兄「ありがとう、妹。ありがとう」

女「おーい、兄ーおっはよー」

兄「おう、おはよう」

すると、後ろから見慣れた顔、聞きなれた声が凄い速さでやってきた。

幼馴染「おぉぉぃ…お、おっはよぉ……ぜぇ…ぜぇ…」

兄「肩で息をするたぁ、この事だな。大丈夫か？」

幼馴染「だ、大丈夫ぅ…ほ、ほら……にこっ……げふっげふ…」

兄「うん、傍目からみると全然大丈夫に見えない」

またもや後ろから見慣れた顔、聞きなれた声が素晴らすぃ速さでやってきた。

男「ぅぉおぉぉぉいぃ…兄ぃぃいいいぃ……ウ゛ェロロォロロ……」

兄「おい男、なんで吐くまで全力で走った？
　　なぁ、なんでだ？鐘が鳴るまでまだ時間があるだろ？
　　幼馴染も結構走ってきたし、アレか、そういう大会があるのか？」

男「そこに…はぁ……兄ん家が…あるかウェロロロォォオロオ…」

兄「よし、わかった、わかったから喋るな、うん
　　俺が質問で捲くし立てたのが悪かった、ごめん、だから口を開けるな」

幼馴染「ウェ――」

兄「我慢しろよ」

これコント？

幼馴染「…」

貰いゲロをした幼馴染は目頭が真っ赤になり涙の雫を溜めていた。

女「…はい、このポリ袋使って、幼馴染」

幼馴染「ヴェロロ…ヴェッ……ドリョロロロオロ……」

兄「女の子が…
　　それよりも家の玄関前によくも嘔吐物の水溜りを作ってくれたな男よ…」

男「ごめ――」

兄「喋るな！！」

男「…」

男は、喋らない代わりに鼻の前で手を合わせた。
そんなこんなしていると玄関の扉が開いた。

妹「みなさん、どうしたんですか？早く家に入ってき――」

男「うん、妹よバケツと雑巾、それと冷蔵庫にあるポカリを持って来てくれ」

全てを理解した妹は兄の言う通りの物を家の中へ取りに行った。

女「やっと二人きりに成れたわね兄…」

兄「女…」
二人は顔を近づける。

イッツ　フォーリンラブ

幼馴染・男「やめ――ゲロロロロリョロオォォオオ！！」

兄・女「……」

兄と女の顔に嘔吐物がクリティカルヒット、
兄に４０の物理的ダメージ、女に水系の攻撃は効かない、
兄に６７０の精神的ダメージ、女に精神なんて存在しな――ゴフッ…ずいまぜんでしだ

女「次は許さない」

幼馴染・男「はい！もう絶対しませ――ンゲリョリョロオロロ！！」

兄と女に嘔吐物が弱点に当たった、
兄はきあいで持ちこたえた、女には効果がないようだ
兄はいいキズグスリを…持ってなかった、女は男に悪魔のキッスをし――ウゲフッッ…ゴベンナザイ

女「誰がルージュラよ」

兄「こら女、メタな話をするんじゃありません！」

女「てへっ、ごめんなさ――」

妹「持ってきました！！」

女はこの時、妹に殺意を憶えたと証言している。

兄「うん妹ありがとう、でもなセリフは最後まで言わせてあげようぜ？」

妹「え？何が？」

女「ううん、なんでもないの、うちの兄が変なこと言ってごめんなさいね？」

妹「いえいえー、うちの兄がいつもお世話になってますー
　　これからも宜しくお願いしますー」

女「はい、わかりました、兄の世話は私に任せて
　　鉄棒の逆上がりから夜の筆卸しまで、セントアンヌ号に乗ったつもりで大丈夫よ」

兄「うん、幼馴染と男を助けてあげよう？」

妹・女「まぁまぁ、この子ったら…おほほほほ」

兄「いや、もういいから！！何そのキャラ！？
　　幼馴染がさっきから口に出しちゃった嘔吐物を涙目でごっくんしてるのを、もう見てらん無いよ！？」

かくして、兄が玄関前の汚物をかたずけ、妹が二人の背中をさすり
女がいあいぎりを習得した

兄「さて、やっと落ち着いて居間にＴＶを付け、見てるわけだが
　　二人ともポカリを飲みすぎだ、何の自棄酒だ」

幼馴染「ったくよぉー、もうやってらんないぜ
　　　　私が何をしたってんだい、ほんともうアレには困ったもんだね」

男「女はきついねぇー、凄く辛いんだろぉー？
　　きっついねぇー、まぁ呑んだ呑んだ、呑んで忘れちまいな」

幼馴染「かたじけねぇ、男はこの痛みをわからねぇってんだから…
　　　　あぁ、いや男全般を言ったわけじゃねぇんだ、勘違いしてくれるなよぉー？」

男「はははは、男全般の代表として俺が名乗りでらぁー
　　本当にすまんのぉー」

幼馴染「ったく、まいらねぇや、ほら、呑みなさいな」

男「あっはっはっは、ありがてぇー」

兄「おいおい、何の事だ」

幼馴染・男「ん？会社で、また女性だけにパソコンの買い替えがあるんだ」

兄「………」

兄はこの時、不条理な何かを抱いた
俺たち学生じゃねぇか…俺たち学生じゃねぇか…あれ？学生じゃないのか？
と…

妹・女「おっしゃぁぁあああいいとも始まったぁぁぁあああああ！！」

妹・女「ビクッ！！」

妹・女「え？」

妹・女「あぁ〜」

妹・女「ｂ」

ここに今、いいとも同盟が結ばれた

兄「…なんかどっと疲れたぞ、コノヤロー」

幼馴染・男「あんたも一杯のむかい？」

兄「お前らいい加減にしないと中身をタバスコに替えるぞ」

幼馴染・男「すみませんでした」

兄「まぁ…いいとも見るか」

テレフォンショッキング

タモリ『こんにちわ』
　『こーんにちわー』
幼馴染・男・兄「こーんにちわー」

妹・女「…」

男「あれ？お前らならやりそうなのに」

タモリ『今日はいい天気です』
　『そーですねー』
幼馴染・男・兄「そーですねー」

妹「そうでもない」

女「そんなにいい天気ではないわよね」

幼馴染「…」

タモリ『言っちゃなんですが、凄くねむいです』
　『そーですねー』
幼馴染・男・兄「そーですねー」

女「なら言わなきゃいいじゃない」

妹「まったく」

兄「…何の同盟かわかった気がするよ」

タモリ『今日のゲストは――』

男「ところで今日、俺らは何をするんだっけ？」

兄「あぁ、今日はアレだよ」

女「アレよね」

幼馴染「アレだよねー」

妹「アレですよー」

男「そうか、アレか」

全員「……」

兄「いや、正直すまんかった
　　今日は、だな、親睦会だ」

女「そうだったわね」

なんだこの支援しづらいスレは

幼馴染「でも、もう十分仲はいいと思うよ？」

兄「うん、前々から普通に顔を合わせたり遊んだりしてるからな
　　でも今日は違う、家族みたいにダラーっとするだけだ」
妹「ダラーっとするだけです」

男「ダラーっとするだけか」

女「例えばどういうことをするの？」

幼馴染「ダラーっとするだけでしょ」

女「…そう」

チュンチュンと小鳥が鳴く声が聞こえた、
皆、ポカリを飲み終え、妹が淹れたお茶をズズーッと飲んでいる

女「長閑ね」

兄「ＴＶ見てたら、そうでもないけどな」

いいともは終わり、ごきげんようが始まっていた。

幼馴染「この人、髪の毛黒かったのにね」

妹「ですね」

兄「あー、妹ー
　　ティッシュ取ってー」
妹「うん、わかったー」

男「トイレ借りるわー」

兄「おう、階段の横にあるから」

男「わかったー」

妹「トイレットペーパーは補充してあるので大丈夫だと思います」

男「おう」

・・・

男「ふぅすっきりしたー」

兄「そうか」

女「大？小？もしくは中？」

男「中ってなんだよ」

女「液状大便、もしくはオナニー」

男「へぇ、中って言うんだな、それ」

女「いや、さっき作った」

男「……」

誰かこの坦々とレスする>>1を止めてやれ

兄「それにしても、よく集まれたもんだな
　　皆、予定とかは大丈夫だったのか？」

女「私は普通に暇だった
　　やることなくても誰かといた方が面白いでしょ、だから来た」

男「俺も」

幼馴染「私だけ置いて家族の皆、旅行行っちゃったから…」

兄「そうか、まぁ、うん、よかった」

妹「私も遊ぶ約束なかったから、参加しました
　　いつもと同じ事してるだけですけど」

女「兄、お父さんとお母さんは？」

兄「去年……叔母の家に遊びに行った時に、崖から落ちて…うぅ……」

幼馴染「またまたぁ」

妹「崖から落ちたのは本当です」

幼馴染「えっ…ご、ごめんなさい」

妹「今、崖から落ちた話は、まったく必要ないですけどね」

女「どういう…」

男「確か、数週間前からオーストラリアに行ってるんだよな？」

>>13
辞める事にします止めてくださりありがとうございます
この後ｓｓで乱交の予定なのですが、私はvipに招かれてないのだと知りました、
昔のvipにもこういう書き込みにくいスレが大量にあった事を忘れないであげてください

さる

と

いぬ

大っ嫌い

死ね！

こういうスレ嫌いじゃない

妹だとか兄だとか、使えば支援してもらえると思うなよ糞が

>>22
落としてくれよ…

保守

キモ

なんという挫折の速さｗｗｗｗ

まぁ挫折してる奴のは大抵読まないからいいけど