集を流し続けた。
星系の指導者達やツルヤ財閥の関係者も胸をなでおろしていた。彼らは賭けに勝ち、自分達の判断が正しかったことがひとまず証明されたのだ。
ブ・イン・エー戦死に続いて教皇戦死の報が戦場を駆け巡ると、コンピケン連合軍将兵の戦意は跡形もなく消え去っていた。
自然と砲火の応酬は止み、次々に艦の機関を停止して降伏していった。
戦争を!勝利を!と呼号する総司令官が消滅したからには、圧倒的不利になった状況下で得ることの叶わない勝利を求める理由はどこにもなかった。
十一月三十日五時十一分、コンピケン連合軍の残存部隊をまとめたブ・イン・ビーが、全軍を代表してSOS帝国軍に降伏を申し出た。
本国には名のある指導者や提督は存在せず、織的な抵抗はほぼ不可能なため、事実上のコンピケン連合の敗北宣言である。
ハルヒは即座に降伏を受理すると同時に、SOS帝国の勝利を宣言した。帝国軍の全艦艇で歓喜と興奮の活火山が爆発し、
勝利の雄たけびと音階を無視した歌声が響き続けた。
一時は不利かと思われたものの帝国軍の全将兵が信奉する英雄は辛くも勝利して、彼らは無事に生き残ることが出来たのだ。
宣言は直ちに銀河中を駆け巡り、SOS帝国の五つの星系では戦場での歓喜がスケールアップして再現された。
どの惑星でも人々は家を飛び出して所かまわず感情を爆発させ、飲食店では料理と酒が無料で振舞われ、
テレビ局は自分達の指導者の偉大さを称える報道特集を流し続けた。
星系の指導者達やツルヤ財閥の関係者も胸をなでおろしていた。彼らは賭けに勝ち、自分達の判断が正しかったことがひとまず証明されたのだ。
生者にはどのような形であれ未来が待っている。これは死者にはない特権だった。ブ・イン・ビーは兄の死を聞いたとき、悲しみよりも先に安堵と羨望が心を占有していた。
彼自身も驚いたが、逆に納得もいった。強力で有能な敵と双方全力を尽くして戦い敗死したことは、武人としての王道を突き進み、
それに誇りを持って生きてきた兄にとって申し分のない死に方ではないか。
それでも、オキタを脱出してきたダラヴィ参謀長から遺言を伝えられると、ブ・イン・ビーは堪えきれず十五年ぶりに涙腺の機能を全開にし、
嗚咽をたむけの言葉にして最愛の兄の冥福を祈った。
彼は一ヶ月間喪に服して心情を整理すると、亡き兄のアドバイスに従ってSOS帝国軍の門を叩き、実践経験を豊富に持つ貴重な提督として帝国軍の一翼を担っていくことになる。
アサクラ分艦隊旗艦トリスタンでは勝利に酔いしれる乗員の海を、ただ一人だけ沈痛な表情をした艦長が司令官に向かって泳いでいた。
「あら、浮かない顔をしちゃって、どうしたの?」
「それが……戦闘中に本艦から敵に向けて通信が発信された形跡があります。
司令室のコンピューターから味方の位置情報も抜き取られていまして、どうもこの艦に内通者がいると思われます」
艦長は重要な部分を言わなかった。味方の位置に関する情報が抜き取られたコンピューターは高級士官のみが使用を許可されたもので、
通信が発せられた時間にそのコンピューターを使える場所にいたのは目の前にいる人物を含めて数人しかいない。アサクラは自身が疑われることを承知しているはずだった。
艦長は沈痛な表情を崩さなかったが、内心ではたじろいでいた。前々から底が知れない女性だと感じていたが、内通者であることを疑っている人物の眼前で、
堂々と隠蔽工作をほのめかす話をするとは!よっぽど豪胆な性格なのか、それとも単に鈍感なだけなのか。彼は判断できなかった。
「……それは司令官としての命令ですか?」
「んーん、わたしにはそんな権限ないわよ。内通者なんて諜報戦の専門家である情報管理局に丸投げしちゃった方がずっと効率的だし。
だからね、これは一人の女の子としてのお願いよ。素敵な艦長さんは聞いてくれるかしら」
無意識の内にうなずいた後、艦長は背信行為の片棒を担いでしまったかもしれないことに気づいた。
「ふふっ、ありがとね」
アサクラはそう微笑むと、ようにきびすを返して女性兵が会話の華を咲かせている輪に戻っていった。
艦長は呆気にとられつつも、何事もなかったように談笑する司令官に感服していた。
獅子身中の虫となるか、それよりもさらに異質な存在となるか。ナガトの右腕が向かう先は未だあやふやなままである。
ヒール・アジス・サウド中尉はブリュンヒルト内の廊下で血を吐いて倒れているところを、
メイ・ユンファ中尉によって発見された。ブリュンヒルトへはナガトに付いてきたのだが、
別行動をとったため緊張を解いた瞬間、胃に開いた穴から出血が始まってしまったのだ。すぐさま医務室へ収容されたサウドは更迭されるかに思われたが、
本人が辞めるつもりはないと主張し、ナガトもそれを許可したため留任することになった。
射手座の会戦においてSOS帝国軍で最大の犠牲を払い、自らも三度旗艦を変えながら不退転の決意をもって戦ったモリは、
皇帝ハルヒから褒め称えられいくつかの勲章と新しい旗艦を賜ることとなった。れと同時に周囲からは“鉄壁モリ”の二つ名も賜った。
“鉄壁モリ”の名は以前から一部の部下の間でささやかれていた。
それは彼女に美貌に惑わされた男性将兵が、赤々と燃え盛る火に集まる虫のごとくアタックをしては跳ね返され、
いつしか彼女の前は死屍累々の惨状となっていたことに因んでいる。こうしてモリ・ソノコは公私共に“鉄壁モリ”と呼ばれるようになった。
良将と称えられるようになっても本人は驕るでもなく、帝国軍内の一提督として誠実の態度を崩さなかった。
ただし、集まる虫に対してはより冷淡になったので、彼女がこの異名を気に入っていたかは定かではない。
「これより三分間の黙祷を行うわ。やらなかったら全ての戦死者への冒涜とみなして死刑よ。嫌でもやるふりはしなさい。黙祷!」
会戦後の膨大な後始末が一段落つくと、ハルヒは全軍に敵味方の戦死者への黙祷を命じた。
SOS帝国軍の参加兵力は補助艦艇を含めて7万5780隻、将兵1136万7000名。
完全破壊された艦艇3306隻、大・中破した艦艇5673隻。戦死者および負傷者は124万5950名。
コンピケン連合軍の参加兵力は補助艦艇を含めて8万3300隻、将兵1249万5000名。
完全破壊された艦艇9120隻、大・中破した艦艇1万3411隻。戦死者および負傷者は337万9650名。
キョンはこの数字を前に戦慄を覚えざるを得ない。たった一夜にして星系政府の予算をはるかに上回る額の兵器が失われ、
大都市の人口に匹敵する数の人間が傷つき不本意な死を遂げていったのだ。
戦争というものはどれだけ正義、信念、義務といった言葉で飾っても、所詮は底なしの穴に金と人命を投げ入れ続ける行為に等しい。
その行為で真に利益を得る者は極少数で、残りの者は利益を得たと思い込んでいるに過ぎないのではないか。
結局、キョンは、
「満足な豚と不満足な人間、どっちにしろ面倒なことに変わりはないか」
とつぶやくにとどめた。戦争の当事者達は理想のために起こした行動と罪悪感の狭間で悩み、それぞれの方法でその矛盾を解決、または無視しなければならなかった。
三分間の黙祷を終えると、キョンは目当ての人物を探して総旗艦ブリュンヒルトを歩いた。黙祷を挟んでも勝利の余韻は健在であり、すれ違う乗員は皆どこか浮ついていた。
それでも、彼に尊敬の念をもって敬礼するところをみると、武勲により部下からの信頼を集め、スズミヤ・ハルヒの威を借る狐状態から脱出することに成功したようだった。
果たして見当は的中していた。スズミヤ・ハルヒその人はブリュンヒルト内のSOS団専用室にいた。団長椅子の上で胡坐をかいていた皇帝は近づこうとする腹心を制止した。
「まだお風呂に入ってないんだから近づかないで。あんただって同じようなもんなんだから、お互い恥はかきたくないでしょ」
キョンは袖口を鼻先まで持って行き、息を吸ってうなずいた。皇帝の説明には確かに一理あったのだ。キョンは部屋の隅に立てかけてあったパイプ椅子を持ってきて、
銀河一匂っているであろう皇帝から少し離れた場所に座った。それからは二人とも口を閉ざして沈黙に身を委ねた。
部屋の中では壁にかけてあるアナログ時計だけが能弁に、ゆっくりと時間を告げていた。
「250万人」
ハルヒの口からぽつりと、数字が漏れた。実際の量がどれほど膨大で重くても、
数字に還元されてしまえば驚くほど軽い存在になってしまう。250万人が新聞に記載されても、
想像力を羽ばたかせなければその数字が意味するところは見えてこない。ましてや、数字の横に被弾した艦内の惨劇ではなく、
勝利という華々しい文字が並んでいたとしたら、もはやその数字は人々にとって何の意味もなさない記号と化してしまう。
「戦死者だけで250万人。家族まで含めればどれだけの数になることやら。
これでまたあたしを憎む人々が何百万人か加えられたわけね。ちっぽけな肩で全て支えきれるかしら」
「比べられるような理論じゃないが、犠牲と引き換えに、お前に感謝する人々が何千万人か加えられたはずさ。
辛いのなら俺が半分くらい憎しみを背負ってやるよ。それとも、ここで戦いをやめるか?とりあえず帝国の命脈は保たれたわけだから、頃合といえば頃合だ」
キョンは親友のまねをして肩をすくめた。あえて挑発的な言動をとってみせるのは、ハルヒの理性ではなく猛々しい本能にささやきかけたからである。
大きな志を持って行動する人間はむしろ何も考えずに突っ走った方が楽だ、と彼は信じていた。彼自身がそうであるように。
「冗談?やるなら徹底的にやる、中途半端は一番迷惑がかかるわ。もう、後悔はしても迷いはしない。銀河を統一するまで走り続けてみせるわ」
もっとも、キョンに心配されるまでもなかったかもしれない。ハルヒは団長椅子の上に立って腰に手をやると、一言一言を噛み締めるようにして語り始めた。
すげえ数字だな
「これからの戦いでどれだけ戦死者が出るか分からない。
でも、あたしはその死を忘れないし、無駄にもしない。どの戦いでも最小限の犠牲で勝ってみせる。
ううん、あたし達なら必ず出来るはずよ。だから、銀河の全てを敵に回そうとも、掲げたSOS帝国の旗は守りきる。
皆が仰いでくれた旗を降ろしてたまるものですか!」
下から眺めていたキョンには、その姿は死者に対しての宣誓とも、謝罪とも、開き直りとも見て取れた。
彼としては目の前で輝く少女を見失わないようにその後ろを歩くだけなので、迷いはなかったのだが。
「さて、暗い話ばっかりだと不公平だから明るい話をしましょ。ユキの報告では、すでにコンピケン連合内の四つの星系が連合からの脱退を宣言して、
SOS帝国への参加を求めているらしいわ。それだけじゃなくて、九つの星系で住民と駐屯軍による反乱が発生、
残りの星系も反乱が発生したり離反するのは時間の問題だって」
「加えて、俺達の勝利に焦った周りの勢力が戦争の準備を始めて、一部は崩壊したコンピケン連合に侵攻しようとしてる、だろ?」
「その通り。あたし達は速やかに行動しなければならない。部外者に漁夫の利を取らせないよう、このままコンピケン連合の領土へ進撃するわよ。
幸い向こうの補給艦隊と陸戦部隊が反乱を起こしてくれたおかげで、燃料に余裕があるし、星系を制圧する兵力も十分だしね」
「まあな。だが、進撃もいいがまずは風呂。そうじゃないか?」
キョンの極めて現実的な提案に、ハルヒは一瞬きょとんとした顔をした。
我ながらうまく出来たはずだよな、とキョンはやきもきしていたが、やがてハルヒは鈍感な彼の進歩に満足そうにうなずいた。
「あんたも気が利くようになったじゃない。殊勝な心がけね。いいわ、
褒美として神聖不可侵の団長にしてSOS帝国の皇帝であるスズミヤ・ハルヒと一緒にお風呂に入る権利を進呈するわ。さっ、行きましょ!」
「お、おい、引っ張るな」
ハルヒは匂いも気にせず彼の腕を掴むと、豪奢な風呂がある皇帝の私室へ向けて駆け出した。
二人が風呂から上がる頃には、士官用食堂でささやかな戦勝パーティーが開かれることになっている。
そこではSOS団員やSOS帝国の忠臣、彼らを支える多くの幕僚達が待っているだろう。
戦術について持論を展開するコイズミと、料理を賞味しながらそれにじっくりと聞き入るナガト。
チアガール姿でパーティーに参加することを強制されて赤面しているミクル、それを笑いつつカメラに収めようとするツルヤ。
お互いの戦果について激論を交わすビッテンフェルトとグエン。なぜか執事服でパーティーを取り仕切るアラカワと、メイド服で給仕をするモリ。
ちらちらコイズミとナガトの方を見ながら朗らかに談笑するアサクラとキミドリ。
相変わらず毒舌を飛ばし合っているタニグチとクニキダ。誰一人として欠かすことが出来ない仲間達だった。
建国後、初めての危機を退けたSOS帝国は、自らの手で存続する道を勝ち取った。
しかし、会戦前にハルヒが演説の中で述べたように、この戦いは始まりに過ぎない。
遠大な理想を追い求め続ける限りSOS帝国とハルヒに休みはなく、
彼女を忠誠心と崇拝の対象とする人々を率いて立ちはだかる敵を打ち破らなければならない。
新たな風はまだ胎動を始めたばかりであり、その行き着く先はまだ誰にも分からない。
予定より一週間遅れてしまい申し訳ありません。
以上で銀河SOS伝説は全ておしまいです。
途中で休止期間を挟んでしまいましたが、何とか完結させることが出来ました。
涼宮ハルヒの憂鬱と銀河英雄伝説、
まったく違う二作品の射手座の日を通じての組み合わせ、楽しんでいただけたでしょうか。
代理投下してくださった方々、乙!とコメントしてくださった方々、
こんな海の物とも山の物ともつかない作品を読んで下さった方々、全ての人に感謝を。
どうもありがとうございました。
おつんつん
乙だぜ!作者&代理人
相当前から続いてたがついに完結か
乙!
連載始まった頃を思い出してaメンタルな気分
大体そんくらいだったかな、俺がここに出入りするようになったのは。
>>647 チャックは「佐々木 が 縛られる」か。
佐々木「た、橘さん!?」
橘「うふふふふ…」
(省略されてません、続きは最初からないのでわっふるわっふるしても無駄です。)
わっふるが駄目ならば…どうしたらいい?
●<ふんもっふ!ふんもっふ!
代理投下の人&作者乙っす!
ずっと前の方のレスでPSPについて質問した者だけど、板違いの質問に多数のレスありがとう。
ネット端末としては使いづらいようなので、懸賞に外れたら諦める事にするよ、当たったら涼宮ハルヒの約束だけ買う。
古泉「そうめん出来ましたよ〜」
長門「……」ペラッ
古泉「ふぅ…長門さーん!お昼出来ましたよー!読書は終わりにして下さーい!」
長門「…分かった」パタン
古泉「味噌ダレとしょうゆつゆ、どちらにしますか?」
長門「しょうゆ」
古泉「はい、あと薬味はどうしますか?」
長門「柚子こしょう」
古泉「はい。それではいただきましょうか。あ、こっちは麦茶ですから間違えないで下さいね」
長門「分かった。…いただきます」
古泉「はい、いただきます」
男が世話焼きなのが好きだ。
キョン「ハルヒ、俺も
>>731に対抗してそうめん作ったぜ」
ハルヒ「いやよ!あたしは冷やし中華が食べたいのよ!」
キョン「わかった、作ってやるよ。やれやれ」
みくる「そうめんに冷し中華の具を乗せると、冷し中華風になりますよ」
鶴屋「冷し中華用の麺がお家に無い時には、これで試してみるっさ!」
みくる「ちょっとごま油を垂らすとまた美味しいんですよねぇ」
鶴屋「う〜ん、食べ物の話したらお腹空いてきちゃったよ〜」
みくる「もうすぐコーヒーゼリーが固まると思うんで、もうちょっと待っててくださいね」
鶴屋「ほいほーい♪」
百合ではない。…よ?
長門「冷やし中華にマヨネーズかけるのは名古屋人だけ。ぷぷぷ」
朝倉「長門さん、名古屋を敵に回したわね」
ああ、保守しなければいけませんね
キョン「ファンタのもみもみフローズンが既にファンタじゃなくなっているぜ、この野郎!」
バシッ
ハルヒ「ちょっとどうしたのよキョン。そんな顔赤くして」
キョン「いやな、ハルヒ。ファンタもみもみフローズンがもはやファンタじゃないんだよ。溶ければただのジュースの原液の味しかしないんだ」
ハルヒ「それで怒ってたのね」
キョン「まあ、味は悪くないんだけどね」
ハルヒ「じゃあ地面に叩きつけた意味は!?」
喜緑「岐阜県民も、冷し中華にマヨネーズはかけるようですよ」
ファンタグレープが一番。
長門「岐阜県?ああ、名古屋の植民地ね。ぷぷぷ」
朝倉「今度は岐阜県民も敵に回して…」
長門「あ、でも飛騨は別格。あそこは名古屋すら目を向けない陸の孤島だからね。ぷぷぷぷぷ」
朝倉「ごめんなさい飛騨の人本当にごめんなさい」
今日は落ちる日か
あと一日長ければ、1000行くだろうに…
気付けばもう8日目か。
長門「ちょうど8日目なんだったら、このスレもエンドレスエイトになってしまえばいいのに」
キョン「長門がやさぐれた…!」
保守しまぁす
ΩΩΩ<ななな何だってー!?
te
夢の中にこそ真実がある
私の中にこそ宇宙がある
夢より生まれ、夢に帰っていく……。
そんな生命もありますわ。
時には、人の祈りや望みが
涼宮ハルヒの力をかりて
実体化してしまうことがあるのです。
>>745 今エンドレスエイトが放送されている時期だから次スレのAA位全く同じでいいかもねwwwww
AAが先に決まった珍しい例
来週からずっとエンドレスエイトだよ!
来週もエンドレスエイトかぁ…
前回のエンドレスエイトは個人的には好きだったが、長いなぁ…
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 19:41:03.21 ID:qmtmzrnGO
ラスジナが倒せない…どうしたら良いんだ
また誤爆か…いい加減PC規制解除されないかな…
↑全くそうだよな…誤爆ドンマイ。
というか、この板あと数分で落ちるのかぁ…
ながもん、ハルヒ、何とかしてくれぇ!
あ、後二時間か。恥づかしいぜ…
完走目指すか
ksk
ksk
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/28(日) 20:41:32.54 ID:qmtmzrnGO
雨…仕事…辞めt
お互い頑張ろうぜ
kskって良く見かけるが実は未だに意味を理解してない
加速か過疎化の略?
三●<kskとは、この樣に加速している事を表す略語です。
○<対義語にgnskとかもありますよ。
奥が深いなぁー(棒読ry
>>765 使いどころが未だにわからんが意味はわかったw
次はプリンかね
アナル不在は悲しい
両方立てるか!
新SSスレ落ちた事だし。
どっちも立てちゃ駄目なのか?
いっそのこと全部立てれば
アナルは人手十分足りてるし、別に複数スレ立ててもいいんじゃない。
アナル以外のほうが落ちない可能性は低いが立てないよりかは立てる方がいいと思うし。
プリン、アナル両立もありじゃね?
AA探してたら佐々木団のAA沢山出来てて驚いた。
藤原は無かったけどな!
アナ掘デー(尻穴休日)でも並立でもどんとこい
プリンアナル両立に一票!
もともとはプリン、アナル両立してるものだったんだよね?
>>780 そう。
保持数減少で交互になったけど、また700台に戻ったから両方立てるか。
とりあえずここ落ちたらプリン立てるよ。
尻穴はプリンの30分後ぐらいに。
>>780 んだよ。だけどこの板のシステム変更のためにとても両方を保てるような状態じゃ無くなって、
一方だけになった。
こないだの再改変によって、また保てるようになった模様。