若林「原点に戻ってみねぇ？」（リレー小説）

最初のうちは極少数の人が狭い会場に見に来てくれていた。

他の芸人目当てだったかもしれないけど、
無名な分、単純に俺たちのネタが好きで
見に来てくれてるんだなと思ってた。

会場に誰も来てくれなかったらショックだし、
何人でもいいけど出来れば少しでも多くの人に
俺たちのネタを見てほしかった。

M-１を機にＴＶに出てからも際立つキャラの春日がウケた。

最初はそれで良かった。だけど自信過剰でケチでポンコツな
春日というキャラを見て格好いいと言うのは理解出来なかった。

決してブサイクじゃないけど作ってる部分が多いから
素の数割り増しで酷いのに。

一方、地味とか華がないとか言われている俺。

俺も俺で、何故か可愛いと言われだした。
俺のどこに可愛い要素があるんだろう。

自分で言うのもなんだけどブサイクではない。
けど、可愛くも格好よくもない。

正直、外見がどうこう言われるのは芸人としては複雑。
勿論例えどんなことであれ見てくれることはありがたい。

それに、見られてないよりはマシなんだけど、
外見を見てネタは二の次三の次の人に
好きって言われても全然嬉しくない。
そういう人は見なくていい。
ただ単純にネタを見たいって人だけでいい。

今こうして出れて、騒がれているうちが華なのかもしれない。

多くの人にネタを見てもらえる。俺たちのことを知ってもらえる。
有名になって騒がれて仕事が貰えて給料が増えて驚いて。
好きなことを仕事に出来て、それで生活出来るのは幸せ。

仕事は楽しい。でも、もっと自由にやりたい。
TVでは春日のキャラが求められてるしツッコミという立場上、
ボケよりは常識人でいなきゃいけない。
強いキャラの春日がいるから目立とうとしたらコンビとしての
バランスが崩れるのも確かだからボケるにボケれないけど、
たまには、はっちゃけたい。

だけど、このままのスタイルでいたほうが
いいんじゃないかって心の奥で思ってる俺が嫌だ。

一人リレーとはまた珍しい

>4 本当は>1だけでとか思ったけど、多すぎたから分割しただけです。
　　この後は誰かが書き込んでくれたら、嬉しいです。すみません。

>>4 アンカーミス。ほんと、すみません。

若林「>>1-3だ…ぶつぶつ」
春日「若林。ぶつぶつうるさし」

若林「うるせえとは何だよ！せっかくオードリーのことを考えてるのに」

春日「そういうところがめんどくせえでございますよ、若林」

若林「そういうお前はちゃんと考えてるのかよ。」

春日「…んー。」

若林「あーもう、やっぱ何も考えてねーんじゃねぇかよ、ったく。」

若林「なん…だと…」

春日「これだから厨二は」

若林「春日！てめえ！」

春日「辞めたいなら辞めろ。自分の思い通りになってる芸人なんかいないぞ。甘えるな」

若林「…そうだな。…あー、すんげぇムカつくけどな。」

一人になるのも、いいのかな。

若林「そうだ、死のう」

彼岸へのオーリー・ドロップだ。

春日「独り言の後でキレるの、やめません？」

若林「誰かそうさせてんだよ。とりあえず、辞めてやるよ。」

春日「本当にそれでいいのか？」

若林「ああ。お前なら一人でもやってげんだろ。じゃあな。」

若林「相方が死のうとか言ったら止めるだろ、ふつー。ばか。」

あー、本気で死んでやろうか。

春日「また甘えか。死ぬなら死んでみろ。春日の目の前でな」

若林「……っ」

あー・・・もう、苛々する。

若林「…辞めてほしい？死んで欲しい？」

春日「別にどうでもいいでございます」

若林「今んとこ、命は惜しいし生きてもいいかなぁ・・・。」


若林「でも、口だけだとか臆病だとか思うなら、本気で考えるぞ。」

お　わ　り

春日「若林。あなたは春日の意見をいちいち聞かなきゃ何も行動できないでございますか？」

春日「春日は若林のことなど、このスレ同様、微塵も興味ありませんから」

若林「子供じゃねぇんだから、一人で動ける。」

こんなときだけ、大人ぶって。

若林「それと、今の言葉そのまま返す。俺もお前のことなんか興味ねぇよ。」

バカだな、お前も。

あの、どうしたいんですか？

>>22 眠くて集中力切れてました。お相手ありがとう。
　　　死ぬとかどうこうの話になるとは思わず、
　　　どうしようか考え中・・・。すみません。

もう止めて寝た方がいいですよ

>>24ありがとう。不甲斐なくてごめんなさい。

じゃ、これで一先ず寝ます。

春日「…若林に死ねというほど鬼じゃないし、解散でもしますか。」

若林「お前一人でやっていけるのかよ。ぜってー、一人じゃ収集つかねぇ。」

若林「…死ぬって言い出したら、止めて欲しかったな。」