1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 13:59:29.34 ID:lkad3FXc0
スレ立ったのね、乙
さて、終わりを始めようか
時間が必要なのだ。
せめて、自分がもう一時間早く起きていたならば――いや、それはそれで行動が単純化しない。
僕は歩いている。
一足踏み出すたびにみしみしと筋は悲鳴を上げ、骨格からがたがたに崩れていくような予感さえした。
わくてかしえん
「ちっ!」
学校までは、あと少し。
校舎の影が、漏れる光に浮かんでいた。
「……落ち着け、落ち着け」
はやる気持ちを静めるため、もう一度状況を再確認する。
☆
なんかPCがご機嫌ナナメ
文字入力に負荷を覚えてくれてますよ、こやつwww
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 14:21:11.03 ID:lkad3FXc0
それは難儀な…
PC「私はあなたの道具じゃない」
というまおつかの進行で最近深夜迄働いていたパソの意思表示だったりして。
リノが戦っている。
ここで倒せてしまえば一番いいのだが……相手は戦いなれたプロだ。その『うまさ』は僕自身も完膚なきまでにやられてわかっている。まず、勝てないだろう。
相手がひるむくらいの火力がリノに宿ることを期待するしかない。
時間を稼いでいる。
使えそうな口上をいくつか教えることはできたが、それでもあからさまな引き延ばしは難しい。
信仰の隙間をつつき、『自分』の再認識を迫る。果たして、リノの話術がどれほどか。
口下手ではない。僕と口論で遊ぶ程度には『言葉』をわかっている。だから、多少は……なんとか……。
>>9 それは困るなぁ……
矢印アイコンが滑らかに動かないで、カクカク瞬間移動を繰り返すんですがwww
またHDDがやられてしまうのでは?
「いや、なんとかなると信じよう」
――というか、もう信じるしかないんだが。
いくつかの材料から、僕は白の魔法少女が『これまでどのような行動を取っていたか』は推測できた。
最初の接触。
あのとき、相手は僕――黒の魔法少女をだまそうとした。
証拠ばかりで肝心な論説や雰囲気の調整はさっぱりできていなかったが、ともかく十分に材料を集めてだましにかかった。
それはつまり、ある程度僕とリノのことを知っていたということ。
そして、相手は明らかな仕事人間タイプ。
大雑把なことはしないし、万一に備えているに違いない。
指定時刻からもわかる。ハルとの契約が切れたほんの一時間後。偶然で済ますには無理がある。
――ならば、同じようにリノの周囲で声を拾い続けているのではないだろうか?
声だけかはわからない。もしかしたら、視覚以上のものまで感じ取れたのかもしれない。
が、少なくとも白の魔法少女にはそんな『魔法』は使えなかった。
だから、あたりをつける。
相手が注視しているのはリノだ、と。
しえん
そんなときに、僕が起きた。
指定時刻まで一時間少々というギリギリの時間に。
今、リノから目を離すことはできない――という、まさにその時間に。
その上で、リノが直接戦いを始める。
口上、変身、不意打ち、何十分にも及ぶ――おそらくは一方的な――格闘、手をなくしての逃亡。
――白の魔法少女は、『朝霧瑞希』を見ない。
「どれが本命かわからないだろう、あんたのように単純な考え方じゃ……」
僕は不敵に笑う。
校門の前には三人がいた。
>>>
痛みだけで泣き出す歳は、いつまでだったのだろう。
鮮血を雨のように降らせながら、リノはそのようなことを思った。
空を飛ぶ速さは全力よりも一段落ちる程度。
白の魔法少女を引き離し過ぎず、それでも距離を縮めさせない速さだった。
衣装は切り裂かれ、その下からのぞく肌色は赤を滴らせ青黒く膨らんでいた。
致命傷ではない。
致命傷ではないが――それは、大の大人が目を背けたくなるほどのケガであった。
「……ハルさん、少し速度を上げますよ?」
「了解だねぇ」
ぎし、と骨がきしみ、リノは顔をゆがめる。
流れ落ちる血の量がさらに増す。
魔法少女の体がケガをすることで、元の体にどのような影響があるのかはわからない。
だが、数日意識を失った瑞希を考えれば、そのダメージはどこかしらに残るのだろう、とリノは思う。
――仮にそのダメージが限界を超えたら?
何ヶ所も骨が折れてしまったらどうなるのか。
いいや、もっと大きく腕や足を失ったらどうなるのか。
出血多量、外傷性ショック、そんな難しい名前もいらない。自分自身が『消し飛ばされたら』どうなるのか。
白の魔法少女はいった。『魂』を持ち帰ることが目的である、と。
ならば、『体』を殺すことにはためらいもしないだろう。
「行きますっ!」
リノは勢いを殺さず急降下を始める。
白の魔法少女もそれを追う。
リノが向かう先には建物があった。
白鳳学院高等学校――そこが、決戦の舞台となる。
>>>
☆
誰も――おらんがなーw
しかし、『――』は便利だなぁ。使いすぎると見栄えが悪くなるけどw
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 15:20:09.69 ID:lkad3FXc0
ちゃんと見てるがな
仕事が暇すぎてやばいおれならおりますよ。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 15:26:52.42 ID:QhRrHk2HO
支援
奇妙な建物。
それが、白の魔法少女が抱いた校舎への感想だった。
「ふむ……」
城砦にしては防御力が足りな過ぎる。
塀はあるが、低過ぎて役に立たない。
堀はなく、広い庭には罠らしきもののひとつさえなかった。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 15:29:53.41 ID:p9klPOLcO
いまきたよ!しえん!するよ!
石造りであっても木や布がそこかしこに使われていては火矢の一本で焼けてしまう。
ガラスもそこかしこにあり、せっかくの伏兵待機所が無駄になっている。
通路も太さを変えておらず、また構造が単一で誘い込んで戦うにも適しているように見えなかった。
「……ああ、そうであったな」
と、そこで白の魔法少女は思い出す。
規模が違い過ぎて思い出すのに時間がかかった。ここは、王女が通う学校だ。
なぜ王女が機界で学問を修めようと思ったのかはわからない。
だが、それはどうでもいいこと。
重要なのは、ここが王女のホームグラウンドであるということ。
「誘い込まれたか……?」
考えるが、あの戦いで王女が手を抜いているようには見えなかった。
あの状態で十分な余力を残していたというのならば、そもそも彼我の実力差は圧倒的であり、自分はすでに殺されている。
それに、ちゃちなしかけ程度で打ち破れるほど魔法少女の肉体は脆くない。
「よし」
苦し紛れに逃げ込んだ、と白の魔法少女はリノの行動を結論付けた。
本来この時間であれば閉まっていてしかるべきであるのに、昇降口が大きくドアを開いていることを白の魔法少女は疑問に思うことができなかった。
>>>
ホームグラウンドて発想するのか…
教習中に見てたらさすがに怒られるぜ支援
「ふゃあぁ〜……」
と、音子は、やや人間には発声のしづらい猫のようなあくびをした。
「う〜……先生は眠いです……」
場所は宿直室である。
☆
みんなが忘れてる無知無知空気先生、再登場ー
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 15:53:02.79 ID:4wB1mS8p0
そういや、いたな〜
と、本気で思ってしまったwww
カップメンの容器が転がり、空になったビール缶が鎮座していても宿直室である。
魔法少女漫画が山と積み上げられていても、携帯ゲーム機で魔法少女が勝ちポーズを決めていても宿直室である。
あげく、しかれたふとんの横にエアコンとTVとビデオのリモコンが並び、小さな冷蔵庫が備え付けられ、ノートパソコンが居座っていて、寝転がったまま一歩も動かずに生活ができる環境が整えられていても宿直室である。
「でも、ここまで読んで引き下がるわけには行きません。先生として!」
と、音子は再び漫画の山に立ち向かいつつゲームを始める。
>>35 音姉かわいいよ、音姉
でもかなりアフォの娘だw
何が『先生として』のことなのかは音子本人にもわかっていない。
全世界の人間に訊ねても答えは出ないと容易に想像できるだろう。
ちなみに、漫画のタイトルは『キツネムスメー魔法少女戦記』である。
狐の耳としっぽをくっつけられた少女らしき人物が敵であるレンジャーと味方である博士を相手に両方粉砕する内容となっている。
現在刊行されているのは十七冊であり、今日十八冊目が発売される。
続きが気になって『本当に』授業にならなかった反省から、音子は今のうちにこれまでのお話を再確認しよう、と一冊目から読み始めたのである。
やっぱりどういう論理が働いたかは誰にもわからない。
「ふ、ふぇ……ひぇふしょん!」
音子がくしゃみをした。
いつぞやの瑞希のように鼻水がぶら下がるが、ティッシュは当然のように枕元に存在していたのでなんら被害なくことなきを得る。
「ちょっと寒くなってきましたので、お布団の中で続きを読むのが先生らしさなのです!」
もそもそと布団にもぐり、手だけを出して続きを読む。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 16:15:10.22 ID:QhRrHk2HO
先生らしさが…
合間合間にゲームの操作も忘れない。
少しこばらが空いた、と手を伸ばすとカゴの中にはポテトチップス。
「食べ物を食べるときには飲み物がないと、のどにつっかえて危ないんですよー」
誰に対する言い訳なのか、冷蔵庫から取り出したのはビールであった。
「む、ビールを呑むのであれば、肴が必要ですね……」
カゴから裂きイカが出てくる。
「あ、ふきんがないと漫画が汚れちゃいます」
低く吊り下げてあったふきんが手に取られる。
この時音子先生はジャージ姿に違いない。
「むふー、さすが先生です。できるオンナはこんなにもすばやくいろいろなことが可能なんですね♪」
ふとん娘はもそもそとぺったんこな胸を張った。
ツッコミは不在である。
ヒトとヒトとは助け合いが必要であり、ツッコミがいないとフラストレーションがたまる、ということをわかりやすく示してくれるあたりは教師らしいといえるだろう。
もちろん、『反面』が付くのだが。
「……む」
ぴた、と音子の動きが止まる。
「……」
積み上げられた漫画の山。
読むべき残りはあと三冊。
一冊あたり二十分として、およそ一時間。
耐えられないことはないかもしれないが、急いで読んでしまうのはもったいない。
「しかたありませんね……先生の立ち上がるべきときが来てしまったようです!」
と、ふとん迷彩を解いて起立する音子。
その雄々しい姿には――白の下着だけがまとわれていた。
音子は、寝るとき全裸派筆頭議員であった。
ゆえに、この姿であっても若干の恥じらいがあったからこそといえる。いえてしまう。
「……」
時刻を確認、一時四十三分。
こんな時間に学校に来る物好きはさすがにいない。いないはず。いないに違いない。
ごくり、と音子は生唾を飲む。
「キツネムスメーミッションパート十一ですね……」
ほくそ笑むと、そのままそろそろと宿直室のドアに近寄る。
壁に背を付けたまま、音が立たないようそっとドアを開ける。
廊下を手鏡で覗き、さらに首を出して誰もいないことを確認する。
そして、音子は――宿直室を出て、かさかさっと移動を始めてしまった。
「くふふっ♪」
いろいろと、阿呆の娘である。
なお、キツネムスメーミッションパート十一は敵地に潜入してのスパイ活劇であり、下着姿で歩き回る話ではない。
>>>
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 16:40:09.60 ID:p9klPOLcO
電池切れから復活支援!
トイレか…下着姿でトイレに行く音姉…
余計な話を書いてたら予定より全然進まなくてワロタw
それではまた夜にー
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 16:47:30.71 ID:UcVxLMmoO
中断か…乙
音姉の下着はふりふりな子供っぽいレースが付いてる奴だな…
大人下着にガーターベルトも捨てがたいが
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 16:56:19.13 ID:p9klPOLcO
おつよるにー!
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 17:03:05.40 ID:+6z+djhwP
あ、そうか
遅い遅いと思ったら、三人称で書く部分を一人称のペース配分で計算してたw
そら遅くもなるわwww
ほっしゅ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 17:27:57.98 ID:UcVxLMmoO
ドジ属性…だと!?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 17:28:12.17 ID:p9klPOLcO
遅くないとわかったいま
ミミがやることは…
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 17:29:55.39 ID:+6z+djhwP
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 17:32:32.71 ID:yZNvykOgO
>>53 ドジ属性だと語呂が悪い。
ここはやはりドジっ娘属性ということでw
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 18:02:04.77 ID:UcVxLMmoO
魔法乙女 ドジっ娘ミミが、はっじまるよ〜っ!!
ほ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 18:31:08.20 ID:UcVxLMmoO
>>57 自分でやっておいてアレだが、ディスガイアの嘘予告みたいだな
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 18:37:33.45 ID:+6z+djhwP
第一話
魔
法
少
女
、襲来
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 18:53:02.65 ID:UcVxLMmoO
>>60 魔
法
少
女
来週
おっと漢字が違った
魔法少女はいいね。魔法少女は心を潤してくれる
リリンが生み出した文化の極みだよ、そう思わないかい?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 19:22:56.01 ID:oGDyBfpN0
ほ
ほ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 19:47:08.80 ID:oGDyBfpN0
し
ほしゅ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:02:21.68 ID:+6z+djhwP
20時だねぇ
30分ゴロから再開しようと思うよっ!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:05:10.62 ID:p9klPOLcO
ほしゅだよ!
ほ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:30:50.84 ID:p9klPOLcO
ほすー
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:35:39.04 ID:+6z+djhwP
「あれ?」
宿直室には誰もいなかった。
僕はカレンダーを見るが、勘違いではなく今夜の宿直は音子姉のマークが付いていた。
相変わらずの混沌とした部屋は、宿直の九割方が音子姉でなければ誰かしらが激怒する類のもの。
その部屋に、ふたの開いたビール、封の開けられた裂きイカ、しおりが挟まった漫画がおかれた状態で、蛍光灯がこうこうと光っている。
支援だねぇ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:40:51.99 ID:+6z+djhwP
>>71ちょっと訂正
「あれ?」
宿直室には誰もいなかった。
僕はカレンダーを見るが、勘違いではなく今夜の宿直は音子姉のマークが付いていた。
相変わらずの混沌とした部屋は、宿直の九割方が音子姉でなければ誰かしらが激怒する類のもの。
その部屋に、ふたの開いたビール、封の開けられた裂きイカ、しおりが挟まった漫画、イヤホンが付いたままの携帯ゲーム機がおかれた状態で、蛍光灯がこうこうと光っている。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:42:37.37 ID:p9klPOLcO
しんえん
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:43:13.21 ID:+6z+djhwP
「……野次馬根性が炸裂したのかな?」
リノの戦う音は聞こえていた。
これだけ離れていてもわかるほどの戦い、もしかしたら魔法少女好きが悪化して見に行ってしまったとしても不思議はないだろう。
「巻き込まれていないことを祈ろう。南無南無」
戸棚の上でホコリをかぶっていたポスターカラーとハサミ、カッターを借りる。
しえーん
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:47:40.98 ID:XW5Lzc/3O
しえん
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:48:34.24 ID:+6z+djhwP
まあ、悪いことをしてるなぁー……と反省をしながらハサミを大胆に入れる。別にウサばらしではない。
ところどころにカッターでざくざく穴を開けていくが気分が爽快になるわけでもない。ぜんぜんすっきりなんてしてないよ。
さらには、ポスターカラーで思い切った着色を施すがグフフフフ日ごろのうらみぃーとか思ってないですとも。ええ、ええ。
ああ……カ・イ・カ・ン……♪
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:52:14.29 ID:p9klPOLcO
し…しえん!?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:53:18.55 ID:+6z+djhwP
「ま、こんなもんかな?」
できあがりを確認。
んー。
「こんなものが食えるかぁ!」
なんとなくひっくり返してみた。
……さ、早いとこ行こ。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:56:27.57 ID:BPeqsxszQ
|ω・`)つC
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 20:57:11.98 ID:XW5Lzc/3O
瑞希が更に壊れたぁ!
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:00:54.83 ID:p9klPOLcO
寄り道?逸れ道?支援!
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:00:59.81 ID:+6z+djhwP
ドアに手をかけた瞬間――
「みっしょんこんぷりー♪」
下着姿の音子姉がいた。
「……は?」
「え?」
よし、ぼくはなにもみなかったぞ。
みなかったみなかった。
うん。
「じゃ、そういうことで!」
音子姉と入れ替わって廊下に出て、ぱたん、と宿直室のドアを閉める。
悲鳴がおもいっきし響き渡ったので全力で逃げた。
僕は悪くないぞぉおおおおおおおおおおお!
>>>
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:03:20.05 ID:p9klPOLcO
ぼろぼろな体なのにそこで全力を使うとは…ミズキ、恐ろしい子っっ!!
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:06:23.45 ID:BPeqsxszQ
|ω・`)つC
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:10:31.47 ID:+6z+djhwP
女の悲鳴だった。
黒の魔法少女の声とは違うそれを、白の魔法少女はどう取り扱うか迷った。
罠がなかったと考えるならば、その声は満身創痍の王女が一般人と接触した際に驚かれたことが原因だろう。
この場合は、声をたどればよい。簡単に王女を発見できる。
だが、罠であったとすれば、どうだろうか。
攻撃するための罠であれば、その場に王女はいる公算が高い。『魔法』こそがダメージを与えるために使える方法のほとんどだからだ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:16:19.21 ID:+6z+djhwP
その場合も構わない。声をたどれば王女に行き着く。
問題は、逃亡するための罠であった場合だ。
元々が逃げるために飛び込んだ場所。罠を仕掛けるならば逃げるためのものである可能性の方が高いのではないだろうか。
この場合は、自分がすばやく声の主を探しても見付からないと見るべきだ。
一般人ゆえに、一般人に紛れてしまえば区別がまったく付かない。
「どうするか……」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:25:48.36 ID:+6z+djhwP
白の魔法少女は、立ち止まり、腕を組んで考える。
校舎に入ってからの状況のみを与えられたならば、自分は声を追う。
一般人であろうとなかろうと、捕まえて拷問にかければ同じこと。情報は引き出せる。用は、逃げる暇を与えなければいいのだ。
しかし、引っかかるのは、王女の逃げ方だ。
素人であれば、『反応があったもの』と『反応がなかったもの』を見比べたとき、『反応があったもの』をまず気にする。
たとえそれが罠であるとわかっていても、その反応を無視できない。
白の魔法少女は、玄人であった。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:26:07.47 ID:QhRrHk2HO
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:31:20.61 ID:BPeqsxszQ
白なのに玄なんだねえ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:37:07.82 ID:+6z+djhwP
「む?」
かん、と小さな音が、悲鳴とは逆の方向で鳴った。
白の魔法少女が耳を澄ますと、続けて階段を登るような足音が聞こえる。
二重の罠は、考えるのは容易でもきちんと配置するのは難しい。
「こっちか」
白の魔法少女は階段へと足を忍ばせた。
>>>
玄人白魔法少女略してゼブラだな。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:42:07.39 ID:p9klPOLcO
むかし、ゼブラーマンとか言うのがあったような…
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:44:15.25 ID:+6z+djhwP
まず、心配げな顔をしていた。
次に、リノはほっとした顔を見せ。
何があったか話すと、呆れられた顔が見えた。
「何やってるの、瑞希は?」
「いや、そういわれましても……」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:44:56.97 ID:UcVxLMmoO
ここは筋肉王家王位争奪戦だったのか
もしくはゼブラーマン
素人黒魔法少女略してゼブラ。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:49:29.03 ID:UcVxLMmoO
柳の下に二匹目の泥鰌は居ない…
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:50:16.40 ID:+6z+djhwP
どこの世界に下着姿で学校のトイレに行く宿直女教師がいると思います?
「おまけに無駄な体力まで消耗して」
「いや、そういわれましてもー……」
どこの世界に以下同略。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:53:40.18 ID:tUbiKFDG0
音子ねえさん・・・あなたは一人のときには立ち振る舞い完璧じゃなかったのか
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:55:27.80 ID:tUbiKFDG0
とりあえず追いついた
姉さん先生はおれが貰って行くから
お話にみんな集中しといてくれ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:57:08.87 ID:+6z+djhwP
「計画、失敗しちゃうよ?」
「それは大丈夫だと思うけど……まあ、がんばるさ」
勝算が高いとはいえないが、それでもここまでは予想通りだ。
「……」
「……」
リノの目を見れば、言いたいことは大体わかった。
引き止めたい。戦場に向かわせたくない。そういう想いだ。
「僕の出番を取り上げないでくれよ」
だから、笑う。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 21:59:21.12 ID:+6z+djhwP
>>100 立ち居振る舞いは完璧だ。
が、中身はアレだもん!w
優雅に歩く美人さんが、そのまま秋葉原の特定階層趣味書店に入っていくのだ!
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:03:00.03 ID:wTm2dFA30
ネット書店……は使えないんだろうなぁ……
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:03:13.81 ID:BPeqsxszQ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:04:12.65 ID:+6z+djhwP
「……うん」
しょぼん、とした様子でうなだれながらリノは言った。
そして、その姿を見て――強いな、と思った。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:08:24.78 ID:+6z+djhwP
さて、逝ってみようか。うまくいけば最後のデス安価ー!
瑞希が思った『リノの強さ』とは何か?
1.そこまでボロボロになっても他人を気遣えること
2.この土壇場においても偽りない気持ちでいられること
3.ボロボロになりながらもまだ敵に立ち向か気力があること
4.その他具体的に
>>130 (もちろん!)
ごゆっくりお考えください。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:09:41.82 ID:tUbiKFDG0
>>130 (もちろん!)もちろんの意味がわからない
わかりたくもない
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:12:01.16 ID:wTm2dFA30
うあー、俺にはもうわかんないや
無為に発言しても混乱するだけだから黙っとく
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:13:27.45 ID:BPeqsxszQ
あの、それは前の「ミズキに足りない物」と関わりあると思っておk?
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:13:30.28 ID:p9klPOLcO
わかるだろうか、いや、ない。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:14:38.44 ID:+6z+djhwP
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:17:32.64 ID:tUbiKFDG0
とりあえず状況整理
リノは水木の「とある白魔法少女ぶっ殺死作戦」のために頑張ってる
でも梨乃にさっきの一部始終を話してリノはあきれた(体力消耗とかのせいで?)
で、梨乃は瑞樹をできれば止めたい
でもしょぼくれても止めない
・・・だから選択肢で言うなら1が近いのかな
このお話の一番最初のレスは何かヒントがあるかな?
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:18:06.13 ID:BPeqsxszQ
>>112 だと仮定するならば消去法で2に一票。1・3は地雷臭が……
まあもう黙っときます
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:18:52.83 ID:o3WojYGG0
【ゆっくりしていってね!!】
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
∧,,∧(´・ω・`)(´・ω・`)∧,,_∧・ω・` )
( ´・ω・`)(つ⌒と つ⌒と)´・ω・`) ∧,,∧
(つ∧( ´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・` ∧,,∧・ω・` )
∧,,( ´・ω(_.__つと_(_.__つと_) ∧,,∧ ∧,,∧
(´・( つ ∧,,∧ __ _(´・ω・` )・ω・` )
( ∧,,∧・ω・`)_____|i\__\ と )∧,,∧と)
( ´・ω・`)と_※ ※ |i i|.====B|ヽノ(・ω・` )
(つとノ`--∧,,∧|\\|_____◎_|_i∧,,∧ ∧,,∧
 ̄( ´・ω・| | ̄ ̄ ̄ ̄ |(・ω・` )(・ω・` )
(つとノ.\|_____|(つとノ (つとノ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:19:44.76 ID:tUbiKFDG0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:26:34.53 ID:tUbiKFDG0
畜生、今頃作者は
「まあ、できることなら4番で何か納得の行くものを書いてくれるのが一番うれしいがw
」
とか思ってるんだろうな…
結局瑞樹に足りないのってなんだっけ?魔力でいいの?
魔力だとすると… だめだ浮かばん
>>114の人黙らないでー!どういう風に消去したのかおし得てー!!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:27:10.65 ID:o3WojYGG0
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:29:09.33 ID:p9klPOLcO
しまうま!
絵ウマー
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:33:08.92 ID:tUbiKFDG0
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:33:40.53 ID:BPeqsxszQ
>>118 あくまで「足りないもの」と「強さ」が関係していると仮定した上での話なのだけれど
1・3はどちらも無謀に突っ込んであぼーん、のような気がするんだよね。瑞希が強がってしまうような気がして。
んで、4を考えるだけの頭はないので2になったとさ
>>117 いいぞもっとやれwww
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:39:23.46 ID:yZNvykOgO
「危ない」「死んじゃう」「やめてほしい」と思いながらも送り出すこと。
覚悟、かな?
と思った。
3択なら2だろうなぁ…
問題は4の超絶回避法が思いつくかどうか
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:46:45.12 ID:BPeqsxszQ
人に全てを託すことのできる強さ、ってのはどうだろう
うまくいくかも分からないことを人に任せる、信じれる強さ
ごめん今度こそ消える
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:48:47.49 ID:o3WojYGG0
〇∧〃 でも、そんなの関係ねぇ!
/ > そんなの関係ねぇ!
< \ そんなの関係ねぇ!
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:49:36.83 ID:tUbiKFDG0
>>125 消えるというならその意見に追従させてもらうぜ!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:49:58.29 ID:+6z+djhwP
負けずに消えてやる!
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:50:30.23 ID:Kul3263iO
テスト
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:50:42.91 ID:tUbiKFDG0
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:51:06.04 ID:H5ROse7oP
ちょwwwww
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:51:19.49 ID:+6z+djhwP
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:52:01.61 ID:BPeqsxszQ
>>128 ほら!戻ってきたから消えるな!
あれ?
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:52:54.05 ID:tUbiKFDG0
と、安価とってまった
てことで125さんの意見をお借りして「人を信じられる強さ」
でおながいします
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:53:52.55 ID:+6z+djhwP
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:55:51.16 ID:BPeqsxszQ
うああああら抜きしてたあああ
こんなスレで意見拾ってもらったの初めてでgkbr
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 22:58:25.47 ID:wTm2dFA30
把握しちゃったああああああああああああああ、別にいいのか
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:06:56.37 ID:o3WojYGG0
(´д`)
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:10:48.47 ID:+6z+djhwP
「僕は……ずっと、『強い』って力があることだと思ってたんだ」
リノは手渡されたそれを不思議そうに見詰める。
「『魔法少女』って力が手に入って、物理的な力でひとを救うことはできるようになった」
時間はあまりない。
でも、言っておきたい。
支援だねぇ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:12:28.89 ID:BPeqsxszQ
|ω・`)つC
しえーん
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:14:00.18 ID:o3WojYGG0
つC
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:17:13.09 ID:p9klPOLcO
しえんた
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:20:26.03 ID:+6z+djhwP
「だけれども、僕は何かが間違っているように思えたんだ。何人救っても、『これを求めていたわけじゃない』ってどこかでわかっていた」
求めたのは『強さ』。
それを実行するものを『力』と信じていた。
「僕は、手にした『力』よりも、さらに強力な『力』によってあっさりと負けてしまった。何もかも、失ったと思った」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:21:37.52 ID:+6z+djhwP
僕に足りないもの。
僕が望んだ『強さ』は――こんな近くにあった。
「勝つよ。勝とうよ。僕らならできる!」
あのとき、優華ひとりではダメだった。
僕ひとりでも行き詰った。
僕とリノと――
「ハルちゃんも忘れないでほしいねぇ」
「ああ、三人で、だ!」
――一緒になら、僕たちは『強く』なれる。
僕たちは手を合わせ、力強く、微笑んだ。
>>>
しえーん
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:25:13.53 ID:o3WojYGG0
つC
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:26:01.65 ID:BPeqsxszQ
|ω・`)つC
……あれ?これフラグ?
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:28:18.47 ID:JPFt9mF2O
支援
このフラグは…?
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:36:47.68 ID:+6z+djhwP
おかしい。
白の魔法少女が感じたものを形容するならば、そうなるであろう。
足音をつけて階段を登ったはずなのに、姿がない。
床に血が残っていないことから考えて、処理をしながら逃げているはず。
だが、辺りを見回してもどこにもそれらしい姿がない。
(゚々。,) 三 ビューン ビューン 三 (。,々゚)
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:37:48.53 ID:BPeqsxszQ
|・`)つC
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:39:47.12 ID:+6z+djhwP
聞き間違えとは思えない。
ならば、別の人間がまだ校舎内に残っていたのか?
「どうする……」
戦力は相変わらずこちらが上。何も状況は変わっていない。
考えても考えても白の魔法少女には、撤退するだけの理由が見付けられない。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:39:50.93 ID:o3WojYGG0
|ω `)つC
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:45:41.52 ID:+6z+djhwP
「ん?」
ぽつん、と一滴。
月と星の輝きが刹那の気まぐれを起こし、水滴が光を得た。
「……血だな」
しゃがんで掬い取れば、それは紛れもなく血だった。
「ククク……」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:49:10.60 ID:H5ROse7oP
二人も魔法少女が居ることに興奮を覚えた部長の鼻血が!!
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:52:31.25 ID:+6z+djhwP
ついに、プロとアマチュアの差が出たな。
白の魔法少女は嗤う。
その血をたどると、徐々に隠し方は荒くなっていく。
一滴が二滴。三メートルが二メートル。数は多く、間隔は狭く。
あわてて靴で踏み消そうとして、逆に足跡が残るようになった場所さえあった。
シエンタ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/13(水) 23:59:18.03 ID:BPeqsxszQ
しえん
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:00:34.13 ID:a3TmBqJoP
追う、追う、追う。
足音を消すためのすり足はやがて早歩きに、そして小走りになっていった。
「見付けたぞぉ、王女!」
階段を昇ろうとしていた影が振り返る。
おぼつかない足取り。ぼろぼろになった黒の衣装。流れ続ける――血。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:02:39.69 ID:HfRjuOf+O
支援!
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:03:37.45 ID:88m7xyLw0
wktk
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:05:49.93 ID:+6z+djhwP
走る。
よたよたと頼りない動きで。しかし、足跡を消すのをあきらめて。
白の魔法少女はほんの数十段下からを追いかける。
隠そうとしなくなったためだろうか血の水溜りができている段を飛び越えて、走る走る走る。
屋上の扉が開かない。
がちゃがちゃとノブを回すが扉は開かず、そのままであった。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:07:49.17 ID:Lo6u7ujIQ
|ω・`)つC
しーえん
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:12:43.25 ID:a3TmBqJoP
「ようやく……最後だ、王女」
勝利を確信し、白の魔法少女は走るのをやめた。
ひゅーひゅーと息は荒く、全身は限界を超えていると泣き喚いていた。
リノが魔法少女として現れるかもしれないと最初から魔法少女姿で待機し、長々と変身を解くことなく口論、さらに大規模な『魔法』を用いての戦闘、リノを追いかけて学校までの全力飛行、さらに緊張を解けないまま探索をし、ようやく発見をしてからも走り詰めて。
白と黒とでは性能の差がある。
が、それでも長時間連続での変身、大規模な『魔法』の使用は『魔力』も体力もごっそりとさらっていく。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:12:47.78 ID:HfRjuOf+O
wktk
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:13:36.92 ID:IdDt5B+00
つC
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:14:36.59 ID:Lo6u7ujIQ
怖いなしえん
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:16:43.13 ID:a3TmBqJoP
「どうしても……私を狙うの?」
リノの声が響く。
「はぁ……はぁ……知れたこと。王女の価値は、安いものではない」
開かない屋上への扉を向いたまま、
「ひとつ……訊きたいことがあるの」
リノの声が階段を落ちる。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:17:39.28 ID:IdDt5B+00
つC
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:17:46.20 ID:IdDt5B+00
つC
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:17:50.44 ID:IdDt5B+00
つC
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:18:15.74 ID:88m7xyLw0
つC
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:18:26.41 ID:a3TmBqJoP
「なん……だ……?」
「あなたは、どうやって私を見付けられたの?」
ふん、と白の魔法少女はせせら笑い、
「難しい話ではない。最初から用意しておいたのだよ、『魂』のかけた肉体を!」
シエンタ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:19:06.66 ID:IdDt5B+00
つC
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:19:11.69 ID:IdDt5B+00
つC
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:19:58.74 ID:88m7xyLw0
うあああ木下ああああ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:21:33.75 ID:IdDt5B+00
うあああぬるぽおおおお
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:22:08.26 ID:vm08KkhUP
うあああガッああああ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:22:48.35 ID:a3TmBqJoP
「……」
「我が国の侵攻は止められん。だが、王族というのはいずれもしぶとくてな……ならば、ニセモノの出口を与えてやれば容易に捕まえられる、と思いついた人間がいる」
息を整えるのも忘れ、白の魔法少女は大仰に腕を振る。
「『魂』のない肉体など億の人間を探して見付かるかどうかの話。まさか、罠だとは誰も思わん」
「……『魂』のかけた肉体なんて、どうやって用意をしたの?」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:24:52.32 ID:HfRjuOf+O
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:25:20.41 ID:Lo6u7ujIQ
|つC
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:25:32.58 ID:rpjpsMmyO
支援
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:26:44.92 ID:a3TmBqJoP
その質問を嘲笑する。
「簡単だ。もろい人間を壊せばいい。そうして、わずかな防壁を取り払えば――『魂』はむき出しだ。消去するのはたやすいことよ!」
「じゃあ、優華は――」
「そう、自分が壊した。無論――その親父もだ」
支援だねぇ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:30:21.95 ID:DrgwPCha0
こ
の
レ
ス
を
見
た
方
は
今
日
貴
方
と
最
も
親
し
い
方
と
共
に
事
故
に
遭
い
ま
す
残りの段を飛ばし、白の魔法少女が飛び込み――
――そこにいた『瑞希』が振り返った。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:33:34.44 ID:a3TmBqJoP
「なぁっ!?」
「食らえっ!」
――ボロボロに刻まれて、ポスターカラーで紅く染められた、黒の『メイド服』を着た瑞希が、『カメラ』のシャッターを切る。
ばづん
「ぐぎゃあああああああ」
規格を超えた強烈なフラッシュが白の魔法少女の目を焼く。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:33:44.39 ID:Lo6u7ujIQ
うおおおおしえんんんんん
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:10.93 ID:IdDt5B+00
つC
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:11.18 ID:a3TmBqJoP
そして、屋上の扉は開き、
「第九十九『魔法』術式――」
「よせぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
「――解放っ!」
黒の魔法少女、リノが至近距離から最大の攻撃を放った。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:16.08 ID:IdDt5B+00
つC
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:20.85 ID:IdDt5B+00
つC
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:26.27 ID:IdDt5B+00
つC
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:36:31.41 ID:IdDt5B+00
つC
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:37:08.23 ID:/RwKBqfNO
よっしゃあああぁぁぁ
支援!
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:40:00.09 ID:a3TmBqJoP
ごがぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
校舎の最上階をぐしゃぐしゃに潰しながら、その一撃は白の魔法少女を飲み込んだ。
>>>>
wkwk
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:41:27.08 ID:IdDt5B+00
つC
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:41:28.26 ID:Lo6u7ujIQ
怖い怖い怖いしえん
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:41:33.67 ID:IdDt5B+00
つC
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:41:38.53 ID:HfRjuOf+O
支援!支援!
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:41:39.77 ID:IdDt5B+00
つC
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:42:08.75 ID:a3TmBqJoP
リノが床に手をついた。
「リノっ!」
「だ、大丈夫……す、すぐに、変身を、解く、から……」
蒼白な顔色で応え、リノは元の姿に戻る。
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:43:54.10 ID:Lo6u7ujIQ
|ω・´)つC
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:44:09.27 ID:IdDt5B+00
|ω `)つC
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:45:32.23 ID:a3TmBqJoP
キズこそないが、体力は完全に限界を超えているようだし、僕自身の経験からもこれがどれほどつらいかはわかっている。
「待ってろ、救急車を呼ぶ」
「でも……」
リノは崩れた屋上の入り口を見てつぶやくが、
「後のことはどうにでもなるから、気にしないでいい」
僕はそっとリノの頭をなでた。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:50:36.85 ID:a3TmBqJoP
――最大火力の攻撃をぶつける上で、問題があった。
それは、白の魔法少女がほとんどの攻撃を『避ける』ことができたということ。
僕自身が――黒の魔法少女で――戦ったときにも感じた、圧倒的な強さはその回避力にこそあった。
その正体が白と黒とによる性能の差なのか、はたまた武術の経験の差なのかはわからなかった。
だが、白の魔法少女は『それを当てにしている』とわかるくらいに攻撃を何度も避けた。
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:52:17.64 ID:IdDt5B+00
つC
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:52:36.45 ID:HfRjuOf+O
wktk
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:53:39.00 ID:/RwKBqfNO
まだ生きてるフラグ…?
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:58:49.52 ID:a3TmBqJoP
そして、最大火力の攻撃はモーションが長かった。
必要とされたのは、相手の消耗、相手の大きな隙、リノを隠す場所。
これらの条件を満たすように、すべてを動かしてきた。
「あーあ、後で鼎に怒られるなぁ。こりゃあ」
鼎の黒いゴスロリメイド服をリノのものに見立て、母里さんの小型レコーダーでリノの声を使い、南熊さんのカメラで強烈なフラッシュをたく。
細かい小道具は宿直室を訪ねれば何でもある。……困ったことに。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 00:59:08.47 ID:IdDt5B+00
つC
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:01:11.02 ID:a3TmBqJoP
「終わったな……リノ」
「くぅ……」
魔王様は、なでられるまま僕に体を預け、寝てしまっていた。
「ああ、これで全部終わったんだ――」
「マ、ダ……ダ……」
ぞくり、とするような声が聞こえた。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:01:27.02 ID:IdDt5B+00
つC
しえん
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:02:30.88 ID:FtZRTDlHO
よもや魔法少女に殺意が沸くとは思わなかった
ちょっと淫獣召喚して白懲らしめてくる
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:09:43.20 ID:a3TmBqJoP
ぐちゅ……ずり……ぐちゅ……ずり……
何か、があった。
「オワ、ラ……セン、ゾ……」
原型をなくしたそれは、杖さえもなくしてはいずりながらこちらへと向かう。
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:11:11.07 ID:/RwKBqfNO
こいつぁヤベぇ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:12:48.10 ID:931v8n6PO
こわっ
しえん
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:16:18.83 ID:a3TmBqJoP
月がきれいだった。
一時間近く前から、あの大森林公園でさえ風が止まっていた。
「ナ、ンダ……コレ、ハ……?」
屋上は、大量の砂糖で埋め尽くされていた。
風がなければ、形は崩れない。
「燃えろ――『魔法使い』」
僕は、砂糖の一山に指を付ける。
原因不明の出火で、屋上は燃え尽きた。
>>>>>
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:18:10.99 ID:931v8n6PO
熱くなれよ!w
ねむ支援!
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:22:22.88 ID:a3TmBqJoP
☆
エピローグ前にちょっとショウキュウシー
45分くらいから再開しますとも!
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:22:27.14 ID:88m7xyLw0
さとう?
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:23:22.25 ID:931v8n6PO
としお?
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:24:14.72 ID:vm08KkhUP
佐藤 敏夫(5)
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:24:22.46 ID:a3TmBqJoP
>>227 喫茶店でリノが使った『魔法』を思い出すんだー
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:24:28.47 ID:931v8n6PO
ダイスーシー!!
ミミさん最後までラン…ガンバだ!w
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:24:37.77 ID:y9N4XGrcO
すずき?
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:25:23.93 ID:931v8n6PO
むねお?
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:25:33.13 ID:a3TmBqJoP
>>228 あと、ここは腹筋スレだからがんばってね!
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:27:09.97 ID:88m7xyLw0
うあー、なるほど
あの場面はさとうを読み飛ばしてナプキンに火をつけたんだと脳内解釈してたぜ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:27:30.27 ID:a3TmBqJoP
Q.脊椎反射でしゃべってるって言われない?
A.何をおっしゃいますか、私は無脊椎動物ですよ!
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:31:31.10 ID:931v8n6PO
くらげ?w
…腹筋は明日の朝にやります。キリッ
最後までみたいが5時起きなので離脱っ…
保守・支援組、ミミはん頑張ってね!
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:42:10.81 ID:vm08KkhUP
再開までカップラーメン分!
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:47:48.18 ID:HfRjuOf+O
よし、ズボンは下ろした!早くエロシーン書け!
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:48:10.58 ID:a3TmBqJoP
白の魔法少女との戦いは、大きな被害が記録された。
行方不明者一名を含む事件の規模に、『魔法少女は正義の味方』という意識が揺らぐことになる――
が、そんなことどうでもいい、と思えるくらいでかい事件が起きたのであった。
12.十月十日、土曜日
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:52:42.34 ID:a3TmBqJoP
いつもながら、棒を相手にテーブルにつくというのは変な絵面だと思う。
「ハルさんや」
「何、ミズキ?」
退院したばかりでまだ調子の悪い体で僕は問い詰める。
「なんですか、これは?」
新聞をばしん、と叩く。
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:55:36.39 ID:a3TmBqJoP
そこには、
『魔法少女、全世界に対し宣戦布告』
とあった。
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:55:48.93 ID:88m7xyLw0
この前、文才が無いから宇宙人云々の感想が書けないようわああんみたいな事言っていたけれど、やっぱり書けなかったから箇条書きにしたよー
整理してる間に投下が始まっちゃったけれど空気を読まない俺にはそんなこと関係ないぜ!
・文が好き。
ミミの文章が割と好きな文体。テンポが心地よく感じられて、なおかつ読みやすい。一人称視点がとっても好みです。
・設定が好き。
おとまほやらケンプふぁーやらtoLoveるの某特定の回やらが大好きな俺に死角はなかったぜひゃっほう! それいがいのせっていもですよもちろん。
・キャラの魅力。
ここら辺を曝け出しそうとしたら自己嫌悪で甚大な被害が出たし何も言うまい。
・考えないといけないこととか。
基本的に俺が本を読むときには何も考えない。あぁ、ここで伏線張ってるんだなぁとかそんなこと脳裏を掠めない。
でもってそこんとこ直さないといけないなぁと最近ひしひしと感じているのだけれど、ミミのを読んでると否応無しに考えないといけないから、そこんとこチョベリグー。
・続きが気になる。
あそこまで書いてるのに続きは無いなんて! 嘘だといってよバーニィ!
とここまで書いてみたんだけれど、これって感想かなぁ……?
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 01:58:44.02 ID:a3TmBqJoP
読んだときにはうまいジョークだな、と思ったが、TVでニュースを見て牛乳を鼻から吹いた。
「リノと一緒になって、アメリカで空母沈めてきたのはどーゆー了見だぁああああ!」
「うーん、その場の勢いってやつだねぇ」
「勢いでしていいことじゃないと思うよっ!?」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:00:02.19 ID:a3TmBqJoP
>>243 ・よくやった
・タイミングなど関係ない
・愛してる
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:03:27.66 ID:/RwKBqfNO
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:06:02.75 ID:a3TmBqJoP
死傷者はゼロだが、損失額は果たしていくらになるのか想像も付かない。
「人間、尊厳とか誇りって大事だと思うけどねぇ、やっぱり、その前に減らせる不幸は減らしておこうと思って」
「あああああ、やりかたがとてもおおざっぱですてき……」
適当とかいうレベルじゃない。
「結果をほとんど予測しないで行動してませんか、君ぃ……」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:07:32.42 ID:a3TmBqJoP
>>246 うーん……
なんかもう一押しする材料があればなぁ……
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:11:08.05 ID:a3TmBqJoP
「ハルちゃん、そういう細かいことは気にしないねぇ」
「あのですね、軽率な行動をすると何万人ってひとが職を失ったりしかねないんですよ!」
べちべちとテーブルを叩くがハルはどこ吹く風、
「ミズキは完璧主義過ぎるんだよぉ」
「……完璧主義?」
「うん。ミズキがこれまでこういう『強行措置』を取らなかったのは、きっと『誰かが不幸になる』のを嫌ったからだと思う」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:15:01.63 ID:a3TmBqJoP
そう……なのか?
「それなら、ハルちゃんが勝手なことをすればいい。『魔法少女』という人類共通の敵が強引に誰も彼もに握手をさせる。お莫迦な政策にストップをかける。これで世界はきっとよくなるねぇ」
僕はテーブルに突っ伏した。
「……あのさ、ハル」
「何?」
「独裁者って知ってる?」
空気が固まった。
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:16:45.72 ID:88m7xyLw0
うん、強引にやっちゃそうなるよなぁ……ww
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:20:03.27 ID:a3TmBqJoP
「魔王様改め機王様だねぇ」
「うわぁああああ本気で何も考えてねぇええええ」
世界ってのは、ひとりが見るには大き過ぎる。
だから、たくさんの人間が必要で。
そのたくさんの人間をどう選び、どう使うか。
それを考えたとき、独裁というやり方は『完璧』ではなくなる。
でも――
「どうすんの、これー!」
「人間には失敗がつきものだねぇ」
――そういうのを全然考えないのも、なんだか楽しいわ。
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:22:20.24 ID:HfRjuOf+O
糸冬
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:23:05.72 ID:88m7xyLw0
ちょ! ちょっと待って!
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:25:06.48 ID:/RwKBqfNO
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:28:04.08 ID:a3TmBqJoP
>>>
機界より戻った王女は、『神代の魔術』を手に教国へ盛大な威嚇をする。
勝てはしても大きなキズはまぬがれ得ない、と教国は不可侵条約を締結する。
そして、王女は国を民の手にゆだね、深い深い眠りについた。
眠る王女は楽しそうな夢を、いつまでもいつまでも見続けたという。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:28:28.56 ID:HfRjuOf+O
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:28:57.47 ID:88m7xyLw0
えっ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:32:26.18 ID:/RwKBqfNO
おっ?
魔王な使い魔と魔法少女の類
〜完〜
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:34:06.25 ID:VoFeXwP2O
乙でした
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:34:10.85 ID:a3TmBqJoP
☆
うん、
なんていうか、ちょっと集中力が限界でこれ以上はうまいことが書けそうにないw
尻切れトンボな印象があるかもしれないけどご勘弁を。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:35:01.43 ID:88m7xyLw0
乙! ほんと乙!
ハッピーエンドはいいねぇ
あといろいろごめんなさい
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:35:29.33 ID:a3TmBqJoP
最後なんだから感想とかどっぷりよこせぇええええええええええ
あと、質問にもお答えします
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:35:38.74 ID:/RwKBqfNO
>>260 長い間乙ー
リノはまた機界に戻って来たのか
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:36:52.59 ID:y9N4XGrcO
乙〜
かなり良かったと思う
kskで安価取った時は焦ったけど
この結果に大満足でした
次回作期待してる〜
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:36:53.91 ID:a3TmBqJoP
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:38:09.55 ID:a3TmBqJoP
>>266 あざっす!
つめこんで400ページとか、長くて疲れたわぁああああw
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:38:44.29 ID:FtZRTDlHO
なぐまん編からちょくちょく読ませてもらった
乙です
結局ハルって何者?
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:40:25.73 ID:/RwKBqfNO
俺もハッピーエンドで満足
なぐまんどこ行った
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:41:56.50 ID:a3TmBqJoP
>>269 あ、魔界の人間っす。
ホモ・サピエンスではないんだけど、人間。
魔法の杖に『魂』を入れて、アレコレ暗躍しようとしてました。
まあ、寿命とかいろいろと問題出てくるんですが、本人「これでいいやーw」って感じでさして気にしてない
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:43:07.76 ID:88m7xyLw0
・ハルのスパイの件はどうなったの?
俺は普通に読解力が足りないだけかい? 自覚はしてるけど
・>「そう、自分が壊した。無論――その親父もだ」
ってのは、世話してたことに云々の少女が手の内だったってことじゃないんだよね?
親子ともに精神が参っているところになにかしたってこと?
・佐奈がでてこなくてさびしいです
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:43:34.43 ID:a3TmBqJoP
>>270 ラストで瑞希の取り合いを書こうかと思ったんだけど、筆が乗らなかったからあきらめた!
扱いがざっくりなのは、そういうのの実験作(見てのとおり、失敗っぽいが)だったから!w
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:47:06.13 ID:a3TmBqJoP
>>272 ハル「スパイやってるより、ミズキと一緒にいる方がいいねぇ」
で、あっさり『神代の魔術』持ち逃げ犯状態w
順番的には、
優華がアレコレあって『魂』あぼーんになるように仕向けつつ、親父さんもあぼーんさせてみた感じ。
佐奈は……
最後に記事でも書いてもらおうか、とかネタはあったけどあきらめた!
ちなみに、魔法少女がなかなか認知されない理由に『あの雑誌の信憑性がさっぱりない。っていうか、マイナス効果を生み出してた』からってのがあったりしたw
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 02:52:08.41 ID:a3TmBqJoP
未来人に関するメールが来た
読みづらぁああああああああwwwwwwwwwww
ちょっとがんばって読んでくるw
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:00:05.04 ID:a3TmBqJoP
読んできた
まずい、感動しつつあるwww
えーと、一応これからの予定は半分決まってて半分決まってない
半分ってのは、好き勝手動くと周りに迷惑がかかりそうだなぁっていう問題
何を言っているかわから(ry
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:06:27.59 ID:HfRjuOf+O
乙!最初から読んでたけど面白かった!
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:08:16.75 ID:a3TmBqJoP
ありがとうございますー
すんごくながながお付き合いいただき超乙
長さだけならVIPでも類を見ないと思うZE−
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:18:57.15 ID:88m7xyLw0
これを読んでたことが遠からず原因になってで教習の授業をいくつかサボ……もとい、やむを得ず出られなくなったけれど、それだけの価値はあったと思う。
途中で入ってくる音子さんに微笑んだりしたけれど、終盤からのスピード感がほんと良かったなぁ。
なんというか、読み出したら止まらない感じ。熱い展開でグッときましたよ。
最終的にハッピーエンドで纏まるとすっきりしていいよねー。
でも、終盤は他の人の出番が少なかったので、それくらいがちょっと残念。
だがそこらへんは俺持ち前の妄想力でカバーだぜ!
最初の方で張られていた(らしい)伏線をこんなところで回収するのだとか、読解力と記憶力が欠如している俺じゃなければもっと楽しめたんだろうなぁ、と思う。
精進しなきゃと思う次第です。
まともな感想を書こうと思ってここまで書いた。
伝わらない! この気持ち! 愛してる!
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:23:27.95 ID:a3TmBqJoP
>>279 ちゃんと教習出れwww
終盤まで引っ張れば、後は論理展開がっすんがっすんやるだけだから、得意分野ー
やめられないとまらなひやっはー!
一応、その辺の『重要キャラ使い捨て』みたいなやり方の実験作だったりする
ものすごーく不評だし、自分でもものすごーく不満だが、まあそのうんさーせんwww
『魔法』というか『魔法陣』の話はもっとしっかり書きたかったなぁ……
なんというか、400ページも埋めたのに、まだまだ全然書き足りない感じですたorz
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:25:00.56 ID:a3TmBqJoP
しっかり読んでくれて、マジ愛してる!w
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:29:35.18 ID:88m7xyLw0
それではあしたこそまともにしゅっせきするためにもおやすみなさい。
じかいさくをたのしみにまっています。
いつまでもまつわ。
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:30:28.42 ID:a3TmBqJoP
そんなこといわれると今日から新作書きたくなっちゃうNA!
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:37:55.98 ID:88m7xyLw0
そんなこといわれると明日の路上で事故っちゃうNA!
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:39:16.80 ID:a3TmBqJoP
事故はらめぇwww
路上は怖いぞー
交差点よりも道路を横切ってくる人間が何より怖い
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:39:40.62 ID:88m7xyLw0
うあー、だめだ本気で事故っちゃうくらい眠くなる
今度こそおやすみなさい
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 03:41:44.79 ID:a3TmBqJoP
乙ー
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 04:25:07.37 ID:a3TmBqJoP
べ、別に寝ちゃったヒトのための保守なんかじゃないんだからねっ///
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 04:30:22.47 ID:a3TmBqJoP
べ、別に寝ちゃったヒトのための保守なんかじゃないんだからねっ///
どうでもいいけどネットがものすごーく脆弱
10分に1回くらい切れてるぞ、オイw
中途半端な支援くらいしか出来なかったけど楽しかったです。
個人的にはいつものやわらかい瑞樹も好きですが最初のスレの冒頭部分の魔王瑞樹も好きだったのでリノ、ハルを擁して瑞樹の宣戦布告エンドも見たかったなと。
なにはともあれ一月半位の執筆活動お疲れさまでした。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 05:00:26.84 ID:931v8n6PO
おはほし
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 05:40:50.08 ID:931v8n6PO
見てくるほし
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 06:06:06.15 ID:931v8n6PO
しっかり見てきました。
さすがミミーって感じですよね…
うん、やっぱりおもしろいよ。おもしろい
ミミが書く文章はおもしろいよ!
夜中にミミさんとお話しをしたのも楽しかったし…
くそー…眠くてまともな感想がかけないー…
小学生の感想文みたいだー…
とりあえずお疲れ様でした!
次の作品、リメイクも期待してますよ!w
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 06:34:47.09 ID:931v8n6PO
ほ!
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 07:05:02.02 ID:B9VIKcv60
ho
ほっほ
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 08:07:45.23 ID:Lo6u7ujIQ
乙!
死ななくて良かった……マジで
途中1ヵ月ぐらい離脱してて最初と最後ぐらいしかいなかったんだけどおもしろかった
ラストは色々と説明不足の感があるけどそれ以外大満足です!ありがとう!
いつまでホシればいい?
昼?晩?
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 09:22:36.59 ID:Z+lYGx/a0
h
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 09:52:30.84 ID:Wd33TYHWO
完結か…なかなか長かったな
ここまでよんだ
ミミさんお疲れ様です
機王ってみてスーパーロボット的なのが頭に浮かんだ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 09:57:45.88 ID:Wd33TYHWO
スーパー魔女っ子大戦って同人ゲがあった気がする
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 10:35:40.62 ID:Z+lYGx/a0
ほっほー
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 10:50:50.94 ID:a3TmBqJoP
起きたら感想がわさわさ増えていた。
やっぱこういう瞬間だなぁ、書いててよかったと思うのはーw
私の拙作にお付き合いくださいまして、まことにありがとうございました。
ご意見ご感想は今後の執筆活動にて、必ず役立てることをお約束いたします。
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 10:52:06.45 ID:a3TmBqJoP
>>290 書き手としても疲れたけど、読み手としても疲れたZE!
あー、もうしばらくまおつかは読み返したくないwww
ありがとーw
>>293 乙です乙です
技術的なのは書き手が考えりゃ済むこと!
心の赴くままに言ってくれればそれで喜ぶ!
あざっすー
>>297 説明不足さーせん
物語としても設定の見せ方としても不完全……今後の課題です
三人称に転向しようかなぁ
>>300 総ページ数400で300kb近い文章量ー
ラノベだと分冊せーよ、といいたくなる厚みだw
>>301 乙ー
あるあるwww
なんか、機界の王っていうよりは機械の王って感じがするよねw
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 11:42:12.30 ID:a3TmBqJoP
ほ
いくつか質問しても構いませんか?
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 11:50:43.34 ID:a3TmBqJoP
どぞー
答えられる範囲でならできるだけ答えますよー
リノとリノパパは魂が壊れたとかいていたけど元に戻らないでしょうか。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:00:22.61 ID:a3TmBqJoP
>>309 リノではなく、優華(体の方)なんだけど、まあ無理
設定的にアウトです
残念ながら
ハルちゃんは一体何に魂を移したの?
熱で溶けてボキっと折れちゃうみたいだけど。
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:08:56.97 ID:a3TmBqJoP
『まおつか』ではさっぱり触れられてないけど、『魔法』や『神代の魔術』なんかは『世界としての後付設定』だったりする。
だから、いろんなところでそごがあって、特に魔界ではその調整が全然できてないから政治的パワーバランスがしっちゃかめっちゃかになってる。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:10:37.91 ID:a3TmBqJoP
>>311 『魔法の杖』です。
んで、その杖が『神代の魔術』のひとつ。
ハル自身はのーまるなおひとです。
ちなみに、やっぱり本編ではまったく関係ないけれど、リノの元の体は翼人っていう羽があって空飛べる人間だったりする。
穴が小さいだけで物体の移動や輸送が出来るって事?
それともハルちゃんが特別なだけ?
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:17:12.73 ID:a3TmBqJoP
>>314 穴が小さいだけで物体の移動は可能。相対論的な時間差を考えるとおかしな感じになるのだが、ここでは取り扱わない。
ちなみに、穴が開くタイミングは不定期。
どこにつながるか、というのも法則性はあるんだけれどもまだ魔界側でも見付けられてません。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:21:53.62 ID:a3TmBqJoP
「ちなみに」がやたら増えてるけど気にしなーいw
機界……というか、地球と魔界はどっちも同一宇宙の天体のひとつです。
物理法則も同じで、惑星の環境も『きわめて近い』ものだったりします。
その辺のなぜなにどうしては『未来人〜』の話になっちゃうんだけどねw
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:33:00.30 ID:a3TmBqJoP
では出かけてきますー
スレが残ってたらまたお会いしましょう
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:33:04.79 ID:Wd33TYHWO
やはりディスガイア的な位置付けだったか…
あれも、人間界から見ると魔界と天界は別惑星みたいな扱いだった
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 12:48:02.04 ID:TqtRyr5UO
ミミっぽい何かです
ディスガイアはやったことないからわからんのぉ
なんかリメイク案ばっか浮かぶ。
ディスガイアは極めようと思ったらきりがないぞ
隠しボスはレベル4kという無茶振り
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 14:03:24.44 ID:931v8n6PO
その隠しボスの次のレベルは6Kだよ!
それを一撃で殺せて一人前だよ!
未来人のリメイクまだー?w
腹筋しながら待つよーw
ほし
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 15:43:28.15 ID:y9N4XGrcO
ほ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:04:24.78 ID:a3TmBqJoP
ただいまー
おかいもー。
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:10:51.02 ID:a3TmBqJoP
新作のー
ネタ探し中ー
あ、『まおつか』とまったく関係ない没原稿が手元にあるんだけど、投下してもいいかな?
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:21:41.00 ID:a3TmBqJoP
まあ、興味がなければそれはそれでw
むしろおながいすまつ。
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:25:47.18 ID:a3TmBqJoP
嘘だっ!
私は信じないぞっ!!!!!!111
……さて、遊んでないで投下するかw
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:27:12.46 ID:a3TmBqJoP
そこは白を基調とした厳かな雰囲気の神殿だった。
数人の男性が四方を、数十人の女性が円を描くように取り囲んでいた。彼らの服装は、地味な彩色と肌を隠す構造のものであり、見る人が見ればそれはどの地域も国も世界も同じように宗教というものが進化するのだ、と歓喜したかもしれない。
彼らが取り囲むのは、巨大な図形。血管を思わせる複雑な絵の要所要所に燭台や血なまぐさい生き物の死骸などが置かれている。それは神聖なものであり、彼らは決して嫌悪感を抱かない。これはこの儀式のために必要な『魔方陣』である、と正しく認識していたからだ。
その『魔方陣』の中央に、ひとりの少年の姿があった。
周囲の大人たちの反応は、「伝承のとおりであった」と喜ぶものが半分、「こんなに幼い少年なのか」と疑いうものが半分。
大人たちの列を割り、少女が道を進む。
厳かな雰囲気をまとった、少年と変わらぬ十代後半の歳若い少女。彼女の頭にはきらびやかな冠があり、首元や指先には輝く宝石が見え、ドレスのような美しい衣装を身にまとっていた。
彼女に「姫」と呼びかける声があると、やわらかく微笑むことで応えた。幾人もの大人たちが、ただそれだけのことに感嘆のため息を漏らし、彼女に抱く敬愛の念を深くした。
やがて、『魔方陣』に降り立った少年のもとにたどり着くと、少女はひざを折り、祈るように手を組んで彼を見上げ、心からの願いを告げる。
「『勇者様』、どうぞこの世界を救ってくださ――」
「やだ」
一瞬も考えられずに否定されてびきっと固まった。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:28:06.64 ID:a3TmBqJoP
「あ、あの、『勇者様』? あなた様は、異世界から召喚された全世界最高の『勇者様』であらせられます……よね?」
恐る恐るたずねる少女を、
「ヒトチガイデス」
少年はさくっと切り捨てた。
「えええええ、嘘でしょう!? ちょ、ちょっと腕見せて、腕! 『勇者様』であれば、腕に『勇者の刻印』が――」
わさわさあった。
「うわぁああああ、びっしりぃいいいい」
「いくらなんでもこんなにあるとグロいよねぇ」
「ゆ、『勇者の刻印』をぐ、ぐ、グロいっ!?」
冷静沈着にして、微笑を絶やさず、慈愛を振りまく『お姫様』の姿はどこへやら、少女は大混乱に陥っていた。
それでもなんとか息を整え段取りを復唱し、こっそりカンペを見て自分を落ち着ける。
「……こほん、見苦しい姿をお見せしました」
「こっちも見苦しいもの見せたから気にすんな」
「みぐっ! ……それほどの数の『勇者の刻印』を持つ『勇者様』は、真の『勇者様』であらせられましょう。その真の『勇者様』にどうかお願いが――」
「だからやだってば」
ひくひく、と少女の頬が引きつる。
わーい、YATTAー!
何たるWKTK!何たるWKTK!
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:29:20.37 ID:a3TmBqJoP
だが、根性と気合とつちかった猫かぶり技能のすべてを動員して、少女は悲劇のヒロインとして声を高くする。
「ゆ、『勇者様』におかれましては、お加減が優れないのやもしれません! しかし、私たちの最後の希望はあなた様をおいて、他にいないので――」
「いや、呼びなおしてよ。他の人」
が、あっさりずっぱり見捨てられた。
「あなたはその歳で八十七の地域、二十五の国、三の世界を救った『勇者様』でしょう!?」
「だからだよ、この歳でそんなに救わされた『勇者様』は、もー疲れたの。平凡な日常をのほほんと過ごして、適当に結婚して、子供作って、孫に囲まれて大往生したいんです」
勇者様、十六歳。
堂々の老後余生突入宣言であった。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:30:36.37 ID:a3TmBqJoP
☆
以上。
ここまで書いて没った。
勇者という名の罰ゲームw
こういう軽いノリ大好き。ぜひ続けて頂きたく存じ上げまする。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:38:54.95 ID:a3TmBqJoP
なんといいますか
ネタが一発過ぎる?w
こー、やる気をなくしたチート級勇者がありがちっぽく見えたお姫様とありがちな敵を倒す中で、何か大事なものを見つける――ってなストーリーは考えたんだけど
ぶっちゃけ、おもしろくないなぁってw
それを言ったら実も蓋もないなぁ…
でも、そういうのは即死に塗れてなければ安心して読めるからすきなんだけとねぇ。
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 16:47:19.19 ID:a3TmBqJoP
>>338 ありがちが悪いってわけじゃないんだけど、冒頭だけ笑えるネタ設定乱舞であとは淡々と冒頭の笑いの遺産を消費――ってのは、どうにも書いてて面白くない気がしたんだ。
>>339 短編とか掌編やるんならそれでもいいんだけどねw
ミミさんは凝り性っぽいね。
何となくだけど。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:00:05.52 ID:a3TmBqJoP
>>341 単に、実力と才能がないから山ほど没を出すしか手がないだけさw
『まおつか』はそれに読み手をちょっと巻き込みすぎた……反省orz
いやいや、ここはVIP何だからそれを含めて楽しかったよ。
深夜の雑談も何度もスレ落としたのをムリムリ書いてくれたのも。
夏コミにハルと言う木の枝をブースで売ってないか確認しに行きたくなるくらいだし。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:09:20.84 ID:a3TmBqJoP
>>343 その……こう言ってしまうと笑われるかもしれないが
「プロ志望だから『VIPでならまあまあ面白いよw』ってレベルじゃダメなんだ」と思ってたり
比較対象は、第一線の本職さんであってしかるべき、という傲慢さんですさーせんorz
焦りすぎてない?
今馴れないともう馴れないって事はないんじゃない?
小説家って結構年いってから受賞してるから好きで続けることじゃないかなと。
ゆっくり好きなことして好きなもの書いてればいいと思うんだけど俺の考え方が甘いだけだったりしてね。
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:22:16.70 ID:a3TmBqJoP
>>345 んー
焦ってはいるかも
でも、今でないと厳しいなぁw
現実的にも精神的にも、ね
だったら一度持ち込みできるのを探してみるといいんじゃないかな?
プロ目線で意見もらえるといいんじゃない?
賞レースは年に一度だけでそれも結論だけしかもらえないみたいだし。
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:34:16.55 ID:a3TmBqJoP
>>347 ラノベだと、どこも持ち込み受け付けてくれないのよーw
一応、小説はラノベとエンタメが得意分野だけど、どーせならラノベ書きたいなぁと思ったり
ま、行動しないと結果は返ってこないだろうけどさw
そうなんだ。
ラノベ読んでた時期は持ち込んでみたいな話があったと思ったんだけど。
無知でごめん。
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:44:25.65 ID:a3TmBqJoP
>>349 あ、まったくないわけじゃあなかったみたいだよ。今は……ほとんど聞かないけど
あと、プロとか最終選考経験者とか、ある程度実力が認められてるヒトは読んでもらえるとか
実績ないから無理ーw
最初の実績を作るのは難しいね。
やっぱり賞レースが一番になってしまうのか。
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:52:01.82 ID:a3TmBqJoP
だねぇ
ラノベの賞レースなんて、宝くじみたいな確率になってきてるけどw
例え宝くじみたいな確立でも頑張ってプロになってほしいな。
簡単に言い過ぎて申し訳ないけど。
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 17:59:53.76 ID:a3TmBqJoP
>>353 ありがとーw
そういう言葉は何よりのご馳走ですw
バカだから相手の顔が見えないと不安になるから、ほんの少しでも喜んでもらえれば俺にとってもご馳走です。
ありがとう。
川の護岸に座って鳩を見つつ図書館で借りてきた本を読んでたらいつの間にか何かが始まっててそして終わってたぜ
うーん幸せー
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 18:14:03.17 ID:a3TmBqJoP
さて、と
なんか次回作とかリクエストがあれば聞きたい
じゃあリクエストします。
鼎と音子姉の日常風景を覗いてみたい。
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 18:39:58.06 ID:a3TmBqJoP
そういえば姉弟なのにまったく会話がなかったねwww
まあ、一種の相互無関心です。どっちも趣味人だからーw
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 18:41:11.61 ID:a3TmBqJoP
地震キターwwwwwwwww
あ、できれば新作についてのでお願いします。
キャラでもシチュエーションでも雰囲気でも、おーざっぱになんでもいいのでw
新作かー。
ラノベと聞いて電撃のタイムリープを思い出したので、タイムリープ物が読みたいです。
ホッホー。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 19:23:18.00 ID:a3TmBqJoP
タイムリープ……
『まおつか』と比較的似たテーマで一個考えてたなぁ
歴史考証めんどうで挫折したがw
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 19:41:55.89 ID:rpjpsMmyO
ほ
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 19:58:46.47 ID:a3TmBqJoP
温め中華始めました
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 19:59:21.75 ID:Lo6u7ujIQ
短篇が投下されたと聞いて
新作……みみさんが戦隊ヒーロー物書いたらおもしろそうだなと思った
何で戦隊なのかは知らんww
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 20:04:01.03 ID:a3TmBqJoP
戦隊ヒーロー
ヘルメッ(ry
うーん……できればこのスレがあるうちにネタを見つけてなんか一個くらい書きたいんだけどなぁw
あえてロボ物ですね
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 20:12:19.26 ID:a3TmBqJoP
ろぼ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 20:27:46.93 ID:/RwKBqfNO
………ミミガンダム
いや、なんでもない…
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 20:49:56.62 ID:93lzSHIa0
age
すぽこん物でゲートボール。
愛、青春、友情、嫉妬、裏切り、さらに老人ホームのお爺ちゃんたちとの交流まで描けるハートフルな作品が作れます。
ほ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:30:14.32 ID:HfRjuOf+O
没にされた作品確かに出だしだけって印象だったな・・後はgdgdしてつまらなくなる感じが凄いしたわw
保守
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 21:57:59.77 ID:93lzSHIa0
あげ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:38:33.29 ID:93lzSHIa0
ho
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:40:54.53 ID:a3TmBqJoP
うぁー
よく寝た
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:44:38.03 ID:Wd33TYHWO
寝る子は育つ?
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 22:46:26.77 ID:a3TmBqJoP
そだつのかー
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:10:22.26 ID:a3TmBqJoP
一応ほしゅ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:10:48.89 ID:93lzSHIa0
一応ぬるぽ
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:14:47.23 ID:a3TmBqJoP
一応ガッ
ミミさんオハイオー。
次回作のネタは何か思いつきましたか?
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:24:37.56 ID:a3TmBqJoP
まだ何も降臨してないなぁ
ちょっと前に、『文学少女』に対抗して『理学少女』ってどうだろう、という話を聞いて真面目に考えてみたんだけど……わかりにくいw
なんか、そーゆー、ちょっとした単語レベルの『何か』があればたまにすごいものができるんだけどなぁ
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:26:22.67 ID:HfRjuOf+O
アイデアは思いつこうとしても簡単に思いつくことができない、※ただし天才は除く
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:28:05.06 ID:a3TmBqJoP
使えないアイディアはいくらでも出てくるんだけどねぇ
意味ねえwwwww
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:31:41.60 ID:a3TmBqJoP
なんかこう……動物っぽい特性を持たせたキャラをヒロインにしたいんだけど、何か出てこないかなぁ……
一般的で、特殊で、なおかつ可愛くないことはない行動……
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:43:56.00 ID:vm08KkhUP
高いところや狭いところが大好きな猫系少女
何を見るでもなく、虚空を眺めるのが趣味
かといって、ボーっとしているわけではなく
その目には何か力強いものが宿っている
真後ろで声をかけたりつついたりすると跳ね上がってびっくりする。
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:45:13.38 ID:a3TmBqJoP
>>390 なるほど……
ステレオタイプじゃない『猫』らしい『猫』か
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/14(木) 23:59:38.19 ID:HfRjuOf+O
アイデアが出ない時はゲームとか違うことにでも没頭してた方がいい
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:03:14.96 ID:YOc2l0NHP
ゲームかー
しばらくやってなかったけど戦国史の最速を大友で更新できないか試してたんだよなぁ、そういえば……
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:35:58.57 ID:YOc2l0NHP
あ、保守せずに落としちゃっても構いませぬ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:57:40.77 ID:GKmh+qn40
幽霊は?
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 00:59:04.03 ID:YOc2l0NHP
幽霊は、去年書いちゃったからなぁw
お待たせしていて申し訳ありませんorz
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:00:22.63 ID:GKmh+qn40
チン ☆ チン ☆
チン マチクタビレタ〜 チン ♪
♪
♪ ☆チン .☆ ジャーン! マチクタビレタ〜!
☆ チン 〃 ∧_∧ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(・∀・ #) /\_/ < まだー?
チン \_/⊂ つ ‖ \__________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ‖ マチクタビレタ〜!
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| /|\
| |/
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:00:41.71 ID:GKmh+qn40
―――――――――――――‐┬┘
|
____.____ | ☆/
| | ∧_∧ | | チンチンうっせーんだよ ゴルァ! :|\ \∧_∧
| | (# ´Д`)| | | \ (;´Д`)○
| |⌒ て) 人 / ̄ \ : \ ̄ ̄/| ○
| |( ___三ワ < > ====≡≡≡三三三三:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :| :|
| | ) ) | ∨ | みかん :|/
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:01:03.64 ID:GKmh+qn40
∧_∧_∧
___(・∀・≡;・∀・) ドキドキドキ
\_/(つ/と ) _
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_∧_∧_∧_
☆ パリン 〃 ∧_∧ |
ヽ _, _\(・∀・ ) < マ
\乂/⊂ ⊂ ) _ |_ _ _ __
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| . ∨ ∨ ∨
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_ ___
\>,\/
<⌒/ヽ-、_ _
<_/____ノ
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:03:05.14 ID:YOc2l0NHP
し、シナリオはあげたよっ!w
戦場で戦う女の子
いや戦場のヴァルキュリアみておもっただけです・・・
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:17:33.33 ID:YOc2l0NHP
戦場かー
はっきりいっちゃうけど、戦闘シーン書くの苦手だZE!www
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:26:37.50 ID:UGQKAQZVO
>>392だけど、ま、たまには小説離れてのんびりしろってこどだよ、俺達は楽しみしてるからさ
・・ってなんか恥ずかしいこと言ってる・・それにねむねむ・・オヤスミー///
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 01:28:30.49 ID:YOc2l0NHP
>>403 HAHAHA、なかなかそうは行かないZE−w
でもありがと。おやすみー
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 02:07:26.68 ID:UGQKAQZVO
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゛ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 02:07:35.57 ID:8AXj24BZO
ほっほほー
アイデアかー
病気の少女とか…
中二病かぶれの少年が本当に中二能力に目覚めるとか…
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 02:23:28.15 ID:YOc2l0NHP
うーん……うーん……
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 02:45:48.18 ID:NYu3UOQJO
セーターの新作が読みたいです〜。
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 02:50:45.69 ID:/JemTYv/O
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 03:00:18.30 ID:YOc2l0NHP
>>408 プロットはずーっと前に書いた
そしてなくしたwww
うん、阿呆ですorz
まったく関係ないけどミミさんはどんなシーン書くのが得意?
理詰めの部分?
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 03:07:12.91 ID:YOc2l0NHP
>>412 んー
1:1の会話とかながーい心理描写シーン、あとちょっと範囲広くなるんだが掌編ナレーションかなぁ?
逆に、行動するシーンは苦手。三人称ならまだ違うんだけど、一人称では背景描写がきつい。
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 03:11:46.15 ID:YOc2l0NHP
権威引用して論理構築するシーンはさくさくいけるけど、トリックの理詰め部分は間違ってないか結構ひやひやしながら書いてるwww
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 04:31:54.48 ID:YOc2l0NHP
ほ
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 05:46:09.49 ID:HxI1BEbrO
上げるか
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 06:47:11.41 ID:HxI1BEbrO
落ちてなかったか
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 06:51:27.89 ID:UGQKAQZVO
なんとなくだけど戦闘シーンの描写とがまだ極まってない感じがする
・・なんというか戦争で例えてみれば戦略は凄いし面白いけど随所の戦術があまり極まってなくて
パッとしないって感じだな・・ああ、もしかしたらミミさんの作品がパッとしないのってこれが原因かも知れん
というか、それよりもなんか偉そうに意見してスマソw
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 07:58:47.88 ID:HxI1BEbrO
もう八時か
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 08:59:03.15 ID:Y74w8YB5P
いいや九時だね
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 09:44:33.55 ID:YOc2l0NHP
>>418 うわぉ、全否定ktkr
好意的に解釈した上でレスすると、
『実際に戦っている部分』の文章に迫力がないってことじゃないかな、と推測
うーん、戦闘シーンの勉強をちゃんとしないとダメだなぁw
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 09:50:21.03 ID:UGQKAQZVO
>>421 ああ、うん、つまりそういうことを言いたかったんだけど…表現力なくてスマソorz
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 09:58:44.03 ID:YOc2l0NHP
>>422 >パッとしないって感じだな・・ああ、もしかしたらミミさんの作品がパッとしないのってこれが原因かも知れん
どうでもいいけど、これってそのまま読むと「現状では、ミミ作品は目立っておもしろいところがひとつもありません」とも取れたり
いやまあ、そうなのかもしれないけどorz
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 11:02:33.27 ID:YOc2l0NHP
そろそろ落ちる時間だねぇ
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 11:04:44.14 ID:NfH36nCZO
そこまでムダにネガティブにならなくてもいいでしょ
派手さはないけど、ストーリーがしっかりしているってことでは?
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 11:08:08.64 ID:YOc2l0NHP
>>425 自分に自信を持ったら負けかな、と思ってる
自信過剰な素人ほど成長しないものはないってばっちゃがいってた!w
あ、どうでもいい告知
来週プロバイダの切り替えだので一時的にネットにつながらなくなるかもしれません
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/15(金) 12:21:09.75 ID:Y74w8YB5P
そもそも瑞希のような学生が考える戦術なんて粗があって当然何じゃなかろうか
とりあえずごちゃごちゃ言うより、ミミー愛してルー頑張れー。