1 :
注:ラノベを腐らせたようなものです:
0.
『本誌記者、またしても魔法少女に遭遇!』
九月二十二日午後三時ごろ、美浜区幕張西にて強盗事件が発生。通りかかった本誌記者が駆けつけたところ、くだんの魔法少女が現れ瞬く間に犯人を捕縛した。
本誌記者は魔法少女に取材を試みるも返答はなく、大空へと姿をくらませた。
これで七度目の遭遇と相成ったが、未だに一言の回答も得ることができていない。寡黙な彼女の正体は何なのか、なぜ事件を解決するのか、魔法は実在しているのか、疑問は尽きない。
――『週刊奇跡報道』記者、母里佐奈
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:34:51.86 ID:tenIuZj+0
続きを
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:36:32.54 ID:c64T6Jt2O
母里…?らいの先生?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:37:42.53 ID:jnC08NG90
1.
南熊英はよくわからない。
夏休み前から続いた、そして夏休みが明けた今も続く最大級の謎のひとつである。
職員室を出ると、その謎の人物がいた。
「……よーろれひー」
朝である。片手を挙げている。
このことから類推するに、挨拶らしい。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:38:52.07 ID:1Xqs2aAVO
魔法少女は脱がす?
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:40:22.85 ID:jnC08NG90
「南熊さん。何してるの?」
「……すとーきんぐ」
どろぼうチックに忍び足ポーズをされた。横も字の挨拶らしい。
「じゃ、がんばってください。僕はこれで!」
しゅたっと手を挙げ、さわやかに歯を光らせて僕は立ち去ることを宣言した。
「……がんばる」
うん。そんな気はしたけれど付いてきた。
「えーと、南熊さん?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:42:55.11 ID:jnC08NG90
「……何?」
ちょこん、と首を傾げられた。
「なんだって僕をストーキングなさっているのでございましょう?」
聞かれると思っていなかったのか、目を瞬かせると、足を止め考え始めた。
三秒ほどして、
「……くーるさん、だから?」
「違う、それクールさん違う。たぶん不思議ちゃん」
「……その解釈は受け入れがたい、かも」
他にどう解釈せよと。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:45:23.38 ID:9wn2OIOo0
童貞魔法使いが出てきそうなスレタイだ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:46:05.74 ID:SzjPdFgz0
呼ばれた気がした
南熊って読みはみなみくまでいいのか
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:47:50.21 ID:jnC08NG90
南熊英はよくわからない。
黒のポニーテールが輝く同級生。細身の肢体が麗しい美人さんである。
友人も多く、快活で話題豊富なムードメーカーとしてクラスでも注目されている人物。ムードメーカーとして。
……世の中もさっぱりわからない。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:48:32.43 ID:jnC08NG90
>>10 変換されないと思いますが、『なぐま』と読んでください。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:52:24.96 ID:1Xqs2aAVO
黒髪ポニテとか最高じゃないか
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:53:59.82 ID:jnC08NG90
「そういえば、なんでこんな時間に? 部活の朝練?」
「……のようなもの?」
なぜ疑問形。
腕時計はまだ始業まで三十分近く残していると告げていた。
「部活はいいの?」
「……問題は、ないこともない」
あるんかい。
「……先送り」
するな。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 20:56:26.53 ID:jnC08NG90
「部活があるんなら出た方がいいよ。いやまあ、ひとのことなんていえないけどさ」
これからサボって避難するところですから。
「……朝霧は、部活しないの?」
「出てるよ。毎日のように部長が現れるから致し方なく、ともいうがね」
「……ごしゅうしょうさま」
殺さないでー。
「と、それじゃあ僕は行くよ。南熊さん、またね」
「……では、ご一緒しましょう」
なぜに。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:00:15.36 ID:jnC08NG90
「……本日は、すとーきんぐをする予定なので」
「うーん、逃げたいからまた今度にしてもらえないかな?」
「……了解」
ダメなら走り去るつもりだったが、案外あっさり納得してもらえて拍子抜けした。
別に付きまとわれたいわけではないけど。
「……部長さん?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:03:22.93 ID:jnC08NG90
「ん?」
「……あのひとが、その部長さん?」
「げっ!」
南熊さんが指差す方向を見ると、鼎がいた。大当たりです。
「……逃げる?」
つん、と軽くつつかれた。
「足止め頼める?」
「……そうやって、あなたは都合の悪い何もかもから逃げるのね」
えっと……鼎の方に歩み出したから、了解ってこと……だよね?
>
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:08:28.89 ID:jnC08NG90
白鳳学院高等学校は偏差値の高い私立校だ。
有名国公立大学への進学者数も多く、受験倍率もまずまず。経営的にはうまくいっているといえる状態だ。
ただ、創立より間もない平成生まれの学校のためか、全国クラスの部活の育成には成功していないのが現状である。
なお、ほどよく便の悪い立地は、毎日登下校に歩くことで生徒の体力を養うため、らしい。地価のせいではない、らしい。らしい。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:13:53.55 ID:jnC08NG90
そんな白鳳高校の特徴のひとつが、木曜日の午後の授業時間枠をまるまる部活にあてていることだ。
表向きには『健全にして強固な人間関係の育成を奨励し、また、勉学のみならずスポーツにも力を注ぐことができるよう配慮したためである』とあるが、生徒はおろか教師のひとりとて信じてはいないだろう。
要するに、部活で成果がほしいのだ。
願わくば、一般の生徒まで飛び火しないよう特待生諸君の奮起を期待したい。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:22:16.12 ID:jnC08NG90
「ふぁあ……」
ああ、眠い。
九月二十四日は木曜日である。
十九日土曜日から、二十日日曜日、二十一日敬老の日、二十二日国民の休日、二十三日秋分の日と怒涛の五連休の後に現れた久しぶりの平日。憂鬱な平日なのだ。
夏休みのように、夜更かしをしても翌日ぐっすり寝ていられる環境ならいいのになぁ、と心から思う。
それにしても前回とは打って変わって人いないな
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:27:49.17 ID:jjoKVnwB0
前回の1スレ目と違って萌えるポイントが少ないからな
見てる側の士気も下がるだろうよ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:29:07.52 ID:jnC08NG90
こんなに晴れ渡っている。まだ夏の気配を重く感じさせる時期だけれども、気まぐれな空は気持ちのいい風を吹かせている。いい天気だ。
「あー、ぐっすり寝たい……」
いや、学校にいたところで結局机に突っ伏して寝ることは確定済みなのですが、ゴツゴツした教科書や辞書が枕では寝た気がしないのですよ!
どうにかして、机をふかふかやわらかくそれでいて通気性に優れた涼しい素材に取り替える方法はないのだろうか。
「むむむ……」
「……むむむ教団へようこそー」
>>24 まあ、だからこそとっつきやすいスレを先にやってでも読み手を引っ張ってきたかったわけさw
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:31:41.09 ID:Djhh0LAZ0
元の世界に返る為、身体に付いてる紋様集めに片っ端から魔法少女を脱がす
ていうかこの場面と人物の紹介の時点で人が沢山居たらそっちの方が驚きだ
いやそうなんだが前スレから誘導されてきた輩がこの流れに悪態付いていく
そんな感じになるのかと思ってたからちと意外だった
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:37:37.32 ID:jjoKVnwB0
みんな名探偵コナンに夢中なのさ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:37:58.15 ID:jnC08NG90
「南熊さん、なんですかその謎の宗教団体は……」
あと、気配なく急に横に立たれるとびっくりするんですが。
「……なんだろう、教えて」
たすけて残暑様、電波さんがいるよー。
「うむ、確かにその教団の正体は気になるところだな、南熊新部員」
聞き覚えのある困った声がした。
ぎぎぎ、と首を後ろに向けると鼎がいた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:40:13.05 ID:jnC08NG90
「ええと……いろいろ疑問があるんだけど、とりあえずひとつ聞いていいかな?」
「オレは親友の頼みを無碍に断るほどケチではない。何なりと聞きたまえ」
「『南熊新部員』って、誰?」
「そこにいる女生徒のことだが?」
「……南熊新部員です」
小さく右手を挙げていた。
「南熊さん南熊さん」
「……朝霧古参部員、何?」
合わせなくていいから。
「これは一体全体どういうこと?」
「……足止めをしている」
こっちを!?
「では、行こうか朝霧部員。用事は済んだのだろう?」
「……ごぉごぉ」
何かをとてつもなく間違った気がした。
>
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:45:50.28 ID:jnC08NG90
>>>
「ええと……どうして、朝霧君はもう疲れているんです?」
オクターブでずいぶん上の方にある声が、現在突っ伏している机とそう変わらない高さから響いた。
「今朝は困った生き物に捕まりました」
「そうなんです?」
他になんと形容したらいいのかわかりません。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:49:43.99 ID:jnC08NG90
「今朝、職員室に来たときは元気だったのに……不思議です」
伏せた顔を上げると、音子姉は机と高さをあわせるためにしゃがんでいた。
「いい子だ」
なでやすい位置にあったので、とりあえず頭をなでてみた。
「わーい……って、違いますよぉ! 先生の頭をなでちゃいけませーんっ!」
「まあ、いいじゃないですか。頭のひとつやふたつ」
「頭はひとつしかありませんっ!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:51:45.08 ID:xnhNniV9O
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:56:04.70 ID:jnC08NG90
なんていうかまあ……似合わないのに似合うなぁ。
音子姉は教師である。
そして、不可解なことにちびっこではない。
眉目秀麗にしてすらりとした長身。ついでに、幼少より叩き込まれたという礼儀作法のおかげかその立ち居振る舞いも実に優雅で格好いい。
また、武芸に秀で、勉学も文句の付けようがなかったという。なんというか、女性にモテる女性を絵に描いたような傑物――なのだが、会話をすればこのとおり。実にもったいないおひとなのだ。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 21:58:19.07 ID:jnC08NG90
「うぅ〜……いくら瑞希君が大人な先生にあこがれているからといっても、この対応はいただけません。減点です! ダメダメです!」
「むちむち頭脳が売りの大人先生ばんざーい」
「えっへん♪ ……頭脳?」
ワンテンポ遅れて音子姉の頭にクエスチョンマークが生まれた。
「無知無知ですよね?」
「え、ええ、もちろんです! 音子姉さんはお胸の立派なむちむちさんです!」
そんな無知蒙昧な大平原。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:11:08.93 ID:jnC08NG90
>>>>>
世界ってのは、大体こんな感じだ。
少し変わった友達がいて、
かなり変わった腐れ縁がいて、
何か間違ってる担任教師がいる。
広げれば、クラスメイト四十五人、同学年三百十二人、全校生徒九百二十八人、教職員を入れればさらに増えるだろうし、付属中学を考えるならオーダーは千の位に乗る。
登下校の道にある家、最寄り駅の付近のビル、住まう町に住まう区に住まう県にときりがない。
だから、言い切ろう。
僕の世界はこんなもんだ。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:12:49.18 ID:jnC08NG90
愛おしいとか守りたいとか本気で思えるのは、この程度のちっぽけな世界。
それなのに、
――この世界には魔法少女がいる。
>>>>>
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:17:15.93 ID:RmdkWY310
リノぽんはいないんだっけ?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:20:10.74 ID:jnC08NG90
2.
「またか、こんちくしょー!」
叫び、男はどかん、と机をたたいた。
こんもりと山を作っていた灰皿が一瞬浮き、がしゃんと耳障りな音を立てた。
「そうはいってもですね、あたしがこれ以上何かできたと思います?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:26:08.15 ID:jnC08NG90
電話の向こうで可愛らしい声が、とげのある言葉を放っている。
煙草の煙が充満した部屋の中、男はそれでもメモ帳とペンを引き寄せ訊ねる。
「ああ無理だな、当たって悪かった。で、今回の事件のあらましを教えてくれ。なるべく、詳しくな」
はあ、と大きなため息があった。
男に聞こえるよう、わざと大きくしたのだろう。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:29:55.91 ID:S3agUm1p0
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:32:10.94 ID:hTiG1zxnO
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:35:46.97 ID:jnC08NG90
「九月二十四日十二時三十分ごろ、白鳳高校のそばの路地で金切り声。急いで向かった先には彼女と被害者女性、あと犯人。で、あたしが着いたときにはすでに犯人は転がっていて、彼女は去る直前。あわてて声をかけたけれども聞こえていたかどうかも怪しいわね、あれじゃ」
嫌がらせのように速い報告を自己流の速記で男は書き留めた。
「事件の中身は?」
「知らない。状況から見て強盗か強姦でしょ。でも、それを調べるのはあたしの仕事じゃない」
だから聞くな、と言外にいった。
なぐまんなぐまん
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:43:01.44 ID:jnC08NG90
しかし、少女のいいたいことをわかって、その上で男は笑う。
「おーう、ご苦労さん。んじゃ、勉学いそしんでくれ」
「保坂編集長……そう思うなら、あたしを頼らないでいただけませんか?」
明らかに怒気を孕んだ声を柳と流し、
「ま、そう膨れるな。これで八度目の遭遇だ、社長賞もくれてやるよおめでとさん」
「まったく……連休明けくらい、彼女も休んでくれればいいのに」
「そりゃ、佐奈よぉ。相手のが若いってことだ」
けけけ、と意地悪く保坂は笑った。
電話はものすごい音を響かせて、ぶっちりと切れた。
>
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:44:58.01 ID:RmdkWY310
気持ち悪い人ですか!?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:46:57.71 ID:jjoKVnwB0
>>48 あなたのせいで! あなたのせいで!!
いや、その前から感じていました、胸元の気配を。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 22:52:44.51 ID:jjoKVnwB0
ほっ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:01:05.73 ID:hTiG1zxnO
しゅっ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:02:55.91 ID:+Eo+0RMxO
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:09:07.17 ID:jnC08NG90
「そりゃあ、彼女の正体は気になるわよ……。だけど、あたしに調べさせるというのはどういうことだ!」
佐奈は叫んだ。
購買の脇に設置された公衆電話は、不満げにがこん、と鳴いた。
昼食を買いそびれた何人かの生徒が何事かと振り返ったが、佐奈は気にしなかった。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:14:00.28 ID:RmdkWY310
相手が保坂ってことは佐奈は佐藤利奈の略ですね
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:16:13.52 ID:jnC08NG90
いい加減頭にきているのだ。
弱小出版の弱小雑誌の弱小編集部、そこの長が佐奈のおじである保坂だった。
言葉巧みに『マスコミに興味がある』という言葉を引き出させ、それからというもの佐奈は保坂のいい小間使いである。
「第一、『週刊奇跡報道』なんて、紙面の八割がUMA関連のうそつき雑誌じゃないのよ……何が報道よ! 何がマスコミよ!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:22:09.01 ID:jnC08NG90
がん、と一発、佐奈は公衆電話を蹴りつけた。
「ひゃっ!?」
直後、その公衆電話が鳴り出した。
「も、もしもし……?」
恐る恐る受話器を上げると、
「言い忘れてたんだが、彼女をどうにか見つけてくれ」
何事もなかったかのように保坂がしゃべり始めた。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:26:28.59 ID:jnC08NG90
「は?」
佐奈は素でそんな声を漏らした。
「聞こえなかったか? アレだよ、ホラ、俺らってここまで彼女のかかわった事件を見に行っただけじゃん」
「見に行ったのはあたしだけですが」
「だから後手後手回ってた。ってことは、先手――つまり、彼女の正体を暴いちまえばいくらでも取材し放題ってことだ」
莫迦?
と、佐奈は本気で思った。一分の迷いもなかった。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:31:57.59 ID:jnC08NG90
「つーわけで、頼んだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ! あたしひとりで探せるわけないでしょ!?」
「まあ、聞け。俺だって何も考えてないわけじゃあない」
その一言に佐奈はほっと胸をなでおろした。
「相手が女の子なんだから、お前のとこの学生かもしれないだろ」
まあ、そうだ。
それで、どうやって絞り込むのだろうか。
「じゃ、そういうことで、がんばれ」
電話はもう一度切れた。
佐奈ももう一度切れた。
>>>
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:35:24.41 ID:jnC08NG90
「――というわけで、つい先ほども魔法少女の目撃があった」
ぼさついたくせっ毛をなでつけ、鼎はそのように切り出した。
「あのさ」
「なんだね、アサよ」
「今はまだ昼休みだったと記憶してるんだけど」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:42:00.50 ID:jnC08NG90
そして、僕はご飯中です。
「そんなパンのひとつやふたつなど飲み込んでしまうがいい」
ゆっくり食わせろぃ。
「我々の部が何を求めているかわかっているのかね?」
「文化。間違いなく文化」
文化研究会。
確か、そんなハイカラでエキゾチックでバイオレンスでナウい名前だったはず。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:46:26.67 ID:jnC08NG90
☆すでに書き直したいとか言ったらぶん殴られるよね?w
/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.l:.:、:.:|:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ
//:.:.:.:./:.:./:/ |:.:.|:.、:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.l|:.:.:.:ト!
|:|!:.:.:.:.:!:.:.|:/ !:.:|:.:l:.:.:._l:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.||:.:.:ノ|
|ハ:.:.:.:.:|:.:.|'| ̄ !:.:ト、\:.:.:.|l`ヽ|:.:.:|:.:/l:/ハ
l! ヽ:.:.:.l:.:.l:| ヽl ヽ=≠-、:.l|:.:.:|//彡/:|\
\:|:.:.|=-‐ トしrハ|:.:ノ|/! |´|:.:|:.:.:ヽ
i`:.l , ー‐' ,':.:.:.:トノ:!:.:l:.:|:.|:.l!|
禁則事項ですっ★ |:ノ:.\iヽ ー‐ /:.:.:.:/:|:.:.:.|:.:|:.:lソレ'
//:.:.:.l「| ト、__,.. ィ/:.:.:.:斗-!:.:.:|:.:.:.:.ヽ
/:.:/:.:.:./l/ ノ,へ ! /:.:./ \l:.:.:.:.:.:.',
/:.:.:/:.:.:./|/ 'ー-ri /:.:.:.:/ , |ヽ:.:.:.:.:.:',
/:.:.:.:.ノ!:.:./ ! 二j´ /:.:.:.:/ / l:.:.\:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:/ ∨ノ/ ,rノー|:.:/ノ´_,,. -‐ /!:.:.:.:.:ヽ:.:.:l
!:.:.:.:/_, -‐' .〉 ,ィ´ ̄l:/ '´ /:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:|
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:52:28.94 ID:RmdkWY310
>>61 じゃあそんなに急いで投下すること無かったんじゃね?w
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:54:38.16 ID:jnC08NG90
>>63 いやもうなんていうか……
「これ以上待たせちゃなんねぇ!」っていう焦りと勢いが空回り?
ゆっくり練っても い い の よ
みみさんのご自由にどうぞ…
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:56:20.47 ID:RmdkWY310
>>64 たとえ時間はかかってもクオリティを下げないのが真の書き手だぜ。
ただし谷川、てめーは待たせすぎだ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:57:05.07 ID:jjoKVnwB0
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:58:03.59 ID:jnC08NG90
うー……
すみません、ここまでまた没りますorz
4月18日に、ブログにてスレ建て直しを報告させていただきます。
ほんっとうに申し訳ありませんでした。
代わりといってはなんですが、この三時間半での投下量と同量の書き溜めを必ず作ってきます。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/17(金) 23:59:14.60 ID:jjoKVnwB0
あなたはまたそうやって逃げてしまうのね
あらあら
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 00:00:36.63 ID:6BWvg8PV0
>>71 すみません。
一応、このお話は一度160kbほど没にしたものなので、ぶっつけでもどうにかなる……と甘く見てましたorz
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 00:00:46.86 ID:8+Qhk44rO
待つことに異論はないですよ
暫くは
「なんたる○○!」
で遊べるしw
待つのもある意味楽しいです
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 00:01:11.72 ID:+LzMNnLvO
あ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 00:01:32.94 ID:OjijZW5UO
乙!
待ってるぜ
続きまってます
あんまし気負いせずに・・・
つまらないものをお見せしてすみませんでした。
今から直しに入ろうと思います。失礼しました。
さあ皆の者、何たる○○を二次創作する作業に戻るのだ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 00:21:11.17 ID:JkJwJabU0
ああだめだ、今の私にはナグマニウムが足りない。ナグマニウム欠乏症だ……。
>>83 朝「いかん……」
鼎「ん?」
朝「ナグマニウムが不足してきた」
鼎「ナグマニウム?」
朝「そうだ、ナグマニウムだ」
鼎「それは……糖分とか塩分とかみたいなものか?」
朝「その通りだ。なぐまんを見ていないと減ってくる」
鼎「ナグマニウムは……南熊君に含まれているのか?」
朝「はっはっは、当たり前だろう」
な「……食べる?」
食べたらなくなっちまうだろうがーッ! と、誰かさんが申しております。
暇よねぇ
>>85 な「……なぐまんは、素材の味をいかしてほしい、かも」
>>86 さーせん
あ、上でも書いたとおりこのスレは落としていただいて結構です。どうぞごゆっくりお休みくださいすみませんorz
>>88 ああ、そんなかしこまらんでええよん。えせですから。ええ、えせですから。
いやまぁ部屋の片づけしてて暇だっただけさw
この暇人め!
はっはっは、ごめんなさい幽霊一枚絵描く作業に戻りますごめんなさい……。
いや別にそういう意味じゃwww
いやまあ明日客人が来るので部屋を掃除していたわけなんだがもう手遅れ♪
壊滅か……
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 01:16:43.70 ID:2O5XE+z70
ただいま
現代魔法を新刊を待ち続けた俺に死角はなかった
ああ、床に散らばった衣類は行く手をさえぎり、わがベッドにまで侵食している。
数日前まで積み上げられていた本は崩れ、余裕があったはずの収納スペースを見事に埋め尽くしている。
だが、ひとつだけ言える事がある。
音子姉は私の低反発抱き枕。
フルメタの新刊はまだですか・・・
私はベッドの裏の狭い収納スペースを整理していた。
崩れた本を積みなおし、奥へ奥へと進んでいくと急激な目眩に襲われた。
無論、手に握られていたのは数年前のとりふぉ本である。
読んでみた
パネェwwwwwwwwwwwwwwwwwworz
ところどころ気合が入ってるのが笑えるw
涙が出てくるわwwwwww
いろんな意味でー……
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 01:40:47.41 ID:2O5XE+z70
ところでとりふぉってなんなんですか!すか!
eseさんが描いた漫画だよ!
某ブログの1月15日にも通販情報が載ってたらしいよ!
真っ黒な歴史らしいよ!w
ロールパンつき棒娘の出番マダー。
>>105 ちょwwwwwwwっをまwwwwwwwすとぷwwwwwwwwwww
原作書いたのミミさんじゃまいかw
ほんとに鬼畜やわぁ(´・ω・`)
とりふぉ本読み直した今の私なら言える。
とりふぉ本を渡すぐらいなら黒歴史ファイル全公開したほうがまだマシ。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 01:51:30.03 ID:JkJwJabU0
>>108 ならば公開と行こうか。
なぐまん食べたい
>>109 落ち着け少年、私の黒歴史ファイルは拡張子が違うが内容が同じであるファイルを含めると総数2.77GBを超えるぞ。
その上それを見られてなおとりふぉ本見られたら死ねる(`・ω・´)
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:00:47.53 ID:1irmrJlN0
さぁ、うpの時間だ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:01:33.41 ID:JkJwJabU0
>>110 早くうpする作業に戻るんだ!
もしくはとりふぉ本表紙うp
表紙なら某所で
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:18:58.87 ID:JkJwJabU0
>>116 ミミさんのブログで販売中とか。
製作以外に関しては私は一切ノータッチ。
ミミ宅には不良在庫がダンボールでピラミッドを構築しているとかいないとか。
ミミさん……あんたって人は……。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:21:55.79 ID:2O5XE+z70
ほう、それは買わないといけないな
>>117 あはははは……
いやまあ、未開封ダンボールがまだいくつもありますがw
>>118 ミミさんの負債を減らすためには嬉しいが
私としては是非ともやめてほしいw
てかミミさんアレ何冊発注したの?
私は描いただけだからその点あまりよく覚えていないんだが……w
>>121 ネタのつもりで500冊
開けたダンボールは1箱のままw
あはははは、やー壁配置ならもっと売れるかなーって甘く見たのもあるんだけどねwww
>>122 ネタってレベルじゃNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
あんたって人は本当に……
その分もっと身の回りに使えたでしょうに……(´・ω・`)
>>123 いや、あれはやらねばならないという使命感にwww
せめて100冊くらい売れてくれれば楽だったんだけどなぁw
>>124 いやいやいやあーたねww
コミケ初参加でそれはありえんよwwwww
結局通販も含めて現状でも100冊いってないんでそ?
>>126 だからネタというレベルではないとw
夏ごろに金銭的に余裕ができたら100冊ほど買い取って
やきいもに使うか……?
それ以外の使用方法が思いつかんw
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:37:10.88 ID:2O5XE+z70
俺が橋の下においといてやるぜ
>>129 そして記載されているミミさんのメールアドレスを経て本来の持ち主に強制送還されるわけですねわかります。
おおっと、後半8ページがミミさんの文章だった
これは読んでこなければ。
>>131 やめろぉおおおおおおお燃やせぇええええええええ
これを読むと私同様、ミミさんもここ3〜4年でそれなりの成長を遂げたんだなぁとひしひしと以下略
ふはは面白いぞ、面白いぞミミィ! この本は私だけの黒歴史ではなかったのだな!!w
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:46:23.86 ID:JkJwJabU0
>>134 これ、8ページって書いたけどかなりの量があるからうpに数時間はかかりそうだw
黒歴史を所持している人の特権と言うことでー♪
しかしミミさんの文、改めて読むと今は格段に読みやすくなったな。
>>136 いろいろがんばりました。
ええ、没に没を重ねて重ねてがんばってますorz
うわああああああ
あとがきとか死にたくなるわ。分量的にはミミさんのほうがあとがき長いがw
>>138 よぅし、eseさん、夏に新刊出そうZEw
(自主規制的打撃音)
(自主規制的殺傷音)
当時のミミさんつえぇと思った瞬間である。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 02:58:17.09 ID:JkJwJabU0
>>140 これはいいことを聞いた。今度からつかo(自主規制的打撃音
わーん、eseさんがいぢめるー
はっはっはw
だがミミさんや、以前の幽霊コピ本レベルならまだしも
黒歴史本掲載のエピソード2をそのまま漫画化となると
確実に黒歴史同様50ページ近い物になるのだがw
それ以前に制作費がなかろうに(´・ω・`)
>>145 お話としても問題ありだが、また量がすごいなぁw
制作費ないね。貯金も完全に底をついてるし、そんな何万円もはでテコナイな。
しかし歩くピクニック日和かわいいなこのぅ……
なんていうかもう、全部書き直したくなるw
時間的に無理だけどさぁwww
新連載お待ちしております!(`・ω・´)
6月末くらいまですでに予定はびっちり埋まってます(`・ω・´)マジで
(´・ω・`)
いや、余力があるなら書きたいものはそれこそ山のようにあるけれどねぇ……
文章で食える実績がないのでどうにもならんのです(´・ω・`)
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:13:44.63 ID:2O5XE+z70
いま落ちそうになっていた気がしたがそんなことはなかったぜ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:16:20.85 ID:JkJwJabU0
このスレはミミさんとeseさんの対談会場でしょ?
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:20:04.70 ID:JkJwJabU0
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:22:26.24 ID:OjijZW5UO
いただきまふ
スレタイなんか考え直さないとなぁ……
やっぱエルフを連想するよな、これじゃあw
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:26:51.72 ID:eYipuRjbO
いただけない…orz
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:33:34.74 ID:2O5XE+z70
ほ
かなり見たことのないものが混ざってるなw
新旧そろいぶみ、ごちそうさまでした
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:34:48.72 ID:JkJwJabU0
俺、朝になったらバイト行くんだ・・・
寝たいのに寝れねえ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:34:59.18 ID:OjijZW5UO
パスは基本
エルフ知らないんで連想出来ず
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:35:43.90 ID:w5WV7qbSO
仕事中に携帯からこっそり見てるんで、うpされても拾えないorz
……本持ってるから必要ないんだけど、うpされれば欲しくなるのが人情だよね?w
>>165 ああ、『エルフを狩るものたち』っていう漫画があったんだわ
立てレスついてからそういえばそんなのあったな、と思い出した
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:38:17.58 ID:w5WV7qbSO
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:39:49.44 ID:OjijZW5UO
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 03:41:53.88 ID:cfgFFdo30
エルフを狩るものたちとか今のVIPPERが知ってるか微妙なところだな
ぶっちゃけ私自身まともに読んだことないんだけどね
せっかく寝てたのにー
とりあえずパソコン起こさねば・・・
何たる出会い!何たる邂逅!
私にはわかる……
下手に今黒歴史をうpしたら、確実にこのスレは日のある時間まで残る!
だからこのまま寝よう。安全策安全策
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 04:02:59.27 ID:JkJwJabU0
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 04:04:16.85 ID:OjijZW5UO
うpと聞いて
このスレに投下したものがすでに黒歴史ですw
いやほんとにorz
早く実力を身に付けたい
PCが再起動しろ再起動しろうるさいから電源切って見なかったことにするZEEE
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 04:10:46.59 ID:OjijZW5UO
次スレで催促してやっかんな!
せっかく起きたのにー
パソコンも起きたのにー
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 04:22:20.20 ID:OjijZW5UO
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 04:26:09.63 ID:CJAAtRTN0
なんたる○○!はかなり面白かったのに本格的なSSになるとてんでダメだな・・・
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
仕事中にほす
頭が重くなってきた。
眠いorz