春日「若林、今日は肉じゃがにしてみたぞ」

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11 ◆T2ZuGc91U6
俺、若林正恭はイライラしていた。
相方の春日俊彰が遅刻をしているからだ。
遅刻の常習犯だったアイツも、仕事が忙しくなってからは遅刻が減ってきたと思っていたのに・・・。
気が緩んでるようだな、今日こそはガツンと言ってやらなくては。
そんなことを考えていると、楽屋のドアが開いた。

??「トゥース!」
若林「遅せぇよ、かす…が…?」
??「すまない、身仕度に手間取ってしまってな。」
若林「えと…どちら様で…?」
??「キャースガ!」
21 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:30:02.02 ID:hxSKP1K10
そこにはテクノカットのおっさんではなく、高校生くらいと思われる女の子が立っていた。
短めのボブカットが春日に似ていなくもない。
身長も俺よりかなり低く、ボーイッシュな服装をしているがスタイルがいいのがよくわかる。

若林「…あ、春日の妹?…いや、こんなに年離れてたっけか…」
??「皆さん、本物の春日ですよ」
若林「そのボロジャージ、春日が昔から着てるヤツ…」
??「そうでござぁますよ。まだ使えるのに新しいものを買う必要はないだろう。」

少女はペットボトルを取り出し、薄い色がついたドリンクを飲み出した。

若林「飴ジュース…まさか本当に春日本人…?いや、まさかな…」
??「今日のケータリングはハッピーターン・ルマンド他か…。
お、飴もあるな。今日のジュースはオレンジで決まりだな。」

そう言って少女は、ケータリングのお菓子の半分ほどを自分のリュックにしまいこんだ。

若林「(このケチっぷり…まさか本当に?)か、春日…?」
??「なんじゃい、コラ。」
若林「春日…」
31 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:31:40.17 ID:hxSKP1K10
春日「朝起きたら突然こんな体になっていてな。」
若林「何か心当たりとかねぇのかよ…。変なもん食ったとか…。
まぁ、いつも変なもんばっか食ってますけどね。」
春日「へっ!」
若林「で、心当たりは?」
春日「昨日は特におかしなものは食べていないでござぁますよ。
いつものように局でもらった弁当と飴ジュースだ。」

その後、昨日の春日の行動を振り返らせたが、いつもどおりの生活を送っており、全く手掛かりが掴めなかった。
こうなった原因がわからなければ、元に戻る方法もわからない。
そもそもまだ信じられずにいる。
信じろという方が無理な話だ。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:34:04.58 ID:BKqFDvjiO
これは…
51 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:34:25.62 ID:hxSKP1K10

春日「そろそろ時間だな、若林もはやく着替えたまえよ。」
若林「そうだな…って、お前その体で出るつもりじゃ…うわぁぁぁぁぁ!」
春日「どうした、若林?」
若林「お前っ!服、服っ!!」
春日「衣装ならちゃんと持ってきたぞ。」
若林「違うって!こんなところで脱ぐんじゃねぇよ!!」
春日「気にすることないだろう、男同士なんだからな。」
若林「お前女になってんじゃねぇかよ!」

春日の体を見て、本当に相方が女になってしまったんだと実感した。
春日ご自慢の胸囲はそのままに・・・。
それでも、まだ信じがたい。
中2から15年以上付き合ってきた男友達が、ある日突然女になるだなんて。
戻る方法はあるんだろうか、今後の仕事はどうしようか。

春日「どうせならふくよかな熟女になりたかったでござぁすな。」
若林「黙れ!」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:34:37.19 ID:AhbGy4Kw0
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:35:06.74 ID:9XXW7DTuO
まぁ支援しとくわ
81 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:35:37.17 ID:hxSKP1K10
とりあえず、春日はしばらく仕事を休むことにした。
事務所には春日と連絡がつかないと嘘をつき、表向きには春日は「拾い食いによる食中毒で入院」ということにした。
ケチキャラが定着しているおかげで、マスコミや世間もそれをあっさりと受け入れてくれて助かった。

入院ということになっているし、こんな体になっている春日をむつみ荘には置いておけない。
事情を知っているのは俺だけなので、春日はしばらく俺の家に置いておくことにした。
春日本人は自宅の光熱費などが浮くし、毎日風呂にも入れるので喜んでいるようだ。

春日「おかえトゥース、若林。」
若林「ただいま、今日はどうだった?」
春日「手掛かりはなかったでござぁすな。」
若林「そっか…俺も色々調べてみてるところだからさ。」
春日「晩飯を作っておいてやったぞ。今日はつゆだく丼だ。」
若林「食えるかぁっ!」

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:38:08.54 ID:PghDmYi6O
>>6

物書き(笑)
稚拙な文章(爆笑)
101 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:38:47.82 ID:hxSKP1K10
春日は俺が仕事に行っている間、洗濯や掃除など家事をしてくれている。
時間が空いた時には、図書館やネットカフェで元に戻る方法を調べているが、今のところ何もわからないそうだ。

若林「春日、先風呂入っていいぞ。」
春日「ありがたーい。」

ガチャ

春日「若林ー、せっけんがないぞ。」
若林「裸で出て来るんじゃねぇ、バカヤローが!」


その晩は春日の姿が頭に焼き付いて眠れなかった。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:39:01.34 ID:9NElYH7rO
>>9
お前…
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:39:12.97 ID:yblsM5EOO
>>9
131 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:41:11.13 ID:hxSKP1K10
春日「おかえり、若林。」
若林「ただいまー…。」
春日「ご飯にするのか?お風呂にするのか?」
若林「あ〜、じゃあ飯で。」
春日「今日は肉じゃがにしてみたぞ。なかなかよくできた。」

何故か日に日に夕食が夕食らしくなっていく。
最初のうちは「パン耳ケチャップライス」「ハンバーガーの中のハンバーグ定食」など、とても食えた物じゃない貧乏料理ばかりだったが、
最近は「カレー」「餃子」など手のこんだものになってきている。
図書館で「節約レシピ」なるものを借りてきて、近所の激安スーパーで材料を調達しているようだ。
俺の生活費でやりくりしているせいか、以前ほどのケチではなくなったように思える。

若林「ん?何だ、この鉢?」
春日「かいわれ大根だ。ベランダにはミニトマトもあるぞ。」
若林「主婦か!」
141 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:44:20.19 ID:hxSKP1K10
春日が女になってから1週間。
まだ元に戻るための手がかりは掴めずにいた。


春日「…若林。」
若林「ん〜?」
春日「その…な…」
若林「何だよ、ハッキリ言えよ。」
春日「その…し、下着とかが欲しいんだが…」
若林「あ〜、着替えもそんなに持って来てないしな。明日お前ん家に取りに行ってやろうか?」
春日「そ、そうじゃなくてだな…その…女性物の…」
若林「…?」
春日「…ブ、ブラジャーが欲しいのだが…」
若林「そっか、ブラ…って、えぇぇぇぇぇぇ!?」
春日「ノリツッコミはイマイチだな、若林。」
若林「お前に言われたくねぇよ!…ブ、ブラ…って、お前…」
春日「その…揺れて痛いんだ。何て言うか…さ、先も服に擦れて痛くてな…」
若林「そ、そうか…気付かなくて悪かったな…」

そういや、春日には俺のTシャツやジャージなどを着せていた。
小柄な俺の服でも大きいのに、元々の春日の服はさらに大きい。
今の小さな春日の体に合う服を買ってあげなくては。

若林「明日、夕方には仕事終わるから、買い物でも行くか?」
春日「いいのか?」
若林「あぁ、気付いてやれなかったお詫びに買ってやるよ。」
春日「ありがトゥース!」
151 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:45:18.76 ID:hxSKP1K10
翌日、仕事帰りの俺は春日と待ち合わせをしていた。
待ち合わせ場所の近くに来ると、春日が手を振っている。

春日「わかばやーし!」
若林「悪いな、遅くなって。」
春日「うぃ。何だかデートみたいだな。」
若林「気持ちわりぃな、お前とデートなんかしたくねぇよ。」
春日「おい、お前それ本気で言ってるのか?」
若林「本気で言ってたら、何週間も家に泊めねぇよ。」
若林・春日「えへへへへー。」

デパートの一角にある目的の店に着くと、キラキラとしたショーウィンドウに様々な下着が飾ってある。

若林「じゃあ俺ここで待ってるから。」
春日「何故だ、若林も一緒に選びたまえよ。」
若林「何で俺が!」
春日「春日に似合う物を選んで欲しいからな。」
店員「彼氏さんもいかがですか?カップルでご一緒に選ばれるお客様も多いですよ。」
若林「いや、彼氏じゃないです。」
店員「あら、そうなんですか?あんまりお似合いなものだから♪」
春日「店員さん、春日に合う下着を選んではくれないか?」
店員「では、こちらへどうぞ♪」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:47:26.19 ID:h8efycdgP
しえんすた
171 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:47:38.09 ID:hxSKP1K10
店員に連れられ、更衣室に入る春日。
少し経った後、店員が出てきて、いくつかの下着を持って中にいる春日に手渡す。
店員が俺にちょいちょいと手招きをするが、無視してやる。
誰が下着屋なんかに入れるか。

試着室のカーテンが少しだけ開き、春日が顔だけをひょっこり出す。
口をぱくぱくとさせ、『わかばやし』と言っているようだが、8割あ段なのでわかりづらい。

春日「わ、若林…」
若林「…わかったよ!」

店内にちらほら男性の姿があることもあり、思い切って下着屋に入る。
商品を見ないようにしながら、一直線に春日の元へ向かう。

若林「今回だけだからな!」
春日「どうだ?似合うだろう、若林!」
店員「彼女さんはとってもグラマーですから、フルカップタイプの方がラインが綺麗に出ますよ♪
こちらは片紐が取り外せるタイプで、こちらはTシャツの時もアウターに響きにくい…」

店員と春日が何やら話しているが、全く耳に入らなかった。
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:48:47.86 ID:XGbQHn9WO
ハルヒと読めば大丈夫・・・
ハルヒと読めば大丈夫・・・
191 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:50:17.96 ID:hxSKP1K10
アクシデント的に春日の裸を見たことはあったが、こうまじまじと見たのは初めてだ。
わかってはいたが、ものすごくスタイルがいい。
グラビアアイドル顔負けとはこのことだ。

店員「お客様、ナイスミド…ナイスバディですね♪」
春日「まぁな。じゃあ、コレとコレにするぞ。いいか、若林?」
若林「あ、あぁ…」

本当に女の子になってしまったんだな、春日は…。

春日「次は服を見に行くぞ!」
若林「あぁ…」
201 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:51:24.26 ID:hxSKP1K10
春日「これなんかどうだ、若林?」
若林「……。」
春日「若林?」
若林「…ん?あぁ、悪い…」
春日「疲れたのか?付き合わせてしまって申し訳ないな。どこかで休むか?」
若林「いや、大丈夫。」
春日「そうか…?」

一通り服を買ったので、その場で買った服に着替える。
短い髪にデニムのスカートがよく似合っている。

若林「何か食って帰るか?」
春日「……。」
若林「何見てんだ、春日?」
春日「あ…いや…」

春日の視線の先にはショーウインドウに飾られた女の子らしいワンピースがあった。
よく見慣れた桜色の。

若林「…買ってやるよ。」
春日「え?」
若林「あれは春日の色だからな。」
春日「若林…」
若林「でも1番似合うのはスカートじゃなくてベストだからな、忘れんじゃねぇぞ!」
春日「…うぃ!」
若林「また、漫才しような。」
211 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:52:42.82 ID:hxSKP1K10
そうだ、春日が女になってつらいのは俺だけじゃない。
俺はまた春日と漫才がしたい、春日も同じ気持ちのはずだ。
もう1度お笑いをやりたいはずだ。
だって、あの日も追い掛けて来てくれた。
お笑いやめるなって。
あのドケチ春日がなけなしの千円を持って。
俺らなら、きっとまた漫才ができるから。
春日が男に戻れる方法、絶対に見つけてやる!

春日「若林!ペットショップにも寄って行きたいぞ!」
若林「ぜってーイヤだ!」
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:52:54.00 ID:BKqFDvjiO
春日の声はどの声優で脳内再生すべきか
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:53:04.58 ID:h8efycdgP
\わかばやーし/
241 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:53:47.63 ID:hxSKP1K10
結局ペットショップにも付き合わされた。
雑貨屋などもいちいちのぞくし、長い買い物になってしまった。

佐藤「あれ、若林くん?」
若林「あ、サトミツ…」
佐藤「買い物?」
若林「まぁな」
佐藤「春日の調子どう?入院先くらい教えてよ〜。」
春日「え、サトミツ?」

俺の陰から春日がひょっこりと顔を出す。

若林(このサイコ野郎が!)
佐藤「あれ…若林くんの彼女?」
若林「いや…その…いとこ!いとこだから!」
佐藤「そうなんだ〜。はじめまして。若林くんと同じ事務所の佐藤っていいます。お名前聞いてもいいですか?」
春日「……。」
若林「アドリブきかねぇな!」
佐藤「あはは、春日みたいだね〜。」
春日「『としこ』だ!」
若林「結局言うのかよ!」
佐藤「あ、僕そろそろ行かなきゃ。春日によろしくね。じゃあね、若林、としこちゃん。」

春日「あぶなかったな。」
若林「意外と気付かれないもんだな。」

春日(サトミツボーイ…か…)
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 00:55:17.01 ID:NF8M+yN6O
>>22どうしてもナギで再生される
261 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 00:58:37.89 ID:hxSKP1K10
春日が女になってから1ヶ月が経ったが、手掛かりは全く掴めないままだ。
男に戻る方法なんてあるんだろうか。
俺は仕事と春日のことで頭がいっぱいだった。

春日「おかえり、若ちゃん。」
若林「ただいま〜・・・今日カレー?」
春日「よくわかったね。」
若林「家の前までカレーの匂いがしたからな。」

ピンポーン

春日「あ、出るよ。」
佐藤「こんばんは、佐藤だよ〜。」
春日「え、佐藤さん!?」
271 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:00:19.75 ID:hxSKP1K10
春日「こ、こんばんは!」
佐藤「あれ、来てたんだ。こんばんは、としこちゃん。」
春日「あの、今晩カレーなんですけど、よかったら佐藤さんも食べて行きませんか?」
佐藤「いいの?じゃあご馳走になっちゃおうかな〜。」

若林(春日・・・?)

春日「あ、佐藤さん小食ですもんね。これくらいでいいですか?」
佐藤「よく知ってるね〜。うん、それくらいでちょうどいいよ。」
若林・春日・佐藤「いただきます!」
春日「あの・・・お口に合いますか?」
佐藤「うん、美味しいよ。」
春日「よかったぁ!チーズが隠し味なんです。」
佐藤「としこちゃんって料理上手なんだね。」
春日「そ、そんなことないですよ。最近、始めたばかりで・・・。」
佐藤「初心者なのにこんなに美味しいカレー作れるんだぁ。きっといいお嫁さんになるね。」
春日「そ、そんなこと・・・。」

若林(春日・・・まさか、な・・・)

佐藤「じゃあ、お邪魔しました。カレーご馳走様。おやすみ、若林くん、としこちゃん。」
春日「お、おやすみなさい!」
若林「じゃあな。」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:01:20.03 ID:fRvkFsW5O
ほうほう
291 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:01:25.05 ID:hxSKP1K10
春日「・・・はぁ・・・」
若林「・・・・・・。」

春日「・・・ねぇ、若ちゃん・・・」
若林「・・・何だよ。」
春日「その・・・佐藤さんって、彼女とかいるのかな・・・?」
若林「・・・は?」
春日「別に、まだ好きとかそういうんじゃないんだけど!その・・・ちょっといいかなって・・・。」
若林「お前何言ってんだよ、ボケだとしたら悪趣味だからやめろよ。」
春日「ひどいよぉ、若ちゃん。わたし、真剣に聞いてるのに・・・。」
若林「・・・お前、今何て言った?」
春日「え?真剣にって・・・」
若林「『わたし』って言ったよな?それに、俺のこと『若ちゃん』って・・・。」
春日「え・・・うん。それがどうかした?」
若林「・・・春日・・・」
春日「そうだ!今度、3人でご飯食べに行こうよ!美味しいスウィーツのお店見つけたんだ♪」
若林「・・・春日、お前俺のことわかるか?」
春日「どうしたの、若ちゃん?わかるに決まってるじゃない。
わたしの幼馴染でしょ?ずっと同じ学校だったじゃない。」
若林「俺、男子校だったんだけど?」
春日「あ、あれ・・・?でも、ずっと一緒にいた記憶が・・・。」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:03:08.78 ID:4lgPP+lLO
>>6
このコピペ久しぶりだなぁ、もしかして誰か釣られるんじゃない?


とか思ってたら案の定wwww
311 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:03:36.79 ID:hxSKP1K10
若林「これ、見ろよ。高校の時のお前と俺と谷口だ。」
春日「わぁ、懐かしいね。あれ・・・でも、私が写ってない・・・。
おかしいな、確か3人で撮ったはずなのに・・・。」
若林「これがお前だよ。」
春日「もう・・・からかわないでよ、これ男のひ・・・」
若林「男なんだよ、お前は!!」
春日「え、なにその冗談・・・。ひどいよ、若ちゃん・・・。」
若林「何でだよ!何で男だったこと忘れちまってんだよ!!
お前男だろ!?俺の相方だろ!?オードリーどうすんだよ!」
春日「・・・相方?オードリー・・・?」
若林「お前、オードリーのことも・・・?」
春日「オードリー・・・。」
若林「ふざけんなよ!!俺とお前、2人で8年やってきただろ!
ずっと売れなくて苦労したけど、最近やっと忙しくなってきて・・・。
俺、やめないでよかったって・・・お前とやってきてよかったって・・・。」
春日「若ちゃん・・・」
若林「そんな呼び方すんなよ!
いつも偉そうに『若林』って呼んで、俺のこと地味だ地味だ言って。
アドリブきかねぇし、大事なところで噛むし。
ホントにポンコツだけど俺の相方なんだよ。大事な相方なんだよ!」
春日「・・・・・・。」
若林「・・・男に戻って、また漫才するって約束したじゃねぇかよ・・・。」
春日「・・・ごめん、若ちゃん・・・。わたし、何もわからなくて・・・。
ごめんね・・・ごめんなさい・・・!!」
321 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:04:20.63 ID:hxSKP1K10
そう言って、春日は家を飛び出していった。
しばらくは何も考えられなかったが、少し時間が経つと冷静に考えられるようになってきた。
兆候はあったんだ。
料理に興味を持ったり、買い物の仕方も女の子だった。
だんだんと言葉遣いや仕草も女らしくなっていった。
どうして気づいてやれなかったんだろう。
俺、いつもそうだ。
無意識に人を傷つけて・・・。

若林「ごめん、春日・・・」

今、俺にできることは・・・。
俺は春日を探す為、家を出た。


春日が行きそうなところ・・・。
むつみ荘、キサラ、行きつけの店。
色んな場所を探したが春日の姿はない。

若林「あとは・・・」

俺は最後の望みをかけてあの場所へ向かった。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:04:55.15 ID:TmkgWZdQ0
>>6に釣られたのって>>1の携帯だろうに
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:10:06.01 ID:s5YPgfseO
しえん
351 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:10:42.24 ID:hxSKP1K10
若林「やっと見付けた・・・手間かけさせんなよ、バカ。」
春日「若ちゃん・・・」

日本大学第二学園、そこに春日はいた。

春日「ここで出会ったんだよね、若ちゃんとわたし・・・」
若林「そうだな・・・」
春日「男・・・だったんだ、わたし・・・。」
若林「あぁ・・・」
春日「ごめん、やっぱり思い出せないよ・・・わたし・・・」
若林「そうか・・・じゃあいいや。」
春日「・・・え?」
若林「お前が忘れちまったことはすげぇムカつくけど、思い出せないなら無理しなくてもいいよ。」
春日「でも・・・それじゃ、若ちゃんお笑いは・・・」
若林「漫才は続けるよ、俺お笑いやってないと生きていけないし。」
春日「でも、誰と・・・」
若林「お前に決まってんだろ、バカ!」
春日「え・・・わたし!?でも、わたし面白いこととか全然言えないし・・・」
若林「春日は元々大して面白くねぇよ。でもな、俺にとっては誰より面白いヤツだから。お笑いやってくなら春日と一緒じゃなきゃダメだから。」
春日「若ちゃん・・・」
若林「俺の相方はお前しかいないから。
だから・・・俺と一生漫才やっていこうな。」
春日「・・・はい!」

こうして俺は女になった春日と漫才をやっていくことに決めた。
事務所にどう説明しようか、ネタはどうしようか。
考えなくてはいけないことが沢山ある。
しかし、春日を探し回った疲れから、俺は深い眠りに落ちていった。
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:12:46.20 ID:exC5g62OO
セクロスシーンは?
371 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:13:15.43 ID:hxSKP1K10
春日「・・・やし。起きろ、若林。」
若林「うるせぇな・・・もう少し寝かせろよ・・・」
春日「いいから起きろ、若林。」
若林「あ〜もう!なんで朝っぱらからむさ苦しい男の声で起こされなきゃならな・・・え・・・?」

目を開けると、そこには見慣れたピンクベストの春日がいた。

若林「え?おま・・・元に、もど・・・?ゆめ・・・じゃない!?」
春日「皆さん、本物の春日ですよ。」
若林「か、かすがぁぁぁぁぁぁ!」

俺は春日の一生埋まらないであろう場所へ飛び込んでいった。

春日「心配かけたでござぁすな、若林。」
若林「ふざけんなよ、お前!俺がどれだけさぁ・・・」
春日「泣いているのか?」
若林「泣くわけねぇだろ、バーカ・・・」

そうは言いつつも、春日のベストのところどころが濃いピンク色になっていく。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:14:23.13 ID:t07TTJ/xO
どうしても女になった春日がイメージできない
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:15:13.04 ID:4lgPP+lLO
>>36

勘弁してよ…
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:15:47.47 ID:PGwlpsy5O
生理に期待した自分が恐ろしい
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:16:17.29 ID:OzhZM7mX0
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
421 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:16:20.50 ID:hxSKP1K10
春日「随分と春日にご執心のようでしたな。」
若林「う、うるせぇ!どうせお前みたいなポンコツまともに生きていけないだろうから、俺が拾ってやってやるって言ってんだよ!」
春日「へっ!」
若林「お前、2度と俺に心配かけさせんじゃねぇぞ!絶対、一生、金輪際!」

男の胸を借りて泣くなんてこれを最初で最後にしたい。
でも、その厚くて硬い胸板が春日が本当に男に戻ったことを実感させてくれ、
次々と涙が溢れてきてしまう。

若林「・・・おい春日!」
春日「なんじゃい、コラ。」
若林「わかってんだろうな、一生漫才だかんな!」
春日「うい!」
431 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:17:03.80 ID:hxSKP1K10
春日は事務所にこっ酷く怒られた。
干されることくらいは覚悟していたが、メディアは意外にも春日の復帰をあたたかく迎えてくれた。
そして、俺たちは今日もテレビで漫才を披露・・・するはずだったんだが・・・。

若林「おはよう…」
春日「トゥース!わかばや…し?」
若林「…春日…」
春日「まさか…お前…」
若林「何か俺、女になっちゃったみたいなんだけど…」
春日「お前もなるんか〜い!」

END
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:18:12.64 ID:QYVQ0ACoO
追いついたら終わってた
>>1
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:19:06.74 ID:4lgPP+lLO
>>1乙!
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:19:08.59 ID:PGwlpsy5O
終わりやがったwwww
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:19:37.97 ID:exC5g62OO
おつ
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:21:42.94 ID:eoMnaJv60
おもしろかた
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:21:49.70 ID:UI4tqPt6O
若手お笑いで女になったら1番カワイイのって誰だろ
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:22:47.74 ID:tU3Nt+8tO
流れ星瀧上とか
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:28:50.16 ID:UI4tqPt6O
>>50
いい線はいくだろうが男顔だからな〜
もっと意外な奴で居ないだろうか
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:30:17.42 ID:YQvRNLO6O
若林バージョンが見たい
531 ◆T2ZuGc91U6 :2009/05/10(日) 01:30:55.31 ID:hxSKP1K10
読んで下さった方、ありがとうございました
思いつきで書いたので、つじつま合わないところがありそうです
>>4のコピペ知らなかったので、開始早々心が折れかけました

女春日は3次だと木村カエラっぽい感じ?
2次だとながされて藍蘭島のりんかな
声は今思い返すとたかはし智秋とか白石涼子とか、そんな感じ
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:31:53.61 ID:NF8M+yN6O
>>49個人的には若林かポイズン阿部
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:32:30.10 ID:y6ld8MesO
>>49
ノブシコブシ吉村
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:32:50.46 ID:UI4tqPt6O
若林は女なら不細工の部類だけど
場合によってよく見るとカワイイかも?ってなる「雰囲気ブサカワイイ」女になりそう
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:33:11.17 ID:sP/eo6W+P
ブラジャーのくだりあたりでスレ閉じそうになったけど
ハルヒに変換することを思いついたことでなんとか完走できました
>>1乙ース
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:34:15.88 ID:bi+2utNDO
面白かった
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:34:33.10 ID:sP/eo6W+P
藤森かはんにゃのヘンな方
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:35:19.17 ID:UI4tqPt6O
>>54>>55
自分の中の新たな自分を見つけたか?

>>1
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:36:53.65 ID:UI4tqPt6O
>>59
それだ!
藤森!!
意外でも何でも無かったな…
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:37:02.13 ID:tU3Nt+8tO
若林バージョンも需要ありそうだな
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:41:36.71 ID:wJuFnzWl0
>>1
乙!
おもしろかったよー

藤森は何かで女装してたけどかわいかったな
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:44:07.90 ID:NF8M+yN6O
女装だからまた違うだろうけど…
2枚目の春日はありだな

http://imepita.jp/20090510/058560
http://imepita.jp/20090510/058000
http://imepita.jp/20090510/057430
http://imepita.jp/20090510/056830

若林は余裕で全部イケる
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 01:45:51.43 ID:wJuFnzWl0
春日4枚目ひでぇwwwww
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 02:03:37.74 ID:2fh89vnfO
何の番組これwwwww
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/10(日) 02:04:41.01 ID:kLPDRqa4O
いちおつ!
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
4枚目の春日、パヒュームのゴリラに似てね?