乙、迷惑かけてすまん
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
▼2ちゃんねるのおやくそくについては
(p)
http://info.2ch.net/before.html *特に荒らしは徹底スルー
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:01:21.60 ID:gXBSOEn8P
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:02:14.07 ID:uXrN3VO40
パー速でやれ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:07:02.75 ID:gXBSOEn8P
【ファションセンス】
ク「君がこんな派手な服を持っていたとは、以外だな」
男「冒険のつもりで買ったんたけど、一度も着て無いんだ」
ク「案外似合いそうなのにもったいないな試しに今着てみないかい?」
男「え、けど……」
ク「いいから、いいから。早く着替えてみろ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ク「やっぱり似合うじゃないか、次のデートの時それを着てきてくれないか?」
男「けどこんなの着て一緒に歩くのはクーに悪いよ」
ク「それを決めるのは君ではない、私だ。私はそれを着た君と一緒にあるきたいんだ」
男「えっ?もしかしてけっこう悪くなかったりする?」
ク「かっこいいよ、すごくにあっている」
男「……ありがとう、うれしいよ」
ク「君はもともとかっこいいんだ、だからこそもっと色々な君の姿をみせてほしい
たくさんのかっこいい姿を見せてほしい」
男「なんか恥ずかしいよ、けどそう言ってくれるならがんばってみる」
ク「ああ、期待させてもらうよ、未来のもっとかっこいい君の姿にね」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:13:29.53 ID:jUFgTA4XO
お、マジで立ってる
ネタが出来たらなんか書くわ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:19:52.48 ID:gXBSOEn8P
【恋する空】
男「あれ、何読んでるの?」
ク「……少し恥ずかしいな、聞かないでくれ」
男「あれっ?珍しい反応」
ク「私にだって見られたくない物はある」
男「ふ〜ん(けど本当なに読んでるんだろ)」
ク「ん?」
男(ケータイ小説!?)
ク「君!今見たな!」
男「ごっゴメン!」
ク「私だって怒る時は怒るんだ!聞くなと言ったんだから聞くな!見るな!」
男「けっ…けど何でそんなの読んでたの?恥ずかしがってたってことは……」
ク「いい加減に……」
男「ヒィッ!」
ク「……まあいい、私は普通の女とは少し違うだろう、だから知りたかったんだ普通の女とはどんな恋愛をしているのかをな」
男「それで、分かったの?」
ク「いや、まったく分からなかったなもっとも初めから期待などしていなかったが」
男「クーはクーだよ?」
ク「私だってたまにはさみしくなることもあるのだよ」
男「さみしいなら俺に言えばいいだろ、いつだって側にいるからさ」
ク「……そうだな、うん、そうだありがとう。私は君にそう言ってほしくてこの本を読んでいたのかもしれない」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:21:02.52 ID:gXBSOEn8P
お題ぷりーず
つ「手作りのお弁当」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:37:28.80 ID:gXBSOEn8P
2レスつかいます
12 :
1/2:2009/06/01(月) 20:38:42.22 ID:gXBSOEn8P
【昼休み】
ク「ん?寝ているのか」
男「……」
ク「まったく、この私がすぐそばにいるというのに」
男「……」
ク「君の寝顔は何度も見ているが、こんな形で見るのは初めてだな」
男「……」
ク「なんだかいつも見てるのよりかわいいかも、安心しきってる感じ」
男「……」
ク「今、しゃべり方が変だと思わなかった?」
男「……」
ク「案外たまにはいいんじゃない、べったり甘えられるのも」
男「……」
ク「こんなの誰にもいわないでね、恥ずかしいから」
男「……」
ク「だから……………」
男「……」
ク「ふふっ口止め料、払ったからね」
13 :
2/2:2009/06/01(月) 20:39:41.89 ID:gXBSOEn8P
【教室】
男「どうかしたの、クー」
ク「慣れないことをしていたからな、少し疲れてしまったよ」
男「大丈夫?」
ク「……やはり私は私でしかないんだな」
男「いきなりどうしたの?何か変だよ」
ク「なんでもないさ、気にしないでくれ」
男「……?クーはクーだよ」
ク「そうだな、それだけのことだ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:40:10.25 ID:jUFgTA4XO
男「あ、雨だ……」
女「傘を持ってくるのを忘れていたな」
男「どうする、止むの待つか?」
女「それも良いが、濡れて帰るのもまた一興ではないか」
男「風邪引くって。却下」
女「むう、ならば……」
バサッ
女「相合い傘ならぬ、相合いコートだ」
男「いいのか? 服びしょ濡れになるぞ」
女「構わないさ。服は乾くが、君との仲を進展させる機会はそうないからな」
男「それじゃ、お言葉に甘えて」
女「君の体が近いと、嬉しくなるよ」
男「いいから、あんまり濡れない内に早く帰るぞ」
女「ふふふ……」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 20:40:58.26 ID:gXBSOEn8P
終わりです
少ないけど書きだめもこれで終わり
女「……」
男「クー、部屋の隅で何してんの?」
女「男ッ!? 今日は遅くなるんじゃ……」
男「たまたまバイトが早く終わっただけだけど……何か隠してる?」
女「そ、そんなことはない。君に隠し事などするものか」
男「なんか変だなぁ、何も隠してないなら体ごとこっち向いてみてよ」
女「……」クルッ
男「…ショートケーキ?」
女「……出先で無性に食べたくなって、でも君の分まで買うお金がなかったから」
男「それでこっそり食べようと?」
女「……すまない、明日君の分も買ってくる。いや、むしろ手作りする。悪気はなかったんだ」
男「そんなの、気にする必要ないよ。クーだって女の子なんだし、たまには甘いものだって食べたくなるよ」
女「ありがとう、こんな私を許してくれて……」
男(あーもう可愛いなぁクーは)
男「クー、回覧板が回って来たよ」
女「何々……ほう、近々献血車がこの辺りに来るらしいな」
男「クーも行く?」
女「無論。大事な君が事故に合った時、血が足りないでは済まされないからな」
男「あれ、でもクーってO型じゃなかった?」
女「そうだが」
男「俺はAB型だから、もし事故っても輸血出来ないよ」
女「……!!」
男「く、クー? 顔面真っ青だよ大丈夫?」
女「……そうか、私は君の一大事に、血の一つも分けてやれないのか」
男「そんな、思い詰めなくても……」
女「私は駄目な女だな、君に身も心も捧げたのに、一番大事な時には役に立たない……グスッ、ヒクッ」
男「おわぁぁっ、泣かないでよクー!」
……クーのために、万が一にも事故には遭うまいと固く誓った男であった。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:03:24.79 ID:jUFgTA4XO
他の書き手を呼ぶためにage
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:09:57.08 ID:gXBSOEn8P
お題
つ「手作りのお弁当」
ク「ほら、君の分のお弁当だ」
男「いつもありがとう大変じゃないの」
ク「そんなことはないさ、君に喜んでもらえるんだからね」
男「けどやっぱりそろそろ何かお礼がしたいんだ」
ク「そうだな、なら次から少し量を増やすから、これからもたくさん食べてくれ」
男「えっ?それのどこがお礼なの?」
ク「私は君に喜んでほしい、そうすれば私も嬉しい、だから私のお弁当で喜んで
そしてもっと私を喜ばせてほしい、それが最高のお礼だよ」
男「そっか、じゃあこれからもたくさん食べるね、クーの作ったものならいくらでも食べるから」
ク「そこまで言ってくれるとこっちも作りがいがあるな、だが食べ過ぎにだけは気をつけてくれよ
君が苦しむと私も辛いから」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:36:31.52 ID:gXBSOEn8P
ほ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:38:31.84 ID:jUFgTA4XO
女「雨、止んだな」
男「あー、裾に泥はねちゃったよ」
女「どれ、見せてみなさい」
男「どうする気?」
女「この程度なら問題ない」
ビーッ
男「!?」
女「ほら、こうすれば泥は隠れる」
クルクルッ
男「クー、スカート破いて……」
女「君に恥はかかせたくない、これで良い」
男「……男前だなぁ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:53:21.99 ID:gXBSOEn8P
男「アイス買ってきたんだけど食べる?」
ク「これは、かなり高いはずだが、無理はしなくても」
男「クーが少しでも喜んでくれるならそれでいいよ、宝石ってわけでもないし」
ク「それでも、君からもらうの物は値段の張る物ばかりだ、嬉しいとは思うが大丈夫なのか?」
男「大丈夫だよ、平気」
ク「君が自分のために使う分がのこらないだろう、無理をされても私は嬉しくない」
男「……解らないんだ、ほかにどうすればいいのか、どうすれば喜んでくれるのか」
ク「私は君がいてくれればそれでいいんだ」
男「それだと俺の気が済まないんだ」
ク「それは君の自己満足だ、君は私を喜ばせようとして私を傷つけているんだ」
男「……」
ク「私が好きなのは今の君じゃない、ありのままの君なんだ、だから無理はしなくていい」
男「うん、わかったよけどこのアイスは食べてよね、これで最後にするからさ」
ク「そうだな、せっかく買ってくれたんだ、嬉しいよ君からもらっえるものはすべて」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:58:57.41 ID:tGLlwuHvO
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 21:58:59.42 ID:0OiS5S7I0
あげ(・∀・∩)
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 22:08:50.13 ID:tGLlwuHvO
お題投下
・夏服
・仕事帰り
・新型インフルエンザ
・エコなクーと男
・あれ?ちょっと太った?
・街でばったり
・旅行中の男とクー女将
・クーのライバル
・国民的アイドルクー
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 22:16:06.98 ID:qLm01P0U0
>>1乙☆保守
素直クールスレが立ったのって久しぶりだよな。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 22:17:09.60 ID:gXBSOEn8P
男「あれ?ちょっと太った?」
ク「もう一度言ってくれ」
男「いや、だからちょっと……」
ク「だまれ」
男「クーが言えって……」
ク「だまれ」
男「はい」
ク「だまれ」
男「………」
ク「よし、そのまましばらく話しかけるな」
男「はい」
ク「だまれ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 22:46:20.42 ID:gXBSOEn8P
>>28 ク「美しさとは主観的なものであり、相対的なものだ」
ク「美しさに絶対的な基準など存在しない」
ク「だがそれは美しさを具体的に数値化してくれる」
ク「数字が増えれるということはあらゆる意味において醜くなってしまったと言うことだ」
ク「その言葉は醜くなったと言われるのと同じ意味なのだ」
ク「それが全てでは無いことはわかっている、だが私たちにはそれ以外に頼れるものが無いんだ」
ク「基準がそれしか無い以上、その言葉は世界共通の基準によってお前は醜いと目の前で言われるも同然のこと」
ク「まるで世界中の全ての人々から自分を否定されてしまったような気分になる」
ク「わかるか、その恐怖が絶望が悲しみが」
ク「どれほどバカらしくても私はそう感じたんだ、君は私にそう感じさせたんだ、ほかならぬ君の口からお前は醜いといわれてしまったんだ」
ク「どれほと親しい中であろうとも言ってはならないことがあるんだ、よく覚えておけ」
男「……わかりました」
ク「だまれ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 23:12:02.21 ID:0OiS5S7I0
素直クールってこんなんだったっけ?
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/01(月) 23:45:53.37 ID:gXBSOEn8P
お題
国民的アイドルクー
ク「そーですねーやっぱりクーは彼氏といる時が〜」
―――――――――――――――――――――――――――――――
男「あ、クー今ちょうどテレビに移ってるよ」
ク「分かっている」
男「ずいぶん真剣に自分を見るんだね」
ク「しっかり反省しないといけないからな、こういう形で見るからこそ見えるものもある」
男「けどホントテレビだといつもと違うよね、大変じゃない?」
ク「よく言われるがみんな芸能人だからと深刻に考えすぎなんだよ、ようは客商売なんだから
お客様のまえで笑顔を振りまくのは当然のことだ、たしかに少し極端ではあるけどね」
男「なんか…嫌なアイドルだね」
ク「商魂あふれると言ってほしいな、最近は楽屋では暗いことも含めて私のキャラになっている」
男「隠し撮り企画のも見たけどあれはあれで極端だよね、いつもあんなに不機嫌そうにしてるわけでもないだろ」
ク「いや、やはりストレスはあるよ、君の前以外どんな場所でもアイドルのクーとして振る舞わなくていけなくなった
本当の自分がどちらなのか自分でもわからなくなる時がある」
男「けど俺の前では本当のクーでいられるんだろ、あんまり時間無いかもだけどいつでも来てよ、愚痴くらいなら聞くからさ」
ク「ありがとう、君はやはり私の安らぎだ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 00:09:25.24 ID:6B5hzM/s0
あげ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 00:12:45.08 ID:BVUlry0uP
お題
新型インフルエンザ
男「クーあんまり俺に近づかないほうがいいよ」
ク「さすがに今回ばかりはそうさせてもらおうか、私だって命はおしい」
男「はっきり言うね、けどそれじゃなんか俺が死ぬみたいだよ」
ク「もしそうなら私にもうつしてくれ、同じ病気で同時に死ぬというのも悪くない」
男「怒るよ」
ク「すまない、不謹慎だった、さっきも言ったが私だって命はおしい、それに私はもっと君と喜びを共有していきたい
こんなところで死ぬ気はないし、君に死なれるわけにもいかない、早く元気になってくれ」
男「そうだねクーのためにもがんばるよ」
ク「ああ、たのんだぞ、これ以上君とふれあえない時間には耐えられそうにない」
保守る。
36 :
1:2009/06/02(火) 00:44:10.83 ID:HeIdtrObO
ク「人間関係の表現と言うのは面白いものだな」
男「突然どうしたの?」
ク「いやなに、ふと思ってな。例えば、『好き』という状態があるだろう」
男「……! あ、あるねぇ」
ク「ふふ、どうした? 私の口から出た単語が、なにか琴線に触れたか?」
男「べ、別になんでも……!」
ク「ふふ、まぁいい。一般に『好き』の反対語といえば『嫌い』だな?」
男「うん、まぁ、そうだね」
ク「しかしこと人間関係においてはさにあらず」
男「……へえ?」
ク「うむ。人間関係において、『好き』の反対は『無関心』なのだ」
男「あー、そういえば聞いたことがあるね」
ク「うむ。『好き』であれ『嫌い』であれ、相手に対し注目していると言う意味ではベクトルは重なるからな。
だからこそ、反対の状態は『注目しない』、つまり『無関心』となるわけだ」
男「なるほどー」
ク「そして、『良い』と言う形容詞があるな。その反対は?」
男「そりゃ『悪い』でしょ?」
ク「うむ、一般的にはな。だがここで一つ単語を付け足すと、それは正解でなくなる」
37 :
2:2009/06/02(火) 00:45:53.40 ID:HeIdtrObO
男「単語?」
ク「ああ、実際に示してみよう。『良い女』……さて、反対はなんだろうな?」
男「あー、なるほど。確かに『悪い女』だと、あんまり反対って感じじゃないね」
ク「そこでさらに、その事例で話題を進めてみよう。
……ここに一組の、交際中の男女があるとする」
男「う、うん」
ク「そしてその交際の結果、女性は身篭っている」
男「み……!」
ク「ふふ、どうした? なにか気になる単語でもあったか?」
男「……もー、判ってて言ってるでしょ?」
ク「さてどうかな? まぁ、赤面し狼狽する男が愛らしくて仕方ないのは確かだな、ふふ」
男「勘弁してよ………」
ク「承知した、話を戻そう。
そして身篭った女性は、男性に対して詰め寄るわけだ。『こんな事になったのはお前のせいだ』『責任取れ』
『自分と結婚しろ』『養え』と」
男「うん、まぁ……そうなるだろうね」
ク「だがしかし男よ、責任感を別にして、正直な所感はどうだ?」
男「んー、まぁ……こんな事女性に言うのは気が引けるけど、正直そんな風に詰め寄られたら、途方にくれるなぁ」
ク「うむ、率直に言って、このような態度を取る女性は『重い』『イタい』『地雷』と表現されてしかるべきだろう」
男「だれがうまい事を言えと」
ク「なんにせよ、『いい女』とは言いがたいのは確かだな」
男「うん、まぁ、その人も必死だからなんだろうけど……そういうイメージからはちょっと離れてるねぇ」
ク「ここで『いい女』ならば、男性に対し辟易させるような態度は取らない。あくまでさっぱりと事実のみを告げ、
あくまでこの事は喜ばしいことであるという態度を保ち、男性に対し責任を追及したりせず、シングルマザーに
なる事も辞さない」
男「うーん、確かにそういう態度はかっこいいかも知れないけど……男としては、気が引けるだろうなぁ」
ク「くっくっく、そこが要だよ、男よ」
男「え?」
38 :
3:2009/06/02(火) 00:47:22.76 ID:HeIdtrObO
ク「責任を追及して男性に渋々に従わせるのではなく、あくまで男性自身が自発的にそう動くように仕向ける、
それこそが『いい女』と言うものだ」
男「うーわぁ……まんまとハメられちゃったってわけ?」
ク「そのとおりだ、男よ。だが安心してくれ、私はそのように素直に誘導されてくれる面が大好きだ」
男「うー、褒められてる気がしない……」
ク「済まない、言い方が悪かったな。言われずとも気遣ってくれる男が私は堪らなく愛しいぞ」
男「……やっぱり、言いように踊らされてるなぁ……」
ク「ふふふ、腐るな腐るな。
さて、先述のような態度の女性は、まぁ『いい女』と表現しても差し支えはあるまい?」
男「うん、まぁ、いくつかある『いい女』のイメージの一つではあるだろうね」
ク「だだしかし、ここで男性を意のままに操るためにそのような態度をわざと取った、と言う面に着目するなら、
また別の表現をする事も可能だろう」
男「別? えーと、『賢い女』とか?」
ク「それもまたいい表現だが、もっと的確なものがあるだろう?」
男「的確、っていうと?」
ク「『悪い女』、だ」
男「あー………」
39 :
4・ラスト:2009/06/02(火) 00:48:27.41 ID:HeIdtrObO
ク「どうだ? 形容詞に限るなら反対語である『いい』と『悪い』が、女性の形容詞である場合では、
むしろ類義語となるのだ。なかなか皮肉が効いているだろう?」
男「なるほど、それで『人間関係の表現は面白い』って言ってたわけか」
ク「然り」
男「……ところでさ?」
ク「なにかな?」
男「その……身篭ったとか責任とか男性が自発的な行動を取るよう仕向けるとか、話題に深い意味はないよね?」
ク「くっくっく、さてどうかな? その件に関してはノーコメントとさせていただこう」
男「クーってば!」
ク「私に言えることは一つだ」
男「?」
ク「そのような場面に直面した時、男は私が促さずとも私の望む言葉を言ってくれる、
『いい男』であると信じているからな、ふふふ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 00:49:44.31 ID:HYWbWYrHO
ほのぼの板かと思った
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 00:51:27.76 ID:BVUlry0uP
お題
街でばったり
男「あれっクー偶然だね」
ク「あっ…ああそうだね、あえて嬉しいよ」
男「ようす変だけど、どうかしたの?」
ク「何でもない、ただ突然だったからね」
男「クーも驚いたりするんだ」
ク「そう言うわけでわないが、今日は一人で過ごしたい気分だったから、少し予定が狂ってしまった」
男「そうなんだ、なら邪魔しないよ」
ク「いやまってくれ、そう言う意味じゃない、私は君の笑顔を見るだけで
君のことしか考えられなくなってしまう、もう今日は一人ではいられそうにない」
男「なら今からとこか遊びにいこうか」
ク「ああ、そうしよう、私の予定が駄目になったんだ、今日は楽しませてもらうよ」
「まとめて話してよー!」で何かできないものか。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 01:42:15.92 ID:BVUlry0uP
お題
夏服
ク「そろそろ夏服を出す季節だな」
男「あれ、なんだか嫌そうだね」
ク「夏はどうしても服装がシンプルになりがちだから、春よりも楽しみが少ないんだ」
男「そんなもんか、俺は楽でいいけどな」
ク「沢山の私を君に見てほしいんだ、そのためにも服は重要だから」
男「けど服が全てでも無いだろ、それに俺は早くクーの夏服が見たいな」
ク「そうか、私は私だ、服にばかり囚われるわけにはいかない、たくさんの私をみてもらうためにも
春物のままでは変化が無いのと同じ、夏には夏の楽しみ方もあるわけだしな」
男「そう言うこと、楽しみにしてるよ」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 02:00:34.69 ID:BVUlry0uP
ねる
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 02:07:31.44 ID:01pDB0ut0
otu
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 02:09:42.35 ID:ccB+DZyV0
vipに来てみたら久しぶりに素直クールスレが・・・
何か書くか・・・
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 03:09:55.55 ID:01pDB0ut0
おとさせやしない
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 03:20:13.09 ID:j+vXeLRYO
お題 嫉妬
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 03:28:23.61 ID:j+vXeLRYO
shit!先走っちまった!
男「あー、まいんたんは可愛いなあ」
素「ただの子供じゃないか。くだらない」
男「ふんっ。女などには解るまい、まいんたんの後光から溢れ出る魅力が! あうー、まいんたんとちゅっちゅしたいよぉ」
素「この餓鬼は子作りは出来ん。つまり私の勝ちだ。私なら何時でも男との子を授かることが出来る。なんなら今からでも」
男「……まいんたんは料理作れるけどね」
素「――ッ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 03:43:32.87 ID:j+vXeLRYO
保守がてら適当に妄想
男「ルイズ可愛いよ! ピンクの髪もふもふっ! 否! くんかくんかしたいよぉ!」
素「またくだらないメスにうつつを抜かしているのか」
男「出たな、三次元」
素「人を妖怪や怪人のように呼ぶんじゃない。代わりに嫁と呼ぶが良い。男の様な種からは愛するものを嫁と呼ぶんだろう? ほら、嫁だ、言ってみろ」
男「やだね! 俺の嫁はルイズだけだ! あああぁぁああルイズウウウウウ!」
素「こんなぺったんのどこがいいんだ? それよりも私の胸を見ろ。こっちの方が手応えがあるぞ。仕事のやりがいがあるぞー」
男「……ふっ」
素「む? 何が可笑しい」
男「ドングリの背比べ、か……」
素「くっ!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 03:54:07.47 ID:j+vXeLRYO
男「すぱー。やっぱセブンスターはガツンと来るなあ」
素「おい、男。煙草は体に悪いぞ」
男「こればっかりはやめられんよ。すぱー」
素「ええい!」
ヒョイ
男「ああっ! まだ半分残ってるんだぞ! 返せ!」
素「駄目だ!」
男「かーえーせー!」
素「そんなに吸いたければ、私の唇を吸うが良い!」
男「……」
素「ほらっ! どうした! 存分に吸うが良い!」
男「……なんかもう、いいや……」
素「あっ! おい、どこにいく? まだ私のアイスミントメンソールは吸われてないぞ! おい!」
素「行ってしまった……」
ジーッ
素「男の煙草……。間接キス……。うへへへへ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:04:11.06 ID:j+vXeLRYO
男「もう六月か。やな季節だなあ」
素「そうか? 私は好きだぞ、六月」
男「だってジメジメしてる癖に暑いじゃないか、やたら雨も降るし」
素「一理あるが、大した問題ではないな」
男「たくましいね……。あっ! あと祝日がない、これが一番だね」
素「何を言っている。そこが一番いいんじゃないか」
男「なしてさ?」
素「だって、一年の中でもっとも男に会えることが出来るじゃないか」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:18:24.74 ID:j+vXeLRYO
ツ「べ、別にたくさん作っちゃっただけなんだからねっ! 捨てるよりはマシだからあんたに上げるだけなんだから!」
男「昨日もそんなこと言ってたよね。まあ、貰うけどさ」
素「おい、男。私は今にも空腹で死にそうだ。その弁当を寄越せ」
男「え? あ、うん」
シャガガガガガ
素「ふぅ、御馳走様。味は微妙だったな」
ツ「なっ……! ちょっとあんた私が朝五時から男の為に作った弁当をよくも――」
素「ああっ! しまった! 今日はたまたま弁当を作ってきたというのに、お腹が一杯になってしまった! ということで代わりに私の弁当を食べてくれ」
男「え、あ、うん」
ツ「ちょっとあんた最初からそれを渡す気でいたんで――」
素「そうだが?」
ツ「え? あ、そう……」
素「おう」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:20:15.78 ID:01pDB0ut0
くぁいいなぁ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:29:12.48 ID:j+vXeLRYO
素「男ーッ! 私だーッ! 柔道してくれーッ!」
男「何を突然、おい! 胸ぐらを掴むな! おいばかやめろ」
素「せいっ!」
男「ぐっへぇ!」
素「ああっ! 男が私に一本背負いを綺麗に決められたにも関わらず、受け身を取らなかったせいか、コンクリートに頭を打ち付けて気絶してしまった!」
素「人工呼吸をせねば!」
男「起きた! 起きた!」
素「ぬぅ、技が甘かったか」
男「っていうか君、マウストゥマウスするために投げたでしょ!?」
素「ん、そうだが?」
男「え? あ、そう……」
シュール民の率が高いのは気のせいか
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:38:35.16 ID:j+vXeLRYO
男「好きです! 付き合ってください!」
素「すまない、君のその告白には良い返事が出来ないのだ」
男「ですよねー、そもそも僕と素直さんじゃスペックが違いすぎますしねー」
素「男ーッ! 私だーッ! 付き合ってくれーッ!」
男「!?」
素「告白は、プロポーズは私からだと、君を好きになった瞬間から決めていた! 好きだーッ! 付き合ってくれーッ!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:45:36.53 ID:j+vXeLRYO
素「映画を観に行こう。無論、私の奢りだ」
男「奢りと聞いて飛んできました」
素「よしっ! ゆくぞ!」
男(まあ、なんとなく想像はつくけど、恋愛物とか濃厚なラブシーンがある奴なんだろうなあ……)
素「死霊のはらわたを、学生二枚で」
男「!?」
ウギャアアアアア!!
男(予想外だな、意外にホラー好きなのかな?)
素「おい、男」
男「ん、なに?」
素「どうだ、ドキドキするか? 私のことが好きになっただろう?」
男「吊り橋効果だと……?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:46:40.22 ID:j+vXeLRYO
なんかシュールっぽくなるな
よし寝るか
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 04:59:13.84 ID:01pDB0ut0
乙
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 05:41:53.58 ID:01pDB0ut0
保守
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 06:48:37.29 ID:01pDB0ut0
保守
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 06:51:17.79 ID:gN/P25lnO
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 07:00:09.05 ID:pPqedtAHO
ほ
ク「おはよう、今日はいい天気だな」
ク「後5分?…ダメだ。君のために作った朝ごはんが冷めてしまう」
ク「こら、布団にもぐり込もうとするんじゃない」
ク「…なんだ?ひょっとして照れていたのか?」
ク「ふふふ。相変わらずかわいい奴だな…んー」
ク「何って…おはようのチューだが?」
ク「…ケチな奴だ…」
ク「ん?そうだな、朝ごはんを忘れていたな。今日はな…」
おはよう保守
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 08:21:06.90 ID:BVUlry0uP
ho
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 08:36:57.06 ID:j+vXeLRYO
素「おい、男。起きるべきだぞ。このまま寝顔を拝み続けるのも乙だが、起きるべきだ」
男「あ、あれ……? なんで俺の部屋に? っていうか今何時?」
素「八時半を過ぎた辺りだな。さあ、起きて準備だ。うぇーくあーっぷ」
男「おぃィィィィ!? 激しく遅刻どころか一限目にすら、間に合わないんだがぁぁぁ!?」
素「そうだな、まるっきり間に合わんな」
男「た、単位が……、堕ちて逝く……」
素「そうしょげるな、まだ間に合うぞ?」
男「マジで!?」
素「ああ、楽しいデートの一日はこれからだ。最初の目的地、水族館までは今から出ても余裕で開演には間に合う。さあ、行くぞ」
男「……もしかして、わざと起こさなかった? っていうか、目覚まし、止めた?」
素「ああ、あの喧しい私達の恋路の邪魔者か。バラバラになって、ほら、そこに」
男「なにしてはるんすか!」
おはよう保守
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 08:51:43.34 ID:j+vXeLRYO
素「むぅ、この時間とはいえ、やはり朝の電車。車内はいっぱいいっぱいだな」
男「え、あ、うん」
素「人混みは好きではないが、此ほどまで男に接近出来るとは、これ如何に。捨てたものではないな。くんかくんか」
男「え、ああ、そうだね」
男(誰かが俺の尻を触っている……)
男(否! 執拗なまでに撫で回してる……!)
男(これは間違いなくガチホモ最終痴漢電車……!)
男(どうする。ベッキーばりに声を張り上げるか? いや、万が一、勘違いだった際には俺の人生が/(^o^)\オワテしまう)
男(とりあえず、ここは、情報を得ることが先決だ)
男「ねえ、素直さん。俺の後ろに誰かいる?」
素直「くんかくんか。ん? 私がいるぞ。くんかくんか」
男(そうか、痴漢ではない、か)
男「え?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 08:55:36.86 ID:E5zb2KsqO
クーさん、何してはるんすか!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 09:26:26.36 ID:j+vXeLRYO
素「この前のことなのだが、友人に「メールが冷たい」と言われてしまったのだが」
男「あー……。それは、きっと絵文字とか顔文字を使わないからだろうね」
素「ほう、よく解ったな。もしかして、私のメールを読んだことあるのか?」
男「いや、読みだよ読み。っていうか俺、素直さんのアドレス知らないじゃん」
素「え? あ? そうだったっけか? いや、そんなことはない。私のアドレス帳には、しっかり登録されてるぞ」
男「え? 俺、教えた覚えないよ?」
素「ああ、これはあれだ。初めて部屋に侵入(お邪魔)した時に登録したんだ。忘れてた」
男「今、無理矢理な当て字したよね!? ねえ、いつから!? いつから勝手に侵入してたの!?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 09:45:15.81 ID:j+vXeLRYO
素「べ、別にこれはお前の為に作ったんじゃないんだからなっ! ただ、クローン実験の過程で弁当が倍加しただけなんだからなっ!」
男「なにそれこわい」
素「むぅ。こう、トキメキみたいなのは来ないか?」
男「目の前にいる女性の意味不明な言動でヤキモキはしてるけど」
素「お前、こういう好きなんじゃないのか?」
男「ツンデレ? あんま興味はないなー」
素「ふむ、そうか……」
素「男くん。昨日、一緒にいたあの女は誰? 誰誰誰誰誰誰誰誰誰」
男「……」
素「私、男くんのこと、いつも見てるのに。ずーっと見てるのに。勉強してる時だって。帰るときだって。お風呂に入ってるときだって。ずうぅぅぅぅっと見てるのに、どうして私を見てくれないの?」
男「……リアルでヤンデレはキツいよ?」
素「だよな。ふーむ……」
素「男ーッ! 好きだーッ! 付き合ってくれーッ!」
男「今日はいつもどうりだね」
素「え? これはだな、いや、なんでもない……」
>>71 なんか違うwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 10:04:00.89 ID:j+vXeLRYO
素「男……! あ、あのな! その私、実は、えと、す、うぅ、あぅ、お、ぉ、お前のことがだな、なんていうか、その、好きなんだ!」
男「凄く良いけどアイデンティティの喪失だね」
素「だな。別の方法で攻めるよ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 10:14:16.09 ID:j+vXeLRYO
……ふぅ
俺はなにをしていたんだ……
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:06:41.14 ID:E5zb2KsqO
クーを放置プレイ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:07:06.31 ID:j+vXeLRYO
保守
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:19:05.96 ID:j+vXeLRYO
ガシャン!ガシャン!
男「手錠っ!?」
素「ようやくわかった。私達に必要なのは距離なんだ。ということで放置プレイを敢行する」
男「え、ちょ、これどうすんの?」
素「別れは辛いが、暫くの辛抱だ……ッ!」
男「あぁっ! 素直さん! これは放置プレイなんかじゃない! 監禁だよ! 誰が助けに来るの!? ねぇっ! おーい!」
それからちょっとのこと
素「おい、男。どういうことだ。何故、学校に来ない。おかげで男分が血中に不足してるぞ」
男「あなたは じゅうようなことを わすれています」
素「あれか。放置プレイなんだな!? ふふ、いじらしいことをしてくれる」
ギューッ!
男「(^q^)」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:23:08.99 ID:S5KcZqQdO
VIPだともはやブーン系に取り込まれたイメージなんだが…
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:23:42.75 ID:QJB8K/JVO
す、にゃおっ
頼むからパー速でやってよ
むしろエロパロ板にあるのにVIPくる意味がわからない
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 11:48:20.66 ID:E5zb2KsqO
支援!
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 12:01:42.62 ID:j+vXeLRYO
ゲーセンでコンボの練習してるから、いまかけん
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 12:44:29.97 ID:aWeM+Ew3O
シュールスレ民がここを見付けたようです
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 12:46:07.04 ID:BVUlry0uP
ho
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 12:47:12.50 ID:fYbVcnQ80
エンジェル伝説の幾乃たんが全ての始りだった
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 13:27:37.25 ID:j+vXeLRYO
素「夏が近いな。よもや、この気候、春などとは言えまい」
男「夏、ねえ。あんまり良い思い出がないけどね」
素「私は素敵な夏だったぞ。男と過ごしたあの日々、今でも昨日のように思えるほどだ」
男「素直さん、毎日のように押し掛けてきたよね……」
素「愛しているからな」
男「恥ずかしいことを平然と言う」
素「そうだ、そろそろ今年の水着を買わねば」
男「いや、いいよ。今年は泳がないよ」
素「なんだと!? お前、本当にそれでいいのか! 女子と過ごすアバンチュールな夏と言えば遊泳だろうに!」
男「だってどうせ今年も、あのぎゅーぎゅーなビニールプールなんでしょ! なんでまた幼児用のやつなのさ!」
素「それがいいのではないか!」
男「自宅の庭なら、まだしも。近所のグランドってどういうことなのさ!」
素「見せつけてやればいいじゃないか! あとグランドの理由は既成事実でご近所さんから固めていく為だ!」
男「えっ、そうだったの?」
素「おう!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 13:58:56.18 ID:E5zb2KsqO
支援
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 15:01:03.19 ID:01pDB0ut0
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 15:28:19.48 ID:E5zb2KsqO
ヒートまじってるwww
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 15:44:48.40 ID:j+vXeLRYO
意中の相手に想われる為に色々な努力をしている素直クールだと思えば、他ジャンルと被らないよ!
素(これだけアピールしているというのに男は接吻の一つもしない。出来るだけクロロホルムには頼りたくないのだが)
素(そもそも、男は私のことをどうおもっているんだ? よし、然り気無く聞いてみよう)
素「おい、男。井脇ノブ子と私、どちらを将来の伴侶にしたい?」
男「ええっ!? うーん、そうだな。素直さんかな」
素(迷った、だと……?)
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 16:08:43.86 ID:j+vXeLRYO
素「やぁ、奇遇だな」
男「素直さん、どうしたの? こんなところで」
素「なに、ただ君を待っていただけだよ。なんてことないだろう?」
男「それじゃ、奇遇でもなんでもないじゃないか」
素「あぁ、それもそうだな」
素「君は進路はどうするんだ?」
男「まあ、近場の自分のレベルに合った大学に入るよ」
素「そうか」
男「素直さんは、どうするの?」
素「私は、国立大学に進む。む? どうした、驚いた顔をして」
男「いや、てっきり同じ大学に付いてくるって言い出すと思ってたからさ」
素「ふふん、そこまで私は阿呆ではないさ。もっと賢いやり方があるさ、きっと」
素「まっ、君と同じキャンパスライフっていうのも愉しそうだがな」
男「かなりエキサイティングになりそうだね」
素「おっと、私はこっちだったな。君と話していると、ついつい周りが見えなくなってしまう節があるみたいだ」
男「僕も、素直さんといて楽しいよ」
素「そうか、これはまさに相思相愛だな」
男「なんでそうなるのさ」
素「……」
男「どうしたの? 素直さん」
素「私からは、別れの挨拶は言えない。君から言ってくれないか? 少し、哀しくなる」
男「明日になれば、会えるじゃない」
素「だが、今日の君とはこれっきりだ。思いだせは出来るだろうが、もう、会えない」
男「……そう。それじゃ、また明日」
素「ああ、また明日会おう」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 16:22:44.93 ID:xRsKjET+O
素直クール愛してる!
素直クール!素直クール!素直クール!素直クールぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!素直クール素直クール素直クールぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!素直クールたんの青色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
初代スレの素直クールたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
パートスレになって良かったね素直クールたん!あぁあああああ!かわいい!素直クールたん!かわいい!あっああぁああ!
VIPでスレ立てもされて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!VIPなんて現実じゃない!!!!あ…2chもネットもよく考えたら…
素直クールちゃんは 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!新ジャンルぅぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?jpgの素直クールちゃんが僕を見てる?
zipの素直クールちゃんが僕を見てるぞ!素直クールちゃんが僕を見てるぞ!!
SSの素直クールちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には素直クールちゃんがいる!!やったよ!!ひとりでできるもん!!!
あ、素直クールちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
ううっうぅうう!!俺の想いよ素直クールへ届け!!新ジャンル学園の素直クールへ届け!
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 17:00:50.38 ID:YGfXxZzGO
ありゃ、なんか建ってる
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 17:56:53.22 ID:4H+uLwl5P
☆彡
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 18:25:52.10 ID:E5zb2KsqO
支援
…まだ仕事終わらねえ…
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 18:48:29.55 ID:YGfXxZzGO
よいこら
保守&支援
うわなつかし
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 20:07:27.56 ID:iFzaA4ef0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 20:08:21.31 ID:8hBJ1+ZgO
男「……」
女「…どうした、私の方を見つめて」
男「クー、なんか綺麗になった?」
女「何を唐突に。誉めても何も起きないのは自明の理だぞ?」
男「いや、本当に。何かいつも見慣れてるクーとは違って見えたから……」
女「そういう日もあるさ。女には、ふと綺麗に見える瞬間がな」
男「そうなの?」
女「そうさ。普通のことだよ」
男「ふぅん……」
……言葉とは裏腹に、その晩のご飯はやたら豪勢だったという。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 20:13:09.76 ID:aWeM+Ew3O
追い付いた
シュール民が頑張って書きました的なのがちらほら
お前ら抜け出せると思うなよ
トンボは二度と泳げねぇんだ
>>101の続き
女「そういえば、綺麗になったと言われて一つ心当たりを思い出した」
男「へぇ、何々? 教えてよ」
女「実は最近、生理が遅れていてな。もしかしたら……」
男「……へ?」
女「男が見たのは、私の母親としての美しさだったのかもな」ニッコリ
男「マ、マジすか……」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 20:32:06.80 ID:01pDB0ut0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 20:47:26.16 ID:8hBJ1+ZgO
ちょろっとお題募って他板に出かけてくる
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 21:08:06.64 ID:YGfXxZzGO
よっ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 21:32:57.68 ID:YGfXxZzGO
こい
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 21:37:27.43 ID:E5zb2KsqO
お題
・バーテンダーの男と、酒豪のクー
・クラブでNo.1のクーと、伝説のホスト男
・犬の散歩で出会う君
・お弁当
・愛情表現
・ダブルベッド
・一人暮らし
・一緒にごはん
・焼きそばパン
・クーのパンツが見えちゃった
・お嬢だけど庶民的なクー
・おっぱい
・バーテン男と酒豪クール
女「んっ、んっ……ぷはぁ」
男「お客さん、そんなに強いお酒をイッキ飲みされては、体に障りますよ」
女「いや、いいんだ……これくらいしないと、私は酔えないからな」
男「何か、嫌なことでも?」
女「そうじゃない、そうじゃないんだが。今日は素面ではいたくないんだ」
男「お客さん、顔が赤いですよ。いつもより酔いが早いのでは?」
女「顔が赤いのは、あなたのせいだ」
男「私のせいですか?」
女「そうだ。君が私をこんなにしたんだ……」
男「意味が分かりかねますが……お客さん? お客さん!」
女「……クゥ、スゥスゥ」
男「寝ちゃったよ。いつもはこんな風に酔っぱらうことなんかないんだけどな」
女(……また今日も、告白出来なかった。ヒック…)
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 22:06:03.72 ID:E5zb2KsqO
>>109 お題採用GJ!
告白する勇気をお酒に求めたんだな…
・No.1ホストな男、No.1ホステスな女
モブ「クールさん、五番席からご指名です」
女「いらっしゃいませ……おや?」
男「ウイスキー、ロックで」
女「また君か。店はどうした?」
男「今日は非番だ。休みくらい、酒を飲みに来てもいいだろ?」
女「たまの休日くらい、肝臓も休ませればいいのに」
男「お前に言われたくはないよ」
女「それもそうだ」
男「……なぁ、あの話し考えてくれたか?」
女「あの話し? どの話しだったかな」
男「だから、この店を止めて俺と一緒になるって話しだよ!」
女「そのことか。何度も言ったはずだがな、水商売の女に手を出すなと」
男「そんなのはホストの俺が一番知ってらぁ。だからこそ、本気で惚れてなきゃこんなこと言わないだろが」
女「君の熱意はありがたいが、私も好きで始めた仕事だからな。そう易々とは止めたくない」
男「クソッ、見た目に反して頑固だな」
女「君がフルーツのひとつでも取ってくれれば、気も変わるかもしれないがね」
男「チッ……」
女「ほら、ご所望のウイスキーだ。好きなだけ酔うといい」
クスクス
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 22:29:36.69 ID:01pDB0ut0
gj
・犬の散歩で
男「あぁ、良い天気だなぁ……今日はなんかいいことありそうだ」
犬「ワンッ、ワンッ!」
男「はいはい、いま鎖といてやるからちょっと待っとけよ」
犬「ワフッ!」タタタッ
男「あ、おい! どこ行くんだよ!」
女「ん?」
犬「ワンッ、ワンワンッ!」
男「あ、すいません。うちのバカ犬が」
女「いや、構わない。君はお隣さんかな?」
男「そうですけど……もしかして、昨日引っ越して来た方?」
女「そうだ。ちょうど今から挨拶に伺おうとしていたところだ。これから宜しく」
男「あ、ご丁寧にどうも(すごく綺麗な人だな……)」
女「ところで」
男「はい?」
女「この子をなんとかしてもらえないかな」
男「は……?」
犬「ハッハッハッハッ……」カクカクカクカク
男「うぉぉぉい何腰をカクカクさせてんだあぁぁぁぁぁ!?」
女「春先だからな、仕方ないことだ。私は気にしていないから、あまり叱らないでやってくれ」
男「うぅ、はい(第一印象最悪じゃないかよバカ……)」
・お弁当
男「あー、腹減ったなぁ……」
友「よう、男。お前飯は?」
男「忘れた……金も持ってきてない……」
友「マジかよ。午後から体育あんだぞ?」
男「最近クーに頼りっぱだったからなぁ。まさか風邪で休むとは思わないし」
友「愛妻弁当もお預けか。ザマァwwwwwwww」
男「うるせぇバーカ。笑う暇があったら何か奢りやがれ」
友「ははは……」
Prrr……Prrr……
男「うん? 噂をすればクーからメールだ」
友「なんて?」
男へ:ロッカーの中に乾パンが入ってます。お腹が空いたらそれを食べなさい。
追伸・手抜きでごめんな
友「…用意周到だな」
男「休んだ時のことまで考えてたんだな……」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 23:10:49.62 ID:YGfXxZzGO
よいしょっと
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 23:14:12.10 ID:8hBJ1+ZgO
・愛情表現
女「抱っこしたい」
男「は?」
女「君を、ぎゅーっと抱きしめたい」
男「いいけど、何で?」
女「いつも君にされてばかりだから。たまには君から抱きしめてくれ」
男「俺としてはクーからしてくる印象しかないんだけど……いいよ、おいで」
女「ありがとう」
きゅむ
男「どう?」
女「うむ、やはり君の抱き心地は良い。最高だ」
男「クーは母性の塊だね。抱かれてるとすごく落ち着く」
女「今だけは、君の母親になりたいな」
男「分かった、じゃあクーは今からお母さんだ」
女「男、今日の夕飯は何が食べたい?」
男「母さんの作るものなら、なんでもいいよ…」
女「そうか。では今日は、腕によりをかけて美味しいものを作ろうか」
男「うん、期待してる」
イチャイチャ
・ダブルベッド
男「んー、広い部屋だとのびのび出来ていいねー」
女「たまには奮発して、旅行もいいものだな」
男「一泊だけど、たまには羽を伸ばそうよ」
女「ふむ、そうだな……」
ボフッ
女「……おや? ベッドが広いな」
男「あぁ、ダブルスの部屋を予約しといたからね」
女「なるほど。つまりはここで思う存分男と楽しめということだな」
男「え?」
女「観光は後だ。ここでやらねば女が廃る」
男「ちょっ……クー!」
ガバーッ
ダブルスの部屋ってなんだwwwwwwwwww
ダブルだよな、すまん
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/02(火) 23:38:16.13 ID:mO7+4Oqm0
ダブルスの部屋って斬新だなw
・一人暮らし
男「クー、そんなに泣かないでよ」
女「グスッ……そうだな。君の門出なのだから、笑って送り出さないとな」
男「そうだよ、連絡はマメにするからさ」
女「うん、大学合格おめでとう」
男「ありがとう。でも、出来れば泣き止んでほしいな」
女「それは無理だ。君が手の届かないところに行ってしまうのだからな」
男「クー……」
女「一人暮らしする間に、浮気なんかするんじゃないぞ?」
男「うん」
女「元気でな、風邪なんかひくんじゃないぞ?」
男「あの、クー。服の裾離して……」
女「嫌だ」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:01:04.03 ID:XukBRDTz0
>118
でもある意味間違っちゃいないwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:25:44.15 ID:Zzs1cs8cP
・バーテンダーの男と、酒豪のクー
ク「次は、そうだな、このスクリュードライバーをたのむ」
男「さっきから強いのばかり飲んでますが大丈夫ですか」
ク「そうなのか、実はあまり詳しいほうではなくてな、適当に頼んでいただけだよ
ん……なかなか飲みやすいな、気に入ったよ」
男「それはよかった、ですがそろそろ止めておいたほうがいいですよ、いくら強くても限度はありますから」
ク「そうだな、さすがに少し眠くなってきた、迷惑をかけるわけにはいかないしな」
男「こっちとしては美人の寝顔を見れるのなら、迷惑なんてありませんがね」
ク「ふふっ、なら少し休ませてもらおうかな、変なことはしないでくれよ」
男「分かってますよ、そこまで不自由はしていませんから、次からは気をつけて下さいね」
ク「そうだな……次はカクテルでは無く君に落とされたいものだ」
男「今、何か言いましたか?」
ク「いや、何でもないよ。おやすみ、マスター」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:27:46.56 ID:WpzKOyjUO
・一緒にごはん
男「今日の夜飯、なに食おっかなー。食材も大したもんないし、インスタント麺でいっか」
ピンポーン♪
男「……誰だこんな時間に? はーい」
女「お、帰っていたか。こんばんは」
男「あ、お隣のクールさん。こんばんは、どうかしました?」
女「いやぁ、実はちょっとカレーを作りすぎてしまってね。君にお裾分けをと思って、な」
男「マジっすか! ちょうど今から飯にしようと思ってたんすよー!」
女「そうか。喜んでもらえるなら光栄だ」
男「良かったら上がって、一緒に食べませんか?」
女「な、なんだって?」
男「俺もカレーのお礼したいですし、お茶かコーヒーくらいなら出せますよ!」
女「そ、そうか……なら、君の厚意に甘えようかな」
男「どうぞどうぞ!」
女(強引に上がり込む予定だったが、まさか向こうから誘ってくるとはな……)
男「どうかしました? スリッパなら下駄箱の中っすよ」
女「いや、おかまいなく……」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:29:05.35 ID:WpzKOyjUO
>>122 とろんとした瞳で呟くクーを妄想した……妄想したぞおおおおおおおおおおおおおお!!!!
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:30:48.87 ID:Byi0/8BkO
・焼きそばパン
女「もきゅもきゅ…」
男「クー、それどうしたの?」
女「焼きそばパンだ。知り合いの高校生から買ってきてもらった」
男「懐かしいなぁ。あのボリュームと安っぽさがたまんないんだよね」
女「全面的に同意する。店で買うものより、学校で売ってるものの方が段違いに美味しい」
男「いいなぁ、俺にもちょっと分けてよ」
女「むぅ、せっかく買ってきてもらったのだから、一人で食べたかったのだがな」
男「邪魔してごめん、でも焼きそばパンの魅力には抗えない」
女「その気持ちも分かる……仕方ない、私がこちら側から食べるから、君は反対側から食べるといい」
男「はぁ? 何いってんのクー」
女「躊躇う必要はないぞ? ポッキーゲームよろしく両端から食べればいいだけだ」
男「クッ…いつもは躊躇う俺だが、焼きそばパンはひどく魅力的だ……」
女「私の準備はオッケーだぞ」
男「えぇい、ままよ!」ガブッ
女「んっ……」
このあと二人は、チューまで行ったとかいかなかったとか……
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 00:55:42.16 ID:Zzs1cs8cP
・ダブルベッド
ク「君の部屋に入るのは初めてだな」
男「そうだね、まぁくつろいでよ」
ク「そういえばこのベッドはもしかしてダブルなのか」
男「俺寝相悪いからね、それだけだよ、それがどうかしたの?」
ク「いや、つい気になってな」
男「きっ今日はのんびりしようよ、余計なことは考えずにさ」
ク「全く考えて無かったわけではないだろう?」
男「えっと……少しだけ……」
ク「少しだけ?」
男「……かなり考えてました」
ク「ふふっ、よろしい」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 01:15:51.63 ID:6c7SmZDIO
保全
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 02:42:29.20 ID:A8P6KY3d0
保守
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 04:06:43.65 ID:A8P6KY3d0
保守
保守がてら
>>102の解説
トンボの幼生たるヤゴは水棲だが、羽化した後の成虫たるトンボは水中では溺れてしまう。
つまり102は素直シュールに染まったら素直クールには戻れないんだと説いている。102の経験則かな?
元々のヤゴとトンボの話は少し違うニュアンスの話だった気もするが。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 06:36:19.23 ID:Byi0/8BkO
おはよう
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 07:00:17.32 ID:wQMLjZyyO
>>131 実際そうなの?
読み専門には分からない呪縛的な何かでもあるの?
あーたーらしーいーあーさがきた
135 :
1/2:2009/06/03(水) 08:06:43.16 ID:hlAuCvTZO
バーテンダーと、酒豪のクー
バ「お客さん、さっきからかなり飲んでますが大丈夫ですか?」
ク「……」
バ「お客さん? もう時間も遅いですし……」
ク「男がな」
バ「男?」
ク「私の、世界で最も愛おしい人だ」
バ「こんな美人にそうまで言ってもらえるとは、その方が羨ましいですね。
……喧嘩でもしたんですか?」
ク「最近……してくれないんだ」
バ「はい?」
ク「最近、私とセックスしてくれないんだ!!」
バ「!?」
ク「忙しいのなんのと理由をつけて……抱きしめてすらくれない!」
バ「……」
136 :
2/2:2009/06/03(水) 08:07:47.26 ID:hlAuCvTZO
ク「私は、私は彼が少し私のおまんこに触ってくれさえくれれば……
いや、いや、少しでも彼が気持ちよくなる手伝いさえできれば、
少しでも彼のおちんちんを口に含んでそのせーえきを飲めれば幸せなのに、
なのに男は……!」
バ「お、お客さん?」
ク「……マスター、もっと酒を」
男「クー!」
ク「だ、男!?」
男「なにやってるんだよ、こんな時間まで、心配したんだぞ!!」
ク「男……いや、いいんだ、無理に私なんか探さなくても」
男「なに言ってるんだよ、恋人を探すのは当然だろ?」
ク「男……おとこおお!!」ガバッ
男「クー!?」
ク「ばかばかばか、君は大馬鹿野郎だ、私をこんなに悩ませて……」
男「……ごめんよ、クー。でも、クーもこんなに心配させて、おあいこだよ。
怒鳴って悪かった、だけど本当、無事に見つかって良かった」
ク「……男、愛してる」
男「ああ、俺も……愛してるよ」ギュウウウ
バ「……」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 08:43:29.24 ID:8Di02Np2O
なにこのスレ
裸足少女の新作スレだと思った
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 09:20:44.04 ID:6c7SmZDIO
素直クールを知らない奴がいるとは…
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 10:15:56.43 ID:6c7SmZDIO
ほ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 10:19:00.96 ID:Byi0/8BkO
まだまだ
支援&保守
昼になるな…
クーちゃん!
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 12:46:28.60 ID:6c7SmZDIO
むぅ
お題
・ヤンデレみたいな素直クール
・教師と生徒
・三角関係
・父と娘
・ニート
・人外
・貧乏
・芸人
・・クーのパンツが見えちゃった
女「やぁ、待たせたな男」
男「お疲れ様、バイト長引いたの?」
女「あぁ、これでも急いで着替えて来たんだが……」
男「平気だよ、俺もそんなに待ってないし」
女「そうか、それなら後は帰るだけだな」
男「うん、じゃあ行こっか」
女「うむ」クルッ
男「ブッ…!?」
男「クー、スカート! スカートがめくれてる!」
女「む?……きゃっ!」バッ
女「……見たのか?」
男「……見ました」
女「……」
ピシッ
男「いたっ!」
女「全く、君でなければデコピンでは済まさないところだったぞ。もっと早く注意してくれ」
男「はぁ……」
女「そんなに見たければ、家に帰ってから好きなだけ見せてやるのに……」ブツブツ
男「さすがのクーも恥ずかしかったのか…」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 13:08:27.25 ID:Z7UG/F0eO
男以外の不特定多数に見せたくないのは当然かと。
クー可愛いよクー
ところでSSにシューやヒー出すのはNG?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 14:15:25.39 ID:SCQzP2UJO
>>148 別に構わないぜ
ただしここが誰のスレなのかを忘れるなよ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 15:11:54.21 ID:iSUe05ISO
素「おはよう、男くん」
男「あ、おはようクーさん」
素「不躾で済まないが、少々話したい事がある。構わないだろうか?」
男「あー、うん、別にいいけど、改まって何?」
素「君が好きだ。結婚を前提に交際して欲しい」
男「…………………………はい?」
素「聞こえなかったか? ならばもう一度言おう。……こほん、君が好」
男「いやいやいやいやいや! 聞こえてたから! バッチリ聞こえてたから!」
素「そうか、それはよかった」
男「よかったって言うか……いきなりこんなトコで言われるからびっくりしちゃって」
素「む? 先ほどキミに構わないだろうかと問いかけたら、良いと言われたので話したのだが……」
男「いやいやいやいや、その時はこんな話だとは思わなかったから!」
素「そうか……いや済まない、迷惑をかけたというのなら謝罪しよう。弁明するなら、ことさらにキミを
困らせる意図はなかった事だけは信じて欲しい」
男「うん、まぁ、クーさんが意地悪でそんなことをするような人じゃないことは判ってるけどさ」
素「そうか、謝罪を受け入れてくれるか……さすがは男くんだ、器量の広さは見習いたいものがある」
男「いや、いきなりこんな話してくるクーさんに器量云々言われても」
素「重ね重ね済まない。今日キミに出会ったらこの話をしようと意気込むばかりに、周囲の状況を省みる
事を怠っていた」
男「なんでまたそんな急に」
素「うむ、実のところはそう急でもない。以前からキミへの好意は薄々感じていたことなのだ」
男「そ、そう……」
素「そして、そのことを三日ほど思考し検証を重ねた結果、昨晩キミへの恋心をはっきりと自覚するに至り、
今日はキミを見かけ次第この好意を伝えようと決めていたのだ」
男「それ急だから。きっちり急だから」
素「そうか? 結論が出たのが夜も更けた頃合だったので、その時点での電話や訪問は自粛したのだが」
男「…………まぁいいや。それで大前提なんだけど……冗談とかドッキリだとかじゃないよね?」
151 :
2/6:2009/06/03(水) 15:15:03.79 ID:iSUe05ISO
素「? 冗談とは?」
男「うん、判ってる。クーさんが冗談を言う人じゃないのは判ってるから……」
素「そうか……」
男「? なんで嬉しそうなの?」
素「いや……キミが私のことを理解してくれていると思っただけで、自然と顔が綻んでしまってな」
男「………………! こ、こほん! えーとそれでね! ……なんで僕なの?」
素「………質問の意図が不明だが?」
男「いやだから……僕は別に顔がいい訳でも成績いい訳でもスポーツで活躍してるわけでもお金持ちでもないし
クーさんなら、僕なんかよりもっといい相手がいくらでもいると思うんだけど」
素「……ふっ、それは私への挑戦と見た」
男「は?」
素「まず男くん、キミは美形だ」
男「どこが?!」
素「む……うん、まぁ、さすがに客観的な視点で見れば美形は言い過ぎかもしれんが、少なくとも見ていて
不快感を催すような顔立ちではあるまい」
男「まぁ……良くも悪くも平凡で特徴がないとはよく言われるよ」
素「うむ、つまりそれは、人目を引くような特徴こそないもの、逆に際立った欠点もないという事だ。
そしてこれが重要なのだが、見た目とは骨格と筋肉と皮膚だけで形作られるものではない」
男「……他に何かあるの?」
素「然り、顔には、その人の歩んできた人生が刻まれるという。即ち男くんの顔には、キミの温和で優しい
人柄が滲み出て、それが私を魅了して離さないのだ。先ほど断言した『美形』と言う表現も、私の主観に
おいては一切の嘘偽りのない真実だ」
男「そ、そう……」
素「そしてキミは成績が良くなく、スポーツで活躍しているわけでもないといったが……そんなものは瑣末だ」
男「あばたもえくぼ、ってヤツ?」
152 :
3/6:2009/06/03(水) 15:18:59.68 ID:iSUe05ISO
素「それは正確ではないな。そのような外目に華々しい活躍もいいが、真に重要なのはそれを以って何をなすか、だ。
例え全国模試で全国一位を取れる頭脳の持ち主でも、それを鼻にかけ他人を見下す事がどれだけ醜いことかも
知らぬようでは本末転倒だ。
例えベンチプレス300kgを上げられる怪力の持ち主でも、クラスに配る資料を山を抱えて四苦八苦する女を
見過ごすようでは意味がない」
男「それって……」
素「そう、そこでキミの話に戻る。キミは、学業にさえ打ち込んでいれば良いと盲信していた私の目を見開かせてくれた。
そしてそんないけ好かない女が困っているときでさえ、幾度となく手を貸してくれた
ついでに言えば、先ほど言ったとおり私の主観において美形だ。
こ れ で 惚 れ な い 道 理 は あ る ま い !」
男「……それって、誰のこと話してるのかな?」
素「もちろん、今私の目の前で会話しているキミのことだよ、男くん」
男「そっかー、どこの完璧超人の話かとおもっちゃったよー、ははははは……」
素「安心してくれ。経済的な意味合いでは将来一山当てでもしない限り『まぁここは目をつぶっても構わない』以上
の評価は下せないため、完璧と評するには程遠い」
男「めっちゃ安心したよ!!」
素「さて、一応主な点は説明したが、まだキミの魅力についての説明は必要かな?」
男「……まだあるの?」
素「まだまだあるぞ?」
男「も、もう十分です……」
素「そうか。ではキミの魅力について語るのはまたの機会に」
男「それは遠慮させてください」
素「そうか。それで、返答は如何に?」
男「へ?」
153 :
4/6:2009/06/03(水) 15:24:49.74 ID:iSUe05ISO
素「返答だ。私はキミに交際を申し込んだ。それを受け入れてくれるだろうか?」
男「え?! いや、その、なんと言いますか……」
素「………………………」
男「だから、その……考えさせてもらえますか?」
素「………………………………………そうか」
男「あれ? クーさんなんか気落ちしてる?」
素「気を使わせてしまって済まない。返事はいつでも構わない。適当な断りの言葉を思いついたら言ってくれ」
男「なんで断り確定なのさ?!」
素「いや大丈夫だわかってる。交際の申し込みを受ける気があるなら、私なら即座に受け入れる。
そうでないという事は、つまりそういう事なのだろう?」
男「いやそれクーさんだけだから」
素「ふふ、大丈夫だ、判っている、判っているさ。冷静になって考えてみれば、私などに唐突にこんな事を
言われても迷惑なだけだな。なのにキミは気を使ってくれて……ふふ、君は本当に優しいな。
ますます好きになってしまうよ」
男「いやあのその」
素「いやはや……まったく滑稽だな。キミへの好意を自覚し舞い上がるあまり、キミが私の事をどう思っているかを
考える事をすっかり失念していた。
いや……正直に言うと、何くれとなく私を手助けしてくれたのは、多少なりとも私へ好感を持ってくれたゆえと
自惚れていたよ?」
男「あれは……その……困ってる人を見たら当然と言うか……その、ごめんなさい」
素「ふふ、謝る事はない。私への好意ゆえでないというなら、キミは自然と他人に手を差し伸べる事ができる
本当に優しい人間という事だ。
……ふふ、やれやれ困ったな。こんな状況だと言うのにキミのことをますます好きになってしまうのが
一向に止められそうにない」
男「いやだから、別に断ると決めたわけじゃ……」
素「おお?! ならば受け入れてくれるのか!」
男「あ、いや、だから、その、落ち着いて考える時間が欲しいと……」
素「……すまない、つい興奮してしまって。そうだな、私もまったく未練がましい」
154 :
5/6:2009/06/03(水) 15:30:25.97 ID:iSUe05ISO
男「いやだから断るって決めてかからなくても」
素「大丈夫だ。判ってる。判っているとも。例え今のは私の早合点だったとしても、『受け入れてもらえるかも』
と感じた瞬間の私の多幸感は真実のものだ。この記憶を胸に、私は一生笑って過ごしていける」
男「大げさだな!」
素「大げさなものか。この三日間、キミの事を考えている時間は、私のこれまで過ごしたどの瞬間よりも濃密な
幸せに満ちていた。いくら感謝したてもし足りないくらいだ。本当にありがとう。
そして願わくばこれからも、友人としての付き合いを継続してもらえたら幸いだ」
男「だーーーーーー!! だから勝手に話を進めないでよ?!
もういいわかった受け入れる受け入れます! クーさんと交際します!」
素「…………………………」
男「…………………………」
素「………………ふっ」
男「な、なにさ?」
素「キミは本当に優しく、そして罪作りな男だな……だが老婆心ながら言わせてもらえてば、優しさも時として
人を傷つける刃となる……私を慰めるために、その場限りの嘘などつく必要はない。キミの優しさは、
キミの本当の大切な人のために取っておきたまえ。その、友人としての忠告だ」
男「だーーーーーーーー!!だから人の話を聞けー! っていうかごめんなさい受け入れるなんて言い方して
すいませんでした実はずっと前からクーさんのこといいなって思ってましたクーさんすごい美人だし頭いいし
佇まいはクールでカッコイイしそのくせたまに見せる無防備な笑顔とかすごく素敵だと思ってました手助け
してたのもさっきは当然とか言いましたけど実は下心バリバリでそれでクーさんとちょっとでも仲良く
なれたらいいなとか思ってましたさっきは嘘ついてスイマセンでした返事を渋ったのも急に言われてびっくり
したって言うか正直あまりの急展開が信じられなくてヘタレてただけですゴメンナサイゴメンなさいこんな僕で
良かったら喜んでお付き合いさせていただきますって言うかむしろこちらからお願いしますクーさんずっと
好きでした出来たら僕とお付き合いしてくださいお願いします!!」
AAは使わないのか・・・
156 :
6/6:2009/06/03(水) 15:33:50.31 ID:iSUe05ISO
素「…………………………」
男「…………………………」
素「嘘では……ないのだな」
男「うん」
素「そうか……では、受け入れてくれるのだな」
男「って言うかむしろこっちからお願いします」
素「そうか……そうか。先ほど、私はキミのことを考えるこの三日が我が人生で至福の時だったと話したが……
そんなものは容易く塗り替えられたよ。
いや、比べる事すらおこがましいほどに、今の私は幸福で満たされている……!」
男「そ、そう……喜んでもらえて嬉しいよ……」
素「ああ。改めて男くん、これからよろしく頼む」
男「あ、ああ、うん……」
素「どうした男くん? やや挙動不審だが」
男「いやあのね、クーさんに圧倒されてたときとか勢い任せの時は良かったけど、我に返ってみると人目がね……」
素「人目?」
……こうして、「登校中、往来のド真ん中で多数の生徒たちの前にもかかわらず互いを恥ずかしげもなく
褒めちぎりあった上で交際を開始した校内一のバカップル爆誕」事件の当事者として僕とクーさんはこの学校の
伝説に残ってしまい、在学中ずっとニヤニヤされっぱなしになるわけだが、それはまた別の物語である……
……なんでこんな事になったんだろうなぁ……?(嘆息)
基本に忠実な素直クールを書こうと思ったら、微妙に違う方に行った様な気がしないでもないが、特に反省していない
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 16:31:33.65 ID:xfNwclcb0
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 17:17:25.43 ID:6c7SmZDIO
乙
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 17:30:40.28 ID:jiKilVN5O
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 18:23:42.63 ID:WpzKOyjUO
>>156 コンビニでニヤニヤしちまったよwwwwwwwwww
GJ!!
・お嬢だけど庶民的なクール
女「男、男はどこだ?」
男「はい、こちらに控えております」
女「ここにいたか、男」
男「……この香り、もしやお嬢様、またご自身で料理をなさったので?」
女「そうだ、男のために作ったんだ。卵焼き、好きだろう?」
男「はい、大変嬉しゅうございます。ですが、私のためにお嬢様の貴重な
お時間を費やされては、執事としての面目が立ちません」
女「良いのだ、私は将来お前のお嫁さんになるのだからな。だから、お前のために
こうして庶民の味も勉強しているのではないか」
男「そのような戯れ言、言ってはなりません。お嬢様には立派な許嫁がいらっしゃる
ではないですか」
女「あのような小物、お前の魅力には遠く及ばん。さぁ、せっかく作ったのだから
冷めないうちに食べてくれ」
男「はぁ……では」モグモグ
女「どうだ?」
男「美味しゅうございますよ。また腕をお上げになられたようだ」
女「当然だ。男のことを思いながら作ったのだからな」
男「その調子で、お勉強の方もしっかりご研鑽なさいましょうね」
女「む……それは、確約しかねる」
男「ふふ…」
・おっぱい
男「クー、石鹸のストックってどこにあったっけ……」
がちゃっ
女「…!!」
男「うおっ、ご、ごめん!」
女「君は慌ただしいな、こっちは着替えの途中だぞ?」
男「あ、うん。そういえばお風呂入るって言ってたね」
女「全く、落ち着きがないのは知っていたがここまでとはな。女の子にはもっと
気を使わねばならんというのに」
男「……なんかすみません」
女「少しは節制という物を知らないと、社会に出てから困るのは君だぞ? 分かってるのか?」
男「はぁ……」
女「君はダメダメだな。何故君に惚れたのか見失ってしまいそうだよ。これでは本当に
将来が思いやられる……」
男「いいから早く服着てよ! さっきからおっぱい丸出しだから!」
女「むぅ…」スルスル
男「クー。お小言と見せかけて、今のわざと裸を見せてたでしょ?」
女「……バレたか」ペロッ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 19:34:48.66 ID:WpzKOyjUO
以上、前日お題消化完了
ついでにageとく
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 19:48:29.56 ID:A8P6KY3d0
乙
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 19:53:00.10 ID:Z7UG/F0eO
なんというGJの嵐
ただただGJと言うしかない己の語彙の無さには呆れるばかりだが
重ねてGJと言わせてくれ
ところで既に消化されたお題でも再利用して良いのだろうか?
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 19:54:34.72 ID:Zzs1cs8cP
ヤンデレみたいな素直クール+クラブでNo.1のクーと、伝説のホスト男
男「よう」
ク「またお前か、私などのために毎日ご苦労なことだ」
男「客に嫌味とは感心しないな、それとも心を少しは開いてくれたのかい?」
ク「客と寝るほど落ちぶれてはいないし、必要もない、なら他を当たってくれ」
男「お前は暗い目をしている」
ク「なんだいきなり、お前こそ嫌味を言いにここに来たのか」
男「いや、ほめているんだ、明るい女は新しい男に気に入られるためなら
平気で今の男を裏切る、だが暗い目をした女は裏切らない」
ク「そうだ、男のほうが私を裏切らならいかぎりはな」
男「そうだ、そこが難しい、だが俺は裏切らない」
ク「そう言ってお前は何人の女をだましてきたんだ?悪いがその手の言葉は聞き飽きている」
男「そしてお前はそう言われるたびに騙され、裏切られてきた」
ク「ああ、そのとおりだ、珍しい話でもないだろうに、なぜお前は私なんだ」
男「気まぐれ…と言うことにでもしておいてくれ、大した意味はない、強いて言えば惚れたからだ」
ク「……本当に信じていいのか?お前のことを、おまえは私を裏切らないのか?」
男「絶対ではない、だが努力はする、俺だって命は惜しいからな」
ク「店がおわったら二人で会おう、待っていてくれ」
男「ああ、待っている、久々にスリルを味わえそうだ」
>>165 すでに酒豪クールは何回も使い回されてるよ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 20:09:49.17 ID:Z7UG/F0eO
>>167 そうだったのか……寡聞にして知らなかった。
教えてくれてありがとう、感謝する。
保守る
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 20:48:38.65 ID:WpzKOyjUO
あげとくか
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 21:12:10.05 ID:9QnrAtrnO
お題提案
・ヤクザ
・別れ
・三十路
・馬鹿(聡明でない)
・百合
・姫
・未亡人
・ロリ
・江戸時代
なかなかいいね
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 21:48:18.27 ID:6c7SmZDIO
ここからが山場だ。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 21:58:01.20 ID:Zzs1cs8cP
芸人
ク「わざわざ来てくれてありがとう、最近なかなか時間がとれなくてね」
男「やっぱり忙しいの?疲れてない?体の調子はどう?」
ク「ひさしぶりなのに、突然どうしたんだい?深刻な顔をして」
男「心配なんだ、最近いろいろ言われてるみたいだからさ」
ク「『顔だけで売れてる』とか『芸人のくせにお高く留まってる』とかかい?」
男「うん、そんなこと言われて平気なのか?」
ク「別に気にしないよ、笑いものになるのが私の仕事だからね」
男「だけど仕事が終わってまで笑われるのは違うだろ」
ク「有名になるとはそう言うことだよ、君だって昔は有名人の陰口を言っていたじゃないか」
男「そうだけど…やっぱりクーが悪く言われるのはつらいよ」
ク「私の問題なんだから気にしすぎないでくれ、多少堪えることもあるが覚悟の上さ」
男「俺になにかできることはない?やっぱり辛いんだろ、力にならせてくれよ」
ク「……そんな顔をしないでくれ、私はたくさんの人に、何よりも君に笑っていてほしい、そのためにこの仕事を選んだんだ
だから私の前では笑ってほしいんだ、君が笑っていてくれさえすれば思えば私はどんなことにだって耐えていけるから」
男「それで、本当にそれだれでいいのか?」
ク「ああ、それだれでいい、私の仕事は笑ってもらうことだ、泣かせることじゃない、私の仕事のために泣かれるのは嫌なんだ」
男「わかった、笑うよ、絶対に意地でも笑てるから」
ク「ありがとう、私も頑張らないとな、君のその笑顔を本物にするためにもね」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 22:25:46.23 ID:SCQzP2UJO
GJ!
あやうくぐっしゅーと言いそうになったのは秘密だw
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 22:29:36.79 ID:Byi0/8BkO
>>174GJ、だが切ないな
「芸人の仕事はお客さんを笑わせる事や、お客さんに笑われる事や無い」
と言ったのは誰だったかな…
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 22:38:45.37 ID:dVwliVlU0
>>175 |┃≡
|┃≡
ガラッ.|┃
|┃ ̄ ̄ヽ
|┃ソwvw″
______.|┃´‐ _‐ノv お前はこっちだろう?
| と_ゝh_||
|┃/_| ||ゞ
______.|┃vし'jv
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 23:08:39.45 ID:Byi0/8BkO
ターミネーター素直クール
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 23:08:46.74 ID:6c7SmZDIO
あげ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/03(水) 23:09:58.13 ID:xfNwclcb0
投下します。6レス程度頂きます。
182 :
Sing:2009/06/03(水) 23:10:59.85 ID:xfNwclcb0
飄々としている、とよく言われる。冷たい、とも言われた。
「視点が定まっていない」と割と言われる。「目が座ってる」と言われた時は流石に少し戸惑った。
柳のように風に逆らわず、それなりに人と関わって、けれども深くは交わらない。
だから周りの評価は凄く正しいものだと思う。思っていた。
彼女と付き合いだす、その前までは。
― Sing ―
咲き誇っていた桜はその花弁を落として葉桜となり、湿気っぽい空気が肌に纏わりつく、そんな季節。
キャンパスには雨音が広がり、けれどもわざわざ売店で傘を買うのも何だか阿呆らしく、どうやって帰ろうかなとロビーでぼんやりと外を眺めていた時だった。
「隣、失礼しますね」
「どうぞ。山中さんも傘忘れたの?」
山中さんは同じゼミの先輩だ。と言っても俺は一年浪人してるから歳は同じ。
「いえ、持って来ていますよ。折り畳みですが」
「用意いいね。朝あれだけ晴れてれば大丈夫だろうと思ってた俺が馬鹿だった。梅雨の天気は本当に読めないな」
「そうですね」
そこで会話が途切れる。参った、特に話題も無いんだけどどうしよう。と思っていると、山中さんの方から話を振ってくれた。
183 :
Sing:2009/06/03(水) 23:11:51.96 ID:xfNwclcb0
「菜鐘くんはここで何をしていたんですか?」
「ご覧の通り、上がるの待ち。売店でわざわざ買いたくないし」
「予報だと朝まで80%のようですよ」
「うげ、やっぱり? 諦めて雨の中突っ切るか」
「宜しければご一緒しましょうか。折り畳みですので些か窮屈かとは思いますが」
「ん、誰か待ってるんじゃないの?」
「いえ、菜鐘くんが座っているのが見えたので、お話したいなと思っただけです」
ストレートだなあ。これ一歩間違ったら普通に告白だぞ。まあ折角の好意を断る理由も無いので甘えさせてもらおう。
「それじゃお言葉に甘えて。山中さんも駅まで行くよね? 話するなら駅の通りをちょい外れた所に美味しい喫茶店あるから、そこにちらっと寄ってこうか」
「いいんですか?」
「寧ろこっちが聞きたい所。良ければ傘のお礼も兼ねて奢るよ」
「それには及びません。元々菜鐘くんと話したがっていたのは私ですし。それでは参りましょうか」
そう言ってすっくと立ち上がる。さばさばしてるなあ。こういう女性とだったら俺も長続きするのかな。
玄関を潜ると水気をたっぷりと纏った空気が充満していて、むせ返りそうなくらいの草木の匂いに包まれていた。
水溜りを避けながら、小さな傘に身を寄せ合って、二人でゆっくりと歩を進める。
「しかし話相手に俺を選ぶとは……こう、自分で言うのも何だけど、不思議だ。特に面白い訳でもないと思うんだけど」
「そうですか? 菜鐘くんは案外自分のことを知らないんですね」
何か今物凄いこと言われた。山中さんは俺の何を知ってるんだい。
184 :
Sing:2009/06/03(水) 23:12:47.79 ID:xfNwclcb0
「確かに、所謂『面白い』、可笑しいお話をするタイプではないですが、それと『話していて面白い』ことは別ですよ」
「あー、何か相談事? 確かにそういうのを聞くのは得意だけど」
「いえ、それも違いますが……。本当に単にお話したいだけです」
ん、ダメだ本格的によくわからん。しかしこの流れで行くと喫茶店で告白でもされそうだな。どうしようかね。
容姿は十分というかむしろ高すぎる。野暮ったい眼鏡と長い前髪、トレーナーにジーンズという格好のせいであんまり目に付かないだろうけど、実は凄い整ってる。
目は二重のツリ目だけれど、そんなにキツさを感じさせない。サイズが大きいのと落ち着いた雰囲気のせいだろうか。鼻は一本筋が通っていて流麗。控えめな唇に、卵形の輪郭。
体格も出るところはしっかり出てて、引っ込むところは引っ込んでる。服越しで分かるくらいなんだから、脱いだら多分想像以上なんじゃなかろうか。
中身は……どうなんだろう。俺は別に気にしないけど、ものっそいズケズケとモノ言うから割れやすいんだよな。
ただこの人が誰かの悪口言うの聞いたことも無いし、善人だろうとは思う。
なんてあるかどうかも分からない告白をしてきた時の対処を考えてるあたり、俺も案外妄想気質だな、と一人で自虐する。
「ん、ここ左。二本行ってそこを右」
程無くして喫茶店が見えて来た。ドアベルを鳴らしながら入店する。客は俺ら以外に一組だけ。いつ来ても空いてるのがいいところだけれど、潰れないかどうか心配になる。
「雰囲気のいいお店ですね」
「でしょ。お茶の味も、茶菓子の味もいいよ。お勧めはカボチャのスコーンだ。あ、奥の席行っていいですか?」
いらっしゃいませと控えめの挨拶をする店員さんにそう声を掛けると、柔らかな笑みで奥の一角へと通された。
席についてメニューをパラパラと捲る山中さんをぼーっと見つめる。
「ここはコーヒーと紅茶、どちらが美味しいですか?」
「どっちも美味しいけど、コーヒーならブレンド、紅茶ならミルクティが特に美味しい。俺はアッサムをストレートだけど」
「それでは私はミルクティを頂きます。後はカボチャのスコーンを」
「ん、おっけ。済みません、オーダーお願いします」
185 :
Sing:2009/06/03(水) 23:13:31.01 ID:xfNwclcb0
ミルクティ、紅茶、スコーンを頼み、お冷を啜りながらふと外を見る。
雨足は強まる一方のようで、しとしとからざあざあへと音を変えていた。
「駅の傍にこんなお店があるとは知りませんでした」
「穴場中の穴場だよ。住宅街の中にこそっと紛れるように建ってるから、意外と皆気付かないのな」
「菜鐘くんはどうやって見つけたんですか?」
「散策が趣味だから、駅周りをぶらぶらしててたまたま見つけた。一番の当たりがここ」
そんなとりとめも無い話をしているうちに、お茶とスコーンが運ばれてくる。
ミルクティに口をつけるなり、山中さんは目を見開いた。
「……凄い美味しい」
「でしょ。スコーンもどうぞ。クロテッドクリームはたっぷりつけたほうがいいよ。林檎のジャムはお好みで」
そう薦めながら俺も紅茶を一口。うむ、美味い。家でいい茶葉といい水で淹れてもどうしてもこの味は出ないんだよなー。どこに秘密があるんだろう。
スコーンをもふもふとほうばっていた彼女は、本当に感心したような声で
「……スコーンって本当はこんな味なんですね。クロテッドクリームでしたっけ、それも生クリームより味が濃くて、でもバターみたいに残ったりしない。この林檎のジャムも素晴らしいですね。甘みを抑えてあって、それがスコーンに練りこまれたカボチャととても合います」
「ここのは全部自家製。と言っても流石に茶葉は別だけど。スコーンもクリームもジャムもちゃんと手作りで、なのにこの価格、という。……本当に潰れないかどうかが不安だよ……」
言いながらスコーンを口の中に放り込む。大雑把に作れば作るほど美味いとは言うけど、しかしこれはやっぱり職人芸だよなー。
「誰か誘って来たりしないんですか?」
「ん? ……あ、言われて見れば。俺がここに人連れてきたの、多分初めてだ」
どうりでさっきからマスターが微妙にこっちを気にしてるわけだ。さりげないから他の人だったらまず気付かないだろうけど、常連の俺の目を誤魔化せると思うなよ。というわけで視線をガッと送ってやると、さも素知らぬふりして奥へ引っ込んでった。
「そうですか、私が初めてですか。それはとてもうれしいです」
186 :
Sing:2009/06/03(水) 23:14:19.39 ID:xfNwclcb0
そういう時は笑顔の一つも浮かべてくれると俺としては嬉しいんだけどな。
「お気に召して頂けたようで何より。ただ内緒な。学生がここでガヤガヤやってたら俺もう来辛くて仕方ないから」
「分かりました。決して他言はしません」
いやまあそこまで畏まらなくてもいいけどね。何となく気まずくなってしまって、また紅茶を一口。
「……んー、話しようとは思うんだけど、特に話題も思い浮かばなくてね。あんまり弁の立つほうでもないし」
「私の我侭に付き合って頂いているんですから、構いませんよ。十分楽しいです」
「ここに誘ったの俺だし、むしろ俺の我侭じゃないかね。それにしても楽しい、か。こんな無愛想相手で申し訳無くなってくるけど」
「無愛想と思ったことは一度もありません。必要以上に干渉しないだけでしょう?」
ぎくりとする。その発言は正に確信を突いていると思った。
「あー、んー、まあ、そうなのかな」
「でも、私とここでこうやってお茶を飲んでいるのは、干渉のしすぎかな、とも思っている。それでいいと思いますよ」
ぎくりどころじゃない。何者だこいつ。自然に目が相手を観察してしまう。
「正直な話、こうしてお茶に誘って貰えるとは思ってもいませんでした。ええ、いい機会なのでお伝えしておきますね。私は菜鐘くんを異性として好いています」
真っ直ぐに告白されたけれど、理解が追いついていない。そりゃまあ告白されるかも、くらいのことは考えていたけれど、こんな切り口で攻めてくるなんて誰が想像する?
ただそれでも口は動く。意識にない部分の、自分の雛形が、勝手に返答を用意してくれる。
「ん。なら付き合おうか」
この返答は何だったんだろう。好奇心に突き動かされた結果なのか。ただ、彼女のことをいいなと思っていた俺がいたのは事実で。
「不束者ですが、宜しくお願いしますね」
帰ってきたのは、まるで意図の掴めないそんな一言だった。
187 :
Sing:2009/06/03(水) 23:15:01.85 ID:xfNwclcb0
― 幕間 ―
付き合ったのは四人。別れたのも四人。最後の言葉は押し並べて一緒で、「本当は私のことなんて何とも思ってないでしょう」だった。
全くだった。告白の種類にパターンはあれど、自分から告白したことは一度も無し。
付き合っている最中も、愛してるはおろか好きだの一言も無い。
だから、彼女たちの言葉に反論する余地なんて、一つも無かった。
未来は空で、好きも嫌いも特に無くて、ただ「付き合って」と「頼まれた」から、受諾した。
そんなもんだ。そんなもんだと、思っていた。
一切は後方へ飛んで行った後だ。だから、それはそのままで。ただ、これから先、一瞬の後悔があったとして。
取り返しは、きっとつくはずだ。
― 疾走へと続きます ―
188 :
フル ◆FOOLOOSBXs :2009/06/03(水) 23:15:52.33 ID:xfNwclcb0
以上です。後編となる「疾走」は約一時間後に投下予定です。
189 :
おじゃまします:2009/06/03(水) 23:44:49.15 ID:GfHzWnsUO
>>146 貧乏暇なし
「クー。今日もバイト?」
「うん。貧乏暇無しとはよくいったものだ。君と一緒にいる暇さえ無い」
「あのさ、もしよかったら。僕のところに来ないかい?」
「ほう」
「永久就職ってやつ。贅沢は出来ないけど、一緒にいたいから」
「よろこんで」
大切なもの
人それぞれ
素直クールはどうしてこんなにも素晴らしいのだろう
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 00:12:09.28 ID:+d9z/BEGO
192 :
疾走:2009/06/04(木) 00:20:14.57 ID:7Lf4f++d0
そうして、半年が過ぎた。
大量の変化が訪れたけれど、その中でも特に述べておくべきことだけ、幾つかピックアップしよう。
まず、山中―今では奈那子と呼んでいるけれど―の容姿が、がらりと変わったこと。
眼鏡をやめてコンタクトに。髪は俺いきつけの美容室でざっくり。服は原宿やら渋谷やらを梯子して、今では20着以上。
結果、奈那子に寄って来る男の数は激増した。女性からの視線も質がまるで変わったらしい。奈那子本人はまるで気にしていないようだったけれど。
次に、俺への視線も変わったこと。
今までは「飄々としている」「気分屋」「のんびりしてる」「冷たい」あたりだったのに、奈那子と付き合っているという事実が浸透するにつれて
「何かすごい」「懐広すぎ」「所々で生真面目」という変化が訪れた。
これは分からないでもない。自分自身、自分が変わって来たということはそれなりに自覚していたから。
最後に、何故か俺までも頻繁に告白されるようになったこと。
前々から別にもてない訳では無かったけれど、それにしても驚くほどの変化だった。
ルックスは並、取り立てて話術が優れている訳でもない、気を持たせるような素振りもした覚えは無い。
それなのにどうしてだろう。こればかりは本当に自分でも分からない。「いい女と付き合ってるんだから、それを奪った私はもっといい女!」とか? 有り得ないにも程がある。
大まかに言えば、このあたりが大きな変化だろう。けれども俺たちは特に何も変わらず、平々凡々と日々を過ごしていた。
大らかな空の下で。
― 疾走 ―
193 :
疾走:2009/06/04(木) 00:21:07.87 ID:7Lf4f++d0
「ただいまー。お風呂沸いてる?」
「沸かしてありますよ。食事はあと30分ほどで出来ます」
「ん、なら先入っちゃうね」
「ごゆっくりどうぞ」
最近の日々はこんな感じだ。奈那子は週の半分以上を俺の家で過ごしている。
元々俺も自炊していたから料理についてはそれなりに煩いつもりだったけれど、奈那子の作った食事を食べてどれだけ自分が自惚れていたかを知った。
久方ぶりに身体を動かしたせいか、身体のあちこちが軋んでいる。それを湯船でゆっくりと溶かして、上がればそこには質素だけれども本当に美味しい夕餉が用意されていた。
「ん、このサワラ美味い」
「幽庵焼きにしてみました。やっぱり旬のものは美味しいですね」
「飯が進むね。おかわりある?」
「はい、お待ちください」
風呂にも入ったし食事もしっかりと取った。人心地が付いて、外に吹く冬の風の音まで心地いい。
奈那子は風呂へ行っている。この心地で特にすることも思いつかず、座布団に座ってのんびりとお茶を啜る。
結局あの時の奈那子の思わせぶりな台詞の意図を聞き出すことは出来なかった。
『干渉のしすぎかな、と思っている』と彼女は言った。事実俺はそう思っていた。
今思えば、あの場面で俺が彼女と相合傘をすることも、ましてや俺のお気に入りの喫茶店に連れて行くことも、本来有り得なかった。
あの時の俺は狂っていたのか、そうじゃないのか。考えても答えは出ない。
代わりに考えるのは、「そろそろだ」ということ。自慢どころか自虐にすらならないが、俺は今まで半年以上誰かと付き合ったことがない。
告白されたのが6月の始まりの頃で、今はもう12月の中旬だ。既に最高記録を更新している。
今更ながら自分の恋愛遍歴を考えてみる。どれもこれも、全部俺が悪い。流されるままに生きてきたツケが集約している、と言っても過言では無いだろう。
なのに、俺は未だに奈那子にきちんと自分の思いを伝えたことが無い。伝えられるほどに確固たる自分が無いから、などと言うのは唯の言い訳だ。
俺は、怖いんだろう。本気の想いを誰かに伝えることが。
奈那子は、いい女だ。ルックスではなくその心根が。思ったことを伝え、偽りを吐かず、献身的でありながら自己の利益も確保する。
優しい偽善者、とでも言うべきだろうか。善性の行いをする時に、奈那子は必ず『自分の為』と断言する。見て見ぬふりをすれば、自分が後で後悔するから。見過ごしたら、自分が後で嫌な思いをするから。
押し付けがましい様子が一切無い。「やりたいから、やる」のだと、断言する。
だから例えば俺と彼女のどちらか死ななければならない、というような選択を迫られた時、彼女はきっと笑いながら死に逝くだろう。『貴方を死なせるのは、私が許せない』とでも呟きながら。
物静かな彼女。必要以上は語らない彼女。けれども、必要と思えば全てを曝け出す彼女。淡々と、思ったことを、思ったままに。
194 :
疾走:2009/06/04(木) 00:21:50.50 ID:7Lf4f++d0
「いいお湯でした」
奈那子が風呂場から出てきた。無言のままポットから急須にお湯を注ぎ、注いで彼女に差し出す。
「ありがとうございます」
風呂上りの火照った肌を煌かせながら、彼女は熱いお茶を一口啜った。
「冷蔵庫の中に酒もあるけど」
「晴彦くんが飲むなら、ご相伴に預かります」
奈那子は酒に強い。というより酔った彼女を見たことがない。単に俺が弱いだけかもしれない。
「ん、俺は今日はいいや。久しぶりに身体を動かしたせいでくたくただし」
「楽しかったですか?」
「うん。フットサルはあんまり慣れてないんだけど、あれはあれで面白いね」
「私は運動系はあまり得意ではないので、見ているほうが面白いですね」
「一度くらい参加してみなよ。気持ちいいよ」
「チームメイトのご迷惑になるとしか思えないので……」
「楽しめればそれでいいんだよ。勝敗は二の次」
「でも、勝負事となったら勝ってこそでは?」
「それも正しいけど、でもスポーツは楽しむのが目的だよ。勝ったらより嬉しい、くらいのものだと思う。スパイスみたいなもん」
多少詭弁だ。やっぱり負けたら悔しい。でも、悔しいのもスポーツの醍醐味だ。
「そうですか……なら今度、少しだけ混ぜて貰ってもいいですか?」
「うん、おいで」
ふっと空気が変わる。二人きりでいる時間に慣れていればいるほど、その瞬間には敏感になる。
実際奈那子は腰を上げて、俺の隣へ座って、頭を肩にもたれかけている。
風の音はもう聞こえない。響くのは、自分の鼓動ばかり。
そっと彼女の腰に腕を回して引き寄せた。そのまままだ湿り気のある髪へと手を伸ばす。
ぶっきら棒に撫で回すと、ほんの僅か彼女は喘いで、けれども意味のある言葉は発しなかった。
目を閉じている彼女をそっと押し倒す。そのまま唇を重ねた。
195 :
疾走:2009/06/04(木) 00:22:56.59 ID:7Lf4f++d0
多少の違いはあれど、日々は大体こんな感じで消化されていく。
正確な数を思い出せないくらいには、奈那子を抱いたし。
不意に恐ろしいほどの圧迫感にも迫られた。
もう、俺の中での奈那子の評価は決まっている。愛しい人。失くしたく無い人。
だのに未だに俺は彼女に思いを伝えたことが無い。
それが、怖い。伝えれば済むだけの話なのに、彼女ならば受け入れてくれると信じているのに。
伝えないことが怖い。伝えることも怖い。
自分で自分が、解らなくなっていく感覚。これがきっと、咎の味なんだろう。そう皮肉って、今日も偽る。
196 :
疾走:2009/06/04(木) 00:23:39.90 ID:7Lf4f++d0
それからまた約半年。奈那子はもう内定を決めていて、後は論文と卒業を残すのみ。
俺はゼミでの実験結果が漸く実を結びそうで、泊り込むのもザラとなっていた。
付き合い始めて丁度一年。記念というわけではないけれど、たまたま俺も奈那子もその日はオフになったから、あの喫茶店へと赴いた。
頼んだメニューはその時と同じ。ミルクティにアッサムティ、カボチャのスコーン。
相変わらず美味しいね、何て話をしながらのんびりと時を過ごす。
と、不意に彼女は切り出した。
「そう言えば、あの時は不可思議な発言をしてしまいましたね。晴彦くんは自分を主張しようとしないので、ついむきになってしまいました」
何のことだろう、と一瞬思案して、直ぐに思い当る。正しく「あの時」の話か。
「自己をこんなに殺せるなんて、と出会った頃は驚いていました。人を傷つけるのが嫌いで、結果として傷つけてしまうんだ、って後で分かりましたけれど」
発言の意図を掴みかねる。ただ、その言葉はきっと正しい。無難に生きていても、携わる以上、どうしようもないことはある。それを俺は認められなかった。
端的に言えば、子供だった、と。
「この一年間、本当に夢のようでした」
背筋に嫌なものが走る。けれども奈那子は止まらない。
「一緒にいるだけで幸せで、一緒になれることが幸せで、本当に本当に大好きでした」
やめてくれ。続きを聞きたくない。せめて、せめて俺に挽回のチャンスをくれ。
「でも、もう終わりです。もう、これ以上は、我慢出来ません。必死に耐えていたけれど、どうしようもないんです」
言うな。言わないで。何だってくれてやる。だから。
「これ以上は、もう、無理です」
彼女がその言の葉を言い切るか否かのタイミングで、心の底から搾り出したような情け無い声で、叫ぶ。
197 :
疾走:2009/06/04(木) 00:24:31.10 ID:7Lf4f++d0
「愛してる」
自分の目から液体が流れ出しているのを自覚出来る。酷く滑稽で、みっともないのも知っていた。けれども、一度溢れた感情は、濁流となってただ出てくる。
「大好きだ。俺は、俺はね、奈那子と一緒にいたいよ。どうか、出来れば、俺と一緒にいてくれないか」
今までこの言葉を言わなかった後悔がある。けれども、きっと、取り返しは付く筈だ。彼女は、俺を、知っている。
矮小な自分の殻という部屋から、やっと飛び出した俺だけれど。この絶叫の理由を、きっと彼女なら。
「………………」
奈那子は何も言わない。ただ呆然と俺を見ている。潤んだ瞳では良く見えないけれど、奈那子が俺を見ていることくらいは分かる。
そして、俺は彼女が普通の、ごくごく普通の、そこいらにいる女の子と同じだと言うことを知った。
「……一緒に、いて、いいんですか?」
起伏の無い声。
「私、重たく、ないですか?」
無理矢理肺を捻って押し出したような声。
「私、私は、駄目なんです。晴彦くん、が、好きで好きで、仕方が、ないんです。愛して、いるんです」
嗚咽が混じる。
「邪魔に、なりたくないん、です。私が、邪魔になるく、らい、なら、もう、いっそ、私が、いない、ほうが、って」
随分前に思ったこと。どちらかを優先しなければならない時に、彼女ならどうするか。
彼女は笑って、自分を殺すつもりだったんだ。誰よりも自分に素直で、利己的で、冷静で、だからこそ出した答えが、それだったんだ。
必死に涙を拭って、言う。
「馬鹿じゃないか! 何で、何で俺がお前を嫌うんだよ! 重くなんてねえよ! 好きに決まってんだろこの馬鹿!」
俺がそれを言うか、と心の中で突っ込みながら、でも止まらない。
「明言しなくて悪かった。愛してる。愛してる。愛してるよ。俺はお前と添い遂げたいよ。何か文句あるか?」
お互い涙でぐしょぐしょだった。店内に客はいなかったけれど、マスターがこっそりこっちを伺ってるのがやっぱり分かった。
そして、とびっきりの答えが、俺の目に映る。
「ありません。私と、添い遂げてください」
笑顔で。本当に眩しい笑顔で、彼女はそう言った。
外はあの時と同じような雨模様。けれども太陽は、確かに俺の目の前にあって、それだけで十分だった。
ポケットからハンカチを取り出して、彼女の顔をそっと拭う。
そしてそのまま口付けを。後ろから口笛が聞こえた。
― 了 ―
198 :
フル ◆FOOLOOSBXs :2009/06/04(木) 00:25:20.96 ID:7Lf4f++d0
以上です。
>>182からの続き物となっておりますので、宜しければそちらからどうぞ。
GJ!
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 01:13:39.22 ID:zyOqbrcH0
あげ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 01:59:04.40 ID:j0Z2nrETO
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 02:35:51.22 ID:PGZey2JhO
素直に保守
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 03:45:37.66 ID:K1WuErZ+O
ほし
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 05:58:32.29 ID:j0Z2nrETO
今日も一日、素直でクール。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 06:50:55.37 ID:YmRT82KqO
今日もがんばる!
保守る。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 08:41:23.75 ID:YmRT82KqO
ケーススタディ
・始業時間に男がいなかったとき
「遅かったな。心配したぞ」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 10:01:46.98 ID:YmRT82KqO
まだまだ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 10:54:52.89 ID:NKhFJ9SwP
☆彡
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 11:28:05.13 ID:8owx3qbmO
まだだ!!
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 12:20:00.71 ID:YmRT82KqO
まだまだいける!
・娘クーと父
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 12:55:01.45 ID:gAWg4KfrO
この調子だと素直シュールスレとかち合うな
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 13:31:50.71 ID:M4/nLvcCO
こんなの想像した
シュー「素直スレはVIPに二つもいらん! 蹴散らしてくれる!」
クー「何故争う事しか選べないんだ! 手を取り合う事だって出来るはずだ!」
シュー「黙れ! 朝はワッフル昼はパスタ夜はハンバーグの貴様に生きる資格はない!! 氏ね!」
クー「誤解だ! 私だって和食は食べる!!」
シュー「聞く耳持たん! 喰らえ奥義! 荒ぶる大鷹の寂しい休日!!」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:48:31.74 ID:g6pP3exb0
最後の投下が12時間以上前って何なの
書き手ばんがれ
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 15:20:35.75 ID:c4LcLFW+0
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 16:38:26.86 ID:o4Op2HHAO
あげ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:16:19.27 ID:m+YZdxdYP
ほ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:05:49.68 ID:m+YZdxdYP
・ニート
ク「そういえば私はもしかしてニートなのか?」
男「何をいきなり」
ク「私はここい半月ほどまったく働いていない」
男「たしかに」
ク「学校にも通ってないし、職業訓練も今は受けていない」
男「たしかに」
ク「そして就職活動をする気もない」
男「ニートだね、間違いなく」
ク「動かないからか最近は凄まじい勢いで太ってきている、もうウエストがバストを超えてしまった」
男「大変だね」
ク「歩くことさえも辛くなってきた、おかげで家事は君に任せっきりになってしまった」
男「正直きついです」
ク「私は一体いつ痩せられるのだろうか」
男「一週間くらいでかな」
ク「そうだ、あと一週間だ、あと一週間できれいさっぱり痩せられるんだ
そして十か月間一緒に頑張ってきたこの子とようやく会えることになるんだ」
男「随分しゃべるね、やっぱり不安?」
ク「ああ、かなりね」
男「俺がついてるから」
ク「ありがとう、早くニート生活を終え私たちのの家を守りたいな」
男(……自宅警備員?)
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 18:57:23.08 ID:YmRT82KqO
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 19:41:29.83 ID:m+YZdxdYP
ほ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 20:02:40.49 ID:K1WuErZ+O
3日で223レス、この調子だと14日まで持つのか。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 20:26:09.74 ID:K1WuErZ+O
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 20:57:10.51 ID:K1WuErZ+O
し
保守
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 21:36:14.78 ID:K1WuErZ+O
ほさ
今更ながら
>>198を読ませてもらった。
素晴らしいと言わせてくれ。そしてGJ!
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:07:15.44 ID:m+YZdxdYP
・教師と生徒
男「昨日の話考えてくれましたか?」
ク「私のことが好きだってやつかい、恋人はやはり同年代から選べばいいんじゃないかと思うけどな」
男「先生は俺のことをどう思ってるんですか?」
ク「まあ、嫌いではないとだけ言っておくよ」
男「だったら、これから俺に振り向かせて見せます、試しにでいいですから一度だけでも」
ク「バレれば私はクビになる、今さら恋に命を賭ける気はないな」
男「どうしてもダメなんですか?」
ク「生徒との恋愛はご法度だ、『生徒との恋愛』はね」
男「えっ、それって……」
ク「この学校の卒業生と付き合ったとしても、べつに問題はないわけさ」
男「まどろっこしいのはやめて下さい、つまり何なんですか」
ク「少し考える時間を下さい、と言うことでこの場は納得してくれ、そのうち答るから」
男「……わかりました、待ってます、いつまでだって」
ク「ふっ、せいぜい期待しないで待っていてくれ」
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:52.74 ID:P3CmMTIsO
ほ
保守る
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 23:36:40.45 ID:P3CmMTIsO
クーは普通はあまり酔わないけど、男と飲む時は酔いつぶれる。そんな気がする
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 23:41:55.41 ID:m+YZdxdYP
・馬鹿(聡明でない)
男「だからこの公式は……」
ク「私に小難しい理屈を求めるな」
男「いきなり開き直りですか、見た目は優等生ぽいのに」
ク「君は人を外見で判断するのか」
男「頭たりない人ほど口は達者だよね」
ク「それが自分の彼女に対する言葉なのかい」
男「愛すればこそ厳しくなるの、勉強の楽しさは勉強しないとわからないよ」
ク「勉強の楽しさか、よくわからないな、具体的にどういうものなんだい」
男「時間稼ぎ禁止、ゲームの楽しさはゲームしないとわからないでしょ、そう言うことだよ」
ク「なるほど、恋をしないと恋する喜びがわからないようなものか」
男「うん、だからこそ俺が教えたいんだ、恋の喜びも勉強の楽しさも」
ク「ふふっ、ずいぶん私の扱い方がうまくなったものだな、なら少しはつきあってみるか」
男「たくさんだよ、どっちもね」
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 23:42:02.91 ID:lcfVBdU6O
ほしゅ
素直クール、かなり久しぶりにみたわ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 00:20:16.21 ID:+R2qIF5BP
ク「すまない、これ以上は飲めそうにないな」
男「そうなの?まだ平気そうなのに」
ク「ハメのはずし方がわからないだけだよ、だからそう見える」
男「そんなもんか、もっと騒ぎたいとは思わないの?」
ク「無理だよ、私にだってプライドがある、だけど君の前でならバカになるのもいいかもしれんな」
男「ならなってみなよ、そのためにもどんどん飲んでさ」
ク「いや、せっかくの楽しい時間なんだ、記憶が飛んでしまっては意味がない、もうそうなる一歩手前なんだ」
男「残念、けどそれなら辛くなるまえに寝たほうがいいんじゃない」
ク「そうさせてもらうよ、変なことをしても君ならかまわないが、せめておこしてからにしてほしいな」
男「もう寝ちゃったよ、まっ、かわいいからいいか」
保守る
お題
・病弱
・容疑者
・姉妹
・痴女
・恋敵
・オタク
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 02:44:02.55 ID:QSdZ+QPaO
ねるほ
明日は暇だしなんか書くか
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 03:44:26.55 ID:ni+NrF0uO
ほしゅ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 06:58:47.46 ID:xcf8FfFoO
おはやう
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 07:01:26.08 ID:XERCcB7AO
脳内でクラピカの声で再生されるんだが
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 08:36:58.62 ID:ni+NrF0uO
おはよう
オタク
「おお、このシリーズの新巻が出ていたのか。こっちはキャラソンだと?買わなくては」
「さっきから手当たりしだいに買おうとしてるけど大丈夫なの?」
「コレに使うお金はもう必要経費として計算されているんだ。仕方がないだろう」
「ならいいんだけどもさ」
「何?アニメ化だと?これは要チェックだな」
「ただ、目が怖いんだよな・・・」
「買い物に付き合せて悪かったな。あんなとこに居ても退屈だろう」
「いや、いろいろ見てると結構楽しかったしクーのほくほく顔が見れるし悪くないよ」
「この満足感はなんなんだろうな。他では味わえない感覚だ」
「じゃあもし、オタクをやめて欲しいって言ったらクーはどうする?」
「それは・・・」
「いや、本気じゃないんだけどさ。もしだよもし」
「君が望むのなら努力して更生しようとするだろうが、恐らく」
「恐らく?」
「欲求を補完するために君への依存度が跳ね上がるだろう。今以上に」
「それは・・・」
「今はまだセーブしている部分が現れてきてしまうだろう」
「これは自分もオタクになるしかない・・・のか・・・?」
「そういうことならまかせろ。漫画か?アニメか?ゲームか?私のオススメをいくつかピックアップしてやろう」
「ピックアップって前に渡されたあのリストですか?あれはちょっと」
「全部オススメなんだ!しょうがないだろう!だってあの作品はうんたらかんたら」
「また始まっちゃったよ・・・」
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 10:40:55.19 ID:+R2qIF5BP
ほ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 11:56:37.14 ID:+R2qIF5BP
ほ
もうだめなのか?
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 12:51:39.25 ID:JRpWq3KbO
何が
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/05(金) 13:24:06.17 ID:t5pIkDG3O
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほし