1 :
1:
若林「お疲れっしたぁー。お先失礼します。」
「あぁ、お疲れー。」
ガチャ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:44:54.43 ID:2Kiyy0Fe0
森崎「お疲れ様ですー。」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:45:06.00 ID:Sc33G7VwO
とりあえず支援
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:47:57.28 ID:tEXSQzk0O
わくわく
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:56:06.16 ID:r1t3iMADO
今日はオードリースレよく立つな
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:56:25.10 ID:Kd7TVZX+O
期待
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:56:41.02 ID:TCZw5xRhO
支援
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:22:02.34 ID:nQYutb0HO
\ 支援 /
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:25:00.34 ID:696h1dnfO
しえん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:47:00.32 ID:Kd7TVZX+O
し
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:48:25.74 ID:TCZw5xRhO
た
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:48:50.73 ID:dGW+vrFCO
は
13 :
1:2009/05/14(木) 22:50:30.96 ID:QEImdvuGO
珍しく早く仕事が終わった。久しぶりに自炊でもしようかなぁ。でも一人ってのもなぁ。
若林「………。」
佐藤「お、若林じゃん!」
若林「あ、佐藤くん」
佐藤「なにぼーっと歩いてんの?」
若林「いや、今日晩飯どうしようかなって。」
佐藤「なにそれ。主婦みたいだよw」
若林「佐藤くんこれからもう一本あんの?」佐藤「うん、雛壇行ってくる。」
若林「そっか、ちゃんと目立てよw」
佐藤「無茶言うなよw」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:51:12.30 ID:QEImdvuGO
佐藤くんに別れを告げて局を出た。
外は静かに雪が降ってて、室内との気温の差に思わず体に力が入る。もう本格的に冬のようだ。
若林「うぅーさみぃ。」
この寒さの中原付に乗るなんて自殺行為だよな。はぁ。
若林「今日の晩飯は鍋かな…」
佐藤くんが仕事じゃなきゃ誘ってたんだけどな。ほんとに、あいつは人生の空気を読めてないよ。あーさみぃ!!
俺は一人原付に跨がって駐輪場を出た。
??「………………………。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:54:12.41 ID:Kd7TVZX+O
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:54:24.15 ID:QEImdvuGO
カンカンカン
失敗したなー。一人鍋なのにテンション上がっていろいろ買いすぎちゃったよ。明日からまた仕事詰まってんのに、腐っちまうかなぁ。あーぁ鼻水止まんねー。
カンカン、
若林「ん?」
自分の部屋の階に上がってみると通路に人がうずくまってる。しかも、俺んちの前……っていうか、
若林「春日?」
春日「!」
17 :
1:2009/05/14(木) 22:56:11.21 ID:QEImdvuGO
>>15ごめんね。スレ立てれてないと思ってた。補助dクス。
勢いよく頭をあげたのは鼻の頭を真っ赤にして小さな缶コーヒーを握り締める春日だった。
春日「おおお遅いぞ若林!!春日を殺ず気でござぁばすか!」
若林「歯がガチガチ言ってうまく喋れてないよお前。つーか何してんだよ。」
春日「若林が今日鍋するって、き、聞きましてねへへ、へ、た、食べに来たんですよ。」
若林「………なんで知ってんだよ!!」
春日「うぐっ!」
あのドケチの春日がコーヒーを買うなんて、相当寒い思いをさせたのだろう。まぁ俺が悪い訳じゃないが、可哀想だったからごめんねの意を込めて春日の鳩尾に蹴りを一発いれてやった。ちょっとだけ、ちょっとだけだけど春日が居たことが嬉しかったてのは内緒だ。
若林可愛いよ若林
支援
19 :
1:2009/05/14(木) 22:59:47.59 ID:QEImdvuGO
若林「仕方ねぇから部屋には入れてやるよ。」
春日「はは、ありがた〜い」
ドアを開けるとまるで自分の家のように、いや自分の家以上にくつろぎだす春日。こたつをつけて、ストーブつけて綺麗に手洗いうがいをしたらテレビをつける。ほんとに昔から人ん家の電気代は好き放題使う奴だ。でもこの光景もどこか懐かしくて、胸の奥がツンとした。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:00:03.57 ID:O2NEZWG4O
支援
21 :
1:2009/05/14(木) 23:03:36.42 ID:QEImdvuGO
若林「……腹減った。はやく作っちまお。」
そういえば、1年前テレビに初めて出てから仕事以外でお互いの家を行き来することが極端に減った。
仕事が増えて嬉しいけど、悩みは倍に増えた気がする。昔はさ、仕事と呼べる仕事なんてバイトだけだったから売れない芸人仲間集めてしょっちゅうサッカーしたり、プロレスしたり。金なんか無かったけどめちゃくちゃ楽しかったなぁ。
若林「まぁ、そんなもんだよな…。」
春日「何がだね。」
若林「うわっ!な、何でもねぇよ!!」
自分だけ存分に暖まってきた春日が横から覗いてきた。やっと来たか。お前がなかなか来ないから俺しんみりしちゃったよ死ねばいいのにほんと。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:10:47.57 ID:TCZw5xRhO
支援
23 :
1:2009/05/14(木) 23:11:11.72 ID:QEImdvuGO
若林「ほら。」
春日「ん。」
俺が野菜を洗って春日が切る。
一段落したら春日が上の棚から鍋を取り出す。
今日の気分を互いに押し付け合いながら味付けをする。俺は無難に味噌を推すが春日は世界が認める味オンチだから考えもしないで調味料どばどば入れやがる。
でも、あーだこーだ言いながらもスムーズに用意ができてて。机の上でぐつぐつ言ってる鍋を見て思った。いつの間にか当たり前になってたこの流れも、今やってるネタも俺たちの8年間で作られたんだよな。
今になってこそだけど、この8年間て本当に大切な時間だったんだなぁ。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:11:33.68 ID:0RKDh2BbO
伸びる予感
しえん
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:11:51.81 ID:AONHW+b40
いいぞ
26 :
1:2009/05/14(木) 23:13:48.18 ID:QEImdvuGO
ぐつぐつ
若林「……なぁ、春日ぁー」
春日「んー?」
若林「俺たち去年からテレビ出始めてさぁ、」
春日「あぁ」
ぐつぐつ
若林「自分で言いたかないけど、今結構忙しいじゃん。」
春日「そうだな。」
若林「所詮キャラ芸だとかさぁ、」
春日「あぁ」
ぐつぐつ
若林「どうせすぐ消えるとか、言われてんだろ?」
春日「まぁ、そうだな。」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:16:42.58 ID:/coYNetWP
とりあえずキモイな
28 :
1:2009/05/14(木) 23:16:43.33 ID:QEImdvuGO
若林「俺さぁ、今までそういうのに本気でムカついてたし、それは心のどこかで不安だったからだと思うんだよ。」
春日「……若林?」
ぐつぐつ
若林「でもさぁ、俺たち8年間やってきたし、なんだかんだでずっと一緒にいたじゃん。」
春日「あぁ、はい。(酔ってるのか?)」
29 :
1:2009/05/14(木) 23:20:01.00 ID:QEImdvuGO
若林「なんか、この先も結局なんだかんだで俺たち死ぬまで漫才してるんだろうなって、今日思ったんだよ。」
春日「……。」
若林「俺たちの8年は俺たちしか知らないんだよな。」
春日「…そりゃそうだ。」
若林「偉い奴がなんと言おうと、俺たちの最高の理解者はお互いだけなんだよ。」
春日「若林…」
若林「最近はさ、お前ピンの仕事が増えたり、プライベートも忙しそうだったから知らず知らずのうちにお前を誘うっていう思考がなくなってた。」
若林「1年前まで誘うもなにも一緒にいるのが当たり前だったのに、」
春日「わかば、」
30 :
1:2009/05/14(木) 23:26:06.84 ID:QEImdvuGO
ジャバァァァァァァァ!!
春日・若林「うわぁぁぁぁぁあ!!!」
若林「ちょっ、火、火ぃ止めろ!」
春日「あっち、あちあち!」
若林「あータオルタオル。」
春日「うわぁーあーもったいなしー。」
鍋を火にかけてるのを二人して見つめてたのに、気が付いたら鍋の吹きこぼれでぐちゃぐちゃになったテーブル。今完全に二人だけの世界に入ってたわ、俺ら。
31 :
1:2009/05/14(木) 23:28:50.47 ID:QEImdvuGO
若林「わりぃな、変なこと言って。食おうぜ。腹減ったよ。」
汁が減って具が盛り上がってる鍋に箸をのばす。でもいつまでたっても春日が箸を持たない。
若林「……春日ぁ?」
春日「……。」
若林「食わねぇの?食うために来たんだろ?」
春日「若林、一生漫才しような。」
32 :
1:2009/05/14(木) 23:33:31.07 ID:QEImdvuGO
いつになく真面目な顔してそんなこと言うもんだから、俺、今泣きそうだ。もちろん嬉しくて。この世界に誘ったのも俺、漫才をしたいって言い続けてんのも俺、だったから。
若林「……当たりめぇだ。俺より先に死んだら殺すからな。」
春日「その言葉そのままそっくりお返しするぞ」
若林「、じゃあ死ぬ時は一緒だな!!」
春日・若林「へへへへへーww」
春日は満面の笑みを浮かべ、やっと鍋に箸をのばした。
その鍋はと言えば春日が一通りの調味料をいれやがったせいで何とも不思議な味だった。だけど、春日は「今までで一番うまいんじゃないか」って言ってた。
俺も、そう思った。
この様子だと買いすぎた材料もすぐに足りなくなりそうだ。
おわり
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:34:44.56 ID:OxLloUjzO
なんだこれは…
34 :
1:2009/05/14(木) 23:37:11.56 ID:QEImdvuGO
遅くなった上に短いし盛り上がりもオチもなくてすみません。オードリーはたくさん素晴らしいSSがあるから俺のは所詮2番煎じのようなもんだがオードリーが好きって気持ちは本物です。
保守、支援してくれた人ほんとありがとうございました。
35 :
1:2009/05/14(木) 23:40:24.12 ID:QEImdvuGO
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:41:48.68 ID:q97lGprB0
よかったと思うよ
ちょっと短いかな!
次も頑張ろう
37 :
1:2009/05/14(木) 23:45:04.81 ID:QEImdvuGO
>>36ありがとうございます。文はなかなか難しいですね。次も頑張ります。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:45:28.56 ID:OxLloUjzO
>>35 なんだこれは…いい話じゃないか
って書こうとしただけなんだからね!もうちょっと自信持ちなさいよね!
ちょっと短いのともいちょっと台詞がクサ過ぎなければもっとよかったと思う
乙
39 :
1:2009/05/14(木) 23:49:32.35 ID:QEImdvuGO
ありがとう。
台詞クサかったかw俺普段からクサいこと好きだからかなー。
うん!ちょっと気持ち悪いかな!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:07:03.75 ID:qtXHNBPtO
42 :
1:2009/05/15(金) 00:13:30.42 ID:fyONEdErO
気持ち悪いのはほんと申し訳ないっす。
アメトークも終わったので大人しく太陽系擬人化して考査に備えます。
ありがとうございました、おやすみなさい。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:25:34.05 ID:VYfFo29oO
いいなぁ、こういう雰囲気のオードリースレは久々にみたかも
>>1乙
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:27:39.63 ID:/+HsrRLoO
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:30:20.18 ID:iwu7TeaLO
なにこれ腐った臭いがする
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:39:07.47 ID:g/Lq3SACO
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:53:33.37 ID:G2fpioIVO
和んだ
臭いとか全然わからなかった
実際にオードリーがやってるといいんだが
乙
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
アナルシーンはまだなの?
チンポだして待機してんだけど