薄明よりも明るきもの肉の淀みよりも蒼きもの

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
空の淀みに浮かび上がりし矮小なる我の名において
2長門.ぁう ◆NAgatO.XAU

我等は姿無きが故にそれを畏れ人が希望を持ちえるのは死が目に見えぬものであるからだもしわたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない空と大地を繋ぎ留めるように誰かの心を繋ぎ留めることができただろうかぼくたちは
ひかれあう水滴のように惑星のようにぼくたちは反発しあう磁石のように
肌の色のように剣を握らなければおまえを守れない剣を握ったままではおまえを抱き締められない…