澪「バンドやろうよバンド」

律「すぅぅ・・・ふぅ」

律「は？」

澪「中学生のくせにタバコなんて吸って・・・！」

女１「澪に関係ないじゃん」

女２「そうそう。そういうのウザいよ？」

澪「うぅ・・・」

律「そういうこった」

けいおんは高校生だぞ？
桜高軽音部てなってるだろ？

>>1今わかんねー

澪「あの時の約束は嘘だったのか！」

澪「私がベースで律がドラムで。一緒にバンド組もうねって・・・約束してたじゃない！」

律「それは・・・」

女「何言ってんの？律、さっさとカラオケ行こうよ」

律「うん」

澪「律！」

律「・・・」

律（もう昔の私じゃないんだ。頼むから放っておいてくれ）

過去編ってことじゃない？

律（まったく、いつからこうなったんだろうね）

私と澪は幼馴染だ
幼少の頃から引っ込み思案だった澪
誰とでもすぐに打ち解けられる私
私とクラスで浮いていた澪が仲良くなるのに、そう時間はかからなかった

澪と私はいつも一緒にいるようになった

中学校に入ってからも私と澪の関係は変わらなかった

この時はまだ、澪と一生の親友でいられると思っていた

秋山 チョッパーばっかもうええてぇー！！

ちなみに中学に入学してからも澪にはあまり友達がいない
中学生になった澪には益々近寄りがたいオーラが発生していたからだ

だって可愛くて、頭がよくてスタイルがいいんだぜ？
できることならあまり並んで歩きたくないよな

女「律？次、律の番だけど」

律「あ、ああ。ごめんごめん。考え事してた」

律「〜♪」

女「相変わらずへったくそな歌だなあｗ」

律「う、うるさい！」

かわいくてスタイル良くて黒髪ロングのサラサラヘアーの澪たんをクンカクンカできるのは俺だけでいい
絶対にだれも近寄るな
絶対にだ

女１「次どこ行く〜？」

女２「男でも捕まえてご飯おごってもらおっか」

女１「いいねいいね〜」

律「私はいいや。今日は帰る。じゃね」

女２「なんだよ付き合い悪いなあ」

女１「まあ、いいじゃん。それより早くいこ」

本当は家には帰りたくないんだけどね
だって家には

律父「おかえり」

律「・・・」

父「遅くなるなら連絡しろと言っただろ。心配したぞ」

律「はいはい・・・」

父「まあいい・・・ほら、夕飯にしよう。お前が来るのを待ってたから腹ペコだよ」

律「いらない。もう寝る」

父「そうか・・・わかった」

親父とご飯を食べるなんて考えられない
嫌いな人間と顔を合わせて食事などストレスが溜まるだけだ
親父も親父で、毎日毎日私の帰りを待って腹ペコになるくらいなら先に食べてろってーの

父「律、遅刻するぞ」

朝から嫌な声で目が覚めた
勘弁してくれ

父「父さん、もう仕事に行くからな。遅刻するなよ」

うるさい、さっさと行け

ピンポーン

父「はいはーい」

うげえっ、また面倒なのが来たな

父「おはよう澪ちゃん。いつも悪いね」

澪「日課ですから。それより時間は大丈夫ですか？バス出ちゃいますよ？」

父「おっと、そうだね。それじゃあ行ってきます」

澪「行ってらっしゃい」

澪「律〜！」

出た〜

澪「早く起きろ！律のせいで私まで遅刻するだろ！」

律「じゃあ先に行けよ。まったく毎日毎日・・・親父から給料でももらってんの？」

澪「馬鹿なこと言ってないで早く着替えろ！」

律「はいよっと。相変わらず澪の怒鳴り声は目覚ましにちょうどいいな」

澪「何か言った？」ニコ

律「いや、なにも」

澪「律、バンドのことだけどさ」

律「だからやらないって…しつこいな」

澪「せっかく値切ってまで買ったドラムが勿体無いと思わないのか？それに何かに熱中すれば心も体も健康になるぞ」

ならねーよ

律「適当なこと言うなよ。とにかく私はやらないから」

女1「律〜！」

律「おっす〜！じゃあな澪」


澪「律…」

教頭「新しく部活を作りたい？」

澪「は、はい…あの…」

教頭「なんの？」

澪「あ…けい…軽音…」

教頭「なんて！？」

澪「けい…」

教頭「もっとはっきり喋りなさい。まぁいい。どのみち許可はできんしな」

澪「え…？」

教頭「義務教育の内は自主性なんていらないんだよ。お前たちは今ある部活に入部してればいいんだ」

澪「そんな…」

教頭「そういうことは高校生になってからしなさい」

澪「はい…」

教頭「まったく最近の中学生は…！」

音楽の先生「秋山さん」

澪「はい…？」

音楽「さっきの話聞いていたわ。軽音部を作りたいって。良かったら詳しい話を聞かせてくれない？」

澪「は、はい！」


―――――

音楽「なるほど、田井中さんとバンドを」

澪「あの子、今自分を見失ってるんです。バンドに熱中すればきっと昔の律に戻ってくれると思うんです！」

音楽「ふふ、友達想いなのね」

澪「いえ、そんな…」

音楽「わかりました。そういうことなら協力しないとね。私ができることはなんでもするわ」

し

りっちゃん…

音楽「でも、さすがに私の一存で部活を作ることはできないの…」

澪「そんな…」

音楽「そのかわりに放課後の音楽室を自由に使えるようにしてあげる。心配しなくても誰もこないわよ」

澪「本当ですか！？あ…でも…」

音楽「なにか不都合でも？」

澪「律はドラム担当なんです…ここにドラムがないと意味ない…」

音楽「あら、そんなこと心配してたの？だったらすでに解決ね」

澪「え？」

音楽室

澪「ドラムが！？なんで！？」

音楽「私も高校生の時、バンドを組んでいたの。ドラム担任だったのよ」

澪「はぁ…でも何故ドラムがここに？」

音楽「アパートじゃドラム叩けないでしょ？だからコッソリここに持ってきて、放課後ストレス解消に叩いてるってわけ」

澪「そうだったんですか。それで先生はどんなバンドを組んでたんですか？」

音楽「え！？」

支援

音楽（最終的にデスメタルに落ち着いたなんて言えない…）

音楽（それもこれも全部あいつのせいよ！）

音楽「女の子っぽい、静かな感じかな〜。チャ、チャットモンチーみたいな！」

澪「へー！すごいですね」

音楽（嘘ついてごめんなさい！）

いいよいいよー

音楽「条件は整ったわね！あとはどうやって田井中さんを連れてくるかだけど」

澪「今まで何回誘ってもダメでした…」

音楽「なるほど…じゃあ、まずはギターとボーカルを見付けるのはどう？」

澪「ギターとボーカルを？」

音楽「そう。どのみち4人いないとバンドにならないからね」

澪「確かに…」

音楽「田井中さんに頑張ってる秋山さんの姿を見せ付けるの！そうすればきっと田井中さんの気持ちも変わるはずよ」

澪「でもどうやって…私呼び込みなんてできない…」

音楽「うーん…それじゃあポスター作戦ね」

澪「ポスター作戦？」

音楽「音楽室でバンド演奏をしませんかってポスターをつくるのよ！それを学校中に貼るの」

澪「でも教頭先生にバレるんじゃ」

音楽「大丈夫大丈夫！あいつのことだからポスターなんていちいち見てないわよ！」

澪（先生のストレスの原因は教頭なのかな…）

カキカキ

音楽「うふふ」

澪「な、なんですか？」

音楽「なんか昔を思い出してね。仲間のために一所懸命になる…私にもそんな時代があったな」

音楽「私のバンドのギターボーカルがね、それはそれはめちゃくちゃな奴だったの」

澪（な、なんか語り始めた…）

シエンタ

澪「へーそんなことが」

音楽「信じられないでしょ？男のために自分のスタイルを曲げるなんて」

澪「そのメンバーのこと、嫌いなんですか？」

音楽「まさか。あんな奴だけど今でも親友よ。あいつと親友でいられて本当に幸せよ。恥ずかしいから本人には言わないけどね」

澪「へー」

澪（私も律とこんな風になれたらいいな）

男「もう下校時刻すぎてるだろ」

女「……ん。なんだ男か」

女「男こそ何やってるの？こんな遅くまで」

男「学祭が近いからな。俺は実行委員で居残りだ」

女「学祭かあ……」

男「さ、もう帰ろうぜ」

女「……うん、そうだね」

澪「できた！」

音楽「ちょっと字が小さいわね」

澪「うぅ…なんだか恥ずかしくて…」

音楽「まあ、良いんじゃない？ほら、早速貼ってきなさい」

澪「はい！」



音楽「青春してるわねぇ」

音楽（久しぶりあいつに連絡とってみようかな）

翌日

女「律、これ見てみてよ」

律「え？なに？」

『音楽室でバンド演奏をしてみませんか？ギター、ボーカル募集中です。秋山澪』

律「なんだこれ？」

女「さあ？」

なに考えてんだ？澪の奴…

翌日

律「澪、ありゃなんだ？」

澪「おいっす。音楽室で待ってるからな」

律「私は行かないぞ…」

律「音楽室で待ってても無駄だからこんなことやめろよ」

澪「やめないよ。別に律がこなくても音楽先生がいるから楽しいし」

もう勝手にしてくれ

翌年

澪「く、貴様、、、なかなかやるじゃないか・・・・ゲフッ」

律「はっはっはｗｗこの程度でプロレスがやりたい？甘いね！」

爺「ヘルニアいてえ」

なんなんだ澪の奴
一体なにが目的だ？
なんでそんなに私にドラムをやらせたがる

律「ん？」

ＤＱＮ1「『音楽室で一緒にセックスしませんか』と」

Ｄ2「ちょｗｗ書き換えんなｗｗｗｗ」



律「…ッチ」

胸糞悪いものを見てしまった

私には関係ない
これは澪が勝手にやってることだ
ポスターに落書きをする馬鹿が現れることくらい澪だって予測済みだろ


そう自分に言い聞かせ、私はその場を立ち去った

YOSHIKI「俺が入るよ。ただしギャラは８：２な」

次の日、澪は涙目になりながらポスターの前に立ち尽くしていた

澪「…グス」

律「澪…」

澪「あっ律！これは…」

ビリビリ！

律「あ！馬鹿！何してんだ！」

ちょっと音楽室行ってくる

>>46お供しよう

澪「だって、こんな落書きされたら…」

律「消して直せばいいだろ！破ることはないだろ！」

律「せっかく澪が一所懸命に作ったのに！！！」

澪「律…？」

わかってるよ
それくらいわかってる
澪が少ない勇気を振り絞って音楽室を借りたことも、一所懸命にこのポスターを作ったことも

知らないはずがないだろ
何年一緒にいると思ってるんだ

りーつ

これは最終的に泣けるとみた

律「せっかく自分で描いたものなんだから大切にしろよ」

自分の不甲斐なさにヘドが出る
なんで想っていることの半分も言えないんだろう
なんで素直になれないんだろう

私はいつからこんなクソ野郎になってしまったんだろう

澪「ごめん…」

律「いや、いいけど…」

澪「…」

律「…」

澪「今日も待ってるから！」

律「…」


私も澪のように素直になりたいな

入部してくるわ

放課後、私は音楽室に向かっていた
別にドラムを叩くためじゃない
ただ澪の顔を見たかったから

階段の踊り場

Ｄ1「おい、ギター志願しに行こうぜ」

Ｄ2「お前弾けないだろがｗ澪ちゃんに会いたいだけだろｗ」

Ｄ1「バレた？だって澪ちゃん可愛いんだもん」



またこいつらか…

律「ねぇ」

Ｄ1「あん？」

ドス！

思いっきり金たまを蹴りあげてやった
何が澪ちゃん可愛いだ
あいつの作ったポスターに落書きしておいて

Ｄ1「」

Ｄ2「おい！何しやがる！」

律「あいつ泣いてたんだぞ！」

Ｄ「な、何の話だよ」

律「お前らがポスターに落書きしたせいで澪が傷付いたんだ！澪に謝れ！」

Ｄ「あれはギャグのつもりで…」

律「うるせぇ！」

ドン

ちょっと休憩させてください

まってる

（ケータイ小説みたいだなんて言えない……）

今日もまた世界の金玉４つが割れました・・・

律たら金玉蹴られても良い
　
　
　
　
　
　
　
　
　
とか言ってるやついたらマジキチ

律たら金玉蹴られても良い

律は不細工だからいらない

Ｄ「うわあ！」

ゴロゴロ！ドン！

律「ハアハアハア」

律「…！」

血の気が引いた
熱くなりすぎてここが階段の踊り場だということを忘れていた
ＤＱＮは階段の下でうずくまっている
はは、これじゃあ私殺人犯じゃん

りったん…

間違えた
こっち先です



何がなんだかわからなくなって
澪を泣かせたことに腹が立って
また澪にちょっかいを出そうとしているのを阻止したくて

私は全身全霊を込めてＤ2に体当たりをした

Ｄ「うわあ！」

ゴロゴロ！ドン！

律「ハアハアハア」

律「…！」

血の気が引いた
熱くなりすぎてここが階段の踊り場だということを忘れていた
ＤＱＮは階段の下でうずくまっている
はは、これじゃあ私殺人犯じゃん

とんでもないことをしてしまった
わからない、なにも考えられない
恐怖心に支配された私はその場から逃げ出した


ヘアバンドをその場に落としたことには気付かなかった

新ジャンル：ケータイ推理小説

り

っ

まあそんくらいじゃしなないよりっちゃん

ガタバタゴロリン

階段を踏み外した
幸い怪我は膝を擦りむいた程度だった
何も考えられず滲み出てくる血を眺めていた

『あの死体が見つかったら、まずいな』

さっきまでの動揺は嘘みたいに、私は冷静だった
まだ痛む膝の痛みを堪えながら、私は来た道を引き返した


彼女はそこに居た

こちらに視線を一瞬配り
その刹那、私の素振りから全てを悟った彼女は私にこう言った

澪「律は何も悪くないよ」

感情のない人形のようだった
その傍らにはいくつかの亡骸が転がっている
見覚えのある髪型に、見覚えのある背丈

澪「この人たちが悪いんだ…だって私と律の邪魔ばかりするから」

私か、私が悪いんだ
私が、私が殺したんだ

ほっしゅ

私はただ逃げたかった
バンドなんて、本気で言い出した訳じゃない

一緒に居たかったんだ
大人びていく澪が眩しくて、羨ましくて
いつか側に居れなくなるんじゃ、て怖かったんだ

…なのに……妬ましかった

近くに居ると比べられてしまう
成績も容姿も

いつも一緒だったのに
いつのまにか私は独りぼっちだった

それで、一緒がよくて

澪を独りぼっちにしてたんだ

私は一緒がよかった
バンドなんて、本気でやりたいわけじゃなかった

いつも友達にかこまれてる律が
ただ羨ましくて、眩しくて
いつか側にいれなくなるんじゃないかって恐かったんだ

だから…だから居なくなれば、て思ってた

…妬ましかったんだ、この子たちが

この子たちが居なくなれば、私と律は一緒にいれるのに

だから殺したんだ、律とおんなじようにね

律は私のために
私は律のために

だからもうどこにもいかないでね




澪「律はわたしのものだから」

フライングＶ

アンコール！　アンコール！

で、いつ再開するの

寝てしまいました
すみませんでした

寝たとかそういうのはどうでもいい
さっさと書け

私は自分の部屋にいた
どうやってここまで戻ってきたのだろうか
そして何時間ベッドの中で震えていたのだろうか

怖いよ


誰か助けてよ
澪…助けて

ブルルルル

律「！」

携帯が鳴る
まさか…警察？

画面を見て安心した

律「もしもし」

澪「…」

何か喋ってよ
不安になるじゃないか

ｗｋｔｋ

保守

保守ありがとうございます

澪「階段のところで律のヘアバンドを見つけた」

頭を触ってみる
ない
ヘアバンドをしていないことに気付いてなかった

澪「すごい音がしたから見に行ったら…」

律「…」

澪「ＤＱＮの一人が病院に運ばれた」

終わった
私の人生

澪「命に別状はないみたいだけど」

生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
三日と経てば元通り
気が付きゃ
みんな年取って
同じとこに行くのだから
生きてることが辛いなら
わめき散らして
泣けばいい
その内夜は明けちゃって
疲れて眠りに就くだろう
夜に泣くのは赤ん坊
だけって決まりは
ないんだし
生きてることが辛いなら
悲しみをとくと見るがいい

支援

律「言えよ…」

澪「え？」

律「お前がやったんだろって言えよ！犯罪者って言えよ！そのために電話してきたんだろ！」

澪「違うよ…」

律「何が違うんだ」

澪「律にお礼を言うために電話したんだ」

澪「もう一人のＤＱＮが全部話したよ。ポスターのことも階段のことも」

あいつ、気絶してたんじゃないのか
あの後のことも見てたのか

澪「全部私のためにしてくれたんだよね」

当たり前だ
親友だからな

澪「馬鹿みたい…見えないところでカッコつけてさ…」

澪「カッコ良すぎだよ、律」

澪が涙声になっていたのは気のせいではなかった

澪「ありがとう」

…！

律「ごめん…ごめんなさい…澪！ごめんね！私…私…澪に辛くあたって」

澪「わかってるから」

澪「律のことならなんでもわかってるから」

泣かせること言うなよ、ちくしょう
こんなに大声で泣いたのは初めてだった
はは、こんな姿恥ずかしくて澪以外には見せられないや

律「私…お母さんのことがあって…それで…それで」

澪「もういいってば」

澪「律が辛いことくらい知ってるよ。律よりもっと辛い思いをしてる人のことも」

そんなこと私だって知ってるよ
ただ許すタイミングを逃してしまっただけ
本当はもう嫌いでもなんでもないんだ

お母さんの最期の時、親父はそこにいなかった
どうしても抜けられない仕事があったのだという
お母さんは最期まで親父の名を呼び続けていた

親父が病院についたのはお母さんが亡くなってから10分後
もう少し早く会社を出ていればお母さんに会えたのに
親父がいればお母さんはきっと笑って死ねたのに




その日から私は親父を避けるようになった

澪「おじさんに謝らないとな」

律「うん…」


澪「じゃあね」



律「ありがと」

聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で呟いた
電話ごしに澪が笑ったような気がした

支援

ブルルルル

律父「もしもし」

律「私」

父「律か？どうした？」

律「実は」




父「そうか…」

律「相手は一人病院に運ばれたって…」

父「父さんな、今から大事な取引があるんだ」

100


律「そうなんだ」

わかってたけどね
この人がこういう人だってのは

父「電話は切らずに待ってなさい」




父「部長、お話が」

部長「ん？なにかね？」

父「実は娘が」



部長「事情はわかった。だがこの後の大型取引の重要さはわかってるな？」

父「重々承知しております」

部長「ならばどう行動すればいいか頭のいいキミならわかるだろう」

父「はい。娘と取引どちらが大切かなど一目瞭然です」

父「こんな取引クソくらえです」

部長「なんだと？」

父「娘の方が大切だと申しました」

部長「自分が何を言っているかわかるっているか？」

父「覚悟はできています」

サラサラ

ビリ

部長「これはなんだ？」

父「即席の退職願いです」

父「後日正式なモノをそろえてきますので。では失礼します」



父「もしもし」

律「…聞いてたよ」

父「あぁ、すぐにそっちに行く」

バタン

父「律！」

律「…おかえり」

父「ただいま。大丈夫か？怪我はないか？」

律「別に…」

殴られた方がよっぽど気が楽だと思った
優しい言葉を掛けられるとは思っていなかった


澪との約束、守らないと

支援

支援せざるをえない

パパがイケメンすぐる

律「親父…私…ずっとずっとひどいことしてたよね。親父が一番辛いことを知ってたのに…こんな馬鹿な娘でごめん」

父「バカタレ！」

ドゴム！

律「！」

初めて親父に殴られた

父「父さんの自慢の娘のことを悪く言うんじゃない！」

律「親父…」ポロポロ

律「うわあああん！！ごめんなさい！私…私…」ポロポロ

父「いいんだ。もういいんだ」

親父はそれ以上何も言わなかった
ただ黙って泣きじゃくる私を抱き締めてくれていた

決していい匂いじゃないけれど、とても懐かしい私の大好きな父親の匂いだった

親父の匂い・・・ｸﾝｶｸﾝｶ
・・ハァハァｯ

父「娘が迷惑をかけて申し訳ありませんでした！」

ＤＱＮ母「いいんですよぅ！軽い打撲で済んだし、聞けば原因はこの子にあるって言うじゃありませんか！まったく勉強もしないで人様に迷惑かけて…馬鹿な子だよまったく！」

Ｄ「勘弁してくれよカーチャン」

母「頭を打って少しは勉強できるようになれば良かったんですけどね！アッハッハ」

Ｄ「子供に対してそれはねーだろ」

母「黙りな！さっさと怪我を治して店番をするんだよ！人手が足りないんだからね！」

あれこのＤってジャイｒｙ

このＤＱＮジャイアンだろ

母「あんたもいい娘さんを持ったね！」

父「は？」

母「親友のために男二人にかかって行くなんてなかなかできることじゃないよ！あんた私の若い頃にそっくりよ！アッハッハ！」

律「は、はぁ」

こんなお母さんもあり…なのかな？

テラジャイアンｗｗｗ

と、言うことはスネ(ry

タケシｗｗｗ

父「謝りに行ったのに誉められたな」

律「うん」

父「いい娘だって」

律「う、うるさい…！」

父「ははは、まぁとりあえず良かったよ。相手もたいした怪我じゃなくて」

律「親父は会社クビだけどな」

父「それを言うな…これからコンビニのバイトでもするさ。律を育てる義務があるからな」



ありがと、『お父さん』

澪「律！」

律「澪！？ずっと家の前で待ってたのか！？」

澪「うん、これを届けたくて」

そう言うと、澪は私に黄色いヘアバンドを手渡した
お母さんが買ってくれて澪が届けてくれたヘアバンド

私の宝物だ

律「澪…話があるんだ」

澪「なんだ？」

律「あの…さ」

澪「ん？」

律「バンドやろうよバンド」

後日、音楽室

女1「ギャー！皮むけた！」

女2「うるさいわね、まったく」

女1「あんたはボーカルだから気楽だろうけどねぇ！アタシはギターなんてやったことないの！」

女2「じゃあ私より歌がうまくなればいいじゃな〜い？」

女1「ち、ちくしょう！！！」

ジャガジャガ

女1「ギャー！またむけた！」

律「相変わらずうるさい奴等だなぁｗ」

澪「まったくだ」

澪「卒業式ジャック！？」

律「そうそう！この学校に伝説を残こして卒業しようぜ！」

澪「い、嫌だよ」

律「なんで〜」

澪「恥ずかしいもん…」

律「はい却下。みんな！卒業式の手順だけど」

クラスメート「面白そう！」

「本当に伝説になるな」

「澪は俺の嫁」

ＤＱＮ達「俺たちも協力するぜ」

>>61をもっと評価すべき

卒業式当日

ほ〜た〜るのひ〜か〜り〜

「そろそろじゃないか」

「律たちは準備できてるのかな」

バァン！

律「おりゃああああ！」

先生方「な、なんだぁ！？」

律「体育館は我々卒業生が占拠したぁ！」

律「みんなー！準備だ！」

卒業生「うおおおお！」

保守

「はやくドラムを壇上に運べ！」

「アンプ気を付けろよ！」

「後輩共も手伝え！」

後輩「うす！」

先生方「い、一体なんのつもりだ！？」


澪「うぅ…」

音楽「秋山さん」

澪「先生」

音楽「私の親友もめちゃくちゃな奴だったけど秋山さんの親友はそれ以上ね」

澪「ご、ごめんなさい…」

音楽「謝ることはないわ。田井中さんとずっと仲良くね。卒業おめでとう秋山さん」

澪「ありがとうございます！」

律「澪！早く壇上に！」

澪「あ、うん！」



卒業生「いいぞー」

卒業「頑張れー」


女2「みんな！卒業おめでとう！私達からこの歌を贈ります！聴いて下さい！」

律「1、2、3、4！」

倉庫

ＤＱＮ1「始まったみたいだな」

ＤＱＮ2「俺も見たかったぜ」

教頭「き、貴様ら早くここを開けろ！」

Ｄ1「せんせ〜俺、高校に入ったら勉強ついていけるか不安なんですよ〜。卒業式が終わるまで補習に付き合ってくださいね」

Ｄ2「閉じ込めておいて補習もクソもないけどなｗ」

律「今日から高校生だな」

澪「うん」

律「友達できるといいな」

澪「う…うん…」

律「大丈夫だってぇ！澪にもたくさん友達ができる！私が保証するよん！」




唯「遅刻遅刻〜！」

ドン！

律「うわた！」

唯「いたっ！」

律「いてて…」

唯「ご、ごめんなさい！遅刻が急いでて私に間に合わなくて入学式が…とにかくごめんなさーい！」ピュー！

澪、律「な、なんだったんだ？」

「ごめんなさい、ちょっと通りますね」

律「あ、はい」



澪「可愛い子だな」

律「でも眉毛が太いな」

澪「私達も行くか」

律「うん」



律「澪」

澪「ん？」

律「私達ずっと親友だからな」

澪「うん」

律「約束だぞ」

澪「うん」

律「10年後も親友でいられるか？」

澪「10年後も20年後も親友だ」

律「そっか。良かった」

澪「なぁ、律」

澪「バンドやろうな」







やるに決まってるだろ？






ｆｉｎ

終わりかよw

乙

乙一

市営

エピソード0完

百合まだ？

読んでくれた方、保守支援ありがとうございました
携帯小説っぽいのはスマンｗ
俺、こんなのしか書けないんだｗ


それよりエピソード1もあるんだけどやってもいいですか？

ならば全力で保守するまでよ

やらなきゃダメ

書いちゃダメ＾＾

エピソード1

澪「翼をください」

このＳＳは翼をくださいの補完のつもりで書きました
もし良かったらこちらも読んでみてくださいね
まとめてくれてる方がいるのでそちらでお願いします

完全プロ志向
当方ボーカル
ギター、ベース、ドラム募集
ヤンキー不可

面白かった

>>1はあれの作者だったんだ
「翼をください」は最初に読んだときはちょっと泣きそうになった

よかった

〜

ほっ

そういうこったｗｗｗｗｗｗｗ

期待

すごいよかった！

続き期待

なるほどね

読むぞ！

ほ

別にいいけど澪ってどうしてこうまでしたのに文芸部に入部届けを書いたの？

　　　　　　　　　　　　 ／）
　　　　　　　　　　　／／／）
　　　　　　　　　 ／,.=ﾞ''"／　　　
　　　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つ　　　　　　こまけぇこたぁいいんだよ！！
　　/　　　　　 /　　　_,.-‐'~／⌒　　⌒＼
　　　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃（ ●）.　（●）＼
　　　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　　　　　　,ｲ｢ﾄ､　　,!,!|　　　　　|r┬-|　　　　　|
　　　　　/　iﾄヾヽ_/ｨ"＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

>>161
この澪は即軽音部入部と脳内補完してもらえると嬉しい
ここまでして文芸部だったらもはやギャグだからねｗ

ほ

おいもう保守する必要ないだろ
潔く落としてやれよ

ほ

そして第1話・・・


律「なー澪ー、軽音部入ろうぜー」

澪「文芸部入るからヤダ」

ほ

へ

唯「りっちゃ〜ん、百合ってなーに？」

律「ん〜？女同士でエッチをすることだよ」

澪「こら！唯に変なこと教えるな！」

唯「女の子同士でエッチするの？変なの〜」

律「変だよなｗ」

紬「…」ゴゴゴゴゴ

紬「澪ちゃん？」

澪「ん？どうしたむぎ？」

紬「ちょっと澪ちゃんにお話があるの」

澪「ああ」

プス

澪「あいた！」

紬「どうしたの？」

澪「いやなんか…気のせいかな」

紬「そ♪」

きたー！！！

何か始まったｗ

後日

律「おいすー」

澪「おっす」

律「なんだ、澪だけか。むぎと唯は？」

澪「さあ？」

澪「」カチカチカチカチ

律「…？」

律「なんでさっきからカッターいじってんの？」

澪「別に？何か文句ある？」

律「いやないけどさ…」

律（なに怒ってるんだ）

澪「律ってさ」

律「んぁ？」

澪「可愛いよね」

律「ああ、今頃気付いた？」

澪「ふふ♪可愛い」

律「お、おい」

澪「」カチカチカチカチ

律「とりあえずカッターを置かないか？怖いんだけど」

澪「へ？なんで？」

律「なんでって…なんか変だよ。今日の澪」

澪「律、質問ね☆」

澪「私に殺されるのとぉ、私に犯されるのどっちがい〜い？」

律「はい？」

律（澪風のギャグ…なのか？）

律「あ、アハハハ！なーにつまんないこと言ってんだ！つまんなすぎて笑ったよ！」

ドン！

律「ひっ！」

澪「私はどっちがいいかって聞いたの」

律「おい！本当にどうしたんだ！どうしてそうなった！」

澪「質問に答えてよ、りっちゃん♪」

律「お前…一体誰だ…！？」

澪「親友に対して誰だ、なんてひどいなぁ。これはお仕置きが必要だな」

どうしてこうなった

支援

ほ

! !､　　　　　　___　 　 / ﾉ　 　
　　ヽ ヽ､ ,彡ﾌ￣　￣ヽﾐミ､／ /
　　　ヽ　ﾌ''　　　　　　　　 く　/
　　　 _ 〉'　　　　　　　 　　 ヽ/,_
　　　(ヽi,　 　 　 /;ヽ 　 　 　 i/ ）
　　　 i　! ,,_____ノ､i;;iヽ､_____､ i　i　　同じ板にコピペするとそのままだけど
　　 　 !　'ヽ__●ノ' 'ヽ_●,ノ ,ﾉ i　　違う板にコピペするとかわいい美少女の顔
　　　　!､jヽ､ ,-　　 ;;　-､　/ _ﾉ　　に変わる摩訶不思議な鬼コピペ。
　　　　 〉　/,､''`ヽ__/` ' ,､' 　）
　　　　 '!,　ヽ`t-,､__, -'ｲ/ 　/
　　　　　ヽ　ヽt,=,='='=ｲi　 /
　　　　　　＼ `'"~⌒~"'　ノ

さるが…ちくしょう まじきち！注意


律「え…ちょ…」

澪「動いたら殺すから♪」カチカチカチカチ

律「な、なんの冗談だよ！やめろよ」

ドン！

女の子とは思えないほどの力で押し倒された
澪のカッターは私の首筋にあてがわれている

律「あ…あ、あ…」

澪「あーあ」

律「うあ…あぁ…」ﾁｮﾛﾁｮﾛ

澪「漏らしちゃった♪どうしたのかな〜りっちゃん♪赤ちゃんみたいでちゅね〜」

律「やめ…て…」

澪「律のおしっこ飲んであげるね」

律「！」

澪「ｽﾞｽﾞ…すぅぅ、ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙ」

澪「ぷはぁ」

澪「律のおしっこあまぁい☆」

律「な…なにしてんだよ…」

律のおしっこ舐めたい

律「やめろよ…やめて…」

澪「もしかして律も飲みたいの？じゃあ口うつししてあげるね」

澪「ｽﾞｽﾞｽﾞ、ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙ」

澪「ん〜♪」

律「い、いやだ！やめろ！」

一つ聞きたいんだけど、さっきからの延長線上？
それとも世界観は別になってるの？

律「んぷ…！」

澪「ん〜。ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙ」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

律「ぷは！ケホッケホッ…ぅおえっ！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

澪「あーあ、溢しちゃって。もったいないな」

律「うぐ…なんでこんなこと…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

>>189
別です
あっちはアレで完結

ちょっと休憩します
なんかこういうＳＳすごく疲れる

保守

た

>>191
そっか、同じだったらちょっとヤダなぁ、何て思ってたんだ
支援…じゃなくて保守

ほ

なんだ今日は律受けの日か
律受けがこんなに良いものとは

澪「ねぇ律」

律「う…う…う…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「律はどこを舐められると感じちゃう？」

律「いや…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「ね♪私に教えて♪私達親友でしょ？」

抵抗することができず澪に服を全て剥ぎ取られる

律「もういやだ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「嫌よ嫌よも好きのうちってね☆」

澪

律は抵抗することができず澪に服を剥ぎ取られる

律「もういやだ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪「嫌よ嫌よも好きのうちってね☆」

澪「じゃあ、クビから舐めるね」ﾍﾟﾛ、ﾁｭｳ

律「…んっ…」

ほ

支援

律「ウラア！」

ガバッ

澪「うわ！」

律「いい加減にしやがれ在日ワキガ便所飯が！」

澪「え…ちょ…」

律「今までの恨みだ！くらえ！」

ガッシボッカ
アタシは死んだけいおん(笑)

エロ展開は見飽きた。
見るのやめるわ。

俺は書き溜めをしないとSSを書く資格がないということを、おわかりいただけただろうか？

自分を見失っていたよ
ちょっと吊ってくる

おい、いくらなんでも投げ過ぎだろｗｗｗｗｗ

ほ

ワラタ
無理しなくて良いと思います

>>208
書けないって言ってんだから解放してやれよ

亜コメントムービー片エビ固め