1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 21:46:33.24 ID:Beog3C76O
>>1代理乙です。
ながらでのんびりいくので酒でも飲みながらお付き合い下さい。
二部制になる予定です
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 21:49:27.46 ID:Beog3C76O
あと10秒で 此処から消える
そんな瞬間が いつか来たら
そのシャンプー の匂いかぎたいな
猿みたいに なあ
(あと10秒で/ART-SCHOOL)
('A`)この週末が、世界の終末のようです
支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 21:53:33.48 ID:Beog3C76O
この週末で、世界が終わる。
俺がまだ『僕』と自分を名乗っていた頃からそんな夢を見ている。
夢の中にあるカレンダーの日付を見ると、この週末が世界の終末なのだ。
もちろん、俺は頭にお花畑が咲き誇ってはいないので、誰かにそれを話したことはない。
だが世界の終末を頑なに信じてはいる。
むしろそれは願望に近いかも知れないが。
俺は、幼い頃から周囲に疎まれて育ってきた。
親は俺と違って出来の良い兄貴を偏愛していた。
親に暴力を振るわれる俺を見る兄貴の冷たい目は、今でも良く覚えている。
それこそ夢に出てきそうなくらいに。
小学校に入るといわゆるいじめにあうようになった。
体の小さかった俺は、その標的として申し分無かったのだろう。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:02:26.43 ID:Beog3C76O
いじめの幅は多種にわたった。
靴隠しや、ばい菌扱いなどの一般的なものから、
豪雨の日に傘に穴をあけられるといった微妙なものまで。
その多様さに当事者ながら感心した覚えがある。
いじめをした彼らには悪意も明確な理由もなかっただろう。
『ただなんとなく』、それを責めるつもりは今となってはさらさら無い。
世界は終わるのだから。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:02:37.94 ID:D0dsiGoj0
支援
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:05:52.67 ID:D0dsiGoj0
しえしえ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:07:48.33 ID:Beog3C76O
だけど、当時俺はそれを許すことは出来なかった。
かといって、反撃など出来るはずも無かった。
その怒りのはけ口が見つからず、悶々としていたころ。
近くの河原で偶然兄貴を見かけた。
そこの川は前日の雨で少し水嵩を増していた。
かなり濁った水の群れを、兄貴は虚ろに眺めていた。
俺の中で、悪魔が囁いた。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:10:56.31 ID:Beog3C76O
気がつくとボチャン、と何かが水に落ちる音が響いた。
石を川へ投げ込んだときよりもいくらか大きな音。
その音の主がなんなのか気付いた時、腰から力が抜けた。
へなへなと座りこむ俺を、兄貴はただ見ていた。
助けを求めるでも、罵倒するでもなくただただ見ていた。
あのときと同じ冷たい目で。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:11:13.40 ID:UGwzf41A0
悪魔「殺 ら な い か」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:15:04.03 ID:Beog3C76O
兄貴が遺体で発見されたとき、親は深く悲しんでいた。
きっと、俺が死んでもこうは悲しまないんだろうな、と思うと少し胸が痛くなった。
それからは味気ない日々が始まった。
いじめられるために学校へ行き、家に帰ると親の帰りを待たずに眠る。
途方も無いそのルーチンワークに、罪の意識は無かった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:15:48.72 ID:D0dsiGoj0
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:20:05.81 ID:Beog3C76O
いじめの方は、中学二年のときに終わった。
とはいえ、漫画やアニメよろしく相手に立ち向かったのではない。
逃げたのだ。
当時はなんとなく起こした行為だったがもしかするとあのルーチンワークに嫌気がさしたのかも知れない。
愛情の無い家庭と、自傷行為と変わらない学校の存在が、『僕』を俺に仕立てあげた。
14才の誕生日に俺は家出をしたのである。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:20:46.79 ID:D0dsiGoj0
シエンヌ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:20:57.11 ID:KiKbCK7zO
しえ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:22:30.40 ID:D0dsiGoj0
しえーん
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:24:42.02 ID:Beog3C76O
それから、あの夢を見るようになった。
―――夢の中で、俺は大きく伸びをした。
白いスウェットに身を包み、欠伸をしているところを見ると朝のようだ。
「ふああ……。今日で終わりか」
俺はそう言ってカレンダーを見る。
そこには『世界の終末』と書かれた日付とその前日の日付までにつけられた×印があった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:25:43.77 ID:SqpOjayc0
終末モノは大好きだぜ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:25:56.09 ID:D0dsiGoj0
支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:27:50.32 ID:DWJELuf60
∋*ノノノ ヽ*∈
川 川
川´・ ・`川 ほっほっほ、ksk
川 > 川
川 川
川 ω 川
川 川
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:29:22.08 ID:Beog3C76O
それから俺は外にでる。
何故かは知らないが人と会いに行くのだな、というのは分かった。
待ち合わせの場所には綺麗な女性が立っていた。
綺麗ではあるが長い黒髪がところどころ跳ねていたり、それを豪快に掻きむしるところを見ると少しずぼらなようだ。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:29:35.90 ID:D0dsiGoj0
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:32:49.75 ID:Beog3C76O
lw´‐ _‐ノv「やあやあ待ちました、待ちましたよドクオさん」
彼女は少し大仰な口ぶりで俺に話しかけた。
俺は軽く謝罪の弁を口にしたあと、じゃあ行こうかと彼女に言った。
lw´‐ _‐ノv「ええ行きましょう行きましょう」
そして二人で歩きだす俺と彼女。
そこでいつも夢は終わるのだ。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:33:44.46 ID:D0dsiGoj0
しえしー
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:36:55.59 ID:D0dsiGoj0
しえしえん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:37:26.16 ID:Beog3C76O
俺は二人がどこに向かうのかも知らないし、それどころか彼女の名前も知らない。
だけどその夢はなんども繰り返された。
その夢を見始めた頃はある種のノイローゼになっていた。
世界の終末を恐れていたのかも知れないし、ただ疲れただけかも知れない。
だから俺は諦めた。
諦めて全てを許容した。
世界の終末も、そして彼女の存在も
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:37:45.45 ID:Wzd9ttUj0
支援妖精キモすぎワロタ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:39:03.10 ID:0maCIeY90
今日なんか終末もの多いなしえん
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:40:08.52 ID:D0dsiGoj0
まあそういうな
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:42:08.89 ID:Wzd9ttUj0
>>31 でも最近自演だので荒れてた話もあるしなあ……
まあ俺も支援がんばりゃ良い話か
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:42:51.14 ID:Beog3C76O
('A`)「俺は狂っているのかも知れないな」
夜のバーでそう言いながら俺は酒をあおった。
今の俺は喫茶店で働くそこら辺にいるごく普通の若者だ。
_
( ゚∀゚)「おいおい、本当に狂ってる奴はそんなこと言わねぇよ」
そう言って僕の友人はガハハと笑った。
それは君が俺のことを知らないからだ、とは言えなかった。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:43:50.45 ID:D0dsiGoj0
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:47:16.84 ID:Beog3C76O
('A`)「もし今週一杯で世界が終わるとしたらどうする?」
質問を投げかけると同時におかわりを頼む。
_
( ゚∀゚)「とりあえず風俗で童貞卒業かな」
('A`)「君に聞いたのが間違いだった」
_
( ゚∀゚)「なんだよー、じゃあお前はどうするんだよ」
('A`)「何もしないさ。僕は神様じゃないから、人の運命を変えることは出来ない」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:48:53.22 ID:D0dsiGoj0
支援
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:49:42.31 ID:Wzd9ttUj0
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:50:48.97 ID:Beog3C76O
_
( ゚∀゚)「……俺、思うんだけどさ」
('A`)「ん?」
珍しく真剣な表情の友人に少し驚いた。
_
( ゚∀゚)「人の運命を変えるのって人だけだと思うんだよね」
('A`)「どういう意味?」
_
( ゚∀゚)「ほらなんつーの?神様だって言ったら人間が想像したものじゃん?」
('A`)「まあ現実に見たわけではないしね」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:54:03.23 ID:Beog3C76O
_
( ゚∀゚)「それに、生きてると結構他人からの影響って受けてるもんだぜ」
('A`)「それについて否定はしない」
君と会って少し明るくなったしね、とまでは彼が調子に乗るので言わないが。
_
( ゚∀゚)「まあ俺が神様の存在を信じてないだけなんだがな」
そう言って彼はいつも通りの豪快な笑い声をあげた
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:55:11.25 ID:D0dsiGoj0
しーえんっ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:57:05.03 ID:D0dsiGoj0
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:59:48.28 ID:Wzd9ttUj0
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 22:59:59.03 ID:Beog3C76O
('A`)「今日はなかなか面白い話が聞けた、ありがとう」
_
( ゚∀゚)「いやいや、こちらこそ奢ってもらってごちそうさんだわ」
店を出て彼は駅の方向へ、俺はその反対方向にある家へと向かった。
('A`)「人の運命を変えるのは人だけ……か」
ならやっぱり俺は人の運命を変えることは出来ないな。
俺は人じゃなくて悪魔なんだから。
あの日からずっと俺の中には悪魔が住んでいる。
冷たい目をした、悪魔が。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:00:25.88 ID:D0dsiGoj0
支援支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:03:06.30 ID:D0dsiGoj0
しえ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:03:16.81 ID:Beog3C76O
「探しましたよ」
細い路地に入ったところでそう呼び止められた。
聞き覚えは無いが声の主は分かる。
俺はすぐに後ろを振り向いた。
lw´‐ _‐ノv「やあやあ待ちました、待ちましたよドクオさん」
そこには予想通りの人物がいた。
ボサボサの黒髪を豪快に掻きむしりながら、彼女は夢の中と同じ言葉を発した。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:04:21.08 ID:Wzd9ttUj0
ながらでこれはなかなか
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:05:31.06 ID:D0dsiGoj0
支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:07:15.25 ID:Beog3C76O
('A`)「ごめん、じゃあ行こうか」
そして俺も夢の中と同じ返しをする。
lw´‐ _‐ノv「え?どこに?」
だけど彼女の返事は夢の中と全く違っていた。
('A`)「どこに?……はて」
そう聞かれると俺も答えが出ない。
何故ならあのあと二人がどこに行くのかを知らないのだから。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:07:43.49 ID:D0dsiGoj0
しえしえん
('A`)「というか君は誰だ?」
lw´‐ _‐ノv「私は素直シュール。シューで構いませんよ」
('A`)「そうか。ならシュー、君は何故俺を知っている」
lw´‐ _‐ノv「それは……えーと……」
lw´‐ _‐ノv「……なんででしたっけ?」
('A`)「……質問しているの俺なんだが」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:12:50.96 ID:Beog3C76O
つまり、彼女は俺を知ってはいるがその理由を知らず、俺は彼女を見た目しか知らない。
これはつまり、赤の他人と言って差し支えないのではなかろうか。
('A`)「うん、じゃあ今日のことは忘れて早く家に帰るべきだ」
そうなると俺の取るべき行動はこれしかないわけで。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:13:13.82 ID:D0dsiGoj0
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:14:20.69 ID:Wzd9ttUj0
支援
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:15:38.56 ID:Beog3C76O
lw´‐ _‐ノv「嫌です」
('A`)「何故だ、俺は君のことを何も知らない」
lw´‐ _‐ノv「なら何故最初にあんな返事をしたんですか」
('A`)「それは……、条件反射みたいなものだよ」
夢の中で見た、とも言えず下手な嘘をつく。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:16:00.87 ID:D0dsiGoj0
しえっん
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:18:40.45 ID:Beog3C76O
('A`)「それを言うなら何故君は俺に声をかけた」
彼女の方が知っている情報も多いことだろう。
lw´‐ _‐ノv「それは……」
lw´‐ _‐ノv「夢で、みたからです」
予想外の発言に一瞬固まったあと、気がつくと俺は、先程言わなかった真実を語っていた。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:19:58.27 ID:D0dsiGoj0
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:20:04.93 ID:Wzd9ttUj0
支援
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:23:40.93 ID:Beog3C76O
lw´‐ _‐ノv「そうでしたか……ドクオさんも……」
俺の独白に、彼女はこう感想を漏らした。
彼女の話を詳しく聞くと、俺の夢とはかなり違いがあるようだ。
時間帯が彼女の場合夜であることなどもそうだが、一番の違いは世界の終末などというワードが存在しないことだろう。
だから俺も世界の終末という言葉は出さなかった。
彼女なら信じるかも知れないがなんとなく言うのは憚られた。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:24:36.31 ID:D0dsiGoj0
シエンタ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:25:30.92 ID:JnVxzkGw0
tes
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:26:05.95 ID:Cax2F0MTO
支援〜
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:27:19.98 ID:Beog3C76O
('A`)「それで……これからはどうするんだい?」
彼女が僕と似た境遇であろうとどうすれば良いのかは分からないわけで。
('A`)「連絡先を渡すから、一先ず家に帰ると良いよ」
何か行動するにしても朝からの方が良いだろう。
lw´‐ _‐ノv「……できません」
('A`)「何故?」
lw´‐ _‐ノv「帰る場所が無いんです」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:30:00.68 ID:D0dsiGoj0
しえしえ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:31:14.45 ID:Beog3C76O
('A`)「……分かった」
これ以上彼女に問いを投げかけるのは酷だろう。
更にはこれ以上の質問は無意味にも思えた。
('A`)「俺の家に来ると良い。狭いが居心地は悪くない。」
自分で言うのもおかしいけど、と俺は笑った。
lw´‐ _‐ノv「……ありがとうございます」
それにつられるように、彼女も笑う。
こうして、俺と彼女の不思議な共同生活が始まった。
世界の終末まで、あと四日―――
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:33:17.65 ID:Beog3C76O
今日の投下は以上です。
もしかしたら二部ではおさまらないかも知れませんね。
熱心に支援して下さった方々、ありがとうございました。
次回は多分来週末になります。それでは
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 23:34:13.22 ID:D0dsiGoj0
乙乙!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙でした