若林「春日が？」

若林「…よくもまあ、俺を置いて死ねるな」
若林「春日」

病室のベッドの上の春日は、交通事故で即死したとは思えないくらい綺麗な顔で目を瞑っていた。
この目がもう開かないなんて、誰が理解できようか。

若林「…あぁもう」
若林「おい、春日」

漫才、もっとやりてえよ。

よし、続けろ

若林「かすがぁ、かすがぁ！頼む、一回だけ起きろよ、そしたら死のうが生きようが…勝手に、していいから…」

春日「…」

若林「じゃ、じゃあ俺がするから…起きる気になれたら…やって」

若林「どうもーオードリーです、今日も若林春日で漫才やらしてもらってますけどもねー」

春日「………」

若林「だいぶ寝汗かいたと思いますけどもね」

春日「………」

若林「あのですね、ちょっと僕引っ越しをそろそろしたいなーと考えて…」

春日「………」

若林「あの、ジェスチャーの意味全くわかんないんですけどもね…って、早く起きろよ馬鹿」

春日「……」

若林「いつまで、寝てんの」

もう泣いた

名スレの予感

ｶﾁｬ
マネージャー「あ、若林…辛いとは思うけど、…」

若林「なにが？」

マネージャー「…だから、仕事は一人で頑張るのが辛いでしょうけど」

若林「は？一人じゃないじゃん」

マネージャー「え？」

若林「な、春日。お前と俺って一応コンビだよなｗ壮大なボケかましてくれちゃって」

マネージャー「わ、若林」

若林「春日中々起きねーなぁ。いつまで寝てんだぁ」ﾍﾟｼｯ

マネージャー「若林、ふざけたらだめだよ。そんな」

若林「は？」

春日死んでも胸張ってそうだな

あぁ〜名誉毀損
>>1、通報しといたから

>>1は先を急げ
ここは俺が食い止める

マネージャー「春日はね、交通事故で」

若林「…なんで嘘つくんだよ」
若林「春日はさ、できねー約束はしないんだよ。」

マネージャー「…」

若林「…ずっと一緒にいようなって言ったらコイツは当たり前だろって言った。そう約束したわけ。」
若林「ずっと漫才やり続ける義務があるんだよ。春日には」

若林「…って春日が起きてたらかなり恥ずかしいなコレ。さっさと起きろよ」ﾍﾟｼｯ

マネージャー「わ…か」

若林「なんだコイツさっさと起きろよ。馬鹿春日さーん？」

若林「…なんか今日は帰れって、仕事はいいんかな。」

若林「なんか頭いた…さっさと寝よ」

―――――春日が
―――――いなくなったら
―――――本当にダメな奴だな

若林「…かすが？」

春日「おはトゥース！」

若林「朝か？今日仕事なに入ってたっけ」

春日「今日はオフでございますよ」

若林「そか…なんで俺スーツなの」

春日「アナタの戦闘服でしょうが」

若林「…」

春日「漫才、やりましょうや」

若林「うん…！」

ﾏﾀﾞｰ?

死にネタはつらいけど続きが気になる

>>11
ん？もう終わるの？

え、なにこれ






泣きそう

若林「どうもーオードリーです」

春日「キャースガ」

若林「今日も漫才がんばってやっていきたいと思いますけどもね」

楽しい。
漫才、やっぱり楽しいな。

春日「ＯＬか！」

若林「どのへんがＯＬかわかんないんですけどもね」

春日「…ヘッ」

あれ？

若林「ザバーンって」

春日「何の音だよ！」

春日って

若林「ザバンジャパン馬鹿やろう！」

春日「あれだな、風呂だけに客席を湯冷めさせちゃったんだな」

噛まないなぁ

若林「変」

違う

春日「…どうしました？」

若林「お前さ」

春日「…」

若林「…死んだよな？」

じゃあこの春日って誰だ

春日「…アナタも自殺したじゃないですか。さっき」

若林「え…あ」

うわああああああああ(´；ω；`)

ええええええええええええええええええええええ

すごい展開

『出刃包丁で』

若林「あ、あ…」

『思いっきり手首やったら』

若林「…俺」

『死ねるな』

若林「…死んでた」

春日「そうでしょうｗだから一生漫才できますよ」

若林「なーんだｗなんも考える必要ねぇなｗ」

若林「じゃあもう新しいネタ作ろうぜｗ」

――――ち―…

若林「次どんなネタがいいかな」


――――春日、…い

涙の予感

期待

春日「…一生漫才できますから」
春日「次は学生ネタがいいんじゃないですか」

あれ？

若林「そーだなぁ」

春日「それとかまたアメフトとかｗ」

違和感

若林「…んー」

――――春日じゃない

若林「え」

春日「どうかしましたか」

任せとけ

若林「お前今なんか言ったろ」

春日「気のせいですよ」

――――若林！春日は
――――アナタにそんなに
――――協力的ですか？

若林「………そう、だ」
若林「春日ネタ作りに絡まねぇよな」

若林「お前…誰だ？」

若林「あれ？いない。わっ…一気に暗くなったし」

若林「…でも春日は？」

――――春日はもういませんよ。
――――見ましたか？あの綺麗な死に顔を。

若林「ふふっあれは綺麗すぎって、笑えねーよ！」ﾍﾟｼｯ

春日「…計算しつくした死に顔でございますよ。」

若林「春日」
若林「なんでいるんだ。お前」

春日「アナタがあんまり落ち込んでらっしゃるからね？今晩夢枕に立って、いろいろ言ってやろうと思ってたんですよ」
春日「でもお宅さん自殺未遂しちゃうから。」

若林「そんなん…どうでもいい。」

春日「そっちから聞いたんでしょうが！」

若林「春日…死んで、どーすんの？これから。仕事みつかんのかよ」

春日「さぁ？それはさすがの春日でもわかりませんな」

若林「じゃあ漫才やりに戻ってきたら？」

春日「それはね…できないんでございますよ。若林くん」

若林「…」

さっきのスレの続きだね ありがとう

矢作さん｢やめろ!やめろおおおおおおお｣

既に軽く泣いた

正直、泣きはしない・・・

>>29
さっきのスレ落ちちゃって見れなかった私にkwsk

春日「アナタもあと５０年漫才我慢しなさいな。老衰してここにちゃんと来たら、私が漫才のお相手いたしますよ」

若林「俺新しい相方募集すっかもよ？」

春日「春日以上の物件なんかありゃしませんよ」

若林「…お前、最悪の物件だったよ」

春日「……」
春日「お前それ本気…っでぇっ」

若林「泣いてんじゃっ、ねぇよ！」

春日「お前、っそれ本気で言ってんのか」

若林「本気で、言ってたら…」
若林「売れなかった時も、死ぬほど辛かったときも、相方でいたりしねぇだろ」

春日「春日もおんなじきもちだよ！」

若林「だからツッコミおかしいだろポンコツ！けど、すげー嬉しいよ馬鹿！」

「へへへへへぇー」

>>33そこは触れちゃダメなんだぜ

なにこれなきそう

オードリー本当死ネタ多いな

泣いてなんか…いないんだからっ…

春日「もうネガティブになって自殺しようとしないでくださいね」

若林「おう。あー、さっきの偽春日ってなに？」

春日「アナタの望みは春日と一生漫才することでしょ。あれはアナタの理想の漫才相手なわけですよ。凝り固まった欲望の怨霊ですな。」

若林「そっかそっかふーん」

春日「最後だっつうのに手厳しいですな。」
春日「ではまた、漫才できる日まで」

若林「おう。…またな。」

春日「ばぁい」

若林「っ！」

マネージャー「若林？」

若林「は、俺」

病室と思われる真っ白な天井と目が真っ赤のマネージャー。
ベッドの上で状況理解しようと必死な俺の目に飛び込んだのはテーブルの上に伏せられた写真立て。

若林「…あ」

寝たまま手を伸ばしてちゃんと立ててみると、満面の笑みの俺と春日がいた。

若林「５０年の内にネタ１０００個は考えてやるからな。」

あいつ覚えられねーだろうな。
四苦八苦する姿想像するだけで楽しみだわ。

若林「…なぁ春日、俺とりあえずはやっていけそうだ。」

ピンクベストのテクノカット野郎が、思う存分やってみたまえと言ったような気がした。

終わり

乙　よかった

なんか最後のほうがｇｄｇｄだったけど、おつかれ

短かすぎかな
でも乙！

乙!!

乙
最近長かったり一日じゃ終わらないの多いなか、こういう短くて早いのもイイ

>>29のスレみて突発的に書いてしまった。
みなみなさまお疲れ様でございました。

くやしい…っ…泣いた！！

若林「きれいな顔してるだろ……ウソみたいだろ……死んでるんだぜ。それで」

マネージャー「……」

若林「たいしたキズもないのに、ただ、ちょっと打ちどころが悪かっただけで……もう、動かないんだぜ？」

マネージャー「……」

若林「な、ウソみたいだろ？」

マネージャー「春日さん……！！」

>>45ありがとうございます

オードリーが死ぬのはもう勘弁してくれ

愛方大好き芸人
キャイ〜ン>越えられない壁>ロザン>>>オードリー
な気がするんだけど、なぜみんなオードリーで死にネタ書くの？

死にネタもういらない

号泣した

>>47

あだち充

どっちも落ちてるが

若林「な、嘘みたいだろ？」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1242898811/

春日「春日の拳はあなたを狙っていますよ」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1242899944/

>>50
相方愛？
今日はウドちゃんの天野っちスレに泣けた

>>50
お前もオードリーおっかけてたら分かる

ウドちゃんスレ過去ログでいいからください

オードリーは若林あってこそ。それだけ。