1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
飼「誰かが我が家に来てから雨続きなのですが」
狐「梅雨ですから」
飼「……嫁入り?」
狐「違いますよ?」
飼「夢をください」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 17:55:11.00 ID:JgVTntOS0
狐「おなかが空きました」
飼「油揚げでいいですよね?」
狐「飽きました。というか、油揚げが大好きというわけでも」
飼「……我が家のエンゲル係数が二倍近くに膨れ上がったことをご存知でしょうか?」
狐「私、油揚げ大好きです」
飼「それはよかった」
つまらない
きもい
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 17:56:48.24 ID:wVHlA5uz0
ふかぶかおじぎスレなの?ちがうの?なんでオレはちょっとときめいてるの?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 17:57:44.00 ID:AnL5yN/G0
狐の嫁入りってお天気雨のことじゃなかったっけ?
ってどうでもいいかw
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 17:58:23.42 ID:JgVTntOS0
狐「どうしてTVが横になっているのですか?」
飼「寝ながら見るのに適していますよね」
狐「いえ、上下の感覚は寝ている状態でも簡単には変わらないので見づらいとしか」
飼「……映画にびっくりしてぶったたいたり、お笑い番組でツッコミを入れたりするとTVの調子はおかしくなると思いません?」
狐「ごろごろするの最高です」
飼「休日ばんざい」
7 :
李子朝鮮アンサス:2009/05/25(月) 17:59:05.80 ID:AOY3Deu1O
あーつまんね
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:00:06.33 ID:z8tkp5GGO
狐狩りじゃー
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:00:25.72 ID:DcUTkOnb0
元ネタ知らんにゃけど
1がんばれっ
こういう下らんのいい加減にして欲しいな
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:01:18.92 ID:JgVTntOS0
狐「冷蔵庫は便利ですね」
飼「そうでしょうか?」
狐「ものを冷やせるだけでなく、空調設備としても使えます」
飼「……アイスが全部溶けてたのは停電のせいじゃなかったんですね」
狐「自然の驚異です」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:03:00.30 ID:sZlScNsn0
さっき子狐の帽子見てきたから狐ならなでもおk
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:03:42.23 ID:JgVTntOS0
狐「人間は夜行性なのですか?」
飼「違いますよ?」
狐「でも、昼間はほとんど寝ていませんか?」
飼「……違いますよ?」
狐「そうですか」
飼「そうなのです」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:04:37.12 ID:R/NZsYHQO
狐ぼうやのアニメの再放送を見てたところ、なんてタイムリーなスレを見つけてしまったんだ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:08:32.67 ID:JgVTntOS0
狐「食べれませんでした」
飼「造花ですから」
狐「どれもこれも食べれませんでした」
飼「どれもこれも造花ですから」
狐「食べれない花なんてあってもしかたないと思いますよ?」
飼「……食い扶持が増えたので内職をしようと思ったんですが、一文にもならなくなりました」
狐「造花おいしいです」
飼「向こう三日間はゴハンはそれです」
狐「たすけて」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:08:43.06 ID:G4gowIL9O
きたいしてます
ふかぶかおじぎ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:10:23.88 ID:JgVTntOS0
ふかぶかおじぎってなんじゃらほい?
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:12:01.16 ID:UgG3NMwSP
ケモノ属性なら大歓迎だわ
ケモ耳と尻尾ついてるだけのユーアーヒューマンだっ・・・!系はいらね
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:12:45.16 ID:JgVTntOS0
狐「暑いです」
飼「では、掛け布団なしで寝てください」
狐「寒いです」
飼「では、掛け布団ありで寝てください」
狐「中間がほしいです」
飼「高いので無理です」
狐「そこをなんとか」
飼「……では、一緒に新聞紙で寝ますか?」
狐「お布団あたたかいです」
飼「へくしょい」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:15:12.62 ID:wVHlA5uz0
>>17 ぐぐるとちょっとほっこりできるかと思われる
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:15:25.02 ID:JgVTntOS0
狐「猫科です」
飼「犬も猫科ですね」
狐「しかし人権を主張します。具体的には食生活の改善を求めます」
飼「……では、納税その他の義務を履行してくださいね。さしあたっては我が家の家賃から」
狐「わんわん」
飼「猫科ですね」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:20:15.69 ID:JgVTntOS0
狐「働かざるまま食いたいです」
飼「ぶっちゃけましたね」
狐「葉っぱをお金に変えれるならしたいところです」
飼「できませんか?」
狐「特殊なインクやホログラム技術など、紙幣は技術の塊です」
飼「……技術進歩め」
狐「まあ、単なる紙でもできないわけですが」
飼「一瞬日本政府に恨みを覚えてしまいましたよ?」
狐「そういう日もあるかと」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:20:49.46 ID:cacPFRNs0
かのこん思い出した
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:21:15.25 ID:zRyXLZSEO
初めまして、俺の敵
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:21:46.06 ID:ec3kwXq10
狐娘というワードで釣って無意味な話で深い話だと馬鹿を錯覚させる巧妙なスレ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:23:08.67 ID:JgVTntOS0
狐「絡まりました」
飼「いったい何をすればこんな」
狐「造花を作って食費の足しにしようかと思いました」
飼「……むしろこの状況を写真に撮った方が売れそうです」
狐「そうなんですか?」
飼「そうなんです」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:26:25.44 ID:JgVTntOS0
狐「本当におなかが空きました」
飼「今まではうそだったのですか?」
狐「いえ、全力でおなかが空いたということです」
飼「今までは余力があるおなかの空き方だったのですか?」
狐「ありませんでした」
飼「……では、何が違うのでしょうか?」
狐「気合の類かと」
飼「気合」
狐「全身全霊をもっておなかが空いたと主張できます」
飼「なるほど」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:31:23.47 ID:JgVTntOS0
いまいち受けがよくないみたいだから撤退ー
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:32:49.92 ID:z8tkp5GGO
この寂しがり屋め!!
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:36:05.70 ID:G4gowIL9O
50くらいまで頑張ってくだせぇ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:36:44.67 ID:DcUTkOnb0
俺は楽しかったけどな
1帰ってきてよ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:37:24.38 ID:JgVTntOS0
このツンデレどもめ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:37:28.74 ID:2NB8u3SUO
面白いよ
こーゆーの好き
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:38:36.45 ID:FpzMVWxtO
イヤッホォォォォォウ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:39:22.73 ID:DcUTkOnb0
1さん帰ってきたぁあああ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:40:59.36 ID:JgVTntOS0
狐「ねっとびじねすに投資をするとお金が増えるそうです」
飼「時と場合によりますね」
狐「大丈夫です。これは確実に需要があります」
飼「どんな企画ですか?」
狐「マレーシアのえび養殖場をつぶして油揚げ畑を作る計画です」
飼「……油揚げの作り方を知ってますか?」
狐「多年草の地下茎だと書いてあります」
飼「狐がだまされるのはどうかと」
狐「え?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:42:17.20 ID:R/NZsYHQO
ボケ混じりだから姉狐なふかぶかおじぎとは路線が違うな
人語を操るカラスが男の家に住むやつに近い感じ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:43:40.26 ID:JgVTntOS0
狐「お金さえあればこの世は楽園なのですね」
飼「その解釈を間違っていると言い切れるほど裕福な暮らしをしていないので同意します」
狐「では、お金をください」
飼「裕福な暮らしをしていないので同意したはずですが?」
狐「お小遣いをください」
飼「……いくら?」
狐「さんびゃくえんです」
飼「はい」
狐「わーい」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:45:57.07 ID:R/NZsYHQO
題材は悪くないけど、あの姉狐と比べて強く惹かれないな
何が違うんだろう?
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:47:55.23 ID:DcUTkOnb0
きつねたんに油揚げをたんと食べさせてあげたい
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:48:04.16 ID:zRyXLZSEO
飼がだめなんだと思う
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:49:38.01 ID:JgVTntOS0
狐「わたあめおいしいです」
飼「花火大会なんてあったんですね」
狐「りんごあめおいしいです」
飼「まだ花火までは時間があるようですね」
狐「らむねおいしいです」
飼「……まだ時間があるようですよ?」
狐「お金がないです……」
飼「あと、百円だけですからね?」
狐「はいっ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:51:37.93 ID:R/NZsYHQO
狐は純粋な肉食だから食べるのは肉魚虫
狐捕獲用の罠に使われるのも豆腐の油揚げではなくネズミの油揚げ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:53:31.56 ID:DcUTkOnb0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:53:51.39 ID:JgVTntOS0
狐「きんぎょです」
飼「食べちゃダメですよ?」
狐「わかってます」
飼「それはよかった」
狐「ちゃんと開いて内臓を取り出して焼いてから食べます」
飼「食うな」
狐「保存食ですか?」
飼「……食うな」
狐「非常食ですね」
飼「違います」
平凡
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:57:04.56 ID:R/NZsYHQO
>>44 昔は神社でもネズミ油揚げをお供えしてたけど、途中で豆腐の油揚げを代用するようになったとか
狐を神とする日本に対し、インドかどこかの国ではジャッカルを神と崇めてるらしい
ジャッカルの神殿にも油揚げをお供えしてる
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:58:04.09 ID:JgVTntOS0
飼「何をしているんですか?」
狐「死んだふりです」
飼「なぜ死んだふりを?」
狐「撃たれそうになったら逃げるか死んだふりです」
飼「……花火は人を狙いませんよ」
狐「狐を選別できるんですね?」
飼「できません」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 18:59:05.56 ID:DcUTkOnb0
>>47 ほうほう
じゃあお供え物は油揚げでOKなワケですな
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:01:48.38 ID:JgVTntOS0
んじゃ、50まで来たし、不評だから撤退ー
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:03:10.04 ID:z8tkp5GGO
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:03:16.05 ID:DcUTkOnb0
えーっ!
ふかぶかおじぎ見てきた
絵本っぽくていいなアレw
こっちでもほっこり出来そうだ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:03:50.33 ID:R/NZsYHQO
鍛える場は他にあるのか?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:04:48.79 ID:R/NZsYHQO
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:06:11.40 ID:JgVTntOS0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:07:13.82 ID:DcUTkOnb0
1まだいたw
なんだ続けないのかならいいや
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:08:47.84 ID:JgVTntOS0
失敗したスレでも学べることがあるなら学んでおきたいしーw
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:10:13.93 ID:DcUTkOnb0
1本当に行っちゃうの?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:13:26.17 ID:JgVTntOS0
>>60 失敗したネタに未練はないし打ち切るつもりだけど、
この
>>1がなんか書くのを読みたい、という話であればまた違うネタでスレを立ててもいいよー
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:14:31.26 ID:VDbUMFx1O
なにこの上から目線
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:15:08.66 ID:JgVTntOS0
>>62 そういう意図はない
ただ、出先なんで何もないならそろそろ帰りたいんだw
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:15:41.21 ID:DcUTkOnb0
よみたーい!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:16:50.61 ID:JgVTntOS0
んじゃ、なんかお題を2,3ください
固有名詞でなければ大体おk
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:19:30.26 ID:DcUTkOnb0
あれ、狐娘じゃないの?
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:20:47.75 ID:JgVTntOS0
>>66 なんでも構いません
>>61でいったとおり、違うネタで別スレ立てるわけだからw
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:23:03.52 ID:DcUTkOnb0
えーっ
狐娘がよみたいなーぁ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:24:27.81 ID:DcUTkOnb0
なーぁ…
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:25:48.47 ID:DcUTkOnb0
ゴメン……(´・ω・`)
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:25:55.06 ID:JgVTntOS0
まあ、意見が一致しなかったということで
では、そろそろ帰ります。おつかれー
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:26:48.07 ID:DcUTkOnb0
ノシ
狐「誰ですか?あのひと?」
飼「友人です」
狐「ずいぶん綺麗なひとですね?」
飼「友人です」
狐「手、繋いでましたね?」
飼「友人です」
狐「…もういいです。寝ます。」
飼「今日は油揚げとお肉ですよ?」
狐「話しかけないで下さい」
飼「…ごめんなさい」
狐「…」
飼「…」
狐「…お腹空きました」
飼「ご飯にしましょう」
狐「…許したわけじゃありませんからね?」
飼「ゴメンナサイ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:42:50.41 ID:AnL5yN/G0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:46:02.85 ID:LUJ0HQNE0
終わっちゃったのか・・・もっと読みたかったな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 19:50:11.75 ID:z8tkp5GGO
なんか気持ちのわるい流れです
飼「遊びに行きましょう」
狐「どこにですか?」
飼「サーカスです」
狐「…」
飼「どうしました?」
狐「…」
飼「???」
狐「…売り飛ばす気ですね?」
飼「まさか」
狐「嘘です」
飼「そんなことしませんよ」
狐「本当に?」
飼「本当です」
狐「嘘だったら?」
飼「晩御飯をステーキにします」
狐「わかりました。行きましょう」
飼「」
狐「どうしました?」
飼「なんでもありませんorz」
>>73 思い付きが続く限り行きます
尽きたら誰かに投げます
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 20:13:11.68 ID:z8tkp5GGO
では、静観します
飼「良い天気ですね」
狐「そうですね」
飼「今日はお布団を干しましょう」
狐「いいですね」
飼「日当たりが良い屋根で干しましょう」
狐「ポカポカですね」
飼「…布団の上からどいて下さい」
狐「気持ち良いですよ?」
飼「気持ち良くてもです」
狐「…スースー」
飼「…私も寝ちゃおうかな」
狐「これは何ですか?」
飼「ドライアイスです」
狐「煙が出てます。火事ですか?」
飼「火事ではありませんよ」
狐「水のなかに入れた方がよくないですか?」
飼「入れても良いですよ」
ドライアイス「ブクブクブク」
狐「わぁー煙が酷くなったぁー」
飼「大丈夫だか…洗剤いれちゃだめぇぇぇえ」
ドライアイス「ブクブクブクブクブクブクブクブクブク」
狐「わぁー部屋がたいへんなことに!?」
飼「アイスは抜きです」
狐「…ゴメンナサイ」
飼「…お掃除してから食べましょう」
狐「はぁーい」
飼「わぁー地震だー」
狐「地震ですね」
飼「落ち着いてますね」
狐「狐はこのくらいじゃ動じないのです」
飼「でも避難しないと」
狐「避難するほど大きくありませんよ?」
本棚「ばたーん!」
狐「さぁこっちです!早く早く!!」
飼「もう治まりましたよ?」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 20:42:49.25 ID:z8tkp5GGO
油age
狐「グスッ…グスッ…」
飼「どうしました?」
狐「ゴン狐が可哀想です」
飼「…そうですね」
狐「私もこうなりますか?」
飼「大丈夫、なりませんよ」
狐「本当?」
飼「本当ですとも」
狐「絶対?」
飼「絶対です」
狐「嘘ついたら?」
飼「嘘なんて付きません」
狐「むー」
ナデナデ
狐「あ…」
飼「落ち着きました?」
狐「…はい」
狐「…遅いなぁ」
狐「…まだかなぁ」
狐「…お腹すいちゃたなぁ」
飼「遅くなりました」
狐「スースー」
飼「寝てるし…」
飼「あれ?いいにおい」
飼「あ…ご飯が出来てる」
飼「待っててくれたんだ…」飼「明日は早く帰ろう」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:04:07.59 ID:2NB8u3SUO
うぁぁぁあああ改行ミスったぁぁぁあああorz
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:14:06.62 ID:2NB8u3SUO
狐「うわぁ花嫁さん綺麗…」
飼「…そうですね」
狐「いいなぁ…」
飼「…そうですね」
狐「私も着たいな。花嫁衣装」
飼「…そうですね」
狐「相手は がいいな」
飼「…そうですね…え?」
狐「なんでもないです」
飼「…もう一回お願いします」
狐「なんでもないですったら」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:15:14.02 ID:z8tkp5GGO
キツネを調べつつ保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:27:07.51 ID:2NB8u3SUO
飼「何ですかこの子」
猫「ミィ」
狐「捨て子猫」
飼「見ればわかります」
猫「ミィー」
狐「拾った」
飼「…もとの場所に戻してきなさい」
猫「ミィー?」
狐「絶対嫌です」
飼「…うちには大喰らいがいるので飼えません」
猫「ミィーミィー」
狐「ご飯少なくても我慢します」
飼「…」
猫「ミィー」
狐「…」
飼「…ちゃんと面倒観てくださいね?」
猫「ミィ!」
狐「もちろんです!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:38:39.81 ID:2NB8u3SUO
猫「ミィミィー」
狐「フフフ」
猫「ゴロゴロ」
狐「アハハ」
猫「ペロッ」
狐「くすぐったいですよ〜」
猫「ミィー?」
狐「お腹空きましたか?」
猫「ミィ!」
狐「おっぱいにしましょうね〜」
飼「ミィ!」
狐「…」
猫「…」
飼「…」
狐「ハウス!」
飼「ミィ〜」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:41:16.17 ID:2P+HtxkF0
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:42:35.61 ID:SXcG/DHeO
狐!狐!
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:54:35.24 ID:2NB8u3SUO
狐「あの子が居ません」
飼「え?」
狐「帰って来ないのです」
飼「お散歩では?」
狐「それでもいつもならもう帰って来てるはずです」
飼「大丈夫ですよ」
狐「心配です。探しに行きます」
飼「わかりました。一緒に行きましょう」
狐「早く早く!!」
飼「ちょっと待って…あ」
狐「なんですか!?」
飼「…あれ」
狐「こんなとこにいた!」
猫「スースー」
飼「気持ち良さそうに寝てますね」
狐「降りれなくなったのかな?」
飼「かもしれませんね」
狐「ごめんね」
猫「ミィー。ペロッ」
狐「あははっくすぐったい」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 21:56:36.05 ID:2NB8u3SUO
風呂行ってきます
続き思いつかなかったら次あたりで締めます
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 22:09:28.49 ID:bv7JU+QK0
C
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 22:26:47.03 ID:z8tkp5GGO
きつねこぶたぬき
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 22:39:50.47 ID:2NB8u3SUO
ただいま
思い付かなかったので締めます
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 22:45:26.01 ID:z8tkp5GGO
岡エリー
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 22:51:17.57 ID:2NB8u3SUO
狐「明日からはお休みですね?」
飼「そうですね」
狐「どこかにお出掛けしましょう」
飼「どこに行きたいですか?」
狐「お山に行きたいです!」
飼「え?」
狐「だからお山です!」
飼「…」
狐「どうしました?」
飼「なんでもありませんよ」
狐「お山っ♪お山♪」
飼「…わかりました。明日はお山です」
狐「わぁーい♪」
狐「あなたも一緒だよっ♪」
猫「ミィー?」
飼「…お別れ…なのかな…」
狐「何か言いました?」
飼「いいえ。何も」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:01:13.33 ID:2NB8u3SUO
翌日
狐「気持ちいいですね♪」
猫「ミィ♪」
飼「…そうですね」
狐「この子も喜んでます♪」
猫「ミィー♪」
飼「…そうですね」
狐「?昨日から変ですよ?」
猫「ミィ?」
飼「!そんなことないですよ?」
狐「そうですか?」
飼「そうですとも」
狐「まぁいっか♪ほら!紅葉が綺麗ですよ♪」
飼「そうですね」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:17:54.42 ID:2NB8u3SUO
狐「大切なお話があります」
飼「!…なんですか?」
狐「…ここは私の故郷です。だからここでしかお話しできないことがあります」
飼「…はい」
狐「あの…ですね」
飼「…はい」
狐「その…」
飼「…はい」
狐「………ぅー」
飼「………」
狐「わ、私をあなたのお嫁さんにしてくださいっ!」
飼「…嫌だ!…え!?」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:19:01.40 ID:z8tkp5GGO
な、なんだってー
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:31:58.97 ID:2NB8u3SUO
狐「…う…」
飼「…え?…え?…今なん、て?」
狐「うわぁぁぁああん!!」
飼「わ、わ、待って泣かないで!今の無し!!」
狐「うぇぇぇええん!」
飼「あーもう!」
ギュッ…
狐「うわぁぁ…え?え?あの、その…?」
飼「ごめんね勘違いしてた…」
狐「ヒック…勘違い?」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:34:16.70 ID:2NB8u3SUO
飼「うん。お山に帰っちゃうんだと思ってたから…」
狐「…バカ」
飼「うん。バカだった」
狐「私はもうお山に帰れないんだよ?」
飼「え?なんで?」
狐「だって…もう狩りなんて出来ないもん」
飼「…駄狐」
狐「ムカッ」
飼「痛い痛い許して」
狐「やだ」
飼「お婿さんになるから」
狐「!…ずるい」
飼「嫌?」
狐「…嫌じゃないです」
飼「…ん」
狐「…ん」
狐「また一緒に来ようね?」
飼「うん、そうだね」
猫「ミィー」
おわり
つまらんし
きめえ
乙
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:39:46.34 ID:2NB8u3SUO
以上です
本当は
>>96で猫死なす予定だったけどなんか無理だったのでやめました
無理くりに持ってきたけどこんなんで良かったのだろうか…
異論は認める
見てくれた人ありがとでした
ふかぶかおじぎ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:40:41.32 ID:bv7JU+QK0
良かった。狐は良いなぁ。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/25(月) 23:43:57.35 ID:z8tkp5GGO
おつん
ここで落とすのはちょっともったいなくもある
114 :
なんか思い付いた:2009/05/26(火) 01:14:39.81 ID:PNPxvpFyO
飼「なんで寝てるんですか…」
狐「グーグー」
飼「起こしてくれるって言ったのに…」
狐「スーピー」
飼「…まぁいいか。寝直そ」飼「………目が冴えちゃった」
飼「…可愛い寝顔」
狐「…ん?いいにおい」
飼「おはようございます」
狐「おはようございます」
飼「朝御飯出来てますよ」
狐「わ、ごめんなさい当番なのに…」
飼「いいです。良いもの見れたですし」
狐「良いもの?なんですか?」
飼「ナイショ」
狐「??」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 02:41:07.32 ID:32TG3MdNP
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 05:20:37.91 ID:32TG3MdNP
!!
2時間半も書込みなしでも落ちんのか!!!
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 06:35:26.04 ID:fZ9CDGCvO
故にage!
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 09:13:41.22 ID:mpICWK7QO
あげ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 09:51:00.23 ID:Ehxr+r7tO
狐娘「梅雨ですね」
男「梅雨だな」
狐娘「しかも晴れ雨です」
男「だなー」
狐娘「男さんは、晴れ雨って私たちの結婚式の日だって知ってますか?」
男「え、そうなのか?」
狐娘「はい」ぎゅっ
男「お、おいいきなりなんだ? 油揚げねだっても駄目だからな」
狐娘「むぅ、そんなつもりじゃないですよ。
ただ、私もいつか添い遂げたいです。イイ相手を見つけて。生涯を一緒に」
保守
せっかくだからもう少し妄想垂れ流すか
ずるずる
狐娘「…何食べてるんですか?」
男「ん? 赤いきつね」
狐娘「ひにゃあああぁぁぁ!!!」バタバタ
男「うおおやめろ! こぼれる!」
狐娘「こ、この人でなし! 売国奴! えいきゅうせんぱん!
うう…あなただけは違うと信じてたのに…そんなことするはずないって。それをよくも! このっ、このっ」ポカポカ
男「落ち着け! 赤いきつねは別にきつねが入ってるわけじゃないぞ。むしろお前の好物が入ってる」
狐娘「ふぇ?」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 10:30:28.38 ID:JpHIV1jqO
き
狐娘「だんな様ー、だんな様ー」
男「おう狐娘、お早う」
狐娘「キセルに外套に鍔付き帽子…
というと、旦那様は今日もお仕事ですか?」
男「ああ。また猫探しの依頼が入ってね。君は家でゆっくりしてくれて構わないよ」
狐娘「そういうわけには参りません。私もなにかお手伝い致します」
男「…では昼時には戻るだろうから、何か簡単な飯でもこしらえておいてもらえるか?」
狐娘「はい、わかりました! 腕によりをかけた油揚げ料理を振る舞いますねっ!」
男「いや…それはいささか偏りすぎだと思うが」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 10:36:27.58 ID:PNPxvpFyO
また新しい人来たんですね
楽しみに保守
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 10:36:40.70 ID:OhCnwTdjO
昨日から見てるが面白い
しえん
男「では頼むよ」
狐娘「はい、任せてください! 油揚げならお手のものです」
男「だから油揚げ以外も頼むよと」
狐娘「…猫さん、しっかり探してあげて下さいね?
一人ぼっちは…寂しいですから」
男「狐娘…」
狐娘「さあさあ、では元気にお仕事頑張ってください。いってらっしゃいませ旦那様〜」
男「ただいま狐娘」ガチャッ
狐娘「スー、スー」
男(おや、眠っているのか。
無理もないな。今日は随分と早起きしたようだから)
狐娘「旦那様…むにゃむー」
男(幸せそうな顔だな…どんな夢を見ているのだろう?)
男「――む、料理が出来ているな。
汁物に油揚げの煮付け、鯖の味噌煮、それに…白飯か。ふふ、だいぶ頑張ったようだ」
狐娘「むにゃ…旦那様…」
男「有り難う狐娘。寒かろうて。外套を掛けてやろう」ファサッ
狐娘「ほわ…」
狐娘「むー…。
…はぅっ!?」がばっ
男「起きたか」
狐娘「はれっ? わ、私いつの間に?」
男「悪いが先にいただかせてもらったよ。うむ、美味しいものだった」
狐娘「旦那様…あ、ありがとうございます」
男「礼を言うのはこちらだ。おかげで久しく忘れていた、満ち足りた気分を思い出したよ」
狐娘「そうですか? えへへ…嬉しいです」
狐娘「それで旦那様、猫はどうなりました?」
男「ああ。駅舎裏の空き地で見つけたよ」
狐娘「本当ですか? 良かった…」
男「猫じゃらしや羽虫と戯れていたよ。可愛いものだ」
狐娘「ふふっ」
男「おかげで午後から暇が出来た。どうだ、少々付き合わないか?」
狐娘「良いんですか?」
男「何、丸帽子でも被れば耳を引っ込める必要もあるまい。
ちやうど今ならすぐ近くの劇場で何かやっているだろう。その後に喫茶としゃれ込もうじゃないか」
狐娘「はい、私は旦那様と一緒にいられれば、どこへ行こうと構いません」ぎゅっ
男「こらこら、節操ないな。さ、支度をしよう」
狐娘「はいっ!」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 11:30:39.27 ID:fZ9CDGCvO
ギンギツネ
狐娘「梅雨なのに外は快晴ですねー」
男「梅雨などそんなものだ。それにしても…」
狐娘「? どうかしました?」
男「随分とまた西洋的な恰好をめかしこんだな。モガというか、なんというか」
狐娘「旦那様と一緒にお出かけするんだからと思って、気合い入れてきました」
男「一体どこから手に入れてくるのやら」
狐娘「旦那様のお友達の女さんです。よく送ってくださいます」
男「まったく…あいつも大概物好きというか…これでは着せかえのごっこ遊びだ」
狐娘「そうですか? 私は結構楽しいです」
男「まぁ趣味のぶんには、めかし込むのは自由だ。好きにしたまえ」
狐娘「そんな事おっしゃってぇ、旦那様だって本当は動揺してるくせに」つんつん
男「なっ、わわっ、私はっ、そのような不埒な事はっ、厳粛なる男子としてっ!」
狐娘「うふふっ」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 11:54:06.31 ID:JpHIV1jqO
なにこれお洒落
――――
狐娘「面白かったですね、劇」
男「『声劇座(オペラ)の怪人』か。ふむ、中々に良かった」
狐娘「さて、喫茶ですか?」
男「そうだな。どこか良い店を知らないか?」
狐娘「決めてらっしゃらなかったんですか?
うーん…私もあまり出歩きませんから…あ、でも一軒だけ、心当たりが」
男「では参ろう」
狐娘「はい」
狐娘「ここです」
男「洒落た面構えだ」
ガランガラン
女「いらっしゃいま…って、男!? それに狐娘ちゃん?」
男「なっ、女だと?
そういえば茶店に勤めているとは聞いたが…まさかこことは」
狐娘「ごめんなさい…他に思い当たるお店がなくて」
男「…まあ構わないさ。さて、さっさと案内しないか」
女「何よ偉そうに。ほら、ここにでも座れば」ガタッ
男「どうも」
狐娘「ありがとうございます」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 12:58:20.01 ID:fZ9CDGCvO
脳内がセピア色に染まった
女「ゴチューモンハナンデスカ」
男「何という。接客がまるでなってないな。
まあいい。それじゃあ私は珈琲をいただこう」
狐娘「珈琲?」
男「ん? 知らんのか?
豆を挽いて水出しした飲み物だ。嗜好品だな」
狐娘「へぇ…私も飲んでみたいです」
男「いいのか、苦いぞ」
狐娘「構いません」
狐娘(大丈夫、そんなに苦いはずありません)
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 13:23:17.75 ID:PNPxvpFyO
大正辺りだっけモガって
女「はい、どうぞ」カチャッ
男「良い香りだ」
狐娘「ではいただきます」ズズ…
男「どうだ?」
狐娘「…!」
ばたばた
男「くくく、やはり苦かったか」
狐娘「むー、むーっ」
男「ほら、水だ」
狐娘「こくこく…ぷはっ。
うう〜、旦那様、にがいです…すごく…
旦那様はよくこんなに苦いものを飲めますね」
男「まぁ、私は大人だからな。
君はあまり無理するな。ほら、牛乳と砂糖を入れてやる」
狐娘「むぅ…結構です。最後までこのまま飲みます」
男「意地張りだな、君は」
狐娘「にが…」
男「だから無理をするな。素直に珈琲牛乳にして飲みたまえ」
狐娘「…はい」
男「そうだ女、お前、狐娘に服を送っているそうだが」
女「そうよ。着なくなった服とかこれ狐娘ちゃんに似合うなーとか、思ったままに送ってるけど」
男「おいおい」
女「良いじゃない。別に。喜んでもらってるみたいだし」
狐娘「はい! 送られてくるたびに胸を高鳴らせてます」
男「…そうか」
女「というわけで狐娘ちゃん、うちの店の衣装可愛いんだけどさ、ちょっと着てみない?」
男「はぁぁぁれんちなぁぁぁばばば!!!?」
女「どうしたの? まさか狐娘ちゃんがこの服を着て接客してる姿を想像して、赤くなったんじゃないでしょうね」
男「なっな、何を馬鹿なっ」
女「あんたも意外に『うぶ』ねぇ。
五歳の時からかれこれ十四年来の付き合いになるけど、本当、全然変わらないわね」
男「余計なお世話だ」
女「狐娘ちゃんも大変でしょう。こんな気難しい人と一緒に暮らしてて」
狐娘「そんなことないですよ。男さんはとっても気が利いて優しいです」
男「よしてくれ。こっちが恥ずかしくなるだろう」
女「恥ずかしがりめ」
男「五月蝿い」
男「さてそろそろ行くか。邪魔したな」
女「ううん、また来て頂戴」
狐娘「それじゃあまた」
女「またねー」
バタン
女「…ふーっ」
女「狐娘ちゃん、相変わらず男にべったりねー」
女「少し妬いちゃうかな、なんてね」
浪漫だなぁ
狐娘「もうすっかり夕方ですね」
男「そうだな。…お、汽車が来るぞ」
暮れ始めた夕景色を、夕日に染まるレールの上を、黒煙と汽笛が突き進む。
狐娘「…」ぎゅっ
男「…」
男「…家に帰ろうか」
狐娘「…はい」
――――夜
男「…はぁ」
男「ん」パキッポキッ
男「…資料を整理していると、時間がたつのも早く感じるな」
男「狐娘は…さすがにもう寝たか」
狐娘「…すぴー」
男「飲みに行くか」
ガランガラン
店主「おや、久しいね」
男「しばらく」
店主「洋酒だ。飲むかい?」
男「では一杯頼むよ」
友「おお、男じゃねぇか」
男「友か」
友「しばらくぶりだな」
男「だな」
友「元気だったかい?」
男「まあな」
友「事務所のほうにも顔ださなんで、悪いな」
男「気にするな。仕事があろうよ」
友「そういや知ってるか男」
男「何だ」
友「最近マタギの連中が騒いでやがる。何でも珍しい捕り物を逃したってよ」
男「…珍しい捕り物?」
友「狐だよ、狐」
男「…」
友「怪奇! 人面狐! ってな感じだな、ありていに言えば。
何でも人と狐の合わさったお姿をしてらっしゃるらしいぜ。どうだ、俗物的で、お前あたり好きそうだと踏んだが」
男「興味はそそられるが、さほどじゃない」
友「珍しいな、物好きなお前が」
男「そうか?」
友「しかしよ、まったく、『もののけ』っての…? 実際いるとして、どんな感じなのかねぇ。
やっぱり人なんか取って食っちまうんかな」
男「いや、意外と甲斐甲斐しくて天然で、優しくて眠るのが好きなやつかもしれんぞ」
友「おいおい、まるで見てきたような言い方だな」
男「ああ、毎日見てるよ」
友「そりゃうらやましいぜ! ワッハッハッ」
男「ただいま」そーっ…
狐娘「…」
男(…マタギがこの子をまだ追っているとなると、少々面倒だな)
狐娘「むにゃ…お…とこ、さん…」
男「安心しろ。君は私が守ってやるからな」そっ
狐娘「むにゃむ」
BADENDならしぬ
どうなることやら
男「るーるるるー、るーるるるー……」
狐娘「…?どうしました?」ムクッ
男「これで狐を呼べるとか呼べないとか」
狐娘「そう、ですか…?」
男「るーるるるー、るーるるるー……あれ?」
狐娘「そんなのでは呼ばれません、お昼寝の邪魔です」プイッ
男「るーるるるー、るーるるるー」
狐娘「……」
男「るーるるるー……おっ」
狐娘「うるさいから一緒にお昼寝ですっ」ポフッ
男「っと……はぁ、これでは効果が分かりませんね……」ナデナデ…
狐娘「……」
オーソドックスに試演
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 18:44:17.13 ID:fZ9CDGCvO
そして久しぶりにage
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 19:16:26.83 ID:PNPxvpFyO
ふかぶかおじぎしつつ支援
すまんこ仕事終わらしたり飯食ったりで忙しかった
とりあえず投下再開する
おかー
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 19:51:44.88 ID:clD+JW090
わ、スレ引き継がれてたんだ
これはうれしい
――――翌朝
狐娘「ふぇ!?」がばっ
男「お早う。もう十時になるな」
狐娘「あ、あの私…」
男「ふむ、今日は私がご飯をこしらえてみた。どうかね」
狐娘「あ…」
男「とはいえ、飯なぞ炊いたことのない身だ。本と睨めっこしながら作ったものだから、味は保証はできないが」
狐娘「旦那様…」
男「ん?」
狐娘「私、旦那様が作ってくださったというだけで、泣いてしまいそうです。
ありがとうございます…お忙しいはずなのに、気遣っていただいて」
男「いいのだ。さあ、冷めてしまう前に」
狐娘「はい、いただきます」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 19:57:57.62 ID:JpHIV1jqO
これはじわじわくる
狐娘「んむんむ」もぐもぐ
男「ど、どうだ?」
狐娘「…」ごっくん
男(ゴクリ)
狐娘「えー、差し支えないようなら申し上げますが」
男「構わんよ」
狐娘「まず鮭の切り身! 塩が濃すぎますっ! どれほど塩かけたんですかっ」
男「…ひょ、表面一杯」
狐娘「嗚呼、それだけでもう卒倒ものです」
男「なんと」
狐娘「次! アサリ汁! 予想どおりじゃりじゃりですっ!」
男「申し開きもございませぬ」
狐娘「最後白飯! 硬い!」
男「水が足りなかったか」
狐娘「…ですが、それを差し引いてなお、有り余るほどの温かみを感じました」
男「狐娘…」
狐娘「とっても美味しかったですよ? ご馳走様でした。旦那様」にこっ
男「どういたしまして」
狐娘「さあさあ、食後のお茶は私がお入れしましょう。旦那様は今日もおしごとですか?」
男「さあどうだろうか。電話も電報もまだだから、今のところはまだ、かな」
狐娘「そうですか…さあ、お茶をどうぞ」コトッ
男「有り難う」
狐娘「あの…」
男「何だい?」
狐娘「その、もしご予定に差し障りがないようでしたら、私と一緒に下町へ下っていただけないでしょうか」
男「下町? 何でまた。下町は反物とか小物、貴金属、雑貨の通りか?」
狐娘「うう、詮索はよろしくないですよ旦那様。ねぇ旦那様、行きましょうよー、ね?」
ちょんちょん
男「小突かなくとも希望には添ってやるから。ではそうしよう」
狐娘「本当に!? やった、旦那様、ありがとうございます!」ぱあっ
男「まぁ依頼が来たところで間が悪かったということにしよう。では支度をして参ろうか」
狐娘「はいっ、うふふふっ」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 20:18:01.20 ID:clD+JW090
これいいなぁ
昭和30年代くらいかな
――――
男「うむ、やはり何度来ても下町は活気があるな」
狐娘「ですねー」
男「というか君はまた洋服か。飽きないな、君も」
狐娘「家では普段着物なんだからいいじゃないですか。
それにほら、このシャツって、動きやすいんですよ。ほら、肩口もないから、この通り腕の動きも快調」ぐりんぐりん
男「なっ、じょ女子たるものわわ腋をみだりに見せることにああ、あらずっ」
狐娘「んもー、旦那様は本当に変なところで硬派なんだから」
男「う、五月蝿いぞ、破廉恥なのがいかんのだ」
狐娘「旦那様…かわいい」
男「黙れ黙れぇっ!」
男「ごほん。で、君は何が目当てなのだ」
狐娘「俗ですねー、目当てなんて言い方は。もっと浪漫な言い方をしてくださいな」むすっ
男「ふん、中身が同じなら良いではないか」
狐娘「そんなことありませんよ。気持ち、というものは同じ物でも、あるかないかでまったく違います」
男「説法なら後で聞こう。ところで何なのだね」
狐娘「えっとですね、あ、丁度良い! そこのお店です!」ぱたぱた
男「おいおいあまり走るな。風で帽子が飛んでしまうぞ」
狐娘「旦那様ー、はやくー!」
男「分かったから、そんなに急かすな」
男「どうやら小物店のようだが」
狐娘「うふふー」にこにこ
男「おっと? まったく、何を企んでいるのやら。早くに白状したまえ。買える値ならば買ってやるから」ニヤニヤ
狐娘「違いますよ旦那様」
男「え?」
狐娘「はい、旦那様、どうぞ」スッ
男「これは…? 真鍮製の懐中時計ではないか。どうしたのだ」
狐娘「…旦那様、今日が何の日か、わかりますか?」
男「今日? 今日は、六月の――」
狐娘「日付のことなどではありません。お忘れですか? 私と出会った日のことを」
男「あっ」
狐娘「そうです。今日は旦那様と私が出会ってから、丁度一月――記念日のようなものですね」
男「…失礼した。まさかそんな大事なことを失念していたとは。詫びようもない」
狐娘「構いませんよ。私が勝手に記念日と取り決めたまでですから。それよりも旦那様」
男「うん」
狐娘「今日を祝って、私からの贈り物を…どうか、受け取っていただけますでしょうか?」
男「もちろんだ。心から感謝するよ。有り難う狐娘」
狐娘「あ…あぅ、こ、こちらこそです」
男「…ふふっ」
狐娘「…えへへ」
男「行こうか」
狐娘「はいっ!」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 20:51:10.81 ID:clD+JW090
ニヤニヤw
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 21:00:02.23 ID:Ehxr+r7tO
狐娘「いやー、この贈り物を買うために、持っていたお金全部使ってしまいました」
男「まったく何を考えているんだか」
狐娘「そうそう、この懐中時計、ただ時計だけではないんです」
男「ほう、というと?」
狐娘「なんと! この部分が蓋になってまして、開けると非常に小さい写真入れになってまーす」
男「小洒落た趣向だなあ」
狐娘「でしょう? わざわざ目利きして選んだんですから。女さんの意見も参考にして」
男「またあいつか。大概だなあいつも、つくづく」
狐娘「せっかくですから、これにはめる写真を取りにいきませんか?」
男「そうだな、そうしようか」
――――
男「写真屋なぞ、身分証明のための書類作り以来だな」
狐娘「これが写真機ですか。始めて拝見します」まじまじっ
男「山にはそんなものもなかろう」
狐娘「ですねー。あ、でも写真機に撮られると魂が抜かれるという逸話は聞いたことがあります」
男「ははは、まったく、いつの時代の者だね君は」
狐娘「むぅ、馬鹿にして。実は今でもちょっと怖いんですよ?」
男「そういえば膝が笑ってるな! はははは、こいつは可愛いな」
狐娘「もう、旦那様ったら!」
写真屋「それじゃあ撮りますよー」
男「構わん」
狐娘「構いませんよ」
写真屋「では。…ほい」パシャリ
狐娘「ひにゃあっ!?」びくっ
男「光が焚かれたのに驚いたか」
男「ほら、尻尾が出かかってるぞ」こそっ
狐娘「ええっ、あぅ、危ない危ない」ひょこっ
男「ふむ、二人一緒だとこれには少々収まりきらないかな」
狐娘「困りましたね」
男「そうだ狐娘、君、一度一人で写りたまえ」
狐娘「ええっ!?」
男「そら、早くしろ」
狐娘「えええっ、でもでも」
男「ほら、三、二、一」
狐娘「え、え…にこっ」パシャッ
男「さて現像を待つか」
狐娘「うう…たましい…」
男「ほう。この柔和な笑顔は…とても急かされて撮ったものとは思えんな」
狐娘「旦那様? 次やったら怒りますからね」
男「善処しよう。さて、どこか飯でも食いに行こう」
狐娘「そうしましょう」
ふう…よし、ちょっと休憩する
風呂とかの後に再開します
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 21:27:19.64 ID:clD+JW090
りょーかいっ
さて、こっちも飯にするかな
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 21:34:52.86 ID:j+5/zwM60
冒険者「薄気味悪い森だ・・」
王都から東南に広がる森林が、魔女の住処だと言う。
一歩足を踏み入れれば、天は草木に覆われ、日差しすら殆ど入らない。
冒険者「隠れ家としては格好の場所だろうが」
二十分程歩いた頃だろうか、冒険者は気付いた。
同じ所を巡っている。
森に渦巻く魔力が空間を歪めているのだろう。
冒険者「当然と言えば当然か・・」
わざわざここに隣接して王都が建設されたのは、これが理由だ。
魔族ですら出入りの術を持たない此処は、城壁の役割を持つ。
群生する植物は、通常とは異なり、薬草の類も多い。
それを求めて迷い込んだ者が、魔女に出会い治療を受けたのが始まりだと言う。
彼も無理に突破する気は無く、その魔女の善意を宛てに森に入った。
冒険者「心が読まれたりしなければ良いが・・」
雰囲気を出そうと、そこいらの木の葉を毟り取ったりしながら、ひたすらに歩いた。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 21:35:33.44 ID:j+5/zwM60
誤爆しました!!
すいません!!すいません!!すいません!!
ああー、恥ずかしい恥ずかしい・・
すいません!!ごめんなさい!!ごめんなさいぃいいいぃぃ!!
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 21:51:44.67 ID:fZ9CDGCvO
ふむ、新手の宣伝と受け取ろうではないか……
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 22:20:48.29 ID:fZ9CDGCvO
お稲荷様ー
――――
男「いや、西洋の煮込み料理は実に美味だな。複雑な味わいが渾然一体となって旨味に変わるというか、素材の味が引き出されているというか」
狐娘「感激ですねー」
男「まったくだ。最近は少し贅沢しすぎだな。さて」
狐娘「勘定ですか」
男「御馳走様でした。次はどこへ行こうか」
狐娘「私はもう十分堪能致しましたので望みはこれ以上ありませんよ」
男「そうだな、少し河原でも散歩しないか?」
――――河原
男「ここからだと街の全景が見えるな」
狐娘「橋も鉄道も見えます」
男「…それにほら、あの山も」
狐娘「…」
男「君との同居も、思えばあの山がきっかけで始まったものだったな」
狐娘「あれからは毎日が大忙しで、一月があっという間でした」
男「でも、何とかここまでこれたじゃあないか。私は君と会えて良かった。本当に」
狐娘「それは…私の台詞ですよ、旦那様」
男「狐娘…」
男「手を、握っても構わんか?」
狐娘「はい」
ぎゅっ
狐娘「…旦那様、座りましょう」
男「ああ、そうだな」
狐娘(旦那様のおてて…あったかい…)
狐娘「…いつまでもこうして、旦那様と一緒に河の流れを見ていたい…」
男「…」
狐娘「肩、寄せても構いませんか?」
男「構わない」
ぴとっ
狐娘「ふふ、旦那様、あったかあい…ふわふわする。しあわせ」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 22:49:18.21 ID:clD+JW090
油age
カァー、カァー
狐娘「…そろそろ帰りましょうか。お夕飯の支度もしなくてはいけませんし」
男「もうそんな時間か。時が経つのはやはり早い」
狐娘「充実していれば尚更ですからね。さて、夕飯は何がいいですか?」
男「そうだな、記念日だし、何かめでたいものでも食うか」
狐娘「では寿司でも握りましょうか」
男「お、良いね。最高だ。とっておいた日本酒もあるし」
狐娘「晩酌、お付き合いしますよ。では何かお魚を買ってから帰りますから、先に宅の方へお戻りなさってください」
男「悪いな。ではお言葉に甘えて先に待ってるよ」
狐娘「ごめんなさい旦那様、すぐに帰りますからー!」
――――
ガチャッ
男「さて」
男「…ん? 電報が一通来ているな。送り主は友、か? どれどれ」
『マタギ ナンジミハルニツキ キヲツケラレタシ』
男「マタギ、汝見張るにつき、気をつけられたし…」
男「…何か嫌な予感がするな。狐娘、早く戻ってこい」
カチ、コチ、カチ
男「…遅いな。もう裕に一時間以上は過ぎている」
ゴロゴロ…
男「空模様が怪しい。じき雨か」
ガチャッ
男「狐娘!」
女「違うわ。私よ」
男「…女か。一体どうした、こんな時間に」
女「それがね、狐娘ちゃんが…」
男「!!」
男「狐娘がどうしたというのだ」
女「…それが、狐娘ちゃんね、さっきうちの店の前を通ったんだけど…
声をかけようとして、おかしな事に気付いたの」
男「おかしな事?」
女「狐娘ちゃん、ずっと不安そうな顔でうつむいたまんまで、ずっと見てて不思議だと思ってたら、すぐ脇にマタギの格好をした怖そうな男の人がいるのに気付いて」
男「くそっ、隙をやられたか」
バサッ
女「ちょっと、どこ行くのよ!」
男「留守を頼む」バタン
女「おいてかないでよー、もー」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 23:18:16.67 ID:Ehxr+r7tO
駄目だ、これ以上は眠気に勝てる気がしない
残った最後のぶんは、明日の朝までにスレが残ってたらやる
てなわけで寝ます
保守よろ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 23:21:48.18 ID:fZ9CDGCvO
僕は胸の奥に、どす黒い熱が沸々と込み上げて来るのを感じた
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 23:26:44.16 ID:clD+JW090
インフル?
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/26(火) 23:45:18.37 ID:32TG3MdNP
コン
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 00:04:31.47 ID:opGQp87+O
つまりはアレかい?
小ネタを投下しつつ、馴れ合いながら朝を迎えろと?
奴さん、そりゃねえぜ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 00:10:07.90 ID:xWSWHSgHO
大人しく新しい書き手が来るまでふかぶかおじぎしつつ保守するのです
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 00:34:31.98 ID:4CKrrhhWO
ほ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 01:09:09.07 ID:opGQp87+O
男「キツネは英語でフォックスですが」
狐娘「…?」
男「魅力的な女性を意味することもあるそうな」
狐娘「つまり、私には魅力があると?」フフン
男「………ええ、もちろんですとも」
狐娘「間を感じましたが…本心ですか?」
男「それはその、照れ隠しですよ……気持ちを伝えるのはどうも苦手でして」
狐娘「っ、そうですか……本心かどうかは分かりませんが、ここは一つ、騙されておきましょう」
男「騙すのも苦手なんですけどね」
狐娘「元々騙すのは狐の本分ですから……た、たまには主人に花を持たせるくらいは」
男「確かに綺麗な花です」
狐娘「――なっ!へ、変なことっ、言わないでください///」プイッ
オーソドックス試演2
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 01:53:45.95 ID:opGQp87+O
そして誰もいなくなる寂しさ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 02:07:06.98 ID:w9JOieRF0
>>197 wktkしてるから良ければ続けてくれ頼む
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 02:08:53.51 ID:G/uG08cp0
これは試演の支援をせざるを得ないっ
200 :
試演用で2、3しかないけど暇つぶし程度で……:2009/05/27(水) 02:46:12.88 ID:opGQp87+O
狐娘「ゴキブリは食べ物だと思ってました」
男「それはやめてください」
狐娘「すばしっこいので狩りの練習になると思います」
男「しかしですね……」
狐娘「今、足下にいますよ?」
男「!!?」
・・・・・・
狐娘「どうして捨てちゃうんですか……」シュン
男「は、吐き気がします」
大正浪漫っぽくていいなあ
こういう時代の話好きだ
保守です
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 03:02:40.45 ID:opGQp87+O
男「是非、巫女さんの衣装を着てもらいたいものです」
狐娘「ベタですね」
男「何かご存じで?」
狐娘「いえ、特に……」プイッ
男「困ると顔を背けるのは悪いクセです」
狐娘「……」ツーン
男「すごく可愛いと思いますよ?」
狐娘「……///」
男「顔が赤くなりましたね」
狐娘「う、うるさいです!」プイッ
試演はここまで
ちょっと浪漫を求めて別の形で書き溜めてみようかと思います
朝までもう少しなので、みなさん頑張ってください…
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 03:11:03.85 ID:G/uG08cp0
狐巫女ならば支援せざるを得まい
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 03:33:13.58 ID:w9JOieRF0
支援
昼過ぎまで落ちないでくれー
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 04:33:30.66 ID:G/uG08cp0
いなり寿司食べたいな
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 05:01:00.91 ID:w9JOieRF0
くそー腹減ってきた
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 05:50:04.04 ID:G/uG08cp0
ふぉっくすん!
お早うございます皆さん
再開いたします
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 06:49:44.44 ID:opGQp87+O
おはおは
男「はぁ…はぁ…っ」タッタッタッタッ
男(くっ、どこへ消えたというのだ)
男「マタギはあの子を捕り物にするために探していた…売り飛ばす先は新聞社、いや…」
男「奇術団(サーカス)か」
男「そうだ。今、山のふもとには確か、西洋渡来の奇術団が来ているはずだ」
男「無事でいてくれ、狐娘…」
タッタッタッタッ
――――奇術団テント裏
マタギ「くくくっ」
狐娘「…」ぶるぶる
マタギ「どうしたお嬢ちゃん? 怖いのかい」
狐娘「ち…ちが…い、ます」
マタギ「くくく、嘘をつくな。ほら、こんなにも震えておるではないか!」ガシッ
狐娘「いや…ぁっ」
マタギ「可哀想に。売り物にされて飛ばされちまうたぁ、本当に可哀想だ。
だが俺を恨むなよ? 恨むならそんな奇特な姿で生まれちまった自分を恨みな。ゲヘヘッ」
狐娘「旦那…様、いえ、男さん…助けて…」
ジャララッ
狐娘「んうっ」
マタギ「無駄だ。その鎖は鍵がなけりゃ絶対に開くことはねぇ。ましてやお前さんのような非力なお嬢ちゃんには、ぶっちぎるなんざ不可能だ」
狐娘「…」
マタギ「さて、俺は一回飯を食って来るぜ? それまでいい子にしておくんだぞ。あ、そうだ、こいつを口にはめておかなきゃな」ガポッ
狐娘「っ、っ!」じたばた
マタギ「猿ぐつわでもしとかねぇと、誰か気づいちまうかもしれねぇからな。それじゃ飯食ってきたら、お楽しみといこうや」
狐娘「むぐーっ、むー」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 07:07:31.34 ID:G/uG08cp0
あ、再開してた
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 07:11:56.63 ID:G/uG08cp0
ゲヘヘッ
狐娘(旦那様、助けて…)
ジャラジャラッ
「…す…め」コソッ
狐娘「?」
ガサッ
男「大丈夫か、狐娘」
狐娘「!! ふんがふがー(だんなさま)!」
男「機を伺っていた。今助ける」
狐娘「ふご、ふがが(でも、鍵が)」
男「…鍵、か。ふん、そんなもので」スッ
狐娘(針金?)
カチャカチャ…
カチャリ
男「探偵の足止めなど出来ん」
開 錠 !
男「おっと、次いで猿ぐつわもな」
カチャッ
狐娘「ぷはっ! …だ、だんな様〜ううー」がばっ
男「大丈夫か。怖かったろうに」
狐娘「はい…旦那様が来てくれなかったら、私…」
男「さあ、マタギがいつ戻るやも分からん。すぐに逃げるぞ」
狐娘「はいっ!」
マタギ「ところがぎっちょん!」
ズドォン
狐娘「きゃあっ!」
男「何っ」
マタギ「くくく…見事に騙されたな、見知らぬお方よ」
男「どういう意味だ」
マタギ「飯なんざ、さっき済ませたばかりでね。どっかへ消えたと騙された間抜けが、かからんとも限らんと思うてな」
男「一杯くわされたというわけだ。やられたな。焦りすぎて周りが見えていなかったらしい」
マタギ「覚悟しろ」ガチャッ
狐娘「旦那様っ!」
男「逃げるぞ」グイッ
狐娘「あっ」
マタギ「待てえッ!」
ドン ドン
マタギ「――ちっ、山へ逃げたか」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 07:35:23.95 ID:G/uG08cp0
がんばれ
油ageだよっ
――――
いつの間にか、空からは大粒の雨が振り注ぎ始めていた。
男「はっ、はっ」
狐娘「はあ、っ」
足元のぬかるむ山の斜面を、二人は必死に駆け上がっていく。
マタギが二人に追いついてくる様子はない。
その時、地面の濡れ落ち葉に足元をすくわれ、狐娘が「きゃっ」と小さく叫んで転倒した。
男「大丈夫か」
狐娘「大丈夫、です…痛っ」
足首を挫いたか、赤くなった箇所を抑え、狐娘がうずくまった。
男「そこの木陰に身を伏しながら少し休もう」
狐娘「旦那様、申し訳ありません」
男「気に病むな」
狐娘「…旦那様が気苦労なさってらっしゃるのも、危険を冒して私を助けてくださるのも、全て私に非があります。私、私…」
男「…喋るな。気がまいっている時は悪いことしか口をつかんぞ」
狐娘「…分かりました」
男「ここを抜けたら、どこか遠い國に行こう。鉄道に乗って、どこまでも遠く、遠く――北がいいな。山間の村に引っ越して、二人で静かに暮らすのだ」
狐娘「二人で一緒に春を迎えて、夏の星空を眺めて、秋の色づきを楽しんで、冬の訪れを心待ちにして――」
男「大丈夫だ、二人ならばやっていける。しがらみは全て捨てて、そこには差別も何もないのだ。行こう」
狐娘「――旦那様」
男「狐娘…」
マタギ「くくく、見つけたぞ…」
男「――手始めに家に帰らないとな」
狐娘「はい。…あの、旦那様」
男「何だ」
狐娘「私、あの時旦那様に助けていただいて――本当に幸せでした」
男「礼などいらぬ。当然のことをしたまでだ」
狐娘「愛しています、旦那様」
男「私もだ。愛している」
――ガチャリ
マタギ「まずは男のほうからだ」
狐娘「――!」ビクッ
男「どうした」
狐娘「今の音は――っ! 危ないっ、旦那様っ!!」
ドンッ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 08:02:01.97 ID:G/uG08cp0
どきどき
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 08:36:45.17 ID:G/uG08cp0
もしかして
自分しかいないんじゃないかと
思ってみたり
いるよ
ただPCが規制食らってるんで、ROMってる
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 08:53:27.12 ID:G/uG08cp0
男「う…」
狐娘「…」
男「狐娘、大丈夫か」
狐娘「…」
男「狐娘?」
男に覆い被さるようにして倒れていた狐娘の体が、ずるりと崩れ落ちた。
男「狐娘!!」
狐娘の胸の中心には、真紅の花が咲いていた。
マタギ「ちっ、外したか」
狐娘「だん…な…さ」
男「嗚呼…そんな、そんな…」
男「しっかりしろ、狐娘!」
狐娘「あ…」
男「嘘だ、こんなのって…」
狐娘「旦那様、ごめんなさい…
一緒に北へ行くって約束したのに、行けそうにありません…」
かはっ、と、狐娘の口から、血がこぼれた。
男「そんなこといいから…死ぬな、狐娘…しっかりしろ」
狐娘「お夕飯もこしらえられず…お腹が空いているでしょう」
今にも泣き出しそうな男の頬に、震える手が添えられる。
狐娘「この一月は、生涯のうちで最も幸せでしたよ? …旦那様」
諭すように、母のように、生気退いていく狐娘が男へ語りかける。
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 09:19:40.47 ID:G/uG08cp0
狐娘タン……
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 09:28:53.51 ID:Dw1HJ7fEO
狐娘「写真、大切にしてくださいね」
男「もう喋るな! 大丈夫だ、処置を施せばまだ、絶対に助か――」
狐娘「旦那様」
その一言は、決して強い語勢ではなかった。
にも関わらず、男にはその一言が何か決定的な一言に思え、一息に挙動が止まってしまった。
男「うう…うあ、あ」
狐娘「あら…旦那様、雨ですよ…もう梅雨ですねー…」
大量の失血により、意識が混濁した影響か、場違いなほどに優しい口調で、狐娘が呟く。
狐娘「ふしぎ…あめなのに、あたた…か…い」
狐娘が温かいと感じた雨粒は空から降り注ぐものではなく、男の目尻から溢れる涙だった。
そして。
男の頬から、冷たくなった狐娘の手が、すべり落ちた。
その瞬間、狐娘は安らかな笑みをたたえたまま、絶命した。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 09:38:59.12 ID:G/uG08cp0
狐娘たん供養の油age
男「 」
もう何も、訳が分からなかった。
言葉にならない衝動を絶叫した男は、再び狙いを向けようとしていたマタギに向かって走り出していた。
マタギ「ちっ」
マタギは慌てて引金に指をかけようとしたが、男はすでにマタギの元へ辿り着いていた。
そのまま衝動に従い、男はマタギの顔面に拳を食らわせた。
マタギ「がっ」
マタギは衝撃を殺しきれず、後方へ倒れこんだ。
男「――あああああああ!!」
マタギ「ひいっ!」
追い討ちをかけようとした男に恐れをなしたマタギは、足元をすくわれながら必死の形相で逃げ出していった。
男「はあ、はあ…」
男「狐娘…うぁ、あああっ…」
梅雨の雨だけが、山に響いていた。
――――数週間後
ガチャッ
友「男ー、いるか?」
男「友か。あの夜以来だな」
友「近くに用事があったんでついでに寄ってみた。調子はどうだい?」
男「上々だ。まあ座りたまえよ」
友「お言葉に甘えて」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 10:00:32.18 ID:G/uG08cp0
きっとまだサプライズがあると信じてるっ
男「電報、有り難うな」
友「気にするな。絶対にお前も絡んでると思ったんだ。勘でな」
男「凄まじい勘繰りだな。私よりも探偵に向いてるんじゃないか?」
友「よせやい。途中で飽きらぁ」
男「違いない」
友「…事件は解決したのか?」
男「――ああ。
マタギを筆頭とする盗賊かぶれの猟師団は日干しされ、そことつながりのあった一部の奇術団員も軍警に摘発された」
友「何が取り引きされようとしていたかは、黙秘のまま、か?」
男「ああ、そうだ」
友「しかしお前もよくやるぜ。若くてやり手の敏腕探偵なんざ、さながら小説の主人公だ」
男「主人公なら、物語の結末はもっと最良の形になるさ」
男は懐から懐中時計を取り出し、そっと手の中に握りしめた。
友「男…」
男「悪いがそろそろ。行かなければならぬ用事がある」
友「邪魔したな」
男「気にするな。日を見てまた来てくれ」
友「ああ。ちなみにどこへ行くんだ?」
男「――あいつの故郷さ」
――――
快晴の空模様の下、山中のとある場所にひっそりと立てられた石の墓の元。
男と女が、合掌し、黙祷していた。
墓に挙げられた線香と、供え物の油揚げ。
女「…お別れ、済ませた?」
男「別れではない。旅出の報告だ」
女「そうだったわね」
男「君ともしばらく会えなくなるな」
女「…本当に行くのね」
男「ああ」
男は空を仰ぎ見た。
男「どこまでも北へ。静かな山中へ」
――――
狐娘の乗りたがっていた、憧れの汽車に揺られつつ、男は考えていた。
狐娘と過ごした、劇的な一月を。忌日にして記念日となった一日のことを。
懐のなかで時計が揺れる。
男「念願の二人旅だな」
閉じられた蓋の奥で、写真の中に佇む狐娘の口元が、ほんの少し、微笑みを深めた気がした。
以上終了です。
駄文悪文失礼致しました
明治大正浪漫最高
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 10:46:07.01 ID:opGQp87+O
ちょっと稲荷神社行ってくる
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 10:48:56.39 ID:ErK724KcP
狐娘と出会いに山に行ってくる
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 10:49:21.91 ID:G/uG08cp0
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 10:51:53.67 ID:xWSWHSgHO
乙
面白かったよ
>>246うおおおSUGEEEEEE!!
まさに浪漫…グッジョブ絵師殿
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 11:01:42.82 ID:G/uG08cp0
>>248 アザースw
パソコンで絵なんて描いたことなかったからドキドキした
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 11:08:44.52 ID:Dw1HJ7fEO
>>249 PC初描きでこれだと…こ奴、出来る…
あんまり馴れ合うのもあれだし、とりあえず皆ありがとうとだけ。
ROMってるそこのあなたもありがとう。では
乙でした
悲劇は悲劇として、味わい深いですね
別プロットや後日談が読みたいですが、ここで終わるのが美学なんでしょうね
乙だよ!
エキノコックスも恐くない!
もう少し、残っててほしいかも
これはいい…… 楽しませてもらったよ 乙
狐はいいなぁ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 17:31:27.16 ID:xWSWHSgHO
なんとなく保守
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 18:26:17.38 ID:NsGjw+ZC0
ほ
さて、新たな書き手を待つか自分が書き手になるか……
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 19:50:44.88 ID:AhNjjJV5O
あげ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 20:04:33.46 ID:xWSWHSgHO
書きたいけど思い付かない保守
書きたいけど、プロバイダが四回解除禁止規制で南無ってる保守
ほっしゃん
花屋の女と狐娘で何か書けないか模索中