勇者「戦士、僧侶、魔法使いを。もちろん全員女で。」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
勇者「…と、ルイーダさんにはお願いしたはずだけど…。」
僧侶「勇者様、一緒にがんばりましょう!」
魔法使い「よろしくね、勇者さん。」
勇者(ここまでは問題ない…。)
戦士「ヨロシクオ願イシマス、勇者様(マスター)。サア、命令(オーダー)ヲドウゾ。」ウィーン、ガッシャンガッシャン
勇者(なんだこれ…?)
2get
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:49:14.29 ID:5MAbzh1B0
勇者「…あの、ルイーダさん?」
ルイーダ「なにかしら、ボウヤ?」
勇者「…この人、っていうかコレ、何ですか?」
ルイーダ「あら、レディに対してコレなんていっちゃ駄目よ。」
戦士「ソウデスヨ勇者様(マスター)、ワタシ傷ツイチャイマス。」プッシュー
勇者「…すいません。っていうか僕、女戦士を指名しましたよね?」
ルイーダ「そうよ、だから彼女。」
勇者(女なのか…コレ。)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:50:05.85 ID:skwh1utb0
とりあえず服脱いどきます
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:50:13.28 ID:5MAbzh1B0
勇者「じゃあコレ…じゃなかった、彼女、戦士なんですか?」
ルイーダ「ええ、とっても強いわよ。」
戦士「戦闘ナラ任セテ下サイ、勇者様(マスター)。」ギュイィーン!!
僧侶「うわぁー、戦士さん、腕の先がグルグル回ってます!!」
魔法使い「これで抉られたら、大抵の魔物は簡単にやっつけられちゃうわね。」
勇者(確かに強そうだけど…。っていうか、なんでこの二人は普通に受け入れてるんだ…?)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:50:23.60 ID:YDoS2Aos0
まさかキラ(ry
荒木「おぉっ!青空の三バカが揃ろーたのぉッ!鬼祭りなんざーワシにゃあどーでもえー!」
荒木「憎っくき内海がおらんけぇワシのこの拳に血を呑ませれんかったが…!ここならやれるでぇぇっ!」
雛石「ちっ…!あんのバカが…!」
松尾「…!?」
ヤクザ「こんなら…また!」
原「こんの…!」
ハンニャ「真清さん!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:51:32.74 ID:5MAbzh1B0
>>4 ごめん、そういうのじゃないです
>>6 それ以上いうなっ…!!
ルイーダ「じゃあボウヤ、この3人でいいわね?」
勇者「いや、ちょっと…。」
ルイーダ「あら、注文どおりのメンバーを揃えたのに…。この子達じゃ不満だって言うの?」
勇者「不満とかじゃなくて…もっと普通の女戦士を」
僧侶「あーっ、勇者様ひどーい。そんなこと言うと、戦士さん泣いちゃいますよ?」
魔法使い「こんなのがパーティのリーダーじゃ、前途多難ね…。」
戦士「オ二人トモ、勇者様(マスター)をソンナ風ニ言ワナイデアゲテクダサイ。
欠陥品ノ私ガ悪イノデスカラ…」シュゥーン
勇者(なんで俺が悪者みたいな空気になってるんだ…?)
キt‥‥おっと間違えたぜ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:51:36.84 ID:xTwLQJ48O
なんだ、改造したキラ…
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:52:57.93 ID:5MAbzh1B0
>>9 >>10 キティちゃんでもキラーパンサーでもないです
勇者「…じゃあ、この3人でいいです。」
僧侶「さすが勇者様!!そうこなくっちゃ!!」
魔法使い「…まぁ、それなりに場の空気は読めるみたいね。」
戦士「アリガトウゴザイマス、勇者様(マスター)。オ役ニ立ッテミセマス。」キュピーン
勇者「……。」
ルイーダ「頑張ってねぇ〜(ハート」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:53:55.89 ID:5MAbzh1B0
〜街の入り口〜
勇者「…それじゃあ旅に出る前に、改めて自己紹介をしようか。
俺は勇者。厳しい旅になると思うけど、皆で力をあわせて頑張ろう。」
僧侶「私、僧侶です。まだまだ未熟ですけど、回復魔法なら私に任せてください。」
魔法使い「魔法使いよ。私の華麗な攻撃魔法が必要なときは遠慮なく言ってね。」
戦士「ぷろとたいぷきらーましーん、VIP-0721デス。戦士ト呼ンデクダサイ。」ウィーン
勇者(…キラーマシーン!?)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:55:03.78 ID:5MAbzh1B0
勇者「ちょ、ちょっと待って戦士さん?」
戦士「ナンデショウカ、勇者様(マスター)。」キュイーン
勇者「今、キラーマシーンって言った?」
戦士「ハイ。正確ニハぷろとたいぷ、デスガ。」ピカーン
勇者「…プロトタイプ?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:55:46.37 ID:uG9hqmrD0
あげ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:56:07.78 ID:5MAbzh1B0
戦士「ハイ、元々きらーましーんトイウノハ、人間ニ代ワル戦力トナルベク科学者ニヨッテ研究ガ進メラレテイタモノナノデス。
シカシ、ソノ研究ニ目ヲツケタ邪教ガ魔物タチヲ使イ研究ちーむヲ脅迫シ、ソノ結果、恐怖ニ屈シタ一部ノ技術者ニヨッテ開発でーたガ流出シテシマッタノデス。
ソノ後、開発ぷろじぇくとハ凍結、現在デハきらーましーんハ魔物タチノ戦力トシテ利用サレテイルノデス。」ピピピピ…
勇者「そうだったのか…。」
僧侶「あのキラーマシーンが元は人間が造ったものだったなんて…。」
魔法使い「科学は人の生活を豊かにするけど、同時に自分たちの命を脅かす脅威にもなりうるってわけね…。」
戦士「当時開発サレテイタぷろとたいぷハ全テ廃棄処分スルヨウ上層部カラ指令ガオリタノデスガ、開発者ノすみす博士ノ手引キデ
私ダケハ処分ヲ免レルコトガデキマシタ。モットモ、私ノ登録ハ抹消サレテイマスガ…。」キュウーン
勇者「……。」
戦士「現在、魔物タチノ手下トシテ戦ワサレテイルきらーましーんタチハ、イワバ私ノ兄弟デス。
人間ノ力トナルベク造ラレタ兄弟タチガ人間ヲ襲ウ…。ソレガ私ニハ耐エラレマセン!!
デスカラ、勇者様(マスター)トトモニ魔物タチト戦イ、兄弟タチヲ戦イノ世界カラ救イ出シテヤリタイノデス!!」ピコーンピコーン
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:56:12.82 ID:nf0Q6tZZO
キラーマ(ry系が好きな俺は期待せざるをえない
キラーマシーン2のデザインが好き過ぎて困る俺が通りますよ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:57:48.22 ID:5MAbzh1B0
僧侶「で、でも戦士さん…。魔物たちと戦うってことは…。」
戦士「ハイ。私ノ兄弟タチトモ戦ウコトニナルデショウ。
デスガ、私ハ心ヲ鬼ニシテ、アノ子タチヲ破壊シマス。ソレガアノ子タチニトッテノ『救イ』ニナルノデスカラ…。」
魔法使い「覚悟はできてるってわけね…。」
戦士「ハイ。」
勇者(世界観が違いすぎる…。スミス博士って誰だ…?)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:58:22.64 ID:cPWW1EX90
これなんてキカイダー?
ニとカが1の攻撃カくらい区別がつかない
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:05:53.19 ID:5MAbzh1B0
戦士「ソウイウワケデスカラ勇者様(マスター)。モシ旅ノ道中デ私ノ兄弟タチト戦ウコトニナッテモ
躊躇シナイデヤッテクダサイ。」ピピピピ
勇者「あ、ああ、戦士さんの覚悟と事情はよくわかったよ。」
戦士「アリガトウゴザイマス、勇者様(マスター)。」ピーン
勇者「でも破壊するなんていっちゃ駄目だ。」
戦士「エ?」ピピ
マジンガ様なら何とかしてくれる
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:11:53.72 ID:2X29n6jwO
キラ・ヤマ(ry
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:13:44.83 ID:5MAbzh1B0
勇者「戦士さんの話だと、戦士さんの兄弟たちは人間を襲うように設定されているだけなんだろう?
だったら、その設定さえいじってしまえばキラーマシーンたちが人間を襲うことはなくなるわけだ。」
戦士「タシカニソノ通リデスガ…」ピピピピ…
勇者「どんな事情があろうとも、自分の兄弟を破壊するなんてそんな悲しいことは絶対にあっちゃいけないんだよ。
だからキラーマシンが出てきても破壊はしない。もっとも、人間を襲えない程度にダメージを与えることにはなるけど、ね。」
戦士「勇者様(マスター)…。」ピピピ
僧侶「勇者様、カッコイー!!」
魔法使い「たしかに破壊しないで残しておけば、設定を変えたあとはすぐに人間たちの役に立てるわね。
ふふん、なかなか冴えてるじゃない。」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:19:37.58 ID:5MAbzh1B0
戦士「勇者様(マスター)、皆サン…。
不思議デス、めいんかめらノ映像ガ歪ンデキマシタ…。めんてなんす不足デショウカ…。」ピピピ…
僧侶「戦士さん、それは涙っていうんだよ。」
戦士「ナミ…ダ…?」ピピ
魔法使い「そう、人間が嬉しいときや悲しいとき…心を大きく揺さぶられたときに流す宝石よ。
あなたは身体は機械だけど、心は立派な人間なのよ。」
戦士「私…ガ…人間?きらーましーんノ私ガ…?」キュインキュイン
勇者「ああ、戦士さんは立派な仲間だよ!!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:21:56.58 ID:5MAbzh1B0
>>25のラスト、
勇者「ああ、戦士さんは立派な人間で、俺たちのかけがえのない仲間だよ!!」
に訂正orz
>>22 キラーマジンガ? ハハッワロス
↓
∧_∧
( ・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:25:37.88 ID:cz7cHTAC0
戦士フラグがたった
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:25:50.30 ID:5MAbzh1B0
戦士「皆サン、アリガトウゴザイマス…!!」ピコンピコン
魔法使い「水臭いこと言わないの。私たちは仲間なんだから。」
勇者「そうそう。」
僧侶「よーし、それじゃあ早速出発しましょうか!!」
勇者「そうだな、それじゃあ改めて…」
勇・戦・僧・魔「「「「しゅっぱーつ!!!!」」」」ギュイィーン
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:27:13.24 ID:Xz0dss0w0
彼ら達の冒険は、これからだ!!!
― 完 ―
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:27:14.74 ID:tOKjmWps0
これは期待
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:31:06.07 ID:5MAbzh1B0
〜街を出て数時間後〜
戦士「勇者様(マスター)、敵ヲ殲滅シマシタ。」プシュゥゥ
勇者「ああ、ありがとう…。」
戦士「!!」キュピーン
勇者「ど、どうしたの?」
戦士「北北西、距離1200ノ位置ニ敵発見。タダチニ殲滅シマス!!」ピピピピピ…
勇者「き、気をつけて…。」
戦士「了解(ラジャー)」ピキーン
ゴゴゴゴゴ…
僧侶「私たち、出番ないですね…。」
魔法使い「戦士さんが勝手に敵見つけて、勝手に倒してくるものね…。」
勇者「そうだな…。」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:34:37.15 ID:cPWW1EX90
一瞬本当に終わったかと思ったw
>>30 彼ら達ってなんだよwwwwwかれららって言うのかよwwwww
∩___∩ /
| ノ ヽ /
/ > < |/ そんな餌パクッ
| //// ( _●_)/ミ
彡、 l⌒l ノ
/ __ \ \ヽ
. (___) \__)
. O| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\,,_)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:36:54.11 ID:5MAbzh1B0
勇者「まぁ、俺たちにも経験値は入ってるから、簡単かつ確実にレベルアップはしてるんだけど…」
魔法使い「新しく覚えた攻撃魔法も使う機会がないし…」
僧侶「誰もダメージ受けてないから回復魔法の出番もないですし…」
勇者「なんか手応えのない旅だよな…。」
僧・魔「そうですよね…。」「そうよね…。」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:41:09.09 ID:ZYUGKNbO0
He_218312.zip
勇者の挑戦状
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:44:18.34 ID:Yuih7GUhO
つまんない
とじる
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:46:22.90 ID:5MAbzh1B0
ヒュウゥゥ…ガシィーン
戦士「勇者様(マスター)、敵ヲ殲滅シテキマシタ。」ピピピ
勇者「あ、ああ、ご苦労様、戦士さん。なんか悪いね、戦士さんにばっかり戦わせちゃって…。」
戦士「気ニシナイデクダサイ、勇者様(マスター)。仲間ノタメニ戦ウノハ当然ジャナイデスカ。」ピコピコ
僧侶「でも戦士さん、戦いっぱなしで疲れてるんじゃない?」
戦士「ソンナコトアリマセンヨ。私ノ動力ハホボ無限ニ近イえねるぎーヲ内蔵シテイマスカラ、半永久的ニ戦闘行動を継続デキマス。」
魔法使い「へぇ、科学の力ってのも大したものねぇ…。」
勇者(大したどころの話じゃないだろ…。)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:53:41.76 ID:5MAbzh1B0
〜さらに数時間後〜
勇者「とりあえず、ここまでの情報を整理しようか。」
魔法使い「アリアハン大陸を出るには、大陸東部のいざないの洞窟を抜けるしかないのよね。」
僧侶「でも、いざないの洞窟を抜けるには、『魔法の玉』が必要ですよね。」
勇者「いま行けるところを探した限りでは、『魔法の玉』は見つからなかった。」
魔法使い「…ということは鍵のかかった扉の先に『魔法の玉』はある、ということね。」
勇者「その鍵がどこにあるのか、だけど…。」
僧侶「どこなんでしょうねぇ…?」
勇・僧・魔「「「う〜〜〜ん…?」」」
戦士「…アノウ」ピピピ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:58:23.93 ID:5MAbzh1B0
勇者「(ビクゥッ!!)な、なに、戦士さん?」ドキドキ
戦士「私タチハ、ありあはん大陸ヲ出ルノガ当面ノ目的デスヨネ?」ピコピコ
魔法使い「そうね。」
戦士「ソレナラ、イイ方法ガアリマスヨ。」ピカピカ
僧侶「えぇっ、もしかして戦士さん、鍵の在り処を知ってるの!?」
戦士「イエ、ソウデハナイノデスガ…」シュインシュイン
勇者「? じゃあいったい…」
戦士「トリアエズミナサン、私ニ捕マッテクダサイ。」
勇・僧・魔「「「…???」」」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:02:42.60 ID:5MAbzh1B0
勇者「…とりあえず三人とも、戦士さんに掴まったけど…?」
戦士「ソレデハミナサン、絶対ニ手ヲ離サナイデクダサイネ。」ピピピピピピ
僧侶「それってどういう…」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
魔法使い「!?」
戦士「ふらいともーど・ON!!」キュピーン
ドギュゥーーーーーーーーン!!!!!!
勇者「ウワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
僧・魔「「キャアアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!」」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:02:55.19 ID:q+bxg+fiO
wwwwwww
キラーミアか
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:07:40.37 ID:4IWFwp3nO
これは予想外wwwwww
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:08:16.66 ID:puliEXCjO
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:11:38.41 ID:5MAbzh1B0
・
・
・
・
僧侶「空を…飛んでる…。」
魔法使い「凄い…ルーラだってこんなスピードと高度じゃ飛ばないわよ…。」
ゴゴゴゴ…
戦士「現在、らんしーる上空ヲ通過シテイマス。」ピンポーン
魔法使い「ランシールって…アリアハンから船で何日もかかる距離じゃない!!」
僧侶「戦士さんスゴイスゴーイ!!」
戦士「オ褒メニアズカリ、光栄デス。」ピポピポ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:14:43.54 ID:5MAbzh1B0
勇者「ところで戦士さん?」
戦士「ナンデショウカ?」ピピピピ
勇者「今のところまっすぐ西に向かってるようだけど、どこを目指してるの?」
戦士「現在、我々ハねくろごんど地方ニ向カッテオリマス。」ピンポーン
勇・僧・魔「「「……え?」」」
ゴゴゴゴゴ……
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:20:29.08 ID:5MAbzh1B0
僧侶「ネネネネ、ネクロゴンド地方って…?」
魔法使い「…魔王バラモスの城がある、魔物たちの本拠地よね。」
勇者「ま、まさか戦士さん…、このままバラモス城に突っ込む気じゃ…?」
戦士「イイエ、違イマス。」ブブー
勇者「そ、そうだよね。流石にそんな無茶なマネするわけないよな。」
僧侶「もう、戦士さんったら脅かさないでくださいよー。」
戦士「コノママ、ぎあがノ大穴ニ突入シマス。」
なん…だと……
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:28:23.36 ID:puliEXCjO
いきなりゾーマ…
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:35:35.79 ID:5MAbzh1B0
魔法使い「ギアガの大穴…って、バラモス城の近くにあるアレ?なんであんなところ
戦士「アノぎあがノ大穴ハ、異世界『あれふがるど』ヘト通ジル門(ゲート)ナノデス。」ピコピコ
勇者「…アレフガルド?」
戦士「ハイ。ソシテあれふがるどヲ支配シテイル大魔王ぞーまコソガ、全テノ元凶ナノデス。
ソシテコノ世界ヲ支配シヨウトシテイル魔王ばらもすモ、ぞーまノ配下ノにスギナイノデス。」キュピピピピ
僧侶「大魔王ゾーマ…。そんなのがいたなんて…。」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:37:38.50 ID:KiyKwX/d0
邪教も下世界の話だよな
なんか時間がよくわからない
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:42:53.42 ID:5MAbzh1B0
>>52 その辺はあんまり気にしないで…
勇者「…ところで戦士さん。」
戦士「ナンデショウカ、勇者様(マスター)?」ピポパポ
勇者「その、ギアガの大穴に向かうってことは、ひょっとして…?」
戦士「ハイ。コレカラあれふがるどニ向カイ、大魔王ぞーまヲ撃破シマス。」
勇者「…!!!!」
僧侶「そ、それは流石にちょっと…。」
魔法使い「そんな大魔王なんて、今の私たちじゃあ…。」
戦士「…ぎあがノ大穴突入マデ、5…」ピ
勇者「ちょ、戦士さん!?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:46:54.25 ID:5MAbzh1B0
戦士「4…3…2…1…突入シマス。」ピ、ピ、ピ、ピーン
ギュイイイィィィィィィィィィィン……!!!!
勇者「うわぁぁぁぁああああああ、止めてぇぇぇえええええ!!!!!」
僧侶「キャアアアアアアア、落ちるううううぅぅぅう!!!!!!」
魔法使い「イヤアアアアァァァァァァ………!!!!」
・
・
・
・
チュドーン!!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:52:06.08 ID:5MAbzh1B0
・
・
・
・
勇者「……い、痛てててて…皆、大丈夫か…?」
魔法使い「…なんとかね…。」
僧侶「まだ頭がグラグラしてます…。」
勇者「魔法使いと僧侶は無事か…。あとは戦士さんだけど…戦士さーん?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:55:09.34 ID:5MAbzh1B0
勇者「戦士さーん?どこですかー?戦士さーん!?」
僧侶「勇者様、どうしたんですか?」
勇者「戦士さんがいないんだ…!!」
魔法使い「いないって…どういうこと?」
勇者「わからない…。
ひょっとしてら、落下のときにはぐれたのかもしれない。手分けをして探そう!!」
僧侶・魔法使い「わかりました!!」「わかったわ!!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:58:23.90 ID:5MAbzh1B0
勇者「戦士さーん!!…こっちにはいないか…。」
僧侶「こっちにもいませんでした…。」
勇者「そうか…。」
僧侶「戦士さん、どこに行っちゃったんでしょうか…。」
勇・僧「「…。」」
魔法使い「二人とも、こっちへ来て!!」
僧侶「魔法使いさん!?」
勇者「戦士さんが見つかったのか!?」
魔法使い「ハァ、ハァ…、と、とにかく急いでこっちへ…!!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:00:22.18 ID:10P2214K0
勇者「いったい何があったって…あぁっ!!」
僧侶「どうしたんですか、勇者さ…ってキャアッッ!!」
戦士「……。」ガガ…ピ…
勇者「戦士さんが…」
僧侶「粉々に…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:02:10.70 ID:lVDlyaoPO
はわわ…
どうやって帰るんだよw
ってルーラでいいか
ルーラ覚えるレベルに達してるかな?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:04:05.32 ID:10P2214K0
魔法使い「おそらく、落下の衝撃でバラバラになったのでしょうね…。」
勇者「そ、そんな…。」
僧侶「せ、戦士さん…!!」
戦士「…ミ、……皆、サン…」ガー、ピ
勇者「戦士さん!!大丈夫か!?」
戦士「皆サン、コ、ソ、大…丈夫デス、カ?」ガ、ガー
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:05:35.02 ID:xKlmf1RQO
もし戻れなかったら雑魚にボロ負けして僧侶と魔法使いがレイプフラグ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:06:48.17 ID:10P2214K0
勇者「ああ、俺たちは何とか無事だ…。そうだ、僧侶さん、急いでホイミを!!」
僧侶「…あっ、ハ、ハイっ!!」
戦士「無、駄…デス、機械ノ、ザー、私ノ身体、ニ、回復魔、ザー、法ハ、効キマ、セン…。」
魔法使い「そんな…」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:11:05.03 ID:10P2214K0
戦士「…私ハ、ザー、ドウヤ、ラ、コ、コマデ、ザー、ノヨウデ、ス…。」
勇者「そんな、(こんなところに無理やり連れてきて)何を言ってるんだ!!」
魔法使い「そうよ、私たちにはあなたが必要なのよ(戦力的に)!!」
僧侶「戦士さん、こんなことで(責任も取らずに)死んじゃ嫌ですよぅ…!!」
戦士「皆、サン、私ノタ、メ、ニ…ソコマ…デ…」ジジジ…
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:11:55.98 ID:TdJdB/o00
死亡フラグすぎて笑えるwww
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:14:09.72 ID:coerdah4O
私怨
()内ワロスwwww
でもそのとおりだよな
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:17:09.73 ID:10P2214K0
戦士「マ…勇者様(マスター)…。」ガ…ガガ…
勇者「なんだ!?」
戦士「…私ノ、兄弟タチヲ…頼ミ…マス、ドウカ…アノ、子タチ、ヲ…救ッテ…」ブツン
プシュゥー…
勇者「…戦士さん?」
戦士「…」
へんじがない ただのガラクタのようだ
勇者「戦士さああああああああああああん!!!!!!!!」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:18:56.72 ID:xKlmf1RQO
自分の命かかってるから必死だなw
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:22:32.36 ID:10P2214K0
勇者「…で、どうしようか?」
僧侶「とりあえず、アレフガルドに来た以上は大魔王…でしたっけ?
それをやっつけないと、ダメですよね?」
魔法使い「それはそうなんだけど…。」
勇者:レベル4
僧侶:レベル5
魔法使い:レベル5
勇・僧・魔(((…絶対無理!!!!)))
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:22:50.43 ID:coerdah4O
本音wwwwww
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:23:07.32 ID:nx4lbVjN0
ゾーマ「計 画 通 り」
レベル上げようにも、その辺の雑魚にすら勝てないレベルだしね
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:28:25.84 ID:10P2214K0
僧侶「…と、とにかく、近くの町に行きませんか?
なんだか、強そうな魔物ばっかりみたいですし…。」
勇者「そ、そうだな。
それじゃあ、戦士さんの残骸を手分けして運ぼうか。」
魔法使い「えーっ、なんでよ!?
こんなガラクタ、重いし役に立たないし、邪魔になるだけじゃない!!」
勇者「ガラクタでも、売り飛ばせば多少の金にはなるだろ?」
僧侶「それもそうですね。」
いやスライムベスならどうにか・・・
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:30:38.43 ID:xKlmf1RQO
ひでえw
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:36:16.40 ID:10P2214K0
〜ラダトームの城下町〜
勇者「すいません、無理言って買い取ってもらって…。」
道具屋「まぁ、ウチも一応買い取りはしてるからねえ…。今度はもうちょっとマシなモノ売りに来てくれよ。」
勇者「ありがとうございました…。」
僧侶「あ、勇者様出てきましたよ。」
魔法使い「お疲れ様。で、いくらで売れたの、あのガラクタ。」
勇者「…12ゴールド。」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:36:40.03 ID:WGLBMB7s0
そこまでセーブしてないんだから全滅すればアリアハンに戻れるんじゃね?
ひでえwwww
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:40:19.02 ID:TdJdB/o00
もうこれ助からんだろ・・・ww
ひどすぎw
キメラの翼買えよ・・・
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:41:46.87 ID:xKlmf1RQO
助かる方法ならある。町の住民になればいい
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:43:42.49 ID:QzHs7I0+0
戦士・・・好きだったのに
戦士復活フラグ立ったな
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:44:52.52 ID:0clHYI/NO
バラモスゾンビのフラグたってない
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:45:08.97 ID:10P2214K0
僧侶「…12ゴールド、ですか?」
勇者「…。」コクン
魔法使い「いくらなんでも安すぎない?一応、すごい機能満載だったのよ、アレ?」
勇者「…破損が酷かったし、型が古いから流用できるパーツとかも少ないんだってさ。」
魔法使い「迷惑かけるだけかけて、壊れたあとは金にもならないなんて…最悪ね、あのガラクタ。」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:47:18.26 ID:WGLBMB7s0
何という人間不信にさせてくれるスレなんだろう
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:47:33.05 ID:TdJdB/o00
魔法使いボロクソ言い過ぎだろwww
てか
>>1のIDが地味にすごいなw
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:49:26.87 ID:QzHs7I0+0
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:56:07.23 ID:10P2214K0
勇者「とりあえず、アリアハンで稼いだ金とあわせて400ゴールドあるわけだけど…」
魔法使い「…さっき武器屋覗いてみたんだけど、今の私たちじゃ手も出せないような高価な武器しか売ってなかったわよ。」
僧侶「道具屋さんの売り物じゃ、魔物とは戦えませんよねぇ…。」
勇者「どうしようか・・・。ん、道具屋!?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:00:32.60 ID:10P2214K0
勇者「そうだよ、道具屋でキメラの翼を買えば…!!」
魔法使い「…アリアハンに帰れる!!」
僧侶「それですよ、勇者様!!」
勇者「よし、そうと決まればさっそく道具屋だ!!」
ルーラなら戻れるけどキメラだと最後に寄った街にしか行けないんだっけ?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:02:15.80 ID:skditxo3O
追いついたから寝る前ほしゅー
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:02:57.17 ID:WGLBMB7s0
スミス博士を探し出して修理って流れかと思ってたのに
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:03:35.19 ID:skditxo3O
>>93 使う → 帰ってくる → 勇者攻められる
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:05:30.55 ID:3tw2uPnpO
この手のスレで先読みは控えた方がいいぞ
ネタ投下しにくくなるから
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:07:42.79 ID:10P2214K0
〜道具屋〜
勇者「すいませ〜ん!!」
道具屋「おう、ゴミ売りつけていった兄ちゃんか。」
勇者「あ、さっきはどうも…。」
道具屋「さっきのゴミさぁ、使い道がまったく見つからなくて困ってたんだよ。
悪いけど、返品してもいいかな?」
勇者「・・・へ、返品?」
道具屋「そう、粗大ゴミだから処分しようにも余計に費用がかかっちまうんだよ。
代金は返さなくてもいいからさ、あんた達の方でなんとか処分してくれよ、な?」
勇者「は、はぁ…。」
ガラクタを手に入れた!!
魔法使い(処分した先でも迷惑がられてる…)
僧侶(戦士さん、最悪です…)
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:11:39.73 ID:ABaTdaKiO
売る→返品→売る→返品
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:12:01.59 ID:av21vR2MO
おのれ外道衆wwwww
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:12:48.58 ID:10P2214K0
勇者「とりあえず、キメラの翼は購入できたけど…」
魔法使い「ガラクタも手元に戻ってきたわね…。」
僧侶「戦士さん、重いです…。」
勇者「ま、まぁ、一応お目当ての道具は手に入ったんだし、早いとこアリアハンに戻ろうか?」
僧侶「そ、そうですよね。アハハ…。」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:14:13.64 ID:YB7XfW98O
>>100 お前wwww
戦士描きたかっただけだろww
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:14:24.90 ID:10P2214K0
魔法使い「…その前に、このガラクタ処分しちゃわない?」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:18:19.58 ID:10P2214K0
勇者「え、処分?」
魔法使い「うん、なんかこんだけ重いとさ、キメラの翼使っても
『荷物が重くて飛べない〜!!』とかそんなオチになりそうじゃない?」
勇者「ま、まさか…。」
僧侶「いくらなんでもそんなベタなことにはならないでしょう…。」
魔法使い「まぁ私も、いくらなんでもそこまではないと思うけど、ここまで散々迷惑かけてきてるから、
それぐらいあってもおかしくないと思うのよ…。」
勇者(確かに、『それはない』とは言い切れない…。)
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:22:16.24 ID:av21vR2MO
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:22:42.23 ID:10P2214K0
魔法使い「それにさ、こんなガラクタ持ってアリアハンに帰ったら、ルイーダさんになんて言われるか…。」
勇者「たしかに、せっかく紹介してくれたルイーダさんに、こんな役立たずになった姿は見せられないよな…。
でも、3人だけで帰ってきたらどっちみち怪しまれないかな?」
僧侶「ルイーダさんには『所詮はキラーマシーン、魔物側に寝返った』とか適当に言っておけば誤魔化せますよ。」
勇者「そうか…うん、それもそうだな。処分しよう。」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:27:59.83 ID:iTmbSV2l0
序盤いい話だったじゃないかw
モシモシ私戦士イマアナタノ宿ノ一階ニイルノ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:30:52.56 ID:10P2214K0
勇者「それじゃあ、どうやって処分しようか?」
魔法使い「私の魔法…じゃ効果なさそうね。鉄だし。」
僧侶「街の外に捨てるのがいいんでしょうけど、途中で魔物と遭遇する危険がありますし…。」
勇者「…街外れに捨てちゃおうか?」
魔法使い「…それしかないわね。」
僧侶「それがお似合いですよね。」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:33:00.67 ID:uu/wk4Tc0
お似合いですよね〜
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:34:57.87 ID:10P2214K0
〜ラダトームの街外れ〜
勇者「…よし、この辺でいいか。」
僧侶「こっちには誰もいませんよ、勇者様。」
魔法使い「こっちも人影はないわ。捨てるなら今よ!!」
勇者「よし…それ!!」
勇者はガラクタを投げ捨てた!!
勇者「ようし、これでスッキリした。さっそくキメラの翼を…」
ピピピーッ!!!!
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:38:28.70 ID:oKi1Pcjb0
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:40:28.11 ID:10P2214K0
兵士1「君たち、こんな所で何やってるの!?」
勇者「へ?」
兵士2「君、いまなんか放り投げたよね!?」
僧侶「え、あの、その…。」
兵士1「なんだこりゃ…ガラクタばっかりこんな所に投げ捨てて!!なに考えてるんだ!?」
魔法使い「いや、その、コレは違うんです…。」
兵士2「何が違うんだ!?私はハッキリとこの目で見てたんだぞ!!」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:43:33.78 ID:x+85l85rO
不法投棄w
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:44:51.93 ID:10P2214K0
兵士1「見たところ冒険者のようだけど…責任者は誰?」
勇者「あ、はい、一応、僕です。」
兵士1「君が責任者?ふぅん…名前は?」
勇者「…勇者、です。」
兵士1「ゆ、う、しゃ…と。住所は?」
勇者「アリアハンです。」
兵士1「…どこだって?」
勇者「あ、アリアハン、です。」
兵士1「アリアハン…?お前、知ってるか?」
兵士2「いや、聞いたことないな…。おい君、適当な住所言ってるんじゃないだろうな!?」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:51:49.13 ID:10P2214K0
勇者「え?え?え???」
僧侶(勇者様、勇者様!!)
魔法使い(ここは異世界なんだから、アリアハンのこと知らないんじゃないの、この人たち?)
勇者「あ、ああ、そういうことか!!」
兵士1「おい、なにコソコソ話してるんだ!?」
兵士2「口裏を合わせようとしてるんじゃないだろうな!?」
勇者「ち、違います!!僕たち、異世界から来たんですよ!!」
兵士1「異世界…?何ふざけたこと言ってるんだ!?真面目に答えないか!!」
兵士2「ははぁん、頭がおかしいふりして、誤魔化そうとしてるんだな!!
おい、国家権力を甘く見るんじゃないぞ!?」
勇者「だから違いますって〜!!」
兵士1「とにかく、詰め所まで来てもらうぞ!!」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:52:44.27 ID:TdJdB/o00
らめえー早く逃げてえ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:57:11.42 ID:10P2214K0
〜数時間後〜
兵士1「まぁ今回は出来心ってことで見逃してやるけど、次やったら承知しないからな。」
兵士2「このガラクタは、ちゃんと役所で手続きをして処分するんだぞ、持ってけ。」
勇者「どうも、ご迷惑おかけしました…。」
僧侶「あ、勇者様出てきましたよ。」
魔法使い「…ご苦労様…って、そのガラクタまた持ってきたの?」
勇者「ちゃんと役所で正規の手続きを踏んで処分しろって…。」
魔法使い「…呪われてるんじゃないの、そのガラクタ?」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:57:30.23 ID:HBSiCGMrO
捨てる→アリアハン戻る→再びラダトーム→そこにはオルステッド化した新たな魔王戦士さんが…
かと思った
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:02:20.97 ID:10P2214K0
魔法使い「まぁ役所で手続きすれば処分できるって言うんなら、さっさと役所に行って手続き済ませちゃいましょ。」
僧侶「…でもこういう粗大ゴミの処分って、お金取られるんじゃないですか?」
魔法使い「そうだと思うけど、まぁ法外な金額を要求されるわけじゃないだろうから、ここは我慢するとしましょ。」
僧侶「…ほんと、戦士さん最悪です…。」
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
| | ( ./ /
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:07:07.20 ID:10P2214K0
〜ラダトーム役所〜
勇者「あのぅ、粗大ゴミの処分の手続きをしたいんですけど…」
職員「それではこちらの申請書に必要事項を記入して提出をお願いします。」
勇者「これが申請書か…。ゴミの種類…家庭用の粗大ゴミでいいか。あとは、名前と住所と…」
魔法使い(嫌な予感…。)
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:10:48.23 ID:10P2214K0
魔法使い「…で、結局アリアハンの住所書いて提出するの?」
勇者「だって、下手に適当な住所書いてバレたらまた捕まっちゃうし…。」
僧侶「それはマズイですね…。」
魔法使い「まぁ、しょうがないわね…。」
〜窓口〜
勇者「これ、お願いします。」
職員「はい、粗大ゴミの処分ですね…。
ふんふん…勇者さん…住所は…アリアハン?」
勇者(ヤバイ!?)
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:14:36.09 ID:10P2214K0
職員「…失礼ですが、勇者さんはラダトーム市民ではないのですか?」
勇者「え?ああ、はい、一応住民票はアリアハンにあります…。」
職員「申し訳ないのですが、ラダトーム市民以外の方の申請はお引き受けできない規則になっておりまして…。」
勇者「え?」
職員「お手数ですが、地元の自治体役場で手続きを行っていただけないでしょうか?」
勇者「え、あの、ちょっと…?」
職員「ハイ、次の方ー。」
勇者「…。」
支援
キラーマシーンが魔王化しそうだ
てかこのスレタイからこんな流れになるとはだれが予想してたであろうか
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:18:32.17 ID:jy7RDAooO
はやいとこ捨てるか治すかしないとスレ的にも大ダメージだな
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:27:04.23 ID:p9CtBxDT0
C
・・・でだ
ガラクタレイプはまだかね
正直my son が委縮してしまったよ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:31:45.39 ID:10P2214K0
魔法使い「…で、どうするの?この鉄クズ?」
僧侶「お店でも引き取ってもらえない、勝手に捨てたら怒られる、
役所でも処分できない…、本当に魔物よりタチ悪いですね…。」
勇者「…してやる」
魔法使い「・・・え、なに?」
勇者「こんなガラクタ、レイプしてやる…!!」
僧侶「ゆ、勇者様?」
勇者「こんな役に立たないガラクタ、おもちゃの様に弄んでやるー!!!!」
ガバァッ!!!!
しょうじきすまんかった
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:35:32.42 ID:10P2214K0
勇者「…というのは冗談だが…」
魔法使い「もう、悪い冗談は止めてよね!!」
僧侶「本当です!!てっきり勇者様とはここでお別れになるかと思ってしまいました!!」プンスカ
勇者「いやぁ、ごめんごめん。
…しかし実際問題どうしようか?どうやって締めくくろうか、オチも思い浮かばないんだが…。」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:36:17.13 ID:7dEODRM1O
ガラクタレイプだと…
知ってるか?
僧侶と魔法使いが脱げばオチがつくらしいぜ?
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:40:52.64 ID:QzHs7I0+0
勇者が組み立てればいいんじゃね
ここからルビス様に直してもらうんですね
せめて大まかなプロットくらい作ってからスレ立てろ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 02:51:51.56 ID:10P2214K0
勇者「
>>135ということらしいから、2人とも脱いでくれ。」
僧侶「ふぇえええっ!?」
魔法使い「ちょ、ちょっとアンタ、いきなりナニ言い出すのよ!?」
勇者「いいからいいから、ほら脱いで…。」
ガバッ スルスルスル…
僧侶「ひゃあ〜、あ〜れぇ〜」
魔法使い「ちょっとアンタ、いい加減にしないと…!!」
勇者「ウヒヒヒ…だんだんドキドキしてきた…!!!!」
兵士1「こら貴様!!なにをやってるか!?」
勇者「へ?」
兵士2「あっ、お前はさっきの不法投棄の…!!今度は婦女暴行か!!」
勇者「え?え?えぇっ!?」
兵士1「今度という今度はブタ箱にブチ込んでやる!!」
ガチャン!!
BAD END
強くてニューゲームかロードで
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 03:00:29.91 ID:TdJdB/o00
乙
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 03:12:16.03 ID:DIkcbN3SP
ゲームブックみたいなテキトーなオチwwww
がっくし(´Д⊂グスン・・・
まぁ次回に期待してるわw